JP2009138871A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無段変速機の変速比を制御する変速制御ソレノイド(電磁弁)の正常判定を精度良く行えるようにする。
【解決手段】プライマリプーリの油圧アクチュエータ(プライマリシーブ)の作動油の流入出量の実変化量と演算による流入出量の変化量との偏差に基づいて、変速制御ソレノイドの制御量を補正する補正量を学習する変速制御弁学習制御を実行し、その変速制御弁学習の進行度に応じて、変速制御ソレノイドの正常判定を行う正常判定閾値を小さく設定する。このように正常判定閾値を一定の値(固定値)とするのではなく、変速制御弁学習の進行度に応じて正常判定閾値を小さく設定することで、目標変速比に対する実変速比の追従性に応じた適切な正常判定閾値を設定することができる。これによって変速制御ソレノイドの正常判定の誤判定を抑制することができる結果、正常判定の精度が向上する。
【選択図】図9
【解決手段】プライマリプーリの油圧アクチュエータ(プライマリシーブ)の作動油の流入出量の実変化量と演算による流入出量の変化量との偏差に基づいて、変速制御ソレノイドの制御量を補正する補正量を学習する変速制御弁学習制御を実行し、その変速制御弁学習の進行度に応じて、変速制御ソレノイドの正常判定を行う正常判定閾値を小さく設定する。このように正常判定閾値を一定の値(固定値)とするのではなく、変速制御弁学習の進行度に応じて正常判定閾値を小さく設定することで、目標変速比に対する実変速比の追従性に応じた適切な正常判定閾値を設定することができる。これによって変速制御ソレノイドの正常判定の誤判定を抑制することができる結果、正常判定の精度が向上する。
【選択図】図9
Description
本発明は、車両に搭載される無段変速機の制御装置に関する。
エンジンを搭載した車両において、エンジンが発生するトルク及び回転速度を車両の走行状態に応じて適切に駆動輪に伝達する変速機として、エンジンと駆動輪との間の変速比を自動的に最適設定する自動変速機が知られている。
車両に搭載される自動変速機としては、例えば、クラッチ及びブレーキなどの摩擦係合要素と遊星歯車装置とを用いて変速比(ギヤ比)を設定する遊星歯車式変速機や、変速比を無段階に調整するベルト式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)がある。
ベルト式無段変速機は、プーリ溝(V溝)を備えたプライマリプーリ(入力側プーリ)とセカンダリプーリ(出力側プーリ)とにベルトを巻き掛け、一方のプーリのプーリ溝の溝幅を拡大すると同時に、他方のプーリのプーリ溝の溝幅を狭くすることにより、それぞれのプーリに対するベルトの巻き掛け半径(有効径)を連続的に変化させて変速比を無段階に設定するように構成されている。このベルト式無段変速機において伝達されるトルクは、ベルトとプーリとを相互に接触させる方向に作用する荷重に応じたトルクとなり、従ってベルトに張力を付与するようにプーリによってベルトを挟み付けている。
また、ベルト式無段変速機の変速は、上記のように、プーリ溝の溝幅を拡大・縮小させることにより行っている。具体的には、プライマリプーリ及びセカンダリプーリをそれぞれ固定シーブと可動シーブとによって構成し、可動シーブをその背面側に設けた油圧アクチュエータにより軸方向に前後動させることにより変速を行う。
このようなベルト式無段変速機においては、例えば下記の特許文献1に記載されているように、アップシフト用変速制御バルブ及びダウンシフト用変速制御バルブを用いて変速比を制御している。これら2つの変速制御バルブにはライン圧が元圧として供給される。
アップシフト用変速制御バルブ及びダウンシフト用変速制御バルブにはデューティソレノイドバルブ(以下、変速制御ソレノイドという場合もある)が接続されており、その変速制御ソレノイドが出力する制御油圧に応じてアップシフト用変速制御バルブ及びダウンシフト用変速制御バルブが切り替わり、アップシフト用変速制御バルブを介してプライマリプーリの油圧アクチュエータに供給される油量と、プライマリプーリの油圧アクチュエータからダウンシフト用変速制御バルブを介して排出される油量とが制御される。このようにしてプライマリプーリの油圧アクチュエータにおける作動油の流入出量を制御することによって、プライマリプーリの溝幅つまりプライマリプーリ側のベルトの巻き掛け半径が変化して変速比が制御される。
また、セカンダリプーリの油圧アクチュエータにはベルト挟圧力制御バルブが接続されている。ベルト挟圧力制御バルブにはライン圧が供給され、そのライン圧をリニアソレノイドバルブが出力する制御油圧をパイロット圧として制御してセカンダリプーリの油圧アクチュエータに供給することにより、ベルト挟圧力が制御される。
以上の変速制御及びベルト挟圧力制御に用いるライン圧は、オイルポンプが発生する油圧をライン圧制御バルブ(プライマリレギュレータバルブ)で調圧することによって生成される。ライン圧制御バルブは、ライン圧制御用のリニアソレノイドバルブが出力する制御油圧をパイロット圧として作動するように構成されている。
なお、下記の特許文献2には、変速制御弁の変位に関する値とこのときの作動油圧制御弁との関係に基づいて、記憶手段に記憶されている前記変速制御弁の変位に関する値と作動油圧制御弁との関係を補正する無段変速機の制御装置が開示されている。
また、特許文献3には、目標変速比と実変速比との誤差を時間積算し、その誤差時間積算値に応じて、ソレノイドバルブに出力するデューティを補正する制御を繰り返す変速制御装置が開示されている。
特開2007−177833号公報
特開平9−210189号公報
特開平8−233084号公報
ところで、上記した自動変速機において、変速制御ソレノイドの正常・異常判定は、目標変速比(入力軸回転数/出力回転数)に対する実変速比の追従性(以下、変速追従性ともいう)によって判定している。例えば、変速追従性を目標変速比と実変速比との偏差で表し、その目標変速比と実変速比との偏差が所定の正常判定閾値よりも小さい場合は変速制御ソレノイドが正常であると判定し、目標変速比と実変速比との偏差が所定の異常判定閾値よりも大きい場合は変速制御ソレノイドが異常であると判定している。
このような変速制御ソレノイドの正常判定に用いる正常判定閾値は、従来、変速制御ソレノイドのハードばらつきによる追従性が最も悪い最悪品を考慮して決定しているので、正常判定閾値が大きな値となってしまう。そのため、正常判定閾値と異常判定閾値との差が小さくなり、変速制御ソレノイドが異常状態であるのにも関わらず、正常判定するという誤判定が生じる可能性がある。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、無段変速機の変速比を制御する変速制御ソレノイド(電磁弁)の正常判定を精度良く行うことが可能な無段変速機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、車両に搭載される無段変速機に適用される制御装置であって、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置を前提としている。そして、このような無段変速機の制御装置において、前記変速機構の作動油の実流入出量と演算による流入出量とに基づいて前記電磁弁の制御量(デューティ指令値)を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標変速比と実変速比との偏差が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁(以下、変速制御ソレノイドともいう)が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、変速制御ソレノイドの制御量を補正する補正量を学習する学習制御を実施しているので、その学習制御が進行するに従って変速追従性(目標変速比に対する実変速比の追従性)が良くなっていく。このような点を利用し、本発明では、変速制御ソレノイドの正常判定閾値を一定の値(固定値)とするのではなく、学習制御が進み、変速追従性が良くなった場合には変速制御ソレノイドの正常判定閾値を小さく設定する。
