JP2009215764A - レール削正装置、レール削正方法及びレール削正車 - Google Patents
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Abstract
【課題】砥石片の交換作業が容易になり低コストで簡単な構造によって削正痕に起因する転動騒音を低減することができるレール削正装置、レール削正方法及びレール削正車を提供する。
【解決手段】移動装置15,16の流体圧回路15c,16cを制御装置24が動作制御して、頭頂面R1に砥石片6が所定の姿勢で接触するまで流体圧回路15c,16cがシリンダ部15a,16aに作動流体を供給又は排出する。次に、駆動装置7の駆動力発生部10を制御装置24が動作制御して、回転体8Aの原動軸8aを駆動力発生部10が回転駆動すると、回転体8A〜8Dが回転して巻き掛け部材9が移動し、頭頂面R1と接触した状態で砥石片6がレールRの長さ方向に連続して移動する。その結果、レールRの頭頂面R1を砥石片6が所定長さ連続して削正し、波状の凹凸の削正痕に起因する転動騒音の発生が低減する。
【選択図】図4
【解決手段】移動装置15,16の流体圧回路15c,16cを制御装置24が動作制御して、頭頂面R1に砥石片6が所定の姿勢で接触するまで流体圧回路15c,16cがシリンダ部15a,16aに作動流体を供給又は排出する。次に、駆動装置7の駆動力発生部10を制御装置24が動作制御して、回転体8Aの原動軸8aを駆動力発生部10が回転駆動すると、回転体8A〜8Dが回転して巻き掛け部材9が移動し、頭頂面R1と接触した状態で砥石片6がレールRの長さ方向に連続して移動する。その結果、レールRの頭頂面R1を砥石片6が所定長さ連続して削正し、波状の凹凸の削正痕に起因する転動騒音の発生が低減する。
【選択図】図4
Description
この発明は、レール表面の凹凸を砥石片によって削正するレール削正装置、レール削正方法及びレール表面の凹凸を平滑に削正するレール削正車に関する。
図13は、従来のレール削正装置の削正動作を模式的に示す概念図であり、図13(A)は砥石の回転状態を示す斜視図であり、図13(B)は砥石の移動状態を示す平面図であり、図13(C)は削正後のレールの状態を示す平面図であり、図13(D)は作成後のレールの状態を示す断面図であり、図13(E)は従来のレール削正装置による削正前後のレールの凹凸の変化を示すグラフである。ここで、図13(E)に示す縦軸は凹凸分布(mm2/mm-1)であり、横軸は空間周波数(1/mm)である。
鉄道騒音の大きな音源の一つとして、鉄道車両が走行するときに車輪とレールとが振動することにより放射される転動騒音が挙げられる。転動騒音の原因は、レール頭頂面及び車輪踏面の粗さによると考えられており、車輪の踏面と接触するレールの頭頂面の粗さを取り除くレール削正作業によって騒音が低減されることが知られている。図13に示すように、従来のレール削正装置105は、レールRの表面と回転接触する円板状の回転砥石106を備えている。このような従来のレール削正装置105では、図13(A)(B)に示すように、回転砥石106を水平面内で回転させながら図中矢印方向にこの回転砥石106を移動させてレールRの表面を研削している。従来のレール削正装置105では、削正後にレールRの表面の波状の凹凸を観察すると、図13(B)〜(D)に示すように回転砥石106が1回転(例えば回転砥石106のA部分が1周)する間にこの回転砥石106が進む距離a(一般的に2〜3程度cm)を一つの山として、レールRと直交する方向(まくらぎの長さ方向)に無数の筋状の削正痕が残存する。その結果、例えば、図13(E)に示すように、距離aに対応する特定周波数以外の周波数では削正前に比べて削正後には凹凸分布が低下して転動騒音が低下しているが、距離aに対応する特定周波数では凹凸分布が逆に増加して転動騒音も増大している。このため、従来のレール削正装置105では、レールRの表面の削正によってレールRの延命とともに転動騒音の低減を図ることを目的としているにもかかわらず、図13(C)(D)に示すような波状の凹凸による削正痕によって、本来の目的とは異なり転動騒音が増大してしまう状況が発生している。このため、このような問題点を解決するためのレール削正装置が提案されている。
従来のレール削正装置は、レールの長さ方向に間隔をあけて配置される第1及び第2のローラと、これらの第1及び第2のローラ間の中間位置の上方に配置されるプーリと、第1及び第2のローラとプーリとに巻き掛けられてレールの頭頂面を研磨するベルト状の無端研磨ウェブ材と、第1及び第2のローラの間で無端研磨ウェブをレールの頭頂面に押し付ける付勢シューと、無端研磨ウェブ材がレールの長さ方向に沿って移動するようにプーリを回転駆動するモータと、第1のローラとプーリとの間に配置されてこれらの間で無端研磨ウェブが弛むのを防止する第1の緊張ローラと、第2のローラとプーリとの間に配置されてこれらの間で無端研磨ウェブが弛むのを防止する第2の緊張ローラなどを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような従来のレール削正装置は、レールの頭頂面に発生した波状摩耗などの凹凸を無端研磨ウェブによって削正して平滑にし、レールの頭頂面の凹凸に起因する騒音の発生を防止するとともにレールの劣化を抑制している。
従来のレール削正装置では、無端研磨ウェブを高速で駆動するときにこの無端研磨ウェブが弛むのを防止するために、第1及び第2の緊張ローラを配置するとともに、第1及び第2のローラの間に付勢シューを配置している。このため、従来のレール削正装置では、無端研磨ウェブの弛みを防止するための部品の数が増加して装置全体の構造が複雑になり、装置が高価になってしまう問題点がある。また、従来のレール削正装置では、無端研磨ウェブが摩耗したときには、この摩耗後の無端研磨ウェブを第1及び第2のローラやプーリなどから取り外して、新品の無端研磨ウェブと交換する必要があり、交換作業に手間がかかる問題点がある。
この発明の課題は、砥石片の交換作業が容易になり低コストで簡単な構造によって削正痕に起因する転動騒音を低減することができるレール削正装置、レール削正方法及びレール削正車を提供することである。
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図4、図5及び図8に示すように、レール(R)表面の凹凸を砥石片(6;6A〜6C)によって削正するレール削正装置であって、前記レールの長さ方向に沿って前記砥石片を駆動する駆動手段(7)を備え、前記駆動手段は、前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態でこの砥石片を前進させる動作と、前記レール表面から前記砥石片を離間させた状態でこの砥石片を後退させる動作とを繰り返すことを特徴とするレール削正装置(5R,5L)である。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図4、図5及び図8に示すように、レール(R)表面の凹凸を砥石片(6;6A〜6C)によって削正するレール削正装置であって、前記レールの長さ方向に沿って前記砥石片を駆動する駆動手段(7)を備え、前記駆動手段は、前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態でこの砥石片を前進させる動作と、前記レール表面から前記砥石片を離間させた状態でこの砥石片を後退させる動作とを繰り返すことを特徴とするレール削正装置(5R,5L)である。
請求項2の発明は、図9、図10及び図12に示すように、レール(R)表面の凹凸を砥石片(6;6A〜6C)によって削正するレール削正装置であって、前記レールの長さ方向に沿って前記砥石片を駆動する駆動手段(25)を備え、前記駆動手段は、前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態でこの砥石片を往復させる動作を繰り返すことを特徴とするレール削正装置(5R,5L)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレール削正装置において、図4に示すように、前記駆動手段(7)は、前記レールの長さ方向に沿って間隔をあけて配置された複数の回転体(8A,8D)と、前記回転体を回転させるための駆動力を発生する駆動力発生部(10)と、複数の前記回転体に巻き掛けられる巻き掛け部材(9)と、前記巻き掛け部材に前記砥石片を装着する装着部(12)とを備えることを特徴とするレール削正装置である。
