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JP2010041504A - カメラ - Google Patents

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JP2010041504A
JP2010041504A JP2008203334A JP2008203334A JP2010041504A JP 2010041504 A JP2010041504 A JP 2010041504A JP 2008203334 A JP2008203334 A JP 2008203334A JP 2008203334 A JP2008203334 A JP 2008203334A JP 2010041504 A JP2010041504 A JP 2010041504A
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JP2008203334A
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Kazuya Umeyama
一也 梅山
Keiichi Hirose
恵一 広瀬
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】画像内から人物の顔を検出すること。
【解決手段】制御装置104は、画像の撮影時に、画面中央部の露出優先度を上げ、パターンマッチングによる顔認識処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラに関する。
次のようなカメラが知られている。このカメラは、パターンマッチングの手法を用いて画像内から人物の顔を検出する(例えば、特許文献1)。
特開平6−259534号公報
しかしながら、従来のカメラにおいては、撮影環境が低照度環境や逆光環境にある場合には、画像内における人物の顔とその周囲とのコントラスト差が少ないため、画像内から人物の顔の輪郭を切り出すことができず、パターンマッチングによって人物の顔を検出することができない可能性があった。
本発明によるカメラは、被写体像を撮像して画像を取得する撮像手段と、撮像手段により取得した画像内から人物の顔を検出する顔検出手段と、顔検出手段による人物の顔の検出精度を上げるための処理を実行する処理実行手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、処理実行手段は、画像の撮影時に、画面中央部の露出優先度を上げるようにしてもよい。
処理実行手段は、画像の撮影時に、画像の撮影時に、露出を適正露出よりもプラス方向に補正するようにしてもよい。
処理実行手段は、画像の暗部を明るく補正するようにしてもよい。
処理実行手段は、画像の中央部分を明るく補正するようにしてもよい。
本発明によるカメラは、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、処理実行手段は、判定手段によって現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境であると判定されたときに処理を実行するようにしてもよい。
処理実行手段は、カメラの撮影モードが人物を撮影するためのモードに設定されている場合に処理を実行するようにしてもよい。
本発明によれば、撮影環境が低照度環境や逆光環境にある場合でも人物の顔を検出することができる。
―第1の実施の形態―
図1は、第1の実施の形態におけるカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の操作ボタンを含んでいる。例えば、操作部材101には、電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字ボタン、決定ボタン、再生ボタン、および削除ボタンなどを含んでいる。
レンズ102は、複数の光学レンズから構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。撮像素子103は、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサーであり、レンズ102により結像した被写体像を撮像する。そして、撮像によって得られた画像信号を制御装置104へ出力する。
制御装置104は、撮像素子103から入力された画像信号に基づいて所定の画像形式、例えばJPEG形式の画像データ(以下、「本画像データ」と呼ぶ)を生成する。また、制御装置104は、生成した画像データに基づいて、表示用の画像データ、例えばサムネイル画像データを生成する。制御装置104は、生成した本画像データとサムネイル画像データとを含み、さらにヘッダ情報を付加した画像ファイルを生成してメモリカードスロット105へ出力する。本実施の形態では、制御装置による画像ファイルの生成処理、および生成した画像ファイルのメモリカードへの記録処理を撮影処理と呼ぶこととする。
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。また、制御装置104は、使用者によってカメラ100のモードが撮影モードに設定されると、撮像素子103から時系列で取得した画像の表示用画像データをモニタ106に出力する。これによってモニタ106にはスルー画が表示される。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、カメラ100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
本実施の形態におけるカメラ100は、スルー画上でパターンマッチングの手法を用いて人物の顔を認識し、撮影時には、人物の顔を対象としてAF(Auto Focus/自動焦点調整)やAE(Auto Exposure/自動露出調整)を最適化する顔認識AF/AE機能を備えている。なお、本実施の形態では、パターンマッチングの手法を用いた顔認識処理、AF処理、およびAE処理については、公知の処理のため詳細な処理の説明は省略する。
このように、顔認識AF/AE機能を備えたカメラ100においては、低照度の環境下や逆光状態では、スルー画内での人物の顔とその周囲とのコントラスト差が少ないため顔の輪郭を切り出すことができない。よって、このような環境下では、パターンマッチングができず、人物の顔を検出することができない。
