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JP2009291471A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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JP2009291471A
JP2009291471A JP2008149130A JP2008149130A JP2009291471A JP 2009291471 A JP2009291471 A JP 2009291471A JP 2008149130 A JP2008149130 A JP 2008149130A JP 2008149130 A JP2008149130 A JP 2008149130A JP 2009291471 A JP2009291471 A JP 2009291471A
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JP2008149130A
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Shuji Hashiba
修司 羽柴
Yoshio Hayashi
美穂 林
Yoshimi Nishimura
好美 西村
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Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
Toshiba Home Appliances Corp
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Abstract

【課題】すすぎ行程で使用する水量を極力少なく留めて、経費の充分な節減ができるようにする。
【解決手段】すすぎ行程でシャワーすすぎを実行し(A7〜A9、A105〜A107、A205〜A207、)、そのシャワーすすぎ時、泡が異常に発生したとき(A10、A108、A208)又は洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程として、洗濯物の検知量が多い場合には、洗濯物の洗いをしたときと同等もしくはそれより多目の給水をした後に、ドラムを正逆転させる運転を実行し(A12〜A13)、洗濯物の検知量が少ない場合には、洗濯物の洗いをしたときより少ない給水をした後に、循環ポンプによる水の循環噴射を行うと共にドラムを低速回転させ、その後にドラムを高速回転させる運転を実行するようにした(A109〜A112、A209〜A212)。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャワーすすぎをするドラム式洗濯機に関する。
従来より、ドラム式洗濯機においては、外箱の内部に水槽が配設されて、その水槽の内部にドラムが配設されており、このドラムをモータなどドラム駆動装置により回転させるようになっている。
そして、洗濯物のすすぎをするすすぎ行程においては、一般に、水槽の内部からドラム内に洗濯物を充分に浸す水量(洗い行程と同等)を給水装置によって供給し、その後にドラムをその内部で洗濯物が上げられてから落とされる(タンブリング)速度で回転させる内容で、すすぎ(ためすすぎ)を実行するようになっている。
しかしながら、このものでは、すすぎ行程で使用する水量が多く、経費が高くつく。
それに対して、上記水槽、ドラム、ドラム駆動装置、及び給水装置に加え、水槽の内部に供給された水を循環させてドラムの内部に噴射させる循環ポンプを具備し、洗濯物のすすぎをするすすぎ行程において、給水装置により所定水位までの給水をして後、循環ポンプにより水を循環噴射させると共にドラムを低速回転させ、その後にドラムを高速回転させるすすぎ(シャワーすすぎ)を実行するものが考えられている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2008−54826号公報 特開2007−105212号公報
上述のように考えられたものは、循環ポンプによる水の循環噴射で洗濯物に水をかけると共に、その水をドラムの低速回転による遠心力で洗濯物にしみ込ませ、そして、そのしみ込んだ水と共に洗剤分をドラムの高速回転による遠心力で洗濯物から絞り出すもので、使用する水は、循環ポンプによる循環噴射で洗濯物にかけるだけであるから、水量がためすすぎで使用する水量より少なくて済み、経費を節減できる。