請求項4の発明は、請求項2に記載のレール削正装置において、図9に示すように、前記駆動手段(25)は、前記レールの長さ方向に沿って配置された固定体(26)と、前記固定体の長さ方向に沿って移動する移動体(27)と、前記固定体に沿って前記移動体が移動するように、この固定体とこの移動体との間に磁力を発生させる磁力発生部(29,30)と、前記移動体に前記砥石片を装着する装着部(12)とを備えることを特徴とするレール削正装置である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレール削正装置において、図5及び図10に示すように、前記レール表面の幅方向の複数箇所(R1〜R3)で前記砥石片(6)が接触するように、この砥石片を前記レールの幅方向に移動する移動手段(15,16)を備えることを特徴とするレール削正装置である。
請求項6の発明は、請求項5に記載のレール削正装置において、前記移動手段は、前記駆動手段を前記レールの幅方向に移動することを特徴とするレール削正装置である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレール削正装置において、図8及び図12に示すように、前記駆動手段(7;25)は、前記レール表面の幅方向の複数箇所(R1〜R3)で前記砥石片(6A〜6C)がそれぞれ接触するように、前記レールの幅方向に複数配置されていることを特徴とするレール削正装置である。
請求項2の発明は、図4、図5及び図8に示すように、レール(R)表面の凹凸を砥石片(6;6A〜6C)によって削正するレール削正方法であって、前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態で、前記レールに沿ってこの砥石片を前進させる動作と、前記レール表面から前記砥石片を離間させた状態で、前記レールに沿ってこの砥石片を後退させる動作とを繰り返すことを特徴とするレール削正方法である。
請求項9の発明は、図9、図10及び図12に示すように、レール(R)表面の凹凸を砥石片(6;6A〜6C)によって削正するレール削正方法であって、前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態で、前記レールに沿ってこの砥石片を往復させる動作を繰り返すことを特徴とするレール削正方法である。
請求項10の発明は、請求項8又は請求項9に記載のレール削正方法において、図8及び図12に示すように、前記レール表面の幅方向の複数箇所(R1〜R3)で前記砥石片(6)が接触するように、この砥石片を前記レールの幅方向に移動することを特徴とするレール削正方法である。
請求項2の発明は、請求項8又は請求項9に記載のレール削正方法において、図8及び図12に示すように、前記レール表面の幅方向の複数箇所(R1〜R3)で前記砥石片(6A〜6C)がそれぞれ接触するように、前記レールの長さ方向に沿って複数の前記砥石片をそれぞれ駆動することを特徴とするレール削正方法である。
請求項12の発明は、図1及び図2に示すように、レール(R)表面の凹凸を平滑に削正するレール削正車であって、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のレール削正装置(5R,5L)を備えることを特徴とするレール削正車である。
この発明によると、砥石片の交換作業が容易になり低コストで簡単な構造によって削正痕に起因する転動騒音を低減することができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係るレール削正車の側面図である。図2は、この発明の第1実施形態に係るレール削正車の平面図である。図3は、この発明の第1実施形態に係るレール削正車が削正するレールの断面図である。
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係るレール削正車の側面図である。図2は、この発明の第1実施形態に係るレール削正車の平面図である。図3は、この発明の第1実施形態に係るレール削正車が削正するレールの断面図である。
図1及び図2に示す軌道Tは、車両が走行する通路(線路)であり、左右一対の車輪Wをそれぞれ案内する左右一対のレールRなどを備えている。レールRは、図3に示すように、車輪Wを直接支持する頭頂面(頭部上面)R1と、車輪Wのフランジ面W2と対向する軌道Tの内側頭側面R2と、頭頂面R1と内側頭側面R2との間のゲージコーナ部(レール頭部の軌間内側の頭頂面)R3などを備えている。レールRは、例えば、新幹線などで使用される60kgレールの場合には、図3に示す曲率半径r1が600mmであり、曲率半径r2が50mmであり、曲率半径r3が13mmである。
図3に示す車輪Wは、レールRと回転接触する部材であり、頭頂面R1と接触して摩擦抵抗を受ける車輪踏面W1と、脱輪を防止するために車輪Wの外周に連続して形成されており車両が急曲線を通過するときに外軌側(曲線外側)のレールRの内側頭側面R2と接触して摩擦抵抗を受けるフランジ面W2などを備えている。
図1及び図2に示すレール削正車(レール研削車)1は、レールRの表面の凹凸を削正する車両である。レール削正車1は、軌道Tに沿って走行しながら、溶接継目のレール溶接部の凹凸、レールRの表面の波状摩耗による凹凸、図13(A)(B)に示す従来レール削正装置105の回転砥石106によるレール削正後の波状の凹凸などを削正してレールRの形状を整える。レール削正車1は、例えば、図1及び図2に示すように、削正車(研削車)2と動力車17の2両で編成されている。
削正車2は、レールRを削正する車両であり、散水装置3と、集塵装置4と、レール削正装置5R,5Lなどを備えている。散水装置3は、レール削正装置5R,5Lの削正動作中にレールRに水を散布する手段である。散水装置3は、例えば、散水用の水を収容する水タンクと、レールR上に水を噴射するノズルと、水タンクからノズルに水を導く管路と、運転操作装置22からの動作指令に基づいてこの管路を開閉する開閉弁などを備えている。集塵装置4は、レール削正装置5R,5Lの削正動作後に生成される削正屑を回収する手段である。集塵装置4は、例えば、削正屑が信号回路に影響しないように、運転操作装置22からの指令に基づいてこの削正屑を吸引する吸引装置と、吸引後の削正屑を収容する集塵室などを備えている。
図4は、この発明の第1実施形態に係るレール削正装置の斜視図である。図5は、この発明の第1実施形態に係るレール削正装置の正面図である。図6は、図5のVI-VI線で切断した状態を示す断面図である。
図2に示すレール削正装置5R,5Lは、レールRの表面の凹凸を砥石片6によって削正する装置である。レール削正装置5R,5Lは、左右のレールRにそれぞれ対応して配置されており、レール削正装置5Rは右側のレールRの表面の凹凸を削正し、レール削正装置5Lは左側のレールRの表面の凹凸を削正する。レール削正装置5R,5Lは、いずれも同一構造であり、図5に示すように砥石片6と、駆動装置7と、移動装置15,16などを備えている。以下では、一方のレール削正装置5Rについて説明し、他方のレール削正装置5Lについては詳細な説明を省略する。
図2に示すレール削正装置5R,5Lは、レールRの表面の凹凸を砥石片6によって削正する装置である。レール削正装置5R,5Lは、左右のレールRにそれぞれ対応して配置されており、レール削正装置5Rは右側のレールRの表面の凹凸を削正し、レール削正装置5Lは左側のレールRの表面の凹凸を削正する。レール削正装置5R,5Lは、いずれも同一構造であり、図5に示すように砥石片6と、駆動装置7と、移動装置15,16などを備えている。以下では、一方のレール削正装置5Rについて説明し、他方のレール削正装置5Lについては詳細な説明を省略する。
