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JP2009215711A - 折戸用金具 - Google Patents

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JP2009215711A
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Abstract

【課題】折戸を折り畳んだ状態における該折戸の走行性を適切に維持し、折戸の開閉や移動をスムーズにする。
【解決手段】戸側金具14に回動可能に連結された枠側金具15のうち、枠12の下辺部12aに対する下金具23は、下レール17の上を転動するローラ33と、案内溝37に移動可能に嵌合されローラ33を下レール17に沿って案内するガイドローラ34とを備え、枠12の上辺部12bに対する上金具24は、上レール18の内部に移動可能に嵌合されるスライドローラ47と、枠12に対する折戸11の上方への移動を規制することによりガイドローラ34の案内溝37からの離脱を防止するストッパ105とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、枠に折戸の端部を移動可能に且つ回動可能に取付けるための折戸用金具に関する。
折戸装置は、戸が開放時に折り畳まれるもので、例えばクロゼットの戸や部屋の間仕切り戸として多く用いられている。
この折戸装置には、インセット形とアウトセット形とがあり、このうち、インセット形は、図4に示すように、折戸1が枠2の中に収まっている形式のものであり、アウトセット形は、図5に示すように、折戸11が枠12の外側前方(図中、下側)に取付いている形式のものである。
しかして、図6は、そのうちのアウトセット形の折戸装置に従来用いられている金具13を示している。この金具13は、枠12に折戸11の左右上下の端部11aを移動可能に且つ回動可能に取付けるためのものであって、それぞれ、戸側金具14と、これとは別体の枠側金具15、及びこれらの両金具14,15を回動可能に連結した連結機構16から成っている。
なお、折戸11は、2枚の戸板11bを複数個の蝶番11cで折り畳み及び展開可能に連結してなる。また、枠12の下辺部12a(敷居部分、図10及び図14参照)には、該枠12の左右方向に延びる下レール17が取付けられており、枠12の上辺部12b(鴨居部分、図10及び図14参照)には、該枠12の左右方向に延びる上レール18が取付けられている。
戸側金具14は、詳細には図7に示すように、折戸11の端部11aの裏側に形成した穴19に筒部20を挿入して、その上下部でフランジ部21を折戸11の端部11aにねじ22によって取付けるようになっている。
枠側金具15は、枠12の下辺部12a(下レール17)に対して取付けられる下金具23と、枠12の上辺部12b(上レール18)に対して取付けられる上金具24とからなる。
下金具23は、図8に示すように、本体部材25と走行部材26とから構成されている。本体部材25の左右両側には、下レール17の延伸方向(枠12の左右方向)にほぼ直交し且つ水平方向に延びる嵌合溝27が設けられており、この嵌合溝27内には、下レール17の延伸方向にほぼ平行な方向に仮螺挿された複数(この場合、左右両側に2本ずつ配置されており、図8では手前側の2本のみ示す)のねじ28が取付けられている。
また、本体部材25の前後方向(嵌合溝27の延伸方向)及び左右方向のほぼ中心部には、該本体部材25を上下方向に貫通した貫通孔29が形成されており、この貫通孔29には、本体部材25の上下方向の寸法よりも長い調整用ボルト30が上下方向に挿通されている。この調整用ボルト30の下端部(本体部材25の下面から突出する部分)は、走行部材26の上面に設けられたねじ孔31に螺挿される。また、本体部材25と走行部材26との間には、ばね32が介装されている。このばね32と本体部材25との間において、貫通孔29の径寸法よりも大きいCリング69が、本体部材25の下方への移動を規制する規制手段として、調整用ボルト30に形成された切欠き溝30aに嵌め込まれている。なお、この規制手段としては、Cリング69に代わり、Eリングを用いてもよいし、調整用ボルト30に貫通孔29の径寸法よりも大きいナットを螺装させ、これを、ばね32と本体部材25との間に固定させるようにしてもよい。
