JP2010042209A - ヘッドレスト構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を単独で拡縮し得るヘッドレスト構造を得る。
【解決手段】ヘッドレスト構造10は、ヘッドレスト14における乗員の頭部を後方から支持するヘッドレスト本体部16を、シート幅方向に短縮された短縮状態と、伸縮表皮部36を展開することで前記短縮状態に対しシート幅方向に伸張された伸張状態とに切り替え可能な駆動機構40を備えた。駆動機構40は、左右のサイドサポート部18をヘッドレスト本体部16に対しシート幅方向に接離することで、天板表皮25とサイド表皮30との間に設けられた伸縮表皮部36を拡縮する。
【選択図】図1
【解決手段】ヘッドレスト構造10は、ヘッドレスト14における乗員の頭部を後方から支持するヘッドレスト本体部16を、シート幅方向に短縮された短縮状態と、伸縮表皮部36を展開することで前記短縮状態に対しシート幅方向に伸張された伸張状態とに切り替え可能な駆動機構40を備えた。駆動機構40は、左右のサイドサポート部18をヘッドレスト本体部16に対しシート幅方向に接離することで、天板表皮25とサイド表皮30との間に設けられた伸縮表皮部36を拡縮する。
【選択図】図1
Description
本発明は、シート着座者の頭部を支持するためのヘッドレスト構造に関する。
ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する幅方向中央部に対し、右側頭部側及び左側等部側とを変位可能に設け、ヘッドレスト前面が全体として平面状を成す状態と、頭部を両側方から支持し得る湾曲状を成す状態とを切り替え得る車両用自動ヘッドレスト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−66092号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する平坦部分を大きくしようとすると、サイドサポート効果がなくなってしまう。
本発明は、上記事実を考慮して、ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を単独で拡縮し得るヘッドレスト構造を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係るヘッドレスト構造は、ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を、シート幅方向に伸縮し得る支持幅可変機構を備えた。
請求項1記載のヘッドレスト構造では、支持幅可変機構によって、ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を伸縮する(少なくとも標準幅に対し縮幅または拡幅する)ことができる。すなわち、本ヘッドレスト構造では、頭部支持面自体を支持幅可変機構によって単独で(例えばサイドサポートの姿勢変化に頼ることなく)シート幅方向に伸縮させることができる。
このように、請求項1記載のヘッドレスト構造では、ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を単独で拡縮し得る。
請求項2記載の発明に係るヘッドレスト構造は、請求項1記載のヘッドレスト構造において、前記頭部支持面のシート幅方向両側には、前記頭部を側方から支持するためのサイドサポート部がそれぞれ設けられており、前記頭部支持面を構成する表皮材は、シート幅方向の両端部が該シート幅方向に伸縮可能に構成されると共に前記サイドサポート部に接続されており、前記支持幅可変機構は、前記サイドサポート部を前記頭部支持面のシート幅方向中央部に対しシート幅方向に移動可能に構成されている。
請求項2記載のヘッドレスト構造では、サイドサポート部をシート幅方向に変位させることで、頭部支持面を構成する表皮材のシート幅方向両端が伸縮して、該頭部支持面がシート幅方向に伸縮する。これにより、サイドサポート部による頭部の側方からの支持機能を損なうことなく、かつサイドサポート部を利用して頭部支持面をシート幅方向に拡縮し得る。
請求項3記載の発明に係るヘッドレスト構造は、請求項2記載のヘッドレスト構造において、前記サイドサポート部は、それぞれヒンジ軸廻りに回動することで前記頭部を側方から支持する支持間隔を調整し得る構成とされており、前記支持幅可変機構は、前記ヒンジ軸を前記頭部支持面のシート幅方向中央部に対しシート幅方向に移動可能に構成されている。
請求項3記載のヘッドレスト構造では、左右一対のサイドサポート部の支持間隔を調整するための左右のヒンジ軸をシート幅方向に接離することで、頭部支持面がシート幅方向に拡縮される。これにより、サイドサポート部の調整機能を維持したまま、頭部支持面をシート幅方向に拡縮し得る。