図4〜図6に示す砥石片(研削子)6は、レールRの表面を研ぐ部材である。砥石片6は、レールRの表面と接触する側の表面(砥石面)が平坦面に形成された板状の研磨材である。砥石片6は、例えば、研削剤を粉砕し結合材で硬化させて成形されており、駆動装置7の巻き掛け部材9に間隔をあけて複数個(例えば3個)装着されている。砥石片6は、図4に示す頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3と順次接触してこれらのレールRの表面を平滑に研削する。砥石片6は、図6に示すように、この砥石片6を貫通する貫通孔6aなどを備えている。貫通孔6aには、装着部12と接触する側に雌ねじ部6bが形成されており、レールRの表面と接触する側にはこの雌ねじ部6bよりも内径が大きい大径部6cが形成されている。大径部6cの深さは、レールRの表面と接触する側の砥石片6の表面から取付部材13の頭部が露出しないように、この取付部材13の頭部の高さよりも深く形成されている。
図4及び図5に示す駆動装置7は、砥石片6をレールRの長さ方向に沿って駆動する手段である。駆動装置7は、図4に示すように、レールRの表面に砥石片6を接触させた状態でこの砥石片6を前進させる動作と、レールRの表面から砥石片6を離間させた状態でこの砥石片6を後退させる動作とを繰り返す。駆動装置7は、図4に示す回転体8A〜8Dと、巻き掛け部材9と、図4及び図5に示す駆動力発生部10と、駆動状態検出部11と、装着部12と、図6に示す取付部材13と、図5に示す支持部材14などを備えている。駆動装置7は、回転体8A〜8Dに屈曲自在な巻き掛け部材9を巻き付けて、回転体8Aの回転を回転体8B〜8Dに伝達するベルト伝動装置(巻き掛け伝動装置)である。駆動装置7は、例えば、レール削正車1が図4に示すA方向に走行するときに、このレール削正車1の進行方向前側から進行方向後側に向かって、砥石片6がレールRの表面と接触しながら一方向に移動するように巻き掛け部材9を駆動する。
回転体8A,8Dは、巻き掛け部材9を掛けるための部材であり、回転体8B,8Cは巻き掛け部材9の弛みを防止するための部材である。回転体8A,8Dは、巻き掛け部材9を外周部に巻き付けた状態で垂直面内において回転するベルト車であり、レールRの長さ方向に沿って間隔をあけて配置されている。回転体8Aは、巻き掛け部材9を駆動するための駆動力を発生する原動車であり、駆動力発生部10によって回転駆動される原動軸8aを備えている。回転体8B〜8Dは巻き掛け部材9によって駆動される従動車であり、従動軸8bを備えている。回転体8B,8Cは、回転体8Aと回転体8Dとの間に所定の間隔をあけて配置されており、レールRの表面と砥石片6とが略均一な接触圧で接触した状態で砥石片6が移動するようにこの巻き掛け部材9をガイドしている。回転体8A〜8Dは、図5に示すように、外周部に巻き掛け部材9の脱落を防止するためのフランジ部8cを備えている。
図4に示す巻き掛け部材9は、回転体8A,8Dに巻き掛けられる部材(巻き掛け媒介節)であり、柔軟で折り曲げが容易なベルトなどである。図4及び図5に示す駆動力発生部10は、回転体8A〜8Dを回転させるための駆動力を発生する部分である。駆動力発生部10は、回転体8Aの原動軸8aを回転駆動する電動モータ又は油圧モータなどであり、これらのモータの駆動軸が回転体8Aの原動軸8aに図示しない継手などによって連結されている。駆動状態検出部11は、砥石片6の駆動状態を検出する部分である。駆動状態検出部11は、砥石片6の駆動速度及び駆動位置を検出する装置であり、駆動力発生部10がモータであるときにこのモータの駆動軸の回転数を検出し、この回転数に応じてパルス信号を発生するロータリエンコーダなどである。
図4〜図6に示す装着部12は、巻き掛け部材9に砥石片6を装着する部分である。装着部12は、巻き掛け部材9の外周面に接着剤などによって接着又はねじなどの固定部材によって取り付けられた板状の部材であり、砥石片6と同じ長さ及び幅で形成されている。装着部12の表面には、図6に示すように、砥石片6側の雌ねじ部6bと対応する位置に雌ねじ部12aが形成されている。取付部材13は、砥石片6を装着部12に着脱自在に取り付ける部材であり、先端部に雌ねじ部6b,12aと噛み合う雄ねじ部13aを有するねじなどである。
図5に示す支持部材14は、回転体8A〜8Dを支持する部材である。支持部材14は、断面形状が略U字状のフレーム部材であり、上側支持部14aと、下側支持部14bと、軸受部14cなどを備えている。上側支持部14aは、レールRの長さ方向に伸びた水平な板状の部材である。下側支持部14bは、レールRの長さ方向に伸びた垂直な板状の部材であり、上側支持部14aの両縁部にそれぞれ一体に形成されている。軸受部14cは、回転体8Aの原動軸8aの両端部と、回転体8B〜8Dの従動軸8bの両端部とを回転自在に支持する部分であり、下側支持部14bに取り付けられている。支持部材14は、回転体8A〜8Dを回転自在に支持するとともに、駆動力発生部10及び駆動状態検出部11を支持している。
移動装置15,16は、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6が接触するように、この砥石片6をレールRの幅方向に移動する手段である。移動装置15は、支持部材14の上側支持部14aを移動することによって砥石片6を垂直方向に移動し、移動装置16は支持部材14の下側支持部14bを移動することによって砥石片6を水平方向に移動する。移動装置15は、支持部材14の上側支持部14aの長さ方向の両端部に連結されており、移動装置16は、支持部材14の下側支持部14bの長さ方向の両端部に連結されており、移動装置15,16は支持部材14がレールRの表面に対して傾くのを防止している。移動装置15,16は、例えば、図3に示すように、頭頂面R1、ゲージコーナ部R3及び内側頭側面R2の順に砥石片6が接触するように、駆動装置7をレールRの幅方向に移動する。移動装置15は、砥石片6を垂直方向に移動することによってレールRの表面と砥石片6との間の加圧力を調整する加圧力調整装置として機能するとともに、レールRの表面に対する砥石片6の姿勢を可変する姿勢可変装置としても機能する。移動装置15,16は、削正動作開始時には駆動装置7を削正車2からレールRに向かって降下させ、削正動作終了後には駆動装置7をレールRから削正車2に向かって上昇させる。移動装置15,16は、いずれも同一構造であり、シリンダ部15a,16aと、ピストンロッド部15b,16bと、流体圧回路15c,16cと、連結部15d,16dと、連結部15e,16eなどを備えている。
シリンダ部15a,16aは、支持部材14を駆動する部材であり、ピストンロッド部15b,16bを伸縮することによって、レールRに対して上下方向及び左右方向に支持部材14を変位させる。シリンダ部15a,16aは、例えば、油圧又は空気圧などの作動流体の流体圧によって駆動力を発生する油圧シリンダ又は空気圧シリンダなどのアクチュエータである。ピストンロッド部15b,16bは、シリンダ部15a,16a内のピストンの進退動作に連動して進退動作する部材である。流体圧回路15c,16cは、シリンダ部15a,16a内のピストンを作動流体の流体圧によって駆動するための回路であり、シリンダ部15a,16a内に作動流体を流入させるとともに、このシリンダ部15a,16a内から作動流体を流出させて、ピストンロッド部15b,16bを進退動作させる。連結部15d,16dは、ピストンロッド部15b,16bの先端部と支持部材14とを回転自在に連結する部分であり、連結部15e,16eはシリンダ部15a,16aと削正車2の車体とを回転自在に連結する部分である。
図1及び図2に示す動力車17は、原動機を備える車両であり、削正車2をけん引して軌道T上を走行する。動力車17は、動力装置18と、波状摩耗測定装置19と、現在位置検出装置20と、削正動作設定装置21と、運転操作装置22と、主制御装置23と、制御装置24などを備えている。
