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JP2009302365A - 半導体レーザ素子の駆動方法および半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ素子の駆動方法および半導体レーザ装置 Download PDF

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JP2009302365A
JP2009302365A JP2008156344A JP2008156344A JP2009302365A JP 2009302365 A JP2009302365 A JP 2009302365A JP 2008156344 A JP2008156344 A JP 2008156344A JP 2008156344 A JP2008156344 A JP 2008156344A JP 2009302365 A JP2009302365 A JP 2009302365A
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Koji Nakahara
宏治 中原
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Abstract

【課題】従来の半導体レーザ装置とその駆動方法では、レーザ非発振時の自然放出光の大きさと発振時の発振遅延時間の大きさの双方を低減することが困難であった。特に高光出力を出すために共振器長を長くした半導体レーザでは、特にこの点が問題となっていた。
【解決手段】活性層の一部の領域に電流が注入できる電極5と残りの他の活性層領域に電流を注入できる電極6を有する半導体レーザ4、電極5に電流を流すレーザ駆動回路2、電極6に電流を流すレーザ駆動回路3とレーザ駆動回路2,3を制御する制御回路1から構成される。光出力を出す場合には電極5への電流注入を電極6の電流注入に対して先行させ、光出力を0にする場合には電極5への電流を等価的なしきい電流以下に減少させ、電極6の電流を等価的なしきい電流未満に減少させるレーザ駆動方法と半導体レーザ装置に達成される。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体を用いたレ−ザ素子の駆動方法、及びレーザ装置、特にディスプレイ表示に用いる信号光源として用いられる半導体レーザ素子の駆動方法、及び半導体レーザ装置に関する。
近年、テレビやPC(Personal Computer: パーソナルコンピュータ)の表示装置としてブラウン管に替わり、液晶やプラズマを利用したフラットパネルディスプレイが主流となっている。さらに有機EL等の新たな表示方式が提案され開発が激化している。その中で、細いビーム光を走査して画像をスクリーン上に映し出すレーザディスプレイが新たに注目されている。レーザディスプレイでは小型化が可能なMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーを使用してビーム光をMEMSミラーに反射させながら、MEMSミラーを上下左右に周期的に傾けることでビーム光を走査させ、画像をスクリーンに映している。
光源には、単色性に優れ、ビームを小さい面積に集光できるレーザ光を使用する。このようなレーザディスプレイは、レーザ光の使用による優れた色再現性とピントを合わせる必要がないフォーカスフリー性が特徴である。特に後者は、斜めのスクリーンや曲面の壁に映し出すことが出来るという他のディスプレイに無い特色を持つ。このようなレーザディスプレイの技術に関しては例えば特許文献1、特許文献2に開示されている。
一方、多電極を有する半導体レーザが、例えば特許文献3、特許文献4に開示されている。特許文献3では、光インバータを実現するために半導体レーザ中央部の過飽和吸収体を有し光軸方向の両側半導体上面にそれぞれ電極を有する半導体レーザが開示されている。過飽和吸収体による光出力電流特性の非線形特性を利用して光インバータを実現している。
また、特許文献4では、双安定半導体レーザが開示されている。光増幅領域と過飽和吸収領域を含む活性層を有し、各々の領域に対して独立した電極が設けられている。
特開2008-9074号公報 特開2008-15390号公報 特開昭61-65224号公報 特開2007-134490号公報
特許文献1、特許文献2に開示された従来技術において、レーザディスプレイ装置として、赤色、緑色、青色のレーザ光を画像データに基づき、変調した後に1つの光軸上に合成しその光をMEMSミラーでスキャンし、スクリーン上に画像を映し出す構成が採用されている。図11にそのようなレーザディスプレイ装置の一例の概略図を示す。図11において、101Rは赤色レーザ、101Bは青色レーザ、101Gは緑色レーザ、102はレーザ光を集光し平行な光ビームに整形するレンズである。103と104は特定の波長帯のみを反射し、それ以外は透過するダイクロイックミラーであり、このミラーを通して3色の光ビームを1軸に集束する。105は2軸方向に傾けることが可能なMEMSミラーであり、このMEMSの共振現象を利用して画像を走査する。106は画像を映し出すスクリーンである。
レーザ光源としては、赤色と青色は半導体レーザが使用されている。緑色は現状で実用的な半導体レーザは存在しないので、第2次高調波発生(SHG: Second Harmonic Generation)を利用して1060nmのレーザ光を半分の波長の530nmの緑色に変換する固体励起レーザが使用されている。しかし、緑色半導体レーザの開発も活発化しているため、いずれは緑色の半導体レーザも実用化されると予想される。半導体レーザが光源の場合、半導体レーザの光強度、或いはある時間内で発光時間のパルス幅を変調することによって明るさの階調を変えるのが容易である。光強度を変える場合を光強度変調、発光時間を変えることをパルス幅変調と呼ばれる。
一例として、走査している時の隣り合う4つの画素の明るさの階調が順に上がって行く場合の、光の変調の様子を、図12に示す。(A)は半導体レーザの光強度変調方式であり、(B)はパルス幅変調方式である。初めは階調が一番低いところ、即ち光出力が0で順に光強度が上がっていく。(A)では画素と画素の間は連続的に変化しているが、画素間で一度光強度を0に落としても良い。パルス幅変調方式では人間の目の残像を利用して階調を作り出している。いずれの場合も一番階調が低いところはレーザ発振していない状態である。
即ち、図13に示した半導体レーザの光出力-電流特性において、通常は、半導体レーザのしきい電流Ithにバイアスしてそこから所定の階調、例えばPの光が必要なときはI、Pの光が必要なときはIを半導体レーザに注入する。しかし、この場合、本来光が0であるIthの電流を注入している場合でも半導体レーザ内の自然放出光により半導体レーザからは光が出ている。この光はレーザ構造にも依存するが通常は0.2mWから0.8mW程度あり無視できない値である。よってディスプレイの性能の観点からは、コントラストが劣化する。近年のフラットパネルディスプレイでは10以上のコントラストがあるのでレーザディスプレイも高精細な画像を出すためには10以上のコントラストが必要となる。しかし、上述したようにこの駆動方式では半導体レーザからの自然放出光によりコントラストは100程度が限界である。
