JP2009520770A - 分取逆相クロマトグラフィー(rpc)を使用するタンパク質精製 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はタンパク質精製に適した新規クロマトグラフィー方法に関する。
(発明の背景)
製薬業界では、精製は医療ニーズのため分子の製造の統合部分である。組換え技術に由来する生物薬剤学的分子及び有機合成に由来する従来型低分子の両方が生産され、両方の場合でクロマトグラフィー精製技術は製造方法で重要な役割を果たす。クロマトグラフ技術はイオン交換、疎水性相互作用などに基づいた分離を含む。逆相クロマトグラフィー(RPC)では、溶液中の分子は、クロマトグラフ樹脂の疎水性表面又は疎水性リガンドに結合する。溶液と樹脂の間の分子の分配は、表面に疎水性パッチを有する分子と樹脂上の疎水性表面の間の疎水性相互作用の結果として生じる。続いて、露出したパッチと樹脂の間の疎水性相互作用が結合分子と溶媒の間の相互作用よりも劣るポイントで結合分子を解離又は溶出するために、増大する疎水性度の溶媒が使用される。その後、分子を樹脂から放出し、溶出する。分子が異なる疎水性度を有し、そのため溶出溶媒の疎水性度が増大する場合の異なる時点で溶出するならば、同じ溶液中の異なる分子の分離が生じる。
Chlenov, MA等(J Chromatogr. 1993, 631(1-2), 261-267)は、全てが分子量>30kDaを有する生物学的に活性な甲状腺刺激ホルモン、黄体ホルモン及び絨毛性ゴナドトロピンを精製するために、中性pHにおけるRPCの使用を開示する。全3つの精製はpH6.8の0.1Mリン酸ナトリウム含有溶媒中で、VYDAC214TP、C4カラム(4.6x250mm)において実施された。アセトニトリルは溶出溶媒として使用された。充填容量は20μlであった。
本発明は驚くべきことに溶出溶媒への塩又はバッファーの添加が、RPCの分離能を増大することを発見した。従って、本発明は組成物からタンパク質を精製する方法であって、前記組成物の溶液を逆相液体クロマトグラフィーカラムに充填すること及びカラムから該タンパク質をバッファーと塩を含有する溶媒を用いて溶出することを含んでなり、該塩が使用されるバッファーのpHにおいて緩衝能を有しない、タンパク質を精製する方法に関する。
本発明は逆相クロマトグラフィーによる工業規模のタンパク質分離方法を提供する。一態様において、方法はカラム材料に対し0.1−200mg/mlの範囲のカラム充填を適用する。方法はさらに、工業規模におけるタンパク質精製の穏やかな手段、すなわち、充填したタンパク質の十分量が作用条件を生き残り、生物学的活性を保持する方法を提供する。
本発明は、RPCの手段によってタンパク質を精製する方法であって、RPCの分離能を増大した方法を提供する。分離能の増大は、よりよい解像度Rsを提供すること、すなわち分離される2つのタンパク質の間の保持時間(増大した選択性)又は保持容量の差異を増大すること又は溶出したタンパク質のピーク幅を減少すること(増大した効率性)を意味する。
[上式中、VR,B及びVR,Aはそれぞれ成分B及びAの保持容量であり、WB及びWAはそれぞれ成分B及びAのピーク幅である。]
保持容量は、カラムを離れたを溶質を含む溶媒の体積である。本発明の方法において、タンパク質はよりシャープなピークで溶出され、本質的によりよい分離又はベースライン分離さえも導く。分離の増大は、RPCクロマトグラフカラムの充填を増大することを可能にし、そのため溶出プールの精製度を落とすことなしにRPCカラムのサイズを下げることを可能にする。増大した充填は、RPCクロマトグラフ溶剤の必要性を減らし、従って高価なRPCクロマトグラフ溶剤が大量に使用される工業規模におけるRPCの利用時の全プロセスの経済性を改良する。
また、「工業規模」はカラムに加えるポリペプチドの量が少なくとも0.01 gであり、例えば少なくとも0.02g、少なくとも0.05g、少なくとも0.1g、少なくとも0.2g、少なくとも0.5g、少なくとも1g、少なくとも2g、少なくとも5g、少なくとも10g、少なくとも20g、少なくとも50g、少なくとも100g、少なくとも100g、少なくとも200g、少なくとも500g、少なくとも1000g、少なくとも2000g、少なくとも5000g、又は例えば少なくとも10000gであることを意味する。
改良された分離はクロマトグラムの視覚的検査によって、例えば保持時間又は保持容量の差異の増大を記録することによって、ベースライン分離によって、又はよりシャープ及びより明確なピークの出現によって、単純に理解されてもよい。また、分離能の増大は理論段数Nとして定量化されてもよく、Nは以下のように計算されてもよい。
[上式中、VRは保持容量であり、W1/2は半ピーク高時のピーク幅である。]
上式は、無勾配モードの溶出時のNを記載する。また、Nの数は(イオン交換クロマトグラフィーにおける)勾配溶出用にもS Yamamoto("Ion-exchange Chromatography of Proteins. Chapter two: Theoretical Aspects", Marcel Dekker, 1988)によって、記載されている。異なる長さのカラムの比較を可能にするために、理論段相当高さ(HETP)は
[上式中、Lはカラムの長さである。]
