JP2010047428A - チタン複合塩粉末、その製造方法及びそれを用いたペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決課題】微細であり、且つ、X/Tiモル比が略1であるペロブスカイト型チタン複合酸化物を提供すること。
【解決手段】Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根と、蓚酸根を含有し、BET比表面積が6m2/g以上であり、X元素とTi元素のモル比(X/Ti)が0.98〜1.02であり、1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1 に赤外線吸収スペクトルピークを有することを特徴とするチタン複合塩粉末。
【選択図】図1
【解決手段】Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根と、蓚酸根を含有し、BET比表面積が6m2/g以上であり、X元素とTi元素のモル比(X/Ti)が0.98〜1.02であり、1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1 に赤外線吸収スペクトルピークを有することを特徴とするチタン複合塩粉末。
【選択図】図1
Description
本発明は、特に、圧電体、オプトエレクトロニクス材、誘電体、半導体、センサー等の機能性セラミックの原料として有用なストロンチウム、カルシウム及びマグネシウムの中から選ばれる1種以上の元素とTi元素とを含有するチタン複合塩粉末、その製造方法及びこれを用いたペロブスカイト型チタン複合塩粉末の製造方法に関するものである。
ペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム、ペロブスカイト型チタン酸カルシウム及びペロブスカイト型チタン酸マグネシウムのようなペロブスカイト型チタン複合酸化物は、従来、圧電体、積層セラミックコンデンサー等の機能性セラミックの原料として用いられてきた。
従来、ぺロブスカイト型チタン複合酸化物の製造方法としては、固相法が一般的であるが、一部、水熱合成法、蓚酸塩法、アルコキシド法等の湿式法もある。このうち蓚酸塩法としては、TiCl4とXCl2との水溶液を、H2C2O4水溶液に攪拌下に滴下して、蓚酸塩を得、該蓚酸塩を焼成する方法が一般的である。この蓚酸塩法の特徴は、得られる蓚酸塩の組成が均一であり、目的物を収率良く得られることである。
近年、積層セラミックコンデンサーは、高容量化のために積層数の増加や高誘電率化が求められてきており、このため、原料であるペロブスカイト型チタン複合酸化物には、微細であることが求められている。また、Ti元素に対するSr、Ca又はMg元素(X元素)のモル比(以下「X/Tiモル比」ともいう。)が略1であることも必要である。
ところが、従来の蓚酸法では、微細なペロブスカイト型チタン複合酸化物が得られず、更なる、微細化が求められていた。
従って、本発明の目的は、微細であり、且つ、X/Tiモル比が略1であるペロブスカイト型チタン複合酸化物を提供することにある。また、本発明の目的は、Ti元素と、X元素とを含有する溶液と、蓚酸を含有する溶液とを接触させて得られるチタン複合塩粉末を、800℃程度の低温で焼成しても、炭酸塩等の副生物が残存しないペロブスカイト型チタン複合酸化物の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、蓚酸塩法を用いたペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法について鋭意研究を重ねる中で、(1)Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素とを含有する溶液と、蓚酸根を含有する溶液とを接触させて、チタン複合塩粉末を得る際に、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素とを含有する溶液中に乳酸根を添加し、且つ、両溶液の接触をアルコールを含む溶媒中で行うことにより、微細なチタン複合塩粉末が得られること、(2)該チタン複合塩粉末を800℃程度の低温で焼成しても炭酸塩等の副生物の残存もなく、安定した品質の微細なペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末が得られることを知見し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明(1)は、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根と、蓚酸根を含有し、BET比表面積が6m2/g以上であり、X元素とTi元素のモル比(X/Ti)が0.98〜1.02であり、ピークトップが1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1 にある赤外線吸収スペクトルピークを有することを特徴とするチタン複合塩粉末を提供するものである。
また、本発明(2)は、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根とを含有する溶液(A液)と、蓚酸根を含有する溶液(B液)とを、アルコールを含む溶媒中で接触させることを特徴とするチタン複合塩粉末の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、微細であり、且つ、X/Tiモル比が略1であるペロブスカイト型チタン複合酸化物を提供することができる。また、本発明によれば、Ti元素と、X元素とを含有する溶液と、蓚酸を含有する溶液とを接触させて得られるチタン複合塩粉末を、800℃程度の低温で焼成しても、炭酸塩等の副生物が残存しないペロブスカイト型チタン複合酸化物の製造方法を提供することができる。
本発明のチタン複合塩粉末は、
(1)Ti元素と、
(2)Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、
(3)乳酸根と、
(4)蓚酸根を含有し、
BET比表面積が6m2/g以上であり、X元素とTi元素のモル比(X/Ti)が0.98〜1.02であり、ピークトップが1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1 にある赤外線吸収スペクトルピークを有するチタン複合塩粉末である。
