JP2009212328A - 回路基板、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】基材自体の厚さを厚くせずに信号配線と導電層との距離を大きくして当該信号配線の高いインピーダンス特性を実現できる回路基板、電気光学装置及びその回路基板を用いた電子機器を提供すること。
【解決手段】グランドに電気的に接続されアース面となる第1の導電層28と高周波信号配線31との距離である第1の距離h6が、他の信号配線32と第2の導電層29との第2の距離h7より大きくなるようにしたので、当該高周波信号配線31で高いインピーダンス特性を得ることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】グランドに電気的に接続されアース面となる第1の導電層28と高周波信号配線31との距離である第1の距離h6が、他の信号配線32と第2の導電層29との第2の距離h7より大きくなるようにしたので、当該高周波信号配線31で高いインピーダンス特性を得ることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機に用いられる回路基板、電気光学装置及びその回路基板を用いた電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器の表示装置として電気光学装置が用いられており、そのフレキシブル基板等の回路基板での信号配線において、周囲に導体があると、電界の乱れが生じ、線路インピーダンスの不整合が生じ、高周波特性が劣化するという問題があった。
そこで、樹脂シートの電路が形成された反対側の全面に電路と対をなして帰路電流を流すためのアース面を接合した線路(マイクロストリップ線路)により電界を閉じ込める方法が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−221345号公報(段落[0004]、図1(c))。
しかしながら、特許文献1の提案により比較的効率よく電界を閉じ込めることができるが、問題とする信号配線と他の配線とのインピーダンス整合を図るために高いインピーダンス特性を実現する必要が生じる場合がある。
そのための方法として、当該信号配線の配線幅をより小さくするか、或は、配線幅はそのままで信号配線である電路とアース面である導電層との間の誘電体の距離、例えば間の基材の厚さを大きくする必要が生じた。
しかし、当該信号配線幅をより小さくすることには限界があり、一方信号配線と導電層との距離を大きくするために間に挟まれる基材の厚さを厚くすると、厚い基材を形成するのが容易ではなく製造コストが余計に掛かってしまうという問題や例えばフレキシブル基板であれば可撓性が小さくなり、曲げにくくなってしまうという問題等が生じた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、基材自体の厚さを厚くせずに信号配線と導電層との距離を大きくして当該信号配線の高いインピーダンス特性を実現できる回路基板、電気光学装置及びその回路基板を用いた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る回路基板は、基材と、前記基材の一方の面に形成された高周波信号配線と、前記一方の面で前記高周波信号配線と異なる領域に形成された他の信号配線と、前記基材の一方の面と反対側に形成され、グランドに電気的に接続された導電層とを具備し、前記導電層は、前記高周波信号配線と平面的に重なる第1の領域と前記他の信号配線と平面的に重なる第2の領域とを有し、前記高周波信号配線と前記第1の領域との第1の距離は、前記他の信号配線と前記第2の領域との第2の距離より大きいことを特徴とする。
本発明は、グランドに電気的に接続されアース面となる導電層と高周波信号配線との距離が、他の信号配線と導電層との距離より大きくなり、当該高周波信号配線で高いインピーダンス特性を得ることができる。しかもベース基材の厚さを変えずに当該高周波信号配線の高インピーダンス化が可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記導電層は、互いに平面的に異なる領域に形成され、少なくとも前記第1の領域を含む第1の導電層と少なくとも前記第2の領域を含む第2の導電層からなり、前記基材と前記第1の導電層との間には、接着材及び絶縁層の少なくともいずれかが更に設けられており、前記第1の距離と第2の距離との差は、前記基材と当該第1の導電層との間に設けられた接着材及び絶縁層の少なくともいずれかによるものであることを特徴とする。これにより、基材自体の厚さを厚くしていないので製造コストを低減できる他、回路基板に可撓性が必要な場合も十分な可撓性が確保可能である。
本発明の一の形態によれば、前記基材は、可撓性基板であることを特徴とする。これにより、可撓性基板としての特性を害することなく当該信号配線で高いインピーダンス特性を得ることができる。
