JP2009130015A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高感度な撮像装置を提供する。
【解決手段】このCMOSイメージセンサ(撮像装置)は、フォトダイオード部4と、フローティングディフュージョン領域5と、転送ゲート電極7と、転送ゲート電極8と、増倍ゲート電極9と、読出ゲート電極10と、転送チャネル3とを備え、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10は、平面的に見て、フォトダイオード部4とフローティングディフュージョン領域5との間で、かつ、フォトダイオード部4の少なくとも一部とオーバーラップしないように設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】このCMOSイメージセンサ(撮像装置)は、フォトダイオード部4と、フローティングディフュージョン領域5と、転送ゲート電極7と、転送ゲート電極8と、増倍ゲート電極9と、読出ゲート電極10と、転送チャネル3とを備え、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10は、平面的に見て、フォトダイオード部4とフローティングディフュージョン領域5との間で、かつ、フォトダイオード部4の少なくとも一部とオーバーラップしないように設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、撮像装置に関し、特に、信号電荷を増加するための領域を備えた撮像装置に関する。
従来、電子(信号電荷)を増倍(増加)させるための領域を備えた撮像装置(CMOSイメージセンサ)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、フォトダイオードからフローティングディフュージョン領域に向かって順番に、電子の転送チャネルに画素分離障壁を形成するための第1転送ゲート電極と、電子の転送チャネルに電子を一時的に蓄積するための第2転送ゲート電極と、電子を転送する際の障壁を形成する第3転送ゲート電極と、電子を衝突電離により増倍させる電界を発生させるための増倍ゲート電極と、増倍ゲート電極下に蓄積される電子を転送してデータを読み出すための読出ゲート電極との5本のゲート電極を備える撮像装置が開示されている。上記特許文献1では、第2転送ゲート電極下の転送チャネルと、増倍ゲート電極下の転送チャネルとの間で電子の増倍(増加)が繰り返し行われるように構成されている。
また、上記特許文献1には、フォトダイオードからフローティングディフュージョン領域に向かって順番に、フォトダイオードの表面上に形成され、フォトダイオードに電子を蓄積するための第1転送ゲート電極と、フォトダイオードに蓄積された電子を転送するための第2転送ゲート電極と、電子を衝突電離により増倍させる電界を発生させるための増倍ゲート電極と、増倍ゲート電極下に蓄積される電子を転送してデータを読み出すための読出ゲート電極との4本のゲート電極を備える撮像装置が開示されている。この4本のゲート電極を備える撮像装置では、第1転送ゲート電極下のフォトダイオードと、増倍ゲート電極下の転送チャネルとの間で電子の増倍が行われる。また、この4本のゲート電極を備える撮像装置は、上記5本のゲート電極を備える撮像装置と異なり、ゲート電極の数が1本少ないので、同一の画素サイズであればフォトダイオードの面積を大きくすることができるので、フォトダイオードの感度を高めることが可能となる。
特許文献1に記載の撮像装置にあっては、監視カメラや暗視カメラなど、光量が乏しい環境下で用いられる製品にも適したものであるが、近年のセキュリティ強化の需要もあり、撮像装置の感度については更なる向上が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、高感度な撮像装置を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における撮像装置は、信号電荷を蓄積する電界を発生させるための第1電極と、信号電荷を増加させる電界を発生させるための第2電極と、信号電荷を生成する光電変換部と、信号電荷を電圧に変換するための電圧変換部と、信号電荷を電圧変換部に転送するための第3電極と、第1電極と第2電極との間に設けられ、信号電荷を転送するための第4電極と、第1電極、第2電極、第3電極および第4電極の下方に設けられ、信号電荷の転送動作および増加動作が行われる転送チャネルとを備え、第1電極、第2電極、第3電極および第4電極は、平面的に見て、光電変換部と電圧変換部との間で、かつ、光電変換部の少なくとも一部とオーバーラップしないように設けられている。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの全体構成を示した平面図であり、図2は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した断面図である。また、図3は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサにおけるポテンシャル図である。また、図4は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの画素を示した平面図であり、図5は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの回路構成を示した回路図である。まず、図1〜図5を参照して、第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構造について説明する。なお、第1実施形態では、撮像装置の一例であるアクティブ(Active)型のCMOSイメージセンサに本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの全体構成を示した平面図であり、図2は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した断面図である。また、図3は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサにおけるポテンシャル図である。また、図4は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの画素を示した平面図であり、図5は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの回路構成を示した回路図である。まず、図1〜図5を参照して、第1実施形態によるCMOSイメージセンサの構造について説明する。なお、第1実施形態では、撮像装置の一例であるアクティブ(Active)型のCMOSイメージセンサに本発明を適用した場合について説明する。
