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JP2010046275A - クリップパッケージ - Google Patents

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JP2010046275A
JP2010046275A JP2008213106A JP2008213106A JP2010046275A JP 2010046275 A JP2010046275 A JP 2010046275A JP 2008213106 A JP2008213106 A JP 2008213106A JP 2008213106 A JP2008213106 A JP 2008213106A JP 2010046275 A JP2010046275 A JP 2010046275A
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clip
hook
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slider
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JP2008213106A
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Yoshiaki Matsuoka
義明 松岡
Yoshiyuki Kunuki
義幸 九貫
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Fujifilm Corp
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Fujifilm Corp
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Publication date
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Priority to EP10179564A priority patent/EP2263573A3/en
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Priority to US12/544,622 priority patent/US8262678B2/en
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Abstract

【課題】連結部材又は操作ワイヤを所定の連結位置に正確に位置決めしてクリップユニットと操作ワイヤを確実に連結させる。
【解決手段】装填治具82には、スライダ84が組み込まれている。クリップと連結部材48とを連結させた連結クリップユニットが装填治具82内に送り込まれる。連結部材48には、当接面56が形成されている。スライダ84を装填治具82に対して押し込み操作すると、スライダ84の位置決め面170によって当接面56が押圧されて連結部材48が位置決めされるとともに、操作ワイヤ12に設けられた前フック58、後フック59が連結クリップユニットの軸方向と直交する方向に押圧され、連結部材48に前フック58、後フック59が連結される。
【選択図】図16

Description

本発明は、生体内等で止血や傷口の閉塞等を連続して行うことができるクリップ処置具に装填されるクリップユニットと、これをクリップ処置具に装填する装填治具とを備えたクリップパッケージに関する。
クリップ処置具は、内視鏡の鉗子チャンネルを通じて生体内に挿入され、その先端からクリップを突出させ、出血部や病変組織を除去した部位といった患部をクリップで挟み、止血や傷口の閉塞等を行うクリップ処置に用いられる。特許文献1には、クリップとクリップの後端と係合する連結部材とからなるクリップユニットを用い、このクリップユニットをケースに収容した状態でシースに挿通された操作ワイヤと連結させて、クリップユニットをシースに装填する方法が記載されている。操作ワイヤの先端にはクリップユニットの連結部材と連結するフックが設けられている。
クリップユニットの装填は、まず、フックをシースから露出させた状態でケースに形成された開口からケース内に進入させ、フックを連結部材の後端に突き当てて、操作ワイヤを軸方向に沿って移動させることで連結部材にフックを押し込んで連結を行う。次に、連結が完了した後、操作ワイヤを牽引して、クリップユニットをケース外に引き出し、シース内に引き込む。これによれば、操作ワイヤの軸方向の進退操作という簡単な操作でクリップユニットの装填を行うことができる。
特開2002−191609号公報
上記クリップ処置具では、操作ワイヤを軸方向に動かす操作によって連結部材に対するフックの押し込みを行うため、連結部材とフックの径方向の位置を合わせた状態でフックを押し込む必要がある。操作ワイヤは柔軟性が高いため、先端のフックはふらつきやすく、両者の位置決め作業には手間がかかるという懸念もある。例えば、操作ワイヤのフックを連結部材に向けて進めて両者を接近させたときに、両者の径方向の位置がずれている場合には連結が行われないため、操作ワイヤをいったん後退させた後、再度操作ワイヤを進めなければならない。また、両者の径方向の位置がずれている状態でフックが連結部材に押し込まれた場合には、両者の係合が不十分となり連結不良が生じる懸念もある。
そこで、本出願人は、両者の連結を簡単確実に行うための装填治具を備えたクリップパッケージを研究、開発している。この装填治具には、いったんケースから引き出したクリップユニットが先頭から送り込まれる通路と、この通路から露出した連結部材とフックとの連結操作を補助する連結補助部材とが設けられている。連結補助部材は、軸方向において連結部材と重なり合ったフックを押圧して、連結部材にフックを押し込んで連結を完了させるものである。
こうした装填治具を用いる場合には、連結補助部材の押圧力を適切に作用させるために、連結部材の軸方向の位置決めが重要になるので、その対策が求められている。
上記特許文献1には、こうした装填治具に関する記載はなく、連結部材の軸方向の位置決めに関する対策も当然ながら考慮されていない。
本発明は、シースの操作ワイヤとクリップユニットの連結に際して、クリップユニットの連結部を適切な位置に位置決めすることが可能なクリップパッケージを提供することを目的とする。
本発明のクリップパッケージは、処置具のシース内に挿通された操作ワイヤに設けられたフックと後端の連結部が連結されて前記シースに装填されるクリップユニットと、前記クリップユニットを収容し、前記クリップユニットを後端から前記シースに向けて引き出し可能な収容部と、前記収容部から露出した前記連結部と前記フックとの連結操作を補助するための連結補助部材であり、前記連結部、及び前記クリップユニットの軸方向において前記連結部に重なった前記フックのうち少なくとも一方を他方に向けて押圧することにより、両者の連結を完了させる連結補助部材と、前記連結補助部材に設けられ、前記連結補助部材による押圧の際に、前記連結部と係合して前記連結部の前記軸方向の位置決めを行う位置決め部とを有する収容ユニットとを備えたことを特徴とする。
なお、前記連結補助部材は、前記クリップユニットの軸方向と直交するスライド方向に沿ってスライド自在なスライダであり、前記スライダは、スライド方向に対して傾斜し、スライドすることによって、前記フック及び前記連結部の一方を押圧方向に押し込む押し込み量が徐々に増加する押圧面を有していることが好ましい。また、前記位置決め部は、スライド方向における前方から後方に向けて軸方向の幅が広がるように傾斜した位置決め面であることが好ましい。さらにまた、前記連結部は、略円筒形状であり、その周面の段差によって設けられ径方向外側に向けて立ち上がる当接面を有しており、前記当接面と前記位置決め面とが係合することが好ましい。
