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JP2009289118A - 車両用自動変速装置用シフトレバー装置 - Google Patents

車両用自動変速装置用シフトレバー装置 Download PDF

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JP2009289118A
JP2009289118A JP2008142320A JP2008142320A JP2009289118A JP 2009289118 A JP2009289118 A JP 2009289118A JP 2008142320 A JP2008142320 A JP 2008142320A JP 2008142320 A JP2008142320 A JP 2008142320A JP 2009289118 A JP2009289118 A JP 2009289118A
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Mamoru Marutani
守 丸谷
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】より安価な車両用自動変速装置用シフトレバー装置や、より軽い揺動操作力で揺動操作可能な車両用自動変速装置用シフトレバー装置を提供する。
【解決手段】本発明においては、特定のセンサを用いる。このセンサは、単一で、前後揺動自在のシフトレバーにおける前方への揺動操作時に印加される振動ないし圧力及び後方への揺動操作時に印加される振動ないし圧力の両方を検出する。また、このセンサに、更に、揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを報知するための振動発生の機能を備えさせることによって、より軽い揺動操作力で揺動操作可能で、かつ揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを運転手に報知する車両用自動変速装置用シフトレバー装置も提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用自動変速装置用シフトレバー装置に関する。
一般的な車両用自動変速装置用シフトレバー装置は、そのシフトポジションとして、前進及び後退用の複数の走行用ポジション、ニュートラルポジション及びパーキングポジションが設定されており、各シフトポジションの選択はシフトレバーの揺動操作により行われる。
また、車両用自動変速装置用シフトレバー装置には、操作性をよくするため、シフトレバーを一のシフトポジションから他のシフトポジションに操作する際に適度の抵抗感をシフトレバーに付与する構成となっている。
車両用自動変速装置用シフトレバー装置に関しては、その操作力を一定化し、その操作感を向上させることを目的として、いくつかの試みがなされている。
例えば、支軸を支点に往復揺動操作可能に設けられたシフトレバーと、このシフトレバーに往方向の揺動操作力及び復方向の揺動操作力が加えられた各状態を検知する第1及び第2センサと、モータの回転力を減速して前記シフトレバーに伝達する歯車式減速装置を有しそのモータの正逆回転に応じてシフトレバーに往復揺動力を付与する駆動装置と、前記第1のセンサが検知状態にあるときにシフトレバーに前記駆動装置を通じて往方向の揺動力を付与すると共に前記第2のセンサが検知状態にあるときにシフトレバーに駆動装置を通じて復方向の揺動力を付与する駆動制御手段を備えた自動変速機用シフトレバー装置がある(特許文献1参照)。
また、シフトレバーと、当該シフトレバーの操作方向及び操作量に応じた位置信号を出力する位置センサと、前記シフトレバーに外力を負荷するアクチュエータと、前記位置信号が入力され、入力された前記位置信号により前記アクチュエータを制御する制御部とを備え、前記制御部は前記位置信号により予め定められたシフト位置に前記シフトレバーが位置していると判定するとき、前記アクチュエータを制御して外力を負荷することにより前記シフトレバーを前記シフト位置にロックするバイワイヤ方式の車両用シフトレバーがある(特許文献2参照)。
一方、車両の運転手に警告等を伝えるための装置として、例えば、車両に用いられる制御エレメントまたは切換エレメントであって、車両または車両部分を制御するか、または切り換えるための操作エレメントが設けられており、さらに車両の状態または交通の状態に関する警告および/または情報を運転手に伝えるための手段が設けられている形式のものにおいて、運転手が車両の操作中に前記手段と少なくとも一時的に接触しかつ前記手段が運転手の触覚を機械的、化学的または電気的に刺激するように前記手段が、操作エレメントの外面または内部に取り付けられている、車両に用いられる制御エレメントまたは切換エレメントがある(特許文献3参照)。
特開平04−092151号公報 特表2005−530220号公報 特開2002−59756号公報
