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JP2010054263A - 回転振動型ジャイロ - Google Patents

回転振動型ジャイロ Download PDF

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JP2010054263A
JP2010054263A JP2008217852A JP2008217852A JP2010054263A JP 2010054263 A JP2010054263 A JP 2010054263A JP 2008217852 A JP2008217852 A JP 2008217852A JP 2008217852 A JP2008217852 A JP 2008217852A JP 2010054263 A JP2010054263 A JP 2010054263A
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JP2008217852A
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Tetsuo Sugita
哲郎 杉田
Mitsuru Koarai
満 小荒井
Yuichi Yamamura
雄一 山村
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Pioneer Corp
Pioneer Micro Technology Corp
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Pioneer Electronic Corp
Pioneer Micro Technology Corp
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Abstract

【課題】可動部の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができる回転振動型ジャイロを提供する。
【解決手段】駆動錘4と、駆動錘4を回転振動させる駆動電極3と、駆動錘4の内側に配設され、X軸周りの角速度を受けたときのコリオリ力で駆動錘4と共にY軸を中心にシーソー様に振動する検出錘5と、基板2上に突設されたアンカー6と、回転振動の吸収機能およびコリオリ力の伝達機能を有し、駆動錘4を検出錘5に連結支持する複数の連結支持ばね8と、Y軸上においてアンカー6と検出錘5との間に掛け渡され、振動する検出錘5のヒンジ軸として機能すると共に、その軸心が可動部10の重心を通るように配設された一対の捻り支持ばね7と、振動する検出錘5の変位を検出する一対の検出電極9と、を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、MEMS(micro electro mechanical system)センサにおける回転振動型の角速度センサである回転振動型ジャイロに関するものである。
従来の回転振動型ジャイロとして、円環形状の質量部の内側に駆動電極を配置したものが知られている(特許文献1参照)。この回転振動型ジャイロは、基板上に突設した固定部(アンカー)と、固定部に支持された平板円形形状の質量部(駆動錘および検出錘)と、固定部と質量部とを連結する放射状の質量支持部(支持ばね)と、質量部を回転振動させる駆動電極と、質量部に対面する4つの検出電極と、を備えている。駆動電極に電圧を印加して質量部を回転振動させた状態で、X軸周りの角速度が作用する(角速度運動)と、コリオリ力が励起されて質量部が、Y軸を中心にシーソー様に振動する。この振動により、質量部と検出電極との間で静電容量が変化し、この変化に基づいて角速度を検出するようになっている。
特開2000−180177号公報
このような従来の回転振動型ジャイロでは、アンカーの部分で可動部がZ軸方向において非対称となるため、水平姿勢以外の姿勢でこれを対象物にセットしたり、X軸方向やY軸方向の加速度を受けると、可動部が自重により微妙に傾くことになる。すなわち、Z軸方向に直交する方向の加速度の影響を受けるため、これがノイズとなって、角速度を一義的に精度良く検出することができない問題があった。また、駆動錘(の部分)と検出錘(の部分)とが一体に形成されているため、駆動錘が回転振動する際に検出錘も回転振動してしまう。検出錘が受けるコリオリ力は微小であるため、駆動錘の回転振動に伴って検出錘が回転振動してしまうと、回転振動がノイズとなってコリオリ力に基づく角速度を正確に検出できないという問題があった。
