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JP2009285998A - 記録装置 - Google Patents

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JP2009285998A JP2008141506A JP2008141506A JP2009285998A JP 2009285998 A JP2009285998 A JP 2009285998A JP 2008141506 A JP2008141506 A JP 2008141506A JP 2008141506 A JP2008141506 A JP 2008141506A JP 2009285998 A JP2009285998 A JP 2009285998A
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Abstract

【課題】高品質な画像を記録すると共に低コスト化を図る。
【解決手段】6つの電源回路71が互いに異なる電圧を生成可能となっている。6つの電源回路71のうち、4つの電源回路71がそれぞれ1つのインクジェットヘッド1にのみ電圧を供給するように、且つ、2つの電源回路71がそれぞれ2つのインクジェットヘッド1に電圧を供給するように、6つの電源回路71と8つのインクジェットヘッド1とがそれぞれ接続されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録媒体に画像を記録する複数の記録ヘッドを有する記録装置に関する。
複数のインクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタは、各インクジェットヘッドを駆動するための電圧を供給する電源装置を有している。インクジェットヘッドとしては、例えば、インクを吐出するノズルとノズルに連通する圧力室とが形成された流路ユニットと、複数の圧力室内のインクに吐出エネルギーを付与する複数のアクチュエータとを有するものがある。アクチュエータは、電圧が印加されることによって圧力室の容積を変化させて各圧力室のインクに圧力を付加するものであり、これにより、ノズルからインクが吐出される。このようなインクジェットヘッドにおいては、アクチュエータ及びインク流路の製作誤差などの影響により、インクの吐出速度に差が生じる。複数のインクジェットヘッド間でインクの吐出速度に差があると、高品質な画像を印刷することが難しい。そこで、インクジェットヘッド間において均一な速度でインクが吐出されるように、インクジェットヘッドに供給される電圧を選択する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。これにより、複数のインクジェットヘッド間においてインクの吐出速度が均一化され、高品質な画像を印刷することができる。
特開平10−272766号公報(図4)
特許文献1に記載のインクジェットプリンタにおいては、各インクジェットヘッドに対して適切な電圧を供給する必要があるため、インクジェットヘッドの数と同じ数の電源回路が必要となり、インクジェットプリンタのコストが高くなる。
そこで、本発明は、高品質な画像を記録すると共に低コスト化を図ることができる記録装置を提供することを目的とする。
本発明の記録装置は、記録媒体に画像を記録するm(自然数:m≧3)個の記録ヘッドと、互いに異なる電圧を出力可能なn(自然数:m>n≧2)個の電源回路とを備えており、少なくとも1つの前記電源回路が出力した電圧が、複数の前記記録ヘッドに供給されている。
本発明によると、記録ヘッドの電圧に依存した記録特性に応じて、記録ヘッドに入力する電圧を選択することができるため、高品質な画像を記録することができる。また、電源回路の数が記録ヘッドの数より少なくなるため、記録装置の低コスト化を図ることができる。なお、ここで記録特性とは、記録媒体に形成されるドットに関するものであり、例えば、インク吐出速度や色素の転写量が含まれる。
本発明においては、前記m個の記録ヘッドに係るm個の記録特性値の分布範囲の幅が、前記n個の電源回路のうちのいずれか1個の前記電源回路が出力する電圧が前記m個の記録ヘッドに供給されているときの前記記録特性値の分布範囲の幅以下となるように、2個以上の前記電源回路が出力した電圧が、前記m個の記録ヘッドに供給されていることが好ましい。これによると、さらに高品質な画像を記録することができる。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが、当該記録ヘッドに供給されるべき電圧範囲を示す電圧ランクが記録された記録部を有しており、前記記録部に記録された前記電圧ランクを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記m個の記録ヘッドに係る各電圧ランクを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された内容に基づいて、各電源回路が出力した電圧が、電圧が供給される前記記録ヘッドが有する前記記録部に記録された前記電圧ランクによって示された電圧範囲に入るように、且つ、1つの前記電源回路が出力した電圧が、同じ前記電圧ランク又は互いに隣り合う2つの前記電圧ランクに属する複数の前記記録ヘッドに供給されるように、各電源回路が出力した電圧を前記m個の記録ヘッドに供給する電圧供給回路とをさらに備えていることが好ましい。これによると、記録ヘッドの記録特性を判別して、各記録ヘッドに最適な電圧が自動的に供給されるため、記録ヘッドの接続及び交換作業が容易になる。