このような構成により、走行部材26は、ばね32により下方(下レール17側)に付勢された態様となっている。
下金具23は、調整用ボルト30のねじ込み量を適宜調整することにより、本体部材25と走行部材26との間隔(下金具23の上下方向の寸法)を変更可能となっており、調整用ボルト30を緩めると、走行部材26に対する本体部材25の高さが高くなり、調整用ボルト30を締め付けると、その高さが低くなる。
走行部材26には、横軸回転する複数(この場合、4つ)のローラ33と、縦軸回転する複数(この場合、2つ)のガイドローラ34とが設けられている。ローラ33は、走行部材26の左右両側の側面において対(この場合、2対)をなして配置されており、その各対が、下レール17の前後両側に設けられ該下レール17の延伸方向に長い2本の転動面35(図10参照)上に転動可能に載置される。すなわち、枠側金具15の下金具23は、ローラ33が下レール17の転動面35上を転動する転動形で構成されている。
ガイドローラ34は、走行部材26の左右両端部に設けられた突起部36の下面に配置されている。これらガイドローラ34は、下レール17の2本の転動面35間に設けられ該下レール17の延伸方向に長い上面全開形の案内溝37(図10参照)の内部に移動可能に嵌合される。
また、走行部材26の上面の左右両側には、上下方向に見て断面ほぼ十字状の柱状突起38が設けられており、これら柱状突起38は、本体部材25の左右両側の下部に設けられた穴39内に挿通される。
一方、上金具24は、図9に示すように、本体部材40と走行部材41とから構成されている。本体部材40の左右両側には、上述の本体部材25と同様に嵌合溝27及びねじ28(図9では手前側の2本のみ示す)が備えられている。また、本体部材40の前後方向及び左右方向のほぼ中心部には、該本体部材40を上下方向に貫通した貫通孔42が形成されており、この貫通孔42には、本体部材40の上下方向の寸法よりも長い調整用ボルト43が上下方向に挿通されている。この調整用ボルト43の上端部(本体部材25の上面から突出する部分)は、走行部材41の下面に設けられたねじ孔44に螺挿される。また、本体部材40と走行部材41との間には、ばね45が介装される。調整用ボルト43の下端部には、ほぼ裁頭円錐形状をなす摘み部46が一体的に形成されている。
このような構成により、本体部材40は、走行部材41の下面と摘み部46の上面との間で上下方向に移動可能となっている。また、走行部材41は、ばね45により上方(上レール18側)に付勢された態様となっている。
上金具24は、調整用ボルト43のねじ込み量を適宜調整することにより、本体部材40と走行部材41との間隔(上金具24の上下方向の寸法)を変更可能となっており、調整用ボルト43を緩めると、本体部材40の上下方向の移動範囲が広くなり、調整用ボルト30を締め付けると、その移動範囲が狭くなる。
走行部材41には、縦軸回転する複数(この場合、2つ)のスライドローラ47と、走行部材41の側部(図9では手前側の側部)に固定され該走行部材41とともに左右方向に移動する連動板48とが設けられている。スライドローラ47は、走行部材41の左右両端部に設けられた突起部49の上面に配置されている。これらスライドローラ47は、上レール18に設けられ該上レール18の延伸方向に長い下面全開形のスライド溝50(図10参照)の内部に下方から移動可能に嵌合され、基本的には該スライド溝50の内部をスライドしながら移動する。すなわち、枠側金具15の上金具24は、スライドローラ47がスライド溝50の内部を摺動するスライド形で構成されている。なお、スライドローラ47は、スライド溝50の内側面に接触すると転動し、上金具24、ひいては折戸11の開閉や移動をよりスムーズに確保する機能も備えている。