(1)Ti元素と、
(2)Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、
(3)乳酸根と、
(4)蓚酸根を含有し、
BET比表面積が6m2/g以上であり、X元素とTi元素のモル比(X/Ti)が0.98〜1.02であり、ピークトップが1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1 にある赤外線吸収スペクトルピークを有するチタン複合塩粉末である。
本発明のチタン複合塩粉末は、金属元素として、Ti元素と、X元素の少なくとも1種、すなわち、Sr、Ca及びMgのうちの1種又は2種以上の元素を含有している。つまり、本発明のチタン複合塩粉末は、Ti元素及びSr元素を含有するか、Ti元素及びCa元素を含有するか、Ti元素及びMg元素を含有するか、Ti元素、Sr元素及びCa元素を含有するか、Ti元素、Sr元素及びMg元素を含有するか、Ti元素、Ca元素及びMg元素を含有するか、又はTi元素、Sr元素、Ca元素及びMg元素を含有する。
本発明のチタン複合塩粉末において、X元素とTi元素の原子換算のモル比(X/Ti)は、0.98〜1.02、好ましくは0.99〜1.01である。X元素とTi元素の原子換算のモル比が、上記範囲にあることにより、ペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造原料として好適に利用される。なお、本発明のチタン複合塩粉末がX元素を2種以上含有する場合は、X元素の合計の原子換算のモル数でモル比を計算する。
本発明のチタン複合塩粉末は、化学構造中に乳酸根を含んでいる。そのため、本発明のチタン複合塩粉末は、赤外線吸収スペクトルにおいて、乳酸根に由来する赤外線吸収スペクトルピーク、すなわち、ピークトップの位置が1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1にある赤外線吸収スペクトルピークを有する。
更に、本発明のチタン複合塩粉末は、化学構造中に蓚酸根も含んでいる。
本発明のチタン複合塩粉末のBET比表面積は、6m2/g以上、好ましくは
10m2/g以上、特に好ましくは20m2/g以上である。よって、本発明のチタン複合塩粉末は、通常の蓚酸法により得られる蓚酸塩粉末に比べて、微細な粒子粉末である。
10m2/g以上、特に好ましくは20m2/g以上である。よって、本発明のチタン複合塩粉末は、通常の蓚酸法により得られる蓚酸塩粉末に比べて、微細な粒子粉末である。
本発明のチタン複合塩粉末は、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根とを含有する溶液(A液)と、蓚酸根を含有する溶液(B液)とを、アルコールを含む溶媒中で接触させて得られるチタン複合塩粉末である。
本発明のチタン複合塩粉末の化学組成は明らかではないが、X元素と、Ti元素とを前記範囲で含有し、且つ、更に蓚酸根と乳酸根とを含有している複合有機酸塩と考えられる。従って、後述するように、本発明のチタン複合塩粉末を焼成して脱有機酸処理することにより、本発明のチタン複合塩粉末を、ペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末に容易に転換して製造することができる。
本発明のチタン複合塩粉末は、上記特性を有することに加え、塩素含有量が100ppm以下、好ましくは50ppm以下と、実質的に塩素を含有していないものであることが積層コンデンサー等の誘電体の信頼性を確保する点で好ましい。
また、本発明のチタン複合塩粉末は、更に、後述するペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の誘電特性や温度特性を調整する目的で、副成分元素を含有することができる。含有される副成分元素としては、例えば、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuの希土類元素、Li、Bi、Zn、Mn、Al、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Cr、Fe、Mg、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、W、Sn及びSiの中から選ばれる少なくとも1種の元素が挙げられる。副成分元素の含有量は、目的とする誘電特性に合わせて任意に設定することができるが、その含有量はペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末に対して、原子換算で0.001〜20質量%である。
本発明のチタン複合塩粉末は、以下に示す本発明のチタン複合塩粉末の製造方法により、好適に製造される。
本発明のチタン複合塩粉末の製造方法は、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根とを含有する溶液(A液)と、蓚酸根を含有する溶液(B液)とを、アルコールを含む溶媒中で接触させるチタン複合塩粉末の製造方法である。なお、アルコールを含む溶媒中で接触させるとは、アルコールを含有する溶媒中で接触させるということであり、言い換えると、アルコールの存在下で接触させるということである。
本発明のチタン化合物の製造方法に係るA液は、(1)Ti元素と、(2)Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、(3)乳酸根と、を含有している。
A液中のTi元素源としては、チタンアルコキシドや、チタンアルコキシドを水で加水分解したものや、塩化チタン、硫酸チタンなどのチタン塩の水溶液をアンモニア、水酸化ナトリウムなどのアルカリ溶液で加水分解したものが挙げられる。これらのうち、チタンアルコキシドは、副生物がアルコールのみで、塩素や他の不純物の混入を避けることができる点で好ましい。チタンアルコキシドの具体例としては、例えば、チタンメトキシド、チタンエトキシド、チタンプロポキシド、チタンイソプロポキシド、チタンブトキシド等が挙げられ、チタンブトキシドが工業的に容易に入手可能で、原料自体の安定性もよく、また、分離生成するブタノール自体も取り扱いが容易である等の諸物性面から特に好ましい。なお、チタンアルコキシドは、例えば、アルコール等の溶媒に溶解した溶液として用いられる。
