JP2009281462A - 静圧気体軸受スピンドル - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のバランス修正手段では修正できない大きなアンバランスを容易に修正することができる、静圧気体軸受スピンドルを提供する。
【解決手段】この静圧気体軸受スピンドル1は、軸線O回りに回転する回転部2と、静圧気体ジャーナル軸受21および静圧気体スラスト軸受22a,22bを介して回転部2を回転可能に支持する固定部10と、回転部2に固定されたバランス修正用リング31とを備える。バランス修正用リング31は、複数のリング固定ねじ32を用いて回転部2に固定されており、回転部2とともに軸線O回りの回転運動を行なう。バランス修正用リング31は、リング固定ねじ32の締め付け量を調整することにより径方向の固定位置を変更可能に設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】この静圧気体軸受スピンドル1は、軸線O回りに回転する回転部2と、静圧気体ジャーナル軸受21および静圧気体スラスト軸受22a,22bを介して回転部2を回転可能に支持する固定部10と、回転部2に固定されたバランス修正用リング31とを備える。バランス修正用リング31は、複数のリング固定ねじ32を用いて回転部2に固定されており、回転部2とともに軸線O回りの回転運動を行なう。バランス修正用リング31は、リング固定ねじ32の締め付け量を調整することにより径方向の固定位置を変更可能に設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、静圧気体軸受スピンドルに関し、特に、回転部と、回転部を支持する固定部とを備え、回転部と固定部との間には、固定部に対して回転部を非接触に軸支する静圧気体軸受が形成された静圧気体軸受スピンドルに関する。
静圧気体軸受スピンドルでは、回転部と固定部との間の微小なすき間に加圧気体が供給されて形成される静圧気体軸受を介在させて、回転部が固定部に対して非接触の状態で支持される。そのため、軸受における摩擦損失が小さく、回転部が高速で回転する場合の発熱も少ない。また、精度の高い滑らかな回転運動が可能であり、正常な運転状態である限り、材料の疲労や摩耗が生じない。このような特徴を生かして、静圧気体軸受スピンドルは、高精度スピンドルや高速スピンドルとして広く使用されている。
静圧気体軸受スピンドルには、小型タイプから大型タイプまでさまざまなサイズのものがあり、特に小型の静圧気体軸受スピンドルについては高速運転されることが多い。高速で高精度な回転を可能とする静圧気体軸受スピンドルにおいて、アンバランスによる回転時の振動は回転精度を悪化させる主な原因である。光ディスクの検査装置やマスタリング装置などにおいて、アンバランスにより発生する振動は、静圧気体軸受スピンドル自体の回転精度を悪化させるばかりでなく、装置全体の精度悪化を招く原因のひとつになっている。回転軸にアンバランスがあった場合、回転速度が高いほどその影響が大きく現れることになる。
静圧気体軸受スピンドルを高精度に保った状態で高速回転させるためには、バランス修正が必要になる。従来、バランス計測装置により回転軸のアンバランス位置とアンバランス量とを確定し、バランス修正用重りを付加する、またはアンバランス部を削り取るなどの方法によりバランス修正を行なう、バランス修正方法が提案されている(たとえば、特許文献1および2参照)。
図6は、従来のバランス修正手段を備えた静圧気体軸受スピンドルの構成を示す断面模式図である。図6に示すように、静圧気体軸受スピンドル101は、軸線O回りに回転する回転部102を備える。回転部102は、円柱形状の軸部103と、軸部103の一方の端部に接合され軸部103よりも直径が大きい円板形状のスラスト板104と、スラスト板104に対し軸部103と軸線O方向の反対側に形成された円柱形状の小径軸部105と、軸部103の他方の端部に接合されテーブル面107に被加工物や工具を固定するテーブル106とを含む。
静圧気体軸受スピンドル101は、回転部102を回転可能に支持する固定部110を備える。固定部110は、ハウジング111、軸受スリーブ112,113およびスペーサ114を含む。軸部103の外周面は、軸受スリーブ112によって取り囲まれている。軸受スリーブ112,113はハウジング111によって取り囲まれており、スラスト板104の外周側にスペーサ114が設けられている。
軸部103の外周面と軸受スリーブ112の内周面との間には、回転部102を少なくとも径方向に支持する、静圧気体ジャーナル軸受121が形成されている。軸受スリーブ112とスラスト板104との間、および軸受スリーブ113とスラスト板104との間には、回転部102を少なくとも軸線方向に支持する、静圧気体スラスト軸受122a,122bがそれぞれ形成されている。静圧気体ジャーナル軸受121および静圧気体スラスト軸受122a,122bには、給気路123を経由して加圧気体が供給される。また静圧気体ジャーナル軸受121および静圧気体スラスト軸受122a,122bから流出する気体は、排気路124を経由して、静圧気体軸受スピンドル101の外部へ排出される。