ところで、枠12の上辺部12bに対する枠側金具15を、スライド形ではなく吊り下げ形で構成したものも考えられている(例えば、特許文献1参照)。この吊り下げ形のものは、枠12の上辺部12bに対する枠側金具15に、横軸回転する吊り車を設けるとともに、枠12の上辺部12bに、下面が開放し該開放面の両側に内方への張出部を有する半閉溝状のレールを取付け、このレール内に吊り車を転動可能に収納した構成となっている。
しかしながら、このような吊り下げ形の構成では、吊り車で吊り下げられた折戸11の重量がレールにかかり、枠12の上辺部12bが下がり気味となってたわむことから、レールに沿った吊り車の動きが悪くなるおそれがある。そこで、枠12の上辺部12bに対する枠側金具15を、このような吊り下げ形ではなく、上記の上金具24のようにスライドローラ47がスライド溝50の内部に下方から嵌合したスライド形で構成すれば、枠12の上辺部12bに折戸11の重量がかからず、該上辺部12bが下がり気味となることがなくなるから、折戸11の開閉や移動がスムーズにできる。
走行部材41の下面の左右両側には、上下方向に見て断面ほぼ十字状の柱状突起51が設けられており、これら柱状突起51は、本体部材40の左右両側の上部に設けられた穴52内に挿通されている。
連動板48には、上レール18に沿って左右方向に長いスライド部53と、このスライド部53の下部に形成された取付部54とが設けられている。スライド部53の上端には、上レール18の延伸方向に沿って長く且つ上方に突出した凸条部55が設けられている。取付部54は、その前後方向の後端部(図9では走行部材41側の端部)がスライド部53の後端面よりも突出したほぼ矩形状に形成されており、その左右両側には、上下方向に長い2つの長孔56が設けられている。そして、これら長孔56に挿通したねじ57を、走行部材41の側面に設けられたねじ孔58に螺挿して締め付けることにより、該ねじ57の頭部と走行部材41の側面との間で取付部54を挟圧するから、これによって連動板48が走行部材41の側面に固定される。
連動板48のスライド部53は、上レール18の側部(図10では左側部)に設けられ側面(枠12の内方側の面、図10では左側の面)が開放したスライドレール59の内部に摺動可能に嵌合されている。このスライドレール59は、上レール18の延伸方向に沿って長く形成されており、その開放面の上側には下方へ張り出したガイド板60が設けられている。このガイド板60によりスライド部53の凸条部55が押えられることから、該スライド部53の後方(図10では左方)への移動が規制され、スライドレール59から外れてしまうことが防止される。
連結機構16は、図11に示すように、基体61に2枚の連結板62,63の基端部を軸ピン64,65により回動可能に連結して、これら2枚の連結板62,63の先端部を軸ピン66,67により上記戸側金具14の筒部20に回動可能に連結したもので、基体61には更に切欠溝68を有し、この切欠溝68を、図7に示すように、枠側金具15に仮螺挿したねじ28に嵌合して、最適のスライド調整位置でねじ28を締めることにより、枠側金具15に取付けられるようになっている。
ここで、実際の取付けに際しては、戸側金具14を折戸11の端部11aに取付けて置く。一方、枠側金具15のうち、下辺部12aに対する下金具23は、ローラ33を下レール17の転動面35上に載置し且つガイドローラ34を案内溝37の内部に収容する。また、上辺部12bに対する上金具24は、スライド部53を上レール18のスライドレール59の内部に嵌合させ且つスライドローラ47をスライド溝50の内部に収容する。このとき、上金具24の取付けにおいて、連動板48は、スライド部53の凸条部55をスライドレール59の内部に嵌合させた後に、取付部54を走行部材41に固定するようにするとよい。また、上金具24の調整用ボルト43のねじ込み量を適宜調整することにより、本体部材40の上下方向の移動範囲に余裕を持たせておく。
