JP2009276878A - 警報装置および警報方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、部屋に入室した入室者を検出して警報を発する警報装置および警報方法に関するものであり、電波により部屋に入室した入室者を検出して警報を発する場合であっても、無用な警報を発するのをなくすことを目的とする。
【解決手段】警報装置15は、アンテナ5を介して検知すべき部屋に入室検出用電波7を発射し、その入室検出用電波7の反射状態の変化をアンテナ6を介して受信して部屋1に人が入室したことを検出する。人の入室が検出されたときに入室検出用電波7をRFIDタグ検知用電波に切り替えて送信して入室者が権限保有者10であれば保有しているべきRFIDタグ9の検知を行い、入室者が権限保有者でないと判定されたときに制御部16により警報部26を作動させる。
【選択図】図7
【解決手段】警報装置15は、アンテナ5を介して検知すべき部屋に入室検出用電波7を発射し、その入室検出用電波7の反射状態の変化をアンテナ6を介して受信して部屋1に人が入室したことを検出する。人の入室が検出されたときに入室検出用電波7をRFIDタグ検知用電波に切り替えて送信して入室者が権限保有者10であれば保有しているべきRFIDタグ9の検知を行い、入室者が権限保有者でないと判定されたときに制御部16により警報部26を作動させる。
【選択図】図7
Description
本発明は、部屋に入室した入室動体を検出して警報を発する警報装置および警報方法に関する。
部屋内に貴重品を保管しているような場合、入室権限を有していない入室者が無断で入室すると不都合であるので、入室者の入室を検出して警報を発する警報装置が用いられていた。
このような警報装置として、部屋のどの位置であっても入室者を検出することができるように、電波を送受信する送受信装置を設けて部屋内に電波を送信し、入室者があったときにその電波の反射状態が変化することを利用して入室者を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−141577号公報
従来の警報装置では、入室者が部屋内のどの場所に入室していても検出して警報を発することができるという点で便利なものであったが、検出できる範囲が広いことが逆に作用して、例えば警備員が部屋のドアを開けただけの場合や、作業者が荷物の搬入のためにごく短時間だけ入室した場合のように、警報が無用である場合にも入室者がありと検出して、警報を発してしまうという課題があった。特に、警報が建物の構内全体に発せられる場合には、本当に必要な場合の警報と間違えられて全員に迷惑を生じたり、警報の信頼性を損ねたりするという課題があった。
そこで本発明は、電波により部屋に入室した入室者を検出して警報を発する場合であっても、無用な警報を発するのをなくすことを目的とする。
この目的を達成するために本発明の警報装置は、検知すべき部屋に入室検出用電波を発射し、入室検出用電波の反射状態の変化を検出して部屋に動体が入室したことを検出する入室検出部と、入室検出部により動体の入室が検出されたときにRFID(Radio Frequency IDentification)タグ検知用電波を送信して入室動体が権限保有動体であれば保有しているべきRFIDタグの検知を行うRFIDタグ検知部と、RFIDタグ検知部により入室動体が権限保有動体でないと判定されたときに警報を発する警報部とを備えていることを特徴とする。このような構成により、所期の目的を達成するものである。
また、本発明の警報方法は、検知すべき部屋に入室検出用電波を発射し、入室検出用電波の反射状態の変化を検出して部屋に動体が入室したことを検出する入室検出ステップと、入室検出ステップにより動体の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室動体が権限保有動体であれば保有しているべきRFIDタグの検知を行うRFIDタグ検知ステップと、RFIDタグ検知ステップにより入室動体が権限保有動体でないと判定されたときに警報を発する警報ステップとを備えていることを特徴とする。このような方法により、所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、入室検出用電波により動体の入室を検出し、動体の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室動体が権限保有動体であれば保有しているべきRFIDタグを検知し、入室動体が権限保有動体でないと判定されたときに警報を発するので、電波により部屋に入室した入室動体を検出して警報を発する場合であっても、権限保有動体が入室した場合にも警報を発するなどの無用な警報を発するのをなくすことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態)