回転部102の小径軸部105にはモータロータ117が設置され、モータカバー115にはモータロータ117の外周面を取り囲んでモータステータ118が設置されている。モータステータ118に電力を供給することによって、回転部102は回転駆動される。回転部102の回転角度は、回転を制御するためにロータリーエンコーダ119によって検出される。
上記の構成を備える静圧気体軸受スピンドル101において、回転部102のバランス修正手段として、アンバランス部を削り取って除去するためのバランス修正用リング131がリング固定ねじ132によって回転部102に固定されている。また、バランス修正用重りを取り付けるためのねじ孔であるバランス修正用タップ134a,134bが、バランス修正用リング131とテーブル106とにそれぞれ設けられている。静圧気体軸受スピンドル101の組立完了後に、バランス修正用タップ134a,134bに重りを付加する、バランス修正用リング131の任意の位置を削るなどにより、バランス修正が行なわれる。
特開平9−170530号公報
特開2006−215347号公報
しかし、静圧気体軸受スピンドルの組立完了後にバランス修正できる範囲は小さい。そのため、モータロータなど、回転部に組み付ける部品のアンバランスが大きい場合、バランス修正タップに付加する重りの質量や、アンバランス部を削り取り除去した質量だけでは、バランス修正が不足し大きなアンバランスに対応できない場合がある。この対策として、一般的には静圧気体軸受スピンドルの組立前の段階で予めバランスの粗修正を行なっておき、組立完了後に改めてバランス修正を行なっている。
ここで問題になるのは、2回の修正を必要とする工数増と、取り付ける重りの質量や削り取れる質量が小さいことである。また、小型の静圧気体軸受スピンドルにおいては、バランス修正用リングも小さくなり、バランス修正用リングの回転部への固定範囲が制限される。そのため、バランス修正用リングの固定が不安定になってしまい、大きなアンバランスを修正できない、外乱に弱いなどの問題が発生する。
さらに、静圧気体軸受スピンドルは清浄な環境で使用されるため、使用場所の近くでバランス修正作業を行なうと削り屑の飛散が問題になる場合が多い。そのため、別室へ移動してのバランス修正作業を必要とし、一層工数を要する。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、バランス修正用重りの付加またはアンバランス部の除去では修正できない、大きなアンバランスを容易に修正することができる、静圧気体軸受スピンドルを提供することである。
本発明に係る静圧気体軸受スピンドルは、軸線回りに回転する回転部と、静圧気体軸受を介して回転部を回転可能に支持する固定部と、回転部に固定されたバランス修正用リングとを備える。バランス修正用リングは、複数のリング固定ねじを用いて回転部に固定されており、回転部とともに軸線回りの回転運動を行なう。バランス修正用リングは、リング固定ねじの締め付け量を調整することにより径方向の固定位置を変更可能に設けられている。
好ましくは、バランス修正用リングには、バランス修正用リングに重量のアンバランスを付加するための重りを取付可能な、取付部が設けられている。
好ましくは、回転部は、軸線方向の一方の端部である一端と、一端と反対側の端部である他端とを有する。バランス修正用リングは、静圧気体軸受よりも一端側と他端側との少なくともいずれか一方において、回転部に固定されている。
好ましくは、回転部には溝部が形成されている。バランス修正用リングが回転部に固定された状態で、リング固定ねじの先端部は溝部の内面と当接している。溝部の内面と、内面と当接するリング固定ねじの当接面とは、軸線方向および径方向に対して非平行に形成されている。
好ましくは、バランス修正用リングには、リング固定ねじが螺合するねじ穴が径方向に形成されている。バランス修正用リングが回転部に固定された状態で、ねじ穴の中心線は、溝部の最深部に対し軸線方向にずれている。
好ましくは、ねじ穴は、バランス修正用リングの外周側に開口するように形成されている。回転部は、バランス修正用リングの端面と対向する表面であるスラスト面を含む。溝部の内面およびリング固定ねじの当接面は、軸線方向においてスラスト面へ接近するにつれて径方向には軸線へ接近するように、軸線方向および径方向に対して傾斜している。ねじ穴の中心線は、溝部の最深部に対し軸線方向のスラスト面から離れる側にずれている。ねじ穴にリング固定ねじを螺合させるとき、バランス修正用リングは、端面をスラスト面に接近させる向きに軸線方向に移動する。
