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JP2009237256A - 音声記憶再生装置、音声記憶再生方法 - Google Patents

音声記憶再生装置、音声記憶再生方法 Download PDF

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JP2009237256A
JP2009237256A JP2008082995A JP2008082995A JP2009237256A JP 2009237256 A JP2009237256 A JP 2009237256A JP 2008082995 A JP2008082995 A JP 2008082995A JP 2008082995 A JP2008082995 A JP 2008082995A JP 2009237256 A JP2009237256 A JP 2009237256A
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JP2008082995A
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Yoshihiro Masuda
好宏 増田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

【課題】長期間保存する必要のない音声データを手軽に録音/再生できるようにする。
【解決手段】例えば語学学習のための録音等、長期間保存しておく必要のない音声データであることがあらかじめわかっている音声の録音を行う際には、ユーザは特定の録音操作を行う。これに応じてマイクロホンで得られた入力音声データが記憶される(F202)。例えばユーザの発生音声などが録音される。この録音が終了した後、自動的に入力音声データの再生を行う(F206)。さらに、再生を終えた後は、当該入力音声データを自動的に消去する(F208)。
【選択図】図5

Description

本発明は、音声の録音や再生を行う音声記憶再生装置、音声記憶再生方法に関するものである。
特開平10−91200号公報 特開平11−260090号公報
例えばICレコーダ等と呼ばれて知られているように、装置内部にフラッシュメモリやメモリカードスロット等を有する記憶装置部を備え、ユーザが手軽に音声の録音、再生を行うことができる音声記憶再生装置が普及している。このような音声記憶再生装置は、例えば会議録音、自然音の収録、語学学習などに広く利用されている。
特にICレコーダを用いて語学学習をする場合、音声教材を再生した後自ら発声してみる機会も多い。ユーザが自ら発声した音声が、教材音声と同じように適切な発音であるかかどうかは、発声した音声を録音・再生することで確認することができる。
この場合ユーザは、例えば、再生操作を行って教材としての音声ファイルを再生させ、その後に録音操作を行って自分の発生を録音する。そして録音後、再生操作を行って録音した音声を再生させて確認するという操作手順をとる。
ところがこのような使用態様を考えた場合、次のような問題がある。
ユーザが自分の声を録音させた場合、当然ながら、その音声データは、1つの音声ファイルとして内部のフラッシュメモリ等に記憶される。そして、その後に自分の声を聞いたり、聞き比べのために教材音声を聞いたりする場合は、その都度、音声ファイルを選択して再生させるという手間が生ずる。特に教材の音声の再生と、録音した自分の声の再生を交互に行うことは面倒である。
また、語学学習のためには、録音は教材通りの発音ができるまで何度も繰り返し行うことが好ましいが、何度も録音を行うと、それだけ保存される音声ファイルが増え、録音データは膨大な量となってフラッシュメモリ等の容量を圧迫する。
その一方で、録音した自分の音声は、その都度再生させて確認するために用いるだけであり、その後長期間保存しておく必要はない。つまり保存不要な音声ファイルがむやみに増えてしまうことになる。
メモリ容量を有効に活用するためには、消去操作を行って不必要に保存されたデータを一つ一つ確認しながら消去するという非常に面倒な手間が発生する。
そこで本発明は、長期間保存しておく必要のない音声データの録音によってこれらの不都合が生じないようにすることを目的とする。
本発明の音声記憶再生装置は、内蔵又は接続されたマイクロホンで集音される音声を入力する音声入力部と、内蔵又は接続されたスピーカによる音声出力を実行させる音声出力部と、音声データを記憶する記憶部と、制御部を備える。制御部は、特定の録音操作に応じて上記音声入力部で得られる入力音声データを上記記憶部に記憶させ、該記憶動作の終了後に、上記記憶部から上記記憶動作で記憶させた上記入力音声データを読み出して上記音声出力部によって上記スピーカからの音声出力を実行させ、さらに、上記音声出力の終了後、上記記憶部から上記入力音声データを消去させる制御を行う。
なお、スピーカとは、当該音声記憶再生装置に一体的に設けられているスピーカや、接続される外部スピーカ、ヘッドホン、イヤホン等のスピーカを含む。
