JP2009262161A - 修正装置、修正方法、制御装置、およびプログラム - Google Patents
修正装置、修正方法、制御装置、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009262161A JP2009262161A JP2008111278A JP2008111278A JP2009262161A JP 2009262161 A JP2009262161 A JP 2009262161A JP 2008111278 A JP2008111278 A JP 2008111278A JP 2008111278 A JP2008111278 A JP 2008111278A JP 2009262161 A JP2009262161 A JP 2009262161A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- defect
- substrate
- height
- laser
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
【課題】残存欠陥を自動的かつ正確に検出する。
【解決手段】撮像部11がガラス基板2を撮像した欠陥画像に基づき画像処理部12は欠陥を検出し、欠陥の位置および範囲を認識する。レーザ発振器14は、検出された欠陥を修正するためのレーザ光を出力する。レーザ光は、欠陥に照射されるようにDMDユニット17により空間光変調される。DMDユニット17を駆動するドライバ20は、画像処理部12から出力されるデータに基づいて制御信号を出力するレーザ形状制御部19により制御される。残存欠陥検出部22は、欠陥の範囲におけるガラス基板2の高さに関する高さ情報を取得し、欠陥の修正後にさらに修正すべき残存欠陥が存在するか否かを、高さ情報に基づいて判断する。残存欠陥が存在すると判断されると、欠陥に対するレーザ照射と同様にして、残存欠陥に対するレーザ照射が行われる。
【選択図】図1
【解決手段】撮像部11がガラス基板2を撮像した欠陥画像に基づき画像処理部12は欠陥を検出し、欠陥の位置および範囲を認識する。レーザ発振器14は、検出された欠陥を修正するためのレーザ光を出力する。レーザ光は、欠陥に照射されるようにDMDユニット17により空間光変調される。DMDユニット17を駆動するドライバ20は、画像処理部12から出力されるデータに基づいて制御信号を出力するレーザ形状制御部19により制御される。残存欠陥検出部22は、欠陥の範囲におけるガラス基板2の高さに関する高さ情報を取得し、欠陥の修正後にさらに修正すべき残存欠陥が存在するか否かを、高さ情報に基づいて判断する。残存欠陥が存在すると判断されると、欠陥に対するレーザ照射と同様にして、残存欠陥に対するレーザ照射が行われる。
【選択図】図1
Description
本発明は基板の欠陥を修正する技術に関する。
液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)などのFPD(Flat Panel Display)基板、半導体ウェハ、プリント基板、およびフォトマスクなどの各種の基板の製造においては、基板の検査と修正が行われる。例えば、工程Aによる基板の加工後には、基板の機能を損なう欠陥または次の工程Bによる加工に不都合をもたらす欠陥があるか否かの検査が行われ、必要に応じて欠陥の修正が行われる。
一般に検査対象物の表面上の凹凸を検査する技術としては、繰り返し明暗パターンの照明を利用する技術や、斜め方向からコリメートされた光を照射し、形成された影の長さを利用する技術が知られている(例えば、特許文献1〜2を参照)。また、微細な凹凸を測定する技術として、共焦点顕微鏡も知られている(例えば、特許文献3〜5を参照)。
また、レーザ光を基板上の欠陥箇所に照射することで、基板上の欠陥を修正する修正装置が知られており、レーザリペア装置とも呼ばれる。
ところが、レーザリペア装置が欠陥を修正するためのレーザ照射を行っても、欠陥が完全に修正されないことがある。例えば、実際に欠陥を除去するために必要な出力よりも弱いレーザ光を欠陥に照射した場合、欠陥の一部が除去されずに残ってしまうことがある。以下、そのように残った欠陥を「残存欠陥」という。
ところが、レーザリペア装置が欠陥を修正するためのレーザ照射を行っても、欠陥が完全に修正されないことがある。例えば、実際に欠陥を除去するために必要な出力よりも弱いレーザ光を欠陥に照射した場合、欠陥の一部が除去されずに残ってしまうことがある。以下、そのように残った欠陥を「残存欠陥」という。
したがって、残存欠陥の有無を判断し、残存欠陥があれば再度修正を行うことが求められる。残存欠陥の検出に光学濃度(輝度情報)または画像を用いる方法が知られており、描画ツールを用いてマニュアル操作により残存欠陥の領域を登録する方法も知られている(例えば、特許文献6〜8を参照。)。
しかし、最初に検出された欠陥へのレーザ照射後に基板を撮像して得られた撮像画像に基づいて残存欠陥の有無を判断する方法では、レーザリペア装置を自動運用することは困難であり、人間の検査員の介入が必要である。なぜなら、実際には残存欠陥がないにもかかわらず、残存欠陥が誤検出されることがあるためである。誤検出の典型例は次のとおりである。
レーザリペア装置が、検査対象物である基板の欠陥領域に高出力でレーザ光を照射すると、基板の表面や下地に焦げ目が発生する場合がある。焦げ目は、残存欠陥の表面についていることもあり、欠陥自体が完全に除去された後の基板の表面または下地についていることもある。
撮像画像に基づいて残存欠陥の有無を判定する場合、焦げ目と残存欠陥の正確な区別は困難である。なぜなら、撮像画像において焦げ目と残存欠陥の輝度は類似しているためである。したがって、レーザリペア装置が焦げ目を残存欠陥として誤検出してしまう場合がある。実際にはレーザ光の照射によって欠陥が完全に除去されたにもかかわらず、焦げ目が原因で残存欠陥として検出されると、この結果、不要なレーザ光が照射され、再度焦げ目が残存欠陥として検出される。そこで、残存欠陥の検出とレーザ光の照射が際限なく繰り返されることを防ぐ必要が生じ、例えば、繰り返しの上限回数がレーザリペア装置に設定される。しかし、その場合でも、上限回数まで残存欠陥の検出と不要なレーザ光の照射が繰り返され、余計な時間を消費してしまう。
そこで、次のような運用方法が採用されてきた。すなわち、レーザリペア装置は撮像画像をモニタに表示する。そして、検査員がモニタを見て、検出された残存欠陥は実際の残存欠陥なのか焦げ目なのかを最終的に判定する。残存欠陥であると判定すると、検査員は、残存欠陥領域の修正作業を行って残存欠陥の領域を登録し、再修正をレーザリペア装置に指示する。
特開2003−329428号公報
特開2005−274256号公報
特開2000−275530号公報
特開2004−184342号公報
国際公開WO 97/31282号公報
特開平1−219751号公報
特開2005−103581号公報
特開2007−29983号公報
欠陥の検出および修正に要する時間の短縮という観点からは、基板の欠陥を修正する修正装置における検査員の介入の必要性をなくすことが望まれる。そして、そのためには、修正装置が自動的かつ正確に実際の残存欠陥と焦げ目とを区別する必要がある。
レーザ照射により修正される欠陥は、基板上に余計な物質が存在する種類の欠陥であり、余計な物質をレーザ照射により基板上から除去することで修正される。例えば、レジスト膜の残渣が、基板上に形成される回路における電気的なショートを引き起こすという欠陥の場合、レジスト膜の残渣が除去すべき物質である。
つまり、最初に検出された欠陥および残存欠陥のいずれも、基板上に存在する何らかの余計な物質のために本来の高さよりも盛り上がっている部分である。それに対し、焦げ目は、外観の色は変化するが、高さの変化をともなわない。したがって、高さに関する情報を利用すれば、残存欠陥と焦げ目を区別することができる。
そこで本発明の目的は、高さに関する情報を利用することにより、残存欠陥を正確に検出し、必要に応じて自動的に残存欠陥を修正することの可能な修正装置を提供することである。
本発明の一態様によれば第1の修正装置が提供される。該第1の修正装置は、検査対象の基板において修正すべき欠陥を検出し、前記欠陥の位置および範囲を認識する欠陥検出手段と、前記欠陥の前記範囲における前記基板の高さに関する高さ情報を取得し、前記欠陥検出手段が検出した前記欠陥に対する修正の後にさらに修正すべき残存欠陥が前記欠陥の前記範囲の一部または全部に存在するか否かを、前記高さ情報に基づいて判断する残存欠陥検出手段と、前記欠陥を前記欠陥検出手段が検出したとき、前記欠陥を修正し、前記残存欠陥が存在すると前記残存欠陥検出手段が判断したとき、前記残存欠陥を修正するためのレーザ光を出力するレーザ発振器と、前記レーザ発振器が出力した前記レーザ光が、前記欠陥検出手段が検出した前記欠陥に照射されるように、前記欠陥の前記位置および前記範囲にしたがって前記レーザ光を空間光変調し、前記レーザ発振器が出力した前記レーザ光が、前記基板上の前記残存欠陥に照射されるように、前記レーザ光を空間光変調する2次元空間光変調手段と、を備える。
本発明の他の態様によれば、検査対象の基板上の欠陥を修正するためのレーザ光を出力するレーザ発振器を備えるとともに、前記レーザ光を前記基板上の任意の範囲に照射する機能を備えた第2の修正装置が、前記第1の修正装置と同様の機能を果たすときに行う方法が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、検査対象の基板上の欠陥を修正するためのレーザ光を出力するレーザ発振器と、出力された前記レーザ光を空間光変調する2次元空間光変調手段とを備える第3の修正装置を制御する制御装置が提供される。該制御装置は、前記第3の修正装置を制御して、前記第1の修正装置と同様に機能させる。
また、前記第3の修正装置を制御するために該第3の修正装置と接続されたコンピュータを、前記制御装置として機能させるプログラムも提供される。
上記のいずれの態様においても、残存欠陥が存在するか否かは高さ情報に基づいて判断されるので、高さを持たない焦げ目と高さのある実際の残存欠陥とは正確に区別される。したがって、残存欠陥を正確に検出することが可能となる。そのため、欠陥の検出、欠陥の修正、残存欠陥の検出、および残存欠陥の修正という一連の作業を自動化することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では説明の便宜上、FPDのガラス基板を検査および修正の対象とするレーザリペア装置を例として各実施形態について説明するが、対象の基板は半導体ウェハなど他の種類の基板でもよい。
まず、図1〜図3を参照して、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態によるレーザリペア装置101の構成図である。図1において、実線は制御およびデータの流れを示し、点線は光路を示す。以下の図でも同様である。
図1は、第1実施形態によるレーザリペア装置101の構成図である。図1において、実線は制御およびデータの流れを示し、点線は光路を示す。以下の図でも同様である。
レーザリペア装置101は、検査および修正の対象であるガラス基板2を保持し搬送するステージ1と、ガラス基板2を拡大観察して撮像する撮像光学系と、ガラス基板2上の欠陥を修正するためのレーザ照射光学系と、モニタ13とを備える。撮像光学系とレーザ照射光学系は、一部の光学素子を共有していてもよく、第1実施形態では、ビームスプリッタ8と対物レンズ9が共有されている。
また、レーザリペア装置101は、各種のデータ処理または制御を行う構成要素も備えており、さらに、残存欠陥を検出する残存欠陥検出部22も備えている。
以下の説明において「残存欠陥」とは、ガラス基板2上で検出された欠陥に対する最初の修正の後に、さらに修正すべき箇所である。例えば、最初に検出された欠陥に対する修正用のレーザ出力が不十分な場合、欠陥の一部が、修正しきれずに残存欠陥として残ることがある。また、以下では単に「欠陥」と述べた場合、特に断らない限り、残存欠陥を含まない。なお、互いに対応する欠陥と残存欠陥について対比して述べる場合、欠陥のことを「最初の欠陥」と表現する場合もある。
以下の説明において「残存欠陥」とは、ガラス基板2上で検出された欠陥に対する最初の修正の後に、さらに修正すべき箇所である。例えば、最初に検出された欠陥に対する修正用のレーザ出力が不十分な場合、欠陥の一部が、修正しきれずに残存欠陥として残ることがある。また、以下では単に「欠陥」と述べた場合、特に断らない限り、残存欠陥を含まない。なお、互いに対応する欠陥と残存欠陥について対比して述べる場合、欠陥のことを「最初の欠陥」と表現する場合もある。
以下、説明の便宜上、回路パターンが形成されるガラス基板2の表面は矩形であり、矩形の長辺の方向をx軸、短辺の方向をy軸とする。また、ガラス基板2の表面に鉛直な方向、すなわちガラス基板2の高さの方向をz軸とする。
レーザリペア装置101は、ガラス基板2と対物レンズ9との間の、x方向およびy方向における相対的な位置を移動させる機能を有する。すなわち、ガラス基板2と撮像光学系の相対的な位置はx方向およびy方向に移動可能であり、ガラス基板2とレーザ照射光学系の相対的な位置もx方向およびy方向に移動可能である。相対的な位置の移動は、第1実施形態においては次のように実現される。
ステージ1は、x方向およびy方向にステージ1を動かすためのモータもしくはアクチュエータを備え、レーザリペア装置101は移動・駆動制御部3を備える。また、撮像光学系やレーザ照射光学系は、床に対して固定された位置にある。移動・駆動制御部3は、ステージ1に対してx方向およびy方向の移動量を指示し、ステージ1のx方向およびy方向の位置を制御する。したがって、ガラス基板2の対物レンズ9に対する相対位置は、x方向およびy方向に任意に移動可能である。
また、第1実施形態においては、レーザリペア装置101の外部装置である基板検査装置4が、ネットワークを介して、または直接、レーザリペア装置101に接続されている。基板検査装置4は、例えばラインセンサなどによりガラス基板2を撮像し、撮像した画像に基づいてガラス基板2を検査して欠陥の位置を検出する。移動・駆動制御部3は、検出された欠陥の位置に関する欠陥位置データを基板検査装置4から受け取り、受け取った欠陥位置データに基づいて、x方向とy方向のステージ1の移動量を計算し、ステージ1を制御する。
その結果、ガラス基板2は対物レンズ9に対してx方向およびy方向に相対的に移動する。ここで、相対移動における誤差の修正方法を適用することにより誤差の影響は無視することが可能なので、以下では相対移動における誤差を無視して説明する。すると、x方向およびy方向の相対移動の結果としてステージ1は、z軸に平行な対物レンズ9の光軸が、基板検査装置4により検出されたガラス基板2上の欠陥位置に位置する。つまり、基板検査装置4が検出した欠陥は、撮像光学系の視野中心に位置するとともに、レーザ照射光学系によるレーザ光の照射位置に位置する。
また、他の実施形態においては、ガラス基板2と対物レンズ9との相対移動が他の方法により行われてもよい。例えば、y方向に沿った梁を有するガントリーをレーザリペア装置101が備え、撮像光学系とレーザ照射光学系がガントリーの梁に沿ってy方向に移動し、ステージ1がx方向に移動することにより、相対移動が行われてもよい。この場合も、移動・駆動制御部3がx方向およびy方向の相対移動を制御する。
次に、レーザリペア装置101のうち欠陥の撮像に関する構成要素について説明する。レーザリペア装置101が備える撮像光学系は、照明光源5、リレーレンズ6、ビームスプリッタ7、ビームスプリッタ8、対物レンズ9、結像レンズ10、撮像部11を含む。撮像部11が撮像した画像データは画像処理部12に送られて処理され、モニタ13に表示される。
照明光源5は、ガラス基板2の撮像に必要な照明光を出射する。リレーレンズ6、ビームスプリッタ7、ビームスプリッタ8、および対物レンズ9は、照明光がガラス基板2に至る光路上に配置されている。つまり、照明光源5から出射され、リレーレンズ6を介してビームスプリッタ7に到達した照明光は、ビームスプリッタ7で反射され、ビームスプリッタ8を透過し、対物レンズ9を介してガラス基板2上に照射される。
ガラス基板2からの反射光は、対物レンズ9を介してビームスプリッタ8およびビームスプリッタ7を透過した後、結像レンズ10によって撮像部11の受光素子上で結像し、これによりガラス基板2の撮像が行われる。
撮像部11は、例えばCCD(Charge Coupled Device)画像センサまたはCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)画像センサなどにより実現される。以下では説明の簡略化のため、撮像部11はモノクロームの輝度画像を撮像すると仮定して説明するが、撮像部11はカラー画像を撮像する画像センサでもよい。なお、撮像部11の受光素子がガラス基板2の表面と共役な位置となるよう、撮像光学系は構成されている。
撮像部11は、撮像したガラス基板2の画像を画像処理部12に出力する。画像処理部12は、入力された画像に対して後述の各種処理を行うことで、撮像部11により撮像された画像上で欠陥を検出し、欠陥の正確な位置および範囲を認識する。また、画像処理部12は、撮像部11が撮像した画像および画像処理部12が処理の結果として生成した画像をモニタ13に出力する。検査員は、モニタ13に出力された各種の画像を目視で確認することができる。
なお、欠陥と同様に残存欠陥も撮像光学系によって撮像することができるが、特に検査員による確認が必要でなければ残存欠陥を撮像部11が撮像する必要はない。