好ましくは、バランス修正用リングには、リング固定ねじが螺合するねじ穴が軸線方向に形成されている。静圧気体軸受スピンドルは、リング固定ピンをさらに備える。リング固定ピンは、リング固定ねじの先端部と当接して径方向に移動する。リング固定ピンが回転部に係合して、バランス修正用リングを回転部に固定する。
この静圧気体軸受スピンドルによると、複数のリング固定ねじの締め付け量を各々調整することにより、バランス修正用リングを径方向に移動させることが可能となっている。バランス修正用リングの径方向への移動によって、バランス修正用重りの付加またはアンバランス部の除去では修正できない、静圧気体軸受スピンドルの大きなアンバランスを修正することができる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の静圧気体軸受スピンドルの構成を示す断面模式図である。図1に示すように、静圧気体軸受スピンドル1は、軸線O回りに回転する回転部2を備える。回転部2は、円柱形状の軸部3と、軸部3の一方の端部に接合され軸部3よりも直径が大きい円板形状のスラスト板4と、軸部3よりも直径が小さい小径軸部5とを含む。小径軸部5は、スラスト板4によって、軸線O方向において軸部3と隔てられて形成されている。軸線O方向における軸部3と小径軸部5との間に、スラスト板4が介在している。また回転部2は、軸部3の他方の端部にボルト接合され、テーブル面7側に被加工物、被検査物または工具などの対象物を固定する、テーブル6を含む。
図1は、本発明の実施の形態1の静圧気体軸受スピンドルの構成を示す断面模式図である。図1に示すように、静圧気体軸受スピンドル1は、軸線O回りに回転する回転部2を備える。回転部2は、円柱形状の軸部3と、軸部3の一方の端部に接合され軸部3よりも直径が大きい円板形状のスラスト板4と、軸部3よりも直径が小さい小径軸部5とを含む。小径軸部5は、スラスト板4によって、軸線O方向において軸部3と隔てられて形成されている。軸線O方向における軸部3と小径軸部5との間に、スラスト板4が介在している。また回転部2は、軸部3の他方の端部にボルト接合され、テーブル面7側に被加工物、被検査物または工具などの対象物を固定する、テーブル6を含む。
静圧気体軸受スピンドル1は、回転部2を回転可能に支持する固定部10を備える。固定部10は、静圧気体軸受スピンドル1の最外周部を成すハウジング11aと、ハウジング11a,11bの内部に設置された中空円筒形状の軸受スリーブ12,13と、スラスト板4の外周に設けられたスペーサ14とを含む。軸受スリーブ12,13は、円柱形状の軸部3の外周面を取り囲んで設けられ、ハウジング11a,11bは、中空円筒形状の軸受スリーブ12,13の外周側面を取り囲んで設けられている。軸受スリーブ12,13は、たとえば焼嵌めによって、ハウジング11a,11bへ固定することができる。
軸受スリーブ12,13の内周側面と、当該内周側面と対向する円筒形状の軸部3の外周側面とは、軸線Oに平行な円筒形状のジャーナル軸受面を含む。軸受スリーブ12,13のジャーナル軸受面と、軸部3のジャーナル軸受面と、軸部3と軸受スリーブ12,13との間のジャーナル軸受隙間とは、回転部2を少なくとも径方向に支持する、静圧気体ジャーナル軸受21を構成する。
スラスト板4は、軸受スリーブ12,13と対向する軸線方向の表面において、軸線Oに垂直な円環形状のスラスト軸受面を含む。また軸受スリーブ12,13は、スラスト板4と対向する端面において、スラスト軸受面を含む。軸受スリーブ12,13のスラスト軸受面と、スラスト板4のスラスト軸受面と、軸受スリーブ12,13とスラスト板4との間のスラスト軸受隙間とは、回転部2を少なくとも軸線方向に支持する、一対の静圧気体スラスト軸受22a,22bを構成する。
圧縮空気などの支持用気体は、図示しないエアコンプレッサなどの支持用気体供給源から、ハウジング11aおよび軸受スリーブ12,13の内部に形成された給気路23に供給される。支持用気体は、給気路23からジャーナル軸受給気絞りを経由してジャーナル軸受隙間に供給され、またスラスト軸受給気絞りを経由してスラスト軸受隙間に供給される。ジャーナル軸受隙間およびスラスト軸受隙間から流出する支持用気体は、ハウジング11aおよび軸受スリーブ12,13の内部に形成された排気路24を経由して、静圧気体軸受スピンドル1の外部に排出される。
固定部10は、ジャーナル軸受隙間とスラスト軸受隙間とに供給された支持用気体の圧力によって、回転部2を非接触の状態で回転可能に支持する。つまり、静圧気体ジャーナル軸受21と静圧気体スラスト軸受22a,22bとは静圧気体軸受に含まれており、固定部10は、静圧気体軸受を介して、固定部10に対して回転部2を回転可能に非接触に軸支する。