また上記記憶部として、音声データを不揮発的に記憶する第1の記憶部と、上記第1の記憶部に記憶された音声データの再生時のバッファリングに用いる第2の記憶部を備える。そして上記制御部は、上記特定の録音操作に応じた、上記音声入力部で得られる入力音声データの記憶は、上記第2の記憶部において実行させる。
この場合、上記第1の記憶部に不揮発的に記憶されている既記憶音声データについて再生音声出力させた後に、上記特定の録音操作があることに応じて、上記制御部は、上記音声入力部で得られる入力音声データを上記第2の記憶部に記憶させた後に、上記既記憶音声データについての再度の音声出力と、上記入力音声データの音声出力とを実行させ、さらに、音声出力の終了後、上記第2の記憶部から上記入力音声データを消去させる制御を行う。
或いは上記制御部は、上記特定の録音操作に応じた、上記音声入力部で得られる入力音声データの記憶は、上記第1の記憶部において実行させるようにしてもよい。
この場合、上記第1の記憶部に不揮発的に記憶されている既記憶音声データについて再生音声出力させた後に、上記特定の録音操作があることに応じて、上記制御部は、上記音声入力部で得られる入力音声データを上記第1の記憶部に記憶させた後に、上記既記憶音声データについての再度の音声出力と、上記入力音声データの音声出力とを実行させ、さらに、音声出力の終了後、上記第1の記憶部から上記入力音声データを消去させる制御を行う。
また上記制御部は、上記特定の録音操作として、特定の操作子が継続操作されている期間において、上記音声入力部で得られる入力音声データを上記記憶部に記憶させる。
本発明の音声記憶再生方法は、特定の録音操作に応じて、内蔵又は接続されたマイクロホンで集音されて得られる入力音声データを記憶部に記憶するステップと、上記記憶動作の終了後に、上記記憶部から上記記憶動作で記憶させた上記入力音声データを読み出して、内蔵又は接続されたスピーカからの音声出力を実行するステップと、上記音声出力の終了後、上記記憶部から上記入力音声データを消去するステップとを備える。
このような本発明では、例えば語学学習のための録音等、長期間保存しておく必要のない音声データであることがあらかじめわかっている音声の録音として、適切な動作を実現する。即ち、ユーザは、長期間保存の不要な録音を行う際には、特定の録音操作を行う。これに応じてマイクロホンで得られた入力音声データが記憶される。例えばユーザの発生音声などが録音される。この録音が終了した後、自動的に入力音声データの再生を行う。さらに、再生を終えた後は、当該入力音声データを自動的に消去する。
本発明によれば、特定の録音操作に応じて録音された、例えばユーザの声などの入力音声データ、つまりユーザが長期間保存が不要と考える入力音声データは、録音の直後自動的に再生され、さらに再生後自動的に消去される。
これによって、ユーザは、例えば語学学習などで自分の発声の確認などの際には、特定の録音操作だけを行えば良く、その後の再生操作は不要であり、面倒無く非常に手軽に、発声確認等を行うことができる。また入力音声データは自動消去されることで、消去の手間も無くなるとともに、保存不要な音声ファイルが残されて記憶部の容量を圧迫するということも解消される。これらのことから、一時的な録音/再生を行う用途に適した音声記憶再生装置を実現できる。
また、上記の入力音声データの録音後の再生において、元々記憶されていた既記憶音声データ(例えば語学教材音声等の音声ファイルのデータ)として、直前に再生させた音声データについても再生させることで、語学学習等での聞き比べに好適となる。即ち再生ファイルの選択操作をおこなう手間が無くなると共に、自分の発声による録音直後に、自動的に教材音声と自分の発声音声が再生されるためである。
以下、本発明の実施の形態の音声記憶再生装置1について説明する。
本例の音声記憶再生装置1は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)2、操作部3、RAM(Random Access Memory)4、データ記憶装置部5、ファイル処理部6、A/D変換器7、マイクロホン8、D/A変換器9、スピーカ10、表示制御部11、表示部12、タイマ13、ROM(Read Only Memory)14、外部インターフェース部15、マイクアンプ16、スピーカアンプ17、バス18を備える。
CPU2は、音声記憶再生装置1の全体を制御する。即ちCPU2はその動作プログラム及び操作部3によるユーザの操作に基づいて、各種演算処理やバス18を介しての各部との制御信号等のやりとりを行い、各部に所要の動作を実行させる。
ROM14には、CPU2の動作プログラム等が保存される。
操作部3は、ユーザの操作に用いられる各種の操作子が用意されている。例えば再生操作に用いる再生(PLAY)キー3a、再生や録音の停止操作に用いる停止(STOP)キー3b、通常の録音操作に用いる録音(REC)キー3cが形成される。また、記憶されている音声ファイルデータの削除(消去)の操作に用いる削除(DEL)キー3dや、再生中に後方の音声ファイルの頭出しを指示する次送り(NEXT)キー3e、再生中に前方の音声ファイルの頭出しを指示する前戻し(PREV)キー3fが設けられる。
そして特に本例の場合、後述するリピート録音の操作のためにリピート録音(REPT)キー3gが設けられている。
