JP2010043567A - スクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】切削部分を大幅に削減し、アルミニウム合金の利用率を飛躍的に高め、安価なスクロール圧縮機の自転防止継手の提供を可能にする。
【解決手段】アルミニウム合金の押出しにより、内外周部に突起62,63をそれぞれ有するパイプ材を成形し、
前記パイプ材を所定の厚さに切断しリング材60を形成し、
前記リング材60の外周縁よりやや小さい透孔を有するメス型70と、内周縁よりやや大きいオス型71とを有するプレス装置において、
前記リング材60を前記メス型70の一方面に設置し、前記リング材60の他方面側から前記オス型71を押し込み、リング材66の両面に嵌合突起32,33を成型するスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法。
【選択図】図1
【解決手段】アルミニウム合金の押出しにより、内外周部に突起62,63をそれぞれ有するパイプ材を成形し、
前記パイプ材を所定の厚さに切断しリング材60を形成し、
前記リング材60の外周縁よりやや小さい透孔を有するメス型70と、内周縁よりやや大きいオス型71とを有するプレス装置において、
前記リング材60を前記メス型70の一方面に設置し、前記リング材60の他方面側から前記オス型71を押し込み、リング材66の両面に嵌合突起32,33を成型するスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法。
【選択図】図1
Description
本発明は、自転防止継手の製造方法に関する。より具体的には、冷凍、空調用の冷媒圧縮機、空気やその他のガス圧縮機として好適なスクロール圧縮機の自転防止継手の製作方法に関する。
スクロール圧縮機の作動の原理、スクロール圧縮機に使用される自転防止継手の構造及び作動原理については公知である。
スクロール圧縮機は、渦巻状のラップを互いにかみ合わせた固定スクロールと、旋回スクロールと、旋回スクロールの自転を防止する自転防止継手からなり、旋回スクロースが回転することにより供給口から供給された空気等を圧縮し排出する圧縮機である。
また、旋回スクロールには、自転防止継手が摺動することにより旋回スクロールの自転を防止し、自転防止継手を介し、主軸の回転を正確に旋回スクロールに伝える。
このような、自転防止継手の摺動特性を向上させるため、旋回スクロースと摺動する自転防止継手の摺動部に、リューブライト処理、浸硫窒化処理を施すことが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、自転防止継手の加工性を高め、自転防止継手の振動の発生に起因するスクロール圧縮機の使用中の振動を低減するため、素材にアルミニウム合金を使用し、鍛造によりパイプ材を形成した後、パイプ材に切削加工を施し、所定の自転防止継手の形状にする製造方法が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開昭58−174101号公報
特開平1−211680号公報
スクロール圧縮機は、渦巻状のラップを互いにかみ合わせた固定スクロールと、旋回スクロールと、旋回スクロールの自転を防止する自転防止継手からなり、旋回スクロースが回転することにより供給口から供給された空気等を圧縮し排出する圧縮機である。
また、旋回スクロールには、自転防止継手が摺動することにより旋回スクロールの自転を防止し、自転防止継手を介し、主軸の回転を正確に旋回スクロールに伝える。
このような、自転防止継手の摺動特性を向上させるため、旋回スクロースと摺動する自転防止継手の摺動部に、リューブライト処理、浸硫窒化処理を施すことが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、自転防止継手の加工性を高め、自転防止継手の振動の発生に起因するスクロール圧縮機の使用中の振動を低減するため、素材にアルミニウム合金を使用し、鍛造によりパイプ材を形成した後、パイプ材に切削加工を施し、所定の自転防止継手の形状にする製造方法が提案されている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、従来の自転防止継手の製造方法では、先ずアルミニウム合金を鍛造によりパイプ材とし、次ぎに所定の厚さにパイプ材を切断し、その後所定の形状に切削加工し自転防止継手を製造していた。
そのため、環状部材の上下面に嵌合用突起を有する自転防止継手を製造するに当たっては、多くのアルミニウム合金を切削により除去せざる得ず、アルミニウム合金の利用率が悪く、自転防止継手が高価なものになっていた。
