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JP2010042625A - 液体噴射ヘッドモジュール、及び、液体噴射ヘッドモジュールの製造方法 - Google Patents

液体噴射ヘッドモジュール、及び、液体噴射ヘッドモジュールの製造方法 Download PDF

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JP2010042625A
JP2010042625A JP2008209133A JP2008209133A JP2010042625A JP 2010042625 A JP2010042625 A JP 2010042625A JP 2008209133 A JP2008209133 A JP 2008209133A JP 2008209133 A JP2008209133 A JP 2008209133A JP 2010042625 A JP2010042625 A JP 2010042625A
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Nobuaki Okazawa
宣昭 岡沢
Hiroyuki Hagiwara
寛之 萩原
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】複数の液体噴射ヘッドを組み付けてモジュール化する際の組み付け精度を向上させることが可能な液体噴射ヘッドモジュール、及び、液体噴射ヘッドモジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】位置決め穴41と複数の基準マーク44a,44bが形成された位置決め片38a,38bを設け、単位ヘッド11の基準ノズル開口30a,30bに対する各基準マークの相対位置が規定位置となるようにアライメントした状態で位置決め片を単位ヘッドに固定した。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、インクジェット式記録ヘッド等の液体噴射ヘッドを複数を組み付けてモジュール化された液体噴射ヘッドモジュール製造方法、及び、液体噴射ヘッドモジュールの製造方法に関し、特に、モジュール化する際の組み付け精度を向上させることが可能な液体噴射ヘッドモジュール、及び、液体噴射ヘッドモジュールの製造方法に関する。
例えば、液体噴射装置は、液体を噴射可能な液体噴射ヘッドを備え、この液体噴射ヘッドから各種の液体を噴射する装置である。この液体噴射装置の代表的なものとして、例えば、液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドという)を備え、この記録ヘッドのノズル開口から液体状のインクを記録紙等の記録媒体(噴射対象物)に対して噴射・着弾させてドットを形成することで画像等の記録を行うインクジェット式プリンタ等の画像記録装置を挙げることができる。また、近年においては、この画像記録装置に限らず、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造装置等、各種の製造装置にも液体噴射装置が応用されている。
近年、液体噴射装置の一種であるインクジェット式記録装置(以下、プリンタ)には、ノズル開口を複数列設してなるノズル群を有する記録ヘッド(単位ヘッド)と記録媒体とが相対的に移動する第1の方向と直交する第2の方向に記録ヘッドを複数配列したヘッド群を有し、このヘッド群によって形成されるノズル群の全長が記録媒体の最大記録幅に対応したヘッドモジュールを、記録媒体に対して移動させることなくインクを噴射するように構成したものが提案されている。この構成によれば、記録ヘッドの主走査方向の移動が不要となり、例えば、主走査方向と交差する副走査方向に記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動させるのみで画像等の記録を行うことができるので、シリアルヘッドを用いる構成と比較して記録時間を短縮化することができる。
このように、記録ヘッドをヘッドホルダなどの保持部材に複数並べてヘッドモジュールとする構成では、これらの記録ヘッドを高精度に位置決めした状態で保持部材に配置することが肝要となる。特に、各記録ヘッドのノズル開口の平面上の位置を高精度にアライメントした状態、即ち、ノズル開口が規定位置(設計上、望ましい位置)に配置された状態で各記録ヘッドを取り付ける必要があった。このため、従来においては、保持部材に対して様々なアライメント方法が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
上記特許文献1に提案されているアライメント方法は、ヘッド保持部材としてのキャリッジに位置決めの基準となる部分(基準面)を形成し、複数のインクジェットヘッドに共通なカバー部材をこの基準面に当接させることで、各インクジェットヘッドの位置決めを行うものである。
また、上記特許文献2に提案されているアライメント方法は、ヘッドユニット内における各インクジェットヘッドの基準位置に対する位置合わせを、インクジェットヘッドのノズル列方向についてのみ行い、他の方向は機械加工により精度出しを行うものである。即ち、ノズルの位置が所定の位置となるように基準面を加工(研削)することにより、ヘッド保持部材としての取り付け部材に対する配置位置を調整する。