そして、これら枠側金具15にそれぞれ上記切欠溝68とねじ28とで戸側金具14を取付ける。この場合、上金具24の本体部材40は、上レール18に取付けられた走行部材41に対して、上記余裕を持たせた範囲内で上下方向に移動可能であるので、該本体部材40の高さを戸側金具14の高さに合わせながら取付けることができる。上金具24を戸側金具14に取付けると、図10に示すように、上金具24の本体部材40の上側にはクリアランスd1が形成され、下側にはクリアランスd2が形成される。従って、折戸11の取付け後において、本体部材40は、これらクリアランスd1,d2の範囲内で上下に移動可能となっている。
なお、折戸11の取付けは、予め戸側金具14及び枠側金具15を折戸11に取付けて置き、その後、下金具23を下レール17に載置してから、上金具24を上レール18に取付けるようにしてもよい。この場合、上金具24の取付けにおいて、摘み部46を引っ張りながら、スライドローラ47をスライド溝50の内部に収容することができる。
取付け後、折戸11を、これの前記蝶番11cによる連結部分近くの前面部に設けた取手11d(図5参照)を持って手前に引けば、枠側金具15が、下辺部12aに対してはローラ33を転動させながら下レール17に沿って移動し、上辺部12bに対してはスライドローラ47をスライドさせながら上レール18に沿って移動する。これと同時に、戸側金具14が連結機構16により基体61から、ひいては枠側金具15から回動して折戸11を回動させる。これにより、該折戸11を前方へ折り畳むようになっている。
ところで、図12に示すように、折戸11を折り畳んだ状態(特に、完全に折り畳んだ状態)では、該折戸11の重心が枠12よりも前方(図12では右方)に移動する。そのため、折戸11には、矢印Aで示すように、該折戸11の上端側(上レール18と上金具24との連結部分S)を中心に、下端部を後方(図12では左方)へ移動させる力が作用するようになる。
しかし、このような状態であっても、下金具23のガイドローラ34が案内溝37の内側面に当接することで、折戸11の下端部の後方への移動が規制される。これにより、ローラ33が下レール17から脱輪してしまうことが防止されるようになっている。また、ガイドローラ34は案内溝37の内側面に接触すると転動し、これにより、下金具23、ひいては折戸11の開閉や移動をよりスムーズに確保することができる。
また、枠12を製造する際に、該枠12の四辺を厳密に水平且つ垂直にすることは技術的に困難である。従って、枠12は実際には歪んでおり、図13に示す枠12´のように、折戸11の移動方向(図13では左右方向)に沿って狭くなっていたり、或いは、広くなっていたりする場合がある。なお、この枠12´は、下辺部12a´及び上辺部12b´が極端に傾いた例として示すものである。
このような枠12´において、折戸11を、該枠12´が狭くなっている方向(図13では右方、矢印B方向)に移動させると、次第に、折戸11が下辺部12a´及び上辺部12b´に引っ掛かる状態となり、折戸11の開閉や移動をスムーズにできなくなる。一方、折戸11を、枠12´が広くなっている方向(図13では左方、矢印C方向)に移動させると、次第に、折戸11が下辺部12a´と上辺部12b´との間で宙吊りとなる状態(折戸11が上辺部12b´にぶら下がり下辺部12a´から浮く状態)となり、この場合も、折戸11の開閉や移動をスムーズにできなくなる。
しかしながら、上金具24の本体部材40は、上述したように、クリアランスd1,d2の範囲内で上下に移動可能となっている。また、上金具24の走行部材41は、連動板48を介して、上レール18(上辺部12b´)の高さに応じて上下に移動する。
そのため、折戸11を枠12´が狭くなる方向に移動させる場合には、本体部材40の上側のクリアランスd1の範囲に相当する移動量内で、上金具24の走行部材41が本体部材40に対して下方に移動する。これにより、折戸11に対する上辺部12b´の下方への移動がクリアランスd1の移動量内で許容されるようになるから、折戸11が下辺部12a´及び上辺部12b´に引っ掛かる状態にはならず、折戸11の左右方向のスムーズな動きを確保できる。