まず、図1〜図5を参照しながら、本発明の実施の形態における警報装置について説明する。以下、例えば美術館などの部屋に設置された展示台の上の展示物を警備する場合を例として説明する。なお、入室する対象としては、人物、猫や犬などの動物、警備ロボットなどの機械などの動体が対象となるが、本発明の実施の形態では人物を例として説明する。
まず、図1〜図5を参照しながら、本発明の実施の形態における警報装置について説明する。以下、例えば美術館などの部屋に設置された展示台の上の展示物を警備する場合を例として説明する。なお、入室する対象としては、人物、猫や犬などの動物、警備ロボットなどの機械などの動体が対象となるが、本発明の実施の形態では人物を例として説明する。
本実施の形態の警報装置は、電波を用いて入室検出を行うことによって入室者が部屋内のどこに入室していても検出できるという利点を活かしながら、しかもRFIDタグを活用して入室者が入室権限を有するものであるか否かを検知し、無権限の入室者のみを検知して警報を発するようにしたので、無用な警報を発するのをなくすことができるものである。
具体的には、検知すべき部屋に入室検出用電波を発射し、入室検出用電波の反射状態の変化を検出して部屋に人が入室したことを検出し、人の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室者が入室する権限(入室許可)を有する人(以下、「権限保有者」という)であれば保有しているべきIDがタグ情報として書き込まれているRFIDタグの検知を行い、このRFIDタグのタグ情報に含まれるIDと予め警報装置に登録されている権限者IDとの照合により権限保有動体である権限保有者であるか否かを判定し、入室者が権限保有者でないと判定されたときに警報を発する。
このような構成によって、入室検出用電波により人の入室を検出し、人の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室者が権限保有者であれば保有しているべきRFIDタグを検知し、入室者が権限保有者でないと判定されたときに警報を発するようにしたので、電波により部屋に入室した入室者を検出して警報する場合であっても、権限保有者が入室した場合にも警報を発してしまうなどの無用な警報を発するのをなくすことができる。
さらに、警報装置は、一定期間内にRFIDタグからの応答信号が検知されなかったときに検知すべき部屋に再度の電波を発射し、その電波の反射状態の変化を検出し、再度の電波により反射状態の変化が検出されたときに警報を発する。これにより、無権限者の場合であっても一定時間以上の入室の場合のみに警報を発することができる。
次に、このような警報装置を用いて行う警報動作の例について説明する。図1は本発明の実施の形態における部屋1の第1の状態を示す斜視図であり、部屋1に入室している人がいない状況を示す。
図1に示すように、警報装置は、入室検出用およびRFIDタグ検知用電波を送信するアンテナ5と、入室検出用電波の反射波およびRFIDタグからの応答信号を受信するアンテナ6とを備えている。アンテナ5とアンテナ6は部屋1の上方に配設されている。
この場合、アンテナ5から送信された入室検出用電波7は、壁8、扉2、展示台3上の展示物4などで反射されて、アンテナ6で入室検出用電波7の反射波が受信される。この入室検出用電波7の反射状態が基準状態となる。この基準状態では、入室検出用電波7の反射状態は時間的に変化しないので、警報は発せられない。
また、美術館などの部屋1を警備する警備員などのこの部屋1に入室する権限を有する権限保有者は、予め権限保有者として識別可能なIDが与えられ、このIDが警報装置に予め登録されている。そして、このIDをタグ情報として書き込まれている所定の権限を示すRFIDタグ(権限タグ)を保有している。その他のこの部屋1に入室する権限を有しない人(以下、「無権限者」という)は、警報装置に登録されているIDがタグ情報として書き込まれていないRFIDタグを保有しているか、RFIDタグを保有していない。
次に、図2は同部屋1の第2の状態を示す斜視図であり、警備員など権限保有者であれば保有すべきID(警報装置に予め登録されている権限保有者に付与されているID)がタグ情報として書き込まれている所定のRFIDタグ9を保有する権限保有者10が部屋1の扉2を短時間だけ開けた状態を示す。