コントラストを上げるには一番下の階調、即ち、0の光としたい場合にはIthへのバイアスではなく、電流を完全に0にする手法が考えられる。しかし、この場合には半導体レーザ特有の発振遅延時間が存在するために、0の次の信号が遅れてレーザ発振するため画像がデータ通りではなく、つぶれてしまう。
発振遅延時間は、図14に示すようにしきい電流未満にバイアスしているときに、しきい電流以上の電流を注入すると注入電流に遅れて半導体レーザが発振する現象である。これは半導体レーザ内のキャリア(電子と正孔)の寿命時間が光の寿命時間に比べて極めて遅いためにおこる現象である。このため、入力する電流のパターンによって発振遅延時間が変わるパターン効果も生じ、光出力がない0の時間が長いと発振遅延時間が長くなる。バイアス電流が0の時にキャリア寿命時間に比べて十分な間隔を設けた矩形波の電流が半導体レーザに入力されたときの発振遅延時間τdは下記の式(1)で表すことができる。
Figure 2009302365
ここでτnはキャリア寿命時間、Imは駆動電流、Ibはバイアス電流、Ithはしきい電流であり、バイアス電流は自然放出光を低減するためにしきい電流以下、望ましくは0とする。
光の階調をパルス幅制御で行なう場合は暗い階調はパルス幅狭いので光出力がない0の時間が長いため、発振遅延時間が長くなり、規定の出力まで光出力が出ない。
ディスプレイにおいて1画素当たりの表示時間は方式にもよるが、NTSCで約90nsであり、ハイビジョン系では約6nsと非常に早くなる。これに対して、半導体レーザの典型例としてキャリア寿命時間が2nsでしきい電流が40mA,駆動電流が50mAでコントラストを上げるためにバイアス電流を0mAとしたときに、最大の発振遅延時間は3.2nsとなる。この値は、従来表示方式のNTSC方式でも無視できない値であり、ハイビジョン系では描画が困難と言える。さらに、この発振遅延時間はキャリア寿命時間に比べて十分な間隔を設けてレーザ発振させた場合であり、半導体レーザに存在するキャリア数に依存して短くなる、即ち、前の画素の信号に大きく依存するため、発振遅延時間の大小がその画素の光強度むらに成り得る。
また、上記(1)式において、駆動電流が変わると発振遅延時間が変わる。例えば上記の例で駆動電流を倍の100mAとすると発振遅延時間は約1nsまで減少する。しかし、図13からわかるように、駆動電流は光強度を決めるためにある規定値にしなければならない。図13において駆動電流とは例えばI-Ith,或いはI-Ithでレーザ発振後の電流成分を言う。よって発振遅延時間を低減するために駆動電流を増大させるのには非常に大きな制限が存在する。しかも、描画に必要な光強度は人が感じる色感度に依存するため、レーザの各色によって駆動電流が異なる。さらに、各色の半導体レーザの材料は異なるため、しきい電流やキャリア寿命時間等のレーザ特性は異なっている。よって、各色で発振遅延時間が大きく異なり、画素の表示初期における色むらの原因となる。
このように高コントラスト化と発振遅延時間の低減がトレードオフとなり、レーザディスプレイの高性能化を阻害していた。このトレードオフは半導体レーザの光出力を上げようとして共振器長を長くしようとしたときに特に顕著である。共振器長が長くなるとしきい電流が大きくなり、上記(1)式から分かるようにしきい電流が大きくなると発振遅延時間は大きくなるためである。よって高い光出力が必要なレーザディスプレイでは上記のトレードオフを改善することが困難であった。
一方、特許文献3や特許文献4に開示された技術では、本発明の課題である高コントラスト化と発振遅延時間の低減がトレードオフを解決することは出来ない。また、一般に共振器構造内に過飽和吸収体がある場合には、過飽和吸収体部の半導体部に損傷が生じて信頼性が得られないという課題があった。
本発明の目的は、発振遅延時間と自然放出光の双方が小さく高光出力が得られる半導体レーザの駆動方法と半導体レーザ装置を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、光強度むらと色むらを抑制した半導体レーザの駆動方法と半導体レーザ装置を提供することにある。
本発明の代表的なものを示せば、次の通りである。すなわち、本発明は、制御回路を備えた半導体レーザの駆動方法であって、前記半導体レーザは、共振器構造と、該共振器構造内に設けられ光を導波し該共振器構造により共振させる光導波路構造と、該光導波路構造内に設けられた活性層と、該活性層の一部領域へ電流を注入する第1の電極と、前記活性層の他領域へ電流を注入する第2の電極とを有し、主たる光出力が前記第2の電極側の前記光導波路構造の端面から出射されるものにおいて、前記半導体レーザの光出力のレベルを、前記第1の電極へ注入される電流値で制御すると共に、前記光出力の発光のタイミングを、前記第2の電極へ注入される電流値で制御することを特徴とする。
本発明の駆動方法と半導体レーザ装置により、半導体レーザが発振していない時に主たるレーザ出射側からの自然放出光が極めて少なく、かつ半導体レーザ発振時には発振遅延時間が小さい光源を実現することができる。特に、高光出力が得られる共振長が長い半導体レーザにおいてその効果が顕著である。
本発明の代表的な実施例は、次の通りである。すなわち、本発明のレーザ駆動方法は、活性層の一部の領域に電流が注入できる第1の電極と残りの他の活性層領域に電流を注入できる第2の電極を有する半導体レーザにおいて、光出力を出す場合には第1の電極側への電流注入を第2の電極の電流注入に対して先行させる。また、前記光出力を消光する(光出力を0にする)場合には、第1の電極への電流を等価的なしきい電流以下に減少させ、第2の電極の電流を等価的なしきい電流未満に減少させる。消光時には、前記第1の電極へ注入される電流値と前記第2の電極へ注入される電流値が実質的に同じタイミングで制御される。なお、本発明において、「光出力が0」とは、画像情報処理回路等における信号の光出力が0の状態を意味し、この状態において、半導体レーザからの自然放出光はきわめて小さいものの完全にはゼロであるとは限らないことは言うまでも無い。
また、本発明の半導体レーザ装置は、前記の駆動方法で動作させる該半導体レーザと第1の電極に接続され該半導体レーザを駆動する第1のレーザ駆動回路、第2の電極に接続され該半導体レーザを駆動する第2のレーザ駆動回路と第1,第2のレーザ駆動回路を制御する制御回路から構成されにより達成される。
また、本発明の他の実施例では、活性層の一部の領域に電流が注入できる第1の電極と残りの他の活性層領域に電流を注入できる第2の電極を有し、活性層に流れた電流が第3の電極を通る半導体レーザにおいて第3の電極に接続され該半導体レーザを駆動するレーザ駆動回路、一方は第2の電極に接続され他方が電源に接続された半導体スイッチ回路、該レーザ駆動回路と該スイッチ回路を制御する制御回路で構成され、第1の電極は電源に接続されており、前記のレーザ駆動方法で動作させる。
本発明の駆動方法と半導体レーザ装置により、半導体レーザが発振していない時に主たるレーザ出射側からの自然放出光が極めて少なく、かつ半導体レーザ発振時には発振遅延時間が小さい光源を実現することができる。特に、高光出力が得られる共振長が長い半導体レーザにおいてその効果が顕著である。また、半導体レーザの製造法は従来と殆ど変わらず、レーザ駆動回路、半導体スイッチ回路、制御回路は従来と同等な仕様で実現することができるので低コストで実現可能である。