ユーザがこれらの各操作キーを操作した場合、その操作入力情報はCPU2に検知され、CPU2は、操作に応じた必要な制御処理を実行する。
RAM32は、音声再生時や音声記憶時(録音時)における音声データのバッファリング(一時的な記憶)に用いられる。このRAM32は本発明請求項でいう記憶部の1つであり、特には第2の記憶部に相当する。
データ記憶装置部5は、音声データ等を不揮発的に記憶する。例えばフラッシュメモリを記録媒体として用いる記憶再生装置部として形成される。このデータ記憶装置部5も本発明請求項でいう記憶部の1つであり、特には第1の記憶部に相当する。
このデータ記憶装置部5は、音声記憶再生装置1における音声データの録音・再生のための記憶を行うものであり、例えば音声データをファイル単位で管理して記憶する。例えば通常の録音動作としての1回の録音期間(録音開始から録音終了まで)においてマイクロホン8から入力される音声データを1つのファイルとして記憶する。また、例えば外部インターフェース部15を介して転送されてくるファイル単位の音声データを取り込んで記憶することもできる。
なお、ここではデータ記憶装置部5は内蔵型のフラッシュメモリの例を挙げているが、記録媒体は他の種のものでもよい。フラッシュメモリを用いた可搬性のメモリーカードのスロットとして形成されてもよいし、光ディスク等の可搬性ディスクメディアを用いるようにしても良い。またHDD(Hard Disk Drive)をデータ記憶装置部5として搭載してもよい。
ファイル処理部6は、データ記憶装置部5に対する音声データの書込や読出、及び必要なファイル処理としてエンコードやデコード処理を行う。例えば録音時にはデータ圧縮エンコードやファイル化としてのエンコードを行い、再生時にはファイル化されたデータのデコードや圧縮に対する伸長デコードを行う。
マイクロホン8は、例えば音声記憶再生装置1に内蔵されており、外部の音声を集音する。マイクロホン8で得られる音声信号は、マイクアンプ16を介してA/D変換器7に供給され、デジタル音声データに変換されて取り込まれる。なお、マイクロホン8は内蔵しなくても、外部のマイクロホンを接続する形態としてもよい。
スピーカ10は、例えば音声記憶再生装置1に内蔵されており、音声出力を行う。例えばデータ記憶装置部5に記憶された音声ファイルの再生時などは、音声データがD/A変換器9によってアナログ音声信号に変換され、スピーカアンプ9で増幅されてスピーカ10から音声出力される。
なお、スピーカ10は内蔵しなくても、外部のスピーカ、イヤホン、ヘッドホン等を接続して用いる形態としてもよい。
マイクアンプ16及びA/D変換器7は、本発明請求項でいう音声入力部に相当する。また、D/A変換器9及びスピーカアンプ17は本発明請求項でいう音声出力部に相当する。
表示制御部11は、CPU2の制御に基づいて、表示部12に所要の表示動作を実行させる。例えば表示制御部11は、録音・再生時のファイルナンバ、音声ファイルのタイトル、録音や再生の進行時間、日時情報、モード表示などを表示部12において実行させる。
表示部12は液晶パネルや有機EL(Electroluminescence)パネルなどにより形成されている。
タイマ13は、後述するリピート録音時の処理に関するタイムカウント動作を行う。また現在日時情報(年月日時分秒)の計数なども行う。
外部インタフェース部15は、例えばUSB(Universal Serial Bus)などの信号規格にしたがって、所定のケーブルを介して外部装置との各種データの送受信を行う。もちろんUSB方式に限らず、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394方式など、他の規格による外部インターフェースとしてもよい。
また、有線伝送方式ではなく、赤外線伝送、近距離無線通信その他の無線伝送方式で外部インターフェース部15を構成しても良い。
音声記憶再生装置1は、この外部インターフェース部15を介して、パーソナルコンピュータその他各種機器とデータ送受信を行うことができる。例えば音声ファイルとしてのデータの取込や、録音した音声ファイルの外部機器への転送などを行うことができる。
このような本例の音声記憶再生装置1における特徴的な動作として、リピート録音動作の概要を図2,図3で述べる。
リピート録音動作とは、例えば語学学習のための録音等、長期間保存しておく必要のない音声データであることがあらかじめわかっている音声の録音として適切な動作である。
ユーザは、長期間保存の不要な録音を行う際には、特定の録音操作を行う。この特定の録音操作とは、リピート録音キー3gを継続して押す操作とする。
CPU2はリピート録音キー3gが押されている期間は、マイクロホン8で得られた入力音声データを例えばRAM4(或いは後述するがデータ記憶装置部5でもよい)に記憶させる。これによってユーザの発声音声などが録音される。この録音が終了した後、CPU2は自動的にRAM4に記憶させた入力音声データのスピーカ10からの再生出力を実行させる。さらに再生を終えた後は、CPU2は当該入力音声データを自動的に消去する。
図2に操作イメージを模式的に示す。例えば図2(a)はユーザがリピート録音キー3gの操作前の状態を示している。図のように表示部12には、データ記憶装置部5に記憶されている音声ファイルのファイルナンバやファイル名が表示されている。また残り容量として、480MB(Mega Byte)などとして、データ記憶装置部5に録音可能な残り容量が示されている。
