JP2009262138A - プレート式反応器における温度制御方法及び反応生成物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の伝熱管を重ねた構成を有する伝熱プレートが反応容器内に複数並べられ、伝熱プレート温度差が100℃よりも大きい熱媒のそれぞれが複数の一連の伝熱管に供給されて第一層と第二層とが反応容器内に形成されるプレート式反応器において、これらの熱媒の温度の間であってそれぞれの温度から100℃未満の温度差を有する熱媒を、第一層と第二層との間の複数の一連の伝熱管に供給して第三層を形成する。
【選択図】なし
Description
の熱媒の温度差による応力を抑制することができる方法を提供する。
前記伝熱プレートにおける一連の複数の伝熱管にT1℃の熱媒を供給して第一層を形成し、前記伝熱プレートにおいて第一層の伝熱管から離れている別の一連の複数の伝熱管にT2℃の熱媒を供給し、第一層に並んで配置される第二層を形成し、前記伝熱プレートにおける第一層と第二層との間の一以上の伝熱管にT3℃の熱媒を供給して第三層を形成し、
前記原料に、エチレン;炭素数3及び4の炭化水素、並びにターシャリーブタノールからなる群から選ばれる少なくとも1種、又は、炭素数3及び4の不飽和脂肪族アルデヒドからなる群から選ばれる少なくとも1種;炭素数4以上の炭化水素;キシレン及びナフタレンの一方又は両方;ブテン;又はエチルベンゼンを用い、前記反応生成物として、酸化エチレン;炭素数3及び4の不飽和脂肪族アルデヒド及び炭素数3及び4の不飽和脂肪酸の少なくとも一方;マレイン酸;フタル酸;ブタジエン;又はスチレンを製造する反応生成物の製造方法を提供する。ただし、|T1−T2|>100、|T1−T3|<100、かつ|T3−T2|<100。である。
することによって形成することができ、又は反応容器内において循環するように供給することによって形成することができ、又は反応容器内を熱媒が蛇行するように供給することによって形成することができる。
ることによって熱媒の温度の変化を小さくすることができる。
以下、図面を用いて本発明をさらに説明する。
図1に示すプレート式反応器は、一対の通気口を有するケーシング1と、ケーシング1に並んで配置される複数の伝熱プレートと、伝熱プレートが有する複数の伝熱管に熱媒を供給する熱媒供給装置と、隣り合う伝熱プレート間の隙間に充填される充填物とを有する。
と、ケーシング1の下部に隣接して設けられ、伝熱管に供給される熱媒を収容する第二の熱媒収容部5と、第二の熱媒収容部5に収容される熱媒を循環させる第二のポンプ6と、第二の熱媒収容部5に収容される熱媒の温度を調整する第二の熱交換器7と、第一及び第二の熱媒収容部2、5の間の伝熱管に供給される熱媒を収容する第三の熱媒収容部8と、第三の熱媒収容部8に収容される熱媒を循環させる第三のポンプ9と、第三の熱媒収容部8に収容される熱媒の温度を調整する第三の熱交換器10とを有する。
図3に示すプレート式反応器は、第一及び第二の熱媒収容部2、5が互いに隣接し、第三の熱媒収容部8、第三のポンプ9、第三の熱交換器10を有さず、かつ第二の熱媒収容部5は、第二の熱媒収容部5に隣接するケーシング1内において、伝熱管を流れる熱媒が下方から上方に蛇行するように、伝熱管に熱媒を供給する容器である点を除いて、図1のプレート式反応器と同様に構成されている。また図3のプレート式反応器は、プロピレンの気相接触酸化反応によるアクロレインの製造についても、以下の点を除いて図1のプレート式反応器と同様に用いられる。
図5に示すプレート式反応器は、第二のポンプ6が第二の熱媒収容部5の熱媒を下から上に循環させるポンプであり、この循環する熱媒の一部を第二の熱媒収容部5の中部に戻すポンプ14と、第二の熱媒収容部5の中部に戻される熱媒の温度を調整する熱交換器15をさらに有する点を除いて、図3のプレート式反応器と同様に構成されている。また図5のプレート式反応器は、プロピレンの気相接触酸化反応によるアクロレインの製造についても、以下の点を除いて図3のプレート式反応器と同様に用いられる。
第二層とのそれぞれの長さを調整し或いは変更する観点から効果的である。
第一、第二及び第三の熱媒収容部に代えて、伝熱プレートに隣接し、ケーシング1内を蛇行するように伝熱管に熱媒を供給する一つの熱媒収容部を用いることによって、例えば図7に示すように、T1℃の熱媒を上から蛇行させて第一層11を形成し、この蛇行する熱媒をT3℃に調整することができる温度の熱媒を所望の位置で供給して第三層13を形成し、さらに蛇行する熱媒をT2℃に調整することができる温度の熱媒を所望の位置で供給して第二層を形成することができる。
