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JP2009241773A - 空調装置 - Google Patents

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JP2009241773A
JP2009241773A JP2008091378A JP2008091378A JP2009241773A JP 2009241773 A JP2009241773 A JP 2009241773A JP 2008091378 A JP2008091378 A JP 2008091378A JP 2008091378 A JP2008091378 A JP 2008091378A JP 2009241773 A JP2009241773 A JP 2009241773A
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進 和久田
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Abstract

【課題】停止状態にある空調ユニットのオイル戻し制御時において、空調空間にいる人間の不快感を抑制する空調装置を提供すること。
【解決手段】前席ユニット12と、後席ユニット25と、前席ユニット12が備える前席前席蒸発器15と後席ユニット25が備える後席蒸発器28とが圧縮機16に対して並列配管されている冷凍サイクルと、滞留した潤滑オイルを回収するオイル戻し制御手段40を備える空調制御装置39とを備える。後席ユニット25は、前席蒸発器28に空気を送風する後席送風機27と、後席送風機27により送風された空気を車室内に提供する複数の開口部35、36とを備えている。開口部35、36には、その開口部35、36の開閉を行う開閉手段37a、37bが設けられている。空調制御装置39は、複数の開口部35、36の全てを閉状態にさせた後、後席送風機27を運転させ、圧縮機用潤滑オイルの戻し制御を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の空調ユニットを備える空調装置に関する。
従来、車両用空調装置として、特許文献1記載のものが知られている。特許文献1記載の車両用空調装置は、前席空間を空調する前席側空調ユニットと後席空間を空調する後席側空調ユニットとを有する。後席側空調ユニットは、冷媒を膨張させる温度式膨張弁と、冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸発器に対して空気を送風する送風機と、空調ダクトとを有している。後席側の空調ダクトは、ベンチレータ吹出口とフット吹出口とを有する。前席側空調ユニットのみを駆動して冷房運転を行う場合、車両用の空調装置は、後席側空調ユニットのベンチレータ吹出口に設けられたドアを閉成させ、フット吹出口に設けられたドアを開成させる。その後、後席側の蒸発器等に滞留した冷媒を圧縮機に戻すべく、制御手段により後席側の送風機を所定量駆動制御する。
特開2003−182348号公報
しかしながら、特許文献1記載の車両用空調装置は、後席側空調ユニットの送風機が制御手段により駆動されると、フット吹出口に設けられたドアは開成しているため、フット吹出口から車室内後席側に空気が吹き出す。つまり、後席側の乗員が望まない不快な風が吹き出すといった問題点がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、停止状態にある空調ユニットのオイル戻し制御時において、空調空間にいる人間の不快感を抑制する空調装置を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、上記潤滑オイル戻し制御時において、空調空間に吹き出す風を抑制する空調装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明に係る空調装置は、空調空気を室内に提供する開口部が形成されたケースを備える第1空調ユニット及び第2空調ユニットと、第1空調ユニットが備える第1蒸発器と第2空調ユニットが備える第2蒸発器とが圧縮機に対して並列配管されている冷凍サイクルと、開口部の全てを閉状態にさせ、第1蒸発器に熱負荷を与えて冷媒の流れを許容させる空調制御装置とを備えることを特徴とする。