このとき、前記電圧供給回路が、前記電源回路の電源端子と前記記録ヘッドの電圧入力端子とを電気的に接続する複数の接続回路と、前記複数の接続回路の電気的な接続状態を制御する制御手段とを有していることが好ましい。これによると、電圧供給回路を簡単な構成で実現することができる。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが、当該記録ヘッドの電圧入力端子と電気的に接続されているヘッド側接続部を有しており、前記電源回路が、当該電源回路の電源端子と電気的に接続されていると共に前記ヘッド側接続部に対して着脱自在な複数の電源側接続部を有しており、前記複数の電源側接続部の少なくとも1つに前記ヘッド側接続部が接続されていることが好ましい。これによると、記録ヘッドと電源回路との接続関係を容易に変更することができる。
このとき、前記記録ヘッドが、当該記録ヘッドに供給されるべき電圧範囲を示す電圧ランクが記録された記録部を有していることがより好ましい。これによると、記録ヘッドのヘッド側接続部をいずれの電源側接続部に接続するべきかをユーザが容易に判断することができる。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが前記電源回路のいずれに接続されているかを示す電気信号を出力する信号出力回路をさらに備えていることが好ましい。これによると、当該電気信号に基づいて、電源回路と記録ヘッドとの接続関係を把握することができる。
さらに、本発明においては、前記記録ヘッドが、複数種類のいずれかのインクを吐出することによって前記記録媒体に画像を記録し、1つの前記電源回路が出力した電圧が、最も明度の高いインクを吐出する前記記録ヘッドを含む複数の前記記録ヘッドに供給されていてもよい。これによると、最も明度の高いインクは他の種類のインクと比較して視覚的な影響が小さい。したがって、最も明度の高いインクを吐出する記録ヘッドと、他の種類のインク滴を吐出する記録ヘッドとに電圧を出力する電源回路において、他の種類のインク滴を吐出する記録ヘッドに電圧を最適化することによって、画像品質が低下するのを効率よく防止することができる。
加えて、本発明においては、前記記録ヘッドが、複数種類のいずれかのインクを吐出することによって前記記録媒体に画像を記録し、1つの前記電源回路が出力した電圧が、最も明度の低いインクを吐出する前記記録ヘッドにのみ供給されていてもよい。これによると、最も明度の低いインクは他の種類のインクと比較して視覚的な影響が大きく、且つ、使用頻度が高い。したがって、1つの電源回路を、最も明度の低いインクを吐出する記録ヘッドが占有することによって、高品質な画像を記録することができるとともに、当該電源回路の最大負荷を小さくすることができる。
さらに、本発明においては、前記n個の電源回路の少なくとも1つが、出力する電圧を調整可能であることが好ましい。これによると、最適な電圧に調整された電圧が記録ヘッドに供給されるため、より一層高品質な画像を記録することができる
本発明によると、記録ヘッドの記録特性に応じて、記録ヘッドに入力する電圧を選択することができるため、高品質な画像を記録することができる。また、電源回路の数が記録ヘッドの数より少なくなるため、記録装置の低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る第1実施形態のインクジェットプリンタの全体的な構成を示す概略側面図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ101は、8つのインクジェットヘッド1を有するカラーインクジェットプリンタである。また、インクジェットプリンタ101は、インクジェットプリンタ101の動作を制御する制御装置16と8つのインクジェットヘッド1に電圧を供給する電源ユニット17とを有している。そして、このインクジェットプリンタ101には、図中左方に給紙部11が、図中右方に排紙部12がそれぞれ構成されている。
インクジェットプリンタ101の内部には、給紙部11から排紙部12に向かって用紙Pが搬送される用紙搬送経路が形成されている。給紙部11のすぐ下流側には、用紙を狭持搬送する一対の送りローラ5a、5bが配置されている。一対の送りローラ5a、5bは、用紙Pを給紙部11から図中右方に送り出すためのものである。用紙搬送経路の中間部には、搬送機構13が設けられている。この搬送機構13は、2つのベルトローラ6、7と、両ローラ6、7の間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト8と、搬送ベルト8によって囲まれた領域内に配置されたプラテン15とを含む。プラテン15は、インクジェットヘッド1と対向する位置において搬送ベルト8が下方に撓まないように搬送ベルト8を支持するものである。ベルトローラ7と対向する位置には、ニップローラ4が配置されている。ニップローラ4は、給紙部11から送りローラ5a、5bによって送り出された用紙Pを搬送ベルト8の外周面8aに押さえ付けるものである。
図示しない搬送モータがベルトローラ6を回転させることによって、搬送ベルト8が走行される。これにより、搬送ベルト8が、ニップローラ4によって外周面8aに押さえ付けられた用紙Pを粘着保持しつつ排紙部12に向けて搬送する。なお、搬送ベルト8の表面には、弱粘着性のシリコン樹脂層が形成されている。
搬送ベルト8のすぐ下流側には、剥離プレート14が設けられている。剥離プレート14は、搬送ベルト8の外周面8aに粘着されている用紙Pを外周面8aから剥離して、図中右方の排紙部12に向けて導くように構成されている。
8つのインクジェットヘッド1は、用紙搬送方向に直交した方向(主走査方向:図1紙面に垂直な方向)に長尺な細長い直方体形状となっており、用紙搬送方向に千鳥状に配列されている。このとき、各インクジェットヘッド1は、用紙搬送方向に沿って順に反転するように配置されている。そして、用紙搬送方向の上流側から順に現れる2つずつのインクジェットヘッド1が、それぞれインクジェットヘッド組を形成している。これら4つのインクジェットヘッド組は、互いに異なる4色のインク(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))に対応しており、各インクジェットヘッド1は、対応する色のインク滴を吐出する。
