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JP2009268630A - 血管拡張具、イントロデューサー、ガイドワイヤー及び医療器具導入装置 - Google Patents

血管拡張具、イントロデューサー、ガイドワイヤー及び医療器具導入装置 Download PDF

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JP2009268630A
JP2009268630A JP2008120417A JP2008120417A JP2009268630A JP 2009268630 A JP2009268630 A JP 2009268630A JP 2008120417 A JP2008120417 A JP 2008120417A JP 2008120417 A JP2008120417 A JP 2008120417A JP 2009268630 A JP2009268630 A JP 2009268630A
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JP2008120417A
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English (en)
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Teiji Oda
禎二 織田
Kazumasa Watahashi
和政 渡橋
Hideo Hayashi
秀朗 林
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JMS Co Ltd
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JMS Co Ltd
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Abstract

【課題】医療器具を血管に挿入する手技を素早くかつ正確に行えるようにする。
【解決手段】血管拡張具1は、血管に挿入される長尺状をなす本体部2と、本体部2の挿入方向先端側に形成された先細形状の拡張部3とを備えている。本体部2の基端側から拡張部3に亘るように液剤流通路4を形成する。液剤流通路4に連通する液剤放出口5を拡張部3の外面に開口させる。液剤を液剤流通路4に注入して、液剤放出口5から血管内に放出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、医療器具を血管に挿入する際に使用可能な血管拡張具、イントロデューサー、ガイドワイヤー及び医療器具導入装置に関する。
一般に、心原性ショックの患者に対しては、ショックを引き起こしている原疾患の緊急治療を行い、これに並行して循環動態を維持する治療を行う。循環動態を維持する治療法としては、カテコラミン(強心薬)の投与や、大動脈バルンパンピング術(IABP)があるが、これらによっても循環動態を維持できない場合には、経皮的人工心肺装置(PCPS)を用いた治療が行われることがある。
PCPSを使用する場合には、脱血用カニューラを経皮的に大腿静脈から心臓の右房(目標位置)まで挿入するとともに、送血用カニューラを経皮的に大腿動脈に挿入する。そして、脱血用カニューラが接続された血液ポンプを作動させて、該脱血用カニューラにより右房内から血液を脱血し、この血液を人工肺で酸化した後、送血用カニューラにより大腿動脈に逆行性に送血する。これにより、血流量の改善が図られて循環動態を維持することが可能になる。
上記のようなカニューラを血管に挿入する際には、例えば、特許文献1に開示されているような血管拡張具が用いられることがある。この血管拡張具は、シースと共にカニューラ導入具を構成するものであり、シース及びカニューラ内に挿入される長尺状をなしている。血管拡張具の挿入方向先端側は、先細のテーパー形状とされ、シースの挿入方向先端部から突出するようになっている。また、血管拡張具には、挿入方向先端側から基端側に亘ってガイドワイヤー挿通孔が形成されている。
上記特許文献1の血管拡張具を用いてカニューラを経皮的に血管に挿入する際には、まず、血管拡張具にシースを被せておき、血管に予め留置しておいたガイドワイヤーを血管拡張具のガイドワイヤー挿入孔に挿入し、血管拡張具をシースとともに、ガイドワイヤーに沿わせて血管に挿入していく。血管拡張具を血管に挿入すると、血管拡張具の先端部のテーパー形状によって血管が拡張されていく。その後、シースを留置した状態で血管拡張具のみを血管から抜き、シース内にカニューラを挿入してカニューラをガイドワイヤーによって目標位置まで導入する。
特開2002−191697号公報