しかしながら、このように考えられたものの場合、ドラムを回転、特に高速回転させたとき、洗濯物から出た洗剤分を含む水が、回転するドラムにより撹拌されて泡を異常に多く発生し、ドラムの回転を妨げるようになることで、洗濯物からの洗剤分の絞り出しが充分にできず、充分なすすぎ性能が得られなくなる問題を呈する。
又、そのようなドラムの回転時、ドラム内に洗濯物のアンバランスが発生すると、ドラムの大きな振動が生じ、且つ、この場合にも、ドラムの回転速度が上がらず、洗濯物からの洗剤分の絞り出しが充分にできないことから、充分なすすぎ性能が得られなくなる問題を呈する。
これらに対して、前者の場合には、発生した泡を除去し、後者の場合には、洗濯物のアンバランスを修正する、処理行程が実行される。この処理行程は、一般的にはためすすぎと同じで、すなわち、水槽の内部からドラム内に洗濯物を充分に浸す水量を給水装置によって供給し、その後にドラムをその内部で洗濯物が上げられてから落とされる速度で回転させる内容で実行されるようになっており、しかも、それは洗濯物の量の別なく実行されるようになっている。
このため、洗濯物の量が多くても少なくても、多くの水量を使用するものであり、経費が高くつく欠点を充分に解消できるものではなかった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、すすぎ行程での通常の運転はもとより、泡の異常発生又は洗濯物のアンバランスの発生があったときの処理をするについても、使用する水量を極力少なく留め、経費の充分な節減ができるドラム式洗濯機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機においては、外箱と、この外箱の内部に配設された水槽と、この水槽の内部に配設されたドラムと、このドラムを回転させるドラム駆動装置と、前記ドラムに収容された洗濯物の量を検知する洗濯物量検知手段と、前記水槽の内部に給水する給水装置と、前記水槽の内部に供給された水を循環させて前記ドラムの内部に噴射させる循環ポンプとを具備し、洗濯物のすすぎをするすすぎ行程で、前記水槽の内部に供給された水を前記循環ポンプにより循環噴射させると共に前記ドラムを低速回転させ、その後に前記ドラムを高速回転させるシャワーすすぎを実行し、そのシャワーすすぎ時、泡が異常に発生したとき又は洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程として、前記洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が多い場合には、前記洗濯物の洗いをしたときと同等もしくはそれより多目の給水をした後に、前記ドラムを正逆転させる運転を実行し、前記洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が少ない場合には、前記洗濯物の洗いをしたときより少ない給水をした後に、前記循環ポンプによる水の循環噴射を行うと共に前記ドラムを低速回転させ、その後に前記ドラムを高速回転させる運転を実行するようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、すすぎ行程での通常の運転時には、シャワーすすぎを実行するため、水量がためすすぎで使用する水量より少なくて済み、経費を節減できる。そして、泡の異常発生又は洗濯物のアンバランスの発生があったときの処理については、洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が多い場合には、ためすすぎと同様の運転を実行するものの、洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が少ない場合には、シャワーすすぎと同様の運転を実行するので、この場合に、使用する水量を少なく留め得、経費の充分な節減ができる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図7を参照して説明する。
まず、図5及び図6には、ドラム式洗濯機の全体構造を示しており、外箱1を外殻としている。この外箱1は、詳細には、基台1aと、これに被着結合した箱本体1bとから成るもので、そのうちの箱本体1bの前面部(図5で左側)のほゞ中央部に、洗濯物出入口2を形成し、該出入口2を開閉する扉3を設けている。又、箱本体1bの前面部の上部には、操作パネル4を設けており、その裏側(外箱1内)に制御装置5を設けている。
外箱1の内部には、水槽6を配設している。この水槽6は軸方向が前後(図5で左右)の横軸円筒状を成すものであり、それを左右一対(一方のみ図示)のサスペンション7により前上がりの傾斜状にて弾性支持している。