これにより、停止中の第1空調ユニットが備える第1蒸発器には熱負荷が与えられ、冷媒の流れは許容される。その結果、第1蒸発器内、及び第2蒸発器をバイパスする配管内に滞留した圧縮機用潤滑オイルを圧縮機側に戻すことが可能となる。そして、空調制御装置は、開口部の全てを閉状態にさせているので、第1蒸発器に与える熱負荷の影響が室内に及ぶことはない。よって、空調空間にいる人間の不快感を抑制することが可能となる。
さらに、空調制御装置は、第1空調ユニットに設けられ、第1蒸発器に空気を送風する送風機により第1蒸発器に熱負荷を与え、冷凍サイクルに設けられ、第1蒸発器の出口における冷媒の過熱度に応じて弁開度を調節する温度式膨張弁により冷媒の流れを許容させることが好ましい。
これにより、停止状態の第1蒸発器には、送風機からの送風空気によって熱負荷が与えられる。その熱負荷により温度が上昇した冷媒は、温度式膨張弁を開成させる。その結果、第1空調ユニットは運転状態となり、空調制御装置はオイル戻し制御を実行することが可能となる。
さらに、空調制御装置は、第1空調ユニットの停止状態、及び第2空調ユニットの運転状態が所定時間継続した後、開口部の全てを閉状態にさせ、第1蒸発器に熱負荷を与えて冷媒の流れを許容させることが好ましい。
第2空調ユニットの単独運転を所定時間継続すると圧縮機用潤滑オイルは第1蒸発器内、及び第2蒸発器をバイパスする配管内に滞留し易い。これにより、滞留した潤滑オイルを圧縮機側に有効に戻し制御可能となる。
さらに、第1空調ユニットは、車両用空調装置における後席空調ユニットであり、第2空調ユニットは、車両用空調装置における前席空調ユニットであり、圧縮機は車両前方に設けられていることが好ましい。
車両用の空調装置において、後席空調ユニットには、潤滑オイルが溜まり易い。これにより、後席空調ユニットに滞留した潤滑オイルを圧縮機側に戻すオイル戻し制御時において、後席乗員の不快感を抑制することが可能となる。
さらに、その開口部は、後席乗員の上半身に向けて空調空気を吹出すフェイス開口部、及び後席乗員の下半身に向けて空調空気を吹出すフット開口部のみで提供されており、フェイス開口部には、後席の吹出しモードに応じてフェイス開口部を開閉させるフェイスドアが設けられており、フット開口部には、後席の吹出しモードに応じてフット開口部を開閉させるフットドアが設けられており、空調制御装置は、フェイスドア及びフットドアを制御することにより、その開口部の全てを閉状態にさせることが好ましい。
これにより、後席乗員への多様な吹出しが可能であるとともに、オイル戻し制御時において後席乗員の不快感を抑制することが可能となる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態における車両用の空調装置の構造について、図1、及び図2を用いて説明する。図1は、第1実施形態における車両搭載状態を示す全体構成図である。また、図2は、第1実施形態における空調制御装置を示すブロック図である。
車両10は、車室11内に、前席である運転席、助手席、及び前席の後方側に配設される後席を有している。車室11は、車両10の前後方向に長い空間を形成している。車室11は、床面11aを有している。
空調装置は、複数の蒸発器を備える冷凍サイクルを有する。この冷凍サイクルは、図示しない車両エンジンにより電磁クラッチ16aを介して駆動される圧縮機16を備えている。圧縮機16により気相冷媒は高温高圧に圧縮される。冷凍サイクルは、圧縮機16から吐出された気相冷媒を、図示しない冷却ファンにより送風される外気と熱交換させて液化凝縮させる凝縮器17を備えている。冷凍サイクルは、凝縮器17を通過した冷媒を、液相冷媒と気相冷媒とに分離し液相冷媒を内部に滞留する受液器18を備えている。車両用の空調装置は、複数の空調ユニット12、25を有する。つまり、デュアルエアコンタイプの車両用の空調装置である。
まず、第2空調ユニットとしての前席ユニット12について説明する。第2空調ユニットは、本実施形態では、前席ユニット12であるが、圧縮機16に対して後席蒸発器28より近い位置に設けられた前席蒸発器15を有する空調ユニットとしても把握できる。前席ユニット12は、車室11内の最前部の図示しない計器盤の内側部に配設されている。前席ユニット12は、車室11内の前席の領域を空調するものである。前席ユニット12は、空気通路を形成する前席ケース13を備えている。前席ケース13の上流側には、図示しない内気導入口、及び外気導入口が形成されている。また、両導入口を開閉する図示しない内外気切換ドアである前席切換ドアが備えられている。
