JP2009248430A - インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、記録ヘッドの回復装置、および記録ヘッドの回復方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録ヘッドの吐出性能を回復させるべく吐出口からインクを排出させた場合にも、吐出口面に残留するインクを大幅に減少させることができるようにする。
【解決手段】記録ヘッド22Kのノズル22Knから記録に寄与しないインクの排出動作を行った場合、その排出動作後に、記録動作時よりも大きな負圧をノズルにかけ、記録ヘッドの吐出口面22Ksに残留しているインクをノズル内に吸引する。
【選択図】図9
【解決手段】記録ヘッド22Kのノズル22Knから記録に寄与しないインクの排出動作を行った場合、その排出動作後に、記録動作時よりも大きな負圧をノズルにかけ、記録ヘッドの吐出口面22Ksに残留しているインクをノズル内に吸引する。
【選択図】図9
Description
本発明は、インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドに対し、ノズルの吐出性能を回復させるために、前記ノズルから強制的にインクを排出させて回復させるようにしたインクジェット記録装置及び記録ヘッドの回復装置などに関する。
記録ヘッドに形成された複数のノズルのインク吐出口から記録媒体にインク(インク滴)を吐出して画像を形成するインクジェット方式の記録装置(インクジェット記録装置)が広く使用されている。記録ヘッドのインク吐出口からインク滴を吐出させる技術として、駆動パルスに応じた熱エネルギを記録ヘッドに形成されたノズル内のインクに供給して膜沸騰による気泡を発生させ、この気泡によってノズルからインク滴を吐出させる技術が知られている。こうしたインク吐出技術を利用したインクジェット記録装置では、記録ヘッドに多数のノズルを配列し、記録する画像に応じた多数のインク滴を複数のノズルから記録媒体へと吐出することにより、記録媒体に画像を記録する。
上記のようなインクジェット記録装置の中には、画像の記録速度を向上させるために、インク吐出口及びこれに連通するインク流路等からなるノズルを記録媒体の搬送方向との直交方向に多数集積配列させたラインヘッドを用いるものが知られている。このラインヘッドを使用した記録装置(ラインプリンタ)は、記録媒体の搬送に合わせて複数のノズルのインク吐出口からインクを吐出させ、同時に1つのラインの記録を行う。
現在の記録装置には、一般に、高画像品位で高解像度の画像を高速で形成することが求められるが、上記のラインプリンタをはじめとするインクジェット記録装置を使用することによりこれらの要求を満足させることができる。また、インクジェット記録装置は、画像記録時に記録ヘッドと記録媒体とが非接触であるので、非常に安定した画像記録を行うことができるという利点も有している。
ところで、上記したインクジェット記録装置では、記録中や待機中に、ノズル近傍のインク中に気泡が混入してインク滴の吐出性能が低下し、記録品質が低下するという不具合が発生することがある。このような不具合を解決するため、従来より記録ヘッドにキャップを密接させ、ポンプによってキャップ内に一定の負圧を発生させてノズル内に存在する気泡をインクと共に排出させることにより、記録ヘッドの吐出性能を回復させる回復動作が行われている。こうした回復動作に関し、特許文献1には、キャップによるインク吸引中に、キャップを大気に複数回開放することで、ノズル内に付着した気泡をより確実に排出させる技術も開示されている。
ところで、上記したインクジェット記録装置では、記録中や待機中に、ノズル近傍のインク中に気泡が混入してインク滴の吐出性能が低下し、記録品質が低下するという不具合が発生することがある。このような不具合を解決するため、従来より記録ヘッドにキャップを密接させ、ポンプによってキャップ内に一定の負圧を発生させてノズル内に存在する気泡をインクと共に排出させることにより、記録ヘッドの吐出性能を回復させる回復動作が行われている。こうした回復動作に関し、特許文献1には、キャップによるインク吸引中に、キャップを大気に複数回開放することで、ノズル内に付着した気泡をより確実に排出させる技術も開示されている。
しかし、上記のような回復動作では、気泡だけでなくノズル内のインクが排出されて多量のインクがインク吐出口が形成されている面(以下、吐出口面という)に付着することがある。この場合、インク吐出口から吐出されるインク滴が吐出口面に付着したインクに影響されて吐出方向がずれ、記録媒体への着弾位置がずれて画像品位が低下する虞がある。また、吐出口面に多量のインクが付着したまま放置されると、記録媒体から発生する紙粉や記録装置内に存在する塵埃等が吐出口面に付着して、インク滴の吐出方向のずれや不吐出(インクが吐出不能となる状態)が発生し、これも画像品位の低下を招く要因となる。
上記のような不具合を解決する技術として、ノズル内のインクを吸引した後、弾性体からなるワイパーブレードで吐出口面を払拭(以下、ワイピングという)して清掃する技術が開示されている(特許文献2参照)。インクジェット記録装置には、例えば4色のインクを吐出してカラー画像を形成するために4つの記録ヘッドが備えられている。この場合、一つの記録ヘッドには一つのワイパーブレードが対応しており、4つの記録ヘッドの吐出口面はそれぞれ別個のワイパーブレードで払拭されることとなる。
既述のようにノズルからインクを吸引して排出した後、ワイパ−ブレ−ドで各記録ヘッドの吐出口面をワイピングする際、排出されたインクが吐出口面に多く残留していると、インクを払拭しきれず、ワイピング後にも吐出口面に相当量のインクが残留することがある。こうしたインクの残留は前述のように吐出不良の要因になるため好ましくない。
そこで、従来のインクジェット記録装置では、ノズル内に発生させている負圧を利用して、ワイピング前に吐出口面上の残留インク量を抑制することも行われている。すなわち、通常、記録ヘッドのノズル内は、吐出口にメニスカスを形成する必要上、一定の負圧状態に保たれている。このため、ノズルからインクを排出させた後、ワイピングを行う前にウエイト時間を設け、ノズル内の負圧によって吐出口面に排出された余分なインクを再びノズル内に吸引させることが行われている。
しかしながら、上記の方法では、ワイピング前に吐出口面に残留するインク量を減少させることは可能であるが、残留インクを十分に除去するには至っていない。これは、ノズル内の負圧が記録動作時のインク吐出に適した条件に設定されており、値としては小さいことから、吐出口面に残留するインクを十分に吸引することができないためである。また、残留するインク量を減少させるためには、多くのウエイト時間が必要になる。
また、ワイピング回数を増やし、最終的に吐出口面に残留するインク量を抑制する手法もとられてきたが、この場合にも多くの時間が必要となる。しかも初回のワイピング動作で相当量のインクがワイパ−ブレ−ドの払拭部に付着し、そのインクが飛散して機内を汚損するという課題も生じている。すなわち、ワイピング時において吐出口面に接するワイパ−ブレ−ドは弾性変形し、記録ヘッド吐出口面から外れると弾性変形が開放されて元の形状に戻る。このとき、ワイパ−ブレ−ドに付着しているインクが飛散し、機内を汚損するという課題が生じる。
また、装置の小型化を図るため、複数の記録ヘッドの吐出口面を一つのワイパーブレードで払拭する構成を採る場合、あるいは同一面上に複数列のノズル列を有する記録ヘッドを用いる場合には、ワイピングを繰り返すことによってインクの混色が生じる虞もある。すなわち、一つのワイピングブレードで複数色の残留インクを繰り返しワイピングした場合、ワイピングブレードの先端には混色インクが生成され、その混色インクがインク吐出口からノズル内に侵入することがある。ノズル内に混色インクが侵入している状態で画像の記録を行った場合、記録画像の色彩が形成すべき本来の画像の色とは相違してしまい、画像品位を著しく低下することとなる。
また、このような混色インクに起因する画像品位の低下を軽減するため、ワイピング動作終了後に所定発数の予備吐出を行い、ノズル内に侵入した混色インクを排出させた後に、記録動作に移行する方法も実施されている。但し、予備吐出の吐出数は混色インクの生成量に応じて決定する必要があるため、吐出口面に多量のインクが残留し、混色インクの生成量が多くなる場合には、多数回の予備吐出が必要となる。その結果、廃液量が増大し、ランニングコストの増大を招くという課題が生じる。