なお、本発明において、A液中のTi元素源とは、A液の調製のために用いられるA液調製用原料のことである。つまり、A液は、溶媒に、A液の調製用原料であるTi元素源を添加することにより、調製される。また、後述するA液中のX元素源、乳酸根源及び副成分元素源についても同様である。
A液中のSr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素源(X元素源)としては、例えば、ストロンチウム、カルシウム又はマグネシウムの水酸化物、塩化物、硝酸塩、炭酸塩、酢酸塩、乳酸塩又はアルコキシド等が挙げられる。これらのうち、水酸化物が安価で、且つ、塩素や他の不純物の混入がなく反応を行える点で好ましい。
A液中の乳酸根源は、乳酸、乳酸ナトリウム、乳酸カリウム等の乳酸アルカリ金属塩、乳酸アンモニウム等が挙げられ、これらのうち、乳酸が副生物がなく不要な不純物の混入を避けることができる点で好ましい。
A液中のTi元素源及び乳酸根源の両方を兼ねるものとして、ヒドロキシビス(ラクタト)チタン等の乳酸チタンも用いられる。
A液は、A液中のTi元素源と、X元素源と、乳酸根源とを、溶媒に添加して得られる。A液に係る溶媒は、水又はアルコール或いは水とアルコールとの混合溶媒である。A液の溶媒に係るアルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の1種又は2種以上が挙げられる。
A液としては、微細なチタン複合塩粉末が得られる点で、先に、Ti元素源と乳酸根源とを混合し、次いで、X元素源を添加して調製されたものが好ましく、先に、チタンアルコキシドと乳酸根源とを混合し、次いで、X元素源を添加して調製したものが特に好ましい。先に、Ti元素源、特にチタンアルコキシドと乳酸根源とを混合して両者を接触させることにより、Ti元素源、特にチタンアルコキシドが溶解した安定な透明な溶液を調製できるので、微細なチタン複合塩粉末が得られる。
このため、A液は、Ti元素源及び乳酸根源を混合する第1工程、第1工程で得られた溶液にX元素源を添加する第2工程を行うことにより調製されたものであることが、安定した品質のものが得られる点で特に好ましい。
A液に係る第1工程としては、乳酸根源を溶解した水溶液、乳酸根源を溶解したアルコール溶液、又は乳酸根源を溶解した水及びアルコールの混合溶媒溶液に、Ti元素源を添加するか、或いはTi元素源を含有する水溶液、Ti元素源を含有するアルコール溶液、Ti元素源を含有する水及びアルコールの混合溶媒溶液、又はTi元素源を含有する懸濁液に、乳酸根源を添加するか、或いは液状のTi元素源の場合はそのまま乳酸根源を添加し、次いで、水、アルコール、又は水及びアルコールを添加する方法が挙げられる。
A液中の乳酸根の含有量は、Ti元素の原子換算のモル数に対する乳酸換算のモル数の比(乳酸/Ti)で2〜10、好ましくは4〜8となる量である。A液中のTi元素の原子換算のモル数に対する乳酸換算のモル数の比が、上記範囲未満では、安定なTi元素を溶解した溶液を得ることが難しくなり、一方、上記範囲を超えても効果が飽和し、工業的に有利でない。乳酸根源を添加する温度は使用する溶媒の凝固点以上であれば特に限定されない。
この第1工程での水又はアルコールの配合量は、通常、Ti元素の濃度が原子換算で0.05〜1.7mol/L、好ましくは0.1〜0.7mol/L、乳酸根の濃度が乳酸換算で0.1〜17mol/L、好ましくは0.4〜5.6mol/Lとなる量が望ましい。
次いで、A液に係る第2工程では、第1工程で得られた溶液にX元素源を添加する。A液中に添加するX元素源の添加量は、Ti元素の原子換算のモル数に対するX元素の原子換算のモル比(X/Ti)で、0.93〜1.02、好ましくは0.95〜1.00となる量である。Ti元素の原子換算のモル数に対するX元素の原子換算のモル比(X/Ti)が0.93未満だと、チタン複合塩粉末のX/Tiモル比が0.98未満となり、一方、1.02を超えると、チタン複合塩粉末のX/Tiモル比が1.02を超える。X元素源を添加する温度は使用する溶媒の凝固点以上であれば特に限定されない。
A液に係る第2工程を行った後、必要により、水、アルコール、又は水及びアルコールにより濃度調整を行ってもよい。
A液中の各成分の濃度は、Ti元素が原子換算で0.05〜1.7mol/L、好ましくは0.1〜0.7mol/L、X元素が原子換算で0.0465〜1.734mol/L、好ましくは0.095〜0.7mol/L、乳酸根が乳酸換算で0.1〜17mol/L、好ましくは0.4〜5.6mol/Lである。
また、A液は、後述するペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の誘電特性や温度特性を調整する目的で、必要に応じて、更に副成分元素を含有することができる。A液に含有される副成分元素としては、例えば、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、及びLuの希土類元素、Li、Bi、Zn、Mn、Al、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Cr、Fe、Mg、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、W、Sn及びSiの中から選ばれる少なくとも1種の元素が挙げられる。副成分元素源としては、副成分元素の酢酸塩、炭酸塩、硝酸塩、乳酸塩又はアルコキシドが挙げられる。副成分元素含有の含有量は、目的とする誘電特性に合わせて任意に設定され、例えば、副成分元素の原子換算の合計質量が、ペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末に対して0.001〜20質量%である。
本発明のチタン複合塩粉末の製造方法に係るB液は、蓚酸根を含有している。B液は、蓚酸根源を、水又はアルコール或いは水及びアルコールの混合溶媒に添加して得られる。B液に係る蓚酸根源としては、蓚酸二水和物、無水蓚酸が挙げられる。B液の溶媒に係るアルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の1種又は2種以上が挙げられる。
なお、本発明において、B液中の蓚酸根源とは、B液の調製のために用いられるB液調製用原料のことである。つまり、B液は、溶媒に、B液の調製用原料である蓚酸根源を添加することにより、調製される。