本発明は、可動部の支持構造に基づくノイズの影響および駆動錘の回転振動に基づくノイズの影響を排除することができる回転振動型ジャイロを提供することをその課題としている。
本発明の回転振動型ジャイロは、平板環状の駆動錘と、駆動錘をその中心を通るZ軸回りに回転振動させる駆動電極と、駆動錘の内側に配設され、X軸回りの角速度を受けたときに生ずるコリオリ力で駆動錘と共にY軸を中心にシーソー様に振動する平板状の検出錘と、基板上に突設され、駆動錘および検出錘を支持するアンカーと、回転振動の吸収機能およびコリオリ力の伝達機能を有し、駆動錘を検出錘に連結支持する複数の連結支持ばねと、Y軸上においてアンカーと検出錘との間に掛け渡され、シーソー様に振動する検出錘のヒンジ軸として機能すると共に、その軸心が駆動錘、検出錘および複数の連結支持ばねを含む可動部の重心を通るように配設された一対の捻り支持ばねと、シーソー様に振動する検出錘の変位を検出する一対の検出電極と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、一対の捻り支持ばねが、駆動錘、検出錘および複数の連結支持ばねを含む可動部の重心を通るように配設されているため、可動部は、アンカーを中心にZ軸方向において対称に支持されることになる。このため、Z軸方向に直交する方向の加速度の影響を受けることがなく、可動部の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができる。また、駆動錘と検出錘とが回転振動の方向に対して縁切りされているため、駆動錘の回転振動に伴って検出錘が回転振動することがなく、駆動錘の回転振動に基づくノイズの影響を排除することができる。したがって、補正等を必要とすることなく、角速度を精度良く検出することができる。
上記の回転振動型ジャイロにおいて、各捻り支持ばねは、Y軸方向に直線状に延在すると共に、Z軸回りの回転振動に対する剛性が、Y軸を中心としたシーソー様の振動に対する剛性よりも高いことが、好ましい。
この構成によれば、一対の捻り支持ばねにより、可動部をアンカーに安定に支持することができ、検出錘に対する加速度の影響を排除することができる。また、捻り支持ばねを、検出錘のシーソー様の振動を吸収してしまうことのないヒンジとして機能させることができる。したがって、角速度の検出感度を低下させることがない。
この場合、シリコンを材料として微細加工技術により製造され、各捻り支持ばねは、検出錘と同厚であって断面方形に形成されると共に、幅と厚みの比が1:2〜10であることが、好ましい。
この構成によれば、可動部に対する上記の支持機能と検出錘のシーソー様の振動に対する上記の非吸収機能と、を好適に達成することができる。
一方、アンカーは、一対の捻り支持ばねに対応し、Y軸上に配設した一対のもので構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、一対の捻り支持ばねにより、検出錘のシーソー様の振動に対する上記の非吸収機能を好適に達成することができると共に、可動部をアンカーにより一層安定に支持することができる。
また、アンカーは、一対の捻り支持ばねに対応し、Y軸上に配設した一対のもので構成され、径方向において、検出錘の外周縁と同位置に配設されていることが、好ましい。
この構成によれば、検出錘を小型化することなく、捻り支持ばねの長さを十分に取ることができ、検出錘のシーソー様の振動に対する上記の非吸収機能を向上させることができる。
さらに、複数の連結支持ばねは、X軸方向およびY軸方向に対し45°の角度を為して径方向に延在する4本のもので構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、駆動錘が検出錘に安定に支持されるため、検出錘にコリオリ力を忠実に伝達することができ、検出感度を高めることができる。また一方で、駆動錘の回転振動を吸収することができるため、回転振動に基づくノイズが検出錘に伝達されるのを防止することができ、検出精度を高めることができる。
同様に、複数の連結支持ばねは、X軸上に位置する2本のもので構成されていてもよい。
この構成によれば、簡単な構造で、検出錘へのコリオリ力の適切な伝達と、検出錘への回転振動の縁切りと、を同時に達成することができる。しかも、Y軸周り(他軸周り)の角速度に対するコリオリ力を、検出錘に伝達し難い構造となるため、この種のノイズも排除することができる。
また、各連結支持ばねは、Z軸方向の振動に対する剛性が、Z軸回りの回転振動に対する剛性よりも高いことが、好ましい。
この構成によれば、駆動錘を検出錘で支持した状態で、駆動錘から検出錘へのコリオリ力の適切な伝達と、駆動錘から検出錘への回転振動の縁切りと、を同時に達成することができる。