一方、折戸11を枠12´が広くなる方向に移動させる場合には、本体部材40の下側のクリアランスd2の範囲に相当する移動量内で、上金具24の走行部材41が本体部材40に対して上方に移動する。これにより、折戸11に対する上辺部12b´の上方への移動がクリアランスd2の移動量内で許容されるようになるから、折戸11が下辺部12a´と上辺部12b´との間で宙吊りとなる状態にはならず、折戸11の左右方向のスムーズな動きを確保できる。
また、歪んだ枠12´に折戸11を取付けると、該枠12´の下辺部12a´及び上辺部12b´に対して左辺部12c´及び右辺部12d´が垂直でないことから、折戸11が左辺部12c´及び右辺部12d´に対して傾いた状態となり、折戸11を閉じたときに、折戸装置の前後方向に見て、折戸11と枠12´との間に隙間が生じてしまう場合がある。そのため、このような隙間を極力少なくするために、折戸11の取付け角度を修正する必要がある。この場合、折戸11のいずれか一端側において、下金具23の調整用ボルト30のねじ込み量を調整し、その下金具23の上下方向の寸法を変更する。これにより、その一端側の折戸11の端部が上下することから、折戸11の取付け角度を修正でき、該折戸11と枠12´との間に生じる隙間を極力少なくできる。
特許第3657871号
上記のような折戸装置のように、下金具23を転動形で構成し、上金具24をスライド形で構成した場合では、折戸11の上部よりも下部の方が移動に伴う抵抗が小さくなり、該折戸11の移動方向に速く動く。さらに、特に折戸11を折り畳んだ状態では、該折戸11の左右両下端部に取付けられている下金具23間の距離(左右方向の距離)が短くなり、これら下金具23のローラ33が互いに近付くことから、折戸11の下部が上部に比べ移動方向に一層動き易くなる。そのため、図14に示すように、折戸11を左右方向(この場合、右方)に移動させると、該折戸11の上部の移動量(矢印D参照)よりも下部の移動量(矢印E参照)が大きくなる。従って、折戸11の下部の方が上部よりも先に移動して、二点鎖線で示すように、折戸11全体が移動方向に対して後傾(移動方向とは反対方向に傾斜)する場合がある。
このとき、折戸11が移動方向に対して後傾することに伴って該折戸11の移動方向側の端部(この場合、右端部)が上方に動く。そして、移動方向側の端部が上がりすぎると、その移動方向側の下端部のガイドローラ34が案内溝37から外れてしまい、これらガイドローラ34及び案内溝37によるガイド効果が失われてしまう。このような状態では、ローラ33を正常な位置(下レール17の転動面35上)に維持できなくなり、該ローラ33の転動が不安定となることから、折戸11の走行性が損なわれ、該折戸11の開閉や移動をスムーズにできなくなる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、折戸を折り畳んだ状態における該折戸の走行性を適切に維持することができ、折戸の開閉や移動をスムーズにできる折戸用金具を提供することにある。
本発明の折戸用金具は、枠に折戸の端部を移動可能に且つ回動可能に取付けるためのものであって、前記折戸に取付けられる戸側金具と、この戸側金具に回動可能に連結された枠側金具とを具備し、その枠側金具は、前記枠の下辺部に対しては、該枠の下辺部に設けられた下軌条部の上を転動する戸車と、前記下辺部に設けられた案内溝に移動可能に嵌合され前記戸車を前記下軌条部に沿って案内するガイド部とを備え、前記枠の上辺部に対しては、該枠の上辺部に設けられた上軌条部の内部に移動可能に嵌合されるスライド部と、前記枠に対する前記折戸の上方への移動を規制することにより前記ガイド部の前記案内溝からの離脱を防止するストッパとを備えたことに特徴を有する。
本発明の折戸用金具によれば、枠側金具を、枠の下辺部に対しては転動形で構成し、枠の上辺部に対してはスライド形で構成した。そのため、折戸を折り畳んで移動させる場合に、該折戸の上部よりも下部の方が速く移動し、折戸全体が移動方向に対して後傾して、折戸の移動方向側の下端部に備えられたガイド部が案内溝から外れてしまうおそれがある。しかし、折戸が後傾したとしても、ストッパにより、枠に対する折戸の上方への移動が規制され、ガイド部が案内溝から離脱してしまうことが防止される。従って、ガイド部及び案内溝によるガイド効果が失われることがなく、戸車を下軌条部の上に正常に維持できる。これにより、折戸を折り畳んだ状態における該折戸の走行性を適切に維持することができ、折戸の開閉や移動をスムーズにできる。
