JP2009293364A - 化粧板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板と、この基板表面を覆う化粧シートとを備え、表面に化粧溝が形成された化粧板であって、表面に化粧シートが貼着された基板の裏面に4つ以上の底部構成面からなる凹凸底部を有する切削溝が形成された化粧板形成材の、切削溝の側壁面と、底部構成面とが接着されていることを特徴とする化粧板。
【選択図】図1
Description
従って、最終商品となった際、中空部分に十分な強度を付与できないという問題があった。
ここで、水平底部構成面の幅については、0.05〜1.0mmにすることが好ましく、さらには0.1〜0.3mmにすることが好ましい。
その理由は、かかる遊びを作っておくことによって、切削面を折り曲げて接着した際に、化粧シートが折り曲げ部分で伸びることによって、破断したり、白化したりすることを防止できるからである。
また、かかる遊びを作っておくことによって、従来は冬場の温度が低い時期において、化粧シートの破断を防止するために必要であった、基板の加温の前処理作業を行うことなく切削面を折り曲げることができるからである。
従って、平坦部の幅が0.1mmよりも小さいと折り曲げた際の化粧シートの破断や白化を十分には防止できない。また、平坦部の幅が0.3mmよりも大きいと折り曲げた際に折り曲げ部で化粧シートが余り、外観が悪くなることになる。
従って、裏面を折り曲げることによって、化粧シートが貼着された状態で表面に化粧溝を形成することができることから、化粧溝の底部まで化粧シートを密着させつつ、化粧溝のシャープさを損なわない化粧板を作製することができる。
従って、折り曲げた際に90°の角度を持つ側壁面と、底部構成面の90°の角度を持つ頂点部分とが接着され、その側壁面の長さと底部構成面の長さが同じであることから、折り曲げた後の化粧板の裏面がフラットになり、台板に嵌合溝の加工を必要せずに表面にV字形の化粧溝を施した化粧板を作製することができる。
さらに、化粧板の裏面がフラットになっていることから、プレス加工によって台板に化粧板を固定することができ、中空構造とならずに強度を保持した化粧建材を作製することができる。
従って、かかる遊びがあることから、切削面を折り曲げた際に、化粧シートが折り曲げ部分で伸びることによる破断や白化を防止することができる。
また、冬場の温度が低い時期においても、化粧シートの破断を防止するための基板の加温を行うことなく切削面の折り曲げ作業を行うことができる。
従って、裏面を折り曲げることによって、化粧シートが貼着された状態で表面に化粧溝を形成することができることから、化粧溝の底部まで化粧シートを密着させつつ、化粧溝のシャープさを損なわない凵字形の化粧溝を施した化粧板を作製することができる。
従って、折り曲げた後に化粧板の裏面がフラットになり、台板に嵌合溝の加工を必要せずに表面に凵字形の化粧溝を施した化粧板を作製することができる。
さらに、化粧板の裏面がフラットになっていることから、プレス加工によって台板に化粧板を固定することができ、中空構造とならずに強度を保持した化粧建材を作製することができる。
従って、切削面を折り曲げて接着した際に、基板が巻き込まれた状態で化粧溝の開口部が形成されることから、化粧溝の強度が向上した化粧板を作製することができる。
従って、折り曲げた後に化粧板の裏面がフラットになり、台板に嵌合溝の加工を必要せずに表面にV字形の化粧溝を施した化粧板を作製することができる。
さらに、化粧板の裏面がフラットになっていることから、プレス加工によって台板に化粧板を固定することができ、中空構造とならずに強度を保持した化粧建材を作製することができる。
従って、切削面を折り曲げて接着した際に、基板が巻き込まれた状態で化粧溝の開口部が形成されることから、化粧溝の強度が向上した化粧板を作製することができる。
従って、折り曲げた後に化粧板の裏面がフラットになり、台板に嵌合溝の加工を必要せずに表面に凵字形の化粧溝を施した化粧板を作製することができる。
さらに、化粧板の裏面がフラットになっていることから、プレス加工によって台板に化粧板を固定することができ、中空構造とならずに強度を保持した化粧建材を作製することができる。
図1は本発明の実施例1に係る化粧板の製造工程を示す図である。
まず、図1(a)に示すように、厚さ3.0mmの基板1の表面に、厚さ0.1mmの塩化ビニル樹脂製の化粧シート2を、木工用接着剤(株式会社オーシカ製)によって接着した。
次に、図1(b)に示すように、裏面から化粧シート2まで達する垂直な側壁面4と、4つの切欠溝の高さ方向の長さがそれぞれ3.0mmで頂点部分が90°の角度を持つ側面視W字形に配置された底部構成面5を形成するように切削して、化粧板形成材6を作製した。なお、側面視W字形に配置された4つの底部構成面5と、側壁面4との間には、図2に示すように、0.3mm幅で化粧シート2まで切削した、化粧シート2に平行な水平底部構成面10を形成するように切削した。