また、記録ヘッドの吐出性能の回復を図るべく、ノズルからインクを排出させる方法としては、上記のような吐出口からインクを吸引する方法外に、ノズル後方よりインクを加圧して吐出口から排出させる方法もある。しかし、この方法にあっても、吐出口からインクを排出させる点では同様であり、吐出口からインクを吸引する場合と同様の課題を抱えている。
本発明は、記録ヘッドの吐出性能を回復させるべく吐出口からインクを排出させた場合にも、吐出口面に残留するインクを大幅に減少させることが可能なインクジェット記録装置、記録ヘッドの回復装置、及び記録ヘッドの回復方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を有する。
すなわち、本発明の第1の形態は、記録ヘッドのノズルからインク滴を吐出させることによって記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であって、前記ノズルから記録に寄与しないインクの排出を行う排出手段と、前記ノズルに大気圧より低い負圧をかける負圧発生手段と、を備え、前記負圧発生手段は、前記排出手段によるインクの排出動作後において、前記ノズルからインク滴を吐出させる記録動作時よりも大きな負圧を前記ノズルにかけることを特徴とする。
本発明の第2の形態は、インク滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドに対し、前記ノズルの吐出性能を回復させるための回復方法であって、前記ノズルから記録に寄与しないインクの排出を行う排出工程と、前記ノズルに大気圧より低い負圧をかける負圧発生工程と、を備え、前記負圧発生工程は、前記排出手段によるインクの排出動作後において、前記ノズルからインク滴を吐出させる記録動作時よりも大きな負圧を前記ノズルにかけることを特徴とする。
本発明の第2の形態は、インク滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドに対し、前記ノズルの吐出性能を回復させるための回復方法であって、前記ノズルから記録に寄与しないインクの排出を行う排出工程と、前記ノズルに大気圧より低い負圧をかける負圧発生工程と、を備え、前記負圧発生工程は、前記排出手段によるインクの排出動作後において、前記ノズルからインク滴を吐出させる記録動作時よりも大きな負圧を前記ノズルにかけることを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドのノズルの吐出性能を回復させるべくノズルからインクを排出させた後、記録動作時よりも大きな負圧をノズルに付与するため、排出動作によって記録ヘッドの吐出口面に付着したインクをノズル内に吸引することができる。その結果、吐出口面に残留するインクを減少させることが可能となり、記録時においてインクを適正に吐出させることが可能となる。また、吐出口面の払拭動作によって混色インクの生成が懸念される場合にも、吐出口面における残留インクの減少に伴って混色インクの生成量が少量に抑えらるため、払拭動作後に行う予備吐出などの吐出数も削減することができる。また、払拭動作時に払拭部材に付着するインク量も減少するため、払拭部材から機内にインクが飛散することによる機内の汚損も低減される。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係るインクジェット記録装置(以下、単に記録装置という)の第1の実施形態を模式的に示す側面図である。
本実施形態における記録装置10は、パーソナルコンピュータなどのホスト装置12に接続されており、このホスト装置12から送られた画像情報に基き記録動作を行う。記録装置10には、4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yが記録媒体(ここではロ−ル紙)Pの搬送方向(矢印A方向)に並んで配置されている。4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yからはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローのインクが吐出される。これら4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yは、所謂ラインヘッドであり、図1の紙面に直交する方向(矢印A方向と直交する方向)に延びている。これら4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yの長さは、記録装置10で記録できる記録媒体のうち最大の幅(図1の紙面に直交する方向の長さ)よりもやや長い。また、これら4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yは、記録動作中は定位置に固定された状態となっている。なお、上記のような記録装置としては、高速で多数枚の名刺を記録する名刺記録装置が挙げられる。
図1は、本発明に係るインクジェット記録装置(以下、単に記録装置という)の第1の実施形態を模式的に示す側面図である。
本実施形態における記録装置10は、パーソナルコンピュータなどのホスト装置12に接続されており、このホスト装置12から送られた画像情報に基き記録動作を行う。記録装置10には、4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yが記録媒体(ここではロ−ル紙)Pの搬送方向(矢印A方向)に並んで配置されている。4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yからはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローのインクが吐出される。これら4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yは、所謂ラインヘッドであり、図1の紙面に直交する方向(矢印A方向と直交する方向)に延びている。これら4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yの長さは、記録装置10で記録できる記録媒体のうち最大の幅(図1の紙面に直交する方向の長さ)よりもやや長い。また、これら4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yは、記録動作中は定位置に固定された状態となっている。なお、上記のような記録装置としては、高速で多数枚の名刺を記録する名刺記録装置が挙げられる。
4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yから吐出されるインク滴の方向、インク量などの吐出性能を適正な状態に保つため、記録装置10には記録に寄与しないインクの排出動作を行う回復ユニット40が組み込まれている。この回復ユニット40では、4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Y内に存在する気泡や、増粘したインクあるいは塵埃などを含んだインクなど、吐出性能を低下させるインクを、ノズル先端のインク吐出口から強制的に排出させる排出動作を行う。さらに、回復ユニット40には、回復動作のときに4つの記録ヘッド22K、22C、22M、22Yの吐出口面(ノズル先端において吐出口が形成された面)22Ks、22Cs、22Ms、22Ysに付着したインク等の付着物を除去する後述のキャッピング機構50が備えられている。キャッピング機構50は各記録ヘッド22K、22C、22M、22Yに独立して設けられている。
ロ−ル紙Pはロール紙供給ユニット24から供給され、記録装置10に組み込まれた搬送機構26によって矢印A方向に搬送される。搬送機構26は、ロ−ル紙Pを支持しつつ移動するする無端の搬送ベルト26a、この搬送ベルト26aを移動させる搬送モータ26b、搬送ベルト26aに張力を与えるローラ26cなどを備える。