このように正常判定閾値を可変とし、変速制御弁の学習制御が初期で変速追従性が良くないときには、それに合わせて変速制御ソレノイドの正常判定閾値を大きく設定し、学習制御が進むに従って正常判定閾値を小さく設定することにより、目標変速比に対する実変速比の追従性に応じた適切な正常判定閾値を設定することができる。これによって変速制御ソレノイドの正常判定の誤判定を抑制することができる結果、正常判定を精度良く行うこができる。
本発明の他の解決手段として以下のものを挙げることができる。まず、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置を前提とし、この無段変速機の制御装置に対し、変速機構の作動油の実流入出量と演算による流入出量とに基づいて、前記電磁弁の制御量(デューティ指令値)を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標入力軸回転数と実入力軸回転数との偏差が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを設ける。この構成においても、学習制御の進行度に応じて正常判定閾値を小さく設定しているので、変速制御ソレノイドの正常判定の誤判定を抑制することができる。
また、本発明の他の解決手段として、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置を前提とし、この無段変速機の制御装置に対し、前記無段変速機の実変速比と演算による変速比とに基づいて前記電磁弁の制御量(デューティ指令値)を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標変速比の変動量と実変速比の変動量との比([目標変速比の変動量]/[実変速比の変動量])が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを設けるという構成を挙げることができる。
この構成においても、学習制御の進行度に応じて正常判定閾値を小さく設定しているので、変速制御ソレノイドの正常判定の誤判定を抑制することができる。
さらに、この構成では、目標変速比の変動量と実変速比の変動量との比に基づいて変速制御ソレノイドの正常判定を行っているので、正常判定をより正確に行うことができる。例えば、目標変速比が大きくなる側に変動するのに対し、実変速比が小さくなる側に変動する場合、つまり、目標変速比と実変速比とが乖離する異常が発生している場合、その異常を判定することも可能になる。
なお、このような目標変速比の変動量と実変速比の変動量との比と、上記した目標変速比と実変速比との偏差とを組み合わせて判定を行えば、正常判定の精度を高めることができる。また、目標入力変速比の変動量と実変速比の変動量との比と、上記した目標入力軸回転数と実入力軸回転数との偏差とを組み合わせて判定を行っても、正常判定の精度を高めることができる。
また、本発明の他の解決手段として、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置を前提とし、この無段変速機の制御装置に対し、前記無段変速機の実変速比と演算による変速比とに基づいて前記電磁弁の制御量(デューティ指令値)を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標入力軸回転数の変動量と実入力軸回転数の変動量との比([目標入力軸回転数の変動量]/[実入力軸回転数の変動量])が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを設けるという構成を挙げることができる。
この構成においても、学習制御の進行度に応じて正常判定閾値を小さく設定しているので、変速制御ソレノイドの正常判定の誤判定を抑制することができる。
さらに、この構成では、目標入力軸回転数の変動量と実入力軸回転数の変動量との比に基づいて変速制御ソレノイドの正常判定を行っているので、正常判定をより正確に行うことができる。例えば、目標入力軸回転数が大きくなる側に変動するのに対し、実入力軸回転数が小さくなる側に変動する場合、つまり、目標入力軸回転数と実入力軸回転数とが乖離する異常が発生している場合、その異常を判定することも可能になる。
なお、このような目標入力軸回転数の変動量と実入力軸回転数の変動量との比と、上記した目標変速比と実変速比との偏差とを組み合わせて判定を行えば、正常判定の精度を高めることができる。また目標入力軸回転数の変動量と実入力軸回転数の変動量との比と、上記した目標入力軸回転数と実入力軸回転数との偏差とを組み合わせて判定を行っても、正常判定の精度を高めることができる。
ここで、本発明のより具体的な構成として、前記学習制御手段が、変速機構の実流入出量を実変速比に基づいて算出し、前記演算による流入出量を前記電磁弁の指令値(制御量)に基づいて算出するという構成を挙げることができる。
また、本発明を適用する無段変速機としては、例えば、プライマリプーリ及びセカンダリプーリと、前記プライマリプーリとセカンダリプーリとに巻き掛けられたベルトと、前記プライマリプーリの溝幅を変化させる油圧アクチュエータと、前記セカンダリプーリの溝幅を変化させる油圧アクチュエータとを有するベルト式無段変速機を挙げることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用する車両の概略構成図である。
この例の車両は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両であって、走行用動力源であるエンジン(内燃機関)1、流体伝動装置としてのトルクコンバータ2、前後進切換装置3、ベルト式無段変速機(CVT)4、減速歯車装置5、差動歯車装置6、及び、ECU(Electronic Control Unit)8などが搭載されており、そのECU8、後述する油圧制御回路20、プライマリプーリ回転数センサ105及びセカンダリプーリ回転数センサ106などによってベルト式無段変速機の制御装置が実現されている。
エンジン1の出力軸であるクランクシャフト11はトルクコンバータ2に連結されており、エンジン1の出力が、トルクコンバータ2から前後進切換装置3、ベルト式無段変速機4及び減速歯車装置5を介して差動歯車装置6に伝達され、左右の駆動輪(図示せず)へ分配される。
これらエンジン1、トルクコンバータ2、前後進切換装置3、ベルト式無段変速機4、及び、ECU8の各部について以下に説明する。
