JP2009295696A - シリコンウェーハ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のシリコンウェーハに比べて高剛性で撓みにくいシリコンウェーハを提供する。
【解決手段】シリコンウェーハ10の裏面10bに、シリコンと異なる炭化シリコンからなる補強材11を設けたので、シリコンウェーハ10のヤング率が、ウェーハ裏面に補強材を有しない従来のシリコンウェーハに比べて高まる。これにより、例えばデバイス形成プロセスの露光時、ステッパのウェーハステージ上で、自重のみが作用するようにシリコンウェーハ10を水平状態で単純支持したとき、従来のシリコンウェーハに比べて、ウェーハが撓みにくくなる。
【選択図】図1
【解決手段】シリコンウェーハ10の裏面10bに、シリコンと異なる炭化シリコンからなる補強材11を設けたので、シリコンウェーハ10のヤング率が、ウェーハ裏面に補強材を有しない従来のシリコンウェーハに比べて高まる。これにより、例えばデバイス形成プロセスの露光時、ステッパのウェーハステージ上で、自重のみが作用するようにシリコンウェーハ10を水平状態で単純支持したとき、従来のシリコンウェーハに比べて、ウェーハが撓みにくくなる。
【選択図】図1
Description
この発明はシリコンウェーハ、詳しくはシリコンウェーハを水平状態で単純支持したとき、従来ウェーハに比べて高剛性で撓みにくいシリコンウェーハに関する。
デバイスプロセスでは、露光時、例えばステッパ(縮小投影型露光装置)により、露光光源から照射された光を、マスク(レチクル)に形成されたパターンに照射し、パターンを通過した光を縮小投影レンズにより縮小後、シリコンウェーハのフォトレジストが塗布された表面に転写している(例えば特許文献1)。
図9に示すように、ウェーハ製造工場から出荷されたシリコンウェーハ100は、直径が300mm、厚さが775μm、ヤング率(縦弾性係数)が110GPa程度のCZ(チョクラルスキー式)ウェーハである。
露光時、シリコンウェーハ100は、ステッパの下部に配置されたウェーハステージ上に、ステージ周方向(ウェーハ周方向)へ60°毎に配設された6本の支持ピン101により、その外周部が自重のみ作用する状態で単純支持される。
図9に示すように、ウェーハ製造工場から出荷されたシリコンウェーハ100は、直径が300mm、厚さが775μm、ヤング率(縦弾性係数)が110GPa程度のCZ(チョクラルスキー式)ウェーハである。
露光時、シリコンウェーハ100は、ステッパの下部に配置されたウェーハステージ上に、ステージ周方向(ウェーハ周方向)へ60°毎に配設された6本の支持ピン101により、その外周部が自重のみ作用する状態で単純支持される。
このように、従来のシリコンウェーハ100は、ヤング率が110GPa程度のCZウェーハであった。そのため、例えば直径450mm以上の次世代シリコンウェーハの場合には、前記ステッパのウェーハステージ上でウェーハ外周部を単純支持した際、表面100a、裏面100bが水平配置されたシリコンウェーハ100(図9の二点鎖線)に、自重による撓みが発生していた(図9の実線)。その結果、ウェーハ外周部へのパターンの解像度の低下や焦点深度の低下が発生し、高いパターン精度を確保することができなかった。
そこで、発明者は、鋭意研究の結果、シリコンウェーハの剛性が高まるウェーハ裏面構造に着目した。すなわち、シリコンウェーハの裏面に対して、シリコンと異なる素材の補強材を設けるか、シリコンウェーハの剛性を高める補強用凹凸部を形成すれば、シリコンウェーハ全体の剛性が従来ウェーハより高まり、シリコンウェーハを単純支持した際、ウェーハが撓みにくくなることを知見し、この発明を完成させた。
この発明は、従来のシリコンウェーハに比べて高剛性で撓みにくいシリコンウェーハを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、シリコンウェーハの裏面に、シリコンと異なる素材により形成されて前記シリコンウェーハの剛性を高める補強材を設けたシリコンウェーハである。