従来、回路基板が例えば可撓性基板(フレキシブル基板)であるような場合には、ベース基材の両面に元々銅箔等の導電層が形成されていることが多く、それをエッチングして表面には信号配線等の配線パターンを形成し、裏面にはアース面としてのグラント配線等を形成することが行われていたが、その両面の外側にはそれぞれカバーレイが形成されていた。ここで、カバーレイとは、基材と同じ材料(例えばポリイミド)で形成されたフィルムであり、エッチングされ配線パターン等が形成された基材両面に接着材により被覆されるものである。
そこで、本発明では従来から基材の反対側面にある上記カバーレイや接着材を利用して、当該接着材及びカバーレイを基材の反対側面に直接配置させるようにし、その外側に後付でグランドに電気的に接続された第1の導電層を形成することで、高周波信号配線とグランドとしての第1の導電層との距離を他の信号配線と第2の導電層との距離より大きくして当該高周波信号配線の高インピーダンス化を図ることとしたものである。
これにより、従来からあるカバーレイを利用して当該高周波信号配線の高インピーダンス化を図ることができるので、製造コストの軽減を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記反対側面に形成され、少なくとも前記反対側面に配置された接着材の領域で開口領域を有する第2の導電層を更に具備し、前記接着材は、前記開口領域から前記反対側面に配置されていることを特徴とする。すなわち、上記のように従来からあるカバーレイを少なくとも信号配線と平面的に重なる領域では反対側面に元々ある第2の導電層より基材の反対側面側になる様にする必要があったが、そのために本発明では、当該接着材が基材の反対側面に配置されることとなる領域に第2の導電層の開口領域を設けることとしたものである。ここで、「開口領域」とは、基材の反対側面に(直接に)配置された接着材の領域で、第2の導電層が形成されない領域をいうものとする。
これにより、当該第2の導電層の所定の開口領域に接着材を流し込んで基材の反対側面に接着材を配置し、従来のカバーレイをその上に形成することができ、更にその上に形成する第1の導電層と信号配線との距離を大きくすることが可能となる。
本発明の一の形態によれば、前記反対側面に配置された接着材は、前記信号配線の横幅の3倍以上の横幅を有することを特徴とする。これにより、その接着材とその上に形成される絶縁層とが信号配線の真下だけでなく、その周りでのグランドとしての第1の導電層との距離が確実に大きくできるので、より当該信号配線の高インピーダンス化が図れることとなる。なお、3倍以上としたのは、横幅が3倍より大きくなるとその横方向の外側にある第2の導電層との距離が十分とれるようになり、信号配線でのインピーダンスの劣化を抑えることが可能であるからである。
本発明の一の形態によれば、前記第1の導電層は、少なくとも前記反対側面に配置された接着材と平面的に重なるように形成されていることを特徴とする。これにより、信号配線からの距離を十分とりながら第1の導電層によるシールドをより確実なものとすることができる。
本発明の一の形態によれば、前記一方の面側に、少なくとも前記高周波信号配線と平面的に重なるように形成された第3の導電層を更に具備することを特徴とする。これにより、高周波信号配線からの電界の漏れを基材の一方の面側からも抑制でき、当該高周波信号配線へのノイズをより効果的に抑制できる。
本発明の他の観点に係る電気光学装置は、基材と、前記基材の一方の面に形成された高周波信号配線と、前記一方の面で前記高周波信号配線と異なる領域に形成された他の信号配線と、前記基材の一方の面と反対側に形成され、グランドに電気的に接続された導電層とを有し、当該導電層は、前記高周波信号配線と平面的に重なる第1の領域と前記他の信号配線と平面的に重なる第2の領域とを有し、前記高周波信号配線と前記第1の領域との第1の距離は、前記他の信号配線と前記第2の領域との第2の距離より大きい回路基板と、前記回路基板が接続された電気光学パネルとを具備することを特徴とする。
本発明は、グランドに電気的に接続されアース面となる導電層と高周波信号配線との距離が、他の信号配線と導電層との距離より大きくなり、当該高周波信号配線で高いインピーダンス特性を得ることができる回路基板を備えたので、電気光学装置としての電気的信頼性の向上とコストの軽減を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記導電層は、互いに平面的に異なる領域に形成され、少なくとも前記第1の領域を含む第1の導電層と少なくとも前記第2の領域を含む第2の導電層からなり、前記基材と前記第1の導電層との間には、接着材及び絶縁層の少なくともいずれかが更に設けられており、前記第1の距離と第2の距離との差は、前記基材と当該第1の導電層との間に設けられた接着材及び絶縁層の少なくともいずれかによるものであることを特徴とする。これにより、基材自体の厚さを厚くしていないので製造コストを低減できる他、回路基板に可撓性が必要な場合も十分な可撓性が確保可能である。
