JP2010056510A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より簡便な構成で、耐圧が高く、オン抵抗の低い半導体装置を提供すること
【解決手段】本発明にかかる半導体装置は、スーパージャンクション構造を有するMOSFETセルと、MOSFETと並列に接続され、MOSFETセルと同じ平面形状を有するダイオードセルとを有する半導体装置であって、MOSFETセルは、半導体基板9上に形成された第1導電型のエピタキシャル層8と、エピタキシャル層8に形成されたゲート電極4及び第2導電型の第1コラム領域1と、エピタキシャル層8の表面に形成された第2導電型の第1ベース領域5と、第1ベース領域5の表面に形成された第1導電型のソース領域とを備え、ダイオードセルは、エピタキシャル層8に形成された、第1コラム領域1より幅の広い第2導電型の第2コラム領域11と、エピタキシャル層8の表面に形成された第2導電型の第2ベース領域5とを備えるものである。
【選択図】図2
【解決手段】本発明にかかる半導体装置は、スーパージャンクション構造を有するMOSFETセルと、MOSFETと並列に接続され、MOSFETセルと同じ平面形状を有するダイオードセルとを有する半導体装置であって、MOSFETセルは、半導体基板9上に形成された第1導電型のエピタキシャル層8と、エピタキシャル層8に形成されたゲート電極4及び第2導電型の第1コラム領域1と、エピタキシャル層8の表面に形成された第2導電型の第1ベース領域5と、第1ベース領域5の表面に形成された第1導電型のソース領域とを備え、ダイオードセルは、エピタキシャル層8に形成された、第1コラム領域1より幅の広い第2導電型の第2コラム領域11と、エピタキシャル層8の表面に形成された第2導電型の第2ベース領域5とを備えるものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、半導体装置に関し、特に詳しくはスーパージャンクション構造を有する高耐圧半導体装置に関する。
高耐圧半導体装置として、MOS型電界効果トランジスタ(MOSFET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等が用いられている。高耐圧MOSFETの重要な特性には、オン抵抗とブレークダウン耐圧がある。これらオン抵抗とブレークダウン耐圧は、電界緩和層として用いられるエピタキシャル層の抵抗率に依存し、エピタキシャル層中の不純物添加濃度を高くして抵抗率(エピタキシャル抵抗)を下げるとオン抵抗を低減できるが、同時にブレークダウン耐圧が低下してしまうといったトレードオフの関係にある。
MOSFETのオン抵抗は、主として、以下に示す(1)式に表すことができる。
Ron=Rct+Rch+Repi+Rsub ・・・(1)
Ron:オン抵抗
Rct:コンタクト抵抗
Rch:チャネル抵抗
Repi:エピタキシャル抵抗
Rsub:基板抵抗
(1)式より、オン抵抗には、エピタキシャル抵抗のほか、主にコンタクト抵抗、チャネル抵抗、基板抵抗といった成分が含まれていることが分かる。
Ron=Rct+Rch+Repi+Rsub ・・・(1)
Ron:オン抵抗
Rct:コンタクト抵抗
Rch:チャネル抵抗
Repi:エピタキシャル抵抗
Rsub:基板抵抗
(1)式より、オン抵抗には、エピタキシャル抵抗のほか、主にコンタクト抵抗、チャネル抵抗、基板抵抗といった成分が含まれていることが分かる。
これらの成分のうち、チャネル抵抗Rch成分を低減することによってオン抵抗を低減したものが、縦型パワーMOSFETである。縦型パワーMOSFETでは、従来の横型パワーMOSFETよりも素子内のチャネル幅総和を増加させることで、ブレークダウン耐圧を維持しつつ、(1)式のチャネル抵抗Rch成分を低減している。そのため、縦型パワーMOSFETは、従来の横型パワーMOSFETよりも集積度に優れた、低オン抵抗かつ高耐圧のMOSFETとして知られている。
近年、縦型MOSFETにおいてブレークダウン耐圧特性を維持したままオン抵抗を劇的に低減可能な技術として、スーパージャンクション(超接合)構造が提案されている(例えば、特許文献1〜3)。図20は、従来のスーパージャンクション構造を有する縦型MOSFETタイプの半導体装置200の平面レイアウト図である。図21は、図20のXXI−XXI断面図である。従来の半導体装置200は、図20の点線で示すように、単位セルが周期的に配置された平面レイアウトを有している。図20では、正方形の単位セルが互い違いに配置(正方千鳥配置)された例を示している。
また、半導体装置200は、図21に示すように、第1導電型(例えばn型)の半導体基板9の主面(図21における上側の面)上に、電界緩和層として機能する第1導電型のエピタキシャル層8が形成されている。エピタキシャル層8の表層には、第2導電型(例えばp型)のベース領域5が設けられている。また、エピタキシャル層8には、ベース領域5よりも深い位置まで達するトレンチ(溝)が所定の間隔で形成され、このトレンチ内に、図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極4が設けられている(トレンチゲート構造)。ゲート電極4は、隣接する単位セルにまたがって配設されている。
隣接するゲート電極4間のエピタキシャル層8には、第2導電型のコラム領域1が島状に形成されている。エピタキシャル層8には、各単位セルごとに、第2導電型のコラム領域1が島状に形成される。すなわち、各単位セルにおいて、エピタキシャル層8と、このエピタキシャル層8に形成されたコラム領域1とによって、スーパージャンクション構造が構成されている。ベース領域5の表層には、ソース領域3がトレンチと接するように形成されている。そして、各単位セルの中央部は、ソース領域3の形成されていないベースコンタクト部2が設けられている。
エピタキシャル層8上には、ゲート電極4を覆う層間絶縁膜6が形成されている。さらに、これらの上には、ベースコンタクト部2を介してベース領域5と接続するソース電極7が形成されている。また、半導体基板9の裏面(図21における下側の面)側には、ドレイン電極10が設けられている。半導体装置200は、このドレイン電極10と、前述したソース電極7及びゲート電極4の3端子を有している。
このように、従来の半導体装置200は、規則的に配置された単位セルのそれぞれに、スーパージャンクション構造のMOSFET(Super-junction MOSFET:以下、SJ−MOSFETと示す)が設けられた構成となっている。すなわち、半導体装置200には、複数のSJ−MOSFETセルが規則的に配設されている。
このような構成の半導体装置200では、ゲート−ソース間にバイアス電圧が印加されていない静的な状態(SJ−MOSFETのオフ状態)にドレイン−ソース間に逆バイアス電圧を印加すると、2つのpn接合面、即ちベース領域5とエピタキシャル層8とによるpn接合面に加え、コラム領域1とエピタキシャル層8とによるpn接合面から空乏層が広がる。この空乏層により、ドレイン−ソース間の漏れ電流が抑制され、耐圧が維持される。ここで、コラム領域1がSJ−MOSFETセルの縦方向に延在して形成されているため、コラム領域1とエピタキシャル層8のpn接合面による空乏層は、SJ−MOSFETセルの横方向にも広がっていく。そして、コラム領域1とエピタキシャル層8の全体が空乏化されるようになる。よって、半導体装置200のブレークダウン耐圧は、エピタキシャル層8の不純物濃度に依存しなくなり、エピタキシャル層8の厚さのみで決定されることとなる。
