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JP2009501744A - 化合物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、式(I)の化合物、およびその塩、その調製方法、これらを含有する組成物、ならびにアレルギー性鼻炎などの各種の障害の治療におけるそれらの使用に関する。
Figure 2009501744

【選択図】 なし

Description

本発明は、化合物群、それらの調製方法、それらを含有する組成物、ならびに気道の各種の障害、特に炎症性および/またはアレルギー性障害の治療におけるそれらの使用に関する。
アレルギー性鼻炎、肺炎症およびうっ血は、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、季節性アレルギー性鼻炎および通年性アレルギー性鼻炎などのその他の症状に関係することが多い、医学的症状である。一般的にこれらの症状は少なくとも部分的には各種の細胞、特にマスト細胞からのヒスタミンの放出に関係する炎症が介在する。
「花粉症」としても知られているアレルギー性鼻炎は、世界人口の大部分に影響を与えている。アレルギー性鼻炎には、季節性および通年性の2つのタイプがある。季節性アレルギー性鼻炎の臨床症候として、典型的には鼻そう痒および炎症、くしゃみならびに水様鼻漏が含まれ、これには鼻うっ血を伴うことが多い。通年性アレルギー性鼻炎の臨床症候は鼻閉がさらに顕著である以外は同様である。いずれのタイプのアレルギー性鼻炎も、喉および/または目のそう痒感、流涙ならびに目のまわりの浮腫などのその他の症候を引き起こす。アレルギー性鼻炎の症候は不快程度から衰弱まで、強度に差異がある。
アレルギー性鼻炎およびその他のアレルギー性症状は、各種の細胞タイプ、特にマスト細胞からのヒスタミンの放出に関係する。ヒスタミンの生理学的作用は古典的にH1、H2およびH3の名称がある3つの受容体サブタイプによって仲介される。H1受容体はCNSおよび末梢系中に広範に分布しており、不眠および急性炎症に関与する。H2受容体はヒスタミンに応答して胃酸の分泌を仲介する。H3受容体はCNSおよび末梢系の両方の神経末端に存在し、神経伝達物質放出の阻害を仲介する(非特許文献1)。最近、H4受容体と称される第4のメンバーのヒスタミン受容体ファミリーが同定された(非特許文献2)。H4受容体の分布は免疫および炎症系の細胞に限定されているものと見られるが、この受容体に関する生理学的役割には特定すべきことが残っている。
血管および神経末端でのH1受容体の活性化は多くのアレルギー性鼻炎の症候の原因となり、これらの症候としてそう痒感、くしゃみ、および水様鼻漏の生成が含まれる。抗ヒスタミン化合物、すなわちクロルフェニラミンおよびセチラジンなどの選択的H1受容体アンタゴニストである薬剤は、アレルギー性鼻炎に関係するそう痒、くしゃみおよび鼻漏の治療に効果的であるが、鼻うっ血症候には効果がない(非特許文献3)。
ヒスタミンH3受容体はCNSおよび末梢神経末端の両方で広範に発現され、神経伝達物質の放出の阻害に介在する。単離したヒト伏在静脈での末梢交感神経のin vitro電気刺激の結果、ノルアドレナリン放出および平滑筋収縮の増加をもたらすが、これはヒスタミンH3受容体アゴニストによって阻害することができる(非特許文献4、5)。H3受容体アゴニストはブタ鼻粘膜の血管緊張に及ぼす交感神経活性化の効果も阻害する(非特許文献6)。in vivoでは、H3受容体アゴニストは交感神経活性化がもたらす鼻腔抵抗の低下を阻害する(非特許文献7)。ヒト鼻粘膜でのヒスタミンH3受容体の活性化は交感神経の血管収縮を抑制する(非特許文献8)。さらに、H3受容体アンタゴニストはヒスタミンH1受容体アンタゴニストとの組み合わせで、鼻腔抵抗および鼻うっ血の指標である鼻腔体積に対するマスト細胞活性化の作用を逆行させることが示され(非特許文献9)、ヒスタミンが誘発する鼻閉に対するH3受容体の寄与についてのさらなる証拠が、正常ヒト被験体で実施したヒスタミン鼻負荷の研究によって提供されている(非特許文献10)。
Hill et al., Pharmacol. Rev. 49:253-278 (1997) Hough, Mol. Pharmacol. 59:415-419, (2001) Aaronson, Ann. Allergy, 67:541-547, (1991) Molderings et al., Naunyn-Schmiedeberg's Arch. Pharmacol., 346:46-50, (1992) Valentine et al., Eur. J. Pharmacol., 366:73-78, (1999) Varty & Hey, Eur. J. Pharmacol., 452:339-345, (2002) Hey et al., Arzneim-Forsch Drug Res., 48:881-888 (1998) Varty et al., Eur. J. Pharmacol., 484:83-89, (2004) Mcleod et al., Am. J. Rhinol., 13:391-399, (1999) Taylor-Clark et al., Br. J. Pharmacol., 1-8 (2005)
本発明は、ヒスタミンH3アンタゴニストおよび/または逆アゴニストである化合物(またはその塩)に関する。これらの化合物(またはその塩)は、マスト細胞などの細胞からのヒスタミン放出に関係する、各種の障害、特に気道の炎症性および/またはアレルギー性障害、例えばアレルギー性鼻炎などの、炎症性および/またはアレルギー性障害の治療に有用であるものと見られる。さらに、本発明の化合物(またはその塩)は以下の特性の1つ以上を有する点で、既知のH3アンタゴニスト/逆アゴニストよりも改善されたプロファイルを示す。
(i)強力なH3アンタゴニスト/逆アゴニスト活性;
(ii)H1受容体よりもH3受容体に対して少なくとも100倍の選択性;
(iii)低CNS侵入;
(iv)改善されたバイオアベイラビリティ;および
(v)血液中での低クリアランスおよび/または長い半減期。
こうしたプロファイルを持つ化合物は、経口上効果的となり得、かつ/または1日1回の投与が可能であり、かつ/またはその他の現状の治療に比較して改善された副作用プロファイルを有し得る。
こうして本発明は、第1の態様として、式(I)の化合物、または薬学的に許容される塩などの、その塩を提供する。
Figure 2009501744
式(I)の化合物は不斉炭素原子を有するので、光学異性体、例えば鏡像体が形成され得ることが理解されよう。本発明は、実質的にその他の異性体を含まないように単離された個別の(すなわち純粋な)異性体であるか、それらの混合物であるかにかかわらず、式(I)の化合物のすべての光学異性体を包含する。実質的にその他の異性体を含まないように単離された個別の(すなわち純粋な)異性体は、その他の異性体の存在量が約10%未満、特に約1%未満、例えば約0.1%未満となるように単離される。
こうして本発明には、ラセミ体4−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−1−[4−({3−[2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン、R異性体4−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−1−[4−({3−[(2R)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン、およびS異性体4−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−1−[4−({3−[(2S)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノンならびにそれらの塩または溶媒和物が含まれる。
さらに、本発明は遊離塩基として、および薬学的に許容される塩など、その塩としての式(I)の化合物を網羅するものと解釈されたい。
さらに、式(I)の化合物または本発明の化合物のこれ以降の言及は、遊離塩基、または塩として、または溶媒和物としての式(I)の化合物を意味するものと解釈されたい。
本発明の化合物は薬学的に許容される塩の形態でもよく、かつ/または薬学的に許容される塩の形態で投与してもよい。薬学的に許容される塩として酸付加塩が含まれる。好適な塩の概説については、Berge et al., J. Pharm. Sci., 66:1-19 (1977)を参照されたい。
薬学的に許容される酸付加塩は適宜所望の酸を使用して、容易に調製することができる。塩は溶液から沈殿させて、ろ過によって採取するか、溶媒の蒸発によって回収することができる。典型的には、薬学的に許容される酸付加塩は、場合によって有機溶媒などの好適な溶媒中で、式(I)の化合物を好適な無機または有機酸(臭素酸、塩酸、ギ酸、硫酸、硝酸、リン酸、コハク酸、マレイン酸、酢酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸またはナフタレンスルホン酸など)と反応させて、塩を生成させ、通常これを例えば結晶化およびろ過によって単離して、形成させることができる。こうして、式(I)の化合物の薬学的に許容される酸付加塩として、例えば臭素酸塩、塩酸塩、ギ酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、酢酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、安息香酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩またはナフタレンスルホン酸塩が可能である。
その他の製薬上許容されない塩、例えばシュウ酸塩またはトリフルオロ酢酸塩は、例えば本発明の化合物の単離で使用することができるので、本発明の範囲に含まれる。本発明はその範囲内に、式(I)の化合物の塩のすべての可能な化学量論的および非化学量論的形態を含む。
多くの有機化合物は、これを反応させる際の、またはこれを沈殿または結晶化させる際の溶媒と複合体を形成することがあることを理解すべきである。これらの複合体は「溶媒和物」として知られている。例えば、水との複合体は「水和物」として知られている。水、キシレン、N−メチルピロリジノンメタノールなどの高沸点の溶媒および/または水素結合を形成する性向が強い溶媒を使用することによって、溶媒和物が形成されることがある。溶媒和物の同定方法として、限定するわけではないが、NMRおよび微量分析が含まれる。本発明の化合物の溶媒和物は本発明の範囲内である。
式(I)の化合物は結晶でも非晶形でもよい。さらに、結晶形の式(I)の化合物の中で、多形体として存在するものもあり、これは本発明の範囲内に含まれる。式(I)の化合物の熱力学的に最も安定な多形体が、特に対象となる。
多形体の式(I)の化合物は、多くの従来の分析技法、例えば、限定するわけではないが、X線粉末回折(XRPD)パターン、赤外線(IR)スペクトル、ラマンスペクトル、示差走査熱量測定(DSC)、熱重量分析(TGA)および固体核磁気共鳴(NMR)などを用いて特性決定および分別することができる。
