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JP2009289346A - リムーバブル・データ記憶装置 - Google Patents

リムーバブル・データ記憶装置 Download PDF

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JP2009289346A
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元太郎 中村
Tetsuo Yuki
哲生 湯木
Tadaaki Tomikawa
忠昭 冨川
Hirokazu Tanizawa
宏和 谷澤
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HGST Inc
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Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV
Hitachi Global Storage Technologies Inc
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Abstract

【課題】リムーバブル・データ記憶装置において、外部からの衝撃に対する高い耐性と外部コネクタの正確な位置決めとを実現する。
【解決手段】本発明の一態様において、リムーバブルHDD1は、HDD本体3、外装ケース2、外装ケースの内壁とHDD本体との間に位置し弾性によりHDD本体への衝撃を緩和するゴム・マウント5を有する。外部コネクタ4は、外装ケースの開口212から露出している。HDD本体は、開口から見て、外部コネクタの後側に配置されている。外部コネクタは、HDD本体及び外装ケースのそれぞれに、結合して固定されている。衝撃によってHDD本体が外装ケース内で動くと共にゴム・マウントが変形し、外部コネクタの可動域は前記データ記憶装置本体の可動域よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、リムーバブル・データ記憶装置に関し、特に、外装ケースへのデータ記憶装置本体と外部コネクタとの実装技術に関する。
ハードディスク・ドライブ(HDD)は、その優れた性能から、コンピュータの外部記憶装置としての用途のほか、カーナビゲーション・システムや動画像記録装置など多くの分野に適用されている。そのような流れの中で、大記憶容量を有するHDDを、リムーバブル・データ記憶装置として使用することが提案されている。例えば、リムーバブルHDDの一つとして、IVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)が規格化されている。二つのタイプのIVDRが規定されており、一つはカートリッジ・タイプのIVDRであり、もう一つはビルトイン・タイプのIVDRである。
カートリッジ・タイプのIVDRは異なる複数の機器に接続されることを前提とされており、外装ケース、外装ケース内に収容されているHDD本体、そして外部コネクタを有している。一方、ビルトイン・タイプのIVDRは、リムーバブル性を有するも、一つの装置内部に実装されことを前提としているため、外装ケースを有していない。
カートリッジ・タイプのIVDRのように不特定のホスト装置に接続されるリムーバブルHDDは、ユーザによってホスト装置から取り外され、他のホスト装置あるいはホスト装置とは異なる任意の場所に移動される。このため、ユーザがリムーバブルHDDを持ち運びしている間に誤って落下させ、リムーバブルHDDに大きな衝撃が加わることがある。そこで、外装ケースとHDDとの間に緩衝材を挿入し、落下に伴う外部からの衝撃に対処する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
緩衝材によりHDD本体への衝撃を効果的に低減するためには、衝撃に対して緩衝材が十分に変形することが必要である。緩衝材が硬く変形が小さいと、外装ケースへの衝撃がそのままHDD本体に伝わり、HDD内部の部品が破損する。従って、HDD本体に伝わる衝撃を効果的に低減するためには、衝撃に対して緩衝材が十分な変形を示し、その変形と共に外装ケース内においてHDD本体が移動することができることが重要である。
特開2004−134036号公報
リムーバブルHDDは、異なる多くの機器に接続されるものであるので、外部コネクタに対する仕様が規定される。特に、コネクタの構造及び外装ケースに対する外部コネクタ位置は重要な仕様の一つである。このような仕様において、外部コネクタは外装ケースに対して正確に位置決めされている必要があり、外部コネクタの外装ケースに対する位置のマージンは限られている。
一方、上述のように、HDD本体に対する衝撃を低減するためには、外装ケース内において、緩衝材の変形と共にHDD本体が動くことができることが要求される。上記特許文献1に開示されているように、HDD本体の回路基板と外部コネクタとがFPCにより接続されている場合、HDD本体と外部コネクタの動きは独立している。このため、外部コネクタを外装ケースに正確に位置決めするとともに、外装ケース内におけるHDD本体の必要な可動範囲を確保することができる。