第1の実施の形態では、制御装置104は、このような問題を解決するために、撮影環境が低照度環境や逆光環境の場合には、主要被写体が存在している可能性が高い画面中央部の露出優先度を上げるようにして、スルー画内で人物の顔とその周囲とのコントラスト差を上げることによって、スルー画内からの人物の顔の検出精度を上げるようにする。制御装置104は、具体的には、次のように処理を行う。
制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境か逆光環境であるか否かの判定を行う。例えば、制御装置104は、スルー画の露出評価値に基づいて、現在の撮影環境が低照度環境か逆光環境であるか否かの判定を行う。具体的には、制御装置104は、スルー画内の露出評価値の平均値が所定の閾値以下の場合には、現在の撮影環境は低照度環境であると判定する。例えば、黒い画素の露出評価値が0であり、白い画素の露出評価値が255である場合には、閾値として60が設定される。
また、制御装置104は、スルー画内で露出評価値にバラツキがある場合には、現在の撮影環境は逆光環境であると判定する。例えば、黒い画素の露出評価値が0であり、白い画素の露出評価値が255である場合には、スルー画内での最も高い露出評価値と最も低い露出評価値との差が60以上であるときに、露出評価値にバラツキがあるものとみなし、現在の撮影環境は逆光環境であると判定する。
制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境であると判定した場合、または逆光環境であると判定した場合には、測光方法を変更することにより画面中央部の露出優先度を上げる。例えば、本実施の形態では、カメラ100が測光モードとして、画面全体で露出が適正になるように最適化する「マルチパターン測光モード」と、画面の中央に重点をおいて露出を最適化する「中央重点測光モード」と、画面内の一部の範囲に重点をおいて露出を最適化する「スポット測光モード」とを備えているものとする。
現在の測光モードが「マルチパターン測光モード」である場合には、画面全体を適正露出とするため、低照度環境や逆光環境では、画面の中央に存在する主要被写体の顔が暗い場合が多い。このため、制御装置104は、マルチパターン測光において、画面中央部の重要度を上げることによって、画面中央部の露出優先度を上げる。これによって、スルー画内で人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングにより顔検出が行えるようにすることができる。
あるいは、制御装置104は、現在の測光モードが「マルチパターン測光モード」である場合には、測光モードを「中央重点測光モード」や「スポット測光モード」に変更することによって、画面中央部に重点をおいて露出を最適化するように制御してもよい。この方法によってもスルー画内で画面中央に存在する人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングにより顔検出が行えるようにすることができる。
本実施の形態におけるカメラ100では、制御装置104は、使用者によって操作部材101に含まれるレリーズボタンが半押しされたことを検出すると、AF処理およびAE処理を実行する。このとき、制御装置104は、パターンマッチングにより認識した人物の顔にピントが合い、かつ当該人物の顔が最適な明るさになるように、AF処理およびAE処理を行う。制御装置104は、その後、使用者によってレリーズボタンが全押しされたことを検出した場合に、上述した撮影処理を行う。
図2は、第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図2に示す処理は、撮像素子103から画像信号の入力が開始され、モニタ106へのスルー画の表示を開始すると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
ステップS10において、制御装置104は、上述したように、スルー画の露出評価値に基づいて、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境であるか否かを判断する。ステップS10で否定判断した場合には、後述するステップS30へ進む。これに対して、ステップS10で肯定判断した場合には、ステップS20へ進む。ステップS20では、制御装置104は、上述したように、マルチパターン測光において、画面中央部の重要度を上げたり、測光モードを「マルチパターン測光モード」から「中央重点測光モード」や「スポット測光モード」に変更することによって、画面中央部の露出優先度を上げる。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置104は、スルー画を対象としてパターンマッチング処理を行うことによって人物の顔を認識する。その後、ステップS40へ進み、制御装置104は、使用者によって操作部材101に含まれるレリーズボタンが半押しされたか否かを判断する。ステップS40で否定判断した場合には、ステップS10へ戻る。これに対して、ステップS40で肯定判断した場合には、ステップS50へ進む。ステップS50では、制御装置104は、ステップS30で認識した人物の顔にピントを合わせ、さらに当該人物の顔が最適な明るさになるように、AF処理およびAE処理を行う。その後、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御装置104は、使用者によって操作部材101に含まれるレリーズボタンが全押しされたか否かを判断する。ステップS60で否定判断した場合には、ステップS61へ進み、制御装置104は、使用者によるレリーズボタンの半押しが解除されたか否かを判断する。ステップS61で肯定判断した場合には、ステップS10へ戻る。これに対して、ステップS61で否定判断した場合には、ステップS60へ戻る。
一方、ステップS60で肯定判断した場合には、ステップS70へ進む。ステップS70では、制御装置104は、上述した撮影処理を実行して、ステップS80へ進む。ステップS80では、制御装置104は、撮像素子103からの画像信号の入力が停止したことにより、モニタ106へのスルー画の表示が終了したか否かを判断する。ステップS80で否定判断した場合には、ステップS10へ戻って処理を繰り返す。一方、ステップS80で肯定判断した場合には、処理を終了する。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、画像の撮影時に、画面中央部の露出優先度を上げるようにした。これによって、スルー画内で人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングにより顔検出が行えるようにし、スルー画内からの人物の顔の検出精度を上げることができる。