一定の式(I)の化合物はいくつかの互変異性体の1つとして存在してもよい。本発明は個別の互変異性体であれ、それらの混合物であれ、式(I)の化合物のすべての互変異性体を包含するものと理解すべきである。
前述のように、本発明の範囲内に含まれるのは、本発明の化合物のすべての溶媒和物、水和物、複合体、異性体および多形体ならびにそれらの塩であるものと解釈すべきである。
本発明は式(I)の化合物またはその塩の調製方法をも提供する。
すなわち、第1の方法Aにしたがって、式(II)の化合物またはその塩と2,4−ジフルオロ安息香酸(これは例えばAldrichから購入可能である)とを反応させることにより、式(I)の化合物を調製することができる。
Figure 2009501744
この反応はジクロロメタンまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中、トリエチルアミンなどの好適な塩基およびO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU)などの好適なカップリング剤の存在中で、実施することができる。
式(II)の化合物は、以下またはこれと類似の反応スキームにしたがって調製することができる。
Figure 2009501744
試薬および条件:a)塩化クロロアセチル、炭酸カリウム、テトラヒドロフラン;b)エタノールアミン、60℃;c)BocO、ジクロロメタン、4−ジメチルアミノピリジン;d)塩化メタンスルホニル、トリエチルアミン、ジクロロメタン;e)NaH、ジメチルホルムアミド;f)H、炭素上10%パラジウム、エタノール;g)1−ブロモ−3−クロロプロパン、炭酸カリウム、2−ブタノン;h)2−メチルピロリジン、2(R)−メチルピロリジンまたは2(S)−メチルピロリジン、炭酸カリウム、ヨウ化カリウム、2−ブタノン;i)トリフルオロ酢酸、ジクロロメタン。
ステップdおよびeは、化合物(VII)を単離しないで1ステップで実施することができる。あるいは、化合物(VII)を単離し、その後これを使用して化合物(VI)を調製してもよい。
上で具体的に述べた溶媒、塩基、保護基などは、その他の適当な試薬に置き換えることができるものと解釈すべきである。その上、選定した試薬に応じて、温度および反応時間などの反応条件を、本明細書に記載した特定の条件から、適宜、変更させることができるものと解釈すべきである。
こうして、例えば化合物(IX)は、ベンジルオキシカルボニルまたは2’,2’,2’−トリクロロエトキシカルボニル基で保護してもよい。化合物(VIII)の活性化は、ピリジンまたはジクロロメタン中、かつジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在中で、トシルクロリドまたはトリフルオロメタンスルホン酸無水物と反応させて、対応するp−トルエンスルホン酸エステルまたはトリフルオロメタンスルホン酸エステルを提供することによって、達成することができる。化合物(VII)の化合物(VI)への環化は、テトラヒドロフラン中のナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの別の動力学的塩基の存在中で達成することができる。(III)からの保護基の開裂は、塩、例えばBOC保護基のトリフルオロ酢酸による開裂の場合ならば、トリフルオロ酢酸塩が生成する。その後、SCX−2カートリッジ上のイオン交換クロマトグラフィーによって、その遊離塩基を単離することができる。あるいは、この塩を、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンまたはポリマーに担持されたジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在中でのアシル化反応に使用することができる。
第2の方法Bによれば、式(I)の化合物の塩は、対イオンの交換によるか、または遊離塩基からの所望の塩の沈殿によって、調製することができる。
本明細書に記載した合成経路で使用することができる保護基およびその除去方法は、T. W. Greene 'Protective Groups in Organic Synthesis' (3rd edition, J. Wiley and Sons, 1999)から知ることができる。好適なアミン保護基としてスルホニル(例えばトシル)、アシル(例えばアセチル、2’,2’,2’−トリクロロエトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニルまたはt−ブトキシカルボニル)およびアリールアルキル(例えばベンジル)が含まれ、これらは加水分解(例えばジオキサン中の塩化水素またはジクロロメタン中のトリフルオロ酢酸などの酸を使用する)によるか、あるいは適宜還元的に除去することができる(例えばベンジル基の水素化分解または酢酸中の亜鉛を使用する2’,2’,2’−トリクロロエトキシカルボニル基の還元的除去)。その他の好適なアミン保護基として、トリフルオロアセチル(−COCF)(これは塩基によって触媒される加水分解によって除去することができる)またはMerrifield樹脂結合2,6−ジメトキシベンジル基(Ellmanリンカー)などの固相樹脂結合ベンジル基(これは、酸が触媒する加水分解、例えばトリフルオロ酢酸によって除去することができる)が含まれる。
さらに、RおよびS鏡像体は、ラセミ体から以下のような従来の方法によって単離することができるものと理解されたい:キラル固定相を用いる調製用HPLC、遊離塩基のキラル酸との塩の分別晶出をする分離によるもの、キラル補助基を使用するジアステレオ異性体への化学的転換後、クロマトグラフィーによる異性体の分離、そしてその後のキラル補助基除去および純粋な鏡像体の再生によるもの、または総合的不斉合成によるもの。
本発明の化合物の調製のために使用するすべての新規中間体は本発明のさらに別の態様を形成するものと解釈すべきである。
式(I)の化合物、または薬学的に許容されるそれらの塩が有益な抗炎症性および/または抗アレルギー性効果を発揮する可能性がある疾病症状の例として以下が含まれる:気管支炎(慢性気管支炎など)、喘息(アレルゲン誘発喘息性反応など)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、嚢胞性線維症、副鼻腔炎およびアレルギー性鼻炎(季節性および通年性)などの気道疾患。その他の疾病症状として、炎症性腸疾患(例えばクローン病または潰瘍性大腸炎)および放射線被曝またはアレルゲン被曝による二次的腸炎症性疾患を含む腸炎症性疾患などの、消化管の疾患が含まれる。
さらに、本発明の化合物を腎炎、乾癬、湿疹、アレルギー性皮膚炎および過敏性反応などの皮膚疾患を治療するために使用することができる。
本発明の化合物はまた、鼻ポリープ症、結膜炎または掻痒症の治療にも使用することができる。
その他の疾患として、炎症性腸疾患などの消化管の炎症性疾患が含まれる。
特に対象とする疾患はアレルギー性鼻炎である。
H3受容体アンタゴニストおよび/または逆アゴニストである化合物は、H3受容体の活性化が関係すると見られるその他の疾患でも使用することができる。こうした疾患として非アレルギー性鼻炎が含まれる。
当業者は、治療または治療法に関する本明細書の言及を、確定した症状と同様に予防に拡張されることを理解できるはずである。
上記のように、式(I)の化合物は治療薬として有用である。したがって、本発明のさらなる態様として、治療に使用するための式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩が提供される。
本発明の別の態様によれば、上記の疾患のいずれかを治療するための医薬の製造用の、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩の使用が提供される。
別の態様では、上記のいずれかの疾患の治療を必要とするヒトまたは動物被験体における、その治療方法であって、有効量の式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩の投与を含む治療方法が提供される。
治療に使用する場合、式(I)の化合物は通常、好適な医薬組成物に製剤化される。こうした組成物は標準的な手順を用いて調製することができる。
こうして、本発明はさらに、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩を、場合によって1種以上の薬学的に許容される担体および/または賦形剤とともに含む、医薬組成物を提供する。
本発明の組成物は、好適には環境温度および大気圧下で混合することによって調製することができ、通常は経口、腸管外または直腸投与に適合するものである。またそれ自体を以下の形態とすることができる:錠剤、カプセル、経口液状調製品、粉剤、顆粒、トローチ、再構成可能な粉剤、注射用または注入用溶液もしくは懸濁液または坐剤。経口投与可能な組成物が一般的に好ましい。
経口投与用の錠剤およびカプセルは単位投与剤形とすることができ、結合剤、充填剤、錠剤化用潤滑剤、崩壊剤および許容される湿潤剤などの常用の賦形剤を含有させてもよい。錠剤は通常の製薬プラクティスで周知の方法にしたがってコーティングしてもよい。
経口液状調製品は例えば、水性もしくは油性懸濁液、溶液、エマルジョン、シロップまたはエリキシルの形態とするか、使用前に水もしくはその他の好適なベヒクルで再構成するための乾燥製品とすることができる。こうした液状調製品には以下のような常用の添加剤を含有させることができる:懸濁剤、乳化剤、非水性ベヒクル(これには食用油が含まれる)、保存剤、および所望ならば、常用の香味剤または着色剤。
腸管外投与のためには、本発明の化合物または薬学的に許容されるその塩と滅菌ベヒクルを利用して、液状単位投与剤形を調製する。化合物はベヒクルおよび使用濃度に応じて、ベヒクル中に懸濁させるか、または溶解させることができる。溶液の調製では、化合物を注射用に溶解させ、フィルター滅菌した後、好適なバイアルまたはアンプルに充填して、密封することができる。有益なのは、ベヒクル中に局所麻酔剤、保存剤およびバッファー剤などのアジュバントを溶解させるものである。安定性を強化するため、組成物をバイアルに充填した後、凍結させて、水を真空下で除去することができる。腸管外懸濁液は、化合物をベヒクルに溶解させるのではなくて懸濁させること、またろ過による滅菌はできないことを除いて、実質的に同一の様式で調製する。化合物をエチレンオキシドへの曝露によって滅菌した後、滅菌ベヒクル中に懸濁させることができる。化合物の均一な分布を助長するため、組成物に界面活性剤または湿潤剤を含ませてもよい。
組成物には、投与方法に応じて、約0.1%〜99重量%、例えば約10〜60重量%の活性物質を含有させることができる。前記の障害の治療に使用する化合物の用量は通常のように、その障害の重篤度、患者の体重、およびその他の同様の要因によって変更されることとなる。しかし、一般的指針として、好適な単位用量は約0.05〜1000mg、より好適には約1.0〜200mgであり、こうした単位用量を1日に1回より多く、例えば1日に2または3回投与する。こうした治療を多くの週または月数まで延長することができる。1実施形態中、本発明の化合物および組成物は経口投与にとって好適であって、かつ/または1日1回の投与が可能である。