前記押圧面には、前記押圧面が前記フックを押圧するときに、前記フックが設けられる前記操作ワイヤのワイヤ部分と当接して、前記ワイヤ部分を押圧するワイヤ押圧部が設けられていることが好ましい。また、前記フックは、前記軸方向に所定間隔を空けて配された複数のフック部からなり、前記ワイヤ押圧部は、前記押圧面から押圧方向に突出し、かつ、その両側面がスライド方向における前方から後方に向けて前記軸方向に広がるように傾斜した楔形であり、前方から前記各フック部の間に進入して、前記両側面で各フック部と当接することにより、前記フックの前記軸方向の位置決めを行うことが好ましい。さらにまた、前記収容ユニットは、前記クリップユニットを前記シースに装填する際に使用される装填治具であり、前記装填治具は、前記クリップユニットのケースが接続されるケース接続部を有し、前記収容部は、前記シースに装填される直前に、前記ケースから引き出された前記クリップユニットがその先頭から送り込まれる通路であることが好ましい。
本発明によれば、連結部、及びクリップユニットの軸方向において連結部に重なったフックのうち少なくとも一方を他方に向けて押圧することにより、両者の連結を完了させる連結補助部材に設けられた位置決め部が、連結補助部材による押圧の際に、連結部と係合して連結部の軸方向の位置決めを行うので、連結部を所定の連結位置に正確に位置決めしてクリップユニットと操作ワイヤとを容易に且つ確実に連結させることができる。
図1に示すように、連発式クリップ処置具(以下、クリップ処置具と呼ぶ)10は、円筒状のシース11と、シース11内に挿通された操作ワイヤ12と、シース11内に装填されて操作ワイヤ12に連結される連結クリップユニット13と、シース11と操作ワイヤ12との牽引操作に用いる操作部14を備えている。
図2に示すように、連結クリップユニット13は、1列に連結された複数個の止血クリップ体17(17A〜17C)と、最後尾の止血クリップ体17Cに連結された連結用クリップ体18から構成されている。止血クリップ体17は、クリップ19(19A〜19C)と、クリップ19の外側に装着された筒状の連結リング20(20A〜20C)とを備えている。
図3に示すように、クリップ19は、一枚の細長い板を180度湾曲させて閉塞端を作った後、その両片を交差させ、かつ2つの開放端が対向するように屈曲させて爪部23,23を形成している。クリップ19は、細長い板を交差させた交差部24を境にして、開放端側が腕部25,25であり、閉塞端側がターン部26である。腕部25,25の中央部分には、部分的に広幅とされた凸部27,27が形成されている。
腕部25,25は、外力が加えられていないときに、爪部23,23が離れた開放状態となり、互いに接近するように弾性変形したときに爪部23,23が噛合し、クリップ処置の対象となる患部を挟む閉じ状態となる。爪部23,23は、患部を確実に挟むために、V字のオス型とメス型に形成されている。クリップ19には、生体適合性のある金属を用いることができ、例えば、ばね用ステンレス鋼であるSUS631を用いることができる。
筒状部材である連結リング20は、略円筒形状であり、先端側に配された金属製の締付部30と、後端側に配されたプラスチック製の保持部31とを備えている。止血クリップ体17は、締付部30に形成された締付穴30aに、クリップ19がターン部26側から挿入され、連結リング20がクリップ19の外側に装着されることにより形成される。締付部30は、交差部24の外周を覆う初期位置にセットされ、クリップ19の腕部25,25は、開いた状態となる。
締付穴30aは、クリップ19が連結リング20内に引き込まれたときに、腕部25,25を締め付けて爪部23,23を閉じる。爪部23,23は、腕部25,25が締め付けられることにより、所定の噛合力を発揮する。締付穴30aの径は、クリップ19の凸部27の幅よりも小さいので、クリップ19の凸部27から先は連結リング20内に挿入されない。
図4に示すように、保持部31には、締付穴30aに連なる保持穴31aが形成されている。締付穴30aから挿入されたターン部26は、保持穴31a内に収容される。保持部31の外周面には、中心軸に対して対称に、2つのスカート部38,38が形成されている。スカート部38,38は、保持部31の先端側から後端側に向かって半径方向に広がるように形成されており、外力が加えられていないときに自身の弾性で開き、外側から押されたときに保持部31内に入り込むようにして閉じる。
連結リング20は、爪部23,23の開閉方向と、スカート部38,38の開閉方向とが90°ずれるように、クリップ19の外側に装着される。スカート部38,38は、連結クリップユニット13がシース11内に装填されて閉じたときに、保持穴31a内に収容されているターン部26を挟み込み、連結リング20をクリップ19と一体化させる。
複数個の止血クリップ体17は、前方に配されているクリップ19のターン部26に後方のクリップ19の爪部23,23を係合することによって1列に連結している。連結リング20は、後方のクリップ19の爪部23,23の外側を覆い、爪部23,23が開かないようにして、クリップ19の連結を維持する。クリップ19の凸部27は、保持穴31aの径よりも大きな幅寸法を有しており、連結リング20の後方に配されたときに、その連結リング20の後端に当接する。これにより、連結リング20は、上述した初期位置から、連結クリップユニット13の後端側への移動が規制される。
連結リング20の後端部44、すなわち、スカート部38よりも後方部分には、周方向においてスカート部38,38から90°ずれた2箇所に、スリット44a,44aが形成されている。スリット44a,44aは、連結リング20の軸方向に沿って形成されており、後端部44が弾性変形してその内径が広がるようになっている。このスリット44aは、内視鏡の湾曲に合わせて連結クリップユニット13が湾曲するように、連結リング20のフレキシブル性を向上させる。また、スリット44aによって、後端部44の内径が広がるため、組立時において、2つのクリップ19の係合作業が行いやすい。
保持部31には、生体適合性があり、かつ、スカート部38に要求される弾性および剛性を満たす材料が用いられる。このような保持部31の材料としては、例えば、PPSU(ポリフェニルサルホン、polyphenylsulfone)が用いられる。
図5に示すように、連結用クリップ体18(連結部)は、最後尾のクリップ19Cのターン部6に係合するダミークリップ47と、ダミークリップ47を保持する連結部材48とから構成されている。ダミークリップ47は、金属製の薄板を屈曲して形成されており、ターン部26と係合する爪部47b,47bと、連結リング20Cの後端に当接する凸部47a,47aを有している。爪部47b,47bは、クリップ19と同様に、外力が加えられていないときに自身の弾性で開き、外側から押されたときに弾性変形して閉じる。
連結部材48は、例えば、連結リング20の保持部31と同じ材質で形成された円柱体である。連結部材48の先端側には、ダミークリップ47を保持する切欠状の保持部49が設けられている。連結部材48の後端側には、操作ワイヤ12と連結するための係合部50が設けられている。
係合部50は、連結部材48の半径方向において弾性自在にされた一対の弾性アーム53,53と、弾性アーム53,53の先端にそれぞれ設けられた挟持部54,54とを有している。一対の挟持部54,54の隙間は、操作ワイヤ12の外径よりも細くされている。また、一対の挟持部54,54には、連結部材48の中心軸に沿って、操作ワイヤ12の外径と同径の半円形の溝54a,54aが形成されている。
この連結部材48は、連結クリップユニット13が後述する装填治具82に送り込まれたとき、連結部材48を軸方向に位置決めするための位置決め部51と、装填治具82内へ連結部材48が引き込まれることを防止する引き込み防止爪52とが一体に成形されている。位置決め部51及び引き込み防止爪52は、保持部49と係合部50との略中間に配されている。
位置決め部51は、弾性アーム53,53の上面側に位置し、連結部材48の円周面の一部が平坦に切り欠かれた平坦面55と、円周面と平坦面55との段差に設けられ、径方向外側に向けて立ち上がる当接面56とからなる。また、当接面56は、連結部材48の先端側から後端側へ突出する略三角形状に形成されている。平坦面55は、後述するスライダ84の移動を妨げない位置に形成されており、当接面56は、後述するスライダ84の位置決め面170と当接する位置に形成されている。