前席ユニット12は、受液器18から流出した液相冷媒を、低温低圧に膨張させる前席膨張弁19を備えている。前席ユニット12は、前席膨張弁19から流出した低温低圧冷媒を、空調空気から吸熱させて蒸発させる第2蒸発器としての前席蒸発器15を備えている。前席膨張弁19は、前席蒸発器15出口の冷媒過熱度を所定値に維持するように弁開度を自動調整する温度式膨張弁である。また、前席ユニット12は、前席蒸発器15に対して内気、又は外気を送風する前席送風機14を備えている。圧縮機16、凝縮器17、及び受液器18は、車室11より前方側のエンジンルーム20内に搭載されている。一方、前席送風機14、前席蒸発器15、及び前席膨張弁19は、前席ケース13の内側に設けられている。前席蒸発器15は、前席ケース13における前席送風機14の下流側に配設されている。
前席ユニット12は、前席ケース13における前席蒸発器15の下流側すぐに蒸発器温度センサ21を備えている。また、前席ユニット12は、前席ケース13における前席蒸発器15の下流側に、加熱用熱交換器として、車両エンジンからの温水により空調空気を加熱する前席ヒータコア22を備えている。また、前席ケース13における前席ヒータコア22の側方側には、バイパス路23が形成されている。前席ユニット12は、前席ヒータコア22を通過して加熱される温風とバイパス路23を通過する冷風との風量割合を、回動位置によって調整して、吹出し空気温度を調整する板状の前席エアミックスドア24を備えている。前席エアミックスドア24は、前席ヒータコア22に隣接して備えられている。
さらに、前席ケース13の下流端には、前席デフロスタ開口部13a、前席フェイス開口部13b、及び前席フット開口部13cが形成されている。前席に空調空気を吹き出すために設けられた開口部は、これら3つの開口部のみである。前席デフロスタ開口部13aは、車両10の窓ガラスの内面に向けて空調空気を吹出す。前席フェイス開口部13bは、前席乗員の頭部に向けて空調空気を吹出す。前席フット開口部13cは、足元部に向けて空調空気を吹出す。
これら3つの開口部には、開口部を開閉する前席モードドア24a、24b、24cが備えられている。前席モードドア24a、24b、24cとは、前席デフロスタドア24aと前席フェイスドア24bと前席フットドア24cとである。これら3つのモードドアは、前席の吹出しモードに合わせて開閉制御されるものである。前席デフロスタドア24aは、前席デフロスタ開口部13aを開閉する。前席フェイスドア24bは、前席フェイス開口部13bを開閉する。前席フットドア24cは、前席フット開口部13cを開閉する。
次に、第1空調ユニットとしての後席ユニット25について説明する。第1空調ユニットは、本実施形態では、後席ユニット25であるが、圧縮機16に対して前席蒸発器15より遠い位置に設けられた後席蒸発器28を有する空調ユニットとしても把握できる。後席ユニット25は、車室11内の後部に配置されている。後席ユニット25は、車室11内の後席の領域を空調するものである。後席ユニット25は、後席空気通路を形成する後席ケース26を備えている。後席ケース26の上流側には、図示しない内気導入口、及び外気導入口が形成されている。また、両導入口を開閉する図示しない後席切換ドアが設けられている。
後席ユニット25は、受液器18から流出した液相冷媒を、低温低圧に膨張させる後席膨張弁32を備えている。後席ユニット25は、低温低圧冷媒を空調空気から吸熱させて蒸発させる第1蒸発器としての後席蒸発器28を備えている。後席膨張弁32は、後席蒸発器28の出口の冷媒過熱度を所定値に維持するように弁開度を自動調整する温度式膨張弁である。後席ユニット25は、内気、又は外気を後席蒸発器28に対して送風する後席送風機27を備えている。後席送風機27、後席蒸発器28、及び後席膨張弁32は、後席ケース26の内側に設けられている。後席蒸発器28は、後席ケース26における後席送風機27の下流側に配設されている。
また、後席膨張弁32の入口側は、床下高圧配管33を介して前席膨張弁19の入口側に接続されている。一方、後席蒸発器28の出口側は、床下低圧配管34を介して前席蒸発器15の出口側に接続されている。床下高圧配管33、及び床下低圧配管34は、車室11の床面11aの下側に形成される床下空間20aに設けられている。さらに、これらは、圧縮機16の吸入配管16bより所定高さLだけ低い部位に配置される。本実施形態では、高さLは600mm程度である。