請求項1に記載の発明によれば、シリコンウェーハの裏面に、シリコンと異なる素材からなる補強材を分離不能に設ける。その結果、シリコンウェーハのヤング率が、裏面に補強材を有しない従来のシリコンウェーハに比べて高まる。
よって、例えばデバイス形成プロセスの露光時、ステッパのウェーハステージ上で、自重のみが作用するようにウェーハを水平状態で単純支持したとき、従来のシリコンウェーハに比べて、ウェーハが撓みにくくなる。
よって、例えばデバイス形成プロセスの露光時、ステッパのウェーハステージ上で、自重のみが作用するようにウェーハを水平状態で単純支持したとき、従来のシリコンウェーハに比べて、ウェーハが撓みにくくなる。
シリコンウェーハとしては、単結晶シリコンウェーハ、多結晶シリコンウェーハなどを採用することができる。シリコンウェーハの表面は鏡面仕上げされている。
シリコンウェーハの直径は、例えば200mm、300mm、450mmなどである。
「シリコンウェーハより高剛性」とは、シリコンウェーハに比べて、せん断力による変形がし難いことをいう。言い換えれば、補強材による補強前のシリコンウェーハのヤング率(100GPa以上120GPa未満)より、補強後のシリコンウェーハのヤング率の方が高いことをいう。
シリコンウェーハの直径は、例えば200mm、300mm、450mmなどである。
「シリコンウェーハより高剛性」とは、シリコンウェーハに比べて、せん断力による変形がし難いことをいう。言い換えれば、補強材による補強前のシリコンウェーハのヤング率(100GPa以上120GPa未満)より、補強後のシリコンウェーハのヤング率の方が高いことをいう。
補強後のシリコンウェーハのヤング率は、120〜1000GPaが望ましいである。120GPa未満では、本発明での処置を施さないものと比較して撓み量に大きな違いがない。また、1000GPaを超えれば、撓み量がほとんど変動しない。シリコンウェーハの好ましいヤング率は、120〜500GPaである。この範囲であれば、従来通りのウェーハ搬送およびウェーハ製造プロセスの各条件をそのまま適用することができる。
「シリコンと異なる素材」としては、炭化シリコン(SiC)、酸化シリコン(SiOX)、窒化シリコン(SiNX)、ポリシリコン(PolySi)などを採用することができる。
補強材は、同一サイズの供試体によるシリコンウェーハとのヤング率の対比において、シリコンウェーハより高剛性となる素材が好ましい。ただし、シリコンウェーハと同等またはそれより低剛性の素材でもよい。
「シリコンと異なる素材」としては、炭化シリコン(SiC)、酸化シリコン(SiOX)、窒化シリコン(SiNX)、ポリシリコン(PolySi)などを採用することができる。
補強材は、同一サイズの供試体によるシリコンウェーハとのヤング率の対比において、シリコンウェーハより高剛性となる素材が好ましい。ただし、シリコンウェーハと同等またはそれより低剛性の素材でもよい。
補強材は、シリコンウェーハの裏面全域に分離不能に設けても、シリコンウェーハの裏面の一部のみに分離不能に設けてもよい。補強材をウェーハ裏面の一部に設ける場合には、補強材をシリコンウェーハの裏面の両端に架け渡した方が、そうしない場合に比べてシリコンウェーハの剛性が高まるので好ましい。
補強材の正面視(正対)した形状としては、例えば井形状、同心円連結状などを採用することができる。
補強材の厚さは、0.1〜50μmが望ましい。0.1μm未満では、本発明による効果が得にくい。また、50μmを超えれば、ウェーハ構造自体の厚みが大きく違ってしまい、従来のプロセスがそのまま使えなくなる。
補強材の正面視(正対)した形状としては、例えば井形状、同心円連結状などを採用することができる。
補強材の厚さは、0.1〜50μmが望ましい。0.1μm未満では、本発明による効果が得にくい。また、50μmを超えれば、ウェーハ構造自体の厚みが大きく違ってしまい、従来のプロセスがそのまま使えなくなる。
