JP2009211667A - 定電圧回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力電流が小さい場合にも応答速度を損なわず、広範囲の出力電流に対して安定的に動作する定電圧回路を提供する。
【解決手段】基準電圧と出力電圧に基づい入力電圧を所定の電圧に変換して出力電圧とする定電圧回路であって、この定電圧回路は、基準電圧と出力電圧に基づいて所定の信号を生成して出力する誤差増幅回路と、誤差増幅回路の出力に応じた電流を出力する出力回路を備え、出力回路は複数の出力トランジスタと出力電圧の変化に応じて複数の出力トランジスタのうち稼動させる出力トランジスタを決定する決定手段を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】基準電圧と出力電圧に基づい入力電圧を所定の電圧に変換して出力電圧とする定電圧回路であって、この定電圧回路は、基準電圧と出力電圧に基づいて所定の信号を生成して出力する誤差増幅回路と、誤差増幅回路の出力に応じた電流を出力する出力回路を備え、出力回路は複数の出力トランジスタと出力電圧の変化に応じて複数の出力トランジスタのうち稼動させる出力トランジスタを決定する決定手段を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、定電圧回路に関し、特に微少電流から大電流まで広範囲の出力電流において高速応答が可能で、しかも高効率で安定した動作が可能な定電圧回路に関する。
携帯電話やモバイルPC、あるいはカーナビゲーションシステム等の電子機器において、電源として、定電圧回路を備え安定した電圧供給が行なえる定電圧電源が用いられている。そのような定電圧電源を出力電流が大きな機器に用いる場合、リップル除去率や負荷過渡応答性を向上させて高速応答性を得るための回路構成にする必要がある。例えば動作状態と待機状態を有する携帯電話のような出力電流範囲の大きな機器に用いようとした場合には、最大出力電流に合わせた回路構成にせざるを得ず、全体として消費電流が大きくなってしまう。このとき、携帯電話の待機状態では高いリップル除去率や負荷過渡応答性を必要としないにも拘らず、必要以上の電流を消費することになり、無駄が大きくなる。そこで、この無駄を抑制するための定電圧回路が考案されている。
特許文献1および特許文献2には、出力電流の大きさに応じて定電圧回路内部の誤差増幅器のバイアス電流を増減させた定電圧回路が開示されている。
図8は、特許文献1に開示された定電圧回路を示している。図8において、定電圧回路101は、基準電圧回路Vref、誤差増幅回路102、バイアス電流生成回路103、出力回路104で構成されている。
この回路において、PMOSトランジスタM7は、出力トランジスタM1とカレントミラー回路を構成しているので、出力トランジスタM1のドレイン電流(出力電流)に比例したドレイン電流を生成し、この電流をNMOSトランジスタM8のドレイン電流として供給する。NMOSトランジスタM8とNMOSトランジスタM9はカレントミラー回路を構成しているので、NMOSトランジスタM9のドレイン電流は出力トランジスタM1のドレイン電流に比例する。そして、NMOSトランジスタM9のドレイン電流は誤差増幅回路102のバイアス電流の一部となっているので、誤差増幅回路102のバイアス電流は出力電流の増減に応じて増減するようになる。
このように、出力電流の増減によって誤差増幅回路102のバイアス電流を増減させるようにしているので、出力電流が増加した場合には応答速度が速くなり、消費電流と応答速度の適正化を図っている。
しかしながら、特許文献1あるいは特許文献2に開示されたような、出力電流に応じて誤差増幅回路のバイアス電流を変化させるものでは、出力電流が小さい場合の動作が不安定になるという問題があった。すなわち、例えば出力電流が1アンペア以上の場合に対応できる大きな出力トランジスタを備えた定電圧電源の場合、出力電流が大きい場合には安定動作できるが、出力電流が小さい場合には誤差増幅回路のバイアス電流が小さくなり、位相余裕がなくなって安定動作できないという問題があった。さらにバイアス電流が小さい状態での応答速度が極端に悪化してしまうという問題も発生する。これは、出力トランジスタとしては大電流でも動作できるようにゲート幅/ゲート長の大きなトランジスタを用いるため、ゲート容量が大きくなるためである。バイアス電流が小さい状態では大きなゲート容量を充放電するのに時間がかかってしまうため、出力電流が小さい場合に応答速度を著しく低下させてしまうことになる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、出力電流が小さい場合にも応答速度を損なわず、広範囲の出力電流に対して安定的に動作する定電圧回路を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の定電圧回路は、基準電圧と出力電圧に基づいて所定の信号を生成して出力する誤差増幅回路と、誤差増幅回路の出力に応じた電流を出力する出力回路を備え、出力回路は複数の出力トランジスタと出力電圧の変化に応じて複数の出力トランジスタのうち稼動させる出力トランジスタを決定する決定手段を備えている。
また本発明の定電圧回路は、複数の電流源を含み誤差増幅回路にバイアス電流を供給する手段を備え、出力電圧の変化に応じて複数の電流源のうち稼動させる電流源を決定する決定手段を備えている。
また本発明の定電圧回路は、基準電圧と出力電圧に基づいて所定の信号を生成して出力する誤差増幅回路と、少なくとも第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、および誤差増幅回路の出力に基づいて第1のトランジスタによる電流に第2のトランジスタによる電流を追加するように切り換え制御する第1の切換手段を含み、誤差増幅回路の出力に応じた電流を出力する出力回路と、少なくとも第1の電流源、第2の電流源、および第1の電流源の電流に第2の電流源の電流を追加するように切り換え制御する第2の切換手段を含み、誤差増幅回路に第1の電流源および第2の電流源によるバイアス電流を供給するバイアス電流供給回路と、誤差増幅回路の出力に基づいて第2の切換手段による切り換えを制御する判定回路を備えている。
さらに本発明の定電圧回路は、判定回路は出力電流をモニターする手段を含み、出力電流が所定の電流値より小さいときには第1の電流源による電流のみを誤差増幅回路のバイアス電流とし、出力電流が所定の電流値以上に増加したときには、第1の切換手段を制御して第1の電流源による電流に第2の電流源による電流を加えた電流を誤差増幅回路のバイアス電流とする。
また本発明の定電圧回路は、定電圧回路部と判定回路部を含み、定電圧回路部は、出力回路と誤差増幅回路を含み、出力回路は、第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含み、第1および第2のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、第1および第2のトランジスタのドレインは共通接続されて電圧出力端子に接続され、第1および第2のトランジスタのゲートは第1の切換手段を介して接続され、さらに第2のトランジスタのゲートは第6の切換手段を介して電圧入力端子に接続されており、誤差増幅回路は、非反転入力端子に第1の基準電圧が入力されかつ反転入力端子には出力電圧を分圧した電圧が入力され、第1の電流源と第2の電流源を並列接続してバイアス電流供給源とし、かつ、第1および第2の電流源の間には第2の切換手段が接続され、第1のトランジスタのゲートにその出力が接続されており、判定回路部は、電流供給回路とコンパレータを含み、電流供給回路は、第3のトランジスタおよび第4のトランジスタを含み、第3および第4のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、第3および第4のトランジスタのドレインは共通接続され、かつ、第3および第4のトランジスタのゲートはそれぞれ第1および第2のトランジスタのゲートと接続され、共通接続された第3および第4のトランジスタのソースとドレインの間にはさらに並列に第3の電流源、第3の切換手段、第4の切換手段が接続されており、コンパレータは、非反転入力端子に共通接続された第3、第4のトランジスタのドレインが接続されるとともに、反転入力端子には第2の基準電圧および第3の基準電圧が第5の切換手段を介して選択的に接続されており、コンパレータの出力によって、定電圧回路部における第1、第2の切換手段、および判定回路部における第3乃至第5の切換手段を制御する。