次に、レーザリペア装置101のうち欠陥および残存欠陥の修正に関する構成要素について説明する。レーザリペア装置101が備えるレーザ照射光学系は、レーザ発振器14、ビームスプリッタ15、ミラー16、DMD(Digital Micromirror Device)ユニット17、リレーレンズ18、ビームスプリッタ8、および対物レンズ9を含む。
次に、レーザリペア装置101のうち欠陥および残存欠陥の修正に関する構成要素について説明する。レーザリペア装置101が備えるレーザ照射光学系は、レーザ発振器14、ビームスプリッタ15、ミラー16、DMD(Digital Micromirror Device)ユニット17、リレーレンズ18、ビームスプリッタ8、および対物レンズ9を含む。
また、レーザリペア装置101は、実際に欠陥または残存欠陥の修正のためのレーザ光をガラス基板2に照射する前に、レーザ光の照射位置の誤差の修正を目的としてガラス基板2に光を投影する。レーザ照射光学系は、そのためのリペア位置確認用光源21をさらに備える。リペア位置確認用光源21は、例えばLED(Light Emitting Diode)光源である。LED光源からの光は、ガラス基板2に照射されても欠陥の除去や焦げ目の発生などの物理的な影響を引き起こさない。
なお、DMDユニット17はドライバ20により駆動され、ドライバ20はレーザ形状制御部19により制御される。換言すれば、レーザ形状制御部19とドライバ20は2次元空間光変調手段としてのDMDユニット17を制御する変調制御手段として機能する。また、レーザ形状制御部19による制御は、画像処理部12が処理した画像に基づいている。
レーザ発振器14は、ガラス基板2上の欠陥または残存欠陥を修正するためのレーザ光を出射する。ビームスプリッタ15、ミラー16、DMDユニット17、リレーレンズ18、ビームスプリッタ8、および対物レンズ9はレーザ光がガラス基板2に至る光路上に配置されている。
レーザ発振器14から出射されたレーザ光は、ビームスプリッタ15を透過し、ミラー16で反射して、DMDユニット17に対して所定の角度θinで入射する。DMDユニット17は、光の照射形状を任意の形状に制御する2次元空間光変調器の1種であり、透過型液晶または反射型液晶を用いた他の種類の2次元空間光変調器をDMDユニット17の代わりに利用することもできる。また、所望の位置および範囲にのみ光を照射するためには、2次元空間光変調器のほかに、開口部の大きさを変えられるスリットを利用することもできる。
DMDユニット17は、複数の微小ミラーが2次元アレイ状に配列された装置である。各微小ミラーはそれぞれ、対応する駆動用の各メモリセルの状態に応じて、ミラー面が異なる傾斜角に駆動される。メモリセルの状態には「オン状態」と「オフ状態」があり、ドライバ20は、メモリセルを駆動することによって、各微小ミラーを独立にオン状態とオフ状態のいずれかに駆動する。
オン状態の微小ミラーに対して、上記所定の角度θinで入射した入射光は、DMDユニット17に対して所定の角度θoutで反射する。しかし、オン状態とオフ状態では、微小ミラーのミラー面の傾斜角が異なるので、オフ状態の微小ミラーに対して同じ所定の角度θinで入射した入射光は、所定の角度θoutとは異なる方向へと反射する。例えば、オン状態とオフ状態での微小ミラーの傾斜角の差は、10度である。
DMDユニット17は、ミラー16で反射したレーザ光が所定の角度θinで入射するように配置される。そして、オン状態の微小ミラーにより所定の角度θoutで反射されたレーザ光の光路がリレーレンズ18の光軸と平行になるように、かつ、オフ状態の微小ミラーにより反射されたレーザ光はリレーレンズ18には入射されないように、リレーレンズ18が配置されている。また、ガラス基板2の表面とDMDユニット17とが共役の位置となるよう、レーザ照射光学系は構成されている。
したがって、オン状態の微小ミラーで反射されたレーザ光のみがリレーレンズ18を介してビームスプリッタ8に到達し、ビームスプリッタ8で反射され、対物レンズ9で集光されてガラス基板2上に照射される。
また、リペア位置確認用光源21から出射された光は、ビームスプリッタ15で反射され、ビームスプリッタ15での反射の後は、レーザ発振器14から出射されたレーザ光と同じ光路によってガラス基板2上に投影される。よって、DMDユニット17がある特定のパターンにしたがって各微小ミラーを駆動している状態で、リペア位置確認用光源21が光を照射することにより、その特定のパターンにしたがったレーザ光の照射範囲が所望の範囲と一致するか否かを確認することができる。
すなわち、確認は次のように行われる。レーザ発振器14はレーザ光を出射せず、リペア位置確認用光源21が光を出射する。リペア位置確認用光源21からの光は、上記特定のパターンによってDMDユニット17により空間光変調され、ガラス基板2上に投影される。こうして特定のパターンの光が投影されたガラス基板2を撮像部11が撮像する。
そして、撮像された画像において、修正すべき欠陥または残存欠陥の範囲と、リペア位置確認用光源21から投影された光の範囲とが一致しているか否かを画像処理部12が判断する。画像処理部12は、双方の範囲の不一致を検出した場合は、ドライバ20に指示するパターンを修正して不一致をなくすよう、レーザ形状制御部19を制御する。なお、不一致の原因は、例えばレーザリペア装置101における部品の取り付け角度のずれなどである。
なお、出力レベルが調整可能なレーザ発振器14を利用することでリペア位置確認用光源21およびビームスプリッタ15を省略することもできる。修正のために高レベルのレーザ光を照射しようとする範囲に低レベルのレーザ光を照射することにより、ガラス基板2に物理的な影響を引き起こすことなく、照射範囲の確認が可能となる。
以上のようにして、基板検査装置4が検出したガラス基板2上の欠陥を撮像部11が撮像し、画像処理部12は、画像に基づいて欠陥を検出し、欠陥の正確な位置と範囲を認識する。つまり、第1実施形態では撮像部11と画像処理部12が欠陥検出手段として機能する。
そして、レーザリペア装置101は、画像処理部12が認識した位置と範囲に基づいて、リペア位置確認用光源21を使った確認を行ったうえで、ガラス基板2の修正すべき位置と範囲に対してレーザ発振器14からレーザ光を照射して欠陥を修正する。ステージ1による相対移動とDMDユニット17による空間光変調により、レーザリペア装置101は、ガラス基板2上の任意の範囲にレーザ発振器14からのレーザ光を照射することができる。
さらに、レーザリペア装置101は、残存欠陥検出部22によって、残存欠陥が存在するか否かを判断し、残存欠陥が存在する場合は、欠陥の修正と同様にして残存欠陥を修正する。
ここで、残存欠陥検出部22は、ガラス基板2の高さに関する高さ情報を取得し、高さ情報に基づいて残存欠陥が存在するか否かを判断する。高さ情報の取得の仕方および残存欠陥検出部22を実現するハードウェア構成は、実施形態に応じて様々であり、具体例については第2実施形態以降で詳しく説明する。
高さ情報を利用する理由は、上述のごとく、最初の欠陥の修正によってガラス基板2に焦げ目が生じた場合、外観からは焦げ目と残存欠陥の判別が難しい場合があるが、高さ情報を用いれば焦げ目と残存欠陥を容易に判別することができるためである。なぜなら、焦げ目には高さがないが、残存欠陥とは除去すべき物質のことであるから、残存欠陥には高さがあるためである。なお、高さ情報は、ガラス基板2上の各点の具体的な高さを表す情報でもよいが、最初の欠陥の範囲に高さを有する凸部が存在するか否かを示すだけの情報でもよい。なぜなら、高さを有する凸部の有無のみを示せば、残存欠陥が存在せず焦げ目のみが存在する場合と、残存欠陥が実際に存在する場合とを区別することが可能なためである。
また、残存欠陥が存在する場合は、残存欠陥の定義から、残存欠陥の位置および範囲は、最初の欠陥の範囲の一部または全部に限られる。よって、残存欠陥検出部22は、残存欠陥を検出するために高さ情報の取得を行うべきガラス基板2上の範囲を、画像処理部12が検出した欠陥の範囲に基づいて限定してもよい。そのような限定により、残存欠陥検出部22は効率的に残存欠陥を検出することができる。
また、残存欠陥検出部22は、残存欠陥の有無を判断するのみでもよく、さらに残存欠陥の位置と範囲を認識する処理を行ってもよい。修正対象の欠陥の性質や1つ前の工程の性質によっては、残存欠陥検出部22が残存欠陥の位置と範囲を認識しなくても問題は生じない。すなわち、残存欠陥の範囲は、最初の欠陥の範囲よりも広いということはないので、最初の欠陥と同じ範囲にレーザ光を照射すれば、必ず残存欠陥にレーザ光が照射される。したがって、レーザリペア装置101は、最初の欠陥と同じ範囲にレーザ光を照射することで残存欠陥の修正を行うことも可能である。
なお、第1実施形態では欠陥へのレーザ照射の後に残存欠陥検出部22が残存欠陥の検出を行うが、図14とあわせて後述するごとく、残存欠陥が存在するか否かを残存欠陥検出部22が判断するタイミングは、欠陥へのレーザ照射の前でもよい。つまり、残存欠陥検出部22は、欠陥へのレーザ照射の後に残存欠陥が存在するか否かということを、欠陥へのレーザ照射の前に、高さ情報に基づいて予測してもよい。この場合、残存欠陥の有無を判断するということは、未来における残存欠陥の有無を予測するということである。
以上、残存欠陥検出部22の具体的構成や動作は様々に変更可能であるが、残存欠陥検出部22が残存欠陥を検出すると、次のようにして残存欠陥が修正される。
残存欠陥検出部22は、残存欠陥を検出したか否かを画像処理部12に通知する。また、残存欠陥検出部22は、残存欠陥の位置と範囲も認識した場合には、認識した位置と範囲も画像処理部12に通知する。残存欠陥が検出されたと通知された場合、画像処理部12は、残存欠陥の修正のためにレーザ光を照射する範囲をレーザ形状制御部19がドライバ20に指示するのに必要なデータを生成し、レーザ形状制御部19に出力する。
残存欠陥検出部22は、残存欠陥を検出したか否かを画像処理部12に通知する。また、残存欠陥検出部22は、残存欠陥の位置と範囲も認識した場合には、認識した位置と範囲も画像処理部12に通知する。残存欠陥が検出されたと通知された場合、画像処理部12は、残存欠陥の修正のためにレーザ光を照射する範囲をレーザ形状制御部19がドライバ20に指示するのに必要なデータを生成し、レーザ形状制御部19に出力する。
具体的には、画像処理部12は、残存欠陥検出部22が残存欠陥の位置と範囲の認識結果を画像処理部12に通知した場合には、通知された位置と範囲を表すデータをレーザ形状制御部19に出力する。なお、残存欠陥検出部22が残存欠陥の検出のみを行う場合は、画像処理部12は、最初の欠陥の修正のときと同じデータ、すなわち最初の欠陥の位置と範囲を表すデータをレーザ形状制御部19に出力する。
その結果、欠陥の修正と同様にして、レーザ発振器14からのレーザ光が空間光変調され、少なくとも残存欠陥を含む範囲に照射されるので、残存欠陥の修正が行われる。
残存欠陥の検出と修正は、1回だけ行ってもよい。しかし、第1実施形態では、各欠陥に対して、残存欠陥が検出されなくなるまで、レーザリペア装置101が残存欠陥の検出と修正を繰り返し行う。
残存欠陥の検出と修正は、1回だけ行ってもよい。しかし、第1実施形態では、各欠陥に対して、残存欠陥が検出されなくなるまで、レーザリペア装置101が残存欠陥の検出と修正を繰り返し行う。
なお、上記の説明では残存欠陥検出部22から画像処理部12への「通知」について述べたが、例えば後述の第2実施形態などでは、画像処理部12が残存欠陥検出部22の一部としても機能するため、明示的な通知が行われないこともある。
以上、レーザリペア装置101の構成について説明したが、上記の各構成要素の動作タイミングを制御する不図示のタイミング制御部をレーザリペア装置101がさらに備えていてもよい。
例えば、タイミング制御部は、照明光源5、レーザ発振器14、およびリペア位置確認用光源21それぞれの点灯と消灯のタイミングを指示し、撮像部11に撮像のタイミングを指示し、残存欠陥検出部22に残存欠陥の検出を行うタイミングを指示する。タイミング制御部はさらに他の構成要素の動作タイミングを制御してもよい。また、例えば、移動・駆動制御部3が相対移動の完了を、画像処理部12が画像の処理の完了を、それぞれタイミング制御部に通知してもよい。
また、不図示のタイミング制御部、移動・駆動制御部3、画像処理部12、レーザ形状制御部19、および残存欠陥検出部22の少なくとも一部は、PC(Personal Computer)やワークステーションなどの汎用的なコンピュータによって実現することができる。
すなわち、レーザリペア装置101は、レーザリペア装置101の制御装置として機能するPCを内蔵してもよい。あるいは、レーザリペア装置101自体は、不図示のタイミング制御部、移動・駆動制御部3、画像処理部12、レーザ形状制御部19、および残存欠陥検出部22の一部を含まず、そのレーザリペア装置101に含まれない一部が、レーザリペア装置101の制御装置として機能する外部のPCにより実現されてもよい。外部のPCは、直接、またはネットワークを介して、レーザリペア装置101と接続され、レーザリペア装置101を制御する。
レーザリペア装置101に内蔵されるPC、あるいはレーザリペア装置101の外部のPCは、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリと、ワーキングエリアとして使われるRAM(Random Access Memory)と、ハードディスク装置等の外部記憶装置と、外部機器との接続インターフェイスとを備える。そして、PCの各構成要素は、バスで相互に接続されている。また、PCには、モニタ13が接続されている。
PCはさらに、ユーザである検査員からの入力を受け付けるためのマウスなどのポインティングデバイスおよびキーボードを含む入力装置、プリンタなどの出力装置、ならびにコンピュータ読み取り可能な可搬型記憶媒体の駆動装置を備えてもよい。
CPUが、ROM、ハードディスク装置、可搬型記憶媒体などに記憶されたプログラムまたはネットワークを介して提供されたプログラムを、RAMに読み込んで実行することにより、PCは、不図示のタイミング制御部、移動・駆動制御部3、画像処理部12、レーザ形状制御部19、および残存欠陥検出部22の少なくとも一部の機能を実現することができる。
なお、PCがこれら各部の機能を実現する実施形態においては、上記の接続インターフェイスとして次のようなものが使われる。例えば、画像処理部12を実現するために、撮像部11との間のインターフェイスとして画像キャプチャボードが使われる。同様に、レーザ形状制御部19を実現するためにドライバ20との間のインターフェイスが使われてもよく、移動・駆動制御部3を実現するためにステージ1のモータもしくアクチュエータとの間のインターフェイスが使われてもよい。
もちろん、不図示のタイミング制御部、移動・駆動制御部3、画像処理部12、レーザ形状制御部19、および残存欠陥検出部22は、それぞれ専用のハードウェアによって実現することも可能である。
以上、第1実施形態におけるレーザリペア装置101の構成の詳細と動作の概要を説明した。続いて、図3も適宜参照しながら図2を参照して、流れに沿ってレーザリペア装置101の動作の詳細を説明する。
図2は、第1実施形態におけるレーザリペア装置101の動作を示すフローチャートである。図2の一連の処理は、1枚のガラス基板2に関する処理である。また、図3は、第1実施形態における欠陥の検出に利用される画像の例を示す図である。
ステップS101において、ガラス基板2がレーザリペア装置101に搬入され、ステージ1の所定の位置に置かれる。また、ガラス基板2に関する欠陥位置データが基板検査装置4から移動・駆動制御部3に送信される。欠陥位置データは、基板検査装置4が検出したN個(Nは1以上の整数)の欠陥それぞれの位置に関する情報を含む。
そこで、ステップS101ではさらに、移動・駆動制御部3が、N個の欠陥のうち未処理の1つの欠陥を選択し、選択した欠陥に関する欠陥位置データを読み取る。移動・駆動制御部3は、図1に関して説明した方法で、読み取ったデータに基づいてステージ1の相対移動の制御を行う。
相対移動の結果、レーザリペア装置101の撮像光学系とレーザ照射光学系は、移動・駆動制御部3が選択した欠陥の位置へと移動する。
続いて、ステップS102において、撮像部11がガラス基板2を撮像し、画像信号を画像処理部12に出力する。それにより、画像処理部12は、例えば図3の欠陥画像Daのデータを取得する。欠陥画像Daは、2つの回路パターンC1およびC2を跨ぐ欠陥部Gを含む。なお、「欠陥部」とは画像内で欠陥に相当する部分を指す。
続いて、ステップS102において、撮像部11がガラス基板2を撮像し、画像信号を画像処理部12に出力する。それにより、画像処理部12は、例えば図3の欠陥画像Daのデータを取得する。欠陥画像Daは、2つの回路パターンC1およびC2を跨ぐ欠陥部Gを含む。なお、「欠陥部」とは画像内で欠陥に相当する部分を指す。
そして、次のステップS103において画像処理部12は、次のようにして修正の対象となる欠陥を抽出する。
すなわち、画像処理部12は、図3に示した欠陥部の存在しない基準画像Dbを取得し、撮像した欠陥画像Daと取得した基準画像Dbとを比較する。すなわち、画像処理部12は、各画素について欠陥画像Daと基準画像Dbにおける輝度の差分を計算して、図3に示す差分画像Dcを生成する。
すなわち、画像処理部12は、図3に示した欠陥部の存在しない基準画像Dbを取得し、撮像した欠陥画像Daと取得した基準画像Dbとを比較する。すなわち、画像処理部12は、各画素について欠陥画像Daと基準画像Dbにおける輝度の差分を計算して、図3に示す差分画像Dcを生成する。
