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JP2009288013A - 回転検出装置 - Google Patents

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JP2009288013A
JP2009288013A JP2008139753A JP2008139753A JP2009288013A JP 2009288013 A JP2009288013 A JP 2009288013A JP 2008139753 A JP2008139753 A JP 2008139753A JP 2008139753 A JP2008139753 A JP 2008139753A JP 2009288013 A JP2009288013 A JP 2009288013A
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Yasuhiko Mishio
靖彦 三塩
Toshiyuki Kokaji
敏行 小鍛治
Matsuhide Higashi
松秀 東
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】エンコーダパターンの継ぎ目に複雑な処理が必要で無く、円周面を有する被検出体に容易に装着できる、高検出精度の回転検出装置を提供する。
【解決手段】エンコーダパターン11aを保持する円環状のパターン保持部11を有し、回転を検出すべきドライブシャフト1に支持されるパターン支持部材12と、パターン支持部材12が回転するとき、パターン回転円周上の特定の回転検出位置でそのパターン変化を検出する検出手段20とを備えた回転検出装置において、パターン支持部材12が、それぞれ円弧状断面を有する複数の分割体31、32によって構成され、分割体31、32が互いに結合され、検出手段20が、パターン11aが回転する円周上で分割体31、32の円弧状断面の中心角とは異なる離間角度θsを隔てる複数の回転検出位置P1、P2にてそれぞれパターン11aの変化を検出する複数の検出部21、22を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転検出装置、特に磁気ロータリーエンコーダに好適な回転検出装置に関する。
従来、回転やその変動を検出する回転検出装置として、レーザーを用いる光学的なものや磁気歯車を用いる磁気的なもの等があったが、比較的過酷な環境下で使用される場合、例えば車両の車輪や車軸の回転検出、ドライブシャフトやプロペラシャフト等の回転検出を行う場合、装置の安定性や信頼性の面から、磁気検出方式のものが多用されている。
従来のこの種の回転検出装置としては、例えばゴムをバインダとする磁性体を紐状に加硫成形し、筒部外周面に接着固定するようにして、コスト低減を図った磁気エンコーダが知られており、このエンコーダではN極とS極の間の磁極の境を紐状の磁性体の継ぎ目部分に一致させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、環状の磁気エンコーダを磁性材料を熱可塑性樹脂で結合するとともに、円周方向に隣り合う複数のセグメントに分割し、これら複数のセグメントを芯金の外周面にそれぞれ接着固定して、環状の磁気エンコーダを構成するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、円筒精度の高い外周面を持つ回転軸の外周面部を着磁させて磁気パターンを直に形成し、その磁気パターンに磁気センサを近接配置して、所要の分解能を確保するようにしたものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
また、ホール素子を有する検出回路基板をセンサブロック内に支持するとともに、そのセンサブロックの開口部を覆うよう円筒状のロータ装着ブロックをセンサブロックに一体に結合させ、外周部に磁気パターンを形成したマグネットロータがロータ装着ブロック内で回転するとき、ホール素子により磁界の変化を検出する一方で、その検出部位への湿気等の影響を抑えることができるようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
特開2007−333718号公報 特開2007−192653号公報 特開2001−165946号公報 特開平09−138240号公報