ところが、心原性ショックの患者に対しては、カニューラを一刻も早く挿入しなければならない。しかしながら、PCPSのカニューラの挿入手技は、救急外来処置室、ICUや手術室で緊急的に行われることがある。この場合、救急外来処置室、ICUや手術室には、カテーテル室のような透視装置が無く、従って、術者は、手の感触を頼りに、特許文献1のような血管拡張具をはじめ、ガイドワイヤーやカニューラを何度も抜いたり入れたりしながら、目標位置まで進めていかなければならならず、素早くかつ正確な手技は困難である。また、患者の病態によっては、血管が潰れ気味になっている場合があり、この場合には、ガイドワイヤーが下大静脈以外の分枝に迷入し易いとともに、特許文献1の血管拡張具によっても血管を的確にかつ十分に拡張することができず、素早い手技が困難になる虞れがあるとともに、血管に損傷を与えてしまう虞れがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、医療器具を血管に挿入する手技を素早くかつ正確に、しかも、血管に損傷を与えることなく行えるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、以下の構成を採っている。
すなわち、第1の発明では、医療器具を血管に挿入する際に使用される血管拡張具であって、血管に挿入される長尺状をなす本体部と、上記本体部の挿入方向先端側に形成された先細形状の拡張部と、上記本体部の内部における基端側から上記拡張部の内部に亘って形成された液剤流通路と、上記拡張部の外面に開口し、上記液剤流通路に連通する液剤放出口と、上記本体部の基端側に、上記液剤流通路と連通するように設けられた液剤注入管部とを備えている構成とする。
この構成によれば、血管拡張具を拡張部側から血管に挿入していくことで、拡張部により血管が拡張され、これにより、本体部が血管に挿入されていく。このとき、血管が潰れていて、血管拡張具の入り難い状態にあるときには、液剤注入管部に液剤を注入する。この液剤注入管部に注入された液剤は、液剤流通路を流れて拡張部の外面に開口する液剤放出口より血管内に放出される。血管内に放出された液剤の圧力により、血管を素早く拡張していくことが可能になる。その結果、血液拡張具の拡張部が血管に入り易くなる。
このときに注入される液剤としては、生理的食塩水や、少量の造影剤が好ましい。生理的食塩水を用いることで、低侵襲な治療が可能になる。また、可動型の透視装置を救急外来処置室、ICUや手術室に持ち込むことが可能な場合には、造影剤を注入しておくことで、血管拡張具を透視下で確認することが可能になり、より正確な処置が可能になる。
第2の発明では、第1の発明において、液剤流通路及び液剤放出口には、拡張部を血管内で案内するガイドワイヤーが挿通される構成とする。
この構成によれば、液剤流通路及び液剤放出口をガイドワイヤーの挿通孔として利用することが可能になる。
第3の発明では、第2の発明において、本体部の基端側には、ガイドワイヤーを液剤流通路に導くガイドワイヤー導入管部が液剤注入管部から分かれて設けられている構成とする。
この構成によれば、液剤注入管部から分かれたガイドワイヤー導入管部を介してガイドワイヤーが液剤流通路に挿通されるので、液剤注入管部をガイドワイヤーから離して配置することが可能になる。
第4の発明では、第2の発明において、液剤放出口の周縁部は、挿入されるガイドワイヤーの外周面の全周から離れるように形成されている構成とする。
この構成によれば、液剤が、ガイドワイヤーの外周面全周と液剤放出口の周縁部との間から放出される。
第5の発明では、第1の発明において、液剤放出口の周縁部には、該液剤放出口に連続する切欠部が形成されている構成とする。
この構成によれば、液剤流通路を流通した液剤が切欠部からも放出される。
第6の発明では、第5の発明において、切欠部は、液剤放出口の周方向に間隔をあけて複数形成されている構成とする。
この構成によれば、液剤放出口の周方向に離れた複数箇所から十分な量の液剤が放出されるようになる。
第7の発明では、第1の発明において、液剤放出口は、拡張部の先端部に位置付けられている構成とする。
この構成によれば、液剤を拡張部の先端部から放出させることが可能になる。
第8の発明では、第1の発明において、本体部は、管状に形成された医療器具に挿入されるものであり、拡張部は、上記医療器具の挿入方向先端部から突出するように形成されている構成とする。
この構成によれば、本体部を医療器具に挿入した状態で、該医療器具と共に血管に挿入して拡張部により血管を拡張しながら、医療器具を血管に挿入していくことが可能になる。
第9の発明では、第1の発明において、本体部は、静脈に挿入される構成とする。
この構成によれば、動脈に比べて潰れが生じやすい静脈を確実に拡張することが可能になる。
第10の発明では、医療器具を血管に導入する際に使用されるイントロデューサーであって、ガイドワイヤーが挿通する管状をなし、上記血管に挿入される挿入管部と、上記挿入管部の挿入方向先端側に設けられ、該挿入管部の径方向外方へ拡大して該挿入管部の先端開口を上記血管の径方向中心寄りに位置付ける拡大部とを備えている構成とする。
この構成によれば、挿入管部を血管に挿入し、この挿入管部にガイドワイヤーを挿入していくと、該ガイドワイヤーが該挿入管部の先端開口から突出し、血管に挿入されていく。このとき、拡大部によって、挿入管部の先端開口が血管の径方向中心寄りに位置付けられることで、ガイドワイヤーが血管の径方向中心近傍に位置するようになる。このようにガイドワイヤーが血管の径方向中心近傍に位置していることにより、血管の内壁に開口している分枝に迷入し難くなる。
第11の発明では、拡大部は、挿入管部の径方向外方へ拡大した拡大状態と、拡大状態よりも径方向内方へ縮んだ縮小状態とに切り替えられる構成とする。
この構成によれば、挿入管部を血管に挿入し始めるときには、拡大部を縮小状態にしておくことで、容易に挿入することが可能になる。そして、挿入管部を血管に深く挿入した後に、拡大部を拡大状態にすることで、ガイドワイヤーを血管の径方向中心近傍に位置付けることが可能になる。