2 第一の熱媒収容部
3 第一のポンプ
4 第一の熱交換器
5 第二の熱媒収容部
6 第二のポンプ
7 第二の熱交換器
8 第三の熱媒収容部
9 第三のポンプ
10 第三の熱交換器
11 第一層
12 第二層
13 第三層
14 ポンプ
15 熱交換器
16 スペーサ部
17 熱遮蔽板
18 遮蔽板
Claims (6)
- ガス状の原料を反応させるための反応容器と、伝熱管を有し、前記反応容器内に並んで設けられる複数の伝熱プレートと、隣り合う伝熱プレート間の隙間に充填される充填物とを有し、前記反応容器は、供給されたガスが隣り合う伝熱プレート間の隙間を通って排出される容器であり、前記伝熱プレートは、断面形状の周縁又は端縁で連結している複数の伝熱管を含むプレート式反応器において、
前記伝熱プレートにおける一連の複数の伝熱管にT1℃の熱媒を供給して第一層を形成し、
前記伝熱プレートにおいて第一層の伝熱管から離れている別の一連の複数の伝熱管にT2℃の熱媒を供給し、第一層に並んで配置される第二層を形成し、
前記伝熱プレートにおける第一層と第二層との間の一以上の伝熱管にT3℃の熱媒を供給して第三層を形成することを特徴とする、プレート式反応器における温度制御方法。
(ただし、|T1−T2|>100、|T1−T3|<100、かつ|T3−T2|<100) - 第一層から離れた伝熱管からT2℃の熱媒を、この熱媒が第一層に向けて反応容器内を蛇行し、かつ第一層の隣の伝熱管において熱媒の温度がT3℃となるように供給して、第二層及び第三層を形成することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 第一層の隣の伝熱管からT3℃の熱媒を、この熱媒が第一層から遠ざかる方向に反応容器内を蛇行するように供給し、
この蛇行する熱媒の温度をT2℃にする温度を有する温度調整用の熱媒を、第一層から離れた任意の伝熱管から供給して、第三層及び第二層を形成することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - T1が300〜400℃であり、T2が150〜250℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- ガス状の原料を反応させるための反応容器と、伝熱管を有し、前記反応容器内に並んで設けられる複数の伝熱プレートと、前記伝熱管に所定の温度の熱媒を供給する熱媒供給装置と、隣り合う伝熱プレート間の隙間に充填される充填物と、を有し、前記反応容器は供給されたガスが隣り合う伝熱プレート間の隙間を通って排出される容器であり、前記伝熱プレートは断面形状の周縁又は端縁で連結している複数の前記伝熱管を含むプレート式反応器にガス状の原料を供給して反応生成物を製造する方法において、
前記伝熱プレートにおける一連の複数の伝熱管にT1℃の熱媒を供給して第一層を形成し、
前記伝熱プレートにおいて第一層の伝熱管から離れている別の一連の複数の伝熱管にT2℃の熱媒を供給し、第一層に並んで配置される第二層を形成し、
前記伝熱プレートにおける第一層と第二層との間の一以上の伝熱管にT3℃の熱媒を供給して第三層を形成し、
前記原料に、エチレン;炭素数3及び4の炭化水素、並びにターシャリーブタノールからなる群から選ばれる少なくとも1種、又は、炭素数3及び4の不飽和脂肪族アルデヒドからなる群から選ばれる少なくとも1種;炭素数4以上の炭化水素;キシレン及びナフタレンの一方又は両方;ブテン;又はエチルベンゼンを用い、前記反応生成物として、酸化エチレン;炭素数3及び4の不飽和脂肪族アルデヒド及び炭素数3及び4の不飽和脂肪酸の少なくとも一方;マレイン酸;フタル酸;ブタジエン;又はスチレンを製造することを特徴とする、反応生成物の製造方法。
(ただし、|T1−T2|>100、|T1−T3|<100、かつ|T3−T2|<100) - 前記原料が、炭素数3及び4の炭化水素、並びにターシャリーブタノールからなる群か
ら選ばれる少なくとも1種、又は、炭素数3及び4の不飽和脂肪族アルデヒドからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、
前記反応生成物が、炭素数3及び4の不飽和脂肪族アルデヒド、及び炭素数3及び4の不飽和脂肪酸、の少なくとも一方であることを特徴とする、請求項5に記載の反応生成物の製造方法。
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