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JP2010044619A - アクセス対象に対するアクセス制御システムおよびアクセス制御方法 - Google Patents

アクセス対象に対するアクセス制御システムおよびアクセス制御方法 Download PDF

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JP2010044619A JP2008208647A JP2008208647A JP2010044619A JP 2010044619 A JP2010044619 A JP 2010044619A JP 2008208647 A JP2008208647 A JP 2008208647A JP 2008208647 A JP2008208647 A JP 2008208647A JP 2010044619 A JP2010044619 A JP 2010044619A
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Yuichiro Ishibashi
雄一郎 石橋
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Abstract

【課題】担当者や介護者などの同行なく、ユーザのアクセス対象へのアクセスを制限することができ、アクセス対象およびユーザへのセキュリティ精度の向上が図れるアクセス対象に対するアクセス制御システムおよびアクセス制御方法を提供する。
【解決手段】単独でアクセス対象へのアクセスが可能な第1のユーザおよび当該第1のユーザとの同行が必要な第2のユーザをあらかじめ登録しておき、これら第1のユーザおよび第2のユーザが共に本人であると認証された場合にアクセス対象へのアクセスを許可する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、たとえば、顔認証技術を用いてユーザを特定し、病院や介護・養護施設などのアクセス対象に対するアクセスを制御するアクセス対象に対するアクセス制御システムおよびアクセス制御方法に関する。
一般に、たとえば、顔、指紋、静脈、虹彩などの生体情報を用いた生体認証は、個人を認証するための技術であり、個人を判定することでアクセス対象へのアクセスを制御することが可能となる。生体認証は、従来のICカードによるそれに比べ、盗難、偽造、紛失などのリスク軽減、個人を同定する点で勝っている。その点を生かし、生体認証技術を用いたアクセス対象へのアクセス制御が盛んに行なわれている。
このような生体認証のうち、ユーザの固有の顔情報を用いた顔認証による入退室管理に関する基本的な技術としては、特許文献1に開示されている「顔画像認識装置および通行制御装置」などが公知である。
しかし、生体認証を用いたアクセス制御であっても1人ずつの生体認証の結果で可否判定を行なう場合は、従来の制御と同様に、「伴連れ」、「入れ替り」による不審人物の侵入や認証装置への認証(照合)待ち行列の発生が懸念される。
たとえば、病院や介護・養護施設などにおいては、患者のみで他フロアや建物外へ出てしまったり、施設内の設備へ立ち入ったりすることは非常に危険を伴うことであり、建物への出入口、フロアへの出入口、エレベータや浴室などの設備へのアクセスなどは職員、介護者(患者家族を含む)と患者や部外者とは厳密にその制限を設ける必要がある。
「伴連れ」の問題を解決する手段としては、ゲート装置等を利用して厳密に通行を制御し、伴連れをできなくするような技術が存在する。一方で、状況に応じて伴連れを許可してもよいケースもある(特許文献2参照)。
ただし、この公知技術は、通行許可者に対して伴連れをさせてもよいか否かを設定できるというもので、伴連れを許可された通行許可者の近傍に居る人は誰であっても入室が許可される、という面でアクセス制御として適切な管理とは言えない。
特開2001−338296号公報 特開2000−348227号公報
指紋、静脈、虹彩などの生体情報を用いた生体認証は、認証部位をセンサへ接触あるいは極めて近づけて情報を読取り、認証を行なうため、1つの認証装置は一定時間内に1つの認証部位の特徴情報を読取っている。そのため、認証時の同定はできるが、その認証結果でアクセスを許可され通行したものが、認証時に同定されたもの(だけ)とは限らず、認証時の履歴情報にも正確性を欠くこととなる。
また、個人がアクセス対象に対してアクセス権限を付与されるため、権限を悪用することによりアクセス対象への悪意を持ったアクセスが可能となってしまい、セキュリティ性にも問題がある。