特開平5−16339号公報 特開2003−57430号公報
しかしながら、通常、液体噴射ヘッドは多数の部品を組み付けて構成されているため、各部品の公差が累積することにより、全体的な部品公差が大きくなる傾向にある。このため、特許文献1に開示されている構成のように、カバー部材に何らの対策を施さないで各インクジェットヘッドを取り付け、これをキャリッジに対して位置決めしても、各インクジェットヘッド間でノズルの相対位置がずれてしまう虞がある。
また、上記特許文献2のように機械加工によって位置精度を出すためには、加工した後、規定位置に配置されたか否かの測定をし、位置決めされていなければ再度加工を施す、といった手順を踏む必要があり、時間や手間が掛るという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の液体噴射ヘッドを組み付けてモジュール化する際の組み付け精度を向上させることが可能な液体噴射ヘッドモジュール、及び、液体噴射ヘッドモジュールの製造方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、液体を噴射するノズル開口を有する液体噴射ヘッドを、当該液体噴射ヘッド側の位置決め部とヘッドホルダ側の位置決め部との平面上の位置を合わせることにより、ヘッドホルダに対して位置決めした状態で複数取り付けて成る液体噴射ヘッドモジュールであって、
前記ヘッド側位置決め部と複数の基準マークが形成された位置決め部形成部材を備え、
当該位置決め部形成部材は、前記液体噴射ヘッドの基準ノズル開口に対する各基準マークの相対位置が規定位置となる状態で前記液体噴射ヘッドに固定されたことを特徴とする。
なお、「基準ノズル開口」とは、位置決めの基準として選ばれたノズル開口を意味する。
また、「平面上」とは、ノズル形成面に平行な面上を意味する。
また、本発明は、液体を噴射するノズル開口を有する液体噴射ヘッドを、当該液体噴射ヘッド側の位置決め部とヘッドホルダ側の位置決め部との平面上の位置を合わせることにより、ヘッドホルダに対して位置決めし、この位置決め状態で複数取り付ける液体噴射ヘッドモジュールの製造方法であって、
前記ヘッド側位置決め部と複数の基準マークが形成された位置決め部形成部材を設け、
前記液体噴射ヘッドの基準ノズル開口に対する各基準マークの相対位置が規定位置となるようにアライメントした状態で位置決め部形成部材を液体噴射ヘッドに固定することを特徴とする。
上記構成によれば、ヘッド側位置決め部と複数の基準マークが形成された位置決め部形成部材を設け、この位置決め部形成部材を、液体噴射ヘッドの基準ノズル開口に対する各基準マークの相対位置が規定位置となる状態で液体噴射ヘッドに固定したので、ヘッド側位置決め部を液体噴射ヘッドに対して高い精度で配設することができる。そして、ヘッド側位置決め部とホルダ側位置決め部との平面位置を合わせることにより、ヘッドホルダに対して位置決めした状態でヘッドホルダに対して液体噴射ヘッドを高い精度で位置決めした状態で取り付けることができる。これにより、ヘッドホルダにおいて各液体噴射ヘッドのノズル開口が本来望ましい位置に配置される。その結果、噴射対象物に対する液体の着弾位置ずれを抑制することが可能となる。
また、ヘッドモジュールにおける一部の液体噴射ヘッドに不具合が生じた場合に、当該液体噴射ヘッドのみを交換する際、別途アライメント工程を行わなくても、ヘッド側位置決め部とホルダ側位置決め部との平面位置を合わせて新しい液体噴射ヘッドをヘッドホルダに取り付けるだけで高精度に位置決めされる。即ち、複数の液体噴射ヘッドから構成されるヘッドモジュールにおいて液体噴射ヘッド単体の交換に対応することができ、交換コストを削減することが可能となる。
また、上記構成において、前記基準マークの大きさが、前記ヘッド側位置決め部の直径よりも小さく、前記ノズル開口の直径以上である構成を採用することが望ましい。
なお、ここでいう「直径」とはヘッド側位置決め部及びノズル開口の少なくとも一方が真円でない場合には、その開口を横断する仮想直線が最大となる部分の内寸を指す。
上記構成によれば、ヘッド側位置決め部の直径がノズル開口の直径と比べて大きいために、このヘッド側位置決め部を液体噴射ヘッドに対して直接アライメントすると所望の精度が確保できない場合において、ノズル開口に近い大きさの基準マークを使ってアライメントを行うことで、ヘッド側位置決め部を液体噴射ヘッドに対してより高い精度で配設することができる。これにより、ヘッドホルダに対する液体噴射ヘッドの配置位置精度を一層向上させることが可能となる。
また、上記構成において、前記基準ノズル開口の位置を規定するノズル用基準部と、前記基準ノズル開口に対する各基準マークの相対的な位置をそれぞれ規定する基準マーク用基準部とが形成されたアライメント基板を設け、
前記アライメントにおいて、液体噴射ヘッドのノズル形成面と前記アライメント基板とを対向配置した状態で、前記ノズル用基準部と前記基準ノズル開口との平面上の位置を合わせる工程と、前記基準マーク用基準部と対応する基準マークとの平面上の位置を合わせる工程と、を行うことで、基準ノズル開口に対する各基準マークの相対位置を規定する構成を採用することが望ましい。
なお、前記各基準マークに対する前記ヘッド側位置決め部の相対位置の設計値に対する位置ずれ量を測定し、
前記アライメントにおいて、前記位置ずれ量に応じて前記基準マーク用基準部に対する各基準マークの相対位置を補正する構成を採ることが可能である。