図2(b)にはユーザがリピート録音キー3gを押圧した状態を示している。CPU2は、ユーザが例えばリピート録音キー3gを押し続けている期間、リピート録音動作を行う。即ちユーザがリピート録音キー3gを押圧しながら発声等を行うことで、その期間のマイクロホン8からの入力音声がRAM4(又はデータ記憶装置部5)に記憶される。
図2(c)のように、ユーザがリピート録音キー3gを放した時点で、マイクロホン8からの入力音声の記憶が終了される。
ここでCPU2は、RAM4(又はデータ記憶装置部5)に記憶させた入力音声データを自動的に再生させる。従って、ユーザがリピート録音キー3gを放した直後、それまでの音声がスピーカ10から再生出力されることになる。
さらにCPU2は、再生出力が完了したら、当該再生させた入力音声データを自動的に消去する。図2(d)は、当該入力音声データを消去した状態を示している。CPU2はリピート録音として入力音声データをRAM4に記憶させていた場合は、RAM4に記憶された音声データを消去する。またCPU2はリピート録音として入力音声データをデータ記憶装置部5に記憶させていた場合は、データ記憶装置部5は記憶された音声データを消去させる。いずれにしても、入力音声データは自動消去され、その後、データ記憶装置部5に保存されることはない。このため図2(d)のように、データ記憶装置部5に関する表示(例えば残り容量等)はリピート録音動作前と変わらない。
図3に、通常の録音の場合とリピート録音の場合を比較した、データ記憶装置部5での記憶状態を示す。
例えば図3(a)のように、データ記憶装置部5に既記憶音声データとしてファイル#1〜#5が記憶されていたとする。例えば語学学習のための教材として1文毎の音声データが、それぞれファイル#1〜#5とされていたとする。
ユーザは、ファイル#1を再生させて模範の発音を聞いた直後に、従来のように通常の録音操作(録音キー3cの操作)を行って、自分の発声音声を録音させたとする。また、その後、ファイル#2、#3の再生後も、同様に通常の録音を行ったとする。
すると、図3(b)に示すように、データ記憶装置部5には、ユーザが録音した発声音声が、それぞれファイル#6,#7,#8として記憶されることになる。
この場合、ユーザの操作手順は次のようになる。
例えば、ファイル#1の再生操作→ファイル#6の録音操作→ファイル#6の再生操作→ファイル#2の選択(頭出し)及び再生操作→ファイル#7の録音操作→ファイル#7の再生操作→ファイル#3の選択(頭出し)及び再生操作→ファイル#8の録音操作→ファイル#8の再生操作→・・・となる。
このような操作は面倒であり、また結果として、通常は1度しか聞かないファイル#6、#7,#8がデータ記憶装置部5に残されてしまうため、容量を無駄に消費し、ユーザはその後、各ファイル#6、#7,#8を、それぞれ1つ1つ確認しながら消去していることが必要になる。
もちろん、例えばこのような学習等のための使用形態ではなく、ユーザが録音音声を残しておくことを目的とする場合は、録音キー3cの操作に基づく通常の録音は、音声記憶再生装置1における本来の機能として必要であるが、あくまでも長期間保存の不要な録音を行うことを考えると面倒な操作が必要となる。
そこで本例ではリピート録音として、このような状況に適した動作を行う。
図3(c)のようにデータ記憶装置部5にファイル#1〜#5が記憶されている状況において、ユーザがファイル#1を再生させた後、その再生音声に習って自分の発音を録音する場合、リピート録音キー3gを押圧して録音を行う。この場合にリピート録音での入力音声データ(リピート録音データ)RADがRAM4(又はデータ記憶装置部5)に記憶される。そしてその直後にリピート録音データRADが再生され、さらに再生後に消去される。データ記憶装置部5に保存されているファイルは、ファイル#1〜#5のままである。
ユーザが他のファイル#2,#3・・と同様に再生させ、その後にリピート録音により自分の発音の録音/再生を実行させても同様である。もちろん同じファイル#1の発音がうまくできていないと感じて何度も上記操作を繰り返しても同様である。
つまり、ユーザは、このような操作を、リピート録音キー3gを押圧しながら録音するという操作を行うのみで実行できる。もちろん後に消去操作を行う必要はないし、データ記憶装置部5の容量が圧迫されることもない。
図4、図5、図6で、CPU2の制御処理及びリピート録音動作の音声データ流れについて説明する。
図4は、音声記憶再生装置1をユーザが使用する場合の各種操作に応じたCPU2の処理を示している。
再生又は録音が行われていない期間(停止期間)には、CPU2はステップF101,F102,F103,F104,F105,F106でユーザ操作を監視する。
停止期間では、データ記憶装置部5に保存されているファイルのうち、先頭のファイルナンバのファイル、或いは前回再生されたファイル、前回再生されたファイルの次のファイル、前回録音されたファイルなどが、選択状態となっている。