各インクジェットヘッド組の2つのインクジェットヘッド1は、用紙搬送方向に沿って一部がオーバーラップするように、且つ、用紙搬送方向に直交する主走査方向から見たとき、用紙搬送方向に互いに隣接するように固定されている。インクジェットヘッド組は、インク吐出範囲の主走査方向に関する長さが、用紙Pの幅より長くなっている。つまり、このインクジェットプリンタ101は、ライン式プリンタである。
各インクジェットヘッド1は、その下端にヘッド本体2をそれぞれ有している。ヘッド本体2は、主走査方向に長尺な細長い直方体形状となっている。また、ヘッド本体2の底面が搬送ベルト8の外周面8aに対向するインク吐出面2aとなっている。搬送ベルト8によって搬送される用紙Pが8つのヘッド本体2のすぐ下方側を順に通過する際に、この用紙Pの上面すなわち印刷面に向けてインク吐出面2aから各色のインクが吐出されることで、用紙Pの印刷面に所望のカラー画像を形成できるようになっている。
次に、図2〜図5を参照しつつ、ヘッド本体2について説明する。図2は、ヘッド本体2の平面図である。図3は、図2の一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。なお、図3では説明の都合上、アクチュエータユニット21の下方にあって破線で描くべき圧力室110、アパーチャ112及びノズル108を実線で描いている。図4は、図3に示すIV−IV線に沿った部分断面図である。図5は、アクチュエータユニット21の部分断面図である。
ヘッド本体2は、図示しないインクタンクからのインクを貯溜しつつ流路ユニット9に供給するリザーバユニット(不図示)やアクチュエータユニット21を駆動させる駆動信号を生成するドライバIC(不図示)が組み付けられることによって、インクジェットヘッド1を構成するものである。
図2に示すように、ヘッド本体2は、4つのアクチュエータユニット21が、流路ユニット9の上面9aに固定されている。図3に示すように、流路ユニット9は、圧力室110等を含むインク流路が内部に形成されている。アクチュエータユニット21は、各圧力室110に対応した複数のアクチュエータを含んでおり、ドライバICに駆動されることによって、圧力室110内のインクに選択的に吐出エネルギーを付与する機能を有する。
図2に示すように、流路ユニット9は、直方体形状となっている。流路ユニット9の上面9aには、リザーバユニットのインク流出流路(不図示)に対応して、計10個のインク供給口105bが開口している。流路ユニット9の内部には、図2及び図3に示すように、それぞれが、流路ユニット9の短手方向(副走査方向、或いは用紙搬送方向)に関する端部近傍において流路ユニット9の長手方向(主走査方向)に配列された5個のインク供給口105bに連通する2つのマニホールド流路105が形成されている。各マニホールド流路105は、互いに平行に且つ主走査方向に延在するように分岐している複数の副マニホールド流路105aを有している。流路ユニット9の下面には、多数のノズル108がマトリクス状に配置されたインク吐出面2aが形成されている。圧力室110も流路ユニット9におけるアクチュエータユニット21の固定面においてノズル108と同様マトリクス状に多数配列されている。
図4に示すように、流路ユニット9は、ステンレス鋼など金属材料からなる9枚のプレート122〜130から構成されている。これらプレート122〜130は、主走査方向に長尺な矩形状の平面を有する。
これらプレート122〜130を互いに位置合わせしつつ積層することによって、プレート122〜130に形成された貫通孔が連結され、流路ユニット9内に、2つのマニホールド流路105、そして各マニホールド流路105に係る副マニホールド流路105aの出口から圧力室110を経てノズル108に至る多数の個別インク流路132が形成される。
次に、流路ユニット9におけるインクの流れについて説明する。リザーバユニットからインク供給口105bを介して流路ユニット9内に供給されたインクは、各マニホールド流路105において副マニホールド流路105aに分配される。副マニホールド流路105a内のインクは、各個別インク流路132に流れ込み、絞りとして機能するアパーチャ112及び圧力室110を介してノズル108に至る。
アクチュエータユニット21について説明する。図2に示すように、アクチュエータユニット21は、それぞれ台形の平面形状を有している。また、アクチュエータユニット21は、強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミックス材料から形成され、図5に示すように、3枚の圧電シート(圧電層)141〜143から構成されている。圧電シート141上の圧力室110に対向する位置には、個別電極135が形成されている。個別電極135は、圧力室110に対向して配置された電極部と、圧力室110に対向する領域の外にまで引き出された延出部とを有し、この延出部上にランド136が形成されている。最上層の圧電シート141とその下側の圧電シート142との間にはシート全面に形成された共通電極134が介在している。
共通電極134は、すべての圧力室110に対応する領域において等しくグランド電位が付与されている。一方、個別電極135は、ドライバICとランド136を介して電気的に接続されており、このドライバICからの駆動信号が選択的に入力されるようになっている。つまり、アクチュエータユニット21において、個別電極135と圧力室110とで挟まれた部分を個別のアクチュエータとして、圧力室110の数に対応した複数のアクチュエータが作り込まれている。