第12の発明では、拡大部は、膨張部材で構成され、上記膨張部材には、流体吸排器が接続されている構成とする。
この構成によれば、膨張部材に供給する流体の量によって、該膨張部材の膨張度合いを簡単に変えることが可能になる。
第13の発明では、血管に挿入される医療器具を目標位置まで案内するガイドワイヤーであって、血管への挿入方向先端側が湾曲形成されている構成とする。
この構成によれば、ガイドワイヤーを血管に挿入した際、先端側が湾曲していることにより、分枝のような細い血管に迷入し難くなる。
第14の発明は、第13の発明において、挿入方向先端側の形状がピッグテール形状である構成とする。また、ピッグテールタイプのガイドワイヤーは、血管に挿入した際、カテーテルの持つ弾性によって湾曲部分が血管の内径に合うように形状変化するように構成するのが好ましい。
第15の発明は、上記血管拡張具、上記イントロデューサー及び上記ガイドワイヤーを備えている医療器具導入装置である。
この構成によれば、ガイドワイヤーを血管の分枝に迷入させることなく、所望の血管に挿入可能となり、また、血管拡張具により血管を素早く拡張することが可能になる。
第1の発明によれば、長尺状の本体部に形成した拡張部の外面に液剤放出口を開口させたので、拡張部を血管に挿入した状態で、液剤を液剤放出口から放出させ、この液剤の圧力によって血管を素早く拡張させることができる。これにより、医療器具を目的位置まで素早くかつ正確に、しかも、血管に損傷を与えることなく挿入できる。
第2の発明によれば、液剤流通路及び液剤放出口にガイドワイヤーを挿通するようにしたので、ガイドワイヤーの挿通孔を血管拡張具に別途設けなくてもよくなり、血管拡張具の構造をシンプルにすることができる。
第3の発明によれば、ガイドワイヤー導入管部を液剤注入管部から分れるように設けたので、液剤注入管部をガイドワイヤーから離すことができ、液剤注入管部への液剤の注入操作を容易に行うことができる。
第4の発明によれば、液剤放出口の周縁部をガイドワイヤーの外周面の全周から離れるように形成したので、液剤を液剤放出口の全周から放出することができ、血管を効果的に拡張することができる。これにより、ダイレーター付カテーテルのような医療器具を素早く正確に血管に挿入し、留置しておくことができる。
第5の発明によれば、液剤放出口の周縁部に切欠部を形成したので、液剤流通路を流通する液剤を切欠部からも放出させることができる。これにより、液剤の放出量を十分に確保することができ、血管を短い時間で拡張できる。
第6の発明によれば、切欠部を液剤放出口の周方向に間隔をあけて複数設けたので、液剤放出口の周方向に離れた複数箇所から十分な量の液剤を放出することができ、血管をより一層短い時間で拡張できる。
第7の発明によれば、液剤を拡張部の先端部から放出できるので、血管を確実に拡張できる。
第8の発明によれば、本体部を医療器具に挿入し、この状態で拡張部を医療器具の先端部から突出させるようにしたので、血管を拡張しながら、医療器具を血管に挿入していくことができ、医療器具の挿入手技を早くすることができる。
第9の発明によれば、潰れが生じやすい静脈を確実に拡張でき、本発明の作用効果が顕著なものとなる。
第10の発明によれば、ガイドワイヤーが挿通する挿入管部の挿入方向先端側に拡大部を設けたことで、ガイドワイヤーを血管内で径方向中心近傍に位置付けることができる。これにより、ガイドワイヤーが血管の分枝に迷入し難くなり、ひいては、医療器具を、素早くかつ正確に、しかも、血管に損傷を与えることなく、目標位置まで挿入することができる。
第11の発明によれば、拡大部を縮小状態にしておくことで、挿入管部を血管に容易に挿入することができる。
第12の発明によれば、膨張部材の膨張度合いを流体の供給量によって簡単に変えて、血管の内径に対応させることができ、ガイドワイヤーを血管の径方向中心近傍に確実に位置付けることができる。
第13の発明によれば、ガイドワイヤーの挿入方向先端側を湾曲形成したので、ガイドワイヤーが、分枝のような細い血管に迷入し難くなり、ひいては、医療器具を素早くかつ正確に、しかも、血管に損傷を与えることなく、目標位置まで挿入することができる。
第15の発明によれば、医療器具を、血管拡張具及びガイドワイヤーを用いて素早くかつ正確に目標位置まで挿入することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る血管拡張具1を示すものである。この血管拡張具1は、PCPS(図示せず)が有する脱血用カニューラ100(図2に示す)を静脈に経皮的に挿入する際に、該静脈を拡張するのに使用されるものである。この実施形態の説明では、血管拡張具1の構造を説明する前に、脱血用カニューラ100の構造について説明する。脱血用カニューラ100は、例えばポリ塩化ビニル等の柔軟性を有する樹脂材を成形してなるものであり、挿入方向先端部(図2の左側)には血液を吸い込むための開口部101が1つ形成され、また、カニューラ100の周壁部の先端側には、同様の開口部102が多数形成されている。カニューラ100の基端側(図2の右側)には、先端側よりも大径の大径部103が設けられている。この大径部103に、人工心肺装置から延びるチューブ(図示せず)が接続されるようになっている。脱血用カニューラ100の周壁部における先端側と大径部103との間の部分には、該カニューラ100の潰れを防止するための補強線材(図示せず)が埋め込まれている。この補強線材は、コイルバネ状に巻かれた形をなしている。また、上記脱血用カニューラ100は、ガイドワイヤーG(図3に示す)によって静脈内を案内されるようになっている。このガイドワイヤーGは、従来より脱血用カニューラ100を案内するのに用いられているものと同じ構造であるため、ガイドワイヤーGの構造の説明は省略する。このガイドワイヤーGとしては、外径が例えば0.25インチ、0.35インチ、0.38インチ等のものがあり、患者の体格や病態、静脈の太さ等によって最適な外径のガイドワイヤーGが用いられるようになっている。