シリコンウェーハの裏面への補強材の形成方法としては、例えばウェーハ裏面にマスクを形成し、その後、補強材の形成部分にCVD法により補強材の素材を堆積させる方法などを採用することができる。また、ウェーハ裏面の全域にCVD法により補強材を堆積し、その後、補強材の表面をマスクにより覆い、不要部分をエッチングする方法などを採用することができる。
請求項2に記載の発明は、前記補強材は、前記シリコンウェーハの裏面の中心を通る複数本の帯材からなる請求項1に記載のシリコンウェーハである。
請求項2に記載の発明によれば、補強材がウェーハ裏面の中心を通るので、自重によるウェーハの撓みを効率的に低減できる。これにより、補強材をウェーハ裏面の中心を通らない形状とした場合に比べて、シリコンウェーハの剛性をさらに高めることができる。
帯材の幅は1μm〜5cmである。1μm未満では、シリコンウェーハの剛性を高める効果が得にくい。また、5cmを超えれば、ウェーハの性質として面内不均一になる。帯材の好ましい幅は10μm〜1cmである。この範囲であれば、シリコンウェーハの剛性を高める効果とウェーハ面内均一性のバランスがよい。
帯材の厚さは0.1〜50μmである。0.1μm未満では、シリコンウェーハの剛性を高める効果が得にくい。また、50μmを超えれば、ウェーハ構造全体の厚みが大きくなり、ウェーハ製造プロセスでの問題につながる。帯材の好ましい厚さは、0.5〜25μmである。この範囲であれば、シリコンウェーハの剛性を高める効果が十分に得られ、ウェーハ製造プロセスでの問題も小さくなる。
ウェーハ裏面における補強材の形状(各帯材の配置)は、例えば井形状、十字状、縞形状、同心円連結形状などを採用することができる。このうち、ウェーハ裏面への形成が容易であることから、井形状が最も好ましい。
帯材の厚さは0.1〜50μmである。0.1μm未満では、シリコンウェーハの剛性を高める効果が得にくい。また、50μmを超えれば、ウェーハ構造全体の厚みが大きくなり、ウェーハ製造プロセスでの問題につながる。帯材の好ましい厚さは、0.5〜25μmである。この範囲であれば、シリコンウェーハの剛性を高める効果が十分に得られ、ウェーハ製造プロセスでの問題も小さくなる。
ウェーハ裏面における補強材の形状(各帯材の配置)は、例えば井形状、十字状、縞形状、同心円連結形状などを採用することができる。このうち、ウェーハ裏面への形成が容易であることから、井形状が最も好ましい。
請求項3に記載の発明は、シリコンウェーハの裏面に、該シリコンウェーハの剛性を高める補強用凹凸部を形成したシリコンウェーハである。
請求項3に記載の発明によれば、シリコンウェーハの裏面に補強用凹凸部を形成したので、シリコンウェーハの変形が起きにくくなり、シリコンウェーハのヤング率が、従来のシリコンウェーハに比べて高まる。よって、例えばデバイス形成プロセスの露光時、ステッパのウェーハステージ上で、自重のみが作用するようにウェーハを水平状態で単純支持したとき、従来のシリコンウェーハに比べて、ウェーハが撓みにくくなる。
補強用凹凸部とは、ウェーハ裏面に付形される凹凸形状の意匠であって、シリコンウェーハの裏面に、シリコンウェーハとは別体で固着されるものとは異なる。
補強用凹凸部の形状としては、例えば平面視して円形状、楕円形状、三角形状、四角形以上の多角形状、その他、任意形状を採用することができる。そのサイズは任意である。
補強用凹凸部は、ウェーハ裏面の全域に形成しても、ウェーハ裏面の一部のみに形成してもよい。
補強用凹凸部の形成方法としては、例えば、シリコンウェーハの裏面にマスクを形成し、ウェーハ裏面に凹部をエッチングする方法を採用することができる。その他、サンドブラスト法なども採用することができる。
補強用凹凸部の形状としては、例えば平面視して円形状、楕円形状、三角形状、四角形以上の多角形状、その他、任意形状を採用することができる。そのサイズは任意である。