そこで、本発明は、担当者や介護者などの同行なく、ユーザのアクセス対象へのアクセスを制限することができ、アクセス対象およびユーザへのセキュリティ精度の向上が図れるアクセス対象に対するアクセス制御システムおよびアクセス制御方法を提供することを目的とする。
本発明のアクセス対象に対するアクセス制御システムは、アクセス対象に対してアクセスを希望するユーザから取得した固有の顔情報を記憶している記憶手段と、前記アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像を取得する画像取得手段と、この画像取得手段により取得された画像から人物を検出し、この検出した人物の固有の顔情報を取得する顔情報取得手段と、この顔情報取得手段により取得された顔情報と前記記憶手段に記憶された顔情報とを照合することにより当該ユーザは本人であるか否かを判定する照合手段と、この照合手段により本人であると判定されたユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザはあらかじめ設定された組合せによるグループであるか否かを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づき当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを制御するアクセス制御手段とを具備している。
また、本発明のアクセス対象に対するアクセス制御システムは、単独でアクセス対象へのアクセスが可能な第1のユーザから取得した固有の顔情報および当該第1のユーザであることを定義する属性情報と、前記アクセス対象へのアクセスが前記第1のユーザとの同行が必要な第2のユーザから取得した固有の顔情報および当該第2のユーザであることを定義する属性情報を記憶している記憶手段と、前記アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像を取得する画像取得手段と、この画像取得手段により取得された画像から当該画像内に存在する全ての人物を検出する人物検出手段と、この人物検出手段により検出された人物の固有の顔情報を取得する顔情報取得手段と、この顔情報取得手段により取得された顔情報と前記記憶手段に記憶された顔情報とを照合することにより当該ユーザは本人であるか否かを判定する照合手段と、この照合手段により本人であると判定されたユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザごとに定義され前記記憶手段に記憶された属性情報を参照することにより、当該複数のユーザは前記第1のユーザおよび当該第1のユーザとの同行が必要な第2のユーザであるか否かを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づき当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを制御するアクセス制御手段とを具備している。
また、本発明のアクセス対象に対するアクセス制御方法は、アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像をカメラ等の画像取得手段により取得する画像取得ステップと、この画像取得ステップにより取得された画像から人物を検出し、この検出した人物の固有の顔情報を取得する顔情報取得ステップと、この顔情報取得ステップにより取得された顔情報と、前記アクセス対象に対してアクセスを希望するユーザから取得した固有の顔情報を記憶している記憶手段に記憶された顔情報とを照合することにより当該ユーザは本人であるか否かを判定する照合ステップと、この照合ステップにより本人であると判定されたユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザはあらかじめ設定された組合せによるグループであるか否かを判定する判定ステップと、この判定ステップの判定結果に基づき当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを制御するアクセス制御ステップとを具備している。
本発明によれば、担当者や介護者などの同行なく、ユーザのアクセス対象へのアクセスを制限することができ、アクセス対象およびユーザへのセキュリティ精度の向上が図れるアクセス対象に対するアクセス制御システムおよびアクセス制御方法を提供できる。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るアクセス対象に対するアクセス制御システム、たとえば、病院や介護施設などにおいて、建物への出入口、フロアへの出入口、エレベータや浴室などの設備へのアクセスを制御するアクセス制御システムの基本的な構成を概略的に示すものである。