上記構成によれば、例えば位置決め部形成部材を合成樹脂などで作製する場合等、この位置決め部材形成部材に形成された位置決め部と基準マークの相対的な位置精度が確保できない場合において、基準マークに対するヘッド側位置決め部の相対位置の設計値に対する位置ずれ量に応じて基準マーク用基準部に対する各基準マークの配置位置を補正することで、液体噴射ヘッドに対してヘッド側位置決め部を高い位置精度で配置することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。なお、本実施形態では、液体噴射装置の一形態である画像記録装置、詳しくは、ノズル開口群を等間隔で噴射対象物(又は記録媒体)となる記録紙の最大記録幅に相当する長さに配置した長尺な液体噴射ヘッド(以下、単に記録ヘッドという)を搭載したインクジェット式プリンタ(以下、プリンタという)を例に挙げて説明する。
図1は本発明に係るプリンタ1の概略構成を説明する断面図、図2はプリンタ1におけるヘッドモジュール3の周囲の平面図である。本実施形態のプリンタ1は、搬送ユニット7による記録紙4の搬送方向(相対送り方向。以下、第2方向Y)に直交する方向(以下、第1方向X)に複数の単位ヘッド11(本発明の液体噴射ヘッドの一種)を配列して構成されるヘッドモジュール3(本発明の液体噴射ヘッドモジュールの一種)と、記録紙4(噴射対象物の一種)を積層状態で収納する給紙トレイ5a及び装置下部に設けられた下段給紙カセット5bからなる給紙部5と、これらの給紙部5a,5bから給紙された記録紙4をヘッドモジュール3の下方を通過させて排紙トレイ10側に搬送する搬送ユニット7と、ヘッドモジュール3によって記録が行われ、搬送ユニット7側から排出された記録紙4を保持する排紙トレイ10とを備え、ヘッドモジュール3を第1方向Xに走査することなく記録紙4の記録領域の全幅にテキストや画像等を記録できるように構成されている。
また、図示しないが、筐体2の内部にはインクを貯留したインクカートリッジ(液体供給源の一種)が配置される。そして、エアポンプ等によるインクカートリッジ内の加圧によって、カートリッジ内に貯留されているインクがインク供給チューブを通じてヘッドモジュール3の各単位ヘッド11に供給(圧送)されるように構成されている。なお、記録紙4に対してヘッドモジュール3を第1方向Xに走査しながら記録を行う構成を採用することもできる。
上記給紙トレイ5aは、上下方向に移動可能に構成されており、記録紙束の上面(最上部の記録紙4の上面)が常にピックアップローラ6と一定圧で当接するように筐体2に対する上下方向の位置が制御されている。そして、ヘッドモジュール3による記録動作の実行タイミングに応じて、記録紙束の最上部から記録紙4がピックアップローラ6により引き出され、分離ローラ12と分離パッド13とにより一枚毎に分離されて下流側へ給送されるようになっている。記録紙4は、図示しない紙センサ間を通った後、上下一対のレジストローラ14a,14bのニップ部に突き当たる。なお、下段給紙カセット5bからの記録紙4は、複数の中間ローラ15を経由してからレジストローラ14a,14bのニップ部に到達する。これにより、記録紙4の先端姿勢が揃い、記録紙4のスキューが補正される。その後、レジストローラ14a,14bは、規定のタイミングで記録紙4を互いにニップした状態で1枚ずつ搬送ユニット7側へと給送し、記録紙4が搬送ユニット7の搬送ベルト17に到達してから所定のタイミングでニップ状態を解放する。
搬送ユニット7は、図示しない駆動モータの駆動力によって回転される駆動ローラ18と、駆動ローラ18よりも上流側に配設された従動ローラ19と、駆動ローラ18及び従動ローラ19の間に張設される無端状の搬送ベルト17と、搬送ベルト17に張力を付与するテンションローラ20と、押えローラ21とにより構成されている。テンションローラ20は、駆動ローラ18と、従動ローラ19との間に配設されて搬送ベルト17に内側から当接し、ばね等の付勢部材の付勢力により搬送ベルト17に張力を付与している。また、押えローラ21は、搬送ベルト17を挟んで従動ローラ19の直上に配設され、搬送ベルト上の記録紙4を搬送ベルト17側に押し付けて、記録紙4の搬送ベルト17に対する密着性を高める。
駆動ローラ18は、ヘッドモジュール3の記録動作に同期して駆動されることで搬送ベルト17を回転させ、記録紙4をヘッドモジュール3の下方を通過させて下流側へと搬送するように構成されている。また、搬送ベルト17の回転量は、エンコーダによって検出されるようになっている。そして、このエンコーダの検出信号は、エンコーダパルスとしてプリンタコントローラに出力される。
記録紙4に対し一方の面のみに記録を行う場合は、一方の面の記録が終了した後、搬送ユニット7から排紙トレイ10へと排紙される。一方、記録紙4の両面に記録を行う場合は、一方の面の記録が終了した後、搬送ユニット7の下流に配設されたフラッパ22により、用紙反転経路R2へ搬送される。記録紙4が用紙反転経路のUターン部Tまで到達した後、搬送方向を転換させ、記録紙4は再度レジストローラ14a,14b、搬送ベルト17へと順次送られて他方の面の記録が終了した後、搬送ユニット7から排紙トレイ10へと排紙される。
