JP2009297771A - 鍛造プレスにおけるノックアウト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノックアウトピンの作業タイミングやストローク、作動速度を簡単に変更でき、しかも、装置をコンパクト化できる鍛造プレスにおけるノックアウト装置を提供する。
【解決手段】鍛造プレスの下型上面から出没可能に設けられたノックアウトピンPと、ノックアウトピンPを昇降させる駆動手段1とからなるノックアウト装置であって、駆動手段10が、中空な筒状の主軸12を有し、主軸12とノックアウトピンPとが同軸になるように鍛造プレスの下端に配設されたサーボモータ10と、サーボモータ10の主軸12下端に接続されたボールねじ20とからなり、ボールねじ20は、ナット部材21が、ねじ軸22とサーボモータ10の主軸12とが同軸になるようにサーボモータ10の主軸12下端に連結されており、ねじ軸22は、その上端がサーボモータ10の主軸12内の空間12hを通してノックアウトピンPの下端と接続されている。
【選択図】図1
【解決手段】鍛造プレスの下型上面から出没可能に設けられたノックアウトピンPと、ノックアウトピンPを昇降させる駆動手段1とからなるノックアウト装置であって、駆動手段10が、中空な筒状の主軸12を有し、主軸12とノックアウトピンPとが同軸になるように鍛造プレスの下端に配設されたサーボモータ10と、サーボモータ10の主軸12下端に接続されたボールねじ20とからなり、ボールねじ20は、ナット部材21が、ねじ軸22とサーボモータ10の主軸12とが同軸になるようにサーボモータ10の主軸12下端に連結されており、ねじ軸22は、その上端がサーボモータ10の主軸12内の空間12hを通してノックアウトピンPの下端と接続されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、鍛造プレスにおけるノックアウト装置に関する。さらに詳しくは、鍛造プレスにおいて、成型作業が終了したときに、鍛造素材を金型から抜き出すためのノックアウト装置に関する。
従来、鍛造プレスのノックアウト装置には、鍛造プレスのスライドを駆動するためのエキセン軸の動きを利用してノックアウトピンを機械的に作動させる機構が採用されていた。具体的には、エキセン軸に固定されたカムと、このカムによって昇降移動されるプッシュロッドと、このプッシュロッドの昇降によって揺動しノックアウトピンを昇降させるプレス下部に設けられた揺動アームとから構成されたものが採用されていた。
しかるに、上記のごとき鍛造プレスでは、成型する鍛造品を変更した場合に、カムを交換してノックアウトピンの作動タイミングやストローク・速度等を変更することは困難である。このため、作動タイミングや作動速度は同じとしたまま、ノックアウトピンに遊びを設けてストロークだけを調整しているので、最適な条件でのノックアウトは困難であり、生産効率が低下してしまうという問題が生じている。
そこで、ノックアウトピンの作動タイミングやストローク・速度等の変更を容易にする技術として、サーボモータによってノックアウトピンを作動させる技術(特許文献1)が検討されている。
特許文献1には、プレスフレームに固定されたサーボモータと、このサーボモータの主軸に取り付けられたボールねじと、このボールねじに螺着されたナットホルダと、このナットホルダに基端部が掛止され先端部がノックアウトロッドに掛止された駆動アームとからなるノックアウト機構が開示されている。
このノックアウト機構では、駆動アームは、その基端部と先端部との中間で支持軸に回動自在が掛止されているから、サーボモータを作動させれば、駆動アームが揺動し、ノックアウトロッドを昇降させることができる。しかも、サーボモータの作動を制御すれば、鍛造品に最適なノックアウト条件で運転できるから、ノックアウト時の飛び跳ねに起因するワークの不安定状態が発生することを防ぐことができ、プレス設備も安定して稼動させることができる
このノックアウト機構では、駆動アームは、その基端部と先端部との中間で支持軸に回動自在が掛止されているから、サーボモータを作動させれば、駆動アームが揺動し、ノックアウトロッドを昇降させることができる。しかも、サーボモータの作動を制御すれば、鍛造品に最適なノックアウト条件で運転できるから、ノックアウト時の飛び跳ねに起因するワークの不安定状態が発生することを防ぐことができ、プレス設備も安定して稼動させることができる