図1において、このアクセス制御システムは、画像取得手段としてのテレビジョンカメラ(以降、単にカメラと略称する)11、顔認証制御装置12および管理室などの遠隔した部位に設置された管理装置13を有して構成されている。顔認証制御装置12と管理装置13は、通信回線14を介して互いに通信可能に接続されている。
カメラ11は、アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像、すなわち、アクセス対象に近づいてくる人物(ユーザ)をあらかじめ設定された画角範囲で撮像するもので、たとえば、CCD型カメラなどが用いられる。
顔認証制御装置12は、カメラ11により取得された画像から人物を検出する人物検出手段、この検出した人物の固有の顔情報を取得する顔情報取得手段、この取得した顔情報と管理装置13から取得した顔情報とを照合することにより当該ユーザは本人であるか否かを判定する照合手段、この判定結果に基づき後述するユーザグルーピング/組合せ判定処理を行ない、この判定結果に基づき当該ユーザのアクセス対象へのアクセスを制御するアクセス制御手段として機能するもので、管理装置13から送られた各ユーザの顔情報や後述するユーザ定義情報などを格納する記憶装置(記憶手段)15を備えている。また、顔認証制御装置12はカメラ11の制御をも行なう。
管理装置13は、後で詳細を説明する顔認証制御装置12が顔認証を行なうための必要情報を設定(定義)し、管理するもので、それらの必要情報(顔情報やユーザ定義情報など)を記憶する記憶装置(記憶手段)16を備えており、たとえば、サーバなどを主体に構成されている。
図2は、たとえば、病院や介護施設における管理されている出入口のアクセス制御に適用したアクセス制御システムの構成を模式的に示したものである。図2の例は、2つのアクセス対象21,22を有し、それらにはそれぞれ出入用のドア23,24が設けられているものとする。
ドア23,24の近傍外側には、それぞれカメラ11が設置されていて、ドア23,24に近づいてくる人物(ユーザ)をあらかじめ設定された画角範囲E1,E2で撮像するようになっている。また、ドア23,24の近傍内側には、それぞれ顔認証制御装置12が設置されていて、これらは通信回線14を介して管理装置13と接続されている。
図2の例は、アクセス対象21(アクセス対象1)に対して、ユーザa1に同行したユーザt1がアクセスしている状態を示し、カメラ11で捉えられたユーザa1,t1を顔認証制御装置12で顔認証して組合せ判定を行ない、その判定結果に基づきドア23を制御する。
アクセス対象22(アクセス対象2)に対しては、ユーザa2がユーザt2,t3,t4を誘導してアクセスしている状態を示し、カメラ11で捉えられたユーザa2,t2,t3,t4を顔認証制御装置12で顔認証して組合せ判定を行ない、その判定結果に基づきドア24を制御する。
次に、顔認証制御装置12における顔認証時のユーザ組合せの設定について、病院や介護施設における使用を例に説明する。
図3に、ユーザの組合せ判定に用いるユーザ属性情報の定義例を示す。図3(a)はユーザ種別を、図3(b)はアクセス対象を、図3(c)はアクセス種別を、それぞれ示している。
ユーザ設定は、システム管理者Mが管理装置13で実施する。ユーザは、「顔認証の結果に基づき単独でアクセス対象へのアクセスが可能なユーザ(単独照合)」と「顔認証によるユーザ判明後、アクセス対象への単独アクセスが可能なユーザ(以降、単独照合ユーザともいう)との同行が必要なユーザ(組合照合)」の2つに分けられる。
単独照合ユーザは“単独照合”のユーザ種別を持ち、単独でアクセス可能なアクセス対象の“アクセス種別”が定義されている。単独照合ユーザは、その“アクセス種別”を持つアクセス対象へのアクセスが可能となる。システム管理者Mは単独照合ユーザの1つとして定義される。
単独照合ユーザとの同行が必要なユーザ(以降、組合照合ユーザともいう)は“組合照合”のユーザ種別を持ち、同行可能な“単独照合ユーザ”が属性情報として定義されている。組合照合ユーザは、その“同行者”がアクセス可能なアクセス対象への同行アクセスが可能となる。
例に挙げた病院や介護施設では、“アクセス対象”をセキュリティレベル高、中、低の3レベルに細分化し、ユーザタイプ(役割)によるアクセス制御が可能となっている。
図4は、図3のユーザ属性情報に基づき定義された単独照合ユーザに対する具体的な定義情報の設定例を示している。たとえば、ユーザa1は、ユーザ種別が「単独照合」、アクセス権限は「高」で、アクセス対象1,2,3,4へアクセスが可能である旨を示している。これらの定義情報は、当該ユーザの固有の顔情報と対応させて記憶装置16に設定記憶される。