モータカバー15の内部には、モータロータ17とモータステータ18とを含むモータ部が設置されている。モータカバー15の内部において、回転部2の小径軸部5の端部にモータロータ17が設置され、モータロータ17の外周面にモータステータ18が設置される。回転部2は、モータステータ18に電力を供給することによって、回転駆動される。回転部2の回転を制御するために、回転角度を検出するロータリーエンコーダ19が設けられている。なお、回転部2の駆動はこれに限定されず、たとえば回転部2にタービン羽根を取付け、そのタービン羽根の周囲に設けたノズルからタービン羽根に流体を噴射して回転部2を回転駆動させてもよい。
図1において、回転部2の回転中心である軸線Oに沿って軸部3からテーブル6へ向かう方向をDR1方向、DR1方向と逆方向である軸部3からロータリーエンコーダ19へ向かう方向をDR2方向とする。またDR1方向およびDR2方向と直交する方向、すなわち回転部2の径方向をDR3方向とする。図1に示す静圧気体軸受スピンドル1は、小径軸部5の外周側に設けられた、バランス修正用リング31をさらに備える。バランス修正用リング31は、複数のリング固定ねじ32を介在させて小径軸部5に固定されており、回転部2とともに軸線O回りの回転運動を行なう。リング固定ねじ32は、バランス修正用リング31の外周面からDR3方向に沿って形成されたねじ穴33に螺合されて、バランス修正用リング31を回転部2に固定している。
バランス修正用リング31は、静圧気体軸受スピンドル1のロータリーエンコーダ19側のアンバランスを修正するための部材である。バランス修正用リング31は中空の略円筒形状に形成されており、軸線Oに直交するバランス修正用リング31の断面形状は円環形状となる。バランス修正用リング31には、バランス修正用の重りを付加するためのバランス修正用タップ34aが形成されている。バランス修正用タップ34aに重りが付加されることにより、バランス修正用リング31には、円環状の断面形状の周方向において重量のアンバランスが付加される。バランス修正用タップ34aは、バランス修正用リング31に設けられた、バランス修正用リング31に重量のアンバランスを付加するための重りを取付可能な取付部である。
ねじ穴33と、バランス修正用タップ34aとは、軸線O方向において略同じ位置にある。典型的には、ねじ穴33の中心線と、バランス修正用タップ34aの中心線とは、静圧気体軸受スピンドル1の径方向の断面である同一平面上にある。ハウジング11bには、工具挿入口41が形成されている。ねじ穴33とバランス修正用タップ34aとが上述の位置関係にあるために、リング固定ねじ32の締め付け量を調整するための工具を、1箇所の工具挿入口41を経由して挿入することができ、またバランス修正用の重りを1箇所の工具挿入口41を経由して挿入することができる。工具挿入口41は、タップ穴として形成されており、バランス修正後にボルトなどの埋め栓で埋めることにより、ハウジング11bの内部と外部とを仕切ることが可能とされている。
また、テーブル6には、バランス修正用重りを付加するためのバランス修正用タップ34bが形成されている。バランス修正用タップ34bにより、静圧気体軸受スピンドル1のテーブル6側のアンバランスを修正することが可能とされている。
図2は、図1に示す領域II付近を拡大して示す断面模式図である。図2に拡大して示すように、バランス修正用リング31を回転部2に固定するリング固定ねじ32の先端部の断面形状は、軸線方向および径方向に対して傾斜したテーパ形状である。このテーパ部が接触する小径軸部5の外周面には、リング固定ねじ32の先端形状と同じ角度に傾斜したV溝である、溝部35が加工されている。溝部35は、溝部35の延在方向(つまり、小径軸部5の円周方向)に直交する断面の形状がV字形状である、V溝の形状に形成されている。
バランス修正用リング31がリング固定ねじ32により回転部2の小径軸部5に固定された状態で、リング固定ねじ32の先端部は溝部35の内面36と当接している。溝部35の内面36と、溝部35の内面36と当接するリング固定ねじ32の当接面37とは、軸線方向(すなわちDR1方向、DR2方向)および径方向(すなわちDR3方向)に対して傾斜している。内面36と当接面37とは、軸線方向および径方向に対して非平行に形成されている。
V溝である溝部35は、リング固定ねじ32の延びる一直線上から軸線方向に少しずれた位置に加工されている。リング固定ねじ32は、バランス修正用リング31に形成されたねじ穴33に螺合している。ねじ穴33は、バランス修正用リング31の外周側から径方向に延びて形成されており、バランス修正用リング31の外周側に開口している。バランス修正用リング31が小径軸部5に固定された状態で、ねじ穴33の中心線CLは、溝部35の最深部38に対し軸線方向にずれており、中心線CLと最深部38とは軸線方向において不一致となっている。リング固定ねじ32の当接面37は円錐面の形状とされており、そのため、リング固定ねじ32の突端39は当接面37のなす円錐の頂点であって、突端39は当該円錐の中心線上にある。突端39は、ねじ穴33の中心線CL上に配置されている。リング固定ねじ32が螺合するねじ穴33は、突端39が溝部35の最深部38に対し軸線方向に少し離れる位置に配置されるように、形成されている。