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施例になる半導体レーザ素子の駆動方式を、図1乃至図6を参照しながら説明する。ここでは、走査型レーザディスプレイの青色光源の駆動に適用した実施例について述べる。図1〜図3にその光源装置の構成を示す。図1は半導体レーザの構成の概略を示す模式図であり、半導体レーザについては縦断面を示している。図2に図1の半導体レーザの斜視図を示す。図2の光の出射方向からのより詳しい断面構造の一例を、図3に示す。
図1において、1は制御回路であり、画像情報に基づき、半導体レーザ駆動回路2,3を制御する。4は半導体レーザであり、ここでは、p側の電極が2つに分割したGaN基板上に成長された青色半導体レーザである。5、6はp側電極、7はn側電極である。p側電極は、第1の電極5と、第2の電極6に分割されている。半導体レーザ駆動回路2は第2の電極6を駆動し、半導体レーザ駆動回路3は第1の電極5を駆動するものである。本実施例では、光強度変調方式で青色半導体レーザを動作させる。8は半導体レーザのInGaN量子井戸活性層であり、9,10は反射コート膜であり、反射コート膜10から光源としての光出力を出すために反射コート膜9より反射コート膜10のほうの反射率が小さくなっている。なお、画像情報に基づく信号は外部から制御回路1に入力されるが、その入力信号線路はここでは省略している。
図2、図3に半導体レーザ4の部分の拡大図を示す。半導体レーザ4は、反射コート膜9、10を反射鏡とする共振器構造と、この共振器構造内に設けられ光を導波しこの共振器構造により共振させる光導波路構造と、この導波路内に設けられた活性層8(35)とを有し、この活性層8は第1の導電型の半導体層41と第2の導電型層42との間に位置している。さらに、この第1の導電型の半導体層41に接し第1の導電型の半導体層の一部の領域を通って活性層8の一部領域へ電流を注入する第1の電極5と、第1の導電型の半導体層41に接し、この第1の導電型の半導体層の他の領域を通って活性層8の他の領域へ電流を注入する第2の電極6とを有している。図2に矢印で示したように、主要な光は、光導波路構造の第2の電極側の端部から出射されるよう反射コート膜を設計する。即ち、主要な光が出射される側の反射コート膜10の反射率は低く、反対側の反射コート膜9の反射率は高くする。例えば、反射コート膜10の反射率として10%前後、反射コート膜9の反射率として90%前後を選ぶ。
図3において、31はGaN半導体基板、32はn型AlGaNクラッド層、33はn型GaNガイド層、34はInGaNガイド層、35は活性層、36はInGaNガイド層、37はAlGaN電子ストッパ層、38はp型AlGaN/GaN超格子クラッド層、39はp型GaNコンタクト層、40は誘電体膜、41はp型電極、42はn型電極である。
図2の光の出射方向(矢印方向)において、第1の電極5には電流Iが注入され、第2の電極6には電流Iが注入される。半導体レーザ4の軸方向、すなわち光の出射方向(矢印方向)において、第1の電極5に対応する半導体レーザ4の活性層領域(電極5の活性層領域)の長さがL1、第2の電極6に対応する活性層領域(電極6の活性層領域)の長さがL2である。半導体レーザ4の活性層8の幅Wを一定としたときは、半導体レーザ内の活性層全体の領域Stに対する電極5、電極6から電流が注入される活性層の領域S(=L1×W)、S(=L1×W)の割合、すなわち、S/St、S/Stは、L1、L2の大きさによって調整される。活性層8の幅Wが変わるときは、電流が注入される割合がL1、L2に代えて活性層の各領域S、Sの実際の面積よって調整されることは言うまでも無い。
図1、或いは図2において、電極5,6間の距離は、両方の電極に電流を流したときに活性層に注入されない領域が無い程度に近づいていることが望ましい。換言すると、電極5,6の長さは、各々、L1、L2にほぼ等しい。具体例を示せば、電極5,6間の距離は2-20μmである。一方、電極5,6を近づけすぎると、電極5,6の間にリーク電流が生じるが、リーク電流が生じても構わないし、制御上問題があれば、プロトンインプラなどによりp型半導体の一部を高絶縁化しても構わない。後述するように、活性層の領域S、Sは第2の電極の方がある程度小さいほうが、高速性の観点からは望ましい。すなわち、活性層8の幅Wを一定としたとき、半導体レーザの活性層全体の領域Stに対する電極5から電流が注入される活性層の領域S1の割合S1/Stで乗じた値は0.5より大きい(L1>L2)ことが望ましい。
次に、第1の実施例の動作を説明する。図4は、光強度変調方式の場合の光出力と電極5、6への電流制御方法の一例を示したものであり、(A)はクロック,(B)は光出力,(C)は電極5へ注入する電流I,(D)電極6へ注入する電流Iを示している。(B)〜(D)の光出力や電流信号は(A)のクロックに同期して(t1〜t6)制御されるが、半導体レーザの構造上、実際の光出力や電流信号間には若干のタイミングの相違を生ずる場合もある。(B)に示すように、光強度を"0120310"で変化させた例を示している。
ここで、半導体レーザの電極5と電極6を短絡して電流を注入し半導体レーザを発振させたときのしきい電流をIthとし、半導体レーザ内の活性層全体の領域Stに対する電極5から電流が注入される活性層の領域Sの割合S/Stで乗じたIth ×S/StをIth1と定義し、同様に、電極6から電流が注入される活性層の領域Sの割合S/Stで乗じたIth ×S/StをIth2と定義する。また、クロックは光強度変化の時間制御基準となるものであり、走査型レーザディスプレイではMEMSの走査速度に依存することになる。
図4において、始めに光強度が0の時には、(C)に示すようにIはIth1より小さい電流Ib1に設定され、(D)に示すようにIはIth2より小さい0に設定されるため、半導体レーザは発振しない。また、電極5の活性層領域からの自然放出光は電極6の活性層領域が光を吸収するため端面コート10側への自然放出光も0である。時刻tで光強度(光出力)を1とするが、(C)に示すように、tに半クロック(Δt)だけ先行してIをしきい電流Ith1より大きい"1"の光出力が出る電流に設定する。このとき(半クロック先行時)、Iは0のままなので半導体レーザ全体では電極6の活性層領域が光を吸収するため、レーザは発振せず、(B)に示すように光出力は0である。さらにこの場合も電極6の活性層領域が光を吸収するため端面コート10側への自然放出光は0である。
次に、tで(D)に示すようにIを0からIth2より大きい"1"の光出力が出る電流に設定すればレーザが発振し、(B)に示すように"1"の光出力が出る。このとき既に、電極5にはしきい電流以上の電流が流れているので、tでの光出力の発振遅延時間は従来の同一活性層面積の半導体レーザより小さくなり、最大値では次の式(2)となる。
Figure 2009302365
従来の式(1)のIb=0と比較すれば分るように、本実施例によれば、等価的にしきい電流がS2/St小さくなり発振遅延時間が大幅に減少する。
図5には、S/Stを横軸として最大の発振遅延時間を計算した例を示す。例えば、キャリア寿命時間が2nsでしきい電流が40mA、S/Stが0.5、駆動電流が50mAのとき(細い実線)の最大の発振遅延時間は約1.0nsであり、発振遅延時間を従来構造の約1/3に低減することができる。すなわち、図5のτn: 2 ns, Ith: 40 mA, Im: 50 mAのときの曲線から判る様に、本発明の光源装置とその駆動方法により発振遅延時間を大幅に低減することができる。これは発振遅延時間の最大値であり、実際には前の信号で電極6の活性層領域に残っているキャリアや、電極5の活性層領域からの自然放出光でキャリアが励起されるため、発振遅延時間は式(2)より小さくなる。