しかしながら、上述のような従来の回転検出装置にあっては、磁気パターンを接着等により円環状の保持部材に固着していたため、回転を検出すべき被検出体が両端部で大径であったり大径の部品が装着されていたりすると、回転検出装置を被検体に装着できず、磁気パターンを円筒や円柱状のシャフトの外周面に直に形成する場合にも、被検出体が大物部品であったり大物部品が組み付けられている場合には、磁気パターンを円筒や円柱状のシャフトの外周面に直に形成すること自体が容易でないという問題があった。
また、磁気パターンを磁気テープ状にすることで比較的低コストで比較的高検出精度(分解能)の回転検出装置が実現できるが、上述の従来例のように、磁気テープを円環状の保持部材の外周面に貼り付ける際に磁気テープの継ぎ目の処理が複雑になるばかりか、そのような処理を行っても検出精度が多少低下してしまうという問題もあった。
そこで、本発明は、エンコーダパターンの継ぎ目に複雑な処理を行う必要が無く、しかも、円周面を有する被検出体に容易に装着することができる、高検出精度の回転検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る回転検出装置は、上記目的達成のため、(1)回転検出用のエンコーダパターンを保持する円環状のパターン保持部を有し、回転を検出すべき被検出体に支持されるパターン支持部材と、前記パターン支持部材が前記被検出体と共に回転するとき、前記エンコーダパターンが回転する円周上の特定の回転検出位置で前記エンコーダパターンの変化を検出する検出手段と、を備えた回転検出装置において、前記パターン支持部材が、それぞれ円弧状断面を有する複数の分割体によって構成され、該複数の分割体が互いに結合され、前記検出手段が、前記エンコーダパターンが回転する円周上で前記分割体の円弧状断面の中心角とは異なる離間角度を隔てる複数の回転検出位置にてそれぞれ前記エンコーダパターンの変化を検出する複数の検出部を有するものである。
この構成により、複数の分割体の結合部分でエンコーダパターンに途切れが生じても、複数のうちいずれか1つの検出部の回転検出位置にその途切れ部分が到達するときには、途切れのないエンコーダパターン部分が複数のうち他の検出部の回転検出位置に位置することになり、複数の検出部のいずれかによって確実にエンコーダパターンの変化が精度良く検出できることになるから、エンコーダパターンの継ぎ目に複雑な処理を行う必要が無い。しかも、パターン支持部材が複数の分割体で構成されることから、円周面を有する被検出体に容易に装着することができる。
上記(1)記載の構成を有する回転検出装置においては、(2)前記複数の分割体が、それぞれ半円状の横断面を有する一対の分割体であるのが好ましい。
この構成により、分割体の結合箇所が少なくなるから、構成を簡素に抑えることができるとともに、エンコーダパターンの途切れが少なく、かつ、対称に配置されることになるので、所要の検出精度が確保できる。
上記(1)、(2)記載の構成を有する回転検出装置においては、(3)前記エンコーダパターンが、一定の回転角度ごとに周期的に変化するように形成されるとともに、前記複数の回転検出位置が、前記一定の回転角度以上の離間角度をもって設定されているのが好ましい。
この構成により、エンコーダパターンがシンプルでパターン変化が明確になるので、確実な検出ができ、かつ、エンコーダパターンの継ぎ目の区間をエンコーダパターンの変化の周期に応じて容易に設定できる。
上記(1)〜(3)記載の構成を有する回転検出装置においては、(4)前記エンコーダパターンが、前記パターン支持部材の前記複数の分割体の締結部位で、予め定められた途切れ許容角度より狭い角度範囲内で途切れ、前記複数の回転検出位置が、前記途切れ許容角度より大きい離間角度をもって設定されているのがよい。
この構成により、いずれか1つの回転検出位置でエンコーダパターンに途切れが生じ、途切れ許容角度内でその途切れ状態が継続されたとしても、その間、他の回転検出位置ではエンコーダパターンに途切れは生じないから、複数の検出部のいずれかによって確実にエンコーダパターンの変化が精度良く検出できることになる。なお、ここでの途切れ許容角度は、ある程度小さい方が好ましいが、エンコーダパターンの変化の最短の周期内である必要はなく、複数周期分の角度範囲に設定できる。
上記(3)、(4)記載の構成を有する回転検出装置においては、(5)前記エンコーダパターンが、一定の回転角度ごとに周期的に磁極が変化する磁気パターンにより構成され、前記検出手段の複数の検出部が、相異なる前記複数の回転検出位置でそれぞれ前記磁極の変化を検出するのが好ましい。
この構成により、光学的な検出方式に比べて、湿気や塵埃に対しても良好な検出精度と信頼性を維持できる回転検出装置となり、磁気エンコーダパターンの形成コストや検出手段のコストも抑えることができる。
