[go: up one dir, main page]

JP2009241215A - 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ - Google Patents

研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP2009241215A
JP2009241215A JP2008091484A JP2008091484A JP2009241215A JP 2009241215 A JP2009241215 A JP 2009241215A JP 2008091484 A JP2008091484 A JP 2008091484A JP 2008091484 A JP2008091484 A JP 2008091484A JP 2009241215 A JP2009241215 A JP 2009241215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
abrasive
weight
resin
bristle material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008091484A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamoto
博之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Monofilament Co Ltd
Original Assignee
Toray Monofilament Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Monofilament Co Ltd filed Critical Toray Monofilament Co Ltd
Priority to JP2008091484A priority Critical patent/JP2009241215A/ja
Publication of JP2009241215A publication Critical patent/JP2009241215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

【課題】被研磨物に対する研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性に優れ、持続的な研磨性能を発揮する研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシを提供する。
【解決手段】ポリエーテルイミドブロック単位とシロキサンブロック単位を共重合したポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(A)100重量部、または、前記樹脂(A)に相溶可能な他の熱可塑性樹脂(B)を50重量%未満混合した樹脂組成物100重量部に対し、研磨砥材粒子5〜50重量部を含有せしめた混合物を溶融紡糸したモノフィラメントからなることを特徴とする研磨ブラシ用毛材。
【選択図】なし