(2)制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合に、画面中央部の露出優先度を上げるようにした。これによって、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合には、スルー画内での人物の顔とその周囲とのコントラスト差が少ないため顔の輪郭を切り出すことができず、パターンマッチングによる顔検出を行うことが困難であるが、これを回避して顔検出が行えるようにすることができる。
―第2の実施の形態―
上述した第1の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境か逆光環境である場合には、測光方法を変更することにより画面中央部の露出優先度を上げる例について説明した。これに対して第2の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境か逆光環境である場合には、露出を適正露出よりもプラス方向に補正することによってスルー画全体を明るくする。これによって、スルー画内に存在する人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングにより顔検出が行えるようにすることができる。なお、図1に示したブロック図は、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図3は、第2の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図3に示す処理は、撮像素子103から画像信号の入力が開始され、モニタ106へのスルー画の表示を開始すると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。なお、図3においては、第1の実施の形態で上述した図2の処理と同様の処理については同じステップ番号を付与し、ここでは図2との相違点を中心に説明する。
ステップS21では、制御装置104は、スルー画での露出を適正露出よりもプラス方向に補正する。例えば、スルー画での露出を適正露出よりも+0.7することによってスルー画全体を明るくする。この場合、ステップS70の撮影処理において、制御装置104は、スルー画での露出補正をキャンセルして、適正露出となるように露出制御を行う。なお、本実施の形態では、制御装置104は、スルー画での露出を適正露出よりも+0.7するものとしたが、これに限定されず、例えば+1.0とするようにしてもよい。
以上説明した第2の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、制御装置104は、画像の撮影時に、露出をプラス方向に補正するようにした。これによって、スルー画内に存在する人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングにより顔検出が行えるようにし、スルー画内からの人物の顔の検出精度を上げることができる。
―第3の実施の形態―
上述した第1および第2の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境か逆光環境である場合に、スルー画内に存在する人物の顔とその周囲とのコントラストを上げるための処理を行う例について説明した。これに対して第3の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境であるか否かに関わらず、スルー画内に存在する人物の顔とその周囲とのコントラストを上げるための処理を行う場合について説明する。なお、図1に示したブロック図は、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
第3の実施の形態では、制御装置104は、スルー画に対して階調変換を施すことによって、スルー画内の暗い部分を明るく補正する。例えば、図4に示すような画像の暗部を持ち上げるための階調変換特性(ガンマカーブ)4aをあらかじめ設定しておき、制御装置104は、この階調変換特性4aを用いてスルー画に対して階調変換を施す。これによって、スルー画内の暗い部分に人物の顔が含まれている場合であっても、その部分を明るくして、人物の顔とその周囲とのコントラストを上げることにより、パターンマッチングによる顔検出が行えるようにする。
図5は、第3の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図5に示す処理は、撮像素子103から画像信号の入力が開始され、モニタ106へのスルー画の表示を開始すると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。なお、図5においては、第1の実施の形態で上述した図2の処理と同様の処理については同じステップ番号を付与し、ここでは図2との相違点を中心に説明する。
ステップS22において、制御装置104は、上述したように、図4に示したような画像の暗部を持ち上げるための階調変換特性4aを用いてスルー画に対して階調変換を施す。その後、ステップS30へ進み、制御装置104は、階調変換後のスルー画を対象としてパターンマッチング処理を行うことによって人物の顔を認識する。
以上説明した第3の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、制御装置104は、スルー画に対して階調変換を施すことによって、スルー画内の暗い部分を明るく補正するようにした。これによって、スルー画内の暗い部分に人物の顔が含まれている場合であっても、その部分を明るくして、人物の顔とその周囲とのコントラストを上げることにより、パターンマッチングによる顔検出が行えるようにし、スルー画内からの人物の顔の検出精度を上げることができる。
―第4の実施の形態―
