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JP2010041324A - 通信方法、サービス制御装置、及びプログラム - Google Patents

通信方法、サービス制御装置、及びプログラム Download PDF

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JP2010041324A JP2008201062A JP2008201062A JP2010041324A JP 2010041324 A JP2010041324 A JP 2010041324A JP 2008201062 A JP2008201062 A JP 2008201062A JP 2008201062 A JP2008201062 A JP 2008201062A JP 2010041324 A JP2010041324 A JP 2010041324A
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Abstract

【課題】リアルタイム性を確保した通信方法、サービス制御装置、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】端末にサービスを提供するサービス制御装置における通信方法において、ユーザデータの送信予告を示すメッセージを前記端末から受信し、前記メッセージを受信したときから前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信方法、サービス制御装置、及びプログラムに関する。
OMA(Open Mobile Alliance)などの標準化団体において、現在PoC(Push to talk over Cellar)の標準化作業が行われている(例えば、以下の非特許文献1)。
PoCは半二重通信を基本としたグループ間通信方式である。PoCを利用することで、複数ユーザが同時に発言することはできないものの、ある特定のユーザが発言した内容はグループ内の全てのユーザに配信される。
図9はPoCシステムのネットワーク構成例を示す図である。同図に示すように、PoCサービスは異なる無線ネットワークA,Bを跨いだ状態でも通信可能である。各無線ネットワークA,Bにおける各種処理は、各々のシステム仕様に従って実行される。
図10は、図9におけるネットワーク構成においてPoCサービスを行う場合のシーケンス例を示す図である。図10は、端末(#0)50が発話し、その音声データが端末(#1)60と端末(#2)70に伝送される例を示す。
まず、各端末50〜70は、無線ネットワークA,Bのそれぞれの基地局(以下、それぞれ「無線ネットワークA」、「無線ネットワークB」)に対して、接続処理を行う(S100,S102)。そして、各端末50〜70は無線ネットワークA,Bを介してPoCサーバ100にPoCセッションへの参加処理を行う(S101,S103)。これにより、各端末50〜70はPoCサービスを受けることが可能となる。
そして、発話したいユーザ(端末50)は、PoCサーバ100に対して発言要求を送信し(S104)、PoCサーバ100は発言許可を発行する(S105)。
次いで、PoCサーバ100は、発言権が端末50に与えられ音声データが送信されることを予告する制御メッセージ(発言予告メッセージ)を他の端末60,70に送信する(S106)。端末50は音声データを送信し(S107)、PoCサーバ100は、音声データを送信先の端末数分複製し、無線ネットワークBを介して端末60,70に送信する(S108)。
図11は、3GPPなどの移動通信システム(セルラシステム)を利用してPoCサービスを行う場合のシーケンス例を示す図である。
かかるセルラシステムは、無線リソースの有効活用や端末の省電力化の観点から、データ量に応じた無線チャネルの切り替え制御を行う。データ量が多いとき端末それぞれに個別の無線チャネルが割り当てられ、データ量が所定以下のとき個別チャネルが解放され共有チャネル上での通信になる。さらに、データ量が一定時間無いとき無線チャネルは解放され、端末はアイドル状態となり省電力モードに遷移する。
無線ネットワークBは、PoCサーバ100から発言予告のメッセージを受信すると、共有チャネルへの割り当て制御を行う(S110)。これにより端末60は、アイドル状態(S130)から共有チャネル状態(S131)に遷移する(S110)。そして、少量のデータ量である発言予告メッセージが端末60に送信される(S106)。
その後、無線ネットワークBは、端末50からの音声データを受信すると、データ量が多いため個別チャネルの割り当て制御を行う(S111)。これにより、端末60は個別チャネル状態(S132)に遷移する。そして、音声データが端末60に送信される(S109)。
http://www.openmobilealliance.org/index.html
