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JP2009130700A - 撮像装置 - Google Patents

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JP2009130700A
JP2009130700A JP2007304598A JP2007304598A JP2009130700A JP 2009130700 A JP2009130700 A JP 2009130700A JP 2007304598 A JP2007304598 A JP 2007304598A JP 2007304598 A JP2007304598 A JP 2007304598A JP 2009130700 A JP2009130700 A JP 2009130700A
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Takashi Kusakari
高 草刈
Tatsuhiko Inagaki
辰彦 稲垣
Shinichi Kasuya
愼一 粕谷
Hiroo Uchiyama
博夫 内山
Hitoshi Otani
仁 大谷
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】レンズ面に付着した液滴の位置を追加の機構なしに検出できる撮像装置を提供すること。
【解決手段】被写体を撮像する撮像素子12と、撮像素子12に集光させるレンズ11と、撮像素子12から出力された映像信号から形成される映像の画素のうち高周波画素を特定する高周波画素特定部14、高周波画素特定部14によって特定された高周波画素の周囲にある画素のうち所定周波数より低い低周波画素を特定する低周波画素特定部15、および、低周波画素特定部15によって特定された低周波画素の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定する液滴判定部16を有する液滴検出手段13を備えるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に設置される撮像装置に関する。
従来、車載用の撮像装置では、車両に付着した雨滴を撮像するための近距離用の第1の焦点距離と、車両の周辺を撮像するための遠距離用の第2の焦点距離とを採り得るレンズを備え、レンズの焦点距離を第1の焦点距離と第2の焦点距離とに切り換え可能なカメラ部と、第1の焦点距離においてカメラ部が撮像した画像に基づいて、雨滴の有無を検出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、車載用の撮像装置では、撮像部により監視空間を撮像するときの監視空間における撮像照度を検出する照度検出部と、照度検出部にて検出された撮像照度に基づいて、撮像部を含む監視空間に照明光を照射する照明部を制御する照明制御部と、撮像部により撮像された入力画像中に水滴による画像領域が存在するか否かを判定し、撮像部への水滴の付着を検出するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来、車載用の撮像装置では、レンズの外側の表面に撥水性高分子材料からなる撥水性薄膜を形成し、形成した撥水性薄膜の表面で雨滴を粒状に集積させ、車両の走行による振動や向かい風の風圧及び水滴自体の自重により、レンズの外側の表面についた粒状の雨滴を撥水性薄膜の表面から飛散させて除去するものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−225250号公報 特開2006−262242号公報 特開2002−079880号公報
しかしながら、近年のカメラの小型化に伴ってレンズの表面積が小さくなっているため、従来の車載用の撮像装置では、レンズ面の超撥水コートなどにより雨滴が球形になっても、雨滴が重力で落ちることなくレンズの表面についたままとなってしまう問題があった。また、従来の車載用の撮像装置では、バックで車を入庫する場合等には非常に遅い速度で撮像装置を使用することになるため、走行による空気の流れでレンズ表面の雨滴を飛ばすことができないという問題があった。また、レンズ面に雨滴が付着すると、付着した部分の映像が、光の屈折でボケたり光の反射で欠落してしまう。また、雨滴を掃うワイパー等を常時駆動させると、晴天時でも駆動され、消費電力的に問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、撮像装置のレンズ面に雨滴などの粒状の液滴を映像情報を用いて検出し、雨滴と検出されたときのみ雨滴除去対策をとれる撮像装置を提供するものである。
本発明の撮像装置は、被写体を撮像する撮像素子と、前記撮像素子に集光させるレンズ部材と、前記撮像素子から出力された映像信号に基づいて前記レンズ部材に付着している液滴を検出する液滴検出手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、撮像素子から出力された映像信号に基づいてレンズ部材に付着している液滴を検出するため、機構的に追加装置が発生せずカメラ構成をそのままで液滴を検出できる。
また、本発明の撮像装置は、前記液滴検出手段が、前記映像信号から形成される映像の画素のうち高周波画素を特定する高周波画素特定部と、前記高周波画素特定部によって特定された高周波画素の周囲にある前記画素のうち所定周波数より低い低周波画素を特定する低周波画素特定部と、前記低周波画素特定部によって特定された低周波画素の集合で形成される形状が前記液滴のものであるか否かを判定する液滴判定部と、を有する構成を有している。