ここで、リムーバブルHDDは持ち運びされるため、その外形は小さいことが好ましい。HDD本体のサイズと外装ケースのサイズとが近い場合、外装ケース内の収容空間が限定される。このため、HDD本体と外部コネクタとを離して配置することできず、HDD本体の回路基板に外部コネクタを実装することが必要となる。このような場合、HDD本体が動くと外部コネクタも同時に動く。従って、外部コネクタがHDD本体に固定されているリムーバブルHDDにおいて、外部からの衝撃に対する高い耐性と外部コネクタの正確な位置決めとを両立する技術が望まれる。
本発明の一態様に係るリムーバブル・データ記憶装置は、データ記憶装置本体と、前記データ記憶装置本体を収容する外装ケースと、前記外装ケースの内壁と前記データ記憶装置本体との間に位置し、弾性により前記データ記憶装置への衝撃を緩和する弾性衝撃緩和部と、前記外装ケースの開口から露出している外部コネクタとを有する。前記データ記憶装置本体は、前記開口から見て、前記外部コネクタの後側に配置されている。前記外部コネクタは、前記データ記憶装置本体及び前記外装ケースのそれぞれに、結合して固定されている。衝撃によって前記データ記憶装置本体が前記外装ケース内で動くと共に前記弾性衝撃緩和部が変形し、前記外部コネクタの可動域は前記データ記憶装置本体の可動域よりも小さい。この構成により、リムーバブル・データ記憶装置において、外部からの衝撃に対する高い耐性と外部コネクタの正確な位置決めとを実現することができる。
好ましくは、前記データ記憶装置本体は、略直方体状の筐体を有するアセンブリとそのアセンブリの外表面上に配置された制御回路基板とを有し、前記制御回路基板と前記外部コネクタとは、前記筐体に対して同じ止着具で固定されている。これにより、外部からの衝撃に対するより高い耐性を実現することができる。
好ましくは、前記弾性衝撃緩和部は一つもしくは分離した複数の弾性樹脂部材で形成されており、前記データ記憶装置本体と前記外装ケース内壁との間において、いずれの方向に前記データ記憶装置本体が動いても衝撃緩和するように配置されている。これにより、いずれの方向における衝撃に対しても効果的にデータ記憶装置本体を保護することができる。
好ましくは、前記弾性衝撃緩和部は一つもしくは分離した複数の弾性樹脂部材で形成されており、前記データ記憶装置本体部もしくは前記外装ケース内壁に当接する複数の突起を有している。これにより、振動と衝撃の双方を効果的に吸収することができる。
前記データ記憶装置本体は、前記外部コネクタのみに結合していることが好ましい。これにより、データ記憶装置本体部を外部からの衝撃からより効果的に保護することができる。
好ましくは、前記外装ケースと前記外部コネクタとを貫通し、前記外部コネクタの動きを規制するシャフトを有し、前記外部コネクタは、前記外装ケースに、前記シャフトを介して結合して固定されている。これにより、シンプルかつ確実にコネクタを外装ケースに結合固定することができる。さらに、前記シャフトは、前記外部コネクタと前記外装ケースとを挟むように互いに固定された二つのネジの軸部で構成されていることが好ましい。これにより構造をよりシンプルなものとすることができる。
前記シャフトの周囲と前記外部コネクタの孔の内面との間に樹脂ブッシュを有することが好ましい。これにより、コネクタの破損をより確実に防ぐことができる。さらに、好ましくは、前記外部コネクタは、外部装置への抜き差し方向において、その方向に垂直は他の2方向よりも大きい可動域を有し、前記外部コネクタは、前記抜き差し方向に垂直であって前記シャフトが貫通する孔を有し、前記抜き差し方向においける前記孔の径は、前記抜き差し方向に垂直な方向における径よりも大きく、前記樹脂ブッシュは、前記大きい径の方向において平坦層と凹凸層とを有し、前記小さい径の方向において前記平坦層が前記シャフト及び前記孔の内壁と当接している。これにより、抜き差し方向においてデータ記憶装置本体をより確実に保護し、さらに、コネクタの位置ずれを防ぐことができる。
好ましくは、前記外部コネクタは、外部装置への抜き差し方向において、その方向に垂直な他の2方向よりも大きい可動域を有する。これにより、外部からの衝撃に対するより高い耐性と外部コネクタに要求される位置決め精度とを実現することができる。
本発明によれば、リムーバブル・データ記憶装置において、外部からの衝撃に対する高い耐性と外部コネクタの正確な位置決めとを実現することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。本実施形態においては、リムーバブル・データ記憶装置の例として、リムーバブル・ハードディスク・ドライブ(HDD)について説明する。HDDは、データを記憶する記憶装置であり、また、データを記憶するメディアとして磁気ディスクを使用するディスク・ドライブ装置である。