また、上記(5)記載の構成を有する回転検出装置においては、(6)前記パターン保持部が、磁気テープによって構成されている。
この構成により、磁気エンコーダパターンを低コストにきめ細かく形成できる。
上記(1)ないし(6)記載の構成を有する回転検出装置においては、(7)前記パターン支持部材が、円筒状の支持部材本体と、該支持部材本体から放射外方に拡径して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外周に位置するパターン保持部とによって構成されているのが好ましい。
この構成により、エンコーダパターンの作製が容易化できるとともに、エンコーダパターンの円周方向の長さが十分に確保でき、所要の検出精度が確保できる。
また、上記(7)記載の構成を有する回転検出装置においては、(8)前記パターン支持部材の支持部材本体に対し軸受を介して回転自在に結合する外筒部材を設け、該外筒部材により前記検出手段の前記複数の検出部が前記複数の回転検出位置の近傍に支持されるのがよい。
この構成により、被検出体が回転のみならず揺動する回転軸、例えば車両の駆動輪を駆動するドライブシャフトあるいはプロペラシャフトのような場合であっても、検出手段の複数の検出部をエンコーダパターンに対して一定の離間距離を保って支持することが可能となり、エンコーダパターンのみならずセンサ支持の点からも従来は回転検出が容易でなかった回転軸に対して、必要な検出位置で正確な回転検出を行うことができることになる。
なお、ここにいうエンコーダパターンの途切れとは、例えばそのパターンを有する磁気テープが切れているようなものに限らず、テープ自体は連続していてもパターン支持部材の放射内方側に折り曲げられたり被覆されたりすることにより、エンコーダパターンの変化が部分的に検出できずに途切れてしまうものをも含む意である。また、パターン支持部材の分割体同士の結合は、例えばボルト等の締結部材と位置決め用の凹凸嵌合とを併用することで、所要の円周面の精度を確保できる。さらに、複数の分割体に固着されるそれぞれのエンコーダパターンは、複数の分割体の結合部分に接着等により固着される両端部以外の読取領域においては連続する円環状のエンコーダパターンの複数のパターン部分をなすように位相合せされているのが望ましい。
本発明によれば、複数の分割体の結合部分でエンコーダパターンに途切れが生じても、複数のうちいずれか1つの検出部の回転検出位置にその途切れ部分が到達するときに、他の検出部の回転検出位置ではエンコーダパターンに途切れが生じないようにし、複数の検出部のいずれかによって確実にエンコーダパターンの変化が精度良く検出できるようにしているので、エンコーダパターンの継ぎ目に複雑な処理を行う必要を無くすことができ、しかも、パターン支持部材を複数の分割体で構成しているので、円周面を有する被検出体に容易に装着できる。その結果、エンコーダパターンの継ぎ目に複雑な処理を行う必要が無く、しかも、円周面を有する被検出体に容易に装着することができる、高検出精度の回転検出装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る回転検出装置の概略構成を示すその縦断面であり、図2は、第1の実施の形態に係る回転検出装置の検出手段の概略構成を示す模式図である。図3は、第1の実施の形態に係る回転検出装置の主要部品の構成を示す分解斜視図である。なお、本実施形態の回転検出装置は、車両の駆動輪を駆動するドライブシャフトの回転変動を検出するものである。
まず、その構成について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施の形態の回転検出装置10は、回転検出用のエンコーダパターン11aを保持する円環状のパターン保持部11を有し、回転を検出すべきドライブシャフト1(被検出体)に弾性シートであるシリコンラバーシート13を介して圧接状態で支持されるパターン支持部材12と、このパターン支持部材12がドライブシャフト1と共に回転するとき、エンコーダパターン11aが回転する円周上の特定の回転検出位置でエンコーダパターンの変化を検出する検出手段20と、を備えている。
詳細を図示しないが、ドライブシャフト1は、等速ジョイントを介して軸方向一端部でトランスミッションのディファレンシャル出力部に連結されるとともに、軸方向他端部で駆動輪側に連結されており、車両の走行時には図示しないサスペンションアームとほぼ同期して上下方向等に揺動するようになっている。