そのため、スーパージャンクション構造を採用することにより、エピタキシャル層8の不純物添加濃度を高くしてオン抵抗を低減しつつ、ブレークダウン耐圧を維持することができる。また、ブレークダウン耐圧をエピタキシャル層8の厚さによって調整することが可能となり、半導体装置200におけるオン抵抗とブレークダウン耐圧の組み合わせを多様化することができる。
以上のような構成の縦型SJ−MOSFETの例が特許文献1に開示されている。特許文献1では、コラム領域1は、半導体基板9との界面に至らない深さでエピタキシャル層8の深さ方向に連続して形成されている。なお、縦型SJ−MOSFETにおいて、形成されるコラムの形状にはいくつかのタイプがあり、その他のタイプが、特許文献2、3、及び非特許文献1、2等に記載されている。例えば、特許文献2に開示されたコラムは、深さ方向に離散して配置されている。また、非特許文献1に開示されたコラムは、基板界面に到達する深さで形成されている。
従来の半導体装置200では、アバランシェ耐量を高めるため、コラム領域1は、コラム領域1中の第2導電型不純物濃度Qpがエピタキシャル層8中の第1導電型不純物濃度Qnよりも高く、かつコラム径が大きくなるように設定されている。これは、次のような理由による。SJ−MOSFETセルでは、オン状態からオフ状態へのスイッチング時に、pn接合界面近傍の残留少数キャリアによる電流に加え、外部配線などからの負荷エネルギーによるブレークダウン電流が発生するが、これらの電流をセル内で消費しなくてはならない。このとき、これらの電流パスがトレンチゲート近傍に形成されると、ホットキャリアのゲート絶縁膜への注入等による絶縁破壊、トレンチ側壁に沿って形成される寄生バイポーラ駆動による熱的破壊等が引き起こされてしまう。
図22は、エピタキシャル−コラム間のチャージバランス状態による、SJ−MOSFETの耐圧の変化を示すグラフである(特許文献3参照)。ドレイン−ソース間耐圧(DS間耐圧)は、図22に示すように、コラム領域1中の不純物濃度Qpとエピタキシャル層8中の不純物濃度Qnのチャージバランスによって変化し、Qp=Qnで最大化される。そして、コラム径あるいは不純物添加濃度を高めることによってQp=Qnのバランス状態よりもQpを増加させていくと、コラム領域1の底部にて電界が最大となり、同部を耐圧決定点とすることができる。このように、ブレークダウン電流パスをトレンチゲートから十分離れたコラム領域1の中央に形成してアバランシェ耐量を強化するために、コラム径を大きくし、かつコラム領域1への第2導電型不純物の添加濃度がQp>Qnとなるように高めている。
半導体装置200は、このQp>Qnというチャージバランス状態において、SJ−MOSFETがオフ状態のときには、前述のように、pn接合面から空乏層が広がる。このとき、コラム領域1の形成された深さまでのエピタキシャル層8では、コラム領域1の側壁に沿って横方向に一定量の空乏化が進み、ソース−ドレイン間の電界を緩和できる。一方、コラム領域1の底部に沿って縦方向に広がる空乏層は、ソース−ドレイン間の電界が加わるため、電界を緩和しきれず、アバランシェブレークダウンがコラム領域1の底部に発生することとなる。すなわち、コラム領域1の底部が半導体装置200の耐圧決定点となる。アバランシェブレークダウンによって生成されたキャリアは、コラム領域1、ベース領域5を介してソース電極7へと移動し、ブレークダウン電流が発生する。このとき、前述したように、トレンチゲートから十分離れたコラム領域1の中央にブレークダウン電流パスが形成されるので、ホットキャリアのゲート絶縁膜への注入等による絶縁破壊、トレンチ側壁に沿って形成される寄生バイポーラ駆動による熱的破壊等を防止できる。
図23は、従来の半導体装置200おける、エピタキシャル−コラム間のチャージバランス状態によるアバランシェ耐量及びオン抵抗の変化を示すグラフである。図23では、アバランシェ耐量を示す指標として、外部回路に一定の配線負荷を付加したUIS試験(unclamped inductive switching test)での限界電流Imaxを用いている(非特許文献2参照)。コラム領域1のコラム径や不純物添加濃度を増加させてQp>Qnとなる条件とすると、Imaxが増加し、アバランシェ耐量が十分に高められていることが図23から明らかである。しかし、このコラム径増加により、オン電流経路となるエピタキシャル層8が縮小されて電流経路が制限されてしまう。その結果、オン抵抗Ronが増加し、オン抵抗特性が劣化してしまう。このときのオン抵抗Ron増加は、(1)式におけるエピタキシャル抵抗Repi成分の増加によるものである。
このエピタキシャル抵抗Repiは、オン抵抗Ronの支配的な構成要素であり、次に示す(2)式に表される。
Repi∝(1−(N/100))−1 ・・・(2)
N:第2導電型コラム領域の単位面積当たりの占有率(%)
(2)式より、半導体装置200において、コラム領域1への単位面積当たりの不純物添加量を一定に保ちつつコラム径のみでQpを増加させると、Repiが二次関数的に増加する。従って、オン抵抗Ronは図23に示すように、Qpの増加に伴って二次関数的に増加することになる。なお、半導体装置200の製造工程において、コラム径を一定に維持しつつ、コラム領域1への単位面積当たりの不純物添加濃度を高めようとしても、熱処理等により不純物が拡散し、実質的にコラム径が広がってしまう。そのため、Qp>Qnの条件下ではオン抵抗の増加を抑制するのが困難である。
Repi∝(1−(N/100))−1 ・・・(2)
N:第2導電型コラム領域の単位面積当たりの占有率(%)
(2)式より、半導体装置200において、コラム領域1への単位面積当たりの不純物添加量を一定に保ちつつコラム径のみでQpを増加させると、Repiが二次関数的に増加する。従って、オン抵抗Ronは図23に示すように、Qpの増加に伴って二次関数的に増加することになる。なお、半導体装置200の製造工程において、コラム径を一定に維持しつつ、コラム領域1への単位面積当たりの不純物添加濃度を高めようとしても、熱処理等により不純物が拡散し、実質的にコラム径が広がってしまう。そのため、Qp>Qnの条件下ではオン抵抗の増加を抑制するのが困難である。
このような問題に対して、ダイオードを設けることによって、オン抵抗を維持したままブレークダウン耐圧を高める技術が特許文献4〜9に開示されている。特許文献4〜7では、半導体装置内に規則的に配置されたMOSFETセルの一部をダイオードセル化し、このダイオードセルのP+ベース深さを他のMOSFETセルよりも深め、あるいは浅めに形成している。これにより、ダイオードセルが耐圧決定点となるように設定され、アバランシェ耐量を強化することができる。しかしながら、特許文献4〜7のMOSFETは、コラムが形成されておらず、スーパージャンクション構造とは異なる構成となっている。また、特許文献8では、n型ドレイン層にn型ドリフト層及びp型ドリフト層を設け、n型ドリフト層とp型ドリフト層との間にこれらに接してバリア絶縁膜を形成している。しかしながら、特許文献8のMOSFETは、このバリア絶縁膜によってスーパージャンクション構造が構成されるという特殊な構造となっている。一方、特許文献9は、n−型ドリフト層と、このn−型ドリフト層中に形成されるp−型ピラー層とから構成されるスーパージャンクション構造を有した構成となっている。