上記血管拡張具1は、図1に示すように、長尺状の本体部2と、本体部2の中心線方向一側(図1の左側)に形成された血管拡張用の拡張部3とを備えており、拡張部3側から静脈に挿入されるようになっている。本体部2は、挿入方向全体に亘って略同じ円形断面を有している。また、拡張部3は、挿入方向先端側へ向かって縮径する先細のテーパー形状とされている。拡張部3の挿入方向先端側は、本体部2を脱血用カニューラ100に挿入した状態で、該カニューラ100の挿入方向先端の開口部101から突出するようになっている。本体部2及び拡張部3は、例えばポリ塩化ビニル等の柔軟な樹脂材を用いて一体成形されている。
図4に示すように、上記血管拡張具1には、拡張部3の内部から本体部2の内部における挿入方向基端部に亘って液剤流通路4が形成されている。液剤流通路4の内径は、ガイドワイヤーGの外径よりも大きく設定され、該ガイドワイヤーGが容易に挿通するようになっている。液剤流通路4は、本体部2の中心線に沿って延びるように形成されている。液剤流通路4の挿入方向基端部は、本体部2の基端部において開口している。一方、液剤流通路4の挿入方向先端側は、拡張部3の先端側へ行くほど断面積が狭くなるように形成されている。つまり、液剤流通路4の先端側は絞られている。
また、拡張部3の挿入方向先端部には、上記液剤流通路4の先端側に連通する液剤放出口5が形成されている。この液剤放出口5は、ガイドワイヤーGの外径よりも大きい円形状とされ、この液剤放出口5には、ガイドワイヤーGが挿通されるようになっている。従って、ガイドワイヤーGの中心線と液剤放出口5の中心線とを一致させたときには、ガイドワイヤーGの外周面の全周が液剤放出口5の周縁部から離れるようになる。
図1に示すように、本体部2の中心線方向他側には、Y型コネクタ10が接続されている。このY型コネクタ10は、直線状に延びる直管部11(ガイドワイヤー導入管部)と、直管部11の途中から分岐して延びる分岐管部12(液剤注入管部)とを有しており、図4に示すように、これら直管部11と分岐管部13とは連通している。図1に示すように、上記直管部11の一端部が、本体部2に対し接続部材13によって液密に接続されている。本体部2に接続された状態にあるY型コネクタ10の直管部11の中心線は、図4に示すように、本体部2の中心線と一致しており、直管部11と液剤流通路4とは連通している。
Y型コネクタ10の直管部11には、ガイドワイヤーGが挿入されるようになっている。直管部11の本体部2と反対側には、その反対側の端部へ向かって拡径しながら延びる拡径部14と、この拡径部14の大径側に連続する円筒部15とが形成されている。円筒部15の外周面には、雄ねじ部15aが形成されている。円筒部15の内部には、シリコーンゴム等からなる弾性部材16が挿入されている。この弾性部材16は、円形板状をなしており、中心部にガイドワイヤーGが挿通する貫通孔16aが形成されている。
上記直管部11の円筒部15には、キャップ部材18が取り付けられるようになっている。このキャップ部材18には、ガイドワイヤーGの挿通孔18aが形成されるとともに、円筒部15の雄ねじ部15aを覆う形状の外筒部18bと、円筒部15の内側へ挿入される内筒部18cとが形成されている。外筒部18bの内周面には、上記円筒部15の雄ねじ部15aに螺合する雌ねじ部18dが形成されている。内筒部18cは、雌ねじ部18dを雄ねじ部15aに螺合させてキャップ部材18を締め込んだ状態(図4(b)に示す)で、弾性部材16に圧接するように形成されている。内筒部18cが弾性部材16に圧接すると、弾性部材16は、拡径部14との間で潰れて貫通孔16aが縮小して閉じ、直管部11が閉塞されるようになっている。この状態で、ガイドワイヤーGが動かなくなる。
また、Y型コネクタ10の分岐管部12の直管部11と反対側には、シリンジ20の先端部が接続される接続孔12aが形成されている。この接続孔12aは、シリンジ20側へ行くほど拡径するテーパー形状とされている。上記シリンジ20は、液剤流通路4に液剤を注入するためのものであり、先端部には、上記接続孔12aに挿入されるルアーテーパー部20aが設けられている。尚、シリンジ20の先端部と分岐管部12にロック形状を設けてシリンジ20の抜けを防止するようにしてもよい。このロック形状としては、一般的にシリンジ20の接続部分に用いられる形状が挙げられる。
次に、上記のように構成された血管拡張具1の使用方法について説明する。まず、ガイドワイヤーGの挿入手順について説明すると、はじめに、図示しない筒状ニードルと該ニードルに挿入される内針とによって下肢の静脈(大腿静脈)に穿刺を行った後、筒状ニードルを静脈内に残した状態で内針を抜く。そして、筒状ニードルにガイドワイヤーGを挿入し、該ガイドワイヤーGを下大静脈から右心房まで挿入し、留置する。
