JP2010042489A - ワーク受け及びこれを備えた円筒研削盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワークを高精度に研削して高い真円度を得ることができるようにワークを受けることが可能なワーク受けなどを提供する。
【解決手段】ワーク受け5は、間隔を隔てて設けられた支持部によって、円筒状をしたワークWを水平に支持するワーク支持機構と、ワークWの外周面に当接する砥石車46などを備えた円筒研削盤に設けられており、ワーク支持機構の支持部間に配置されてワークWを回転可能に支持する。ワーク受け5は、ワークWの下側の外周面を受ける第1受け部材11と、ワークWの、砥石車46の当接側とは反対側の外周面を受ける第2受け部材12とを備え、第1受け部材11は、受け面11aの法線の角度αがワークWの軸線を含む垂直面から砥石車46側に15°〜30°となるように配置され、第2受け部材12は、受け面12aの法線の角度γがワークWの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように配置される。
【選択図】図3
【解決手段】ワーク受け5は、間隔を隔てて設けられた支持部によって、円筒状をしたワークWを水平に支持するワーク支持機構と、ワークWの外周面に当接する砥石車46などを備えた円筒研削盤に設けられており、ワーク支持機構の支持部間に配置されてワークWを回転可能に支持する。ワーク受け5は、ワークWの下側の外周面を受ける第1受け部材11と、ワークWの、砥石車46の当接側とは反対側の外周面を受ける第2受け部材12とを備え、第1受け部材11は、受け面11aの法線の角度αがワークWの軸線を含む垂直面から砥石車46側に15°〜30°となるように配置され、第2受け部材12は、受け面12aの法線の角度γがワークWの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように配置される。
【選択図】図3
Description
本発明は、ワーク支持手段の2つの支持部によって軸線方向に間隔を隔てた位置が支持されたワークを砥石車により研削する円筒研削盤の、支持部間に配置されてワークを回転可能に支持するワーク受け、及びこのワーク受けを備えた円筒研削盤に関する。
従来、研削盤として、例えば、特開昭61−65723号公報に開示されたものが知られている。この研削盤は、ベッドと、水平に配置されたワークの一端側を支持するための主軸台と、主軸台から間隔を空けて設けられ、ワークの他端側を支持するための心押台と、主軸台及び心押台によって支持されたワークをその軸線中心に回転させるワーク回転駆動機構と、主軸台及び心押台が上面に配設され、ワークの軸線方向に移動自在にベッド上に設けられるテーブルと、テーブル上面の、主軸台と心押台との間に配設され、ワークの外周面に当接してこのワークを回転可能に支持するワーク受けと、テーブルを移動させるテーブル送り機構と、ワークの外周面に当接する砥石車と、ワークの軸線と直交する水平方向に移動自在にベッド上に設けられ、砥石車をその軸線中心に回転自在に支持する砥石台と、砥石車をその軸線中心に回転させる砥石車回転駆動機構と、砥石台を移動させる砥石台送り機構などを備える。
尚、前記ワーク受けは、長尺のワークを研削する際に、自重や砥石車の研削力などによるワークの撓みを防止するために用いられるもので、その具体的な構造としては、例えば、図4に示すように、ワークWの下側に設けられ、ワークWの外周面を受けるための水平な受け面101aを有する第1受け部材101と、ワークWの、砥石車105の当接側とは反対側に配置され、ワークWの外周面を受けるための垂直な受け面102aを有する第2受け部材102と、各受け部材101,102を支持する支持部材103などを備えており、これら第1受け部材101,第2受け部材102及び支持部材103からなる支持構造体が、主軸台と心押台との間に1つ、或いは主軸台と心押台との間にワーク軸線方向に沿って一定間隔で複数設けられる。
そして、このように構成された研削盤では、主軸台,心押台及びワーク受け100によって支持されたワークに対し砥石車が所定の切り込み量を有するように砥石台が砥石台送り機構により移動,位置決めされた後、テーブル送り機構によりテーブルがワークの軸線方向に移動せしめられ、これにより、ワーク回転駆動機構及び砥石車回転駆動機構によりそれぞれ回転せしめられたワーク及び砥石車が相対移動してワークの外周部が研削される。