引き込み防止爪52は、基端が連結部材48に固定され、連結部材48の円周面から半径方向外側に突出する爪であって、連結部材48の後端側から先端側に向かって広がるように形成されており、外力が加えられていないときに自身の弾性により開き状態、すなわち基端を支点にして開放端が揺動することによって突出して、外側から押されたときに連結部材48内に入り込むようにして閉じ状態となる。
図1において、シース11は、例えば、金属ワイヤを密着巻きした可撓性のコイルシースである。シース11の内径は、先のクリップ19のターン部26と、次のクリップ19の爪部23,23との係合が解除される寸法である。すなわち、シース11の内径は、2つの爪部23,23の長さと、ターン部26の爪部23,23が係合する部分の幅とを足し合わせた長さよりも大きい。
操作ワイヤ12は、生体適合性を有する金属で形成された金属ワイヤである。図5に示すように、操作ワイヤ12の先端には、連結用クリップ体18との連結に用いられるフック57が設けられている。フック57は、操作ワイヤ12の先端に取り付けられた前フック58と、後フック59とを備えている。
前フック58は、弾性アーム53,53の間の隙間と同じ長さの1辺を有する正方形状の四角柱部58aと、弾性アーム53,53の隙間に合せた四角錐部58bと有している。後フック59は、前フック58の外径よりも大きく、連結部材48の外径よりもわずかに小さな外径を有する円柱形状である。後フック59は、前フック58の後端から所定距離だけ離れた後方に配されている。この所定距離とは、挟持部54の軸方向の長さと同じ長さである。
前フック58は、弾性アーム53,53の間に嵌合され、各弾性アーム53の端部に形成された一対の挟持部54と当接する。前フック58と、円柱形状の後フック59との間の操作ワイヤ12は、挟持部54により挟持される。後フック59は、挟持部54の後端に当接する。これにより、操作ワイヤ12の牽引と回転とを連結クリップユニット13に伝達し、シース11の牽引時に生じる摩擦力によって連結クリップユニット13がシース11と一緒に動かないように押さえることができる。
図1に示すように、操作部14は、シース11と操作ワイヤ12とをそれぞれ牽引するシース操作ハンドル63と、ワイヤ操作ハンドル62とを有している。シース操作ハンドル63は、略円筒形状であり、先端にシース11の後端が固定されている。シース操作ハンドル63は、ワイヤ操作ハンドル62の先端に設けられたパイプ64の外側にスライド自在に装着されており、パイプ64に沿ってワイヤ操作ハンドル62側にスライドすることにより、シース11が操作ワイヤ12に対して後端側に牽引される。符合69は、シース11が操作ワイヤ12に対して後退するときに、その後退量を術者に対して触知させるためのノッチである。ノッチ69の間隔は、連結クリップユニット13のクリップ19を、1つずつシース11から押し出すための後退量に対応して設定されている。
ワイヤ操作ハンドル62は、略円筒形状であり、スライド自在な操作レバー66を内蔵した貫通窓65を有している。操作ワイヤ12は、シース操作ハンドル63内を通って、操作レバー66に後端が係止されている。操作レバー66をスライドすると、連結リング20によるクリップ19の締め付けに必要な量だけ、操作ワイヤ12がシース11に対して牽引される。
次に、クリップ処置具10の作用について、簡単に説明する。図6(A)に示すように、連結クリップユニット13は、先頭のクリップ19Aの先端がシース11の先端に一致するようにシース11内に装填されている。シース11は、生体内に挿入された内視鏡の鉗子チャンネルに挿入される。シース11の先端は、内視鏡先端の鉗子出口から突出して患部に近付けられる。
シース操作ハンドル63を所定量だけ牽引すると、シース11が操作ワイヤ12に対して、所定量だけ後退する。操作ワイヤ12と連結クリップユニット13は連結されているので、連結クリップユニット13がシース11に対して前進し、図6(B)に示すように、シース11の先端から、先頭のクリップ19Aと連結リング20Aとが送り出される。
この際に、シース11の内壁面と接触している連結リング20A〜20Cに対しては、シース11との間に生じる摩擦力によって、シース11とともに後端側へ移動する力が働く。しかし、連結リング20A〜20Cは、閉じたスカート部38,38によってクリップ19A〜19Cと一体化されており、また、後方のクリップ19B,19Cの凸部27と、ダミークリップ47の凸部47aとにより後端側への移動が規制されている。このため、連結リング20A〜20Cが後退することはなく、クリップ19A〜19Cとともにシース11に対して前進する。
シース11から出たクリップ19Aは、自身の弾性による爪部23,23を開く、また、図2(A)に示すように、連結リング20Aは、スカート部38,38がシース11の内径よりも広幅に開き、連結リング20Aがシース11内に戻らないように係合する。
クリップ処置具10を移動させて、開放状態にあるクリップ19Aの爪部23,23を患部に押し付ける。この状態で、ワイヤ操作ハンドル62の操作レバー66を引くと、操作ワイヤ12が所定量だけ引っ張られ、連結用クリップ体18から順に係合している全クリップ19A〜19Cが、一様に引っ張られる。
図6(C)に示すように、シース11から送りだされたクリップ19Aは、連結リング20Aのスカート部38,38が開いているので、スカート部38,38による押圧保持が解除されている。また、連結リング20Aは、スカート部38,38によりシース11内への後退が阻止されている。そのため、先頭のクリップ19Aは、操作ワイヤ12が引かれることにより、連結リング20Aに対して後退する。締付部30がクリップ19Aの凸部27の直下まで押し込まれることにより、連結リング20Aによるクリップ19Aの締め付けが完了する。
クリップ19Aの締め付け完了と同時に、クリップ19Aと次のクリップ19Bの係合部が連結リング20Aの後端から抜け出る。クリップ19Bの腕部25,25は、自身の弾性力によってシース11の内壁に当たるまで拡開し、爪部23,23の間がクリップ19Aのターン部26の幅よりも広く開いて、クリップ19Aとクリップ19Bとの連結が解除される。図6(D)に示すように、シース11の先端を患部から離すと、止血クリップ体17Aがシース11の先端から抜け出る。
操作レバー66の牽引操作をやめると、操作レバー66は図示しないバネの付勢力によって元の位置に復帰する。これにともない、操作ワイヤ12がシース11内で先端側に移動し、連結用クリップ体18、クリップ19B,19Cが押されるので、図6(D)に示すように、2発目のクリップ19Bの先端は、シース11の先端にほぼ一致する位置に移動する。以降、一発目の止血クリップ体17Aと同様に、操作部14を操作して、2発目、3発目の止血クリップ体17B,17Cでクリップ処置を行うことができる。
次に、連結クリップパッケージ80について説明する。図7〜9に示すように、連結クリップパッケージ80は、連結クリップユニット13を収容した円筒形状のケース81と、ケース81の先端が挿入された長方形状の装填治具82とを備えている。装填治具82には、ケース81から装填治具82内に連結クリップユニット13を引き込むクリップ引込み部材83と、操作ワイヤ12と連結用クリップ体18との連結に用いられるスライダ84(連結補助部材)とが組み込まれている。
ケース81は、内側に円柱状の空間であるクリップ収容部87が設けられている。ケース81の外径、及びクリップ収容部87の内径は、シース11の外径及び内径とほぼ同じである。クリップ収容部87内には、先頭のクリップ19Aがケース81の先端側に配されるように連結クリップユニット13が収容されている。
図10に示すように、ケース81は、半円筒形状の下ケース110と上ケース111とを接合して形成されている。下ケース110と上ケース111には、接合されたときにクリップ収容部87となる半円形の収容凹部110a,111aがそれぞれ設けられている。クリップ収容部87は、先頭のクリップ19Aが収容される先端側、連結用クリップ体18が収容される後端側ともに開口となっている。クリップ収容部87の先端側の開口は、連結クリップユニット13をその先頭側からクリップ収容部87の外に送り出す送出口である。