例えば、黒を表す輝度が0で、白を表す輝度が255の場合、画像処理部12は、各画素について、欠陥画像Daと基準画像Dbにおける輝度の差分の絶対値を255から引くことで、差分画像Dcにおける輝度を計算してもよい。の他の方法で画像処理部12が差分画像Dcを生成してもよい。
なお、一般にFPDのガラス基板2では、同じ回路パターンが2次元アレイ状に繰り返される。ここで、便宜的に繰り返しの単位を「単位パターン」と呼ぶことにする。撮像部11あるいはその他の装置は、予め、欠陥を含まないことが既に判明している単位パターンを撮像し、撮像した画像を、レーザリペア装置101が備える記憶装置に格納する。それにより、どの位置で検出された欠陥に対しても、画像処理部12は基準画像Dbを取得することができる。
ステップS103において画像処理部12はさらに、差分画像Dcに対する2値化処理を行い、2値化された欠陥形状画像Ddを生成する。画像処理部12は、例えば、予め決められた閾値を利用して、または差分画像Dcにおける輝度の分布から閾値を決めて、差分画像Dcの各画素の輝度と閾値とを比較することで、2値化処理を行う。
2値化処理の結果、欠陥画像Daにおいて基準画像Dbとの輝度の差が大きい部分が、欠陥形状画像Ddにおける欠陥部Gとして抽出される。すなわち、ステップS103の一連の処理により、画像処理部12は、欠陥を認識し、欠陥形状画像Ddの欠陥部Gに対応するガラス基板2上の欠陥の位置および範囲を認識する。
なお、図3の例では、欠陥形状画像Ddにおいて、欠陥部Gが黒で表され、背景領域が白で表されている。また、詳しくは後述するが、欠陥形状画像DdはDMDユニット17の制御のために利用される。よって、第1実施形態では、欠陥形状画像Ddの欠陥部Gに含まれる各画素は、DMDユニット17の微小ミラーのオン状態に対応する“1”という値で表される。それに対し、欠陥形状画像Ddの背景領域、すなわち欠陥部G以外の領域に含まれる各画素は、微小ミラーのオフ状態に対応する“0”という値で表される。つまり、欠陥形状画像Ddにおいて各画素を表す“1”または“0”という値は、輝度自体を示す値ではなくDMDユニット17の制御用の値なので注意されたい。
以上のようにして画像処理部12が欠陥形状画像Ddを生成することにより欠陥部Gを抽出すると、ステップS103において画像処理部12はさらに、レーザ形状制御部19に欠陥形状画像Ddのデータを出力するとともに、欠陥画像Da、差分画像Dc、および欠陥形状画像Ddをモニタ13に出力する。モニタ13への出力は、検査員の目視による確認を可能とするためである。
実施形態によって、画像処理部12がモニタ13に出力する画像は任意である。例えば、画像処理部12は、欠陥形状画像Ddで欠陥部Gとして抽出された範囲を特定の色で表して欠陥画像Daにオーバーラップさせた画像を生成し、生成した画像をモニタ13に出力してもよい。あるいは、検査員による確認が不要なら、モニタ13が画像を表示しなくてもよい。
ステップS103に続いて、ステップS104では、レーザ形状制御部19が、画像処理部12から受け取った欠陥形状画像Ddのデータを、ドライバ20の制御用の制御信号に変換する。つまり、レーザ形状制御部19は、欠陥部Gの領域に対応するDMDユニット17の微小ミラーの駆動用メモリセルをオン状態にし、かつ、欠陥部G以外の領域である背景領域に対応するメモリセルをオフ状態にするための制御信号を、ドライバ20に送出する。
なお、レーザリペア装置101における各レンズの倍率、撮像部11の仕様、DMDユニット17の仕様を適切に選択することにより、欠陥形状画像Ddにおける1画素がDMDユニット17における1つの微小ミラーに対応するよう、レーザリペア装置101を構成することが可能である。この場合、レーザ形状制御部19は、受け取った欠陥形状画像Ddのデータにおいて欠陥部Gに属することを意味する値“1”を持つ画素に対応する微小ミラーをオン状態に駆動し、かつ、背景領域に属することを意味する値“0”を持つ画素に対応する微小ミラーをオフ状態に駆動するための制御信号を、ドライバ20に出力する。
実施形態によっては、画素と微小ミラーが1対1に対応していないこともある。その場合は、レーザ形状制御部19は、まず、DMDユニット17の微小ミラーごとに、対応する欠陥形状画像Ddの1つ以上の画素を特定する。そして、レーザ形状制御部19は、特定した1つ以上画素の値、すなわち“0”または“1”なる値に基づいて、微小ミラーをオン状態に駆動すべきかオフ状態に駆動すべきかを決定し、決定結果にしたがった制御信号をドライバ20に出力する。
ステップS104ではさらに、レーザ形状制御部19から制御信号を受け取ったドライバ20が、DMDユニット17の各メモリセルを制御信号にしたがってオン状態またはオフ状態に駆動する。つまり、ドライバ20は制御信号にしたがって、各微小ミラーをオン状態またはオフ状態に駆動する。
続いて、ステップS105において、上記で説明したようにリペア位置確認用光源21を用いた照射範囲の確認が行われる。レーザ光を照射すべき範囲、すなわち検出された欠陥の範囲に正確にレーザ光が照射されるようにDMDユニット17が適切に駆動されていることを画像処理部12が確認した後、レーザ発振器14が1ショットのレーザ光を照射する。
レーザ発振器14から出射されたレーザ光は、ビームスプリッタ15を透過し、ミラー16で反射し、DMDユニット17へ所定の角度θinで入射する。そして、オン状態の微小ミラーにおいては、リレーレンズ18を介してビームスプリッタ8へ至る光路の方向へ反射し、オフ状態の微小ミラーにおいてはリレーレンズ18とは別の方向へ反射する。
その結果、DMDユニット17で反射され、リレーレンズ18、ビームスプリッタ8、および対物レンズ9を介してガラス基板2に照射されるレーザ光ビームの断面形状は、欠陥形状画像Ddによって欠陥部Gとして抽出された欠陥の形状と一致する。したがって、レーザ光により、欠陥部Gに対応するガラス基板2上の欠陥が除去され、修正される。
ただし、実際には、完全に欠陥が除去しきれない、すなわちリペアが完全ではない場合もあるので、再リペアの要否を判断する必要がある。そこで、ステップS106では、残存欠陥検出部22が残存欠陥を検出する処理を行う。すなわち、ステップS105における欠陥の修正が不十分だったために残ってしまった、さらなる修正を要する部分の有無を残存欠陥検出部22が判断する。つまり、残存欠陥検出部22は、ガラス基板2の高さ情報を取得し、取得した高さ情報に基づいて残存欠陥の有無を判断する。
また、ステップS106において残存欠陥検出部22は、残存欠陥の位置と範囲を認識する処理をさらに行ってもよい。
なお、第1実施形態においては、残存欠陥が存在する場合、残存欠陥検出部22は残存欠陥の修正が必要だと判断するが、残存欠陥を修正する必要があるか否かを残存欠陥検出部22がさらに判定してもよい。修正の要否は、残存欠陥の位置、範囲、または形状などに依存する。
なお、第1実施形態においては、残存欠陥が存在する場合、残存欠陥検出部22は残存欠陥の修正が必要だと判断するが、残存欠陥を修正する必要があるか否かを残存欠陥検出部22がさらに判定してもよい。修正の要否は、残存欠陥の位置、範囲、または形状などに依存する。
ところで、従来、残存欠陥は、修正後のガラス基板2を撮像部11が撮像して画像を画像処理部12に出力し、画像処理部12が入力された画像と図3の基準画像Dbとを比較してステップS103と同様の方法で差分画像を生成し、残存欠陥に対応する領域を抽出することで、検出されていた。しかし、この従来の方法では、上記のとおり、焦げ目と残存欠陥を正確に区別することが難しかった。そのため、従来は、検査員の目視による再修正の要否の判定を導入せざるを得ず、レーザリペア装置を全自動化することが困難だった。
そこで、第1実施形態では、焦げ目と残存欠陥を容易に区別するために、残存欠陥検出部22は高さ情報を利用する。
レーザ発振器14から照射されるレーザ光が強力な場合、ガラス基板2に焦げ目が生じることがある。焦げ目は、欠陥が完全に除去された後のガラス基板2の表面に生じることもある。あるいは、最初の欠陥の一部が残存欠陥として残った場合に、欠陥が除去された部分のガラス基板2の表面と、残存欠陥の表面とにまたがって、焦げ目が生じることもある。よって、焦げ目が生じたか否か、また、焦げ目と残存欠陥の範囲が重なっているか否か、ということは、場合によりまちまちである。
レーザ発振器14から照射されるレーザ光が強力な場合、ガラス基板2に焦げ目が生じることがある。焦げ目は、欠陥が完全に除去された後のガラス基板2の表面に生じることもある。あるいは、最初の欠陥の一部が残存欠陥として残った場合に、欠陥が除去された部分のガラス基板2の表面と、残存欠陥の表面とにまたがって、焦げ目が生じることもある。よって、焦げ目が生じたか否か、また、焦げ目と残存欠陥の範囲が重なっているか否か、ということは、場合によりまちまちである。
しかし、高さ情報を用いれば、ガラス基板2上の高さを有する凸部である残存欠陥と、残存欠陥が残っていないガラス基板2の表面上の焦げ目とは、明確に区別することが可能である。
ステップS106に続いて、ステップS107では、残存欠陥検出部22が、再修正の要否を判定する。基本的には、再修正の要否は、残存欠陥が検出されたか否かによって決定される。ただし、第1実施形態では、レーザ光の過剰な照射を防ぐために、ステップS107において、残存欠陥検出部22は、具体的には次のように第1〜第3の場合に場合分けして判定を行う。
第1の場合は、ステップS106で残存欠陥が検出されていない場合である。第1の場合には、残存欠陥検出部22は再修正が不要だと判断し、処理はステップS108に進む。
他方、ステップS106で残存欠陥が検出されていれば、第2または第3の場合である。ステップS106で残存欠陥が検出されると、残存欠陥検出部22は、現在注目している欠陥に対して規定回数(M回とする)のレーザ照射が既に行われたか否かを判断する。
第2の場合は、既にM回のレーザ照射が行われている場合である。第2の場合では、過剰なレーザ照射を防ぐために、残存欠陥検出部22は再修正が不要であると判断し、処理はステップS108に進む。
第3の場合は、現在注目している欠陥に対しては今までM回未満しかレーザ照射が行われていない場合である。第3の場合では、残存欠陥検出部22は、ステップS106で検出した残存欠陥に対する再修正が必要であると判断する。第3の場合、残存欠陥検出部22は、再修正が必要であることを画像処理部12に通知する。また、残存欠陥検出部22は、ステップS106で残存欠陥の位置と範囲を認識していれば、さらに認識結果も画像処理部12に通知する。第3の場合において、残存欠陥検出部22からの通知を受けた画像処理部12は、次のように動作する。
すなわち、残存欠陥の位置と範囲の認識結果も受け取っていれば、画像処理部12は、残存欠陥の位置と範囲に合わせて、図3の欠陥形状画像Ddと同様の形式で残存欠陥の領域を示す画像データを生成し、生成した画像データをレーザ形状制御部19に出力する。あるいは、残存欠陥の位置と範囲の認識結果を受け取っていなければ、画像処理部12は、残存欠陥を検出したという通知を契機として、再度欠陥形状画像Ddのデータをレーザ形状制御部19に出力する。
こうして第3の場合においては画像処理部12による処理が行われ、その後、処理がステップS104に戻る。
したがって、残存欠陥が検出されなくなるまで、あるいは、規定回数であるM回のレーザ照射が行われるまで、ステップS104〜ステップS107の処理が繰り返される。繰り返しの1回目におけるステップS104とステップS105は欠陥の修正のためのステップであり、2回目以降のステップS104とステップS105は残存欠陥のためのステップである。
したがって、残存欠陥が検出されなくなるまで、あるいは、規定回数であるM回のレーザ照射が行われるまで、ステップS104〜ステップS107の処理が繰り返される。繰り返しの1回目におけるステップS104とステップS105は欠陥の修正のためのステップであり、2回目以降のステップS104とステップS105は残存欠陥のためのステップである。
ステップS107からステップS108に処理が進んだ場合は、移動・駆動制御部3が、基板検査装置4から受け取った欠陥位置データに対応するN個の欠陥のうち、未処理の他の欠陥がないかを判定する。未処理の他の欠陥がなければ、ガラス基板2に関する修正はすべて完了しているので、図2の処理は終了する。未処理の他の欠陥があれば、処理はステップS101に戻る。こうして、N個の欠陥のそれぞれについて、ステップS101〜ステップS108が実行される。
以上、第1実施形態について説明したので、以下では第1実施形態における残存欠陥検出部22を様々に変形したその他の実施形態について順に説明する。
第2実施形態は、斜め方向から光を照射することで形成される影を利用して、高さを有する残存欠陥を検出する実施形態である。以下、図4と図5を参照して第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、斜め方向から光を照射することで形成される影を利用して、高さを有する残存欠陥を検出する実施形態である。以下、図4と図5を参照して第2実施形態について説明する。
図4は、第2実施形態によるレーザリペア装置102の構成図である。図1のレーザリペア装置101と図4のレーザリペア装置102との違いは次のとおりである。
すなわち、レーザリペア装置102は、ガラス基板2の表面に対して斜めに照明光を照射するための照明光源23およびリレーレンズ24をさらに備える。また、レーザリペア装置102における画像処理部12bは、レーザリペア装置101における画像処理部12と同様の機能のほかに、レーザリペア装置101における残存欠陥検出部22の一部の機能も果たす。したがって、撮像部11は、第1実施形態と同様の画像を撮像するだけでなく、さらに画像処理部12bが残存欠陥を検出するために用いる画像の撮像も行う。すなわち、第2実施形態においては、第1実施形態の残存欠陥検出部22の機能が、撮像部11、画像処理部12b、照明光源23、リレーレンズ24により実現される。
すなわち、レーザリペア装置102は、ガラス基板2の表面に対して斜めに照明光を照射するための照明光源23およびリレーレンズ24をさらに備える。また、レーザリペア装置102における画像処理部12bは、レーザリペア装置101における画像処理部12と同様の機能のほかに、レーザリペア装置101における残存欠陥検出部22の一部の機能も果たす。したがって、撮像部11は、第1実施形態と同様の画像を撮像するだけでなく、さらに画像処理部12bが残存欠陥を検出するために用いる画像の撮像も行う。すなわち、第2実施形態においては、第1実施形態の残存欠陥検出部22の機能が、撮像部11、画像処理部12b、照明光源23、リレーレンズ24により実現される。
照明光源23からリレーレンズ24を介してガラス基板2に照射される照明光の光軸がガラス基板2の表面となす角度φ1、つまり照明光の光軸がxy平面となす角度φ1は、例えば30度以下であり、より好ましくは、ほぼ真横からの照射となるような10度以下の角度である。
以上のとおり構成されたレーザリペア装置102の動作は、図2のフローチャートと同様だが、ステップS106の動作が第2実施形態ではより具体化されている。そこで、以下では、図5を参照しながら、ステップS106でのレーザリペア装置102の動作の詳細を説明する。
ステップS106において、残存欠陥の検出精度を上げるため、照明光源5が消灯し、代わりに照明光源23が点灯する。照明光源23は、ガラス基板2に対して斜めの角度φ1から、撮像光学系の視野中心に向けて、すなわちステップS103で欠陥部Gとして抽出された最初の欠陥の位置に向けて、照明光を照射する。
照明光源23から照射された照明光は、ガラス基板2の表面上の平らな領域を照らす。しかし、ガラス基板2上で高さを有する凸部では照明光が遮断されるため、照明光源23とは逆側に影を作り出す。
ここで、説明の簡略化のため、欠陥を検出して修正する対象である現在の工程において、欠陥あるいは残存欠陥がなければガラス基板2の表面が平らになるはずであると仮定する。すると、ステップS106において影ができることは、本来平らであるべきガラス基板2の表面上に、周囲よりも高さを有する残存欠陥が存在することを意味する。
つまり、第2実施形態においては、高さ情報は、「影があるので高さを有する残存欠陥が存在する」と示す情報、あるいは「影がないので残存欠陥は存在しない」と示す情報を含む。
したがって、第2実施形態のステップS106では、照明光源23からの照明光がガラス基板2を照らしている状況で、ステップS102と同様にして撮像部11がガラス基板2を撮像し、撮像した画像のデータを画像処理部12bに出力する。画像処理部12bは、受け取ったデータに基づいて影の有無を判断することにより、残存欠陥の有無を判断する。画像処理部12bによる残存欠陥の検出の例を、以下、図5を参照して説明する。
図5は、第2実施形態において残存欠陥の検出に利用される画像の例を示す図である。
図5の残存欠陥画像Deは、ステップS106において撮像部11が撮像した画像の例である。残存欠陥画像Deは図3の欠陥画像Daと似ているが、最初の欠陥に対応する欠陥部Gの代わりに残存欠陥に対応する残存欠陥部Gbを含み、残存欠陥により生じた影が写った影部Hを含む点で異なる。
図5の残存欠陥画像Deは、ステップS106において撮像部11が撮像した画像の例である。残存欠陥画像Deは図3の欠陥画像Daと似ているが、最初の欠陥に対応する欠陥部Gの代わりに残存欠陥に対応する残存欠陥部Gbを含み、残存欠陥により生じた影が写った影部Hを含む点で異なる。