本発明の化合物および組成物を例えば以下から選択されるその他の治療薬の1種以上と併用して使用するか、またはこれらを含ませることができる:抗炎症薬、抗コリン作動薬(特にM/M/M受容体アンタゴニスト)、β−アドレナリン受容体アゴニスト、抗感染薬(例えば抗生物質、抗ウイルス薬)、または抗ヒスタミン薬。別の態様では、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩と、例えば以下から選択されるその他の1種以上の治療上活性な薬剤を含む組み合わせを提供する:抗炎症薬(例えば別のコルチコステロイドまたはNSAID)、抗コリン作動薬、β−アドレナリン受容体アゴニスト、抗感染薬(例えば抗生物質もしくは抗ウイルス薬)、または抗ヒスタミン薬。式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩と、β−アドレナリン受容体アゴニスト、および/または抗コリン作動薬、および/またはPDE−4阻害薬を含む組み合わせは、本発明のさらに別の態様を形成する。本発明の組み合わせは1種以上のその他の治療薬を含むが、場合によっては1種以上の薬学的に許容される担体および/または賦形剤を所望に応じて含ませる。
当業者にとって、それが適切ならば、その他の治療薬成分(群)を塩(例えばアルカリ金属もしくはアミン塩または酸付加塩)、またはプロドラッグ、またはエステル(例えば低級アルキルエステル)、または溶媒和物(例えば水和物)の形態で使用して、その治療薬成分の活性および/または安定性および/または物理的特性(例えば溶解性)を最適化することができるのは、明白なことである。また、それが適切ならば、治療薬成分を光学的に純粋な形態で使用するのがよいことも明白になるはずである。
β−アドレナリン受容体アゴニストの例として以下が含まれる:サルメテロール(例えばラセミ体またはR−鏡像体もしくはS−鏡像体などの単一鏡像体)、サルブタモール(例えばラセミ体またはR−鏡像体などの単一鏡像体)、フォルモテロール(例えばラセミ体またはR−鏡像体などの単一鏡像体)、サルメファモール、フェノテロール、カルモテロール、エタンテロール、ナミンテロール、クレンブテロール、ピルブテロール、フレルブテロール、レプロテール、バンブテロール、インダカテロール、テルブタリンおよびそれらの塩、例えばサルメテロールのキシナホ酸塩(1−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボキシレート)塩、サルブタモールの硫酸塩もしくは遊離塩基またはフォルモテロールのフマル酸塩。本発明の化合物と長期作用性β−アドレナリン受容体アゴニストとの組み合わせは、約12時間またはそれより長期の効果的な気管支拡張を提供するので、特に対象となり得る。
その他のβ−アドレナリン受容体アゴニストとして以下に記載されているものが含まれる:国際公開第02/066422号パンフレット、国際公開第02/070490号パンフレット、国際公開第02/076933号パンフレット、国際公開第03/024439号パンフレット、国際公開第03/072539号パンフレット、国際公開第03/091204号パンフレット、国際公開第04/016578号パンフレット、国際公開第04/022547号パンフレット、国際公開第04/037807号パンフレット、国際公開第04/037773号パンフレット、国際公開第04/037768号パンフレット、国際公開第04/039762号パンフレット、国際公開第04/039766号パンフレット、国際公開第01/42193号パンフレットおよび国際公開第03/042160号パンフレット。
代表的なβ−アドレナリン受容体アゴニストとして以下が挙げられる:
3−(4−{[6−({(2R)−2−ヒドロキシ−2−[4−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)フェニル]エチル}アミノ)ヘキシル]オキシ}ブチル)ベンゼンスルホンアミド;
3−(3−{[7−({(2R)−2−ヒドロキシ−2−[4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル)フェニル]エチル}−アミノ)ヘプチル]オキシ}プロピル)ベンゼンスルホンアミド;
4−{(1R)−2−[(6−{2−[(2、6−ジクロロベンジル)オキシ]エトキシ}ヘキシル)アミノ]−1−ヒドロキシエチル}−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;
4−{(1R)−2−[(6−{4−[3−(シクロペンチルスルホニル)フェニル]ブトキシ}ヘキシル)アミノ]−1−ヒドロキシエチル}−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;
N−[2−ヒドロキシl−5−[(1R)−1−ヒドロキシ−2−[[2−4−[[(2R)−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル]アミノ]フェニル]エチル]アミノ]エチル]フェニル]ホルムアミド;
N−2{2−[4−(3−フェニル−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;および
5−[(R)−2−(2−{4−[4−(2−アミノ−2−メチル−プロポキシ)−フェニルアミノ]−フェニル}−エチルアミノ)−1−ヒドロキシ−エチル]−8−ヒドロキシ−1H−キノリン−2−オン。
抗炎症剤としてコルチコステロイドが挙げられる。本発明の化合物と併用して使用することができるコルチコステロイドは、経口および吸入コルチコステロイドならびに抗炎症活性を持つそのプロドラッグである。例として以下が挙げられる:メチルプレドニゾロン、プレドニゾロン、デキサメタゾン、プロピオン酸フルチカゾン、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−17α−[(4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボニル)オキシ]−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−フルオロメチルエステル、6α,9α−ジフルオロ−17α−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−フルオロメチルエステル、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−プロピオニルオキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−(2−オキソ−テトラヒドロ−フラン−3S−イル)エステル、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−(2,2,3,3−テトラメチシクロプロピルカルボニル)オキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−シアノメチルエステル、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−17β−(1−メチシクロプロピルカルボニル)オキシ−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−フルオロメチルエステル、ベクロメタゾンエステル類(例えば、その17−プロピオン酸エステルまたは17,21−ジプロピオン酸エステル)、ブデソニド、フルニソリド、モメタゾンエステル類(例えばそのフロ酸エステル)、トリアムシノロンアセトニド、ロフレポニド、シクレソニド(16α,17−[[(R)−シクロヘキシルメチレン]ビス(オキシ)]−11β,21−ジヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン)、プロピオン酸ブチキソコルト、RPR−106541、およびST−126。対象とするコルチコステロイドとして以下が挙げられる:プロピオン酸フルチカゾン、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−17α−[(4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボニル)オキシ]−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−フルオロメチルエステルおよび6α,9α−ジフルオロ−17α−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−フルオロメチルエステル、6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−(2,2,3,3−テトラメチシクロプロピルカルボニル)オキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−シアノメチルエステルおよび6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−17α−(1−メチシクロプロピルカルボニル)オキシ−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−フルオロメチルエステル、特に6α,9α−ジフルオロ−17α−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオン酸S−フルオロメチルエステル。
トランスアクチベーションよりもトランスリプレッションに対して選択性を持ち、併用治療に有用であると見られる、グルココルチコイドアゴニスト作用を持つ、非ステロイド化合物として、以下の特許の範囲内に入るものが挙げられる:国際公開第03/082827号パンフレット、国際公開第01/10143号パンフレット、国際公開第98/54159号パンフレット、国際公開第04/005229号パンフレット、国際公開第04/009016号パンフレット、国際公開第04/009017号パンフレット、国際公開第04/018429号パンフレット、国際公開第03/104195号パンフレット、国際公開第03/082787号パンフレット、国際公開第03/082280号パンフレット、国際公開第03/059899号パンフレット、国際公開第03/101932号パンフレット、国際公開第02/02565号パンフレット、国際公開第01/16128号パンフレット、国際公開第00/66590号パンフレット、国際公開第03/086294号パンフレット、国際公開第04/026248号パンフレット、国際公開第03/061651号パンフレット、国際公開第03/08277号パンフレット。