図24は、特許文献9に開示された、従来のダイオードを備えたSJ−MOSFETタイプの半導体装置300の構成を示す断面図である。この半導体装置300は、図24に示すように、パワーMOSFET310と、ショットキーバリアダイオード(SBD)320を備えている。
パワーMOSFET310は、n−型ドリフト層311と、このn−型ドリフト層311中に形成される複数のp−型ピラー層312とから構成されるスーパージャンクション構造を有している。n−型ドリフト層311の上側の表面領域には、p−型ピラー層312ごとに設けられ、対応するp−型ピラー層312に接続するp型ベース層315が紙面に垂直な方向にストライプ状に形成されている。p型ベース層315間のn−型ドリフト層311、隣接する2つのp型ベース層315、及びこれらのp型ベース層315に設けられたn型ソース層316に接するゲート絶縁膜318が紙面に垂直な方向に延在するように形成されている。そして、ゲート絶縁膜318上にゲート電極319がそれぞれ紙面に垂直な方向に延在するストライプ状に形成されている。また、隣接するゲート電極319に挟まれた領域に、n型ソース層316とp型ベース層315とに接するソース電極317が紙面に垂直な方向にストライプ状に形成されている。
一方、SBD320は、パワーMOSFET310のソース・ドレイン電極間に並列に接続される。SBD320は、n−型ドリフト層322と、n−型ドリフト層322層中に設けられた複数のp−型ピラー層323とでスーパージャンクション構造が形成されている。n−型ドリフト層322の上側の表面領域には、p−型ピラー層323ごとに設けられ、対応するp−型ピラー層323に接続するガードリング層324が紙面に垂直な方向にストライプ状に形成されている。そして、隣接するガードリング層324、及びこれらのガードリング層324間のn−型ドリフト層322に接するように、アノード電極325が設けられている。このアノード電極325は、パワーMOSFET310のソース端子333に接続される。SBD320を設けることにより、半導体装置300のオン抵抗を維持したままブレークダウン耐圧を高めることができる。
しかしながら、特許文献9に開示された半導体装置300ではSBD320のレイアウトを、パワーMOSFET310とは変えている。具体的には、パワーMOSFET310とSBD320とでは、n型ソース層316の有無だけでなく、ゲート電極319の構成が異なっている。また、MOSFET310よりもSBD320の面積を大きくして確実にブレークダウン耐圧を高めている。これらのことから、半導体装置300として複雑な構成となっており、パワーMOSFET310をSBD320に置き換えて配置しようとすると、面積やレイアウト変更に手間がかかり面倒である。そのため、SBD320の設置場所や数を自由に変更することができない。
本発明にかかる半導体装置は、スーパージャンクション構造を有するMOSFETセルと、前記MOSFETと並列に接続され、前記MOSFETセルと同じ平面形状を有するダイオードセルと、を有する半導体装置であって、前記MOSFETセルは、半導体基板上に形成された第1導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層に設けられたトレンチ内に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記エピタキシャル層に形成された第2導電型の第1コラム領域と、前記エピタキシャル層の表面に形成された第2導電型の第1ベース領域と、前記第1ベース領域の表面に形成された第1導電型のソース領域と、を備え、前記ダイオードセルは、前記エピタキシャル層に形成された、前記第1コラム領域より幅の広い第2導電型の第2コラム領域と、前記エピタキシャル層の表面に形成された第2導電型の第2ベース領域と、を備えるものである。
このような構成にすることにより、ソース領域の有無、及びコラム領域の幅のみがMOSFETセルと異なるダイオードセルを設けることができる。従って、スーパージャンクション構造のMOSFETセルを有する半導体装置において、設けるダイオードセルの配置場所や数を自由に変更することができる。
本発明によれば、より簡便な構成で、耐圧が高く、オン抵抗の低い半導体装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明の実施の形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。尚、各図において同一の符号を付されたものは同様の要素を示しており、適宜、説明が省略されている。
実施の形態1.
初めに、本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体装置100の平面レイアウト図である。図2は、図1のII−II断面図である。本実施の形態の半導体装置100は、図1の点線で示すように、単位セルが周期的に配置された平面レイアウトを有している。ここでは、正方形の単位セルが互い違いに配置(正方千鳥配置)された場合について例示的に示している。この単位セルのピッチサイズは、例えば5μmである。
初めに、本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体装置100の平面レイアウト図である。図2は、図1のII−II断面図である。本実施の形態の半導体装置100は、図1の点線で示すように、単位セルが周期的に配置された平面レイアウトを有している。ここでは、正方形の単位セルが互い違いに配置(正方千鳥配置)された場合について例示的に示している。この単位セルのピッチサイズは、例えば5μmである。
本実施の形態に係る半導体装置100は、図1及び図2に示すように、SJ−MOSFET20の形成されたSJ−MOSFETセルと、ダイオード30の形成されたダイオードセルとを備えている。SJ−MOSFETセル、あるいはダイオードセルが、図1に示す単位セルに形成されている。すなわち、半導体装置100内に規則的に配置された複数のSJ−MOSFETセルの一部がダイオードセル化されたレイアウトとなっている。そのため、図1において、1つのSJ−MOSFETセルの平面形状と1つのダイオードセルの平面形状とが同じである。よって、ダイオードセルはSJ−MOSFETセルと同じ面積を有している。ここでは、1つのダイオードセルが配置された場合を例示的に示している。
そして、半導体装置100は、図2に示すように、第1導電型(例えばn型)の半導体基板9の主面(図2における上側の面)上に、電界緩和層として機能する第1導電型のエピタキシャル層8が形成されている。ここでは、例えば、比抵抗0.4Ω・cm、厚さ5.0μmのエピタキシャル層8が形成されている。エピタキシャル層8の表層には、第2導電型(例えばp型)のベース領域5が設けられている。このベース領域5は、例えば、エネルギー130keV、ドーズ量8.0E12atms/cm2の条件で第2導電型不純物が注入されている。
また、エピタキシャル層8には、ベース領域5よりも深い位置まで達するトレンチ(溝)が所定の間隔で形成され、このトレンチ内に、図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極4が設けられている(トレンチゲート構造)。ゲート電極4は、単位セルの外周縁に形成され、隣接する単位セルにまたがって配設されている。ここでは、図1に示すように、ゲート電極4は、各単位セルを囲うように形成されている。従って、ゲート電極4は、半導体基板9の主面上において、網目状に形成されている。ベース領域5は、ゲート電極4に囲まれて配設され、このゲート電極4によって隣接する単位セルのベース領域5と分離される。ベース領域5は、隣接するゲート電極4間に設けられている。このベース領域5は、ゲート電極4に電圧が印加されたときに、チャネルが形成される領域である。