B液中の蓚酸根の濃度は、通常蓚酸換算で0.04〜5.1mol/L、好ましくは0.1〜2.1mol/Lである。B液中の蓚酸根の濃度が上記範囲内であることにより、チタン複合塩粉末の収率が高くなるため好ましい。
そして、本発明のチタン複合塩粉末の製造方法では、A液とB液とを、アルコールを含む溶媒中で接触させることにより、チタン複合塩粉末を得る。A液とB液とを接触させる際の温度は、好ましくは5〜60℃、特に好ましくは10〜40℃である。
本発明のチタン複合塩粉末の製造方法において、A液とB液とを、アルコールを含む溶媒中で接触させる方法の形態例としては、
(1)A液にB液を添加するか又はB液にA液を添加することにより行う方法(以下、接触方法(1)とも記載する。)、
(2)アルコールを含む溶媒(C液)に、A液を添加しつつ、C液に、B液を添加することにより行う方法(接触方法(2)とも記載する。)、
が挙げられる。接触方法(2)が、均一な化学組成比の粉末を作製できる点で好ましい。
(1)A液にB液を添加するか又はB液にA液を添加することにより行う方法(以下、接触方法(1)とも記載する。)、
(2)アルコールを含む溶媒(C液)に、A液を添加しつつ、C液に、B液を添加することにより行う方法(接触方法(2)とも記載する。)、
が挙げられる。接触方法(2)が、均一な化学組成比の粉末を作製できる点で好ましい。
接触方法(1)の場合、A液は、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる1種以上の元素(X元素)と、乳酸根とを含有する水溶液又はアルコールを含む溶液であり、且つ、B液は、蓚酸根を含有するアルコールを含む溶液である。なお、Ti元素と、X元素と、乳酸根とを含有する水溶液又はアルコールを含む溶液とは、Ti元素と、X元素と、乳酸根とを含有する水溶液、Ti元素と、X元素と、乳酸根とを含有するアルコール溶液、又はTi元素と、X元素と、乳酸根とを含有する水及びアルコールの混合溶媒溶液である。また、蓚酸根を含有するアルコールを含む溶液とは、蓚酸根を含有するアルコール溶液、又は蓚酸根を含有する水及びアルコールの混合溶媒溶液である。つまり、接触方法(1)の場合、A液の溶媒は、水溶媒又はアルコール溶媒或いは水及びアルコールの混合溶媒のいずれでもよいが、B液の溶媒は、アルコールを含む溶媒、すなわち、アルコール溶媒或いは水及びアルコールの混合溶媒である。B液の溶媒はアルコール濃度が高いほどより好ましいが、接触方法(1)の場合、B液が、水を一切含んではならないということではなく、本発明の効果を妨げない範囲で、水を含んでいてもよい。例えば、蓚酸根源に水和している水和水や、蓚酸根源が吸湿している吸湿水等は、許容される。また、アルコール溶媒に蓚酸根源の水溶液を添加してB液を調製する場合も、調製後のB液中の水の含有量が、本発明の効果を妨げない範囲であるならば、許容される。B液中の水の含有量は、好ましくは30質量%以下、特に好ましくは15質量%以下である。また、A液の溶媒がアルコール又は水及びアルコールの混合溶媒の場合、A液中の水の含有量は、特に制限されないが、微細なチタン複合塩粉末が得易くなる点で、水の含有量が少ない方がより好ましい。
また、接触方法(1)は、例えば、A液及びB液とを管内で合流させて接触する方法であってもよい。この場合、管内で生成物の析出が起こる管であれば、管の長さ、管の形状或いは管径等は特に制限はない。このような管としては、例えば、スタチィックミキサー、テフロン(登録商標)チューブ或いは塩ビホース等が挙げられる。また、管内のA液とB液の送液をスムーズにする目的で空気、又は不活性ガスを管内に導入しながら反応を行うことができる。
また、接触方法(1)は、例えば、A液及びB液とを管内で合流させて接触する方法であってもよい。この場合、管内で生成物の析出が起こる管であれば、管の長さ、管の形状或いは管径等は特に制限はない。このような管としては、例えば、スタチィックミキサー、テフロン(登録商標)チューブ或いは塩ビホース等が挙げられる。また、管内のA液とB液の送液をスムーズにする目的で空気、又は不活性ガスを管内に導入しながら反応を行うことができる。
接触方法(2)の場合、A液は、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる1種以上の元素(X元素)と、乳酸根とを含有する水溶液又はアルコールを含む溶液であり、且つ、B液は、蓚酸根を含有する水溶液又はアルコールを含む溶液である。なお、Ti元素と、X元素と、乳酸根とを含有する水溶液又はアルコールを含む溶液とは、Ti元素と、X元素と、乳酸根とを含有する水溶液、Ti元素と、X元素と、乳酸根とを含有するアルコール溶液、又はTi元素と、X元素と、乳酸根とを含有する水及びアルコールの混合溶媒溶液である。また、蓚酸根を含有する水溶液又はアルコールを含む溶液とは、蓚酸根を含有する水溶液、蓚酸根を含有するアルコール溶液、又は蓚酸根を含有する水及びアルコールの混合溶媒溶液である。つまり、接触方法(2)の場合、A液の溶媒は、水溶媒又はアルコール溶媒或いは水及びアルコールの混合溶媒のいずれでもよく、また、B液の溶媒は、水溶媒又はアルコール溶媒或いは水及びアルコールの混合溶媒のいずれでもよい。なお、A液の溶媒がアルコール溶媒又は水及びアルコールの混合溶媒の場合、A液中の水の含有量は、特に制限されないが、微細なチタン複合塩粉末が得易くなる点で、水の含有量が少ない方がより好ましい。また、B液の溶媒が、アルコール溶媒又は水及びアルコールの混合溶媒の場合、B液中の水の含有量は、特に制限されないが、微細なチタン複合塩粉末が得易くなる点で、水の含有量が少ない方がより好ましい。
接触方法(2)に係るC液は、アルコールを含む溶媒、すなわち、アルコール溶媒、又は水及びアルコールの混合溶媒である。C液のアルコールを含む溶媒は、アルコール濃度が高いほどより好ましいが、接触方法(2)の場合、C液が、水を一切含んではならないということではなく、本発明の効果を妨げない範囲で、水を含んでいてもよい。C液に係るアルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の1種又は2種以上が挙げられるが、A液又はB液のアルコールと同じものが好ましい。C液中の水の含有量は、好ましくは30質量%以下、特に好ましくは15質量%以下である。