第4の実施の形態では、制御装置104は、スルー画の画像中央部分を対象として、露出評価値における輝度差が小さい領域、例えば0.5EV以内の領域を対象領域として検出する。そして、制御装置104は、検出した対象領域のみゲインアップすることにより、対象領域を明るくする。例えば、制御装置104は、対象領域に他の領域の2倍のゲインをかけることにより対象領域をゲインアップする。これにより、スルー画の中央付近に存在する人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングによる顔検出を行うことが可能となる。なお、図1に示したブロック図は、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図6は、第4の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図6に示す処理は、撮像素子103から画像信号の入力が開始され、モニタ106へのスルー画の表示を開始すると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。なお、図6においては、第1の実施の形態で上述した図2の処理と同様の処理については同じステップ番号を付与し、ここでは図2との相違点を中心に説明する。
ステップS23において、制御装置104は、スルー画の画像中央部分に露出評価値における輝度差が小さい領域、例えば0.5EV以内の領域があるか否かを判断する。ステップS23で否定判断した場合には、ステップS30へ進む。これに対して、ステップS23で肯定判断した場合には、ステップS24へ進む。
ステップS24では、制御装置104は、検出した対象領域を例えば他の領域の2倍にゲインアップすることにより、対象領域を明るくして、ステップS30へ進む。ステップS30では、制御装置104は、対象領域をゲインアップした後のスルー画を対象としてパターンマッチング処理を行うことによって人物の顔を認識する。
以上説明した第4の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、制御装置104は、スルー画の画像中央部分の露出評価値における輝度差が小さい対象領域をゲインアップすることにより、対象領域を明るくするようにした。これによって、スルー画の中央付近に存在する人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングによる顔検出を行うことができるようにし、スルー画内からの人物の顔の検出精度を上げることができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した第1および第2の実施の形態では、制御装置104は、スルー画の露出評価値に基づいて、現在の撮影環境が低照度環境か逆光環境であるか否かの判定を行う例について説明した。しかしながら、制御装置104が撮影シーンを自動的に判別するオートシーン判別機能を備えている場合には、その判別結果に基づいて低照度環境か逆光環境かを判定するようにしてもよい。例えば、制御装置104は、オートシーン判別により現在の撮影シーンが「夜景」であると判別した場合に、現在の撮影環境は低照度環境であると判別する。また、制御装置104は、オートシーン判別により現在の撮影シーンが「逆光」であると判別した場合に、現在の撮影環境は逆光環境であると判別する。あるいは、制御装置104は、使用者によるシーンモードの設定状況に基づいて低照度環境か逆光環境かを判定するようにしてもよい。また、制御装置104は、撮影時のシャッタースピードが1/8以下のときに現在の撮影環境は低照度環境であると判定してもよい。
(2)上述した第1および第2の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合に、画像内から人物の顔を検出することができるようにするための処理を実行し、上述した第3および第4の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境であるか否かにかかわらず、画像内から人物の顔を検出することができるようにするための処理を実行する例について説明した。しかし、制御装置104は、第3の実施の形態と第4の実施の形態においても現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合に、画像内から人物の顔を検出することができるようにするための処理を実行するようにしてもよい。
(3)上述した第1の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合に、測光方法を変えて画面中央部の露出優先度を上げることによって、スルー画内で人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングにより顔検出が行えるようにした。しかしながら、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合には、まず測光方法を変えずに顔認識処理を行う。そして、制御装置104は、その結果、顔が認識できなかった場合に、測光方法を変えて画面中央部の露出優先度を上げた後、再度顔認識処理を行うようにしてもよい。
(4)上述した第2の実施の形態では、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合に、露出を適正露出よりもプラス方向に補正することによってスルー画全体を明るくすることにより、スルー画内で人物の顔とその周囲とのコントラストを上げて、パターンマッチングにより顔検出が行えるようにした。しかしながら、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合には、まず露出補正を行なわずに適正露出で撮影したスルー画上で顔認識処理を行う。そして、制御装置104は、その結果、顔が認識できなかった場合に、露出を適正露出よりもプラス方向に補正してスルー画全体を明るくした後、再度顔認識処理を行うようにしてもよい。
(5)上述した第2の実施の形態では、例えば、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合に、露出を適正露出よりも+0.7または+1.0する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境である場合に、まず、露出を適正露出よりも+0.7した後に顔認識処理を行う。その結果、スルー画内から人物の顔が認識できない場合には、制御装置104は、露出を適正露出よりも+1.0して顔認識処理を行うようにしてもよい。