ユーザは選択状態以外のファイルを再生させたい場合など、停止期間において、次送りキー3e、前戻しキー3fを操作して、他のファイルを選択状態とすることができる。
CPU2は、ユーザが前戻しキー3fを押したことを検知したら、処理をステップF105からF118に進め、現在選択中の1つ前のファイルを選択状態とする。
またCPU2は、ユーザが次送りキー3eを押したことを検知したら、処理をステップF106からF119に進め、現在選択中の1つ後のファイルを選択状態とする。
ユーザが再生キー3aを押したことを検知したら、CPU2はステップF101からF105に進み、再生開始制御を行う。この場合CPU2は、その時点で選択状態にあるファイルの再生をファイル処理部6等に指示する。
この場合、ファイル処理部6は、指示されたファイルのデータ記憶装置部5からの読出及びデコード処理を行って、デコードされた再生音声データをRAM4に転送する処理を開始する。
RAM4は、CPU2の制御に基づいて、ファイル処理部6から逐次転送されてくる再生音声データをバッファリング記憶する。そしてRAM4にバッファリングされた再生音声データは、所定データ単位毎に所定のタイミング間隔で読み出されてD/A変換器9においてアナログ音声信号とされ、スピーカアンプ17からスピーカ10に供給されて音声出力される。
この再生動作期間には、CPU2はステップF108でユーザの停止キー3bの操作又は再生終了を監視する。またステップF109,F110で次送りキー3e、前戻しキー3fの操作を監視する。
CPU2は、再生中にユーザが次送りキー3eを押したことを検知したら、処理をステップF109からF112に進め、現在の再生位置より前方のファイル先頭への頭出し制御を行う。つまりCPU2は現在再生中のファイルの先頭位置に戻っての再生を、ファイル処理部6に指示する。
またCPU2は、ユーザが前戻しキー3fを押したことを検知したら、処理をステップF110からF113に進め、現在再生中の次のファイルの頭出し制御を行う。つまりCPU2は現在再生中のファイルの次のファイルの先頭位置からの再生をファイル処理部6に指示する。
ユーザが停止キー3bを押したことを検知した場合、或いはファイルの再生が完了(例えば最後のファイルまで再生が終了した状態)を検知した場合、CPU2はステップF108からF111に進み、各部に再生停止を指示する。これにより再生が停止される。CPU2はステップF101〜F106の監視処理に戻る。
ユーザが録音キー3cを押したことを検知した場合、CPU2は処理をステップF102からF114に進め、各部に録音動作を指示する。
この場合、マイクロホン8から入力された音声はマイクアンプ16を介してA/D変換器7に供給されてデジタル音声データとされ、RAM4にバッファリング記憶される。バッファリング記憶された音声データは、所定データ単位毎にファイル処理部6に転送される。ファイル処理部6は転送されてくる音声データについてエンコード処理を行ってデータ記憶装置部5に記憶させていく。このような動作が録音終了まで継続されて、1つの音声ファイルがデータ記憶装置部5に保存される。
録音中は、CPU2はステップF115で、ユーザの停止操作及びデータ記憶装置部5の容量を監視する。
ユーザが停止キー3bを押した場合は、ステップF115からF116に進み、各部に録音動作の停止を指示する。また、ユーザが停止キー3bを押していなくても、データ記憶装置部5の容量を使い尽くしたことを検知した場合にはステップF115からF116に進み、各部に録音動作の停止を指示する。ステップF116での制御により、各部が上記の録音動作を停止し、録音が終了される。CPU2はステップF101〜F106の監視処理に戻る。
ユーザが削除キー3dを押したことを検知した場合、CPU2は処理をステップF103からF120に進め、ファイルの削除処理を行う。この場合、その時点で選択状態にあるファイルの削除、或いは全てのファイルの削除などを、CPU2はファイル処理部6に指示して実行させる。
ユーザがリピート録音キー3gを押圧したことを検知した場合、CPU2は処理をステップF104からF117に進め、リピート録再動作制御を行う。即ち上記図2,図3で説明したリピート録音から再生、消去までの一連の動作が実行されるように各部を制御する。
ステップF117の処理を図5に詳しく示す。
CPU2はまずステップF201で、タイマ13によるタイムカウントを開始させる。なおこの場合、タイマ13は、RAM4の容量に応じた所定時間のカウントを行う。つまりRAM4の容量(RAM4内で音声データの記憶に利用できる容量)から算出される音声の録音可能上限時間を所定時間とするカウントを開始する。
CPU2はタイマ13にカウントを開始させるとともにステップF202でリピート録音動作の開始制御を行う。
即ちCPU2の制御に基づいて、マイクロホン8から入力された音声はマイクアンプ16を介してA/D変換器7に供給されてデジタル音声データとされ、RAM4に記憶されていく。
CPU2はステップF203で、ユーザがリピート録音キー3gを解放したか否かを監視し、またステップF204でタイマ13による所定時間のカウントがタイムアウトとなったか否かを監視している。
つまりCPU2は、ユーザがリピート録音キー3gを放すまで、又はタイムアウトとなるまで、マイクロホン8からの入力音声をRAM4に記憶させる動作を継続させる。