本発明の他の観点に係る回路基板の製造方法は、基材の一方の面の導電層をエッチングして所定の信号配線を形成する工程と、前記一方の面と反対側面の導電層に、少なくとも前記信号配線と平面的に重なる領域に開口領域を形成する工程と、前記反対側で、少なくとも前記開口領域から前記反対側面に接着材を配置する配置工程と、前記接着材の前記基材と反対側に絶縁層を形成する工程と、前記反対側面側で、少なくとも前記信号配線と平面的に重なるようにグランドに電気的に接続された第1の導電層を形成する工程とを具備することを特徴とする。
本発明は、基材の反対側面の導電層を当該基材の一方の面の信号配線と少なくとも平面的に重なる領域は、当該反対側面の導電層が存在しない開口領域を形成することとした。したがって、当該開口領域に接着材及び絶縁層が配置でき、その上からグランドに電気的に接続された導電層を形成することで、基材自体の厚さを変えずに当該信号線とグランドとしての導電層との距離を大きくして、当該信号配線の高インピーダンス化を低コストで図ることができる。
本発明の他の観点に係る電子機器は、上述の回路基板を備えたことを特徴とする。
本発明は、基材自体の厚さを厚くせずに信号配線と導電層との距離を大きくして当該信号配線の高いインピーダンス特性を実現できる回路基板を備えたので、電気的信頼性の高い電子機器を低コストで提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、回路基板及び電気光学装置の例としてTFT(Thin Film Trannsistor)アクティブマトリックス型の液晶装置、またその液晶装置を用いた電子機器について説明するが、これに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る液晶装置の概略斜視図、図2は図1のA−A線断面図(ドライバーICは切断していない。)、図3は図2のB−B線断面図、図4は信号配線と第1及び第2の導電層との位置関係の概略斜視図及び図5は信号配線と第1及び第2の導電層との位置関係の説明図である。
(液晶装置の構成)
液晶装置1は、例えば図1に示すように液晶パネル2、当該液晶パネル2に電気的に接続された回路基板としてのフレキシブル基板3及び照明装置4等を有する。ここで、液晶装置1には、照明装置4の他にも、ケース等のその他の付帯機構が必要に応じて付設される。
液晶パネル2は、図1または図2に示すようにシール材5を介して貼り合わされた第1基板6及び第2基板7及び両基板の間隙に封入されたTN(Twisted Nematic)型の液晶8を有する。
第1及び第2基板6,7は、夫々例えばガラスといった透光性を有する板状部材からなる第1基材6a及び第2基材7aを有し、図2に示すように第1及び第2基材6a,7aの外側には入射光を偏光させるための偏光板9,10が夫々貼着されている。
また、第1基材6aはその内側(液晶側)に例えば図1及び図2に示すようにY軸方向に複数の走査線11が並行して形成され、X軸方向に複数のデータ線12が並行して形成されており、更にその走査線11及びデータ線12等の液晶側には配向膜13が形成されている。走査線11及びデータ線12は、例えばニッケル等から形成されており、図示しないTFTに電気的に接続されている。また、TFTはITO(インジウムスズ酸化物)等からなる画素電極14に電気的に接続されている。
すなわち、走査線11の一端はTFTの図示しないゲート電極に、他端は後述する出力用接続端子15に夫々電気的に接続されている。更にデータ線12の一端はTFTの図示しないデータ線に、他端は後述する出力用接続端子15に夫々電気的に接続されている。
また、第1基材6aは例えば図1または図2に示すように第2基材7aの外周縁から張出した張出し部16を有し、当該張出し部16には、液晶駆動用のドライバーIC17が実装されている。また、走査線11及びデータ線12は、シール材5で囲まれる領域から当該張出し部16に延在されておりドライバーIC17の実装領域に並設された出力用接続端子15に電気的に接続されている。
更に張出し部16は、例えば図2に示すようにフレキシブル基板3等から電流をドライバーIC17等に供給する入力配線18を有する。ここで、入力配線18は例えば図2に示すように一端がフレキシブル基板3の後述するパターン配線に電気的に接続される外部用端子19として形成されており、他端がドライバーIC17の実装領域に並設された入力用接続端子20に電気的に接続されている。
ドライバーIC17は、例えば図2に示すようにその張出し部16に実装する実装面に出力用接続端子15及び入力用接続端子20に電気的に接続する複数配列されたバンプ21を有し、当該バンプ21は例えば略直方体に、ニッケル(Ni)、金(Au)等で形成されている。
一方、第2基材7aは例えば図2に示すようにその内側(液晶側)に共通電極22が形成されており、その共通電極22の液晶側には配向膜23が形成されている。
尚、第1及び第2基材6a,7aの液晶側には、図示しないが必要に応じて下地層、反射層、着色層及び光遮蔽層等が形成されている。
次に、フレキシブル基板3は例えば図2に示すように略断面半円形状に曲げられ、その一端が第1基板6に接続され、他端は図示しないが外部接続用コネクターや異方性導電膜を介してLED(Light Emitting Diode)等の光源や他の回路基板等に接続されている。