後席ユニット25は、後席ケース26における後席蒸発器28の下流側に、車両エンジンからの温水により空調空気を加熱する後席ヒータコア29を備えている。後席ケース26における後席ヒータコア29の側方側には、バイパス路30が形成されている。後席ユニット25は、後席ヒータコア29を通過して加熱される温風とバイパス路30を通過する冷風との風量割合を、回動位置によって調整して、吹出し空気温度を調整する板状の後席エアミックスドア31を備えている。後席エアミックスドア31は、後席ヒータコア29に隣接して備えられている。
後席ケース26の後席蒸発器28の下流直後には、後席フェイス開口部35が設けられている。後席フェイス開口部35は、後席フェイスダクト35bを備えている。後席フェイスダクト35bは、後席蒸発器28で冷却された冷風を導入する後席フェイス導入口35aと、導入された冷風を後席乗員の頭部に向けて吹き出す天井吹出口35cを有する。一方、後席ケース26の後席ヒータコア29の下流側には、後席フット開口部36が設けられている。後席フット開口部36は、後席フットダクト36bを備えている。後席フットダクト36bは、後席ヒータコア29で加熱された温風を導入する後席フット導入口36aと、導入された温風を後席乗員の足元部に向けて吹き出す後席足元吹出口36cを有している。後席に空調空気を吹出すために設けられた開口部は、これら2つの開口部のみである。
これら2つの開口部には、後席モードドア37a、37bが設けられている。後席モードドア37a、37bは、後席フェイスドア37aと後席フットドア37bとである。これら2つのモードドアは、後席の吹出しモードに合わせて開閉制御されるものである。後席フェイスドア37aは後席フェイス導入口35aを開閉する。後席フットドア37bは後席フット導入口36aを開閉する。空調装置は、空調制御装置39を備えている。空調制御装置39は、マイクロコンピュータ、及び周辺回路から構成されている。空調制御装置39は、予め設定されたプログラムに従い、所定の演算処理を行って制御信号を出力し、空調機器を制御するものである。空調制御装置39には、各種センサ、前席操作パネル51、後席操作パネル52、並びに前席、及び後席機器が接続されている。前席蒸発器温度センサ21は、前席蒸発器吹出し空気温度Teを検出し、空調制御装置39に出力するものである。また、外気センサ41、内気センサ42、日射センサ43、及び水温センサ44は、それぞれ外気温度Tam、内気温度Tr、日射量Ts、及び温水温度Twを検出し、空調制御装置39に出力するものである。
前席操作パネル51は、車室11内の温度の設定、風量の調整、内外気モードの切換え、及び吹出しモードの切換えの操作を行う図示しない前席操作手段を備えている。さらに、前席操作パネル51は、冷凍サイクルの作動状態の切換えの操作を行う図示しないエアコンスイッチを備えている。作動状態は、運転している状態である運転状態と、停止している状態である停止状態との2つの状態をいう。運転状態とは、例えば除霜運転している状態も含まれる。前席操作パネル51は、前席操作手段、及びエアコンスイッチにより入力された前席操作信号を空調制御装置39に出力するものである。一方、後席操作パネル52は、後席の風量の調整、後席の内外気モードの切換え、及び後席の吹出しモードの切換えの操作を行う図示しない後席操作手段を備えている。後席操作パネル52は、後席操作手段により入力された後席操作信号を空調制御装置39に出力するものである。
前席、及び後席の空調機器は、電磁クラッチ16a、前席送風機14、前席切換ドア、前席エアミックスドア24、前席モードドア24a、24b、24c、後席送風機27、後席切換ドア、後席エアミックスドア31、及び後席モードドア37a、37bである。空調制御装置39は、これら空調機器の駆動用モータ群Mに対して、所定の演算処理を行って制御信号を出力し、これら空調機器を制御するものである。
さらに、空調制御装置39は、滞留した潤滑オイルを回収するオイル戻し制御手段40を備えている。オイル戻し制御手段40は、タイマーTと検出手段40aと判定手段40bと第1制御手段40cと第2制御手段40dとを有している。検出手段40aは、圧縮機16の作動状態と、前席送風機14の作動状態と、後席送風機27の作動状態と、タイマーTの作動状態及びそのカウントとを検出する手段である。判定手段40bは、検出手段40aにて検出されたこれら作動状態及びカウントがオイル戻し制御を必要とする場合か否かを判定する手段である。第1制御手段40cは、後席フェイスドア37aと後席フットドア37bとを閉状態に制御する手段である。ここでいう閉状態は、後席フェイスドア37a、及び後席フットドア37bが隙間なく閉じている状態、又は、これら後席吹出しモードドア37a、37bの隙間から送風空気が漏れても、後席に着座する乗員が不快に感じ得ない程度をいう。第2制御手段40dは、後席送風機27を所定時間Tnだけ運転状態に制御する手段である。