図1は本形態のリムーバブルHDD1の構造を示す斜視図である。リムーバブルHDD1は、外装ケース2、その外装ケース2内に配置されているHDD本体3、そして外装ケース2の開口212から露出しており外部ホストと接続される外部コネクタ4を有している。図1においては、外装ケース2のベース21のみが示されており、ベース21の開口を塞ぐカバー22(図4を参照)は示されていない。そのため、外装ケース2内に収容されているHDD本体3が露出して示されている。外装ケース2内において、HDD本体3は、開口212から見て、外部コネクタ4の後側にある。
HDD本体3は、外装ケース2内に、弾性衝撃緩和部であるゴム・マウント5を介して設置されている。外部コネクタ4は、止着具であるネジ41a、41bによって外装ケース2に結合、固定されている。また、外部コネクタ4は、止着具であるネジ42a〜42cによってHDD本体3に結合、固定されている。外部コネクタ4の結合、固定方法については、後に詳述する。
外装ケース2のベース21は矩形の底面とその底面から立設する4つの壁211a〜211dを有している。一つの壁211aに開口212が形成されており、この開口212を介して、外部コネクタ4はホスト装置に接続する。壁211aは、開口212を挟む部分213a、213bで構成されている。典型的には、外装ケース2は樹脂で形成されており、ベース21及びカバー22のそれぞれが、樹脂成型で製造される。底面とカバー22とは、外装ケース2の幅広の主面である。これらの間の4つの側面211a〜211dは、幅狭の小口面である。
図1において、X方向が、リムーバブルHDD1(外部コネクタ4)の外部ホストに対する抜き差し方向である。また、HDD本体3の広面(主面)に沿ってX方向に垂直な方向がY方向、さらに、X方向及びY方向に垂直な方向がZ方向で示されている。以下においては、X方向を前後方向、Y方向を左右方向、そしてZ方向上下方向と呼ぶ。
図2(a)は、HDD本体3及び外部コネクタ4とのアセンブリを示す斜視図であり、図2(b)は、図2(a)において円で囲まれている部分の拡大図である。HDD本体3は、ヘッド・ディスク・アセンブリHDA31と、HDA31の外表面に配置されている制御回路基板32とを有している。HDA31は、略直方体の筐体311とその内部に収容されている部品から構成されている。筐体311は、典型的には、アルミニウム合金のような金属で形成されている。
図3は、HDA31の筐体311内の構造を示す平面図である。収容空間内の各構成要素の動作は、制御回路基板上の制御回路が制御する。ヘッド・スライダ315は、データを記憶するディスクである磁気ディスク312へアクセス(リードもしくはライト)する。ヘッド・スライダ315は、外部ホスト(不図示)との間で入出力されるデータを書き込み及び/又は読み出しを行うヘッド素子部と、そのヘッド素子部がその面上に形成されているスライダとを有する。
アクチュエータ316は、ヘッド・スライダ315を支持し、ボイス・コイル・モータ319によって駆動されて回動軸317において回動する。アクチュエータ316及びVCM319のアセンブリはヘッド・スライダ315の移動機構である。VCM319は、フラットコイルとステータ・マグネット(不図示)などの要素から構成されている。筐体311に固定されたスピンドル・モータ313は、磁気ディスク312を所定の角速度で回転する。
磁気ディスク312からのデータの読み取り/書き込みのため、アクチュエータ316は回転している磁気ディスク312のデータ領域上空でヘッド・スライダ315を移動する。スライダの空気軸受面(Air Bearing Surface:ABS)と回転している磁気ディスク312との間の空気の粘性による圧力が、アクチュエータ316によって磁気ディスク312方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド・スライダ315は磁気ディスク312上を、ギャップを置いて浮上する。
磁気ディスク312の回転が停止する等のときには、アクチュエータ316はヘッド・スライダ315をデータ領域からランプ318に退避させる。尚、ヘッド・スライダ315がデータ書き込み/読み出し処理を行わない場合に、磁気ディスク312の内周に配置されているゾーンに退避するCSS(Contact Start and Stop)方式に、本発明を適用することも可能である。HDA31は、1もしくは複数枚の、片面記憶あるいは両面記憶の磁気ディスクを有する。
図2(a)、(b)に戻って、制御回路基板32は、ネジ42a〜42fにより、HDAの筐体311の面上に固定されている。ネジ42a〜42cは、外部コネクタ4と制御回路基板32とをHDAの筐体311に結合、固定している。外部コネクタ4は、制御回路基板32(筐体311)の一辺に配置されている。図には示していないが、外部コネクタ4と制御回路基板32とは電気的かつ物理的に接続されており、外部ホストと制御回路基板32上の回路との間の信号を伝送する。典型的には、外部コネクタ4の端子と制御回路基板32上の端子とが半田により接続されている。
以下において、制御回路基板32が配置されている面をHDA31の上面、その反対面を底面、そして上面と底面との間にある4面をそれぞれ側面と呼ぶ。さらに、外部コネクタ4が配置されている側面を前面、その反対側を後面、前面と後面との間の各側面を左右側面と呼ぶ。