次いで、血管拡張具1の本体部2を、脱血用カニューラ100の大径部103から該カニューラ100内に挿入し、拡張部3をカニューラ100の開口部101から突出させる。また、キャップ部材18は緩めておき、図4(a)に示すように、弾性部材16の貫通孔16aを大きくしておく。さらに、シリンジ20には、液剤としての生理的食塩水を入れておき、シリンジ20のルアーテーパー部20aをY型コネクタ10の接続孔12aに挿入して接続しておく。尚、シリンジ20には、造影剤を入れておいてもよい。
その後、図3に示すように、ガイドワイヤーGの挿入方向基端側を血管拡張具1の液剤放出口5から液剤流通路4に挿入し、Y型コネクタ10の直管部11を通してキャップ部材18の挿通孔18aから外方へ突出させる。そして、血管拡張具1と脱血用カニューラ100を一緒に大腿静脈の穿刺部から静脈内に挿入していくと、拡張部3がガイドワイヤGにより案内されながら進んでいき、拡張部3により静脈が拡張される。これにより、本体部2がカニューラ100と共に静脈に挿入されていく。このとき、静脈の状態が血管拡張具1の入り難い状態にあるときには、キャップ部材18を締め込んだことを確認した後、シリンジ20のロッド(図示せず)を押して、シリンジ20内の生理的食塩水を、Y型コネクタ10の分岐管部12を介して液剤流通路4に注入する。この液剤流通路4に注入された生理的食塩水は、液剤流通路4を先端側へ向かって流れて、拡張部3の液剤放出口5に達する。すると、生理的食塩水は、液剤放出口5の周縁部とガイドワイヤーGの外周面との間から静脈内に放出される。この静脈内に放出される生理的食塩水の勢いは、液剤流通路4の先端側が絞られていることと、液剤放出口5にガイドワイヤーGが挿入されて有効開口面積が狭くなっていることとにより、強いものとなる。この生理的食塩水の圧力により静脈が拡張される。その結果、血液拡張具1の拡張部3が静脈に入り易くなるので、血管拡張具1を強い力で押し込むことなく、静脈の拡張が可能になる。
尚、シリンジ20に造影剤を入れている場合には、この造影剤によって静脈が拡張される。この場合、可動型の透視装置を救急外来処置室、ICUや手術室に持ち込むことで、血管拡張具1を透視下で確認することが可能になる。これにより、血管拡張具1を静脈の走行方向に導いて、正確に挿入処置を行うことが可能になる。
より正確な処置が可能になる。
上記のようにして血管拡張具1により静脈を拡張させながら、脱血用カニューラ100を所望の位置まで挿入した後に、血管拡張具1を静脈から抜く。その後、脱血用カニューラ100の大径部103を人工心肺装置のホースに接続することで脱血が行われる。
以上説明したように、この実施形態1に係る血管拡張具1によれば、長尺状の本体部2に形成した拡張部3を静脈に挿入した状態で、生理的食塩水を先端部の液剤放出口5から放出し、この生理的食塩水の圧力によって静脈を素早く拡張させることができる。これにより、脱血用カニューラ100を右房まで素早くかつ正確に挿入できる。
また、血管拡張具1を静脈に小さい力で挿入できるようになるので、静脈や周囲の組織が損傷するのを抑制でき、静脈を確実にかつ低侵襲に拡張することができる。
また、液剤流通路4及び液剤放出口5をガイドワイヤーGの挿通孔として利用するようにしたので、血管拡張具1の構造をシンプルにすることができる。
また、Y型コネクタ10を用いてシリンジ20を本体部2に接続するとともに、ガイドワイヤーGを本体部2に挿入するようにしたので、ガイドワイヤーGの基端側とシリンジ20とを離して配置することができる。これにより、生理的食塩水の注入操作及びガイドワイヤーGの操作を容易に行うことができる。
また、液剤放出口5の形状をガイドワイヤーGの外形状よりも大きい円形としたので、生理的食塩水が、ガイドワイヤーGの外周面全周と液剤放出口5の周縁部との間から放出され、静脈の内壁全周に行き渡ることになる。これにより、静脈を効果的に拡張することができる。また、液剤放出口5を拡張部3の先端部に位置付けているので、生理的食塩水を拡張部3の先端部から放出させて、静脈の拡張しにくい箇所に集中的に当てることができる。尚、造影剤を用いた場合も同様である。
また、本体部2を脱血用カニューラ100に挿入した状態で、該カニューラ100と共に静脈に挿入するようにしたので、拡張部3によって静脈を拡張しながら、カニューラ100を所望の位置まで挿入できる。これにより、脱血用カニューラ100の挿入手技を早くすることができる。
尚、上記実施形態では、液剤放出口5の形状を円形としているが、これに限らず、例えば、図5に示す変形例のように、液剤放出口5の周縁部には、該液剤放出口5に連続する切欠部5aを形成してもよい。図5(a)に示す変形例1では、液剤放出口5の周方向の1箇所に切欠部5aが設けられており、この切欠部5aの先端側は、円弧形状とされている。
また、図5(b)に示す変形例2では、液剤放出口5の周方向の2箇所に切欠部5aが設けられており、また、図5(c)に示す変形例3では、液剤放出口5の周方向の3箇所に切欠部5aが設けられており、また、図5(d)に示す変形例4では、液剤放出口5の周方向の4箇所に切欠部5aが設けられている。上記変形例2〜4のように切欠部5aを複数設ける場合には、切欠部5aを液剤放出口5の周方向に略等間隔に配置するのが好ましい。また、切欠部5aを複数設ける場合には、切欠部5aを不等間隔に配置してもよい。さらに、切欠部5aの形状や数は任意に設定することが可能である。