動力装置18は、動力車17を駆動するための駆動力を発生する手段である。動力装置18は、駆動力を発生するディーゼルエンジンなどの内燃機関と、この動力を車輪Wに伝達する流体変速機などの動力伝達機構部などを備えている。
波状摩耗測定装置19は、レールRの表面の波状摩耗による凹凸を測定する手段である。ここで、波状摩耗とは、レールR上を車両が繰り返し走行することによって、レールRの表面が一定間隔で摩耗又は塑性変形して形成される連続した凹凸である。波状摩耗測定装置19は、レールR上を走行しながらレールRの表面の波状摩耗を測定する検測台車と、この検測台車の測定結果に基づいて摩耗量を演算しこの演算結果を主制御装置23に出力する演算装置などを備えている。波状摩耗測定装置19は、レールRの摩耗量を波状摩耗測定情報として主制御装置23に出力する。
現在位置検出装置20は、レール削正車1の現在位置を検出する手段である。現在位置検出装置20は、例えば、軌道T側の特定地点に設置された自動列車停止装置(ATS)のATS地上子との間で相互に情報を送受信するためにレール削正車1側に設置されたATS車上子と、このATS車上子からの信号を受信して現在位置情報(絶対位置情報)を出力するATS受信機と、レール削正車1の車輪Wの回転数に応じて発生する距離パルス信号を出力する速度発電機と、ATS受信機が出力する絶対位置情報に基づいてレール削正車1の絶対位置を検出し、次のATS地上子にレール削正車1が到達するまでの間に速度発電機が出力する距離パルス信号を積算してレール削正車1の現在位置を演算する演算部などを備えている。現在位置検出装置20は、レール削正車1の現在位置を現在位置情報として主制御装置23に出力する。
削正動作設定装置21は、レール削正車1の削正動作を設定する手段である。削正動作設定装置21は、レール削正車1の走行速度、砥石片6の移動速度、砥石片6の通過回数、レールRの表面と砥石片6との接触圧、レールRの削正箇所の寸法(例えば、図3に示す曲率半径r1〜r3)などに関する削正動作情報を設定する。削正動作設定装置21は、波状摩耗測定装置19の測定結果に基づいて最適な削正動作を自動で設定したり、最適な削正動作を手動で設定したりする。削正動作設定装置21は、設定後の削正動作情報を主制御装置23に出力する。
運転操作装置22は、レール削正車1を運転操作するための手段である。運転操作装置22は、レール削正車1を運転士が運転制御するときに操作する主幹制御器(マスターコントローラ)などを備えており、動力車17の運転室内の運転台に設置されている。
主制御装置23は、レール削正車1の種々の動作を制御する手段である。主制御装置23は、例えば、波状摩耗測定装置19が出力する波状摩耗測定情報、現在位置検出装置20が出力する現在位置情報、及び削正動作設定装置21が出力する削正動作情報に基づいて、散水装置3、集塵装置4、レール削正装置5R,5L及び動力装置18を制御装置24が動作制御するように指令する。
制御装置24は、レール削正装置5R,5Lの削正動作を制御する手段である。制御装置24は、主制御装置23からの削正動作制御の指令に基づいてレール削正装置5R,5Lの削正動作を制御する。制御装置24は、例えば、主制御装置23が出力する波状摩耗測定情報、現在位置情報及び削正動作情報などに基づいて、レール削正車1が最適な走行速度で走行するように動力装置18の動作を制御したり、図5に示す駆動力発生部10及び流体圧回路15c,16cの動作を制御したりする。制御装置24は、散水装置3、集塵装置4、レール削正装置5R,5L及び動力装置18と主制御装置23との間で電気的に接続可能なようにユニット化されており、既存のレール削正車1に搭載可能なように構成されている。
次に、この発明の第1実施形態に係るレール削正方法を説明する。
図7は、この発明の第1実施形態に係るレール削正装置の動作を説明するための模式図である。
図1及び図2に示す運転操作装置22を運転士が操作して削正動作開始が主制御装置23に指令されると、主制御装置23が制御装置24に削正動作開始信号を送信する。その結果、移動装置15,16の流体圧回路15c,16cを制御装置24が動作制御して、図5に示すように頭頂面R1に砥石片6が所定の姿勢で接触するまで流体圧回路15c,16cがシリンダ部15a,16aに作動流体を供給又は排出する。次に、駆動装置7の駆動力発生部10を制御装置24が動作制御して、回転体8Aの原動軸8aを駆動力発生部10が回転駆動すると、図4に示す回転体8A〜8Dが回転して巻き掛け部材9が移動し、頭頂面R1と接触した状態で砥石片6がレールRの長さ方向に連続して移動する。
図7は、この発明の第1実施形態に係るレール削正装置の動作を説明するための模式図である。
図1及び図2に示す運転操作装置22を運転士が操作して削正動作開始が主制御装置23に指令されると、主制御装置23が制御装置24に削正動作開始信号を送信する。その結果、移動装置15,16の流体圧回路15c,16cを制御装置24が動作制御して、図5に示すように頭頂面R1に砥石片6が所定の姿勢で接触するまで流体圧回路15c,16cがシリンダ部15a,16aに作動流体を供給又は排出する。次に、駆動装置7の駆動力発生部10を制御装置24が動作制御して、回転体8Aの原動軸8aを駆動力発生部10が回転駆動すると、図4に示す回転体8A〜8Dが回転して巻き掛け部材9が移動し、頭頂面R1と接触した状態で砥石片6がレールRの長さ方向に連続して移動する。
頭頂面R1の削正を完了すると、流体圧回路15c,16cを制御装置24が動作制御して、図5に示すゲージコーナ部R3に砥石片6が所定の姿勢で接触するまで流体圧回路15c,16cがシリンダ部15a,16aに作動流体を供給又は排出する。次に、図4に示す駆動力発生部10を制御装置24が動作制御すると、回転体8A〜8Dが回転して巻き掛け部材9が移動し、ゲージコーナ部R3と接触した状態で砥石片6がレールRの長さ方向に連続して移動する。
ゲージコーナ部R3の削正を完了すると、流体圧回路15c,16cを制御装置24が動作制御して、図5に示す内側頭側面R2に砥石片6が所定の姿勢で接触するまで流体圧回路15c,16cがシリンダ部15a,16aに作動流体を供給又は排出する。次に、図4に示す駆動力発生部10を制御装置24が動作制御すると、回転体8A〜8Dが回転して巻き掛け部材9が移動し、内側頭側面R2と接触した状態で砥石片6がレールRの長さ方向に連続して移動する。その結果、図7(A)に示すように、砥石片6によってレールRの表面が長さ(削正長さ)L1だけ削正車2によって削正される。
次に、図5に示す流体圧回路15c,16cを制御装置24が動作制御して、レールRの表面から砥石片6が離れるように流体圧回路15c,16cがシリンダ部15a,16aに作動流体を供給又は排出する。砥石片6とともに駆動装置7が所定の高さまで上昇すると、レール削正車1が距離(移動距離)L2だけ移動するように制御装置24が動力装置18を駆動制御する。このときに、削正動作後のレールRの長さ方向に削正部分と未削正部分とが交互に連続して形成されないように、図7(B)に示すように前回の削正部分と今回の削正部分との間に長さ(重複削正長さ)ΔLの重複削正部分が形成されるように、レール削正車1が距離L2(L1−ΔL)移動する。その結果、この重複削正部分に削正痕が形成されるが、削正部分の長さL1が十分に長くこの削正部分では連続して削正処理がされるため、重複削正部分に起因する特定波長の転動騒音の発生が抑制される。
現在位置検出装置20の検出結果に基づいてレール削正車1が距離L2だけ走行したと制御装置24が判断したときには、レール削正車1が停止するように制御装置24が動力装置18を駆動制御する。次に、移動装置15,16を制御装置24が動作制御するとともに駆動装置7を制御装置24が動作制御して、図7(B)に示すように、レールRの表面が長さL1だけ砥石片6によって削正される。以上の削正動作を繰り返すことによって、図7(A)〜(C)に示すようにレールRが削正車2によって削正される。
この発明の第1実施形態に係るレール削正装置、レール削正方法及びレール削正車には、以下に記載するような効果がある。