また、フレキシブル基板3は例えば図2及び図3に示すように基材としてのベース基材24、配線パターン25、接着材26、絶縁層27、第1の導電層28、第2の導電層29及びカバー材30により構成されており、図示しないが半導体チップなどの電子部品も実装されている。
ベース基材24はフレキシブル基板3のベースフィルムとなるもので可撓性を有し、例えば略矩形のフィルム状に硬化されたポリイミド樹脂等が用いられており、その厚さh1は例えば15μmから25μmに形成されている。
また、配線パターン25は、複数の信号配線等を有し例えば図1及び図3に示すように当該ベース基材24の一方の面24a(第1基材側)に銅(Cu)等により形成されており、インピーダンス特性を制御する必要がある高周波信号配線31とその他の信号配線32が形成されている。
ここで、「インピーダンス特性を制御する必要がある」とは、一般にフレキシブル基板等の回路基板を高速でかつ安定した電気信号伝搬特性を確保するためには、上記配線パターンや第1及び第2の導電層に形成される各配線の特性インピーダンスと実装する電子部品との入力インピーダンスを整合させることが重要である。したがって、例えば50MHz以上の高周波信号が流れる高周波信号配線31が、マイクロストリップ線路を形成するような場合で、特定インピーダンスを高く制御しなければならない場合に当該高周波信号配線31の横幅をあまり小さくできないときは、当該高周波信号配線31とベタ面との間の比誘電率が一定であるとすると、その高周波信号配線31とベタ面との距離を大きくすることにより当該高周波信号配線の特定インピーダンスを制御することとなる。
例えば当該高周波信号配線31は、例えば図2、図3及び図4に示すようにベース基材24の一方の面(図2及び図3中で下側)に横幅C1は約50μmで、その厚さh2(ベース基材からの高さ)が約10μmから20μmに形成されており、その一端は例えば当該ベース基材24の一端に略一致した図示しない接続端子となり、ACF(Anisotropic conductive film)33を介して張出し部16の外部用端子19に電気的に接続されている。
次に、接着材26は例えば図2、図3及び図4に示すようにベース基材24の一方の面24aの反対側に配置されており、高周波信号配線31と平面的に重なる領域C(図4中のC)を中心としてその3倍以上の領域D(図4中のD)で当該一方の面24aの反対側面24bに直接接するように配置されている。例えば図5に示すように仮に高周波信号配線31が途中(図5の一点鎖線E)で屈折しているとするとその屈折した高周波信号配線31´に沿って領域Dも屈折した高周波信号配線31´を中心として3倍以上の領域となるように接着材26が反対側面24bに直接接するように配置されることとなる。接着材26としては、例えばエポキシやアクリル系の樹脂等を液状にしてからベース基材24に塗布して最終的に熱で硬化させ厚さh3を例えば約15μmとなるように形成する。また、接着材26は例えば図3及び図4に示すように信号配線上やベース基材の一方の面24a上にも形成される。
絶縁層27は、例えば図2、図3及び図4に示すように接着材26のベース基材24と反対側にその厚さh4が約12.5μmから20μmとなるように積層されており、その材料としては当該フレキシブル基板3のカバーレイとして通常使われるポリイミド樹脂が用いられる。
また、第1の導電層28は例えば図2、図3及び図4に示すように高周波信号配線31と平面的に重なる領域Cを中心としてその3倍以上の領域Dに、銀ペースト等がスクリーン印刷等でベース基材24の反対側面側の絶縁層27の当該ベース基材24と反対側面に塗布され、形成される。なお、第1の導電層28は例えば後述する第2の導電層中のグランド配線を介してグランドに電気的に接続されている。これにより、当該第1の導電層28がアース面となる。
さらに第1の導電層28は、上述したベース基材24の反対側面24bに直接接するように配置されている接着材26と同様に、例えば図5に示すように高周波信号配線31の領域Cが途中で曲る場合も、当該曲った高周波信号配線31の領域C´に沿って曲る領域D´に当該第1の導電層28´が形成されている。
次に、第2の導電層29はベース基材24の反対側面24bに直接接するように例えば銅等により厚さh5が約10μmから20μmに形成されており、図3に示すようにグランド配線29aやその他の配線29b等を有する。
また、第2の導電層29は例えば図3及び図4に示すように反対側面24bに直接接するように配置されている接着材26の領域Dが、丁度当該第2の導電層29のグランド配線29aやその他の配線29b等が形成されていない開口領域Fとなるように形成されている。したがって、当該領域Dが例えば図5のように途中で曲るとそれに沿って開口領域Fも曲るようにグランド配線29aやその他の配線29bも曲って形成される。
更に第1の導電層28と第2の導電層29とは、例えば図3に示すように互いに平面的に異なる領域に形成されており、第1の導電層28は第1の領域としての絶縁層側表面領域28dで高周波信号配線31と平面的に重なっている。また、第2の導電層29は例えば第2の領域としてのベース基材側表面領域29dで他の信号配線32と平面的に重なっている。即ち、第1の導電層28は少なくとも絶縁層側表面領域28dを含んでおり、第2の導電層29は少なくともベース基材側表面領域29dを含んでいる。