図4(a)〜(c)に示すように、ゴム・マウント5は、外装ケース2内において、落下による衝撃を緩和し、その衝撃からHDD本体3を保護する。図4(a)は図1と同様の図面である。図4(b)は、図4(a)において円bで囲まれている部分の拡大図である。図4(c)は、図4(a)において円cで囲まれている部分の拡大図であって、図4(a)における制御回路基板32を省略している。
ゴム・マウント5は、外部コネクタ4が配置されている前面(辺)以外のHDA31の側面のそれぞれの全面を覆っている。通常の状態において、ゴム・マウント5は、HDD本体3及び外装ケース2の間にあって、わずかに潰れている。リムーバブルHDD1の搬送中における小さい慣性力よっては、HDD本体3が外装ケース2内で実質的に動くことはない。
ゴム・マウント5は、HDD本体3及び外装ケース2の双方に接触しており、HDD本体3は、ゴム・マウント5があることによって、外装ケース2の上下左右前後の外装ケース内面から離間している。落下による衝撃があると、HDD本体3が外装ケース2内で慣性により動き、その動きと共にゴム・マウント5の一部がつぶれる。ゴム・マウント5は、このように変形することで、外部からの衝撃を吸収して、HDD本体3への衝撃を緩和する。
図4(b)に示すように、ゴム・マウント5の一部は、HDA31の右側面及び後面と外装ケースのベース21の内側側面(内側壁)214a、214bとの間に挟まっている。また、ゴム・マウント5の他の一部はHDA31の底面と外装ケースのベース21内底面との間にある。図には示していないが、HDA31の上面とカバー22との間にもゴム・マウント5の一部が存在する。ゴム・マウント5は制御回路基板32とスピンドル軸方向において重なっていないが、ゴム・マウント5の上面は制御回路基板32よりもカバー22に近い位置にあり、制御回路基板32もカバー22から離間している。
好ましい態様として、ゴム・マウント5は、ベース21の内壁側に、複数の凸部51を有している。凸部51はベース21の内壁に沿って互いに離間している。このような凸部51により小さい振動を吸収することができる。さらに、凸部51のベースとなる連続部分52により、衝撃吸収性能を確保することができる。凸部51は、HDA31の側に形成してもよい。また、スピンドル方向における上下面にも、凸部を形成することが好ましく、図4(b)の好ましい例において、ゴム・マウント5の上面に複数の凸部53が設けられている。
図4(c)は、外部コネクタ4が実装されている側のHDA31のコーナー部を示しており、ゴム・マウント5は、HDA31の前面及び右側面と外装ケースのベース21の内壁面との間に挿入されている。ゴム・マウント5は、外部コネクタ4が実装されているHDA31の前面の一部を覆っている。外装ケースのベース21の内部に側壁からHDA31に向かって突出する壁215が形成されており、その壁と215HDA31の前面との間にゴム・マウント5の一部が挿入されている。
このように、ゴム・マウント5は、HDA31の各側面と外装ケース2の内面との間に挿入され、ディスク面と平行な前後左右方向において、HDA31を衝撃から保護することが好ましい。さらに、スピンドル軸と平行な方向(上下方向)を含め、ゴム・マウント5は、HDD本体3と外装ケース2の内壁との間において、いずれの方向にHDD本体3が動いても衝撃を緩和することができるように配置されていることが好ましい。
上記好ましい例において、ゴム・マウント5は一体で形成されており、HDA31の左右側面及び後面の全体を覆っている。しかし、ゴム・マウントによって、HDA31の各側面の一部のみを覆っていてもよい。例えばHDA31の側面の各コーナーに4つの分離されたゴム・マウントを配置することで、外部からの衝撃からHDD本体3を保護することができる。この場合においも、HDD本体3は、外装ケースの前後上下左右の各内面から、ゴム・マウントにより離間しており、あらゆる方向からの衝撃からHDD本体3を保護していることが好ましい。
図2(a)、(b)に戻って、外部コネクタ4は、コネクタ本体部43と、その上に形成されている外部接続端子群44とを有している。コネクタ本体部43は外側に突出するプレート431を有し、その上に外部接続端子群44が配列されている。外部接続端子群44は、左右方向に配列されている。
コネクタ本体部43において、外部接続端子群44を挟む左右両側位置に固定されているネジ41a、41bは、外部コネクタ4を外装ケース2に固定するためのネジであり、HDD本体3とはつながっていない。ネジ41a、41bは、外部コネクタ4の裏側にあるネジ(ネジ41aの裏側ネジ41cのみ図示)と結合している。ネジ41a、41bとその裏側のネジによる外部コネクタ4と外装ケース2との固定については、後に詳述する。
図2(b)の部分拡大図に示すように、ネジ42aは、制御回路基板32の孔とコネクタ本体部の一部432とを貫通しており、制御回路基板32と外部コネクタ4とをHDAの筐体311に固定している。図2(a)に示すネジ42bも、同様の構造を有している。外部コネクタ4とHDA31との固定は重要である。落下による外部衝撃があると、HDD本体部3が外装ケース2内において動く。