−エンジン−
エンジン1は、例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1に吸入される吸入空気量は電子制御式のスロットルバルブ12により調整される。スロットルバルブ12は運転者のアクセルペダル操作とは独立してスロットル開度を電子的に制御することが可能であり、その開度(スロットル開度)はスロットル開度センサ102によって検出される。また、エンジン1の冷却水温は水温センサ103によって検出される。
エンジン1は、例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1に吸入される吸入空気量は電子制御式のスロットルバルブ12により調整される。スロットルバルブ12は運転者のアクセルペダル操作とは独立してスロットル開度を電子的に制御することが可能であり、その開度(スロットル開度)はスロットル開度センサ102によって検出される。また、エンジン1の冷却水温は水温センサ103によって検出される。
スロットルバルブ12のスロットル開度はECU8によって駆動制御される。具体的には、エンジン回転数センサ101によって検出されるエンジン回転数Ne、及び、運転者のアクセルペダル踏み込み量(アクセル操作量Acc)等のエンジン1の運転状態に応じた最適な吸入空気量(目標吸気量)が得られるようにスロットルバルブ12のスロットル開度を制御している。より詳細には、スロットル開度センサ102を用いてスロットルバルブ12の実際のスロットル開度を検出し、その実スロットル開度が、上記目標吸気量が得られるスロットル開度(目標スロットル開度)に一致するようにスロットルバルブ12のスロットルモータ13をフィードバック制御している。
−トルクコンバータ−
トルクコンバータ2は、入力側のポンプインペラ21、出力側のタービンランナ22、及び、トルク増幅機能を発現するステータ23などを備えており、ポンプインペラ21とタービンランナ22との間で流体を介して動力伝達を行う。ポンプインペラ21はエンジン1のクランクシャフト11に連結されている。タービンランナ22はタービンシャフト27を介して前後進切換装置3に連結されている。
トルクコンバータ2は、入力側のポンプインペラ21、出力側のタービンランナ22、及び、トルク増幅機能を発現するステータ23などを備えており、ポンプインペラ21とタービンランナ22との間で流体を介して動力伝達を行う。ポンプインペラ21はエンジン1のクランクシャフト11に連結されている。タービンランナ22はタービンシャフト27を介して前後進切換装置3に連結されている。
トルクコンバータ2には、当該トルクコンバータ2の入力側と出力側とを直結するロックアップクラッチ24が設けられている。ロックアップクラッチ24は、係合側油室25内の油圧と解放側油室26内の油圧との差圧(ロックアップ差圧)を制御することにより完全係合・半係合(スリップ状態での係合)または解放される。
ロックアップクラッチ24を完全係合させることにより、ポンプインペラ21とタービンランナ22とが一体回転する。また、ロックアップクラッチ24を所定のスリップ状態(半係合状態)で係合させることにより、駆動時には所定のスリップ量でタービンランナ22がポンプインペラ21に追随して回転する。一方、ロックアップ差圧を負に設定することによりロックアップクラッチ24は解放状態となる。
そして、トルクコンバータ2にはポンプインペラ21に連結して駆動される機械式のオイルポンプ(油圧発生源)7が設けられている。
−前後進切換装置−
前後進切換装置3は、ダブルピニオン型の遊星歯車機構30、前進用クラッチ(入力クラッチ)C1及び後進用ブレーキB1を備えている。
前後進切換装置3は、ダブルピニオン型の遊星歯車機構30、前進用クラッチ(入力クラッチ)C1及び後進用ブレーキB1を備えている。
遊星歯車機構30のサンギヤ31はトルクコンバータ2のタービンシャフト27に一体的に連結されており、キャリア33はベルト式無段変速機4の入力軸40に一体的に連結されている。また、これらキャリア33とサンギヤ31とは前進用クラッチC1を介して選択的に連結され、リングギヤ32は後進用ブレーキB1を介してハウジングに選択的に固定されるようになっている。
前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1は、後述する油圧制御回路20によって係合・解放される油圧式摩擦係合要素であって、前進用クラッチC1が係合され、後進用ブレーキB1が解放されることにより、前後進切換装置3が一体回転状態となって前進用動力伝達経路が成立(達成)し、この状態で、前進方向の駆動力がベルト式無段変速機4側へ伝達される。
一方、後進用ブレーキB1が係合され、前進用クラッチC1が解放されると、前後進切換装置3によって後進用動力伝達経路が成立(達成)する。この状態で、入力軸40はタービンシャフト27に対して逆方向へ回転し、この後進方向の駆動力がベルト式無段変速機4側へ伝達される。また、前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1がともに解放されると、前後進切換装置3は動力伝達を遮断するニュートラル(遮断状態)になる。
−ベルト式無段変速機−
ベルト式無段変速機4は、入力側のプライマリプーリ41、出力側のセカンダリプーリ42、及び、これらプライマリプーリ41とセカンダリプーリ42とに巻き掛けられた金属製のベルト43などを備えている。
ベルト式無段変速機4は、入力側のプライマリプーリ41、出力側のセカンダリプーリ42、及び、これらプライマリプーリ41とセカンダリプーリ42とに巻き掛けられた金属製のベルト43などを備えている。
プライマリプーリ41は、有効径が可変な可変プーリであって、入力軸40に固定された固定シーブ411と、入力軸40に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ412によって構成されている。セカンダリプーリ42も同様に有効径が可変な可変プーリであって、出力軸44に固定された固定シーブ421と、出力軸44に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ422によって構成されている。
プライマリプーリ41の可動シーブ412側には、固定シーブ411と可動シーブ412との間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ413が配置されている。また、セカンダリプーリ42の可動シーブ422側にも同様に、固定シーブ421と可動シーブ422との間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ423が配置されている。
以上の構造のベルト式無段変速機4において、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413の油圧を制御することにより、プライマリプーリ41及びセカンダリプーリ42の各V溝幅が変化してベルト43の掛かり径(有効径)が変更され、変速比γ(γ=プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Nin/セカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Nout)が連続的に変化する。また、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423の油圧は、ベルト滑りが生じない所定の挟圧力でベルト43が挟圧されるように制御される。これらの制御はECU8及び油圧制御回路20によって実行される。