補強用凹凸部は、ウェーハ裏面の全域に形成しても、ウェーハ裏面の一部のみに形成してもよい。
補強用凹凸部の形成方法としては、例えば、シリコンウェーハの裏面にマスクを形成し、ウェーハ裏面に凹部をエッチングする方法を採用することができる。その他、サンドブラスト法なども採用することができる。
請求項4に記載の発明は、前記補強用凹凸部は、格子状の凸条部と該凸条部により囲まれた平底部とからなるワッフル形状、または、山部と谷部とがなだらかに連続した波板形状を有している請求項3に記載のシリコンウェーハである。
請求項4に記載の発明によれば、補強用凹凸部がワッフル形状の場合には、ウェーハ面内での補強用凹凸部の均一性が高い。また、補強用凹凸部が波板形状の場合には、ウェーハ面内での補強用凹凸部の均一性が高いとともに、ワッフル形状に比べてウェーハ裏面に角が少ないため、発塵が少ない。
ワッフル形状の場合における凸状部の高さは、0.1〜10μmである。10μmを超えれば、ウェーハの製造が困難になる。
凸状部の形成ピッチは0.1mm〜50mmである。0.1mm未満は、本発明の効果が得にくい。また、50mmを超えれば、ウェーハ面内の均一性が低くなる。
波板形状の場合における山部と谷部との各形成ピッチは、0.1〜50mmである。
0.1mm未満では、本発明の効果が得にくい。また、50mmを超えれば、ウェーハ面内の均一性が低くなる。
山部と谷部との高低差は0.1〜10μmである。高低差が0.1μm未満であれば、本発明の効果が得にくい。また、10μmを超えれば、ウェーハの製造が困難になる。
「山部と谷部とがなだらかに連続する」とは、山部と谷部とが、段差なく途絶えずに続いている状態をいう。
凸状部の形成ピッチは0.1mm〜50mmである。0.1mm未満は、本発明の効果が得にくい。また、50mmを超えれば、ウェーハ面内の均一性が低くなる。
波板形状の場合における山部と谷部との各形成ピッチは、0.1〜50mmである。
0.1mm未満では、本発明の効果が得にくい。また、50mmを超えれば、ウェーハ面内の均一性が低くなる。
山部と谷部との高低差は0.1〜10μmである。高低差が0.1μm未満であれば、本発明の効果が得にくい。また、10μmを超えれば、ウェーハの製造が困難になる。
「山部と谷部とがなだらかに連続する」とは、山部と谷部とが、段差なく途絶えずに続いている状態をいう。
請求項1に記載の発明によれば、シリコンウェーハの裏面に、シリコンと異なる素材からなる補強材を設けたので、シリコンウェーハのヤング率が、ウェーハ裏面に補強材を有さない従来のシリコンウェーハに比べて高まる。これにより、例えばデバイス形成プロセスの露光時、ステッパのウェーハステージ上で、自重のみが作用するようにウェーハを水平状態で単純支持したとき、従来のシリコンウェーハに比べて、ウェーハが撓みにくくなる。
請求項2に記載の発明によれば、補強材はシリコンウェーハの裏面の中心を通る複数本の帯材からなるので、ウェーハ裏面の中心を通らない形状のものに比べて、シリコンウェーハの剛性が高まる。
請求項3に記載の発明によれば、シリコンウェーハの裏面に補強用凹凸部を形成するので、シリコンウェーハのヤング率が、補強用凹凸部を有さない従来のシリコンウェーハに比べて高まる。よって、例えばデバイス形成プロセスの露光時、ステッパのウェーハステージ上で、自重のみが作用するようにウェーハを水平状態で単純支持したとき、従来のシリコンウェーハに比べて、ウェーハが撓みにくくなる。
請求項4に記載の発明によれば、補強用凹凸部をワッフル形状または波板形状としたので、ウェーハ面内の帯材の分布が均一になる。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。
図1および図2において、10はこの発明の実施例1に係るシリコンウェーハで、このシリコンウェーハ10は、シリコンと異なる素材により形成され、かつシリコンウェーハ10の剛性を高める補強材11を、ウェーハ裏面に設けたウェーハである。補強材11は、ウェーハ裏面10bに井形状に設けられた4本の帯材(膜)11aからなる。