HDA31と共に制御回路基板32も動く。外部コネクタ4の外部接続端子群44と制御回路基板32上の端子とは半田で接続されており、大きな負荷がかかるとこの接続部が破損する。そこで、HDA31と外部コネクタ4とをネジによって剛固定することによって、衝撃によりHDD本体3が外装ケース2内で動いた場合に、外部コネクタ4と制御回路基板32との間の相互接続部への負荷を小さくすることができる。
図2(a)の好ましい例において、ネジ41a、41bは、外部コネクタ4と共に制御回路基板32をHDA31に剛固定している。外部コネクタ4と制御回路基板32との間の相互接続部への負荷を低減するためには、外部コネクタ4と制御回路基板32の双方が同一のネジによってHDA31に固定されていることが好ましい。しかし、制御回路基板32はHDA31上に配置されており、外部コネクタ4とは別に、制御回路基板32をネジによりHDA31に固定する、あるいはその他の部材でHDA31に接着または押し付けるようにしてもよい。
図5(a)及び(b)は、外部コネクタ4を外装ケース2に固定するためのネジ41a、41b及びそれらの嵌合部の構造を説明するための斜視図である。図5(b)は、図5(a)における円で囲まれている部分の拡大図である。図5(a)及び(b)に示されたリムーバブルHDD1において、カバー22及びネジ41aが外されており、さらに、ゴム・ブッシュ434aは断面が示されている。図5(b)に示すように、外部コネクタの本体部43には、上下方向に貫通する孔433が形成されており、ネジ41aが挿入される。さらに、この孔433の中に、ゴム・ブッシュ434aが挿入されている。ネジ41aは、ゴム・ブッシュ434aの中央の上下方向に延びる孔341aに挿入される。
外部コネクタの孔433は楕円であって、外部コネクタ4のホスト装置への抜き差し方向(前後方向)における径が、その方向と垂直な左右方向(外部接続端子群44の配列方向)における径よりも大きい。さらに、ゴム・ブッシュ434aは2層構造を有しており、孔341aを有する平坦層であるリング部342とそのリング部342の外周面に形成された複数の突起343a〜343dを有する凹凸層とを有している。
リング部342は、孔341aの貫通方向において見た場合、略円形である。リング部342は、外部コネクタの孔433の短径方向において、孔433の内面に当接している。リング部342は、その孔341aの内面においてネジの軸部と当接する。一方、外部コネクタの孔433の長径方向において、突起343a〜343dが、孔433の内面に当接しており、リング部342は孔433の内面から離間している。
このため、ゴム・ブッシュ434aのつぶれによる変形可能量は、孔433の長径方向(HDA31の前後方向)において、短径方向よりも大きい。突起343a〜343dは、長径方向におけるゴム・ブッシュ434aの位置決めを行うとともに、長径方向におけるゴム・ブッシュ434aのより大きな変形を可能とする。ゴム・ブッシュ434aのこの形状及び変形可能量の相違の効果については、後に詳述する。なお、突起343a〜343dを、ゴム・ブッシュ434aの内周側に形成してもよい。
図6(a)及び(b)は、外部コネクタ4を外装ケース2に固定するためのネジ41a、41b及びそれらの嵌合部の構造を説明するための断面図である。図6(b)は、図6(a)における円で囲まれている部分の拡大図である。図6(a)に示すように、ネジ41a、41bは、それぞれ、ネジ41c、41dと嵌合している。ネジ41a、41bは、はカバー22を貫通し、ネジ41c、41dはベース21の底面を貫通している。
図6(b)はネジ41a、41c及びその周囲の構造を示している。ネジ41b、41d及びその周囲も、同様の構造を有している。ネジ41aは雄ネジであり、ネジ41cはめネジである。ネジ41aはカバー22の孔221を貫通している。ネジ41aのヘッド部411aはカバー22の外側にあって、カバー22を外部コネクタ4に対して押圧している。
ネジ41aの軸部412aは、カバーの孔221と外部コネクタの孔433、そして孔433内に配置されているゴム・ブッシュの中央の孔341aを貫通している。軸部412aは、ネジ41cの軸部412c嵌合している。ゴム・ブッシュ434aの一部はカバー22と外部コネクタ本体部43との間にあり、ゴム・ブッシュ434aの他の一部は外部コネクタの孔433の内壁とネジの軸部412aとの間にある。
ネジ41cはベース底216の孔217を貫通し、ネジ41cのヘッド部411cはベース底216の外側にあってベース底216を外部コネクタ4に向かって押圧している。ネジ41cの軸部412cは、ベース底の孔217、外部コネクタの孔433、そして孔433内に配置されているゴム・ブッシュ434cの中央の孔を貫通している。ゴム・ブッシュ434cの一部はベース21と外部コネクタ本体部43との間にあり、ゴム・ブッシュ434cの他の一部は外部コネクタの孔433の内壁とネジ41cの軸部412cとの間にある。ネジ41cの軸部412cは、ゴム・ブッシュ434cの中央の孔341cを貫通している。