しかし、無線ネットワークBは、個別チャネルの割り当て制御を行っているとき(S111)、端末60との間で個別チャネルを設定するため制御メッセージの送受信を行う。無線ネットワークBは、その間、端末50からの音声データをバッファリングする。これにより音声データは遅延して端末60に送信される。このような遅延はリアルタイムサービスに対して問題となる。
そこで、一目的は、リアルタイム性を確保した通信方法、サービス制御装置、及びプログラムを提供することにある。
一態様によれば、端末にサービスを提供するサービス制御装置における通信方法において、ユーザデータの送信要求を示すメッセージを前記端末から受信し、前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する。
また、他の態様によれば、端末にサービスを提供するサービス制御装置において、ユーザデータの送信予告を示すメッセージを前記端末から受信する受信部と、前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する送信部とを備える。
さらに、他の態様によれば、端末にサービスを提供するコンピュータにおけるプログラムにおいて、ユーザデータの送信予告を示すメッセージを前記端末から受信する処理と、前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する処理とを前記コンピュータに実行させる。
リアルタイム性を確保した通信方法、サービス制御装置、及びプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、サービス制御装置であるPoCサーバ10の構成例を示す図である。
PoCサーバ10は、データ受信部11と、PoCデータ分配部(以下、「データ分配部」)12と、PoCセッション制御部(以下、「セッション制御部」)13と、ダミーデータ送信部14と、データ送信部15、及び記憶部17を備える。
データ受信部11は、端末50〜70からのデータを受信し、データ内容に応じてデータ分配部12やセッション制御部13に転送する。例えば、データ受信部11はユーザデータを受信するとデータ分配部12に転送し、制御メッセージを受信するとセッション制御部13に転送する。
データ分配部12は、転送されたユーザデータをセッションに参加する端末数分だけ複製し、データ送信部15に出力する。
セッション制御部13は、各端末50〜70との間で制御メッセージを送受信し、PoCセッションの参加処理や、発言権の調停処理を行う。また、セッション制御部13は、記憶部17に記憶されたPoCセッション管理テーブル171や端末管理テーブル172にアクセスし、必要に応じ、情報を記憶したり変更(更新)したりする。その詳細は後述する。
ダミーデータ送信部14は、記憶部17に記憶されたPoCセッション管理テーブル171や端末管理テーブル172を参照して、条件を満たす端末50〜70にダミーデータを送信するべくダミーデータをデータ送信部15に出力する。なお、本実施例において「ダミーデータ」としては、例えばPoCサーバ10が行う種々のサービスに影響を与えず、事前に通話路を確保するための無音データやPING等のデータとすることもできる。
データ送信部15は、データ分配部12やセッション制御部13、さらにダミーデータ送信部14からの各データを端末50〜70に送信する。
記憶部17は、PoCセッション管理テーブル171と端末管理テーブル172を記憶する。
図2はPoCセッション管理テーブル171の例を示す図である。PoCセッション管理テーブル171は、各PoCセッションを識別するIDごとに、該当セッションで取り扱うサービス種別(音声や動画など)と、当該サービスに関するサービスレート(「PoCサービスレート」)と、ダミーデータの種別(無音データやPINGなど)とを記憶したテーブルである。これらの情報は、例えばサービス開始前に予め記憶される。
例えば、端末50〜70は、参加したいセッションのIDを送信することでセッションに参加してPoCサービスの提供を受けることができる。本実施例において、一連の端末50〜70のグループは、(PoC)セッション単位に(PoC)サービスを受けることができる。
図3は、端末管理テーブル172の例を示す図である。端末管理テーブル172は、PoCセッションIDごとに、セッションに属する端末すべてに対して、端末IDと、セッション参加有無を記憶する。また、端末管理テーブル172は、セッションに参加する全ての端末50〜70に対して、当該端末50〜70のアドレス情報(IPアドレスなど)と、当該端末50〜70が接続される無線ネットワークがチャネル切替え(共有チャネルと個別チャネルの切替えなど)をサポートしているか否かの情報と、チャネル切替えをサポートしている場合はチャネル切替えが発生するレート閾値と、端末状態を示す情報とを記憶する。これらの各テーブル171,172への格納や更新等の処理の詳細は後述する。