によって計算されてもよい。より低いHETPはよりよい分離である。改良された分離は、他では分離できないタンパク質の分離を提供し、分離工程における改良された収量を提供し、又はカラムへの改良された充填、従って方法の経済性の改良を提供する。2つのピークの間隔が近接しているならば、所望の純度を得るために関心のピークの分画のみを収集する必要があるであろう。従って、ピークの分離が改良されたならば、ピークのより大きい分画が収集されるであろう。
本発明で使用される溶媒の典型的pHは、1−13の範囲内であり、例えば2-13、例えば3-13、例えば3.5-13、例えば4-13、例えば4.5-13、例えば5-13、例えば5.5-13、例えば6-13、例えば6.5-13、例えば7-13、例えば7.5-13、例えば8-13、例えば1-12、例えば1-11、例えば1-10、例えば1-9.5、例えば1-9、例えば1-8.5、例えば2-10、例えば3-9.5、例えば3.5-9.5、例えば4-9.5、例えば4.5-9.5、例えば5-9.5、例えば5.5-9.5、例えば6-9.5、例えば6.5-9.5、例えば7-9.5、例えば7.5-9.5、例えば8-9.5、例えば3-9、例えば3.5-9、例えば4-9、例えば4.5-9、例えば5-9、例えば5.5-9、例えば6-9、例えば6.5-9、例えば7-9、例えば7.5-9、例えば8-9、例えば3-8.5、例えば3.5-8.5、例えば4-8.5、例えば4.5-8.5、例えば5-8.5、例えば5.5-8.5、例えば6-8.5、例えば6.5-8.5、例えば7-8.5、例えば7.5-8.5、例えば8-8.5、例えば3-8、例えば3.5-8、例えば4-8、例えば4.5-8、例えば5-8、例えば5.5-8、例えば6-8、例えば6.5-8、例えば7-8、例えば7.5-8である。
バッファーと共に使用される塩は使用される特定のバッファーで達成されるpHにおいて、いかなる有意の緩衝能を持たず、従ってそれ自身がバッファー系の一部ではない。一実施態様において、塩のpKaは、使用されるバッファーのpKaから少なくとも1pH単位離れている。更なる実施態様において、塩のpKaは、使用されるバッファーのpKaから少なくとも1pH単位離れている。バッファー系と共に使用される塩の選択は必然的にバッファーの選択に依存するが、タンパク質を取り扱う通常のpH範囲における作業の場合、本発明に適用されうる塩の例は、塩化物、臭化物、ヨウ化物の様なハロイド類;硫酸塩;ホウ酸塩;乳酸塩;クエン酸塩及びそれらの2以上の混合物を含む。正に荷電した対イオンの例は、ナトリウム;カリウム;マグネシウム;カルシウム;及びアンモニウムを含む。塩の特異的例は、塩化カリウム;塩化ナトリウム;塩化アンモニア;乳酸カリウムを含む。
本発明で使用される典型的塩濃度は、0.02と30(w/w)%の間、例えば0.05と10(w/w)%の間、0.16と1.1(w/w)%の間である。
本発明の方法は、例えば精製されるタンパク質のタイプに依存する温度の範囲で泳動されてもよい。温度が高すぎる場合は、タンパク質は不可逆的に変性され、温度が低すぎる場合は、溶媒の増大した粘性によって機械的問題が生じる。これらの制限の中で温度の調節は、2つのタンパク質の疎水性度が異なる温度依存性を有するならば、2つのタンパク質の分離を増大するために使用されてよい。一般に本発明の方法は温度が0ー80℃で、例えば10−60℃、20−60℃、20−50℃、又は20−40℃で泳動されてもよい。
一実施態様において有機成分はアルコールであり、一実施態様において溶媒は水とアルコールの混合物である。特に挙げられるものはモノアルコール、すなわちただ1つのアルコール基からなるアルコールである。本発明の方法で使用されうるモノアルコールの例には、メタノール、エタノール、1−プロパノール及び2プロパノール、及びそれらの2以上の混合物が含まれる。アセトニトリルの使用に関連する、既知の事実である環境的及び職業的健康問題のために、アセトニトリルよりもアルコールを使用することは付加的な利点と見なされる。タンパク質は、溶媒の増大する疎水性度によって、すなわち有機化合物の増大する濃度によって溶出される。カラムにタンパク質を充填するために使用される溶媒の濃度は、タンパク質の性質及び有機化合物の疎水性度に依存する。
この溶媒はしばしば、カラムにタンパク質を充填する前にカラムが典型的にはこの溶媒の1以上のカラム容積で洗浄又は平衡化された時、平衡化溶媒と示される。平衡化溶媒中の有機化合物の典型的濃度は0から80%、例えば10−70%、10−60%、又は20−50%である。濃度は上方に有機成分の変性作用によって制限される。濃度があまりにも高い場合には、タンパク質が不可逆的に変性するかもしれない危険性がある。タンパク質の溶出の間、溶媒中の有機化合物の濃度は、典型的には5−96%の濃度に、例えば10−95%、20−90%、30−90%、又は40−80%に上昇する。
カラム材料の製造工程及び最適の特徴は、多くの場合、スペーサーと呼ばれる連結基を樹脂とリガンドの間に挿入することを必要とする。
(a)水と25−35(w/w)%のエタノールと0.1−0.3(w/w)%のトリスと0.5−1.0(w/w)%のKClを含むpH6−8の溶媒で平衡化したRPCカラムに、最高20g/lカラム材料まで、IL−21を充填する工程;
(b)最高5カラム容積までの平衡化溶媒でカラムを洗浄する工程;