よって、図2のステップS103で差分画像Dcを生成したのと同様に、画像処理部12bは、残存欠陥画像Deと図3の基準画像Dbとを比較し、図5の差分画像Dfを生成する。画像処理部12bはさらに、差分画像Dfに対して2値化処理を行い、2値化された影形状画像Dgを生成する。影形状画像Dgを生成するための2値化処理は、ステップS103において差分画像Dcから欠陥形状画像Ddを生成するための2値化処理と類似なので、詳しい説明は省略する。
図5では、影形状画像Dgにおける影部Hが黒で示されており、影部H以外の背景領域が白で示されている。図3の欠陥形状画像Ddと同様に、影形状画像Dgにおいても、黒い影部Hに含まれる各画素の輝度は“1”という値で表され、白い背景領域に含まれる各画素の輝度は“0”という値で表される。以上の一連の処理により、画像処理部12bは、影部Hを抽出する。
なお、適当な照明光源23を利用すると、影部Hの残存欠陥画像Deにおける輝度が残存欠陥部Gbにおける輝度よりも低くなる。よって、この残存欠陥部Gbと影部Hの輝度の差を利用すると、適当な閾値を用いて2値化処理を行うことにより、画像処理部12bは、残存欠陥部Gbが背景領域に含まれるような影形状画像Dgを生成することができる。すなわち、適当な閾値を用いることで画像処理部12bは、影部Hのみを抽出することができる。
影部Hを抽出するのに適当な閾値は、予め実験を行って得られた適切な値でもよい。あるいは、差分画像Dfにおける残存欠陥部Gbと影部Hの輝度が大きく異なるような種類のガラス基板2の場合は、差分画像Dfにおける輝度分布から動的に画像処理部12bが閾値を定めてもよい。
いずれにしろ、ステップS106において画像処理部12bは、影部Hを抽出する処理を行い、影部Hが存在すれば高さを有する凸部すなわち残存欠陥が存在すると判断し、影部Hが存在しなければ残存欠陥が存在しないと判断する。なお、ノイズの影響を抑制するため、画像処理部12bは、影形状画像Dgにおける影部Hの面積が所定の大きさ以上のときのみ、影部Hが存在すると判断する。
そして、図1の残存欠陥検出部22の代わりに画像処理部12bが、残存欠陥検出部22と同様のやり方で、ステップS107の判断を実行する。その後の処理は、第1実施形態の図2と同様である。
以上、第2実施形態について説明したが、第2実施形態は様々に変形可能であり、以下に述べる変形例はその例である。
図4に示した照明光源23からの照明光の照射角度φ1は、様々に変更可能である。例えば、ある種のガラス基板2においては、残存欠陥の平均的な高さは数十nmである。よって、高さが数十nmの残存欠陥によって作られる影であっても影部Hとして抽出可能となるように、つまり、なるべく影が長くなるように、照射角度φ1は小さな値に設定されることが望ましい。すなわち、撮像光学系の解像度に応じて、照射角度φ1として適した値の上限も変化する。
図4に示した照明光源23からの照明光の照射角度φ1は、様々に変更可能である。例えば、ある種のガラス基板2においては、残存欠陥の平均的な高さは数十nmである。よって、高さが数十nmの残存欠陥によって作られる影であっても影部Hとして抽出可能となるように、つまり、なるべく影が長くなるように、照射角度φ1は小さな値に設定されることが望ましい。すなわち、撮像光学系の解像度に応じて、照射角度φ1として適した値の上限も変化する。
また、上記の第2実施形態では、残存欠陥の正確な位置や範囲を認識する処理は行われないので、残存欠陥の修正のためにレーザ光が照射される範囲は、最初の欠陥の範囲と同じである。しかし、画像処理部12bが、抽出した影部Hの大きさから残存欠陥の範囲または高さを認識する処理をさらに行うよう、第2実施形態を変形することも可能である。
例えば、画像処理部12bは、影部Hの長さと照明光源23からの照明光の照射角度φ1に基づいて残存欠陥の高さを計算してもよい。画像処理部12bは、計算された残存欠陥が高いほど高出力でレーザ光を出射するよう、レーザ発振器14を制御してもよい。
また、画像処理部12bは、照明光源23からの照明光の光軸の方向、ならびに影部Hの形状および範囲に基づいて、残存欠陥の位置および範囲を絞り込む処理を行ってもよい。この場合、画像処理部12bは、絞り込んだ範囲を表す画像のデータを、影形状画像Dgと同じ形式で生成して、レーザ形状制御部19に出力してもよい。それにより、過剰なレーザ照射を防ぐこともできる。
また、影部Hを抽出するための処理は上記の手順に限らない。例えば、ステップS106において、撮像部11が残存欠陥画像Deのほかに、不図示の第2の残存欠陥画像をさらに撮像してもよい。第2の残存欠陥画像は、図2のステップS102と同様に、照明光源5が点灯し照明光源23が消灯している状況で撮像される。得られた第2の残存欠陥画像には残存欠陥部Gbが含まれるので、画像処理部12bは、不図示の第2の残存欠陥画像と図5の残存欠陥画像Deとの差分画像を生成してもよい。適切な種類の照明光源5と照明光源23を選べば、このようにして生成した差分画像に対して2値化処理を行うことによっても、画像処理部12bは、図5の影形状画像Dgと同様の画像を取得し、影部Hの有無を検出することができる。
また、上記では欠陥あるいは残存欠陥がなければガラス基板2の表面が平らになるはずであると仮定した。しかし、正常に形成された回路パターンによる凹凸がある場合にも対応可能なように、第2実施形態を変形することもできる。
すなわち、図3の基準画像Dbを撮像するのに用いた、欠陥のないことが予め判明している単位パターンの部分に、照明光源23が照明光を照射する。そして、その状態で撮像部11がガラス基板上の単位パターンを撮像する。撮像された画像を、以下では便宜的に「影つき基準画像」と呼ぶ。影つき基準画像には、正常な回路パターンの凹凸に応じて生じた影が写っている。影つき基準画像は、予め撮像され、レーザリペア装置102が備える不図示の記憶装置に記憶される。
よって、画像処理部12bは、図3の基準画像Dbの代わりに影つき基準画像を用いて、図5の残存欠陥画像Deと影つき基準画像とから差分画像Dfを生成することにより、上記の第2実施形態と同様にして、影部Hを抽出することができる。
以上、第2実施形態およびその変形例について説明した。続いて第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、予め決められたパターンを有する投影光を基板に投影し、基板上での投影光の歪みから、高さを有する残存欠陥を検出する実施形態である。以下、図6〜図8を参照して第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、予め決められたパターンを有する投影光を基板に投影し、基板上での投影光の歪みから、高さを有する残存欠陥を検出する実施形態である。以下、図6〜図8を参照して第3実施形態について説明する。
図6は、第3実施形態によるレーザリペア装置103の構成図である。図1のレーザリペア装置101と図6のレーザリペア装置103との違いは次のとおりである。
すなわち、レーザリペア装置103は、予め決められたパターンを有する投影光をガラス基板2に投影するために、照明光源23、リレーレンズ24、および照明光源23とリレーレンズ24の間の光路上に配置された投影パターン格子25をさらに備える。また、レーザリペア装置103における画像処理部12cは、レーザリペア装置101における画像処理部12と同様の機能のほかに、レーザリペア装置101における残存欠陥検出部22の一部の機能も果たす。したがって、撮像部11は、第1実施形態と同様の画像を撮像するだけでなく、さらに画像処理部12cが残存欠陥を検出するために用いる画像の撮像も行う。すなわち、第3実施形態においては、第1実施形態の残存欠陥検出部22の機能が、撮像部11、画像処理部12c、照明光源23、リレーレンズ24、投影パターン格子25により実現される。
すなわち、レーザリペア装置103は、予め決められたパターンを有する投影光をガラス基板2に投影するために、照明光源23、リレーレンズ24、および照明光源23とリレーレンズ24の間の光路上に配置された投影パターン格子25をさらに備える。また、レーザリペア装置103における画像処理部12cは、レーザリペア装置101における画像処理部12と同様の機能のほかに、レーザリペア装置101における残存欠陥検出部22の一部の機能も果たす。したがって、撮像部11は、第1実施形態と同様の画像を撮像するだけでなく、さらに画像処理部12cが残存欠陥を検出するために用いる画像の撮像も行う。すなわち、第3実施形態においては、第1実施形態の残存欠陥検出部22の機能が、撮像部11、画像処理部12c、照明光源23、リレーレンズ24、投影パターン格子25により実現される。
なお、第3実施形態では開口部と遮光部を有する部品を「投影パターン格子」と呼んでいる。投影パターン格子25には、開口部と遮光部によって、例えば十字のパターンなどの予め決められた特定のパターンが形成されている。以下、この特定のパターンを「投影パターン」という。
投影パターン格子25は、例えば、一部に遮光膜を設けた透明な材質の板でもよく、穴を開けて開口部を形成した遮光性の材質の板でもよく、透過型液晶を用いた空間光変調器でもよい。
また、DMDにより投影パターン格子25を実現することもできる。その場合、図6とは照明光の光路が異なる。すなわち、照明光源23から出射された照明光は、DMDのオン状態の微小ミラーで反射されるとリレーレンズ24を介してガラス基板2へ至る光路に反射され、オフ状態の微小ミラーで反射されるとリレーレンズ24とは別の方向に反射される。同様に、反射型液晶を用いた空間光変調器により投影パターン格子25を実現することもできる。
さらに、ガラス基板2の表面に対して投影パターンが投影される角度φ2、すなわちリレーレンズ24の光軸がxy平面となす角度φ2は、実施形態に応じて適宜定めることができる。
以上のとおり構成されたレーザリペア装置103の動作は、図2のフローチャートと同様だが、ステップS106の動作が第3実施形態ではより具体化されている。そこで、以下では、図7を参照しながら、ステップS106でのレーザリペア装置103の動作の詳細を説明する。
ステップS106において、残存欠陥の検出精度を上げるため、照明光源5が消灯し、代わりに照明光源23が点灯する。照明光源23は、ガラス基板2に対して角度φ2の方向から、撮像光学系の視野中心に向けて、すなわちステップS103で欠陥部Gとして抽出された最初の欠陥の位置に向けて、照明光を照射する。
照明光源23から照射された照明光のビームの断面形状は、投影パターン格子25によって、特定の形状に形成される。以下、投影パターン格子25によってビームの断面形状が特定の形状に形成された照明光を「パターン光」と呼ぶ。パターン光はリレーレンズ24を介してガラス基板2の表面に到達する。
また、第2実施形態と同様に第3実施形態でも説明の簡略化のため、欠陥あるいは残存欠陥がなければガラス基板2の表面が平らになるはずであると仮定する。しかし、第2実施形態の変形例と類似の方法により、正常に形成された回路パターンによる凹凸がある場合にも対応可能なように第3実施形態を変形することが可能であるのは明らかである。
もし残存欠陥がなく、ガラス基板2の表面が平らであれば、リレーレンズ24を介してガラス基板2に照射されたパターン光は、投影パターンと角度φ2に応じたパターンを形成してガラス基板2の表面に投影される。しかし、もし周囲より高い残存欠陥が存在すれば、パターン光は、残存欠陥が存在する部分と残存欠陥が存在しない部分の境界においてパターンが歪んだ状態で投影される。
つまり、投影されたパターンの歪みは、本来平らであるべきガラス基板2の表面上に高さを有する残存欠陥が存在することを意味する。よって、第3実施形態における高さ情報は、「投影されたパターンが歪んでいるので、高さを有する残存欠陥が存在する」と示す情報、あるいは「パターンが歪まずに投影されているので、残存欠陥は存在しない」と示す情報を含む。
したがって、第3実施形態のステップS106では、パターン光がガラス基板2上に投影されている状態で、ステップS102と同様にして撮像部11がガラス基板2を撮像し、撮像した画像のデータを画像処理部12cに出力する。画像処理部12cは、受け取ったデータに基づいてパターンの歪みの有無を判断することにより、残存欠陥の有無を判断する。画像処理部12cによる残存欠陥の検出の例を、以下、図7を参照して説明する。
図7は、第3実施形態における残存欠陥の検出について説明する図である。なお、図7の例における投影パターンは、十字形のパターンである。
ステップS106において、図2のステップS102と同様に照明光源5が点灯し照明光源23が消灯している状況で、撮像部11はガラス基板2を撮像する。すると、残存欠陥に対応する残存欠陥部Gbを含む不図示の残存欠陥画像が得られる。
ステップS106において、図2のステップS102と同様に照明光源5が点灯し照明光源23が消灯している状況で、撮像部11はガラス基板2を撮像する。すると、残存欠陥に対応する残存欠陥部Gbを含む不図示の残存欠陥画像が得られる。
また、図7の残存欠陥画像Dhは、ステップS106において照明光源5が消灯し照明光源23が点灯してパターン光が投影された状態で、撮像部11がガラス基板2を撮像して得られる画像である。図3の欠陥画像Daに写っているような回路パターンC1およびC2が、上記の不図示の残存欠陥画像や残存欠陥画像Dhに写っている場合もある。ただし、図の視認性の都合上、図7の残存欠陥画像Dhには、残存欠陥に対応する残存欠陥部Gbと、歪んで投影されたパターンIaに対応する形状のみを示した。
ステップS106において、画像処理部12cはさらに、撮像した不図示の残存欠陥画像と図3の基準画像Dbとから、ステップS103で差分画像Dcを生成したのと同様の方法により不図示の差分画像を生成し、生成した差分画像を2値化することにより図7のパターン光形状画像Diを取得する。パターン光形状画像Diでは、歪んだパターンIaに相当する形状が抽出されている。
図7のパターン光形状基準画像Djは、残存欠陥がないと仮定した場合にパターン光形状画像Diとして得られるはずの理想的な2値化画像である。パターン光形状基準画像Djは、予め用意されている。
例えば、まだ何も回路パターンが生成されていない平らなガラス基板をステージ1が保持し、投影パターン格子25を介して照明光源23がガラス基板に投影パターンを投影する。そして、撮像部11がガラス基板を撮像し、撮像部11が撮像した画像を画像処理部12cが2値化すると、パターン光形状基準画像Djが得られる。パターン光形状基準画像Djにおいては、歪みのない状態パターンIbが写っている。
あるいは、実際の撮像を行わず、画像処理部12cが、パターン光の投影光軸がxy平面となす角度φ2と、投影パターンの形状とに基づいて、パターン光形状基準画像Djを生成することもできる。いずれにしろ、レーザリペア装置103は予めパターン光形状基準画像Djを取得し、不図示の記憶装置にパターン光形状基準画像Djのデータを格納している。
なお、図7では、パターン光形状画像Diとパターン光形状基準画像Djのいずれも、背景領域が白で表され、パターンIaまたはIbの部分が黒で表されており、白は“0”なる値に対応し、黒は“1”なる値に対応する。
画像処理部12cは、ステップS106において、パターン光形状画像Diとパターン光形状基準画像Djを比較することによって、パターン光の歪みの有無を検出する。例えば、画像処理部12cは、パターン光形状画像Diとパターン光形状基準画像Djの差分画像を生成することにより、パターン光形状画像Diとパターン光形状基準画像Djにおいて異なる部分の大きさを算出する。そして、算出した大きさが閾値以上ならば、画像処理部12cはパターンが歪んで投影されたと判断してもよい。図7の例では、パターン光形状画像DiにおけるパターンIaの形状とパターン光形状基準画像DjにおけるパターンIbの形状とが明らかに異なるので、画像処理部12cは歪みを検出する。つまり、画像処理部12cは残存欠陥を検出する。
そして、図1の残存欠陥検出部22の代わりに画像処理部12cが、残存欠陥検出部22と同様のやり方で、ステップS107の判断を実行する。その後の処理は、第1実施形態の図2と同様である。
図8は、第3実施形態において利用される投影パターンの例を示す図である。図8は、投影パターン格子25の開口部を黒で、遮光部を白で示した図である。
図8に示すとおり、十字の投影パターンPa、格子状の投影パターンPbおよびPd、ならびに同心円状の投影パターンPcなど、任意のパターンを投影パターンとして利用することができる。投影パターンの大きさや線同士の間隔は、検出すべき残存欠陥の大きさに応じて適宜定めることが好ましい。
図8に示すとおり、十字の投影パターンPa、格子状の投影パターンPbおよびPd、ならびに同心円状の投影パターンPcなど、任意のパターンを投影パターンとして利用することができる。投影パターンの大きさや線同士の間隔は、検出すべき残存欠陥の大きさに応じて適宜定めることが好ましい。
なお、ガラス基板2において正常に形成された回路パターンによる凹凸がある場合には、同じ投影パターンが投影されたときの残存欠陥の高さに起因する歪みの検出のしやすさは、ガラス基板2上に形成される回路パターンの配線の方向や密度などにも依存することがある。例えば、ガラス基板2の設計データなどに応じて、適切な投影パターン格子25を利用することが好ましい。
以上、第3実施形態について説明した。続いて、第4実施形態について説明する。
第4実施形態は、コンフォーカルユニットを利用して基板の高さを測定し、高さを有する残存欠陥を検出する実施形態である。以下、図9〜図12を参照して第4実施形態について説明する。
第4実施形態は、コンフォーカルユニットを利用して基板の高さを測定し、高さを有する残存欠陥を検出する実施形態である。以下、図9〜図12を参照して第4実施形態について説明する。