次に、端末管理テーブル172に記憶される「端末状態」の詳細について説明する。図4は端末状態の遷移例を示す図である。同図に示すように、端末50〜70は「待機中」(S41)、「データ送信」(S42)、「ダミーデータ受信」(S43)、及び「データ受信」(S44)の4つの状態を遷移する。なお、これらの状態は、PoCセッションに参加する端末のうち、端末管理テーブル172内の「チャネル切替有無」が「切替有り」の場合のみ有効である。
「待機中」状態(S41)は、端末がPoCセッションに参加している状態であり、かつ、当該端末が属するPoCセッションにおいて当該端末を含めていずれの端末も発言権を獲得していない状態のことである。
「データ送信」状態(S42)は、PoCサーバ10が当該端末に発言許可を送信し、当該端末が発言(ユーザデータ送信)可能となっている状態のことである。PoCサーバ10が発言終了通知を送信すると、当該端末は「データ送信」状態(S42)から「待機中」状態(S41)に移行する。
「ダミーデータ受信」状態(S43)は、ある端末に発言(ユーザデータ送信)許可が与えられ、PoCサーバ10が当該端末に発言予告メッセージが送信されている状態のことである。PoCサーバ10は、本状態のときに当該端末60〜70にダミーデータを送信する。
「データ受信」状態(S43)は、発言許可が与えられた端末からユーザデータが送信され、同一セッションの他の端末に対してユーザデータが分配されている状態のことである。本状態のときPoCサーバ10はダミーデータを送信しない。
「ダミーデータ受信」状態(S43)と「データ受信状態」(S44)は、ともにPoCサーバ10が発言終了通知を送信すると「待機中」状態(S41)に移行する。
このように、端末50〜70は4つの状態を遷移し、PoCサーバ10のセッション制御部13が端末50〜70から受信した情報や判定処理により、端末管理テーブル172の「端末情報」のフィールドに各状態の情報を記憶したり、更新したりする。
次に動作について説明する。
図5はシーケンス例を示す図である。例えば、図9に示すネットワーク構成で、端末(#0)50が発話し、端末(#1)60がその発話データ(音声データ)を受信する例である。ただし、端末50,60は予め同一のPoCセッションへの参加処理を行い、端末60に発言許可が与えられているものとする。また、受信側の端末60が属する無線ネットワークBは、3GPPやW−CDMA等のセルラシステムの無線ネットワークとする。
まず、端末50は発話ボタンを押下する等によりPoCサーバ10へ発話要求(ユーザーデータの送信要求等)メッセージを送信する(S11)。発話要求メッセージは無線ネットワークAの基地局(以下、「無線ネットワークA」)を経由しPoCサーバ10に送信される。
次いで、PoCサーバ10は発話許可を端末50に送信する(S12)。PoCサーバ10はこの時点でその直後に端末50から発話データ(音声データ)が送信されることが予想できるため、発言予告メッセージを送信後(S13)、端末60の属する無線ネットワークBにダミーデータを送信する(S17)。
無線ネットワークBは、発言予告メッセージを送信するために共有チャネルを設定する処理を行い(S14)、その後、ダミーデータにより端末60との間で個別チャネルを設定するための処理を行う(S16)。
無線ネットワークBは、端末50から発話データが送信された時点で、端末60との間で個別チャネルが設定されているため、バッファリングすることなく直ちに発話データを端末60に送信する(S18,S19)。
このように、PoCサーバ10は、端末50からの発話要求の受信(S11)を契機としてダミーデータを送信(S17)する。これにより、無線ネットワークBにおいて個別チャネル確立のための処理に伴うユーザデータのバッファリングを回避できる。よって、端末60はリアルタイム性が確保されたサービスの提供を受けることができる。
PoCサービスは、外部サーバを利用したコンテンツ(画像や動画など)をグループ内の端末50〜70に配信するサービスもある。図6は、PoCサーバ10によるコンテンツ配信サービスのシーケンス例を示す図である。
まず、端末50はコンテンツ配信要求を送信する(S30)。PoCサーバ10は、本要求により外部サーバからコンテンツを取得し(S31)、配信予告をグループ内の端末60に送信する(S32)。
そして、PoCサーバ10は、コンテンツ配信要求の受信(S30)を契機にダミーデータ(例えば、PING)を送信する(S17)。
無線ネットワークBは、ダミーデータの受信により端末60に対して個別チャネルを設定するための処理を行う(S16)。
PoCサーバ10はコンテンツを端末60の送信する(S34)。無線ネットワークBは端末60との間で個別チャネルが設定されているため、コンテンツをバッファリングすることなく端末60にコンテンツを送信する。
よって、コンテンツを配信する場合でも、PoCサーバ10がダミーデータを送信するため、端末60は遅延なくコンテンツを受信でき、リアルタイム性を確保したサービスの提供を受けることができる。
次に動作について詳細に説明する。図7及び図8は処理の詳細を示すシーケンス例を示す図である。端末(#0‐0)50からの発話データが、同一セッションのグループに属する端末(#0‐1)60と端末(#0‐2)70に送信される例である。