パターン保持部11は、パターン支持部材12の外周面に接着等により一体的に固定された磁性体、例えば磁気テープによって構成されており、パターン保持部11には複数の磁極を配したエンコーダパターン11aが保持されている。具体的には、エンコーダパターン11aは、円周方向に等間隔にN極とS極が交互に配置されたものであり、樹脂もしくはゴムをバインダとする磁性体からなる磁気テープに直接に着磁され磁極が形成されることで、パターン保持部11に保持されている。
磁気エンコーダパターン自体は、公知であるので詳述しないが、エンコーダパターン11aは、等間隔に配置された複数の磁極に限定されるものではない。また、エンコーダパターン11aは、異なる環状の磁気パターンを被検出体の軸方向に隣り合うように複数列形成したものであってもよい。勿論、必ずしも磁気パターンに限定されるものではなく、光学的エンコーダパターン等の他の非接触の検出要素であってもよいし、接触方式の検出要素として構成されてもよい。パターン保持部11は、磁気エンコーダパターンが形成された磁気テープを保持する薄い金属層や板金等であってもよい。
パターン支持部材12は、円筒状の支持部材本体12aおよびその支持部材本体12aの一端部から放射外方に拡径して設けられた円形つば状のフランジ部12bからなる芯金部分12cと、その芯金部分12cのフランジ部12bの外周に位置するようフランジ部12bに一体的に固着された上述のパターン保持部11とで構成されている。
図2および図3に示すように、パターン支持部材12は、それぞれ同一中心角の円弧状断面を有する複数の分割体31、32によって構成されており、本実施形態では、複数の分割体31、32が、それぞれ半円(中心角180度)状の横断面を有する一対の略半円筒状の分割体となっている。
これら複数の分割体31、32は、締結部材である複数のボルト33と複数の位置決め用のピン34および丸穴35の凹凸嵌合とによって、複数の分割体31、32の中心軸線を一致させるとともに、軸方向に相互に位置決めされるようになっており、支持部材本体12aの内周面およびフランジ部12bの外周面に要求される所要の円周面の形状精度および同軸精度が確保されるようになっている。なお、シリコンラバーシート13は、複数の分割体31、32の内周側に接着された半円筒状のシート部分13a、13bに分割されている。
検出手段20は、図2に示すように、複数の検出部21、22を有しており、これら複数の検出部21、22は、エンコーダパターン11aが回転する円周上で、分割体31、32の円弧状断面の中心角(本実施形態では180度)とは異なる離間角度を隔てる複数の回転検出位置P1、P2にて、それぞれエンコーダパターン11aの変化を検出するようになっている。なお、検出手段20の複数の検出部21、22は、例えば磁気抵抗素子またはホール素子を用いた公知の磁気センサによって構成され、それぞれ回転検出位置P1、P2を通過する磁極の変化に応じて出力信号を反転させるようになっている。
複数の検出部21、22は、OR回路を構成する検出回路23に取り込まれ、この検出回路23は、複数の検出部21、22のうち少なくとも1つから特定の磁極の検出信号が出力されるとき、その検出信号に対応する回転信号を図示しないECU(電子制御ユニット)に出力するようになっている。
一方、パターン支持部材12の支持部材本体12aの周囲には、パターン支持部材12の支持部材本体12aに対しローラ軸受36(軸受)を介して回転自在に結合する外筒部材37が設けられており、検出手段20の複数の検出部21、22は、この外筒部材37に突設されたセンサ支持部37i、37jによって複数の回転検出位置P1、P2の近傍に支持されている。その支持状態における検出部21、22の姿勢および位置がエンコーダパターン11aにおける磁極変化を検出できるような姿勢および位置であることはいうまでもない。
ここで、ローラ軸受36は、複数のベアリングローラ36aを保持する一対のリテーナ36b、36cを有しており、パターン支持部材12の分割体31、32と同じ中心角で複数に分割されている。また、外筒部材37も、パターン支持部材12の分割体31、32と同じ中心角で複数の外筒分割体37a、37bに分割されており、複数の外筒分割体37a、37bは図示しない複数のボルトにより互いに一体に締結され、外筒部材37を形成している。
また、外筒部材37は前後一対の引張コイルばね41、42によってドライブシャフト1の下方に位置するロワ側のサスペンションアーム43(詳細を図示しないサスペンション装置の一部)に弾性的に連結されており、車両前方側の下方に向かう付勢力と車両後方側の下方に向かう付勢力とによって常時その回転を拘束されるようになっている。これにより、外筒部材37は、ドライブシャフト1が回転するとき、外筒部材37はパターン支持部材12およびエンコーダパターン11aの回転に対して、検出手段20の複数の検出部21、22を、複数の回転検出位置P1、P2の近傍で、一定の姿勢および位置に保持するようになっている。