(c)50−70(w/w)%のエタノールと0.1−0.3(w/w)%のトリスと、0.5−1.0(w/w)のKClを含有するpH6−8の溶出溶媒の0から100%の直線的勾配でIL−21を溶出する工程;
(d)IL−21を含む分画を回収する工程;
(e)最高10カラム容積までの溶出溶媒でカラムを洗浄する工程;及び
(f)50−70%の1-プロパノールを含む溶液でカラムを再生する工程
を含んでなる。
本発明は、特にタンパク質の工業規模の製造および精製に有用である。この方法では、タンパク質は、典型的に細胞培養又は発酵の手段によって製造される。
従って、本発明は、また所望のタンパク質の製造および精製のための工業規模の製造および精製を提供し、該方法は
(i)細胞培養又は発酵で所望のタンパク質の粗いバルクを製造する工程;及び、
(ii)一以上の逆相クロマトグラフィー(RPC)プロセスを利用する精製シークエンスによって該粗いバルクを精製する工程;
を含み、該逆相クロマトグラフィープロセスの少なくとも1つが、上に定義した通りに実施されるものである。
(クロマトグラフ溶媒の調製)
所望の量のバッファー(w/w)%と塩(w/w)%について、重さをはかる。バッファーと塩を溶解するために水を加える。所望の量のアルコール(100%エタノール、100%1−プロパノール、100%2−プロパノール) を加える。溶媒の全体の重さの95−98%まで水を加える。溶媒が室温で及び30℃で使用される場合は、溶媒のpHを室温で調節する。40℃及び50℃で使用される溶媒は、それぞれ40℃及び50℃でpH調節される。使用前に、pHメーターは室温(20ー25℃)においてIUPAC標準液で調整される。100%まで水を加える。
IL-21濃度は、以下に記載の通り、RP-HPLCで測定される:
逆相HPLCはジュピターC5(Phenomenex, 4.6×50mm、粒子サイズ5μmm、孔サイズ300Å)で泳動した。カラム温度:40℃。A溶媒:0.1(v/v)%TFAのミリQ水溶液。B溶媒:0.1(v/v)%TFAのアセトニトリル溶液。勾配プログラム:0−3.5分:95%A+5%B、3.5−4.0分:59%A+41%B、4.0−14.0分:52%A+48%B、14.0−14.5分:5%A+95%B、14.5−17.0分:5%A+95%B。流速:1.0mL/分。検出波長:280nm。充填:約20mgのIL-21。IL-21濃度は、参照基準の面積に対するIL-21主要ピークの面積の比較によって測定される。
収量(%)は分取RPCカラムに充填したIL−21の量に比較したRPC主要ピークのIL−21の含有量として測定された。主要ピークの含有量(mAU×ml、ここでAUは280nmで計測される)は分取RPCクロマトグラムのピークの一体化によって測定される。適用試料の含有量(mAU×ml)は適用試料の280nmにおける吸収(430mAU)に適用容積(ml)を掛けて求められた。
塩なしの溶媒によるCN−プロピル置換シリカゲルにおけるRPC−カラムクロマトグラフィーの実施
10.6mgのrhIL−21を含む溶液をCN−プロピル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5×108mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリス(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリス(pH7.0)で洗い流した。rhIL−21は、12CVの0.21(w/w)%トリス(pH7.0)中20−96(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。
カラムは、8CVの96(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリス(pH7.0)及び5CVの注射用蒸留水(WFI)で洗浄した。カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。
精製は、室温で、流速毎時30カラム容積(CV/h)で実施した。
クロマトグラムは図1に示す。クロマトグラムから、IL−21がエタノール勾配による溶出の間、樹脂に結合したままであることがわかる。タンパク質は、1−プロパノール含有再生溶媒で溶出した。
クロマトグラフ溶媒に塩として、0.19(w/w)%、0.37(w/w)%又は0.52(w/w)%KClをそれぞれ加えた、CN-プロピル置換シリカゲルにおけるRPCクロマトグラフィーの実施
3つのクロマトグラフ泳動を下記のとおり実施した。3泳動間の違いは、溶媒に加えたKClの量だけである(表1を参照)。
10.6mgのrhIL−21を含む溶液をCN−プロピル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5×108mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表1のとおり)(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表1のとおり)(pH7.0)で洗い流した。rhIL-21は、12CVの0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表1のとおり)(pH7.0)に含まれる20−80(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、8CVの80(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表1のとおり)(pH7.0)及び5CVのWFIで洗浄した。
カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。
精製は、室温で、流速30CV/hで実施した。
3つのクロマトグラムを図2に示す。主要ピークの一体化は、溶媒中のKCL量を増やした場合IL−21収率は少し増えることを示す(表1参照)。溶媒中のKCl濃度が上昇した場合、収率の増大のほかに、IL−21ピークの保持容量は減少し、ピークは狭くなって、効率性N(式2によって求められる)の増大を示している(表1参照)。
クロマトグラフ溶媒に塩として、0(w/w)%又は0.52(w/w)%KClをそれぞれ加えた、ジメチルブチル置換シリカゲルにおけるRPCクロマトグラフィーの実施
2つのクロマトグラフ泳動を下記のとおり実施した。2泳動間の違いは、溶媒に加えたKClの量だけである(表2を参照)。
10.6mgのrhIL−21を含む溶液をジメチルブチル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5x105mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表2のとおり)(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表2のとおり)(pH7.0)で洗い流した。rhIL−21は、25CVの0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表1のとおり)(pH7.0)に含まれる20−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの70%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表2のとおり)(pH7.0)及び5CVのWFIで洗浄した。
カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。
精製は、室温で、流速30CV/hで実施した。
2つのクロマトグラムを図3に示す。クロマトグラムは、保持容量及び主要ピークのピークの形にKCl依存的な違いを示す。KCl濃度が上昇した場合保持容量は減少しピークは狭くなり、溶媒中のKCl濃度が上昇した場合、効率性N(式2によって求められる)が増大することを示している(表2を参照)。
クロマトグラフ溶媒に塩として、0(w/w)%、0.52(w/w)%又は1.12(w/w)%KClをそれぞれ加えた、ポリスチレンジビニルベンゼンにおけるRPCクロマトグラフィーの実施
3つのクロマトグラフ泳動を下記のとおり実施した。3泳動間の違いは、溶媒に加えたKClの量だけである(表3を参照)。
10.6mgのrhIL-21を含む溶液を、ポリスチレンジビニルベンゼン樹脂、PLRP−S(ポリマーラボラトリーズ、粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(4x125mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表3のとおり)(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表3のとおり)(pH7.0)で洗い流した。rhIL-21は、25CVの0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表1のとおり)(pH7.0)に含まれる20−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの70%エタノールと0.21(w/w)%トリスとX(w/w)%KCl(Xは表3のとおり)(pH7.0)及び5CVのWFIで洗浄した。
カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。
精製は、室温で、流速38CV/hで実施した。
3つのクロマトグラムを図4に示す。クロマトグラムは、保持容量及び主要ピークのピークの形にKCl依存的な違いを示す。KCl濃度が上昇した場合保持容量は減少しピークは狭くなり、溶媒中のKCl濃度が上昇した場合、効率性N(式2によって求められる)が増大することを示している(表3を参照)。溶媒中のKCl濃度が増大した場合、収率は増大する。
PH3.5におけるrhIL−21のRPC−HPLC精製
20mgのrhIL-21を含む溶液をCN-プロピル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5x105mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の25(w/w)%エタノールと0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH3.5)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの25(w/w)%エタノールと0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH3.5)で洗い流した。rhIL−21は、20CVの0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KClとpH3.5に含まれる25−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの70%エタノールと0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH3.5)及び5CVの0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH3.5)で洗浄した。精製は、室温で、流速30CV/hで実施した。
カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。
IL−21を含んでいる主要ピークは比較的幅広いピークに溶出した。小さい再生ピークを基準にして、収率は高いようだ。
PH5.0におけるrhIL−21のRPC−HPLC精製
20mgのrhIL-21を含む溶液をCN-プロピル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5x105mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の25(w/w)%エタノールと0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH5.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの25(w/w)%エタノールと0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH5.0)で洗い流した。rhIL−21は、20CVの0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH5.0)に含まれる25−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの70%エタノールと0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH5.0)及び0.23(w/w)%酢酸ナトリウム三水和物と0.52(w/w)%KCl(pH5.0)で洗浄した。精製は、室温で、流速30CV/hで実施した。
カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。
IL-21は比較的シャープな主要ピークに溶出し、保持容量は実施例4のpH3.5よりも比較的高い。小さい再生ピークを基準にして、収率は高いようだ。
pH9.0におけるrhIL-21のRPC−HPLC精製
8mgのrhIL-21を含む溶液をポリスチレンジビニルベンゼン樹脂、PLRP−S(ポリマーラボラトリーズ、粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(4x125mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の50(w/w)%エタノールと0.15(w/w)%ヒスチジンと0.26(w/w)%KCl(pH9.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの50(w/w)%エタノールと0.15(w/w)%ヒスチジンと0.26(w/w)%KCl(pH9.0)で洗い流した。rhIL-21は、15CVの0.15(w/w)%ヒスチジンと0.26(w/w)%KCl(pH9.0)に含まれる50−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、3CVの70%エタノールと0.15(w/w)%ヒスチジンと0.26(w/w)%KCl(pH9.0)及び5CVのWFIで洗浄した。カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。精製は、30℃で、流速19CV/hで実施した。
IL-21は勾配の後期に、比較的幅広いピークに溶出した。収率は約30%であった。IL-21の比較的大きい分画は再生ピークに紛れた。
pH7.0、30℃、40℃又は50℃におけるrhIL-21のRPC−HPLC精製
3つのクロマトグラフ泳動を下記のとおり実施した。3泳動間の違いは、クロマトグラフィーを実施した温度だけである(表4を参照)。
20mgのrhIL-21を含む溶液をジメチルブチル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5x102mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の25(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの50(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で洗い流した。rhIL-21は、20CVの0.21(w/w)%トリス、0.52(w/w)%KCl、pH7.0に含まれる25−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの70%エタノール、0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)及び5CVの0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で洗浄した。