また、高周波信号配線31と絶縁層側表面領域28dとの第1の距離h6は、例えば図3に示すようにh1+h3+h4となるが、他の信号配線32とベース基材側表面領域29dとの第2の距離h7はh1であるので、当然当該第1の距離h6は、第2の距離h7より大きくなる(h6>h7)。
カバー材30は、例えば図2及び図3に示すように第1の導電層28及びベース基材24の反対側面側の絶縁層27のベース基材24と反対側に積層され、その材料は例えばポリイミド樹脂が用いられる。
次に、照明装置4は例えば図2に示すように導光板34、反射シート35等を有し、第1基板6に図示しない光源からの光を照射する。
なお、信号配線と第1及び第2の導電層28,29との位置関係は上述の図3の例に限られるものではなく、例えば図6の信号配線と第1及び第2の導電層との他の位置関係の説明図(a)のように第1の導電層28が高周波信号配線31と平面的に重なるように形成されているものでもよい。ただし、そのアース面としての効果を考えると上述したように高周波信号配線31の横幅C1の3倍以上の横幅(信号配線を中心として)D1は有ったほうが好ましい。
また、上述の説明では第1の導電層28と第2の導電層29とは平面的に異なる領域に形成されるとして説明したが、例えば図6(b)(d)に示すように第1の導電層28が第2の導電層29と平面的に重なるように形成してもよい。
さらに図6(c)(d)に示すように第2の導電層29のグランド配線29aやその他の配線29b等が形成されていない開口領域Fが高周波信号配線31と平面的に重なる領域Cと重なってもよく、その場合に(c)のように第1の導電層28が当該開口領域F(重なる領域C)と重なるように形成してもよいが、より好ましくは(d)のように高周波信号配線31の横幅の3倍以上の横幅を有するように形成することがよい。
(液晶装置の製造方法)
次に、以上のように構成された液晶装置の製造方法についてフレキシブル基板を中心に説明する。
図7は、本実施形態に係る液晶装置の製造方法のフローチャート図及び図8はフレキシブル基板の製造方法の説明図である。
まず、液晶パネル2を例えば図7に示すように製造する。
例えば第1基材6aの液晶側にTFT、走査線11、データ線12、画素電極14等を形成し、その液晶側に配向膜13を形成してラビング処理を施して第1基板6を製造する(ST101)。
また、第2基材7aの液晶側に必要に応じて下地層や反射膜、着色層等を夫々形成すると共にその液晶側に共通電極22を形成し、更に配向膜23を形成しラビング処理を施して第2基板7を製造する(ST102)。
そして、第2基板上にギャップ材36をドライ散布等により散布し、シール材5を介して第1基板6と第2基板7とを貼り合わせる(ST103)。その後、シール材5の図示しない注入口から液晶8を注入し、シール材5の注入口を紫外線硬化性樹脂等の封止材によって封止する(ST104)。
次に、フレキシブル基板3の製造について説明する。
まず、例えば図8(a)に示すようにポリイミド樹脂で形成されたベース基材24の両面に銅箔をラミネートしたものを用意する(ST105)。そして、図8(b)に示すように当該銅箔を所定のパターンにエッチングして配線パターン25(高周波信号配線31など)及び第2の導電層にグランド配線29aやその他の配線29bなどを形成し、開口領域Fを形成する(ST106)。ここで、第2の導電層29の当該開口領域Fは、例えばインピーダンス特性を制御する必要のある高周波信号配線31と平面的に重なる領域Cを中心として当該高周波信号配線の横幅C1(図8でX軸方向)の約3倍以上の横幅D1を有するようにエッチングされる。
更に例えば図8(c)に示すように銅箔をエッチングして所定の配線パターンなどを形成した両面に、例えばエポキシやアクリル系の樹脂等を液状にしてからベース基材24やエッチングして残った銅箔に塗布して最終的に厚さh3が例えば約15μmとなるように接着材26を両面に形成する(ST107)。この際、ST106でエッチングしてベース基材24の表面が露出した開口領域Fに流し込むようにして樹脂を塗布することで図8(c)に示すように当該開口領域F内にも完全に接着材26が入り込み、後述する絶縁層27とで高周波信号配線31と第1の導電層28との間に誘電体により十分な距離(図3に示すh6)を取ることができるようになる。
その後、ST107で形成された接着材26の上に絶縁層27、例えばポリイミド樹脂などを塗布して厚さ約12.5μmから20μmになる様に形成する(ST108)。
そして、例えば図8(d)に示すようにベース基材24の反対側面側の絶縁層27の上に高周波信号配線31と平面的に重なる領域Cを中心としてその3倍以上の領域Dに銀ペースト等がスクリーン印刷等で塗布され、第1の導電層28が形成される(ST109)。なお、第1の導電層28は例えば第2の導電層中のグランド配線29aを介してグランドに電気的に接続され、これにより、当該第1の導電層28がアース面となる。