上記の回転振動型ジャイロにおいて、駆動錘における回転振動の共振周波数と、検出錘おける振動の共振周波数と、が異なることが好ましい。
この構成によれば、感度は低くなるものの、製造上のばらつきに基づく検出感度のばらつきを抑制することができる。
本発明の他の回転振動型ジャイロは、円板状の駆動錘と、駆動錘をその中心を通るZ軸回りに回転振動させる駆動電極と、駆動錘の外側に囲むように配設され、X軸回りの角速度を受けたときに生ずるコリオリ力で駆動錘と共にY軸を中心にシーソー様に振動する平板環状の検出錘と、基板上に突設され、駆動錘および検出錘を支持するアンカーと、回転振動の吸収機能を有して駆動錘を検出錘に連結支持する複数の連結支持ばねと、Y軸上においてアンカーと検出錘との間に掛け渡され、シーソー様に振動する検出錘のヒンジ軸として機能すると共に、その軸心が駆動錘、検出錘および複数の連結支持ばねを含む可動部の重心を通るように配設された一対の捻り支持ばねと、シーソー様に振動する検出錘の変位を検出する一対の検出電極と、を備えたことを特徴とする。
この場合も、一対の捻り支持ばねが、駆動錘、検出錘および複数の連結支持ばねを含む可動部の重心を通るように配設されているため、可動部は、アンカーを中心にZ軸方向において対称に支持されることになる。このため、Z軸方向に直交する方向の加速度の影響を受けることがなく、可動部の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができる。また、駆動錘と検出錘とが回転振動の方向に対して縁切りされているため、駆動錘の回転振動に伴って検出錘が回転振動することがなく、駆動錘の回転振動に基づくノイズの影響を排除することができる。したがって、補正等を必要とすることなく、角速度を精度良く検出することができる。
以上のように、本発明によれば、一対の捻り支持ばねの軸心が、駆動錘、検出錘および複数の連結支持ばねを含む可動部の重心を通るように配設されているため、可動部の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができる。また、駆動錘と検出錘とが回転振動の方向に対して縁切りされているため、駆動錘の回転振動に基づくノイズの影響を排除することができる。これにより、角速度を精度良く検出することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る回転振動型ジャイロについて説明する。この回転振動型ジャイロは、シリコン等を材料として微細加工技術により製造されるMEMS(micro electro mechanical system)センサにおける1軸の角速度センサであり、平面内において正逆の往復回転振動により駆動する。そして、実施形態のものは、例えば1mm角程度にパッケージングされ製品化されるようになっている。なお、ここでは、図面の左右方向を「X軸方向」、前後方向を「Y軸方向」、貫通方向を「Z軸方向」として説明を進める。
図1に示すように、回転振動型ジャイロ1は、基板2上において、最外周に位置する複数組(実施形態のものは8組)の駆動電極3と、複数組の駆動電極3の内側に配設した平板円環状の駆動錘4と、駆動錘4の内側に広く配設した円板状の検出錘5と、検出錘5の外周縁の位置においてY軸上に対向配置した一対のアンカー6,6と、一対アンカー6,6と検出錘5との間に渡したX軸方向に延びる一対の捻り支持ばね7,7と、駆動錘4と検出錘5との間に渡した4本(複数)の連結支持ばね8と、検出錘5の変位を検出する一対の検出電極9,9と、を備えて構成されている。この場合、駆動錘4および検出錘5(捻り支持ばね7および連結支持ばね8も同じ)は、導電性の部材で構成され、後述する可動駆動電極12は駆動錘4の一部で構成され、可動検出電極17は検出錘5の一部で構成される。
複数の駆動電極3は、駆動錘4の外側において周方向に均等間隔で配置されている。各駆動電極3は、基板2上に一体に形成した固定駆動電極11と、駆動錘4の一部として駆動錘4の外周端から径方向外方に延在するように設けた可動駆動電極12と、で構成されている。固定駆動電極11と可動駆動電極12とは、相互にくし歯の形態で対峙しており、これに交流電圧を印加することで、両電極11,12間に生ずる静電気力により駆動錘4がZ軸周りに回転振動する。
駆動錘4はZ軸を中心とする平板円環状に形成され、また検出錘5は、駆動錘4との間に僅かな間隙を存しZ軸を中心とする円板上に形成されている。駆動錘4と検出錘5とは、同一平面上に位置し同一の厚みを有している。言うまでもないが、検出錘5は、その振動の中心となるY軸に対し左右(X軸方向において)対称に形成されている。