(1) この第1実施形態では、レールRの表面に砥石片6を接触させた状態でこの砥石片6を前進させる動作と、レールRの表面から砥石片6を離間させた状態でこの砥石片6を後退させる動作とを駆動装置7が繰り返す。このため、従来のレール削正装置のような交換作業に手間がかかる無端研磨ウェブを使用せずに、交換作業が容易な砥石片6によってレールRの表面を簡単に削正することができる。また、レールRの表面と砥石片6とを接触させた状態でこの砥石片6が所定距離だけレールRの長さ方向に移動する。このため、特定の波長を持った波状の凹凸の削正痕がレールRの長さ方向に沿ってこのレールRの表面に形成されないため、削正痕に起因する転動騒音を低減することができる。
(1) この第1実施形態では、レールRの表面に砥石片6を接触させた状態でこの砥石片6を前進させる動作と、レールRの表面から砥石片6を離間させた状態でこの砥石片6を後退させる動作とを駆動装置7が繰り返す。このため、従来のレール削正装置のような交換作業に手間がかかる無端研磨ウェブを使用せずに、交換作業が容易な砥石片6によってレールRの表面を簡単に削正することができる。また、レールRの表面と砥石片6とを接触させた状態でこの砥石片6が所定距離だけレールRの長さ方向に移動する。このため、特定の波長を持った波状の凹凸の削正痕がレールRの長さ方向に沿ってこのレールRの表面に形成されないため、削正痕に起因する転動騒音を低減することができる。
(2) この第1実施形態では、レールRの長さ方向に沿って間隔をあけて配置された複数の回転体8A,8Dに巻き掛けられた巻き掛け部材9に砥石片6を装着部12によって装着する。このため、従来のレール削正装置のような無端研磨ウェブを回転体から取り外す手間のかかる交換作業が不要になって、砥石片6が消耗したときに使用済み品と新品とを簡単に交換することができる。また、レール削正車1の前進動作に頼らずにレールRの長さ方向に砥石片6を確実に移動させてレールRの表面を削正することができる。さらに、レールRの表面と巻き掛け部材9との間に厚みのある砥石片6が挟み込まれるため、レールRの表面と砥石片6との間に加圧力を作用させることができる。その結果、従来のレール削正装置のような無端研磨ウェブの弛みを防止するための緊張ローラなどが不要になって、レール削正装置5R,5Lを簡単な構造にすることができる。
(3) この第1実施形態では、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6が接触するように、この砥石片6をレールRの幅方向に移動装置15,16が移動する。このため、レールRの頭頂面R1,内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3に砥石片6を移動させて、レールRの幅方向における任意の複数箇所を効率的に削正することができる。
(4) この第1実施形態では、駆動装置7をレールRの幅方向に移動装置15,16が移動する。このため、駆動装置7と一体に砥石片6を簡単に移動させて、効率的に削正作業を実施することができる。
(第2実施形態)
図8は、この発明の第2実施形態に係るレール削正装置の正面図である。以下では、図1〜図7に示す部分と対応する部分については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示す砥石片6A〜6Cは、図6に示す砥石片6と同一構造であり、図11に示すように、砥石片6Aは頭頂面R1と接触し、砥石片6Bは内側頭側面R2と接触し、砥石片6Cはゲージコーナ部R3と接触する。砥石片6A〜6Cは、レールRの長さ方向に移動するときに互に接触しないように、駆動装置7の巻き掛け部材9の長さ方向にずらして配置されている。駆動装置7は、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に複数(例えば3台)配置されている。駆動装置7は、砥石片6A〜6Cがいずれも同一の速度で同期して移動するように、回転体8Aを同一の角速度で回転させる。移動装置15,16は、レールRの表面に対して砥石片6A〜6Cの姿勢が変化するように、各駆動装置7を駆動する手段である。
図8は、この発明の第2実施形態に係るレール削正装置の正面図である。以下では、図1〜図7に示す部分と対応する部分については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示す砥石片6A〜6Cは、図6に示す砥石片6と同一構造であり、図11に示すように、砥石片6Aは頭頂面R1と接触し、砥石片6Bは内側頭側面R2と接触し、砥石片6Cはゲージコーナ部R3と接触する。砥石片6A〜6Cは、レールRの長さ方向に移動するときに互に接触しないように、駆動装置7の巻き掛け部材9の長さ方向にずらして配置されている。駆動装置7は、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に複数(例えば3台)配置されている。駆動装置7は、砥石片6A〜6Cがいずれも同一の速度で同期して移動するように、回転体8Aを同一の角速度で回転させる。移動装置15,16は、レールRの表面に対して砥石片6A〜6Cの姿勢が変化するように、各駆動装置7を駆動する手段である。
次に、この発明の第2実施形態に係るレール削正方法を説明する。
削正動作を開始するときには、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、図8に示すように頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3にそれぞれ砥石片6A〜6Cが所定の姿勢で接触する。次に、駆動装置7を制御装置24が動作制御して、駆動装置7の回転体8Aが回転駆動すると巻き掛け部材9が移動し、頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3に砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触した状態でこれらの砥石片6A〜6CがレールRの長さ方向に連続して移動する。次に、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、レールRの表面から砥石片6A〜6Cが離れ、レール削正車1が所定の距離だけ移動し、以降同様の削正動作が繰り返される。
削正動作を開始するときには、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、図8に示すように頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3にそれぞれ砥石片6A〜6Cが所定の姿勢で接触する。次に、駆動装置7を制御装置24が動作制御して、駆動装置7の回転体8Aが回転駆動すると巻き掛け部材9が移動し、頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3に砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触した状態でこれらの砥石片6A〜6CがレールRの長さ方向に連続して移動する。次に、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、レールRの表面から砥石片6A〜6Cが離れ、レール削正車1が所定の距離だけ移動し、以降同様の削正動作が繰り返される。
この発明の第2実施形態に係るレール削正装置、レール削正方法及びレール削正車には、第1実施形態の効果に加えて、以下に記載するような効果がある。
この第2実施形態では、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に駆動装置7が複数配置されている。このため、例えば、頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3を砥石片6A〜6Cによって一度に連続して削正することができるため、第1実施形態に比べて削正作業をより一層短時間で実施することができる。