さらに第1の導電層28上にカバー材、例えばポリイミド樹脂が形成され(ST110)、必要なインピーダンス特性の制御がなされたフレキシブル基板3が完成する(ST111)。
次に、当該フレキシブル基板3を、例えば図2に示すように配線パターン25の一端の接続端子が張出し部16の外部用端子19にACF33を介して電気的に接続するように、その一端を張出し部16に接続する(ST112)。
さらにドライバーIC17を図示しない圧着ヘッドにより出力用接続端子15や入力用接続端子20に例えば図示しないACFを介して所定の圧力で押圧し、約300℃に加熱して圧着し、第1基板6に実装し、偏光板9,10等を第1及び第2基板6,7の各外面に貼着等(ST113)して液晶パネルが完成する(ST114)。
そして、導光板34や反射シート35等からなる照明装置4を当該第1基板6の偏光板9の外側(液晶側と反対側)に取り付ける(ST115)。
その後、必要な他の部品等を取り付けて(ST116)、液晶装置1が完成する(ST117)。
以上で液晶装置の製造方法の説明を終了する。
このように本実施形態によれば、グランドに電気的に接続されアース面となる第1の導電層28と高周波信号配線31との距離である第1の距離h6が、他の信号配線32と第2の導電層29との第2の距離h7より大きくなるようにしたので、当該高周波信号配線31で高いインピーダンス特性を得ることができる。
また、互いに平面的に異なる領域に形成され、少なくとも第1の領域としての絶縁層側表面領域28dを含む第1の導電層28と少なくとも第2の領域としてのベース基材側表面領域29dを含む第2の導電層29からなり、ベース基材24と第1の導電層28との間には、接着材26及び絶縁層27が更に設けられており、第1の距離h6と第2の距離h7との差は、ベース基材24と当該第1の導電層28との間に設けられた接着材26及び絶縁層27によるものであることとしたので、ベース基材自体の厚さを厚くしていないので製造コストを低減できる他、回路基板に可撓性が必要な場合も十分な可撓性が確保可能である。
さらに、グランドに電気的に接続されアース面となる第1の導電層28と高周波信号配線31との距離が、ベース基材24の厚さh1に接着材26の厚さh3と絶縁層27の厚さh4の分が追加されるのでより大きくなり、当該信号配線で高いインピーダンス特性を得ることができる。しかも、ベース基材自体の厚さを厚くしていないので製造コストを低減できる他、フレキシブル基板3のように可撓性が必要な場合も十分な可撓性が確保可能である。
また、本発明では従来からフレキシブル基板にある絶縁層や接着材を利用して、当該接着材及び絶縁層をベース基材24の高周波信号配線31と反対側面に直接配置させるようにし、その外側に後付でグランドに電気的に接続された第1の導電層28を形成することで、高周波信号配線31とグランドとしての第1の導電層28との距離を大きくして当該信号配線の高インピーダンス化を図ることとしたものである。
これにより、従来からある絶縁層や接着材を利用して当該高周波信号配線の高インピーダンス化を図ることができるので、製造コストの軽減を図ることができる。
更にベース基材24に対し信号配線側と反対側面に形成され、少なくとも当該反対側面に配置された接着材26の領域で開口領域Fを有する第2の導電層29を更に具備し、当該接着材26は、当該開口領域Fから反対側面に配置されることとした。したがって、上記のように従来からある接着材26、絶縁層27を少なくとも高周波信号配線31と平面的に重なる領域Cでは反対側面に元々ある第2の導電層29よりベース基材24の反対側面側になる様にする必要があった。そこで本発明では、当該接着材26がベース基材24の反対側面に配置されることとなる領域に第2の導電層29の開口領域Fを設けることとし、当該第2の導電層29の所定の開口領域Fに接着材26を流し込んでベース基材24の反対側面24bに接着材26を配置し、従来の絶縁層27をその上に形成することができ、更にその上に形成する第1の導電層28と高周波信号配線31との距離を大きくすることが可能となった。
また、高周波信号配線31側と反対側面に配置された接着材26は、当該高周波信号配線31の横幅の3倍以上の横幅を有することとした。したがって、当該接着材26とその上に形成される絶縁層27とが高周波信号配線31の真下だけでなく、その周りでのグランドとしての第1の導電層28との距離が確実に大きくできるので、より当該高周波信号配線31の高インピーダンス化が図れることとなる。
さらに高いインピーダンス特性を得ることができる当該高周波信号配線31を有しながら、ベース基材自体の厚さを厚くしていないので製造コストを低減できる他、可撓性が必要なフレキシブル基板3でも十分な可撓性が確保可能であるので、液晶装置1としての電気的信頼性の向上とコストの軽減を図ることができる。
(変形例)
次に、本発明に係る第1の実施形態の変形例について説明する。本変形例においては、第1の実施形態とフレキシブル基板の高周波信号配線側にもアース面としての導電層が形成されている点が異なるので、その点を中心に説明する。尚、以下の説明では第1の実施形態の構成要素と共通する構成要素については、第1の実施形態の構成要素と同一の符号を付してその説明を省略或は簡略化するものとする。