しかしながら、特許文献1に示された自動変速機用シフトレバー装置では、往方向の揺動操作力及び復方向の揺動操作力が加えられた各状態を検知する場合、往方向用と復方向用の二つのセンサで構成しなければならないため、高コストであるといった問題がある。
そこで、従来技術に比して、より安価で、より軽い揺動操作力で揺動操作可能な車両用自動変速装置用シフトレバー装置の開発が求められる。また、より軽い揺動操作力で揺動操作可能で、かつ揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを運転手に報知する車両用自動変速装置用シフトレバー装置についての記載は見当たらない。
本発明の第1の目的は、より安価な車両用自動変速装置用シフトレバー装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、より軽い揺動操作力で揺動操作可能な車両用自動変速装置用シフトレバー装置を提供することであり、第3の目的は、より軽い揺動操作力で揺動操作可能で、かつ揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを運転手に報知する車両用自動変速装置用シフトレバー装置を提供することである。
本発明の一つの視点においては、特定のセンサ(ないし検出手段)を用いる。このセンサは、単一で、振動ないし圧力を検出する機能を有し、かつ前記シフトレバーの揺動操作時に印加される振動ないし圧力を検出信号に変換する。更に前記センサは、その両端部が振動ないし圧力を検出するのに十分な長さとなる位置で折り曲げられ、一方の端部と他方の端部とが十分に離間されるように構成され、かつ一方の端部が前記シフトレバーの前方側に、他方の端部が前記シフトレバーの後方側に配される。したがって、このセンサは、単一で、前後揺動自在のシフトレバー(詳しくはそのノブ)における前方への揺動操作時に印加される振動ないし圧力及び後方への揺動操作時に印加される振動ないし圧力の両方を検出する。よって、安価であり、軽い揺動操作での検出が可能となり、更には手操作(その動向方向性)を、ノブをつかんだ手の動きで即座に運転者(操作者)の意図を瞬時(即座)に感知することが可能となる。また、振動ないし圧力が印加された場合において、前記センサにおいて、その前方側の端部により前記振動ないし圧力が検出され信号に変換された後、この信号がその後方側の端部により時間差ないし位相差を有して検出されたときには、後方への揺動操作が行われたものと判断して前記シフトレバーに後方に向かって揺動力が付与され、前記センサにおいて、その後方側の端部により前記振動ないし圧力が検出され信号に変換された後、この信号がその前方側の端部により時間差ないし位相差を有して検知されたときには、前方への揺動操作が行われたと判断して前記シフトレバーに前方に向かって揺動力が付与される。また、前記センサにおいて、前記振動ないし圧力が検出されなくなったときには、揺動操作を行う必要がないものと判断して前記シフトレバーへの揺動力の付与が停止される。さらに、このセンサを、上記機能に加えて、更に振動発生の機能を有するものとすることができ、その場合には、揺動力が付与されたことによって変速レンジの変更が行われたことを振動により報知することが可能となる。
即ち、本発明は、第一の視点において、支軸を支点に前後揺動自在のシフトレバーと、前記シフトレバーのノブに配設されると共に振動ないし圧力を検出する機能を有し、かつ前記シフトレバーの揺動操作時に印加される振動ないし圧力を検出信号に変換するセンサと、前記シフトレバーに揺動力を付与する揺動力付与手段と、前記センサからの検出信号が入力されると共にこの検出信号に基づいて前記シフトレバーへの揺動力の付与とその停止を前記揺動力付与手段を通じて制御する制御部とを備え、
前記センサは、その両端部が振動ないし圧力を検出するのに十分な長さとなる位置で折り曲げられ、一方の端部と他方の端部とが十分に離間されるように構成され、かつ一方の端部が前記シフトレバーの前方側に、他方の端部が前記シフトレバーの後方側に配されることに特徴を有する車両用自動変速装置用シフトレバー装置(以下、「本発明のシフトレバー装置」とも称する)を提供することができる。
また、本発明のシフトレバー装置において、前記制御部を、前記センサにおいて、その前方側の端部により前記振動ないし圧力が検出され信号に変換された後、この信号がその後方側の端部により時間差ないし位相差を有して検出されたときには、後方への揺動操作が行われたものと判断して前記シフトレバーに後方に向かって揺動力が付与されるように、前記センサにおいて、その後方側の端部により前記振動ないし圧力が検出され信号に変換された後、この信号がその前方側の端部により時間差ないし位相差を有して検出されたときには、前方への揺動操作が行われたと判断して前記シフトレバーに前方に向かって揺動力が付与されるように、或いは前記センサにおいて、前記振動ないし圧力が検出されなくなったときには、揺動操作を行う必要がないものと判断して前記シフトレバーへの揺動力の付与を停止するように、前記揺動力付与手段を通じて制御することができる。