上述のように、エンコーダパターン11aは、円周方向に等間隔にN極とS極が交互に配置され、一定の回転角度ごとに周期的に磁極が変化する磁気パターンにより構成されていることから、回転検出位置P1、P2においては、ドライブシャフト1の一定の回転角度(例えば1度または10度)ごとに検出される磁極が周期的に変化するが、複数の回転検出位置P1、P2は、その一定の回転角度以上の離間角度をもって設定されている。
また、エンコーダパターン11aは、パターン支持部材12の複数の分割体31、32の締結部位で、予め定められた途切れ許容角度ga、gbより狭い角度範囲内で途切れており、一方、複数の回転検出位置P1、P2は、その途切れ許容角度ga、gbより十分に大きい離間角度θsをもって設定されている。そして、検出手段20の複数の検出部21、22が、異なる複数の回転検出位置P1、P2でそれぞれ磁極の変化を検出するようになっている。
エンコーダパターン11aは、複数の分割体31、32の結合部分から離れた読取領域(図2中の途切れ許容角度ga、gbの範囲外の部分)においては、連続する円環状のエンコーダパターンの複数のパターン部分をなすように、分割体31上のエンコーダパターン11a1と、分割体32上のエンコーダパターン11a2との磁気パターンの回転位相が磁気テープの接着時に若しくは磁気パターンの形成時に位相合せされている。
なお、ドライブシャフト1は、等速ジョイントを介して、軸方向一端部でトランスミッションのディファレンシャル出力部に連結され、他端部で駆動輪側に連結されており、車両の走行時には図示しないサスペンションアームと共に揺動する。
次に、作用を説明する。
上述のように構成された本実施形態の回転検出装置では、エンコーダパターン11aが配置された円周面上の複数の分割体31、32の結合部分には、エンコーダパターン11aに途切れが生じている。
この状態で、ドライブシャフト1が回転すると、検出手段20の複数の検出部21、22のうち一方の検出部21からのセンサA信号と、他方の検出部22からのセンサB信号とが、それぞれ例えば図4に示すような信号として出力される。
同図中の点線の円で囲まれる部分は、複数の分割体31、32の結合部分でエンコーダパターン11aに途切れが生じるときのセンサA信号の変化を示しており、このとき、センサB信号は磁極間ピッチに対応する一定周期の信号となっている。
図5は、図4に示すような複数の検出部21、22からのセンサA信号およびセンサB信号が検出回路23に入力されるときに検出回路23から出力される回転信号の出力パルスを示している。
この図5から明らかなように、OR回路を構成する検出回路23にセンサA信号およびセンサB信号が取り込まれるとき、検出回路23は、複数の検出部21、22のうち少なくとも1つから特定の磁極の検出信号(図4中のONに相当する信号)に対応する回転信号(図5中のONに相当する信号)をECU側に出力する。
このように、本実施形態では、複数のうちいずれか1つの検出部21または22の回転検出位置P1またはP2にそのエンコーダパターン11aの途切れ部分が到達するとき、途切れのないエンコーダパターン部分が複数のうち他の検出部22または21の回転検出位置P2またはP1に位置することになり、複数の検出部21、22のいずれかによって確実にエンコーダパターン11aの変化が精度良く検出できることになる。したがって、エンコーダパターン11aの継ぎ目に複雑な処理を行う必要が無い。しかも、パターン支持部材12が複数の分割体31、32で構成されることから、円周面を有するドライブシャフト1のような被検出体に容易に装着することができる。
また、本実施形態においては、複数の分割体がそれぞれ半円状の横断面を有する一対の分割体31、32であるから、分割体結合箇所が少なくなり、構成を簡素に抑えることができるとともに、エンコーダパターン11aの途切れが少なく、かつ、分割体31、32により対称に支持されることになるので、所要の検出精度が確保できる。
さらに、エンコーダパターン11aが、検出単位角度相当の一定の回転角度ごとに周期的に変化するように形成され、複数の回転検出位置P1、P2が、その一定の回転角度以上の離間角度をもって設定されていることから、エンコーダパターン11aがシンプルでそのパターン変化が明確になる。したがって、確実な回転検出ができ、かつ、エンコーダパターンの継ぎ目の区間をエンコーダパターン11aの変化の周期(検出単位角度相当の一定の回転角度)に応じて容易に設定できる。