図3は、第1実施形態におけるオイル戻し制御のフローチャートである。ステップ5の演算処理によって、図2の検出手段40aという機能的構成要素が提供されている。ステップ10、20、30、40、60、70、120の演算処理によって判定手段40bという機能的構成要素が提供されている。ステップ80aの演算処理によって、図2の第1制御手段40cという機能的構成要素が提供されている。ステップ100aの演算処理によって、図2の第2制御手段40dという機能的構成要素が提供されている。
まず、空調制御装置39は、ステップ5にて、各センサからの検出信号、前席操作パネル51からの前席操作信号、及び後席操作パネル52からの後席操作信号を読み込む。さらに、ステップ5にて、タイマーTの作動状態及びそのカウントを読み込む。ステップ10にて前席送風機14が、ステップ20にて冷凍サイクルが、ステップ30にてタイマーTが、ステップ40、若しくはステップ70にて後席送風機27が、オイル戻し制御を必要とする状態か否かを判定する。オイル戻し制御を必要とする状態とは、少なくとも前席送風機14が運転状態となり、冷凍サイクルが運転状態となり、後席送風機27が停止状態となる条件が必要である。その条件を満たしていない場合、タイマーTが運転状態であればそのカウントはクリアされ、オイル戻し制御は再度ステップ5にて信号を読み込む。
ステップ30にて、タイマーTが停止状態と判定された場合、ステップ50によりタイマーTがスタートされる。その後、オイル戻し制御はリターンされ、再度ステップ5にて信号を読み込む。ここで、オイル戻し制御がリターンされてもタイマーTのカウントはクリアされない。ステップ30にて、タイマーTが作動状態と判定された場合、そのタイマーTのカウントがT≧Txを満たしているか否か、ステップ60にて判定する。T≧Txを満たしていない場合、オイル戻し制御はリターンされ、再度ステップ5にて信号を読み込む。ここで、オイル戻し制御がリターンされてもタイマーTのカウントはクリアされない。
さらに、カウントがT≧Txを満たすと、オイル戻し制御を必要とする状態となる。ステップ80にて、後席吹出しモードが全閉モードか否かを判定する。後席吹出しモードは、フェイスモードかフットモードかの2択のモード設定しか備えていないため、一度オイル戻し制御を行って全閉モードにさせた後でなければ、全閉モードになっていない。そこで、全閉モードになっていない場合、ステップ90にて、全閉モードに切り替える。全閉モードでは、後席フェイスドア37aと後席フットドア37bとの両方を閉状態にさせる。
そして、ステップ100にて、後席送風機27の作動状態を判定する。このステップ100の演算処理を初めて行う場合、後席送風機27は停止状態である。そこで、ステップ110にて、後席送風機27を運転状態にさせる。後席送風機27に印加する設定電圧Vnは、後席送風機27が駆動でき得る起動電圧と通常運転時におけるミニマム設定電圧との間の値で設定される。後席送風機27によって送風された空気は、後席蒸発器28を通過後、図示しないトリム内へ排気、又は図示しないドレインホースから車外へ排気される。
そして、ステップ120にて、タイマーTのカウントがT≧Tx+Tn+Cを満たしているか否か判定する。ここで、所定時間Tnは、後席送風機27をステップ110にて運転状態に制御してから、滞留した潤滑オイルが十分に圧縮機16側へ戻るまでの時間である。所定時間Cは、後席モードドア27a、27bを全閉モードにさせる時間等が含まれている。タイマーTのカウントがT≧Tx+Tn+Cを満たしていない場合、再度ステップ5にて信号を読み込む。タイマーTのカウントがT≧Tx+Tn+Cを満たしている場合、ステップ130にて後席送風機27を停止状態にさせる。そして、ステップ140にて、タイマーTのカウントがクリアされ、再度ステップ5の演算処理を行う。
次に、第1実施形態における車両用の空調装置の作動について説明する。