そのため、環状部材の上下面に嵌合用突起を有する自転防止継手を製造するに当たっては、多くのアルミニウム合金を切削により除去せざる得ず、アルミニウム合金の利用率が悪く、自転防止継手が高価なものになっていた。
そこで、本発明の自転防止継手の製造方法では、所定の厚さに切断されたパイプ材を、絞り加工により所定の形状の自転防止継手にすることにより、切削部分を大幅に削減し、アルミニウム合金の利用率を飛躍的に高め、安価な自転防止継手の提供を可能にするものである。
上記課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
請求項1記載の発明は、アルミニウム合金の押出しにより、内外周部に突起をそれぞれ有するパイプ材を成形し、
前記パイプ材を所定の厚さに切断しリング材を形成し、
前記リング材の外周縁よりやや小さい透孔を有するメス型と、内周縁よりやや大きいオス型とを有するプレス装置において、
前記リング材を前記メス型の一方面に設置し、前記リング材の他方面側から前記オス型を押し込み、リング材の両面に嵌合突起を成型するスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法である。
<請求項1記載の発明>
請求項1記載の発明は、アルミニウム合金の押出しにより、内外周部に突起をそれぞれ有するパイプ材を成形し、
前記パイプ材を所定の厚さに切断しリング材を形成し、
前記リング材の外周縁よりやや小さい透孔を有するメス型と、内周縁よりやや大きいオス型とを有するプレス装置において、
前記リング材を前記メス型の一方面に設置し、前記リング材の他方面側から前記オス型を押し込み、リング材の両面に嵌合突起を成型するスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法である。
(作用効果)
アルミニウム合金を使用することにより、最終製品である自転防止継手を軽量化でき、自転防止継手の振動に起因するスクロール圧縮機の使用中の振動を低減することができる。
延性性能に優れるアルミニウム合金を押出し、パイプ材を成型することにより、最終製品である自転防止継手の嵌合突起に対応するパイプ材の内外周に突起を成型することができる。
アルミニウム合金を使用することにより、最終製品である自転防止継手を軽量化でき、自転防止継手の振動に起因するスクロール圧縮機の使用中の振動を低減することができる。
延性性能に優れるアルミニウム合金を押出し、パイプ材を成型することにより、最終製品である自転防止継手の嵌合突起に対応するパイプ材の内外周に突起を成型することができる。
パイプ材を所定の厚さに切断したリング材を、リング材の外周縁よりやや小さい透孔を有するメス型と、内周縁よりやや大きいオス型とを有するプレス装置において、リング材をメス型の一方面に設置し、リング材の他方面側からオス型を押し込み、リング材の両面に嵌合突起を成型することにより、切削部分を大幅に削減し、アルミニウム合金の利用率を飛躍的に高め、安価な自転防止継手の提供することができる。
<請求項2記載の発明>
請求項2記載の発明は、前記リング材の両面の嵌合突起を研削加工することを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法である。
請求項2記載の発明は、前記リング材の両面の嵌合突起を研削加工することを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法である。
(作用効果)
リング材の両面の嵌合突起を研削加工することにより、さらにリング材の両面の嵌合突起の形状及び寸法精度を高め、スクロール圧縮機の旋回スクロール、フレームに形成された嵌合溝との嵌合を好適にすることができる。
リング材の両面の嵌合突起を研削加工することにより、さらにリング材の両面の嵌合突起の形状及び寸法精度を高め、スクロール圧縮機の旋回スクロール、フレームに形成された嵌合溝との嵌合を好適にすることができる。
本発明によれば、切削部分を大幅に削減し、アルミニウム合金の利用率を飛躍的に高め、安価なスクロール圧縮機の自転防止継手の提供を可能にする。
先ず、スクロール圧縮機を説明した後、本発明の実施の形態を説明する。
(スクロール圧縮機)
図1は、スクロール圧縮機の部分断面図であり、図2は、本発明の製造方法により製造された第1形態の自転防止継手30の斜視図であり、図3は、第1形態の自転防止継手30の外観図である。
図1に示すとおり、スクロール圧縮機の圧縮部15は、固定スクロール10と、旋回スクロール20と、自転防止継手30と、フレーム40と、電動部(図示せず)からの回転を伝える回転軸50から構成されている。
図1は、スクロール圧縮機の部分断面図であり、図2は、本発明の製造方法により製造された第1形態の自転防止継手30の斜視図であり、図3は、第1形態の自転防止継手30の外観図である。