連結クリップユニット13は、先頭のクリップ19Aの爪部23,23が水平方向で開閉するように、クリップ収容部87に収容されている。クリップ19Aは、クリップ収容部87の内壁に押されて閉じ状態となる。上述のとおり、止血クリップ体17A〜17Cは、爪部23,23の開閉方向が交互に90°回転するように連結し、爪部23,23とスカート部38,38との開閉方向も90°ずれている。よって、連結リング20A,20Cは、スカート部38が上下方向で開閉し、連結リング20Bは、スカート部38が左右方向で開閉する。
下ケース110と上ケース111には、連結リング20A,20Cのスカート部38を開いた状態で収容するスカート用開口114が形成されている。また、下ケース110と上ケース111との合せ目には、両者が接合されたときに、連結リング20Bのスカート部38を収容するスカート用開口となる切欠115がそれぞれ形成されている。これにより、ケース81内でスカート部38が閉じ方向に押された状態で保管されることによる、スカート部38の開き方向への復元力(弾性力)の低下を防止することができる。なお、開口に代えて、凹部を設けてもよい。
下ケース110の下部には、ケース81の軸方向に沿って配された突条状の位置決め部117が設けられている。位置決め部117の先端側には、ケース81の軸方向に直交する方向で弾性自在とされた弾性片117aが設けられている。弾性片117aの先端側面には、クリック突起117bが設けられている。
ケース81は、クリップ収容部87内に収容した連結クリップユニット13をケース81の外側から視認できるように、例えば、透明なプラスチックで形成されている。下ケース110と上ケース111との接合には、例えば、接着剤を用いた接着、あるいは超音波等を用いた溶着、係合爪による係合等を用いることができる。また、下ケース110と上ケース111とを合せた状態で、外周に透明なプラスチックフイルムを巻き付けてもよい。
装填治具82は、ケース81から引き込まれた連結クリップユニット13の各スカート部38を閉じ、シース11内に連結クリップユニット13を装填するための治具である。装填治具82の長手方向の一端部側には、高さ方向で凹まされた凹部90が形成されている。凹部90内には、ケース81の外径よりもわずかに大きな内径を有し、上部が開放されたケース挿入溝91が形成されている。凹部90内の側面には、ケース挿入溝91に連なるように、同径のケース挿入穴92が形成されている。
ケース挿入溝91及びケース挿入穴92には、ケース81が挿入されている。また、装填治具82からシース11に連結クリップユニット13を装填する際には、ケース挿入溝91及びケース挿入穴92からケース81が抜き取られ、代わりにシース11が挿入される。ケース挿入溝91内に挿入されたケース81、あるいはシース11は、その上部が一部露呈される。したがって、凹部90内を把持することにより、ケース81と装填治具82、あるいはシース11と装填治具82を一緒に保持することができる。
装填治具82の上面には、凹部90に隣接して連結用開口95と、ワイヤ用スリット96とが設けられている。連結用開口95は、操作ワイヤ12のフック57をケース81の挿入方向と直交する横方向から装填治具82内に挿入するための開口であり、フック57を横から見たときの外径寸法よりも大きな開口面積を有している。ワイヤ用スリット96は、ケース挿入穴92と連結用開口95とを接続するように形成されており、操作ワイヤ12が横から挿入可能な幅寸法を有している。操作ワイヤ12及びフック57は、シース11がケース挿入溝91に挿入されたときに、同時にワイヤ用スリット96及び連結用開口95に挿入され、装填治具82内に引き込まれた連結用クリップ体18の連結部材48に連結される(図5参照)。
装填治具82内には、ケース挿入穴92の奥に、円柱状の空間であるスカート閉じ通路99が設けられている。スカート閉じ通路99は、シース11及びクリップ収容部87と同じ内径を有しており、その内径面がケース挿入穴92に挿入されたケース81及びシース11の内径面と連接する。スカート閉じ通路99は、クリップ収容部87から引き込まれた連結クリップユニット13の各スカート部38を内径面によって押して閉じる。
クリップ引込み部材83は、装填治具82の長手方向の他端部側から外に突出された略楕円形の牽引部102と、牽引部102が一端に設けられた挿通部103と、挿通部103の他端に設けられた係合部104(図10も参照)とを備えている。挿通部103は、スカート閉じ通路99を貫通する長さを有した棒状体であり、スカート閉じ通路99に挿通される。係合部104は、クリップ収容部87に挿入され、先頭のクリップ19Aと係合している。
クリップ引込み部材83は、牽引部102の環を潰すように弾性変形させ、ケース81とともにケース挿入穴92に挿入される。挿通部103は、スカート閉じ通路99に挿入され、牽引部102は、スカート閉じ通路99の端部に形成された牽引穴(図17〜19の符号151参照)を通して装填治具82の外に突出される。連結クリップユニット13は、牽引部102が装填治具82に対して牽引されたときに、係合部104により先頭のクリップ19Aが引っ張られ、クリップ収容部87からスカート閉じ通路99内に引き込まれる。
スライダ84は、装填治具82の側面に貫通するように設けられたスライダ通路107内に、スライド自在に挿入されている。スライダ84は、装填治具82内に引き込まれた連結用クリップ体18と、連結用開口95から挿入されたフック57とを連結させる際に、スライダ通路107内に押し込まれる。
スライダ通路107は、ケース挿入溝91と直交する方向に形成されている。スライダ通路107は、スライダ84の幅寸法とほぼ等しい幅を有する矩形状であり、装填治具82の短手方向を貫通するように設けられている。装填治具82は、連結クリップユニット13、ケース81、クリップ引込み部材83、スライダ84等が外側から視認できるように、例えば、透明なプラスチックで形成されている。
クリップ引込み部材83の挿通部103は、挿入溝91の反対側に位置する牽引穴151(図17〜19参照)に挿通される。図10に示すように、挿通部103の係合部104側の端部には、側面を貫通するようにスリット103aが設けられている。スリット103aの上下には、牽引部102から係合部104に向かって広がる逆止突起103bが設けられている。逆止突起103bは、挿通部103がスリット103a部分で弾性変形することにより、牽引穴151から装填治具82の外に飛び出る。逆止突起103bは、挿通部103が再びスカート閉じ通路99内に戻らないように、挿通部103を係止する。
係合部104は、連結リング20と同じ外径を有し、上下方向に配された一対のガイド片104a,104aを有している。ガイド片104a,104aの間には、ガイド片104a,104aの間隔を保つリブ104bが一体に設けられている。リブ104bの両側面には、挿通部103寄りの位置に、左右方向に突出した係合片104c,104cが一体に形成されている。
係合部104は、連結クリップユニット13とともにケース81のクリップ収容部87に収容されている。先頭のクリップ19Aは、クリップ収容部87に押されて閉じ状態となり、爪部23,23を係合片104c,104cに係合している。牽引部102を装填治具82に対して牽引すると、挿通部103は、スカート閉じ通路99内を移動し、係合部104がクリップ収容部87からスカート閉じ通路99内に移動する。
先頭のクリップ19Aは、解除溝148(図17〜19参照)内に到達すると自身の弾性によって開放状態に変位し、係合部104との係合を解除する。これにより、連結クリップユニット13は、連結用クリップ体18の係合部50が、ケース挿入穴92内でスライダ通路107に位置するように、スカート閉じ通路99内で停止される。