また、本発明のシフトレバー装置において、前記センサは、振動ないし圧力を検出することができるものであればよい。このようなセンサとしては、例えば、圧電センサが挙げられる。
また、本発明のシフトレバー装置において、前記センサの材質を、圧電体に使用されるもの(例えば、窒化アルミニウム、酸化亜鉛、ポリフッ化ビニリデン、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸鉛、ニオブ酸リチウム、ニオブ酸タンタル、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム等を主成分として含むもの)から選択し、シフトレバーのノブの表層部の材質を樹脂、木材、金属、革ないし布(繊維)から選択して、可撓性の表層部を実現することができる。
また、本発明のシフトレバー装置において、前記センサは、更に、揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを報知するための振動発生の機能を有することが好ましい。
なお、本発明のシフトレバー装置において、前記センサの配設については、その端部で振動ないし圧力を検出することが可能となるようにシフトレバーのノブに配設されていればよい。したがって、前記センサの配設方法や配設位置については、シフトレバーのノブ中に埋設する他、シフトレバーのノブ周辺に配設することもできる。
さらに、本発明のシフトレバー装置は、一方及び他方に揺動可能なシフトレバーと、前記シフトレバーに配設され、前記シフトレバーを一方又は他方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により検出信号を発信する検出手段と、を備え、前記検出手段が、前記シフトレバーを一方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により少なくとも二つの検出信号からなる第一のパターンの信号を発信し、前記シフトレバーを他方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により少なくとも二つの検出信号からなり前記第一のパターンの信号とは異なる第二のパターンの信号を発信するように構成されてもよい。
また、本発明のシフトレバー装置において、前記検出手段を、前記シフトレバーの一方側の部分に配設される第1部分と、前記シフトレバーの他方側の部分に配設される第2部分とを一体的に有するものとし、前記シフトレバーを一方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により、先ず前記第2部分から検出信号が発信され、続いて前記第1部分から検出信号が発信されることにより前記第一のパターンの信号が形成され、前記シフトレバーを他方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により、先ず前記第1部分から検出信号が発信され、続いて前記第2部分から検出信号が発信されることにより前記第二のパターンの信号が形成されるようにしてもよい。
また、本発明のシフトレバー装置は、前記検出手段から発信された前記検出信号に基づいて前記シフトレバーの揺動方向を判断する判断手段を有していてもよい。
なお、前記二つの検出信号の間には位相差又は時間差があることが好ましい。
本発明によれば、前方用と後方用の二つのセンサを備えなくとも、単一のセンサ(ないし検出手段)でシフトレバーにおいて前方(一方)から揺動操作力が加えられた状態及び後方(他方)から揺動操作力が加えられた状態を、シフトレバーへの接触によって、又はシフトレバーに触れたときの振動ないし圧力を検出することによって、検出することができる。これにより、コストダウンないし小型化を図ることができる。また、揺動力を付与することにより、シフトレバーの揺動操作における抵抗感がないか又は少なくなり、揺動操作力を軽減することができる。
また、本発明によれば、手操作(その動向方向性)を、ノブをつかんだ手の動きで即座に運転者の意図を瞬時(即座)に感知することが可能となる。したがって、センサにおいて振動ないし圧力が検出されなくなったときに揺動操作を行う必要がなくなったものと判断がなされるので、シフトレバーから手を離すだけで変速レンジ(N⇔D⇔2⇔1等)のレンジ変更が中止される等、操作が簡便になる。
さらに、本発明によれば、特に前記センサとして圧電センサを選択して、前記センサが、更に、揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを報知するための振動発生の機能を有することにより、変速レンジの変更が行われたことを運転者に振動により容易に報知することができる。また、例えば各レンジ変更時のクリック機構が不要であるため、コストを低減することができる。