以下、シリコンウェーハ10を詳細に説明する。
シリコンウェーハ10は、その表面(デバイス形成面)10aが鏡面仕上げされた直径450mm、比抵抗10Ω・cm、p形、固溶酸素濃度10×1017atoms/cm3、ヤング率110GPaの単結晶CZ(チョクラルスキー式)ウェーハである。このシリコンウェーハ10は、ルツボの溶融液から引き上げられたシリコン単結晶に対して、外周研削、ブロック切断、スライスを順次施してウェーハとし、これに面取り、ラッピング、エッチング、研磨の各工程を順に施すことで製造される。
シリコンウェーハ10は、その表面(デバイス形成面)10aが鏡面仕上げされた直径450mm、比抵抗10Ω・cm、p形、固溶酸素濃度10×1017atoms/cm3、ヤング率110GPaの単結晶CZ(チョクラルスキー式)ウェーハである。このシリコンウェーハ10は、ルツボの溶融液から引き上げられたシリコン単結晶に対して、外周研削、ブロック切断、スライスを順次施してウェーハとし、これに面取り、ラッピング、エッチング、研磨の各工程を順に施すことで製造される。
補強材11は炭化シリコン(SiC)製で、ウェーハ裏面10bの外周部にシリコンウェーハ10に対して分離不能に設けられた幅10mm、厚さ10μmの4本の帯材11aを、正面視(正対)して井形状に連結したものである。炭化シリコン製の補強材11は、同一サイズの供試体によるシリコンウェーハ10とのヤング率の対比において、シリコンウェーハ10より20%程度高剛性となる部材である。
補強材11の形成方法は、以下の通りである。すなわち、研磨後のシリコンウェーハ10の裏面10bにCVD法により炭化シリコンを堆積させる。これにより、シリコンウェーハ10のヤング率が150GPaまで高まる。また、炭化シリコンに代えて、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜を、CVD法によりシリコンウェーハ10の裏面10bに堆積させ、帯材11aとしてもよい。
補強材11の形成方法は、以下の通りである。すなわち、研磨後のシリコンウェーハ10の裏面10bにCVD法により炭化シリコンを堆積させる。これにより、シリコンウェーハ10のヤング率が150GPaまで高まる。また、炭化シリコンに代えて、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜を、CVD法によりシリコンウェーハ10の裏面10bに堆積させ、帯材11aとしてもよい。
製造されたシリコンウェーハ10はデバイスプロセスへ移送され、ここでウェーハ表面10aにデバイスが形成される。その露光時、シリコンウェーハ10は、ステッパの下部に配置されたウェーハステージ上に、ステージ周方向(ウェーハ周方向)へ60°毎に配設された6本の支持ピン12によって、ウェーハ外周部が下方から単純支持される(図3)。露光光源から照射された光は、マスクに形成されたパターンを通過し、縮小投影レンズによる縮小後、シリコンウェーハ10のフォトレジストが塗布された表面10aに照射され、パターンが転写される。
このように、シリコンウェーハ10の裏面10bに、シリコンと異なる炭化シリコン製の補強材11を分離不能に設けたので、シリコンウェーハ10の見かけ上のヤング率が、補強材11を有しない従来のシリコンウェーハ10に比べて20%程度高まる。
なお、別タイプの補強材として、3本の帯材11aを平行に離間した縞形状の補強材11Aを採用してもよい(図4)。また、ウェーハ裏面10bの中心部を中心にして90°間隔で放射状に延びる、2本の帯材11aを有した十字形状の補強材11Bを採用してもよい(図5)。帯材11aを十字配置したので、図4に示す縞形状の補強材11Aの欠点であった、帯材11aの幅方向におけるシリコンウェーハ10の剛性を高めることができる。しかも、補強材11Aがウェーハ裏面10bの中心を通ることで、撓みが最大となる部位が補強される。これにより、補強材11Aをウェーハ裏面10bの中心を通らない形状のものとした場合に比べて、ウェーハの剛性が高まる。