図1に示すとおり、スクロール圧縮機の圧縮部15は、固定スクロール10と、旋回スクロール20と、自転防止継手30と、フレーム40と、電動部(図示せず)からの回転を伝える回転軸50から構成されている。
固定スクロール10は、台板11と、台板11から下方に延在する渦巻き状のラップ12と、ガス等を密閉室に吸入する吸入口13と、圧縮されたガス等を密閉室から吐出する吐出口14とを有する。
旋回スクロール20は、台板21と、台板21から上方に延在する渦巻き状のラップ22と、台板21から下方に延在するボス23を有する。
旋回スクロール20の渦巻き状のラップ22は、固定スクロール10の渦巻き状のラップ12と相互に噛み合い密閉室を形成する。
ボス23の内周部には軸受け24が取付けられており、台板21の下側面には後述する自転防止継手30の上面嵌合突起32と対照な位置に嵌合溝25が形成されている。
旋回スクロール20の渦巻き状のラップ22は、固定スクロール10の渦巻き状のラップ12と相互に噛み合い密閉室を形成する。
ボス23の内周部には軸受け24が取付けられており、台板21の下側面には後述する自転防止継手30の上面嵌合突起32と対照な位置に嵌合溝25が形成されている。
回転軸50は、フレーム40と嵌合し、回転軸50の先端のクランクピン51は、旋回スクロール20の軸受け24に挿入されている。
回転軸50の回転はフレーム40に伝えられ、フレーム40の上面側には、後述する自転防止継手30の下面嵌合突起33と対照な位置に嵌合溝41が形成されている。
なお、旋回スクロール20に形成された嵌合溝25と、フレーム40に形成された嵌合溝41とは90度間隔に形成されている。
回転軸50の回転はフレーム40に伝えられ、フレーム40の上面側には、後述する自転防止継手30の下面嵌合突起33と対照な位置に嵌合溝41が形成されている。
なお、旋回スクロール20に形成された嵌合溝25と、フレーム40に形成された嵌合溝41とは90度間隔に形成されている。
図2及び図3に示すとおり、自転防止継手30は、円周部31と、円周部31の上側面の上面嵌合突起32と、円周部31の下側面の下面嵌合突起33とを有する。
自動防止継手30は、旋回スクロール20とフレーム40にそれぞれ嵌合され、旋回スクロール20の固定スクロール10に対する自転を防止すると共に、回転軸50の回転をフレーム40を介し確実に旋回スクロール20に伝える。
すなわち、自転防止継手30の上面嵌合突起32が、旋回スクロール20の嵌合溝25に嵌合し、自転防止継手30の下面嵌合突起33がフレーム40の嵌合溝41に嵌合することにより、回転軸50が回転していない場合にあっては、旋回スクロール20の自転を防止し、回転軸50が回転している場合にあっては、回転軸50の回転を確実に旋回スクロール20に伝え、旋回スクロール20を回転させることができる。
自動防止継手30は、旋回スクロール20とフレーム40にそれぞれ嵌合され、旋回スクロール20の固定スクロール10に対する自転を防止すると共に、回転軸50の回転をフレーム40を介し確実に旋回スクロール20に伝える。
すなわち、自転防止継手30の上面嵌合突起32が、旋回スクロール20の嵌合溝25に嵌合し、自転防止継手30の下面嵌合突起33がフレーム40の嵌合溝41に嵌合することにより、回転軸50が回転していない場合にあっては、旋回スクロール20の自転を防止し、回転軸50が回転している場合にあっては、回転軸50の回転を確実に旋回スクロール20に伝え、旋回スクロール20を回転させることができる。
吸入口13から密閉室に吸入れされたガス等は、旋回スクロール20が回転(旋回)することにより密閉室の中央部で圧縮され、圧縮されたガス等は、吐出口14から密閉室の外部に吐出される。
(本発明の実施形態)
図4は、第1形態の自転防止継手30の絞り加工前の第1形態のリング材60の外観図であり、図5は、絞り加工の概略図である。
図4は、第1形態の自転防止継手30の絞り加工前の第1形態のリング材60の外観図であり、図5は、絞り加工の概略図である。
本発明に係るスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法は、押出しによりパイプ材を成形する工程と、得られたパイプ材を所定の長さに切断してリング材を形成する工程と、得られたリング材を絞り加工により自転防止継手にする工程を有する。
(押出し工程)
自転防止継手30の振動の発生に起因するスクロール圧縮機の使用中の振動を低減するため、母材としてアルミニウム合金を使用する。
先ず、アルミニウム合金を加熱し、ダイスに押出し、図4(a)に示された正面図を有する長尺のパイプ材を成形する。