SJ−MOSFETセルでは、図21に示す従来の半導体装置200と同様、隣接するゲート電極4間のエピタキシャル層8に、第2導電型のコラム領域1が形成されている。エピタキシャル層8には、各SJ−MOSFETセルごとに、第2導電型のコラム領域1が島状に形成される。すなわち、SJ−MOSFETセルは、エピタキシャル層8と、このエピタキシャル層8に形成されたコラム領域1とから構成されるスーパージャンクション構造を有している。ここでは、エピタキシャル層8の半導体基板9との界面に至らない深さ、すなわち半導体基板9と離間される深さでコラム領域1が形成されている。また、コラム領域1は、深さ方向に連続的に形成されている。ゲート電極4は、平面視で、コラム領域1の周辺に配置されている。
また、ベース領域5の表層には、ソース領域3がトレンチと接するように形成されている。そして、各SJ−MOSFETセルの中央部は、ソース領域3の形成されていないベースコンタクト部2が設けられている。すなわち、ソース領域3は、ベースコンタクト部2を囲むように各SJ−MOSFETセルの周辺部に配設されている。
一方、ダイオードセルでは、隣接するゲート電極4間のエピタキシャル層8に、第2導電型のコラム領域11が形成されている。エピタキシャル層8には、ダイオードセルごとに、第2導電型のコラム領域11が島状に形成される。すなわち、ダイオードセルは、エピタキシャル層8と、このエピタキシャル層8に形成されたコラム領域11とから構成されるスーパージャンクション構造を有している。ここでは、半導体基板9と離間される深さでコラム領域11が形成されている。また、コラム領域11は、SJ−MOSFETセルのコラム領域1と同じ深さで形成されている。なお、ダイオードセルでは、SJ−MOSFETセルと同じレイアウトでゲート電極4が設けられている。ゲート電極4は、平面視でコラム領域11の周辺に配置されている。また、ダイオードセルでは、ベース領域5の表層にソース領域3は形成されない。すなわち、ソース領域3は、SJ−MOSFETセルのみに設けられている。
エピタキシャル層8上には、ゲート電極4を覆う層間絶縁膜6が形成されている。さらに、これらの上に、ソース電極7が形成されている。ソース電極7は、SJ−MOSFETセルのベース領域5とベースコンタクト部2を介して接続する。また、ソース電極7は、ダイオードセルのベース領域5と層間絶縁膜6に設けられた開口部を介して接続する。また、半導体基板9の裏面(図2における下側の面)側には、ドレイン電極10が設けられている。半導体装置100は、このドレイン電極10と、前述したソース電極7及びゲート電極4の3端子を有している。このように、半導体装置100において、複数のSJ−MOSFET20と、ダイオード30とは、並列に接続されている。
ここで、SJ−MOSFET20のコラム領域1とダイオード30のコラム領域11について、図3を参照しながら、詳細に説明する。図3は、実施の形態1に係る半導体装置100のSJ−MOSFETセル及びダイオードセルのコラム径とドレイン−ソース間耐圧の関係を示すグラフである。図3に示すように、本実施の形態では、ダイオードセルのコラム領域11は、コラム領域11中の第2導電型不純物濃度Qpがエピタキシャル層8中の第1導電型不純物濃度Qnよりも高くなるように、Qp=Qnのバランス状態よりも大きいコラム径(コラム幅)WDiに設定されている。そして、SJ−MOSFETセルのコラム領域1は、SJ−MOSFETセルの耐圧がダイオードセルの耐圧よりも高く維持される範囲内で、そのコラム径WFETが設定されている。
換言すると、ダイオードセルは、チャージバランス状態がQp>Qnで、コラム径WDiが、SJ−MOSFETセルのコラム径WFETよりも大きくなるように設定されている。これにより、ダイオードセルの耐圧がSJ−MOSFETセルの耐圧よりも低くなるので、アバランシェブレークダウンをダイオードセルのコラム領域11底部に発生させることができる。このとき、トレンチ側壁より十分離れたコラム領域11の中央部にブレークダウン電流経路が形成されるので、このダイオードセルにて十分なアバランシェ耐量を得ることができる。また、ダイオードセルにはソース領域3を形成していないため、トレンチ側壁に沿って形成さえる寄生バイポーラ駆動による熱的破壊が抑制される。さらに、本実施の形態の半導体装置100は、ダイオードセルを具備しない従来の半導体装置200と比べて、形成されるSJ−MOSFETセルのコラム径WFETを小さくすることができるので、アバランシェ耐量を維持しながらオン抵抗を低減できる。
これらコラム領域1、11は、例えば、ドーズ量を6.0E12atms/cm2に固定し、エネルギーを深い方向から2.0MeV、1.5MeV、1.0MeV、0.5MeVの4段階に変えたイオン注入によって形成されている。なお、このような条件下では、コラム径Wが単位セルのセルピッチの半分、ここでは2.5μmとなる場合に、Qp=Qnのバランス状態が得られる。そこで、例えばダイオードセルのコラム径WDiが2.9μm、SJ−MOSFETセルのコラム径WFETが2.3μmとなるコラム領域1、11が形成されている。
このような構成の半導体装置100では、(1)式のオン抵抗Ron構成パラメータのうち基板抵抗Rsub成分を除いた単位チップ面積あたりの規格化オン抵抗は、例えば20mΩ・mm2である。実質的なエピタキシャル層8の厚さは、半導体基板9からのドーパント拡散、及びベース領域5の厚みを考慮すると、およそ3.2μmである。規格化オン抵抗を(1)式の各成分に分解すると、Repi成分は14mΩ・mm2、Rct成分+Rch成分は6mΩ・mm2となる。また、本実施の形態の半導体装置100では、SJ−FETFETセルのコラム占有面積比Nは21%となる。
仮に、ダイオードセルを具備しない従来の半導体装置200に、コラム径WFET2.9μmのコラム領域1が形成されているとすると、コラム占有面積比Nが34%となる。従って、(2)式より、本実施の形態の半導体装置100では、従来の半導体装置200と比べてRepi成分が17%低減することとなる。すなわち、規格化オン抵抗としては、2.4mΩ・mm2の低減となる。
一方、オン電流は、ソース領域3の形成されないダイオードセルには流れないので、本実施の半導体装置100では、従来の半導体装置と比べてオン抵抗が上昇し、Rsub成分を除くRct成分、Rch成分、Repi成分全てが増加する。例えば、半導体装置100において、SJ−MOSFETセル数25個あたりダイオードセルを1個の割合で配置した場合には、従来の半導体装置200と比べて、オン抵抗Ronが4%増加し、規格化オン抵抗として0.8mΩ・mm2分の増加となる。その結果、差し引きすると全体として、1.6mΩ・mm2の規格化オン抵抗低減が実現できる。