また、別タイプのものとして、ウェーハ裏面10bの中心部を通って60°間隔で放射状に延びる、3本の帯材11aからなる*形状の補強材11Cでもよい(図6)。これは、図5の補強材よりさらにウェーハ周方向全域にわたるシリコンウェーハ10の剛性が高まる。
また、別タイプのものとして、ウェーハ裏面10bの中心部を通って60°間隔で放射状に延びる、3本の帯材11aからなる*形状の補強材11Cでもよい(図6)。これは、図5の補強材よりさらにウェーハ周方向全域にわたるシリコンウェーハ10の剛性が高まる。
次に、図7および図8を参照して、この発明の実施例2に係るシリコンウェーハを説明する。
図7に示すように、この発明の実施例2に係るシリコンウェーハ10Aは、シリコンウェーハ10Aの裏面10bの全域に、シリコンウェーハ10Aの剛性を高める補強用凹凸部12を形成したものである。補強用凹凸部12は、格子状の凸条部13と、この凸条部13により囲まれた多数の平底部14とからなるワッフル形状のものである。凸条部13において、その幅は1mm、その高さは5μm、凸条部13の縦横方向の形成ピッチaは1mmである。このように、補強用凹凸部12をワッフル形状としたので、ウェーハ面内の均一度を十分に確保して、たわみを低減することができる。
図7に示すように、この発明の実施例2に係るシリコンウェーハ10Aは、シリコンウェーハ10Aの裏面10bの全域に、シリコンウェーハ10Aの剛性を高める補強用凹凸部12を形成したものである。補強用凹凸部12は、格子状の凸条部13と、この凸条部13により囲まれた多数の平底部14とからなるワッフル形状のものである。凸条部13において、その幅は1mm、その高さは5μm、凸条部13の縦横方向の形成ピッチaは1mmである。このように、補強用凹凸部12をワッフル形状としたので、ウェーハ面内の均一度を十分に確保して、たわみを低減することができる。
また、これとは別の補強用凹凸部として、山部13Aと谷部14Aとがなだらかに連続した波板形状の補強用凹凸部12Aを採用してもよい(図9)。山部13Aと谷部14Aとの形成ピッチbは1mmである。また、山部13Aと谷部14Aとの高低差cは、10μmである。このように、補強用凹凸部12Aとして、山部13Aと谷部14Aとがなだらかに連続した波板形状のものを採用したので、ウェーハ面内の均一度を十分に確保し、シリコンウェーハ10Aのたわみを低減して、発塵の可能性を低減することができる。
その他の構成、作用、効果は実施例1と略同じであるので、説明を省略する。
その他の構成、作用、効果は実施例1と略同じであるので、説明を省略する。
10,10A シリコンウェーハ、
10a 表面、
10b 裏面、
11 補強材、
11a 帯材、
12 補強用凹凸部、
13 凸条部、
14 凹部、
15 山部、
16 谷部。
10a 表面、
10b 裏面、
11 補強材、
11a 帯材、
12 補強用凹凸部、
13 凸条部、
14 凹部、
15 山部、
16 谷部。
Claims (4)
- シリコンウェーハの裏面に、シリコンと異なる素材により形成されて前記シリコンウェーハの剛性を高める補強材を設けたシリコンウェーハ。
- 前記補強材は、前記シリコンウェーハの裏面の中心を通る複数本の帯材からなる請求項1に記載のシリコンウェーハ。
- シリコンウェーハの裏面に、該シリコンウェーハの剛性を高める補強用凹凸部を形成したシリコンウェーハ。
- 前記補強用凹凸部は、格子状の凸条部と該凸条部により囲まれた平底部とからなるワッフル形状、または、山部と谷部とがなだらかに連続した波板形状を有している請求項3に記載のシリコンウェーハ。
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