ここで、アクチュエータユニット21の駆動方法について述べる。圧電シート141はその厚み方向に分極されており、個別電極135(電極部)に対応した部分が、圧電効果によって撓む活性部として働く。そして、個別電極135を共通電極134と異なる電位にすると、この活性部には分極方向に電界が印加される。活性部は、電界と分極の方向が同じとき、厚み方向に伸張し面方向に収縮する。なお、このときの変位量は、厚み方向より面方向の方が大きい。このように、アクチュエータユニット21は、圧力室110から最も離れた上側1枚の圧電シート141を、活性部を含む活性層とし、且つ、圧力室110に近い下側2枚の圧電シート142、143を非活性層とした、いわゆるユニモルフタイプのアクチュエータである。圧電シート141〜143は圧力室110を区画するキャビティプレート122の上面に固定されている。ここで、圧電シート141における電界印加部分とその下方の圧電シート142、143との間で平面方向への歪みに差が生じると、圧電シート141〜143全体が圧力室110の内側へ凸になるように変形(ユニモルフ変形)する。これにより、圧力室110内のインクに圧力(吐出エネルギー)が付与され、圧力室110内に圧力波が発生する。そして、発生した圧力波が圧力室110からノズル108まで伝播することによってノズル108からインクが吐出される。
なお、本実施形態においては、予め個別電極135に所定の電位を付与しておき、吐出要求があるごとに一旦個別電極135にグランド電位を付与し、その後所定のタイミングにて再び所定の電位を個別電極135に付与するような駆動信号をドライバICから出力させる(図9参照)。このタイミングでは、グランド電位の印加時に発生した負の圧力波が、位相反転して再び圧力室110に戻る。この場合、個別電極135がグランド電位になるタイミングで、圧力室110内のインクの圧力が降下して副マニホールド流路105aから個別インク流路132へとインクが吸い込まれる。その後、再び個別電極135を所定の電位にしたタイミングで、圧力室110内のインクの圧力が上昇し、ノズル108からインクが吐出される。
上述したいずれの駆動方法においても、ノズル108からのインクの吐出速度は、アクチュエータユニット21の動作特性、流路ユニット9の流路形状、及び、個別電極135と共通電極134との間に印加される電圧などによって決定される。ここで、アクチュエータユニット21の動作特性及び流路ユニット9の流路形状は、製造誤差によってばらつきがあり、インクジェットヘッド1毎に固有のものとなっている。したがって、各インクジェットヘッドにおいてインクの吐出速度を均一化させるためには、インクジェットヘッド1毎に、個別電極135と共通電極134との間に印加される電圧を適正電圧に調整することが好ましい。各インクジェットヘッド1は、予め計測された適正電圧(例えば、インクから色素成分を除いたテスト液が9m/sで吐出される電圧)から、表1に基づいて電圧ランク(インクジェットヘッド1に供給されるべき電圧範囲)A〜Eのいずれかが割り当てられる。そして、インクジェットヘッド1には、割り当てられた電圧ランクA〜Eのバーコード及び電圧ランクを示す文字が記録されたバーコードラベル1bが貼り付けられている(図6参照)。
Figure 2009285998
本実施形態の8つのインクジェットヘッド1に係る適正電圧及び割り当てられた電圧ランクA〜Eの例を表2に示す。なお、ブラック(K)のインクを吐出する2つのインクジェットヘッド1をK1、K2、マゼンタ(M)のインクを吐出する2つのインクジェットヘッド1をM1、M2、シアン(C)のインクを吐出する2つのインクジェットヘッド1をC1、C2、イエロー(Y)のインクを吐出する2つのインクジェットヘッド1をY1、Y2と表している。
Figure 2009285998
後述するように、電源ユニット17は、6つの電源回路71を有し、最大で6種類の電圧が出力可能となっている(図6参照)。そして、電源ユニット17が、各インクジェットヘッド1に、当該インクジェットヘッド1割り当てられた電圧ランクA〜Eに対応する電圧を供給することによって、8つのインクジェットヘッド1間でインク滴の吐出速度を均一化させる。
次に、制御装置16及び電源ユニット17について図6を参照しつつ詳細に説明する。図6は、制御装置16及び電源ユニット17の機能ブロック図である。図6に示すように、制御装置16は、記憶部67と、電圧調整部68と、ヘッド制御部69とを有している。また、制御装置16には、バーコードリーダ65が接続されている。また、電源ユニット17は、8つのインクジェットヘッド1に電圧を供給するものであり、6つの電源回路71と、12個のソケット72と、選択SW73とを有している。
記憶部67は、電源ユニット17の6つの電源回路71と8つのインクジェットヘッド1(K1、K2、M1、M2、C1、C2、Y1、Y2)との接続関係、及び、各インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eを記憶するものである。インクジェットプリンタ101の製造時において、作業者が各インクジェットヘッド1をインクジェットプリンタ101に組み付けるときに、インクジェットヘッド1に貼り付けられたバーコードラベル1bをバーコードリーダ65で読み取らせる。この読み取り結果が、各インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eとして記憶部67に記憶される。また、作業者は、各インクジェットヘッド1のプラグ1cを電源ユニット17の電源回路71(後に詳述する)に対応するソケット72に接続することによって、インクジェットヘッドの電圧入力端子と電源回路71の電源端子とを電気的に接続すると共に、各インクジェットヘッド1がいずれの電源回路71に接続されているかを、電源ユニット17の選択スイッチ(以下、選択SWと称する)73に設定する(図8参照:後述)。これにより、選択SW73から6つの電源回路71と8つのインクジェットヘッド1との接続関係に係る情報が含まれる電気信号が制御装置16に出力され、その内容が記憶部67に記憶される。
電圧調整部68は、記憶部67の記憶内容に基づいて、各インクジェットヘッド1に当該インクジェットヘッドに係る電圧ランクA〜Eに相当する電圧が供給されるように、各電源回路71が生成する電圧を調整するものである。電圧調整部68は、電源回路71にON/OFF信号及び電圧可変信号を出力することによって、当該電源回路71を制御する。ON/OFF信号は、電源回路71に係る電圧生成の開始及び停止を制御するものであり、電圧可変信号は、電源回路71が生成する電圧を調整するものである。ヘッド制御部69は、インクジェットヘッド1の駆動を制御するものである。