図5は、図3のユーザ属性情報に基づき定義された組合照合ユーザに対する具体的な定義情報の設定例を示している。たとえば、ユーザt1は、ユーザ種別が「組合照合」、同行者は「ユーザa1」で、ユーザa1の同行によりアクセス対象1,2,3,4へアクセスが可能である旨を示している。これらの定義情報は、当該ユーザの固有の顔情報と対応させて記憶装置16に設定記憶される。
ここに、ユーザ固有の顔情報とは、アクセス対象に対してアクセスを希望するユーザからあらかじめ取得した固有の顔情報(特徴情報)で、いわゆる辞書情報と呼ばれるものである。
次に、上記したようにして設定されたユーザ定義情報に基づいて行なわれる、図2で挙げたアクセス対象21,22でのユーザ組合せ判定方法について説明する。
アクセス対象21(アクセス対象1)は、図3(b)に示したように、“セキュリティ高”の「アクセス種別」を持つアクセス対象である。そのアクセス対象21へ“単独照合”のユーザ種別を持ち、“セキュリティ高”の「アクセス種別」を持っているユーザa1が、ユーザt1と同行してアクセスしている。
ユーザa1とユーザt1は顔認証後それぞれ本人であると確認され、アクセス対象21は“セキュリティ高”であるが、ユーザa1は“セキュリティ高”の属性を持ち、さらにユーザt1はユーザa1との同行が条件となることから、ユーザa1とユーザt1は同行することでアクセス対象21へのアクセスが許可される。
アクセス対象22(アクセス対象2)は、図3(b)に示したように、“セキュリティ中”の「アクセス種別」を持つアクセス対象である。そのアクセス対象22へ“単独照合”のユーザ種別を持ち、“セキュリティ中”の「アクセス種別」を持っているユーザa2が、ユーザt2、ユーザt3、ユーザt4の3名と同行してアクセスしている。
ユーザa2とユーザt2,t3,t4は顔認証後それぞれ本人であると確認され、アクセス対象22は“セキュリティ中”であるが、ユーザa2は“セキュリティ中”の属性を持ち、さらにユーザt2とユーザt4はユーザa2と同行が条件となっている。ただし、ユーザt3はユーザa2との同行が認められていないため、このアクセス対象22へのアクセスは不可となり、ユーザa2とユーザt2,t3,t4との組合わせではアクセス対象22へのアクセスは許可されない。
なお、いままでの説明は、いずれのアクセス対象に対しても同じユーザ定義が行なわれた場合であるが、実際に各アクセス対象ごとにユーザ定義が行なわれる。以下、それについて説明する。
たとえば、図6、図7に示すように、ユーザの「顔情報」と“ユーザ種別”に応じた「アクセス権限」および「同行者」を定義する。図6、図7の例は、たとえば、ユーザ“A”は“単独照合”のユーザ種別を持ち、アクセス権限は“中”である。ユーザ“α”は“単独照合”と“組合照合”の両ユーザ種別を持ち、“単独照合”の場合はアクセス権限が“低”であるが、“組合照合”の場合は同行者としてユーザ“A”が定義されている。
このようにして設定されたユーザ定義情報に基づいて行なわれるユーザ組合せ判定方法の具体例について説明する。
(A)ユーザ“A”がアクセス対象22(アクセス対象2)へアクセスした場合
(1)アクセス対象22へアクセスしているユーザ“A”の顔情報を取得し、設定されているユーザの顔情報と照合する。
(2)ユーザ“A”と判定した後、“ユーザA”、“ユーザ種別(単独照合)”を基にユーザAの「アクセス権限“中”」を得る。
(3)アクセス対象22の対象種別“セキュリティ中”とユーザAの「アクセス権限“中”」とでアクセス可否を判定する。
(4)この場合、ユーザAはアクセス対象22へのアクセスを許可される。
(B)ユーザ“A”とユーザ“α”がアクセス対象22(アクセス対象2)へアクセスした場合
(1)アクセス対象22へアクセスしているユーザ“A”,“α”の顔情報を取得し、それぞれ設定されているユーザの顔情報と照合する。
(2)ユーザ“A”、ユーザ“α”であると判定した後、“ユーザA”、“ユーザ種別(単独照合)”、“ユーザα”、“ユーザ種別(組合照合)”を基にユーザAの「アクセス権限“中”」とユーザαの「同行者“A”」を得る。
(3)アクセス対象22の対象種別“セキュリティ中”とユーザAの「アクセス権限“中”」、ユーザαの「同行者“A”」とでアクセス可否を判定する。
(4)この場合、ユーザAとユーザαはアクセス対象22へのアクセスを許可される。