接触方法(2)の場合、C液に、A液を添加しつつ、C液に、B液を添加するが、「C液に、A液を添加しつつ、C液に、B液を添加する。」とは、C液へのA液の添加時間とC液へのB液の添加時間とが、完全に又は一部重なっていることを指す。そして、C液へのA液の添加時間とC液へのB液の添加時間が、完全に重なっていること、すなわち、A液の添加開始とB液の添加開始とが同時であり且つA液の添加終了とB液の添加終了が同時であることが、チタン複合塩粉末中の組成調整が容易になる点で好ましいが、本発明の効果を損なわない程度であれば、両者は完全に重なっていなくてもよく、少なくともA液が添加されている間は、B液が添加されていればよい。
本発明のチタン複合塩粉末の製造方法において、A液とB液とを接触させる際のA液及びB液の量は、A液中のTi元素の原子換算のモル数に対するB液中の蓚酸根の蓚酸換算のモル数の比(蓚酸/Ti)が、通常1.3〜2.3となる量であることが、高収率でチタン複合塩粉末を得ることができるため好ましい。また、A液とB液とを接触させる際の攪拌速度は、添加開始から反応終了までの間に生成するチタン複合塩粉末を含有するスラリーが常に流動性を示す状態であればよく、特に限定されるものではない。また、A液とB液と接触させる際の接触温度は、使用する溶媒の沸点以下、凝固点以上であれば特に限定されない。A液とB液とを接触させる際の各液の添加時間は30秒間〜180分間、工業的な観点から好ましくは1分間〜60分間であり、一定速度で連続的に行うと、得られるチタン複合塩粉末のX/Tiモル比が略1であり、バラツキが小さい安定した品質のものとなり、且つ、上記範囲内のものを効率良く得ることができるため好ましい。
本発明のチタン複合塩粉末の製造方法において、A液及びB液の添加終了後、必要により、反応液の攪拌を続ける熟成を行う。この熟成を行うと、チタン複合塩粉末の生成反応が完結するため、上記範囲内のBET比表面積、X/Tiモル比が0.98〜1.02、好ましくは0.99〜1.01で組成のバラツキが少ないチタン複合塩粉末を得ることができる。熟成温度は、特に限定されないが、好ましくは10〜50℃であり、熟成時間は3分間以上であれば良い。なお、熟成温度とは、A液及びB液の添加後における反応液全体の温度をいう。
A液及びB液の添加後、あるいは、熟成を行った場合は熟成後、常法により固液分離し、必要により洗浄、乾燥及び解砕して、目的とするチタン複合塩粉末を得る。なお、本発明のチタン複合塩粉末の製造方法において、Ti元素源としてチタンアルコキシド、X元素源として水酸化物を用いた場合には、塩素等の不純物を洗浄する洗浄工程を行わなくても高純度なものが得られ、塩素等の不純物を洗浄する洗浄工程を省くことができるという利点を有する。
このようにして、本発明のチタン複合塩粉末の製造方法を行い得られるチタン複合塩粉末は、X/Tiモル比が0.98〜1.02、好ましくは0.99〜1.01であり、BET比表面積が6m2/g以上、好ましくは10m2/g以上、特に好ましくは20m2/g以上であり、ピークトップが1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1にある赤外線吸収スペクトルピークを有し、また、塩素含有量が100ppm以下、好ましくは50ppm以下であることが好ましい。
本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法は、本発明のチタン複合塩粉末を焼成するペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法である。なお、ペロブスカイト型チタン複合酸化物とは、ペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム、ペロブスカイト型チタン酸カルシウム、ペロブスカイト型チタン酸マグネシウムのようなペロブスカイト型のチタン複合酸化物を指す。
ペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末に含まれる蓚酸根や乳酸根に由来の有機物は、材料の誘電体特性を損なうとともに、セラミック化のための熱工程における挙動の不安定要因となるので好ましくない。従って、本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法では、焼成により、本発明のチタン複合塩粉末を熱分解して、ペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末を得ると共に、蓚酸根や乳酸根由来の有機物を十分除去する。
本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法において、焼成温度は、600〜950℃、好ましくは700〜850℃である。焼成温度が、上記範囲未満だと、熱分解によるペロブスカイト型チタン複合酸化物の生成反応が完結し難くなり、一方、上記範囲を超えると、粒成長のため、目的とする微粉のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末が得られ難くなる。焼成の雰囲気は、特に制限されず、大気中、減圧下、酸素又は不活性ガス雰囲気中の何れであってもよい。また、焼成を、所望により何度行ってもよい。或いは、粉体特性を均一にする目的で、一度焼成したものを粉砕し、次いで再焼成してもよい。また、チタン複合塩粉末を空気中230℃以上600℃未満で加熱し、次いで減圧下600℃以上950℃以下で焼成してもよい。
焼成後、適宜冷却し、必要に応じ粉砕すると、ペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末が得られる。なお、必要に応じて行われる粉砕は、焼成して得られるペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末がもろく結合したブロック状のものである場合等に適宜行うが、ペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の粒子自体は下記特定の平均粒径、BET比表面積を有するものである。
すなわち、本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法を行い得られるペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末は、走査型電子顕微鏡(SEM)から求めた平均粒径が、通常0.02〜0.3μm、好ましくは0.05〜0.15μm、BET比表面積が、6m2/g以上、好ましくは8〜20m2/gであり、粒径のバラツキが少ないものである。さらに、本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法を行い得られるペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末は、上記物性に加え、塩素含有量が、好ましくは100ppm以下、さらに好ましくは50ppm以下であり、また、X/Tiのモル比が、0.98〜1.02、好ましくは0.99〜1.01であり、結晶性に優れたものである。