電源回路71について図7をさらに参照しつつ説明する。図7は、電源回路71の概略回路図である。電源回路71は、インクジェットヘッド1に供給する電圧を生成するものである。図7に示すように、電源回路71においては、電圧制御IC71aがトランジスタFET1を開閉することによって、チョークコイルL1に入力される電圧波形の周期を変化させる、そして、チョークコイルL1に入力されたパルス状の電圧が、チョークコイルL1を含む整流回路によって整流されて外部(電源端子:不図示)に出力される。整流回路は、図7に示すように、チョークコイルL1に加え、ダイオードD1及びコンデンサC1によって構成されている。このとき、整流回路に入力される電圧の周期によって出力される電圧が変化する。また、電圧制御IC71aは、チョークコイルL1からのフィードバック電圧を監視しつつ、電源回路71が生成する電圧が所定の値となるようにトランジスタFET1の開閉タイミングを調整する。電圧制御IC71aは、制御装置16の電圧調整部68からのON/OFF信号によって電圧の生成を開始及び停止すると共に、電圧可変信号に基づいて生成する電圧を調整する。
図6に戻って、ソケット72は、インクジェットヘッド1のプラグ1cと着脱自在となっている。ソケット72とプラグ1cとが接続されたとき、ソケット72に対応する電源回路71の電源端子とプラグ1cに対応するインクジェットヘッド1の電圧入力端子とが電気的に接続される。また、ソケット72は1つの電源回路71について2つずつ配置されている。つまり、1つの電源回路71が最大2のインクジェットヘッド1に電圧を供給することができるようになっている。
上述したように、作業者が、電源ユニット17(電源回路71)に対するインクジェットヘッド1の接続作業を行う。ここで、当該接続作業について説明する。マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のうち、最も明度の低いブラック(K)のインクは、視覚的な影響が大きく使用頻度が高い。そこで、作業者は、ブラック(K)のインクを吐出するインクジェットヘッド1(K1、K2)については、互いに異なる電源回路71から当該インクジェットヘッド1(K1、K2)のみに電圧が供給されるように、インクジェットヘッド1(K1、K2)と電源回路71とをそれぞれ接続する。このように、インクジェットヘッド1(K1、K2)がそれぞれ1つの電源回路71を占有するため、当該電源回路71の電圧を当該インクジェットヘッド1(K1、K2)に係る電圧ランクA〜E内に調整することによって当該インクジェットヘッド1(K1、K2)を適切な電圧で駆動することができる。また、当該電源回路71の最大負荷を小さくすることができる。
本実施形態においては、電源回路71(No1)に電圧ランクDのインクジェットヘッド1(K1)のみが接続されており、電源回路71(No2)に電圧ランクBのインクジェットヘッド1(K2)のみが接続されている。そして、電源回路71(No1)が生成する電圧は電圧ランクD内に、電源回路71(No2)が生成する電圧は電圧ランクB内に、それぞれ調整される。
なお、本実施形態においては、2つのインクジェットヘッド1(K1、K2)を互いに異なる電源回路71に接続する構成となっているが、2つのインクジェットヘッド1(K1、K2)の電圧ランクA〜Eが同じで、且つ、電源回路71の容量が十分に大きい場合には、2つのインクジェットヘッド1(K1、K2)を1つの電源回路71に接続してもよい。
そして、作業者は、他のインクジェットヘッド1について、インクジェットヘッド1に割り当てられた電圧ランクA〜Eを確認し、同じ電圧ランクA〜Eが割り当てられたインクジェットヘッド1が同じ電源回路71から電圧が供給されるように、インクジェットヘッド1と電源回路71とをそれぞれ接続する。本実施形態においては、電源回路71(No3)に電圧ランクCの2つのインクジェットヘッド1(M1、M2)が接続されている。そして、電源回路71(No3)が生成する電圧は電圧ランクC内に調整される。
さらに、異なる電圧ランクA〜Eが割り当てられたインクジェットヘッド1を同じ電源回路71に接続する必要がある場合には、作業者は、隣り合う電圧ランクA〜Eが割り当てられたインクジェットヘッド1に同じ電源回路71から電圧が供給されるように、当該インクジェットヘッド1と当該電源回路71とをそれぞれ接続する。
この場合、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のうち、最も明度の高いイエロー(Y)のインクは、視覚的な影響が小さいため、作業者は、イエロー(Y)のインクを吐出するインクジェットヘッド1(Y1、Y2)と他のインクジェットヘッド1とに同じ電源回路71から電圧が供給されるように、当該インクジェットヘッド1と当該電源回路71とをそれぞれ優先的に接続する。これにより、当該電源回路71の電圧を当該他のインクジェットヘッド1に係る電圧ランクA〜E内に調整することによって、イエロー(Y)のインクより視覚的な影響が大きいインクを吐出する当該他のインクジェットヘッド1を適切な電圧で駆動することができる。本実施形態においては、電源回路71(No4)に電圧ランクCのインクジェットヘッド1(C1)及び電圧ランクBのインクジェットヘッド1(Y1)が接続されている。そして、電源回路71(No4)が生成する電圧は電圧ランクC内に調整される。
そして、上記いずれにも該当しないインクジェットヘッド1は、互いに異なる電源回路71から当該インクジェットヘッド1のみに電圧が供給されるように、インクジェットヘッド1と電源回路71とをそれぞれ接続する。本実施形態においては、電源回路71(No5)に電圧ランクAのインクジェットヘッド1(C2)が接続され、電源回路71(No6)に電圧ランクDのインクジェットヘッド1(Y2)が接続されている。そして、電源回路71(No5)が生成する電圧は電圧ランクA内に調整され、電源回路71(No6)が生成する電圧は電圧ランクD内に調整される。なお、上述した接続作業は、インクジェットヘッド1の交換作業においても同様である。