次に、このような構成において、アクセス対象に対するアクセス制御の概要について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、初期設定として、顔認証制御装置12の記憶装置15には、管理装置13から送られる顔認証を行なうための必要な情報として、各ユーザの顔情報(辞書情報)や前述したユーザ定義情報などが記憶される。
カメラ11は、アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像、すなわち、アクセス対象に近づいてくる人物(ユーザ)をあらかじめ設定された画角範囲で撮像し、入力する(ステップS1)。
顔認証制御装置12は、カメラ11により入力された画像を取込み、取込んだ画像から当該画像内の全ての人物を検出し、この検出した人物の固有の顔情報(特徴情報)を取得し、この取得した顔情報と記憶装置15内の管理装置13から取得した顔情報(あらかじめ登録された顔情報)とを照合することにより、当該ユーザは本人であるか否かを判定する(ステップS2,S3)。
この判定の結果、非ユーザが存在した場合(1人でも本人でないユーザが存在した場合)、顔認証制御装置12は、当該アクセス対象へのアクセスを禁止し(ステップS4)、処理を終了する。
ステップS2,S3における判定の結果、非ユーザが存在しない場合(全てのユーザが本人である場合)、顔認証制御装置12は、記憶装置15内の管理装置13から取得したユーザ定義情報を参照することで、ユーザごとに定義された「ユーザ種別」およびその「ユーザ種別」ごとの属性情報によりグルーピングされ、その組合せの合否判定を行なう(ステップS5,S6)。
この判定の結果、「ユーザ種別」が“組合照合”を持つユーザと、そのユーザと同時にアクセスすることが定義されているユーザが存在しない場合、顔認証制御装置12は、当該アクセス対象へのアクセスを禁止し(ステップS4)、処理を終了する。
ステップS5,S6における判定の結果、「ユーザ種別」が“組合照合”を持つユーザと、そのユーザと同時にアクセスすることが定義されているユーザが存在する場合、顔認証制御装置12は、当該アクセス対象へのアクセスを許可し(ステップS7)、処理を終了する。
次に、ステップS2,S3における顔認証処理について、図9に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
カメラ11により入力された画像を取込み(ステップS11)、取込んだ画像から当該画像内の人物を検出する(ステップS12)。次に、この検出した人物の顔領域を検出し(ステップS13)、この検出した顔領域内の固有の顔情報(目、鼻、口などの特徴情報)を抽出する(ステップS14)。
次に、抽出した顔情報と記憶装置15内のあらかじめ登録された顔情報とを照合することにより、当該ユーザは本人であるか否かを判定する(ステップS15,S16)。この判定の結果、本人でない場合、非ユーザ判定エラーおよび当該顔認証の結果を図示しないメモリにセットし(ステップS17)、本人である場合、当該顔認証の結果を図示しないメモリにセットする(ステップS18)。
次に、入力画像内の全ての人物に対する顔認証が終了したか否かを判定し(ステップS19)、終了していない場合はステップS12に戻って、次の人物に対する顔認証処理が繰り返され、全ての人物に対する顔認証が終了した場合は当該処理を終了する。
次に、ステップS5,S6におけるユーザグルーピング/組合せ判定処理について、図10および図11に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず、記憶装置15内の管理装置13から取得したユーザ定義情報からアクセス対象の「対象種別」を取得するとともに(ステップS21)、ステップS2,S3における顔認証処理の顔認証結果(判定結果)を取得する(ステップS22)。
次に、記憶装置15内の管理装置13から取得したユーザ定義情報からユーザの「ユーザ種別」および「アクセス権限」を取得し(ステップS23)、「ユーザ種別」が“単独照合”か“組合照合”かを判定する(ステップS24)。
この判定の結果、「ユーザ種別」が“単独照合”の場合、アクセス対象の「対象種別」とユーザの「アクセス権限」とを比較し(ステップS25)、「アクセス権限」が「対象種別」と等しいか、あるいは、「アクセス権限」が「対象種別」よりも高い場合、アクセス対象へのアクセスが許されるユーザ(単独照合ユーザ)を図示しないメモリに保持し(ステップS26)、ユーザ数をインクリメントする(ステップS27)。
次に、ステップS22で取得した顔認証結果の数がユーザ数と等しいか否かを判定し(ステップS28)、顔認証結果数がユーザ数と等しくない場合、ステップS23に戻って上記同様な処理を繰り返す。