この場合は、図2の中の一点鎖線で示したように、扉2で反射される入室検出用電波7の反射方向が変わり、アンテナ6で受信される反射波の受信状態が変化するので、入室者があったことが検出される。しかし、この権限保有者10は入室権限を記憶保持したRFIDタグ9を有しており、アンテナ6でRFIDタグ9からの応答信号も受信される。これにより、権限保有者10は入室権限をもった権限保有者と検知されるので、警報は発せられない。
次に、図3は同部屋1の第3の状態を示す斜視図であり、権限保有者10が部屋1の中に作業などで長時間在室した状態を示す。この場合にも、入室検出用電波7の反射状態が変わるので入室が検出されるが、やはりRFIDタグ9を保有しているのでアンテナ6でRFIDタグ9からの応答信号も受信されることによって、権限保有者と判定され、警報は発せられない。
次に、図4は同部屋1の第4の状態を示す斜視図であり、入室権限を有しない作業者である無権限者11がごく短時間だけ扉2を開けて部屋1に入室し、置台12をおいてすぐに退出した状態を示す。
この場合にも、入室検出用電波7の反射状態が変わるので入室が検出され、しかもRFIDタグ9を有していないので無権限者11であると検知されるが、その在室時間が5秒程度の短時間であれば無害者と判定して、やはり警報は発せられない。
また、無権限者11の退出後は、図4に示すように、置台12が置かれることによって以前とは入室検出用電波7の反射状態が変わるが、その後は入室検出用電波7の反射状態が時間的に変化することはない。したがって、以後はこの置台12が置かれたままの状態になっているため、警報は発せられない。
次に、図5は同部屋1の第5の状態を示す斜視図であり、入室権限を有しない無権限者11が部屋1に入室し、一定時間以上の長時間在室した状態を示す。この場合は、入室検出用電波7の反射状態が変わって入室が検出され、しかもRFIDタグ9を有していないのでRFIDタグ9からの応答信号が検知されない。したがって、無権限者11であると検知されるとともに、無権限者11が一定時間以上在室していることが検出されることにより、異常な状態であると判定されて、警報が発せられる。
本実施の形態においては、図5のように、警報が本当に必要な異常状態のときにのみ警報が発せられる。
なお、RFIDタグ9は、例えば図6(A)に示すように権限保有者10が身に付けるネームプレート13に内蔵されて使用される。また、図6(B)に示すように、警備員が被る帽子14の中にRFIDタグ9を埋め込み、外見上分からないようにして使用する。これによれば、管理上のセキュリティをさらに向上させることができる。
次に、図7を参照しながら、警報装置15の回路構成について詳細に説明する。図7は、本発明の実施の形態における警報装置15の回路ブロック図である。
警報装置15は、図7に示すように、入室検出部およびRFIDタグ検知部として機能する本体部15aと、送信用のアンテナ5と、受信用のアンテナ6と、警報部26とを備えている。
本体部15aは、アンテナ5、6を介して送受信する電波や警報を制御するための制御部16と、送信信号を変調する変調部17と、アンテナ5を介して送信信号を出力する送信部18と、アンテナ6で受信した受信信号を処理する受信部19と、受信した信号を復調する復調部20と、メモリ23と、時間を計測するタイマ27とを有している。また、本体部15aは、各部にクロックを供給するクロック部21と、各部に電源を供給する電源部22とを有している。
また、本体部15aは有線または無線により警報部26と接続され、制御部16により警報部26を作動させるか否かを制御する。警報部26は、警備対象となる施設内、監視室などに設置されている。警報部26は、警報音による報知、音声による警報メッセージ、表示装置による警報メッセージの表示などにより警報を発する。
なお、警報部26として、予め警備対象となる施設内に設置されているものを使用してもよい。この場合、本体部15aは、制御部16により、予め設置されている警報部26と連携して動作する。
また、制御部16は、ソフトウェアとして電子媒体などで供給され、コンピュータで実行することにより実現するようにしてもよい。このコンピュータは、監視室などに予め設置されているコンピュータと共用してもよい。
メモリ23には、RFIDタグ9を検知するときの問い合わせ信号の作成や、RFIDタグ9からの応答信号の判定を行うための権限保有者のID情報、入室許可レベルなどのセキュリティ情報などが予め記憶されている。セキュリティ情報として、例えば部屋ごとに設定された入室許可レベルと入室を許可した権限保有者の情報、この権限保有者ごとに設定された入室許可レベル情報などが記憶されている。これにより、制御部16の判定部16aは、入室者を検知したとき、この入室者が保有しているRFIDタグ9のタグ情報に記録されているIDが、部屋1への入室許可したIDで、かつ入室許可レベルより高ければ、入室を許可された権限保有者と判定する。