図9は、第4実施形態によるレーザリペア装置104の構成図である。以下、図1と比較しながらレーザリペア装置104の構成を説明する。
レーザリペア装置104におけるレーザ照射光学系は、図1と同様なので説明を省略する。
レーザリペア装置104におけるレーザ照射光学系は、図1と同様なので説明を省略する。
レーザリペア装置104における撮像光学系は、一部が図1とは異なる。すなわち、照明光源5とリレーレンズ6の間にビームスプリッタ34が配置され、照明光源5から出射した照明光は、ビームスプリッタ34を透過してから、リレーレンズ6を介してビームスプリッタ7に到達し、ビームスプリッタ7で反射され、ビームスプリッタ8を透過し、対物レンズ9を介してガラス基板2上に照射される。
ガラス基板2からの反射光は、対物レンズ9を介してビームスプリッタ8を透過し、ビームスプリッタ7で反射され、リレーレンズ6を介してビームスプリッタ34に到達し、ビームスプリッタ34で反射され、撮像部11に入射する。図9のレーザリペア装置104における撮像光学系は、撮像部11の受光素子がガラス基板2の表面と共役な位置となるように構成されている。撮像部11は、第1実施形態と同様に、撮像した各種の画像を画像処理部12dに出力する。
また、図9のレーザリペア装置104は、図1の残存欠陥検出部22の代わりに、共焦点顕微鏡と同様のコンフォーカルユニットを備える。そして、第4実施形態における図9の画像処理部12dは、第1実施形態における図1の画像処理部12と同様の機能を果たすだけでなく、さらにコンフォーカルユニットから出力されるデータ処理を行うことで、ガラス基板2の高さに関する高さ情報を取得する。すなわち、画像処理部12dは、残存欠陥検出部22の一部に相当する機能も有する。
第4実施形態におけるコンフォーカルユニットは、レーザ光源26、ミラー27、ビームスプリッタ28、2次元走査機構29、集光レンズ30、集光レンズ31、ピンホール板32、光検出器33を備える。また、コンフォーカルユニットは、ビームスプリッタ7、ビームスプリッタ8、および対物レンズ9を撮像光学系と共有している。レーザ光源26は、一般の共焦点レーザ顕微鏡観察に用いられる種類のレーザ光源である。レーザ光源26のレーザ光は、欠陥や残存欠陥に対する物理的な影響を及ぼさない。
また、図9のステージ1dは、図1のステージ1と同様に対物レンズ9とガラス基板2とのx方向およびy方向の相対位置を移動させる機能を有するだけでなく、z方向の相対位置を移動させる機能も有する。したがって、図9の移動・駆動制御部3dは、図1の移動・駆動制御部3と同様に、ガラス基板2と対物レンズ9との間のx方向およびy方向の相対移動を制御するだけでなく、z方向の相対移動も制御する。
なお、ガラス基板2と対物レンズ9との間のz方向の相対移動は、不図示の制御部がコンフォーカルユニットの光学系をz方向に動かすよう、不図示のモータなどを制御することにより実現してもよい。
コンフォーカルユニットによるガラス基板2の高さ情報の取得は、次のとおりである。
すなわち、点光源として機能するレーザ光源26がレーザ光を出射すると、レーザ光はミラー27で反射され、ビームスプリッタ28を透過して2次元走査機構29に到達する。2次元走査機構29は、例えばガルバノミラーを用いた走査機構である。2次元走査機構29は、ビームスプリッタ28から入射したレーザ光による、ガラス基板2のx方向およびy方向の走査を実現する。
すなわち、点光源として機能するレーザ光源26がレーザ光を出射すると、レーザ光はミラー27で反射され、ビームスプリッタ28を透過して2次元走査機構29に到達する。2次元走査機構29は、例えばガルバノミラーを用いた走査機構である。2次元走査機構29は、ビームスプリッタ28から入射したレーザ光による、ガラス基板2のx方向およびy方向の走査を実現する。
2次元走査機構29で反射されたレーザ光は、集光レンズ30を介してビームスプリッタ7に到達し、ビームスプリッタ7と8を透過して、対物レンズ9を介してガラス基板2上に照射される。ガラス基板2の表面から反射されたレーザ光は、対物レンズ9を介してビームスプリッタ8と7を透過した後、集光レンズ30を介して2次元走査機構29に到達し、2次元走査機構29で反射され、ビームスプリッタ28に到達し、ビームスプリッタ28で反射され、集光レンズ31を介してピンホール板32に到達する。
ピンホール板32にはピンホール32aが開けられており、光検出器33は、ピンホール32aを通過した反射光の強度を検出する。ピンホール板32は、ピンホール32aが対物レンズ9の集光位置と共役な位置となるように配置されている。よって、対物レンズ9の焦点以外からの反射光はほとんどピンホール板32の遮光部で遮断される。
よって、ステージ1dとガラス基板2とをz方向に相対移動させる制御を移動・駆動制御部3dが行いながら、光検出器33が反射光の強度とその時のz方向の位置情報を検出することにより、ガラス基板2の高さ情報が取得される。
例えば、移動・駆動制御部3dは、ステージ1dのz座標を、所定の間隔Δzでz=zsからz=zs+NΔzまで順に変更する(Nは正の整数)。そして、(N+1)個の異なるz座標に対して、それぞれ、2次元走査機構29によるx方向とy方向の2次元走査が行われ、x座標とy座標の組で表される各点に関して光検出器33が反射光の強度を検出し、記憶する。
すると、x座標とy座標の組で表される各点に関して、z座標に応じて変化する検出強度のデータが得られ、検出強度がピークとなるz座標が、その点の高さを表す。よって、光検出器33は、z座標に応じて変化する検出強度のピークを認識する処理を行うことにより、x座標とy座標の組で表される各点の高さを取得する。光検出器33は、取得した高さをそれぞれx座標とy座標の組と関連付けて画像処理部12dに出力する。このように、第4実施形態における光検出器33は、受光素子だけでなく記憶部や処理部も備えている。
画像処理部12dは、光検出器33から受け取ったデータに基づき、レーザ形状制御部19がドライバ20を制御するための、図3の欠陥形状画像Ddと同様の形式の2値化画像データを生成する。すなわち、残存欠陥と見なすべき高さを有する範囲の画素を“1”なる値で表し、それ以外の背景領域に属する画素を“0”なる値で表した2値化画像を、画像処理部12dは生成し、レーザ形状制御部19に出力する。
ここで、例えば予め定めた閾値以上の高さを有する範囲を画像処理部12dが残存欠陥の範囲として検出してもよい。あるいは、画像処理部12dは、光検出器33から出力されたデータにおける高さの分布に基づいて動的に基準を決定し、決定した基準に基づいて残存欠陥の範囲を認識してもよい。いずれにしろ、光検出器33と画像処理部12dは、z座標に応じて変化する光の検出強度のパターンに基づいてガラス基板2の高さを測定し、測定した高さに基づいて、ガラス基板2上の、高さを有する凸部を残存欠陥として検出する凸部検出手段として機能する。
なお、2次元走査機構29によって走査される範囲は、少なくとも最初の欠陥の範囲を包含する。すなわち、図3の欠陥形状画像Ddにおける欠陥部Gを包含する範囲が走査の対象に相当する。また、z方向に関しては、上記の間隔Δzおよび整数Nは事前の実験から適宜定められた値でもよい。さらに、ピークの認識のため光検出器33が適当な補間処理を行ってもよい。なお、z方向の相対移動の開始座標zsについては、図10とともに後述する。
また、第4実施形態での高さ情報は、上記のとおり、残存欠陥の範囲の各点の具体的な高さを含む。したがって、高さ情報として得られた残存欠陥の具体的な高さに応じてレーザ発振器14の出力レベルを変えてもよい。例えば、画像処理部12dあるいは不図示の制御部が、残存欠陥の範囲内における高さの平均値を算出し、平均値が大きいほど高出力でレーザ光が出射されるように、レーザ発振器14の出力レベルを制御してもよい。平均値以外にも適当な代表値を利用することができる。
残存欠陥の高さに応じた強度でレーザ発振器14が修正用のレーザ光を照射することにより、次のような効果が得られる。すなわち、残存欠陥の検出とレーザ照射を繰り返す回数を減らすことができ、修正時間を短縮することができ、高さの低い欠陥に対して必要以上に高出力でレーザ光が照射されなくなるので焦げ目の発生を抑制することができる。
続いて、第4実施形態におけるレーザリペア装置104の動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。
第1実施形態における図2のフローチャートと図10との差は、次の2点である。1点目は、図10の処理の開始直後にステップS201が実行される点である。2点目は、図2のステップS106が図10ではステップS207に置き換わっている点である。
第1実施形態における図2のフローチャートと図10との差は、次の2点である。1点目は、図10の処理の開始直後にステップS201が実行される点である。2点目は、図2のステップS106が図10ではステップS207に置き換わっている点である。
この2点以外は、図10の処理は図2と同様である。すなわち、図2のステップS101〜ステップS105が図10のステップS202〜ステップS206に対応し、図2のステップS107〜ステップS108が図10のステップS208〜ステップS209に対応する。また、ステップS107の判断は図1の残存欠陥検出部22が行い、ステップS208の判断は図9の画像処理部12dが行うという違いがあるが、3つの場合に分けて判断するという判断基準は同様である。
よって、以下ではステップS201とステップS207についてのみ説明する。
ステップS201において、コンフォーカルユニットがガラス基板2の標準高さを測定する。
ステップS201において、コンフォーカルユニットがガラス基板2の標準高さを測定する。
例えば、第2実施形態と同様に、欠陥を検出して修正する対象である現在の工程において、欠陥あるいは残存欠陥がなければガラス基板2の表面が平らになるはずであるという前提条件が成立する場合、コンフォーカルユニットは次のように動作してもよい。
すなわち、図9に関して説明した方法により、コンフォーカルユニットがガラス基板2の高さを測定する。2次元走査機構29によるx方向およびy方向の走査の範囲は、例えば、撮像部11の視野の範囲である。また、z方向の相対移動を行う範囲は、ガラス基板2の仕様などに応じて決めてもよい。
測定の結果、光検出器33は、測定範囲内の各点の高さを認識する。そこで光検出器33は、残存欠陥がなければガラス基板2の表面が平らになるはずであるという前提条件から、認識した高さの分布に基づいて、撮像部11の視野の範囲におけるガラス基板2の標準高さを取得する。
例えば、残存欠陥の範囲は最初の欠陥の範囲よりも広いことはないので、光検出器33は、最初の欠陥の範囲外での高さの平均を標準高さとして算出してもよい。
また、図10は1枚のガラス基板2に関する動作を示すフローチャートだが、ステップS201は特定の機種の特定の工程に関して予め1回実行するだけでもよく、すなわち個々のガラス基板2についてそれぞれ実行しなくてもよい。つまり、図3の基準画像Dbを撮像するのに用いた、欠陥のないことが予め判明している単位パターンの部分を測定範囲とする高さの測定をコンフォーカルユニットがステップS201で行うならば、ステップS201は個々のガラス基板2ごとに繰り返されなくてもよい。
また、図10は1枚のガラス基板2に関する動作を示すフローチャートだが、ステップS201は特定の機種の特定の工程に関して予め1回実行するだけでもよく、すなわち個々のガラス基板2についてそれぞれ実行しなくてもよい。つまり、図3の基準画像Dbを撮像するのに用いた、欠陥のないことが予め判明している単位パターンの部分を測定範囲とする高さの測定をコンフォーカルユニットがステップS201で行うならば、ステップS201は個々のガラス基板2ごとに繰り返されなくてもよい。
この場合、光検出器33が測定の結果として認識した測定範囲内の各点の高さが、各点の標準高さである。したがって、正常に形成された回路パターンによる凹凸がガラス基板2上に存在する場合にも、各点について標準高さと修正対象のガラス基板2の実際の高さとの差から、残存欠陥の有無を検出することが可能である。
いずれにしろ、ステップS201により、高さ情報に基づいて残存欠陥の有無を判断するための標準となる高さが測定される。また、光検出器33は、測定した標準高さを、レーザリペア装置104が備える不図示の記憶装置に格納する。
ステップS207では、図9に関して説明した方法により、コンフォーカルユニットがガラス基板2の高さを測定する。高さを測定する範囲は、例えば、撮像部11の視野の範囲でもよく、ステップS204で検出された最初の欠陥に相当する範囲でもよく、最初の欠陥を包含する最小の矩形の範囲でもよい。また、図9に関して説明したz方向の相対移動の開始座標zsは、例えば、ステップS201で測定された標準高さでもよく、標準高さよりも所定のマージンの分だけ低い高さでもよい。
ステップS207において、光検出器33は、コンフォーカルユニットが測定した測定範囲内の各点の高さを、各点のx座標とy座標に関連付けて画像処理部12dに出力する。画像処理部12dは、測定範囲内の各点について、光検出器33から出力された高さから標準高さを減じて差分を算出し、算出した差分に基づいて残存欠陥を検出する。例えば、画像処理部12dは、算出した差分が所定の閾値以上の点からなる範囲を、残存欠陥の範囲として認識し、残存欠陥の位置および範囲を示す2値化画像を生成してレーザ形状制御部19に出力する。
図11は、第4実施形態における残存欠陥の検出について説明する図である。図11は、xy平面に垂直なある断面Lによる残存欠陥の断面図Qと、等高線により残存欠陥を表した平面図を含む。
図11において、ステップS201で測定された標準高さは「z0」と表されている。また、平面図には、高さがz1以上の範囲R1と、高さがz2以上の範囲R2と、高さがz3以上の範囲R3が、断面Lを示す直線とともに示されている。
例えば、予め決められた許容誤差をεとして、z1=z0+εの場合、画像処理部12dは、ステップS207において、「範囲R1内の各点は、測定された高さと標準高さz0との差が許容誤差ε以上であるから残存欠陥の範囲である」と認識する。こうして残存欠陥の範囲R1を検出すると、画像処理部12dは、範囲R1内部の画素に“1”なる値を設定し、範囲R1外部の画素に“0”なる値を設定した2値化画像を生成し、レーザ形状制御部19に出力する。そして、ステップS208からステップS205およびステップS206へと処理が進むと、領域R1へのレーザ照射が行われる。
あるいは、もしz2=z0+εならば、画像処理部12dは範囲R2残存欠陥の範囲として検出するであろう。
以上、第4実施形態について説明したが、コンフォーカルユニットの構成は図9に示したものに限らず、コンフォーカルユニットの構成に応じて、ピンホール板32を他の部品に置き換えることも可能である。
以上、第4実施形態について説明したが、コンフォーカルユニットの構成は図9に示したものに限らず、コンフォーカルユニットの構成に応じて、ピンホール板32を他の部品に置き換えることも可能である。
第4実施形態の図9では、ピンホール32aが開けられたピンホール板32が利用されており、ピンホール32aは対物レンズ9の合焦位置以外の位置からの反射光を遮断するための絞りとして機能している。しかし、コンフォーカルユニットによる高さの測定においては、ピンホール板32の代わりに、対物レンズ9の合焦位置と共役な位置に配置された絞りを有する様々な共焦点絞り部を用いることも可能である。例えば、多数のピンホールが螺旋状に開けられたニポウ(Nipkow)ディスクを共焦点絞り部として利用することもできる。
以下、図9のピンホール板32を置き換えた変形例について図12および図13を参照して説明する。
図12は、第4実施形態の変形例で利用される共焦点絞り部の例を示す図である。図12に例示した4種のディスクは、いずれも不図示のモータにより一定速度で回転される回転式のディスクである。
図12は、第4実施形態の変形例で利用される共焦点絞り部の例を示す図である。図12に例示した4種のディスクは、いずれも不図示のモータにより一定速度で回転される回転式のディスクである。
スリットディスク51には、多数のスリットが全面にわたって形成されている。図示したように個々のスリットの形状はライン状である。スリットの代わりに、全面にピンホールがランダムに開けられたディスクを利用することもできる。
スリットディスク52は、スリットディスク51の一部に、光を透過させる開口部53を設けたものである。開口部53を設ける理由は次のとおりである。
レーザリペア装置の構成によっては、レーザ発振器14から出射されたレーザ光の光路上にコンフォーカルユニットのスリットディスク51を配置する構成もありうる。その場合、欠陥または残存欠陥の修正のために照射されるレーザ光がスリットディスク51によって遮られないようにする必要がある。そこで、例えば、スリットディスク51の回転軸を進退自在に支持し、レーザ発振器14がレーザ光を照射するときにはレーザ光の光路を遮らない位置までスリットディスク51を後退させるよう、レーザリペア装置を構成することも必要がある。
レーザリペア装置の構成によっては、レーザ発振器14から出射されたレーザ光の光路上にコンフォーカルユニットのスリットディスク51を配置する構成もありうる。その場合、欠陥または残存欠陥の修正のために照射されるレーザ光がスリットディスク51によって遮られないようにする必要がある。そこで、例えば、スリットディスク51の回転軸を進退自在に支持し、レーザ発振器14がレーザ光を照射するときにはレーザ光の光路を遮らない位置までスリットディスク51を後退させるよう、レーザリペア装置を構成することも必要がある。