−油圧制御回路−
油圧制御回路20は、図1に示すように、変速速度制御部20a、ベルト挟圧力制御部20b、ライン圧制御部20c、ロックアップ係合圧制御部20d、クラッチ圧力制御部20e、及び、マニュアルバルブ20fなどによって構成されている。
油圧制御回路20は、図1に示すように、変速速度制御部20a、ベルト挟圧力制御部20b、ライン圧制御部20c、ロックアップ係合圧制御部20d、クラッチ圧力制御部20e、及び、マニュアルバルブ20fなどによって構成されている。
また、油圧制御回路20を構成する変速速度制御用のデューティソレノイド(DS1)304及びデューティソレノイド(DS2)305、ベルト挟圧力制御用のリニアソレノイド(SLS)202、ライン圧制御用のリニアソレノイド(SLT)201、並びに、ロックアップ係合圧制御用のデューティソレノイド(DSU)307にはECU8からの制御信号が供給される。
次に、油圧制御回路20のうち、ベルト式無段変速機4のプライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413の油圧制御回路(変速速度制御部20aの具体的な油圧回路構成)、及び、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423の油圧制御回路(ベルト挟圧力制御部20bの具体的な油圧回路構成)について、図2及び図3を参照して説明する。
まず、図3に示すように、オイルポンプ7が発生した油圧はプライマリレギュレータバルブ203により調圧されてライン圧PLが生成される。プライマリレギュレータバルブ203には、リニアソレノイド(SLT)201が出力する制御油圧がクラッチアプライコントロールバルブ204を介して供給され、その制御油圧をパイロット圧として作動する。
なお、クラッチアプライコントロールバルブ204の切り替えにより、リニアソレノイド(SLS)202からの制御油圧がプライマリレギュレータバルブ203に供給され、その制御油圧をパイロット圧としてライン圧PLが調圧される場合もある。これらリニアソレノイド(SLT)201及びリニアソレノイド(SLS)202には、ライン圧PLを元圧としてモジュレータバルブ205にて調圧された油圧が供給される。
リニアソレノイド(SLT)201は、ECU8から送信されたデューティ信号(デューティ値)によって決まる電流値に応じて制御油圧を出力する。リニアソレノイド(SLT)201はノーマルオープンタイプのソレノイドバルブである。
また、リニアソレノイド(SLS)202は、ECU8から送信されたデューティ信号(デューティ値)によって決まる電流値に応じて制御油圧を出力する。このリニアソレノイド(SLS)202も、上記リニアソレノイド(SLT)201と同様にノーマルオープンタイプのソレノイドバルブである。
なお、図2及び図3に示す油圧制御回路において、モジュレータバルブ206は、モジュレータバルブ205が出力する油圧を一定の圧力に調圧して、後述するデューティソレノイド(DS1)304、デューティソレノイド(DS2)305、及び、ベルト挟圧力制御バルブ303などに供給する。
[変速速度制御]
次に、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413の油圧制御回路について説明する。図2に示すように、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413にはアップシフト用変速制御バルブ301が接続されている。
次に、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413の油圧制御回路について説明する。図2に示すように、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413にはアップシフト用変速制御バルブ301が接続されている。
アップシフト用変速制御バルブ301には、軸方向に移動可能なスプール311が設けられている。スプール311の一端側(図2の上端側)にはスプリング312が配置されており、このスプール311を挟んでスプリング312とは反対側の端部に、第1油圧ポート315が形成されている。また、スプリング312が配置されている上記の一端側に第2油圧ポート316が形成されている。
第1油圧ポート315には、ECU8から送信されたデューティ信号(デューティ値)によって決まる電流値に応じて制御油圧を出力するデューティソレノイド(DS1)304が接続されており、そのデューティソレノイド(DS1)304が出力する制御油圧が第1油圧ポート315に印加される。第2油圧ポート316には、ECU8から送信されたデューティ信号(デューティ値)によって決まる電流値に応じて制御油圧を出力するデューティソレノイド(DS2)305が接続されており、そのデューティソレノイド(DS2)305が出力する制御油圧が第2油圧ポート316に印加される。
さらに、アップシフト用変速制御バルブ301には、ライン圧PLが供給される入力ポート313、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413に接続(連通)される入出力ポート314及び出力ポート317が形成されており、スプール311がアップシフト位置(図2の右側位置)にあるときには、出力ポート317が閉鎖され、ライン圧PLが入力ポート313から入出力ポート314を経てプライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413に供給される。一方、スプール311が閉じ位置(図2の左側位置)にあるときには、入力ポート313が閉鎖され、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413が入出力ポート314を介して出力ポート317に連通する。
ダウンシフト用変速制御バルブ302には、軸方向に移動可能なスプール321が設けられている。スプール321の一端側(図2の下端側)にはスプリング322が配置されているとともに、その一端側に第1油圧ポート326が形成されている。また、スプール321を挟んでスプリング322とは反対側の端部に第2油圧ポート327が形成されている。第1油圧ポート326には、上記デューティソレノイド(DS1)304が接続されており、そのデューティソレノイド(DS1)304が出力する制御油圧が第1油圧ポート326に印加される。第2油圧ポート327には、上記デューティソレノイド(DS2)305が接続されており、そのデューティソレノイド(DS2)305が出力する制御油圧が第2油圧ポート327に印加される。