この第2実施形態では、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に駆動装置7が複数配置されている。このため、例えば、頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3を砥石片6A〜6Cによって一度に連続して削正することができるため、第1実施形態に比べて削正作業をより一層短時間で実施することができる。
(第3実施形態)
図9は、この発明の第3実施形態に係るレール削正装置の斜視図である。図10は、この発明の第3実施形態に係るレール削正装置の正面図である。図11は、図10のXI-XI線で切断した状態を示す断面図であり、図11(A)は固定体と移動体との間に磁気吸引力が発生している状態を示す断面図であり、図11(B)は固定体と移動体との間に磁気反発力が発生している状態を示す断面図である。
図9は、この発明の第3実施形態に係るレール削正装置の斜視図である。図10は、この発明の第3実施形態に係るレール削正装置の正面図である。図11は、図10のXI-XI線で切断した状態を示す断面図であり、図11(A)は固定体と移動体との間に磁気吸引力が発生している状態を示す断面図であり、図11(B)は固定体と移動体との間に磁気反発力が発生している状態を示す断面図である。
図9及び図10に示すレール削正装置5Rは、駆動装置25を備えている。駆動装置25は、砥石片6をレールRの長さ方向に沿って駆動する装置であり、図9に示すようにレールRの表面に砥石片6を接触させた状態でこの砥石片6を往復させる動作を繰り返す。駆動装置25は、図9〜図11に示す固定体26と、移動体27と、図9及び図11に示すガイド部28と、図11に示す磁力発生部29,30と、図9及び図10に示す駆動状態検出部31と、駆動回路32などを備えている。駆動装置25は、固定体26と移動体27との間に磁気吸引力及び磁気反発力を発生させて、この移動体27をガイド部28に沿って駆動させるリニアモータである。駆動装置25は、例えば、レール削正車1が図9に示すA方向に走行するときに、このレール削正車1の進行方向前側と進行方向後側とノ間で砥石片6がレールRの表面と接触しながら両方向に往復移動するように移動体27を駆動する。駆動装置25は、図10に示すように、支持部材14によって支持されており、この支持部材14を上下方向及び左右方向に移動する移動装置15,16によって、この支持部材14と一体となって移動する。
図9〜図11に示す固定体(固定子)26は、レールRの長さ方向に沿って配置された部材である。固定体26は、図9〜図11に示すように、レールRとの間に所定の間隔をあけてこのレールRと平行に配置された長板状の磁性体であり、図11に示すように長さ方向に所定の間隔で形成された歯26aなどを備えている。
図9〜図11に示す移動体(可動子)27は、固定体26の長さ方向に沿って移動する部材である。移動体27は、固定体26との間に所定の間隔をあけてレールRの長さ方向に往復移動可能である。移動体27には、図11に示すように、固定体26と対向する側とは反対側の表面に装着部12が接着剤などによって接着又はねじなどの固定部材によって取り付けられており、この装着部12によって砥石片6が装着されている。
図9及び図11に示すガイド部28は、移動体27を移動自在にガイドする部材である。ガイド部28は、固定体26との間に所定の間隔をあけて平行に配置されており、移動体27のガイド孔を貫通しこの移動体27をスライド自在に案内する。ガイド部28は、両端部が支持部材14に固定されている。
磁力発生部29,30は、固定体26に沿って移動体27が移動するように、固定体26と移動体27との間に磁力を発生させる部材であり、磁力発生部29は固定体26側に配置されており、磁力発生部30は移動体27側に配置されている。磁力発生部29は、固定体26の歯26aに巻き回されたコイル(固定子巻線)に電流が流れることによって磁力を発生する電磁石である。磁力発生部30は、固定体26側の歯26aと同じ間隔で配置された永久磁石であり、この歯26aと対向する側が交互にN極及びS極となるように配列されている。
駆動状態検出部31は、砥石片6の駆動状態を検出する部分である。駆動状態検出部31は、砥石片6の駆動速度及び駆動位置を検出する装置であり、固定体26側に装着された磁気スケール(磁気目盛り)を、移動体27側に装着されて磁気検出用ヘッドによって読み取り、移動体27の位置に応じた電気信号を発生する磁気式のリニアエンコーダなどである。
駆動回路32は、固定体26と移動体27との間に発生する磁力によってこの移動体27を駆動するための回路である。駆動回路32は、磁力発生部29のコイルに流れる電流を制御することによって、図11に示すように歯26aの磁極をN極及びS極に切り替える。駆動回路32は、図11(A)に示すように、移動体27側の永久磁石と固定体26側の電磁石との間に磁気吸引力を発生させたり、図11(B)に示すように移動体27側の永久磁石と固定体26側の電磁石との間に磁気反発力を発生させたりしながらこの移動体27を駆動させる。
次に、この発明の第3実施形態に係るレール削正方法を説明する。
削正動作を開始するときには、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、図10に示すように頭頂面R1に砥石片6が所定の姿勢で接触する。次に、駆動装置25の駆動回路32を制御装置24が動作制御すると、図11に示すように駆動装置25の固定体26と移動体27との間に磁力が発生してガイド部28にガイドされて移動体27が往復移動する。その結果、図9に示すように、砥石片6がレールRの長さ方向に連続して往復移動し、頭頂面R1を砥石片6が削正する。次に、図10に示す移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、ゲージコーナ部R3に砥石片6が所定の姿勢で接触し、駆動装置25を制御装置24が動作制御すると、図9に示すように砥石片6がレールRの長さ方向に連続して往復移動しゲージコーナ部R3を砥石片6が削正する。次に、図10に示す移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、内側頭側面R2に砥石片6が所定の姿勢で接触し、駆動装置25を制御装置24が動作制御すると、図9に示すように砥石片6がレールRの長さ方向に連続して往復移動し内側頭側面R2を砥石片6が削正する。図10に示す移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、レールRの表面から砥石片6が離れ、レール削正車1が所定の距離だけ移動し、以降同様の削正動作が繰り返される。
削正動作を開始するときには、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、図10に示すように頭頂面R1に砥石片6が所定の姿勢で接触する。次に、駆動装置25の駆動回路32を制御装置24が動作制御すると、図11に示すように駆動装置25の固定体26と移動体27との間に磁力が発生してガイド部28にガイドされて移動体27が往復移動する。その結果、図9に示すように、砥石片6がレールRの長さ方向に連続して往復移動し、頭頂面R1を砥石片6が削正する。次に、図10に示す移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、ゲージコーナ部R3に砥石片6が所定の姿勢で接触し、駆動装置25を制御装置24が動作制御すると、図9に示すように砥石片6がレールRの長さ方向に連続して往復移動しゲージコーナ部R3を砥石片6が削正する。次に、図10に示す移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、内側頭側面R2に砥石片6が所定の姿勢で接触し、駆動装置25を制御装置24が動作制御すると、図9に示すように砥石片6がレールRの長さ方向に連続して往復移動し内側頭側面R2を砥石片6が削正する。図10に示す移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、レールRの表面から砥石片6が離れ、レール削正車1が所定の距離だけ移動し、以降同様の削正動作が繰り返される。