上記変形例1〜4のように切欠部5aを設けることで、生理的食塩水の放出量を十分に得ることがができ、短い時間で静脈を拡張できる。
また、図6(a)に示す変形例5では、液剤放出口5の形状が5つの突出形状を持つ星形とされ、また、図6(b)に示す変形例6では、液剤放出口5の形状が6つの突出形状を持つ星形とされている。これら変形例のものによっても、生理的食塩水の量を十分に得ることができる。
また、上記実施形態では、静脈に生理的食塩水を放出するようにしたが、これに限らず、例えば、液状の血栓溶解剤等の薬剤を放出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、血管拡張具1を脱血用カニューラ100と共に静脈に挿入する場合について説明したが、これに限らず、血管拡張具1のみを静脈に挿入して拡張するようにしてもよい。
また、液剤放出口5の開口位置は、拡張部3の先端部に限られるものではなく、拡張部3の外面であれば特に限定されない。
また、ガイドワイヤーGを液剤流通路4に挿通させることなく、ガイドワイヤーG専用の挿通孔を、液剤流通路4とは別に本体部2及び拡張部3に形成するようにしてもよい。
また、ガイドワイヤーGの外径に応じて、液剤流通路4の内径や、液剤放出口5の内径を変更するようにしてもよい。
また、液剤を液剤流通路4に注入するにあたっては、シリンジ20以外の注入装置を用いてもよい。
また、上記実施形態では、静脈を拡張する場合について説明したが、動脈を拡張する場合にも適用することができる。
(実施形態2)
図7〜図9は、本発明の実施形態2に係るイントロデューサーを示すものである。このイントロデューサー30は、PCPS(図示せず)が有する脱血用カニューラ100(図2に示す)を静脈に経皮的に挿入する際、脱血用カニューラ100の静脈への挿入前にガイドワイヤーGを静脈に挿入するのに使用されるイントロデューサである。
イントロデューサー30は、図9にも示すように、ガイドワイヤーGが挿通する内管部31と、内管部31の外周面を覆うように形成された外管部32とを備えている。内管部31及び外管部32は一緒に静脈に挿入されるようになっている。内管部31の長さは、20cm〜30cmの範囲で設定されている。内管部31の挿入方向先端部は、外管部32の挿入方向先端部から突出している。外管部32の内径は、内管部31の外径よりも若干大きく設定されている。外管部32の挿入方向先端部には、外管部32の径方向外方へ拡大して外管部32の先端開口を静脈の径方向中心寄りに位置付ける拡大部33が設けられている。拡大部33は、外管部32の先端から突出する4つの棒状部33a、33a、…で構成されている。これら棒状部33a、33a、…は、外管部32の径方向に間隔をあけて配置されている。各棒状部33aの突出方向中間部と、基端部とには、折れ曲がり部33b、33bがそれぞれ設けられている。各棒状部33aの突出方向先端部には、棒状の操作部34が連なっている。各操作部34は、外管部32の基端部へ向かって、外管部32と内管部31との間を通って延びており、外管部32の基端部から突出している。4つの操作部34における外管部32から突出した部分は、一体化している。また、外管部32の基端部には、把持部35が設けられている。
拡大部33は、図7(a)、図9(a)に示すように、棒状部33aが内管部31の外周面に沿うように位置する縮小状態と、図7(b)、図9(b)に示すように、棒状部33aが立ち上がった拡大状態とに切り替えられるようになっている。拡大状態にある拡大部33の外径は、15mm以上25mm以下の範囲で設定するのが好ましく、より好ましくは、20mmである。
縮小状態にある拡大部33を拡大状態にする場合には、上記外管部32の把持部35を持って、操作部34における外管部32の基端部から突出した部分を、図7(a)に示す矢印Xの方向に引っ張る。すると、4つの操作部34が外管部32と内管部31との間を通って外管部32の基端側へ移動していき、この操作部34の動きに連動して、4つの棒状部33aが折れ曲がり部33bを起点にして内管部31から立ち上がるように折れ曲がり、図7(b)に示す拡大状態になる。一方、拡大状態にある拡大部33を縮小状態にする場合には、操作部34における外管部32の基端部から突出した部分を、上記X方向とは反対に押すようにすればよい。これにより、操作部34が外管部32と内管部31との間を通って外管部32の先端側へ移動していき、この操作部34の動きに連動して、棒状部33aが内管部31に沿うようになる。
次に、上記のように構成されたイントロデューサー30の使用方法について、図10及び図11に基づいて説明する。まず、大腿静脈Aを切開して、イントロデューサー30をその先端側から、下大静脈Bへ向けて挿入していく。この挿入し始めの段階では、図10に示すように、拡大部33を縮小状態としておく。そして、イントロデューサー30の先端部が大腿静脈Aの分枝Bの手前に達すると、挿入を停止して、図11に示すように、拡大部33を拡大状態とする。イントロデューサー30の先端部が分枝Cの手前に達したか否かは、イントロデューサー30の挿入量により判断することが可能である。