ここで、端末60,70は、図5や図6の例と同様にセルラシステムの無線ネットワークに属する。また、端末50,60は、セッションへの参加処理をすでに行っており、これらの端末50,60に関する端末管理テーブル172の「端末状態」はともに「待機状態」となっているものとする。
さらに、端末50は予めPoCサーバ10にアクセスして、セッションの登録を行っているものとする。このセッション登録により、端末管理テーブル172には当該端末50のエントリが作成される。ただし、端末管理テーブル172において当該端末50の端末状態は「N/A」(何も情報を得ていない状態)となっている。図7と図8に示す端末管理テーブル172は、「端末ID」と「端末状態」の情報のみ示している。
まず、端末50はセッション参加要求をPoCサーバ10に送信する(S50)。セッション参加要求は、無線ネットワークを経由してPoCサーバ10に送信される。例えば、セッション参加要求には当該端末50が参加したいセッションのID(「Session #0」)や、当該端末50の端末ID(「端末#0‐0」)等が含まれる。
セッション制御部13は、セッション参加要求を受信すると、セッション参加応答を生成し端末50に送信する(S51)。このセッション参加応答により端末50のセッションへの参加が許可される。
また、セッション制御部13はセッションに参加する端末50の無線ネットワーク情報要求を端末50に送信する(S52)。
次いで、端末50は、無線ネットワーク情報に対する応答メッセージとして、無線ネットワーク情報をPoCサーバ10に通知する(S53)。無線ネットワーク情報は、例えば、当該端末50のセッション参加有無、端末のアドレス、チャネル切替有無、チャネル切替閾値、端末状態(「待機中」)の各情報を含む。
セッション制御部13は、無線ネットワーク情報を受信すると、端末管理テーブル172にこれらの情報を記憶する(S54)。セッション制御部13は、端末管理テーブル172のセッション参加有無を「参加」に更新したり、当該端末50のアドレスを格納したり、無線チャネルの切替有無や、切替閾値を格納し、さらに端末状態を「待機中」に更新する。
端末50は、無線ネットワーク情報を通知した後、発話要求をPoCサーバ10に送信する(S11)。
セッション制御部13は、端末管理テーブル172にアクセスして「セッション参加有無」の情報等に基づいて発話許可を端末50に送信する(S12)。
また、セッション制御部13は、発話要求を受信すると発言予告を端末60,70に送信する(S13,S15)。
さらに、セッション制御部13は、発話要求の受信(S11)を契機にして、PoCセッション管理テーブル171と端末管理テーブル172にアクセスする(S55,S56)。
すなわち、セッション制御部13は、PoCセッション管理テーブル171から当該端末50が参加するセッションの「PoCサービスレート」を読み出す(S55)。例えば、セッション制御部13は、セッション参加要求に含まれるセッションIDをキーにして、「Session #0」のサービスレート「16kbps」を読み出す。
また、セッション制御部13は、端末管理テーブル172から、対応するPoCセッションに帰属する端末の中からセッション参加中となっている端末の「チャネル切替閾値」を読み出す。例えば、同一セッション「Session #0」に参加中の端末(#0‐1)60,(#0‐2)70のチャネル切替閾値「8Kbps」,「16Kbps」を読み出す。
次いで、セッション制御部13は状態遷移判定処理を行う(S57)。判定は以下のようにして行われる。
すなわち、セッション制御部13は、発言許可を送信した端末に対して無条件に「データ受信」状態に遷移させる。例えば、セッション制御部13は端末50の端末状態を「データ受信」状態に遷移させる。
また、セッション制御部13は、発言予告を送信した端末に対して、読み出した「PoCサービスレート」と「チャネル切替閾値」とを比較して、
(条件1)「PoCサービスレート」≧「チャネル切替閾値」のとき、端末状態を「ダミーデータ受信」状態に遷移させ、
(条件2)「PoCサービスレート」<「チャネル切替閾値」のとき、端末状態を「データ受信」状態に遷移させ、
(条件3)端末管理テーブル172の「チャネル切替閾値」が「N/A」のとき、端末状態を「データ受信」状態に遷移させる。
例えば、セッション制御部13は、端末(#0‐1)60について、セッション「Session #0」のPoCサービスレートは「16Kbps」、「チャネル切替閾値」は「8Kbps」であるため、「ダミーデータ受信」状態に遷移させる。また、セッション制御部13は、端末(#0‐1)70について、「チャネル切替閾値」は「32Kbps」のため「データ受信」状態に遷移させる。
そして、セッション制御部13は、遷移させた端末状態の情報を端末管理テーブル172に格納(更新)する(S58)。例えば、セッション制御部13は、端末(#0‐0)50の端末状態を「データ送信」、端末(#0‐1)60の端末状態を「ダミーデータ受信」、端末(#0‐2)70の端末状態を「データ受信」に更新する。