また、図5から、駆動電流が異なるIm: 100 mAの時(破線)には、50mAの時に比べて発振遅延時間がほぼ半減している。前述のように駆動電流は光出力を決定するために制限があるため、駆動電流をパラメータとして発振遅延時間を調整できない。よって図5から判るように、S/Stを調整して発振遅延時間を調整することができる。これは材料が異なる各色の半導体レーザで駆動電流が大きくことなるときに非常に有効である。前述のようにハイビジョン系では1画素当たりの画素表示時間が6nsであるので最大の発振遅延時間はその1/10以下にする必要がある。よってS/Stは0.5未満が望ましく、よってS/Stは0.5より大きいほうが望ましい。
尚、一般に半導体レーザはτnが小さくなればしきい電流Ithが大きくなるので、図5のτn: 2 ns, Ith: 40 mA, Im: 100 mA(破線)と、τn: 1.5 ns, Ith: 60 mA, Im: 100 mA(太い実線)の場合の発振遅延時間のS/St依存性を見ればわかるように、同一材料の半導体レーザであればそれ程発振遅延時間特性が大きく変わるわけではない。
図4に戻って、(B)に示すようにtで光強度を"2"にするが、この場合、発振遅延時間は無いので、tで、I,Iを共に所定の"2"の光出力に相当する電流に上げれば良い。
さらに、tにおいて光出力を"0"にする場合には、(C)に示すようにtでIをしきい電流未満のIb1とし、(D)に示すようにIは0とする。ここで、Iはtでしきい電流未満とすることが重要である。それはレーザが既に発振しているのでIのみをしきい電流未満にしても過飽和吸収現象によりレーザ発振が止まらない場合が多いためである。さらに、tで光出力を"3"に上げるのに(C)に示すように半クロック(Δt)先行してIを"3"の光出力に相当する電流まで上げておき、(D)に示すようにtでIを"3"の光出力相当する電流まで上げる。このようにすれば、先ほどのtのときと同様、(B)に示すように、tからtまでは自然放出光を含めた光出力は0であり、tにおいて極めて小さい発振遅延時間で光出力を得ることができる。
次に、tで光出力を"1"に減少させるときには発振遅延時間はないのでtにてI,Iを"1"に相当する電流に減少させれば良い。tで光出力を0にする場合は、tと同様にtでIをしきい電流未満のIb1としIは0とする。
以上のような半導体レーザの駆動方法により、発振遅延時間と端面からの自然放出光放射の双方を低減したレーザ光源を実現することができる。
尚、本実施例では先行時間は半クロックとしたが、先行時間の幅は任意の値でよく、特に半クロックに限定されるものではない。また、電極5の活性層領域が広ければ光出力はほぼ電極5の活性層領域に流れる電流の大きさが支配的となるので、光出力時にIの電流値は必ずしも光出力相当の電流を流す必要はなく、例えばある一定の値を流しても良い。あるいは、しきい電流未満のオンオフ電流を流しても良い。
さらに、式(2)から、Sが小さいほど発振遅延時間が小さくなるので電極6の活性層領域を小さくすれば効果的となる。しかし、この活性層領域を小さくしすぎると電極5の活性層領域からの自然放出光が吸収しきれずに過飽和吸収現象により光が透過してしまうので限界がある。
また、コストの観点から、EA-DFBのように導波路内でバンドキャップが変化する構造は設けない方が望ましい。信頼性の観点から活性層内に常時電流が注入されない過飽和吸収領域は無いほうが望ましい。
尚、注入する電流の向きは電極5,6が接している半導体の導電型に依って異なることは言うまでもない。さらに、電極6の注入電流の向きは、例えばtの半クロック前からIの電流が"1"に相当する電流まで増大したとき電極6の活性層領域にはフォトカレントが流れるので、このような場合には電極6には電流5の向きと逆向きの電流、すなわちフォトカレントを吸収する電流が流れるように制御する。また、半導体レーザに関しては2つの反射コートを共振器としたファブリペローレーザを用いたが分布帰還型レーザ、即ちDFBレーザを用いても同様の結果が得られることは言うまでも無い。
また、本実施例の光源装置の制御方式は、青色レーザのみならず緑色レーザや赤色レーザの制御にも同様に適用できることは言うまでも無い。
実施例1の光源装置を青色、緑色、赤色の各レーザに適用し、レーザディスプレイ装置用のレーザディスプレイ光源としたのが図6である。図6において、1R, 1B, 1Gは制御回路であり、それぞれ半導体レーザ駆動回路2Rと3R,2Bと3B,2Gと3Gのを制御する。101G、101B、及び101Rは半導体レーザ、102はレンズ、103及び104はダイクロイックミラー、105はMEMSミラー、106はスクリーンである。また、107は画像情報処理回路、108はMEMS駆動回路である。制御回路1R, 1B, 1Gは、画像情報処理回路107からの各色の画像情報信号と、図4で説明した電極5、6への電流制御方式により、半導体レーザ駆動回路2R,3R,2B,3B, 2G,3Gを制御する。また、画像情報処理回路107は、制御回路1R, 1B, 1GとMEMS駆動回路108を同期を取りながら制御し、画像をスクリーン106に映す。
本実施例によれば、各色によりレーザ特性、特にしきい電流、しきい電流以下の自然放出光やキャリア寿命時間が異なっており、発振遅延時間特性やしきい電流以下の自然放出光強度が異なっていても、発振遅延時間が小さく、かつ自然放出光の無い、発光特性を得ることができる。よって色むらが少ない画像を得ることが可能なレーザディスプレイ装置を提供することが出来る。このレーザディスプレイ装置は、表示機構が簡単でしかもピント合わせが不要なため小型化、携帯化が可能であり、スクリーンは部屋の壁などを用いてもよい。
本実施例の駆動方法と半導体レーザ装置により、半導体レーザが発振していない時に主たるレーザ出射側からの自然放出光が極めて少なく、かつ半導体レーザ発振時には発振遅延時間が小さい光源を実現することができる。特に、高光出力が得られる共振長が長い半導体レーザにおいてその効果が顕著である。また、半導体レーザの製造法は従来と殆ど変わらず、レーザ駆動回路、半導体スイッチ回路、制御回路は従来と同等な仕様で実現することができるので低コストで実現可能である。
次に、本発明の第2の実施例を図7により説明する。ここでは、走査型レーザディスプレイの赤色光源の駆動に適用した実施例について述べる。光源装置の構成は、実施例1と同様に、図1に示した構成である。但し、半導体レーザはGaAs基板上のInGaAlPを活性層とした波長635nmの赤色半導体レーザを使用する。半導体レーザの電極分割の構造も実施例1と同等である。本実施例では、パルス幅変調駆動方式で赤色半導体レーザを動作させる。
図7は、パルス幅変調駆動方式の場合の光出力と電極5、6への電流制御を示したもので、光強度を"0120310"で変化させた例を示している。パルス幅変調方式の場合には1画素に相当する図7の1クロック内をさらに表示する階調分分割する。即ち、発信器の周波数を色の階調数分、例えば1024に分周して用いるのは言うまでも無い。
まず始めに、光強度が0の時には、(C)に示すようにIはIth1より小さい電流Ib1に設定され、(D)に示すようにIはIth2より小さい0に設定されるため、半導体レーザは発振しない。また、電極5からの自然放出光は電極6の活性層領域が光を吸収するため端面コート10側への自然放出光も0である。