さらに、ダウンシフト用変速制御バルブ302には、入力ポート323、入出力ポート324及び排出ポート325が形成されている。入力ポート323にはバイパスコントロールバルブ306が接続されており、そのバイパスコントロールバルブ306にてライン圧PLを調圧した油圧が供給される。そして、このようなダウンシフト用変速制御バルブ302において、スプール321がダウンシフト位置(図2の左側位置)にあるときには入出力ポート324が排出ポート325に連通する。一方、スプール321が閉じ位置(図2の右側位置)にあるときには入出力ポート324が閉鎖される。なお、ダウンシフト用変速制御バルブ302の入出力ポート324は、アップシフト用変速制御バルブ301の出力ポート317に接続されている。
以上の図2の油圧制御回路において、デューティソレノイド(DS1)304が出力する制御油圧がアップシフト用変速制御バルブ301の第1油圧ポート315に供給されると、その制御油圧に応じた推力によって、スプール311がアップシフト位置側(図2の上側)に移動する。このスプール311の移動(アップシフト側への移動)により、作動油(ライン圧PL)が制御油圧に対応する流量で入力ポート313から入出力ポート314を経てプライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413に供給されるとともに、出力ポート317が閉鎖されてダウンシフト変速制御バルブ302への作動油の流通が阻止される。これによって変速制御圧が高められ、プライマリプーリ41のV溝幅が狭くなって変速比γが小さくなる(アップシフト)。
なお、デューティソレノイド(DS1)304が出力する制御油圧がダウンシフト用変速制御バルブ302の第1油圧ポート326に供給されると、スプール321が図2の上側に移動し、入出力ポート324が閉鎖される。
一方、デューティソレノイド(DS2)305が出力する制御油圧がアップシフト用変速制御バルブ301の第2油圧ポート316に供給されると、その制御油圧に応じた推力によって、スプール311がダウンシフト位置側(図2の下側)に移動する。このスプール311の移動(ダウンシフト側への移動)により、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413内の作動油が制御油圧に対応する流量でアップシフト用変速制御バルブ301の入出力ポート314に流入する。このアップシフト用変速制御バルブ301に流入した作動油は出力ポート317及びダウンシフト用変速制御バルブ302の入出力ポート324を経て排出ポート325から排出される。これによって変速制御圧が低められ、入力側可変プーリ42のV溝幅が広くなって変速比γが大きくなる(ダウンシフト)。
なお、デューティソレノイド(DS2)305が出力する制御油圧がダウンシフト用変速制御バルブ302の第2油圧ポート327に供給されると、スプール321が図2の下側に移動し、入出力ポート324と排出ポート325とが連通する。
以上のように、デューティソレノイド(DS1)304から制御油圧が出力されると、アップシフト用変速制御バルブ301から作動油がプライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413に供給されて変速制御圧が連続的にアップシフトされる。また、デューティソレノイド(DS2)305から制御油圧が出力されると、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413内の作動油がダウンシフト用変速制御バルブ302の排出ポート325から排出されて変速制御圧が連続的にダウンシフトされる。
そして、この例では、例えば図4に示すように、運転者の出力要求量を表すアクセル操作量Acc及び車速Vをパラメータとして予め設定された変速マップから入力側の目標回転数Nintを算出し、実際の入力軸回転数Ninが目標回転数Nintと一致するように、それらの偏差(Nint−Nin)に応じてベルト式無段変速機4の変速制御、すなわち、プライマリプーリ41の油圧アクチュエータ413に対する作動油の供給・排出によって変速制御圧が制御され、変速比γが連続的に変化する。図4のマップは変速条件に相当し、ECU8のROM82(図6参照)内に記憶されている。
なお、図4のマップにおいて、車速Vが小さくてアクセル操作量Accが大きい程大きな変速比γになる目標回転数Nintが設定されるようになっている。また、車速Vはセカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Noutに対応するため、プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Ninの目標値である目標回転数Nintは目標変速比に対応し、ベルト式無段変速機4の最小変速比γminと最大変速比γmaxの範囲内で設定されている。
[ベルト挟圧力制御]
次に、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423の油圧制御回路について図3を参照して説明する。
次に、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423の油圧制御回路について図3を参照して説明する。
図3に示すように、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423にはベルト挟圧力制御バルブ303が接続されている。
ベルト挟圧力制御バルブ303には、軸方向に移動可能なスプール331が設けられている。スプール331の一端側(図3の下端側)にはスプリング332が配置されているとともに、その一端側に第1油圧ポート335が形成されている。また、スプール331を挟んでスプリング332とは反対側の端部に第2油圧ポート336が形成されている。
第1油圧ポート335にはリニアソレノイド(SLS)202が接続されており、そのリニアソレノイド(SLS)202が出力する制御油圧が第1油圧ポート335に印加される。第2油圧ポート336にはモジュレータバルブ206からの油圧が印加される。
さらに、ベルト挟圧力制御バルブ303には、ライン圧PLが供給される入力ポート333、及び、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423に接続(連通)される出力ポート334が形成されている。
この図3の油圧制御回路において、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423に所定の油圧が供給されている状態から、リニアソレノイド(SLS)202が出力する制御油圧が増大すると、ベルト挟圧力制御バルブ303のスプール331が図3の上側に移動する。この場合、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423に供給される油圧が増大し、ベルト挟圧力が増大する。
一方、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423に所定の油圧が供給されている状態から、リニアソレノイド(SLS)202が出力する制御油圧が低下すると、ベルト挟圧力制御バルブ303のスプール331が図3の下側に移動する。この場合、セカンダリプーリ42の油圧シリンダに供給される油圧が低下し、ベルト挟圧力が低下する。
このようにして、リニアソレノイド(SLS)202が出力する制御油圧をパイロット圧としてライン圧PLを調圧制御してセカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423に供給することによってベルト挟圧力が増減する。