水槽6の背部には、モータ8を取付けている。このモータ8は、この場合、例えば直流のブラシレスモータから成るもので、アウターロータ形であり、ステータ8aを水槽6の背部に取付け、ロータ8bの中心部に取付けた回転軸8cを、軸受ブラケット9に内装した複数の軸受10を介して水槽6の内部に挿通している。
水槽6の内部には、ドラム11を配設している。このドラム11も軸方向が前後の横軸円筒状を成すもので、それを後部の中心部で上記モータ8の回転軸8cの先端部に取付けることにより、水槽6と同軸の前上がりの傾斜状に支持している。又、その結果、ドラム11はモータ8により回転されるようになっており、従って、モータ8は、ドラム11を回転させるドラム駆動装置として機能するようになっている。
ドラム11の周側部(胴部)には、小孔12を全域にわたって多数(図5には一部のみ図示)形成すると共に、洗濯物掻き上げ用のバッフル13を複数設けている(1つのみ図示)。又、ドラム11及び水槽6は、ともに前面部に開口部14,15を有しており、そのうちのドラム11の開口部14の周囲部内側には、例えば液体封入形の回転バランサ16を設け、水槽6の開口部15に、環状のベローズ17を介して前記洗濯物出入口2を連ねている。この結果、洗濯物出入口2は、ベローズ17、水槽6の開口部15、及びドラム11の開口部14を介して、ドラム11の内部に連なっている。
水槽6の底部中の最低部、この場合、最後部には、排水口18を形成しており、この排水口18に機内排水ホース19の基端部を接続し、機内排水ホース19の先端部をフィルタケース20の機内排水ホース接続口21に接続している。
フィルタケース20は、外箱1の基台1aに取付けたもので、上部に上記機内排水ホース接続口21を有しており、前端部にキャップ22を装着していて、このキャップ22と一体のリントフィルタ(図示せず)をフィルタケース20の内部に収納している。なお、キャップ22に対して、外箱1の前下部には小扉23を設けており、この小扉23を開けてキャップ22をフィルタケース20から取外し、リントフィルタを出し入れできるようにしている。
フィルタケース20の後側の下部には排水弁24を接続しており、この排水弁24の出口部に排水パイプ25を接続している。排水パイプ25の先端部は、外箱1の基台1aから機外に臨み、図示しない機外排水ホースを接続するようになっている。
一方、フィルタケース20の後端部には循環ポンプ26を設けている。この循環ポンプ26は、上記フィルタケース20(リントフィルタ)、機内排水ホース19、及び排水口18を介して水槽6内の水を吸引するもので、周側部に吐出口27を有しており、この吐出口27に送水ホース28の基端部を接続している。送水ホース28は、中間部を前記ベローズ17の周側方から上方へと配管しており、先端部を、ベローズ17に形成した接続口29に接続して、前記扉3の裏側凸部3aの上部に臨ませている。
更に、フィルタケース20の前部の上部には、エアトラップ30を連設しており、このエアトラップ30と、外箱1内の最上部に配設した水位センサ31との間を、エアチューブ32により接続している。従って、水位センサ31は、エアチューブ32から、水槽6の下方に位置したエアトラップ30、フィルタケース20、機内排水ホース19、及び排水口18を介して水槽6内の水位を検知するようになっており、水位検知手段として機能するようになっている。
このほか、外箱1内の最上部には、給水弁33と、給水ケース34を配設している。このうち、給水弁33は、入口部に図示しない水道の蛇口に接続した機外給水ホース(これも図示せず)を接続するようになっており、出口部を接続パイプ35を介して給水ケース34に接続している。給水ケース34は、内部に洗剤貯留部(これも図示せず)を有しており、その内部を機内給水ホース36を介して水槽6内にその上部から連通させている。従って、給水弁33は、給水ケース34を介して水槽6内に通じるものであり、これらの給水弁33と給水ケース34とにより水槽6内に給水する給水装置37を構成している。
そして、水槽6の最上部の前部と後部には、振動検知手段である振動センサ38,39を設けている。
図7には、前記制御装置5を中心とした電気的構成をブロック図で示している。制御装置5は、例えばマイクロコンピュータから成るもので、ドラム式洗濯乾燥機の運転全般を制御する制御手段として機能するようになっている。この制御装置5には、前記操作パネル4が有する各種の操作スイッチから成る操作入力部40より各種操作信号が入力されるようになっている。