図1に示すスラスト板4の方向DR2側の表面4aは、バランス修正用リング31の方向DR1側の端面31aと対向している。スラスト板4の表面4aは、軸線Oと直交する径方向に延びるスラスト面(アキシアル面)であって、軸受スリーブ13とともに静圧気体スラスト軸受22bを形成するスラスト軸受面を含んでいる。回転部2はスラスト板4を含み、スラスト板4は、バランス修正用リング31の端面31aと軸線O方向に対向しており径方向に延在している表面であるスラスト面としての、表面4aを有する。
溝部35の内面36およびリング固定ねじ32の当接面37は、軸線方向において表面4aへ接近するにつれて径方向には軸線Oへ接近するように、軸線方向および径方向に対して傾斜している。つまり、内面36(当接面37)上の一点が、表面4aに接近する側の軸線方向であるDR1方向に移動する場合を考えると、この点は径方向には軸線Oに接近する向きに動いていることになる。ねじ穴33の中心線CLは、溝部35の最深部38に対し、スラスト板4の表面4aから離れる側に、軸線方向にずれている。
このようにバランス修正用リング31および溝部35が形成されているために、リング固定ねじ32を締め付けたときには、バランス修正用リング31は、端面31aをスラスト板4の表面4aに接近させる向きに、軸線O方向に移動する。ねじ穴33にリング固定ねじ32を螺合させるとき、バランス修正用リング31の端面31aが、回転部2のスラスト板4の表面4aに押し付けられるようになっている。リング固定ねじ32の当接面37が溝部35の内面36と密着して、バランス修正用リング31の径方向の位置を固定する。またバランス修正用リング31の端面31aがスラスト板4の表面4aと当接して、バランス修正用リング31の軸線方向の位置を固定する。
つまり、リング固定ねじ32を締め付けることにより、バランス修正用リング31の軸線方向と径方向とを同時に固定することができる。したがって、バランス修正用リング31の固定が安定し、外乱に強い構成となっている。その結果、高速回転時における静圧気体軸受スピンドル1の回転精度の悪化を抑制することができる。
以下、バランス修正方法について説明する。まず回転中の回転部2のどの位相に、どれくらいの量のアンバランスがあるのかを確認するには、市販のバランス測定装置を利用すればよい。アンバランスの位相と量とを確認した後に、アンバランス相当量の重りをバランス修正用タップ34a,34bに付加することにより、バランス修正ができる。また、バランス修正用リング31の任意の位置を削ることにより、バランス修正ができる。
さらに、回転部2のアンバランスが大きく、重りを付加またはアンバランス部を除去してもバランス修正が不十分な場合は、バランス修正用リング31の径方向の固定位置を調整することで対応することができる。リング固定ねじ32は少なくとも3個、バランス修正用リング31の周方向の円周上に設置されており、各々のリング固定ねじ32を締め付けて締め付け量を調整することにより、バランス修正用リング31の径方向の固定位置を変更することができる。
バランス修正用リング31の内周側と、それに対向する小径軸部5の外周部との間には適度な隙間が形成されている。また、バランス修正用リング31の外周側と、それに対向する軸受スリーブ13の内周側との間には適度な隙間が形成されている。複数のリング固定ねじ32を各々調整することにより、上記隙間の範囲で径方向の任意の角度、任意の距離を調整範囲として、バランス修正用リング31を移動させることが可能となっている。
このとき、バランス修正用リング31の内周側と小径軸部5の外周部との間の隙間よりも、バランス修正用リング31の外周側と軸受スリーブ13の内周側との間の隙間を、より大きく形成することができる。このように隙間を形成すれば、バランス修正用リング31を調整範囲の限度にまで移動させた場合でも、バランス修正用リング31の外径と軸受スリーブ13の内径とが接触することを抑制することができる。
以上説明したように、実施の形態1の静圧気体軸受スピンドル1は、軸線O回りに回転する回転部2と、静圧気体ジャーナル軸受21および静圧気体スラスト軸受22a,22bを介して回転部2を回転可能に支持する固定部10と、回転部2に固定されたバランス修正用リング31とを備える。バランス修正用リング31は、複数のリング固定ねじ32を用いて回転部2に固定されており、回転部2とともに軸線O回りの回転運動を行なう。バランス修正用リング31は、リング固定ねじ32の締め付け量を調整することにより径方向の固定位置を変更可能に設けられている。