しかし、スリットディスク51の代わりに、開口部53を有するスリットディスク52を利用すれば、スリットディスク51を後退させるための機械的部品が不要となる。なぜなら、レーザ発振器14がレーザ光を照射するときには、レーザ光の光路が開口部53を通るように、スリットディスク52の回転角度を制御するだけでよいためである。
また、開口部60、遮光部61、スリット部62、遮光部63が円周方向に順に形成されたスリットディスク59を利用することもできる。スリット部62には、スリットディスク51や52と同様の複数のライン状のスリットが形成されている。
同様に、ピンホールディスク64には、開口部65、遮光部66、ランダムピンホールパターン部67、遮光部68が円周方向に順に形成されている。ピンホールディスク64は、スリットディスク59のスリット部62を、ランダムに多数のピンホールが開けられたランダムピンホールパターン部67で置き換えたものである。スリットディスク59やピンホールディスク64は、例えば上記の特許文献3に開示された特徴を有するものでもよい。
以上、図12に例示した各種の回転式ディスクは、例えば、図13のように構成されたレーザリペア装置において利用することができる。
図13は、第4実施形態の変形例におけるレーザリペア装置105の構成図である。レーザリペア装置105の構成は、図9のレーザリペア装置104に比較して単純であり、図1のレーザリペア装置101の構成に近い。
図13は、第4実施形態の変形例におけるレーザリペア装置105の構成図である。レーザリペア装置105の構成は、図9のレーザリペア装置104に比較して単純であり、図1のレーザリペア装置101の構成に近い。
図13のレーザリペア装置105においてはx方向およびy方向の走査が不要なので、図9のレーザリペア装置104との差は、2次元走査機構29などの構成要素が不要である点である。走査が不要な分、レーザリペア装置105は構成が単純化されており、また、残存欠陥の検出にかかる時間が短縮されている。
また、図1のレーザリペア装置101と図13のレーザリペア装置105との違いは、下記のとおりである。
図13のステージ1dと移動・駆動制御部3dは、図9のものと同様であり、ガラス基板2と対物レンズ9のz方向の相対移動を実現する。
図13のステージ1dと移動・駆動制御部3dは、図9のものと同様であり、ガラス基板2と対物レンズ9のz方向の相対移動を実現する。
図1の残存欠陥検出部22の代わりに、レーザリペア装置105には、ビームスプリッタ8と対物レンズ9の間に回転式ディスク35が設けられている。回転式ディスク35は、例えば、図12に示したような、多数のスリットまたは多数のピンホールを有するディスクである。対物レンズ9の光軸上に回転式ディスク35のスリット、ピンホール、または開口部があれば、光は回転式ディスク35を通過することができる。なお、回転式ディスク35は、対物レンズ9の光軸上に位置するスリットまたはピンホールの位置が対物レンズ9のガラス基板2側の合焦位置と共役となるように、z方向の位置が定められ、配置されている。
画像処理部12eは、レーザリペア装置101における画像処理部12と同様の機能のほかに、レーザリペア装置101における残存欠陥検出部22の一部の機能も果たす。したがって、撮像部11は、第1実施形態と同様の画像を撮像するだけでなく、さらに画像処理部12eが残存欠陥を検出するために用いる画像の撮像も行う。
すなわち、回転式ディスク35が回転している状態で撮像部11はガラス基板2を複数回撮像し、画像処理部12eは複数の画像に基づいてガラス基板2の高さ情報を取得する。そして、画像処理部12eは、高さ情報に基づいて残存欠陥の有無を検出し、さらに残存欠陥の位置および範囲も認識する。
つまり、図13においては、ステージ1d、移動・駆動制御部3d、回転式ディスク35、撮像部11、画像処理部12eが、コンフォーカルユニットとして機能し、換言すれば、図1の残存欠陥検出部22と同等の機能を果たす。また、撮像部11と画像処理部12eは、対物レンズ9の合焦位置と共役な位置にある絞利を通過した光の強度を検出する光検出手段として機能している。
例えば、回転式ディスク35が全面に多数のピンホールをランダムに開けたディスクまたは図12のスリットディスク52である場合、図13のレーザリペア装置105における高さ情報の取得は以下のように行われる。
移動・駆動制御部3dの制御のもと、第4実施形態と同様にz方向の相対移動を行いながら、照明光源5が照明光を照射している状態で、撮像部11がガラス基板2の撮像を繰り返す。例えば、第4実施形態と同様に(N+1)個の異なるz座標に対してそれぞれ撮像が行われるとする。
この場合、画像処理部12eは、x座標とy座標の組で表される各点について、(N+1)枚の画像のうちどの画像で最もその点の輝度が高いかを調べる。そして、画像処理部12eは、各点について、最も輝度が高い画像が撮像されたときのz座標を、その点の高さとして取得する。あるいは、画像処理部12eは、z座標に応じた輝度の変化のカーブに基づく適当な補間を行って、最も輝度が高くなるはずのz座標を算出し、算出したz座標を各点の高さとして取得してもよい。
また、回転式ディスク35が、図12のスリットディスク59である場合は、(N+1)個の異なるz座標に対してそれぞれ、開口部60を通しての撮像と、スリット部62を通しての撮像とを撮像部11が行う。撮像部11の撮像のタイミングと、スリットディスク59の回転角度は、不図示のタイミング制御部によって同期がとられている。
開口部60を通して撮像された画像は非共焦点像であり、スリット部62を通して撮像された画像は共焦点像と非共焦点像が合成された像である。よって、画像処理部12eは、各点について、スリット部62を通して撮像された画像における輝度から、開口部60を通して撮像された画像における輝度に所定の係数を乗じた積を減じて、差分を計算する。上記の所定の係数は、スリットディスク59の特性によって定まる定数であり、計算された差分は共焦点像に対応する輝度である。
こうして、画像処理部12eは、(N+1)個の異なるz座標に対してそれぞれ、共焦点像に対応する輝度の計算を行う。そして、画像処理部12eは、各点において共焦点像に対応する輝度が最大となるz座標を、その点の高さとして取得する。あるいは、画像処理部12eは上記と同様に適当な補間を行ってもよい。
スリットディスク59の代わりにピンホールディスク64を用いる場合も、同様である。
このように、第4実施形態の変形例によれば、x方向およびy方向の走査をすることなく、簡易に構成されたコンフォーカルユニットによって、ガラス基板2の高さ情報を取得することができる。
このように、第4実施形態の変形例によれば、x方向およびy方向の走査をすることなく、簡易に構成されたコンフォーカルユニットによって、ガラス基板2の高さ情報を取得することができる。
以上、第4実施形態とその変形例について説明した。続いて、第4実施形態を変形した第5実施形態について説明する。
第5実施形態は、残存欠陥だけでなく欠陥もコンフォーカルユニットを用いて検出する実施形態である。すなわち、第5実施形態において図9のレーザリペア装置104の撮像光学系は、検査員による確認用にモニタ13に表示するための画像を取得するために利用されるのみである。よって、検査員による確認が不要であれば、撮像光学系を省略することもできる。
第5実施形態は、残存欠陥だけでなく欠陥もコンフォーカルユニットを用いて検出する実施形態である。すなわち、第5実施形態において図9のレーザリペア装置104の撮像光学系は、検査員による確認用にモニタ13に表示するための画像を取得するために利用されるのみである。よって、検査員による確認が不要であれば、撮像光学系を省略することもできる。
そして、図10のステップS203とステップS204が、第5実施形態においては、ステップS207と同様のコンフォーカルユニットによる高さの測定と、測定された高さに基づく画像処理部12dによる欠陥の抽出に置き換えられる。また、以下に図14を参照して説明するとおり、高さの測定を1つの欠陥につき1回だけ行うように第5実施形態をさらに変形することも可能である。
図14は、第5実施形態の変形例を説明する図である。
図14の欠陥画像Dkは、図10のステップS202で欠陥の位置への相対移動が行われた後、検査員による確認のためにステップS203において撮像が行われると仮定した場合に、撮像部11がガラス基板2を撮像して取得する画像の例である。上記のとおり、欠陥画像Dkの撮像は必ずしも必要ではないが、説明の便宜上、図14には欠陥画像Dkを示した。
図14の欠陥画像Dkは、図10のステップS202で欠陥の位置への相対移動が行われた後、検査員による確認のためにステップS203において撮像が行われると仮定した場合に、撮像部11がガラス基板2を撮像して取得する画像の例である。上記のとおり、欠陥画像Dkの撮像は必ずしも必要ではないが、説明の便宜上、図14には欠陥画像Dkを示した。
欠陥画像Dkには、正常に形成された回路パターンC3〜C6が写っている。また、欠陥画像Dkは、回路パターンC4とC5にまたがって生じた欠陥に相当する欠陥部G2を含む。
第5実施形態の変形例においては、図10におけるステップS204の代わりに、コンフォーカルユニットによる高さの測定が行われる。その結果、図9の画像処理部12dは、光検出器33からの出力に基づいて、欠陥と見なすべきある高さza以上の範囲R4を認識する。さらに、画像処理部12dは、適当な間隔Δzを用いて、高さzb(=za+Δz)以上の範囲R5を認識し、高さzc(=zb+Δz)以上の範囲R6およびR7を認識する。なお、この例では、高さzd(=zc+Δz)以上の範囲は存在しない。
図14の等高線図Dlは、説明の便宜上、回路パターンC3〜C6とあわせて、これらの範囲R4〜R7を等高線で表現した図である。
画像処理部12dは、範囲R4を最初の欠陥の範囲として認識し、範囲R4を修正対象として示す2値化画像を生成して、レーザ形状制御部19に出力する。そしてステップS205およびステップS206により、範囲R4に相当するガラス基板2上の範囲にレーザ光が照射される。
画像処理部12dは、範囲R4を最初の欠陥の範囲として認識し、範囲R4を修正対象として示す2値化画像を生成して、レーザ形状制御部19に出力する。そしてステップS205およびステップS206により、範囲R4に相当するガラス基板2上の範囲にレーザ光が照射される。
第5実施形態の変形例においては、その後は、改めて残存欠陥の検出のためのコンフォーカルユニットによる測定は行われない。つまり、ステップS207は第5実施形態の変形例においては削除される。
また、ステップS208における判断は、現在の修正対象の範囲R4を規定する高さzaよりもΔzだけ高い高さzb以上の範囲が存在するか否か、という判断に置き換えられる。図14の例では、高さzb以上の範囲R5が存在するので、範囲R4に対する修正の後に残存欠陥が存在すると画像処理部12dは判断する。
このような判断を行う理由は、欠陥または残存欠陥が厚いほど、より多くのレーザ光を照射しないと欠陥または残存欠陥を除去することができないためである。よって、レーザ発振器14の出力レベルを上記の間隔Δzに応じた適切な値に定めておくことにより、範囲R4に対するレーザ照射の後には、近似的に次の2点が成立すると期待される。
・範囲R4に含まれるが範囲R5には含まれない部分は、それほど欠陥の厚みがないので、1回のレーザ照射で除去された。
・範囲R5に含まれる部分は、ある程度欠陥に厚みがあるので、1回のレーザ照射ではおよそ厚みΔzの分だけ除去されて高さが低くなったが、まだ残存欠陥として残っている。
・範囲R5に含まれる部分は、ある程度欠陥に厚みがあるので、1回のレーザ照射ではおよそ厚みΔzの分だけ除去されて高さが低くなったが、まだ残存欠陥として残っている。
そこで、画像処理部12dは、認識済みの範囲R5を残存欠陥の範囲として認識し、範囲R5を修正対象として示す2値化画像を生成して、レーザ形状制御部19に出力する。そしてステップS205およびステップS206により、範囲R5に相当するガラス基板2上の範囲にレーザ光が照射される。
続いて、ステップS208の判断の代わりに、上記と同様に、高さzc(=zb+Δz)以上の範囲が存在するか否かを画像処理部12dは判断する。範囲R6とR7が存在するので、画像処理部12dは、範囲R6とR7を残存欠陥の範囲として認識し、範囲R6とR7を修正対象として示す2値化画像を生成して、レーザ形状制御部19に出力する。そしてステップS205およびステップS206により、範囲R6とR7に相当するガラス基板2上の範囲にレーザ光が照射される。
続いて、ステップS208の判断の代わりに、上記と同様に、高さzd(=zc+Δz)以上の範囲が存在するか否かを画像処理部12dは判断する。そのような範囲は存在しないので、画像処理部12dは残存欠陥が残っていないと判断し、処理はステップS209に移行する。
上記のように、第5実施形態の変形例では、コンフォーカルユニットによる高さの測定は、1つの最初の欠陥につき1回だけ行われる。換言すれば、欠陥に対する修正の後にさらに修正すべき残存欠陥が存在するか否かという判断は、欠陥へのレーザ照射の前に行われた測定で得られた高さ情報にのみ基づいており、レーザ照射のたびに新たな高さ情報を取得するための測定が行われるわけではない。
ただし、上記のとおり、近似的な予測に基づいて残存欠陥の有無を判断しているので、実際には残存欠陥の範囲が予測どおりではない場合もある。例えば、上記の例において、範囲R5に対するレーザ照射の後に、仮に撮像部11がガラス基板2を撮像したとすると、図14の残存欠陥画像DmあるいはDnのような画像が得られるかもしれない。なお、残存欠陥画像DmとDnには、理解の助けとするために範囲R4を点線で表してある。
残存欠陥画像Dmは、回路パターンC4とC5にまたがる実際の残存欠陥に相当する残存欠陥部G3を含む。上記の近似的な予測によれば、この段階では範囲R6とR7に残存欠陥があるはずなので、予測は外れている。
また、残存欠陥画像Dnは、回路パターンC4と一部重複する残存欠陥部G4と、回路パターンC5と一部重複する残存欠陥部G5とを含むという点で、上記の近似的な予測と同様である。しかし、詳細な形状においては、範囲R6と残存欠陥部G4は異なり、範囲R7と残存欠陥部G5は異なる。よって、この場合も、正確には予測は外れている。
したがって、第5実施形態のこの変形例においては、例えば、残存欠陥が存在しないと画像処理部12dが判断した段階で、撮像部11がガラス基板2を撮像し、画像処理部12dを介してモニタ13が撮像された画像を表示してもよい。そして、検査員がモニタ13を見て、修正すべき残存欠陥の実際の有無を確認し、レーザリペア装置104に再修正の要否を指示してもよい。
また、説明の簡略化のため、上記では高さza、zb、zcの間隔が等間隔Δzであると仮定したが、間隔は異なっていてもよい。例えば、図14の例では画像処理部12dが、高さza以上の範囲を最初の欠陥として認識し、高さzb以上の範囲を1回目の残存欠陥として認識し、高さzc以上の範囲を2回目の残存欠陥として認識するが、高さza、zb、zcの間隔は不等間隔でもよい。画像処理部12dは、最初の欠陥の範囲内における高さの勾配などに応じて動的に高さzbおよびzcを決定してもよく、その結果、高さza、zb、zcの間隔が不等間隔となってもよい。その場合、高さza、zb、zcの間隔に応じて、画像処理部12dまたは不図示の制御部が、レーザ発振器14の出力レベルを制御することが好ましい。
以上、第5実施形態とその変形例について説明した。続いて、第6実施形態について説明する。第6実施形態は、非接触式の高さ測定センサを利用して残存欠陥を検出する実施形態である。
すなわち、第6実施形態では、レーザ測長器などの非接触式の高さ測定センサが、ガラス基板2の高さを測定するために図1の残存欠陥検出部22として利用される。
例えば、図2のステップS106においてレーザ測長器は、ガラス基板2の表面の撮像視野内の範囲の高さを測定する。なお、レーザ測長器は、測定範囲内を適当な間隔でサンプリングした複数の点の高さを測定する。測定結果が、第6実施形態における高さ情報である。そして、レーザ測長器は、ガラス基板2の表面における標準高さよりも所定の閾値以上高い部分を、高さを有する残存欠陥として検出し、検出した残存欠陥の位置および範囲を、図1の画像処理部12に通知する。
例えば、図2のステップS106においてレーザ測長器は、ガラス基板2の表面の撮像視野内の範囲の高さを測定する。なお、レーザ測長器は、測定範囲内を適当な間隔でサンプリングした複数の点の高さを測定する。測定結果が、第6実施形態における高さ情報である。そして、レーザ測長器は、ガラス基板2の表面における標準高さよりも所定の閾値以上高い部分を、高さを有する残存欠陥として検出し、検出した残存欠陥の位置および範囲を、図1の画像処理部12に通知する。
標準高さは、図10のステップS201のようにレーザ測長器が事前に測定して得られる値でもよい。あるいは、ステップS106において動的に、高さを測定する対象範囲内における高さの分布から、レーザ測長器が標準高さを決定してもよい。標準高さの測定においても、レーザ測長器は、測定範囲内を適当な間隔でサンプリングした複数の点の高さを測定する。
以上、第6実施形態について説明した。続いて、第6実施形態を変形した第7実施形態について説明する。第7実施形態は、残存欠陥だけでなく欠陥も非接触式の高さ測定センサを利用して検出する実施形態である。