また本発明の定電圧回路は、定電圧回路部と判定回路部を含み、定電圧回路部は、出力回路と誤差増幅回路を含み、出力回路は、第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含み、第1および第2のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、第1および第2のトランジスタのドレインは共通接続されて電圧出力端子に接続され、第1および第2のトランジスタのゲートは第1の切換手段を介して接続され、さらに第2のトランジスタのゲートは第6の切換手段を介して電圧入力端子に接続されており、誤差増幅回路は、非反転入力端子に第1の基準電圧が入力されかつ反転入力端子には出力電圧を分圧した電圧が入力され、第1の電流源と第2の電流源を並列接続してバイアス電流供給源とし、かつ、第1および第2の電流源の間には第2の切換手段が接続され、第1のトランジスタのゲートにその出力が接続されており、判定回路部は、電流供給回路とインバータを含み、電流供給回路は、第3のトランジスタおよび第4のトランジスタを含み、第3および第4のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、第3および第4のトランジスタのドレインは共通接続され、かつ、第3および第4のトランジスタのゲートはそれぞれ第1および第2のトランジスタのゲートと接続され、共通接続された第3および第4のトランジスタのソースとドレインの間にはさらに並列に第3の電流源、第3の切換手段、第4の切換手段が接続されており、共通接続された第3、第4のトランジスタのドレイン電圧によって制御される定電流インバータの出力がインバータの入力端子に接続され、さらに共通接続された第3、第4のトランジスタのドレインには可変抵抗が接続され、インバータの出力によって、定電圧回路部における第1、第2、第6の切換手段、判定回路部における第3乃至第5の切換手段、および可変抵抗の値を制御する。
さらに本発明の定電圧回路は、第2のトランジスタのゲート幅/ゲート長の値を第1のトランジスタのゲート幅/ゲート長の値以上とし、かつ、第2の電流源によるバイアス電流を第1の電流源によるバイアス電流以上とした。
さらに本発明の定電圧回路は、共通接続された第3および第4のトランジスタによるドレイン電流を電圧に変化する変換手段を備えている。
さらに本発明の定電圧回路は、第3の電流源による電流値を定電圧回路の出力電流が所定の電流値に達したときの第3のトランジスタの出力電流値と等しいかそれ以上とし、第2の基準電圧を出力電流が所定の電流値に達したときの変換手段の出力電圧値と等しいかそれ以上の値の電圧とし、かつ、第3の基準電圧の電圧値を第2の基準電圧の電圧値より低くした。
さらに本発明の定電圧回路は、コンパレータの出力端子と第4の切換手段の間に第1の遅延回路を備えている。
さらに本発明の定電圧回路は、コンパレータの出力端子と第1または第2の切換手段の間に第2の遅延回路を備えている。
さらに本発明の定電圧回路は、第1の遅延回路による遅延時間が第2の遅延回路による遅延時間より長く、かつ、第1の遅延回路による遅延時間を第2のトランジスタのゲート容量が誤差増幅回路の出力によって放電されるまでの時間以上とした。
本発明の定電圧回路では、負荷電流が小さい場合にも応答速度を損なわずに、広範囲の負荷電流に対して安定的に動作することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す定電圧回路である。この定電圧回路は、定電圧回路部1、判定回路部2を含んでいる。定電圧回路部1は、電圧入力端子からの入力電圧Vddに対して電圧出力端子から所定の定電圧出力Voutを出力するものである。判定回路部2は、定電圧回路部1の出力電流をモニターして所定値に対する大小関係を判定し、判定結果を定電圧回路部1に伝えて定電圧回路部1のスイッチS1、S2、S6を制御する。
定電圧回路部1は、基準電圧源Vr、誤差増幅器11、バイアス電流源I1、I2、第1出力トランジスタM1、第2出力トランジスタM2、抵抗R1〜R3、スイッチS1、S2、S6を備え、入力端子Vddと出力端子Voutを備えている。また、判定回路部2は、PMOSトランジスタM3、M4、コンパレータ12、第1基準電圧源Va1、第2基準電圧源Va2、インバータ13〜19、電流源I3〜I6、コンデンサC1〜C3、抵抗R4、およびスイッチS3〜S5を備えている。
以上の構成において、本定電圧回路の概要を説明する。
定電圧回路部1では、電流源I1からの電流は、常時、誤差増幅器11のバイアス電流として印加される。そして、定電圧回路の負荷電流が増加した場合、すなわち出力電流が増加した場合には、スイッチS2がオンとなり、電流源I2の電流が誤差増幅器11のバイアス電流としてI1に追加される。このように、出力電流が小さい場合には電流源I1のみが用いられ、出力電流が大きい場合には電流源I1の電流プラス電流源I2の電流が誤差増幅器11のバイアス電流として用いられる。また、出力トランジスタについても同様に、第1出力トランジスタM1は常時用いられ、一方、第2出力トランジスタM2は出力電流が大きい場合にのみ用いられる。すなわち、出力電流が小さいうちは第1出力トランジスタM1のみが用いられ、出力電流が大きくなると、スイッチS1がオンしスイッチS6がオフすることにより、第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタの両方が用いられることになる。
ここで、電流源I2および第2出力トランジスタM2は、それぞれ、電流源I1および第1出力トランジスタM1と比べ、大きなサイズのものを用いている。また、第2出力トランジスタM2を用いることで回路が発振してしまう場合があり、本実施形態においては判定回路部2の構成を工夫することにより、発振が起こらないようにしている。このことについては、後述する。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1の定電圧回路部1において、誤差増幅回路11の非反転入力端子には基準電圧Vrが入力されるとともに、反転入力端子には出力電圧Voutを抵抗R1とR2で分圧した検出電圧Vfが入力され、抵抗R2の他端は接地電位Vssに接続されている。誤差増幅回路11の出力はPMOSトランジスタで構成された第1出力トランジスタM1のゲートに接続されている。第1出力トランジスタM1のソースは入力端子Vddに、ドレインは出力端子Voutに接続されている。PMOSトランジスタを用いた第2出力トランジスタM2のソースとドレインは、各々第1出力トランジスタM1のソース、ドレインと共通接続されており、ゲートはスイッチS1を介して誤差増幅回路11の出力に接続されている。また、第2出力トランジスタM2のゲートはスイッチS6と抵抗R3を介して入力端子電圧Vddにプルアップされる。誤差増幅回路11には常時バイアス電流を供給する電流源I1が、誤差増幅回路11と入力端子Vddの間に接続されている。また、電流源I1には電流源I2とスイッチS2の直列回路が並列に接続されている。
以上の定電圧回路部1において、出力電流が小さい場合には、スイッチS1、S2をオフ、スイッチS6をオンにし、出力トランジスタとしては第1出力トランジスタM1のみが、また電流源としては第1電流源I1のみが稼動するようにする。一方、出力電流が大きい場合には、スイッチS1、S2をオン、スイッチS6をオフにし、出力トランジスタとして第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2の両方が稼動し、また電流源としては第1電流源I1と第2電流源I2の両方が稼動するように制御する。このことについては、後に詳述する。
次に判定回路部2を説明する。