以下、本発明の一実施例について図1及び図2を参照して説明する。なお、上述の従来例と同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。また、上述の従来例で示した折戸用金具13の構成要素のうち、下レール17は本発明の下軌条部に、上レール18は上軌条部に、ローラ33は戸車に、ガイドローラ34はガイド部に、スライドローラ47はスライド部に相当するものである。
図2に示す連動板101は、上述の従来例で示した連動板48に代わるものであり、その取付部102の左右方向のほぼ中心部には、走行部材41に対向する面(図2では裏側の面)が開放し且つ上下方向に延びる調節溝103が設けられている。また、取付部102の左右方向のほぼ中心部には、調節溝103に連通した上下方向に長い長孔104が設けられている。
そして、調節溝103には、左右方向(スライド部53の延伸方向)に見て断面ほぼL字状のストッパ105が、上下方向に移動可能に取付けられている。ストッパ105の上端部にはねじ孔106が形成されており、このねじ孔106には、長孔104に挿通されたねじ107が螺挿される。そして、このねじ107を締め付けることにより、該ねじ107の頭部とストッパ105との間で、取付部102を挟圧するから、これによってストッパ105が調節溝103内に固定される。
ストッパ105の上下方向の位置調節は、ねじ107を緩め、該ねじ107を長孔104に沿い上下に移動させることによって行う。すなわち、ねじ107を上下に移動させれば、それと一体にストッパ105が上下に移動し、該ストッパ105の上下位置の調節がなされる。そして、最適の調節位置でねじ107を締め付けることにより、ストッパ105が調節後の位置に固定される。
連動板101に取付けられたストッパ105の底面は、図1に示すように、上金具24の本体部材40の上面に対向するようになっている。すなわち、ストッパ105の底面と本体部材40の上面との間隔が、本体部材40の上側のクリアランスd1となる。この場合、クリアランスd1がガイドローラ34の上下方向の寸法よりも小さくなるように、ストッパ105の上下方向の位置を調節する。
次に、本実施例の作用及び効果について説明する。
上述したように、下金具23を転動形で、上金具24をスライド形で構成した折戸装置では、折戸11を折り畳んで左右方向に移動させると、折戸11の上部よりも下部の方が速く動いて折戸11全体が移動方向に対して後傾する。そして、この折戸11の後傾に伴い、該折戸11の移動方向側の端部が上方に動き、その移動方向側の上金具24の本体部材40が上昇する。
このとき、その上昇量がクリアランスd1に達すると、ストッパ105の底面に本体部材40の上面が当接し、本体部材40、ひいては折戸11の移動方向側の端部が、それ以上、上方へ移動することが規制される。これにより、折戸11の移動方向側の端部の上昇量が、ガイドローラ34の上下方向の寸法よりも小さいクリアランスd1の範囲で抑えられることから、ガイドローラ34の案内溝37からの離脱が防止される。
従って、折戸11全体が移動方向に対して後傾したとしても、ガイドローラ34及び案内溝37によるガイド効果が失われることがなく、ローラ33を下レール17の転動面35上に正常に維持できる。これにより、折戸11を折り畳んだ状態における該折戸11の走行性を適切に維持することができ、該折戸11の開閉や移動をスムーズにできる。
また、折戸装置の前後方向に見て折戸11と枠12との間に生じる隙間を極力少なくするために、下金具23の調整用ボルト30により折戸11の取付け角度を調整した場合には、その調整した側の折戸11の上端部とともに上金具24の本体部材40の高さも上下に変化する。そのため、ストッパ105の底面と本体部材40の上面との間隔(クリアランスd1)が狭くなりすぎたり、或いは、広くなりすぎたりして、適切な間隔に維持できなくなり、ストッパ105による折戸11の上方移動の規制効果が失われてしまう場合がある。