制御装置5には、そのほか、前記水位センサ31から水位検知信号が入力されると共に、前記振動センサ38,39からそれぞれ振動検知信号が入力され、更に、前記モータ8の回転を検知するように設けた回転センサ41から回転検知信号が入力されるようになっている。なお、制御装置5は、回転センサ41からの回転検知信号に基づき、モータ8の回転数ひいてはドラム11の回転数を検知時間で除する演算をするようになっており、それによってドラム11の回転速度を検知する回転速度検知手段としても機能するようになっている。
そして、制御装置5は、それらの入力並びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、前記給水弁33と、モータ8、循環ポンプ26、及び排水弁24を駆動する駆動回路42に駆動制御信号を与えるようになっている。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
図1は制御装置5の標準の運転制御内容を示しており、これは、操作パネル4に対する使用者の操作に基づくもので、使用者が運転を開始させる操作をすると、制御装置5が運転を開始(スタート)させて、最初に洗濯物量の検知をする(ステップA1)。この洗濯物量の検知は、ドラム11を所定の回転速度まで回転させ、それに要した時間と、その後、モータ8によるドラム11の駆動を停止させてドラム11を惰性回転させ、それによってドラム11の回転速度が所定の回転速度まで下降するのに要した時間とから、洗濯物の量をモータ8の回転負荷でもって検知するものである。従って、このとき、回転センサ41と制御装置5が洗濯物量検知手段として機能する。
この後、上記洗濯物量の検知結果から、それに応じたコースの設定をする(ステップA2)。その一つとして、検知した洗濯物量が多く、この場合、5〔kg〕以上であれば、40〔L〕相当の水位までの給水を行う(ステップA3)。この給水は、前記給水装置37により行うもので、このとき、給水ケース34の洗剤貯留部にあらかじめ貯留した洗剤の投入が給水と併せて行われる。
次いで、洗いを20〔分〕間行う(ステップA4)。この洗いは、ドラム11を正逆転させることにより行うもので、それにより、ドラム11内にあらかじめ収容された洗濯物が上げられてから落とされること(タンブリング)を繰り返し、洗浄される。
この後、排水弁24を開放させて水槽6内からの排水を行う(ステップA5)。この排水は、水槽6の排水口18から機内排水ホース19−フィルタケース20(リントフィルタ)−排水弁24−排水パイプ25−機外排水ホースを通じて行われる。
そして、その後に、脱水を行う(ステップA6)。この脱水は、上記排水弁24を開放させたまま、ドラム11を一方向に高速回転させることで、ドラム11内の洗濯物の遠心脱水を行うものである。
この後、上記洗いよりも少ない15〔L〕相当の水位までの給水を行い(ステップA7)、次いで、循環ポンプ26を作動させると共に、ドラム11を一方向に低速回転させる(ステップA8)。循環ポンプ21は、その作動により、水槽6内の水を、図5に矢印で示すように、前記排水口18から機内排水ホース19−フィルタケース20(リントフィルタ)−循環ポンプ26の経路で吸入して、送水ホース28を通じ圧送するもので、その送水ホース28は先端部が扉3の裏側凸部3aの上部に臨んでいるので、先端部から噴出する水を扉3の裏側凸部3aの上部に衝突させて分散させ、ドラム11内に上部から噴射する。従って、ドラム11内の洗濯物にはその噴射された水が上部からかけられる。
又、ドラム11の低速回転により、ドラム11内の洗濯物には、上述の循環噴射された水がドラム11の低速回転による遠心力でしみ込み、前記洗いで含んだ洗剤分が希釈される。
この後、循環ポンプ26を停止させ、ドラム11を一方向に高速回転させる(ステップA9)。これにより、ドラム11内の洗濯物は、遠心脱水され、しみ込んだ水が洗剤分と共に絞り出される。
すなわち、本実施例のドラム式洗濯機は、洗濯物の洗い、脱水をした後にすすぎをするすすぎ行程で、水槽6の内部に供給した水を循環ポンプ26により循環噴射させると共にドラム11を低速回転させ、その後にドラム11を高速回転させるシャワーすすぎを実行するものである。
さて、このようなシャワーすすぎを実行する中で、特にドラム11高速回転させたとき、洗濯物から出た洗剤分を含む水が、回転するドラム11により撹拌されて泡を異常に多く発生することがあることは既述のごとくである。このようになると、図2に示すように、ドラム11の回転が泡に妨げられて、ドラム11の回転速度が上がらなくなる。この状況は、回転センサ41から回転検知信号で検知されるので、それにより、泡が水槽6とドラム11との間に充満していると判断される(ステップA10)。なお、図1は、制御装置5の制御内容を、泡が水槽6とドラム11との間に充満した状況に限って表している。