ところで、本願発明者らは、研究を重ねた結果、上記のような研削盤においても、図5に示すような、ワークWが砥石車111,支持刃112及び調整車113の3点によって支持されたセンタレス研削盤110と同様に、ワークWが前記砥石車105,第1受け部材101及び第2受け部材102の3点で拘束された部分があり、これらの拘束力と主軸台及び心押台による拘束力とが複雑に相俟ってワークWはセンタレス研削盤110と同様の成円作用を受けると推測した。尚、ワーク受け100により拘束されている部分のみならず、拘束されていない部分についても同様である。
そして、センタレス研削盤110では、一般的に、砥石車111の中心と調整車113の中心とを結ぶ直線と、砥石車111の中心とワークWの中心とを結ぶ直線とのなす角度をaとし、砥石車111の中心と調整車113の中心とを結ぶ直線と、調整車113の中心とワークWの中心とを結ぶ直線とのなす角度をbとし、砥石車111の中心と調整車113の中心とを結ぶ直線と、ワークWの中心との間の距離Hを心高とし、a+b=cを心高角とすれば、心高角cが約7°となるときに最適な成円作用が得られるものとされている。これは、心高角cが7°よりも小さい(心高Hが一定値よりも小さい)と、奇数角の等径歪円が生じ易く、心高角cが7°よりも大きい(心高Hが一定値よりも大きい)と、偶数角の異径歪円が生じ易くなって、いずれの場合も真円度が低下するからである。
そうすると、図4に示すような上述のワーク受け100では、ワークWを単に受けているだけであり、砥石車105の中心と第2受け部材102及びワークWの接触点とを結ぶ直線上にワークWの中心があって心高角c=0°或いは心高H=0と言えるので、研削後のワークW外周面は奇数角の等径歪円となって良好な真円度が得られないことになる。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、ワークを高精度に研削して高い真円度を得ることができるようにワークを受けることが可能なワーク受け、及びこれを備えた円筒研削盤の提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
間隔を隔てて設けられる2つの支持部を有し、前記各支持部により円筒状をしたワークを水平に支持するワーク支持手段と、前記ワーク支持手段によって支持されたワークの軸線を含む水平面上に軸線が含まれるように配置され、前記ワークの外周面に当接する砥石車とを備えた円筒研削盤に設けられ、前記ワーク支持手段の支持部間に配置されて前記ワークを回転可能に支持するワーク受けにおいて、
前記ワークの下側に配置され、このワークを受けるための受け面を有する第1受け部材と、
前記砥石車との間に前記ワークを挟むように前記砥石車の反対側に配置され、前記第1受け部材とは異なる部分を受けるための受け面を有する第2受け部材とを備えてなり、
前記第1受け部材は、その受け面の法線の、前記ワークの軸線を中心にした角度が、このワークの軸線を含む垂直面から前記砥石車側に15°〜30°となるように配置され、
前記第2受け部材は、その受け面の法線の、前記ワークの軸線を中心にした角度が、このワークの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように配置されてなることを特徴とするワーク受けに係る。
間隔を隔てて設けられる2つの支持部を有し、前記各支持部により円筒状をしたワークを水平に支持するワーク支持手段と、前記ワーク支持手段によって支持されたワークの軸線を含む水平面上に軸線が含まれるように配置され、前記ワークの外周面に当接する砥石車とを備えた円筒研削盤に設けられ、前記ワーク支持手段の支持部間に配置されて前記ワークを回転可能に支持するワーク受けにおいて、
前記ワークの下側に配置され、このワークを受けるための受け面を有する第1受け部材と、
前記砥石車との間に前記ワークを挟むように前記砥石車の反対側に配置され、前記第1受け部材とは異なる部分を受けるための受け面を有する第2受け部材とを備えてなり、
前記第1受け部材は、その受け面の法線の、前記ワークの軸線を中心にした角度が、このワークの軸線を含む垂直面から前記砥石車側に15°〜30°となるように配置され、
前記第2受け部材は、その受け面の法線の、前記ワークの軸線を中心にした角度が、このワークの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように配置されてなることを特徴とするワーク受けに係る。
この発明では、第1受け部材を、その受け面の法線の、ワークの軸線を中心にした角度がこのワークの軸線を含む垂直面から砥石車側に15°〜30°となるように設け、第2受け部材を、その受け面の法線の、ワークの軸線を中心にした角度がこのワークの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように設けている。