ロ−ル紙Pに画像を形成する際には、搬送中のロ−ル紙Pの記録開始位置がブラックの記録ヘッド22Kの下に到達した後に、記録データ(画像情報)に基づいて記録ヘッド22Kからブラックインクを選択的に吐出する。同様に記録ヘッド22C、記録ヘッド22M、記録ヘッド22Yの順に、各色のインクを吐出してカラー画像をロ−ル紙Pに形成する。記録装置10には、上記の部品・部材の他、各記録ヘッド22K、22C、22M、22Yに供給されるインクを貯めておくメインタンク70K、70C、70M、70Yや、記録ヘッド22K、22C、22M、22Yにインクを供給したり回復動作をしたりするための各種ポンプ(図3等参照)などが備えられている。
図2は、図1の記録装置の電気的な系統を示すブロック図である。
図2においてホスト装置12から送信された記録データやコマンドはインターフェイスコントローラ102を介してCPU100に受信される。CPU100は、記録装置10における記録データの受信、記録動作、及びロ−ル紙Pのハンドリング等の全般の制御を司る演算処理装置である。CPU100では、受信したコマンドを解析した後に、記録データの各色成分のイメージデータをイメージメモリ106にビットマップ展開する。記録前の動作としては、まず、出力ポート114及びモータ駆動部116を介してキャッピングモータ122とヘッドアップダウンモータ118を駆動し、各記録ヘッドをキャッピング機構50から離して記録位置に移動(図1中、B矢印方向)させる。
図2においてホスト装置12から送信された記録データやコマンドはインターフェイスコントローラ102を介してCPU100に受信される。CPU100は、記録装置10における記録データの受信、記録動作、及びロ−ル紙Pのハンドリング等の全般の制御を司る演算処理装置である。CPU100では、受信したコマンドを解析した後に、記録データの各色成分のイメージデータをイメージメモリ106にビットマップ展開する。記録前の動作としては、まず、出力ポート114及びモータ駆動部116を介してキャッピングモータ122とヘッドアップダウンモータ118を駆動し、各記録ヘッドをキャッピング機構50から離して記録位置に移動(図1中、B矢印方向)させる。
続いて、出力ポート114、モータ駆動部116を介して、ロ−ル紙Pを繰り出すロールモータ(図示せず)、及び低速度でロ−ル紙Pを搬送する搬送ベルト26aを移動させる搬送モータ120等を駆動してロ−ル紙Pを記録位置へと搬送する。一定速度で搬送されるロ−ル紙Pにインクを吐出し始めるタイミング(記録開始タイミング)を決定するための先端検知センサ(図示せず)でロ−ル紙Pの先端位置の検出を開始する。その後、ロ−ル紙Pの搬送に同期して、CPU100はイメージメモリ106から対応する色の記録データを順次に読み出し、この読み出したデータを各記録字ヘッド22K、22C、22M、22Yに記録ヘッド制御回路112を介して転送する。
CPU100の動作はプログラムROM104に記憶された処理プログラムに基づいて実行される。プログラムROM104には、後述の制御フローに対応する処理プログラム及びテーブルなどが記憶されている。また、作業用のメモリとしてワークRAM108を使用する。各記録ヘッド22K、22C、22M、22Yのクリーニング動作時に、CPU100は、出力ポート114、モータ駆動部116を介してポンプモータ124を駆動し、インクの加圧、吸引等の制御を行う。
図3は、インクジェット記録装置に組み込まれたインク供給装置を示す模式図である。なお、図3では、ブラックのインクを吐出する記録ヘッド22Kに対して、インクの供給や回復を行うためのインク供給装置を示しているが、他の記録ヘッド22C、22M、22Yについても同様の構成を有するインク供給装置が備えられている。また、図3では、図1と図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
記録装置10(図1参照)には、記録ヘッド22Kにインクを供給するインク供給装置60が組み込まれている。インク供給装置60は、記録装置10の本体に着脱自在なメインタンク70Kと、このメインタンク70Kにインク供給路62を介して接続されたサブタンク(インクタンク)80とを有し、サブタンク80は流路64及び流路66を介して下方に位置する記録ヘッド22Kに接続されている。
インク流路64には、記録ヘッド22Kをクリーニングする際に稼動するクリーニングポンプ68、所定のタイミングでインク流路64を開閉する待機バルブ69が取り付けられている。一方、インク流路66には、所定のタイミングでインク流路66を開閉する加圧バルブ67が取り付けられている。また、インク流路66のうち加圧バルブ67と圧力調整ポンプ82との間の部分には、インク流路66内のインクに作用している圧力を検出する圧力検出センサ81が取り付けられている。圧力検出センサ81で検出された圧力は、ノズル22Kn内のインクに作用している圧力に相当する。なお、サブタンク80から加圧バルブ67に至る部分、及びサブタンク80から待機バルブ69に至る部分は記録装置10の本体フレ−ムに固定されており、インク流路64,66の一部はフレキシブルチューブにより構成されている。このため、記録ヘッド22Kは本体フレームに対して移動させることが可能になっている。
サブタンク80の内部には、記録ヘッド22Kに形成された多数のノズル22Kn内のインクに適正な圧力を付与するための圧力調整ポンプ82が配置されている。この圧力調整ポンプ82はサブタンク80の底面のやや上方に位置しており、底面に形成された流通口80aと所定の間隔を介して対向している。この流通口80aは前述の流路66の上端部に連通している。圧力調整ポンプ82は、サブタンク80にインクが供給された状態で、そのインクに浸かった状態となる。サブタンク80の上方には、圧力調整ポンプ82を駆動させる駆動ユニット83が配置されており、この駆動ユニット83は、CPU100(図2参照)によって制御される。また、サブタンク80の上壁には、サブタンク80の内部圧力を大気圧と等しくするための大気開放路84が設けられている。
さらに、サブタンク80には、このサブタンク80に貯められているインク(貯蔵インク)の液面レベルを検知する周知の液面検知センサ86が取り付けられている。液面検知センサ86が、サブタンク80内のインク液面が一定レベル以下になったことを検知すると、インク供給路62に連結された供給ポンプ72の稼動が開始され、メインタンク70Kからインクが吸引されてサブタンク80に供給される。この後、液面検知センサ86が、サブタンク80内のインク液面が予め決められている上限レベルに達したことを検知すると、供給ポンプ72が停止してインクの供給は停止される。なお、この供給ポンプ72の駆動、停止は、CPU100によって制御される。
メインタンク70Kには、このメインタンク70K内のインクの有無を検出する検出センサ(図示せず)が取り付けられている。また、記録装置10の本体にメインタンク70Kを装着するときに接続されるエア−流路71には、メインタンク70Kの内部圧力を大気圧にするための大気開放バルブ74が取り付けられている。
ここで、図3ないし図5を参照して、圧力調整ポンプ82の構成及び同ポンプによって行われる記録ヘッド22K内の圧力調整作用を説明する。
図4は、圧力調整ポンプに設けられる羽根車の形状を示す平面図、図5は図4に示す羽根車の回転数(rpm)と記録ヘッド22Kの各ノズル22Kn内のインクに作用する圧力との関係を示すグラフである。
記録時には記録ヘッド22Kに適正な負圧、すなわち記録ヘッド22Kのノズル22Knのインク吐出口においてインクのメニスカスが形成されるような負圧、をノズル22Kn内のインクに与える必要がある。この場合、加圧バルブ67は開放状態にあり、待機バルブ69は密閉状態にある。この状態で圧力調整ポンプ82を駆動することにより、図5の矢印R方向に圧力調整ポンプ82の羽根車82aが回転し、インクは、羽根車82aの羽根82bに沿って羽根車の回転中心R1ではから外方へ向かう遠心力を受ける。これにより、圧力調整ポンプ82の回転中心R1の近傍部分は負圧となる。羽根車82aの回転中心R1は、吸引口80aから所定間隔離れた上方に配置されているため、回転中心R1の近傍部分に生じた負圧は、サブタンク80の吸引口80aからインク流路66を介して記録ヘッド22Kに付与される。なお、羽根82aの回転数は、CPU100(図2参照)によって制御されている。