しかし、本実施例では、ストッパ105を上下方向に調整可能にした。従って、折戸11の取付け角度の調整後において、ストッパ105の上下位置を、上金具24の本体部材40の高さに応じて調整することができる。これにより、本体部材40の上側のクリアランスd1を適切な間隔に維持でき、ストッパ105による規制効果が失われてしまうことを防止できる。
なお、本発明は、上述した一実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
ストッパ105は、左右方向に見て断面ほぼL字状のものに限られず、例えば、左右方向に見て断面ほぼ矩形状のものであってもよい。また、ストッパ105は、例えばギア機構などを用いて上下方向に位置調節可能に構成してもよい。
ガイド部としては、縦軸回転するガイドローラ34に限られるものではなく、例えば、走行部材26の下面に下レール17の延伸方向に長い凸部を設け、この凸部を案内溝37の内部に移動可能に嵌合するようにしてもよい。
スライド部としては、縦軸回転するスライドローラ47に限られるものではなく、例えば、走行部材41の上面に上レール18の延伸方向に長い凸部を設け、この凸部をスライド溝50の内部に移動可能に嵌合するようにしてもよい。
連動板101に、スライド部53に代わる横軸回転可能なローラを設け、このローラをスライドレール59の内部に嵌合するようにしてもよい。
図3に示すように、ローラ33の全周に凸部33aを設けるとともに、下レール17の転動面35に該凸部33aを移動可能に嵌合する凹部35aを設けてもよい。この構成によれば、凸部33a及び凹部35aによるガイド効果により、ローラ33を下レール17の転動面35に沿って安定して転動させることができる。
連結機構16は、軸ピン64,65及び軸ピン66,67を用いた多軸のものに限られず、例えば、1本の軸により筒部20と基体61とを回動可能に連結したものであってもよい。
そのほか、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の一実施例を示す折戸装置の上部及び下部の縦断側面図 連動板の斜視図 本発明の変形例を示す図1部分相当図 インセット形折戸装置の概略横断面図 アウトセット形折戸装置の概略横断面図 従来例を示す折戸装置の全体的斜視説明図 折戸用金具の取付け部分の分解斜視図 下金具の分解斜視図 上金具の分解斜視図 図1相当図 連結機構部分の拡大横断面図 折戸を折り畳んだ状態を示す折戸装置の縦断側面図 枠が歪んだ状態を示す折戸装置の正面図 折戸を折り畳んだ状態を示す折戸装置の正面図
符号の説明
図面中、11は折戸、12は枠、12aは下辺部、12bは上辺部、13は折戸用金具、14は戸側金具、15(23,24)は枠側金具、17は下レール(下軌条部)、18は上レール(上軌条部)、33はローラ(戸車)、34はガイドローラ(ガイド部)、37は案内溝、47はスライドローラ(スライド部)、105はストッパを示す。

Claims (2)

  1. 枠に折戸の端部を移動可能に且つ回動可能に取付けるためのものであって、
    前記折戸に取付けられる戸側金具と、
    この戸側金具に回動可能に連結された枠側金具とを具備し、
    その枠側金具は、
    前記枠の下辺部に対しては、該枠の下辺部に設けられた下軌条部の上を転動する戸車と、前記下辺部に設けられた案内溝に移動可能に嵌合され前記戸車を前記下軌条部に沿って案内するガイド部とを備え、
    前記枠の上辺部に対しては、該枠の上辺部に設けられた上軌条部の内部に移動可能に嵌合されるスライド部と、前記枠に対する前記折戸の上方への移動を規制することにより前記ガイド部の前記案内溝からの離脱を防止するストッパとを備えたことを特徴とする折戸用金具。
  2. 前記ストッパの位置を上下方向に調節可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の折戸用金具。
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