これは、上述のように、本願発明者らが、ワーク支持手段の各支持部及びワーク受けでワークを支持する円筒研削盤においてもセンタレス研削盤と同様の成円作用がワークに働くと推測し、研究を重ねたところ、上記のように各受け部材を配置すれば、当該円筒研削盤において、センタレス研削盤で精度の良い真円度が得られるワーク支持状態とほぼ同じ状態でワークを支持することができると知見するに至ったことに基づくものである。
即ち、センタレス研削盤では、砥石車の中心と調整車の中心とを結ぶ直線と、砥石車の中心とワークの中心とを結ぶ直線とのなす角度をaとし、砥石車の中心と調整車の中心とを結ぶ直線と、調整車の中心とワークの中心とを結ぶ直線とのなす角度をbとし、砥石車の中心と調整車の中心とを結ぶ直線と、ワークの中心との間の距離Hを心高とし、a+b=cを心高角とすると、心高角cが7°よりも小さいときには奇数角の等径歪円が生じ易く、心高角cが7°よりも大きいときには偶数角の異径歪円が生じ易いことから、心高角cが7°となるような心高Hのときに最適な成円作用が得られるとされているところ、上記のように各受け部材を配置することで、心高角cが約7°となるような心高Hでワークを支持することができる、つまり、砥石車の中心と第2受け部材がワークを受ける部分とを結ぶ直線よりもワークの中心を上側に位置させ、しかも、心高を大き過ぎることも小さ過ぎることもない値に設定して心高角を約7°を含む一定範囲内とすることができる。
尚、円筒研削盤では、砥石車はワークの、ワーク受けによって拘束されている部分だけでなく拘束されていない部分も研削し、また、回転するワークには第2受け部材との間にワークの接線方向の抵抗が作用し、更に、ワークと砥石車の軸線が同一水平面上にあるが、センタレス研削盤では、ワークはそのほぼ全長に渡って砥石車,支持刃及び調整車により拘束され、また、調整車とワークの回転速度が同じであって調整車とワークとの間にワークの接線方向に抵抗が作用せず、更に、ワークと砥石車の軸線が同一水平面上にないことから、円筒研削盤とセンタレス研削盤とでは構成上大きく相違しており、各受け部材を上記のように配置することについて、センタレス研削盤の配置関係をそのまま円筒研削盤に適用することはできず、当業者にとって容易に想到することができない。
また、本発明は、上記ワーク受けを備えた円筒研削盤に係り、この円筒研削盤においても上述の効果が得られる。
斯くして、本発明に係る、ワーク受け及びこれを備えた円筒研削盤によれば、センタレス研削盤と同様の最適な成円作用が得られ、ワークを高精度に研削して高い真円度を得ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本発明の一実施形態に係る円筒研削盤の概略構成を示した平面図であり、図2は、図1における矢示A−A方向の断面図であり、図3は、ワーク受けの概略構成を示した断面図である。
図1乃至図3に示すように、本例の円筒研削盤1は、ベッド31と、間隔を隔てて配設され、研削対象となる円筒状且つ長尺のワークWを水平に支持する主軸台32及び心押台37と、ワークWをその軸線中心に回転させるワーク回転駆動機構(図示せず)と、ワークWの軸線方向たる左右方向に移動自在にベッド31上に設けられ、上面に主軸台32及び心押台37が配設されるテーブル40と、テーブル40を移動させるテーブル送り機構41と、ワークWの軸線と垂直な水平方向たる前後方向に移動自在にベッド31上に設けられる砥石台45と、軸線がワークWの軸線と平行に且つ軸線中心に回転自在に砥石台45によって支持され、ワークWの外周面に当接してこれを研削するための砥石車46と、砥石車46をその軸線中心に回転させる砥石車回転駆動機構50と、砥石台45を移動させる砥石台送り機構55と、主軸台32と心押台37との間でワークWを回転可能に支持するワーク受け5などを備える。
前記主軸台32は、支持するワークWと同軸且つ回転自在に設けられる主軸33と、主軸33の先端部に設けられたセンタ34及び回し板35と、ワークWの一端側に取り付けられ、回し板35に係合してこれとともに回転する回し金36とを備えており、センタ34によってワークWの一端側を支持する。前記ワーク回転駆動機構(図示せず)は、主軸台32の内部に内蔵され、主軸33を回転させることで、回し板35,回し金36及びワークWを一体的に矢示方向に回転させる。
前記心押台37は、支持するワークWと同軸に設けられるセンタ38と、センタ38をその軸線方向に移動させる機構(図示せず)と、センタ38を任意の位置に固定する機構(図示せず)とを備えており、センタ38によってワークWの他端側を支持する。
前記テーブル送り機構41は、ベッド31に固定されたサーボモータ42と、ワークWの軸線方向と平行に設けられ、サーボモータ42によって軸中心に回転せしめられるボールねじ43と、テーブル40の下面に固設され、ボールねじ43と螺合してこれに沿って移動するナット44とを備えており、ボールねじ43の回転によりナット44とともにテーブル40を前記左右方向に移動させる。