PMOSトランジスタM3のソースとゲートは、各々、第1出力トランジスタM1のソース、ゲートと共通接続されており、すなわちソースは入力端子Vddに接続されている。このように、PMOSトランジスタM3は第1出力トランジスタM1とカレントミラー回路を構成している。このPMOSトランジスタM3によって、出力電流をモニターしている。同様に、PMOSトランジスタM4のソースとゲートは、各々、第2出力トランジスタM2のソース、ゲートと共通接続され、PMOSトランジスタM4と第2出力トランジスタM2もカレントミラー回路を構成している。またPMOSトランジスタM3とM4のドレインは共通接続され、抵抗R4を介して接地されている。抵抗R4は、PMOSトランジスタM3とM4のドレイン電流を電圧に変換する電流電圧変換手段として機能する。前述したようにPMOSトランジスタM3とM4はそれぞれ第1出力トランジスタM1および第2出力トランジスタM2とカレントミラー回路を構成しているので、PMOSトランジスタM3とM4のドレイン電流は出力電流に比例した電流となる。抵抗R4はこの電流を電圧に変換しているので、抵抗R4における電圧降下Vbは出力電流に比例した電圧となる。電流源I3には直列にスイッチS3とS4が接続されており、この直列回路はPMOSトランジスタM3およびM4のソース−ドレイン間に接続されている。コンパレータ12の非反転入力端子には、前述した電圧Vbが入力され、一方反転入力端子はスイッチS5の共通端子cに接続されている。スイッチS5の端子aと接地Vssの間には第1基準電圧Va1が、端子bと接地Vssの間には第2基準電圧Va2が接続されている。ここで、第2基準電圧Va2は、第1基準電圧Va1より低い電圧値にしてある。コンパレータ12の出力CMPoはインバータ13と17の入力、およびスイッチS3とS5の制御端子に接続されている。インバータ13の出力と接地Vssの間にはコンデンサC1が接続され、さらにインバータ14の入力に接続されている。インバータ13の正側電源端子と入力端子Vddの間には電流源I4が接続されている。インバータ14の出力Aはインバータ15の入力と定電圧回路部1のスイッチS2の制御端子に接続されている。インバータ15の出力Bと接地端子Vssの間にはコンデンサC2が接続され、さらにインバータ15の出力Bはインバータ16の入力に接続されている。インバータ15の出力Bは定電圧回路部1のスイッチS6の制御端子に接続されている。またインバータ16の出力Cは定電圧回路部1のスイッチS1の制御端子に接続されている。さらに、インバータ15の負側電源端子と接地Vssの間には電流源I5が接続されている。インバータ17の出力と接地Vss間にはコンデンサC3が接続され、さらにインバータ17の出力はインバータ18の入力に接続されている。インバータ17の負側電源端子と接地Vss間には電流源I6が接続されている。インバータ18の出力はインバータ19の入力に接続され、インバータ19の出力DはスイッチS4の制御端子に接続されている。
ここで、インバータ17〜19、電流源I6、コンデンサC3は第1の遅延回路を構成しており、コンパレータ12の出力CMPoを遅延時間Td3だけ遅延させてスイッチS4の制御端子に伝達する。またインバータ13、14、電流源I4、コンデンサC1、および、インバータ15、16、電流源I5、コンデンサC2は第2の遅延回路を構成しており、コンパレータ12の出力CMPoを遅延時間Td1あるいはTd2だけ遅延させてスイッチS1、S2、およびS6に伝達する。この遅延時間Td1〜Td3については後に詳述する。
この判定回路部2は、出力電流が所定値に対して大きいか小さいかを判定して、定電圧回路部1のスイッチS1、S2、S6を制御し、前述した第2出力トランジスタM2、第2電流源I2のオンオフ(これらの素子を機能させるかさせないか)を制御する。
ところで、スイッチS1〜S4、S6は制御端子にハイレベル(Hレベル)の信号が入力されるとオンとなり、ローレベル(Lレベル)の信号が入力されるとオフとなる。また、スイッチS5は、制御端子にLレベルの信号が入力されると共通端子cと端子aが接続され、Hレベルの信号が入力されると共通端子cと端子bが接続されるように構成されている。
図2は、図1に示した定電圧回路の主要部分の動作に関するタイミングチャートであり、図2(a)は時刻tに対する第1出力トランジスタM1のゲート電圧Vm1g、および第2出力トランジスタM2のゲート電圧Vm2gの変化を示している。また、図2(b)は時刻tに対するコンパレータ12の反転入力端子の電圧Vaおよび非反転入力端子の電圧Vbの変化を示している。さらに、図2(c)は時刻tに対するコンパレータ12の出力信号CMPoの信号レベル、および図1中のインバータ14の出力A、インバータ15の出力B、インバータ16の出力C、インバータ19の出力Dの信号レベルの変化を示している。
次に、図2(a)〜(c)を参照して、図1に示した定電圧回路の動作を説明する。
図2(a)および(b)の縦軸において、Vddは入力端子電圧の電圧値、Va1は第1基準電圧Va1の電圧値、Va2は第2基準電圧Va2の電圧値である。また、図2(c)の縦軸において、CMPoはコンパレータ12の出力信号レベル、Aはインバータ14の出力信号レベル、Bはインバータ15の出力信号レベル、Cはインバータ16の出力信号レベル、Dはインバータ19の出力信号レベルである。信号A、B、C、Dはそれぞれ、スイッチS2、S6、S1、S4の制御信号になっている。
図2(a)〜(c)において、最初の状態、すなわち出力電流が0Aのときには、第1出力トランジスタM1とPMOSトランジスタM3がカレントミラー回路を構成していることから、抵抗R4には電流が流れないので、抵抗R4には電圧降下が生じない。すなわち、コンパレータ12の非反転入力端子の電圧Vbは0Vである。一方、コンパレータ12の反転入力端子には第1の基準電圧Va1または第2の基準電圧Va2が印加されるので、コンパレータ12の出力CMPoはLレベルになっている。コンパレータ12の出力CMPoがLレベルであるから、インバータ14の出力Aとインバータ16の出力CはLレベルとなる一方、インバータ15の出力Bとインバータ19の出力DはHレベルとなる。したがって、スイッチS1〜S3はオフ、S4、S6がオンとなり(図2(c)参照)、またスイッチS5の共通端子cは端子a側に接続されている。またスイッチS1がオフ、S6がオンであるから、第2出力トランジスタM2のゲートは抵抗R3によって入力端子電圧Vddにプルアップされるので、第2出力トランジスタM2はオフしている。またスイッチS2がオフであるから、誤差増幅回路11のバイアス電流は電流源I1となる。さらにスイッチS3がオフであるから、スイッチS4がオンしていても、電流源I3の電流は抵抗R4には供給されない。さらにスイッチS5の共通端子cが端子a側なので、コンパレータ12の反転入力端子には第1基準電圧Va1が接続されている。
以上の状態から、出力電流が増加した場合を考える。出力電流が増加すると第1出力トランジスタM1のゲート電圧Vm1gが低下する(図2(a))とともに、PMOSトランジスタM3のゲート電圧は低下する。したがって、コンパレータ12の非反転入力端子の電圧Vbは上昇する(図2(b))。しかし、出力電流が所定の第1電流値に達するまでは各スイッチの接続状態は前述したままで変化しない。
時刻t1で出力電流が所定の第1電流値に達すると、電圧Vbが第1基準電圧Va1になる(図2(b))。出力電流がさらに増加して第1電流値を超えると、電圧Vbは第1基準電圧Va1より高くなるので、コンパレータ12の出力CMPoは反転してHレベルとなる(図2(c))。すると、スイッチS3がオンになるので、電流源I3からの電流が抵抗R4に供給され、電圧Vbは急上昇する(図2(b))。なお、この実施形態では電流源I3の電流値は、出力電流が第1電流値に等しくなった時のPMOSトランジスタM3のドレイン電流にほぼ等しいかそれ以上に設定してあり、図2(b)に示すように電圧Vbは時刻t1のタイミングで、第1基準電圧Va1のおよそ2倍の電圧2×Va1まで上昇する。また、コンパレータ12の出力CMPoが反転したことによりスイッチS5の共通端子cは端子b側に切り換わるので、コンパレータ12の反転入力端子には第2基準電圧Va2が接続される。第2基準電圧Va2は第1基準電圧Va1より少し低く設定しているので、図2(b)に示すようにコンパレータ12の反転入力端子電圧Vaは電圧値Va1からVa2へ、少し低下する。さらに、コンパレータ12の出力がHレベルになったので、インバータ13の出力はLレベルになる。インバータ13の出力回路はロー側のインピーダンスを低く設定しているので、コンデンサC1の電荷を瞬時に放電する。したがって、ほとんど遅延無くインバータ14の入力をLレベルにするので、インバータ14の出力Aはコンパレータ12の出力CMPoがHレベルになると瞬時にHレベルに変化する(図2(c))。またインバータ14の出力AがHレベルになるとスイッチS2がオンになるので、誤差増幅回路11のバイアス回路に電流源I2の電流値が追加され、誤差増幅回路11の動作は速くなる。この結果、図2(a)に示すように、時刻t1から電圧Vm1gの降下の傾きが大きくなる。