抗炎症剤として非ステロイド抗炎症性薬(NSAID)が含まれる。NSAIDとして、以下が挙げられる:クロモグリケートナトリウム、ネドクロミルナトリウム、ホスホジエステラーゼ(PDE)阻害剤(例えばテオフィリン、PDE4阻害剤または混合PDE3/PDE4阻害剤)、ロイコトリエンアンタゴニスト、ロイコトリエン合成の阻害剤(例えばモンテルカスト)、iNOS阻害剤、トリプターゼおよびエラスターゼ阻害剤、ベータ−2インテグリンアンタゴニストおよびアデノシン受容体アゴニストまたはアンタゴニスト(例えばアデノシン2aアゴニスト)、サイトカインアンタゴニスト(例えばケモカインアンタゴニスト、CCR3アンタゴニストなど)またはサイトカイン合成の阻害剤、あるいは5−リポキシゲナーゼ阻害剤。iNOS阻害剤として以下に開示されているものが挙げられる:国際公開第93/13055号パンフレット、国際公開第98/30537号パンフレット、国際公開第02/50021号パンフレット、国際公開第95/34534号パンフレットおよび国際公開第99/62875号パンフレット。CCR3阻害剤として国際公開第02/26722号パンフレットに開示されているものが挙げられる。アデノシン2aアゴニストとして国際公開第05/116037号パンフレットに開示されているものが挙げられる。
本発明の併用に有用なPDE4特異的阻害剤として、PDE4酵素を阻害することが知られているか、またはPDE4阻害剤として作用することが発見されたあらゆる化合物が含まれるが、これらはPDE4阻害剤のみであって、PDE4と同様にPDE3およびPDE5などのその他のPDEファミリーのメンバーを阻害する化合物は含まれない。
PDE4阻害剤として以下が挙げられる:cis−4−シアノ−4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸、2−カルボメトキシ−4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オンおよびcis−[4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オール]。さらに、cis−4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサン−1−カルボン酸(シロミラストとしても知られている)およびその塩、エステル、プロドラッグまたは物理的形態。これらは米国特許第5,552,438号明細書(1996年9月03日交付)に記載されている。
その他のPDE4阻害剤として以下が挙げられる:AWD−12−281(Elbion)(Hofgen, N. et al., 15th EFMC Int. Symp. Med. Chem. (Sept 6-10, Edinburgh) 1998, Abst. P.98;CAS番号247584020−9);NCS−613と命名された9−ベンジルアデニン誘導体(INSERM);D−4418(ChiroscienceおよびSchering−Plough);CI−1018として同定され、Pfizerに帰属するベンゾジアゼピンPDE4阻害剤(PD−168787);協和発酵によって国際公開第99/16766号パンフレットに開示されたベンゾジオキソール誘導体;K−34(協和発酵);V−11294A(Napp)(Landells, L.J. et al., Eur. Resp. J. [Ann. Cong. Eur. Resp. Soc. (Sept 19-23, Geneva) 1998] 1998, 12 (Suppl. 28): Abst P2393);ロフルミラスト(CAS番号162401−32−3)およびプタラジノン(国際公開第99/47505号パンフレット)(Byk−Gulden);プマフェントリン、(−)−p−[(4aR,10bS)−9−エトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロ−8−メトキシ−2−メチルベンゾ[c][1,6]ナフチリジン−6−イル]−N,N−ジイソプロピルベンズアミド(これは混合PDE3/PDE4阻害剤であって、Byk−Gulden、現在のAltanaによって調製および公開されている);Almirall−Prodesfarmaが開発中のアロフィリン;VM554/UM565(Vernalis);またはT−440(田辺製薬;Fuji, K. et al., J. Pharmacol. Exp. Ther., 284(1):162, 1998)およびT2585。
別の対象化合物が、公開された国際特許出願である国際公開第04/024728号パンフレット(Glaxo Group Ltd)、PCT/EP2003/014867号明細書(Glaxo Group Ltd)およびPCT/EP2004/005494号明細書(Glaxo Group Ltd)に開示されている。
抗コリン作動薬は、ムスカリン受容体でアンタゴニストとして作用する化合物、特にMもしくはM受容体のアンタゴニスト、M/MもしくはM/Mの二重アンタゴニスト、M/M/M受容体の受容体またはパン−アンタゴニストである化合物である。吸入によって投与するための代表的な化合物として以下が挙げられる:イプラトロピウム(例えば臭化物として、CAS22254−24−6、Atroventの名称で販売されている)、オキシトロピウム(例えば臭化物として、CAS30286−75−0)およびチオトロピウム(例えば臭化物として、CAS136310−93−5、Spirivaの名称で販売されている)。また対象となるのは、レバトロペート(例えば臭素酸化物として、CAS262586−79−8)およびLAS−34273(国際公開第01/04118号パンフレットに開示されている)。代表的な経口投与用の化合物として以下が挙げられる:ピレンゼピン(CAS28797−61−7)、ダリフェナシン(CAS133099−04−4、もしくは臭素酸化物としてCAS133099−07−7、Enablexの名称で販売されている)、オキシブチニン(CAS5633−20−5、Ditropanの名称で販売されている)、テロジリン(CAS15793−40−5)、トルテロジン(CAS124937−51−5、または酒石酸塩としてCAS124937−52−6、Detrolの名称で販売されている)、オチロニウム(例えば臭化物として、CAS26095−59−0、Spasmomenの名称で販売されている)、トロスピウムクロリド(CAS10405−02−4)およびソリフェナシン(CAS242478−37−1、またはコハク酸塩としてCAS242478−38−2、YM−905としても知られており、Vesicareの名称で販売されている)。
その他の抗コリン作動薬として式(XXI)の化合物が含まれるが、これは米国特許出願第60/487981号明細書に開示されている。
Figure 2009501744
式中、
トロパン環に付着したアルキル鎖の配向性はendo;
31およびR32は独立して以下からなる群から選択され:例えば、1〜6炭素原子の直鎖または分枝鎖低級アルキル基、5〜6炭素原子のシクロアルキル基、6〜10炭素原子のシクロアルキル−アルキル、2−チエニル、2−ピリジル、フェニル、4炭素原子以下のアルキル基で置換されたフェニルおよび4炭素原子以下のアルコシキ基で置換されたフェニル;
はN原子の陽性電荷と結合するアニオンであり、Xは限定するわけではないが、塩素、臭素、ヨウ素、硫酸、ベンゼンスルホン酸、およびトルエンスルホン酸であって、
例えば以下が挙げられる:
(3−endo)−3−(2,2−ジ−2−チエニルエテニル)−8,8−ジメチル−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド;
(3−endo)−3−(2,2−ジフェニルエテニル)−8,8−ジメチル−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド;
(3−endo)−3−(2,2−ジフェニルエテニル)−8,8−ジメチル−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクタン4−メチルベンゼンスルホナート;
(3−endo)−8,8−ジメチル−3−[2−フェニル−2−(2−チエニル)エテニル]−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド;および/または
(3−endo)−8,8−ジメチル−3−[2−フェニル−2−(2−ピリジニル)エテニル]−8−アゾニアビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド。
別の抗コリン作動薬として式(XXII)または(XXIII)の化合物が含まれ、これは米国特許出願第60/511009号明細書に開示されている。
Figure 2009501744
式中、
指定したH原子はexo位にあり;
41はN原子の陽性電荷と結合するアニオンであって、R41は限定するわけではないが、塩素、臭素、ヨウ素、硫酸、ベンゼンスルホン酸およびトルエンスルホン酸;
42およびR43は独立して以下からなる群から選択され:直鎖または分枝鎖低級アルキル基(例えば、1〜6炭素原子を持つ)、シクロアルキル基(5〜6炭素原子を持つ)、シクロアルキル−アルキル(6〜10炭素原子を持つ)、ヘテロ原子としてNまたはOを持つヘテロシクロアルキル(5〜6炭素原子を持つ)、ヘテロ原子としてNまたはOを持つヘテロシクロアルキル−アルキル(6〜10炭素原子を持つ)、アリール、場合によって置換されたアリール、ヘテロアリール、および場合によって置換されたヘテロアリール;
44は以下からなる群から選択され:(C〜C)アルキル、(C〜C12)シクロアルキル、(C〜C)ヘテロシクロアルキル、(C〜C)アルキル(C〜C12)シクロアルキル、(C〜C)アルキル(C〜C)ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、(C〜C)アルキル−アリール、(C〜C)アルキル−ヘテロアリール、−OR45、−CHOR45、−CHOH、−CN、−CF、−CHO(CO)R46、−CO47、−CHNH、−CHN(R47)SO45、−SON(R47)(R48)、−CON(R47)(R48)、−CHN(R48)CO(R46)、−CHN(R48)SO(R46)、−CHN(R48)CO(R45)、−CHN(R48)CONH(R47);
45は以下からなる群から選択され:(C〜C)アルキル、(C〜C)アルキル(C〜C12)シクロアルキル、(C〜C)アルキル(C〜C)ヘテロシクロアルキル、(C〜C)アルキル−アリール、(C〜C)アルキル−ヘテロアリール;
46は以下からなる群から選択され:(C〜C)アルキル、(C〜C12)シクロアルキル、(C〜C)ヘテロシクロアルキル、(C〜C)アルキル(C〜C12)シクロアルキル、(C〜C)アルキル(C〜C)ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、(C〜C)アルキル−アリール、(C〜C)アルキル−ヘテロアリール;
47およびR48は独立して、以下からなる群から選択され:H、(C〜C)アルキル、(C〜C12)シクロアルキル、(C〜C)ヘテロシクロアルキル、(C〜C)アルキル(C〜C12)シクロアルキル、(C〜C)アルキル(C〜C)ヘテロシクロアルキル、(C〜C)アルキル−アリール、および(C〜C)アルキル−ヘテロアリール、であって、