一方、駆動錘4と検出錘5とを連結する4本の連結支持ばね8は、X軸およびY軸方向に対し45°の角度を持って配置され、検出錘5に形成したX字状の長い4つの切欠き部14に内包されるように配設されている。各連結支持ばね8は、幅狭の断面矩形に形成され、構造上、Z軸方向の振動に対する剛性が、Z軸回りの回転振動に対する剛性よりも高くなるようにしている。これにより、駆動錘4の回転振動を吸収すると共に駆動錘4が受けるコリオリ力を検出錘5に伝達する。すなわち、4本の連結支持ばね8により、駆動錘4の回転振動は検出錘5に伝達されないが、コリオリ力による振動は検出錘5に伝達されるようになっている。これにより、検出錘5は、駆動錘4の回転振動の影響を受けることなくコリオリ力によりシーソー様に振動する。
各アンカー6は、Y軸上において検出錘5の周縁部の位置に配設され、検出錘5より僅かに高くなるように基板2上に一体に立設されている。この場合、各アンカー6は丈の低い角柱状に形成されており、その内側面から上記の一対の捻り支持ばね7,7が延在している。各捻り支持ばね7はY軸上において直線状に配設され、検出錘5に深く切り込んだ切欠き部15に内包されるように配設されている。各捻り支持ばね7は検出錘5との間に掛け渡され、検出錘5とこれに連結した駆動錘4とを基板2から浮き上がった状態に支持している。
各捻り支持ばね7は、連結支持ばね8と同様に幅狭の断面矩形に形成され、検出錘5および駆動錘4を支持すると共に、伝達されたコリオリ力によりシーソー様に振動する検出錘5のヒンジ軸として機能する。すなわち、捻り支持ばね7は、いわゆるトーションばねとして機能する。これにより、コリオリ力を受けた検出錘5は、X軸方向の一方の半部と他方の半部とが、一対の捻り支持ばね(Y軸)7,7を中心にシーソー様に振動する。このため、一対の検出電極9では、それぞれの静電容量の変化の差分を取って角速度を検出することになる。したがって、例えばZ軸方向の加速度を受けても、シーソー様の振動が影響を受けることがなく、加速度に基づくノイズが角速度の検出に影響を及ぼすことがない。
この場合、各捻り支持ばね7は、Z軸回りの回転振動に対する剛性が、Y軸を中心としたシーソー様の振動に対する剛性よりも高いことが、好ましい。具体的には、その幅と厚み比が1:2から1:10であることが好ましい。より好ましくは、1:5前後とする。
さらに、一対の捻り支持ばね7は、その軸心が駆動錘4、検出錘5および連結支持ばね8を含む可動部10の重心を通るように配設されている。すなわち、可動駆動電極12を含む駆動錘4、検出錘5、4本の連結支持ばね8および一対の捻り支持ばね7は、同一平面内に同一厚(および同一材質)で形成され、一対の捻り支持ばね7の外端部は、アンカー6の側面に連結されている。これにより、可動部10は、X軸方向およびY軸方向に対称に形成されるだけでなく、Z軸方向においても対称に形成されている。
一対の検出電極9は、検出錘5のX軸方向の一方の半部と他方の半部とにより構成された一対の可動検出電極17,17と、一対の可動検出電極17,17に対し微小間隙(但し、検出錘5の振幅より大きい)を存して対面する一対の固定検出電極18,18と、で構成されている。なお、一対の固定検出電極18,18は、基板2上に設けてもよいが、図示のように封止部材20の内面に設けてもよい。コリオリ力により検出錘5がシーソー様に振動すると、可動検出電極17と固定検出電極18との間の静電容量が変化し、この変化に基づいて角速度が検出される。実施形態のものでは、駆動錘4が回転振動している状態で、例えばX軸周りの角速度を受けると、発生するコリオリ力により駆動錘4と共に検出錘5がY軸を中心にシーソー様に微小振動する。これにより、一対の検出電極9,9の静電容量が変化し、受けた角速度が検出される。
ところで、このような回転振動型ジャイロ1では、駆動錘4における回転振動の共振周波数と、検出錘5おける振動の共振周波数とを同一にすることで、検出感度を高めることができる。しかし、実際の製造において共振周波数を同一にすることは、極めて難しいものとなる。そこで、検出感度の良好な本実施形態のものでは、あえて駆動錘4における回転振動の共振周波数と、検出錘5における振動の共振周波数と、が異なるものとすることも可能である。これにより、感度は低くなるものの、製造上のばらつきに基づく検出感度のばらつきを抑制することができ、且つ製品の歩留りを向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、一対の捻り支持ばね7,7の軸心が、駆動錘4や検出錘5等の可動部10の重心を通るように配設されているため、可動部10は、アンカー(捻り支持ばね7)6を中心にZ軸方向においても対称に支持される。このため、Z軸方向に直交する方向の加速度(重力加速度も含む)の影響を受けることがなく、可動部10の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができる。また、4本の連結支持ばね8により、駆動錘4の回転振動を吸収するようにしているため、検出錘5がこの回転振動に基づくノイズの影響を受けることがない。さらに、検出錘5をシーソー様に振動させる構造であるため、角速度の検出を安定に行うことができる。