この発明の第3実施形態に係るレール削正装置、レール削正方法及びレール削正車には、第1実施形態の効果に加えて、以下に記載するような効果がある。
(1) この第3実施形態では、レールRの表面に砥石片6を接触させた状態でこの砥石片6を往復させる動作を駆動装置25が繰り返す。その結果、第1実施形態に比べて砥石片6が連続して往復動作するため、削正作業をより一層短時間で実施することができる。
(1) この第3実施形態では、レールRの表面に砥石片6を接触させた状態でこの砥石片6を往復させる動作を駆動装置25が繰り返す。その結果、第1実施形態に比べて砥石片6が連続して往復動作するため、削正作業をより一層短時間で実施することができる。
(2) この第3実施形態では、レールRの長さ方向に沿って配置された固定体26に沿って移動体27が移動するように、この移動体27とこの固定体26との間に磁力発生部29,30が磁力を発生し、この移動体27に砥石片6を装着部12が装着する。このため、第1実施形態のような回転体8A〜8Dを使用する場合に比べてレール削正装置5Rの高さが低くなってレール削正装置5Rが小型になり、限られた設置スペース内にレール削正装置5Rを配置することができる。
(第4実施形態)
図12は、この発明の第4実施形態に係るレール削正装置の正面図である。
図12に示す駆動装置25は、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に複数(例えば3台)配置されている。駆動装置25は、砥石片6A〜6Cが同一距離だけ往復動作するように固定体26が同じ長さであり、砥石片6A〜6CがレールRの長さ方向に移動するときに互に接触しないように、砥石片6A〜6Cの長さ分だけレールRの長さ方向にずらして配置されている。駆動装置25は、砥石片6A〜6Cがいずれも同一の速度で同期して移動するように、各移動体27を同一の速度で往復駆動させる。駆動装置25は、レールRの表面に対して砥石片6A〜6Cの姿勢が変化するように、移動装置15,16によって駆動される。
図12は、この発明の第4実施形態に係るレール削正装置の正面図である。
図12に示す駆動装置25は、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に複数(例えば3台)配置されている。駆動装置25は、砥石片6A〜6Cが同一距離だけ往復動作するように固定体26が同じ長さであり、砥石片6A〜6CがレールRの長さ方向に移動するときに互に接触しないように、砥石片6A〜6Cの長さ分だけレールRの長さ方向にずらして配置されている。駆動装置25は、砥石片6A〜6Cがいずれも同一の速度で同期して移動するように、各移動体27を同一の速度で往復駆動させる。駆動装置25は、レールRの表面に対して砥石片6A〜6Cの姿勢が変化するように、移動装置15,16によって駆動される。
次に、この発明の第4実施形態に係るレール削正方法を説明する。
削正動作を開始するときには、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、図12に示すように頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3にそれぞれ砥石片6A〜6Cが所定の姿勢で接触する。次に、駆動装置25を制御装置24が動作制御して、駆動装置25の各移動体27が往復駆動すると、頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3に砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触した状態でこれらの砥石片6A〜6CがレールRの長さ方向に連続して往復移動する。次に、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、レールRの表面から砥石片6A〜6Cが離れ、レール削正車1が所定の距離だけ移動し、以降同様の削正動作が繰り返される。
削正動作を開始するときには、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、図12に示すように頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3にそれぞれ砥石片6A〜6Cが所定の姿勢で接触する。次に、駆動装置25を制御装置24が動作制御して、駆動装置25の各移動体27が往復駆動すると、頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3に砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触した状態でこれらの砥石片6A〜6CがレールRの長さ方向に連続して往復移動する。次に、移動装置15,16を制御装置24が動作制御すると、レールRの表面から砥石片6A〜6Cが離れ、レール削正車1が所定の距離だけ移動し、以降同様の削正動作が繰り返される。
この発明の第4実施形態に係るレール削正装置、レール削正方法及びレール削正車には、第2実施形態の効果に加えて、以下に記載するような効果がある。
この第4実施形態では、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に駆動装置25が複数配置されている。このため、第2実施形態に比べてレールRの幅方向の複数箇所を砥石片6A〜6Cによって同時に短時間で削正することができる。
この第4実施形態では、レールRの表面の幅方向の複数箇所で砥石片6A〜6Cがそれぞれ接触するように、レールRの幅方向に駆動装置25が複数配置されている。このため、第2実施形態に比べてレールRの幅方向の複数箇所を砥石片6A〜6Cによって同時に短時間で削正することができる。
(他の実施形態)
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、レール削正車1が2両編成である場合を例に挙げて説明したが、レール削正車1が3両編成以上である場合についてもこの発明を適用することができる。例えば、図13(A)(B)に示す従来のレール削正装置105の回転砥石106を備える削正車を2両目に編成し、図1及び図2に示す削正車2を3両目に編成することもできる。この場合には、回転砥石106によって形成される波状の凹凸の削正痕を削正車2によって平滑にすることができる。また、この実施形態では、動力車17によって削正車2をけん引する場合を例に挙げて説明したが、削正車2に動力装置18を搭載して削正車2のみの1両編成によって自走することもできる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、レール削正車1が2両編成である場合を例に挙げて説明したが、レール削正車1が3両編成以上である場合についてもこの発明を適用することができる。例えば、図13(A)(B)に示す従来のレール削正装置105の回転砥石106を備える削正車を2両目に編成し、図1及び図2に示す削正車2を3両目に編成することもできる。この場合には、回転砥石106によって形成される波状の凹凸の削正痕を削正車2によって平滑にすることができる。また、この実施形態では、動力車17によって削正車2をけん引する場合を例に挙げて説明したが、削正車2に動力装置18を搭載して削正車2のみの1両編成によって自走することもできる。
(2) この実施形態では、レール削正車1を間欠的に走行させて停車中に削正動作を実施しているが、レール削正車1を低速で走行させながら削正動作を実施することもできる。また、この実施形態では、レールRの頭頂面R1、内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3を砥石片6,6A〜6Cによって削正する場合を例に挙げて説明したが、これらの箇所の任意の箇所を削正することもできる。例えば、直線区間では頭頂面R1のみ砥石片6,6Aによって削正し、曲線区間では内側頭側面R2及びゲージコーナ部R3のみを砥石片6,6B,6Cによって削正することもできる。