このとき、作業者は、インクジェットヘッド1に貼り付けられたバーコードラベル1bをバーコードリーダ65で読み取らせる。この読み取り結果が、各インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eとして記憶部67に記憶される。
図8を参照しつつ、選択SW73について説明する。図8は、選択SW73の外観図である。選択SW73は、作業者に設定されることによって、各インクジェットヘッド1が6つの電源回路71のいずれと接続されているか、つまり、6つの電源回路71のいずれから電圧が供給されているかを示すものであり、インクジェットヘッド1(K1、K2、M1、M2、C1、C2、Y1、Y2)毎に、それぞれが1つの電源回路71(No1〜No6)に対応する6個のディップスイッチ73aを有している。作業者は、各インクジェットヘッド1に関する6つのディップスイッチ73aのうち、当該インクジェットヘッド1が接続された電源回路71に対応するディップスイッチ73aのみをONにする。このディップスイッチ73aの内容が電気信号となって制御装置16に出力され、6つの電源回路71と8つのインクジェットヘッド1との接続関係に係る情報が記憶部67に記憶される。
上述したように、制御装置16の電圧調整部68は、記憶部67の記憶内容に基づいて、各電源回路71が生成する電圧を調整する。このため、8つのインクジェットヘッド1に係る8つのインクの吐出速度の分布範囲の幅が、特定の電圧(1つの電源回路71が出力する電圧)が8つのインクジェットヘッド1に供給されているときのインクの吐出速度の分布範囲の幅以下となる。これにより、インクジェットヘッド1間のインクの吐出速度が均一化し、用紙Pに高品質な画像を記録することができる。
以上、説明した本実施形態によると、インクジェットヘッド1のインク吐出特性に応じて、インクジェットヘッドに入力する電圧を選択することができるため、用紙Pに高品質な画像を記録することができる。また、電源回路71の数がインクジェットヘッド1の数より少なくなるため、インクジェットプリンタ101の低コスト化を図ることができる。
また、インクジェットヘッド1のプラグ1cと電源回路71のソケット72とが着脱自在となっているため、インクジェットヘッド1の取り付け及び取り外しが容易となる。
さらに、インクジェットヘッド1に当該インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eが記載されたバーコードラベル1bが貼り付けられているため、作業者が、インクジェットヘッド1をいずれの電源回路71に接続するべきかを容易に判断することができる。さらに、バーコードラベル1bをバーコードリーダ65に読み取らせることによって、各インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eの内容を記憶部67に容易に記憶させることができる。
加えて、作業者が選択SW73を設定することによって、6つの電源回路71と8つのインクジェットヘッド1との接続関係に係る情報が記憶部67に記憶されるため、電源回路71とインクジェットヘッド1との接続関係を把握することができる。
各電源回路71が、生成する電圧を調整することができるため、接続されたインクジェットヘッド1に適切な電圧を供給することができる。これにより、インクジェットヘッド1間でインクの吐出速度をさらに均一化することができる。
さらに、電圧調整部68が、記憶部67の記憶内容に基づいて、各電源回路71が生成する電圧を調整するため、作業者が調整作業を行うことなく自動的にインクジェットヘッド1間でインクの吐出速度を均一化することができる。
<第2実施形態>
本発明に係る第2実施形態について、図9及び図10を参照しつつ説明する。図9は、第2実施形態に係る制御装置116及び電源ユニット17の機能ブロック図である。図10は、電圧供給回路170の機能ブロック図である。なお、第2実施形態においては、制御装置116が選択SW73を有さず、電圧供給回路170を有している点が第1実施形態と異なる。そこで、以下、電圧供給回路170を中心に説明し、他の部材及び機能部に関しては、第1実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、制御装置116が、電源回路71とインクジェットヘッド1とを接続する電圧供給回路170を有している。図10に示すように、電圧供給回路170は、48個のリレー81と、48個のリレー81を制御する切替制御部82とを有している。48個のリレー81は、電源回路71とインクジェットヘッド1との接続をON/OFFするものであり、8個の各インクジェットヘッド1が6個の各電源回路71のいずれかと接続可能なようにマトリックス状に接続されている。
切替制御部82は、48個のリレー81を制御することによって、インクジェットヘッド1と電源回路71とを接続するものである。また、切替制御部82は、記憶部67に記憶された各インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eに基づいて、第1実施形態と同じ条件で6つの電源回路71と8つのインクジェットヘッド1との接続関係を決定すると共に、当該決定にしたがってインクジェットヘッド1と電源回路71とが接続されるように48個のリレー81を制御する。このとき、決定内容を記憶部67に記憶させる。
そして、制御装置116の電圧調整部68は、記憶部67の記憶内容に基づいて、各電源回路71が生成する電圧を調整する。このため、8つのインクジェットヘッド1に係る8つのインクの吐出速度の分布範囲の幅が、特定の電圧(1つの電源回路71が出力する電圧)が8つのインクジェットヘッド1に供給されているときのインクの吐出速度の分布範囲の幅以下となる。これにより、インクジェットヘッド1間のインクの吐出速度が均一化し、用紙Pに高品質な画像を記録することができる。