Description

本発明は、主として金属などの表面および端面などを研磨するために用いる研磨ブラシ用毛材の改良に関し、さらに詳しくは、従来の研磨ブラシ用毛材に比べて優れた研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性を兼ね備え、持続的な研磨性能を発揮する研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシに関する。
従来から金属板の製造工程における金属板表面の研磨には、ディスクロールブラシ、チャンネルロールブラシ、カップ状ブラシ、セグメントブラシなどの研磨ブラシが使用されており、さらにこれらの研磨ブラシの毛材には研磨砥材粒子を含有したモノフィラメントが使用されている。
研磨ブラシに要求される毛材の特性としては、毛材の腰、耐熱性、研磨性等が挙げられ、使用用途に応じてこれらの特性を満たしたブラシが使用されている。
これらの研磨ブラシは、回転しながら金属板表面に押圧され、金属板表面に付着したスラッジや錆を除去するものであるが、特にセグメントブラシに使用する用途では、高温、高湿などの過酷な研削環境によって毛材が劣化するという問題があった。
こうした問題に対し、ポリエチレンナフタレート単位60モル%以上を含有するポリエステル樹脂100重量部に対し、研磨砥材粒子を10〜50重量部含有せしめたモノフィラメントからなる研磨ブラシ用毛材(例えば、特許文献1参照)や、ポリアミド系樹脂100重量部に対し、研磨砥材粒子10〜60重量部およびアジン系化合物0.1〜5重量部を含有せしめたモノフィラメントからなる研磨ブラシ用毛材(例えば、特許文献2参照)が知られている。
このうち、ポリエチレンナフタレート単位60モル%以上を含有するポリエステル樹脂100重量部に対し、研磨砥材粒子を10〜50重量部含有せしめたモノフィラメントからなる研磨ブラシ用毛材は、研磨性に優れるものの、毛材のフィブリル化が起こりやすいことに起因して、毛材から研磨砥材粒子が脱落する傾向が大きいばかりか、毛折れが起きやすいことから、未だに十分な研磨性を発揮し得るものではなかった。
また、ポリアミド系樹脂100重量部に対して研磨砥材粒子10〜60重量部およびアジン系化合物0.1〜5重量部を含有せしめたモノフィラメントからなる研磨ブラシ用毛材は、耐熱性が比較的優れ、フィブリル化が起こりにくいため研磨砥材粒子が脱落しにくいという利点を有してはいるものの、毛先が柔軟過ぎることに起因して十分な研磨性が得られない点に問題を残していた。
以上のことから、優れた研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性を兼ね備え、持続的な研磨性能を発揮する研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシの開発が大きな課題となっていた。
特開2003−39335号公報 特開2003−145434号公報
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものである。
したがって本発明の目的は、優れた研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性を兼ね備え、高温、高湿などの過酷な研削環境において持続的な研磨性能を発揮する研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシを提供することにある。
上記の目的を達成するため本発明によれば、ポリエーテルイミドブロック単位とシロキサンブロック単位を共重合したポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(A)100重量部、または、前記樹脂(A)に相溶可能な他の熱可塑性樹脂(B)を50重量%未満混合した樹脂組成物100重量部に対し、研磨砥材粒子5〜50重量部を含有せしめた混合物を溶融紡糸したモノフィラメントからなることを特徴とする研磨ブラシ用毛材が提供される。
なお、本発明の研磨ブラシ用毛材においては、
前記研磨砥材粒子の番手が#36〜#3000であること、
前記モノフィラメントの糸直径が0.1〜4.0mmであること、
が、いずれも好ましい条件として挙げられる。
また、本発明の研磨ブラシ用毛材は、上記研磨ブラシ用毛材を毛材の少なくとも一部に使用したことを特徴とする。
本発明によれば、優れた研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性を兼ね備えたブラシ用毛材および研磨ブラシが得られる。したがって、本発明の研磨ブラシ用毛材は、高温、高湿などの過酷な研削環境を要求される研磨加工用の研磨ブラシに極めて有用である。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明の研磨ブラシ用毛材は、ポリエーテルイミドブロック単位とシロキサンブロック単位の共重合体であるポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(A)100重量部に対し、研磨砥材粒子を5〜50重量部含有せしめた混合物を溶融紡糸したモノフィラメントからなることを特徴とする。
または、前記樹脂(A)に、相溶可能な他の熱可塑性樹脂(B)を50重量%未満混合させた樹脂組成物100重量部に対し、研磨砥材粒子を5〜50重量部含有せしめた混合物を溶融紡糸したモノフィラメントからなることを特徴とする。
前記ポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(A)は、ポリエーテルイミドブロック単位とシロキサンブロック単位の共重合体であるため、ポリエーテルイミド樹脂の持つ耐熱性、剛直性に、柔軟性が付与されるのである。
ポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(A)の具体例としては、SABIC Innovative Plastics社製SILTEM:STM1700が挙げられ、これを単独使用することも可能であり、また相溶可能な他の熱可塑性樹脂(B)を混合して使用することもできる。さらに具体的に説明すれば、ポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂には、次のような繰り返し単位(1)および(2)を持つものが挙げられる。
Figure 2009241215
Figure 2009241215
これらポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(A)は、単独で使用する以外にも、相溶可能な他の熱可塑性樹脂(B)を50重量%未満の割合で混合した樹脂組成物の形で使用することもできる。