図4は、圧力調整ポンプに設けられる羽根車の形状を示す平面図、図5は図4に示す羽根車の回転数(rpm)と記録ヘッド22Kの各ノズル22Kn内のインクに作用する圧力との関係を示すグラフである。
記録時には記録ヘッド22Kに適正な負圧、すなわち記録ヘッド22Kのノズル22Knのインク吐出口においてインクのメニスカスが形成されるような負圧、をノズル22Kn内のインクに与える必要がある。この場合、加圧バルブ67は開放状態にあり、待機バルブ69は密閉状態にある。この状態で圧力調整ポンプ82を駆動することにより、図5の矢印R方向に圧力調整ポンプ82の羽根車82aが回転し、インクは、羽根車82aの羽根82bに沿って羽根車の回転中心R1ではから外方へ向かう遠心力を受ける。これにより、圧力調整ポンプ82の回転中心R1の近傍部分は負圧となる。羽根車82aの回転中心R1は、吸引口80aから所定間隔離れた上方に配置されているため、回転中心R1の近傍部分に生じた負圧は、サブタンク80の吸引口80aからインク流路66を介して記録ヘッド22Kに付与される。なお、羽根82aの回転数は、CPU100(図2参照)によって制御されている。
上記のように、圧力調整ポンプ82を駆動させて羽根車82aを矢印R方向に回転させるときにインクに発生する遠心力により、記録ヘッド22K内のインクには、インク流路66と吸引口80aとを介してサブタンク80内へ流入させようとする力が加わる。その結果、記録ヘッド22K内のインクに負圧(インク吐出口の外側周辺の大気圧より低い圧力)が付与されてインク吐出口にインクのメニスカスが形成されることとなる。
圧力調整ポンプ82の羽根車82aが図4の矢印R方向に回転するときの速度(単位時間当たりの回転数)に応じて、回転中心R1の近傍部分に発生する負圧の大きさは、図5に示すように変動する。すなわち、羽根車82aが矢印R方向に速く回転するほど、回転中心R1の近傍部分には大きな負圧が発生し、記録ヘッド22K内のインクをサブタンク80内に吸い上げようとする力はより大きくなり、各ノズル22Kn内のインクに加わる負圧は増大する。逆に、羽根82aの矢印R方向への回転速度が遅くなるほど回転中心R1の近傍部分に発生する負圧は小さくなり、記録ヘッド22K内のインクをサブタンク80内に吸い上げようとする力はより小さくなる。このため、各ノズル22Kn内のインクに作用する負圧は減少する。このように、本実施形態では、インク流路67を連通させたままの状態(加圧バルブ67を開放したままの状態)で圧力調整ポンプ82の回転数を制御することにより、記録ヘッド22K内のインクに加えられる負圧の大きさを調整することができる。
ところで圧力調整ポンプ82としては、一般的にタ−ボ形と分類されるポンプを使用することが望ましい。タ−ボ形ポンプとしては、本実施形態で採用した遠心ポンプ形式や斜流形式、軸流形式などが挙げられる。これらはインク流路を遮断することなく圧力を発生できるので、ポンプの上流側と下流側との差圧に応じてインクがポンプを通過することができる。例えば、記録ヘッド22Kからインクを吐出したときは、記録ヘッド22K内でインクが減少するので、記録ヘッド22Kから圧力調整ポンプ(遠心ポンプ)82までの間が減圧される。この場合、サブタンク80内のインクがインク流路66を経由して記録ヘッド22Kに供給される。
これに対し、圧力調整ポンプ82として、いわゆる容積形に分類されるピストンポンプ等を用いた場合は、インクを圧送するためにインク流路66を遮断する。このため、インクがピストンポンプを通じて自由に移動できないばかりか、記録ヘッド22Kのノズル22Knのインク吐出口からノズル22Kn内へと外気が容易に吸引されてしまうというという不都合が生じる。本実施形態では、こうした不都合を解消し得るものとなっている。
次に、上記の回復ユニット40(図1参照)やキャッピング機構50(図1及び図6参照)を用いて記録ヘッドを回復させる加圧循環方式のクリ−ニング動作を説明する。ここでいうクリ−ニング動作とは、記録ヘッド22K〜22Y(図1参照)のインク吐出品位を継続的に維持するために行われる動作をいう。このクリーニング動作は、記録動作が停止してからの経過時間や記録ヘッドの吐出状況等の条件を満たした場合、又は、画像品位に異状が見られる場合等に自動的にもしくはユーザによって任意に実施される。
図6は、記録ヘッドに対して設けられた回復ユニット40の構成及び作用を説明するための縦断側面図であり、ここでは記録ヘッド22K及び22Cに対してクリーニング動作を行う部分を抜き出して示している。また、図6において、(a)はインク排出ポジションに位置する記録ヘッド及び回復ユニット40を示し、(b)はワイピングポジションに位置する記録ヘッドや回復ユニット40を示している。さらに、図6において、(c)はキャップピングジションに位置する記録ヘッド及び回復ユニットを示し、(d)は記録ポジションに位置する記録ヘッド及び回復ユニットを示している。なお、図6において、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
キャッピング機構50は、インク除去部材、ブレード保持部材、キャップ等から構成され、2つのキャッピング機構に対し吐出口面に付着したインクを払拭するための1つのブレード150(図6等参照)が設けられている。
キャッピング機構50は、インク除去部材、ブレード保持部材、キャップ等から構成され、2つのキャッピング機構に対し吐出口面に付着したインクを払拭するための1つのブレード150(図6等参照)が設けられている。
回復ユニット40は、非記録時及び回復動作時において記録ヘッド107の吐出口面107aを覆うキャッピング機構50と、吐出口面に付着したインクを除去するワイピングブレード150とを備えている。キャッピング機構50は、各記録ヘッドそれぞれに対応して設けられた箱状の回復桶151と、この回復桶151の底部に突設されたインクガイド152と、上端開口部に設けられたキャップ154とを備える。回復桶151は、記録ヘッドの各吐出口から排出されたインクを受けるものであり、記録ヘッドの吐出口配列方向(図6の紙面と直交する方向)に延在している。また回復桶151は、図3に示すように、メインタンク70Kに接続されるポンプ92にフィルタ94を介して接続されている。
キャップ154は、記録ヘッド107のインク吐出口が形成されるフェース107dと密接可能な湾曲した断面形状をなしており、このキャップ154の開口部から上方にインクガイド152の上部が突出している。また、ワイピングブレード150は、隣接する2個のキャッピング機構のうち、一方のキャッピング機構(ここでは、記録ヘッド22Cに対応するキャッピング機構)の側面にブレード保持部材155によって、上昇時における記録ヘッドの吐出口面より上方に突出するよう設けられている。上記キャップ132、ワイピングブレード150及びインクガイド133は記録ヘッドを損傷しないよう弾性部材によって構成されている。また、他の記録ヘッド22Y、22Mに対応する2個のキャッピング機構も同様に構成されており、ワイピングブレードは、記録ヘッド22Yに対向するキャッピング機構の側面に設けられている。
このように構成されたインクジェット記録装置において、記録動作が行われない待機状態においては、記録ヘッド107は図6(a)に示すような下降位置にあり、回復系ユニット100は、その上部に設けられたキャップ104aによって記録ヘッド107の吐出口形成面107aに密接し、吐出口を囲んだ状態となっている。
ここで、回復処理の際には、記録ヘッド107が図6(b)に示す位置まで上昇し、ポンプの加圧力によってインクが記録ヘッド107の吐出口から吐出され、下方に位置する回復系ユニット100の回復桶104に吐出される。この際、吐出されたインク滴の一部などが記録ヘッド107の吐出口形成面107aに残留、付着することがある。このため、この付着したインクを除去する払拭動作(ワイピング)が回復動作の一つとして実行される。
この払拭動作は、回復桶104を図6(a)に示す状態から同図(b)に示すように、記録ヘッド107を上昇させつつ回復桶104を矢印D方向に示すように移動させることにより行う。