以上説明したように本発明に係るヘッドレスト構造は、ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を単独で拡縮し得るという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係るヘッドレスト構造10について、図1〜図6に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印LH、矢印RHは、それぞれヘッドレスト構造10が適用された自動車の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向に略一致するシート幅方向の一方、他方である左側、右側を示している。
図6には、ヘッドレスト構造10が適用された車両用シート11の上部が斜視図にて示されている。この図に示される如く、車両用シート11を構成するシートバック12の上端部にはヘッドレスト14が設けられており、ヘッドレスト構造10は、このヘッドレスト14に適用されている。ヘッドレスト14は、車両用シート11に着座した乗員の頭部を後方から支持するヘッドレスト本体部(天板)16と、該ヘッドレスト本体部16に対するシート幅方向両側でヘッドレスト本体部16よりも前方に張り出して設けられた左右一対のサイドサポート部18とを含んで構成されている。
そして、この実施形態に係るヘッドレスト構造10は、左右一対のサイドサポート部18による頭部サポート間隔を可変とすると共に、ヘッドレスト本体部16のシート幅方向の幅を可変とする構造である。すなわち、ヘッドレスト構造10は、左右のサイドサポート部18を図6の矢印Aにて示す方向に回動可能とすると共に、ヘッドレスト本体部16を矢印B方向に伸縮可能に構成されている。以下、具体的に説明する。
図1には、ヘッドレスト本体部16が最も縮幅(幅方向に短縮)された状態のヘッドレスト14が平断面図にて示されており、図2には、ヘッドレスト本体部16が最も拡幅(幅方向に伸張)された状態のヘッドレスト14が平断面図にて示されている。また、図3には、ヘッドレスト14の一部切り欠いた背断面図が示されている。これらの図に示される如く、ヘッドレスト14は、シートバック12に連結されたヘッドレストステー20を備えている。
ヘッドレストステー20は、正面視で下向きに開口する略「コ」字状を成しており、左右の脚部20Aがシートバック12に設けられた図示しないステーホルダに長手方向の相対変位可能に挿入保持されている。これにより、ヘッドレスト14は、シートバック12に対する上下方向の位置を調整可能に構成されている。ヘッドレストステー20における左右の脚部20Aの上端は、アッパフレーム部20Bにて架け渡されている。
このヘッドレストステー20は、天板プレート22を背面側から固定的に支持しており、天板プレート22は、ポリウレタンフォーム等より成るクッション材としての天板パッド24を背面側から保持している。そして、この天板パッド24が前面側から天板表皮25にて覆われてヘッドレスト本体部16の基本構造が構成されている。
また、左右のサイドサポート部18は、それぞれサイドプレート26がポリウレタンフォーム等より成るクッション材としてのサイドパッド28を背面側から保持すると共に、このサイドパッド28が前面側からサイド表皮30にて覆われて、基本構造が構成されている。各サイドプレート26は、平面視で前側に凸となるように屈曲されることで、左右のサイドサポート部18をヘッドレスト本体部16に対し前方に突出させている。
これら左右のサイドサポート部18を構成するサイドプレート26は、幅方向内端が車両上下方向に沿ったヒンジ軸32Aを有するヒンジ32等を介して、天板プレート22の幅方向外側で支持されている。左右のサイドサポート部18は、サイドプレート26がヒンジ軸32A回りに回動されることで、全体として上記した矢印A方向に回動する構成とされている。ヒンジ32には図示しない節度機構やロック機構等が設けられており、この節度機構やロック機構等によって、サイドプレート26すなわちサイドサポート部18を任意の回動位置又は設定された複数の回動位置の1つに保持し得る構成とされている。
そして、ヘッドレスト14に適用されたヘッドレスト構造10では、天板プレート22と左右の32との間に、該天板プレート22によってシート幅方向に相対変位可能に支持されたスライダ34が介在している。また、天板表皮25とサイド表皮30との間には、これらと同様の表皮材より成る伸縮表皮部36が設けられている。伸縮表皮部36の内面側には、図5(A)に示される如く、該伸縮表皮部36を跨ぐようにしてリターンゴム38の両端が接合されている。リターンゴム38は、図5(B)に示される如く伸張されると、図5(A)に示される状態に復原する方向の弾性力を作用させるようになっている。したがって、伸縮表皮部36は、無負荷では図1及び図5(A)に示される如く、折り畳み(短縮)状態とされる構成である。