なお、ステップS24における判定の結果、「ユーザ種別」が“組合照合”の場合、あるいは、ステップS25における比較の結果、「アクセス権限」が「対象種別」と異なるか、「アクセス権限」が「対象種別」よりも低い場合、直接ステップS27へ進み、ユーザ数をインクリメントする。
ステップS28における判定の結果、顔認証結果数がユーザ数と等しい場合、ユーザ数を「0」にクリアし(ステップS29)、「ユーザ種別」が“組合照合”か否かを判定する(ステップS30)。
この判定の結果、「ユーザ種別」が“組合照合”の場合、組合照合ユーザの同行者と設定されているユーザが、アクセス対象へのアクセスが許されるユーザ(ステップS26で保持された単独照合ユーザ)内に存在するか否かを判定する(ステップS31)。
この判定の結果、組合照合ユーザの同行者と設定されているユーザがアクセス対象へのアクセスが許されるユーザ内に存在しない場合、組合せ判定エラーおよび当該顔認証の結果を図示しないメモリにセットし(ステップS32)、組合照合ユーザの同行者と設定されているユーザがアクセス対象へのアクセスが許されるユーザ内に存在する場合、当該同行者である単独照合ユーザを図示しないメモリに保持し(ステップS33)、ユーザ数をインクリメントする(ステップS34)。
次に、ステップS22で取得した顔認証結果の数がユーザ数と等しいか否かを判定し(ステップS35)、顔認証結果数がユーザ数と等しくない場合、ステップS30に戻って上記同様な処理を繰り返し、顔認証結果数がユーザ数と等しい場合、当該処理を終了する。
なお、ステップS30における判定の結果、「ユーザ種別」が“組合照合”でない場合、ステップS31〜S33をジャンプしてステップS34へ進み、ユーザ数をインクリメントする。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、顔認証の判定結果に基づく複数のその組合せによるアクセスの可否判定が可能となる。
また、顔認証の特性を生かした複数同時顔検出・照合により、伴連れ検出や管理対象へのセキュリティ精度の向上が可能となる。
また、アクセス対象へのアクセス方法をユーザ単位に設定可能となり、不注意によるリスク回避の可能性が向上する。
また、アクセス対象へのアクセスをあらかじめ決められた複数のユーザでのみ可能とすることで、アクセス対象へのセキュリティ精度を向上できる(ユーザ単独でのアクセスを制限する)。
さらに、照合映像の範囲内で伴連れによるアクセス対象へのアクセスに対して必要な警告処理を行なうことができる。
したがって、担当者や介護者などの同行なく、ユーザのアクセス対象へのアクセスを制限することができ、アクセス対象およびユーザへのセキュリティ精度の向上が図れる。
本発明の実施の形態に係るアクセス対象に対するアクセス制御システムの基本的な構成を概略的に示すブロック図。 病院や介護施設における管理されている出入口のアクセス制御に適用したアクセス制御システムの構成を概略的に示す模式図。 ユーザの組合せ判定に用いるユーザ属性情報の定義例を示す図。 図3のユーザ属性情報に基づき定義された単独照合ユーザに対する具体的な定義情報の設定例を示す図。 図3のユーザ属性情報に基づき定義された組合照合ユーザに対する具体的な定義情報の設定例を示す図。 アクセス対象ごとに行なわれるユーザ定義例を説明する図。 アクセス対象ごとに行なわれるユーザ定義例を説明する図。 アクセス対象に対するアクセス制御の概要について説明するフローチャート。 顔認証処理について詳細に説明するフローチャート。 ユーザグルーピング/組合せ判定処理について詳細に説明するフローチャート。 ユーザグルーピング/組合せ判定処理について詳細に説明するフローチャート。
符号の説明
11…カメラ(画像取得手段)、12…顔認証制御装置(人物検出手段、顔情報取得手段、照合手段、アクセス制御手段)、13…管理装置、14…通信回線、15,16…記憶装置(記憶手段)、21,22…アクセス対象、23,24…出入用のドア、a1〜a2…単独照合ユーザ、t1〜t4…組合照合ユーザ、M…管理者。

Claims (5)

  1. アクセス対象に対してアクセスを希望するユーザから取得した固有の顔情報を記憶している記憶手段と、
    前記アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像を取得する画像取得手段と、
    この画像取得手段により取得された画像から人物を検出し、この検出した人物の固有の顔情報を取得する顔情報取得手段と、
    この顔情報取得手段により取得された顔情報と前記記憶手段に記憶された顔情報とを照合することにより当該ユーザは本人であるか否かを判定する照合手段と、