この場合の他の熱可塑性樹脂(B)としては、特に限定されないが、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン46、ナイロンMDX6、ナイロン11、ナイロン12、ポリ(カプラミド/ヘキサメチレンアジパミド)共重合体およびポリ(カプラミド/ラウラミド)共重合体などのポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリメチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリプロピレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、パーフルオロチレン・プロピレン共重合体、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン・パーフルオロジオキソール共重合体、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・ビニリデンフルオライド共重合体テトラフルオロエチレン・エチレンクロライド共重合体、フルオロビニルエーテル共重合体などのフッ素系樹脂など、相溶可能な樹脂であればいずれでも使用することができる。
ただし、これら相溶可能な樹脂(B)の配合量が50重量%を越えると、毛材の耐熱性、研磨性の低下を招くばかりか、毛折れが起きやすくなるため好ましくない。
なお、これら相溶可能な樹脂(B)のなかでも、研磨ブラシ用毛材としての摩耗や折損耐久性などに優れるとの理由から、ナイロン6、ナイロン610、ナイロン612などのポリアミド系樹脂もしくはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂の使用が特に好ましい。
本発明の研磨ブラシ用毛材に含有させる研磨砥材粒子としては、炭化珪素、緑色炭化珪素、酸化アルミナおよび人工ダイヤモンドなどを使用することができ、その粒子径番手については、研磨性の面から、#36〜#3000の範囲にあることが好ましく、さらには#60〜#1500の範囲にあることがより好ましい。
なお、前記研磨砥材粒子の含有量が多い場合は、研磨ブラシ用毛材の強度が低下するばかりか、折損耐久性も低下する傾向にあることから、樹脂に対して5〜50重量部の範囲にあることが好ましく、さらには10〜30重量部の範囲にあることがより好ましい。
また、本発明の研磨ブラシ用毛材の直径は、研磨性の面から、0.1〜4.0mmの範囲にあることが好ましく、さらには0.3〜3.0mmの範囲にあることがより好ましい。
本発明の研磨ブラシ用毛材は、毛材を構成する樹脂または樹脂組成物に、ポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂が含まれていることから、特に耐熱性に優れ、毛材の耐久性が著しく向上したものとなるのである。
さらに、毛材がフィブリル化しにくく、研磨砥材粒子も脱落しにくいため、持続的な研磨性能を発揮することが出来るのである。
本発明の研磨ブラシ用毛材の製造には、何ら特殊な製造装置を使用する必要はなく、例えば公知のエクストルダー型溶融紡糸機を使用して製造することができる。
具体的には、ポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂と研磨砥材粒子を二軸押出型溶融紡糸機に供給し、溶融混練した混合物を紡糸口金から押し出し、冷却固化、必要に応じて延伸、加熱弛緩処理を施し、モノフィラメントを一旦束状に巻き取る。
次に、研磨ブラシの用途に応じた長さにカットすることにより本発明の研磨ブラシ用毛材が得られる。
なお、本発明の研磨ブラシ用毛材には、研磨ブラシの用途に応じて、その側面長手方向に波形状を付与することもできる。
そして、本発明の研磨ブラシは、上記製造方法で得られた研磨ブラシ用毛材をブラシ基材の少なくとも一部に植毛してなるものであり、公知の製造方法により得られる。
以上、説明した通り、本発明の研磨ブラシ用毛材は、研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性に優れているため、これを毛材の少なくとも一部に使用したロールブラシ、カップブラシ、筒状ブラシおよびホイルブラシなどの研磨ブラシは、特に高い耐熱性を要求される研磨加工用途に極めて有用である。
以下、実施例を挙げて詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に何ら限定されるものではない。
以下の実施例および比較例における被研磨物に対する耐熱性の評価を以下の通り行った。なお、以下の評価には、砥粒番手#100の砥粒を25重量部含有せしめた直径1.0mmのモノフィラメントを使用した。
[耐熱性評価]
得られたモノフィラメントを熱風乾燥機に入れ、150℃で168時間処理し、JIS L 1095に記載する引張試験器で引張強力を評価し、引張強度を算出した。何も処理していないモノフィラメントの引張強度を100%とし、処理したモノフィラメントの強度保持率を割合で算出した。割合が高い程、耐熱性に優れることを示す。
A:強度保持率が90%以上(非常に良好な耐熱性が得られた)、
B:強度保持率が70%〜90%(良好な耐熱性が得られた)、
C:強度保持率が50%〜70%(耐熱性がやや悪い)、
D:強度保持率が50%以下(耐熱性が悪い)。
[研磨性評価]
得られたモノフィラメントを使用し、内径45mm、外径70mm、毛丈50mmのカップ状ブラシを作成した。そして、このカップ状ブラシをハンドグラインダーに取り付け、圧力50N、回転数12000rpmでステンレス金属板の表面を30分間研磨した。研磨前のステンレス金属板の質量から研磨後のステンレス金属板の質量を差し引いて、削り取られたステンレス粉の質量を算出し、判定基準は以下の通りとした。
削り取られたステンレス粉の質量が多い程、毛材の研磨性が優れることを示す。
A:削り取られたステンレス粉の質量が40g以上(非常に良好な研磨性が得られた)、
B:削り取られたステンレス粉の質量が31〜40g(良好な研磨性が得られた)、
C:削り取られたステンレス粉の質量が21〜30g(研磨性がやや悪い)、
D:削り取られたステンレス粉の質量が20g以下(研磨性が悪い)。
[耐砥材粒子脱落性評価]