拡大部33を拡大状態にすると、4つの棒状部33aが大腿静脈Aの内壁に接触し、内管部31及び外管部32の両先端開口が大腿静脈Aの径方向中心近傍に位置するようになり、よって、ガイドワイヤーGが大腿静脈Aの径方向中心近傍に位置付けられる。このようにガイドワイヤーGが大腿静脈Aの径方向中心近傍に位置していることにより、大腿静脈Aの内壁に開口している分枝Cや、対側の大腿静脈Dに迷入し難くなる。上記のようにしてガイドワイヤーGを挿入した後の手技は、実施形態1で説明した手技と同様である。尚、イントロデューサー30を大腿静脈Aから抜く際には、拡大部33を縮小状態にすればよい。
以上説明したように、この実施形態2に係るイントロデューサー30によれば、ガイドワイヤーGを大腿静脈Aの径方向中心寄りに位置付けることができるので、ガイドワイヤーGが、目標とする静脈B以外の静脈C、Dに迷入し難くなり、よって、カニューラ100を右房まで素早くかつ正確に挿入できる。
上記拡大部33を構成する棒状部33aの数は、4つに限られるものではなく、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。
また、上記実施形態2では、拡大部33を棒状部33aで構成しているが、これに限らず、例えば、図12及び図13に示す変形例のように、膨張部材40で構成してもよい。この膨張部材40は、一般的なバルーンカテーテルに設けられているバルーンと同様に構成されており、内管部31の挿入方向先端側に固定されている。外管部32と内管部31との間には、空気通路41が形成されており、この空気通路41が上記膨張部材40に接続されている。また、空気通路41は、外管部32の基端側まで延びており、コネクタ43を介して、空気ポンプ等からなる空気給排器45に接続されている。従って、空気給排器45によって空気を膨張部材40に注入することで、図12(b)、図13及び図15に示すように、該膨張部材40が膨張して拡大状態となり、一方、膨張部材40内の空気を排出することで、図12(a)及び図14に示すように、膨張部材40が縮小状態となる。尚、膨張部材40には、空気以外にも二酸化炭素等を注入してもよいし、また、例えば、生理的食塩水等の液体を注入するようにしてもよい。
また、上記実施形態1、2のガイドワイヤーGは、先端部が直線状に延びているが、これに限らず、図16に示す変形例のように、ガイドワイヤーGの先端部を湾曲させてピッグテール形状、即ち、1周以上巻いた形状としてもよい。ガイドワイヤーGの先端部を湾曲させることで、ガイドワイヤーGが大腿静脈Aの分枝Cのような細い血管に迷入し難くなり、ひいては、透視下でなくても、ガイドワイヤーGを目的位置まで挿入でき、このガイドワイヤーGにより脱血用カニューラ100を素早くかつ正確に右房まで挿入することができる。
また、ピッグテールタイプのガイドワイヤーGでは、湾曲部分の外径を大腿静脈Aのような太い血管の径よりもさらに大きめに設定しておく。これにより、ガイドワイヤーGの持つ弾性によって、大腿静脈A内でその太さの変化に追従するように湾曲部分の外径が変化する。よって、大腿動脈Aよりも細い分枝Cへの迷入が防止される。また、ピッグテールタイプのガイドワイヤーGでは、挿入方向先端側が大きく湾曲した形状となっているので、血管に損傷を与え難くなる。
また、上記実施形態1の血管拡張具1と、実施形態2のイントロデューサー30と、変形例の先端湾曲型ガイドワイヤーGとを含むカニューラ導入装置(医療器具導入装置)を構成してもよい。このカニューラ導入装置を用いることで、ガイドワイヤーGを大腿静脈Aの分枝Cに迷入させることなく、下大静脈Bに挿入可能となり、また、血管拡張具1により大腿静脈Aを素早く拡張することが可能になる。これにより、カニューラ100を、素早くかつ正確に右房まで挿入することができる。
また、上記血管拡張具1、イントロデューサー30には、抗菌コーティングを施すようにしてもよい。この抗菌コーティングとしては、例えば、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンポリマー(MPCポリマー)コーティングが好ましい。MPCポリマーとしては、日本油脂株式会社製のLipidure−CR1701、Lipidure−CR1702、Lipidure−BG、Lipidure−CM0203、Lipidure−CM5206、Lipidure−CM5206E、Lipidure−CM5208E等が挙げられる。これらMPCポリマーは、生体適合性がよく、しかも、抗菌性が高い。MPCポリマーのコーティングを施す際には、MPCポリマーの水溶液に血管拡張具1、イントロデューサー30を浸して加熱吸着処理を行うのが好ましいが、これ以外の方法で処理するようにしてもよい。
また、上記血管拡張具1、イントロデューサー30及びガイドワイヤーGを用いて、カニューレ100以外のカテーテル等を血管に挿入するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る血管拡張具、イントロデューサー及びガイドワイヤーは、例えば、カニューラ等を血管に挿入する際に使用することができる。