泡が水槽6とドラム11との間に充満していると判断されれば、ドラム11の回転を停止させ(ステップA11)、次いで、この場合には、洗濯物の量が多い状況での処理行程として、前記洗濯物の洗いをしたときと同等もしくはそれより多目(図示例は同等の40L)の給水をし(ステップA12)、その後に、ドラム11を洗いと同様に正逆転させ、それによって、洗濯物が上げられてから落とされること(タンブリング)を繰り返し、すなわち、従来からのためすすぎと同様の運転を行って(ステップA13)、泡の除去をする。
そして、その後には、排水弁24を開放させて水槽6内からの排水を行う(ステップA14)。
これに対して、前記ステップA1で検知した洗濯物量が上述よりも少なく、この場合、中程度の3〜4〔kg〕であれば、30〔L〕相当の水位までの給水を行い(ステップA101)、その後に、洗いを15〔分〕間行う(ステップA102)。この後、水槽6内からの排水を行い(ステップA103)、その後、脱水を行う(ステップA104)。
次いで、前記ステップA7〜A9と同じ過程でシャワーすすぎを行い(ステップA105〜A107)、そのうちのステップA107で、泡が水槽6とドラム11との間に充満していると判断されれば(ステップA108)、前記ステップA11と同じドラム11の回転停止を行う(ステップA109)。
そして、その後には、この場合、洗濯物の量が少ない状況での処理行程として、前記洗濯物の洗いをしたとき(ステップA102)よりも少ない例えば15〔L〕の給水をし(ステップA110)、その後に、循環ポンプ26を作動させると共に、ドラム11を一方向に低速回転させる(ステップA111)。
この後、循環ポンプ26を停止させ、ドラム11を一方向に高速回転させる(ステップA112)。
すなわち、この場合には、シャワーすすぎと同様の運転を行って泡の除去をするものである。
更に、前記ステップA1で検知した洗濯物量が上述よりも一段と少なく、この場合、少程度の2〔kg〕以下であれば、洗いの給水量を20〔L〕に(ステップA201)、洗いの時間を10〔分〕に(ステップA202)、シャワーすすぎの給水量を10〔L〕に(ステップA205)、処理行程の給水量も10〔L〕に(ステップA210)、それぞれ減じて、上記ステップA101〜A112と同様の過程を経る(ステップA201〜A212)。
すなわち、この場合にも、洗濯物の量が少ない状況での処理行程としては、シャワーすすぎと同様の運転を行って泡の除去をするものである。
以上に対して、図3は、前記ステップA10、A108、A208でそれぞれ判断された泡の充満に代わって、ドラム11内に洗濯物のアンバランスが発生したと判断されたときの制御内容を示している。ドラム11内に洗濯物のアンバランスが発生すると、図4に示すように、ドラム11の大きな振動が生じるので、それが振動センサ38,39により検知される(ステップA10´、A108´、A208´)。
この洗濯物のアンバランスによるドラム11の大きな振動が検知されると、アンバランス修正のためのリトライ運転を行う(ステップA10´、A108´、A208´)。このリトライ運転は、ドラム11を複数回正逆転させる内容であり、それでもアンバランスが改善されないと、再度ドラム11の大きな振動が生じ、それが振動センサ38,39により検知される(ステップA10´、A108´、A208´)。
すると、この場合も、洗濯物の量が多い状況(5〔kg〕以上)での処理行程としては、前述のステップA12〜A14を経、すなわち、ためすすぎと同様の運転を行って、洗濯物のアンバランス修正をする。
又、洗濯物の量が少ない状況(3〜4〔kg〕)での処理行程としては、前述のステップA110〜A112を、途中にドラム11を正逆転させる運転(ステップA111´)を経て実行し、すなわち、シャワーすすぎと同様の運転を行って、洗濯物のアンバランス修正をする。
更に、洗濯物の量が一段と少ない状況(2〔kg〕以下)での処理行程としても、前述のステップA210〜A212を、途中にドラム11を正逆転させる運転(ステップA211´)を経て実行し、すなわち、シャワーすすぎと同様の運転を行って、洗濯物のアンバランス修正をする。
そのほかは、図1に示した制御内容と同じである。
このように上記構成のものでは、すすぎ行程での通常の運転時には、シャワーすすぎを実行するもので、それにより、水量がためすすぎで使用する水量より少なくて済み、経費を節減できる。