ここで本実施形態においてCPU100の制御によって実施される加圧循環クリ−ニング動作について図3及び図6と、図7に示すフロ−チャ−トとに基づき説明する。なお、図3はブラックのインクを吐出する記録ヘッド22Kについて例示しており、以下の説明では主に記録ヘッド22Kを例に採り説明する。
ここで本実施形態においてCPU100の制御によって実施される加圧循環クリ−ニング動作について図3及び図6と、図7に示すフロ−チャ−トとに基づき説明する。なお、図3はブラックのインクを吐出する記録ヘッド22Kについて例示しており、以下の説明では主に記録ヘッド22Kを例に採り説明する。
クリ−ニング動作を実行する場合には、まず、必要とされる所定のインク量をサブタンク80内に確保するため、サブタンク内のインクの液面が、予め定めた液面下限値以下であるか否かを液面検知センサ86からの出力によって確認する(S701)。ここで液面下限値以下である場合には、供給ポンプを駆動させ(S702)、サブタンク80内へインクを供給する。サブタンク80内に必要量のインクが確保されていることが確認された場合には、記録ヘッドを図6(a)に示すインク排出ポジションに移動させる(S703)。このとき、各キャッピング機構50のインクガイド152の上端部は、各記録ヘッドの吐出口面に形成されている吐出口に対して近接した状態となっている。その後、図3に示す待機バルブ69、加圧バルブ67が順次に開放される(S704,705)。続いて、クリ−ニングポンプ68が(インク流路66内のインクを加圧させるように)所定の時間駆動される(S706)。このクリーニングポンプ68の駆動により、サブタンク80内のインクがインク流路64を経てクリ−ニングポンプ68に流入し、さらにクリ−ニングポンプ68から圧送される。クリーニングポンプ68から圧送されたインクはフィルタ−90bで濾過されて記録ヘッド22Kのヘッド液室22Kr等に圧送され、その後、待機バルブ67、インク流路66を経由して再びサブタンク80内に戻される。このインクの循環によって、記録動作中等に記録ヘッド22K等のヘッド液室22Kr内や各インク流路中に溜まった気泡はサブタンク80内に送られて除去され、サブタンク80内はインクで満たされる。
インクの循環後、加圧バルブ67を密閉し(S707)、再びクリ−ニングポンプ68を所定時間駆動させる(S708)。この状態ではクリ−ニングポンプ68から圧送されたインクはフィルタ−90bに濾過されてヘッド液室22Krに流入し、高い流速でノズル22Knから排出される。この動作が記録ヘッドに対して実施される加圧排出動作であり、これによりノズル22Krの内方や吐出口近傍に存在する気泡や塵埃、増粘インク等の異物がインクと共に排出されて除去される。記録ヘッド22Kがインク排出ポジションにあるこの状態では、キャップ154は吐出口面22Ksから離間しているが、インクガイド152が吐出口に接近しており、排出されたインクはインクガイド152に案内されてインク桶151の底部に貯留される。このため、排出されたインクがキャップ154の外面に付着したり、キャッピング機構の外部へ流れ出すことはない。
また、インク桶151の底部に貯留されたインクは、廃液吸引ポンプ92の駆動(S710)により、フィルタ−94で濾過された後、メインタンク70Kに戻される。なお、前述のインクの循環時にもノズル22Knからはインクが排出されるため、廃液吸引ポンプ92は、循環動作開始と略同時に駆動され、加圧排出動作の終了後に停止される。
この時点で記録ヘッド22Kの吐出口面22Ksには、各ノズル22Knのインク吐出口を中心に相当量のインクが残留している。従って、この状態でワイピング動作を実施すると、前述のようにインク吐出不良、廃液の増大、装置の汚損等が生じる。
そこで本実施形態では、加圧排出動作後に加圧バルブ67を開放し(S709)、圧力検出センサ81の検出値を元に圧力調整ポンプ82の羽根車82aの回転速度を高めるようポンプモータ124の駆動を制御する(S711)。これにより、各ノズルに加える負圧は、記録動作時にかける負圧値(第1の負圧)よりも大きな値(第2の負圧値)となる。この時の負圧値はノズル22Kn先端の吐出口に形成されるメニスカスを破壊しない範囲で設定すればよい。吐出口に形成されるメニスカスを破壊する負圧値は、記録ヘッドの解像度や構造によって異なるが、記録時にノズル22Knに作用させる負圧値と比較して極めて大きいのが通例である。本実施形態に用いた記録ヘッドを例にとれば、記録時に加えるべき負圧値が50mmAqであるのに対し、メニスカスを維持可能な最大負圧値は10000mmAq程度に達する。従って、本実施形態ではワイピング動作開始時に記録ヘッド内に加える負圧値を、約7000mmAq程度としている。
加圧排出動作の後、上記のような大きな負圧を記録ヘッドのノズル22Knに加え、短時間のウエイト時間を設ける(S712)ことにより、ノズル22Knの吐出口を中心として吐出口面22Ksに残留するインクは、その多くが速やかにノズル内へ吸引され、吐出口面には僅かなインクが残留するのみとなる。
この後、吐出口面に残留した少量のインクを異物とともに除去するために、各記録ヘッドをインク排出ポジションより上方のワイピング動作位置(図6(b)に示す位置)へと移動させる(S713)。
この後、吐出口面に残留した少量のインクを異物とともに除去するために、各記録ヘッドをインク排出ポジションより上方のワイピング動作位置(図6(b)に示す位置)へと移動させる(S713)。
記録ヘッド22Kがワイピング動作位置へと移動すると、キャップ154が図6(b)に示す状態において矢印D方向(矢印A方向とは反対の方向)に移動してワイピング動作を行う。これにより、各吐出口面(図6では22C,22Kのみを示す)に付着しているインクなどの汚れをブレード150で拭き取る(S714)。このワイピング動作については、図8において、後に詳述する。
ワイピング動作終了後は、記録ヘッド22Kを図6(c)に示すキャッピング位置へと下降させて、記録ヘッド22Kの吐出口面をキャップ154に当接させて吐出口の周囲を覆う(キャッピングする)(S715)。またこれと同時に、圧力検出センサ81による検出値を元に圧力調整ポンプ82の回転数を制御し、通常の記録動作時と同等の負圧値をノズル22Knに加える(S716)。その後、後述のワイピング動作により少量ノズル22Kn内に進入した混色インクを除くために予備吐動作を実施する(S717)。
以上のように本実施形態においては、ワイピング動作開始時において吐出口面22Ks等に残留しているインク量が極めて少なくなることから、ノズル22Kn内に進入する混色インクの量も僅かになる。このため、予備吐出における吐出数を減少でき、廃液量を削減することが可能となり、ランニングコストの低減を図ることが可能になる。同様に、ワイパ−ブレ−ドに付着するインク量も減少するため、ワイパーブレードが吐出口面から解放されて弾性復帰する際にも、ワイパーブレードから装置内に飛散するインク量は大幅に低減され、装置内の汚損も大幅に軽減される。
最後に、加圧バルブ67を密閉し(S718)、圧力調整ポンプ82を停止(S719)した後、サブタンク80内へのインク供給動作を実施する(S720)。以上により、クリ−ニング動作は終了し、記録待機モ−ドに移行する。なお、記録動作中は加圧バルブ67が開放され、サブタンク80内のインクが、吸引口80aからインク流路66、加圧バルブ67及びフィルタ90aを経て記録ヘッド22Kへと供給される。
以上、主にブラックのインクを吐出する記録ヘッド22Kに対するクリーニング動作を例に採り説明したが、同様のクリーニング動作が他の記録ヘッド22C,M,Yに対しても実施される。
以上、主にブラックのインクを吐出する記録ヘッド22Kに対するクリーニング動作を例に採り説明したが、同様のクリーニング動作が他の記録ヘッド22C,M,Yに対しても実施される。
次に、図8を参照して、吐出口面22Ks,22Cs等に付着しているインクをワイピングブレード150で順次に拭き取るワイピング動作を段階的に説明する。
図8(a)はノズル22Cn、Knのインクを加圧、排出し、2つの吐出口面をノズル22からのワイピングブレードで清掃する直前の状態を模式的に示す断面図、(b)は1つ目の吐出口面をワイピングブレードで清掃している状態を模式的に示す断面図である。また、(c)は1つ目の吐出口面の清掃後に2つ目の吐出口面をワイピングブレードで清掃している状態を模式的に示す断面図、(d)は、2つ目の吐出口面の清掃がほぼ終了した状態を模式的に示す断面図である。