以上のように、本実施の形態では、SJ−MOSFETセルと、ソース領域3の有無、及び形成されるコラム領域の幅のみが異なるようにダイオードセルを形成している。そのため、半導体装置100を簡便な構成とすることができ、SJ−MOSFETセルをダイオードセルに置き換えて配置しようとしたときに、平面形状やゲート電極4のレイアウトを変更する手間がかからない。よって、半導体装置100において、ダイオードセルの配置場所や数を自由に変更することができる。この変更は、ソース領域3のマスクを変更するだけで行うことが可能である。また、SJ−MOSFETセルに形成されるコラム領域1のコラム径WFETをダイオードセルに形成されるコラム領域11のコラム径WDiよりも小さくすることができ、ブレークダウン耐圧を維持したままオン抵抗をさらに低減できる。従って、より簡便な構成で、耐圧が高く、オン抵抗の低い半導体装置を提供することができる。
なお、半導体装置100において、SJ−MOSFETセル数に対するダイオードセル数の割合は、任意に決定することができる。また、ダイオードセルは、SJ−MOSFETセル数に対する割合が所望の範囲に維持されている限り、周期的に配置しても、ランダムに配置してもよい。
また、上記説明では、SJ−MOSFETセルの耐圧をダイオードセルの耐圧よりも高く調整する方法として、図3のグラフに示すような耐圧のチャージバランス依存性を利用したが、それに限定されるものではなく、その他の方法を用いてもよい。例えば、前述したUIS試験のような、アバランシェ破壊耐量を確認する方法によって、破壊箇所がダイオードセルとなるように、コラム径を最適化する方法などがある。
実施の形態2.
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、実施の形態2に係る半導体装置110の平面レイアウト図である。図5は、図4のV−V断面図である。本実施の形態の半導体装置110は、図5の点線で示すように、単位セルが周期的に配置された平面レイアウトを有している。ここでは、正方形の単位セルが互い違いに配置(正方千鳥配置)された場合について例示的に示している。本実施の形態では、ゲート電極4のレイアウトが実施の形態1と異なっていて、その他の構成については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、実施の形態2に係る半導体装置110の平面レイアウト図である。図5は、図4のV−V断面図である。本実施の形態の半導体装置110は、図5の点線で示すように、単位セルが周期的に配置された平面レイアウトを有している。ここでは、正方形の単位セルが互い違いに配置(正方千鳥配置)された場合について例示的に示している。本実施の形態では、ゲート電極4のレイアウトが実施の形態1と異なっていて、その他の構成については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図4において、本実施の形態の半導体装置110では、ゲート電極4が半導体基板9の主面上の一方向に直線状に形成されている。直線状のゲート電極4は、所定の間隔で複数形成されている。複数のゲート電極4は並行に配置されている。そして、隣接するゲート電極4間において、コラム領域1、11が離散的に配置されている。従って、図5に示すように、ベース領域5は、図中横方向に隣接する単位セルでつながるよう連続的に形成される。ゲート電極4は、平面視でコラム領域1、11の周辺に配置されている。
このような構成により、ゲート電極4のレイアウトを簡易化することができる。よって、セルピッチが微細化された場合の製造を容易化することができる。また、半導体装置110内におけるゲート電極4の総長さが短くなるので、ゲート容量を低減できる。さらに、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
実施の形態3.
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態3に係る半導体装置120の断面図である。図6は、図2と同様、図1のII−II断面に相当する断面図である。本実施の形態では、コラム領域1、11の形成される深さが実施の形態1と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態3に係る半導体装置120の断面図である。図6は、図2と同様、図1のII−II断面に相当する断面図である。本実施の形態では、コラム領域1、11の形成される深さが実施の形態1と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図6において、本実施の形態の半導体装置120は、SJ−MOSFETセルのコラム領域1と、ダイオードセルのコラム領域11が、エピタキシャル層8の半導体基板9との界面に到達する深さで形成されている。従って、コラム領域1、11の底面が半導体基板9と接している。また、コラム領域1、11は、深さ方向(図中、縦方向)に連続的に設けられている。ここでは、コラム領域1、11が柱状に形成されている。
このように、本実施の形態では、コラム領域1、11をエピタキシャル層8中に最大限の深さまで形成している。これにより、SJ−MOSFETのオフ状態に、コラム領域1とエピタキシャル層8とによるpn接合面から横方向に広がる空乏層の広がりが最大化される。従って、半導体装置120の耐圧を最大化できる。さらに、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
実施の形態4.
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態4に係る半導体装置130の断面図である。図7は、図2及び図6と同様、図1のII−II断面に相当する断面図である。本実施の形態では、コラム領域1、11の形状が実施の形態1と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態4に係る半導体装置130の断面図である。図7は、図2及び図6と同様、図1のII−II断面に相当する断面図である。本実施の形態では、コラム領域1、11の形状が実施の形態1と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図7において、本実施の形態の半導体装置130は、SJ−MOSFETセルのコラム領域1と、ダイオードセルのコラム領域11が、エピタキシャル層8の厚さ方向(図中、縦方向)に離散的に形成されている。すなわち、1つのSJ−MOSFETセルにおいて、複数のコラム領域1が、エピタキシャル層8の厚さ方向にそれぞれ離間して配設されている。また、1つのダイオードセルにおいて、複数のコラム領域11が、エピタキシャル層8の厚さ方向にそれぞれ離間して配設されている。ここでは、エピタキシャル層8の深さ方向に、例えば4つのコラム領域1、11が形成されている。
このように、本実施の形態では、コラム領域1、11をエピタキシャル層8の厚さ方向に不連続で形成している。これにより、SJ−MOSFETのオフ状態に、コラム領域1とエピタキシャル層8とによるpn接合面から空乏層が横方向と縦方向とに広がる。エピタキシャル層8全体が空乏化されたときに、各々のp型コラム領域1から負の電荷を持ったアクセプタイオンと、これを分離する各々のn型エピタキシャル層8内の正の電荷をもったドナーイオンとによる電界が、ソース−ドレイン間に印加されたバイアスと同じ方向になる箇所が形成される。この同じ方向になる箇所は、各々のコラム領域1とエピタキシャル層8の界面に形成され、電界がより高められる。これによって、インパクトイオン化が各々のコラム領域1の底部近傍で発生し、ブレークダウン電流のトレンチ型ゲート電極4側への広がりをより抑制できる。さらに、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
実施の形態5.