このようにすれば、複数のリング固定ねじ32の締め付け量を各々調整して、バランス修正用リング31を径方向に移動させることが可能となっている。静圧気体軸受スピンドル1の組立完了後にバランス修正用リング31を径方向へ移動させることにより、バランス修正用重りの付加またはアンバランス部の除去では修正できない、大きなアンバランスを容易に修正することができる。また、バランス修正用リング31の径方向の移動によりバランス修正ができ、バランス修正のためにバランス修正用リング31の一部を削り取る量を削減することができるので、削り屑の飛散を低減することが可能である。
(実施の形態2)
実施の形態1では、バランス修正用リング31を、回転部2を支持するための静圧気体軸受(すなわち、静圧気体ジャーナル軸受21および静圧気体スラスト軸受22a,22b)に対しロータリーエンコーダ19側に設置した場合について説明した。バランス修正用リングは、静圧気体軸受に対しテーブル6側にも取り付けることが可能である。つまり、回転部2は軸線O方向の一方の端部である一端としてのテーブル6側(DR1方向)の端部と、上記一端と反対側の端部である他端としてのロータリーエンコーダ19側(DR2方向)の端部とを有しており、バランス修正用リングは、静圧気体軸受よりもテーブル6側とロータリーエンコーダ19側とのいずれか一方または両方に取り付けることが可能となっている。
実施の形態1では、バランス修正用リング31を、回転部2を支持するための静圧気体軸受(すなわち、静圧気体ジャーナル軸受21および静圧気体スラスト軸受22a,22b)に対しロータリーエンコーダ19側に設置した場合について説明した。バランス修正用リングは、静圧気体軸受に対しテーブル6側にも取り付けることが可能である。つまり、回転部2は軸線O方向の一方の端部である一端としてのテーブル6側(DR1方向)の端部と、上記一端と反対側の端部である他端としてのロータリーエンコーダ19側(DR2方向)の端部とを有しており、バランス修正用リングは、静圧気体軸受よりもテーブル6側とロータリーエンコーダ19側とのいずれか一方または両方に取り付けることが可能となっている。
図3は、実施の形態2の静圧気体軸受スピンドルのテーブル付近の構成を示す部分断面模式図である。図3に示すように、テーブル6の外径側にバランス修正用リング51を設置してもよい。バランス修正用リング51の固定には、ねじ穴53に螺合されたリング固定ねじ52が使用されている。ねじ穴53は、バランス修正用リング51の外周側に開口するように、径方向に形成されている。
また実施の形態1と同様に、ねじ穴53の中心線は、テーブル6の外周面に形成された溝部の最深部に対し、テーブル6の軸部3側に形成されたフランジ部6aから離れる側に、軸線O方向にずれている。フランジ部6aのDR1方向側の面は、バランス修正用リング51のDR2方向側の面と対向している。テーブル6の外周面に形成された溝部の内面と、その内面と当接するリング固定ねじ52の当接面とは、軸線O方向においてフランジ部6aへ接近するにつれて径方向には軸線Oへ接近するように、軸線方向および径方向に対して傾斜しており非平行に形成されている。このような構成により、ねじ穴53にリング固定ねじ52を螺合させるとき、バランス修正用リング51がフランジ部6aに接近するように軸線O方向に移動することにより、バランス修正用リング51の径方向の固定と軸線方向の固定とを同時に行なうことができる。
取付部としてのバランス修正用タップ54に重りを取り付ける、またはバランス修正用リング51の任意の一部を削ることにより、静圧気体軸受スピンドルのバランス修正ができる。また、複数のリング固定ねじ52を各々調整することにより、バランス修正用リング51とテーブル6との間に形成された隙間分だけ、任意の距離を任意の角度でバランス修正用リング51を移動させることが可能となっているため、大きなアンバランスを容易に修正することができる。
(実施の形態3)
図4は、実施の形態3の静圧気体軸受スピンドルのテーブル付近の構成を示す部分断面模式図である。実施の形態3の構成は、バランス修正用リングの設置場所において、実施の形態2と異なっている。具体的には、実施の形態2ではテーブル6の外側にバランス修正用リング51を設置したのに対し、実施の形態3では、図4に示すように軸部3の内部にバランス修正用リング61を設置している。
図4は、実施の形態3の静圧気体軸受スピンドルのテーブル付近の構成を示す部分断面模式図である。実施の形態3の構成は、バランス修正用リングの設置場所において、実施の形態2と異なっている。具体的には、実施の形態2ではテーブル6の外側にバランス修正用リング51を設置したのに対し、実施の形態3では、図4に示すように軸部3の内部にバランス修正用リング61を設置している。