また、本体部15aは入室検知部24とメモリ25とを有し、入室検出部として機能する場合に、入室検知部24は入室検出用電波が壁8などから反射する反射波の反射状態の変化を所定の時間ごとに検出する。例えば、入室検知部24は、タイマ27で時間を計測し、3秒ごとに反射波の反射状態の変化を検出する。これにより、3秒前に受信した反射波の反射状態(検出レベル)がメモリ25に記憶され、これを基準レベルとして次回に受信する反射波の検出レベルと比較することにより、反射波の反射状態の変化があったと検知し、このことから入室者があったと検出する。
そして、本体部15aはRFIDタグ検知部として機能する場合に、制御部16は入室者があったと検出したときにID情報を問い合わせる問い合わせ信号を作成する。このように作成された問い合わせ信号は変調部17で変調され、送信部18およびアンテナ5を介して送信される。
次に、制御部16は、問い合わせ信号の送信後、一定期間内に入室者が保有するRFIDタグ9から問い合わせ信号に応答した所定の権限(権限保有者のID情報)を示す応答信号が発せられたか否かを受信部19および復調部20を介して取得し、取得された応答信号から得られるタグ情報と、メモリ23に記憶されている権限保有者のID情報、入室許可レベル情報などと比較照合する。これにより、入室者が部屋1において権限保有者であるか否かを判定部16aで判定する。制御部16は、判定部16aにより、入室検知部24からの検知結果と、復調部20からのRFIDタグ9の応答信号の検知結果とに基づいて、入室者が権限保有者10なのか無権限者11なのか、入室者の入室時間が一定の時間以上なのか以下なのか、を判定して警報を発するか否かを判断し、必要なときに警報部26を制御して警報を発する。
次に、図8から図11を参照しながら、図1から図5で説明した警報動作を行うための警報装置15について説明する。
図8は本発明の実施の形態における警報装置15の動作を説明するためのフローチャート、図9は同警報装置15の動作を説明するためのタイムチャート、図10は同警報装置15の他の動作を説明するためのタイムチャート、図11は同警報装置15のさらに他の動作を説明するためのタイムチャートである。
ここで、図9では入室者が権限タグを保有しており、長時間にわたって部屋1に在室した場合の動作例、図10では無権限者が部屋1に長時間在室した場合の警報装置15の動作例、図11では無権限者が部屋1に短時間だけ在室した場合の警報装置15の動作例について説明する。
また、図9から図11において、反射波信号X(V)は入室検知部24で検出される、入室検出用電波7の反射波信号状態(検出レベル)を、aは送信用のアンテナ5から送信される入室検出用電波(実線)とRFIDタグ検知用電波(破線)の送信状態を、bは警報部の作動状態を、それぞれ示している。
まず、図8に示すように、警報装置15は、入室検知部24により、入室検出用電波7(搬送波)を発生させるように変調部17を制御し、変調部17でRFIDタグ検知用電波が無変調の搬送波となるように入室検出信号(実線)を作成して、送信部18を介してアンテナ5から部屋1内に入室検出用電波7として送信する。この入室検出用電波7は、図9から図11に示すように、一定周期、例えば3秒ごとに繰り返し送信される(ステップS1)。
警報装置15は、入室検知部24により、入室検出用電波7をアンテナ5から送信し、部屋1の壁8や扉2などの各部で反射された入室検出用電波7の反射波をアンテナ6で受信し、受信部19で信号処理した後、復調部20で復調して、受信した電波の反射波信号Xを得る。そして、入室検知部24はこの反射波信号Xを3秒ごとに検出して、入室検出用電波7を送信開始したときの反射波信号Xをメモリ25に記憶しておき、3秒後に再度受信した反射波信号Xと比較することによって、その間に反射波の状態が変化したか否かを検出し、変化があれば、部屋1に入室した者がありと検出する(ステップS2)。
警報装置15は、反射波に変化がなく(NO)、入室者がいないと判定した場合には、ステップS1に戻り、入室検出用電波7の送信を続ける。一方、この3秒間に誰かが部屋1に入室すると、入室検出用電波7の反射波の反射状態が3秒前とは変化する(YES)。すると、入室検知部24は、図9に示すように、時刻t1から時刻t2の間でその反射波の状態が変化したことを検出して、入室者があったと検出する(ステップS3)。