なお、止血クリップ体17は、爪部23,23の開閉方向と、スカート部38,38の開閉方向とが90°ずれているので、先頭のクリップ19Aが解除溝148内にあるときでも、先頭の連結リング20Aのスカート部38,38が開くことはない。
また、上述のようにクリップ19Aが係合部104との係合を解除して連結クリップユニット13が停止したとき、連結用クリップ体18の連結部材48は、牽引部102によって直接牽引されているのでは無く、クリップ19A〜19C及びダミークリップ47を介して牽引されているため、クリップ19Aが適正な位置まで牽引されても、摩擦や滑りなどによってクリップ19Aよりも若干遅れて追従することがある。これにより、連結部材48がフック57と連結する適正な位置よりも送り方向後方に位置することがあるが、後述するスライダ84の位置決め面170が連結部材48の当接面56に当接して連結部材48を適正な位置へ押圧する。
クリップ引込み部材83を構成する牽引部102、挿通部103、係合部104は、例えば、適度な弾性を有するプラスチックによって一体に形成されている。なお、挿通部103と係合部104とを別体で形成し、装填治具82内で連結させてもよい。
図11に示すように、装填治具82は、板状の下治具120、上治具121を接合して形成されている。下治具120の上面120aには、上治具121と接合したときに、ケース挿入溝91及びケース挿入穴92を形成する半円形状のケース用凹部122が形成されている。
ケース用凹部122内には、ケース81が軸方向からケース挿入溝91及びケース挿入穴92に挿入されたときに、ケース81の下面に設けられた位置決め部117が挿入される位置決め溝125が軸方向に沿って設けられている。位置決め部117及び位置決め溝125は、連結クリップユニット13が装填治具82に対して所定の回転位置でセットされるように、装填治具82に対するケース81の挿入姿勢を位置決めする。なお、ケース81がケース挿入穴92の奥まで挿入されたことは、クリック突起117bが位置決め溝125内のクリック溝に係合する際のクリック感により知ることができる。
ケース用凹部122の奥には、上治具121と接合したときにスカート閉じ通路99を形成する半円形状のスカート閉じ凹部128が形成されている。下治具120の長手方向の他端側には、スカート閉じ凹部128から左右方向に広がる矩形の解除用凹部129が形成されている。スカート閉じ凹部128の端部には、クリップ引込み部材83の挿通部103が挿通される矩形の切欠130が形成されている。
ケース用凹部122とスカート閉じ凹部128との境界、すなわちスカート閉じ凹部128の後端には、スカート閉じ凹部128の内壁に対して半径方向に一段凹となる段差131が形成されている。この段差131は、シース11またはケース81の厚み分に相当する。
段差131は、開き状態となった引き込み防止爪52と当接する当接面となっている。よって、連結クリップユニット13が装填治具82に送り込まれてケース81から引き出されたとき、外力から開放された引き込み防止爪52が開き状態になると、段差131が引き込み防止爪52と係合する係合部として機能する。この段差131が引き込み防止爪52と係合することによって、連結部材48がスカート閉じ凹部128 側、すなわち、スカート閉じ通路99へ進入することを規制することができ、且つ連結部材48を装填治具82に対して正確に位置決めすることができる。
ケース用凹部122の下方には、スライダ用凹部133が形成されている。スライダ用凹部133は、上治具121と接合したときにスライダ通路107を形成し、スライダ84を連結クリップユニット13の軸方向と直交する方向にガイドする。スライダ用凹部133は、スライダ84の幅寸法とほぼ等しい幅を有する矩形状であり、下治具120の短手方向を貫通するように設けられている。
スライダ用凹部133の略中央部分には、スライダ用凹部133の両辺を接続する板状体からなる接続片136が設けられている。接続片136は、スライダ用凹部133による装填治具82の強度低下を防止するとともに、スライダ84をスライダ通路107に押し込んだときのストッパとなる。接続片136には、ケース用凹部122の一部が設けられている。このケース用凹部122内には、スライダ用凹部133と連なるように貫通された連結補助開口136aが形成されている。
上治具121の下面121aには、下治具120と同様に、ケース挿入溝91を形成するケース用切欠139と、ケース挿入穴92を形成する半円形状のケース用凹部140とが形成されている。また、下面121aには、スカート閉じ通路99を形成するスカート閉じ凹部141と、解除用凹部142と、切欠130と同形状の切欠143が形成されている。更に、ケース用凹部140の上には、スライダ通路107を形成するスライダ用凹部144と、接続片145と、連結補助開口145aとが形成されている。連結補助開口145aは、連結用開口95(図7参照)と対面している。
スライダ用凹部144には、スライダ84をフック57へ付勢する付勢手段としての付勢部146,147が形成されている(図12も参照)。付勢部146,147はケース用凹部140、すなわちケース挿入穴92を基準に線対称な位置に配されている。付勢部146,147は、上治具121の幅方向端部から中央へ向かって延びる板バネ146a,147aと、この板バネ146a,147aの先端から下方へ突出する突出部146b,147bとからそれぞれ構成される。
解除用凹部129と解除用凹部142は、下治具120と上治具121とを接合したときに、スカート閉じ通路99の左右方向に張り出した解除溝148(図17〜19参照)を形成する。解除溝148の左右方向は、先頭のクリップ19Aの腕部25,25が、クリップ引込み部材83の係合部104との係合を解除する程度まで開くことができる幅寸法を有している。解除溝148は、連結用クリップ体18の係合部50が、連結補助開口145aに対面する位置に到達したときに、先頭のクリップ19Aが解除溝148内に到達するように配置されている。また、切欠130,143は、クリップ引込み部材83の挿通部103が挿通される矩形の牽引穴151(図17〜19参照)を形成する。
スライダ84は、スライダ通路107に対してスライド自在となる程度に緩めな寸法に形成されており、例えば、下片155及び上片156の外周がスライダ用凹部133,144の内周より若干小さく形成され、下片155及び上片156の隙間が接続片136,145を合わせた厚みより若干大きく形成されている。
装填治具82は、連結クリップユニット13、ケース81、クリップ引込み部材83、スライダ84等が外側から視認できるように、例えば、透明なプラスチックで形成されている。下治具120と上治具121との接合には、例えば、接着剤を用いた接着、あるいは超音波等を用いた溶着、係合爪による係合等を用いることができる。
図13に示すように、スライダ84は、スライダ通路107への押し込み操作に用いられる操作部154と、操作部154から二股状に設けられて上下方向で対面する下片155及び上片156とが、プラスチックによって一体に成形されている。下片155及び上片156は、それぞれ下治具120及び上治具121のスライダ用凹部133、144内に挿入され、接続片136、145を挟み込む。
下片155の上面と上片156の下面とには、シース11及びケース81の外径と同じ内径を有する第1凹部159,159、第2凹部160,160がそれぞれ形成されている。スライダ84は、先端側の第1凹部159,159がケース挿入穴92に合致する初期位置と、第2凹部160,160がケース挿入穴92に合致する連結位置との間でスライド自在とされている。装填治具82の接続片136及び145は、スライダ84が連結位置にスライドしたときに、スライダ84の内面に当接して、それ以上のスライドを阻止する。
第1凹部159,159及び第2凹部160,160は、装填治具82の連結補助開口136a,145aに対面して、ケース挿入穴92の一部を構成する。ケース挿入穴92にケース81またはシース11が挿入されているときには、第1凹部159,159または第2凹部160,160がその外周面に噛合するので、スライダ84のスライドが禁止される。