次に、図2を参照して、上記の第1実施形態の変形例について説明する。この変形例では、Y軸上において一対のアンカー6,6が駆動回転中心の近傍に背合せに配設され、これに連結した一対の捻り支持ばね7,7が、Y軸上においてアンカー6から外向きに直線状に延在している。この場合も、上記の第1実施形態と同様に、一対の捻り支持ばね7,7は、その軸心が駆動錘4、検出錘5および連結支持ばね8を含む可動部10の重心を通るように配設されている。したがって、この変形例にあっても、可動部10の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができ、角速度の検出精度を向上させることができる。
図3は、第1実施形態の他の変形例を表している。この変形例では、連結支持ばね8を2本(一対)で構成している。すなわち、一対の連結支持ばね8,8が、X軸上においてY軸に対し左右対称に配置されている。上記と同様に、各連結支持ばね8は、幅狭の断面矩形に形成され、構造上、Z軸方向の振動に対する剛性が、Z軸回りの回転振動に対する剛性よりも高くなるように構成されている。そして、駆動錘4の回転振動を吸収すると共に駆動錘4が受けるコリオリ力を検出錘5に伝達する。また、この場合には、駆動錘4と検出錘5とがX軸方向でのみ連結されているため、Y軸周り(他軸周り)の角速度に対するコリオリ力を、検出錘に伝達し難い構造となり、他軸周りのコリオリ力に基づくノイズを排除することができる。したがって、角速度の検出精度をより一層向上させることができる。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係る回転振動型ジャイロ1について説明する。第2実施形態では、第1実施形態の回転振動型ジャイロ1と異なり、外側に検出錘5が配設され内側に駆動錘4が配設されている。すなわち、この回転振動型ジャイロ1は、基板2上において、最外周に位置する平板円環状の検出錘5と、検出錘5の内側に配設した略円板状の駆動錘4と、駆動錘4の左右(X軸方向)の扇状切欠き開口21,21に配設した一対の駆動電極3,3と、Y軸上において駆動錘4の一対の切欠き部分22,22に背合せで配置した一対アンカー6,6と、一対のアンカー6,6と検出錘5との間に渡したY軸方向に直線状に延びる一対の捻り支持ばね7,7と、駆動錘4と検出錘5との間に渡した4本(複数)の連結支持ばね8と、検出錘5の変位を検出する一対の検出電極9,9と、を備えて構成されている。
この場合も、各アンカー6の形態、各捻り支持ばね7の形態および各連結支持ばね8の形態は、変形例を含む第1実施形態のものと同一であり、且つ同様の機能を発揮する。また、駆動電極3および検出電極9においても、個数や配置は異なるものの第1実施形態のものと同様の機能を有している。したがって、この実施形態にあっても、Z軸方向に直交する方向の加速度の影響を受けることがなく、可動部10の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができ、角速度の検出精度を向上させることができる。
次に、図5を参照して、第2実施形態の変形例について説明する。この変形例では、一対のアンカー6,6および一対の捻り支持ばね7,7が、検出錘5の外側に配設されている。すなちわ、Y軸上において一対のアンカー6,6と一対の捻り支持ばね7,7とが、検出錘5の外側に配設されている。また、これに伴って、駆動錘4のX軸上およびY軸上に、計4つの扇状切欠き開口21が形成され、この4つの扇状切欠き開口21に4つの駆動電極3が配設されている。
これら第2実施形態の変形例においても、一対の捻り支持ばね7,7の軸心が、駆動錘5、検出錘4および連結支持ばね8を含む可動部10の重心を通るように配設されている。したがって、この変形例にあっても、Z軸方向に直交する方向の加速度の影響を受けることがなく、可動部10の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができ、角速度の検出精度を向上させることができる。また、捻り支持ばね7とアンカー6とが可動部10の外側に配設されているため、Y軸を中心とするシーソー様の振動に対する剛性を抑えつつ、Z軸回りの回転振動に対する剛性を高めることができる。