カラムは、5CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。精製は、流速30CV/h及び表4に示す温度で実施した。
3つの精製の重ね合わせクロマトグラムを図5に示す。クロマトグラムは、温度が30℃から50℃に上昇すると、主要ピークが狭く、保持容量が減少することを示している。
クロマトグラフ溶媒中に塩としてNaClを使用したrhIL-21のRPC−HPLC精製
10.6mgのrhIL-21を含む溶液をCN−プロピル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5x108mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.41(w/w)%NaCl(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.41(w/w)%NaCl(pH7.0)で洗い流した。rhIL-21は、20CVの0.21(w/w)%トリスと0.41(w/w)%NaCl(pH7.0)に含まれる20−80(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの80%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.41(w/w)%NaCl(pH7.0)及び5CVの注射用蒸留水(WFI)で洗浄した。カラムは、3CVの60(w/w)%1−プロパノール、0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。精製は、流速30CV/h、30℃で実施した。
IL-21は、勾配の中期に明確な高いピークに溶出した。プール容積は約2カラム容積であった。
クロマトグラフ溶媒中に塩としてNH4Clを使用したrhIL-21のRPC−HPLC精製
10.6mgのrhIL−21を含む溶液をCN−プロピル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5x108mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の20(w/w)%エタノール、0.21(w/w)%トリスと0.37(w/w)%NH4Cl(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.37(w/w)%NH4Cl(pH7.0)で洗い流した。rhIL-21は、20CVの0.21(w/w)%トリスと0.37(w/w)%NH4ClとpH7.0に含まれる20−80(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの80%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.37(w/w)%NH4Cl(pH7.0)及び5CVの注射用蒸留水(WFI)で洗浄した。カラムは、3CVの60(w/w)%1-プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。精製は、流速30CV/h、30℃で実施した。
IL-21は、勾配の中期に明確な高いピークに溶出した。プール容積は約2カラム容積であった。
クロマトグラム溶媒に塩として乳酸カリウムを使用したrhIL-21のRPC−HPLC精製
10.6mgのrhIL−21を含む溶液をジメチルブチル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(5x105mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.32(w/w)%乳酸カリウム(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は3CVの20(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.32(w/w)%乳酸カリウム(pH7.0)で洗い流した。rhIL-21は、20CVの0.21(w/w)%トリスと0.32(w/w)%乳酸カリウム(pH7.0)に含まれる20−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの70(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.32(w/w)%乳酸カリウム(pH7.0)及び5CVの注射用蒸留水(WFI)で洗浄した。カラムは、3CVの60(w/w)%1−プロパノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で再生した。精製は、流速30CV/h、30℃で実施した。
IL-21は、シャープな主要ピークに、約2カラム容積の容積で溶出した。タンパク質は勾配の後期に溶出した。収率は約75%であった。約20%のIL-21は再生ピーク中に失われた。
オクタデシル置換シリカゲルにおけるRPC−HPLCの実施