そして、泡の異常発生又は洗濯物のアンバランスの発生があったときの処理については、洗濯物量検知手段(回転センサ41と制御装置5)により検知した洗濯物の量が多い場合には、ためすすぎと同様の運転を実行して泡の除去をする。しかも、この場合、洗濯物の量は多いが、ためすすぎと同様の運転を実行することで、すすぎ効果も充分に得ることができる。
それに対して、洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が少ない場合には、シャワーすすぎと同様の運転を実行して泡の除去をする。この場合、洗濯物の量が少ないのであるから、それ以上に発生する泡は少なく、それまでに発生した泡をシャワーすすぎと同様の運転による洗剤分の希釈と絞り出しを行うことで泡は除去される。それでいて、この場合には、シャワーすすぎと同様の運転により、使用する水量を少なく留め得るものであり、経費の充分な節減ができる。しかも、洗濯物の量が少ないので、シャワーすすぎと同様の運転で、すすぎ効果も充分に得ることができる。
以上に対して、図8ないし図13は本発明の第2ないし第6実施例(第2ないし第6の実施形態)を示すもので、それぞれ、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2実施例]
図8及び図9に示す第2実施例においては、異常の発生のない通常のコースでは、両図のそれぞれ(a)に示すように、前記ステップA4と同じ洗い(ステップB1)から、前記ステップA5と同じ排水(ステップB2)、及び前記ステップA6と同じ脱水(ステップB3)の行程を経て、前記ステップA7〜A9、A11と同じ1回目のシャワーすすぎを行った(ステップB4)後、それと同じ2回目のシャワーすすぎを行い(ステップB5)、そして、ためすすぎ(ステップB6)、最終脱水(ステップB7)と行程を進める。
それに対して、両図のそれぞれ(b)に示すように、洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が多い場合で、前記ステップA10と同じ泡の異常発生(図8)又は前記ステップA10´〜A10´と同じ洗濯物のアンバランス発生(図9)があって(ステップB101、B101´)、それらに対する前記ステップA12〜A14と同じ処理行程(ためすすぎ運転:ステップB102、B102´)を実行したときには、それにより、泡の除去又は洗濯物のアンバランスの修正が行われると共に、すすぎの効果も得られているので、その後には、2回目のシャワーすすぎ(ステップB5)を実行せずに、次のすすぎ行程(ためすすぎ:ステップB6)を実行するようにしている。
そのほかは、両図の(a)に示した制御内容と同じである。
このようにすることにより、すすぎの効果を落とすことなく、2回目のシャワーすすぎを省くことで、使用する水量を更に少なくできるものであり、経費の一層充分な節減ができる。
[第3実施例]
図10に示す第3実施例においては、前記ステップA205〜A207と同じシャワーすすぎ(ステップC1〜C3)を行った後、異常が発生したところで、その異常が泡の異常発生であるか、洗濯物のアンバランスの発生であるかの判断をし(ステップC4)、泡の異常発生であると判断されたときには、ドラム11の回転を停止させた(ステップC5)後の処理行程で、15Lの給水をし(ステップC6)、そして、前記ステップA211〜A212と同様(但し、途中にドラム11の正逆転を挟む)のステップC7〜C9を経て泡の除去をする。
それに対して、上記ステップC4において判断した異常が洗濯物のアンバランスの発生であった場合、ドラム11の回転を停止させた(ステップC101)後の処理行程では、上述よりも少ない10Lの給水をし(ステップC102)、そして、上記ステップC7〜C9と同じステップC103〜C105を経て泡の除去をする。
なお、前記ステップC4において異常がないと判断された場合には、処理行程を経ずに、ドラム11の高速回転だけを行う(ステップC201)。
このように第3実施例のものでは、泡が異常に発生したときに実行する処理行程で給水する水量より、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程で給水する水量を少なくしている。これは、異常に発生した泡を除去するのに要する水量と、洗濯物のアンバランスを修正するのに要する水量とでは、前者が多く必要で、後者はそれより少なく済むからであり、そのようにすることで、使用する水量を更に少なくできるものであり、経費の一層充分な節減ができる。