また、エンコーダパターン11aが、パターン支持部材12の複数の分割体31、32の締結部位で、予め定められた途切れ許容角度ga、gbより狭い角度範囲内で途切れ、複数の回転検出位置P1、P2が、途切れ許容角度ga、gbより大きい離間角度をもって設定されているので、いずれか1つの回転検出位置P1またはP2でエンコーダパターン11aに途切れが生じ、途切れ許容角度内でその途切れ状態が継続されたとしても、その間、他の回転検出位置P2またはP1ではエンコーダパターン11aに途切れは生じないから、複数の検出部21、22のいずれかによって確実にエンコーダパターン11aの磁極変化が精度良く検出できることになる。
加えて、エンコーダパターン11aが、一定の回転角度ごとに周期的に磁極が変化する磁気パターンにより構成され、検出手段20の複数の検出部21、22が、異なる複数の回転検出位置P1、P2でそれぞれ磁極の変化を検出するので、光学的な検出方式に比べて、湿気や塵埃に対しても良好な検出精度と信頼性を維持できる回転検出装置となり、磁気エンコーダパターン11aや検出手段20のコストも抑えることができる。
また、パターン保持部11が磁気テープによって構成されているので、磁気エンコーダパターンを低コストにきめ細かく(小刻みに)形成することができ、高分解能の回転検出装置とすることができる。
本実施形態では、さらに、パターン支持部材12が、円筒状の支持部材本体12aと、その支持部材本体12aから放射外方に拡径して設けられたフランジ部12bと、そのフランジ部12bの外周に位置するパターン保持部11とによって構成されているので、エンコーダパターン11aの作製が容易化できるとともに、エンコーダパターン11aの円周方向の長さが十分に確保でき、所要の検出精度が確保できることになる。
また、パターン支持部材12の支持部材本体12aに対し軸受36を介して回転自在に結合する外筒部材37を設け、その外筒部材37により検出手段20の複数の検出部21、22が複数の回転検出位置P1、P2の近傍に支持される構成としているので、ドライブシャフト1のように回転のみならず揺動する回転軸が被検出体であっても、検出手段20の複数の検出部21、22をエンコーダパターン11aに対して一定の離間距離を保って支持することができ、エンコーダパターン11aのみならずセンサ支持の点からも回転検出が容易でなかった回転軸に対して、必要な検出位置で正確な回転検出を行うことができることになる。
なお、上述の実施形態では、エンコーダパターン11aが形成された磁気テープで構成されるパターン保持部11は、各分割体31または32の円周面の長さよりわずかに短くなっていたが、本発明においては、磁気テープのようなエンコーダパターンのパターン保持体自体がパターン支持部材12のフランジ部12bの外周のほぼ全周にわたって連続し、フランジ部12bの外周のうち分割体31、32の結合部分となる一箇所のみで途切れているようにしてもよい。
また、その場合に、分割体31、32の結合部分でフランジ部12bの外周に凹部を設けて、磁気テープをパターン支持部材12のフランジ部12bの放射内方側に折り曲げたり、磁気テープを部分的に他の部材や接着剤で被覆したりすることもできる。すなわち、エンコーダパターンの変化が部分的に検出できずに途切れてしまうものであれば、必ずしも磁気テープ自体を複数に分割する必要はない。
さらに、エンコーダパターン11aの途切れ許容角度ga、gbは、ある程度小さい方が好ましいが、エンコーダパターン11aの変化の最短の周期(検出単位角度相当の周期)内である必要はなく、複数周期分の角度範囲に設定できるのは上述のとおりである。
以上説明したように、本発明は、複数の分割体の結合部分でエンコーダパターンに途切れが生じても、複数のうちいずれか1つの検出部の回転検出位置にその途切れ部分が到達するときに、他の検出部の回転検出位置ではエンコーダパターンに途切れが生じないようにし、複数の検出部のいずれかによって確実にエンコーダパターンの変化が精度良く検出できるようにしているので、エンコーダパターンの継ぎ目に複雑な処理を行う必要を無くすことができ、しかも、パターン支持部材を複数の分割体で構成しているので、円周面を有する被検出体に容易に装着でき、その結果、エンコーダパターンの継ぎ目に複雑な処理を行う必要が無く、しかも、円周面を有する被検出体に容易に装着することができる、高検出精度の回転検出装置を提供することができるという効果を奏するものであり、回転検出装置、特に磁気ロータリーエンコーダに好適な回転検出装置全般に有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る回転検出装置の概略構成を示すその縦断面である。 