下片155の先端側側面には、スライダ84の幅方向において弾性自在な弾性片163が形成されている。この弾性片163の先端には、スライダ84の幅方向に突出したクリック突起164が設けられている。クリック突起164は、スライダ84が初期位置にあるときに、下治具120のスライダ用凹部133内に設けられたクリック溝165(図11参照)に係合し、スライダ84が連結位置にスライドしたときに、クリック溝166(図11参照)に係合する。これらクリック溝165,166とクリック突起164とが係合する際のクリック感によりスライダ84の停止位置を知ることができる。
スライダ84の上片156には、上片156の幅を半分程度にする切欠169が先端側に形成されている。切欠169は、スライダ84が初期位置にあるときに、連結用開口95と連結補助開口145aとの間を連絡させる。これにより、フック57をその横方向から連結部材48に連結させることができる。
上片156は、切欠169の反対側に位置決め面170が設けられている。位置決め面170は、スライダ84のスライド方向における前方から後方に向けて軸方向の幅が広がるように傾斜する傾斜面となっている。位置決め面170は、スライダ84をスライダ通路107へ押し込む際、上述した連結部材48の当接面56(図5参照)と当接して押圧することにより連結部材48と係合して、連結部材48を軸方向に沿って押し込む。これによって、軸方向における連結部材48の位置決めがなされる。
スライダ84は、スライダ通路107内に押し込まれると、上述した突出部146b,147bの少なくとも一方の下端部が、上片156の上面に当接する。上面に突出部146b,147bが当接した上片156は、板バネ146a,147aからの付勢を受けて下方へ押さえ付けられる。
上述したように、スライダ84は、スライダ通路107に対してスライド自在となる程度に緩めな寸法に形成されていることから、スライダ通路107に対してガタつくこと、すなわち、押し込み方向と直交する左右幅方向を中心にピッチング(揺動)したり、上下方向に縦揺れしたりすることがあるが、スライダ通路107内へスライダ84を押し込むことで、板バネ146a,147aからの付勢を受けて下方へ押し付けられるため、スライダ84はスライダ通路107に対するガタつきが抑制される。ガタつきが抑制されたスライダ84は、上片156がフック57と確実に当接し、下方へ押圧することができる。
上片156の上面には、突出部146bを内部に収納する凹部171が形成されている。凹部171は、スライダ84が初期位置にあるときに上片156の上面を突出部146bから退避させる。なお、スライダ84が初期位置にあるとき、突出部147bは、上片156の先端部よりも奥側に位置する。よって、スライダ84が初期位置のときは、突出部146b,147bが上片156と当接せず、板バネ146a,147aからの付勢を受けない。
上片156の下面には、初期位置から連結位置にスライドされたときに、連結補助開口145aを通してケース挿入穴92内のフック57を押圧し、連結用クリップ体18の連結部材48にフック57を連結させる押圧面172が設けられている。押圧面172は、スライダ84の押し込み方向において、切欠169から第2凹部160に向かって緩やかに下降する第1斜面172aと、第1斜面172aよりも急な角度で、第1斜面172aから第2凹部160に向かって下降する第2斜面172bとを備えている。
上述したように、スライダ84はスライダ通路107に挿入されており、押圧面172は、背後からスライダ通路107の内壁によって支持されているので、フック57を押圧面172で押圧するときの反力がスライダ通路107によって受け止められる。これにより、スライダ84の変形や姿勢変化を防止することができる。
このように、スライダ84の押し込み方向に対して傾斜し、フック57を押圧方向に押し込む押し込み量が徐々に増加する押圧面172でフック57を押圧することで、スライダ84の押し込み方向に対してフック57の押圧方向を変えるとともにスライダ84のスライド量に対して短い距離(押し込み量)でフック57を連結部材48へ押し込むことができる。
押圧面172を第1斜面172a及び第2斜面172bから構成することで、スライダ84の押し込み初期は、スライダ84のスライド量に対して押し込み量の少ない第1斜面172a(緩斜面)の押圧によってフック57を連結部材48に押し込み、この押し込みによって連結部材48とフック57の係合が進行した後、第1斜面172aよりもスライド量に対する押し込み量が大きい第2斜面172b(急斜面)の押圧でフック57を連結部材48に一気に押し込んで連結を完了させることができる。
また、上片156の下面には、第1斜面172aから下方(押圧方向)へ突出するワイヤ押圧部173が設けられている。ワイヤ押圧部173は、その両側面がスライダ84の挿入方向における前方から後方に向けて操作ワイヤ12の軸方向に広がるように傾斜した楔形に形成されており、スライダ84が初期位置から連結位置に移動すると前フック58及び後フック59の間に進入する。これによって、ワイヤ押圧部173は、前フック58及び後フック59の間に位置する操作ワイヤ12を当接して押圧するので、フック57だけでなく操作ワイヤ12も押し込むことで安定した連結を可能にする。また、ワイヤ押圧部173は、前フック58及び後フック58の間に進入して、両側面で各フック部と当接することにより、前フック58及び後フック59の軸方向の位置決めを行うことができる。
下片155は、スライダ通路107に挿入されたとき、連結部材48及びフック57を挟んで押圧面172と対向する位置にあり、押圧面172から押圧を受ける連結部材48及びフック57を支える支持部として機能する。これにより、連結部材48やフック57が浮いた状態にならず、安定して連結を可能にする。
図14〜16を参照して、装填治具82に送り込まれた連結クリップユニット13の連結部材48と、操作ワイヤ12のフック57とを連結する方法について説明する。図14(A)に示すように、スライダ84が初期位置のとき、連結用開口95に横方向から挿入されたフック57は、前フック58の四角柱部58aの角部を、連結補助開口145aを通して連結部材48の弾性アーム53、53の間に挿入される。このスライダ84が初期位置のときは、突出部146bが凹部171内にあり、突出部146b,147bと上片156とは当接していないため、スライダ84は板バネ146a,147aから付勢を受けていない。また、上述したように、スライダ84は、スライダ通路107に対してガタつきを有することから、上片156が、接続片145に対して上方へ浮いた状態となることがあり、図14では、この状態を図示している。
図14(B)に示すように、スライダ84を初期位置からスライダ通路107内に押し込むと突出部146bが凹部171の後端部に当接する。突出部146bが凹部171の後端部に突き当たった位置から、スライダ84をさらに押し込むと、突出部146bが凹部171を乗り越えて上片156の上面に当接する。上片156の上面に突出部146bが当接すると、板バネ146aの弾性力によって上片156が下方へ付勢される。これによって、スライダ84のガタつきが抑制され、上片156が上方へ浮くことを防止することができる。
また、このスライダ84をスライダ通路107内へ押し込むとき、図16(A)に示すように、上片156の位置決め面170が連結部材48の当接面56に当接する。位置決め面170は、スライダ84の挿入方向先端側から連結クリップユニット13の送り方向に向かって傾斜する傾斜面となっているので、スライダ84がスライダ通路107内へ押し込まれると、位置決め面170は、連結部材48の当接面56と当接して押圧することにより連結部材48を軸方向に沿って押し込む。上述したように、牽引部102が牽引され、連結クリップユニット13が装填治具82内に送り込まれたとき、連結部材48は、フック57と連結する適正な位置よりも送り方向の後方に位置することがあるが、位置決め面170によって当接面56が押圧されることによって、連結部材48はフック57と連結する適正な位置へと送り込まれる。