本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法を行い得られるペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末は、積層セラミックコンデンサーの製造用のセラミックシートを得るために用いられ、例えば、積層セラミックコンデンサーを製造する上で、本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法を行い得られるペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末に、従来公知の添加剤、有機系バインダ、可塑剤、分散剤等の配合剤と共に適当な溶媒中に混合分散させてスラリー化し、シート成形を行うことにより、積層セラミックコンデンサーの製造に用いられるセラミックシートを得ることができる。
セラミックシートから積層セラミックコンデンサーを作製するには、まず、セラミックシートの一面に内部電極形成用導電ペーストを印刷し、乾燥後、複数枚の前記セラミックシートを積層し、厚み方向に圧着することにより積層体とする。次に、この積層体を加熱処理して脱バインダ処理を行い、焼成して焼成体を得る。さらに、該燒結体にNiペースト、Agペースト、ニッケル合金ペースト、銅ペースト、銅合金ペースト等を塗布して焼き付ければ積層コンデンサーを得ることができる。
また、例えば、本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法を行い得られるペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末を、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂に配合して、樹脂シート、樹脂フィルム、接着剤等とすると、プリント配線板や多層プリント配線板等の材料、内部電極と誘電体層との収縮差を抑制するための共材、電極セラミック回路基板、ガラスセラミックス回路基板及び回路周辺材料として用いることができる。
また、本発明のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法を行い得られるペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末は、排ガス除去、化学合成等の反応時に使用される触媒や、帯電防止、クリーニング効果を付与する印刷トナーの表面改質材として好適に用いられる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
(B液の調製)
蓚酸2水塩6.67gをエタノール100mlに25℃で溶解しB液とした。
(A液の調製)
テトラ−n−ブチルチタネート8.56gに乳酸18.22gを添加後、純水30gを25℃で攪拌下に少しずつ加えて透明な液を作製した。次いで、水酸化ストロンチウム8水塩6.53gを加えて25℃で溶解させた後、エタノールで希釈して100mlのA液を調製した。
(A液とB液の接触)
攪拌下、エタノール(C液)100mlに対してA液及びB液を同時に25℃で15分間で全量滴下し、滴下終了後25℃で15分間、熟成して沈殿物を得た。
この沈殿物を濾過後、80℃で乾燥して粉末Aを得た。この粉末Aの走査型電子顕微鏡観察(SEM)を行い、また、Sr/Tiモル比、BET比表面積、FT−IR、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量を測定した。なお、Sr/Tiのモル比は蛍光X線法により求めた。その結果を表1に示す。また、粉末Aの走査型電子顕微鏡写真(SEM)を図1に、赤外線吸収スペクトルを図2に示す。
(B液の調製)
蓚酸2水塩6.67gをエタノール100mlに25℃で溶解しB液とした。
(A液の調製)
テトラ−n−ブチルチタネート8.56gに乳酸18.22gを添加後、純水30gを25℃で攪拌下に少しずつ加えて透明な液を作製した。次いで、水酸化ストロンチウム8水塩6.53gを加えて25℃で溶解させた後、エタノールで希釈して100mlのA液を調製した。
(A液とB液の接触)
攪拌下、エタノール(C液)100mlに対してA液及びB液を同時に25℃で15分間で全量滴下し、滴下終了後25℃で15分間、熟成して沈殿物を得た。
この沈殿物を濾過後、80℃で乾燥して粉末Aを得た。この粉末Aの走査型電子顕微鏡観察(SEM)を行い、また、Sr/Tiモル比、BET比表面積、FT−IR、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量を測定した。なお、Sr/Tiのモル比は蛍光X線法により求めた。その結果を表1に示す。また、粉末Aの走査型電子顕微鏡写真(SEM)を図1に、赤外線吸収スペクトルを図2に示す。
(比較例1)
塩化ストロンチウム2水塩477.9g及び四塩化チタン444gを水4100mlに溶解した混合溶液を調整し、これをa液とした。次に蓚酸2水塩620gを70℃の温水1500mlに溶解し蓚酸水溶液を作製し、これをb液とした。a液にb液を70℃で保持しながら攪拌下に120分間かけて添加し、添加終了後、更に70℃で1時間攪拌下に熟成した。冷却後、濾過して沈殿物を回収した。
次に回収した沈殿物を純水4.5Lで3回リパルプして入念に洗浄し、次いで沈殿物を濾過、80℃で乾燥して蓚酸塩Bを得た。
実施例1と同様に、この蓚酸塩Bの走査型電子顕微鏡観察を行い、また、Sr/Tiモル比、BET比表面積、FT−IR、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量を測定した。その結果を表1に示す。また、蓚酸塩BのSEM写真を図3に、赤外線吸収スペクトルを図4に示す。