最後に、上記化粧板8を台板3に、成形温度25℃、成形圧力3.5MPaの条件で60分間、コールドプレスにて圧着することによって、図1(d)に示す、化粧建材9を作製した。なお、接着剤は木工用接着剤を使用した。
図3は本発明の実施例2に係る化粧板の製造工程を示す図である。図3(a)に示すように、厚さ3.0mmの基板1の表面に、厚さ0.1mmの塩化ビニル樹脂製の化粧シート2を、木工用接着剤(株式会社オーシカ製)によって接着した。
その後、図3(b)に示すように、裏面から化粧シート2まで達する垂直な側壁面11と、2.0mm幅で化粧シート2まで切削した化粧シート2に平行な第1水平底部構成面12と、両第1水平底部構成面12からそれぞれ切削溝の開口方向に垂直に立ち上がる、高さ1.0mmの2つの垂直底部構成面13と、垂直底部構成面13と連接する第1水平底部構成面12と平行な3.5mm幅の第2水平底部構成面14を形成するように切削して、化粧板形成材15を作製した。
次に、側壁面11と、第1水平底部構成面12および垂直底部構成面13とを木工用接着剤で接着して、図3(c)に示す、化粧溝16が断面略凵字形をしている化粧板17を作製した。
最後に、上記化粧板17を台板3に、成形温度25℃、成形圧力3.5MPaの条件で60分間、コールドプレスにて圧着することによって、図1(d)に示す、化粧建材18を作製した。なお、接着剤は木工用接着剤を使用した。
図4は本発明の実施例3に係る化粧板の製造工程を示す図である。図4では、第2水平底部構成面14aを12.0mm幅にした以外は実施例2と同様にして、図4(c)に示す、化粧溝19が断面略凵字形をしている化粧板20と、図4(d)に示す、化粧建材21を作製した。
図5は本発明の実施例4に係る化粧板の製造工程を示す図である。図5(a)に示すように、厚さ3.0mmの基板1の表面に、厚さ0.1mmの塩化ビニル樹脂製の化粧シート2を、木工用接着剤(株式会社オーシカ製)によって接着した。
その後、図5(b)に示すように、裏面から化粧シートまで達する垂直な側壁面22と、1.5mm幅で化粧シートまで切削した化粧シートに平行な第1水平底部構成面23と、両第1水平底部構成面23からそれぞれ切削溝の開口方向に垂直に立ち上がる、高さ1.5mmの2つの垂直底部構成面24と、垂直底部構成面24と連接する第1水平底部構成面23と平行な3.0mm幅の第2水平底部構成面25と、両第1水平底部構成面23と前記両側壁面22との間に切欠溝の高さ方向の長さがそれぞれ1.5mmのV字形底部構成面26を形成するように切削して、化粧板形成材27を作製した。
次に、第1水平底部構成面23と第1水平底部構成面側のV字形底部構成面26aとを接着し、側壁面22と、側壁面側のV字形底部構成面26bおよび垂直底部構成面24とを接着し、第1水平底部構成面23と第1水平底部構成面側のV字形底部構成面26aとの接着部の表面を基板表面28に折り返して接着して、図5(c)に示す、化粧溝29が断面V字形をしている化粧板30を作製した。なお、接着剤は木工用接着剤を使用した。
最後に、上記化粧板30を台板3に、成形温度25℃、成形圧力3.5MPaの条件で60分間、コールドプレスにて圧着することによって、図5(d)に示す、化粧建材31を作製した。なお、接着剤は木工用接着剤を使用した。
図6は本発明の実施例5に係る化粧板の製造工程を示す図である。図6(a)に示すように、厚さ3.0mmの基板1の表面に、厚さ0.1mmの塩化ビニル樹脂製の化粧シート2を、木工用接着剤(株式会社オーシカ製)によって接着した。
次に、図6(b)に示すように、裏面から基材の厚み方向に2.0mmの長さまで達する垂直な側壁面32と、1.0mm幅で化粧シート2まで達する化粧シート2に平行な第1水平底部構成面33と、両第1水平底部構成面33からそれぞれ切削溝の開口方向に垂直に立ち上がる高さ1.0mmの2つの第1垂直底部構成面34および2つの第2垂直底部構成面35と、第1垂直底部構成面34と連接する第1水平底部構成面33と平行な10.5mm幅の第2水平底部構成面36と、両第1水平底部構成面33と両側壁面32との間に切欠溝の高さ方向の長さがそれぞれ1.0mmの逆V字形底部構成面37と、逆V字形底部構成面37と第2垂直底部構成面35とに連接する第1水平底部構成面33と平行な1.0mm幅の第3水平底部構成面38を形成するように切削して、化粧板形成材39を作製した。
次に、逆V字形底部構成面37同士を接着し、第1水平底部構成面33と第2垂直底部構成面35とを接着し、側壁面32と、第1垂直底部構成面34および第3水平底部構成面38とを接着し、第1水平底部構成面33と第2垂直底部構成面35との接着部の表面を基板表面40に折り返して接着して、図6(c)に示す、化粧溝41が断面凵字形をしている化粧板42を作製した。なお、接着剤は木工用接着剤を使用した。
最後に、上記化粧板42を台板3に、成形温度25℃、成形圧力3.5MPaの条件で60分間、コールドプレスにて圧着することによって、図6(d)に示す、化粧建材43を作製した。なお、接着剤は木工用接着剤を使用した。
2 化粧シート
3 台板
4 側壁面
5 底部構成面
6 化粧板形成材
7 化粧溝
8 化粧板