インバータ14の出力AがHレベルになるとインバータ15の出力BがHレベルからLレベルに変化する。しかし、インバータ15の負側の電源と接地Vssの間には電流源I5が介挿されているので、インバータ15の出力BがHレベルのときにコンデンサC2を充電した電荷は電流源I5を介して放電されることになり、インバータ15の出力BがHレベルからLレベルに変化するのには時間がかかる。この遅延時間を図2(c)ではTd1で示している。遅延時間Td1が経過すると、インバータ15の出力BはLレベルとなり、コンデンサC2の電圧が時刻t2でインバータ16の入力しきい値電圧以下になると、ほぼ同じタイミングでインバータ16の出力CがHレベルとなる(図2(c))。するとスイッチS6がオフ、S1がオンして、誤差増幅回路11の出力が第2出力トランジスタM2のゲートに入力される。スイッチS1がオンする前は第2出力トランジスタM2のゲートは抵抗R3によって入力電圧Vddにプルアップされていたので、第2出力トランジスタM2のゲート電圧Vm2gは入力電圧Vddになっていた(図2(a))。また、第2出力トランジスタM2のゲートと入力端子Vddの間には第2出力トランジスタM2のゲート容量が存在するので、スイッチS1がオンした直後は、一瞬誤差増幅回路11の出力は入力端子電圧Vdd近くまで上昇する。このため、第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2の両方とも、一瞬オフとなる期間が発生する。
第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2の両方ともオフになると、PMOSトランジスタM3とM4もオフになるため、抵抗R4に供給される電流は電流源I3だけになる。前述したように、電流源I3の出力電流を、出力電流が第1電流値に等しくなったときのPMOSトランジスタM3のドレイン電流にほぼ等しくしてあるので、電圧Vbはほぼ第1基準電圧Va1まで低下する(図2(b))。しかしこのときコンパレータ12の反転入力には第1基準電圧Va1より低い第2基準電圧Va2が入力されているので、コンパレータ12の出力CMPoが反転してしまうことはない。
時刻t3になって、誤差増幅回路11の出力電流によって、第2出力トランジスタM2のゲート容量が放電すると、定電圧回路部1は安定動作に移行する。このとき、抵抗R4にはPMOSトランジスタM3とM4のドレイン電流に電流源I3の電流値が加わっているので、電圧Vbは第1基準電圧Va1の2倍以上の電圧になる(図2(b))。なお、上述したように、スイッチS1をオンして第2出力トランジスタM2を誤差増幅回路11の出力に接続する前に、スイッチS2をオンして誤差増幅回路11のバイアス電流を増加させているので、第2出力トランジスタM2が接続される前に誤差増幅回路11の出力電流が大きくなり応答速度が速くなっているので、スイッチS1とS2を同時にオンした場合に比べ、誤差増幅回路11の出力電流によって第2出力トランジスタM2のゲート容量を充電する時間が短くできる。その結果、第2出力トランジスタM2の接続時における出力電圧変動を小さく抑えることができる。
ところで時刻t1でコンパレータ12の出力CMPoがHレベルになると、インバータ17の出力がHレベルからLレベルに変化する。しかし、インバータ17の負側の電源と接地Vss間には電流源I6が介挿されているので、インバータ17の出力がHレベルのときにコンデンサC3を充電した電荷は電流源I6を介してゆっくりと放電されるため、インバータ17の出力がHレベルからLレベルへ変化するのには時間がかかる。この遅延時間を図2(c)ではTd3で示している。遅延時間Td3は遅延時間Td1より長く、かつ、第2出力トランジスタM2ゲート容量が誤差増幅回路11の出力で放電されるまでの時間以上になるように設定してある。このようにすることにより、第2出力トランジスタM2の接続を確実にすることができる。
コンデンサC3の電圧が時刻t4でインバータ18のしきい値電圧以下になると、インバータ18の出力がHレベルになり、次段のインバータ19の出力DがLレベルになる(図2(c))。するとスイッチS4がオフして、電流源I3からの電流が抵抗R4に供給されるのを遮断するので、電圧Vbはほぼ第1基準電圧Va1分の電圧だけ低下する(図2(b))。
このように、出力電流の増加に伴い時刻t1でスイッチS3がオンとなって、電流源I3の電流がコンパレータ12に入力される。またほぼ同時にスイッチS2もオンとなって、電流源I2が稼動状態となる。そして、スイッチS3のオンから時間Td1だけ遅れて時刻t2でスイッチS1がオンし、第2出力トランジスタM2が稼動状態となり、大きな負荷に対応できるようになる。このように、過渡状態であるt2〜t3の期間を含め期間t1〜t4で付加的な電流源I2と第2出力トランジスタM2とを稼動状態にし、時刻t4以降は大電流モード(高速モード)となる。なお、上述したように第2基準電圧Va2の電圧値を第1基準電圧Va1の電圧値より低く設定しており、電圧Vbが第1基準電圧Va1を超えてコンパレータ12の出力CMPoが反転した場合には、コンパレータ12の反転入力端子への入力電圧を第1基準電圧Va1から第2基準電圧Va2に変えているので、第2出力トランジスタM2の接続を確実に行なうことができる。
ところで、本回路構成において、第2出力トランジスタM2は第1出力トランジスタM1より大きなサイズになっている。したがって、出力電流が増加することによってスイッチS2がオンとなり、第2出力トランジスタM2がオン、S6がオフになると、上述したように第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2の両方ともが一瞬オフとなる期間が発生してしまう。すると、第1出力トランジスタM1をモニターしているPMOSトランジスタM3の電流が減ってしまうので、判定回路部2は出力電流が減ったと判定し、結果として発振してしまう。これを解決するために、判定回路部2の中には発振防止機能を持たせている。出力電流が小さいときには第1出力トランジスタM1をモニターするPMOSトランジスタM3の電流は小さいので、コンパレータ12の出力はローとなり、インバータ19の出力Dの信号レベルはハイとなる。したがって、S4はオンしている。出力電流が徐々に増加し、第1電流値を超えると、コンパレータ12の出力はHレベルに反転し、スイッチS3をオンさせる(図2(c)の時刻t1)。このとき、インバータ17に入力される信号はコンデンサC3によって遅延時間が作られるため、スイッチS4は依然としてオンされ続け、スイッチS3とS4のいずれもがオンとなる時間が生じる(図2(c)のTd3)。したがって、上で説明したように電流源I3の電流がコンパレータ12の非反転入力端子に流れ込む。ここでスイッチS4がオンされ続けるのは、コンデンサC3による遅延時間分だけであって、この遅延時間経過後にはスイッチS4はオフとなるので、時刻t4の時点で電流I3の供給は停止する(図2(c))。このTd3の期間に第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2がともに稼動状態となり、カレントミラーを構成するPMOSトランジスタM3、M4にも適正な電流を流すようになるので、インバータ19の出力DがローとなりS4がオフしたときには電圧Vbは安定した状態になる。
次に増加していた出力電流が時刻t5で減少に転じ、時刻t6で出力電流が所定の第2電流値以下になると、電圧Vbが第2基準電圧Va2より小さくなり、コンパレータ12の出力CMPoはHレベルからLレベルに反転する(図2(c))。すると、スイッチS3がオフとなる。また、CMPoがLレベルなので、スイッチS5の共通端子cは端子a側に切り換わり、コンパレータ12の反転入力端子には第1基準電圧Va1が接続され、コンパレータ12の反転入力端子への入力電圧VaはVa1となる(図2(b))。また、CMPoがLレベルなので、インバータ17の出力はHレベルになる。ここで、インバータ17の出力回路はハイ側のインピーダンスを低く設定しているので、コンデンサC3を瞬時に充電することができ、ほとんど遅延無くインバータ18の入力をHレベルにする。したがって、インバータ18の出力はコンパレータ12の出力CMPoがLレベルになるとすぐにLレベルに変化するので、その出力が入力されているインバータ19の出力Dもほとんど遅延なくHレベルとなる(図2(c))。インバータ19の出力DがHレベルになるとスイッチS4がオンとなるが、このときはスイッチS3がオフしているので、電流源I3の電流は抵抗R4には供給されない。
さらに、コンパレータ12の出力CMPoがLレベルになるとインバータ13の出力はHレベルになるが、インバータ13の正側の電源端子と入力端子Vddの間には電流源I4が接続されているので、コンデンサC1の充電には時間がかかり、遅延時間Td2が発生する(図2(c))。