(3) この第1実施形態及び第2実施形態では、巻き掛け部材9に砥石片6を3個装着した場合を例に挙げて説明したが、砥石片を2個以下又は4個以上装着することもできる。また、この第1実施形態及び第2実施形態では、レール削正車1の進行方向前側から進行方向後側に向かってレールRの表面に砥石片6を接触移動させる場合を例に挙げて説明したが、進行方向後側から進行方向前側に向かって砥石片6を接触移動させることもできる。さらに、この第1実施形態及び第2実施形態では、砥石片6が一方向に移動するように回転体8Aを正転させる場合を例に挙げて説明したが、砥石片6が往復移動するように回転体8Aを正転及び逆転させることもできる。
1 レール削正車
2 削正車
3 散水装置
4 集塵装置
5R,5L レール削正装置
6,6A〜6C 砥石片(砥石部)
7 駆動装置
8A〜8D 回転体
9 巻き掛け部材
10 駆動力発生部
11 駆動状態検出部
12 装着部
13 取付部材
14 支持部材
15,16 移動装置
17 動力車
18 動力装置
19 波状摩耗測定装置
20 現在位置検出装置
21 削正動作設定装置
22 運転操作装置
23 主制御装置
24 制御装置
25 駆動装置
26 固定体
27 移動体
28 ガイド部
29,30 磁力発生部
31 駆動状態検出部
32 駆動回路
T 軌道
R レール
R1 頭頂面
R2 内側頭側面
R3 ゲージコーナ部
W 車輪
W1 車輪踏面
W2 フランジ面
L1 長さ
L2 距離
ΔL 長さ
2 削正車
3 散水装置
4 集塵装置
5R,5L レール削正装置
6,6A〜6C 砥石片(砥石部)
7 駆動装置
8A〜8D 回転体
9 巻き掛け部材
10 駆動力発生部
11 駆動状態検出部
12 装着部
13 取付部材
14 支持部材
15,16 移動装置
17 動力車
18 動力装置
19 波状摩耗測定装置
20 現在位置検出装置
21 削正動作設定装置
22 運転操作装置
23 主制御装置
24 制御装置
25 駆動装置
26 固定体
27 移動体
28 ガイド部
29,30 磁力発生部
31 駆動状態検出部
32 駆動回路
T 軌道
R レール
R1 頭頂面
R2 内側頭側面
R3 ゲージコーナ部
W 車輪
W1 車輪踏面
W2 フランジ面
L1 長さ
L2 距離
ΔL 長さ
Claims (12)
- レール表面の凹凸を砥石片によって削正するレール削正装置であって、
前記レールの長さ方向に沿って前記砥石片を駆動する駆動手段を備え、
前記駆動手段は、前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態でこの砥石片を前進させる動作と、前記レール表面から前記砥石片を離間させた状態でこの砥石片を後退させる動作とを繰り返すこと、
を特徴とするレール削正装置。 - レール表面の凹凸を砥石片によって削正するレール削正装置であって、
前記レールの長さ方向に沿って前記砥石片を駆動する駆動手段を備え、
前記駆動手段は、前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態でこの砥石片を往復させる動作を繰り返すこと、
を特徴とするレール削正装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のレール削正装置において、
前記駆動手段は、
前記レールの長さ方向に沿って間隔をあけて配置された複数の回転体と、
前記回転体を回転させるための駆動力を発生する駆動力発生部と、
複数の前記回転体に巻き掛けられる巻き掛け部材と、
前記巻き掛け部材に前記砥石片を装着する装着部とを備えること、
を特徴とするレール削正装置。 - 請求項2に記載のレール削正装置において、
前記駆動手段は、
前記レールの長さ方向に沿って配置された固定体と、
前記固定体の長さ方向に沿って移動する移動体と、
前記固定体に沿って前記移動体が移動するように、この固定体とこの移動体との間に磁力を発生させる磁力発生部と、
前記移動体に前記砥石片を装着する装着部とを備えること、
を特徴とするレール削正装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレール削正装置において、
前記レール表面の幅方向の複数箇所で前記砥石片が接触するように、この砥石片を前記レールの幅方向に移動する移動手段を備えること、
を特徴とするレール削正装置。 - 請求項5に記載のレール削正装置において、
前記移動手段は、前記駆動手段を前記レールの幅方向に移動すること、
を特徴とするレール削正装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレール削正装置において、
前記駆動手段は、前記レール表面の幅方向の複数箇所で前記砥石片がそれぞれ接触するように、前記レールの幅方向に複数配置されていること、
を特徴とするレール削正装置。 - レール表面の凹凸を砥石片によって削正するレール削正方法であって、
前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態で、前記レールに沿ってこの砥石片を前進させる動作と、前記レール表面から前記砥石片を離間させた状態で、前記レールに沿ってこの砥石片を後退させる動作とを繰り返すこと、
を特徴とするレール削正方法。 - レール表面の凹凸を砥石片によって削正するレール削正方法であって、
前記レール表面に前記砥石片を接触させた状態で、前記レールに沿ってこの砥石片を往復させる動作を繰り返すこと、
を特徴とするレール削正方法。 - 請求項8又は請求項9に記載のレール削正方法において、
前記レール表面の幅方向の複数箇所で前記砥石片が接触するように、この砥石片を前記レールの幅方向に移動すること、
を特徴とするレール削正方法。 - 請求項8又は請求項9に記載のレール削正方法において、
前記レール表面の幅方向の複数箇所で前記砥石片がそれぞれ接触するように、前記レールの長さ方向に沿って複数の前記砥石片をそれぞれ駆動すること、
を特徴とするレール削正方法。 - レール表面の凹凸を平滑に削正するレール削正車であって、
請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のレール削正装置を備えること、
を特徴とするレール削正車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008059697A JP2009215764A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | レール削正装置、レール削正方法及びレール削正車 |
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| JP2008059697A JP2009215764A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | レール削正装置、レール削正方法及びレール削正車 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009215764A true JP2009215764A (ja) | 2009-09-24 |
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|---|---|---|---|
| JP2008059697A Pending JP2009215764A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | レール削正装置、レール削正方法及びレール削正車 |
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- 2008-03-10 JP JP2008059697A patent/JP2009215764A/ja active Pending
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