自転防止継手30の振動の発生に起因するスクロール圧縮機の使用中の振動を低減するため、母材としてアルミニウム合金を使用する。
先ず、アルミニウム合金を加熱し、ダイスに押出し、図4(a)に示された正面図を有する長尺のパイプ材を成形する。
(切断工程)
長尺のパイプ材を所定の長さに切断しリング材60を形成する。
図4に示すように、リング材60は、リング部61と、自転防止継手30の円周部31の上側面の上面嵌合突起32に成形されるリング部61の内周面に内周突起62と、自転防止継手30の円周部31の下側面の下面嵌合突起33に成形されるリング部61の外周面に外周突起63とを有する。
ここで、リング部61の幅寸法は、絞り加工時に発生するの幅寸法の減少を考慮に入れ、自転防止継手30の円周部31の幅寸法に対し、約145〜155%に形成することが好ましく、リング部61の厚み寸法は、絞り加工時に発生するの厚み寸法の増加を考慮に入れ、自転防止継手30の円周部31の厚み寸法に対し、約65〜70%に形成することが好ましい。
内外周突起62、63の幅寸法は、絞り加工後に行う研削により研削される寸法を考慮に入れ、自転防止継手30の嵌合突起32、33の幅に対し、約102〜105%に形成することが好ましく、内外周突起62、63の突起長さ寸法は、自転防止継手30の嵌合突起32、33の高さ寸法となるため、自転防止継手30の嵌合突起32、33の高さ寸法とほぼ同一長さ寸法とすることが好ましい。
図4(b)に示すように、
長尺のパイプ材を所定の長さに切断しリング材60を形成する。
図4に示すように、リング材60は、リング部61と、自転防止継手30の円周部31の上側面の上面嵌合突起32に成形されるリング部61の内周面に内周突起62と、自転防止継手30の円周部31の下側面の下面嵌合突起33に成形されるリング部61の外周面に外周突起63とを有する。
ここで、リング部61の幅寸法は、絞り加工時に発生するの幅寸法の減少を考慮に入れ、自転防止継手30の円周部31の幅寸法に対し、約145〜155%に形成することが好ましく、リング部61の厚み寸法は、絞り加工時に発生するの厚み寸法の増加を考慮に入れ、自転防止継手30の円周部31の厚み寸法に対し、約65〜70%に形成することが好ましい。
内外周突起62、63の幅寸法は、絞り加工後に行う研削により研削される寸法を考慮に入れ、自転防止継手30の嵌合突起32、33の幅に対し、約102〜105%に形成することが好ましく、内外周突起62、63の突起長さ寸法は、自転防止継手30の嵌合突起32、33の高さ寸法となるため、自転防止継手30の嵌合突起32、33の高さ寸法とほぼ同一長さ寸法とすることが好ましい。
図4(b)に示すように、
(絞り工程)
図5に示すとおり、リング材60をメス型70に設置し、上方からオス型71を押し込み自動防止継手30に成形する。なお、図5では、リング材60の上面側をメス型70に設置している。
メス型70の内径寸法とオス型71の外径寸法との寸法差(寸法公差という場合もある。)は、自動防止継手30の幅寸法の2倍に設定され、リング材60のメス型70への設置は、リング材60のリング部61の中心と、メス型70の中心と、オス型71の中心が一直線上になるように設置する。
リング部61の内周近傍部64の面積と、リング部61の外周近傍部65の面積とを同一面積にすると、内周近傍部64に加わる圧力と、外周近傍部65に加わる圧力が等しくすることができ好適である。
また、内周近傍部64の面積と外周近傍部65の面積との合計面積が、リング部61の面積の約45〜55%にすることにより、絞り加工中に局部的な伸び等を抑制し形状、寸法精度の高い自転防止継手30の成型を行うことができ好適である。
なお、リング部61の内周近傍部64とは、リング部61とオス型71のオーバーラップ部分をいい、リング部61の外周近傍部65とは、リング部61とメス型70のオーバーラップ部分をいう。
図5に示すとおり、リング材60をメス型70に設置し、上方からオス型71を押し込み自動防止継手30に成形する。なお、図5では、リング材60の上面側をメス型70に設置している。
メス型70の内径寸法とオス型71の外径寸法との寸法差(寸法公差という場合もある。)は、自動防止継手30の幅寸法の2倍に設定され、リング材60のメス型70への設置は、リング材60のリング部61の中心と、メス型70の中心と、オス型71の中心が一直線上になるように設置する。
リング部61の内周近傍部64の面積と、リング部61の外周近傍部65の面積とを同一面積にすると、内周近傍部64に加わる圧力と、外周近傍部65に加わる圧力が等しくすることができ好適である。
また、内周近傍部64の面積と外周近傍部65の面積との合計面積が、リング部61の面積の約45〜55%にすることにより、絞り加工中に局部的な伸び等を抑制し形状、寸法精度の高い自転防止継手30の成型を行うことができ好適である。