図8(a)はノズル22Cn、Knのインクを加圧、排出し、2つの吐出口面をノズル22からのワイピングブレードで清掃する直前の状態を模式的に示す断面図、(b)は1つ目の吐出口面をワイピングブレードで清掃している状態を模式的に示す断面図である。また、(c)は1つ目の吐出口面の清掃後に2つ目の吐出口面をワイピングブレードで清掃している状態を模式的に示す断面図、(d)は、2つ目の吐出口面の清掃がほぼ終了した状態を模式的に示す断面図である。
ワイピングブレード150は先ず、図8(a)に示すように記録ヘッド22Cの吐出口面22Csに接触しつつC方向へと移動し、吐出口面22Cに付着したインクを拭き取り始める。
続いてワイピングブレード150は、図8(b)に示すように、ノズル22Cnのインク吐出口22Ciの周辺からもインクIcを拭き取る。この拭き取ったインクIcがワイピングブレード150の先端部に付着したままの状態で、図8(c)に示すように、記録ヘッド22Kの吐出口面22KsからインクIkを拭き取る。この拭き取りの際に、インクIcが付着しているワイピングブレード150がノズル22Knを通過する。ノズル22Kn内のインクには負圧が作用しているのでインク吐出口22Kiからインクが吸引され、図8(d)に示すように、色違いの2種類のインクIc,Ikが混じり合った混色層Zがノズル22Knのインク吐出口22Kiの近傍に形成される。この混色層を形成するインクが記録媒体上に吐出された場合には、記録画像の色彩が不適切なものとなる。そこで、ワイピング動作終了後には、図7(c)に示すキャップポジションにおいてノズル22Knから、混色層Zに相当する量のインクを吐出して廃棄する予備吐出を行う。この際、混色層Zが厚いほど、予備吐出の吐出数も多くする必要があり、その結果、多くのインクを廃棄する必要が生じる。また、図8(d)に示されるワイパ−ブレ−ド150の先端部にあるインクIkは、ワイパ−ブレ−ド150が吐出口面22Ksを抜けた時、ワイパ−ブレ−ド150の弾性変形が開放される際に機内へ飛び散り、汚損の原因となる。これらの不都合は、記録ヘッドの吐出口面に残留するインクの量が多いほど顕著になる。
続いてワイピングブレード150は、図8(b)に示すように、ノズル22Cnのインク吐出口22Ciの周辺からもインクIcを拭き取る。この拭き取ったインクIcがワイピングブレード150の先端部に付着したままの状態で、図8(c)に示すように、記録ヘッド22Kの吐出口面22KsからインクIkを拭き取る。この拭き取りの際に、インクIcが付着しているワイピングブレード150がノズル22Knを通過する。ノズル22Kn内のインクには負圧が作用しているのでインク吐出口22Kiからインクが吸引され、図8(d)に示すように、色違いの2種類のインクIc,Ikが混じり合った混色層Zがノズル22Knのインク吐出口22Kiの近傍に形成される。この混色層を形成するインクが記録媒体上に吐出された場合には、記録画像の色彩が不適切なものとなる。そこで、ワイピング動作終了後には、図7(c)に示すキャップポジションにおいてノズル22Knから、混色層Zに相当する量のインクを吐出して廃棄する予備吐出を行う。この際、混色層Zが厚いほど、予備吐出の吐出数も多くする必要があり、その結果、多くのインクを廃棄する必要が生じる。また、図8(d)に示されるワイパ−ブレ−ド150の先端部にあるインクIkは、ワイパ−ブレ−ド150が吐出口面22Ksを抜けた時、ワイパ−ブレ−ド150の弾性変形が開放される際に機内へ飛び散り、汚損の原因となる。これらの不都合は、記録ヘッドの吐出口面に残留するインクの量が多いほど顕著になる。
本実施形態では、上述のようにワイピング動作後に、ノズル22Kn、Cn先端の吐出口に形成されるメニスカスを破壊しない範囲内の大きな負圧を各ノズル内に加え、残留インクIC,Ikの量を速やかに減らすようになっている。このため、クリ−ニング時間の短縮、拭き残しによる吐出不良の解消、混色層Zを解消するための廃インク量の削減、及びワイパ−ブレ−ド150に残るインクによる装置汚損の軽減などが可能になる。また、不吐出やインク滴の吐出方向のずれなどの吐出不良が解消されることにより、記録画像の品質向上が期待できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
この第2の実施形態は、上記第1の実施形態における負圧発生手段に代えて、図9に示す負圧発生手段を設けたものとなっており、その他の構成は上記第1の実施形態と同様である。
以下、図9に基づきこの実施形態における負圧発生手段を説明する。
この第2の実施形態における負圧発生手段は、流路66の上端部に循環流路95を設けると共に、流量調整バルブ96を設けたものとなっている。循環流路95は、その両端部がサブタンク80における底部の異なる2箇所に連結されており、その中間部分に流路66の上端部が連結されている。循環流路95の一端部の上方には、上記実施形態と同様の構成を有する圧力調整ポンプ82が連結されている。また、循環流路95の他端には、サブタンク80と循環流路95との間で流動するインク量を調整する流量調整バルブ96が設けられている。本例では、循環流路95の他端部が3つの分岐路に分かれ、各分岐路のサブタンクとの流通口h1,h2,h3を、流量調整バルブ96の弁体96a,96b,96cを進退させることによって開閉させるようになっている。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
この第2の実施形態は、上記第1の実施形態における負圧発生手段に代えて、図9に示す負圧発生手段を設けたものとなっており、その他の構成は上記第1の実施形態と同様である。
以下、図9に基づきこの実施形態における負圧発生手段を説明する。
この第2の実施形態における負圧発生手段は、流路66の上端部に循環流路95を設けると共に、流量調整バルブ96を設けたものとなっている。循環流路95は、その両端部がサブタンク80における底部の異なる2箇所に連結されており、その中間部分に流路66の上端部が連結されている。循環流路95の一端部の上方には、上記実施形態と同様の構成を有する圧力調整ポンプ82が連結されている。また、循環流路95の他端には、サブタンク80と循環流路95との間で流動するインク量を調整する流量調整バルブ96が設けられている。本例では、循環流路95の他端部が3つの分岐路に分かれ、各分岐路のサブタンクとの流通口h1,h2,h3を、流量調整バルブ96の弁体96a,96b,96cを進退させることによって開閉させるようになっている。
上記構成においては、流量調整バルブ96の1つ以上を開放し、圧力調整ポンプ82の羽根車82aを回転させることで、循環流路95には、矢印で示す方向の流れが発生する。これにより、循環流路95に接続されている流路66には負圧が発生し、その負圧によって記録ヘッド22K内にも負圧が発生する。この負圧の大きさは、上記実施形態と同様に、圧力調整ポンプ82の羽根車82aの回転速度を制御することによっても変更することが可能であるが、流量調整バルブ96において開放させる弁体の数を選択することによっても変更することができる。
また、流量調整バルブ96において開放させる弁体の数と、圧力調整ポンプ82の羽根車82aの回転速度の両者を適宜組み合わせることにより、より適正な負圧を設定することが可能になる。
(他の実施形態)
本発明は、記録ヘッドの吐出口から強制的にインクを排出させた後に、吐出口面に付着するインクを吐出口からノズル内に吸引させることを特徴とするものである。よって、記録ヘッドからインクを強制的に排出させるインク排出手段、記録ヘッド内に負圧を発生させる手段などについては、以下のように上記実施形態以外の構成を採ることも可能である。
すなわち、上記実施形態ではクリ−ニングポンプ68の加圧力によってノズル22Knからインクを強制的に排出させる場合を説明したが、クリーニングポンプ68の駆動力を用いずにノズル22Knからインクを排出させることも可能である。例えば図3の構成において、圧力調整ポンプ67を駆動させずに加圧バルブ67を開放し、サブタンク80と記録ヘッドとの間の水頭差H(図3参照)によって記録ヘッド22K内に正圧を加え、その正圧によってノズル22Knからインクを排出させても良い。