以上、説明した本実施形態によると、インクジェットヘッド1のインク吐出特性に応じて、インクジェットヘッドに入力する電圧を選択することができるため、用紙Pに高品質な画像を記録することができる。また、電源回路71の数がインクジェットヘッド1の数より少なくなるため、インクジェットプリンタの低コスト化を図ることができる。
また、切替制御部82がインクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eを判別して、6つの電源回路71と8つのインクジェットヘッド1とを接続し、電圧調整部68がインクジェットヘッド1に最適な電圧を自動的に供給するため、インクジェットヘッド1の接続及び交換作業が容易になる。
さらに、切替制御部82が、48個のリレー81をON/OFF制御することによって、電源回路71とインクジェットヘッド1とを接続するため、切替制御部82を簡単な構成で実現することができる。
<変形例>
本実施形態においては、電圧供給回路170が、8個の各インクジェットヘッド1が6個の各電源回路71のいずれかと接続可能なようにマトリックス状に接続された48個のリレー81を有する構成であるが、リレー81が、各インクジェットヘッド1が6個の各電源回路71のうちいずれか1部とのみ接続可能なように構成されていてもよい。例えば、図11に示すように、インクジェットヘッド1(K1、K2、M1、M2)が、電源回路71(No1〜No3)のいずれかと接続可能となっており、インクジェットヘッド1(C1、C2、Y1、Y2)が、電源回路71(No4〜No6)のいずれかと接続可能となっている。この構成によれば、図10の構成と比較してリレー81の数を減らすことができるため、低コスト化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の第1実施形態においては、作業者が各インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eをバーコードリーダ65で読み取らせると共に選択SW73を設定し、電圧調整部68が、読み取り結果に基づいて電源回路71の電圧を調整する構成であるが、作業者が、各インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eをバーコードリーダ65で読み取らせたり選択SW73を設定したりすることなく、各電源回路71の電圧を直接調整する構成であってもよい。
また、第1及び第2実施形態においては、全ての電源回路71が生成する電圧を調整可能な構成となっているが、少なくとも一部の電源回路が固定の電圧を生成する構成であってもよい。この場合、第1実施形態においては作業者が、第2実施形態においては電圧供給回路が、各電源回路が生成する電圧の値とインクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eとが一致するように、インクジェットヘッド1と電源回路との接続関係を決定することが好ましい。
さらに、第1及び第2実施形態においては、インクジェットプリンタ101が8つのインクジェットヘッド1と6つの電源回路71とを有する構成であるが、インクジェットヘッドの数より電源回路の数が少なければ、インクジェットプリンタが任意の数のインクジェットヘッド及び電源回路を有する構成であってもよい。例えば、インクジェットプリンタが、4つのインクジェットヘッドと、3つの電源回路を有する構成であってもよい。
また、第1及び第2実施形態においては、各インクジェットヘッド1に電圧ランクA〜Eが割り当てられており、当該電圧ランクA〜Eを用いてインクジェットヘッド1と電源回路との接続関係が決定される構成であるが、電圧ランクを用いずに、各インクジェットヘッド1が有する適性電圧に基づいてインクジェットヘッド1と電源回路との接続関係が決定される構成であってもよい。
さらに、第1及び第2実施形態においては、全ての電源回路71にインクジェットヘッド1が接続される構成であるが、インクジェットヘッド1が接続されない電源回路71が存在する構成であってもよい。
また、第1及び第2実施形態においては、インクジェットヘッド1に貼り付けられたバーコードラベル1bをバーコードリーダ65で読み取ることによって、当該インクジェットヘッド1の電圧ランクA〜Eを取得する構成であるが、電圧ランクA〜Eを取得する方法は任意のものであってよい。例えば、インクジェットヘッド1内に設置されたメモリに電圧ランクA〜Eを記憶させ、制御装置16がインクジェットヘッド1と通信することによって、メモリに記憶された電圧ランクA〜Eを取得してもよい。または、インクジェットヘッド1に電圧ランクA〜Eが記憶されたRFID(Radio Frequency IDentification)を貼り付けておき、制御装置16がRFIDから直接電圧ランクA〜Eを取得してもよい。
第1実施形態においては、作業者が選択SW73を設定することによって、制御装置16が電源回路71とインクジェットヘッド1との接続関係を取得する構成であるが、第1及び第2実施形態のいずれにおいても、インクジェットヘッド1が、電源配線に加えてインクジェットヘッド1を識別するための識別情報を送信する信号線を有し、制御装置16が、インクジェットヘッド1の信号線から識別情報を受信することによって、電源回路71とインクジェットヘッド1との接続関係を取得する構成であってもよい。なお、インクジェットヘッド1は、このような信号線を用いずに、電源配線を利用して識別情報を送信する構成であってもよい。
加えて、第1及び第2実施形態においては、アクチュエータユニット21を駆動することによってインクを吐出するインクジェットヘッド1を有するインクジェットプリンタ101に本発明を適用した例について説明したが、サーマル式のヘッドなど他の駆動方式及び他の記録方式を有するプリンタにも本発明は適用可能である。この場合、各ヘッドの記録特性が最適化されるように、各ヘッドと電源回路との接続関係が決定されることが好ましい。