そして、ヘッドレスト14に適用されたヘッドレスト構造10では、天板プレート22と左右の32との間に、該天板プレート22によってシート幅方向に相対変位可能に支持されたスライダ34が介在している。また、天板表皮25とサイド表皮30との間には、これらと同様の表皮材より成る伸縮表皮部36が設けられている。伸縮表皮部36の内面側には、図5(A)に示される如く、該伸縮表皮部36を跨ぐようにしてリターンゴム38の両端が接合されている。リターンゴム38は、図5(B)に示される如く伸張されると、図5(A)に示される状態に復原する方向の弾性力を作用させるようになっている。したがって、伸縮表皮部36は、無負荷では図1及び図5(A)に示される如く、折り畳み(短縮)状態とされる構成である。
以上説明したヘッドレスト本体部16は、左右のサイドサポート部18をシート幅方向に変位させることで、図1に示される縮幅状態と、図2に示される拡幅状態との間で、シート幅方向(矢印B方向)に拡縮可能とされている。すなわち、ヘッドレスト本体部16は、図1に示す縮幅状態から左右のサイドサポート部18を天板プレート22に対しシート幅方向外向きに変位させることで伸縮表皮部36が伸ばされ、図2に示される拡幅状態に移行する構成とされている。一方、ヘッドレスト本体部16は、上記の逆の動作で、図2に示す拡幅状態から図1に示す縮幅状態に復帰するようになっている。
また、ヘッドレスト構造10では、ヘッドレスト本体部16の拡縮(左右のサイドサポート部18を支持するヒンジ32の変位)に連動して、スライダ34が天板プレート22に対しスライドされるようになっている。すなわち、天板プレート22がシート幅方向に拡縮する構成を有するものと捉えることができる。
また、図1〜図3に示される如く、ヘッドレスト構造10は、天板プレート22に対し左右のスライダ34をシート幅方向にスライドする駆動力を発生する駆動機構40を備えている。駆動機構40は、ヘッドレストステー20(アッパフレーム部20B)に固定されたモータアクチュエータ42を備えている。モータアクチュエータ42は、その回転軸42Aを正逆回転可能に構成されている。
このモータアクチュエータ42の回転軸42Aには、図4(A)に示される如く、右側サイド部用ピニオン44、左側サイド部用ピニオン45が同軸的かつ一体回転するように設けられている。右側サイド部用ピニオン44と左側サイド部用ピニオン45とは、それぞれはすば歯車として構成され、歯すじ方向が互いに逆向きとされている。
そして、右側サイド部用ピニオン44には、シート幅方向に長手とされた右側サイド部用ラック46に噛み合わされ、左側サイド部用ピニオン45は、シート幅方向に長手とされた左側サイド部用ラック48に噛み合わされている。右側サイド部用ラック46及び左側サイド部用ラック48は、図示しないラックガイドによってヘッドレストステー20(天板プレート22)に対しシート幅方向にガイドされている。これにより、ヘッドレスト構造10の駆動機構40では、モータアクチュエータ42が作動されて回転軸42Aが回転すると、図4(B)に例示される如く、右側サイド部用ラック46と左側サイド部用ラック48とがシート幅方向の反対向きに移動する構成とされている。
また、図1〜図3に示される如く、右側サイド部用ラック46は、その右端が右側のヒンジ32に固定的に連結され、左側サイド部用ラック48は、その左端が左側のヒンジ32に固定的に連結されている。したがって、ヘッドレスト構造10では、モータアクチュエータ42を作動させることで、ヘッドレスト本体部16を自動的に拡縮させることができる構成とされている。この実施形態では、モータアクチュエータ42の回転軸42Aを正回転させることでヘッドレスト本体部16が拡幅され、該回転軸42Aを逆回転させることでヘッドレスト本体部16が縮幅される構成である。
以上説明したヘッドレスト構造10では、ヘッドレスト本体部16の前面(天板表皮25、伸縮表皮部36)が本発明における頭部支持面に相当し、伸縮表皮部36を含む天板表皮25が本発明における表皮材に相当し、駆動機構40が本発明における支持幅可変機構に相当する。
また、駆動機構40は、モータアクチュエータ42に電気的に接続された制御回路50及び制御回路50に電気的に接続された操作スイッチ52を備えている。操作スイッチ52は、車両用シート11の着座乗員による操作がしやすい位置に配置されている。制御回路50は、操作スイッチ52の拡幅操作によって、モータアクチュエータ42を正回転させるように該モータアクチュエータ42に給電(図示しない電源からの給電を制御)し、操作スイッチ52の縮幅操作によって、モータアクチュエータ42を逆回転させるように該モータアクチュエータ42に給電(図示しない電源からの給電を制御し)するようになっている。