ネジ41aとネジ41cとが嵌合することで、ネジ41aのヘッド部411aとネジ41cのヘッド部411bとの間に、ベース21、ゴム・ブッシュ34a、434c、外部コネクタ4、そしてカバー22が挟持されている。これにより、外部コネクタ4が、外装ケース2に固定される。ネジ41cの軸部412cとネジ41aの軸部412aの外径は同じである。また、ゴム・ブッシュ434a、434cは同様の構造を有している。なお、カバー22とベース21とは、ネジ41a〜41dとは異なる位置に形成されている係合構造によっても、互いに固定されている。
上述のようにHDD本体3はゴム・マウント5を介して外装ケース2内に配置されているが、HDD本体3は外装ケース2に結合されておらず、外部コネクタ4に結合されているのみである。つまり、外部コネクタ4はネジ41a〜41dにより外装ケース2に剛固定されているが、HDD本体3はネジあるいはピンなどの止着具を使用して外装ケース2に結合、固定されてはおらず、外装ケース2内でゴム・マウント5により軟固定されている。
一方、外部コネクタ4は、シャフトである結合された軸部412cと軸部412aとを介して、外装ケース2に結合し固定されている。軸部412cと軸部412aは外装ケース2に対して実質的に動くことはなく、外部コネクタ4は、ゴム・マウントの変形可能範囲内においてのみ、外装ケース2に対して動くことができる。従って、衝撃によってHDD本体3が外装ケース2内で動くストローク及びゴム・マウント5の変形量を大きくし、そのときの外部コネクタ4の可動域はHDD本体3の可動域よりも小さく、規定範囲内に収めることができる。
図7は、外装ケース2内にあるHDD本体3及び外部コネクタ4の動きを模式的に示す断面図である。外装ケース2の外側に衝撃が加わると、慣性により、HDD本体3はゴム・マウント5を押しつぶして、外装ケース2内で動く。HDD本体3は外装ケース2に剛固定されていないので、HDD本体3の動きはゴム・マウント5の弾性による変形のみに依存する。
外部コネクタ4は、HDD本体3(HDA31)にネジ42a、bで結合、固定されているため、HDD本体3の動きに応じて動く。しかし、HDD本体3と異なり、外部コネクタ4はネジ41a〜41dにより外装ケース2に結合し固定されている。ネジ41a〜41dは、外装ケース2に対して、実質的に動くことはない。従って、外部コネクタ4は、ゴム・ブッシュ434a、434cの変形範囲内で動くことができる。ゴム・ブッシュの厚みをゴム・マウントよりも薄くする、あるいは、ゴム・ブッシュのための硬い材料を選択することで、ゴム・ブッシュの変形可能量をゴム・マウントよりも小さくし、外部コネクタ4の動きの範囲を規定することができる。
外部コネクタ4は、外部ホストとの接続のための、外装ケース2に対する位置のマージンが厳しく規定されている。上述のように、外部コネクタ4の自由度をHDD本体3の自由度よりも小さくすることによって、外部からの衝撃に対してHDD本体3が動いても外部コネクタ4の動きを規定範囲に規制することができる。
これに対して、外装ケース2内でのHDD本体3のより大きなストロークを許容することで、ゴム・マウント5による衝撃吸収力を向上する。HDD本体3の許容ストロークはゴム・マウント5の弾性に依存し、ゴム・マウント5の弾性(材料)は、外装ケース2及びHDD本体3のサイズ、そしてゴム・マウント5による衝撃吸収の点から適切なものを選択する。
上記好ましい例のゴム・マウント5は、HDD本体3へのあらゆる方向からの衝撃に対応できることが好ましい。図4(a)〜(c)を参照して説明した好ましい態様のゴム・マウント5は、HDA31の前後上下左右の各側面と外装ケース2の内壁との間に介在し、全方向における衝撃を緩和することができる。
典型的に、外部コネクタ4の位置決めマージンは、外部コネクタ4の抜き差し方向(前後方向)において、他の方向よりも大きい。また、抜き差し出し方向においてもHDD本体3に対する衝撃を低減するために、HDD本体3の許容ストローク(ゴム・マウント5の可能変形量)を確保することが重要である。そのため、図5(b)を参照して説明した好ましい本態様において、ゴム・ブッシュ434aの弾性は、前後方向において、左右方向よりも大きい。
具体的には、ゴム・ブッシュ434aが挿入されている孔433は楕円形であって、その径は、前後方向において左右方向よりも大きい。さらに、ゴム・ブッシュ434aは、前側と後側とに突起を有している。このため、ゴム・ブッシュ434aは、前後方向において、左右方向よりも弾性が小さく、大きく変形することができる。つまり、外部コネクタ4は、前後方向において、より大きい可能ストロークを有している。なお、他のゴム・ブッシュも同様の構造を有している。
外部コネクタ4は、その上下方向に貫通するネジ41a〜41dにより外装ケースに固定されている。また、外部コネクタ4とHDD本体3とは前後方向に配列されている。HDD本体3は、左右方向及び上下方向においては、ネジ41a〜41dを中心として傾くように動くことができる。しかし、前後方向においては、その可動範囲は、ゴム・ブッシュの変形量と同じとなる。従って、前後方向においてゴム・ブッシュの変形量を大きくすることで、前後方向における衝撃をより大きく緩和することができる。