次に、時刻tで(B)に示すように光出力を"1"に相当するパルス幅ta分の光を出力するが、(C)に示すように、taの時間先行してIをしきい電流Ith1より大きい所定の光出力が出る電流に設定する。このとき、(D)に示すようにIは0のままなので半導体レーザ全体では電極6の活性層領域が光を吸収するためレーザは発振しない。さらに、この場合も電極6の活性層領域が光を吸収するため端面コート10側への自然放出光は0である。
次に、(D)に示すようにtでIを0からIth2より大きい所定の光出力が出る電流に設定すればレーザは発振し、(B)に示すように端面コート10側から光出力が出る。このとき、実施例1と同様に発振遅延時間は従来例よりも大幅に低減され、速やかに光出力が出る。その後、"1"に相当する光パルス幅ta後に光出力を"0"にする場合には、(C)、(D)に示すようにIをしきい電流未満のIb1とし、Iは0とする。ここで、Iは実施例1と同様にしきい電流未満とする必要がある。
以下も同様であり、tで光出力を"2"に相当するパルス幅2ta分の光を出力する場合には、それにtaの時間先行してIをしきい電流Ith1より大きい所定の光出力が出る電流にパルス幅3ta間設定し、tにてIをしきい電流Ith2より大きい所定の電流にパルス幅2ta間設定し、t+2taでIはIb,Iは0に戻す。tで光出力を"3"に相当するパルス幅3ta分の光を出力する場合には、それにtaの時間先行してIをしきい電流Ith1より大きい所定の光出力が出る電流にパルス幅4ta間設定し、tにてIをしきい電流Ith2より大きい所定の電流にパルス幅3ta間設定し、t+3taでIはIb1,Iは0に戻す。
tで光出力を"1"に相当するパルス幅ta分の光を出力する場合も、時刻t等における制御と同様な制御を行なう。
以上のような半導体レーザの駆動方法により、発振遅延時間と端面からの自然放出光放射の双方を低減したレーザ光源を実現することができる。尚、本実施例ではIの先行時間の幅はtaとしたが、この時間幅は任意の値でよく、特にtaにする必要はない。
また、本実施例の光源装置の制御方式は、赤色光源のみならず青色光源や緑色光源の制御にも同様に適用できることは言うまでも無い。さらに、レーザディスプレイ装置にも同様に採用可能なことは言うまでも無い。
本発明に基づく第3の実施例を、図8で説明する。ここでは、実施例1と同様に走査型レーザディスプレイの青色光源に適用した例を述べる。光源装置の構成は、実施例1と同様に、図1に示した構成である。また、光強度変調方式も実施例1と同様であるが、その駆動方法が異なる。
本実施例では、図8に示すような駆動方法で半導体レーザを制御し、光強度を"0120310"で変化させる。Iは電極5へ注入する電流で、Iは電極6へ注入する電流であるのも実施例1と同様で、電極5と電極6を短絡して電流を注入し半導体レーザを発振させたときのしきい電流をIthとし、半導体レーザ内の活性層全体の領域Stに対する電極5から電流が注入される活性層の領域Sの割合S/Stで乗じたIth ×S/StをIth1と定義し、同様に、電極6から電流が注入される活性層の領域Sの割合S/Stで乗じたIth ×S/StをIth2と定義するのも同様である。
図8において、始めに光強度が0の時には、(C)に示すようにIはIthに電流Ib1に設定され、(D)に示すようにIはIth2より小さい0に設定される。このため、半導体レーザは発振しない。また、電極5の活性層領域からの自然放出光は電極6の活性層領域が光を吸収するため、端面コート10側への自然放出光も0である。(B)に示すようにtで光出力を1とするとき、(C),(D)に示すように、tにおいてIとIをしきい電流Ith1より大きい"1"の光出力が出る電流に設定する。ここで実施例1と異なり、Iを先行させないのはIには(C)に示すように(時刻0で)しきい電流と同等のIth1の電流が注入されているため、電極5の活性層に相当する領域部分では発振遅延時間が生じないためである。よってtでの発振遅延時間は実施例1と同じように従来に比べて式(2)に従って小さくなる。
tで光出力を"2"にするのは実施例1と同様の制御法によって行なう。tでは、IをIth1にIを0にして光出力を0とする。ここで確実にレーザ発振を停止するために、例えば半クロック分IをIth1より小さいIb1にしても良い((C)に示したIのt-tの間の前半の点線部分)。t-t間の後半はIth1に戻す。ここで、しきい電流未満の時間の幅は特に半クロック分でなくとも良く、tまでにIth1に戻っていればその間任意の長さを選択しても良い。このt-t間は、Iが0なので、(B)に示すように端面コート10からの自然放出光は0である。
次に、tで光出力を"3"に上げるのには、tと同様に、tでI,Iの双方を"3"の光出力に相当する電流まで上げればよい。tでは、Iには(C)に示すように(t-t間の後半で)しきい電流と同等のIth1の電流が注入されているため、電極5の活性層領域の発振遅延時間はないので電極6の活性層領域のみに相当する発振遅延時間であり、式(2)に従い非常に小さい発振遅延時間で光出力を得ることができる。tでは、実施例1と同様の制御方法で良く、tで光出力を0にする場合はtと同様にtでIをIth1にIを0にして光出力を0とする。ここで、tと同様に確実にレーザ発振を停止するために例えば半クロック分IをIth1より小さいIb1にしても良い((C)に示したIのtからの点線部分)。
以上のような半導体レーザの駆動方法により、発振遅延時間と端面からの自然放出光放射の双方を低減したレーザ光源を実現することができる。尚、本制御方式がパルス幅変調方式にも同様に適用できることは言うまでもない。また、本実施例の光源装置の制御方式は、他の色の光源の制御にも同様に適用でき、レーザディスプレイ装置にも同様に採用できることは言うまでも無い。
本発明に基づく第4の実施例を、図9で説明する。第4の実施例は、本実施例の光源装置の駆動制御方式を走査型レーザディスプレイの赤色光源に適用し例を示すものである。光源装置の構成は実施例1の図1に示したものと同じである。半導体レーザは、実施例2と同様に、GaAs基板上のInGaAlPを活性層とした波長635nmの赤色半導体レーザを使用する。半導体レーザの電極分割も、実施例1と同等である。本実施例では、実施例2と同様にパルス幅変調駆動方式で赤色半導体レーザを動作させる。しかし、制御方式が異なる。
図9は、パルス幅変調駆動方式の場合の光出力と電極5、6への電流制御を示したもので、光強度を"0120310"で変化させた例を示している。Iの信号パターンは(D)に示すように実施例2と同じであり、Iと同じパルス幅で光パルスは出力される。しかし、実施例2と異なり、Iは(C)に示すようにIの立ち上がりの前に(時刻t)、既に規定の光出力が出る電流値IJ1に設定されている。そしてIはIの立下りと同時にしきい電流に相当するIth1より小さいIb1にta時間のみ減少させている。これは実施例2と同様に確実にレーザ発振を停止させるためである。I1の立ち下げ時間はtaとしているが、時間幅は任意でよく、必ずしもこの時間で立ち下げなくとも良い。しかし、次の光パルスの立ち上がりの時間((C)参照)よりは前にIJ1に回復させる必要がある。このような制御方法でも、Iが0の時にはレーザ発振は起こらず、IがIth2より大きい値になれば、式(2)による極めて小さい発振遅延時間でいずれの光出力パルス幅を得ることができる。