しかるに、特許文献1のノックアウト機構を従来のノックアウト機構と比較すると、エキセン軸およびカムがサーボモータに相当し、カムによって昇降移動されるプッシュロッドがボールねじおよびナットホルダに相当するものとなる。すると、特許文献1のノックアウト機構は、従来のノックアウト機構と同様に、ナットホルダの移動(従来のプッシュロッドの昇降移動に相当する)をノックアウトロッドの昇降動作に変換するための駆動アームを設けなければならない。したがって、特許文献1のノックアウト機構では、ノックアウトロッドの作動タイミングやストローク・速度等の変更は容易になるものの、プレス下部の構造を簡素化することはできない。
サーボモータを採用しかつプレス下部の構造を簡素化することができるノックアウト機構として、図4および図5に示すようなノックアウト機構が考えられる。
図4および図5において、符号Pは図示しない下型に対して出没可能に設けられたノックアウトピン、符号Bはプレスのベットを示しており、符号100はベットBの下端に設けられた駆動装置を示している。この駆動装置100は、主軸が上方を向いた状態で配設されたサーボモータ110を備えており、このサーボモータ110の主軸にはカップリング115を介してボールねじ120のねじ軸122が連結されている。このねじ軸122にはナット121が螺合しており、このナット121は連結部材123を介してノックアウトピンPの下端に連結されている。そして、連結部材123は、ねじ軸122とともに回転しないようになっている。言い換えれば、ボールねじ120のナット121は、ねじ軸122が回転しても回転しないようになっているのである。
かかる構成の場合、サーボモータ110を作動させるとねじ軸122は回転するが、ナット121は回転しないので、ナット121はねじ軸122の軸方向に沿って移動する。すると、ナット121とともに連結部材123がねじ軸122の軸方向、つまり、上下方向に移動するから、ノックアウトピンPを昇降させることができ、下型から出没させることができるのである。
かかる構成の場合、サーボモータ110を作動させるとねじ軸122は回転するが、ナット121は回転しないので、ナット121はねじ軸122の軸方向に沿って移動する。すると、ナット121とともに連結部材123がねじ軸122の軸方向、つまり、上下方向に移動するから、ノックアウトピンPを昇降させることができ、下型から出没させることができるのである。
しかるに、図4および図5のごとき構成の場合、駆動アームのようにナットの移動をノックアウトロッドの昇降動作に変換するための駆動アームを必要としないので、プレス下部の構造を簡素化することはできるが、ベットBの下端にねじ軸122とサーボモータ110とを直列に配設しなければならないので、駆動装置100の長さが長くなり、プレスの全長も長くなってしまうという問題が生じる。
本発明はかかる事情に鑑み、ノックアウトピンの作業タイミングやストローク、作動速度を簡単に変更でき、しかも、装置をコンパクト化できる鍛造プレスにおけるノックアウト装置を提供することを目的とする。
第1発明の鍛造プレスにおけるノックアウト装置は、鍛造プレスの下型上面から出没可能に設けられたノックアウトピンと、該ノックアウトピンを昇降させる駆動手段とからなるノックアウト装置であって、前記駆動手段が、中空な筒状の主軸を有し、該主軸と前記ノックアウトピンとが同軸になるように配設されたサーボモータと、該サーボモータの主軸の回転を、前記ノックアウトピンの昇降動作に変換するボールねじとからなり、該ボールねじは、前記ナット部材が、ねじ軸と前記サーボモータの主軸とが同軸になるように該サーボモータの主軸下端に連結されており、前記ねじ軸は、その上端が前記サーボモータの主軸内の空間を通して前記ノックアウトピンの下端に当接可能に配設されていることを特徴とする。
第2発明の鍛造プレスにおけるノックアウト装置は、鍛造プレスの下型上面から出没可能に設けられたノックアウトピンと、該ノックアウトピンを昇降させる駆動手段とからなるノックアウト装置であって、前記駆動手段が、中空な筒状の主軸を有し、該主軸と前記ノックアウトピンとが同軸になるように配設されたサーボモータと、該サーボモータの主軸の回転を、前記ノックアウトピンの昇降動作に変換するボールねじとからなり、該ボールねじは、前記ナット部材が、ねじ軸と前記サーボモータの主軸とが同軸になるように該サーボモータの主軸上端に連結されており、前記ねじ軸は、その上端が前記ノックアウトピンの下端に当接可能に配設され、その下端部が前記サーボモータの主軸内の空間内に収容されていることを特徴とする。
第3発明の鍛造プレスにおけるノックアウト装置は、第1または第2発明において、前記鍛造プレスには、前記ノックアウトピンの下方に、前記サーボモータおよび前記ノックアウトピンを収容する空間が形成されており、該空間内に前記サーボモータおよび前記ノックアウトピンが配設されていることを特徴とする。