一方、ダミーデータ送信部14は端末管理テーブル172の「端末状態」のフィールドを常時監視する(S60)。
ダミーデータ送信部14は、端末管理テーブル172の端末状態が「ダミーデータ受信」のとき(S61でYes)、該当する端末すべてに対してダミーデータを送信する(S17)。例えば、端末(#0‐1)60の端末状態は「ダミーデータ受信」となっているため、ダミーデータ送信部14は端末60にダミーデータを送信する(S17)。
このとき、ダミーデータ送信部14は、ダミーデータを送信する端末の属するセッションIDを端末管理テーブル172から読み出して、PoCセッション管理テーブル171から当該セッションIDのダミーデータ種別を読み出す(S62)。
次いで、ダミーデータ送信部14は端末管理テーブル172から「チャネル切替閾値」を読み出す(S63)。
ダミーデータ送信部14は、ダミーデータ種別によりダミーデータを送信し、チャネル切替閾値よりも大きなレート(伝送量)でダミーデータを送信する。
一方、ダミーデータ送信部14は端末管理テーブル172の「端末状態」が「ダミーデータ受信」状態でないとき(S61No)、ダミーデータの送信を行わない。例えば、ダミーデータ送信部14は、端末50,70にダミーデータを送信しない。
次いで、端末50は発話データを、無線ネットワークを経由してPoCサーバ10に送信する(図8のS18)。発話データはPoCサーバ10のデータ分配部12で受信する。データ分配部12は、発話データを受信すると、当該発話データを分配する対象となるすべての端末に対して、端末状態を「データ受信」状態に遷移させ、端末管理テーブル172の該当するすべての端末の「端末状態」を「データ受信」に変更する。例えば、データ分配部12は、端末(#0‐1)60の端末状態を「ダミーデータ受信」から「データ受信」に更新する。この変更により、ダミーデータ送信部14からのダミーデータ送信が停止する。
次いで、データ分配部12は、PoCセッション管理テーブル171と端末管理テーブル172から、データ転送先の端末情報(端末アドレス)を読み出し(S66)、発話データを複製し端末60,70に送信する(S19)。
端末50の発言処理が終了する場合は以下のようになる。すなわち、セッション制御部13は端末50からの発言終了通知を受信すると(S70)、確認応答を送信し(S71)、端末50以外の該当セッションに参加するすべての端末60,70に発言終了通知を送信する(S72)。
次いで、セッション制御部13は、端末管理テーブル172にアクセスし、該当セッションに参加するすべての端末の「端末状態」を「待機中」状態に遷移させるべく変更する。
このように図7及び図8に示す例も、PoCサーバ10は端末50からの発話要求(S11)を契機にしてダミーデータを送信するため、無線ネットワークは端末50からのユーザデータ(本例では発話データ)をバッファリングすることなく端末60,70に送信できる。よって、リアルタイム性が確保できる。
また、PoCサーバ10は、送信されるユーザデータのデータレートが、無線チャネルが「共有チャネル」から「個別チャネル」へ切替えるための閾値(チャネル切替閾値)以上のときに、初めてダミーデータを送信し、そうでないときダミーデータを送信しないようにしている。
すなわち、本実施例のPoCサーバ10は、送信されるユーザデータが個別チャネルへ切替える分だけのデータ量を送信しなければならないとき(前述の条件(1))、ダミーデータを送信し、個別チャネルへ切替える分だけのデータ量でないとき(前述の条件(2))、個別チャネルへ切替えずに共有チャネルのままにして(ダミーデータを送信しないで)ユーザデータを送信するようにしている。さらに、PoCサーバ10は、端末が通信を行う無線チャネルがチャネル切替えをサポートしていないとき(前述の条件(3))もダミーデータを送信することなくユーザデータを送信する。よって、PoCサーバ10は、不要なダミーデータの送信が行われず無線チャネルのリソースを有効活用できる。
本実施例では、PoCサーバ10において処理が行われるため、無線ネットワークの基地局や端末、周辺ノードについては変更することなくそのまま利用できる。よってコストを削減できる。さらに、PoCサービスの遅延も削減できるため、本PoCサーバ10はPoCサービスの普及に寄与できる。
上述したいずれの例においても、PoCサーバ10は、2つのテーブル171,172と、データ分配部12、セッション制御部13、及びダミーデータ送信部14はPoCサーバ10を含むものとして説明した。例えば、これらの構成が無線ネットワークの基地局装置や他のノード装置にあってもよい。
また、上述したいずれの例においても、PoCセッション管理テーブル171と端末管理テーブル172の2つのテーブルを分けて説明した。これらのテーブル171,172が一つのテーブルにより構成されてもよい。