このため、コンパレータ12の出力CMPoがLレベルになってから遅延時間Td2経過後の時刻t7において、スイッチS2がオフとなり、電流源I2が誤差増幅回路11のバイアス電流として供給されるのを遮断し、誤差増幅回路11のバイアス電流を電流源I1だけに戻す。また、インバータ14からのLレベルの出力Aが入力されたインバータ15の出力BはHレベルになる。そして、インバータ15のハイ側のインピーダンスは低く設定されているので、コンデンサC2を瞬時に充電する。したがって、インバータ14の出力AがLレベルになると直ちにインバータ16の出力CもLレベルとなり、スイッチS1をオフし(図2(c))、誤差増幅回路11の出力と第2出力トランジスタM2のゲートとの接続を遮断する。一方スイッチS6はオンされるので、第2出力トランジスタM2のゲート電圧Vm2gは抵抗R3で入力端子Vddにプルアップされて入力電圧Vddまで上昇する(図2(a))。また、第1出力トランジスタM1のゲートは誤差増幅回路11の出力に接続されたままなので、そのゲート電圧Vm1gは図2(a)に示すように大きく低下する。なお、第1出力トランジスタM1のゲート容量は小さいので、誤差増幅回路11と第2出力トランジスタM2のゲートの接続を遮断したときには、誤差増幅回路11は第1出力トランジスタM1の小さなゲート容量を充電するだけなので、遮断と同時にバイアス電流を電流源I1だけに戻しても出力電圧Voutへの影響はない。
以上のように、本実施形態の定電圧回路によれば、出力電流に応じて誤差増幅回路11のバイアス電流を変更するようにしたので、小電流出力時の効率が向上したのとともに、出力電流に応じて第2出力トランジスタM2を接続したり遮断したりして駆動能力を変更するようにしたので、小電流出力時の高速応答が可能になるとともに大電流出力時にも対応できるものとなった。
特許文献1や特許文献2に記載された定電圧回路でも誤差増幅回路のバイアス電流を変化させるようにしているが、これら従来技術では出力電流に応じて出力トランジスタの駆動能力を変更することはしていない。そして、本発明では駆動能力を変更するに際して、出力電流が小さいモード(第1出力トランジスタM1のみを駆動させる)と出力電流が大きいモード(第1出力トランジスタM1に加え、第2出力トランジスタM2も駆動させる)とを、所定の出力電流値を基準としてそれよりも大きいか小さいかでこれら2つの各モードを切り換えて用いている。このとき、切り換わりのタイミングで、不安定な期間(例えば、本来、出力電流が大きいモードに切り換わるべきところ、大きいモードと小さいモードの間を行き来してしまう期間)がある。これを本実施形態の回路構成では次のように解消している。すなわち具体的には、図2(b)に示した時刻t1のタイミングで電圧Vbに電流源I3に対応した所定の電圧を足し込んでいるので、その後時刻t4までの期間でVbの電圧値が不安定になっても、基準電圧Va2を下回ることがなく、必要とするモードに固定することができる。なお、図2(b)では時刻t4で電圧Vbは安定した状態となり、その後は出力電流が大きいモードとして動作することを示している。
さらに、第2の出力トランジスタM2のゲート幅/ゲート長の値を第1の出力トランジスタM1のゲート幅/ゲート長以上に設定しているので、誤差増幅回路11に対して追加するバイアス電流値はもとのバイアス電流値以上となり、出力電圧範囲を広く取れるようになっている。
次に図3および図4を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態を示す定電圧回路である。
図3において図1との違いは、図1において破線で示した回路20が、図3では破線で示した回路21に置き換えられている点である。すなわち、図1の抵抗R4、第1基準電圧Va1、第2基準電圧Va2、スイッチS5、コンパレータ12で構成される回路が、図3では抵抗R21、R22、スイッチS21、インバータ22、電源電圧Vdd、電流源I21とPMOSトランジスタM21からなる定電流インバータ23に置き換えられている。それ以外の構成は図1を参照して説明したのと同様であるので、以下図3についての説明は上の相違点についてのみ説明する。
図3において、PMOSトランジスタM3とM4のドレインは共通接続され、抵抗R21、R22を介して接地されている。また抵抗R22の両端には、並列にスイッチS21が接続されており、スイッチS21のオンオフによって抵抗R21と抵抗R22の合成抵抗値は可変的に切り換えられる。抵抗R21、R22はPMOSトランジスタM3とM4のドレイン電流を電圧に変換する電流電圧変換手段として機能する。前述したようにPMOSトランジスタM3とM4はそれぞれ第1出力トランジスタM1および第2出力トランジスタM2とカレントミラー回路を構成しているので、PMOSトランジスタM3とM4のドレイン電流は出力電流に比例した電流となる。抵抗R21、R22はこの電流を電圧に変換しているので、抵抗R21、R22における電圧降下Vbは出力電流に比例した電圧となる。電源電圧端子Vddと接地端子Vssの間には電流源I21とPMOSトランジスタM21が直列に接続されており、これらは定電流インバータ23を構成している。PMOSトランジスタM21のゲートには電圧Vbが入力され、定電流インバータ23の出力はインバータ22に入力されている。インバータ22の出力CMPoはスイッチS21の制御端子に接続され、スイッチS21のオンオフを制御する。
図4は、図3に示した定電圧回路の主要部分の動作に関するタイミングチャートであり、図4(a)は時刻tに対する第1出力トランジスタM1のゲート電圧Vm1g、および第2出力トランジスタM2のゲート電圧Vm2gの変化を示している。また、図4(b)は時刻tに対するPMOSトランジスタM21のゲートに入力される電圧Vbの変化を示している。さらに、図4(c)は時刻tに対するインバータ22の出力信号CMPoの信号レベル、および図3中のインバータ14の出力A、インバータ15の出力B、インバータ16の出力C、インバータ19の出力Dの信号レベルの変化を示している。
ここで、図4(a)、(c)は、それぞれ、図2(a)、(c)と同じ図であるが、図4(b)の説明との兼ね合いから、以下では図2を参照して説明したのと重複した説明も繰り返している。
図4(a)の縦軸においてVddは入力端子電圧の電圧値、図4(c)の縦軸においてCMPoはインバータ22の出力信号レベル、Aはインバータ14の出力信号レベル、Bはインバータ15の出力信号レベル、Cはインバータ16の出力信号レベル、Dはインバータ19の出力信号レベルである。信号A、B、C、Dはそれぞれ、スイッチS2、S6、S1、S4の制御信号になっている。また、図4(b)の縦軸において、Vtは定電流インバータ23のしきい値の電圧値である。
図4(a)〜(c)において、最初の状態、すなわち出力電流が0Aのときには、第1出力トランジスタM1とPMOSトランジスタM3がカレントミラー回路を構成していることから、抵抗R21には電流が流れないので、抵抗R21には電圧降下が生じない。すなわち、電流源I21、PMOSトランジスタM21からなる定電流インバータ23の入力端子の電圧Vb(PMOSトランジスタM21のゲートへの入力電圧Vb)は0Vであるので、インバータ22の出力CMPoはLレベルになっている。インバータ22の出力CMPoがLレベルであるから、インバータ14の出力Aとインバータ16の出力CはLレベルとなる一方、インバータ15の出力Bとインバータ19の出力DはHレベルとなる。したがって、スイッチS1〜S3はオフ、S4、S6はオンとなる(図4(c)参照)。ところで、S1乃至S4、およびS6は、制御端子にLレベルの信号が入力されたときにオフ、Hレベルの信号が入力されたときにオンするスイッチであるが、S21は制御端子にLレベルの信号が入力されたときにオン、Hレベルの信号が入力されたときにオフするスイッチを用いている。したがって、このとき(信号CMPoがLレベルのとき)、スイッチS21はオンとなる。なおこれは設計的な事項であり、スイッチS21を他のスイッチと同様に制御端子にHレベルの信号が入力されたときにオンするようなスイッチを用いてもよく、その場合にはCMPoからの信号をインバータを介してスイッチS21の制御入力とするなどの調整をすればよい。
スイッチS1がオフ、S6がオンであるから、第2出力トランジスタM2のゲートは抵抗R3によって入力端子電圧Vddにプルアップされるので、第2出力トランジスタM2はオフしている。またスイッチS2がオフであるから、誤差増幅回路11のバイアス電流は電流源I1となる。さらにスイッチS3がオフであるから、スイッチS4がオンしていても、電流源I3の電流は抵抗R21には供給されない。さらにスイッチS21がオンしているので、抵抗R21とR22の接続点が接地されている。
以上の状態から、出力電流が増加した場合を考える。出力電流が増加すると第1出力トランジスタM1のゲート電圧Vm1gが低下する(図4(a))とともに、PMOSトランジスタM3のゲート電圧は低下する。したがって、電流源I21、PMOSトランジスタM21からなる定電流インバータ23の入力端子への電圧Vbは上昇する(図4(b))。しかし、出力電流が所定の第1電流値に達するまでは各スイッチの接続状態は前述したままで変化しない。