この構成により、高周波画素の周囲にある画素のうち所定周波数より低い低周波画素の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定するため、レンズ部材に付着している液滴をより正確に検出することができる。
また、本発明の撮像装置は、前記液滴検出手段が、前記映像信号から形成される映像の画素のうち選択された画素を中心として特定の距離が離れた円周上にある画素の輝度を周回積分する周回積分部と、前記周回積分部によって前記特定の距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値と前記特定の距離と異なる距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値との差分が予め決められた閾値を超えたか否かを判定する液滴判定部と、を有する構成を有している。
この構成により、特定の距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値と特定の距離と異なる距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値との差分が予め決められた閾値を超えたか否かを判定するため、レンズ部材に付着している液滴をより正確に検出することができる。
また、本発明の撮像装置は、前記液滴検出手段が、前記映像信号から形成される映像の画素のうち特定の画素と前記特定の画素の周囲の画素とのコントラストが予め決められた閾値を超えたか否かを判定するコントラスト判定部と、前記閾値を超えたときの近接する画素同士の集合で形成される形状が前記液滴のものであるか否かを判定する液滴判定部と、を有する構成を有している。
この構成により、コントラストが予め決められた閾値を超えたときの近接する画素同士の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定するため、レンズ部材に付着している液滴をより正確に検出することができる。
また、本発明の撮像装置は、前記液滴検出手段が、前記撮像素子から出力された映像信号から形成される映像にある画素の成分と、前記撮像素子と同じ被写体を撮像する撮像素子から出力された映像信号、または撮像の状態を替えたときの前記撮像素子から出力された映像信号、から形成される映像にある前記画素と同じ位置にある画素の成分とが同じか否かを判定する液滴判定部を有する構成を有している。
この構成により、映像にある画素の成分と上述の映像信号から形成される映像にある画素と同じ位置にある画素の成分とが同じか否かを判定するため、レンズ部材に付着している液滴をより正確に検出することができる。
本発明は、撮像装置のレンズ面に雨滴などの粒状の液滴を検出することができ、レンズ面に液滴が付着したとしても、液滴の位置を追加の機構なしに検出できる撮像装置を提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(本発明の第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置が自動車に搭載された場合の概観図である。図1では、自動車8の後部を見たときの図であり、レンズ11を有する撮像装置10は、バックで車を入庫する場合等に自動車8の後方を撮影するように取付けられている。
また、図1では、撮像装置10が自動車8の後部に取付けられているが、バックミラー9や自動車8の側部などに取付けられていてもよい。撮像装置10の設置場所は、特に自動車に限定されず、どのような所にでも設置されていてもよい。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置10のブロック図である。図2に示したように、撮像装置10は、被写体を撮像する撮像素子12と、撮像素子12に集光させるレンズ11と、撮像素子12から出力された映像信号に基づいてレンズ11に付着している液滴を検出する液滴検出手段13を備えて構成されている。
撮像素子12は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charged Coupled Device)などの素子で構成されており、液滴検出手段13は、例えば集積回路などで構成されている。
また、本発明の第1の実施の形態では、本発明のレンズ部材をレンズ11としている。なお、レンズ11には撥水加工が施されていることが望ましい。また、液滴とは、雨滴などの液体の粒状のものである。
例えば、図3に示すように、レンズ11に雨滴6が付着した場合の映像7が表示されるとする。雨滴6が付着した部分については部分的に光の屈折が発生するため、雨滴6が付着した部分の映像がぼけて表示されてしまう。また、液体の表面張力により雨滴6のついた部分の映像は円形に近い形で表示される。
ここで、液滴検出手段13は、ぼけた部分の映像を特定し、特定した映像の部分が雨滴6の形状であった場合、レンズ11に雨滴6が付着したことを検出する。液滴検出手段13は、以下で説明する高周波画素特定部14、低周波画素特定部15、および液滴判定部16を有している。
高周波画素特定部14は、映像信号から形成される映像の画素のうち高周波数の成分をもつ画素である高周波画素を特定するようになっている。例えば、高周波画素特定部14は、ハイパスフィルタ(以下、HPFという。)を有しており、HPFを介して映像信号を通過させ、HPFを通過した映像信号から形成される映像の画素を高周波画素として特定するようになっている。
本発明の実施の形態で説明する画素は、1ピクセル単位のものとしてもよいが、隣接する複数のピクセルで構成されるブロックとしてもよく、画素を複数のピクセルとした場合、複数のピクセルの成分の平均値を画素の成分としてもよい。