図2は、ヘッドモジュール3の構成を例示した図であり、(a)はヘッドモジュール3を単位ヘッド11のノズル形成面26側から観た平面図、(b)はヘッドモジュール3の側面図である。また、図3は、図2(b)における領域Aの拡大断面図である。ヘッドモジュール3は、第1方向Xに長尺な矩形のヘッドホルダ24(ヘッド保持部材)に複数の単位ヘッド11を配設して構成されている。なお、このヘッドホルダ24の各ヘッド配置領域には、後述する単位ヘッド11の位置決め片38に対応してヘッド受け部28が設けられている(図3)。このヘッド受け部28には、単位ヘッド11の位置決め片38と連結するための位置決めピン40が挿通されるピン受け穴29が開設されている。即ち、この位置決めピン40を位置決め穴41とピン受け穴29に挿通することによってヘッド受け部28と位置決め片38とを連結することで、ヘッドホルダ24に対して単位ヘッド11の配置位置が規定されるようになっている。
図4は、単位ヘッド11の構成を説明する図であり、(a)は単位ヘッド11をノズル形成面26側(ケース先端面側)から観た平面図、(b)は単位ヘッド11の側面図、(c)は単位ヘッド11を基端面側から観た平面図である。単位ヘッド11は、ノズル開口30に連通する圧力発生室を含むインク流路を形成する流路ユニット39や、圧力発生室内のインクに圧力変動を生じさせる圧電振動子或いは発熱素子などの圧力発生手段(図示せず)をヘッドケース31に備えており、プリンタコントローラ側からの駆動信号を圧力発生手段に印加して圧力発生手段を駆動することにより、ノズル開口30からインク(本発明における液体の一種)を噴射して記録紙4に着弾させる記録動作を行うように構成されている。
ヘッドケース31は、中空箱体状部材であり、その先端面には、ノズル形成面26を露出させた状態で流路ユニット39を固定している。また、ヘッドケース31の内部に形成された収容空部内には圧力発生手段などを収容し、先端面とは反対側の基端面側には、プリンタコントローラ側からの駆動信号を圧力発生手段側に供給するための配線部材35を収容するカバー部材33が配置されている。また、ヘッドケース31の基端側には、側方に向けて延びるフランジ部32(32a,32b)がノズル列方向、即ち、第1方向Xの両側にそれぞれ形成されている。図4に示すように、各フランジ部32には、ヘッドホルダ24に固定するためのネジ等の止着部材36が挿通される挿通穴37(図3参照)が開設されている。
ヘッドケース31の先端面においてノズル形成面26の第1方向Xの両側には、ヘッドホルダ24に対する単位ヘッド11の配置位置を規定するために用いられる位置決め片38(本発明における位置決め部形成部材の一種)が配設されている。したがって、本実施形態における単位ヘッド11には、ノズル列方向(第1方向X)においてケース先端面の一側に配設される一側位置決め片38aと、ケース先端面の他側に配設される他側位置決め片38bの合計2つの位置決め片38が設けられている。即ち、本実施形態においては、ノズル形成面26の長辺方向の両側にそれぞれ位置決め片38a,38bが設けられている。言い換えれば、ノズル列の両端部にそれぞれ位置決め片38a,38bが設けられていることになる。
図5は、位置決め片38の構成を説明する図であり、(a)は一側位置決め片38aの平面図、(b)は他側位置決め片38bの平面図である。この位置決め片38は、合成樹脂、金属、或いはシリコン等から成る長方形状の板材であり、ヘッドケース31とは別体となっている。これらの位置決め片38a,38bには、それぞれ位置決め穴41a,41b(本発明におけるヘッド側位置決め部の一種)が開設されている。これらの位置決め穴41a,41bは、位置決めピン40(図3参照)が挿通される穴である。一方の位置決め穴41aの内径は、位置決めピン40がガタつきなく差し込まれるように位置決めピン40の外径と同程度か、僅かに大きく設定されている。他方の位置決め穴41bは、位置決め片38a,38bが単位ヘッド11に配設された状態で、位置決め穴41aとの並び方向(本実施形態においては第1方向X)に長尺な長穴となっている。
即ち、位置決め穴41bの短尺方向の内寸は、位置決めピン40の外径と同程度に又は僅かに大きく設定される一方、位置決め穴41bの長尺方向の内寸は、位置決めピン40の外径よりも十分に大きく設定されている。したがって、この位置決め穴41bに位置決めピン40を挿通した状態では、この位置決めピン40と位置決め穴41bの内周面との間に、位置決め穴41bの長尺方向の内寸に応じた間隙が形成される。このため、この間隙の範囲内で位置決め穴41bにおける位置決めピン40の配置位置の自由度が確保される。これにより、単位ヘッド11の位置決め穴41a,41bの間隔とヘッドホルダ24のピン受け穴29の間隔との間の寸法誤差に対応することができるようになっている。
これに対し、ヘッドケース31における位置決め片38a,38bに対応する部分には、位置決めピン40が挿通されるピン挿通穴42がケースの高さ方向を貫通した状態で形成されている(図3)。このピン挿通穴42の内径は、位置決めピン40の直径や位置決め穴41の内径よりも十分に大きく設定されている。
そして、ピン挿通穴42に挿入された位置決めピン40の一端部を位置決め片38の位置決め穴41に嵌合し、当該位置決めピン40の他端部をヘッドホルダ24のヘッド受け部28のピン受け穴29に嵌合することで、位置決め穴41とピン受け穴29の平面上の位置が合わせられる。これにより、ヘッドホルダ24に対する単位ヘッド11の配置位置が規定される。したがって、位置決め片38は、ヘッドホルダ24における各単位ヘッド11の配置位置精度、ひいては各単位ヘッド11のノズル開口30の位置精度に拘る重要な部品である。このため、単位ヘッド11のノズル開口30を基準として位置決め穴41を高い精度でアライメントした状態で位置決め片38を単位ヘッド11に配設することが肝要となる。