そして、この例では、例えば図5に示すように、伝達トルクに対応するアクセル開度Acc及び変速比γ(γ=Nin/Nout)をパラメータとし、ベルト滑りが生じないように予め設定された必要油圧(ベルト挟圧力に相当)のマップに従って、リニアソレノイド(SLS)202が出力する制御油圧を制御することにより、ベルト式無段変速機4のベルト挟圧力、つまり、セカンダリプーリ42の油圧アクチュエータ423の油圧を調圧制御することによって行われる。図5のマップは挟圧力制御条件に相当し、ECU8のROM82(図6参照)内に記憶されている。
−ECU−
ECU8は、図6に示すように、CPU81、ROM82、RAM83及びバックアップRAM84などを備えている。
ECU8は、図6に示すように、CPU81、ROM82、RAM83及びバックアップRAM84などを備えている。
ROM82には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPU81は、ROM82に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。また、RAM83はCPU81での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM84はエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
これらCPU81、ROM82、RAM83、及び、バックアップRAM84はバス87を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース85及び出力インターフェース86に接続されている。
ECU8の入力インターフェース85には、エンジン回転数センサ101、スロットル開度センサ102、水温センサ103、タービン回転数センサ104、プライマリプーリ回転数センサ105、セカンダリプーリ回転数センサ106、アクセル開度センサ107、CVT油温センサ108、ブレーキペダルセンサ109、及び、シフトレバー9のレバーポジション(操作位置)を検出するレバーポジションセンサ110などが接続されており、その各センサの出力信号、つまり、エンジン1の回転数(エンジン回転数)Ne、スロットルバルブ12のスロットル開度θth、エンジン1の冷却水温Tw、タービンシャフト27の回転数(タービン回転数)Nt、プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Nin、セカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Nout、アクセルペダルの操作量(アクセル関度)Acc、油圧制御回路20の油温(CVT油温Thc)、常用ブレーキであるフットブレーキの操作の有無(ブレーキON・OFF)、及び、シフトレバー9のレバーポジション(操作位置)などを表す信号がECU8に供給される。
出力インターフェース86には、スロットルモータ13、燃料噴射装置14、点火装置15及び油圧制御回路20(ロックアップ制御回路200)などが接続されている。
ここで、ECU8に供給される信号のうち、タービン回転数Ntは、前後進切換装置3の前進用クラッチC1が係合する前進走行時にはプライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Ninと一致し、セカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Noutは車速Vに対応する。また、アクセル操作量Accは運転者の出力要求量を表している。
また、シフトレバー9は、駐車のためのパーキング位置「P」、後進走行のためのリバース位置「R」、動力伝達を遮断するニュートラル位置「N」、前進走行のためのドライブ位置「D」、前進走行時にベルト式無段変速機4の変速比γを手動操作で増減できるマニュアル位置「M」などの各位置に選択的に操作されるようになっている。
マニュアル位置「M」には、変速比γを増減するためのダウンシフト位置やアップシフト位置、あるいは、変速範囲の上限(変速比γが小さい側)が異なる複数の変速レンジを選択できる複数のレンジ位置等が備えられている。
レバーポジションセンサ110は、例えば、パーキング位置「P」、リバース位置「R」、ニュートラル位置「N」、ドライブ位置「D」、マニュアル位置「M」やアップシフト位置、ダウンシフト位置、あるいはレンジ位置等へシフトレバー9が操作されたことを検出する複数のON・OFFスイッチ等を備えている。なお、変速比γを手動操作で変更するために、シフトレバー9とは別にステアリングホイール等にダウンシフトスイッチやアップシフトスイッチ、あるいはレバー等を設けることも可能である。
そして、ECU8は、上記した各種のセンサの出力信号などに基づいて、エンジン1の出力制御、上述したベルト式無段変速機4の変速速度制御及びベルト挟圧力制御、並びにロックアップクラッチ24の係合・解放制御などを実行する。さらに、ECU8は、後述する変速制御弁学習制御及び変速制御ソレノイドの正常判定処理を実行する。
なお、エンジン1の出力制御は、スロットルモータ13、燃料噴射装置14、点火装置15及びECU8などによって実行される。
−変速制御弁学習制御−
この例で実行する変速制御弁学習制御について図7を参照して説明する。この変速制御弁学習制御はECU8において実行される。
この例で実行する変速制御弁学習制御について図7を参照して説明する。この変速制御弁学習制御はECU8において実行される。
なお、以下の「フィードバック制御」、「変速制御弁学習制御」、及び、「正常判定処理」の説明では、アップシフト用変速制御バルブ301及びダウンシフト用変速制御バルブ302を「変速制御弁」と総称し、デューティソレノイド(DS1)304及びデューティソレノイド(DS2)305を「変速制御ソレノイド」と総称する。
まず、ベルト式無段変速機4の変速制御は、目標回転数(目標入力軸回転数)Nintと実入力軸回転数(プライマリプーリ回転数)Ninとの偏差(Nint−Nin)に基づいて、ECU8内のフィードバックコントローラがフィードバック(F/B)デューティ値を算出し、そのフィードバックデューティ値を、変速制御ソレノイドデューティ指令値変換マップを用いて変速制御ソレノイドデューティ指令値(流量指令値)に換算する。そして、その変速制御ソレノイドデューティ指令値に応じた制御油圧を、変速制御ソレノイドが変速制御弁に出力することにより、実入力軸回転数Ninが目標回転数Nintに一致するようにフィードバック制御する。
次に、変速制御弁学習制御について説明する。
(1)プライマリプーリ4の油圧アクチュエータ413の受圧面積、油圧アクチュエータ413の遠心油圧係数、セカンダリプーリ42の可動シーブ422の推力、変速比などをパラメータとするプライマリシーブ圧推定モデル(演算式)を用いてプライマリシーブ圧Pinを推定する。
(2)プライマリシーブ圧、ライン圧、及び、変速制御ソレノイドデューティ指令値などをパラメータとするプライマリシーブ流入出油量算出モデル(演算式)を用い、上記(1)で推定したプライマリシーブ圧Pin、ライン圧PL(計算値)、及び、上記フィードバック制御の変速制御ソレノイドデューティ指令値に基づいてモデルプライマリシーブ流量[cm3/t]を算出し、このモデルプライマリシーブ流量を積算してモデルプライマリシーブ総流量Qmdl[cm3](プライマリシーブ作動油容量の演算上の変化量)を得る。