塩化ストロンチウム2水塩477.9g及び四塩化チタン444gを水4100mlに溶解した混合溶液を調整し、これをa液とした。次に蓚酸2水塩620gを70℃の温水1500mlに溶解し蓚酸水溶液を作製し、これをb液とした。a液にb液を70℃で保持しながら攪拌下に120分間かけて添加し、添加終了後、更に70℃で1時間攪拌下に熟成した。冷却後、濾過して沈殿物を回収した。
次に回収した沈殿物を純水4.5Lで3回リパルプして入念に洗浄し、次いで沈殿物を濾過、80℃で乾燥して蓚酸塩Bを得た。
実施例1と同様に、この蓚酸塩Bの走査型電子顕微鏡観察を行い、また、Sr/Tiモル比、BET比表面積、FT−IR、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量を測定した。その結果を表1に示す。また、蓚酸塩BのSEM写真を図3に、赤外線吸収スペクトルを図4に示す。
(実施例2)
実施例1で得られた粉末A 5gを800℃で6時間大気雰囲気中で焼成し、冷却後、粉砕を行ってペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末を得た。
得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウムの蛍光X線法によるSr/Tiモル比、平均粒径、BET比表面積、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量、残存する炭酸ストロンチウムの有無を評価した。得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末の諸物性を表2に示す。なお、平均粒子径は、倍率5万倍でSEM観察を行い、任意に抽出した粒子50個以上の平均値により求めた。残存する炭酸ストロンチウムの有無はX線回折分析により2θ=25°付近の回折ピークの有無により判断した。また、SEM写真を図5に示す。
実施例1で得られた粉末A 5gを800℃で6時間大気雰囲気中で焼成し、冷却後、粉砕を行ってペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末を得た。
得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウムの蛍光X線法によるSr/Tiモル比、平均粒径、BET比表面積、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量、残存する炭酸ストロンチウムの有無を評価した。得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末の諸物性を表2に示す。なお、平均粒子径は、倍率5万倍でSEM観察を行い、任意に抽出した粒子50個以上の平均値により求めた。残存する炭酸ストロンチウムの有無はX線回折分析により2θ=25°付近の回折ピークの有無により判断した。また、SEM写真を図5に示す。
(比較例2)
比較例1で得られた蓚酸塩B 5gを800℃で6時間大気雰囲気中で焼成し、冷却後、粉砕を行ってペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末を得た。
得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウムの蛍光X線法によるSr/Tiモル比、平均粒径、BET比表面積、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量、残存する炭酸ストロンチウムの有無を評価した。得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末の諸物性を表2に示す。また、SEM写真を図6に示す。
比較例1で得られた蓚酸塩B 5gを800℃で6時間大気雰囲気中で焼成し、冷却後、粉砕を行ってペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末を得た。
得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウムの蛍光X線法によるSr/Tiモル比、平均粒径、BET比表面積、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量、残存する炭酸ストロンチウムの有無を評価した。得られたペロブスカイト型チタン酸ストロンチウム粉末の諸物性を表2に示す。また、SEM写真を図6に示す。
(実施例3)
(B液の調製)
蓚酸2水塩6.67gをエタノール100mlに25℃で溶解しB液とした。
(A液の調製)
テトラ−n−ブチルチタネート8.56gに乳酸18.22gを添加後、純水30gを25℃で攪拌下少しずつ加えて透明な液を作製した。更に、水酸化ストロンチウム8水塩6.53gを加えて25℃で溶解させた後、エタノールで希釈して100mlの溶液にした。次いで、この溶液に対して、水酸化バリウムを、BaO換算で、生成するチタン酸複合酸化物に対して0.2質量%となるように25℃で溶解させ、A液を調製した。
(A液とB液の接触)
攪拌下、エタノール(C液)100mlに対してA液及びB液を同時に25℃で5分間で全量滴下し、滴下終了後25℃で15分間熟成して沈殿物を得た。 この沈殿物を濾過後、80℃で乾燥して粉末Cを得た。この粉末Cを実施例1と同様に走査型電子顕微鏡観察を行い、また、Sr/Tiモル比、BET比表面積、FT−IR、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量、更にBa含有量を測定した。その結果を表3に示す。なお、Sr/Tiのモル比は蛍光X線法により、Ba含有量はICPにより求めた。
(B液の調製)
蓚酸2水塩6.67gをエタノール100mlに25℃で溶解しB液とした。
(A液の調製)
テトラ−n−ブチルチタネート8.56gに乳酸18.22gを添加後、純水30gを25℃で攪拌下少しずつ加えて透明な液を作製した。更に、水酸化ストロンチウム8水塩6.53gを加えて25℃で溶解させた後、エタノールで希釈して100mlの溶液にした。次いで、この溶液に対して、水酸化バリウムを、BaO換算で、生成するチタン酸複合酸化物に対して0.2質量%となるように25℃で溶解させ、A液を調製した。
(A液とB液の接触)
攪拌下、エタノール(C液)100mlに対してA液及びB液を同時に25℃で5分間で全量滴下し、滴下終了後25℃で15分間熟成して沈殿物を得た。 この沈殿物を濾過後、80℃で乾燥して粉末Cを得た。この粉末Cを実施例1と同様に走査型電子顕微鏡観察を行い、また、Sr/Tiモル比、BET比表面積、FT−IR、イオンクロマトグラフィーによる塩素含有量、更にBa含有量を測定した。その結果を表3に示す。なお、Sr/Tiのモル比は蛍光X線法により、Ba含有量はICPにより求めた。