本発明の実施形態1に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の構成を模式的に示した外観図である。図2は、本発明の実施形態1で用いることができるセンサの構成を模式的に示した外観図である。図3は、本発明の実施形態1で用いることができるセンサにおける信号検出挙動を模式的に示した図である。図4は、本発明の実施形態1に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の概略的な構成を示すブロック図である。
車両用自動変速装置用シフトレバー装置1は、シフトレバー2と、センサ3と、制御部(図示せず)と、揺動力付与手段(図示せず)と、を有する。シフトレバー2は、複数のシフトポジションに切換可能となるよう、支軸を支点に前後(図1において矢印a方向及びこれと逆方向)揺動自在に構成され、例えば、変速機を停止状態にするパーキングポジション(「P」)と、変速機を後進変速段にする後退走行用ポジション(「R」)と、変速機をニュートラル状態にするニュートラルポジション(「N」)と、変速機の複数の前進変速段の自動操作を行う前進走行用ポジション(「2」及び「1」)と、少なくとも4つのシフトポジションに前後揺動操作されるように構成することができる(図示せず)。一般に、これらの操作位置は、P、R、N、2、1の順に配される。また、シフトレバー2のノブにはチェンジレバーボタン7が設けられている。
また、シフトレバー2のノブには、振動ないし圧力を検出する機能を有し、かつ前記シフトレバーの揺動操作時に印加される振動ないし圧力を検出信号に変換する圧電センサ3が、配設、具体的には埋設されている。このセンサ3は、その両端部が振動ないし圧力を検出するのに十分な長さとなる位置で略直角に折り曲げられ、前方側の端部4と、後方側の端部5とは、十分に離間されるように構成されている。また、このセンサ3は、その一方の端部4が前記シフトレバーの前方側(奥方側)に、他方の端部5が前記シフトレバーの後方側(手前側)になるように配されている。
したがって、シフトレバー2が前方へ揺動操作されたときには、その揺動操作によって印加された(その揺動操作力から生ずる)振動ないし圧力がセンサ3の後方側の端部5に作用してこの後方側の端部5が検出状態を呈すると共にこの振動ないし圧力を検出信号Aに変換する。その後、この検出信号Aが、後方側の端部5と十分に離間したセンサ3の前方側の端部4に、時間差(ないし位相差)8を有して達して、この前方側の端部4が検出状態を呈して検出信号Bを出力する。すなわち、このときのセンサ3からの検出信号は、少なくとも検出信号Aと検出信号Bとを有する第一のパターンの信号Sとして出力され、制御部に入力される。また、シフトレバー2が後方へ揺動操作されたときには、その揺動操作によって印加された振動ないし圧力がセンサ3の前方側の端部4に作用してこの前方側の端部4が検出状態を呈すると共にこの振動ないし圧力を検出信号Bに変換する。その後、この検出信号Bが、前方側の端部4と十分に離間したセンサ3の後方側の端部5に時間差(ないし位相差)8を有して達して、この後方側の端部5が検出状態を呈して検出信号Aを出力する。このときのセンサ3からの検出信号は、少なくとも検出信号Aと検出信号Bとを有し、第一のパターンの信号Sとは異なる第二のパターンの信号Sとして出力され、同様に制御部に入力される。
なお、シフトレバー2に対し振動ないし圧力が印加されなくなったとき、すなわちシフトレバー2の揺動操作を必要としなくなったときには、センサ3が検出状態を呈することはなく、その結果センサ3から検出信号が出力されることがない。
制御部は、コンピュータを含んで構成される。この制御部は、センサ3からの信号の他、シフトレバー2のシフト位置検出手段からの信号が入力されるようになっている。また、制御部は、前記センサ3から入力された信号に基づいて、前記揺動力付与手段を制御するようになっている。前記揺動力付与手段は、その詳細な構成の説明は省略するが、例えばモータ等の駆動源を備えており、この駆動源の作動によってシフトレバー2に揺動力を付与する。したがって、制御部に信号Sが入力された場合には、前方への揺動操作が行われたものと判断して前記シフトレバー2に前方に向かって揺動力が付与されるように前記揺動力付与手段を制御する。また、制御部に信号Sが入力された場合には、後方に揺動操作が行われたと判断して前記シフトレバー2に後方に向かって揺動力が付与されるように前記揺動力付与手段を制御する。また、シフトレバー2に対し振動ないし圧力が印加されなくなったことにより制御部にセンサ3から検出信号が入力されなくなった場合には、前記シフトレバー2への揺動力の付与が停止されるように、前記揺動力付与手段を制御する。
次に、本発明の実施形態1に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の動作について、具体的に説明する。