すなわち、第7実施形態において図1のレーザリペア装置101の撮像光学系は、検査員による確認用にモニタ13に表示するための画像を取得するために利用されるのみである。そして、図2のステップS102とステップS103が、第7実施形態においては、例えばレーザ測長器などの高さ測定センサによる欠陥の抽出処理に置き換えられる。高さ測定センサによる欠陥の抽出は、第6実施形態において残存欠陥を抽出する方法と同様なので、説明を省略する。
以上、第1〜第7実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、さらに様々に変形可能である。
例えば、レーザリペア装置における、ビームスプリッタやレンズなどの光学素子の配置は図に例示したものに限らない。また、欠陥を検出する方法と残存欠陥を検出する方法の組み合わせは任意であり、上記の第1〜第7実施形態に例示した組み合わせに限らない。また、矛盾の生じない限りは、ある実施形態について例示した変形例と同様の変形を他の実施形態に適用することも可能である。
例えば、レーザリペア装置における、ビームスプリッタやレンズなどの光学素子の配置は図に例示したものに限らない。また、欠陥を検出する方法と残存欠陥を検出する方法の組み合わせは任意であり、上記の第1〜第7実施形態に例示した組み合わせに限らない。また、矛盾の生じない限りは、ある実施形態について例示した変形例と同様の変形を他の実施形態に適用することも可能である。
1、1d ステージ
2 ガラス基板
3、3d 移動・駆動制御部
4 基板検査装置
5 照明光源
6、18、24 リレーレンズ
7、8、15、28、34 ビームスプリッタ
9 対物レンズ
10 結像レンズ
11 撮像部
12、12b〜12e 画像処理部
13 モニタ
14 レーザ発振器
16、27 ミラー
17 DMDユニット
19 レーザ形状制御部
20 ドライバ
21 リペア位置確認用光源
22 残存欠陥検出部
23 照明光源
25 投影パターン格子
26 レーザ光源
29 2次元走査機構
30、31 集光レンズ
32 ピンホール板
32a ピンホール
33 光検出器
35 回転式ディスク
51、52、59 スリットディスク
53、60、65 開口部
61、63、66、68 遮光部
62 スリット部
64 ピンホールディスク
67 ランダムピンホールパターン部
101〜105 レーザリペア装置
C1〜C6 回路パターン
Da、Dk 欠陥画像
Db 基準画像
Dc、Df 差分画像
Dd 欠陥形状画像
De、Dh、Dm、Dn 残存欠陥画像
Dg 影形状画像
Di パターン光形状画像
Dj パターン光形状基準画像
Dl 等高線図
G、G2 欠陥部
Gb、G3〜G5 残存欠陥部
H 影部
Ia、Ib パターン
L 断面
Pa〜Pd 投影パターン
Q 断面図
R1〜R7 領域
2 ガラス基板
3、3d 移動・駆動制御部
4 基板検査装置
5 照明光源
6、18、24 リレーレンズ
7、8、15、28、34 ビームスプリッタ
9 対物レンズ
10 結像レンズ
11 撮像部
12、12b〜12e 画像処理部
13 モニタ
14 レーザ発振器
16、27 ミラー
17 DMDユニット
19 レーザ形状制御部
20 ドライバ
21 リペア位置確認用光源
22 残存欠陥検出部
23 照明光源
25 投影パターン格子
26 レーザ光源
29 2次元走査機構
30、31 集光レンズ
32 ピンホール板
32a ピンホール
33 光検出器
35 回転式ディスク
51、52、59 スリットディスク
53、60、65 開口部
61、63、66、68 遮光部
62 スリット部
64 ピンホールディスク
67 ランダムピンホールパターン部
101〜105 レーザリペア装置
C1〜C6 回路パターン
Da、Dk 欠陥画像
Db 基準画像
Dc、Df 差分画像
Dd 欠陥形状画像
De、Dh、Dm、Dn 残存欠陥画像
Dg 影形状画像
Di パターン光形状画像
Dj パターン光形状基準画像
Dl 等高線図
G、G2 欠陥部
Gb、G3〜G5 残存欠陥部
H 影部
Ia、Ib パターン
L 断面
Pa〜Pd 投影パターン
Q 断面図
R1〜R7 領域
Claims (17)
- 検査対象の基板において修正すべき欠陥を検出し、前記欠陥の位置および範囲を認識する欠陥検出手段と、
前記欠陥の前記範囲における前記基板の高さに関する高さ情報を取得し、前記欠陥検出手段が検出した前記欠陥に対する修正の後にさらに修正すべき残存欠陥が前記欠陥の前記範囲の一部または全部に存在するか否かを、前記高さ情報に基づいて判断する残存欠陥検出手段と、
前記欠陥を前記欠陥検出手段が検出したとき、前記欠陥を修正し、前記残存欠陥が存在すると前記残存欠陥検出手段が判断したとき、前記残存欠陥を修正するためのレーザ光を出力するレーザ発振器と、
前記レーザ発振器が出力した前記レーザ光が、前記欠陥検出手段が検出した前記欠陥に照射されるように、前記欠陥の前記位置および前記範囲にしたがって前記レーザ光を空間光変調し、前記レーザ発振器が出力した前記レーザ光が、前記基板上の前記残存欠陥に照射されるように、前記レーザ光を空間光変調する2次元空間光変調手段と、
を備えることを特徴とする修正装置。 - 前記欠陥検出手段は、
前記基板を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が前記基板を撮像した画像に基づいて、前記欠陥を検出するとともに前記欠陥の前記位置および前記範囲を認識する画像処理手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の修正装置。 - 前記欠陥検出手段は、
前記基板の高さ方向に平行な光軸を有し、光源からの出射光を前記基板上に照射する対物レンズと、
前記対物レンズの合焦位置と前記基板との相対的な位置を、前記対物レンズの光軸方向に移動させる相対移動手段と、
前記合焦位置と共役な位置に配置された絞りを有する共焦点絞り手段と、
前記対物レンズを介して前記基板に照射され、前記基板で反射し、前記共焦点絞り手段の前記絞りを通過した光の強度を検出する光検出手段と、
前記光検出手段が検出する前記光の前記強度が前記相対移動手段による移動に応じて変化するパターンに基づいて、前記基板の高さを測定し、測定した前記高さに基づいて、前記基板上の、高さを有する凸部を前記欠陥として検出する凸部検出手段と、
を備えること特徴とする請求項1に記載の修正装置。 - 前記欠陥検出手段が備える前記凸部検出手段は、測定した前記高さに基づいて、第1の高さ以上の高さを有する部分を前記欠陥として検出するとともに、前記第1の高さよりも高い第2の高さ以上の高さを有する部分を前記残存欠陥として検出することによって前記残存欠陥検出手段としても機能する、
ことを特徴とする請求項3に記載の修正装置。 - 前記共焦点絞り手段は、光を通過させる複数のピンホールを有するニポウディスク、または光を通過させる複数のスリットを有するスリットディスクである、
ことを特徴とする請求項3に記載の修正装置。 - 前記欠陥検出手段は、
前記基板の高さを前記基板に接触せずに測定し、前記基板上の、高さを有する凸部を前記欠陥として検出する非接触式高さ測定手段を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の修正装置。 - 前記残存欠陥検出手段は、
前記基板の高さ方向に平行な光軸を有し、光源からの出射光を前記基板上に照射する対物レンズと、
前記対物レンズの合焦位置と前記基板との相対的な位置を、前記対物レンズの光軸方向に移動させる相対移動手段と、
前記合焦位置と共役な位置に配置された絞りを有する共焦点絞り手段と、
前記対物レンズを介して前記基板に照射され、前記基板で反射し、前記共焦点絞り手段の前記絞りを通過した光の強度を検出する光検出手段と、
前記光検出手段が検出する前記光の前記強度が前記相対移動手段による移動に応じて変化するパターンに基づいて、前記基板の高さを測定し、測定した前記高さに基づいて、前記基板上の、高さを有する凸部を前記残存欠陥として検出する凸部検出手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の修正装置。 - 前記残存欠陥検出手段は、前記欠陥検出手段が検出した前記欠陥の前記範囲に基づいて、前記残存欠陥を検出するための高さの測定を行う範囲を限定する、
ことを特徴とする請求項7に記載の修正装置。 - 前記共焦点絞り手段は、光を通過させる複数のピンホールを有するニポウディスク、または光を通過させる複数のスリットを有するスリットディスクである、
ことを特徴とする請求項7に記載の修正装置。 - 前記凸部検出手段が測定した前記高さに応じて、前記レーザ発振器は、前記基板上の前記残存欠陥に照射される前記レーザ光の出力強度を変更する、
ことを特徴とする請求項7に記載の修正装置。 - 前記残存欠陥検出手段は、
前記欠陥の前記範囲における前記基板の高さを前記基板に接触せずに測定し、前記基板上の、高さを有する凸部を前記残存欠陥として検出する非接触式高さ測定手段を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の修正装置。 - 前記残存欠陥検出手段は、前記残存欠陥の位置および範囲をさらに検出し、
前記2次元空間光変調手段は、前記残存欠陥検出手段が検出した前記残存欠陥の前記範囲に前記レーザ光が照射されるように、前記レーザ光を空間光変調する、
ことを特徴とする請求項7または11に記載の修正装置。 - 前記残存欠陥検出手段は、
前記基板の表面に対して斜めに照明光を照射する照明手段と、
前記照明手段によって前記照明光が照射された前記基板を撮像する撮像手段と、
前記前記撮像手段が前記基板を撮像した画像に基づいて、前記照明光により前記基板上に影が生じたか否かを判断することにより、前記基板上の、高さを有する凸部である前記残存欠陥が存在するか否かを判断する画像処理手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の修正装置。 - 前記残存欠陥検出手段は、
予め決められたパターンを有する投影光を、前記欠陥の前記範囲を包含する前記基板上の範囲に投影する投影手段と、
前記投影手段により前記投影光が投影された前記基板を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が前記基板を撮像した画像に写った前記投影光のパターンと前記予め決められたパターンとに基づいて、前記基板上の、高さを有する凸部である前記残存欠陥が、前記欠陥の前記範囲内に存在するか否かを判断する画像処理手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の修正装置。 - 検査対象の基板上の欠陥を修正するためのレーザ光を出力するレーザ発振器を備えるとともに、前記レーザ光を前記基板上の任意の範囲に照射する機能を備えた修正装置が、
修正すべき欠陥を検出し、
前記欠陥の位置および範囲を認識し、
認識した前記欠陥の前記位置と前記範囲にしたがって前記欠陥に前記レーザ光を照射し、
前記欠陥の前記範囲における前記基板の高さに関する高さ情報を、前記レーザ光の照射の前または後に取得し、
前記欠陥への前記レーザ光の照射の後にさらに修正すべき残存欠陥が前記欠陥の前記範囲の一部または全部に存在するか否かを、取得した前記高さ情報に基づいて判断し、
前記残存欠陥が存在すると判断した場合は、前記基板上の前記残存欠陥に前記レーザ光を照射する、
ことを特徴とする修正方法。 - 検査対象の基板上の欠陥を修正するためのレーザ光を出力するレーザ発振器と、出力された前記レーザ光を空間光変調する2次元空間光変調手段とを備える修正装置を制御する制御装置であって、
前記基板において修正すべき欠陥を検出し、前記欠陥の位置および範囲を認識する欠陥検出手段と、
前記欠陥の前記範囲における前記基板の高さに関する高さ情報を取得し、前記欠陥検出手段が検出した前記欠陥に対する修正の後にさらに修正すべき残存欠陥が前記欠陥の前記範囲の一部または全部に存在するか否かを、前記高さ情報に基づいて判断する残存欠陥検出手段と、
前記欠陥を前記欠陥検出手段が検出したとき、前記欠陥を修正するためのレーザ光を出力するよう前記レーザ発振器を制御するとともに、前記残存欠陥が存在すると前記残存欠陥検出手段が判断したとき、前記残存欠陥を修正するためのレーザ光を出力するよう前記レーザ発振器を制御するレーザ制御手段と、
前記レーザ発振器が出力した前記のレーザ光が、前記欠陥検出手段が検出した前記欠陥に照射されるように、前記欠陥の前記位置および前記範囲にしたがって前記2次元空間光変調手段を制御するとともに、前記レーザ発振器が出力した前記レーザ光が、前記基板上の前記残存欠陥に照射されるように、前記2次元空間光変調手段を制御する変調制御手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。 - 検査対象の基板上の欠陥を修正するためのレーザ光を出力するレーザ発振器と、出力された前記レーザ光を空間光変調する2次元空間光変調手段とを備える修正装置を制御するために、前記修正装置と接続されたコンピュータに、
前記基板において修正すべき欠陥を検出し、前記欠陥の位置および範囲を認識するステップと、
前記欠陥を検出したとき、前記欠陥を修正するためのレーザ光を出力するよう前記レーザ発振器を制御するステップと、
前記欠陥を検出したとき、前記レーザ発振器が出力した前記レーザ光が、検出した前記欠陥に照射されるように、前記欠陥の前記位置および前記範囲にしたがって前記2次元空間光変調手段を制御するステップと、
前記欠陥の前記範囲における前記基板の高さに関する高さ情報を、前記レーザ光の照射の前または後に取得するステップと、
検出した前記欠陥に対する修正の後にさらに修正すべき残存欠陥が前記欠陥の前記範囲の一部または全部に存在するか否かを、取得した前記高さ情報に基づいて判断するステップと、
前記残存欠陥が存在すると判断したとき、前記残存欠陥を修正するためのレーザ光を出力するよう前記レーザ発振器を制御するステップと、
前記残存欠陥が存在すると判断したとき、前記レーザ発振器が出力した前記レーザ光が、前記基板上の前記残存欠陥に照射されるように前記2次元空間光変調手段を制御するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008111278A JP2009262161A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 修正装置、修正方法、制御装置、およびプログラム |
| TW098112480A TW200951401A (en) | 2008-04-22 | 2009-04-15 | Correcting device, correction method and its controlling device |
| CNA2009101309740A CN101564795A (zh) | 2008-04-22 | 2009-04-21 | 校正装置、校正方法以及控制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008111278A JP2009262161A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 修正装置、修正方法、制御装置、およびプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009262161A true JP2009262161A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41281260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008111278A Pending JP2009262161A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 修正装置、修正方法、制御装置、およびプログラム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009262161A (ja) |
| CN (1) | CN101564795A (ja) |
| TW (1) | TW200951401A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011191411A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Aisin Seiki Co Ltd | 欠陥修正装置および方法 |
| JP2012115875A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Pulstec Industrial Co Ltd | レーザ加工装置及びレーザ加工装置のサーボ制御方法 |
| DE102013011483A1 (de) | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Fanuc Corporation | Antriebseinrichtung für einen Motor mit einer Speichereinheit für elektrische Energie |
| WO2014156396A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 東レエンジニアリング株式会社 | 高速撮像方法および高速撮像装置 |
| JP2016111200A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 株式会社オーク製作所 | 露光装置 |