得られたモノフィラメントを風乾させた後に40mmにカットして20本束ね、まずこの束の質量A(g)を測定した。その後、上下2枚の金属板で挟み、1kgの荷重で押圧しながら、上側の金属板をモノフィラメント束が転がる方向に往復距離5cm、且つ5分間往復運動させた。その後、モノフィラメント束の質量Bを再び測定し、次式100×(A−B)/Aから砥材粒子脱落率(%)を算出し、この操作を5回繰り返して平均値を算出し、判定基準は以下の通りとした。
砥粒脱落率が低い程、毛材からの砥粒の脱落量が少ないことを示す。
A:砥材粒子脱落率が0.5%未満(非常に良好な耐砥材粒子脱落性が得られた)、
B:砥材粒子脱落率が0.5〜0.9%(良好な耐砥材粒子脱落性が得られた)、
C:砥材粒子脱落率が1.0〜1.5%(耐砥材粒子脱落性がやや悪い)、
D:砥材粒子脱落率が1.5%以上(耐砥材粒子脱落性が悪い)。
[耐フィブリル性評価]
得られたモノフィラメントを使用し、内径45mm、外径70mm、毛丈50mmのカップ状ブラシを作成した。そして、このカップ状ブラシをハンドグラインダーに取り付け、圧力50N、回転数12000rpmでステンレス金属板の表面を30分間研磨した。判定基準は、研磨後に毛材がミクロフィブリル化しなかったものを○、ミクロフィブリル化したものを×とした。
[実施例1]
ポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(SABIC(株)社製SILTEM;STM−1700・・以下、SILTEM樹脂と呼ぶ)80重量部と、砥粒度番手#100の炭化珪素砥材粒子(昭和電工(株)社製)20重量部との混合物をエクストルダー型溶融紡糸機に供給し、320℃の温度で溶融混練した後、口金孔から押し出した。
次いで、押し出された糸条を60℃の冷却浴で冷却固化した後、直径1.0mmの円形断面モノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[実施例2]
SILTEM樹脂80重量%と、ポリエチレンテレフタレート樹脂(東レ(株)製T750M)20重量%とを混合させた樹脂組成物100重量部と、砥粒度番手#100の炭化珪素砥材粒子(昭和電工(株)社製)20重量部との混合物をエクストルダー型溶融紡糸機に供給し、320℃の温度で溶融混練した後、口金孔から押し出した。
次いで、押し出された糸条を60℃の冷却浴で冷却固化した後、直径1.0mmの円形断面モノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[実施例3]
SILTEM樹脂80重量%と、ポリアミド6樹脂(東レ(株)製M1041)20重量%とを混合させた樹脂組成物100重量部と、砥粒度番手#100の炭化珪素砥材粒子(昭和電工(株)社製)20重量部との混合物をエクストルダー型溶融紡糸機に供給し、320℃の温度で溶融混練した後、口金孔から押し出した。
次いで、押し出された糸条を60℃の冷却浴で冷却固化した後、直径1.0mmの円形断面モノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[実施例4]
SILTEM樹脂80重量%と、ポリフェニレンサルファイド樹脂(東レ(株)製E2080)20重量%とを混合させた樹脂組成物100重量部と、砥粒度番手#100の炭化珪素砥材粒子(昭和電工(株)社製)20重量部との混合物をエクストルダー型溶融紡糸機に供給し、320℃の温度で溶融混練した後、口金孔から押し出した。
次いで、押し出された糸条を60℃の冷却浴で冷却固化した後、直径1.0mmの円形断面モノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[比較例1]
ポリエチレンナフタレート系樹脂(東洋紡(株)製;PN640)80重量部と砥粒度番手#100の炭化珪素砥材粒子(昭和電工(株)社製)20重量部との混合物をエクストルダー型溶融紡糸機に供給し、310℃の温度で溶融混練した後、口金孔から押し出した。
次いで、押し出された糸条を40℃の冷却浴で冷却固化および150℃の熱風雰囲気中で6.0倍に加熱延伸することにより、直径1.0mmの円形断面モノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[比較例2]
ポリフェニレンサルファイド樹脂(東レ(株)製E2080)80重量部と砥粒度番手#100の炭化珪素砥材粒子(昭和電工(株)社製)20重量部との混合物をエクストルダー型溶融紡糸機に供給し、330℃の温度で溶融混練した後、口金孔から押し出した。
次いで、押し出された糸条を50℃の冷却浴で冷却固化および150℃の熱風雰囲気中で3.5倍に加熱延伸することにより、直径1.0mmの円形断面モノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[比較例3]
ポリアミド6樹脂(東レ(株)製M1041)80重量部と砥粒度番手#100の炭化珪素砥材粒子(昭和電工(株)社製)20重量部との混合物をエクストルダー型溶融紡糸機に供給し、240℃の温度で溶融混練した後、口金孔から押し出した。
次いで、押し出された糸条を20℃の冷却浴で冷却固化および180℃の熱風雰囲気中で3.0倍に加熱延伸することにより、直径1.0mmの円形断面モノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[比較例4]
実施例1において、SILTEM樹脂の含有量を97重量部、研磨砥材粒子の含有量を3重量部に変更したこと以外は、実施例1と同じ条件でモノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[比較例5]
実施例1において、SILTEM樹脂の含有量を40重量部、研磨砥材粒子の含有量を60重量部に変更したこと以外は、実施例1と同じ条件でモノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
[比較例6]
実施例2において、樹脂組成物の混合比を、SILTEM樹脂20重量%と、ポリエチレンテレフタレート樹脂80重量%に変更したこと以外は、実施例2と同じ条件でモノフィラメントを得た。各評価結果を表1に示す。
Figure 2009241215
表1の結果から明らかなように、本発明の条件を満たす研磨ブラシ用毛材(実施例1〜4)は、研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性の優れた毛材であることが分かる。
本発明の研磨ブラシ用毛材は、研磨性、耐熱性、耐フィブリル性、耐砥材粒子脱落性に優れているため、これを毛材の少なくとも一部に使用したロールブラシ、カップブラシ、筒状ブラシおよびホイルブラシなどの研磨ブラシは、特に高い耐熱性を要求される研磨加工用途に極めて有用である。