第2発明の鍛造プレスにおけるノックアウト装置は、鍛造プレスの下型上面から出没可能に設けられたノックアウトピンと、該ノックアウトピンを昇降させる駆動手段とからなるノックアウト装置であって、前記駆動手段が、中空な筒状の主軸を有し、該主軸と前記ノックアウトピンとが同軸になるように配設されたサーボモータと、該サーボモータの主軸の回転を、前記ノックアウトピンの昇降動作に変換するボールねじとからなり、該ボールねじは、前記ナット部材が、ねじ軸と前記サーボモータの主軸とが同軸になるように該サーボモータの主軸上端に連結されており、前記ねじ軸は、その上端が前記ノックアウトピンの下端に当接可能に配設され、その下端部が前記サーボモータの主軸内の空間内に収容されていることを特徴とする。
第3発明の鍛造プレスにおけるノックアウト装置は、第1または第2発明において、前記鍛造プレスには、前記ノックアウトピンの下方に、前記サーボモータおよび前記ノックアウトピンを収容する空間が形成されており、該空間内に前記サーボモータおよび前記ノックアウトピンが配設されていることを特徴とする。
第1発明によれば、サーボモータを作動させれば、ボールねじのナット部材が回転してねじ軸が昇降する。すると、ねじ軸の上端がノックアウトピンの下端に当接可能に配設されているので、ねじ軸を昇降させることによってノックアウトピンを下型上面から出没させることができる。また、ねじ軸とノックアウトピンとはサーボモータの主軸内の空間を通して接続されているので、主軸内の空間をねじ軸の昇降領域として使用できる。すると、駆動手段の長さを、サーボモータの長さと、ボールねじのナット部材の長さと、ノックアウトピンの出没ストロークの長さとを合わせた程度の長さとすることができる。よって、サーボモータとボールねじを直列的に配置しても、駆動手段をコンパクトにすることができる。さらに、ねじ軸の上端がノックアウトピンの下端に当接可能に配設されているので、ボールねじとノックアウトピンとの連結に必要としていた部材が不要となるから、駆動手段の構成部品を少なくでき、装置をより一層コンパクトにすることができる。
第2発明によれば、サーボモータを作動させれば、ボールねじのナット部材が回転してねじ軸が昇降する。すると、ねじ軸の上端がノックアウトピンの下端に当接可能に配設されているので、ねじ軸を昇降させることによってノックアウトピンを下型上面から出没させることができる。また、ねじ軸の下端部がサーボモータの主軸内の空間内に収容されているので、駆動手段の長さを、サーボモータの長さと、ボールねじのナット部材の長さとを合わせた程度の長さとすることができる。よって、サーボモータとボールねじを直列的に配置しても、駆動手段をコンパクトにすることができる。さらに、ねじ軸の上端がノックアウトピンの下端に当接可能に配設されているので、ボールねじとノックアウトピンとの連結に必要としていた部材が不要となるから、駆動手段の構成部品を少なくでき、装置をより一層コンパクトにすることができる。
第3発明によれば、プレス下端から突出する部材を少なくできるので、プレス自体をコンパクト化でき、また、プレスの設置スペースも小さくできる。
第2発明によれば、サーボモータを作動させれば、ボールねじのナット部材が回転してねじ軸が昇降する。すると、ねじ軸の上端がノックアウトピンの下端に当接可能に配設されているので、ねじ軸を昇降させることによってノックアウトピンを下型上面から出没させることができる。また、ねじ軸の下端部がサーボモータの主軸内の空間内に収容されているので、駆動手段の長さを、サーボモータの長さと、ボールねじのナット部材の長さとを合わせた程度の長さとすることができる。よって、サーボモータとボールねじを直列的に配置しても、駆動手段をコンパクトにすることができる。さらに、ねじ軸の上端がノックアウトピンの下端に当接可能に配設されているので、ボールねじとノックアウトピンとの連結に必要としていた部材が不要となるから、駆動手段の構成部品を少なくでき、装置をより一層コンパクトにすることができる。
第3発明によれば、プレス下端から突出する部材を少なくできるので、プレス自体をコンパクト化でき、また、プレスの設置スペースも小さくできる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の鍛造プレスにおけるノックアウト装置の概略説明図である。図2は、本実施形態の鍛造プレスにおけるノックアウト装置の要部拡大図である。
なお、図1および図2において、サーボモータ10のボディ11内において、主軸12の周囲にはコイル等が存在してしるが、駆動手段1の構造を分かりやすくするために、サーボモータ10の内部構造は省略して記載している。