このアライメントの精度を高めるべく、各位置決め片38a,38bには、複数の基準マーク44が形成されており、この基準マーク44を用いて単位ヘッド11に対する位置決め片38の位置決めを行うように構成されている。この基準マーク44は、位置決め穴41a,41bの直径(位置決め穴41bの短尺方向の内寸)よりも小さく且つノズル開口30の直径以上の直径に設定された円形の穴から構成されている。なお、ここでいう「直径」とは、位置決め穴41及びノズル開口30の少なくとも一方が真円でない場合には、開口を横断する仮想直線が最大となる部分の内寸を指す。本実施形態においては、位置決め穴41を間に挟む状態で、この位置決め穴41の両側であってノズル列と交差する方向に一側基準マーク44aと他側基準マーク44bの計2個の基準マーク44が各位置決め片38a,38bにそれぞれ形成されている。勿論、基準マーク44の形成個数は2つに限られず、3つ以上設けても良い。この基準マーク44を用いた位置決め片38のアライメントについては後述する。
各単位ヘッド11のノズル形成面26には、インクを噴射するノズル開口30を第1方向Xに沿って複数列設してノズル列27(ノズル群の一種)を構成し、このノズル列27を第2方向Yに複数並設している。1つのノズル列27は、例えば360dpiのピッチで開設された360個のノズル開口から成る。そして、各単位ヘッド11には合計2列のノズル列27が第2方向Yに並べて形成されている。上述のように本実施形態における単位ヘッド11のノズル形成面26は、平面視において第1方向Xに長尺な形状となっている。そして、ヘッドホルダ24に取り付けられた状態において、平面視におけるノズル形成面26の長辺(若しくはノズル列)が第1方向Xに平行となるように構成されている。
図2に示すように、本実施形態においては、1つのヘッドホルダ24に対して合計6つの単位ヘッド11を2段の千鳥状に取り付けて1つのヘッドモジュール3が構成されている。このヘッドモジュール3は、第1方向Xで見て全体としてノズル開口が360dpiで並ぶような配置間隔で単位ヘッド11が互い違いに千鳥状に並ぶような配置レイアウトとなっている。なお、1つのヘッドモジュール3における単位ヘッド11の個数は、プリンタ1が対応可能な記録紙4の最大サイズに応じて決定される。
図6は、単位ヘッド11に位置決め穴41(位置決め片38)をアライメントするための装置構成を説明する模式図であり、(a)はアライメント装置をアライメント基板45側から観た平面図、(b)はアライメント装置を側方から観た図である。このアライメント工程では、単位ヘッド11をノズル形成面26を上方に向けた姿勢で定盤等の基台46上に載置し、載置された単位ヘッド11のノズル形成面26にアライメント基板45を対向配置し、このアライメント基板45に形成されたマスク開口を用いて、単位ヘッド11に対して位置決め片38をアライメントするように構成されている。
アライメント基板45は、線膨張係数が可及的に小さいガラスなどの板材から構成されており、基台46のヘッド載置面から立ち上がった複数の支柱47によって、基台46に対する位置が固定された状態で支持されている。このアライメント基板45には、ノズル開口30の位置を規定するノズル用マスク開口48(ノズル用基準部の一種)と、ノズル開口30に対する各位置決め片38a,38bの相対的な位置を規定する基準マーク用マスク開口49(基準マーク用基準部の一種)とが設けられている。これらのマスク開口48,49は、アライメント基板45の表面に形成されたレジスト層を露光及び現像することによって形成されている。このアライメント基板45は、現像の後、レジスト層を除去せずにそのまま用いても良いし、スパッタリング又はエッチング等によってアライメント基板45に開口形状を形成した後、レジスト層を除去してから用いても良い。
本実施形態におけるノズル用マスク開口48は、ノズル開口30の直径よりも少し大きい円形の開口部である。このノズル用マスク開口48は、複数のノズル列27のうちの何れかのノズル列27の両端に位置するノズル開口30a,30bに対応してアライメント基板45に合計2つ設けられている。即ち、ノズル列27の一方の端部に位置するノズル開口30aに対応するノズル用マスク開口48aと、ノズル列27の他方の端部に位置するノズル開口30bに対応するノズル用マスク開口48bとがアライメント基板45に形成されている。以下、アライメントで基準となるノズル開口30a,30bを基準ノズル開口という。この基準ノズル開口としては、ノズル列27の両端部に位置するノズル開口30a,30bに限らず、任意の複数のノズル開口30を選ぶことができる。
なお、ノズル開口30との相対位置が高精度に規定されたノズル基準マークをノズル形成面26に設け、アライメント基板45には、このノズル基準マークに対応する位置にノズル用マスク開口48を形成する構成を採用することもできる。