制御部16は、入室検知部24からの検知結果に基づいて部屋1に入室した者が検出されると、RFIDタグ検知用電波で問い合わせ信号を時刻t2から一定時間送信するように命じる。すなわち、制御部16は問い合わせ(例えば「IDを返答せよ」など)および制御コマンドを変調部17により所定の搬送波を変調し、この変調したRFIDタグ検知用電波である問い合わせ信号(破線)を送信部18およびアンテナ5を介して部屋1の室内に送信させる(ステップS4)。
このとき、入室した者が権限保有者10であって所定のRFIDタグ9を保有していれば(ステップS5)、そのRFIDタグ9がこの問い合わせ信号に応答して、所定の応答信号を送り返す。そこで、アンテナ6でRFIDタグ9からの応答信号を受信し、受信部19で増幅などした後、復調部20で応答信号を復調し、制御部16で一定時間の間、所定の入室権限を示すIDがタグ情報として書き込まれている正規の権限を示すRFIDタグ9(権限タグ)からの応答信号(ID)を検知する(ステップS6)。
ここで、所定の入室権限を示すIDがタグ情報として書き込まれているRFIDタグ9を保有する権限保有者10が部屋1に長時間入室した場合(図3で示した部屋1の第1の状態)、図9に示すように、警報装置15は、時刻t3で所定の入室権限を示すRFIDタグ9の応答信号を検出する。これにより、警報装置15は、入室者が権限保有者10であることを警報装置15のメモリ23に予め記憶されている権限保有者のID情報、入室許可レベル情報などと比較照合することにより判定して、警報動作には進まず、図8に示すように、ステップS1に戻って、入室検出を続ける。そして、権限保有者10が部屋1内に在室している限り、時刻t4、時刻t7以降も同様にして、入室検出と権限保有者検知とを繰り返す。
その後、時刻t8で権限保有者10が部屋1から退出すると、RFIDタグ9からの正規の応答信号(権限保有者10のID)が検知されなくなる。このため、時刻t9でRFIDタグ9からの応答信号の検知時間がタイムアウトになる。
すると、時刻t9でRFIDタグ9からの応答信号がなくなったことがステップS5で判定されることにより、制御部16は再び変調部17を制御して、検知時間タイムアウト後の時刻t9に入室検出用電波7をアンテナ5から部屋1内に送信し(ステップS7)、アンテナ6で反射波を受信し(ステップS8)、時刻t10に入室検知部24で反射波の反射状態の変化を検出して入室を判定する(ステップS9)。すなわち、当初の入室者の入室を検出するときの入室検出と同様にステップS1からステップS3の動作をもう1度行う。このときには権限保有者10はすでに部屋1から退出しているので、時刻t10には反射波の変化が検出されなくなり、図1の状態に戻るので、ステップS1に戻り、以降、同様に入室検出の動作が繰り返される。したがって、警報部26は作動されず、警報は発せられない。
このようにして、権限保有者10が部屋1に入室した場合には、在室時間が長くても、図9に示すような動作をして、警報が発せられることはない。
次に、図10を参照しながら、所定のRFIDタグ9を保有しない無権限者11が部屋1に長時間入室した場合の動作について説明する。
この場合にも、上記の場合と同様に入室検出動作が行われ、無権限者11が時刻t1に入室すると、aに示すように、入室検出用電波7の反射波の変化により時刻t2で、入室検知部24により入室者の入室が検出される。これにより、時刻t2からRFIDタグ検知用電波が送信される(ステップS1〜ステップS4)。
しかし、今度は入室した無権限者11は所定のRFIDタグ9を保有していないので、RFIDタグ9からの所定の応答信号が発せられない。このため、時刻t5でRFIDタグ9の検知動作がタイムアウトになって、無権限者11が入室したことが検知される(ステップS5)。しかし、RFIDタグ9の検知動作のタイムアウトだけでは無権限者11がまだ部屋1内に留まっているのか、短時間ですぐに退出したのかが分からないので、本実施の形態の特徴として、この場合には、もう1度、入室検出の動作を行うようにしている。
すなわち、警報装置15は、時刻t5でRFIDタグ9の検知動作がタイムアウトになると、制御部16の制御により、再度、一定期間、アンテナ5から入室検出用電波7を送信し(ステップS7)、アンテナ6で反射波を受信する(ステップS8)。そして、入室検知部24で反射波の反射状態の変化を検出して入室者の有無を判定する(ステップS9)。これにより、無権限者11がまだ部屋1に在室していると反射波が変化するために、ステップS9で変化が検出されてまだ在室していると判定され、このとき、はじめて制御部16から警報部26が制御されて、警報が発せられる(ステップS10)。