例えば以下が挙げられる:
(endo)−3−(2−メトキシ−2,2−ジ−チオフェン−2−イル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;
3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピオニトリル;
(endo)−8−メチル−3−(2,2,2−トリフェニル−エチル)−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン;
3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピオンアミド;
3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピオン酸;
(endo)−3−(2−シアノ−2,2−ジフェニル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;
(endo)−3−(2−シアノ−2,2−ジフェニル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド;
3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロパン−1−オール;
N−ベンジル−3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピオンアミド;
(endo)−3−(2−カルバモイル−2,2−ジフェニル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;
1−ベンジル−3−[3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピル]−尿素;
1−エチル−3−[3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピル]−尿素;
N−[3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピル]−アセトアミド;
N−[3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピル]−ベンズアミド;
3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジ−チオフェン−2−イル−プロピオニトリル;
(endo)−3−(2−シアノ−2,2−ジ−チオフェン−2−イル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;
N−[3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピル]−ベンゼンスルホンアミド;
[3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピル]−尿素;
N−[3−((endo)−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル)−2,2−ジフェニル−プロピル]−メタンスルホンアミド;および/または
(endo)−3−{2,2−ジフェニル−3−[(1−フェニル−メタノイル)−アミノ]−プロピル}−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド。
本発明の併用に有用であると見られる、特に対象とする化合物として、以下が挙げられる:
(endo)−3−(2−メトキシ−2,2−ジ−チオフェン−2−イル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;
(endo)−3−(2−シアノ−2,2−ジフェニル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;
(endo)−3−(2−シアノ−2,2−ジフェニル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド;
(endo)−3−(2−カルバモイル−2,2−ジフェニル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;
(endo)−3−(2−シアノ−2,2−ジ−チオフェン−2−イル−エチル)−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンヨージド;および/または
(endo)−3−{2,2−ジフェニル−3−[(1−フェニル−メタノイル)−アミノ]−プロピル}−8,8−ジメチル−8−アゾニア−ビシクロ[3.2.1]オクタンブロミド。
特に対象とするのは、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩とH1アンタゴニストとを含む組み合わせである。好適なH1アンタゴニストとして、限定するわけではないが、以下が挙げられる:アメレキサノクス、アステミゾール、アザタジン、アゼラスチン、アクリバスチン、ブロムフェニルアミン、セチリジン、レボセチリジン、エフレチリジン、クロルフェニルアミン、クレマスチン、シクリジン、カレバスチン、シプロヘプタジン、カルビノキサミン、デスカルボエトキシロラタジン、ドキシルアミン、ジメチンデン、エバスチン、エピナスチン、エフレチリジン、フェキソフェナジン、ヒドロキシジン、ケトチフェン、ロラタジン、レボカバスチン、ミゾラスチン、メキタジン、ミアンセリン、ノベラスチン、メクリジン、ノラステミゾール、オロパタジン、ピクマスト、ピリラミン、プロメタジン、テルフェナジン、トリペレナミン、テメラスチン、トリメプラジンおよびトリプロリジン、特にセチリジン、レボセチリジン、エフレチリジンおよびフェキソフェナジン。単独で、またはH3受容体アンタゴニストと併用して使用することができるその他のヒスタミン受容体アンタゴニストとして、H4受容体のアンタゴニスト(および/または逆アゴニスト)、例えばJablonowski et al., J. Med. Chem. 46:3957-3960 (2003)に開示されている化合物が挙げられる。
こうして別の態様において、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩とPDE4阻害剤とを含む組み合わせを提供する。
こうして別の態様において、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩とβ−アドレナリン受容体アゴニストとを含む組み合わせを提供する。
こうして別の態様において、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩と抗コリン作動薬とを含む組み合わせを提供する。
こうして別の態様において、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩とH1受容体アンタゴニストとを含む組み合わせを提供する。
こうして別の態様において、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩とコルチコステロイドとを含む組み合わせを提供する。
こうして別の態様において、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその塩とA2a受容体アゴニストとを含む組み合わせを提供する。
上記の組み合わせは組成物の形態での使用に好都合なように提供されるので、上記定義の組み合わせを場合によって薬学的に許容される希釈剤、担体または賦形剤とともに含む組成物が本発明の別の態様となる。
こうした組み合わせの個々の化合物は、別個のまたは配合した組成物として、順次または同時に投与することができる。好適には、個々の化合物を配合組成物として同時に投与することとなる。既知の治療薬の適切な用量は当業者が容易に理解できるものである。
当業者にとって、それが適切ならば、その他の治療薬成分を塩(例えばアルカリ金属もしくはアミン塩または酸付加塩)、またはプロドラッグ、またはエステル(例えば低級アルキルエステル)、または溶媒和物(例えば水和物)の形態で使用して、その治療薬成分の活性および/または安定性および/または物理的特性(例えば溶解性)を最適化することができるのは、明白なことである。また、それが適切ならば、治療薬成分を光学的に純粋な形態で使用するのがよいことも明白になるはずである。
本発明の化合物を以下に記載する方法または類似の方法によって調製することができる。すなわち、以下の説明および実施例は本発明の化合物の調製を説明するものである。実施例は本発明の範囲を限定するものと決して考えるべきではない。
実験概要
実施例の中で、以下の省略語を使用する:
DCM:ジクロロメタン
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド
EtOAc:酢酸エチル
h:時間
LCMS:液体クロマトグラフィーマススペクトロメトリー
min:分
MgSO:硫酸マグネシウム
PS−DIPEA:ポリマーに担持されたジイソプロピルエチルアミン
RT:保持時間
TBTU:O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート
SCXカートリッジはイオン交換SPEカラムであって、その固定相はポリマー性ベンゼンスルホン酸である。これらを使用して、アミンを単離する。
SCX2カートリッジはイオン交換SPEカラムであって、その固定相はポリマー性プロピルスルホン酸である。これらを使用して、アミンを単離する。
有機溶液は硫酸マグネシウムまたは硫酸ナトリウム上のいずれかで乾燥した。
LCMSは、Supelcosil LCABZ+PLUSカラム(3.3cm×4.6mmID)上で、水中の0.1%ギ酸および0.01M酢酸アンモニウム(溶媒A)とアセトニトリル中の0.05%ギ酸5%水(溶媒B)で溶出させ、以下の溶出勾配を使用して、実施した:0.0〜7min 0%B、0.7〜4.2min 100%B、4.2〜5.3min 0%B、5.3〜5.5min 0%B、流速3mlmin−1。Fisons VG Platformスペクトルメーター上で、エレクトロスプレー陽性および陰性モード(ES+veおよびES−ve)を使用して、マススペクトルを記録した。
Flashmaster IIはArgonaut Technologies Ltdから入手可能な自動マルチユーザーフラッシュクロマトグラフィーシステムであって、使い捨ての順相SPEカートリッジ(2g〜100g)を利用する。これは勾配利用方法を実施することができるように、4成分溶媒オンライン混合系を具備している。多機能オープンアクセスソフトウェアを使用して、サンプルを待ち行列化した。これによって溶媒、流速、勾配プロファイルおよび採取条件が管理される。このシステムはKnauer可変波長UV−検出器および2つのGilson FC204画分採取器を具備していて、自動ピークカット、採取およびトラッキングが可能になっている。