以上のような半導体レーザの駆動方法により、発振遅延時間と端面からの自然放出光放射の双方を低減したレーザ光源を実現することができる尚、本制御方式は光強度変調方式にも同様に適用できることは言うまでもない。また、本実施例の光源装置の制御方式は、他の色の光源の制御にも同様に適用でき、レーザディスプレイ装置にも同様に採用できることは言うまでも無い。
本発明に基づく第5の実施例を、図10で説明する。第5の実施例は、本実施例の光源装置の駆動制御方式を走査型レーザディスプレイの青色光源に適用したものである。図10に、その光源装置の構成例を示す。
図10において、4は半導体レーザであり、実施例1と同様に、p側の電極5,6が2つに分割したGaN基板上に成長された青色半導体レーザである。第1の電極5、第2の電極6間の距離は、両方の電極に電流を流したときに活性層に注入されない領域が無い程度に近づいていることが望ましく、2-20μmである。一方、近づけすぎると電極5,6間間にリークが生じるが、リークが生じても構わないし、制御上問題があれば、プロトンインプラなどによりp型半導体の一部を高絶縁化しても構わない。7はn側の電極であり、8はInGaN量子井戸活性層であり、9,10は反射コーティング膜である。反射コーティング膜10から光源としての光出力を出すために反射コーティング膜9より反射コーティング膜10のほうの反射率が小さくなっている。13はn側電極7を駆動する半導体レーザ駆動回路であり、12は電極6と電源電圧VDDの間を接続し、電流の導通/遮断を制御する半導体スイッチである。電極5は電源電圧VDDに接続される。11は制御回路であり、画像情報に基づき、半導体レーザ駆動回路13と半導体スイッチ12を制御する。画像情報に基づく信号は外部から制御回路に入力されるが、その入力信号線路はここでは省略している。
本実施例における実施例半導体レーザの制御の概念は、実施例1乃至4で述べたものと同様である。即ち、所望の時間に光出力を0から立ち上げる場合には所望の時間に先行して電極5の活性層領域への電流を電極7から引き抜き、先行時間で、所望の時間に達していないときには半導体スイッチ12は遮断状態にしておき、電極6の活性層領域には電流が流れないようにする。このときには端面反射コート10からの自然放出光は0である。そして所望の時間で半導体スイッチ12を導通状態にすれば式(2)と同様に極めて小さい発振遅延時間にて光が立ち上がる。
本実施例と、実施例1乃至4との違いは、半導体スイッチ12が導通状態になると電極5の活性層に流れる電流が電極6の活性層に流れる電流分だけ減少することである。これは、半導体スイッチ12導通した状態で光出力が所望の値になるように半導体レーザ駆動回路13を調整すれば良い。また、レーザ光が出ている状態から0にする場合も、実施例1乃至4と同様に少なくともある時間は電極7からの電流をIth1未満にすると共に、半導体スイッチ12を遮断状態にすれば良い。以上のような半導体レーザの駆動方法により、発振遅延時間と端面からの自然放出光放射の双方を低減したレーザ光源を実現することができる。尚、本制御方式は、光強度変調方式、パルス幅変調方式の双方に適用できることは言うまでもない。
本発明の第1の実施例になる半導体レーザの構成の概略を示す模式図。 図1の半導体レーザの斜視図。 第1の実施例の半導体レーザを光の出射方向から見た断面構造図。 本発明の第1の実施例における光強度変調方式を示した図。 本発明の第1の実施例の発振遅延時間を説明する図。 本発明の第1の実施例を採用したレーザディスプレイ装置のシステム構成例を示す図。 本発明の他の実施例になる光源装置の制御方式を示す図。 本発明の他の実施例になる光源装置の制御方式を示す図。 本発明の他の実施例になる光源装置の制御方式を示す図。 本発明の他の実施例になる光源装置の構成例を示す図。 従来のレーザディスプレイ装置の一例を示す構造図。 従来例における、光変調方式の一例を示す図。 従来例における半導体レーザの光出力-電流特性を示す図。 半導体レーザにおける発振遅延時間を説明する図。
符号の説明
1, 1R, 1B, 1G, 11 制御回路
2, 2R, 2B, 2G 半導体レーザ駆動回路
3, 3R, 3G, 3G 半導体レーザ駆動回路
4 半導体レーザ
5 p側電極
6 p側電極
7 n側電極
8 InGaN量子井戸活性層
9 反射コート膜
10 反射コート膜
12 半導体スイッチ回路
13 半導体レーザ駆動回路
31 GaN半導体基板
32 n型AlGaNクラッド層
33 n型GaNガイド層
34 InGaNガイド層
35 活性層
36 InGaNガイド層
37 AlGaN電子ストッパ層
38 p型AlGaN/GaN超格子クラッド層
39 p型GaNコンタクト層
40 誘電体膜
41 p型電極
42 n型電極
101G 半導体レーザ
101B 半導体レーザ
101R 半導体レーザ
102 レンズ
103 ダイクロイックミラー
104 ダイクロイックミラー
105 MEMSミラー
106 スクリーン
107 画像情報処理回路
108 MEMS駆動回路。

Claims (20)

  1. 制御回路を備えた半導体レーザの駆動方法であって、
    前記半導体レーザは、共振器構造と、該共振器構造内に設けられ光を導波し該共振器構造により共振させる光導波路構造と、該光導波路構造内に設けられた活性層と、該活性層の一部領域へ電流を注入する第1の電極と、前記活性層の他領域へ電流を注入する第2の電極とを有し、主たる光出力が前記第2の電極側の前記光導波路構造の端面から出射されるものにおいて、
    前記半導体レーザの光出力のレベルを、前記第1の電極へ注入される電流値で制御すると共に、前記光出力の発光のタイミングを、前記第2の電極へ注入される電流値で制御する
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  2. 請求項1において、
    前記半導体レーザの光出力を発光状態から出力0の状態にするタイミングを、前記第1の電極へ注入される電流と前記第2の電極へ注入される電流とを同期して、該各電極で光出力が得られる所定の電流値よりも小さい電流値に切り替えるタイミングにより制御する
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  3. 請求項1において、
    前記半導体レーザの光出力が0の状態で、前記第1の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも小さい所定の値Ib1であり、前記第2の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも小さい所定値Ib2であり、
    第1の所定時間に前記光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、該第1の所定時間よりΔtだけ先行する時間に、前記第1の電極へ注入される電流を、所定の光出力が得られる所定の電流Ia1へ増大させると共に、
    前記第1の所定時間に同期して、前記第2の電極へ注入される電流を、前記しきい電流よりも大きい所定の電流Ia2へ増大させる
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  4. 請求項1において、