時刻t1で出力電流が所定の第1電流値に達すると、電圧Vbは定電流インバータ23のしきい値電圧Vtになる(図4(b))。出力電流がさらに増加して第1電流値を超えると、電圧Vbは定電流インバータ23のしきい値電圧Vtより高くなるので、インバータ22の出力CMPoは反転してHレベルとなる(図4(c))。すると、スイッチS3がオンになるので、電流源I3からの電流が抵抗R21に供給され、電圧Vbは急上昇する(図4(b))。なお、この実施形態では電流源I3の電流値は、出力電流が第1電流値に等しくなった時のPMOSトランジスタM3のドレイン電流にほぼ等しいかそれ以上に設定してあり、図4(b)に示すように電圧Vbは時刻t1のタイミングで、定電流インバータ23のしきい値電圧Vtのおよそ2倍の電圧2×Vtまで上昇する。また、インバータ22の出力CMPoが反転したことによりスイッチS21はオフするので、PMOSトランジスタM21のドレイン電流と電流源I3からの電流は抵抗R21、R22を流れ、電圧Vbはさらに上昇する(図4(b)の時刻t1からt2の期間)。さらに、インバータ22の出力CMPoがHレベルになったので、インバータ13の出力はLレベルになる。インバータ13の出力回路はロー側のインピーダンスを低く設定しているので、コンデンサC1の電荷を瞬時に放電する。したがって、ほとんど遅延無くインバータ14の入力をLレベルにするので、インバータ14の出力Aはインバータ22の出力CMPoがHレベルになると瞬時にHレベルに変化する(図4(c))。またインバータ14の出力AがHレベルになるとスイッチS2がオンになるので、誤差増幅回路11のバイアス回路に電流源I2の電流値が追加され、誤差増幅回路11の動作は速くなる。この結果、図4(a)に示すように、時刻t1から電圧Vm1gの降下の傾きが大きくなる。
インバータ14の出力AがHレベルになるとインバータ15の出力BがHレベルからLレベルに変化する。しかし、インバータ15の負側の電源と接地Vssの間には電流源I5が介挿されているので、インバータ15の出力がHレベルのときにコンデンサC2を充電した電荷は電流源I5を介して放電されることになり、インバータ15の出力BがHレベルからLレベルに変化するのには時間がかかる。この遅延時間を図4(c)ではTd1で示している。遅延時間Td1が経過すると、インバータ15の出力BはLレベルとなり、コンデンサC2の電圧が時刻t2でインバータ16の入力しきい値電圧以下になると、ほぼ同じタイミングでインバータ16の出力CがHレベルとなる(図4(c))。するとスイッチS1がオン、S6がオフして、誤差増幅回路11の出力が第2出力トランジスタM2のゲートに入力される。スイッチS1がオンする前は第2出力トランジスタM2のゲートは抵抗R3によって入力電圧Vddにプルアップされていたので、第2出力トランジスタM2のゲート電圧Vm2gは入力電圧Vddになっていた(図4(a))。また、第2出力トランジスタM2のゲートと入力端子Vddの間には第2出力トランジスタM2のゲート容量が存在するので、スイッチS1がオンした直後は、一瞬誤差増幅回路11の出力は入力端子電圧Vdd近くまで上昇する。このため、第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2の両方とも、一瞬オフとなる期間が発生する。
第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2の両方ともオフになると、PMOSトランジスタM3とM4もオフになるため、抵抗R21に供給される電流は電流源I3だけになる。前述したように、電流源I3の出力電流を、出力電流が第1電流値に等しくなったときのPMOSトランジスタM3のドレイン電流にほぼ等しいかそれ以上にしてあるので、電圧Vbはほぼ定電流インバータ23のしきい値電圧Vtまで低下する(図4(b))。しかしこのとき定電流インバータ23には抵抗R21、R22で発生した電圧が入力されるので、定電流インバータ23の出力が反転することはない。
時刻t3になって、誤差増幅回路11の出力電流によって、第2出力トランジスタM2のゲート容量が放電すると、定電圧回路部1は安定な動作に戻る。このとき、抵抗R21、R22にはPMOSトランジスタM3とM4のドレイン電流に電流源I3の電流値が加わっているので、電圧Vbは定電流インバータ23のしきい値電圧Vtの2倍以上の電圧になる(図4(b))。なお、上述したように、スイッチS1をオンして第2出力トランジスタM2を誤差増幅回路11の出力に接続する前に、スイッチS2をオンして誤差増幅回路11のバイアス電流を増加させているので、第2出力トランジスタM2が接続される前に誤差増幅回路11の出力電流が大きくなり応答速度が速くなっているので、スイッチS1とS2を同時にオンした場合に比べ、誤差増幅回路11の出力電流によって第2出力トランジスタM2のゲート容量を充電する時間を短くできる。その結果、第2出力トランジスタM2の接続時における出力電圧変動を小さく抑えることができる。
ところで時刻t1でインバータ22の出力CMPoがHレベルになると、インバータ17の出力がHレベルからLレベルに変化する。しかし、インバータ17の負側の電源と接地Vss間には電流源I6が介挿されているので、インバータ17の出力がHレベルのときにコンデンサC3を充電した電荷は電流源I6を介してゆっくりと放電されるため、インバータ17の出力がHレベルからLレベルへ変化するのには時間がかかる。この遅延時間を図4(c)ではTd3で示している。遅延時間Td3は遅延時間Td1より長く、かつ、第2出力トランジスタM2ゲート容量が誤差増幅回路11の出力で放電されるまでの時間以上になるように設定してある。このようにすることにより、第2出力トランジスタM2の接続を確実にすることができる。
コンデンサC3の電圧が時刻t4でインバータ18のしきい値電圧以下になると、インバータ18の出力がHレベルになり、次段のインバータ19の出力DがLレベルになる(図4(c))。するとスイッチS4がオフして、電流源I3からの電流が抵抗R21、R22に供給されるのを遮断する(図4(c))ので、電圧Vbはほぼ定電流インバータ23のしきい値電圧Vt分の電圧だけ低下する(図4(b))。
このように、出力電流の増加に伴い時刻t1でスイッチS3がオンとなって、電流源I3の電流が定電流インバータ23に入力される。またほぼ同時にスイッチS2もオンとなって、電流源I2が稼動状態となる。そして、スイッチS3のオンから時間Td1だけ遅れて時刻t2でスイッチS1がオンし、第2出力トランジスタM2が稼動状態となり、大きな負荷に対応できるようになる。このように、過渡状態であるt2〜t3の期間を含め時間t1〜t4で付加的な電流源I2と第2出力トランジスタM2とを稼動状態にし、時間t4以降は大電流モード(高速モード)となる。なお、上述したように電圧Vbが定電流インバータ23のしきい値電圧Vtを超えてインバータ22の出力CMPoが反転した場合には、スイッチS21をオフすることにより抵抗R21、R22で発生した電圧が定電流インバータ23に入力されるので、第2出力トランジスタM2の接続を確実に行なうことができる。
ところで、本回路構成において、第2出力トランジスタM2は第1出力トランジスタM1より大きなサイズになっている。したがって、出力電流が増加することによってスイッチS2がオンとなり、第2出力トランジスタM2をオン、S6をオフさせると、上述したように第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2の両方ともが一瞬オフとなる期間が発生してしまう。すると、第1出力トランジスタM1をモニターしているPMOSトランジスタM3の電流が減ってしまうので、判定回路部2は出力電流が減ったと判定し、結果として発振してしまう。これを解決するために、判定回路部2の中には発振防止機能を持たせている。出力電流が小さいときには第1出力トランジスタM1をモニターするPMOSトランジスタM3の電流は小さいので、定電流インバータ23の出力はHレベルとなり、インバータ19の出力Dの信号レベルはLレベルとなる。したがって、S4はオンしている。出力電流が徐々に増加し、第1電流値を超えると、定電流インバータ23の出力はLレベルに反転し、スイッチS3をオンさせる(図4(c)の時間t1)。このとき、インバータ17に入力される信号はコンデンサC3によって遅延時間が作られるため、スイッチS4は依然としてオンされ続け、スイッチS3とS4のいずれもがオンとなる時間が生じる(図4(c)のTd3)。したがって、上で説明したように電流源I3の電流が定電流インバータ23に入力される。ここでスイッチS4がオンされ続けるのは、コンデンサC3による遅延時間分だけであって、この遅延時間経過後にはスイッチS4はオフとなるので、時間t4の時点で電流I3の供給は停止する(図4(c))。このTd3の期間に第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2が稼動状態となり、カレントミラーを構成するPMOSトランジスタM3、M4にも適正な電流を流すようになるので、インバータ19の出力DがローとなりS4がオフしたときには電圧Vbは安定した状態になる。