また、本実施形態における基準マーク用マスク開口49は、位置決め片38の基準マーク44の直径よりも大きい開口であり、アライメント基板45に合計4つ形成されている。即ち、一側基準マーク44aに対応する基準マーク用マスク開口49aと、他側基準マーク44bに対応する基準マーク用マスク開口49bとの2つを1組として、各位置決め片38a,38bに対応して合計2組の基準マーク用マスク開口49がアライメント基板45上に設けられている。なお、基準マーク44a,44bの配置間隔の公差による位置ずれに対応可能なように、基準マーク用マスク開口49a,49bのうち一方(本実施形態においては基準マーク用マスク開口49b)を長穴としている(図7参照)。
この基準マーク用マスク開口49は、ノズル用マスク開口48に対する相対位置が設計値(規定位置)となるように高い精度で形成位置が定められている。そして、ノズル用マスク開口48a,48bに単位ヘッド11のノズル開口30a,30bの平面上の位置を合わせた上で、基準マーク用マスク開口49a,49bに基準マーク44a,44bの平面上の位置を合わせた状態で各位置決め片38a,38bを単位ヘッド11にそれぞれ固定することで、位置決め穴41a,41bが規定位置に配置され、ノズル開口30に対する位置決め穴41a,41bの相対位置を高い精度で定めることが可能となる。
なお、マスク開口48,49の寸法や形状は例示したものには限られず、アライメントに支障がなければ任意の寸法・形状(例えば、十文字状など)を採用することができる。
このように単位ヘッド11に対し、位置決め穴41を直接アライメントせずに、基準マーク44を用いて間接的にアライメントする構成としたのは、位置決め穴41の大きさが、位置決めピン40の強度を確保するために、ノズル開口30の直径(例えば、20μm〜30μm)と比べて大きめ(例えば、1mm〜2mm)になっているからである。即ち、アライメントではアライメントの対象物の中心とマスク開口の中心とを合わせる必要があるため、位置決め穴41を直接アライメントの対象とした場合において、同倍率のレンズを位置決め穴41とノズル開口30に対して使用すると、形状が比較的小さいノズル開口30の中心を求める際の誤差等で所望の精度が確保できない虞がある。このため、ノズル開口30により近い大きさの基準マーク44を使って単位ヘッド11に対する位置決め片38のアライメントを行うことで、アライメント精度の低下を防止することができる。
アライメント工程において、単位ヘッド11は、ヘッド用クランプ51によって4箇所で保持され、この保持状態でヘッド用クランプ51がX又はY方向に移動することにより、或いは平面方向(ノズル形成面方向)に回転することにより、アライメント基板45に対する相対位置が基台46の載置面上で調整されるようになっている。なお、アライメント基板45をノズル形成面26に対して相対的に移動させる構成を採用しても良い。
また、各位置決め片38a,38bは、位置決め片用クランプ52によって保持され、この保持状態で位置決め片用クランプ52がX又はY方向に移動することにより、アライメント基板45に対する相対位置がヘッドケース31の先端面上で調整される(図6では、位置決め片38bに対するクランプ52のみを図示)。なお、この位置決め片用クランプ52は、位置決め片38の平面における回転方向の角度を規定することができ、この角度が規定された姿勢を維持した状態で位置決め片38の位置を調整することもできる。
ここで、位置決め穴41と各基準マーク44とが、位置決め片38に位置精度良く形成されていれば、基本的には、基準マーク用マスク開口49の中心に基準マーク44の中心を合わせ、基準ノズル開口30a,30bに対する各基準マーク44の相対位置が規定位置となるようにすることで、単位ヘッド11の基準ノズル開口30a,30bに対して位置決め穴41の相対位置が高い精度でアライメントされる(即ち、位置決め穴41が規定位置に配置される)。しかしながら、本実施形態においては、生産性を考慮して位置決め片38を合成樹脂で作製しており、例えばシリコン等で作製する構成と比べて基準マーク44と位置決め穴41との相対位置の精度を確保することが難しい。このため、位置決め片38に実際に形成された基準マーク44と位置決め穴41との相対的な位置関係が、設計上の相対位置関係(設計値)と比較して異なる可能性がある場合には、以下に説明するように、アライメントを行う前に基準マーク44と位置決め穴41との相対的な位置関係のずれ(基準値からの位置ずれ)を予め測定する。
丸穴の位置決め穴41aが形成された一側位置決め片38aでは、図5(a)に示すように、各基準マーク44a,44bの中心に対し位置決め穴41aの中心が設計上本来あるべき位置、具体的には、基準マーク44a,44bの中心同士を結ぶ線分の中心点である仮想点Pに対し、一側位置決め片38aに実際に形成されている位置決め穴41aの中心のずれ量を測定する。この例において、一側基準マーク44aの中心を原点として基準マーク44a,44bの並び方向にY軸を採り、これに直交する方向にX軸を採ると、位置決め穴41aの中心は、Y軸方向における一側(図で上側。以下、+側とする。)に(B−b)だけオフセットし、X軸方向における一側(図で左側。以下、+側とする。)にaだけオフセットしている。
次に、長穴の位置決め穴41bが形成された他側位置決め片38bでは、位置決め穴41bの長尺方向が、位置決め穴41aとの並び方向に平行となるように単位ヘッド11に配設されることが前提となる。このため、図5(b)に示すように、位置決め穴41bの中心を原点として、この位置決め穴41bの長尺方向(長辺方向)をX軸とし、これに直交する方向をY軸とする。この状態の位置決め穴41bに対して設計上本来あるべき各基準マーク44a,44bの中心をそれぞれ仮想点Pa,Pbとし、これらの仮想点と実際の各基準マーク44a,44bの位置ずれ量を測定する。この例では、一側基準マーク44aの中心は、仮想点Paに対しY軸で(n−N)だけ+側にオフセットし、X軸でmだけ+側にオフセットしている。また、他側基準マーク44bの中心は、X軸でpだけ−側にオフセットしている。