低周波画素特定部15は、高周波画素特定部14によって特定された高周波画素の周囲にある画素のうち所定周波数より低い周波数の成分をもつ画素である低周波画素を特定するようになっている。所定周波数は、画面に表示される映像の平均周波数よりも低い周波数である。
液滴判定部16は、低周波画素特定部15によって特定された低周波画素の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定するようになっている。前述のように、液滴は、円形に近い形で表示されるため、液滴判定部16は、例えば、低周波画素の集合で形成される形状の面積およびその周囲長に基づいた円形度が一定値以上であるか否かを判定するようになっている。
また、液滴判定部16は、例えば図6に示すように、雨滴6と思われる高周波成分が極端に少ない部分の画素の座標をプロットし、プロットした範囲にある水平の各々のラインの中心部分を割り出し、ライン中心部分の水平の座標がほぼ同一で、かつ垂直の中心と思われる部分からプロットした範囲までの上長さおよび下長さが、中心と思われるラインの左長さおよび右長さとほぼ同じである場合に、プロットした範囲が円に近いと判断する。
また、液滴検出手段13は、液滴判定部16が低周波画素の集合で形成される形状が液滴のものであると判定したときに液滴がレンズ11に付着していることを検出する。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の動作について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図である。
まず、高周波画素特定部14が、撮像素子12によって出力された映像信号から形成される映像の画素のうち高周波画素を、HPFを利用して特定する(ステップS1)。次に、低周波画素特定部15が、高周波画素特定部14によって特定された高周波画素の周囲にある画素のうち低周波画素を特定する(ステップS2)。
ここで、液滴判定部16は、低周波画素特定部15によって特定された低周波画素の集合で形成される形状が雨滴などの液滴のものであるか否かを判定し(ステップS3)、液滴のものである場合、利用者に警告する、または、液滴部分の映像を補正するなどの対処措置がなされる(ステップS4)。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置は、高周波画素の周囲にある低周波画素の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定するため、レンズ面に付着した液滴の位置を追加の機構なしに検出できる。
(本発明の第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。撮像装置20の設置場所は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の設置場所と同様であり、どのような所にでも設置されていてもよい。なお、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置を構成する構成要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
撮像装置20は、被写体を撮像する撮像素子12と、撮像素子12に集光させるレンズ11と、撮像素子12から出力された映像信号に基づいてレンズ11に付着している液滴を検出する液滴検出手段23を備えて構成されている。
例えば、図3に示すように、レンズ11に雨滴6が付着した場合の映像7が表示されるとする。雨滴6が付着した部分と雨滴6が付着していない部分との境界ではコントラストが大きく変化する傾向にある。また、液体の表面張力により雨滴6のついた部分の映像は円形に近い形で表示される。
ここで、液滴検出手段23は、映像のコントラストの変化を特定し、特定した映像の部分が雨滴6の形状であった場合、レンズ11に雨滴6が付着したことを検出する。例えば、液滴検出手段23は、ぼけた部分の映像を特定し、特定した映像の部分が雨滴6の形状であった場合、レンズ11に雨滴6が付着したことを検出する。液滴検出手段23は、以下で説明する周回積分部25および液滴判定部26を有している。
周回積分部25は、映像信号から形成される映像の画素のうち選択された画素を中心として特定の距離が離れた円周上にある画素の輝度を周回積分するようになっている。例えば、映像が長方形であった場合、周回積分部25は、長方形での左から右の順に1つずつ画素を選択し、最も右にある画素を選択した後、1つ下の最も左にある画素を選択する。例えば、図8(A)に示すように、長方形に配置された12個の画素があった場合、周回積分部25は、1から12までの番号順に画素を選択する。
また、中心とする画素が選択されたとき、周回積分部25は、選択された画素を中心とした半径を選択する。中心から等間隔毎に異なる長さの半径が複数用意してあり、複数の半径から未だ選択していないものが選択される。最も短いものから順に半径が選択されてもよいし、最も長いものから順に半径が選択されてもよい。周回積分部25は、選択された半径で形成される円周上にある円周画素から1つの画素を取得し、取得した画素の輝度を暫定値に加算し、取得した画素から例えば反時計回りに隣り合う画素を円周画素から取得し、取得した画素の輝度をさらに暫定値に加算することを、円周画素全てを取得するまで繰り返す。繰り返して得られた暫定値が積分値となる。