バランス修正用リング61には、リング固定ねじ62が螺合するねじ穴63が軸線O方向に形成されている。バランス修正用リング61の内部には、リング固定ねじ62の先端部と当接することにより径方向外側へ移動する、リング固定ピン68が設けられている。このリング固定ピン68が軸部3と係合することにより、バランス修正用リング61を軸部3に対して固定することが可能となっている。またテーブル6には、バランス修正用タップ64が形成されており、重りを取付可能とされている。
リング固定ピン68は、軸部3に対して径方向の内側から外側へ向かう方向に押圧されて、軸部3に固定される。軸部3に形成されたリング固定ピン68の先端部と係合する溝部の内面と、その内面と当接するリング固定ピン68の当接面とは、軸線O方向においてDR2方向へ向かうにつれて径方向には軸線Oから離れるように、軸線方向および径方向に対して傾斜しており非平行に形成されている。つまり実施の形態3では、リング固定ピン68を介してテーパ同士の突き合わせを行なっている。
実施の形態1および2と同様に、ねじ穴63にリング固定ねじ62を螺合させるとき、リング固定ピン68が径方向外側へ押圧されて軸部3に押し付けられることにより、バランス修正用リング61は径方向の位置を固定される。同時に、バランス修正用リング61は軸線方向に軸部3に押し付けられるように移動して、軸線方向の位置を固定される。したがって、バランス修正用リング61の径方向の固定と軸線方向の固定とを同時に行なうことができる。
取付部としてのバランス修正用タップ64に重りを取り付ける、またはバランス修正用リング61の任意の一部を削ることにより、静圧気体軸受スピンドルのバランス修正ができる。また、複数のリング固定ねじ62を各々調整することにより、バランス修正用リング61と軸部3との間に径方向に形成された隙間分だけ、任意の距離を任意の角度でバランス修正用リング61を移動させることが可能となっているため、大きなアンバランスを容易に修正することができる。
また、バランス修正用リング61が軸部3の内部に設置されていることにより、静圧気体軸受スピンドルを回転させたとき、特に高速で回転させたときに生じる、回転部と空気との摩擦による外乱を抑制することができる。
(実施の形態4)
図5は、実施の形態4の静圧気体軸受スピンドルのテーブル付近の構成を示す部分断面模式図である。実施の形態4の構成は、バランス修正用リングの設置場所において、実施の形態2と異なっている。具体的には、実施の形態2ではテーブル6の外側にバランス修正用リング51を設置したのに対し、実施の形態4では、図5に示すようにテーブル6の内部にバランス修正用リング71を設置している。
図5は、実施の形態4の静圧気体軸受スピンドルのテーブル付近の構成を示す部分断面模式図である。実施の形態4の構成は、バランス修正用リングの設置場所において、実施の形態2と異なっている。具体的には、実施の形態2ではテーブル6の外側にバランス修正用リング51を設置したのに対し、実施の形態4では、図5に示すようにテーブル6の内部にバランス修正用リング71を設置している。
テーブル6には、リング固定ねじ72が螺合するねじ穴73が、テーブル6の外周側から径方向に形成されている。バランス修正用リング71の固定には、ねじ穴73に螺合された複数のリング固定ねじ72が使用されている。バランス修正用リング71にはバランス修正用タップ74aが形成され、またテーブル6にはバランス修正用タップ74bが形成されており、重りを取付可能とされている。
バランス修正用リング71の外周面に形成された溝部の内面と、その内面と当接するリング固定ねじ72の当接面とは、軸線O方向において軸部3へ接近するにつれて径方向には軸線Oから離れるように、軸線方向および径方向に対して傾斜しており非平行に形成されている。実施の形態1と同様に、ねじ穴73にリング固定ねじ72を螺合させるとき、リング固定ねじ72がバランス修正用リング71の外周側に形成された溝部の内面に押し付けられて位置を固定されると同時に、バランス修正用リング71は軸線方向に軸部3に押し付けられるように移動する。したがって、バランス修正用リング71の径方向の固定と軸線方向の固定とを同時に行なうことができる。
取付部としてのバランス修正用タップ74a,74bに重りを取り付ける、またはバランス修正用リング71の任意の一部を削ることにより、静圧気体軸受スピンドルのバランス修正ができる。また、複数のリング固定ねじ72を各々調整することにより、バランス修正用リング71とテーブル6との間に形成された隙間分だけ、任意の距離を任意の角度でバランス修正用リング71を移動させることが可能となっているため、大きなアンバランスを容易に修正することができる。