    前記半導体レーザの光出力が0の状態で、前記第1の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも小さい所定の値Ib1であり、前記第2の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも小さい所定値Ib2であり、
    第1の所定時間に前記光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、該第1の所定時間よりtaだけ先行する時間に、前記第1の電極へ注入される電流を、光出力が得られる所定の電流Ia1へ増大させると共に、
    該第1の所定時間以降、前記第1の電極へ注入される電流を、所定の光出力に相当する時間幅だけ、前記電流Ia1の値を維持すると共に、
    前記第1の所定時間に同期して、前記第2の電極へ注入される電流を、前記しきい電流よりも大きい所定の電流Ia2へ増大させ、前記所定の光出力に相当する時間幅だけ前記電流Ia2を維持する
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  5. 請求項1において、
    前記第1の電極及び前記第2の電極へ電流を供給する制御が、クロックに同期した光強度変調方式であり、
    前記半導体レーザの光出力が0の状態で、前記第1の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流と同等のIth1の電流であり、前記第2の電極へ注入されるバイアス電流が所定値Ib2であり、
    第1の所定時間に前記光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、該第1の所定時間に、前記第1の電極へ注入される電流を、所定の光出力が得られる所定の電流Ia1へ増大させると共に、
    前記第1の所定時間に同期して、前記第2の電極へ注入される電流を、前記所定のバイアス電流Ib2から所定の電流Ia2へ増大させる
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  6. 請求項5において、
    第2の所定時間で所定の光出力を0にする場合に、
    前記第2の所定時間から前記クロックの周期よりも短い所定の時間だけ、前記第1の電極へ注入される電流を前記しきい電流よりも小さくする
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  7. 請求項1において
    前記第1の電極及び前記第2の電極へ電流を供給する制御が、クロックに同期したパルス幅変調駆動方式であり、
    前記半導体レーザの光出力が0の状態で、前記第1の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも大きい所定の値IJ1であり、前記第2の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも小さい所定値Ib2であり、
    第1の所定時間に前記光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、該第1の所定時間以降、前記第1の電極へ注入される電流を、所定の光出力に相当する時間幅だけ、前記電流値IJ1の値を維持すると共に、
    前記第1の所定時間に同期して、前記第2の電極へ注入される電流を、前記しきい電流よりも大きい所定の電流IJ2へ増大させ、前記所定の光出力に相当する時間幅だけ前記電流Ia2を維持する
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  8. 請求項7において
    前記第2の所定時間で所定の光出力を0にする場合に、
    前記第2の所定時間から前記クロックの周期よりも短い所定の時間だけ、前記第1の電極へ注入される電流を前記しきい電流よりも小さくすると共に、
    前記第2の所定時間で前記第2の電極への注入電流を前記バイアス電流Ib2へ減少させる
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  9. 請求項1において、
    前記活性層は、第1の導電型の半導体層と第2の導電型層の間に位置し、前記第1の導電型の半導体層の一部の領域を通って該活性層の一部領域へ電流を注入する第1の電極と、前記第1の導電型の半導体層の他領域を通って前記活性層の他領域へ電流を注入する第2の電極を有し、
    前記活性層全体の領域Stに対する前記第1の電極から電流が注入される活性層の領域S1の割合をS1/Stとし、前記第1、第2の電極を短絡した状態でレーザ発振させたときのしきい電流をIthとしたとき、
    前記光出力が0のときに、前記第1の電極へ注入するバイアス電流Ib1を、Ith ×S1/Stより小さくした
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  10. 請求項1において
    前記活性層は、第1の導電型の半導体層と第2の導電型層の間に位置し、前記第1の導電型の半導体層の一部の領域を通って該活性層の一部領域へ電流を注入する第1の電極と、前記第1の導電型の半導体層の他領域を通って前記活性層の他領域へ電流を注入する第2の電極を有し、
    前記活性層全体の領域Stに対する前記第1の電極から電流が注入される活性層の領域S1の割合をS1/Stとし、前記第1、第2の電極を短絡した状態でレーザ発振させたときのしきい電流をIthとしたとき、
    前記光出力が0のときに第1の電極へ注入するバイアス電流Ib1を、
    第1、第2の電極を短絡した状態でレーザ発振させたときのしきい電流Ithを、Ith ×S1/St以上とした
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  11. 請求項1において、
    前記レーザ光出力を出射しないときの前記第2の電極への注入電流であるバイアス電流Ib2を0以下とした
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  12. 請求項1において、
    前記半導体レーザは、
    第3の電極が前記第2の導電型の半導体層の前記活性層側とは反対側に接している半導体レーザと、前記第3の電極に接続されたレーザ駆動回路と、前記第2の電極と、電源電圧或いは接地電圧間を導通或いは遮断する半導体スイッチ回路、及び該レーザ駆動回路と半導体スイッチ回路を制御する制御回路とを備えており、前記第1の電極は電源電圧、或いは接地電圧に接続されており、
    光出力が0のとき、第3の電極へのバイアス電流が所定のIb1であり、該半導体スイッチは遮断されるように該レーザ駆動回路と該半導体スイッチ回路を制御し、
    第1の所定時間に光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、該第1の所定時間、或いは第1の所定時間より前の時間に前記第3の電極へ注入される電流を所定の前記バイアス電流Ib1から所定の光出力が得られる所定の電流Ia1へ増大させるよう、該レーザ駆動回路を制御し、
    第1の所定時間において該半導体スイッチが導通されるように該半導体スイッチ回路を制御し、
    第2の所定時間で所定の光出力を0にする場合に、第2の所定時間で前記第3の電極への電流を所定のバイアス電流Ib1へ減少させるよう該レーザ駆動回路を制御し、該半導体スイッチ回路を遮断するよう該半導体スイッチ回路を制御する