図14(C)に示すように、スライダ84をさらにスライダ通路107の奥へ押し込むと、板バネ146aから受ける弾性力によって上片156が下方へ付勢されるとともに、押圧面172の第1斜面172aが前フック58及び後フック59に当接する。このとき、上片156が下方へ付勢されてスライダ84のガタつきが抑制されているので、押圧面172が前フック58及び後フック59と確実に当接し、これらを下方に向けて徐々に押圧する。もし、スライダ84にガタつきがあって上片156が浮いた状態で連結位置を通過すると、押圧面172が前フック58及び後フック59に十分に接触しない、いわゆる空振り状態となってフック57及び連結部材48の連結が完了しないことがあるが、本実施形態では、付勢部146からの付勢によってスライダ84のガタつきが抑制されているので、空振り状態の防止、すなわち押圧面172が前フック58及び後フック59に当接して所定の押し込み量で確実に押し込むことができる。
また、このとき、図16(B)に示すように、ワイヤ押圧部173が前フック58及び後フック59の間に進入する。これによって、ワイヤ押圧部173によって操作ワイヤ12が下方に押さえ付けられる。また、ワイヤ押圧部173が両側面で前フック58及び後フック59に当接するので、軸方向におけるフック57の位置決めを簡単に行うことができる。前フック58は、四角柱部58aの外周面が第1斜面172aに沿うように回転し、弾性アーム53,53を弾性変形させて、その間に押し込められる。また、操作ワイヤ12も挟持部54,54を押し広げて両者の間に入り込む。
操作ワイヤ12及びフック57を係合部50に一気に押し込むと、操作ワイヤ12または連結部材48の位置がずれて連結ミスが発生することがある。本発明では、緩やかな傾斜を有する第1斜面172aにより、フック57をゆっくりと押し込むので、連結ミスは発生しにくくなる。
図15(A)に示すように、第2斜面172bは、スライダ84の押し込み操作に応じて、前フック58及び後フック59を下方に向けて急激に押圧する。このとき、突出部146bとともに、突出部147bも上片156の上面と当接し、板バネ146a,147aの弾性力によって上片156を下方に付勢するので、前フック58及び後フック59への押圧がさらに強まる。これにより、同図(B)に示すように、前フック58が弾性アーム53,53の間に挿入され、操作ワイヤ12が挟持部54,54の間に挟み込まれる。また、後フック59は、挟持部54,54の後端面に当接する。
連結部材48の係合部50は、装填治具82からケース81が引き抜かれるとケース挿入穴92内で浮いた状態となるが、スライダ84の下片155が連結補助開口136aを通して係合部50の下部を受け止めるので、押圧面172の押圧によって係合部50の位置がずれることはない。また、スライダ84は、上片156及び下片155が装填治具82によって抑えられているので、フック57と連結部材48とを連結させる際の反力によって、上片156または下片155が変形することもない。
次に、図17〜19を参照して、連結クリップパッケージ80から、シース11に連結クリップユニット13を装填する方法について説明する。
先ず、図7に示すように、凹部90を利用してケース81と装填治具82とを一緒に保持し、牽引部102を装填治具82から牽引する。挿通部103は、装填治具82から引き出され、係合部104がこれに追随してスカート閉じ通路99に移動する。連結クリップユニット13は、係合部104に引っ張られてクリップ収容部87からスカート閉じ通路99に引き込まれる。
図17(A)に示すように、スカート閉じ通路99内に引き込まれた連結クリップユニット13は、各連結リング20の各スカート部38がスカート閉じ通路99の内壁に押されて閉じていく。先頭のクリップ19Aが解除溝148に到達すると、クリップ19Aの腕部25,25が解放状態となり、爪部23,23と係合部104との係合が解除される。連結クリップユニット13は、スカート閉じ通路99内の所定位置で停止する。この停止位置では、連結用クリップ体18の連結部材48が、連結用開口95に対応する位置に到達する。クリップ引込み部材83は、逆止突起103bが装填治具82の外に突き出るまで牽引される。
図17(B)に示すように、ケース81は、ケース挿入穴92から軸方向に抜き取られる。ケース81が抜き取られると、ケース挿入穴92から、連結用クリップ体18の連結部材48の一部が露呈される。連結部材48の係合部50は、スライダ通路107を介して、連結用開口95に対面する。
シース11の先端からは、ワイヤ操作ハンドル62に対するシース操作ハンドル63の牽引操作により、操作ワイヤ12とフック57とが予め突出している。図18(A)に示すように、シース11と操作ワイヤ12及びフック57は、ケース挿入溝91、ワイヤ用スリット96及び連結用開口95に対し、装填治具82の上方から、横方向に挿入される。シース11等の挿入後、シース11と装填治具82は、凹部90を利用して一緒に保持される。前フック58は、四角柱部58aの角部が弾性アーム53,53の間に挿入される。
スライダ84をスライダ通路107に押し込むと、図14,15に示すように、スライダ84のガタつきを抑制して空振りを防止しながら、押圧面172の第1斜面172a及び第2斜面172bが前フック58及び後フック59を下方に向けて押圧する。さらに、このとき、図16に示すように、位置決め面170が当接面56を押圧して連結部材48を軸方向に位置決めするとともに、ワイヤ押圧部173が前フック58,後フック59の隙間に進入して操作ワイヤ12を下方に押し付け、さらにフック57を軸方向に位置決めする。このようにガタつきの抑制及び位置決めが行われることによって、図18(B)に示すように、スライダ84によって押圧された前フック58は、弾性アーム53,53の間に確実に挿入される。また、操作ワイヤ12は、挟持部54,54に挟み込まれる。後フック59は、挟持部54,54の後端面に当接する。
図19(A)に示すように、装填治具82に対してクリップ処置具10全体が押圧される。これにより、シース11がケース挿入穴92の奥まで押し込まれ、シース11の内径面とスカート閉じ通路99の内径面とが連接する。また、後フック59に押された連結クリップユニット13は、スカート閉じ通路99内を前進する。
次に、操作ワイヤ12をシース11に対して牽引する。例えば、ワイヤ操作ハンドル62をシース操作ハンドル63に対して引くことにより、操作ワイヤ12をシース11に対して大きく動かすことができる。
図19(B)に示すように、操作ワイヤ12が牽引されると、操作ワイヤ12に接続されている連結クリップユニット13は、その後端側からシース11内に一緒に引き込まれていく。連結クリップユニット13の装填中、スカート閉じ通路99とシース11の内径面とが連接しているので、スカート部38を閉じたまま連結クリップユニット13を移動することができ、抵抗を小さくすることができる。これにより、各クリップ19A〜19Cと各連結リング20A〜20Cとの間に位置ずれが生じさせることなく、連結クリップユニット13をシース11内に装填することができる。
シース操作ハンドル63がワイヤ操作ハンドル62の最初のノッチ69に係合したときに、連結クリップユニット13の装填が完了する。連結クリップユニット13が装填されたシース11は、装填治具82から抜きとられる。
以上で説明したように、本発明の連結クリップパッケージ80によれば、スライダ84の位置決め面170が、当接面56と当接して押圧することにより連結部材48を軸方向に沿って押し込んでいるので、連結部材48を軸方向に正確な位置決めを行って連結部材48と操作ワイヤ12とを連結させることができる。また、ワイヤ押圧部173が前フック58,後フック59の隙間に進入して操作ワイヤ12を下方へ押え付けるので、連結部材48とフック57の連結をさらに確実に行うことができる。あるいは、前フック58を押圧する押圧面172を第1斜面172a及び第2斜面172bから構成しているので、押圧面172による押圧で連結部材48及びフック57の位置がずれることを防止することができる。