前記砥石台45は、ベッド31の後部側に配設され、前記砥石車46は、その軸線がワークW(主軸32及び心押軸37)の軸線を含む水平面上に含まれるようにワークWの横側に配置され、回転軸47が砥石台45の両側面から突出している。前記砥石車回転駆動機構50は、砥石台45の上面に固設された駆動モータ51と、駆動モータ51の出力軸に固設されたプーリ52と、砥石車46の回転軸47の一端に固設されたプーリ53と、各プーリ52,53間に掛け渡された伝動ベルト54とを備えており、駆動モータ51の回転動力をプーリ52,伝動ベルト54及びプーリ53を介し砥石車46に伝達してこれを矢示方向に回転させる。
前記砥石台送り機構55は、ベッド31に固定されたサーボモータ56と、ワークWの軸線と垂直な水平方向に設けられ、サーボモータ56によって軸中心に回転せしめられるボールねじ57と、砥石台45の下面に固設され、ボールねじ57と螺合してこれに沿って移動するナット58とを備えており、ボールねじ57の回転によりナット58とともに砥石台45を前記前後方向に移動させる。
前記ワーク受け5は、ワークWの下側に設けられてこれを受ける第1受け部材11と、前記ワークWの横側に配置されてこれを受ける第2受け部材12と、テーブル40の上面に設けられ、各受け部材11,12を支持する支持部材13とから構成される複数の支持構造体10を備えており、これら各支持構造体10が主軸台32と心押台37との間にワークWの軸線方向に沿って一定間隔で設けられている。
前記第1受け部材11は、矩形ブロック状に構成され、ワークWとの対向面11aが平面状に形成されており、この対向面11aがワークWを受けるための受け面となっている。また、この第1受け部材11は、その受け面11aの法線の、ワークW(主軸32及び心押軸37)の軸線を中心にした角度αが、このワークWの軸線を含む垂直面から砥石車46側に15°〜30°となるように配置されている。
前記第2受け部材12は、前記第1受け部材11と同様、矩形ブロック状に構成され、ワークWとの対向面12aが平面状に形成されており、この対向面12aがワークWを受けるための受け面となっているが、砥石車46との間にワークWを挟むようにワークWの横側に配置されている点、第1受け部材11とは異なる部分を受ける点で相違している。また、この第2受け部材12は、その受け面12aの法線の、ワークW(主軸32及び心押軸37)の軸線を中心にした角度γが、このワークWの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように配置されている。
以上のように構成された本例の円筒研削盤1によれば、例えば、ワークWが主軸台32,心押台37及びワーク受け5によって支持され、砥石台送り機構55により砥石車46がワークWに対して所定の切り込み量を有するように砥石台45が移動,位置決めされた後、ワーク回転駆動機構(図示せず)及び砥石車回転駆動機構50によりワークW及び砥石車46がそれぞれ所定方向に回転せしめられた状態で、テーブル送り機構41により砥石台45がワークWの軸線方向に沿って移動せしめられ、これにより、ワークWの外周面が砥石車46によって研削される。
上述のように、本例の円筒研削盤1では、第1受け部材11を、その受け面11aの法線の、ワークWの軸線を中心にした角度αがこのワークWの軸線を含む垂直面から砥石車46側に15°〜30°となるように設け、第2受け部材12を、その受け面12aの法線の、ワークWの軸線を中心にした角度γがこのワークWの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように設けている。
このようにしているのは、長尺のワークWの一端及び他端を主軸台32及び心押台37によりそれぞれ支持し、主軸台32及び心押台37間のワークWの外周面をワーク受け5により支持して研削加工する場合においても、本願発明者らがセンタレス研削盤110と同様の成円作用がワークWに働くと推測し、研究を重ねたところ、上記のように各受け部材11,12を配置すれば、当該円筒研削盤1において、センタレス研削盤110で精度の良い真円度が得られるワークWの支持状態とほぼ同じ状態でワークWを支持することができると知見するに至ったことに基づくものである。