運転者が、シフトレバー2のノブに備えられたチェンジレバーボタンを押圧により解除し、「P」ポジションから「R」ポジション又は「R」ポジションから「N」ポジションに切換えるようシフトレバー2を後方へ揺動操作すると、その揺動操作によって印加された振動ないし圧力がセンサ3の前方側の端部4に作用してこの前方側の端部4が検出状態を呈すると共にこの振動ないし圧力を検出信号に変換する。その後、この検出信号が、前方側の端部4と十分に離間したセンサ3の後方側の端部5に時間差ないし位相差を有して達して、この後方側の端部5が検出状態を呈する。このときのセンサ3からの検出信号が制御部に入力される。制御部は、検出信号が入力されると、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力を付与する。シフトレバー2が「R」ポジション又は「N」ポジションに到達すると、シフト位置検出手段は検出状態を呈する。このときのシフト位置検出手段からの検出信号が制御部に入力される。制御部は、検出信号が入力されると、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力の付与の停止をする。
運転者が、さらに、「N」ポジションから「1」ポジションに切換えるようシフトレバー2を後方へ揺動操作させたい場合には、これらの操作を連続的に行うことが可能である。すなわち、「N」ポジションから「1」ポジションに向かってシフトレバー2を後方へ揺動操作すると、その揺動操作によって印加された振動ないし圧力がセンサ3の前方側の端部4に作用してこの前方側の端部4が検出状態を呈すると共にこの振動ないし圧力を検出信号に変換する。その後、この検出信号が、前方側の端部4と十分に離間したセンサ3の後方側の端部5に時間差ないし位相差を有して達して、この後方側の端部5が検出状態を呈する。このときのセンサ3からの検出信号が制御部に入力される。制御部は、検出信号が入力されると、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力を付与する。シフトレバー2が「2」ポジション又は「1」ポジションに到達すると、シフト位置検出手段は検出状態を呈する。このときのシフト位置検出手段からの検出信号が制御部に入力される。なお、シフトレバー2が「1」ポジションに到達した場合には、シフト位置検出手段から入力される検出信号により、制御部は、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力の付与の停止をする。
一方、「R」ポジションから「1」ポジションへの切換の間に、揺動操作を中止してシフトレバー2に振動ないし圧力が印加されなくなったときには、センサ3の前方側の端部4は検出状態を呈しないこととなる。このとき、制御部には検出信号が入力されず、制御部は、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力の付与の停止をする。
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の構成は、実施形態1に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の構成とほぼ同様であり、実施形態2に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置では、前記センサは、更に、揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを報知するための振動発生の機能を有するという点でのみ異なる。振動発生の間隔や速度は可変のものとすることができる。図5は、本発明の実施形態2に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の概略的な構成を示すブロック図である。
実施形態2に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置では、シフト位置検出手段から変速レンジの変更を示す信号が制御部に入力されると、制御部は、制御信号を出力し、この信号がセンサ駆動部に入力される。センサ駆動部は、信号が入力されると、センサに信号を出力し、センサの振動をさせる。これにより、変速レンジの変更を運転者に容易かつ明確に報知することができる。
次に、本発明の実施形態2に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の動作について、具体的に説明する。
運転者が、シフトレバー2のノブに備えられたチェンジレバーボタン7を押圧により解除し、「P」ポジションから「R」ポジションに切換えるようシフトレバー2を後方へ揺動操作した場合については、前記本発明の実施形態1の場合と同様である。