図9は、本発明の変形例に係る液晶装置の部分断面図及び図10は図9のG−G線断面図である。
(液晶装置の構成)
液晶装置101は、例えば図9に示すように液晶パネル2、当該液晶パネル2に電気的に接続されたフレキシブル基板103及び照明装置4等を有する。ここで、液晶装置101には、照明装置4の他にも、ケース等のその他の付帯機構が必要に応じて付設される。
フレキシブル基板103は、例えば図9に示すように略断面半円形状に曲げられ、その一端が第1基板6に接続され、他端は図示しないが外部接続用コネクターや異方性導電膜を介してLED(Light Emitting Diode)等の光源や他の回路基板等に接続されている。
また、フレキシブル基板103は例えば図9及び図10に示すように基材としてのベース基材24、配線パターン25、接着材26、絶縁層27、第1の導電層28、第2の導電層29、カバー材30及び第3の導電層151により構成されており、図示しないが半導体チップなどの電子部品も実装されている。
例えば図9及び図10に示すように第3の導電層151は、高周波信号配線31側の絶縁層27のベース基材24と反対側面に高周波信号配線31と平面的に重なる領域Cを中心としてその3倍以上の領域Dに、例えば銀ペースト等がスクリーン印刷等で塗布され、形成されている。また、第3の導電層151は例えば第2の導電層29中のグランド配線を介してグランドに電気的に接続されている。これにより、当該第3の導電層151もアース面となる。
尚、本変形例に係る液晶装置の製造方法は、第1の実施形態と高周波信号配線31側にも絶縁層27の外側に第3の導電層151を形成し、その上にカバー材30を形成する点が異なるだけで第1の実施形態の製造方法と略同様であるので、その説明を省略する。
また、上述の説明では第3の導電層151は、領域Dに形成するとしたが、少なくとも高周波信号配線31と平面的に重なっていればよく、例えば高周波信号配線31と平面的に重なる領域Cに形成してもよい。ただし、そのアース面としての効果を考えると高周波信号配線31の横幅C1の3倍以上の横幅(信号配線を中心として)D1は有ったほうが好ましい。さらに上述したベース基材24の反対側面24bに直接接するように配置されている接着材26と同様に、例えば高周波信号配線31の領域Cが途中で曲る場合も、当該曲った高周波信号配線31´の領域C´に沿って曲る領域D´に当該第3の導電層151が形成される。
このように本変形例によれば、フレキシブル基板103は信号配線側に、少なくとも当該高周波信号配線31と平面的に重なるように形成された第3の導電層151を更に具備することとしたので、当該高周波信号配線31からの電界の漏れをベース基材24の一方の面側からも抑制できるとともに、当該高周波信号配線31へのノイズもより効果的に抑制できる。
(第2の実施形態・電子機器)
次に、上述した液晶装置1,101を備えた本発明の第2の実施形態に係る電子機器について説明する。
図11は本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機の外観概略図及び図12はパーソナルコンピュータの外観概略図である。
例えば、携帯電話機500は、図11に示すように複数の操作ボタン571の他、受話口572、送話口573を有する外枠に例えば、液晶装置1を備えている。
また、パーソナルコンピュータ600は、図12に示すようにキーボード681を備えたパーソナルコンピュータ本体部682と、液晶表示ユニット683とから構成されており、液晶表示ユニット683は外枠に例えば、液晶装置1を備えている。
これらの電子機器は、液晶装置1の他に図示しないが表示情報出力源、表示情報処理回路等の様々な回路及びそれらの回路に電力を供給する電源回路等からなる表示信号生成部等を含んで構成される。
更に液晶装置1には例えば、パーソナルコンピュータ600の場合にあってはキーボード681から入力された情報に基づき表示信号生成部によって生成された表示信号が供給されることによって、表示画像が液晶装置1に表示される。
本実施形態によれば、ベース基材自体の厚さを厚くせずに高周波信号配線31とアース面としての第1の導電層28との距離を大きくして当該高周波信号配線31の高いインピーダンス特性を実現できるフレキシブル基板3を備えたので、電気的信頼性の高い電子機器を低コストで提供できる。
尚、電子機器としては、他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1,101が適用可能なのは言うまでもない。
また、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、上述した各実施形態や変形例を組み合わせ得る。
例えば上述した実施形態では、液晶装置の一例として薄膜トランジスタ素子アクティブマトリクス型の液晶装置について説明したがこれに限られるものではなく、例えば、薄膜ダイオード素子アクティブマトリクス型やパッシブマトリクス型の液晶装置であってもよい。これにより、多種多様な液晶装置についても、電気的信頼性の高い電子機器を低コストで提供できる。