図1は本実施形態の鍛造プレスにおけるノックアウト装置の概略説明図である。図2は、本実施形態の鍛造プレスにおけるノックアウト装置の要部拡大図である。
なお、図1および図2において、サーボモータ10のボディ11内において、主軸12の周囲にはコイル等が存在してしるが、駆動手段1の構造を分かりやすくするために、サーボモータ10の内部構造は省略して記載している。
図1および図2において、符号Bは鍛造プレスのベットを示しており、符号Pは本実施形態の鍛造プレスにおけるノックアウト装置(以下、単にノックアウト装置という)のノックアウトピンを示している。このノックアウトピンPは、前記ベットBおよび図示しない下型やダイホルダに対して昇降可能であって、その上端が下型上面から出没可能となるように設けられている。
図1および図2に示すように、前記ベットBの下端には、ノックアウトピンPを昇降させるノックアウト装置の駆動手段1が設けられている。この駆動手段1は、サーボモータ10とボールねじ20とから構成されている。
以下、駆動手段1の構成を詳細に説明する。
以下、駆動手段1の構成を詳細に説明する。
図1および図2に示すように、ベットBの下端には、取り付け部材15を介して、サーボモータ10のボディ11が取り付けられている。このサーボモータ10は、中空な筒状に形成された主軸12を備えている。つまり、その軸方向に沿って貫通する貫通孔12hを有する主軸12を備えている。そして、サーボモータ10は、その主軸12の貫通孔12hの中心軸12cと、前記ノックアウトピンPの中心軸とが同軸となるように配設されている。
なお、前記取り付け部材15には貫通孔15hが形成されており、この貫通孔15hの中心軸と前記サーボモータ10の主軸12の貫通孔12hとが同軸になるように、サーボモータ10は取り付けられている。
なお、前記取り付け部材15には貫通孔15hが形成されており、この貫通孔15hの中心軸と前記サーボモータ10の主軸12の貫通孔12hとが同軸になるように、サーボモータ10は取り付けられている。
また、図1および図2に示すように、前記サーボモータ10の下方には、ボールねじ20が設けられている。このボールねじ20は、そのナット部材21が、サーボモータ10の主軸12下端に設けられたフランジ部12aに取り付けられている。より詳しく説明すると、ボールねじ20のねじ軸22の中心軸と、サーボモータ10の主軸12の貫通孔12hの中心軸12cとが同軸となるように、ナット部材21はフランジ部12aに取り付けられている。
そして、ボールねじ20のねじ軸22は、その上端がサーボモータ10の主軸12の貫通孔12hを通して、その上端がノックアウトピンPの下端に当接可能に配設されている。より詳しく説明すると、ねじ軸22は、その上端部がサーボモータ10の主軸12の貫通孔12hに挿入されており、その上端面がノックアウトピンPの下端面と接触した状態、または、上昇するとその上端面がノックアウトピンPの下端面に接触するように配置されている。
そして、ボールねじ20のねじ軸22は、その上端がサーボモータ10の主軸12の貫通孔12hを通して、その上端がノックアウトピンPの下端に当接可能に配設されている。より詳しく説明すると、ねじ軸22は、その上端部がサーボモータ10の主軸12の貫通孔12hに挿入されており、その上端面がノックアウトピンPの下端面と接触した状態、または、上昇するとその上端面がノックアウトピンPの下端面に接触するように配置されている。
そして、ねじ軸22の上端部は、前記取り付け部材15の貫通孔15hに設けられた、例えば、ボールスプライン等のまわり止め部材16に保持されている。つまり、ねじ軸22は、その軸方向(上下方向)の移動は可能であるが、その中心軸周りには回転しないように保持されているのである。
以上のごとき構成であるので、サーボモータ10を作動させて主軸12を回転させれば、主軸12と連結されたボールねじ20のナット部材21が回転する。すると、ナット部材21が螺合しているねじ軸22はまわり止め部材16によってその中心軸まわりの回転が固定されているので、ナット部材21が回転すると、ねじ軸22はその軸方向に移動する。
すると、ねじ軸22が上方に移動した場合、ねじ軸22に押されてノックアウトピンPはねじ軸22とともに上昇する。一方、ねじ軸22が下方に移動すると、ねじ軸22の下降に伴ってノックアウトピンPも下方に移動する。
つまり、ねじ軸22の昇降に伴ってノックアウトピンPも昇降するから、サーボモータ10を作動させれば、ノックアウトピンPを昇降させることができ、ノックアウトピンPを下型上面から出没させることができるのである。