    ことを特徴とする半導体レーザ素子の駆動方法。
  13. 半導体レーザと、半導体レーザ駆動回路と、制御回路とを有し、
    前記半導体レーザは、共振器構造と、該共振器構造内に設けられ光を導波し該共振器構造により共振させる光導波路構造と、該光導波路構造内に設けられた活性層と、該活性層の一部領域へ電流を注入する第1の電極と、前記活性層の他領域へ電流を注入する第2の電極とを有し、主たる光出力が、前記第2の電極側の前記光導波路構造の端面から出射されるように構成されており、
    前記制御回路により、前記半導体レーザの光出力のレベルを、前記第1の電極へ注入される電流値で制御すると共に、前記光出力の発光のタイミングを、前記第2の電極へ注入される電流値で制御する
    ことを特徴とする半導体レーザ装置。
  14. 請求項13において、
    前記活性層は、第1の導電型の半導体層と第2の導電型層の間に位置し、第1の導電型の半導体層に接しており、
    該第1の導電型の半導体層の一部の領域を通って前記活性層の一部領域へ電流を注入する前記第1の電極と、
    前記第1の導電型の半導体層に接しており、該第1の導電型の半導体層の他領域を通って該活性層の他領域へ電流を注入する前記第2の電極を有する半導体レーザと、
    前記第1の電極に電流信号を注入する第1のレーザ駆動回路と、
    前記第2の電極に電流信号を注入する第2のレーザ駆動回路と、
    前記第1、第2のレーザ駆動回路を制御する前記制御回路とを備えており、
    前記制御回路が、
    光出力が0で前記第1の電極へ注入するバイアス電流が所定のIb1であり、前記第2の電極へ注入するバイアス電流が所定のIb2であるように前記第1、第2のレーザ駆動回路を制御し、
    第1の所定時間に光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、前記第1の所定時間、或いは前記第1の所定時間より前の時間に前記第1の電極へ注入される電流を前記所定のバイアス電流Ib1から所定の光出力が得られる所定の電流Ia1へ増大させるよう、前記第1のレーザ駆動回路を制御し、
    前記第1の所定時間において、前記第2の電極へ注入される電流を前記所定のバイアス電流Ib2から所定の電流Ia2へ増大させるよう前記第2のレーザ駆動回路を制御し、
    第2の所定時間で所定の前記光出力を0にする場合に、
    第2の所定時間で前記第1の電極への注入電流を所定のバイアス電流Ib1へ減少させるよう前記第1のレーザ駆動回路を制御し、
    前記第2の電極への注入電流を前記所定のバイアス電流Ib2に減少させるよう前記第2のレーザ駆動回路を制御する
    ことを特徴とする半導体レーザ装置
  15. 請求項13において、
    前記半導体レーザの活性層全体の領域Stに対する電極1から電流が注入される活性層の領域S1の割合S1/Stで乗じた値は0.5より大きい
    ことを特徴とする半導体レーザ装置。
  16. 請求項13において、
    第3の電極が前記第2の導電型の半導体層の前記活性層側とは反対側に接している半導体レーザと、
    前記第3の電極に接続されたレーザ駆動回路と、
    前記第2の電極と、電源電圧或いは接地電圧間を導通或いは遮断する半導体スイッチ回路、及び該レーザ駆動回路と半導体スイッチ回路を制御する制御回路から構成され、
    前記半導体レーザの前記第1の電極は電源電圧、或いは接地電圧に接続され、
    前記制御回路は、
    光出力が0で第3の電極へのバイアス電流が所定のIb1であり、該半導体スイッチは遮断されるように該レーザ駆動回路と該半導体スイッチ回路を制御し、
    第1の所定時間に光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、該第1の所定時間、或いは第1の所定時間より前の時間に前記第3の電極へ注入される電流を所定の前記バイアス電流Ib1から所定の光出力が得られる所定の電流Ia1へ増大させるよう、該レーザ駆動回路を制御し、
    第1の所定時間において該半導体スイッチが導通されるように該半導体スイッチ回路を制御し、
    第2の所定時間で所定の光出力を0にする場合に、第2の所定時間で前記第3の電極への電流を所定のバイアス電流Ib1へ減少させるよう該レーザ駆動回路を制御し、該半導体スイッチ回路を遮断するよう該半導体スイッチ回路を制御する
    ことを特徴とする半導体レーザ装置。
  17. レーザディスプレイ光源としての青、緑、赤の各色に対応する半導体レーザと、前記各半導体レーザに対応する半導体レーザ駆動回路及び制御回路と、画像情報処理回路とを備え、前記画像情報処理回路からの各色の画像情報信号に基づいて前記半導体レーザ駆動回路を制御するものにおいて、
    前記各半導体レーザは、共振器構造と、該共振器構造内に設けられ光を導波し該共振器構造により共振させる光導波路構造と、該光導波路構造内に設けられた活性層と、該活性層の一部領域へ電流を注入する第1の電極と、前記活性層の他領域へ電流を注入する第2の電極とを有し、主たる光出力が前記第2の電極側の前記光導波路構造の端面から出射されるように構成されており、
    前記制御回路により、前記半導体レーザの光出力のレベルを、前記第1の電極へ注入される電流値で制御すると共に、前記光出力の発光のタイミングを、前記第2の電極へ注入される電流値で制御する
    ことを特徴とするレーザディスプレイ装置。
  18. 請求項17において、
    前記各半導体レーザの活性層全体の領域Stに対する前記第1の電極から電流が注入される活性層の領域S1の割合S1/Stで乗じた値は0.5より大きい
    ことを特徴とするレーザディスプレイ装置。
  19. 請求項18において、
    前記各半導体レーザの光出力を発光状態から出力0の状態にするタイミングを、前記第1の電極へ注入される電流と前記第2の電極へ注入される電流とを同期して、該各電極で光出力が得られる所定の電流値よりも小さい電流値に切り替えるタイミングにより制御する
    ことを特徴とするレーザディスプレイ装置。
  20. 請求項18において、
    前記各半導体レーザの光出力が0の状態で、前記第1の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも小さい所定の値Ib1であり、前記第2の電極へ注入されるバイアス電流がしきい電流よりも小さい所定値Ib2であり、
    第1の所定時間に前記光出力を0から所定の光出力へ増加させる場合に、該第1の所定時間よりΔtだけ先行する時間に、前記第1の電極へ注入される電流を、所定の光出力が得られる所定の電流Ia1へ増大させると共に、
    前記第1の所定時間に同期して、前記第2の電極へ注入される電流を、前記しきい電流よりも大きい所定の電流Ia2へ増大させる
    ことを特徴とするレーザディスプレイ装置。
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CN110058481A (zh) * 2018-11-26 2019-07-26 歌尔股份有限公司 一种激光器驱动装置、投影设备以及方法

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