Claims (4)

  1. ポリエーテルイミドブロック単位とシロキサンブロック単位を共重合したポリエーテルイミド−シロキサンブロックコポリマー樹脂(A)100重量部、または、前記樹脂(A)に相溶可能な他の熱可塑性樹脂(B)を50重量%未満混合した樹脂組成物100重量部に対し、研磨砥材粒子5〜50重量部を含有せしめた混合物を溶融紡糸したモノフィラメントからなることを特徴とする研磨ブラシ用毛材。
  2. 前記研磨砥材粒子の番手が#36〜#3000であることを特徴とする請求項1に記載の研磨ブラシ用毛材。
  3. 前記モノフィラメントの直径が0.1〜4.0mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨ブラシ用毛材。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の研磨ブラシ用毛材を少なくとも一部に使用したことを特徴とする研磨ブラシ。
JP2008091484A 2008-03-31 2008-03-31 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ Pending JP2009241215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091484A JP2009241215A (ja) 2008-03-31 2008-03-31 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091484A JP2009241215A (ja) 2008-03-31 2008-03-31 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009241215A true JP2009241215A (ja) 2009-10-22

Family

ID=41303735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008091484A Pending JP2009241215A (ja) 2008-03-31 2008-03-31 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009241215A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07504853A (ja) * 1992-03-19 1995-06-01 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー 研磨材充填熱可塑性研磨エラストマーを含む研磨材フィラメント,その製造方法,それを含む製品
JPH11504357A (ja) * 1995-04-28 1999-04-20 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー ポリシロキサンを含む結合系を有する研磨製品
JP2001502185A (ja) * 1995-04-28 2001-02-20 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー 研磨ブラシおよびフィラメント
JP2007136571A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Toray Monofilament Co Ltd 研磨用ブラシ毛材および研磨ブラシ
JP2007260863A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toray Monofilament Co Ltd ガラス研磨ブラシ用毛材およびガラス研磨ブラシ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07504853A (ja) * 1992-03-19 1995-06-01 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー 研磨材充填熱可塑性研磨エラストマーを含む研磨材フィラメント,その製造方法,それを含む製品
JPH11504357A (ja) * 1995-04-28 1999-04-20 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー ポリシロキサンを含む結合系を有する研磨製品
JP2001502185A (ja) * 1995-04-28 2001-02-20 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー 研磨ブラシおよびフィラメント
JP2007136571A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Toray Monofilament Co Ltd 研磨用ブラシ毛材および研磨ブラシ
JP2007260863A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toray Monofilament Co Ltd ガラス研磨ブラシ用毛材およびガラス研磨ブラシ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1165866B1 (en) Abrasive filaments of plasticized polyamides
JP2012179691A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JP2009241215A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JP6294576B2 (ja) ガラス繊維強化プラスチック製の表面加工用線材
JP5994113B2 (ja) 研磨ブラシ用毛材の製造方法および研磨ブラシの製造方法
JP2009202298A (ja) 研磨用ブラシ毛材とその製造方法および研磨ブラシ
JP2010240771A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JP6123065B2 (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JP6829465B2 (ja) ガラス繊維強化熱可塑性プラスチック製の表面加工用線材
JP2010089216A (ja) 研磨ブラシ用毛材、その製造方法および研磨ブラシ
JP4189535B2 (ja) 研磨ブラシ用毛材
JP2009125836A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JP2006142395A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JP4189536B2 (ja) 研磨用モノフィラメント
JP2008155311A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JPH0586507A (ja) ポリエステルモノフイラメント
JP2008086683A (ja) ブラシ用毛材、その製造方法およびブラシ
JP2010234477A (ja) 研磨ブラシ用毛材、その製造方法および研磨ブラシ
JP2013063493A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JP2005262366A (ja) 研磨ブラシ用毛材
JP2014138959A (ja) 研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシ
JPH0632908B2 (ja) 研磨ブラシ用毛材
JP2003039335A (ja) 研磨ブラシ用毛材
JP4547482B2 (ja) 研磨ブラシ用毛材
JP2004025393A (ja) 研磨ブラシ用毛材

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100301

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20100301

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A621 Written request for application examination

Effective date: 20110216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121115

A02 Decision of refusal

Effective date: 20130312

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02