ユーザがリピート録音キー3gを放した場合、もしくはユーザはリピート録音キー3gを押し続けているがタイムアウトとなった場合は、CPU2はステップF205に進み、RAM4への録音動作を終了させる。
続いてCPU2はステップF206で、リピート録音データ、つまりRAM4に記憶されたマイクロホン入力音声データについての再生開始を指示する。
これによってRAM4に記憶されている音声データが、所定データ単位毎に所定のタイミング間隔で読み出されてD/A変換器9においてアナログ音声信号とされ、スピーカアンプ17からスピーカ10に供給されて音声出力される。
その後、CPU2はステップF207で、リピート録音データの再生終了を確認したら、処理をステップF208に進め、リピート録音データをRAM4から消去する。
図4のステップF117では、この図5のような処理が実行される。
例えばユーザが語学教材などのファイルを再生させ、その後自分の発音を録音し、再生して聞くという使用を行う場合の音声データの流れを図6に模式的に示す。
図6(a)は例えばデータ記憶装置部5に記憶されているファイル#1を再生している状態を示している。ユーザが再生キー3aを操作してファイル#1の再生を指示し、CPU2によって図4のステップF107の制御が行われた場合である。
図示のとおり、ファイル#1の再生音声データは、ファイル処理部6によって読み出されてデコードされ、RAM4に一時的にバッファリングされる。そしてD/A変換器9,スピーカアンプ17を介してスピーカ10から出力される。例えば教材としての模範音声が再生される。
この模範音声を聞いた直後、ユーザがリピート録音キー3gを押しながら、自分の発音音声を録音している状態を図6(b)に示す。即ちCPU2によって図5のステップF202の制御が行われた際の状態である。
図示のとおり、マイクロホン8からの入力音声が、マイクアンプ16、A/D変換器7を介してRAM4にリピート録音データRADとして記憶される。
ユーザがリピート録音キー3gを放した後を図6(c)に示す。即ちCPU2によって図5のステップF206の制御が行われた際の状態である。RAM4に記憶されたリピート録音データRADが読み出され、D/A変換器9,スピーカアンプ17を介してスピーカ10から出力される。即ちユーザの自分の声が再生され、ユーザは自分の発音を確認できる。
このリピート録音データRADの再生終了後、CPU2はステップF208で、RAM4に記憶されたリピート録音データRADを消去する。
本例の音声記憶再生装置1では、このようなリピート録音動作が可能となることで、上述のとおり、ユーザは長期間保存する必要のない録音、例えば自分の発音音声などのように1回聞けば十分という録音を行うような場合に、非常に手軽に使用でき、またデータ記憶装置部5の容量を無駄に使用することもなくなる。
続いて図7,図8で他の動作例を説明する。
図7は、図4のステップF117でCPU2が行うリピート録再処理としての他の例を示している。なおステップF301〜F305は、図5のステップF201〜F205の処理と同様であり、説明を省略する。
CPU2はユーザのリピート録音キー3gの押圧期間の録音として、RAM4にリピート録音データRADを記憶させたら、ステップF306で再生を実行する。
この場合、CPU2は、まず当該リピート録音キー3gの操作の直前に再生されていたファイルを、再度再生する制御を行う。そして当該ファイルの再生に引き続いて、リピート録音データRADを再生させる。
そしてこれら両方の再生を完了したら、ステップF307からF308に進み、リピート録音データRADの消去を行う。
この処理による動作を図8で説明する。上記図6と同様、ユーザが語学教材などのファイル#1を再生させ、その後にリピート録音キー3gを押圧した場合とする。
図8(a)はデータ記憶装置部5に記憶されているファイル#1を再生している状態を示している。ファイル#1の再生音声データは、ファイル処理部6によって読み出されてデコードされ、RAM4にバッファリングされる。そしてD/A変換器9,スピーカアンプ17を介してスピーカ10から出力される。
このファイル#1としての再生音声を聞いた直後、ユーザがリピート録音キー3gを押しながら、自分の発音音声を録音している状態を図8(b)に示す。即ちCPU2によって図5のステップF202の制御が行われた際の状態である。
図示のとおり、マイクロホン8からの入力音声が、マイクアンプ16、A/D変換器7を介して、リピート録音データRADとしてRAM4に記憶される。
但し、この際に、RAM4においては、直前の再生にかかるファイル#1がそのまま残されるようにしておく。つまり、図7のステップF302からのリピート録音データRADの記憶は、バッファリングされているファイル#1のデータを上書きしないように、残りの領域において行うようにする。
ユーザがリピート録音キー3gを放した後を図8(c)に示す。即ちCPU2によって図7のステップF306の制御が行われた際の状態である。
この時点で、RAM4にはファイル#1の音声データと、リピート録音データRADが記憶されている。CPU2は、まずファイル#1の音声データをRAM4から読み出し、D/A変換器9,スピーカアンプ17を介してスピーカ10から出力させる。そしてそれに続いてCPU2はリピート録音データRADをRAM4から読み出し、D/A変換器9,スピーカアンプ17を介してスピーカ10から出力させる。