なお、リング部61の内周近傍部64とは、リング部61とオス型71のオーバーラップ部分をいい、リング部61の外周近傍部65とは、リング部61とメス型70のオーバーラップ部分をいう。
簡易的には、リング部61の外周縁とメス型70の内周縁の寸法差と、リング部61の内周縁とオス型71の外周縁の寸法差を同一寸法差とし、リング部61の外周縁とメス型70の内周縁の寸法差及びリング部61の内周縁とオス型71の外周縁の寸法差をそれぞれリング部61の幅寸法に対し、約23〜27%に設定すれば、内周近傍部64に加わる圧力と、外周近傍部65に加わる圧力が等しくすることができ、絞り加工中に局部的な伸び等を抑制し形状、寸法精度の高い自転防止継手30の成型を行うことができる。
また、図示していないが、オス型71の外周縁にR加工が施されているオス型、オス型71の押し込み面に円弧形状が付されているオス型が、絞り加工中に局部的な伸び等を抑制し形状、寸法精度の高い自転防止継手30の成型を行うにあたりより好適である。
また、図示していないが、オス型71の外周縁にR加工が施されているオス型、オス型71の押し込み面に円弧形状が付されているオス型が、絞り加工中に局部的な伸び等を抑制し形状、寸法精度の高い自転防止継手30の成型を行うにあたりより好適である。
前述したとおり、リング材60をメス型70に設置し、上方からオス型71を押し込んでいくと、リング材60の内側から順次下方向に絞られていき、最終製品である自転防止継手30の成型が完了する。
すなわち、上方からオス型71を押し込んでいくと、先ず、リング部61の内周面の内周突起62が下方向に絞られ、リング材60のリング部61の内周近傍部64がオス型71の押し込み方向である下方向に絞られ、リング部61の上側面(図5の下側面に相当)上に嵌合突起32が成型される。
さらに、オス型71を押し込んでいくと、先ず、リング部61が下方向に絞られ、次ぎに、リング材60のリング部61の外周近傍部65が下方向に絞られ、円周部31が成形される。
さらに、リング部61を押し込んでいくと、外周面の外周突起63が上方向に絞られて、リング部61の下側面(図5の上側面に相当)上に嵌合突起33が成型され、最終製品である自転防止継手30の成型が完了する。
すなわち、上方からオス型71を押し込んでいくと、先ず、リング部61の内周面の内周突起62が下方向に絞られ、リング材60のリング部61の内周近傍部64がオス型71の押し込み方向である下方向に絞られ、リング部61の上側面(図5の下側面に相当)上に嵌合突起32が成型される。
さらに、オス型71を押し込んでいくと、先ず、リング部61が下方向に絞られ、次ぎに、リング材60のリング部61の外周近傍部65が下方向に絞られ、円周部31が成形される。
さらに、リング部61を押し込んでいくと、外周面の外周突起63が上方向に絞られて、リング部61の下側面(図5の上側面に相当)上に嵌合突起33が成型され、最終製品である自転防止継手30の成型が完了する。
成形された自動防止継手30の嵌合突起32,33の幅方向対向面をさらに研削加工することにより、嵌合突起32,33の幅方向の寸法精度をより一層高め精級とし、自転防止継手の振動に起因するスクロール圧縮機の使用中の振動をより一層低減することができる。
また、図5には図示されていないが、リング材60の厚み寸法が小さい場合には、しわ抑え型とメス型でリング材60を挟持することで、絞り加工中にリング材60上に生じるシワを抑制することができる。
また、図5には図示されていないが、リング材60の厚み寸法が小さい場合には、しわ抑え型とメス型でリング材60を挟持することで、絞り加工中にリング材60上に生じるシワを抑制することができる。
図6は、本発明の製造方法により製造された第2形態の自転防止継手35の斜視図であり、図7は、第2形態の自転防止継手35の絞り加工前の第2形態のリング材66の外観図である。
本発明の第2形態の自転防止継手35は、旋回スクロール20との摺動抵抗を低減するために第1形態の自転防止継手30の円周部31の上側面に上面凸部36をさらに有した自転防止継手である。
本発明の第2形態の自転防止継手35の製造に使用するリング材66は、第2形態の自転防止継手35の上面凸部36に成型されるリング部61の外周面に外周凸部67を有する他は、第1形態のリング材60と同様である。
本発明の第2形態の自転防止継手35の製造方法は、第1形態の自転防止継手の製造方法と同じあるので説明は省略する。
本発明の第2形態の自転防止継手35は、旋回スクロール20との摺動抵抗を低減するために第1形態の自転防止継手30の円周部31の上側面に上面凸部36をさらに有した自転防止継手である。
本発明の第2形態の自転防止継手35の製造に使用するリング材66は、第2形態の自転防止継手35の上面凸部36に成型されるリング部61の外周面に外周凸部67を有する他は、第1形態のリング材60と同様である。