また、バランス修正用リング71がテーブル6の内部に設置されていることにより、静圧気体軸受スピンドルを回転させたとき、特に高速で回転させたときに生じる、回転部と空気との摩擦による外乱を抑制することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の構成を適宜組合せてもよい。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 静圧気体軸受スピンドル、2 回転部、3 軸部、4 スラスト板、4a 表面、5 小径軸部、6 テーブル、6a フランジ部、7 テーブル面、10 固定部、11a,11b ハウジング、12,13 軸受スリーブ、14 スペーサ、15 モータカバー、17 モータロータ、18 モータステータ、19 ロータリーエンコーダ、21 静圧気体ジャーナル軸受、22a,22b 静圧気体スラスト軸受、23 給気路、24 排気路、31,51,61,71 バランス修正用リング、31a 端面、32,52,62,72 リング固定ねじ、33,53,63,73 ねじ穴、34a,34b,54,64,74a,74b バランス修正用タップ、35 溝部、36 内面、37 当接面、38 最深部、39 突端、41 工具挿入口、68 リング固定ピン、CL 中心線、O 軸線。
Claims (7)
- 軸線回りに回転する回転部と、
静圧気体軸受を介して前記回転部を回転可能に支持する固定部と、
前記回転部に固定され、前記回転部とともに軸線回りの回転運動を行なうバランス修正用リングとを備え、
前記バランス修正用リングは、複数のリング固定ねじを用いて前記回転部に固定されており、前記リング固定ねじの締め付け量を調整することにより径方向の固定位置を変更可能に設けられている、静圧気体軸受スピンドル。 - 前記バランス修正用リングには、重りを取付可能な取付部が設けられている、請求項1に記載の静圧気体軸受スピンドル。
- 前記回転部は、軸線方向の一方の端部である一端と、前記一端と反対側の端部である他端とを有し、
前記バランス修正用リングは、前記静圧気体軸受よりも一端側と他端側との少なくともいずれか一方において、前記回転部に固定されている、請求項1または請求項2に記載の静圧気体軸受スピンドル。 - 前記回転部には溝部が形成されており、
前記バランス修正用リングが前記回転部に固定された状態で、前記リング固定ねじの先端部は前記溝部の内面と当接しており、
前記溝部の内面と、前記内面と当接する前記リング固定ねじの当接面とは、軸線方向および径方向に対して非平行に形成されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の静圧気体軸受スピンドル。 - 前記バランス修正用リングには、前記リング固定ねじが螺合するねじ穴が径方向に形成されており、
前記バランス修正用リングが前記回転部に固定された状態で、前記ねじ穴の中心線は、前記溝部の最深部に対し軸線方向にずれている、請求項4に記載の静圧気体軸受スピンドル。 - 前記ねじ穴は、前記バランス修正用リングの外周側に開口するように形成されており、
前記回転部は、前記バランス修正用リングの端面と対向する表面であるスラスト面を含み、
前記内面および前記当接面は、軸線方向において前記スラスト面へ接近するにつれて径方向には軸線へ接近するように、軸線方向および径方向に対して傾斜しており、
前記ねじ穴の中心線は、前記溝部の最深部に対し軸線方向の前記スラスト面から離れる側にずれており、
前記ねじ穴に前記リング固定ねじを螺合させるとき、前記バランス修正用リングは、前記端面を前記スラスト面に接近させる向きに軸線方向に移動する、請求項5に記載の静圧気体軸受スピンドル。 - 前記バランス修正用リングには、前記リング固定ねじが螺合するねじ穴が軸線方向に形成されており、
前記静圧気体軸受スピンドルは、前記リング固定ねじの先端部と当接して径方向に移動する、リング固定ピンをさらに備え、
前記リング固定ピンが前記回転部に係合して前記バランス修正用リングを前記回転部に固定する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の静圧気体軸受スピンドル。
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|---|---|---|---|
| JP2008133031A JP2009281462A (ja) | 2008-05-21 | 2008-05-21 | 静圧気体軸受スピンドル |
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|---|---|
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ID=41452130
Family Applications (1)
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-05-21 JP JP2008133031A patent/JP2009281462A/ja active Pending
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