本発明によれば、微細であり、且つ、X/Tiモル比が略1であるペロブスカイト型チタン複合酸化物が得られるので、積層セラミックコンデンサーの高容量化や高誘電率化が可能となる。
Claims (13)
- Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根と、蓚酸根を含有し、BET比表面積が6m2/g以上であり、X元素とTi元素のモル比(X/Ti)が0.98〜1.02であり、ピークトップが1120〜1140cm−1及び1040〜1060cm−1 にある赤外線吸収スペクトルピークを有することを特徴とするチタン複合塩粉末。
- 前記チタン複合塩粉末が、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根とを含有する溶液(A液)と、蓚酸根を含有する溶液(B液)とを、アルコールを含む溶媒中で接触させて得られたものであることを特徴とする請求項1記載のチタン複合塩粉末。
- 塩素含有量が100ppm以下であることを特徴とする請求項1又は2いずれか1項記載のチタン複合塩粉末。
- 更に、希土類元素、Li、Bi、Zn、Mn、Al、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Cr、Fe、Mg、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、W、Sn及びSiの中から選ばれる少なくとも1種の副成分元素を含有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のチタン複合塩粉末。
- Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素(X元素)と、乳酸根とを含有する溶液(A液)と、蓚酸根を含有する溶液(B液)とを、アルコールを含む溶媒中で接触させることを特徴とするチタン複合塩粉末の製造方法。
- 前記A液が、Ti元素と、Sr、Ca及Mgの中から選ばれる少なくとも1種の元素と、乳酸根とを含有する水溶液又はアルコールを含む溶液であり、且つ、前記B液が、蓚酸根を含有するアルコールを含む溶液であり、
前記A液と前記B液の接触を、A液にB液を添加するか又はB液にA液を添加することにより行うこと特徴とする請求項5記載のチタン複合塩粉末の製造方法。 - 前記A液が、Ti元素と、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素と、乳酸根とを含有する水溶液又はアルコールを含む溶液であり、且つ、前記B液が、蓚酸根を含有する水溶液又はアルコールを含む溶液であり、
前記A液と前記B液の接触を、アルコールを含む溶媒(C液)に、A液を添加しつつ、該C液に、B液を添加することにより行うことを特徴とする請求項5記載のチタン複合塩粉末の製造方法。 - 前記A液が、Ti元素源、乳酸源及び水を混合した溶液に、Sr、Ca及びMgの中から選ばれる少なくとも1種の元素源を添加して調製した溶液であることを特徴とする請求項5又は6いずれか1項記載のチタン複合塩粉末の製造方法。
- 前記A液のTi元素源が、チタンアルコキシドであることを特徴とする請求項5〜8いずれか1項記載のチタン複合塩粉末の製造方法。
- 前記A液のX元素源が、水酸化物であることを特徴とする請求項5〜9いずれか1項記載のチタン複合塩粉末の製造方法。
- 前記A液が、更に、希土類元素、Li、Bi、Zn、Mn、Al、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Cr、Fe、Mg、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、W、Sn及びSiの中から選ばれる少なくとも1種の副成分元素を含有することを特徴とする請求項5〜10いずれか1項記載のチタン複合塩粉末の製造方法。
- 請求項1〜4いずれか1項記載のチタン複合塩粉末を焼成することを特徴とするペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法。
- 前記焼成温度が600〜950℃であることを特徴とする請求項12記載のペロブスカイト型チタン複合酸化物粉末の製造方法。
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| JPN6012030489; Peter BLENNOW et al.: 'Synthesis of Nb-doped SrTiO3 by a modified glycine-nitrate process' J. Eur. Ceram. Soc. Vol.27, No.13-15, 2007, p.3609-3612 * |
| JPN6012030490; 深沢純也: '新規前駆体(ナノシュウ酸塩)を用いたチタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムの合成' CREATIVE Vol.10, 2011, p.21-27 * |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018020919A (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | チタン工業株式会社 | トナー用チタン酸ストロンチウム系微細粒子およびその製造方法 |
| CN115433007A (zh) * | 2022-09-22 | 2022-12-06 | 江苏开放大学(江苏城市职业学院) | 一种太阳能光谱宽频吸收材料及其制备方法 |
| CN115433007B (zh) * | 2022-09-22 | 2023-08-29 | 江苏开放大学(江苏城市职业学院) | 一种太阳能光谱宽频吸收材料及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW201014815A (en) | 2010-04-16 |
| KR20100022440A (ko) | 2010-03-02 |
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