9 化粧建材
Claims (10)
- 基板と、この基板表面を覆う化粧シートとを備え、表面に化粧溝が形成された化粧板であって、表面に化粧シートが貼着された基板の裏面に4つ以上の底部構成面からなる凹凸底部を有する切削溝が形成された化粧板形成材の、前記切削溝の側壁面と、前記底部構成面とが接着されていることを特徴とする化粧板。
- 前記切削溝が、垂直な両側壁面と、頂点部分が略90°の角度を持つ側面視W字形に配置された4つの底部構成面とを備え、前記両側壁面および前記4つの底部構成面の端縁が略化粧シートに達していて、前記4つの底部構成面のうち、側壁面側の底部構成面が前記側壁面と接着され、化粧溝が断面V字形をしている請求項1に記載の化粧板。
- 前記側壁面の高さと、前記4つの底部構成面の切削溝の高さ方向の長さが同じである請求項2に記載の化粧板。
- 前記側面視W字形に配置された前記4つの底部構成面と、前記側壁面との間に、化粧シートに平行な0.05〜1.0mm幅の水平底部構成面を備えている請求項2または請求項3に記載の化粧板。
- 前記切削溝が、基材を略化粧シートに達するまで切削形成された垂直な両側壁面と、基材を略化粧シートに達するまで切削形成された化粧シートに平行な第1水平底部構成面を両側に備え、前記両第1水平底部構成面からそれぞれ切削溝の開口方向に垂直に立ち上がる2つの垂直底部構成面と、この前記垂直底部構成面と連接する前記第1水平底部構成面と平行な第2水平底部構成面とを備え、前記側壁面と前記第1水平底部構成面および前記垂直底部構成面とが接着され、化粧溝が断面略凵字形をしている請求項1に記載の化粧板。
- 前記側壁面の高さと、前記第1水平底部構成面の幅と前記垂直底部構成面の高さとの合計とが同じ長さである請求項5に記載の化粧板。
- 前記切削溝が、基材を略化粧シートに達するまで切削形成された垂直な両側壁面と、基材を略化粧シートに達するまで切削形成された化粧シートに平行な第1水平底部構成面を両側に備え、前記両第1水平底部構成面からそれぞれ切削溝の開口方向に垂直に立ち上がる2つの垂直底部構成面と、この前記垂直底部構成面と連接する前記第1水平底部構成面と平行な第2水平底部構成面と、前記両第1水平底部構成面と前記両側壁面との間に側面視V字形底部構成面を備え、前記第1水平底部構成面と前記第1水平底部構成面側の前記V字形底部構成面とが接着され、前記側壁面と前記側壁面側の前記V字形底部構成面および前記垂直底部構成面とが接着され、かつ、前記第1水平底部構成面と前記第1水平底部構成面側の前記V字形底部構成面との接着部の表面が基板表面に折り返されて接着され、化粧溝が断面V字形をしている請求項1に記載の化粧板。
- 前記側壁面の高さと、前記側壁面側の前記V字形底部構成面の高さ方向の長さと前記垂直底部構成面の高さとの合計とが同じ長さである請求項7に記載の化粧板。
- 前記切削溝が、垂直な両側壁面と、基材を略化粧シートに達するまで切削形成された化粧シートに平行な第1水平底部構成面を両側に備え、前記両第1水平底部構成面からそれぞれ切削溝の開口方向に垂直に立ち上がる2つの第1垂直底部構成面および2つの第2垂直底部構成面と、この前記第1垂直底部構成面と連接する前記第1水平底部構成面と平行な第2水平底部構成面と、前記両第1水平底部構成面と前記両側壁面との間に逆V字形底部構成面と、前記逆V字形底部構成面と前記第2垂直底部構成面とに連接する前記第1水平底部構成面と平行な第3水平底部構成面とを備え、前記逆V字形底部構成面同士が接着され、前記第1水平底部構成面と前記第2垂直底部構成面とが接着され、前記側壁面と前記第3水平底部構成面および前記第1垂直底部構成面とが接着され、かつ、前記第1水平底部構成面と前記第2垂直底部構成面との接着部の表面が基板表面に折り返されて接着され、化粧溝が断面凵字形をしている請求項1に記載の化粧板。
- 前記側壁面の高さと、前記第3水平底部構成面の幅と前記第1垂直底部構成面の高さとの合計とが同じ長さである請求項9に記載の化粧板。
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Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2016078270A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 九州マルフジ建材株式会社 | 化粧板の製造方法 |
| JP2023173259A (ja) * | 2022-05-25 | 2023-12-07 | 株式会社Lixil | 化粧板 |
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| JPS5414505A (en) * | 1977-06-30 | 1979-02-02 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of building panel |
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