本発明の実施形態1に係る血管拡張具の側面図である。 脱血用カテーテルの側面図である。 血管拡張具の本体部を脱血用カテーテルに挿入し、さらに、血管拡張具にガイドワイヤーを挿通した状態を示す図である。 血管拡張具の断面図であり、(a)は、キャップ部材を緩めた状態を示し、(b)は、キャップ部材を締め込んだ状態を示す図である。 実施形態1の変形例1〜4に係る血管拡張具の拡張部を先端側から見た図である。 実施形態1の変形例5、6に係る図5相当図である。 実施形態2に係るイントロデューサーの側面図であり、(a)は、拡大部が縮小した状態を示し、(b)は、拡大部が拡大した状態を示す。 拡大部が拡大した状態のイントロデューサーを先端側から見た図である。 (a)及び(b)は、それぞれ図8の(a)及び(b)に相当する部分断面図である。 イントロデューサーの使用状態を説明する図である。 拡大部が拡大した状態の図10相当図である。 (a)及び(b)は、それぞれ実施形態2の変形例に係り、図7(a)及び(b)に相当する図である。 実施形態2の変形例に係る図8相当図である。 実施形態2の変形例に係る図10相当図である。 実施形態2の変形例に係る図11相当図である。 変形例に係るガイドワイヤーの使用状態を説明する図である。
符号の説明
1 血管拡張具
2 本体部
3 拡張部
4 液剤流通路
5 液剤放出口
5a 切欠部
11 直管部(ガイドワイヤ導入管部)
12 分岐管部(液剤注入管部)
20 シリンジ
30 イントロデューサー
31 内管部(挿入管部)
33 拡大部
40 膨張部材
41 空気通路
43 コネクタ
45 空気吸排器(流体吸排器)
100 脱血用カニューラ(医療器具)
A 大腿静脈
B 下大静脈
C 分枝
G ガイドワイヤー

Claims (15)

  1. 医療器具を血管に挿入する際に使用される血管拡張具であって、
    血管に挿入される長尺状をなす本体部と、
    上記本体部の挿入方向先端側に形成された先細形状の拡張部と、
    上記本体部の内部における基端側から上記拡張部の内部に亘って形成された液剤流通路と、
    上記拡張部の外面に開口し、上記液剤流通路に連通する液剤放出口と、
    上記本体部の基端側に、上記液剤流通路と連通するように設けられた液剤注入管部とを備えていることを特徴とする血管拡張具。
  2. 請求項1に記載の血管拡張具において、
    液剤流通路及び液剤放出口には、拡張部を血管内で案内するガイドワイヤーが挿通されることを特徴とする血管拡張具。
  3. 請求項2に記載の血管拡張具において、
    本体部の基端側には、ガイドワイヤーを液剤流通路に導くガイドワイヤー導入管部が液剤注入管部から分かれて設けられていることを特徴とする血管拡張具。
  4. 請求項2に記載の血管拡張具において、
    液剤放出口の周縁部は、挿入されるガイドワイヤーの外周面の全周から離れるように形成されていることを特徴とする血管拡張具。
  5. 請求項1に記載の血管拡張具において、
    液剤放出口の周縁部には、該液剤放出口に連続する切欠部が形成されていることを特徴とする血管拡張具。
  6. 請求項5に記載の血管拡張具において、
    切欠部は、液剤放出口の周方向に間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする血管拡張具。
  7. 請求項1に記載の血管拡張具において、
    液剤放出口は、拡張部の先端部に位置付けられていることを特徴とする血管拡張具。
  8. 請求項1に記載の血管拡張具において、
    本体部は、管状に形成された医療器具に挿入されるものであり、
    拡張部は、上記医療器具の挿入方向先端部から突出するように形成されていることを特徴とする血管拡張具。
  9. 請求項1に記載の血管拡張具において、
    本体部は、静脈に挿入されることを特徴とする血管拡張具。
  10. 医療器具を血管に導入する際に使用されるイントロデューサーであって、
    ガイドワイヤーが挿通する管状をなし、上記血管に挿入される挿入管部と、
    上記挿入管部の挿入方向先端側に設けられ、該挿入管部の径方向外方へ拡大して該挿入管部の先端開口を上記血管の径方向中心寄りに位置付ける拡大部とを備えていることを特徴とするイントロデューサー。
  11. 請求項10に記載のイントロデューサーにおいて、
    拡大部は、挿入管部の径方向外方へ拡大した拡大状態と、拡大状態よりも径方向内方へ縮んだ縮小状態とに切り替えられることを特徴とするイントロデューサー。
  12. 請求項11に記載のイントロデューサーにおいて、
    拡大部は、膨張部材で構成され、
    上記膨張部材には、流体吸排器が接続されていることを特徴とするイントロデューサー。
  13. 血管に挿入される医療器具を目標位置まで案内するガイドワイヤーであって、
    血管への挿入方向先端側が湾曲形成されていることを特徴とするガイドワイヤー。
  14. 請求項13に記載のガイドワイヤーにおいて、
    挿入方向先端側の形状がピッグテール形状であることを特徴とするガイドワイヤー。
  15. 請求項1に記載の血管拡張具、請求項10に記載のイントロデューサー及び請求項13に記載のガイドワイヤーを備えていることを特徴とする医療器具導入装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166018A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社メディコスヒラタ 医療器具用イントロデューサ
WO2024248088A1 (ja) * 2023-05-30 2024-12-05 日本ゼオン株式会社 体内穿刺孔拡張用ダイレータ

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