即ち、センタレス研削盤110では、一般的に、砥石車111の中心と調整車113の中心とを結ぶ直線と、砥石車111の中心とワークWの中心とを結ぶ直線とのなす角度をaとし、砥石車111の中心と調整車113の中心とを結ぶ直線と、調整車113の中心とワークWの中心とを結ぶ直線とのなす角度をbとし、砥石車111の中心と調整車113の中心とを結ぶ直線と、ワークWの中心との間の距離Hを心高とし、a+b=cを心高角とすれば、心高角cが7°よりも小さいときには奇数角の等径歪円が生じ易く、心高角cが7°よりも大きいときには偶数角の異径歪円が生じ易いことから、心高角cが7°となるような心高Hのときに最適な成円作用が得られるとされているところ、上記のように各受け部材11,12を配置することで、心高角cが約7°となるような心高HでワークWを支持することができる、つまり、砥石車46の中心と、第2受け部材12がワークWを受ける部分(第2受け部材12とワークWとの接触点)とを結ぶ直線よりもワークWの中心を上側に位置させ、更に、心高を大き過ぎることも小さ過ぎることもない値に設定して心高角を約7°を含む一定範囲内とすることができる。
尚、円筒研削盤1では、砥石車46はワークWの、ワーク受け5によって拘束されている部分だけでなく拘束されていない部分も研削し、また、回転するワークWには第2受け部材12との間にワークWの接線方向の抵抗が作用し、更に、ワークWと砥石車46の軸線が同一水平面上にあるが、センタレス研削盤110では、ワークWはそのほぼ全長に渡って砥石車111,支持刃112及び調整車113により拘束され、また、調整車113とワークWの回転速度が同じであって調整車113とワークWとの間にワークWの接線方向に抵抗が作用せず、更に、ワークWと砥石車113の軸線が同一水平面上にないことから、円筒研削盤1とセンタレス研削盤110とでは構成上大きく相違しており、各受け部材11,12を上記のように配置することについて、センタレス研削盤110の配置関係をそのまま円筒研削盤1に適用することはできず、当業者にとって容易に想到し得ない。
このように、本例の円筒研削盤1によれば、センタレス研削盤110と同様の最適な成円作用を得ることができるので、ワークWを高精度に研削して高い真円度を得ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
前記支持構造体10は、必ずしも複数設ける必要はなく、1つであっても良い。また、前記円筒研削盤1は一例を示したものに過ぎず、その構造や動作は上述したものに何ら限定されるものではない。また、研削対象となるワークWとしては、例えば、ボールねじのねじ軸などを一例に挙げることができる。ボールねじのねじ溝を研削する際には、外径が基準となるので、ねじ軸の真円度は非常に重要である。
1 円筒研削盤
5 ワーク受け
10 支持構造体
11 第1受け部材
12 第2受け部材
13 支持部材
31 ベッド
32 主軸台
37 心押台
40 テーブル
41 テーブル送り機構
45 砥石台
46 砥石車
50 砥石車回転駆動機構
55 砥石台送り機構
W ワーク
5 ワーク受け
10 支持構造体
11 第1受け部材
12 第2受け部材
13 支持部材
31 ベッド
32 主軸台
37 心押台
40 テーブル
41 テーブル送り機構
45 砥石台
46 砥石車
50 砥石車回転駆動機構
55 砥石台送り機構
W ワーク
Claims (2)
- 間隔を隔てて設けられる2つの支持部を有し、前記各支持部により円筒状をしたワークを水平に支持するワーク支持手段と、前記ワーク支持手段によって支持されたワークの軸線を含む水平面上に軸線が含まれるように配置され、前記ワークの外周面に当接する砥石車とを備えた円筒研削盤に設けられ、前記ワーク支持手段の支持部間に配置されて前記ワークを回転可能に支持するワーク受けにおいて、
前記ワークの下側に配置され、このワークを受けるための受け面を有する第1受け部材と、
前記砥石車との間に前記ワークを挟むように前記砥石車の反対側に配置され、前記第1受け部材とは異なる部分を受けるための受け面を有する第2受け部材とを備えてなり、
前記第1受け部材は、その受け面の法線の、前記ワークの軸線を中心にした角度が、このワークの軸線を含む垂直面から前記砥石車側に15°〜30°となるように配置され、
前記第2受け部材は、その受け面の法線の、前記ワークの軸線を中心にした角度が、このワークの軸線を含む水平面から下方に5°〜20°となるように配置されてなることを特徴とするワーク受け。 - 間隔を隔てて設けられる2つの支持部を有し、前記各支持部により円筒状をしたワークを水平に支持するワーク支持手段と、前記ワーク支持手段によって支持されたワークの軸線を含む水平面上に軸線が含まれるように配置され、前記ワークの外周面に当接する砥石車とを備えた円筒研削盤において、
前記請求項1記載のワーク受けを更に備えてなることを特徴とする円筒研削盤。
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2008
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