本発明は、記録ヘッドの吐出口から強制的にインクを排出させた後に、吐出口面に付着するインクを吐出口からノズル内に吸引させることを特徴とするものである。よって、記録ヘッドからインクを強制的に排出させるインク排出手段、記録ヘッド内に負圧を発生させる手段などについては、以下のように上記実施形態以外の構成を採ることも可能である。
すなわち、上記実施形態ではクリ−ニングポンプ68の加圧力によってノズル22Knからインクを強制的に排出させる場合を説明したが、クリーニングポンプ68の駆動力を用いずにノズル22Knからインクを排出させることも可能である。例えば図3の構成において、圧力調整ポンプ67を駆動させずに加圧バルブ67を開放し、サブタンク80と記録ヘッドとの間の水頭差H(図3参照)によって記録ヘッド22K内に正圧を加え、その正圧によってノズル22Knからインクを排出させても良い。
また、圧力調整ポンプとしては、周知の種々のポンプを使用可能である。例えば、シリンダ内のピストンを駆動することによってサブタンク内のインクを吸引すると共に、吸引したインクを記録ヘッドへと排出させるレシプロ形のポンプを使用しても良い。
また、ケーシングの中に互いに噛合する一対のギアを設け、そのギアの回転によってサブタンクからのインクの吸引、記録ヘッドへのインクの圧送を行うようにする所謂ギアポンプを用いることも可能である。
さらに、加圧ポンプとしては、可撓性を有するチューブを、モータによって回転する回転体に設けた複数のコロによって押し潰しながらインクを押し出すようにした所謂チューブポンプも適用可能である。
また、ケーシングの中に互いに噛合する一対のギアを設け、そのギアの回転によってサブタンクからのインクの吸引、記録ヘッドへのインクの圧送を行うようにする所謂ギアポンプを用いることも可能である。
さらに、加圧ポンプとしては、可撓性を有するチューブを、モータによって回転する回転体に設けた複数のコロによって押し潰しながらインクを押し出すようにした所謂チューブポンプも適用可能である。
この外、吐出口から強制的にインクを排出させる手段としては、上記のような加圧排出手段に限らず、記録ヘッドの吐出口に対し、記録ヘッドの外方に発生させた負圧によって吐出口からインクを強制的に吸引して排出させるようにしても良い。例えば、図6に示すような記録ヘッドの吐出口を覆うキャップ内に、ポンプなどによって負圧を発生させ、その負圧によって吐出口からインクを強制的に吸引して排出させるようにすることも可能である。
また、記録ヘッドの吐出口から強制的にインクを排出させた後、吐出口面に付着したインクを吐出口内に吸引させるための負圧を発生させる負圧発生手段についても、上記各実施形態以外の構成を採ることが可能である。すなわち、上記実施形態の負圧発生手段では、記録ヘッドのヘッド液室内のインクを吸い上げようとする力を圧力調整ポンプによって調整することにより、記録ヘッドの各ノズルに加える負圧を記録動作時と排出動作後の2段階に変化させ得るものとなっている。しかし、本発明における負圧発生手段は、記録動作時と、排出動作後とで異なる負圧を記録ヘッドに発生させ得るものであれば良く、上記実施形態に示した負圧発生手段以外の構成を採ることも可能である。
また、上記実施形態では、記録ヘッド内のインクに負圧を加えることによってノズル内に負圧を生じさせる場合を示した。しかし、サブタンク内のインク収納領域よりも上方に形成される空間内の空気を吸引し、サブタンク内に負圧を発生させることによって、記録ヘッドのノズルに負圧を付与することも可能である。この場合、サブタンク内の空気を排出させる手段としては、種々の構成が適用可能であるが、例えば、サブタンクの内側あるいは外側に設けたファンによって、サブタンク内の空気を排出させるような構成を適用することが可能である。
さらに、記録ヘッドに供給するインクを貯留するタンク(サブタンクあるいはメインタンク)を記録ヘッドより重力方向下方に設け、記録ヘッドとタンクとの水頭差を利用して記録ヘッド内に負圧を発生させるようにすることも可能である。この場合、記録動作時に記録ヘッドに付与する負圧と、インク排出動作後に記録ヘッドに付与する負圧との切り替えは、タンクを上下方向に移動させる昇降機構によって行う。すなわち、記録動作時には、記録ヘッドとタンクとの間の水頭差が小さくなるような位置に記録ヘッドを位置させておき、インク排出動作後には、タンクを下降させて記録ヘッドとの間に大きな水頭差をもたせる。このように記録ヘッドとタンクとの水頭差を調整することによって、記録ヘッド内に発生させる負圧を調整することが可能になる。
また、上記した記録ヘッドのクリーニング方法は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、記録装置など)から構成されるシステムに適用することが可能である。さらに、独立した一つの装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)にも上記クリーニング方法は適用可能である。
また、本発明のクリーニング方法を実施するためのソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、それらに具備されるコンピュータのCPUがプログラムコードを読出して上記制御を実行させるようにすることも可能である。
さらに、記憶媒体としては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
さらに、記憶媒体としては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
この他、本発明のクリーニング方法を実現するプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などで、実際の処理の一部または全部を行うようにすることも可能である。また、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるCPUなどが、プログラムコードに従って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって本発明の機能を実現するようにすることも可能である。
10 インクジェット記録装置
12 ホスト装置
22Y,22M,22C,22K 記録ヘッド
22Ys,22Ms,22Cs,22Ks 吐出口面
22Kn ノズル
28Y,28M,28C,28K メインタンク
40 回復ユニット
50 キャッピング機構
62 インク供給路
64,66 流路
68 クリーニングポンプ
72 供給ポンプ
80 サブタンク
81 圧力センサ
82 圧力調整ポンプ
100 CPU
104 プログラムROM
106 イメージメモリ
108 ワークRAM
112 記録ヘッド制御回路
150 ワイパーブレード
12 ホスト装置
22Y,22M,22C,22K 記録ヘッド
22Ys,22Ms,22Cs,22Ks 吐出口面
22Kn ノズル
28Y,28M,28C,28K メインタンク
40 回復ユニット
50 キャッピング機構
62 インク供給路
64,66 流路
68 クリーニングポンプ
72 供給ポンプ
80 サブタンク
81 圧力センサ
82 圧力調整ポンプ
100 CPU
104 プログラムROM
106 イメージメモリ
108 ワークRAM
112 記録ヘッド制御回路
150 ワイパーブレード
Claims (13)
- 記録ヘッドのノズルからインク滴を吐出させることによって記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であって、
前記ノズルから記録に寄与しないインクの排出を行う排出手段と、
前記ノズルに大気圧より低い負圧をかける負圧発生手段と、を備え、
前記負圧発生手段は、前記排出手段によるインクの排出動作後において、前記ノズルからインク滴を吐出させる記録動作時よりも大きな負圧を前記ノズルにかけることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記負圧発生手段は、前記インク排出動作後において、前記記録動作時に前記ノズルにかける第1の負圧より大きく、かつノズルに形成されるメニスカスが破壊するに至らない範囲内の第2の負圧をノズルにかけることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ノズル先端のインク吐出口が形成された吐出口面における付着物を払拭する払拭手段をさらに備え、