例えば、図8(B)に示すように中心画素71が選択された場合、周回積分部25は、選択された画素71を中心とした半径を選択し、選択された半径で形成される円周72上の画素aを取得し、取得した画素aの輝度を暫定値に加算する。また、周回積分部25は、円周72上の画素bを取得し、取得した画素bの輝度を暫定値に加算し、画素c、画素dと取得して輝度を暫定値に加算し、円周72の画素全てを取得するまで繰り返す。また、周回積分部25は、画素71を中心とした次の半径を選択し、選択された半径で形成される円周73上の画素の輝度を周回積分する。
液滴判定部26は、コントラストが大きく変化したのかを特定するため、周回積分部25によって特定の円周で周回積分されたときの積分値と特定の円周と異なる円周で周回積分されたときの積分値との差分が予め決められた閾値を超えたか否かを判定するようになっている。例えば、液滴判定部26は、図8(B)に示した円周72上で周回積分されたときの積分値と、円周73上で周回積分されたときの積分値との差分が予め決められた閾値を超えたか否かを判定する。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の動作について説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図である。
まず、周回積分部25は、映像信号から形成される映像の画素のうち中心となる画素を選択する(ステップS11)。中心とする画素が選択されたとき、周回積分部25は、選択された画素を中心とした半径を選択する(ステップS12)。
次に、周回積分部25は、選択された半径で形成される円周上の画素の輝度を周回積分する(ステップS13)。周回積分が終わった後、液滴判定部26は、選択された半径で形成される円周から得られた積分値と、この積分値の直前に求めた積分値との差分が予め決められた閾値を超えたか否かを判定する(ステップS14)。なお、最初に積分するような場合などで直前に求めた積分値が無い場合には、ステップS14はスキップされる。
差分が予め決められた閾値を超えた場合、コントラストが大きく変化したと判断して、利用者に警告する、または、液滴部分の映像を補正するなどの対処措置がなされる(ステップS4)。差分が予め決められた閾値を超えていない場合、全ての半径に対応した円周の周回積分を行ったかを確認し(ステップS15)、全ての円周の周回積分が行われている場合、動作がステップS11に続き、全ての円周の周回積分が行われていない場合、動作がステップS12に続く。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置は、特定の距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値と特定の距離と異なる距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値との差分が予め決められた閾値を超えたか否かを判定するため、レンズ面に付着した液滴の位置を追加の機構なしに検出できる。
(本発明の第3の実施の形態)
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。撮像装置30の設置場所は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の設置場所と同様であり、どのような所にでも設置されていてもよい。なお、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置を構成する構成要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
撮像装置30は、被写体を撮像する撮像素子12と、撮像素子12に集光させるレンズ11と、撮像素子12から出力された映像信号に基づいてレンズ11に付着している液滴を検出する液滴検出手段33を備えて構成されている。
例えば、図11に示すように、レンズ11に霧雨などのごく小数の雨滴の付着部分4は水滴の層が薄いため、映像が大きくぼけることは少ないが、光源などの強い光がレンズ11に入射するときに付着部分4で反射する場合がある。なお、付着部分4の各々を区別する場合、付着部分4a〜4eとして記載し、区別しない場合、付着部分4として記載する。
光が反射すると付着部分4の輝度が、付着部分4の周辺の輝度よりも強くなって、利用者が映像を正確に認識できなくなる。なお、付着部分4は円形に近い状態になる。
ここで、液滴検出手段33は、付着部分4の輝度と付着部分4の周辺の輝度とのコントラストが極端に大きいことを特定し、特定した映像の部分が雨滴の形状であった場合、レンズ11に雨滴が付着したことを検出する。液滴検出手段33は、以下で説明するコントラスト判定部35および液滴判定部36を有している。
コントラスト判定部35は、映像信号から形成される映像の画素のうち特定の画素と、特定の画素の周囲の画素とのコントラストが予め決められた閾値を超えたか否かを判定するようになっている。特定の画素は、例えば、図8(A)に示したように選択される。閾値は、画面に表示される映像の平均のコントラストよりも大きい値である。
液滴判定部36は、閾値を超えたときの近接する画素同士の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定するようになっている。例えば、液滴判定部36は、閾値を超えたときの近接する画素同士で囲まれる形状の面積およびその周囲長に基づいた円形度が一定値以上であるか否かを判定するようになっている。また、液滴検出手段33は、液滴判定部36が液滴の存在が複数確認した場合に液滴がレンズ11に付着していることを検出するようにしてもよい。
以下、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置の動作について説明する。図12は、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図である。