31.8mgのrhIL-21を含む溶液をオクタデシル置換シリカゲル(粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(4x250mm)に充填した。充填前に、カラムは4CV(カラム容積)の40(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で平衡化した。非結合タンパク質は1CVの40(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)で洗い流した。rhIL-21は、20CVの0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)に含まれる40−70(w/w)%エタノールの直線的勾配で溶出した。カラムは、3CVの70(w/w)%エタノールと0.21(w/w)%トリスと0.52(w/w)%KCl(pH7.0)及で洗浄した。精製は、流速6CV/h、室温で実施した。
IL-21は、後方端部のテーリングのために、比較的幅広いピークに溶出した。収率は、約50%であった。
溶媒に塩を加えていないRPCを使用したヒト成長ホルモン(hGH)の精製
溶媒Aは0.61(w/w)%トリス(pH7.5)であった。溶媒Bは40(w/w)%1−プロパノールと0.61(w/w)%トリス(pH7.5)であった。3mgのフリーズドライhGHを3mlの溶媒Aに溶解した。その溶液を、ポリスチレンジビニルベンゼン樹脂、PLRP−S(ポリマーラボラトリーズ、粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(4x125mm)に充填した。充填前に、カラムは5CVの30%溶媒A+70%溶媒Bで平衡化した。非結合タンパク質は3CVの30%溶媒A+70%溶媒Bで洗い流した。hGHは、10CVの30%溶媒A+70%溶媒Bから100%溶媒Bの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの溶媒Bで再生した。精製は、室温で、流速7.5CV/hで実施した。
hGHは勾配の後期に、明確なピーク(図6の実線)に溶出した。タンパク質は勾配のおおよそ中期に溶出した。
溶媒にKClを加えたRPCを使用したヒト成長ホルモン(hGH)の精製
溶媒Aは0.61(w/w)%のトリスと0.75%のKCl(pH7.5)であった。溶媒Bは40(w/w)%の1−プロパノールと0.75%のKClと0.61(w/w)%トリス(pH7.5)であった。3mgのフリーズドライhGHを3mlの0.61(w/w)%トリス(pH7.5)溶解した。その溶液を、ポリスチレンジビニルベンゼン樹脂、PLRP−S(ポリマーラボラトリーズ、粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(4x125mm)に充填した。充填前に、カラムは5CVの30%溶媒A+70%溶媒Bで平衡化した。非結合タンパク質は3CVの30%溶媒A+70%溶媒Bで洗い流した。hGHは、10CVの30%溶媒A+70%溶媒Bから100%溶媒Bの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの溶媒Bで再生した。精製は、室温で、流速7.5CV/hで実施した。
IL-21は、勾配の初期に明確なピークに溶出した。実施例13と比較して、ピークはより狭くより高くなっており、実施例13のクロマログラフ効率よりも良いことを示す。本泳動と実施例13の泳動の違いは、本実施例では溶媒にKClを加えていることだけであり、増大した効率はKClに原因があることを示している。
溶媒にKClを加えたRPCを使用したヒト成長ホルモン(hGH)の精製
本クロマトグラフ泳動は、実施例13に比較して実施例14のより高くより狭いピークが、実施例14において主要ピークがより小さい保持容量で溶出されたことによるものかどうかを調べるために実施した。実施例14から勾配を、hGH主要ピークが実施例13とほぼ同じ保持容量に溶出するように調節することで実施した。
実施例14のように、溶媒Aは0.61(w/w)%トリスと0.75%のKCl(pH7.5)であった。溶媒Bは40(w/w)%1−プロパノールと0.75%KClと0.61(w/w)%トリス(pH7.5)であった。
3mgのフリーズドライhGHを3mlの0.61(w/w)%トリス(pH7.5)溶解した。その溶液を、ポリスチレンジビニルベンゼン樹脂、PLRP−S(ポリマーラボラトリーズ、粒径15μm、孔サイズ300Å)を含むカラム(4x125mm)に充填した。充填前に、カラムは5CVの35.3%溶媒A+64.7%溶媒Bで平衡化した。非結合不純物は3CVの35.3%溶媒A+64.7%溶媒Bで洗い流した。
hGHは、10CVの35.3%溶媒A+64.7%溶媒Bから5.3%溶媒A+94.7%溶媒Bの直線的勾配で溶出した。カラムは、5CVの溶媒Bで再生した。精製は、室温で、流速7.5CV/hで実施した。
IL-21ピーク(図6の点線)は、明確なピークで、勾配のほぼ中期に、実施例13(図6を参照)の主要ピークの保持容量に匹敵する保持容量で溶出した。実施例13と比較して、ピークはより狭くより高くなっており、実施例13のクロマログラフ効率よりも良いことを示す。実施例13の場合(溶媒に塩を加えていない)よりもピークはより高くより狭く、このことはクロマトグラフ効率は低い保持容量によるものではなく、塩の添加によるものであることを示している。