前記負圧発生手段は、前記払拭手段によって吐出口面における付着物を払拭する前に、前記第2の負圧を前記ノズルに作用させることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記負圧発生手段は、前記記録ヘッドに連結される流路を介して前記記録ヘッド内のインクを吸引して前記ノズルに負圧を作用させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記負圧発生手段は、前記記録ヘッドに供給するインクを貯留するインクタンクと、前記インクタンクの中に設けられ、該インクタンクと前記記録ヘッドとを連結する流路の中のインクを前記インクタンクに向けて流動させるように作用するポンプと、を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記負圧発生手段は、前記ノズルに連通した空間内の空気を排出させることによって前記ノズルに負圧を作用させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記排出手段は、前記記録ヘッド内に正圧を加えることにより、前記ノズルの前記インク吐出口からインクを排出させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記排出手段は、前記記録ヘッドと前記インクタンクとを連結する流路の中に設けられ、前記記録ヘッド内のインクを前記記録ヘッドへ向けて圧送することを可能とするポンプによって構成されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記排出手段は、前記記録ヘッドの前記吐出口を覆うように前記吐出口面と密接可能なキャップと、前記キャップ内に連結された吸引ポンプとを備え、前記キャップを前記吐出口面に密接させた状態で前記吸引ポンプによって前記キャップ内に負圧を発生させ、その負圧によって記録ヘッド内のインクを排出させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記排出手段は、前記インクタンクと前記記録ヘッドとの間の水頭差によって記録ヘッド内に正圧を加え、その正圧によってノズルからインクを排出させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 記録ヘッドのノズルからインク滴を吐出させることによって記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法であって、
前記ノズルから記録に寄与しないインクの排出を行う排出工程と、
前記ノズルに大気圧より低い負圧をかける負圧発生工程と、を備え、
前記負圧発生工程は、前記排出工程によるインクの排出動作後において、前記ノズルからインク滴を吐出させる記録動作時よりも大きな負圧を前記ノズルにかけることを特徴とするインクジェット記録方法。 - インク滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドに対し、前記ノズルの吐出性能を回復させるための回復装置であって、
前記ノズルから記録に寄与しないインクの排出を行う排出手段と、
前記ノズルに大気圧より低い負圧をかける負圧発生手段と、を備え、
前記負圧発生手段は、前記排出手段によるインクの排出動作後において、前記ノズルからインク滴を吐出させる記録動作時よりも大きな負圧を前記ノズルにかけることを特徴とする記録ヘッドの回復装置。 - インク滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドに対し、前記ノズルの吐出性能を回復させるための回復方法であって、
前記ノズルから記録に寄与しないインクの排出を行う排出工程と、
前記ノズルに大気圧より低い負圧をかける負圧発生工程と、を備え、
前記負圧発生工程は、前記排出手段によるインクの排出動作後において、前記ノズルからインク滴を吐出させる記録動作時よりも大きな負圧を前記ノズルにかけることを特徴とする記録ヘッドの回復方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008098381A JP2009248430A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、記録ヘッドの回復装置、および記録ヘッドの回復方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008098381A JP2009248430A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、記録ヘッドの回復装置、および記録ヘッドの回復方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009248430A true JP2009248430A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41309565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008098381A Withdrawn JP2009248430A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、記録ヘッドの回復装置、および記録ヘッドの回復方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009248430A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102145586A (zh) * | 2010-02-05 | 2011-08-10 | 精工爱普生株式会社 | 流体喷射装置以及清洁方法 |
| JP2013121712A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-06-20 | Mimaki Engineering Co Ltd | 液滴吐出装置及び清掃方法 |
| JP2013212652A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Toshiba Tec Corp | インクジェット記録装置 |
| JP2021112824A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | コニカミノルタ株式会社 | 記録液供給装置および画像形成装置 |
-
2008
- 2008-04-04 JP JP2008098381A patent/JP2009248430A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102145586A (zh) * | 2010-02-05 | 2011-08-10 | 精工爱普生株式会社 | 流体喷射装置以及清洁方法 |
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| JP2013212652A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Toshiba Tec Corp | インクジェット記録装置 |
| JP2021112824A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | コニカミノルタ株式会社 | 記録液供給装置および画像形成装置 |
| JP7459518B2 (ja) | 2020-01-16 | 2024-04-02 | コニカミノルタ株式会社 | 記録液供給装置および画像形成装置 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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