延長ポンプヘッドを持つWaters600ポンプ、Waters2700自動サンプル投入器、Waters996ダイオードアレイおよびGilson202画分採取器を備えたWaters FlactionLynxシステムで、10cm×2.54cm id ABZ+カラム上で、MDAP(分取HPLCによる化合物精製の自動化システム)HPLCを実施した。水中0.1%ギ酸(溶媒A)およびアセトニトリル中0.1%ギ酸(溶媒B)、流速20mlmin−1、室温で15分間、適切な溶出勾配を使用して溶出させ、200〜320nmで検出した。ZMD質量分析器で、エレクトロスプレー陽性および陰性モード、オールタネートスキャンを使用して、マススペクトルを記録した。使用したソフトウェアはOpenLynxによるMassLynx 3.5およびFlactionLynxオプションである。
ACD/Name PRO6.02化合物命名ソフトウェア(Advanced Chemistry Developments Inc.; Toronto, Ontario, M5H2L3, Canada)を使用して、化合物を命名した。
中間体1
−(2−ヒドロキシエチル)−N−{4−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}グリシンアミド
Figure 2009501744
4−[(フェニルメチル)オキシ]アニリン塩酸塩(例えばFisherより入手可能)(10g)を無水テトラヒドロフラン(100ml)中で撹拌し、氷/水浴中で約5℃まで冷却した。炭酸カリウム(16.15g)の水(60ml)溶液を上記混合物に添加し、その後塩化クロロアセチル(4.22ml)を30分かけて滴下した。混合物を室温まで昇温させ、有機相を分離した。有機相を氷/水浴中で約5℃まで冷却し、2−アミノエタノール(9g)を添加した。混合物を室温まで昇温させ、60℃で2時間加熱し、室温で一晩放置し、60℃でさらに2時間加熱した。反応混合物を酢酸エチルおよび水間に分配した。有機相を分離し、水、ブラインで洗浄し、乾燥(MgSO)し、濃縮した。残渣をクロロホルムから再結晶させて、表記化合物(8.1g)を生成させた。LCMS RT = 2.17 min, ES+ve m/z 301(M+H)+
中間体2
1,1−ジメチルエチル(2−ヒドロキシエチル)[2−オキソ−2−({4−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}アミノ)エチル]カルバメート
Figure 2009501744
DCM(200ml)中のN−(2−ヒドロキシエチル)−N−{4−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}グリシンアミド(中間体1)(8.1g)の溶液に、二炭酸ビス(1,1−ジメチルエチル)(例えばFisherより入手可能)(14.5g)および4−ジメチルアミノピリジン(例えばAldrichより入手可能)(150mg)を添加した。混合物を30分撹拌し、水性飽和重炭酸ナトリウム(150ml)を添加した。有機相を分離し、乾燥(MgSO)して蒸発させた。残渣をメタノール(150ml)に溶解させ、炭酸カリウム(14.5g)を添加した。混合物を蒸気浴上で15分加熱し、室温まで冷却させて、18時間静置した。反応混合物を蒸発させ、DCMおよび水間に分配した。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥(MgSO)し、蒸発させた。残渣をフラッシュシリカに事前に吸着させ、フラッシュクロマトグラフィー(100gシリカカートリッジ;0%〜100%EtOAc〜シクロヘキサン勾配、30分)で精製して、表記化合物(5.0g)を生成させた。LCMS RT = 3.2 min, ES+ve m/z 401(M+H)+
中間体3
1,1−ジメチルエチル3−オキソ−4−{4−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}−1−ピペラジンカルボキシレート
Figure 2009501744
無水DCM(50ml)およびトリエチルアミン(20ml)中の1,1−ジメチルエチル(2−ヒドロキシエチル)[2−オキソ−2−({4−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}アミノ)エチル]カルバメート(中間体2)(4.99g)の溶液に窒素下で、塩化メタンスルホニル(2.5ml)を添加した。混合物を30分撹拌し、その後DCMおよび水性飽和重炭酸ナトリウム間に分配した。有機層を分離し、真空濃縮した。残渣を無水DMF(20ml)に溶解させ、水素化ナトリウム(60%油分散物、0.6g)を添加した。混合物を2.5時間撹拌し、水性飽和重炭酸ナトリウムで反応を停止させ、EtOAc×3で抽出した。有機相をまとめて、乾燥(MgSO)し、蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(100gシリカカートリッジ;0%〜100%EtOAc〜シクロヘキサン勾配、40分)で精製し、表記化合物(4.1g)を生成させた。LCMS RT = 3.2 min, ES+ve m/z 383(M+H)+
中間体4
1,1−ジメチルエチル4−(4−ヒドロキシフェニル)−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート
Figure 2009501744
エタノール(25ml)およびEtOAc(25ml)中の1,1−ジメチルエチル3−オキソ−4−{4−[(フェニルメチル)オキシ]フェニル}−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体3)(3.1g)の溶液を炭素上の10%パラジウム(1g)で2時間、水素化した。セライトでのろ過によって、触媒を除去し、エタノールで洗浄した。まとめたろ液および洗浄液を濃縮して、表記化合物(1.92g)を生成させた。LCMS RT = 2.5 min, ES+ve m/z 293(M+H)+
中間体5
1,1−ジメチルエチル4−{4−[(3−クロロプロピル)オキシ]フェニル}−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート
Figure 2009501744
2−ブタノン(200ml)中の1,1−ジメチルエチル4−(4−ヒドロキシフェニル)−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体4)(5.0g)の溶液に炭酸カリウム(4.7g)を、その後1−ブロモ−3−クロロプロパン(4.0g)を添加した。混合物を窒素下で還流しながら週末中(約72時間)加熱し、室温まで冷却し、水(200ml)を添加した。有機相を分離し、水性層をDCMで2回抽出した。有機相をまとめ、乾燥(MgSO)し、蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(100gシリカカートリッジ;0%〜100%EtOAc〜シクロヘキサン勾配、60分)で精製して、表記化合物および1,1−ジメチルエチル4−{4−[(3−ブロモプロピル)オキシ]フェニル}−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(6.2g;9:1)の混合物を生成させた。LCMS RT = 3.2 min, ES+ve m/z 369/371(3:1)(M+H)+(塩化物)およびRT = 3.26 min, ES+ve m/z 413/415(1:1)(M+H)+(臭化物)。
中間体6
1,1−ジメチルエチル4−[4−({3−[(2R)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート
Figure 2009501744
1,1−ジメチルエチル4−{4−[(3−クロロプロピル)オキシ]フェニル}−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレートおよび1,1−ジメチルエチル4−{4−[(3−ブロモプロピル)オキシ]フェニル}−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体5)の混合物(9:1;2.58g)を2−ブタノン(50ml)に溶解させた。炭酸カリウム(2.9g)、ヨウ化カリウム(2.32g)および(2R)−2−メチルピロリジン塩酸(これは例えば米国特許出願公開第2004/0171845号明細書に記載されたようにして、製造することができる)(1.0g)を添加した。混合物を窒素下で還流しながら週末中(約72時間)加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、DCMおよび水間に分配した。有機相を乾燥(MgSO)し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー[100gシリカカートリッジ;0%〜30%のメタノール中1%トリエチルアミン〜DCM勾配、60分]で精製して、表記化合物(1.87g)を生成させた。LCMS RT = 2.2 min, ES+ve m/z 418(M+H)+
中間体7
1−[4−({3−[(2R)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン
Figure 2009501744
DCM(10ml)中の1,1−ジメチルエチル4−[4−({3−[(2R)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体6)(1.87g)に、DCM(6ml)中のトリフルオロ酢酸(4ml)の溶液を添加した。混合物を窒素下で2時間撹拌した。トリフルオロ酢酸(4ml)を添加し、混合物をさらに18時間撹拌した。混合物を蒸発させ、残渣をメタノールに溶解させた。溶液をSCX−2カートリッジ(70g)に添加した。カートリッジをメタノールで洗浄し、生成物をメタノール中10%0.880アンモニアで溶出させた。適切なアンモニア画分を1つに合わせて、濃縮し、表記化合物(1.39g)を生成させた。LCMS RT = 0.35 min, ES+ve m/z 318(M+H)+
中間体8
1,1−ジメチルエチル4−(4−{[3−(2−メチル−1−ピロリジニル)プロピル]オキシ}フェニル)−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート
Figure 2009501744
1,1−ジメチルエチル4−{4−[(3−クロロプロピル)オキシ]フェニル}−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体5)(1.3g)の溶液を2−ブタノン(50ml)に溶解させた。炭酸カリウム(0.96g)、ヨウ化カリウム(1.16g)および2−メチルピロリジン(例えばFisherから入手可能)(1.5g)を添加した。混合物を80℃で24時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、EtOAc(×2)および水間に分配した。有機相をまとめて濃縮した。残渣をFlashmaster II[100gシリカカートリッジ;0%〜15%(メタノール中10%0.880アンモニア)〜DCM勾配、30分]で精製した。適切な画分をまとめて、濃縮し、表記化合物(0.85g)を生成させた。LCMS RT = 2.28 min, ES+ve m/z 418(M+H)+