制御回路50は、例えば操作スイッチ52が操作されている期間中だけモータアクチュエータ42への給電を行う構成(ヘッドレスト本体部16の幅を任意に又は多段階に調整し得る構成)としても良く、操作スイッチ52のワンタッチ操作でヘッドレスト本体部16拡幅限又は縮幅限まで移動させる構成(ヘッドレスト本体部16の幅を2段階に切り替える構成)としても良い。また、制御回路50に代えて、CPU、ROM、RAM等を有する制御装置としてのECUを用いる構成としても良い。
制御回路50は、車両用シート11内又は車体の適所に配置されており、図3に示すワイヤハーネス54を介してモータアクチュエータ42に電気的に接続されている。この実施形態では、ワイヤハーネス54は、ヘッドレストステー20の一方の脚部20A内を通してシートバック12に導かれており、シートバック12内で、その一端部に設けられたコネクタ56を介して、制御回路50又は該制御回路50に接続された相手方コネクタに接続されるようになっている。
また、ヘッドレスト14は、その背面側から背面側表皮材58にて被覆されている。背面側表皮材58は、例えばメッシュ材や編物等の伸縮性を有する材料より成り、ヘッドレスト本体部16の拡縮を許容する構成とされている。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
上記構成のヘッドレスト構造10が適用された車両用シート11では、着座乗員は、必要に応じて、操作スイッチ52を操作してヘッドレスト本体部16の幅を調整する。さらに、この乗員は、必要に応じて、左右のサイドサポート部18を矢印A方向に回動させ、これら左右のサイドサポート部18による頭部Hのホールド性を調整する。
ここで、ヘッドレスト構造10では、ヘッドレスト本体部16を構成する天板プレート22と左右のサイドサポート部18を構成するサイドプレート26との間に、支持幅可変機構としてのスライダ34が設けられると共に、天板表皮25とサイド表皮30との間に伸縮表皮部36が設けられているため、上記の通りヘッドレスト本体部16自体の頭部支持幅を伸縮(調整)し得る。しかも、ヘッドレスト構造10では、駆動機構40が設けられているので、ヘッドレスト本体部16の幅を自動(電動)で調整することができる。
また、ヘッドレスト構造10では、左右のサイドサポート部18をシート幅方向に沿って移動させることでヘッドレスト本体部16の幅が調整されるので、サイドサポート部18(による頭部Hのホールド機能)を残したまま、ヘッドレスト本体部16の幅を調整することができる。特に、ヘッドレスト構造10では、左右のラック46、48とサイドプレート26との間にヒンジ32が介在しているため、ヘッドレスト本体部16自体の幅を調整可能な構成において、ヘッドレスト本体部16に対する左右のサイドサポート部18の回動位置すなわちホールド性を調整することができる。
このように、第1の実施形態に係るヘッドレスト構造10が適用されたヘッドレスト14では、ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を単独で拡縮し得る。すなわち、例えば、単に左右のサイドサポート部18の角度を調整し得るだけ構成では、乗員の頭部Hが大きい場合には、左右のサイドサポート部18の調整代が小さくなるが、本実施形態に係るヘッドレスト構造10では、頭部Hの大きさに応じてヘッドレスト本体部16を調整することができるため、該頭部Hのヘッドレスト本体部16による後方から支持の支持機構と、左右のサイドサポート部18によるホールド性調整機能を共に向上することができる。また例えば、サイド部が中央部に対し前方に張り出す位置から、該サイド部が中央部に対し略面一となる位置に切り替えることで頭部支持面の幅を広げる構成では、頭部支持面の幅を広げるとサイド部によるホールド機能がなくなってしまうが、本実施形態に係るヘッドレスト構造10では、上記の通り左右のサイドサポート部18のホールド機能を維持したままヘッドレスト本体部16を拡縮することができる。
また、ヘッドレスト構造10では、上記のように、ヘッドレスト本体部16の幅が可変であるため、ヘッドレスト構造10では、乗員の頭部の寸法に合わせてヘッドレスト本体部16の幅を調整するだけでなく、ヘッドレストの使用目的に合わせてヘッドレスト本体部16の幅を調整することができる。すなわち、ヘッドレスト構造10では、左右のサイドサポート部18の角度調整機能を維持したままヘッドレスト本体部16の幅を調整することができるため、例えば、車内休憩で眠るとき等に、ヘッドレスト本体部16の幅を広げて頭部Hを動かす余裕を確保しつつ、左右のサイドサポート部18にて頭部Hの受けを果たす形態とすることができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、基本的に上記第1の実施形態又は前出の構成と同様に構成された部品・部分については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略する。