(6)上述した第1〜第4の実施の形態では、制御装置104は、撮像素子103から画像信号の入力が開始され、モニタ106へのスルー画の表示を開始すると図2、3、5、および6に示したフローチャートの処理を実行する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、カメラ100の撮影モードが人物を撮影するためのモード、例えばポートレートモードや夜景ポートレートモードに設定されている場合に、上記処理を実行するようにしてもよい。これにより、スルー画内に人物の顔が写っている可能性が高い場合にのみ上記処理を行うことになるため、スルー画内に人物の顔が写っている可能性が低い場合に無駄な処理を実行する必要がなくなる。
(7)上述した第1から第4の実施の形態では、スルー画内から人物の顔が検出できるように、図2、3、5、および6に示したフローチャートの処理を実行して、スルー画を明るくするようにした。この場合、スルー画は各コマごとに明るさが異なる可能性があるため、スルー画にちらつきが生じる可能性がある。よって、制御装置104は、図2、3、5、および6に示したフローチャートの処理を実行している間は、スルー画の表示フレームレートを通常よりも落とすようにしてもよい。例えば、制御装置104は、通常の表示フレームレートが1/30fpsである場合には、上記処理中は表示フレームレートが1/60fpsに落とすようにしてもよい。これにより、スルー画表示中に画像の明るさが変化する時間間隔を長くすることができ、画面のチラツキを抑えることができる。
(8)上述した第3および第4の実施の形態では、制御装置104は、スルー画に対して画像処理を施すことによりスルー画内から人物の顔を検出することができるようにした。このため、必ずしもモニタ106に表示するスルー画自体に画像処理を施す必要はなく、顔検出用にスルー画のコピーを作成して、コピー画像に対して画像処理を施して顔認識処理を行うようにしてもよい。このようにすることにより、モニタ106に表示されるスルー画には画像処理が施されないため、スルー画のコマごとの明るさ変化を抑えることができる一方で、コピー画像に画像処理を施して明るくすることにより、パターンマッチング処理によって人物の顔を検出することが可能になる。
(9)上述した第1〜第4の実施の形態では、制御装置104は、スルー画を対象として顔認識処理を実行することにより、スルー画内から人物の顔を検出する例について説明した。しかしながら、検出対象は人物の顔に限定されず、例えば、動物の顔等を検出対象とする場合にも本発明は適用可能である。また、人物や動物の顔に限定されず、被写体として種々の物体を撮影する際に、その物体をパターンマッチングにより検出する場合にも本発明は適用可能である。
(10)上述した第1〜第4の実施の形態では、制御装置104は、人物の顔を検出した後、人物の顔を対象としてAFやAEを最適化する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、第1〜第4の実施の形態で上述した処理により人物の顔を検出した場合には、その顔をスルー画のフレーム間で追跡することにより、本発明を被写体追尾の技術に適用することが可能である。また、制御装置104は、第1〜第4の実施の形態で上述した処理により人物の顔を検出した場合には、カメラ100の撮影モードを人物を撮影するためのモード、例えばポートレートモードに移行させるようにして、本発明をオートシーン判別に適用するようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
カメラ100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。 第2の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。 第2の実施の形態における階調変換処理で用いる階調変換特性の具体例を示す図である。 第3の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。 第4の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、105 メモリカードスロット、106 モニタ

Claims (7)

  1. 被写体像を撮像して画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得した画像内から人物の顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段による人物の顔の検出精度を上げるための処理を実行する処理実行手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記処理実行手段は、前記画像の撮影時に、画面中央部の露出優先度を上げることを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記処理実行手段は、前記画像の撮影時に、露出を適正露出よりもプラス方向に補正することを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記処理実行手段は、前記画像の暗部を明るく補正することを特徴とするカメラ。
  5. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記処理実行手段は、前記画像の中央部分を明るく補正することを特徴とするカメラ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記処理実行手段は、前記判定手段によって現在の撮影環境が低照度環境または逆光環境であると判定されたときに、前記処理を実行することを特徴とするカメラ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記処理実行手段は、カメラの撮影モードが人物を撮影するためのモードに設定されている場合に、前記処理を実行することを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167681A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 オムロン株式会社 画像生成装置および画像生成方法

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