上記実施形態では、スライダ84の押し込み操作によって、フック57がスライダ84から押圧を受けて連結部材48と連結する構成となっているが、本発明はこれに限らず、スライダ84の押し込み操作によって連結部材48が押圧を受けて、フック57と連結する構成にも適用することができる。また、上記実施形態では、クリップ19の後端に係合させるダミークリップ47と、このダミークリップ47を保持する連結部材48とからなる連結部を備えた構成を例示しているが、これに限らず、例えばダミークリップを介さずに、直接クリップの後端に係合する連結部を備えた構成にも適用することができる。
上記実施形態では、クリップケースから連結クリップユニット13が送り込まれ、スライダ84の押し込み操作によって連結部材48とフック57とを連結させる装填治具82を備えており、この装填治具82からシース11へ連結クリップユニット13を装填する構成を例示しているが、本発明はこれに限るものではなく、装填治具82を使用せず、連結クリップユニット13を収容するクリップケースから直接シース11へ連結クリップユニット13を装填するクリップパッケージの構成にも適用することができる。この場合、後端から連結クリップユニット13を引き出し可能とするクリップケースであって、連結クリップユニット13の軸方向において連結部材48とフック57とを重ねて挿入することを可能し、押し込み操作により連結部材48とフック57とを連結させるスライダを設けた構成とする。また、上記実施形態では、装填治具82には、連結クリップユニット13を収容する収容部としてスカート閉じ通路99が設けられているが、クリップケースからシースへ直接装填する構成の場合は、例えば、上記実施形態のスカート閉じ通路99と同様にスカート部38を閉じ状態にする収容部をクリップケースに設けて連結クリップユニット13を収容する構成であればよい。
さらにまた、クリップユニットの連結部材と操作ワイヤのフックとを連結させる連結補助部材としては、装填治具またはクリップケースに対してスライド自在に設けたスライダに限るものではなく、装填治具またはクリップケースに挿入された連結部材48及びフック57のいずれか一方を他方に向けて押圧して連結させる連結補助部材であればよい。あるいは、上記実施形態では、装填治具の片側からスライダを押し込み操作する構成としているが、これに限らず、装填治具またはクリップケースの両側から押し込み操作して連結部材48及びフック57のいずれか一方を他方に向けて押圧する構成としてもよい。
上記実施形態では、ケース81を円筒形状、装填治具82を板形状としたが、これらの形状に限定されない。また、上記実施形態では、連発式のクリップ処置具に装填する連結クリップパッケージの例を挙げたが、単発式のクリップ処置具に装填するクリップパッケージにも適用することができる。
以上、本発明に係るクリップパッケージについて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。また、本発明のクリップパッケージを用いるクリップ処置具は、軟性鏡のほか、硬性鏡にも用いることができる。
連発式クリップ処置具の一例を示す斜視図である。 連発式クリップ処置具のシース先端側の断面図である。 クリップ及び連結リングの斜視図である。 連結リングの断面図である。 最後尾の止血クリップ体と、連結用クリップ体、操作ワイヤの連結状態を示す斜視図である。 連発式クリップ処置具のクリップ処置操作における段階的な状態を示す部分断面図である。 連結クリップパッケージの斜視図である。 連結クリップパッケージ野断面図である。 連結クリップパッケージの分解斜視図である。 連結クリップユニット分解斜視図、及びケース、クリップ引込み部材の斜視図である。 装填治具の分解斜視図である。 装填治具のスライダ通路周辺を示す斜視図である。 スライダの斜視図である。 付勢部によるスライダへの付勢、係合部に対するフックの挿入、及びスライダの第1斜面による連結状態を示す断面図である。 付勢部によるスライダへの付勢、及びスライダの第2斜面による係合部とフックとの連結状態を示す断面図である。 スライダによって連結部材及び操作ワイヤが位置決めされた状態を示す断面図である。 ケースから装填治具に連結クリップユニットを引き込み、装填治具からケースを抜き取った状態を示す断面図である。 シース等を装填治具に挿入し、連結クリップユニットと操作ワイヤとを連結させた状態を示す断面図である。 シースを装填治具に挿入し、装填治具からシース内に連結クリップユニットを引き込んだ状態を示す断面図である。
符号の説明
10 クリップ処置具
11 シース
12 操作ワイヤ
13 連結クリップユニット
14 操作部
17 止血クリップ体
18 連結用クリップ体
19 クリップ
20 連結リング
23 爪部
27 凸部
38 スカート部
47 ダミークリップ
48 連結部材
56 当接部
57 フック
80 連結クリップパッケージ
81 ケース
82 装填治具
83 クリップ引込み部材
84 スライダ
87 クリップ収容部
91 ケース挿入溝
92 ケース挿入穴
95 連結用開口
96 ワイヤ用スリット
99 スカート閉じ通路
102 牽引部
103 挿通部
104 係合部
146,147 付勢部
148 解除溝
170 位置決め面
172 連結補助部
172a 第1斜面
172b 第2斜面
172c 嵌合部

Claims (7)

  1. 処置具のシース内に挿通された操作ワイヤに設けられたフックと後端の連結部が連結されて前記シースに装填されるクリップユニットと、
    前記クリップユニットを収容し、前記クリップユニットを後端から前記シースに向けて引き出し可能な収容部と、前記収容部から露出した前記連結部と前記フックとの連結操作を補助するための連結補助部材であり、前記連結部、及び前記クリップユニットの軸方向において前記連結部に重なった前記フックのうち少なくとも一方を他方に向けて押圧することにより、両者の連結を完了させる連結補助部材と、前記連結補助部材に設けられ、前記連結補助部材による押圧の際に、前記連結部と係合して前記連結部の前記軸方向の位置決めを行う位置決め部とを有する収容ユニットとを備えたことを特徴とするクリップパッケージ。
  2. 前記連結補助部材は、前記クリップユニットの軸方向と直交するスライド方向に沿ってスライド自在なスライダであり、前記スライダは、スライド方向に対して傾斜し、スライドすることによって、前記フック及び前記連結部の一方を押圧方向に押し込む押し込み量が徐々に増加する押圧面を有していることを特徴とする請求項1記載のクリップパッケージ。
  3. 前記位置決め部は、スライド方向における前方から後方に向けて軸方向の幅が広がるように傾斜した位置決め面であることを特徴とする請求項2記載のクリップパッケージ。
  4. 前記連結部は、略円筒形状であり、その周面との段差に設けられ径方向外側に向けて立ち上がる当接面を有しており、前記当接面と前記位置決め面とが係合することを特徴とする請求項3記載のクリップパッケージ。
  5. 前記押圧面には、前記押圧面が前記フックを押圧するときに、前記フックが設けられる前記操作ワイヤのワイヤ部分と当接して、前記ワイヤ部分を押圧するワイヤ押圧部が設けられていることを特徴とする請求項2〜4いずれか記載のクリップパッケージ。
  6. 前記フックは、前記軸方向に所定間隔を空けて配された複数のフック部からなり、
    前記ワイヤ押圧部は、前記押圧面から押圧方向に突出し、かつ、その両側面がスライド方向における前方から後方に向けて前記軸方向に広がるように傾斜した楔形であり、前方から前記各フック部の間に進入して、前記両側面で各フック部と当接することにより、前記フックの前記軸方向の位置決めを行うことを特徴とする請求項5記載のクリップパッケージ。
  7. 前記収容ユニットは、前記クリップユニットを前記シースに装填する際に使用される装填治具であり、
    前記装填治具は、前記クリップユニットのケースが接続されるケース接続部を有し、
    前記収容部は、前記シースに装填される直前に、前記ケースから引き出された前記クリップユニットがその先頭から送り込まれる通路であることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載のクリップパッケージ。
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