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、実施の形態5に係る半導体装置140の平面レイアウト図である。図9は、図8のIX−IX断面図である。なお、説明の便宜上のため、図8では一部の構成要素が省略して記載されている。
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、実施の形態5に係る半導体装置140の平面レイアウト図である。図9は、図8のIX−IX断面図である。なお、説明の便宜上のため、図8では一部の構成要素が省略して記載されている。
本実施の形態の半導体装置140は、図8及び図9に示すように、素子形成領域と外周領域とを備えている。素子形成領域には、実施の形態1と同様、図8の点線で示すように、単位セルが周期的に配置されている。ここでは、正方形の単位セルが互い違いに配置(正方千鳥配置)された場合について例示的に示している。この単位セルのピッチサイズは、例えば5μmである。この素子形成領域には、SJ−MOSFET20の形成されたSJ−MOSFETセルと、ダイオード30の形成されたダイオードセルとが配置されている。SJ−MOSFETセル、あるいはダイオードセルが、素子形成領域に設けられた単位セルに形成されている。従って、オン電流の流れる領域が、素子形成領域である。
このように、本実施の形態では、半導体装置140の素子形成領域内に規則的に配置された複数のSJ−MOSFETセルの一部がダイオードセル化されたレイアウトとなっている。そのため、本実施の形態では、実施の形態1と同様、1つのSJ−MOSFETセルの平面形状と1つのダイオードセルの平面形状とが同じである。よって、ダイオードセルはSJ−MOSFETセルと同じ面積を有している。本実施の形態では、ダイオードセルの配置が実施の形態1と異なっていて、それ以外の素子形成領域内の構成については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。なお、ダイオードセルの配置については後述する。
一方、外周領域は、図8及び図9に示すように、素子形成領域の外側に隣接して形成された領域である。図8では一部しか図示されていないが、外周領域は、例えば素子形成領域を囲むように形成されている。外周領域には、素子分離領域13、フィールド電極14、電極15、及びダミーセル40が設けられている。
素子分離領域13は、図9に示すように、ベース領域5の端部上からその外側のエピタキシャル層8上にかけて形成されている。外周領域は、この素子分離領域13により終端される。そして、素子分離領域13よりも内側の領域に、ダミーセル40が形成されている。ここでは、複数のダミーセル40が外周領域に設けられている。ダミーセル40では、隣接するゲート電極4間のエピタキシャル層8に、第2導電型のコラム領域16が設けられている。エピタキシャル層8には、ダミーセル40ごとに、コラム領域16が島状に形成されている。このコラム領域16は、例えばSJ−MOSFETセルのコラム領域1と略同等、すなわち略同じ形状、寸法(幅)、深さに形成されている。
そして、外周領域のうち、コラム領域16の設けられた領域よりも外側に、フィールド電極14が形成されている。フィールド電極14は、ベース領域5上から素子分離領域13上にかけて連続的に形成されている。このように設けられたフィールド電極14は、コラム領域16よりも外側に配設された部分のゲート電極4と接続する。これによって、素子形成領域内のゲート電極4がフィールド電極14に電気的に接続される。フィールド電極14上は、この上に形成された電極15とさらに接続している。
なお、ダミーセル40では、ベース領域5の表層にソース領域3が形成されない。そして、ダミーセル40では、ゲート電極4及びベース領域5を覆うように層間絶縁膜6が形成されている。すなわち、層間絶縁膜6は、ダミーセル40の全面を覆っている。従って、ダミーセル40のベース領域5は、ソース電極7と接続していない。このように、ダミーセル40は、ソース電極7とのコンタクトを持たないセルである。さらに、層間絶縁膜6は、フィールド電極14の素子形成領域側の端部を乗り越えて、フィールド電極14上に形成されている。
ここで、ダイオードセルの配置について、詳細に説明する。本実施の形態では、ダイオードセルが外周領域に隣接するように設けられている。すなわち、素子形成領域の外周領域に隣接する位置の単位セルには、ダイオードセルが設けられている。外周領域に隣接する位置に設けられたダイオードセルは、素子形成領域と外周領域との境界に沿うように並んで配設されている。従って、例えば、外周領域が素子形成領域を囲むように形成されている場合、素子形成領域の最外周に位置する単位セルがダイオードセルとなる。このように、素子形成領域に規則的に配設されたSJ−MOSFETセルのうち、外周領域に隣接するSJ−MOSFETセルがダイオードセルに置き換えられたレイアウトとなっている。ダイオードセルをこのように外周領域との境界部分に外周領域に沿って配置することによって、次のような効果を奏することができる。
パワー素子のブレークダウン耐圧は、素子形成領域の耐圧と外周領域の耐圧のうち、より低い方の耐圧により決定される。そのため、一般的に、占有面積の小さい外周領域の耐圧が占有面積の大きい素子形成領域の耐圧よりも高く(素子形成領域の耐圧<外周領域の耐圧)なるよう、ブレークダウン時に電流密度が抑えられるような設計となっている。
しかしながら、製造ばらつき等によって、外周領域の耐圧が素子形成領域の耐圧と同等以上(素子形成領域の耐圧≦外周領域の耐圧)となってしまうケースがある。このようなケースでは、素子形成領域と外周領域の境界付近にブレークダウン電流が集中する。従って、本実施の形態の半導体装置140では、このような場合に、外周領域との境界部分に外周領域に沿って形成されたダイオードセル全体でブレークダウン電流を分担することができる。従って、十分なアバランシェ耐量を得ることが可能である。
なお、ダイオードセルの導入に際しては、ダイオードセル数がSJ−MOSFETセル数に対して一定の比率以内に制限される必要がある。これは、実施の形態1で説明したように、ソース領域3の形成されないダイオードセルにはオン電流が流れないため、オン抵抗成分のRct成分、Rch成分、Repi成分全てが増加することになるからである。
例えば、あるパッケージの最大搭載クラスのチップの場合、外周領域に隣接するSJ−MOSFETセルをダイオードセルに置き換えると、SJ−MOSFETセル数が約46万個であるのに対し、外周領域との境界に沿って形成されるダイオードセル数が約3000個となる。この場合、SJ−MOSFETセル数に対するダイオードセル数の比率は、0.65%となる。この比率は、実施の形態1でオン抵抗が低減された例として説明したSJ−MOSFETセル数25個あたりダイオードセルを1個の割合で配置した場合の比率4.0%よりも低い。すなわち、上記パッケージの最大搭載クラスのチップの場合、外周領域に隣接するSJ−MOSFETセルをダイオードセルに置き換えると、ダイオードセルに置き換えない場合よりも、全体としてオン抵抗が低減されることになる。
以上のように、本実施の形態では、SJ−MOSFETセルの一部をダイオードセルに置き換える際に、特に外周領域との境界部分に外周領域に沿ってダイオードセルを配置するようにしている。このようにして配置されたダイオードセル全体でブレークダウン電流を分担することで、素子形成領域の耐圧≦外周領域の耐圧のケースでのアバランシェ耐量を向上できる。さらに、実施の形態1と同様の効果を奏することができ、ブレークダウン耐圧を維持したままオン抵抗をさらに低減できる。従って、より簡便な構成で、耐圧が高く、オン抵抗の低い半導体装置を提供することができる。
なお、本実施の形態では、コラム領域1、11、16がエピタキシャル層8の半導体基板9との界面に至らない深さで、深さ方向に連続的に形成されている場合について例示的に説明をしたが、コラム領域の形成される深さやコラム領域の形状はこれに限るものではない。
図10は、実施の形態5の別の実施例に係る半導体装置141の断面図である。図10は、図9と同様、図8のIX−IX断面に相当する断面図である。例えば、コラム領域1、11、16は、図10に示すように、エピタキシャル層8の半導体基板9との界面に到達する深さで、深さ方向(図中、縦方向)に連続的に設けられていてもよい。このように、本実施の形態は実施の形態3と組み合わせて用いることができる。
図11は、実施の形態5のさらに別の実施例に係る半導体装置142の断面図である。図11は、図9及び図10と同様、図8のIX−IX断面に相当する断面図である。例えば、コラム領域1、11、16は、図11に示すように、エピタキシャル層8の厚さ方向(図中、縦方向)に不連続で形成されていてもよい。このように、本実施の形態は実施の形態4と組み合わせて用いることができる。
また、本実施の形態では、ゲート電極4が半導体基板9の主面上において、網目状に形成されている場合について例示的に説明をしたが、ゲート電極4のレイアウトもこれに限るものではない。図12は、実施の形態5に係るまたさらに別の実施例に係る半導体装置143の平面レイアウト図である。図13は、図12のXIII−XIII断面図である。例えば、図12及び図13に示すように、半導体基板9の主面上の一方向に直線状に形成されたゲート電極4が、並行に複数配置されたレイアウトでもよい。このように、本実施の形態は実施の形態2と組み合わせて用いることができる。
実施の形態6.