なお、基準マーク44と位置決め穴41との相対的な位置ずれの測定方法は、例示したものには限られず、要は、基準マーク44又は位置決め穴41が、設計上の位置に対してどの程度ずれているかが判ればよい。
基準マーク44と位置決め穴41との相対的な位置ずれを測定したならば、単位ヘッド11を基台46上にセットし、セットされた単位ヘッド11のヘッドケース先端面におけるノズル形成面26の両側にそれぞれ位置決め片38a,38bをセットする。続いて、この状態で、アライメント基板45をノズル形成面26に対向する状態でセットする。セットが完了したならば、まず、アライメント基板45のノズル用マスク開口48a,48bの中心に対し、単位ヘッド11の基準ノズル開口30a,30bの中心をそれぞれアライメントする。この工程では、ノズル形成面26に対してアライメント基板45を挟んで対向配置されたカメラなどの撮像手段を通じて観察しながら、ヘッド用クランプ51によって単位ヘッド11を基台46の載置面上で移動させつつノズル用マスク開口48a,48bの中心と、これに対応する基準ノズル開口30a,30bの中心の平面上の位置をそれぞれ合わせる。
基準ノズル開口30a,30bのアライメントが完了したならば、次に、単位ヘッド11とアライメント基板45の相対的な位置を固定した状態で、位置決め片用クランプ52に保持された位置決め片38a,38bをX軸又はY軸に移動させつつ、図7に示すように、基準マーク用マスク開口49a,49bと、対応する基準マーク44a,44bとの平面上の位置をそれぞれ合わせる。
図7(a)に示すように、一側位置決め片38aのアライメントでは、まず基準マーク用マスク開口49aの中心に対し一側基準マーク44aの中心が平面上で重なるように一側位置決め片38aの位置を調整し、この状態で、マスク開口49a,49bの中心同士を結ぶ線上に他側基準マーク44bの中心が位置するように一側位置決め片38aの平面上の角度を調整する。ただし、上述のように、位置決め片38に実際に形成された基準マーク44と位置決め穴41との相対的な位置関係が、設計上の相対位置関係と比較して異なる場合には、一側位置決め片38aの平面上の角度を維持した状態で、上記ずれ量に応じて各マスク開口49a,49bに対する各基準マーク44a,44bの配置位置を補正する。この例では、基準マーク用マスク開口49aの中心に対して、一側基準マーク44aの中心位置をX軸方向でa、Y軸方向で(B−b)だけ−側に補正する。なお、この一側基準マーク44aの補正により、基準マーク用マスク開口49bの中心に対する他側基準マーク44bの中心位置も補正される。
図7(b)に示すように、他側位置決め片38bのアライメントでも上記一側位置決め片38aと同様に、まず、基準マーク用マスク開口49a,49bに対する各基準マーク44a,44bの配置位置をアライメントする。そして、位置決め穴41bの中心が設計上の位置に配置されるように、上記ずれ量に応じて各マスク開口49a,49bに対する各基準マーク44a,44bの配置位置を補正する。この例では、基準マーク用マスク開口49aの中心に対して、一側基準マーク44aの中心位置をX軸方向でm、Y軸方向で(n−N)だけ+側に補正する。また、基準マーク用マスク開口49aと一側基準マーク44aとの位置関係を維持した状態で、基準マーク用マスク開口49bの中心に対して、他側基準マーク44bの中心位置をX軸方向でpだけ−側に補正する。これにより、位置決め穴41bが設計上の位置に配置されると共に、その長尺方向(長辺方向)がX軸に平行となるように他側位置決め片38bの平面上の角度が調整される。
上記手順でアライメントを行うことにより、単位ヘッド11に対する各位置決め片38a,38bの配置位置を高い精度で定めることができる。そして、この状態で、各位置決め片38a,38bをヘッドケース31の先端面に固定する。この固定方法としては、接着やネジ留め等、種々の固定方法を採用することができる。本実施形態においては、予め瞬間接着剤等で仮固定しておき、アライメントの後にエポキシ接着剤等で本固定する。
このようにして、アライメント基板45を利用して単位ヘッド11に位置決め片38a,38bを配設することにより、ノズル開口30(基準ノズル開口)に対する位置決め穴41a,41bの相対位置を高い精度に設定することが可能となる。
以上のように、単位ヘッド11に対し、ノズル開口30に対する位置決め穴41a,41bの相対位置が高精度で定められた位置決め片38を配設し、位置決めピン40の一端部を各位置決め片38の位置決め穴41に嵌合し、当該位置決めピン40の他端部をヘッドホルダ24のヘッド受け部28のピン受け穴29に嵌合することで、各位置決め穴41とこれに対応するピン受け穴29との平面上の位置が合わせられる。これにより、ヘッドホルダ24に対する単位ヘッド11の配置位置が高い精度で規定される。これにより、ヘッドホルダ24において各単位ヘッド11のノズル開口30が本来望ましい位置に配置される。その結果、記録紙4等の噴射対象物に対するインクの着弾位置ずれを抑制することができ、記録画像の画質の低下を防止することが可能となる。