(3)ベルト式無段変速機4の実変速比(変速比=プライマリプーリ回転数(入力軸回転数)Nin/セカンダリプーリ回転数(出力軸回転数)Nout)を用いてプライマリシーブ流量変換マップに基づいて実プライマリシーブ総流量Qact[cm3]を算出する。なお、プライマリシーブ流量変換マップは、ベルト式無段変速機4の変速比の変化量(可動シーブ412の移動量)、油圧アクチュエータ413の受圧面積などをパラメータとして予め計算等よって作成されており、ECU8のROM82内に記憶されている。
(4)モデルプライマリシーブ総流量Qmdlと実プライマリシーブ総流量Qactとの偏差(Qmdl−Qact)に基づいて、変速制御ソレノイドの制御量である変速制御ソレノイドデューティ指令値の補正量を学習値として学習する。
具体的には、偏差(Qmdl−Qact)が小さくなるように、変速制御ソレノイドデューティ指令値の補正量(学習値)を学習制御ルーチン実行毎に一定量ずつ変化させていき、その学習値を順次更新・記憶するとともに、その学習毎に学習値を変速制御ソレノイドデューティ指令値に反映していく。そして、このような変速制御弁学習制御を実行していくと、その学習制御の進行度に伴って目標変速比に対する実変速比の追従性が良くなっていく。
−変速制御ソレノイドの正常判定処理−
まず、上述したように、ベルト式無段変速機4において、変速制御ソレノイド(デューティソレノイド(DS1)、デューティソレノイド(DS2)305)の正常判定は、目標変速比に対する実変速比の追従性によって判定している。具体的には、目標変速比と実変速比との偏差が所定の正常判定閾値よりも小さい場合は変速制御ソレノイドが正常であると判定している。
まず、上述したように、ベルト式無段変速機4において、変速制御ソレノイド(デューティソレノイド(DS1)、デューティソレノイド(DS2)305)の正常判定は、目標変速比に対する実変速比の追従性によって判定している。具体的には、目標変速比と実変速比との偏差が所定の正常判定閾値よりも小さい場合は変速制御ソレノイドが正常であると判定している。
このような変速制御ソレノイドの正常判定に用いる正常判定閾値は、従来制御では、変速制御ソレノイドのハードばらつきによる追従性が最も悪い最悪品を考慮して決定しているので、正常判定閾値が大きな値に固定されてしまう。そのため、正常判定閾値と異常判定閾値との差がなくなる場合があり、変速制御ソレノイドが異常状態であるのにも関わらず、正常判定するという誤判定が生じる可能性がある。
そこで、この例では、上記した変速制御弁学習制御を実施することによる効果、つまり変速制御弁学習制御が進行するに伴い、目標変速比に対する実変速比の追従性が良くなる点を利用し、変速制御ソレノイドの正常判定閾値を変速制御弁学習制御の状況に応じて変化させることにより正常判定の誤判定を防止する。その具体的な例を図8のフローチャートを参照して説明する。
図8の制御ルーチンはECU8において所定時間毎に繰り返して実行される。また、ECU8は、図8の正常判定処理に加えて、上記した変速制御弁学習制御を所定時間毎に繰り返して実行する。
さらに、この例の正常判定処理では図9に示す正常判定閾値算出マップを用いて正常判定を行う。図9のマップは、変速制御弁学習制御の進行度と変速追従性の向上との関係を予め実験・計算等により求めておき、その変速制御弁学習制御の進行度と変速追従性との関係、及び、初期(工場出荷時)の変速制御ソレノイドのハードのばらつきによる追従性など考慮して、正常判定閾値を経験的に求めたものをマップ化したものであり、ECU8のROM82内に記憶されている。
図8の制御ルーチンでは、まず、ステップST1において、アクセル開度センサ107の出力信号からアクセル操作量Accを読み込むとともに、セカンダリプーリ回転数センサ106にて検出されるセカンダリプーリ回転数Noutから車速Vを算出する。これらアクセル操作量Acc及び車速Vを用いて、図4に示すマップを参照して目標回転数Nintを求めて目標変速比γtgt(γtgt=目標回転数Nint/セカンダリプーリ回転数Nout)を算出する。
ステップST2では、プライマリプーリ回転数センサ105の出力信号から得られるプライマリプーリ回転数Ninと、セカンダリプーリ回転数センサ106の出力信号から得られるセカンダリプーリ回転数Noutとから実変速比γact(γact=Nin/Nout)を算出する。
ステップST3においては、上記ステップST1及びST2にて算出された目標変速比γtgtと実変速比γactとの偏差A(A=|γtgt−γact|)を算出する。
ステップST4では、現状の変速制御弁学習制御の進行状態を認識し、図9に示す正常判定閾値算出マップを参照して、現在の変速制御弁学習進行度に応じた正常判定閾値Thを採取する。
そして、ステップST5において、ステップST3で算出した偏差AがステップST4で採取した正常判定閾値Thよりも小さいか否かを判定する。このステップST5の判定結果が肯定判定である場合(A<Th)は、変速制御ソレノイド(デューティソレノイド(DS1)304及びデューティソレノイド(DS2)305)が正常であると確定する(ステップST6)。一方、ステップST5の判定結果が否定判定である場合は「正常確定」を行わずにリターンする。
以上のように、この例の正常判定処理によれば、変速制御ソレノイドの正常判定閾値Thを可変とし、変速制御弁学習制御の進行度に応じて正常判定閾値Thを小さく設定するので、目標変速比に対する実変速比の追従性に応じた適切な正常判定閾値Thを設定することができる。これによって変速制御ソレノイドの正常判定の誤判定を抑制することができ、正常判定の精度が向上する。
−他の実施形態−
以上の例では、無段変速機の目標変速比と実変速比との偏差を算出して変速制御ソレノイドの正常判定を行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば、無段変速機の目標入力軸回転数と実入力軸回転数との偏差を算出して変速制御ソレノイドの正常判定を行うようにしてもよい。また、例えば図10に示すように、無段変速機の目標変速比(または目標入力軸回転数)の変動量δtgtと、実変速比(または実入力軸回転数)の変動量δactとの比(δtgt/δact)を算出し、その算出した比(δtgt/δact)を正常判定閾値と比較して変速制御ソレノイドの正常判定を行うようにしてもよい。
以上の例では、無段変速機の目標変速比と実変速比との偏差を算出して変速制御ソレノイドの正常判定を行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば、無段変速機の目標入力軸回転数と実入力軸回転数との偏差を算出して変速制御ソレノイドの正常判定を行うようにしてもよい。また、例えば図10に示すように、無段変速機の目標変速比(または目標入力軸回転数)の変動量δtgtと、実変速比(または実入力軸回転数)の変動量δactとの比(δtgt/δact)を算出し、その算出した比(δtgt/δact)を正常判定閾値と比較して変速制御ソレノイドの正常判定を行うようにしてもよい。