悪意の入室者、例えば窃盗者など、は展示台3(図1)を破壊したり錠を破壊したりするためにある程度時間を要するので、無権限の入室者が一定の時間以上部屋1に在室した場合には悪意の入室者と判定して警報を発することが望ましく、本実施の形態の警報装置15は、この要請にこたえることができるものである。
このように本実施の形態によれば、所定のRFIDタグ9を保有していない無権限者11が所定の時間以上部屋1に入室した場合に警報を正しく発することができる。
次に、図11を参照しながら、権限保有者10あるいは無権限者11が所定時間以下の短時間だけ部屋に入室した場合に警報を発しないようにする動作の例について説明する。このような状態としては、図2に示すように権限保有者10である警備員が部屋1の扉2を短時間だけ開けて中の様子を覗いたり、図4に示すように無権限者11である作業者が短時間だけ部屋1に入室して置台12を置いて退出するような場合がある。
このような短時間の入室の場合には窃盗などの悪意の入室ではないので警報を発しないようにすべきであるが、従来は、このような場合にも入室が検出されて警報を発していた。このため無用な警報が発せられていた。
そこで、本実施の形態においては、図11に示すような動作により、所定時間以下の短時間の入室の場合には警報を発しないようにしている。
図11においては、無権限者11が、時刻t11から時刻t13までの短時間だけ入室した場合を示している。
この場合にも、時刻t11に無権限者11が入室すると、ステップS1〜ステップS5の動作により、入室者が無権限者11であることが検知され、時刻t14でRFIDタグ検知動作がタイムアウトになる。これにより、無権限者11が入室したことが検出される。あるいは、権限保有者10であっても、短時間だけ扉を開けてすぐに閉めた場合には、RFIDタグ9が応答する余裕がない場合があり、この場合にもRFIDタグ9の応答信号が受信されないことになって、無権限者の入室と同様の扱いになってしまう。
そこで、本実施の形態では、短時間の入室を判別するために、再度、時刻t4から一定期間の間、入室検出用電波7を送信し(ステップS7)、その反射波を受信して(ステップS8)、無権限者11がまだ部屋1内にいるか否かを判定する(ステップS9)。
しかし、無権限者11は時刻t13にすでに退出しているので、再度の入室検出時刻t15にはもう入室していないこと、すなわち退出していること、が検出されることになる。したがって、この時刻t15が入室の再検出のタイムアウト時間となって、この場合には入室者が権限保有者10であっても、無権限者11であっても、短時間の間に部屋1から退出して、無害であることを検出でき、この場合には警報部26を作動させないようにすることができる。
なお、このような無害の入室時間は、通常10秒程度と考えられるので、その程度以下の入室であれば警報を発しないようにしておけばよい。なお、この警報を発しないようにする時間の設定は、警備する部屋1の広さや、緊急度に応じて決定される。
以上のように本実施の形態の警報装置15によれば、検知すべき部屋1に入室検出用電波7を発射し、入室検出用電波7の反射状態の変化を検出して部屋1に人が入室したことを検出し、人の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室者が権限保有者であれば保有しているべきRFIDタグ9の検知を行い、RFIDタグ9のタグ情報から得たIDと警報装置15のメモリ23に予め登録されている権限保有者のIDとを照合する。そして、警報装置15は、照合結果により入室者が権限保有者でないと判定されたときに制御部16により警報部26を作動させ、警報を発する。
これにより、何者かの入室を検出するために電波を用いることによって入室を確実に検出することができるとともに、さらにRFIDタグ9を併用して用いることによって入室権限の有無や短時間の入出を確実に検知することができるので、本当に問題となる無権限者の長時間の入室のみを的確に検知して警報を発することができ、無用な警報をなくすことができる。
また、入室検出用電波7として、RFIDタグ検知用電波を無変調にした搬送波を用いるので、使用する装置を兼用することができ、回路規模を削減することができる。これにより、装置のコストを低減することができる。
なお、動体の対象を人としたが、ロボットなどの機械、猫、犬などの動物であってもよい。この場合にも、例えば権限データを書き込みしたRFIDタグ9を警備ロボットや警備犬などに装着し、この警備ロボットや警備犬と一緒に警備員が入室することができ、入室した場合であっても無用な警報を発することがない。