(第2の実施形態)
図7(A)及び図7(B)には、本発明の第2の実施形態に係るヘッドレスト構造60が部分的な平断面図、模式的な背面図にて示されている。これらの図に示される如く、ヘッドレスト構造60は、駆動機構40に代えてスライドロック機構62を備える点で、第1の実施形態に係るヘッドレスト構造10とは異なる。すなわち、ヘッドレスト構造60では、ヘッドレスト本体部16の幅調整を手動で行う構成とされている。以下、具体的に説明する。
図7(A)及び図7(B)には、本発明の第2の実施形態に係るヘッドレスト構造60が部分的な平断面図、模式的な背面図にて示されている。これらの図に示される如く、ヘッドレスト構造60は、駆動機構40に代えてスライドロック機構62を備える点で、第1の実施形態に係るヘッドレスト構造10とは異なる。すなわち、ヘッドレスト構造60では、ヘッドレスト本体部16の幅調整を手動で行う構成とされている。以下、具体的に説明する。
ヘッドレスト構造60は、右側サイド部用ラック46、左側サイド部用ラック48に代えて、右端が右側のヒンジ32に固定的に連結された右側スライドレール64、左端が左側のヒンジ32に固定的に連結された左側スライドレール66を備えている。右側スライドレール64、左側スライドレール66は、ヘッドレストステー20に固定されたロアレール68によってヘッドレストステー20に対しシート幅方向にスライド可能に支持されている。
右側スライドレール64と左側スライドレール66とは、一方の動作に連動して他方がシート幅方向の反対向きに変位する構成とされている。例えば、右側スライドレール64と左側スライドレール66とに上下又は前後に対向する対向壁を設け、該対向壁面に形成されたラック歯を共通のピニオンに噛み合わせることで、上記の如く連動される構成を採ることができる。
そして、スライドロック機構62は、右側スライドレール64及び左側スライドレール66の少なくとも一方のロアレール68に対するシート幅方向の相対変位を禁止するようになっている。この実施形態では、ロアレール68、右側スライドレール64及び左側スライドレール66のそれぞれのロック孔70が形成されており、これら3つのレール64〜68のロック孔の位置を一致させると共に該一致したロック孔にロックピン72を挿し込むことでロアレール68に対する右側スライドレール64、左側スライドレール66の変位がロックされる構成である。
ロアレール68には単一のロック孔70が形成され、右側スライドレール64及び左側スライドレール66にはシート幅方向に沿って複数のロック孔70が形成されることで、ヘッドレスト本体部16の幅を複数種類の幅で保持可能な構成とされている。一方、スライドロック機構62では、ロアレール68をロック孔70から引き抜くことで、ロアレール68に対する右側スライドレール64、左側スライドレール66のロックが解除されるようになっている。
また、スライドロック機構62は、ロックピン72をロック位置に付勢するスプリング74と、ロックピン72の下端に固定されると共にヘッドレスト14の下方に突出しされた操作ノブ76とを備える。この実施形態では、操作ノブ76を下方に引張ることでロック孔にロックピン72がスプリング74の付勢力に抗してロック解除位置に移行する構成である。なお、操作ノブ76は、ヘッドレスト14の下面に係合することで、スプリング74の付勢力を支持するストッパとしても機能する構成である。
以上説明したヘッドレスト構造60の作用におけるヘッドレスト構造10の作用と異なる部分を説明する。上記構成のヘッドレスト構造60では、ヘッドレスト本体部16の幅を調整する際には、操作ノブ76を引張り右側スライドレール64、左側スライドレール66すなわち左右のサイドサポート部18のロックを解除する。次いで、このロック解除状態を維持したまま、左右のサイドサポート部18の少なくとも一方をシート幅方向に動かす。すると、この移動力がヒンジ32を介して右側スライドレール64及び左側スライドレール66の少なくとも一方に入力され、該右側スライドレール64及び左側スライドレール66は、連動しつつシート幅方向に沿って互いに逆方向に変位される。
そして、ヘッドレスト本体部16の幅が所望の幅に調整された後、操作ノブ76から手を離すと、ロックピン72はスプリング74の付勢力によってロック孔70に入り込み、ヘッドレスト本体部16の幅は、所望の幅でロックされる。ロック孔70がずれている場合には、操作ノブ76から手を離したまま、左右何れかのサイドサポート部18をわずかにシート幅方向に動かしてやれば良い。
このヘッドレスト構造60では、ヘッドレスト本体部16の幅を手動で調整する点以外は、ヘッドレスト構造10と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