運転者が、シフトレバー2のノブに備えられたチェンジレバーボタンを押圧により解除し、「R」ポジションから「N」ポジションに切換えるようシフトレバー2を後方へ揺動操作すると、その揺動操作によって印加された振動ないし圧力がセンサ3の前方側の端部4に作用してこの前方側の端部4が検出状態を呈すると共にこの振動ないし圧力を検出信号に変換する。その後、この検出信号が、前方側の端部4と十分に離間したセンサ3の後方側の端部5に時間差ないし位相差を有して達して、この後方側の端部5が検出状態を呈する。このときのセンサ3からの検出信号が制御部に入力される。制御部は、検出信号が入力されると、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力を付与する。シフトレバー2が「N」ポジションに到達すると、シフト位置検出手段は検出状態を呈する。このときのシフト位置検出手段からの検出信号が制御部に入力される。制御部は、検出信号が入力されると、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力の付与の停止をする。一方、制御部は、シフト位置検出手段からの変速レンジの変更を示す信号の入力に基づいて、制御信号を出力する。センサ駆動部は、信号が入力されると、センサに信号を出力し、センサの振動をさせ変速レンジの変更が行われたことを報知する。
運転者が、さらに、「N」ポジションから「1」ポジションに切換えるようシフトレバー2を後方へ連続的に揺動操作させる場合にも、センサの振動をさせ変速レンジの変更が行われたことの報知を行うことが可能である。すなわち、「N」ポジションから「1」ポジションに向かってシフトレバー2を後方へ揺動操作すると、その揺動操作によって印加された振動ないし圧力がセンサ3の前方側の端部4に作用してこの前方側の端部4が検出状態を呈すると共にこの振動ないし圧力を検出信号に変換する。その後、この検出信号が、前方側の端部4と十分に離間したセンサ3の後方側の端部5に時間差ないし位相差を有して達して、この後方側の端部5が検出状態を呈する。このときのセンサ3からの検出信号が制御部に入力される。制御部は、検出信号が入力されると、制御信号を出力し、揺動力付与手段を通じて揺動力を付与する。シフトレバー2が「2」ポジション又は「1」ポジションに到達すると、シフト位置検出手段は検出状態を呈する。このときのシフト位置検出手段からの検出信号が制御部に入力される。このとき、制御部は、シフト位置検出手段からの変速レンジの変更を示す信号の入力に基づいて、制御信号を出力するので、センサ駆動部は、信号が入力されると、センサに信号を出力し、センサの振動をさせ変速レンジの変更が行われたことを報知することが可能となる。
以上のように、シフトレバー2に前方への揺動操作力が加えられたときには、この操作力及び揺動力付与手段による揺動力の両方によりそのシフトレバー2が前方へ揺動され、シフトレバー2に後方への揺動操作力が加えられたときには、この操作力及び揺動力付与手段による揺動力の両方によりそのシフトレバー2が後方へ揺動される。この結果、シフトレバー2の揺動操作に必要な操作力を低減することができる。また、このようなセンサ3を利用しているので、シフトレバー2への軽い操作力、すなわち振動ないし圧力を検出するだけで十分であり、この軽い操作力でシフトレバー2に揺動力を付与することができるため、シフトレバーの操作において引っかかり感がなく操作感が向上する。しかも、センサ3は、単一で振動ないし圧力を検出する機能と前記シフトレバーの揺動操作時に印加される振動ないし圧力を検出信号に変換する機能とを有するのでコストダウンを図ることができ、更にシフトレバー2の小型化が可能となる。
また、変速レンジのレンジ変更を二つ以上行いたい場合であっても、シフトレバー2に軽い操作力、すなわち振動ないし圧力を加えるだけでシフトレバー2の揺動操作が可能であり、振動ないし圧力を加え続けることで連続的にシフトレバー2の揺動操作が可能となる。また、シフトレバー2の揺動操作中に所定のポジションでシフトレバー2の揺動を止める場合であっても、手を離す等、シフトレバー2への振動ないし圧力の印加を中止するだけで所定のポジションでシフトレバー2を止めることができる。したがって、手操作(その動向方向性)を、ノブをつかんだ手の動きで即座に運転者の意図を瞬時(即座)に感知することが可能となり、運転者の操作手数の低減が可能となる。
センサが、検出する機能振動ないし圧力を検出する機能及び前記シフトレバーの揺動操作時に印加される振動ないし圧力を検出信号に変換する機能に加えて、振動発生の機能をも有する場合には、センサを振動させることにより、変速レンジの変更を運転者に容易かつ明確に報知することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の構成を模式的に示した外観図である。 図2は、本発明の実施形態1で用いることができるセンサの構成を模式的に示した外観図である。 図3は、本発明の実施形態1で用いることができるセンサにおける信号検出挙動を模式的に示した図である。 図4は、本発明の実施形態1に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の概略的な構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の実施形態2に係る車両用自動変速装置用シフトレバー装置の概略的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 車両用自動変速装置用シフトレバー装置