なお、この第3実施例では、洗濯物の量が最も少ない状況(2〔kg〕以下)での処理行程として説明したが、それ以外の、洗濯物の量が中程度に少ない状況(3〜4〔kg〕)での処理行程や、洗濯物の量が多い状況(5〔kg〕以上)での処理行程としても、それぞれ、給水の量や処理行程の実行内容が具体的には変わるものの、泡が異常に発生したときの給水量より、洗濯物のアンバランスが発生したときの給水量を少なくすることで、同様の効果を得ることができる。
[第4実施例]
図11に示す第4実施例においては、最初、第3実施例と同様に、前記ステップA205〜A207と同じシャワーすすぎ(ステップD1〜D3)を行った後、異常が発生したところで、その異常が泡の異常発生であるか、洗濯物のアンバランスの発生であるかの判断をする(ステップD4)。
上記ステップD4で、泡の異常発生であると判断されたときには、ドラム11の回転を停止させた(ステップD5)後の処理行程で、例えば10Lの給水をし(ステップD6)、その後に、排水をする(ステップD7)。そして、それに続き、前記ステップA210〜A212と同様(但し、この場合も、途中にドラム11の正逆転を挟む)のステップD8〜D11を経て泡の除去をする。
それに対して、上記ステップD4において判断した異常が洗濯物のアンバランスの発生であった場合、ドラム11の回転を停止させた(ステップD101)後の処理行程では、上記ステップD6、D7に相当するステップ(給水、排水)を経ずに、上記ステップD8〜D11と同じステップD102〜D105を経て泡の除去をする。
なお、前記ステップD4において異常がないと判断された場合には、この場合も、処理行程を経ずに、ドラム11の高速回転だけを行う(ステップD201)。
このように第4実施例のものでは、泡が異常に発生したときに実行する処理行程の前には、水槽6内への給水と、その後の水槽6からの排水を行い、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程の前には、その水槽6内への給水と、その後の水槽6からの排水を行わないようにしている。これは、泡が異常に発生したときに実行する処理行程の前には、水槽6内への給水と、その後の水槽6からの排水を行うことが、異常に発生した泡を除去するのに有効であるからであって、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程の前にはそれが必要ないからであり、そのようにすることで、この場合も、使用する水量を更に少なくでき、経費の一層充分な節減ができる。
なお、この第4実施例でも、洗濯物の量が最も少ない状況(2〔kg〕以下)での処理行程として説明したが、それ以外の、洗濯物の量が中程度に少ない状況(3〜4〔kg〕)での処理行程や、洗濯物の量が多い状況(5〔kg〕以上)での処理行程としても、それぞれ、給水の量や処理行程の実行内容が具体的には変わるものの、泡が異常に発生したときに実行する処理行程の前には、水槽6内への給水と、その後の水槽6からの排水を行い、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程の前には、その水槽6内への給水と、その後の水槽6からの排水を行わないようにすることで、同様の効果を得ることができる。
[第5実施例]
図12に示す第5実施例においては、基本的には第3実施例と同様とし、従って、第3実施例のステップC1〜C9、ステップC101〜C105、及びステップC201と同じ、ステップE1〜E9、ステップE101〜E105、及びステップE201を経る。
但し、その中で、泡が異常に発生したときに実行する処理行程で高速回転(ステップE9)させるドラム11の回転の立上げスピードよりも、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程で高速回転(ステップE105)させるドラム11の回転の立上げスピードを速くしている。これは、泡が異常に発生したときに実行する処理行程では、泡の新たな発生を回避するのにドラム11の回転の立上げスピードを緩やかにした方が良いからであり、それに対して、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程ではそのような配慮が必要なく、ドラム11の回転の立上げスピードを速くすることで、所要時間の短縮ができる。
なお、この第5実施例の基本的な制御は、第1、第2、もしくは第4実施例と同じであっても良い。
又、この第5実施例でも、洗濯物の量が最も少ない状況(2〔kg〕以下)での処理行程として説明したが、それ以外の、洗濯物の量が中程度に少ない状況(3〜4〔kg〕)での処理行程や、洗濯物の量が多い状況(5〔kg〕以上)での処理行程としても、それぞれ、給水の量や処理行程の実行内容が具体的には変わるものの、泡が異常に発生したときに実行する処理行程で高速回転させるドラム11の回転の立上げスピードよりも、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程で高速回転させるドラム11の回転の立上げスピードを速くすることで、同様の効果を得ることができる。