端末への送信データ量に応じて送信に利用するチャネルを共有チャネルから個別チャネルに切り替える無線ネットワークの制御方法において、無線ネットワークに対して、端末に対する発信予告を送信した後、端末に対するユーザデータを送信する前において、無線ネットワーク制御装置が、共有チャネルから個別チャネルに切り替える制御を開始する量のデータを、発信予告の送信後、ユーザデータの送信を開始する前に、無線ネットワークに送信することとした。
以上まとめると付記のようになる。
(付記1)
端末にサービスを提供するサービス制御装置における通信方法において、
ユーザデータの送信要求を示すメッセージを前記端末から受信し、
前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する
ことを特徴とする通信方法。
(付記2)
前記送信ステップは、前記ユーザデータを前記端末に送信するために前記通話路のチャネルを切替えなければならない場合に前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記1記載の通信方法。
(付記3)
前記送信ステップは、前記ユーザデータの送信量が前記通話路のチャネルの切替えを示す閾値以上の場合に、前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記1記載の通信方法。
(付記4)
さらに、前記ユーザデータの送信量を記憶部に記憶し、
前記受信ステップは前記端末から送信された前記閾値を受信し、
前記送信ステップは前記記憶部に記憶された前記送信量と、前記受信ステップで受信した前記閾値とを比較して前記送信量が前記閾値以上かを判断することを特徴とする付記3記載の通信方法。
(付記5)
前記送信ステップは、前記ダミーデータとして無音データまたはPINGを送信することを特徴とする付記1記載の通信方法。
(付記6)
前記送信ステップは、前記端末から前記ユーザデータが送信された場合に前記ダミーデータの送信を停止することを特徴とする付記1記載の通信方法。
(付記7)
前記送信ステップは、前記通話路において前記端末がチャネル切替えを行うことができる場合に前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記1記載の通信方法。
(付記8)
さらに、前記端末から送信された前記メッセージや情報に応じて前記端末の状態を遷移させ、
前記遷移ステップは、前記メッセージを受信したとき、前記ダミーデータを送信できる状態に遷移させ、
前記送信ステップは、前記ダミーデータを送信できる状態のとき前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記1記載の通信方法。
(付記9)
前記サービスはPoC(Push to talk over Cellar)サービスであることを特徴とする付記1記載の通信方法。
(付記10)
端末にサービスを提供するサービス制御装置において、
ユーザデータの送信予告を示すメッセージを前記端末から受信する受信部と、
前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する送信部と
を備えることを特徴とするサービス制御装置。
(付記11)
前記送信部は、前記ユーザデータを前記端末に送信するために前記通話路のチャネルを切替えなければならない場合に前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記10記載のサービス制御装置。
(付記12)
前記送信部は、前記ユーザデータの送信量が前記通話路のチャネルの切替えを示す閾値以上の場合に、前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記10記載のサービス制御装置。
(付記13)
さらに、前記ユーザデータの送信量を記憶する記憶部を備え、
前記受信部は前記端末から送信された前記閾値を受信し、
前記送信ステップは前記記憶部に記憶された前記送信量と、前記受信ステップで受信した前記閾値とを比較して前記送信量が前記閾値以上かを判断することを特徴とする付記12記載のサービス制御装置。
(付記14)
前記送信部は、前記ダミーデータとして無音データまたはPINGを送信することを特徴とする付記10記載のサービス制御装置。
(付記15)
前記送信部は、前記端末から前記ユーザデータが送信された場合に前記ダミーデータの送信を停止することを特徴とする付記10記載のサービス制御装置。
(付記16)
前記送信部は、前記通話路において前記端末がチャネル切替えを行うことができる場合に前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記10記載のサービス制御装置。
(付記17)
さらに、前記端末から送信された前記メッセージや情報に応じて前記端末の状態を遷移させる制御部を備え、
前記制御部は、前記メッセージを受信した場合、前記ダミーデータを送信できる状態に遷移させ、
前記送信部は、前記ダミーデータを送信できる状態の場合、前記ダミーデータを送信することを特徴とする付記10記載の通信方法。