運転時の前席ユニット12では、前席切換ドアにより内気あるいは外気を選択した後、前席送風機14によって送風された空気を前席蒸発器15により冷却、かつ除湿させる。その後、前席ヒータコア22により再加熱する。ここで、前席エアミックスドア24により冷風と温風の風量割合を任意に調整して前席への吹出し温度を調整する。そして、吹出しモードに応じて、各開口部13a、13b、13cから前席へ空調空気を吹き出す。
一方、運転時の後席ユニット25では、後席切換ドアにより内気あるいは外気を選択した後、後席送風機27によって送風された空気を後席蒸発器28により冷却、かつ除湿させる。その後、後席ヒータコア29により再加熱する。また、後席ユニット25は、後席モードドア37a、37bにより、吹出しモードをフェイスモード、又はフットモードに切換える。フェイスモード時には、後席蒸発器28により冷却、除湿された冷風を後席フェイスダクト35bを通して後席天井吹出口35cから後席乗員の頭部へ吹き出す。また、フットモード時には、送風空気が後席蒸発器28を通過した後、後席ヒータコア29により加熱された温風を後席フットダクト36bを通して後席足元吹出口36cから後席乗員の足元部へ吹き出す。
上記のように前席ユニット12、及び後席ユニット25を同時に運転している時は、前席膨張弁19により、その前席膨張弁19の弁開度は、前席蒸発器15の熱負荷に対応した開度に調整される。また、後席膨張弁32により、その後席膨張弁32の弁開度は、後席蒸発器28の熱負荷に対応した開度に調整される。つまりこれら膨張弁19、32は、各蒸発器15、28に流入する冷媒の流量をその熱負荷に対応した流量に調整することができる。各ユニット12、25が運転状態にある場合、常に冷媒は流れている状態である。しかし、前席のみに乗員が搭乗し、後席には乗員が搭乗していない時は、後席操作パネル52でのスイッチ操作により後席送風機27は停止状態となる。これにより、後席蒸発器28には空気が送風されず、後席ユニット25の空調作用が停止状態となるので、前席ユニット12のみの単独運転状態となる。この前席単独運転時において、後席膨張弁32は、微小な開閉を繰り返す。これにより、液相の潤滑オイルは、後席蒸発器28内、床下高圧配管33内、及び床下低圧配管34内に溜まっていく。そこで、停止時の後席ユニット25に対し、オイル戻し制御が行われ、圧縮機16へ潤滑オイルが回収される。
オイル戻し制御において、後席蒸発器26に空気を送風することで、停止中の後席蒸発器28に熱負荷が与えられることになる。そして、後席膨張弁32が開かれ、冷媒が後席蒸発器28内を流れるようになる。よって、後席ユニット25の停止中に滞留する後席蒸発器28内、床下高圧配管33内、及び床下低圧配管34内の圧縮機用潤滑オイルを圧縮機16側に戻すことが可能となる。また、空調制御装置39は、必ず後席モードドア37a、37bの全てを閉状態にさせてから後席送風機27を運転状態に制御している。これにより、後席送風機27からの送風空気は、車室内11には漏れることはない。よって、乗客の不快感を抑制する制御を行うことが可能となる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、後席送風機27に印加する設定電圧Vnは、後席送風機27が駆動できうる起動電圧と通常運転時におけるミニマム設定電圧との間の値で設定している。しかし、第1制御手段40cにより後席吹出しモードが全閉モードとなっている。よって、送風量は、後席吹出しモードドアの隙間から送風空気が漏れても、後席に着座する乗員が不快に感じ得ない程度の送風量であればよい。
また、上記実施形態では、空調制御装置39は、後席操作パネル52から後席操作信号を読み込んでいる。しかし、前席操作パネルから後席に関する操作信号を読み込んでもよい。例えば、前席操作パネルは、後席の風量の調整、後席の内外気モードの切換え、及び後席の吹出しモードの切換えの操作を行う後席用前席操作手段を備える。後席用前席操作手段は、後席用前席操作信号を出力する。さらに、前席操作パネルは、後席操作パネルから出力される後席操作信号と、前席操作パネルから出力される後席用前席操作信号とのどちらか1つを選択する選択スイッチを備える。空調制御装置は、その選択スイッチによって選択された信号のみを読み込む。これにより、後席乗員に限らず、前席乗員も後席の空調設定を行うことが可能となる。
また、上記実施形態では、後席ユニット25には、後席蒸発器28、及びヒータコア29が配設されている。しかし、後席ユニット25は、ヒータコア29が配設されていないクーラ機能のみを有するものであってもよい。