次に増加していた出力電流が時刻t5で減少に転じ、時刻t6で出力電流が所定の第2電流値以下になると、電圧Vbが定電流インバータ23のしきい値電圧Vtより小さくなり、インバータ22の出力CMPoはHレベルからLレベルに反転する(図4(c))。すると、スイッチS3がオフとなる。また、CMPoがLレベルなので、スイッチS21がオンになり、抵抗R21、R22の接続点がスイッチS21を介して接地される。また、CMPoがLレベルなので、インバータ17の出力はHレベルになる。ここで、インバータ17の出力回路はハイ側のインピーダンスを低く設定しているので、コンデンサC3を瞬時に充電することができ、ほとんど遅延無くインバータ18の入力をHレベルにする。したがって、インバータ18の出力はインバータ22の出力CMPoがLレベルになるとすぐにLレベルに変化するので、その出力が入力されているインバータ19の出力Dもほとんど遅延なくHレベルとなる(図4(c))。インバータ19の出力DがHレベルになるとスイッチS4がオンとなるが、このときはスイッチS3がオフしているので、電流源I3の電流が抵抗R21に供給されることはない。
さらに、インバータ22の出力CMPoがLレベルになるとインバータ13の出力はHレベルになるが、インバータ13の正側の電源端子と入力端子Vddの間には電流源I4が介挿されているので、コンデンサC1の充電には時間がかかり、遅延時間Td2が発生する(図4(c))。
このため、インバータ22の出力CMPoがLレベルになってから遅延時間Td2経過後の時刻t7において、スイッチS2がオフとなり、電流源I2が誤差増幅回路11のバイアス電流として供給されるのを遮断し、誤差増幅回路11のバイアス電流を電流源I1だけに戻す。また、インバータ14からのLレベルの出力Aが入力されたインバータ15の出力BはHレベルになる。そして、インバータ15のハイ側のインピーダンスは低く設定されているので、コンデンサC2を瞬時に充電する。したがって、インバータ14の出力AがLレベルになると直ちにインバータ16の出力CもLレベルとなり、スイッチS1をオフし(図4(c))、誤差増幅回路11の出力と第2出力トランジスタM2のゲートとの接続を遮断する。スイッチS6はオンされるので、第2出力トランジスタM2のゲート電圧Vm2gは抵抗R3で入力端子Vddにプルアップされて入力電圧Vddまで上昇する(図4(a))。一方で、第1出力トランジスタM1のゲートは誤差増幅回路11の出力に接続されたままなので、そのゲート電圧Vm1gは図4(a)に示すように大きく低下する。なお、第1出力トランジスタM1のゲート容量は小さいので、誤差増幅回路11と第2出力トランジスタM2のゲートの接続を遮断したときには、誤差増幅回路11は第1出力トランジスタM1の小さなゲート容量を充電するだけなので、遮断と同時にバイアス電流を電流源I1だけに戻しても出力電圧Voutへの影響はない。
以上のように、本実施形態の定電圧回路においても、出力電流に応じて誤差増幅回路11のバイアス電流を変更するようにしたので、小電流出力時の効率が向上したのとともに、出力電流に応じて第2出力トランジスタM2を接続したり遮断したりして駆動能力を変更するようにしたので、小電流出力時の高速応答が可能になるとともに大電流出力時にも対応できるものとなった。
そして、第1の実施形態と同様に、第2の実施形態でも、出力電流が小さいモードと出力電流が大きいモードとを、出力電流値に応じて切り換えて用いており、このときの動作が不安定な期間(図4(b)の時刻t1からt4の期間)の不具合について、時刻t1のタイミングで電圧Vbに電流源I3に対応した所定の電圧を足し込むことによって、電圧Vbが不安定になっても電圧値Vtを下回らないようにして解決している(詳細には、第1の実施例のところで説明したのと同様である)。
また第2の実施形態では、第1の実施形態と比較して、回路構成が簡単で同等の機能を実現できる効果がある。一方で、第2の実施例では定電流インバータ23の電流源I21によって電流を流さないと動作しないのに対し、第1の実施例では電圧Vbが低いときにはコンパレータ12を構成する差動増幅回路のNMOSトランジスタM51(電圧Vbがゲートに入力されるNMOSトランジスタM51。図5参照)がオフしているので、無駄な電流を消費することがなく、消費電流が少ないという利点がある。このように第1の実施形態と第2の実施形態では、相異なる利点がある。
ところでオペアンプでは一般に、増幅段にコンデンサを接続して位相補償を行なっている。次に本実施形態の定電圧回路における特徴的な位相補償について説明する。
図6において実線で囲った部分は、図1に示した定電圧回路の第1出力トランジスタM1、第2出力トランジスタM2周辺の回路を示しており、集積化された安定化電源回路を示している。図6においては、出力電流が大きいときの、図1の第1出力トランジスタM1と第2出力トランジスタM2を合算された状態のものを、1つの出力トランジスタMとして示している。その他、図1と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。また図7は、図6において破線で示した領域24の小信号等価回路を示している。
図6において、MAは誤差増幅器11の内部回路として含まれるトランジスタであり、Iは電流源である。さらに出力端子Voutには負荷抵抗RLと出力安定化のためのコンデンサCLを接続して示している。
図7において、Ro1は出力トランジスタMのソース−ドレイン間抵抗、Ro2はトランジスタMAのソース−ドレイン間抵抗、gm1は出力トランジスタMのトランスコンダクタンス、gm2はトランジスタMAのトランスコンダクタンス、Vi1は出力トランジスタMのゲート電圧、Vi2はトランジスタMAのゲート電圧、C1は出力トランジスタMのゲート−ドレイン間容量、C2はトランジスタMAのゲート−ドレイン間容量、CLはこの安定化電源に接続された出力安定化のためのコンデンサの容量、RLはこの安定化電源回路に接続された可変の負荷抵抗を表している。
図7の等価回路において、回路の極は2つ生じ、それぞれの極p1、p2が発生するときの周波数Fp1、Fp2は、それぞれ、
式1
Fp1=1/(2π・gm1・Ro2・RL・C1)
式2
Fp2=1/(2π・CL・RL)
と近似される。
式1
Fp1=1/(2π・gm1・Ro2・RL・C1)
式2
Fp2=1/(2π・CL・RL)
と近似される。
ここで、負荷抵抗RLが大きくなると(すなわち、出力電流が小さくなると)、式1および式2より、2つの極p1、p2の周波数Fp1、Fp2はともに低周波側にシフトするとともに、互いの値は近づいてくる。すると、利得が十分に減衰する前に誤差増幅回路11の出力が入力にフィードバックされることになってしまい、このとき入出力の位相は逆転しているので、発振してしまう。本実施形態の定電圧回路では、出力電流が小さいときには第1出力トランジスタM1のみを用いるようにしたので、このとき式1のC1は小さな値となり、極p1とp2の周波数が近づくことを防いで回路が発振することを防ぐことができる。
このように、本発明によれば、出力電流が小さいときには回路の発振を抑えて消費電流も小さく抑えることができるとともに、出力電流が大きいときには第2出力トランジスタM2を追加しているので、高速動作を実現することができる。
1 定電圧回路部
2 判定回路部
3 伝達回路部
11 誤差増幅回路
12 コンパレータ
13〜19 インバータ
M1 第1出力トランジスタ
M2 第2出力トランジスタ
M3、M4 PMOSトランジスタ
I1、I2 バイアス電流源
I3〜I6 電流源
R1〜R4 抵抗
S1〜S6 スイッチ
Va1 第1基準電圧
Va2 第2基準電圧
R21、R22 抵抗
S21 スイッチ
22 インバータ
I21 電流源
M21 PMOSトランジスタ
23 定電流インバータ
2 判定回路部
3 伝達回路部
11 誤差増幅回路
12 コンパレータ
13〜19 インバータ
M1 第1出力トランジスタ
M2 第2出力トランジスタ
M3、M4 PMOSトランジスタ
I1、I2 バイアス電流源