(付記18)
前記サービスはPoC(Push to talk over Cellar)サービスであることを特徴とする付記9記載のサービス制御装置。
(付記19)
端末にサービスを提供するコンピュータにおけるプログラムにおいて、
ユーザデータの送信予告を示すメッセージを前記端末から受信する処理と、
前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する処理と
を前記コンピュータに実行させるプログラム。
図1はPoCサーバの構成例を示す図である。 図2はPoCセッション管理テーブルの例を示す図である。 図3は端末管理テーブルの例を示す図である。 図4は端末の状態遷移例を示す図である。 図5はダミーデータを送信する処理のシーケンス例を示す図である。 図6はダミーデータを送信する処理のシーケンス例を示す図である。 図7はダミーデータを送信する処理のシーケンス例を示す図である。 図8はダミーデータを送信する処理のシーケンス例を示す図である。 図9はネットワーク構成例を示す図である。 図10は従来の処理シーケンスの例を示す図である。 図11は従来の処理シーケンスの例を示す図である。
符号の説明
10 PoCサーバ、 11 データ受信部、 12 PoCデータ分配部、 13 PoCセッション制御部、 14 ダミーデータ送信部、 15 データ送信部、 17 記憶部、 171 PoCセッション管理テーブル、 172 端末管理テーブル、50〜70 端末

Claims (10)

  1. 端末にサービスを提供するサービス制御装置における通信方法において、
    ユーザデータの送信要求を示すメッセージを前記端末から受信し、
    前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する
    ことを特徴とする通信方法。
  2. 前記送信ステップは、前記ユーザデータを前記端末に送信するために前記通話路のチャネルを切替えなければならない場合に前記ダミーデータを送信することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  3. 前記送信ステップは、前記ユーザデータの送信量が前記通話路のチャネルの切替えを示す閾値以上の場合に、前記ダミーデータを送信することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  4. さらに、前記ユーザデータの送信量を記憶部に記憶し、
    前記受信ステップは前記端末から送信された前記閾値を受信し、
    前記送信ステップは前記記憶部に記憶された前記送信量と、前記受信ステップで受信した前記閾値とを比較して前記送信量が前記閾値以上かを判断することを特徴とする請求項3記載の通信方法。
  5. 前記送信ステップは、前記ダミーデータとして無音データまたはPINGを送信することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  6. 前記送信ステップは、前記端末から前記ユーザデータが送信された場合に前記ダミーデータの送信を停止することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  7. 前記送信ステップは、前記通話路において前記端末がチャネル切替えを行うことができる場合に前記ダミーデータを送信することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  8. さらに、前記端末から送信された前記メッセージや情報に応じて前記端末の状態を遷移させ、
    前記遷移ステップは、前記メッセージを受信したとき、前記ダミーデータを送信できる状態に遷移させ、
    前記送信ステップは、前記ダミーデータを送信できる状態のとき前記ダミーデータを送信することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  9. 端末にサービスを提供するサービス制御装置において、
    ユーザデータの送信予告を示すメッセージを前記端末から受信する受信部と、
    前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する送信部と
    を備えることを特徴とするサービス制御装置。
  10. 端末にサービスを提供するコンピュータにおけるプログラムにおいて、
    ユーザデータの送信予告を示すメッセージを前記端末から受信する処理と、
    前記メッセージを受信した後、前記ユーザデータを前記端末に送信するまでの間、前記端末に対する通話路を確保するためのダミーデータを前記端末に送信する処理と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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