また、上記実施形態では、後席ユニット25は第1空調ユニットとして、前席ユニット12は第2空調ユニットとして用いられている。しかし、第1空調ユニットは遠い位置に備えられた蒸発器を有する空調ユニットであり、第2空調ユニットは近い位置に備えられた蒸発器を有する空調ユニットであればよい。例えば、圧縮機が車両の後方に設けられている場合、前席ユニットは第1空調ユニットとして、後席ユニットは第2空調ユニットとして用いられる。その場合、空調制御装置は、前席デフロスタドアと前席フェイスドアと前席フットドアとを全閉モードにしてから前席送風機を起動させる。これにより、前席ユニットのオイル戻し制御時において、前席乗員の不快感を抑制することが可能となる。
また、上記実施形態では、前席ユニット12、及び後席ユニット25の2つのユニットを備えている。しかし、空調ユニットを3つ以上有するものであってもよい。
また、上記実施形態において、本発明は車両用の空調装置に用いられている。しかし、家庭用の空調装置に用いてもよい。
また、上記実施形態では、後席送風機27と後席膨張弁32とを用いて後席蒸発器28に熱負荷を与え、冷媒の流れを許容させている。しかし、後席膨張弁の代わりに後席送風機と連動して開閉制御される後席開閉弁を用いてもよい。
また、上記実施形態では、後席フェイスドア37aを制御することにより、後席フェイス導入口35aを閉状態にさせている。しかし、後席天井吹出口から吹出す空調空気の方向を調節する後席天井ドアを制御することにより、後席天井吹出口を閉状態にさせてもよい。後席フットドア37bに関しても同様である。後席足元吹出口から吹出す空調空気の方向を調節する後席足元ドアを制御することにより、後席天井吹出口を閉状態にさせてもよい。
本発明の第1実施形態における車両搭載状態を示す全体構成図である。 第1実施形態における空調制御装置を示すブロック図である。 第1実施形態におけるオイル戻し制御のフローチャートである。
符号の説明
12 前席ユニット
14 前席送風機
15 前席蒸発器
16 圧縮機
17 凝縮器
19 前席膨張弁
25 後席ユニット
27 後席送風機
28 後席蒸発器
32 後席膨張弁
35a 後席フェイス導入口
36a 後席フット導入口
37a 後席フェイスドア
37b 後席フットドア

Claims (5)

  1. 空調空気を室内に提供する開口部が形成されたケースを備える第1空調ユニット及び第2空調ユニットと、
    前記第1空調ユニットが備える第1蒸発器と前記第2空調ユニットが備える第2蒸発器とが圧縮機に対して並列配管されている冷凍サイクルと、
    前記開口部の全てを閉状態にさせた後、前記第1蒸発器に熱負荷を与えて冷媒の流れを許容させる空調制御装置とを備えることを特徴とする空調装置。
  2. 前記空調制御装置は、前記第1空調ユニットに設けられ、前記第1蒸発器に空気を送風する送風機により、前記第1蒸発器に熱負荷を与え、前記冷凍サイクルに設けられ、前記第1蒸発器の出口における冷媒の過熱度に応じて弁開度を調節する温度式膨張弁により、冷媒の流れを許容させることを特徴とする請求項1記載の空調装置。
  3. 前記空調制御装置は、前記第1空調ユニットの停止状態、及び前記第2空調ユニットの運転状態が所定時間継続した後、前記開口部の全てを閉状態にさせ、前記第1蒸発器に熱負荷を与えて冷媒の流れを許容させることを特徴とする請求項1または2記載の空調装置。
  4. 前記第1空調ユニットは、車両用空調装置における後席空調ユニットであり、
    前記第2空調ユニットは、車両用空調装置における前席空調ユニットであり、
    前記圧縮機は、車両前方に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空調装置。
  5. 前記開口部は、後席乗員の上半身に向けて空調空気を吹出すフェイス開口部、及び前記後席乗員の下半身に向けて空調空気を吹出すフット開口部のみで提供されており、
    前記フェイス開口部には、後席の吹出しモードに応じて前記フェイス開口部を開閉させるフェイスドアが設けられており、
    前記フット開口部には、後席の吹出しモードに応じて前記フット開口部を開閉させるフットドアが設けられており、
    前記空調制御装置は、前記フェイスドア及び前記フットドアを制御することにより、前記開口部の全てを閉状態にさせることを特徴とする請求項4記載の空調装置。
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