以上のように本発明によれば、電波により動体の入室を検出し、動体の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室動体が権限保有動体であれば保有しているべきRFIDタグを検知し、入室動体が権限保有動体でないと判定されたときに警報を発することができる。したがって、電波により部屋に入室した入室動体を検出して警報を発する場合であっても、権限保有動体が入室した場合にも警報を発するなどの無用な警報を発するのをなくすことを可能とする警報装置、警報方法として有用である。
1 部屋
2 扉
3 展示台
4 展示物
5,6 アンテナ
7 入室検出用電波
8 壁
9 RFIDタグ
10 権限保有者(権限保有動体)
11 無権限者
12 置台
13 ネームプレート
14 帽子
15 警報装置
15a 本体部
16 制御部
16a 判定部
17 変調部
18 送信部
19 受信部
20 復調部
21 クロック部
22 電源部
23,25 メモリ
24 入室検知部
26 警報部
27 タイマ
2 扉
3 展示台
4 展示物
5,6 アンテナ
7 入室検出用電波
8 壁
9 RFIDタグ
10 権限保有者(権限保有動体)
11 無権限者
12 置台
13 ネームプレート
14 帽子
15 警報装置
15a 本体部
16 制御部
16a 判定部
17 変調部
18 送信部
19 受信部
20 復調部
21 クロック部
22 電源部
23,25 メモリ
24 入室検知部
26 警報部
27 タイマ
Claims (14)
- 検知すべき部屋に入室検出用電波を発射し、前記入室検出用電波の反射状態の変化を検出して部屋に動体が入室したことを検出する入室検出部と、
前記入室検出部により前記動体の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室動体が権限保有動体であれば保有しているべきRFIDタグの検知を行うRFIDタグ検知部と、
前記RFIDタグ検知部により前記入室動体が権限保有動体でないと判定されたときに警報を発する警報部とを備えていることを特徴とする警報装置。 - 前記警報部は、前記入室動体が所定の時間以上前記部屋にいることを検出したときに警報を発することを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
- 前記入室検出部は、
前記部屋に入室検出用電波を送信する送信部と、
前記部屋で反射された前記入室検出用電波の反射波を受信する受信部と、
前記受信部で受信された前記反射波の反射状態の変化を所定の時間間隔で検知し、前記反射状態の変化に基づいて前記動体が入室したことを検知する入室検知部とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の警報装置。 - 前記RFIDタグ検知部は、
前記動体が入室したことが検出されたときに前記部屋に前記RFIDタグ検知用電波で問い合わせ信号を送信する送信部と、
前記問い合わせ信号の送信後、一定期間内に前記入室動体が保有するRFIDタグから前記問い合わせ信号に応答した所定の権限を示す応答信号が発せられたか否かを検知し、検知結果に基づいて前記入室動体が権限保有動体であるか否かを判定する判定部とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の警報装置。 - 前記入室検出部は、前記RFIDタグ検知部で前記一定期間内に前記RFIDタグからの応答信号が検知されなかったときに前記検知すべき部屋に再度の入室検出用電波を発射してその反射状態の変化を検出し、
前記警報部は、前記入室検出部で前記再度の入室検出用電波により反射状態の変化が検出されたときに警報を発することを特徴とする請求項4に記載の警報装置。 - 前記入室検出用電波として、前記RFIDタグ検知用電波を無変調で用いることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の警報装置。
- 検知すべき部屋に入室検出用電波を発射し、前記入室検出用電波の反射状態の変化を検出して部屋に動体が入室したことを検出する入室検出ステップと、
前記入室検出ステップにより前記動体の入室が検出されたときにRFIDタグ検知用電波を送信して入室動体が権限保有動体であれば保有しているべきRFIDタグの検知を行うRFIDタグ検知ステップと、