中間体9
1−(4−{[3−(2−メチル−1−ピロリジニル)プロピル]オキシ}フェニル)−2−ピペラジノン
Figure 2009501744
1,1−ジメチルエチル4−[4−({3−[(2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体8)(0.85g)をDCM(10ml)に溶解させ、トリフルオロ酢酸−DCM混合物(10ml、2:5)を添加した。反応混合物を室温で18時間撹拌した。溶媒を真空除去した。残渣をメタノールに溶解させ、溶液をSCX−2カートリッジ(70g)に添加した。カートリッジをメタノールで洗浄し、生成物をメタノール中10%0.880アンモニアで溶出させた。適切なアンモニア画分を1つにして、濃縮し、表記化合物(645mg)を生成させた。LCMS RT = 0.36 min, ES+ve m/z 318(M+H)+
中間体10
1,1−ジメチルエチル4−[4−({3−[(2S)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート
Figure 2009501744
1,1−ジメチルエチル4−{4−[(3−クロロプロピル)オキシ]フェニル}−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体5)(1.3g)の溶液を2−ブタノン(50ml)に溶解させた。炭酸カリウム(0.96g)、ヨウ化カリウム(1.16g)および(2S)−2−メチルピロリジン塩酸(これは例えば米国特許出願公開第2004/0171845号明細書に記載された方法によって作製することができる)(0.2g)を添加した。混合物を80℃で一晩(約18時間)加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、DCMおよび水間に分配した。有機相を乾燥し、濃縮した。残渣を最初にFlashmaster IIクロマトグラフィー[70gシリカカートリッジ;0%〜30%(メタノール中1%トリエチルアミン)−DCM勾配、40分]で精製した。適切なアンモニア画分をまとめて、濃縮した。残渣をMeOH中に取り、20g SCX−2イオン交換カートリッジに添加し、メタノール中10%0.880アンモニア溶液で溶出させて、表記化合物(0.418g)を生成させた。LCMS RT = 2.2 min, ES+ve m/z 418(M+H)+
中間体11
1−[4−({3−[(2S)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン
Figure 2009501744
1,1−ジメチルエチル4−[4−({3−[(2S)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−3−オキソ−1−ピペラジンカルボキシレート(中間体10)(0.418g)をDCM(10ml)に溶解させ、トリフルオロ酢酸(2ml)を添加した。反応混合物を室温で2〜3時間撹拌した。溶媒を真空除去して、表記化合物(0.32g)を残留させた。LCMS RT = 0.37 min, ES+ve m/z 318(M+H)+
実施例1
4−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−1−[4−({3−[(2R)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン、ギ酸塩
Figure 2009501744
無水DMF(1ml)およびトリエチルアミン(0.21ml)中の1−[4−({3−[(2R)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン(中間体7)(159mg)の溶液を、無水DMF(2ml)中の2,4−ジフルオロ安息香酸(79mg)およびTBTU(0.21g)の混合物に添加した。溶液を室温で18時間撹拌し、その後メタノールで希釈した。この溶液をSCX−2カートリッジ(20g)に添加した。カートリッジをメタノールで洗浄し、生成物をメタノール中の10%0.880アンモニアで溶出させた。適切なアンモニア画分をまとめて濃縮した。残渣を自動調製用質量目的HPLCによって精製して、表記化合物(197mg)を生成させた。LCMS RT = 2.14 min, ES+ve m/z 458(M+H)+1H NMRδ(CD3OD) 8.53(1H, s), 7.56(1H, m), 7.25(2H, m), 7.13(2H, m), 6.99(2H, m), 4.48(55% 2H, s), 4.18 - 4.07 [(45% 2H) + 4H +(55% 1H), t + m)], 3.85 - 2.95(7H + 45% 1H, m), 2.30 - 2.10(3H, m), 2.08 - 1.98(2H, m), 1.75 - 1.62(1H, m), 1.38(3H, d)。
実施例2
4−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−1−[4−({3−[2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン、ギ酸塩
中間体9および2,4−ジフルオロ安息香酸を使用し、実施例1に記載したものと類似の方法で化合物を調製して、表記化合物を生成させた。LCMS RT = 2.03 min, ES+ve m/z 458(M+H)+
実施例3
4−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−1−[4−({3−[(2S)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン、ギ酸塩
中間体11および2,4−ジフルオロ安息香酸を使用し、実施例1に記載したものと類似の方法で化合物を調製して、表記化合物を生成させた。LCMS RT = 2.14 min, ES+ve m/z 458(M+H)+
生物学的データ
本発明の化合物を、以下のまたは同様のアッセイによって、in vitro生物学的活性について試験することができる。
H1受容体細胞系の作製およびFLIPRアッセイプロトコル
1.ヒスタミンH1細胞系の作製
文献[Biochem. Biophys. Res. Commun., 201(2): 894, (1994)]に記載されている既知の操作法を使用して、ヒトH1受容体をクローン化した。文献[Br. J. Pharmacol., 117(6): 1071, (1996)]に記載されている既知の操作法を使用して、ヒトH1受容体を安定して発現するチャイニーズハムスター卵巣細胞を作製した。
ヒスタミンH1機能性アンタゴニストアッセイ
非コーティング黒色壁面透明底384ウェル組織培養プレートに、10%透析済みウシ胎仔血清(Gibco/Invitrogen cat.no.12480−021)および2mM L−グルタミン(Gibco/Invitrogen cat.no.25030−024)を補充したアルファ最少必須培地(Gibco/Invitrogen,cat.no.22561−021)中で、ヒスタミンH1細胞系を播種し、5%CO、37℃で一晩維持した。
各ウェルから過剰の培地を除去して、10μlを残した。各ウェルに、ローディングダイ(Tyrodesバッファー+プロベネシド(145mM NaCl、2.5mM KCl、10mM HEPES、10mM D−glucose、1.2mM MgCl、1.5mM CaCl、2.5mMプロベネシド、NaOH 1.0MでpHを7.40に調整)で希釈した250μM Brilliant Black、2μM Fluo−4)30μlを添加し、プレートを5%CO、37℃で60分、インキュベートした。
各ウェルに、Tyrodesバッファー+プロベネシドで必要な濃度に希釈した試験化合物10μl(または対照としてTyrodesバッファー+プロベネシド10μl)を添加し、プレートを37℃、5%COで30分、インキュベートした。次に、ヒスタミンの最終アッセイ濃度がEC80の結果になる濃度でのヒスタミン10μlの添加の前および後に、プレートをFLIPR(商標)(Molecular Devices、UK)に入れて、Sullivanら(In: Lambert DG (ed.), Calcium Signaling Protocols, New Jersey: Humana Press, 1999, pp. 125-136)が記載している手法で、細胞蛍光(λex=488nm、λEM=540nm)をモニターした。
機能性アンタゴニスト作用は、FLIPR(商標)システム(Molecular Devices)によって測定される、ヒスタミンの抑制が誘発する蛍光の増加によって指示される。濃度効果曲線によって、標準薬理学的数学的分析を使用して、機能的親和性を判定する。
2.H3受容体細胞系の作製、膜調製および機能的GTPγSアッセイプロトコル
ヒスタミンH3細胞系の作製
ヒスタミンH3のcDNAを、これを保持するベクターであるpCDNA3.1 TOPO(InVitrogen)から、酵素BamH1およびNot−1によるプラスミドDNAの制限消化で単離し、同一の酵素で消化した誘導性発現ベクターpGene(InVitrogen)に連結した。GeneSwitch(商標)システム(インデューサー不在ではトランスジーン発現のスイッチが切られ、インデューサーの存在中ではスイッチが入るシステム)を、米国特許第5,364,791号明細書、米国特許第5,874,534号明細書および米国特許第5,935,934号明細書に記載されたようにして、実施した。連結されたDNAをコンピテントDH5αE.coli宿主細菌細胞中に形質転換し、Zeocin(商標)(pGeneおよびpSwitch上に存在するsh ble遺伝子を発現する細胞の選択を可能にする抗生物質の1つ)を含有するLuria Broth(LB)アガー上に50μgml−1でプレーティングした。再連結されたプラスミドを含有するコロニーを制限解析によって同定した。DNA調製キット(Qiagen Midi−Prep)を製造元の指針(Qiagen)にしたがって使用し、pGeneH3プラスミドを含有する宿主細菌の培養物250mlから、哺乳動物細胞へのトランスフェクション用のDNAを調製して、単離した。
pSwitch調節プラスミド(InVitrogen)であらかじめトランスフェクトしたCHO K1細胞を、使用の24時間前に、10%v/v透析済みウシ胎仔血清、L−グルタミン、およびヒグロマイシン(100μgml−1)を補充したHams F12(GIBCOBRL、Life Technologies)培地を含有する、完全培地(Complete Medium)にT75フラスコ当たり2×10細胞で播種した。Lipofectamine plusを製造元の指針(InVitrogen)にしたがって使用して、プラスミドDNAを細胞中にトランスフェクトした。トランスフェクションの48時間後、500μgml−1Zeocin(商標)を補充した完全培地に、細胞を入れた。