即ちユーザは、教材による模範音声と、自分の発音音声を続けて聞くことができる。
このファイル#1の音声データとリピート録音データRADの再生終了後、CPU2はステップF208で、RAM4をクリアする。ファイル#1はデータ記憶装置部5に残されているため、装置全体としてみればリピート録音データRADのみが消去されたことになる。
このような処理例によれば、ファイル再生直後にリピート録再を行うことで、ユーザは面倒なファイル選択の操作なしに、教材音声と自分の発音を続けて比べて聞くことができ、学習用途に非常に好適となる。
ところで以上の処理例では、リピート録音データRADをRAM4に記憶するものとしたが、データ記憶装置部5を用いて記憶するようにしてもよい。
図9にその場合の音声データの流れを図6,図8と同様に示している。
図9(a)はデータ記憶装置部5に記憶されているファイル#1を再生している状態を示している。ファイル#1の再生音声データは、ファイル処理部6によって読み出されてデコードされ、RAM4に一時的にバッファリングされる。そしてD/A変換器9,スピーカアンプ17を介してスピーカ10から出力される。
このファイル#1としての再生音声を聞いた直後、ユーザがリピート録音キー3gを押しながら、自分の発音音声を録音している状態を図9(b)に示す。
マイクロホン8からの入力音声が、マイクアンプ16、A/D変換器7を介して、RAM4にバッファリングされる。そしてファイル処理部6に転送されてファイル化のエンコード処理され、データ記憶装置部5にリピート録音データRADとして記憶される。
ユーザがリピート録音キー3gを放した後を図9(c)に示す。
CPU2は、ファイル処理部6に指示してリピート録音データRADの再生を実行させる。リピート録音データRADはデータ記憶装置部5から読み出されてファイル処理部6でデコードされ、RAM4にバッファリングされる。そしてD/A変換器9,スピーカアンプ17を介してスピーカ10から出力される。
なお、この際、ファイル#1とリピート録音データRADの両方を続けて再生出力するようにしてもよい
図9(b)に示した動作は、CPU2が、図5のステップF202又は図7のステップF302の録音処理として、リピート録音データRADの記録をデータ記憶装置部5に行うように制御することで行われる。
また図9(c)に示した動作は、CPU2が、図5のステップF206又は図7のステップF306の再生処理として、データ記憶装置部5からリピート録音データRADの再生を行うように制御することで行われる。
そしてこの場合は、再生終了時点で、データ記憶装置部5にはリピート録音データRADが記憶された状態となっている。
そこでCPU2は、図5のステップF208又は図7のステップF308の消去処理として、データ記憶装置部5におけるリピート録音データRADの消去を行うように制御すればよい。
以上、実施の形態の処理例を説明してきたが、本例では次のような効果が得られる。
まず、リピート録音データRADの再生後に自動的に消去することにより、あらかじめ長期保存が必要でないとわかっている音声を録音しても後で消去する手間がかからない。
またユーザにとっては、リピート録音キー3gを押圧しながら録音した後は、再生、消去が自動的に連続して行われることでユーザは操作不要であり、非常に使用性が良い。
またリピート録音データRADは、再生後にデータ記憶装置部5に残されないため、データ記憶装置部5の容量を無駄に消費しない。
リピート録音データRADをRAM4に記憶するようにし、データ記憶装置部5には記憶しない動作例の場合は、リピート録音動作によってデータ記憶装置部5としてのフラッシュメモリ上でのデータ書き換えが頻繁に発生することがない。このためフラッシュメモリの長寿命化にも好適である。
また本発明としての音声記憶再生装置の変形例は多様に考えられる。
図5,図7の処理では、タイマ13によるカウント時間を、RAM4の容量に応じた時間としたが、当該時間をユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
また、本発明請求項でいう特定の録音操作の例として、リピート録音キー3gを押し続ける操作を例に挙げたが、他にも考えられる。例えばリピート録音キー3gを押した時点でリピート録音データRADの記憶を開始し、再度リピート録音キー3g或いは停止キー3bを押した時点でリピート録音データRADの記憶を終了するという操作としてもよい。
また、リピート録音キー3gという専用の操作子を設けなくてもよい。例えば録音キー3cを継続した押した場合には、通常の録音ではなく、上記例でいうリピート録音動作が行われるようにしてもよい。
或いは、録音キー3cを、予めモード選択としてユーザが選択できるようにしても良い。つまり通常モードでは、録音キー3cは通常どおりの録音操作のために用いられ、リピート録音モードとしておくことで、録音キー3cが上述したリピート録音キー3gとして使用されるようにすることもできる。
もちろんこれら以外にも、特定の録音操作の例は各種考えられる。