すると、ねじ軸22が上方に移動した場合、ねじ軸22に押されてノックアウトピンPはねじ軸22とともに上昇する。一方、ねじ軸22が下方に移動すると、ねじ軸22の下降に伴ってノックアウトピンPも下方に移動する。
つまり、ねじ軸22の昇降に伴ってノックアウトピンPも昇降するから、サーボモータ10を作動させれば、ノックアウトピンPを昇降させることができ、ノックアウトピンPを下型上面から出没させることができるのである。
また、サーボモータ10の作動するタイミングおよび主軸12の回転方向を制御すれば、ねじ軸22が移動するタイミングや移動方向を制御できるから、ノックアウトピンPが作動するタイミングやノックアウトピンPの上昇下降を制御することができる。しかも、サーボモータ10の主軸12の回転量や回転速度を制御すれば、ねじ軸22の移動量や移動速度を制御できるから、ノックアウトピンPの昇降速度や昇降ストロークも制御することができる。
そして、ノックアウトピンPはエキセン軸等と機械的に連結されていないので、サーボモータ10の作動を制御するだけで、エキセン軸等の作動タイミングや回転速度に影響されることなく、ノックアウトピンPの作動タイミングや作動速度、昇降ストローク等を自由に制御することができる。よって、成型する鍛造品を変更した場合でも、ノックアウトの条件を自由に設定できるため、生産効率が低下を防ぐことができる。
そして、本実施形態のノックアウト装置では、ボールねじ20のねじ軸22は、その上端が、サーボモータ10の主軸12内の貫通孔12hを通してノックアウトピンPの下端に当接可能となるように配設されているから、主軸12の貫通孔12hをねじ軸22の昇降領域として使用できる。
すると、図2に示すように、駆動手段1の長さを、サーボモータ10の長さL1と、ボールねじ20のナット部材の長さL2と、取り付け部材15の厚さL3と、ノックアウトピンPの出没ストロークの長さとを合わせた程度の長さとすることができる。
よって、本実施形態のノックアウト装置は、サーボモータ10とボールねじ20、ノックアウトピンPを直列的に配置しても、従来の駆動手段100(図4参照)に比べて、駆動手段1の長さを短くすることができる。
すると、図2に示すように、駆動手段1の長さを、サーボモータ10の長さL1と、ボールねじ20のナット部材の長さL2と、取り付け部材15の厚さL3と、ノックアウトピンPの出没ストロークの長さとを合わせた程度の長さとすることができる。
よって、本実施形態のノックアウト装置は、サーボモータ10とボールねじ20、ノックアウトピンPを直列的に配置しても、従来の駆動手段100(図4参照)に比べて、駆動手段1の長さを短くすることができる。
しかも、サーボモータ10の主軸12がボールねじ20のナット部材21に連結されているので、図4および図5の駆動手段100における連結部材123も不要となる。
すると、駆動手段1の構成部品を少なくでき、ボールねじ20の駆動に要する駆動力を少なくできるので、サーボモータ10に要求される容量が小さくなる。すると、駆動手段1には小型のサーボモータが使用できるので、駆動手段1をコンパクト化でき、ノックアウト装置もより一層コンパクトにすることができる。
すると、駆動手段1の構成部品を少なくでき、ボールねじ20の駆動に要する駆動力を少なくできるので、サーボモータ10に要求される容量が小さくなる。すると、駆動手段1には小型のサーボモータが使用できるので、駆動手段1をコンパクト化でき、ノックアウト装置もより一層コンパクトにすることができる。
なお、ベット等にはノックアウトピンPを配設するために貫通孔が形成されているため、この孔を通してスケールや潤滑剤がサーボモータ10やボールねじ20に侵入する可能性がある。よって、かかるスケール等の侵入を防ぐために、取り付け部材15の貫通孔15hやベットBと取り付け部材15との間等に、ノックアウトピンP側とサーボモータ10側との間をシールするシール部材を設けてもよい。
また、上記の例では、駆動装置1のサーボモータ10およびボールねじ20をベットBの下端に設ける場合を例示したが、例えば、図3に示すように、ベットB内にサーボモータ10およびボールねじ20を収容する空間Bhを設け、この空間Bh内にサーボモータ10およびボールねじ20を配設するようにしてもよい。この場合には、駆動装置1において、プレス下端から突出する部分を少なくできるので、プレス自体をコンパクト化でき、プレスの設置スペースも小さくできる。しかも、プレスを設置する場所には、通常、設置場所に駆動装置1を収容するための大きな空間を設けなければならないが、プレス下端から突出する部分が少ないので設置場所に設ける空間を小さくできるから、プレスの設置工数も少なくできる。