以下において、HDD本体3及び外部コネクタ4の固定構造の他の態様を説明する。図8は、他の好ましい態様のリムーバブルHDD8を示す斜視図である。図8において、外装ケース82のカバーと外部コネクタ84を外装ケース82とを固定するネジは省略されている。外装ケース82のベース821内に、ゴム・マウント85を介して、HDD本体83が配置されている。
ゴム・マウント85は、HDD本体83のHDA831の三辺(左右側面と後面)を覆っている。上記HDD本体3と同様に、HDD本体83は、外装ケース82内で軟固定されている。なお、本例においては、HDA831の前面と装ケース82の内壁との間にゴム・マウント85は存在していない。全方向でなくとも、一部の特定方向においてHDD本体83の大きな可動範囲とゴム・マウント85の変形とが確保されていれば、HDD本体83の耐衝撃性能を高めることができる。
外部コネクタ84の基本構造は、上記外部コネクタ4と同様である。外部コネクタ84は、ネジ841a、841bによりHDA831に剛固定されている。ネジ841a、841bは、制御回路基板832から外れた位置にあり、制御回路基板832をHDA831に固定していない。
外部コネクタ84は、ネジのほか、シャフトであるパイプ842a、842b及びゴム・ブッシュ843a、843bを介して外装ケース82に剛固定される。図9(a)、(b)は、外部コネクタ84を外装ケース82に固定する構造を示す断面図であり、図9(b)は、図9(a)において円で囲まれている部分の拡大図である。図9(a)において、外部コネクタ84を外装ケース82に固定する一方の側のネジは省略されている。
図9(b)において、外部コネクタ84は孔844を有しており、その孔844にゴム・ブッシュ843aが挿入されている。さらに、ゴム・ブッシュ843aの孔をパイプ842aが貫通している。パイプ842aの孔の内面にネジ溝が切られており、両側から挿入されているネジ841a、841cが、パイプ842aに嵌合している。シャフト構造としては、図6(b)を参照して説明したネジ41a、41cの方が、部材点数が少なく好ましい。
ネジ841aは外装ケースのカバー822とパイプ842aとを固定し、ネジ841cは、外装ケースのベース821とパイプ842aとを固定している。パイプ842aが外部コネクタの孔844を上下方向において貫通しており、外部コネクタ84の動きは、パイプ842a及び外装ケース82により規定される。パイプ842a及びネジ841a、841cは、外装ケースの孔の内面に接触しており、外装ケース82に対して実質的に動くことはできない。
パイプ842aの周囲において、外部コネクタ84とパイプ842aの間、そして外部コネクタ84とベース821及びカバー822との間にゴム・ブッシュ843aの一部が介在している。外部コネクタ84は、ゴム・ブッシュ843aの変形範囲内で動くことができる。このように、本例においても、外部コネクタ84の自由度は、HDD本体83よりも小さい。これにより、衝撃に対するHDD本体83のストローク(ゴム・マウント85の変形)を大きくし、外装ケース82に対する外部コネクタ84の位置ずれを規定範囲内に抑えることができる。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加することが可能である。例えば、本発明はリムーバブルHDDに特に有用であるが、それ以外のリムーバブル・データ記憶装置に適用してもよい。
ゴム・マウントは、ゴム以外の樹脂で形成してもよい。また、HDD本体への衝撃緩和のためには樹脂マウントが好ましいが、これと異なる弾性衝撃緩和部を使用することができる。例えば、外装ケースと一体に形成された板バネにより、HDD本体への衝撃を緩和することができる。外部コネクタと外装ケースあるいはHDD本体への結合固定は、ネジ以外の構造により行ってもよい。外装ケースは上記例に限定されない。例えば、外装ケースは、上下に分かれる部品から構成するほか、左右に分離される部品で構成してもよい。
本実施形態に係るリムーバブルHDDの構造を示す斜視図である。 本実施形態に係るHDD本体と外部コネクタとのアセンブリの構造を示す斜視図である。 本実施形態において、HDAの筐体内の構造を示す平面図である。 本実施形態に係るゴム・マウントを説明するための図である。 本実施形態に係る外部コネクタを外装ケースに固定するためのネジ及びそれらの嵌合部の構造を説明するための斜視図である。 本実施形態に係る外部コネクタを外装ケースに固定するためのネジ及びそれらの嵌合部の構造を説明するための断面図である。 本実施形態に係る外装ケース内にあるHDD本体及び外部コネクタの動きを模式的に示す断面図である。 他の態様に係るリムーバブルHDDの構造を示す斜視図である。 他の態様に係る外部コネクタを外装ケースに固定するためのネジ及びそれらの嵌合部の構造を説明するための断面図である。
符号の説明
1、8 リムーバブルHDD、211a〜211d 壁、343a〜343d 突起
41a〜41d ネジ、42a〜42f ネジ、2 外装ケース、3 HDD本体部