本発明の第2形態の自転防止継手35の製造方法は、第1形態の自転防止継手の製造方法と同じあるので説明は省略する。
図8は、本発明の製造方法により製造された第3形態の自転防止継手37の斜視図であり、図9は、第3形態の自転防止継手37の絞り加工前の第3形態のリング材68の外観図である。
本発明の第3形態の自転防止継手37は、旋回スクロール20との摺動抵抗を低減するために第1形態の自転防止継手30の円周部31の上側面に上面凸部36と、フレーム40との摺動抵抗を低減するために自転防止継手30の円周部31の下側面に下面凸部38をさらに有した自転防止継手である。
本発明の第3形態の自転防止継手37の製造に使用するリング材68は、第3形態の自転防止継手37の上面凸部36に成型されるリング部68の外周面に外周凸部67を有し、第3形態の自転防止継手37の下面凸部38に成型されるリング部68の内周面に内周凸部69を有する他は、第1形態のリング材60と同様である。
本発明の第3形態の自転防止継手37の製造方法は、第1形態の自転防止継手の製造方法と同じあるので説明は省略する。
本発明の第3形態の自転防止継手37は、旋回スクロール20との摺動抵抗を低減するために第1形態の自転防止継手30の円周部31の上側面に上面凸部36と、フレーム40との摺動抵抗を低減するために自転防止継手30の円周部31の下側面に下面凸部38をさらに有した自転防止継手である。
本発明の第3形態の自転防止継手37の製造に使用するリング材68は、第3形態の自転防止継手37の上面凸部36に成型されるリング部68の外周面に外周凸部67を有し、第3形態の自転防止継手37の下面凸部38に成型されるリング部68の内周面に内周凸部69を有する他は、第1形態のリング材60と同様である。
本発明の第3形態の自転防止継手37の製造方法は、第1形態の自転防止継手の製造方法と同じあるので説明は省略する。
10…固定スクロール、11…台板、12…ラップ、13…吸入口、14…吐出口、15…圧縮部、20…旋回スクロール、21…台板、22…ラップ、23…ボス、24…軸受け、25…嵌合溝、30…自転防止継手(第1形態)、31…円周部、32…上面嵌合突起、33…下面嵌合突起、35…自転防止継手(第2形態)、36…上面凸部、37…自転防止継手(第3形態)、38…下面凸部、40…フレーム、41…嵌合溝、50…回転軸、51…クランクピン、60…リング材(第1形態)、61…リング部、62…内周突起、63…外周突起、64…内周近傍部、65…外周近傍部、66…リング材(第2形態)、67…外周凸部、オス型、68…リング材(第3形態)、69…内周凸部、70…メス型、71…オス型
Claims (2)
- アルミニウム合金の押出しにより、内外周部に突起をそれぞれ有するパイプ材を成形し、
前記パイプ材を所定の厚さに切断しリング材を形成し、
前記リング材の外周縁よりやや小さい透孔を有するメス型と、内周縁よりやや大きいオス型とを有するプレス装置において、
前記リング材を前記メス型の一方面に設置し、前記リング材の他方面側から前記オス型を押し込み、リング材の両面に嵌合突起を成型するスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法。 - 前記リング材の両面の嵌合突起を研削加工することを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機の自転防止継手の製造方法。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016205153A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機用オルダム継手 |
| US9797401B2 (en) | 2013-12-09 | 2017-10-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Scroll compressor |
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| JP2002104198A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Showa Denko Kk | ステアリングホイール心材およびその製造方法 |
-
2008
- 2008-08-11 JP JP2008206679A patent/JP2010043567A/ja active Pending
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