| JP2016111197A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 株式会社オーク製作所 | 露光装置 |
| JP2016130695A (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 三友工業株式会社 | 表面検査装置及び表面検査方法。 |
| CN107478979A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-12-15 | 深圳市阿拉玎光电自动化有限公司 | 一种缺陷检测维修系统、方法以及维修装置 |
| TWI671796B (zh) * | 2014-12-05 | 2019-09-11 | 日商奧克製作所股份有限公司 | 曝光裝置 |
| JP2019208039A (ja) * | 2013-04-03 | 2019-12-05 | ケーエルエー コーポレイション | 垂直スタックメモリにおいて欠陥深さを決定するための方法及びシステム |
| JP2021041437A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | 株式会社ディスコ | 位置調整方法及び位置調整装置 |
| CN113556934A (zh) * | 2021-06-24 | 2021-10-26 | 广东工业大学 | 一种自动检测、快速修补印刷电路板的方法及装置 |
| CN114203110A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-18 | 五邑大学 | 一种高分辨率显示芯片补偿方法、装置和存储介质 |
| WO2022176133A1 (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-25 | 株式会社日立ハイテク | 光学式異物検査装置 |
| CN115803140A (zh) * | 2020-06-30 | 2023-03-14 | 欧姆龙株式会社 | 激光加工系统 |
| JP2023085733A (ja) * | 2021-12-09 | 2023-06-21 | 浜松ホトニクス株式会社 | レーザ加工装置 |
| JP7557843B2 (ja) | 2019-03-11 | 2024-09-30 | 株式会社ブイ・テクノロジー | レーザリペア方法、レーザリペア装置 |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011232279A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Sony Corp | 傾き検査装置及び傾き検査方法 |
| TWI467162B (zh) * | 2011-04-18 | 2015-01-01 | 財團法人工業技術研究院 | 電光調變裝置、電光檢測器及其檢測方法 |
| JP6152034B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-06-21 | 株式会社Screenホールディングス | ラベリング方法、ラベリング装置および欠陥検査装置 |
| CN104416285B (zh) * | 2013-08-19 | 2016-03-30 | 昆山国显光电有限公司 | 一种定量修补装置及其定量修补方法 |
| CN104034737B (zh) * | 2014-06-13 | 2017-01-18 | 上海华岭集成电路技术股份有限公司 | 三维立体芯片可测试性的检测方法 |
| CN104536186B (zh) | 2015-01-13 | 2017-12-08 | 合肥鑫晟光电科技有限公司 | 一种识别装置和对位系统 |
| JP2017207329A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | Juki株式会社 | 照明装置及び検査装置 |
| US10636140B2 (en) * | 2017-05-18 | 2020-04-28 | Applied Materials Israel Ltd. | Technique for inspecting semiconductor wafers |
| WO2019024091A1 (zh) * | 2017-08-04 | 2019-02-07 | 深圳市柔宇科技有限公司 | 激光修复方法和激光修复设备 |
| JP6945415B2 (ja) * | 2017-10-18 | 2021-10-06 | 株式会社ミツトヨ | 画像測定装置の調整方法 |
| US11075496B2 (en) * | 2018-06-28 | 2021-07-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Laser dicing device, method of laser beam modulation, and method of dicing a substrate |
| CN108990299A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-12-11 | 广东工业大学 | 一种基于图像检测的激光修正pcb板缺陷法 |
| JP7202106B2 (ja) * | 2018-08-31 | 2023-01-11 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理方法および基板処理装置 |
| CN110900024B (zh) * | 2019-05-22 | 2021-08-03 | 唐山大通金属制品有限公司 | 一种用于片头子口的自动焊接工艺 |
| CN110332889A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-10-15 | 上海磊跃自动化设备有限公司 | 一种测量细小薄带凹节的测量装置 |
| CN110599450B (zh) * | 2019-08-02 | 2023-07-04 | 惠州市圣士照明有限公司 | Led光源位置校正方法及系统 |
| TWI886208B (zh) * | 2020-02-19 | 2025-06-11 | 日商東京威力科創股份有限公司 | 資訊處理方法、資訊處理裝置及電腦可讀取記錄媒體 |
| JP7487039B2 (ja) * | 2020-08-04 | 2024-05-20 | 株式会社ディスコ | レーザー加工装置 |
| JP2022098586A (ja) * | 2020-12-22 | 2022-07-04 | 大船企業日本株式会社 | プリント基板レーザ加工装置に装着されるアパーチャにおける加工点パワーの調整方法と、該プリント基板レーザ加工装置に装着されるアパーチャにおける加工点パワーの調整方法を実施してなるプリント基板レーザ加工装置 |
| CN113029032B (zh) * | 2021-03-26 | 2022-04-01 | 中南大学 | 基于光谱共焦的高精度面形测量方法及装置 |
| CN117870576B (zh) * | 2024-03-13 | 2024-06-04 | 广东普洛宇飞生物科技有限公司 | 一种实时校正的激光系统及工作方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002066771A (ja) * | 2000-08-16 | 2002-03-05 | Toshiba Corp | レーザ装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0518728A (ja) * | 1991-07-12 | 1993-01-26 | Ricoh Co Ltd | 表面検査装置 |
| JP2000275530A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Olympus Optical Co Ltd | 共焦点顕微鏡 |
| JP2005274256A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 表面検査方法 |
-
2008
- 2008-04-22 JP JP2008111278A patent/JP2009262161A/ja active Pending
-
2009
- 2009-04-15 TW TW098112480A patent/TW200951401A/zh unknown
- 2009-04-21 CN CNA2009101309740A patent/CN101564795A/zh active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002066771A (ja) * | 2000-08-16 | 2002-03-05 | Toshiba Corp | レーザ装置 |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011191411A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Aisin Seiki Co Ltd | 欠陥修正装置および方法 |
| JP2012115875A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Pulstec Industrial Co Ltd | レーザ加工装置及びレーザ加工装置のサーボ制御方法 |
| DE102013011483A1 (de) | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Fanuc Corporation | Antriebseinrichtung für einen Motor mit einer Speichereinheit für elektrische Energie |
| WO2014156396A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 東レエンジニアリング株式会社 | 高速撮像方法および高速撮像装置 |
| JP2014192721A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Toray Eng Co Ltd | 高速撮像方法および高速撮像装置 |
| JP2019208039A (ja) * | 2013-04-03 | 2019-12-05 | ケーエルエー コーポレイション | 垂直スタックメモリにおいて欠陥深さを決定するための方法及びシステム |
| JP2016111200A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 株式会社オーク製作所 | 露光装置 |
| TWI671796B (zh) * | 2014-12-05 | 2019-09-11 | 日商奧克製作所股份有限公司 | 曝光裝置 |
| JP2016111197A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 株式会社オーク製作所 | 露光装置 |
| JP2016130695A (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 三友工業株式会社 | 表面検査装置及び表面検査方法。 |
| CN107478979A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-12-15 | 深圳市阿拉玎光电自动化有限公司 | 一种缺陷检测维修系统、方法以及维修装置 |
| US12370623B2 (en) | 2019-03-11 | 2025-07-29 | V Technology Co., Ltd. | Laser repair method and laser repair device |
| JP7557843B2 (ja) | 2019-03-11 | 2024-09-30 | 株式会社ブイ・テクノロジー | レーザリペア方法、レーザリペア装置 |
| JP2021041437A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | 株式会社ディスコ | 位置調整方法及び位置調整装置 |
| JP7309277B2 (ja) | 2019-09-12 | 2023-07-18 | 株式会社ディスコ | 位置調整方法及び位置調整装置 |
| CN115803140A (zh) * | 2020-06-30 | 2023-03-14 | 欧姆龙株式会社 | 激光加工系统 |
| WO2022176133A1 (ja) * | 2021-02-18 | 2022-08-25 | 株式会社日立ハイテク | 光学式異物検査装置 |
| CN113556934A (zh) * | 2021-06-24 | 2021-10-26 | 广东工业大学 | 一种自动检测、快速修补印刷电路板的方法及装置 |
| JP2023085733A (ja) * | 2021-12-09 | 2023-06-21 | 浜松ホトニクス株式会社 | レーザ加工装置 |
| JP7682780B2 (ja) | 2021-12-09 | 2025-05-26 | 浜松ホトニクス株式会社 | レーザ加工装置 |
| CN114203110B (zh) * | 2021-12-20 | 2023-01-03 | 五邑大学 | 一种高分辨率显示芯片补偿方法、装置和存储介质 |
| CN114203110A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-18 | 五邑大学 | 一种高分辨率显示芯片补偿方法、装置和存储介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN101564795A (zh) | 2009-10-28 |
| TW200951401A (en) | 2009-12-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2009262161A (ja) | 修正装置、修正方法、制御装置、およびプログラム | |
| KR101513107B1 (ko) | 조정 장치, 레이저 가공 장치, 조정 방법, 및 조정 프로그램 | |
| TWI416064B (zh) | 量測三維形狀之方法 | |
| JP6507653B2 (ja) | 検査装置及び検査装置の制御方法 | |
| US7626163B2 (en) | Defect review method and device for semiconductor device | |
| JP6456301B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記憶した記憶媒体 | |
| JP2008203034A (ja) | 欠陥検出装置および欠陥検出方法 | |
| CN1723384A (zh) | 检测缺陷像素的方法 | |
| JP2008175686A (ja) | 外観検査装置及び外観検査方法 | |
| JP2008170325A (ja) | シミ欠陥検出方法およびシミ欠陥検出装置 | |
| JP3647416B2 (ja) | パターン検査装置及びその方法 | |
| JP2012251785A (ja) | 検査装置および検査方法 | |
| US7664309B2 (en) | Reticle inspecting apparatus and reticle inspecting method | |
| JP2004309327A (ja) | グレートーンマスクの欠陥検査方法 | |
| JP2008014768A (ja) | 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 | |
| JP4207302B2 (ja) | バンプ検査方法およびその検査装置 | |
| JP4414533B2 (ja) | 欠陥検査装置 | |
| JP4851960B2 (ja) | 異物検査方法、および異物検査装置 | |
| JP2006023178A (ja) | 3次元計測方法及び装置 | |
| JP3597484B2 (ja) | はんだ印刷検査装置 | |
| US20070165938A1 (en) | Pattern inspection apparatus and method and workpiece tested thereby | |
| JP2004170400A (ja) | 寸法測定方法及び装置 | |
| KR20090111780A (ko) | 수정 장치, 수정 방법 및 제어 장치 | |
| JP2009222525A (ja) | 基板検査方法および基板検査装置 | |
| JP2015099062A (ja) | パターン外観検査装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110422 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120914 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120925 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130212 |