なお、第2の実施形態では、左右のサイドサポート部18の車幅方向への変位を連動させる例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、左右のサイドサポート部18を共に手動で動かす構成としても良く、左右のサイドサポート部18のシート幅方向位置を独立して調整する(スライドロック機構62を2つ備える)構成としても良い。
(第3の実施形態)
図8には、本発明の第3の実施形態に係るヘッドレスト構造80が部分的な平断面図にて示されている。この図に示される如く、ヘッドレスト構造80は、左右のサイドサポート部18をヒンジ軸32A回りに回動する駆動力を生じるアクチュエータ82を備える点で、第1、第2の実施形態に係るヘッドレスト構造10、60とは異なる。
図8には、本発明の第3の実施形態に係るヘッドレスト構造80が部分的な平断面図にて示されている。この図に示される如く、ヘッドレスト構造80は、左右のサイドサポート部18をヒンジ軸32A回りに回動する駆動力を生じるアクチュエータ82を備える点で、第1、第2の実施形態に係るヘッドレスト構造10、60とは異なる。
アクチュエータ82は、図示しないブラケット等を介してヒンジ32(左右のラック46、48の何れか、又は左右のスライドレール64、66の何れか)に固定されたアクチュエータ本体84と、アクチュエータ本体84に対し略前後方向に進退し得るアクチュエータロッド86とを有して構成されている。アクチュエータロッド86は、その自由端である前端がサイドプレート26に連結されている。したがって、ヘッドレスト構造80では、アクチュエータロッド86がアクチュエータ本体84に対し進退することで、サイドプレート26すなわちサイドサポート部18のヘッドレスト本体部16に対する角度(ヒンジ軸32A回りの角変位量)が変化する構成とされている。
図示は省略するが、アクチュエータ82は、制御回路を介して操作スイッチに電気的に接続されており、操作スイッチの操作により作動されるようになっている。これにより、車両用シート11の着座乗員は、スイッチ操作のみで左右のサイドサポート部18の姿勢(ホールド性)を調整し得る構成である。なお、アクチュエータ82(制御回路)は、左右のサイドサポート部18を無段階又は多段階で調整し得る構成であっても良く、2段階で調整し得る構成であっても良い。
このヘッドレスト構造80は、左右のサイドサポート部18を電動で調整し得る機能が付加された点を除いて、ヘッドレスト構造10(ヘッドレスト構造60)と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。
10 ヘッドレスト構造
14 ヘッドレスト
16 ヘッドレスト本体部(頭部支持面)
18 サイドサポート部
25 天板表皮(表皮材)
32A ヒンジ軸
36 伸縮表皮部(表皮材)
40 駆動機構(支持幅可変機構)
60・80 ヘッドレスト構造
62 スライドロック機構(支持幅可変機構)
14 ヘッドレスト
16 ヘッドレスト本体部(頭部支持面)
18 サイドサポート部
25 天板表皮(表皮材)
32A ヒンジ軸
36 伸縮表皮部(表皮材)
40 駆動機構(支持幅可変機構)
60・80 ヘッドレスト構造
62 スライドロック機構(支持幅可変機構)
Claims (3)
- ヘッドレストにおける乗員の頭部を後方から支持する頭部支持面を、シート幅方向に伸縮し得る支持幅可変機構を備えたヘッドレスト構造。
- 前記頭部支持面のシート幅方向両側には、前記頭部を側方から支持するためのサイドサポート部がそれぞれ設けられており、
前記頭部支持面を構成する表皮材は、シート幅方向の両端部が該シート幅方向に伸縮可能に構成されると共に前記サイドサポート部に接続されており、
前記支持幅可変機構は、前記サイドサポート部を前記頭部支持面のシート幅方向中央部に対しシート幅方向に移動可能に構成されている請求項1記載のヘッドレスト構造。 - 前記サイドサポート部は、それぞれヒンジ軸廻りに回動することで前記頭部を側方から支持する支持間隔を調整し得る構成とされており、
前記支持幅可変機構は、前記ヒンジ軸を前記頭部支持面のシート幅方向中央部に対しシート幅方向に移動可能に構成されている請求項2記載のヘッドレスト構造。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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-
2008
- 2008-08-18 JP JP2008210066A patent/JP2010042209A/ja active Pending
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