以上の例では、ガソリンエンジンを搭載した車両のベルト式無段変速機の制御装置に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られることなく、ディーゼルエンジン等の他のエンジンを搭載した車両のベルト式無段変速機の制御装置にも適用可能である。また、車両の動力源については、エンジン(内燃機関)のほか、電動モータ、あるいはエンジンと電動モータの両方を備えているハイブリッド形動力源であってもよい。
以上の例では、ベルト式無段変速機(CVT)の制御装置に本発明を適用した例を示したが、トロイダル式無段変速機などの他の無段変速機の制御装置にも適用可能である。
本発明は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両に限れらることなく、FR(フロントエンジン・リアドライブ)型車両、4輪駆動車にも適用できる。
1 エンジン
2 トルクコンバータ
3 前後進切換装置
4 ベルト式無段変速機
41 プライマリプーリ
413 油圧アクチュエータ
42 セカンダリプーリ
423 油圧アクチュエータ
43 ベルト
101 エンジン回転数センサ
105 プライマリプーリ回転数センサ
106 セカンダリプーリ回転数センサ
20 油圧制御回路
304,305 デューティソレノイド(変速制御ソレノイド)
7 オイルポンプ
301 アップシフト用変速制御バルブ
302 ダウンシフト用変速制御バルブ
8 ECU
2 トルクコンバータ
3 前後進切換装置
4 ベルト式無段変速機
41 プライマリプーリ
413 油圧アクチュエータ
42 セカンダリプーリ
423 油圧アクチュエータ
43 ベルト
101 エンジン回転数センサ
105 プライマリプーリ回転数センサ
106 セカンダリプーリ回転数センサ
20 油圧制御回路
304,305 デューティソレノイド(変速制御ソレノイド)
7 オイルポンプ
301 アップシフト用変速制御バルブ
302 ダウンシフト用変速制御バルブ
8 ECU
Claims (6)
- 車両に搭載される無段変速機に適用される制御装置であって、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置において、
前記変速機構の作動油の実流入出量と演算による流入出量とに基づいて前記電磁弁の制御量を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標変速比と実変速比との偏差が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを備えていることを特徴とする無段変速機の制御装置。 - 車両に搭載される無段変速機に適用される制御装置であって、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置において、
前記変速機構の作動油の実流入出量と演算による流入出量とに基づいて前記電磁弁の制御量を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標入力軸回転数と実入力軸回転数との偏差が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを備えていることを特徴とする無段変速機の制御装置。 - 車両に搭載される無段変速機に適用される制御装置であって、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置において、
前記変速機構の作動油の実流入出量と演算による流入出量とに基づいて前記電磁弁の制御量を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標変速比の変動量と実変速比の変動量との比が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを備えていることを特徴とする無段変速機の制御装置。 - 車両に搭載される無段変速機に適用される制御装置であって、作動油の流入出によって駆動されて変速比を連続的に変化させる変速機構と、前記作動油の流入出量を制御する電磁弁とを有する無段変速機の制御装置において、
前記変速機構の作動油の実流入出量と演算による流入出量とに基づいて前記電磁弁の制御量を補正する補正量を学習する学習制御手段と、前記無段変速機の目標入力軸回転数の変動量と実入力軸回転数の変動量との比が正常判定閾値よりも小さい場合に前記電磁弁が正常であると判定する正常判定手段と、前記学習制御の進行度に応じて前記正常判定閾値を小さく設定する正常判定閾値設定手段とを備えていることを特徴とする無段変速機の制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の無段変速機の制御装置において、
前記学習制御手段は、前記作動油の実流入出量を前記無段変速機の実変速比に基づいて算出し、前記演算による流入出量を前記電磁弁の指令値に基づいて算出することを特徴とする無段変速機の制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の無段変速機の制御装置において、
前記無段変速機が、プライマリプーリ及びセカンダリプーリと、前記プライマリプーリとセカンダリプーリとに巻き掛けられたベルトと、前記プライマリプーリの溝幅を変化させる油圧アクチュエータと、前記セカンダリプーリの溝幅を変化させる油圧アクチュエータとを有するベルト式無段変速機であって、前記プライマリプーリの油圧アクチュエータの作動油の流入出量を電磁弁によって制御することを特徴とする無段変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007316968A JP2009138871A (ja) | 2007-12-07 | 2007-12-07 | 無段変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007316968A JP2009138871A (ja) | 2007-12-07 | 2007-12-07 | 無段変速機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=40869680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP (1) | JP2009138871A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013015192A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Toyota Motor Corp | 車両用ベルト式無段変速機の制御装置 |
-
2007
- 2007-12-07 JP JP2007316968A patent/JP2009138871A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013015192A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Toyota Motor Corp | 車両用ベルト式無段変速機の制御装置 |
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