なお、上記例では、ボールねじ20のナット部材21を、サーボモータ10の主軸12の下端に取り付ける構成を説明したが、図3に示すように、ボールねじ20のナット部材21は、サーボモータ10の主軸12上端に取り付けてもよい。この場合、ボールねじ20のねじ軸22はサーボモータ10の主軸12の貫通孔12h内に収容されるので、その下端をまわり止め部材16によって保持しておけば、ナット部材21が回転したときに、ねじ軸22の回転を防ぐことができ、ねじ軸22をその軸方向に移動させることができる。そして、かかる構成は、図3のようにベットB内の空間Bhにサーボモータ10およびボールねじ20を収容する場合に限らず、サーボモータ10およびボールねじ20がベット外に配置される場合にも採用できる。
1 駆動手段
10 サーボモータ
11 ボディ
12 主軸
12h 空間
20 ボールねじ
21 ナット部材
22 ねじ軸
P ノックアウトピン
B ベット
10 サーボモータ
11 ボディ
12 主軸
12h 空間
20 ボールねじ
21 ナット部材
22 ねじ軸
P ノックアウトピン
B ベット
Claims (3)
- 鍛造プレスの下型上面から出没可能に設けられたノックアウトピンと、該ノックアウトピンを昇降させる駆動手段とからなるノックアウト装置であって、
前記駆動手段が、
中空な筒状の主軸を有し、該主軸と前記ノックアウトピンとが同軸になるように配設されたサーボモータと、
該サーボモータの主軸の回転を、前記ノックアウトピンの昇降動作に変換するボールねじとからなり、
該ボールねじは、
前記ナット部材が、ねじ軸と前記サーボモータの主軸とが同軸になるように該サーボモータの主軸下端に連結されており、
前記ねじ軸は、
その上端が前記サーボモータの主軸内の空間を通して前記ノックアウトピンの下端に当接可能に配設されている
ことを特徴とする鍛造プレスにおけるノックアウト装置。 - 鍛造プレスの下型上面から出没可能に設けられたノックアウトピンと、該ノックアウトピンを昇降させる駆動手段とからなるノックアウト装置であって、
前記駆動手段が、
中空な筒状の主軸を有し、該主軸と前記ノックアウトピンとが同軸になるように配設されたサーボモータと、
該サーボモータの主軸の回転を、前記ノックアウトピンの昇降動作に変換するボールねじとからなり、
該ボールねじは、
前記ナット部材が、ねじ軸と前記サーボモータの主軸とが同軸になるように該サーボモータの主軸上端に連結されており、
前記ねじ軸は、その上端が前記ノックアウトピンの下端に当接可能に配設され、その下端部が前記サーボモータの主軸内の空間内に収容されている
ことを特徴とする鍛造プレスにおけるノックアウト装置。 - 前記鍛造プレスには、
前記ノックアウトピンの下方に、前記サーボモータおよび前記ノックアウトピンを収容する空間が形成されており、該空間内に前記サーボモータおよび前記ノックアウトピンが配設されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の鍛造プレスにおけるノックアウト装置。
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|---|---|---|---|
| JP2008157352A JP2009297771A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | 鍛造プレスにおけるノックアウト装置 |
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| JP2008157352A JP2009297771A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | 鍛造プレスにおけるノックアウト装置 |
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ID=41545213
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| JP2008157352A Pending JP2009297771A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | 鍛造プレスにおけるノックアウト装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-06-17 JP JP2008157352A patent/JP2009297771A/ja active Pending
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