また、ヘッドモジュール3における一部の単位ヘッド11に不具合が生じた場合に、当該単位ヘッド11を交換する際、別途アライメント工程を行わなくても、各位置決め穴41を利用して位置決めした状態で新しい単位ヘッド11をヘッドホルダ24に取り付けるだけで当該単位ヘッド11がヘッドホルダ24に対して高精度で位置決めされる。即ち、複数の単位ヘッド11から構成されるヘッドモジュールにおいて単位ヘッド単体の交換に対応することができ、交換コストを削減することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、本発明におけるヘッド側位置決め部、及び、ホルダ側位置決め部として、それぞれ位置決め穴41、及び、ピン受け穴29とし、これらを位置決めピン40によって連結する構成を例示したが、これには限られない。例えば、ヘッド側位置決め部、及び、ホルダ側位置決め部の何れか一方を位置決め穴、他方を位置決めピンとして、これらを嵌合させることでヘッドホルダ24に対して単位ヘッド11を位置決めする構成を採用することも可能である。
また、位置決め片38を合成樹脂で作製することに限定されず、シリコン等で作製する構成としても良い。この場合において、位置決め片38に実際に形成された基準マーク44と位置決め穴41との相対的な位置関係が、設計上の相対位置関係により近い場合には、アライメント工程における上記の補正が不要となる。
また、本発明は、複数の液体噴射ヘッドから成るヘッドモジュールを備えたものであれば、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の他の液体噴射ヘッド、及び、これを備える液体噴射装置にも適用することができる。
プリンタの構成を説明する断面図である。 ヘッドモジュールの構成を示す図である。 図2(b)における領域Aの拡大断面図である。 単位ヘッドの構成を説明する図である。 位置決め片の構成を説明する平面図である。 アライメント工程における装置構成を説明する図である。 基準マーク用マスク開口に対する基準マークのアライメントを説明する図である。
符号の説明
1…プリンタ,3…ヘッドモジュール,4…記録紙,11…単位ヘッド,24…ヘッドホルダ,26…ノズル形成面,30…ノズル開口,31…ヘッドケース,38…位置決め片,40…位置決めピン,41…位置決め穴,44…基準マーク,45…アライメント基板,46…基台,48…ノズル用マスク開口,49…基準マーク用マスク開口

Claims (6)

  1. 液体を噴射するノズル開口を有する液体噴射ヘッドを、当該液体噴射ヘッド側の位置決め部とヘッドホルダ側の位置決め部との平面上の位置を合わせることにより、ヘッドホルダに対して位置決めした状態で複数取り付けて成る液体噴射ヘッドモジュールであって、
    前記ヘッド側位置決め部と複数の基準マークが形成された位置決め部形成部材を備え、
    当該位置決め部形成部材は、前記液体噴射ヘッドの基準ノズル開口に対する各基準マークの相対位置が規定位置となる状態で前記液体噴射ヘッドに固定されたことを特徴とする液体噴射ヘッドモジュール。
  2. 前記基準マークの大きさは、前記ヘッド側位置決め部の直径よりも小さく、前記ノズル開口の直径以上であることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッドモジュール。
  3. 液体を噴射するノズル開口を有する液体噴射ヘッドを、当該液体噴射ヘッド側の位置決め部とヘッドホルダ側の位置決め部との平面上の位置を合わせることにより、ヘッドホルダに対して位置決めし、この位置決め状態で複数取り付ける液体噴射ヘッドモジュールの製造方法であって、
    前記ヘッド側位置決め部と複数の基準マークが形成された位置決め部形成部材を設け、
    前記液体噴射ヘッドの基準ノズル開口に対する各基準マークの相対位置が規定位置となるようにアライメントした状態で位置決め部形成部材を液体噴射ヘッドに固定することを特徴とする液体噴射ヘッドモジュールの製造方法。
  4. 前記基準マークの大きさは、前記ヘッド側位置決め部の直径よりも小さく、前記ノズル開口の直径以上であることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッドモジュールの製造方法。
  5. 前記基準ノズル開口の位置を規定するノズル用基準部と、前記基準ノズル開口に対する各基準マークの相対的な位置をそれぞれ規定する基準マーク用基準部とが形成されたアライメント基板を設け、
    前記アライメントにおいて、液体噴射ヘッドのノズル形成面と前記アライメント基板とを対向配置した状態で、前記ノズル用基準部と前記基準ノズル開口との平面上の位置を合わせる工程と、前記基準マーク用基準部と対応する基準マークとの平面上の位置を合わせる工程と、を行うことで、基準ノズル開口に対する各基準マークの相対位置を規定することを特徴とする請求項4に記載の液体噴射ヘッドモジュールの製造方法。
  6. 前記各基準マークに対する前記ヘッド側位置決め部の相対位置の設計値に対する位置ずれ量を測定し、
    前記アライメントにおいて、前記位置ずれ量に応じて前記基準マーク用基準部に対する各基準マークの相対位置を補正することを特徴とする請求項5に記載の液体噴射ヘッドモジュールの製造方法。
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