更に上述の説明では、ドライバーIC17をCOG(Chip On Glass)として説明したがこれに限られるものではなく、フレキシブル基板3に実装するCOF(Chip On Film)の場合であってもよい。これにより、多種多様な液晶装置についても、電気的信頼性の高い電子機器を低コストで提供できる。
また、上述の説明では、第1の導電層28と第2の導電層29とは異なる部材として説明したがこれに限られるものではなく、例えば第1の導電層28と第2の導電層とを一体的に形成した導電層であってもよい。この場合は少なくとも高周波信号配線31と平面的に重なる第1の領域との間に接着材26及び絶縁層27の少なくともいずれかが設けられており、これにより高周波信号配線31と第1の領域としての絶縁層側表面領域28dとの距離である第1の距離が、他の信号配線32と平面的に重なる第2の領域としてのベース基材側表面領域29dとの距離である第2の距離より大きくなる。したがって、ベース基材24の厚さを変えずに高周波信号配線31を高いインピーダンス特性とすることが可能となると共に、二つの導電層を形成する必要がなくなり製造コストの低減がより図れる。
1,101 液晶装置、 2 液晶パネル、 3,103 フレキシブル基板、 4 照明装置、 5 シール材、 6 第1基板、 6a 第1基材、 7 第2基板、 7a 第2基材、 8 液晶、 9,10 偏光板、 11 走査線、 12 データ線、 13,23 配向膜、 14 画素電極、 15 出力用接続端子、 16 張出し部、 17 ドライバーIC、 18 入力配線、 19 外部用端子、 20 入力用接続端子、 21 バンプ、 22 共通電極、 24 ベース基材、 25 配線パターン、 26 接着材、 27 絶縁層、 28 第1の導電層、 28d 絶縁層側表面領域、 29 第2の導電層、 29a グランド配線、 29b 他の配線、 29d ベース基材側表面領域、 30 カバー材、 31 高周波信号配線、 32 他の信号配線、 33 ACF、 34 導光板、 35 反射シート、 36 ギャップ材、 151 第3の導電層、 500 携帯電話機、 571 操作ボタン、 572 受話口、 573 送話口、 600 パーソナルコンピュータ、 681 キーボード、 682 パーソナルコンピュータ本体部、 683 液晶表示ユニット、 C,D 領域、 F 開口領域
Claims (6)
- 基材と、
前記基材の一方の面に形成された高周波信号配線と、
前記一方の面で前記高周波信号配線と異なる領域に形成された他の信号配線と、
前記基材の一方の面と反対側に形成され、グランドに電気的に接続された導電層とを具備し、
前記導電層は、前記高周波信号配線と平面的に重なる第1の領域と前記他の信号配線と平面的に重なる第2の領域とを有し、
前記高周波信号配線と前記第1の領域との第1の距離は、前記他の信号配線と前記第2の領域との第2の距離より大きいことを特徴とする回路基板。 - 請求項1に記載の回路基板であって、
前記導電層は、互いに平面的に異なる領域に形成され、少なくとも前記第1の領域を含む第1の導電層と少なくとも前記第2の領域を含む第2の導電層からなり、
前記基材と前記第1の導電層との間には、接着材及び絶縁層の少なくともいずれかが更に設けられており、
前記第1の距離と第2の距離との差は、前記基材と当該第1の導電層との間に設けられた接着材及び絶縁層の少なくともいずれかによるものであることを特徴とする回路基板。 - 請求項1又は請求項2に記載の回路基板であって、
前記一方の面側に、少なくとも前記高周波信号配線と平面的に重なるように形成された第3の導電層を更に具備することを特徴とする回路基板。 - 基材と、前記基材の一方の面に形成された高周波信号配線と、前記一方の面で前記高周波信号配線と異なる領域に形成された他の信号配線と、前記基材の一方の面と反対側に形成され、グランドに電気的に接続された導電層とを有し、当該導電層は、前記高周波信号配線と平面的に重なる第1の領域と前記他の信号配線と平面的に重なる第2の領域とを有し、前記高周波信号配線と前記第1の領域との第1の距離は、前記他の信号配線と前記第2の領域との第2の距離より大きい回路基板と、
前記回路基板が接続された電気光学パネルと
を具備することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項4に記載の電気光学装置であって、
前記導電層は、互いに平面的に異なる領域に形成され、少なくとも前記第1の領域を含む第1の導電層と少なくとも前記第2の領域を含む第2の導電層からなり、
前記基材と前記第1の導電層との間には、接着材及び絶縁層の少なくともいずれかが更に設けられており、
前記第1の距離と第2の距離との差は、前記基材と当該第1の導電層との間に設けられた接着材及び絶縁層の少なくともいずれかによるものであることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の回路基板を備えたことを特徴とする電子機器。
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