I3〜I6 電流源
R1〜R4 抵抗
S1〜S6 スイッチ
Va1 第1基準電圧
Va2 第2基準電圧
R21、R22 抵抗
S21 スイッチ
22 インバータ
I21 電流源
M21 PMOSトランジスタ
23 定電流インバータ
Claims (12)
- 入力電圧を所定の電圧に変換して出力電圧とする定電圧回路であって、
前記定電圧回路は、
基準電圧と前記出力電圧に基づいて所定の信号を生成して出力する誤差増幅回路と、
前記誤差増幅回路の出力に応じた電流を出力する出力回路を備え、
前記出力回路は複数の出力トランジスタと前記出力電圧の変化に応じて前記複数の出力トランジスタのうち稼動させる出力トランジスタを決定する決定手段を備えた
ことを特徴とする定電圧回路。 - 複数の電流源を含み前記誤差増幅回路にバイアス電流を供給する手段を備え、前記出力電圧の変化に応じて前記複数の電流源のうち稼動させる電流源を決定する決定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載した定電圧回路。
- 入力電圧を所定の電圧に変換して出力電圧とする定電圧回路であって、
前記定電圧回路は、
基準電圧と前記出力電圧に基づいて所定の信号を生成して出力する誤差増幅回路と、
少なくとも第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、および前記誤差増幅回路の出力に基づいて前記第1のトランジスタによる電流に前記第2のトランジスタによる電流を追加するように切り換え制御する第1の切換手段を含み、前記誤差増幅回路の出力に応じた電流を出力する出力回路と、
少なくとも第1の電流源、第2の電流源、および前記第1の電流源の電流に前記第2の電流源の電流を追加するように切り換え制御する第2の切換手段を含み、前記誤差増幅回路に前記第1の電流源および第2の電流源によるバイアス電流を供給するバイアス電流供給回路と、
前記誤差増幅回路の出力に基づいて前記第2の切換手段による切り換えを制御する判定回路
を備えたことを特徴とする定電圧回路。 - 前記判定回路は出力電流をモニターする手段を含み、前記出力電流が所定の電流値より小さいときには前記第1の電流源による電流のみを前記誤差増幅回路のバイアス電流とし、前記出力電流が前記電流値以上に増加したときには、第1の切換手段を制御して前記第1の電流源による電流に前記第2の電流源による電流を加えた電流を前記誤差増幅回路のバイアス電流とすることを特徴とする請求項3に記載した定電圧回路。
- 入力電圧を所定の電圧に変換して出力電圧とする定電圧回路であって、
前記定電圧回路は定電圧回路部と判定回路部を含み、
前記定電圧回路部は、出力回路と誤差増幅回路を含み、
前記出力回路は、
第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含み、前記第1および第2のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、前記第1および第2のトランジスタのドレインは共通接続されて電圧出力端子に接続され、前記第1および第2のトランジスタのゲートは第1の切換手段を介して接続され、さらに前記第2のトランジスタのゲートは第6の切換手段を介して前記電圧入力端子に接続されており、
前記誤差増幅回路は、
非反転入力端子に第1の基準電圧が入力されかつ反転入力端子には前記出力電圧を分圧した電圧が入力され、第1の電流源と第2の電流源を並列接続してバイアス電流供給源とし、かつ、前記第1および第2の電流源の間には第2の切換手段が接続され、前記第1のトランジスタのゲートにその出力が接続されており、
前記判定回路部は、電流供給回路とコンパレータを含み、
前記電流供給回路は、
第3のトランジスタおよび第4のトランジスタを含み、前記第3および第4のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、前記第3および第4のトランジスタのドレインは共通接続され、かつ、前記第3および第4のトランジスタのゲートはそれぞれ前記第1および第2のトランジスタのゲートと接続され、共通接続された前記第3および第4のトランジスタのソースとドレインの間にはさらに並列に第3の電流源、第3の切換手段、第4の切換手段が接続されており、
前記コンパレータは、
非反転入力端子に前記共通接続された第3、第4のトランジスタのドレインが接続されるとともに、反転入力端子には第2の基準電圧および第3の基準電圧が第5の切換手段を介して選択的に接続されており、
前記コンパレータの出力によって、前記定電圧回路部における第1、第2、第6の切換手段、および前記判定回路部における第3乃至第5の切換手段を制御する
ことを特徴とする定電圧回路。 - 入力電圧を所定の電圧に変換して出力電圧とする定電圧回路であって、
前記定電圧回路は定電圧回路部と判定回路部を含み、
前記定電圧回路部は、出力回路と誤差増幅回路を含み、
前記出力回路は、
第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含み、前記第1および第2のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、前記第1および第2のトランジスタのドレインは共通接続されて電圧出力端子に接続され、前記第1および第2のトランジスタのゲートは第1の切換手段を介して接続され、さらに前記第2のトランジスタのゲートは第6の切換手段を介して前記電圧入力端子に接続されており、
前記誤差増幅回路は、
非反転入力端子に第1の基準電圧が入力されかつ反転入力端子には前記出力電圧を分圧した電圧が入力され、第1の電流源と第2の電流源を並列接続してバイアス電流供給源とし、かつ、前記第1および第2の電流源の間には第2の切換手段が接続され、前記第1のトランジスタのゲートにその出力が接続されており、
前記判定回路部は、電流供給回路とインバータを含み、
前記電流供給回路は、
第3のトランジスタおよび第4のトランジスタを含み、前記第3および第4のトランジスタのソースは共通接続されて電圧入力端子に接続され、前記第3および第4のトランジスタのドレインは共通接続され、かつ、前記第3および第4のトランジスタのゲートはそれぞれ前記第1および第2のトランジスタのゲートと接続され、共通接続された前記第3および第4のトランジスタのソースとドレインの間にはさらに並列に第3の電流源、第3の切換手段、第4の切換手段が接続されており、
前記共通接続された第3、第4のトランジスタのドレイン電圧によって制御される定電流インバータの出力が前記インバータの入力端子に接続され、さらに前記共通接続された第3、第4のトランジスタのドレインには可変抵抗が接続され、
前記インバータの出力によって、前記定電圧回路部における第1、第2、第6の切換手段、前記判定回路部における第3乃至第5の切換手段、および前記可変抵抗の値を制御する
ことを特徴とする定電圧回路。 - 前記第2のトランジスタのゲート幅/ゲート長の値を前記第1のトランジスタのゲート幅/ゲート長の値以上とし、かつ、前記第2の電流源によるバイアス電流を前記第1の電流源によるバイアス電流以上としたことを特徴とする請求項5または6に記載した定電圧回路。
- 前記共通接続された第3および第4のトランジスタによるドレイン電流を電圧に変化する変換手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載した定電圧回路
- 前記第3の電流源による電流値を前記定電圧回路の出力電流が所定の電流値に達したときの前記第3のトランジスタの出力電流値と等しいかそれ以上とし、前記第2の基準電圧を前記出力電流が所定の電流値に達したときの前記変換手段の出力電圧値と等しいかそれ以上の値の電圧とし、かつ、前記第3の基準電圧の電圧値を前記第2の基準電圧の電圧値より低くしたことを特徴とする請求項8に記載した定電圧回路。
- 前記コンパレータまたは前記インバータの出力端子と前記第4の切換手段の間に第1の遅延回路を備えたことを特徴とする請求項5乃至9のいずれかに記載した定電圧回路。
- 前記コンパレータまたは前記インバータの出力端子と前記第1または第2の切換手段の間に第2の遅延回路を備えたことを特徴とする請求項5乃至10のいずれかに記載した定電圧回路。
- 前記第1の遅延回路による遅延時間が前記第2の遅延回路による遅延時間より長く、かつ、前記第1の遅延回路による遅延時間を前記第2のトランジスタのゲート電圧が前記誤差増幅回路の出力によって放電されるまでの時間以上としたことを特徴とする請求項11に記載した定電圧回路。
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