2 シフトレバー
3 圧電センサ
4 前方側(奥方側)端部
5 後方側(手前側)端部
6 ノブ
7 チェンジレバーボタン
8 位相差

Claims (8)

  1. 支軸を支点に前後揺動自在のシフトレバーと、前記シフトレバーのノブに配設されると共に振動ないし圧力を検出する機能を有し、かつ前記シフトレバーの揺動操作時に印加される振動ないし圧力を検出信号に変換するセンサと、前記シフトレバーに揺動力を付与する揺動力付与手段と、前記センサからの検出信号が入力されると共にこの検出信号に基づいて前記シフトレバーへの揺動力の付与とその停止を前記揺動力付与手段を通じて制御する制御部とを備え、
    前記センサは、その両端部が振動ないし圧力を検出するのに十分な長さとなる位置で折り曲げられ、一方の端部と他方の端部とが十分に離間されるように構成され、かつ一方の端部が前記シフトレバーの前方側に、他方の端部が前記シフトレバーの後方側に配されることを特徴とする車両用自動変速装置用シフトレバー装置。
  2. 前記制御部は、前記センサにおいて、その前方側の端部により前記振動ないし圧力が検出され信号に変換された後、この信号がその後方側の端部により時間差ないし位相差を有して検出されたときには、後方への揺動操作が行われたものと判断して前記シフトレバーに後方に向かって揺動力が付与されるように、前記センサにおいて、その後方側の端部により前記振動ないし圧力が検出され信号に変換された後、この信号がその前方側の端部により時間差ないし位相差を有して検出されたときには、前方への揺動操作が行われたと判断して前記シフトレバーに前方に向かって揺動力が付与されるように、或いは前記センサにおいて、前記振動ないし圧力が検出されなくなったときには、揺動操作を行う必要がないものと判断して前記シフトレバーへの揺動力の付与を停止するように、前記揺動力付与手段を通じて制御する制御部であることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速装置用シフトレバー装置。
  3. 前記センサは、更に、揺動力が付与されたことにより変速レンジの変更が行われたことを報知するための振動発生の機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用自動変速装置用シフトレバー装置。
  4. 前記センサは、圧電センサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用自動変速装置用シフトレバー装置。
  5. 一方及び他方に揺動可能なシフトレバーと、
    前記シフトレバーに配設され、前記シフトレバーを一方又は他方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により検出信号を発信する検出手段と、
    を備え、
    前記検出手段は、前記シフトレバーを一方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により少なくとも二つの検出信号からなる第一のパターンの信号を発信し、前記シフトレバーを他方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により少なくとも二つの検出信号からなり前記第一のパターンの信号とは異なる第二のパターンの信号を発信することを特徴とするシフトレバー装置。
  6. 前記検出手段は、前記シフトレバーの一方側の部分に配設される第1部分と、前記シフトレバーの他方側の部分に配設される第2部分とを一体的に有し、
    前記シフトレバーを一方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により、先ず前記第2部分から検出信号が発信され、続いて前記第1部分から検出信号が発信されることにより前記第一のパターンの信号が形成され、
    前記シフトレバーを他方へ揺動する際の前記シフトレバーへの接触により、先ず前記第1部分から検出信号が発信され、続いて前記第2部分から検出信号が発信されることにより前記第二のパターンの信号が形成されることを特徴とする請求項5に記載のシフトレバー装置。
  7. 前記検出手段から発信された前記検出信号に基づいて前記シフトレバーの揺動方向を判断する判断手段を有することを特徴とする請求項5又は6に記載のシフトレバー装置。
  8. 前記二つの検出信号の間には位相差又は時間差があることを特徴とする請求項5〜7の何れか一に記載のシフトレバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115435075A (zh) * 2021-06-03 2022-12-06 现代自动车株式会社 控制车辆换档机构的系统和方法

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