    この照合手段により本人であると判定されたユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザはあらかじめ設定された組合せによるグループであるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段の判定結果に基づき当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
    を具備したことを特徴とするアクセス対象に対するアクセス制御システム。
  2. 前記アクセス制御手段は、前記照合手段により本人であると判定された複数のユーザはあらかじめ設定された組合せによるグループであると判定された場合、当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを許可し、前記照合手段により本人であると判定された複数のユーザ内にあらかじめ設定された組合せ以外のユーザが存在した場合、当該ユーザの前記アクセス対象へのアクセスを禁止することを特徴とする請求項1記載のアクセス対象に対するアクセス制御システム。
  3. 単独でアクセス対象へのアクセスが可能な第1のユーザから取得した固有の顔情報および当該第1のユーザであることを定義する属性情報と、前記アクセス対象へのアクセスが前記第1のユーザとの同行が必要な第2のユーザから取得した固有の顔情報および当該第2のユーザであることを定義する属性情報を記憶している記憶手段と、
    前記アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像を取得する画像取得手段と、
    この画像取得手段により取得された画像から当該画像内に存在する全ての人物を検出する人物検出手段と、
    この人物検出手段により検出された人物の固有の顔情報を取得する顔情報取得手段と、
    この顔情報取得手段により取得された顔情報と前記記憶手段に記憶された顔情報とを照合することにより当該ユーザは本人であるか否かを判定する照合手段と、
    この照合手段により本人であると判定されたユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザごとに定義され前記記憶手段に記憶された属性情報を参照することにより、当該複数のユーザは前記第1のユーザおよび当該第1のユーザとの同行が必要な第2のユーザであるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段の判定結果に基づき当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
    を具備したことを特徴とするアクセス対象に対するアクセス制御システム。
  4. 前記アクセス制御手段は、前記照合手段により本人であると判定された複数のユーザは前記第1のユーザおよび当該第1のユーザとの同行が必要な第2のユーザであると判定された場合は当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを許可し、前記照合手段により本人であると判定された複数のユーザ内に第2のユーザでないユーザが存在した場合は当該ユーザの前記アクセス対象へのアクセスを禁止するとともに、第1のユーザが存在しない場合は当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを禁止することを特徴とする請求項3記載のアクセス対象に対するアクセス制御システム。
  5. アクセス対象に対してアクセスしようとするユーザを含む所定範囲の画像をカメラ等の画像取得手段により取得する画像取得ステップと、
    この画像取得ステップにより取得された画像から人物を検出し、この検出した人物の固有の顔情報を取得する顔情報取得ステップと、
    この顔情報取得ステップにより取得された顔情報と、前記アクセス対象に対してアクセスを希望するユーザから取得した固有の顔情報を記憶している記憶手段に記憶された顔情報とを照合することにより当該ユーザは本人であるか否かを判定する照合ステップと、
    この照合ステップにより本人であると判定されたユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザはあらかじめ設定された組合せによるグループであるか否かを判定する判定ステップと、
    この判定ステップの判定結果に基づき当該複数のユーザの前記アクセス対象へのアクセスを制御するアクセス制御ステップと、
    を具備したことを特徴とするアクセス対象に対するアクセス制御方法。
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