まず、コントラスト判定部35は、画面に表示される映像の画素を選択し(ステップS21)、画面に表示される映像の全ての画素が選択されていなければ(ステップS22)、特定の画素の周囲の画素とのコントラストが予め決められた閾値を超えたか否かを判定する(ステップS23)。
コントラストが閾値を超えた場合、コントラスト判定部35は、閾値を超えた画素の位置情報を液滴判定部36に記憶させ(ステップS24)、その後、ステップS21で次の画素を選択する。
ステップS22で、画面に表示される映像の全ての画素が選択されたと判定された場合、液滴判定部36は、記憶された画素の位置情報に基づいて、近接する画素同士の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定する(ステップS25)。
形状が液滴のものであった場合において、液滴判定部36は、液滴の存在が複数確認したとき(ステップS26)、利用者に警告する、または、液滴部分の映像を補正するなどの対処措置がなされる(ステップS4)。形状が液滴のものでない場合、形状が液滴のものであっても液滴の存在が複数確認できない場合、動作がステップS21に戻る。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置は、映像信号から形成される映像の画素のうち特定の画素と特定の画素の周囲の画素とのコントラストが予め決められた閾値を超えたときの近接する画素同士の集合で形成される形状が液滴のものであるか否かを判定するため、レンズ面に付着した液滴の位置を追加の機構なしに検出できる。
(本発明の第4の実施の形態)
図13は、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置のブロック図である。撮像装置40の設置場所は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の設置場所と同様であり、どのような所にでも設置されていてもよい。なお、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置を構成する構成要素のうち、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を構成する構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
また、撮像素子12には、同じ被写体を撮像する撮像素子12Aおよび撮像素子12Bがあり、レンズ11には撮像素子12Aに集光させるレンズ11A、および撮像素子12Bに集光させるレンズ11Bがある。なお、レンズ11、撮像素子12の各々を区別する場合、レンズ11A、レンズ11B、撮像素子12A、撮像素子12Bとして記載し、区別しない場合、レンズ11、撮像素子12として記載する。
撮像装置40は、撮像素子12Aおよび撮像素子12Bと、レンズ11Aおよびレンズ11Bと、撮像素子12から出力された映像信号に基づいてレンズ11に付着している液滴を検出する液滴検出手段43を備えて構成されている。
例えば、図14に示すように、2つの撮像素子12が同じ被写体を撮影しており、レンズ11Aに雨滴6が付着した場合の映像7Eが表示され、レンズ11Bに雨滴6が付着した場合の映像7Fが表示されたとする。雨滴がレンズ11に付着する場合、2つの映像とも全く同じ位置に雨滴が付着することはまずありえないため、液滴検出手段43が、映像7Eおよび映像7Fの同じ位置にある画素を比較することで雨滴を検出する。なお、映像7Eおよび映像7Fに関する視差分の座標は補正しているものとする。
液滴検出手段43は、液滴判定部46を有しており、液滴判定部46は、撮像素子12Aから出力された映像信号から形成される映像7Eにある画素3の成分と、撮像素子12Bから出力された映像信号から形成される映像7Fにある同じ位置にある画素3の成分とが同じか否かを判定するようになっている。例えば、複数のピクセルで構成される画素3は、図8(A)に示したように、左から右の順に1つずつ選択され、最も右にある画素3が選択された後、1つ下の最も左にある画素3が選択される。
例えば、液滴判定部46は、映像7Eにある画素3と映像7Fにある画素3とのコントラストが予め決められた閾値を超えたか否かを判定することで、画素3の成分が同じか否かを判定する。液滴検出手段43は、コントラストが予め決められた閾値を超えたと液滴判定部46が判定した場合に液滴がレンズ11に付着していることを検出する。
以下、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の動作について説明する。図15は、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図である。
まず、液滴判定部46は、画面に表示される映像の画素を選択し(ステップS31)、映像7Eにある画素と映像7Fにある画素とのコントラストが予め決められた閾値を超えたか否かを判定する(ステップS32)。ここで、選択された画素は、互いに同じ座標位置の画素である。
コントラストが閾値を超えた場合、利用者に警告する、または、液滴部分の映像を補正するなどの対処措置がなされ(ステップS4)、その後、ステップS31で次の画素を選択する。
以上説明したように、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置は、映像信号から形成される映像にある画素の成分と、同じ被写体を撮像したときの映像信号から形成される映像にある画素と同じ位置にある画素の成分とが同じか否かを判定するため、レンズ面に付着した液滴の位置を追加の機構なしに検出できる。