Claims (17)
- タンパク質と少なくとも一の不要な不純物からなる組成物からタンパク質を精製する方法であって、該組成物の溶液を逆相液体クロマトグラフィーカラムに充填すること及びカラムから該タンパク質をバッファーと塩を含有する溶媒を用いて溶出することを含んでなり、該塩が使用されるバッファーのpHにおいて緩衝能を有しない、タンパク質を精製する方法。
- 前記タンパク質が12kDaより大きい分子量を有する、請求項1に記載の方法。
- 前記塩のpKaが使用するバッファーのpKaを除く少なくとも1pH単位である請求項1又は2に記載の方法。
- 前記塩がハロゲン塩、硫酸塩、炭酸塩、ホウ酸塩、乳酸塩及びクエン酸塩およびこれらの2以上の混合物から選択される、1から3の何れか一項に記載の方法。
- 前記溶媒のpHが1から13の範囲である請求項1から4の何れか一項に記載の方法。
- 前記溶媒がアルコールを含んでなる水性溶媒である請求項1から5の何れか一項に記載の方法。
- クロマトグラフ温度が0−80℃の範囲にある請求項1から6の何れか一項に記載の方法。
- 前記方法が1以上の直線的勾配、1以上の工程を含む段階的勾配、無勾配又は曲線的勾配、又はそれらの組み合わせを使用して実施される、請求項1から7の何れか一項に記載の方法。
- 前記方法がシリカ系クロマトグラフ樹脂を使用して実施される、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。
- 前記方法がポリスチレン系クロマトグラフ樹脂を使用して実施される、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。
- 前記樹脂が、C2、C4、C6、C8、C10、C12、C14、 C16、又はC18 又はそれらの誘導体のような脂肪族、例えばシアノプロピル(CN-プロピル);分枝状脂肪族;フェニルようなベンゼン系芳香族、又は他の極性又は非極性リガンド、又は2以上のこれらのリガンドの混合物のリストから選択される疎水性リガンドで置換されている、請求項9又は10に記載の方法。
- 前記不要な不純物が、宿主細胞のタンパク質、切断型、伸展型 (余分なアミノ酸、多様な誘導体等)、脱アミド型、不正確に折り畳まれた型、シアル酸付加を含む望ましくない糖鎖付型、酸化型、ラセミ化から生じた型、内部ポリペプチド鎖にアミノ酸を欠く型、内部ポリペプチド鎖に余分なアミノ酸を有する型、内部ポリペプチド鎖にアミノ酸の置換を有する型、化学的又は酵素的修飾が所望の残基でなく他の残基に置き換わった型、DNAのような非タンパク質不純物、色付き不純物、脂質、化学的に又は酵素的にコンジュゲートしているタンパク質からの薬剤、塩類、バッファー類及びこれらの2以上の混合物のリストから選択される、請求項1から11の何れか一項に記載の方法。
- インターロイキン(IL)−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−8、IL−9、IL−10、IL−11、IL−12、IL−13、IL−14、IL−15、IL−16、IL−17、IL−18、IL−19、IL−20、IL−21、IL−22、IL−23、IL−24、IL−2、IL−26、IL−27、IL−28、IL−29、IL−30、IL−31のようなサイトカイン類、毛様体神経栄養因子, カーディオトロフィン−1、カーディオトロフィン−1様サイトカイン、白血病抑制因子、オンコスタチンM, 顆粒球コロニー刺激因子、顆粒球マクロファージ刺激因子、顆粒球刺激因子、エリスロポエチン、成長ホルモン、プロラクチン、インターフェロンα、インターフェロンγ、幹細胞因子、胎盤ラクトゲン、毛様体神経栄養因子、腫瘍壊死因子、B細胞活性化因子(BAFF)、及びマクロファージ走化因子のリストから選択される請求項1から12の何れか一項に記載の方法。
- タンパク質が樹脂に対し少なくとも約0.1mg/ml、好ましくは0.1ー200mg/mlの濃度でカラムに充填される、請求項1から13の何れか一項に記載の方法。
- 前記方法が工業規模の方法である請求項1から14の何れか一項に記載の方法。
- 前記タンパク質がRPC精製工程の間少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%、75%、又は95%の生物学的活性を保有する、請求項1から15の何れか一項に記載の方法。
- (a)水と25−35(w/w)%のエタノールと0.1−0.3(w/w)%のトリスと0.5−1.0(w/w)%のKClを含むpH6−8の溶媒で平衡化したRPCカラムに、カラム材料に対し最高20g/lまでの溶解したIL−21を充填する工程;
(b)最高5カラム容積までの平衡化溶媒によってカラムを洗浄する工程;
(c)50−70(w/w)%のエタノールと0.1−0.3(w/w)%のトリスと0.5−1.0(w/w)のKClを含有するpH6−8の溶出溶媒の0から100%の直線的勾配でIL−21を溶出する工程;
(d)IL−21含有分画を回収する工程;
(e)最高10カラム容積までの溶出溶媒でカラムを洗浄する工程;及び
(f)50−70%の1−プロパノールを含む溶液でカラムを再生する工程
を含んでなる請求項1から16の何れか一項に記載の方法。
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