本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタの外観側面図である。 図2に示すヘッド本体の平面図である。 図2に示す一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。 図3に示すIV−IV線断面図である。 図2に示すアクチュエータユニットの断面図である。 図1に示す制御装置及び電源ユニットの機能ブロック図である。 図6に示す電源回路の概略回路図である。 図6に示す選択SWの外観図である。 第2実施形態に係る制御装置及び電源ユニットの機能ブロック図である。 図9に示す電圧供給回路の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る変形例を示す図である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド
1b バーコードラベル
1c プラグ
9 流路ユニット
13 搬送機構
16、116 制御装置
17 電源ユニット
21 アクチュエータユニット
65 バーコードリーダ
67 記憶部
68 電圧調整部
69 ヘッド制御部
71 電源回路
72 ソケット
73 選択SW
73a ディップスイッチ
81 リレー
82 切替制御部
101 インクジェットプリンタ
108 ノズル
110 圧力室
134 共通電極
135 個別電極
141、142 圧電シート
170 電圧供給回路
71a 電圧制御IC

Claims (10)

  1. 記録媒体に画像を記録するm(自然数:m≧3)個の記録ヘッドと、
    互いに異なる電圧を出力可能なn(自然数:m>n≧2)個の電源回路とを備えており、
    少なくとも1つの前記電源回路が出力した電圧が、複数の前記記録ヘッドに供給されていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記m個の記録ヘッドに係るm個の記録特性値の分布範囲の幅が、前記n個の電源回路のうちのいずれか1個の前記電源回路が出力する電圧が前記m個の記録ヘッドに供給されているときの前記記録特性値の分布範囲の幅以下となるように、2個以上の前記電源回路が出力した電圧が、前記m個の記録ヘッドに供給されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録ヘッドが、当該記録ヘッドに供給されるべき電圧範囲を示す電圧ランクが記録された記録部を有しており、
    前記記録部に記録された前記電圧ランクを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記m個の記録ヘッドに係る各電圧ランクを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された内容に基づいて、各電源回路が出力した電圧が、電圧が供給される前記記録ヘッドが有する前記記録部に記録された前記電圧ランクによって示された電圧範囲に入るように、且つ、1つの前記電源回路が出力した電圧が、同じ前記電圧ランク又は互いに隣り合う2つの前記電圧ランクに属する複数の前記記録ヘッドに供給されるように、各電源回路が出力した電圧を前記m個の記録ヘッドに供給する電圧供給回路とをさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記電圧供給回路が、
    前記電源回路の電源端子と前記記録ヘッドの電圧入力端子とを電気的に接続する複数の接続回路と、
    前記複数の接続回路の電気的な接続状態を制御する制御手段とを有していることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記記録ヘッドが、当該記録ヘッドの電圧入力端子と電気的に接続されているヘッド側接続部を有しており、
    前記電源回路が、当該電源回路の電源端子と電気的に接続されていると共に前記ヘッド側接続部に対して着脱自在な複数の電源側接続部を有しており、
    前記複数の電源側接続部の少なくとも1つに前記ヘッド側接続部が接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  6. 前記記録ヘッドが、当該記録ヘッドに供給されるべき電圧範囲を示す電圧ランクが記録された記録部を有していることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記記録ヘッドが前記電源回路のいずれに接続されているかを示す電気信号を出力する信号出力回路をさらに備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載の記録装置。
  8. 前記記録ヘッドが、複数種類のいずれかのインクを吐出することによって前記記録媒体に画像を記録し、
    1つの前記電源回路が出力した電圧が、最も明度の高いインクを吐出する前記記録ヘッドを含む複数の前記記録ヘッドに供給されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記記録ヘッドが、複数種類のいずれかのインクを吐出することによって前記記録媒体に画像を記録し、
    1つの前記電源回路が出力した電圧が、最も明度の低いインクを吐出する前記記録ヘッドにのみ供給されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記n個の電源回路の少なくとも1つが、出力する電圧を調整可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の記録装置。
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