選択の10−14日後、10nM Mifepristone(InVitrogen)を培養培地に添加して、受容体の発現を誘導した。誘導の18時間後、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA;1:5000;InVitrogen)を使用して、細胞をフラスコから取り出した後、リン酸塩緩衝化生理食塩水pH7.4で数回洗浄し、フェノールレッドを含まず、Earles塩および3%Foetal Clone ll(Hyclone)を補充した最少必須培地(Minimum Essential Medium)(MEM)を含有する選別用培地(Sorting Medium)に懸濁させた。約1×10細胞について、ヒスタミンH3受容体のN末端ドメインに対して誘発させたウサギポリクローナル抗体、4aで染色し、氷上で60分インキュベートし、その後選別用培地で2回洗浄することによって、受容体発現を試験した。受容体と結合した抗体を、Alexa488蛍光マーカー(Molecular Probes)とコンジュゲートさせたヤギ抗ウサギ抗体と細胞を氷上で60分インキュベートすることによって、検出した。さらに2回の選別用培地での洗浄後、細胞を50μm Filcon(商標)(BD Biosciences)でろ過し、その後Automatic Cell Deposition Unitと組み合わせたFACS Vantage SE Flow Cytometerで分析した。対照細胞は同様の手法で処理した非誘導細胞とした。陽性染色された細胞を単細胞として、500μgml−1Zeocin(商標)を含有する完全培地(Complete Medium)を含む96−ウェルプレートに取り分け、増殖させた後、抗体およびリガンド結合研究によって、受容体発現について再分析した。1クローン、3H3を膜調製用に選択した。
培養細胞からの膜の調製
本プロトコルの全ステップを4℃および事前冷却した試薬によって実施する。細胞ペレットを、10容量のホモジナイズ用バッファー(50mM N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸(HEPES)、1mMエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、KOHでpH7.4に調整、10−6Mロイペプチン(アセチル−ロイシル−ロイシル−アルギナル;Sigma L2884)、25μgml−1バシトラシン(Sigma B0125)、1mMフェニルメチルスルホニルフルオライド(PMSF)および2×10−6MペプスタインA(Sigma)を補充)に懸濁させる。次に細胞を1リッターガラスWaringブレンダーで2×15秒間、ホモジナイズし、その後500gで20分、遠心分離する。次に上清を48,000gで30分、遠心分離する。ペレットを5秒間ボルテックスすることによって、ホモジナイズ用バッファー(4×当初細胞ペレットの体積)に再懸濁させ、その後Dounceホモジナイザー(10〜15回)でホモジナイズする。調製のこの時点で、ポリプロピレンチューブに分注して、−80℃で保存する。
ヒスタミンH3機能性アンタゴニストアッセイ
硬質白色384ウェルプレート内のアッセイする各化合物に、以下を添加する:
(a)DMSO中に必要な濃度に希釈した試験化合物0.5μl(または対照としてDMSO 0.5μl);
(b)以下によって調製した、ビーズ/膜/GDP混合物30μl:Wheat Germ Agglutinin Polystyrene LeadSeeker(登録商標)(WGA PS LS)シンチレーション近接アッセイ(SPA)ビーズと膜(上記の方法論によって調製)を混合し、アッセイバッファー(20mM N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸(HEPES)+100mM NaCl+10mM MgCl、pH7.4 NaOH)で希釈して、1ウェルについてタンパク質5μgおよびビーズ0.25mgを含有し、最終体積が30μlとなるようにする。これを回転機上、室温で60分インキュベートし、プレートへの添加の直前に、10μMの最終濃度のグアノシン5’二リン酸(GDP)(Sigma;アッセイバッファーで希釈)を添加する;
(c)0.38nM[35S]−GTPγS(Amersham;放射性濃度=37MBqml−1;比活性=1160Cimmol−1)15μl、ヒスタミン(ヒスタミンの最終アッセイ濃度がEC80となる濃度)。
2〜6時間後、プレートを1500rpmで5分遠心分離し、1プレートについて5分、613/55フィルターを使用して、Viewluxカウンターで計数する。4パラメーターのロジスティック式を使用してデータを分析する。使用する基底活性は最小値、すなわちヒスタミンをウェルに添加しないものである。
本発明の化合物のバイオアベイラビリティおよびCNS侵入については、以下の、または同様のアッセイによってアッセイすることができる。
1.CNS侵入方法
雄CD Sprague Dawleyラットに、化合物を1mgkg−1の名目用量レベルで静脈投与した。化合物を5%DMSO/45%PEG200/50%水で製剤化した。投与の5分後、イソフルランでの致死麻酔下で血液サンプルを採取し、脳侵入の評価のために、脳も取り出した。血液サンプルはヘパリン化チューブに直接採取した。血液サンプルはタンパク質沈殿を使用して分析用に調製し、脳サンプルは、ホモジナイズによる脳からの薬物の抽出およびその後のタンパク質沈殿を使用して調製した。化合物特異的質量遷移を使用する定量LC−MS/MS分析によって、血液および脳抽出物中の母薬物の濃度を測定した。
2.ラット薬物動態学的方法
雄CD Sprague Dawleyラットに、化合物をそれぞれ1mgkg−1および3mgkg−1の予定の用量レベルで単回静脈または経口投与した。化合物を5%DMSO/45%PEG200/50%水で製剤化した。投与の0.083、0.25、0.5、1、2、4、および7時間後、連続的または最終の血液サンプルを採取することによって、静脈プロファイルを取得した。経口プロファイルは、投与の0.25、0.5、1、2、4、7および12時間後、連続的または最終の血液サンプルを採取することによって、取得した。血液サンプルはヘパリン化チューブに直接採取した。タンパク質沈殿を使用して血液サンプルを調製し、化合物特異的質量遷移を使用する定量LC−MS/MS分析に供した。薬物濃度−時間プロファイルを作製し、非コンパートメントPK解析を使用して、半減期、クリアランス、分布量および経口バイオアベイラビリティの評価を作製した。
3.イヌ薬物動態学的方法
雄Beagleイヌに、化合物をそれぞれ1mgkg−1および2mgkg−1の名目用量レベルで単回静脈または経口投与した。両方の投与実践について同一のイヌを使用するクロスオーバーデザインにしたがって、研究を実施し、投与実践は1週間間隔とした。化合物を5%DMSO/45%PEG200/50%水で製剤化した。投与の0.083、0.25、0.5、0.75、1、2、4、6および12時間後、連続的に血液サンプルを採取することによって、静脈プロファイルを取得した。経口プロファイルは、投与の0.25、0.5、0.75、1、2、4、6、12および24時間後、連続的に血液サンプルを採取することによって、取得した。血液サンプルはヘパリン化チューブに直接採取した。タンパク質沈殿を使用して血液サンプルを調製し、化合物特異的質量遷移を使用する定量LC−MS/MS分析に供した。薬物濃度−時間プロファイルを作製し、非コンパートメントPK解析を使用して、半減期、クリアランス、分布量および経口バイオアベイラビリティの評価を作製した。
結果
上記のアッセイまたは同様のアッセイ中、式(I)の化合物は、平均pKi(pKb)がH3では約8.5を超え、またH1では約5.7未満であった。
その上、E1の化合物は、経口バイオアベイラビリティがラットで約48%Fおよびイヌで約100%Fであり、CNS侵入が約57.5ng/gであった。
本明細書に引用した参考文献、特許および特許出願を含む、すべての文書は、その全体を本明細書中に組み込まれるものとみなされる。

Claims (14)

  1. 式(I)の化合物またはその塩。
    Figure 2009501744
  2. 塩が薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
  3. 4−[(2,4−ジフルオロフェニル)カルボニル]−1−[4−({3−[(2R)−2−メチル−1−ピロリジニル]プロピル}オキシ)フェニル]−2−ピペラジノン、またはその塩。
  4. 以下を含む、式(I)の化合物またはその塩の調製方法:
    (a)式(II)の化合物またはその塩と、2,4−ジフルオロ安息香酸とを反応させる工程;
    Figure 2009501744
    (b)ラセミ体からRおよびS異性体をそれぞれ単離する工程;または
    (c)式(I)の化合物の塩を調製する工程。
  5. 治療に使用するための、請求項1〜3のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  6. 炎症性および/またはアレルギー性障害の治療に使用するための、請求項5に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  7. 鼻炎、特にアレルギー性鼻炎の治療に使用するための、請求項5に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  8. 請求項1〜3のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩を、場合により1種以上の薬学的に許容される担体および/または賦形剤とともに含む、組成物。
  9. H1受容体アンタゴニストをさらに含む、請求項8に記載の組成物。
  10. 請求項1〜3のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩とH1受容体アンタゴニストとを含む、組み合わせ。
  11. 炎症性および/またはアレルギー性障害の治療または予防のための医薬の製造における、請求項1〜3のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩の使用。
  12. 障害がアレルギー性鼻炎である、請求項11に記載の使用。
  13. 炎症性および/またはアレルギー性障害の治療または予防のための方法であって、請求項1〜3のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩の有効量を、それを必要とする患者に投与することを含む、前記方法。
  14. 障害がアレルギー性鼻炎である、請求項13に記載の方法。
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