なお、2つの撮像素子12を有する例を説明したが、1つの撮像素子12で実現するようにしてもよい。図4は、1つの撮像素子12を移動させて撮像の状態を替えたときの映像を表す図である。図4(A)は、移動する前の映像を示す図であり、図4(B)は、例えば撮像素子12Aの位置から撮像素子12Bの位置までに相当する距離を移動させた後の映像を示す図である。なお、補正対象映像6Aは、補正対象映像6Cに移動し、補正対象映像6Bは、補正対象映像6Dに移動している。図4で説明した移動の前後のように、撮像の状態を替えたときの撮像素子12から出力された映像信号を用いて、液滴判定部46は、図14で説明したように映像7Eにある画素3と映像7Fにある画素3とのコントラストが予め決められた閾値を超えたか否かを判定するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る撮像装置は、レンズ面に付着した液滴の位置を追加の機構なしに検出できるという効果を有し、車両などの屋外に設置される撮像装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置が自動車に搭載された場合の概観図 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置のブロック図 レンズに雨滴が付着した場合の映像を示す図 撮像の状態を替えたときの映像を示す図 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図 雨滴の画像部分をプロットした画素を示す図 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置のブロック図 液滴のある映像を補正するときに周回積分させる様子を示す図 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図 本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置のブロック図 レンズに霧雨などのごく小数の雨滴が付着した場合の映像を示す図 本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図 本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置のブロック図 2つの撮像素子が同じ被写体を撮影したときにレンズに雨滴が付着した場合の映像を示す図 本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の動作を示す図
符号の説明
3、71 画素
4 付着部分
6 雨滴
7 映像
8 自動車
9 バックミラー
10、20、30、40 撮像装置
11 レンズ
12 撮像素子
13、23、33、43 液滴検出手段
14 高周波画素特定部
15 低周波画素特定部
16、26、36、46 液滴判定部
25 周回積分部
35 コントラスト判定部
53 同一画素判定手段
72、73 円周

Claims (5)

  1. 被写体を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子に集光させるレンズ部材と、
    前記撮像素子から出力された映像信号に基づいて前記レンズ部材に付着している液滴を検出する液滴検出手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記液滴検出手段が、
    前記映像信号から形成される映像の画素のうち高周波画素を特定する高周波画素特定部と、
    前記高周波画素特定部によって特定された高周波画素の周囲にある前記画素のうち所定周波数より低い低周波画素を特定する低周波画素特定部と、
    前記低周波画素特定部によって特定された低周波画素の集合で形成される形状が前記液滴のものであるか否かを判定する液滴判定部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記液滴検出手段が、
    前記映像信号から形成される映像の画素のうち選択された画素を中心として特定の距離が離れた円周上にある画素の輝度を周回積分する周回積分部と、
    前記周回積分部によって前記特定の距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値と前記特定の距離と異なる距離が離れた円周で周回積分されたときの積分値との差分が予め決められた閾値を超えたか否かを判定する液滴判定部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記液滴検出手段が、
    前記映像信号から形成される映像の画素のうち特定の画素と前記特定の画素の周囲の画素とのコントラストが予め決められた閾値を超えたか否かを判定するコントラスト判定部と、
    前記閾値を超えたときの近接する画素同士の集合で形成される形状が前記液滴のものであるか否かを判定する液滴判定部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記液滴検出手段が、
    前記撮像素子から出力された映像信号から形成される映像にある画素の成分と、前記撮像素子と同じ被写体を撮像する撮像素子から出力された映像信号、または撮像の状態を替えたときの前記撮像素子から出力された映像信号、から形成される映像にある前記画素と同じ位置にある画素の成分とが同じか否かを判定する液滴判定部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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