[第6実施例]
図13に示す第6実施例においては、外箱1内の最上部に、前記給水弁33(図示せず)に加えて、給水ポンプ51を設け、これの出口部を接続パイプ52を介して給水ケース34に接続している。給水ポンプ51の入口部は、水道の蛇口以外の給水源、特には図示しない風呂の浴槽に接続した機外給水ホース(これも図示せず)を接続するようになっており、従って、この場合、風呂水、特には残り湯を水道水に代えて水槽6内に供給し、洗濯物の洗い、すすぎに使用することができる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す主要制御内容のフローチャートその1 シャワーすすぎ時における泡の異常発生の状況を示した図 主要制御内容のフローチャートその2 シャワーすすぎ時における洗濯物のアンバランスの発生状況を示した図 ドラム式洗濯機全体の縦断側面図 ドラム式洗濯機全体の破断斜視図 電気的構成のブロック図 本発明の第2実施例を示す、通常コース(a)と泡異常対応コース(b)のフローチャート 通常コース(a)と洗濯物アンバランス対応コース(b)のフローチャート 本発明の第3実施例を示す図1部分相当図 本発明の第4実施例を示す図1部分相当図 本発明の第5実施例を示す図1部分相当図 本発明の第6実施例を示す全体の破断側面図
符号の説明
図面中、1は外箱、5は制御装置(洗濯物量検知手段)、6は水槽、8はモータ(ドラム駆動装置)、11はドラム、26は循環ポンプ、37は給水装置、43は回転センサ(洗濯物量検知手段)を示す。

Claims (4)

  1. 外箱と、
    この外箱の内部に配設された水槽と、
    この水槽の内部に配設されたドラムと、
    このドラムを回転させるドラム駆動装置と、
    前記ドラムに収容された洗濯物の量を検知する洗濯物量検知手段と、
    前記水槽の内部に給水する給水装置と、
    前記水槽の内部に供給された水を循環させて前記ドラムの内部に噴射させる循環ポンプとを具備し、
    洗濯物のすすぎをするすすぎ行程で、前記水槽の内部に供給された水を前記循環ポンプにより循環噴射させると共に前記ドラムを低速回転させ、その後に前記ドラムを高速回転させるシャワーすすぎを実行し、
    そのシャワーすすぎ時、泡が異常に発生したとき又は洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程として、
    前記洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が多い場合には、前記洗濯物の洗いをしたときと同等もしくはそれより多目の給水をした後に、前記ドラムを正逆転させる運転を実行し、
    前記洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が少ない場合には、前記洗濯物の洗いをしたときより少ない給水をした後に、前記循環ポンプによる水の循環噴射を行うと共に前記ドラムを低速回転させ、その後に前記ドラムを高速回転させる運転を実行するようにしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 洗濯物量検知手段により検知した洗濯物の量が多い場合の処理行程を実行したときには、その後に、2回目のシャワーすすぎを実行せずに、次のすすぎ行程を実行することを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 泡が異常に発生したときに実行する処理行程で給水する水量より、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程で給水する水量を少なくしたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  4. 泡が異常に発生したときに実行する処理行程の前には、水槽内への給水と、その後の水槽からの排水を行い、洗濯物のアンバランスが発生したときに実行する処理行程の前には、その水槽内への給水と、その後の水槽からの排水を行わないことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
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