第1の実施の形態に係る回転検出装置の検出手段の概略構成を示す模式図である。 第1の実施の形態に係る回転検出装置の主要部品の構成を示す分解斜視図である。 第1の実施の形態に係る回転検出装置の作用説明図で、検出手段のうち一方の検出部から出力されるセンサA信号と、そのとき他方の検出部から出力されるセンサB信号とを例示している。 第1の実施の形態に係る回転検出装置の作用説明図で、図4のセンサA信号およびセンサB信号が検出回路に入力されるときにその検出回路から出力される回転信号の出力パルスを示している。
符号の説明
1 ドライブシャフト(被検出体)
10 回転検出装置
11 パターン保持部
11a エンコーダパターン
12 パターン支持部材
12a 支持部材本体
12b フランジ部
12c 芯金部分
13a、13b シート部分(弾性シート)
20 検出手段
21、22 検出部
23 検出回路
31、32 分割体(複数の分割体、一対の分割体)
33 ボルト(締結部材)
34 位置決めピン
36 ローラ軸受(軸受)
36a ベアリングローラ
36b、36c リテーナ
37 外筒部材
37a、37b 外筒分割体
37i、37j センサ支持部
43 ロワ側のサスペンションアーム
ga、gb 途切れ許容角度
P1、P2 回転検出位置
θs 離間角度

Claims (8)

  1. 回転検出用のエンコーダパターンを保持する円環状のパターン保持部を有し、回転を検出すべき被検出体に支持されるパターン支持部材と、
    前記パターン支持部材が前記被検出体と共に回転するとき、前記エンコーダパターンが回転する円周上の特定の回転検出位置で前記エンコーダパターンの変化を検出する検出手段と、を備えた回転検出装置において、
    前記パターン支持部材が、それぞれ円弧状断面を有する複数の分割体によって構成され、該複数の分割体が互いに結合され、
    前記検出手段が、前記エンコーダパターンが回転する円周上で前記分割体の円弧状断面の中心角とは異なる離間角度を隔てる複数の回転検出位置にてそれぞれ前記エンコーダパターンの変化を検出する複数の検出部を有することを特徴とする回転検出装置。
  2. 前記複数の分割体が、それぞれ半円状の横断面を有する一対の分割体であることを特徴とする請求項1に記載の回転検出装置。
  3. 前記エンコーダパターンが、一定の回転角度ごとに周期的に変化するように形成されるとともに、前記複数の回転検出位置が、前記一定の回転角度以上の離間角度をもって設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転検出装置。
  4. 前記エンコーダパターンが、前記パターン支持部材の前記複数の分割体の締結部位で、予め定められた途切れ許容角度より狭い角度範囲内で途切れ、
    前記複数の回転検出位置が、前記途切れ許容角度より大きい離間角度をもって設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1の請求項に記載の回転検出装置。
  5. 前記エンコーダパターンが、一定の回転角度ごとに周期的に磁極が変化する磁気パターンにより構成され、
    前記検出手段の複数の検出部が、相異なる前記複数の回転検出位置でそれぞれ前記磁極の変化を検出することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の回転検出装置。
  6. 前記パターン保持部が、磁気テープによって構成されていることを特徴とする請求項5に記載の回転検出装置。
  7. 前記パターン支持部材が、円筒状の支持部材本体と、該支持部材本体から放射外方に拡径して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外周に位置するパターン保持部とによって構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1の請求項に記載の回転検出装置。
  8. 前記パターン支持部材の支持部材本体に対し軸受を介して回転自在に結合する外筒部材を設け、該外筒部材により前記検出手段の前記複数の検出部が前記複数の回転検出位置の近傍に支持されることを特徴とする請求項7に記載の回転検出装置。
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