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図14及び図15を用いて説明する。図14は、実施の形態6に係る半導体装置150の平面レイアウト図である。図15は、図14のXV−XV断面図である。なお、説明の便宜上のため、図14では一部の構成要素が省略して記載されている。本実施の形態では、外周領域の構成が実施の形態5と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態5と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図14及び図15を用いて説明する。図14は、実施の形態6に係る半導体装置150の平面レイアウト図である。図15は、図14のXV−XV断面図である。なお、説明の便宜上のため、図14では一部の構成要素が省略して記載されている。本実施の形態では、外周領域の構成が実施の形態5と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態5と同様であるため説明を省略する。
図14及び図15において、本実施の形態の半導体装置150は、ダミーセル40が外周領域に形成されていない。従って、外周領域には、素子分離領域13、フィールド電極14、及び電極15が設けられている。そのため、フィールド電極14は、外周領域に隣接するダイオードセルのコラム領域11の設けられた領域よりも外側に形成されている。そして、フィールド電極14は、ベース領域5上から素子分離領域13上にかけて連続的に形成されている。このように設けられたフィールド電極14は、コラム領域11よりも外側に配設された部分のゲート電極4と接続する。これによって、実施の形態5と同様、素子形成領域内のゲート電極4がフィールド電極14に電気的に接続される。そして、フィールド電極14上に形成される層間絶縁膜6は、フィールド電極14の素子形成領域側の端部を覆っている。
なお、本実施の形態では、ダイオードセルの配置は、実施の形態5と同様となっており、外周領域との境界部分に外周領域に沿ってダイオードセルが配置されている。
このように、本実施の形態では、ソース電極7とのコンタクトを持たないダミーセルが形成される領域を外周領域に有していない。これにより、半導体装置150における外周領域の占有面積を減少できる。すなわち、半導体装置150における素子形成領域の占有面積を増加できる。従って、同一チップサイズにて、素子形成領域の面積を拡大することが可能となり、オン抵抗をさらに低減することができる。さらに、実施の形態5と同様の効果を奏することができる。
実施の形態7.
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図16及び図17を用いて説明する。図16は、実施の形態7に係る半導体装置160の平面レイアウト図である。図17は、図16のXVII−XVII断面図である。なお、説明の便宜上のため、図16では一部の構成要素が省略して記載されている。本実施の形態では、外周領域の構成が実施の形態5と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態5と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図16及び図17を用いて説明する。図16は、実施の形態7に係る半導体装置160の平面レイアウト図である。図17は、図16のXVII−XVII断面図である。なお、説明の便宜上のため、図16では一部の構成要素が省略して記載されている。本実施の形態では、外周領域の構成が実施の形態5と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態5と同様であるため説明を省略する。
図16及び図17において、本実施の形態の半導体装置160は、ダミーセル40が外周領域に形成されていない。そして、フィールド電極14が、外周領域に隣接するダイオードセルのコラム領域11の設けられた領域よりも外側に形成されている。フィールド電極14は、ベース領域5上から素子分離領域13上にかけて形成されている。このように設けられたフィールド電極14は、コラム領域11よりも外側に配設された部分のゲート電極4と接続する。これによって、実施の形態5と同様、素子形成領域内のゲート電極4がフィールド電極14に電気的に接続される。
本実施の形態では、フィールド電極14に開口部17が形成されている。そして、上面視で開口部17の内側には、第2導電型のコラム領域16が形成されている。エピタキシャル層8には、開口部17ごとに、コラム領域16が島状に形成されている。このコラム領域16は、例えばSJ−MOSFETセルのコラム領域1と略同等、すなわち略同じ形状、寸法(幅)、深さに形成されている。なお、フィールド電極14上に形成される層間絶縁膜6は、フィールド電極14の素子形成領域側の端部と開口部17とを覆っている。
なお、本実施の形態では、ダイオードセルの配置は、実施の形態5と同様となっており、外周領域との境界部分に外周領域に沿ってダイオードセルが配置されている。
このように、本実施の形態では、フィールド電極14に開口部17を設けて、外周領域にコラム領域16を形成している。これにより、外周領域の耐圧を向上することができる。さらに、実施の形態5と同様の効果を奏することができる。
実施の形態8.