また図4の処理例では、停止期間においてステップF104でリピート録音キー3gの操作が行われた場合に、ステップF117のリピート録再処理に進むものとしたが、例えばステップF107で再生が開始された後、再生中にリピート録音キー3gの操作が行われた場合に、ステップF117のリピート録再処理に進むようにしてもよい。
リピート録再動作は、特に語学学習での使用に好適であるとして説明したが、語学学習以外にも各種の使用において好適である。
例えば楽器練習として、模範演奏を聴いて直後に自分の演奏を録音し、確認するような場合にも好適である。また歌の練習、発音練習、発声練習などでも同様に好適である。
また、必ずしも教材等の再生音声を聞いた後に、リピートするという使用だけでなく、単に一時的に録音して直ぐに聞き直したいという使用にも適切である。発音練習、楽器練習、歌の練習、発声練習、演劇の台詞の練習、スピーチ練習などで、ユーザが自分が納得するまで繰り返し練習するような場合などに利用できる。
本発明の実施の形態の音声記憶再生装置のブロック図である。 実施の形態のリピート録再にかかる操作イメージの説明図である。 実施の形態のリピート録再でのファイル保存状態の説明図である。 実施の形態のCPUの制御処理のフローチャートである。 実施の形態のリピート録再処理のフローチャートである。 実施の形態のリピート録再動作時の音声データの流れの説明図である。 実施の形態の他のリピート録再処理のフローチャートである。 実施の形態の他のリピート録再動作時の音声データの流れの説明図である。 実施の形態のさらに他のリピート録再動作時の音声データの流れの説明図である。
符号の説明
1 音声記憶再生装置、2 CPU、3 操作部、3g リピート録音キー、4 RAM、5 データ記憶装置部、6 ファイル処理部、7 A/D変換器、8 マイクロホン、9 D/A変換器、10 スピーカ、表示制御部、12 表示部、13 タイマ、14 ROM、15 外部インターフェース部、16 マイクアンプ、17 スピーカアンプ、18 バス

Claims (7)

  1. 内蔵又は接続されたマイクロホンで集音される音声を入力する音声入力部と、
    内蔵又は接続されたスピーカによる音声出力を実行させる音声出力部と、
    音声データを記憶する記憶部と、
    特定の録音操作に応じて上記音声入力部で得られる入力音声データを上記記憶部に記憶させ、該記憶動作の終了後に、上記記憶部から上記記憶動作で記憶させた上記入力音声データを読み出して上記音声出力部によって上記スピーカからの音声出力を実行させ、さらに、上記音声出力の終了後、上記記憶部から上記入力音声データを消去させる制御を行う制御部と、
    を備えた音声記憶再生装置。
  2. 上記記憶部として、音声データを不揮発的に記憶する第1の記憶部と、上記第1の記憶部に記憶された音声データの再生時のバッファリングに用いる第2の記憶部を備え、
    上記制御部は、上記特定の録音操作に応じた、上記音声入力部で得られる入力音声データの記憶は、上記第2の記憶部において実行させる請求項1に記載の音声記憶再生装置。
  3. 上記第1の記憶部に不揮発的に記憶されている既記憶音声データについて再生音声出力させた後に、上記特定の録音操作があることに応じて、上記制御部は、上記音声入力部で得られる入力音声データを上記第2の記憶部に記憶させた後に、上記既記憶音声データについての再度の音声出力と、上記入力音声データの音声出力とを実行させ、さらに、音声出力の終了後、上記第2の記憶部から上記入力音声データを消去させる制御を行う請求項2に記載の音声記憶再生装置。
  4. 上記記憶部として、音声データを不揮発的に記憶する第1の記憶部と、上記第1の記憶部に記憶された音声データの再生時のバッファリングに用いる第2の記憶部を備え、
    上記制御部は、上記特定の録音操作に応じた、上記音声入力部で得られる入力音声データの記憶は、上記第1の記憶部において実行させる請求項1に記載の音声記憶再生装置。
  5. 上記第1の記憶部に不揮発的に記憶されている既記憶音声データについて再生音声出力させた後に、上記特定の録音操作があることに応じて、上記制御部は、上記音声入力部で得られる入力音声データを上記第1の記憶部に記憶させた後に、上記既記憶音声データについての再度の音声出力と、上記入力音声データの音声出力とを実行させ、さらに、音声出力の終了後、上記第1の記憶部から上記入力音声データを消去させる制御を行う請求項4に記載の音声記憶再生装置。
  6. 上記制御部は、上記特定の録音操作として、特定の操作子が継続操作されている期間において、上記音声入力部で得られる入力音声データを上記記憶部に記憶させる請求項1に記載の音声記憶再生装置。
  7. 特定の録音操作に応じて、内蔵又は接続されたマイクロホンで集音されて得られる入力音声データを記憶部に記憶するステップと、
    上記記憶動作の終了後に、上記記憶部から上記記憶動作で記憶させた上記入力音声データを読み出して、内蔵又は接続されたスピーカからの音声出力を実行するステップと、
    上記音声出力の終了後、上記記憶部から上記入力音声データを消去するステップと、
    を備えた音声記憶再生方法。
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