前記RFIDタグ検知ステップにより前記入室動体が権限保有動体でないと判定されたときに警報を発するようにした警報ステップとを備えていることを特徴とする警報方法。 - 前記警報ステップは、前記入室動体が所定の時間以上前記部屋にいることを検出したときに警報を発するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の警報方法。
- 前記入室検出ステップは、
前記部屋に入室検出用電波を送信する第1のステップと、
前記部屋で反射された前記入室検出用電波の反射波を受信する第2のステップと、
前記第2のステップで受信された前記反射波の反射状態の変化を所定の時間間隔で検知し、前記反射状態の変化に基づいて前記動体が入室したことを検知する第3のステップとを備えていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の警報方法。 - 前記RFIDタグ検知ステップは、
前記動体が入室したことが検出されたときに前記部屋に前記RFIDタグ検知用電波で問い合わせ信号を送信する第4のステップと、
前記問い合わせ信号の送信後、一定期間内に前記入室動体が保有するRFIDタグから前記問い合わせ信号に応答した所定の権限を示す応答信号が発せられたか否かを検知し、検知結果に基づいて前記入室動体が権限保有動体であるか否かを判定する第5のステップとを備えていることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の警報方法。 - 前記第5のステップで、一定期間内に前記応答信号が検知されたときに、前記第1のステップから前記第3のステップを繰り返すことを特徴とする請求項10に記載の警報方法。
- 前記入室検出ステップは、
前記RFIDタグ検知ステップで前記一定期間内に前記RFIDタグからの応答信号が検知されなかったときに前記検知すべき部屋に再度の入室検出用電波を発射してその反射状態の変化を検出する第6のステップと、
前記警報ステップは、前記第6のステップで前記再度の入室検出用電波により反射状態の変化が検出されたときに警報を発する第7のステップとを有することを特徴とする請求項10に記載の警報方法。 - 前記第7のステップで、前記反射状態の変化が検出されなかったときに、前記第1のステップから前記第3のステップを繰り返すことを特徴とする請求項12に記載の警報方法。
- 前記入室検出用電波として、前記RFIDタグ検知用電波を無変調で用いることを特徴とする請求項7から請求項13のいずれか1項に記載の警報方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008125553A JP2009276878A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | 警報装置および警報方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008125553A JP2009276878A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | 警報装置および警報方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009276878A true JP2009276878A (ja) | 2009-11-26 |
Family
ID=41442281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008125553A Pending JP2009276878A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | 警報装置および警報方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009276878A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017191612A (ja) * | 2012-09-21 | 2017-10-19 | グーグル インコーポレイテッド | スマートセンサーを装備した家のためのデバイス、方法、および関連する情報処理 |
| WO2018066058A1 (ja) * | 2016-10-04 | 2018-04-12 | 三菱電機株式会社 | 入退管理システム |
-
2008
- 2008-05-13 JP JP2008125553A patent/JP2009276878A/ja active Pending
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