4 外部コネクタ、5 ゴム・マウント、21 ベース、22 カバー
31 ヘッド・ディスク・アセンブリ、32 制御回路基板、43 コネクタ本体部
44 外部接続端子群、51、53 凸部、52 連続部分、82 外装ケース
83 HDD本体、84 外部コネクタ、85 ゴム・マウント、212 開口
213a、213b 側壁の一部、215 壁、216 ベース底、217 孔
221 孔、311 筐体、312 磁気ディスク、313 スピンドル・モータ
315 ヘッド・スライダ、316 アクチュエータ、317 回動軸
318 ランプ、319 ボイス・コイル・モータ、341 孔
341a、341c 孔、342 リング部、411a〜411c ヘッド部
412a、412c 軸部、431 プレート、432 HDAの筐体の一部
433 孔、434a、434c ゴム・ブッシュ、821 ベース、822 カバー
832 制御回路基板、841a〜841c ネジ、842a、842b パイプ
843a、843b ゴム・ブッシュ、844 孔

Claims (10)

  1. データ記憶装置本体と、
    前記データ記憶装置本体を収容する外装ケースと、
    前記外装ケースの内壁と前記データ記憶装置本体との間に位置し、弾性により前記データ記憶装置への衝撃を緩和する弾性衝撃緩和部と、
    前記外装ケースの開口から露出している外部コネクタと、を有し、
    前記データ記憶装置本体は、前記開口から見て、前記外部コネクタの後側に配置されており、
    前記外部コネクタは、前記データ記憶装置本体及び前記外装ケースのそれぞれに、結合して固定されており、
    衝撃によって前記データ記憶装置本体が前記外装ケース内で動くと共に前記弾性衝撃緩和部が変形し、前記外部コネクタの可動域は前記データ記憶装置本体の可動域よりも小さい、
    リムーバブル・データ記憶装置。
  2. 前記データ記憶装置本体は、略直方体状の筐体を有するアセンブリとそのアセンブリの外表面上に配置された制御回路基板と、を有し、
    前記制御回路基板と前記外部コネクタとは、前記筐体に対して同じ止着具で固定されている、
    請求項1に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  3. 前記弾性衝撃緩和部は一つもしくは分離した複数の弾性樹脂部材で形成されており、前記データ記憶装置本体と前記外装ケース内壁との間において、いずれの方向に前記データ記憶装置本体が動いても衝撃緩和するように配置されている、
    請求項1に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  4. 前記弾性衝撃緩和部は一つもしくは分離した複数の弾性樹脂部材で形成されており、前記データ記憶装置本体部もしくは前記外装ケース内壁に当接する複数の突起を有している、
    請求項1に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  5. 前記データ記憶装置本体は、前記外部コネクタのみに結合している、
    請求項1に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  6. 前記外装ケースと前記外部コネクタとを貫通し、前記外部コネクタの動きを規制するシャフトを有し、
    前記外部コネクタは、前記外装ケースに、前記シャフトを介して結合して固定されている、
    請求項1に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  7. 前記シャフトは、前記外部コネクタと前記外装ケースとを挟むように互いに固定された二つのネジの軸部で構成されている、
    請求項6に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  8. 前記シャフトの周囲と前記外部コネクタの孔の内面との間に樹脂ブッシュを有する、
    請求項6に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  9. 前記外部コネクタは、外部装置への抜き差し方向において、その方向に垂直は他の2方向よりも大きい可動域を有し、
    前記外部コネクタは、前記抜き差し方向に垂直であって前記シャフトが貫通する孔を有し、
    前記抜き差し方向においける前記孔の径は、前記抜き差し方向に垂直な方向における径よりも大きく、
    前記樹脂ブッシュは、前記大きい径の方向において平坦層と凹凸層とを有し、前記小さい径の方向において前記平坦層が前記シャフト及び前記孔の内壁と当接している、
    請求項8に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
  10. 前記外部コネクタは、外部装置への抜き差し方向において、その方向に垂直な他の2方向よりも大きい可動域を有する、
    請求項1に記載のリムーバブル・データ記憶装置。
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