第1実施形態に係る回転振動型ジャイロの平面図(a)および断面図(b)である。 第1実施形態の変形例に係る回転振動型ジャイロの平面図である。 第1実施形態の他の変形例に係る回転振動型ジャイロの平面図である。 第2実施形態に係る回転振動型ジャイロの平面図である。 第2実施形態の変形例に係る回転振動型ジャイロの平面図である。
符号の説明
1 回転振動型ジャイロ 2 基板
3 駆動電極 4 駆動錘
5 検出錘 6 アンカー
7 捻り支持ばね 8 連結支持ばね
9 検出電極 10 可動部

Claims (10)

  1. 平板環状の駆動錘と、
    前記駆動錘をその中心を通るZ軸回りに回転振動させる駆動電極と、
    前記駆動錘の内側に配設され、X軸回りの角速度を受けたときに生ずるコリオリ力で前記駆動錘と共にY軸を中心にシーソー様に振動する平板状の検出錘と、
    基板上に突設され、前記駆動錘および前記検出錘を支持するアンカーと、
    前記回転振動の吸収機能および前記コリオリ力の伝達機能を有し、前記駆動錘を前記検出錘に連結支持する複数の連結支持ばねと、
    Y軸上において前記アンカーと前記検出錘との間に掛け渡され、シーソー様に振動する前記検出錘のヒンジ軸として機能すると共に、その軸心が前記駆動錘、前記検出錘および前記複数の連結支持ばねを含む可動部の重心を通るように配設された一対の捻り支持ばねと、
    シーソー様に振動する前記検出錘の変位を検出する一対の検出電極と、を備えたことを特徴とする回転振動型ジャイロ。
  2. 前記各捻り支持ばねは、Y軸方向に直線状に延在すると共に、Z軸回りの回転振動に対する剛性が、Y軸を中心としたシーソー様の振動に対する剛性よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  3. シリコンを材料として微細加工技術により製造され、
    前記各捻り支持ばねは、前記検出錘と同厚であって断面方形に形成されると共に、幅と厚みの比が1:2〜10であることを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  4. 前記アンカーは、前記一対の捻り支持ばねに対応し、Y軸上に配設した一対のもので構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  5. 前記アンカーは、前記一対の捻り支持ばねに対応し、Y軸上に配設した一対のもので構成され、
    径方向において、前記検出錘の外周縁と同位置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  6. 前記複数の連結支持ばねは、X軸方向およびY軸方向に対し45°の角度を為して径方向に延在する4本のもので構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  7. 前記複数の連結支持ばねは、X軸上に位置する2本のもので構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  8. 前記各連結支持ばねは、Z軸方向の振動に対する剛性が、Z軸回りの回転振動に対する剛性よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  9. 前記駆動錘における前記回転振動の共振周波数と、前記検出錘おける前記振動の共振周波数と、が異なることを特徴とする請求項1に記載の回転振動型ジャイロ。
  10. 円板状の駆動錘と、
    前記駆動錘をその中心を通るZ軸回りに回転振動させる駆動電極と、
    前記駆動錘の外側に囲むように配設され、X軸回りの角速度を受けたときに生ずるコリオリ力で前記駆動錘と共にY軸を中心にシーソー様に振動する平板環状の検出錘と、
    基板上に突設され、前記駆動錘および前記検出錘を支持するアンカーと、
    前記回転振動の吸収機能を有して前記駆動錘を前記検出錘に連結支持する複数の連結支持ばねと、
    Y軸上において前記アンカーと前記検出錘との間に掛け渡され、シーソー様に振動する前記検出錘のヒンジ軸として機能すると共に、その軸心が前記駆動錘、前記検出錘および前記複数の連結支持ばねを含む可動部の重心を通るように配設された一対の捻り支持ばねと、
    シーソー様に振動する前記検出錘の変位を検出する一対の検出電極と、を備えたことを特徴とする回転振動型ジャイロ。
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