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図18及び図19を用いて説明する。図18は、実施の形態8に係る半導体装置170の平面レイアウト図である。図19は、図18のXIX−XIX断面図である。なお、説明の便宜上のため、図18では一部の構成要素が省略して記載されている。本実施の形態では、ダイオードセルの配置が実施の形態6と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態6と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図18及び図19を用いて説明する。図18は、実施の形態8に係る半導体装置170の平面レイアウト図である。図19は、図18のXIX−XIX断面図である。なお、説明の便宜上のため、図18では一部の構成要素が省略して記載されている。本実施の形態では、ダイオードセルの配置が実施の形態6と異なっていて、それ以外の構成については実施の形態6と同様であるため説明を省略する。
図18及び図19において、本実施の形態の半導体装置170は、ダイオードセルが外周領域との境界部分に外周領域に沿って複数列形成されている。すなわち、外周領域に隣接する位置の単位セルだけでなく、その内側に位置する単位セルにもダイオードセルが設けられている。そのため、素子形成領域に規則的に配設されたSJ−MOSFETセルのうち、外周領域との境界部分の複数列のSJ−MOSFETセルがダイオードセルに置き換えられたレイアウトとなっている。これにより、ブレークダウン電流を分担可能なダイオードセル数は増加する。
ここでは、外周領域との境界部分にダイオードセルが、例えば2列配設されている。従って、素子形成領域の外周領域に隣接する位置の単位セルと、この単位セルの素子形成領域側に隣接する別の単位セルとに、ダイオードセルが設けられている。これにより、ブレークダウン電流を分担可能なダイオードセル数はおよそ2倍に増加する。
このように、本実施の形態では、SJ−MOSFETセルの一部をダイオードセルに置き換える際に、外周領域との境界部分に外周領域に沿ってダイオードセルを複数列にわたって配置するようにしている。このようにしてブレークダウン電流を分担できるダイオードセル数を増加させることにより、電流密度が抑制され、熱的な破壊を回避できる。従って、アバランシェ耐量をさらに向上できる。さらに、実施の形態6と同様の効果を奏することができる。
なお、実施の形態1〜8では、単位セルが正方千鳥配置されている場合について例示的に説明をしたが、単位セルの形状及び配置はこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、単位セルの形状が六角形などの多角形でもよい。また、ストライプ状のゲート電極4をそれぞれの方向に並行に配置して、格子状に設けてもよい。さらに、上記実施の形態1〜8は、適宜組み合わせて用いることができる。
例えば、実施の形態6〜8では、ゲート電極4が網目状に形成されている場合について例示的に説明したが、ゲート電極4は実施の形態2、5で示したようにストライプ状であってもよい。また、実施の形態6〜8においても、実施の形態3〜5で示したように、コラム領域の形成される深さやコラム領域の形状は変更可能である。また、上記実施の形態8の説明では、実施の形態6で示した外周領域の構成と組み合わせた場合として説明したが、実施の形態5、7の外周領域の構成と組み合わせてもよいことは言うまでもない。
なお、実施の形態5〜8の説明では、素子形成領域の外周領域との境界部分以外の部分におけるダイオードセルの配置については言及しなかったが、この部分のダイオードセルの配置は任意に決定することが可能である。従って、素子形成領域の外周領域との境界部分だけにダイオードセルを配置してもよい。また、素子形成領域の外周領域との境界部分とともに、素子形成領域のそれ以外の領域にダイオードセルを配置してもよい。この場合、素子形成領域の外周領域との境界部分以外の部分には、実施の形態1と同様、ダイオードセルを周期的又はランダムに配置できる。すなわち、素子形成領域の外周領域との境界部分以外の部分にダイオードセルが点在されるように配置することができる。
以上の説明は、本発明の実施の形態を説明するものであり、本発明が以上の実施の形態に限定されるものではない。また、当業者であれば、以上の実施の形態の各要素を、本発明の範囲において、容易に変更、追加、変換することが可能である。
1 コラム領域、2 ベースコンタクト部、
3 ソース領域、4 ゲート電極、5 ベース領域、
6 層間絶縁膜、8 エピタキシャル層、9 半導体基板、
10 ドレイン電極、11 コラム領域、
13 素子分離領域、14 フィールド電極、
15 電極、16 コラム領域、17 開口部、
20 SJ−MOSFET、30 ダイオード、
40 ダミーセル、
100、110、120、130 半導体装置、
140、141、142、143 半導体装置、
150、160、170 半導体装置、
200、300 半導体装置、
311 n−型ドリフト層、312 p−型ピラー層、
315 p型ベース層、316 n型ソース層、
317 ソース電極、318 ゲート絶縁膜、
319 ゲート電極、322 n−型ドリフト層、
323 p−型ピラー層、324 ガードリング層、
325 アノード電極、333 ソース端子
3 ソース領域、4 ゲート電極、5 ベース領域、
6 層間絶縁膜、8 エピタキシャル層、9 半導体基板、
10 ドレイン電極、11 コラム領域、
13 素子分離領域、14 フィールド電極、
15 電極、16 コラム領域、17 開口部、
20 SJ−MOSFET、30 ダイオード、
40 ダミーセル、
100、110、120、130 半導体装置、
140、141、142、143 半導体装置、
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317 ソース電極、318 ゲート絶縁膜、
319 ゲート電極、322 n−型ドリフト層、
323 p−型ピラー層、324 ガードリング層、
325 アノード電極、333 ソース端子
Claims (11)
- スーパージャンクション構造を有するMOSFETセルと、
前記MOSFETと並列に接続され、前記MOSFETセルと同じ平面形状を有するダイオードセルと、を有する半導体装置であって、
前記MOSFETセルは、
半導体基板上に形成された第1導電型のエピタキシャル層と、
前記エピタキシャル層に設けられたトレンチ内に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記エピタキシャル層に形成された第2導電型の第1コラム領域と、
前記エピタキシャル層の表面に形成された第2導電型の第1ベース領域と、
前記第1ベース領域の表面に形成された第1導電型のソース領域と、を備え、
前記ダイオードセルは、
前記エピタキシャル層に形成された、前記第1コラム領域より幅の広い第2導電型の第2コラム領域と、
前記エピタキシャル層の表面に形成された第2導電型の第2ベース領域と、を備える半導体装置。 - 前記ゲート電極が、前記MOSFETセルと同じレイアウトで前記ダイオードセルにさらに設けられている請求項1に記載の半導体装置。
- 前記ゲート電極は、平面視で、前記第1コラム領域と前記第2コラム領域の周辺にそれぞれ配置されている請求項2に記載の半導体装置。
- 前記ソース領域は、前記MOSFETセルのみに形成されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記ダイオードセルの耐圧は、前記MOSFETセルの耐圧より小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記エピタキシャル層と、前記第1コラム領域とによって、前記スーパージャンクション構造が形成されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記MOSFETセルが設けられている素子形成領域と、
前記素子形成領域の外側に形成され、素子分離領域が設けられている外周領域と、をさらに有し、
前記ダイオードセルは、前記素子形成領域内に規則的に配置された前記MOSFETセルの一部が置き換えられるように配置されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 前記ダイオードセルは、前記素子形成領域内に、周期的又はランダムに配置されている請求項7に記載の半導体装置。
- 前記素子形成領域の前記外周領域との境界部分に前記ダイオードセルが配置されている請求項7に記載の半導体装置。
- 前記ダイオードセルが、前記外周領域に沿って配置されている請求項9に記載の半導体装置。
- 前記ダイオードセルは、複数列にわたって配置されている請求項10に記載の半導体装置。
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- 2008-11-27 JP JP2008302477A patent/JP2010056510A/ja not_active Withdrawn
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