第1実施形態によるCMOSイメージセンサは、図1に示すように、マトリクス状(行列状)に配置された複数の画素50を含む撮像部51と、行選択レジスタ52と、列選択レジスタ53とを備えている。
第1実施形態によるCMOSイメージセンサの画素50の断面構造としては、図2および図3に示すように、p型シリコン基板1の表面に、各画素50をそれぞれ分離するための素子分離領域2が形成されている。また、素子分離領域2によって囲まれる各画素50のp型シリコン基板1の表面には、n−型不純物領域からなる転送チャネル3を挟むように所定の間隔を隔てて、n型の不純物領域からなるフォトダイオード部(PD)4およびn+型不純物領域からなるフローティングディフュージョン領域(FD)5が形成されている。また、フォトダイオード部4の表面には、p+型の不純物領域4aが形成されている。これにより、フォトダイオード部4は、埋め込み型フォトダイオードとなる。なお、フォトダイオード部4およびフローティングディフュージョン領域5は、それぞれ、本発明の「光電変換部」および「電圧変換部」の一例である。
フォトダイオード部4は、入射光量に応じて電子を生成するとともに、その生成された電子を蓄積する機能を有する。また、フォトダイオード部4は、素子分離領域2に隣接するとともに、転送チャネル3に隣接するように形成されている。フローティングディフュージョン領域5は、転送チャネル3の不純物濃度(n−)よりも高い不純物濃度(n+)を有する。また、フローティングディフュージョン領域5は、転送された電子による電荷信号を保持するとともに、この電荷信号を電圧に変換する機能を有する。また、フローティングディフュージョン領域5は、素子分離領域2に隣接するとともに、転送チャネル3に隣接するように形成されている。これにより、フローティングディフュージョン領域5は、転送チャネル3を介してフォトダイオード部4と対向するように形成されている。
また、転送チャネル3の上面上に、ゲート絶縁膜6が形成されている。ここで、第1実施形態では、ゲート絶縁膜6の上面上の所定領域には、所定の間隔を隔てて、転送ゲート電極7と、転送ゲート電極8と、増倍ゲート電極9と、読出ゲート電極10との4本のゲート電極が、平面的に見て、フォトダイオード部4とフローティングディフュージョン領域5との間で、かつ、フォトダイオード部4とオーバーラップしないように設けられている。また、第1実施形態では、転送ゲート電極7は、フォトダイオード部4と隣接するように形成されており、転送ゲート電極8は、転送ゲート電極7と増倍ゲート電極9との間に形成されている。また、読出ゲート電極10は、増倍ゲート電極9とフローティングディフュージョン領域5との間に形成されている。また、読出ゲート電極10は、フローティングディフュージョン領域5と隣接するように形成されている。なお、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10は、それぞれ、本発明の「第1電極」、「第4電極」、「第2電極」および「第3電極」の一例である。
また、図4に示すように、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10には、それぞれ、コンタクト部7a、8a、9aおよび10aを介して、電圧制御のためのクロック信号Φ1、Φ2、Φ3およびΦ4を供給する配線層20、21、22および23が電気的に接続されている。なお、この配線層20、21、22および23は、行毎に形成されているとともに、各行の複数の画素50の転送ゲート電極7、転送ゲート電極8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10にそれぞれ電気的に接続されている。また、フローティングディフュージョン領域5には、コンタクト部5aを介して信号を取り出すための信号線24が電気的に接続されている。
また、図3に示すように、転送ゲート電極7、8および読出ゲート電極10に、それぞれ、クロック信号Φ1、Φ2およびΦ4のオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、転送ゲート電極7、8および読出ゲート電極10に約2.9Vの電圧が印加されるように構成されている。これにより、転送ゲート電極7、8および読出ゲート電極10下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になるように構成されている。
また、増倍ゲート電極9にクロック信号Φ3のオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合には、増倍ゲート電極9に約24Vの電圧が印加されるように構成されている。これにより、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3が約25Vの高い電位に調整された状態になるように構成されている。
また、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8および増倍ゲート電極9にクロック信号Φ1、Φ2およびΦ3のオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合には、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8および増倍ゲート電極9に約0Vの電圧が印加されるように構成されている。これにより、転送ゲート電極7下、転送ゲート電極8下および増倍ゲート電極9下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態となるように構成されている。
ここで、第1実施形態では、読出ゲート電極10にクロック信号Φ4のオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合には、読出ゲート電極10に約−2Vの電圧が印加されるように構成されている。これにより、読出ゲート電極10下の転送チャネル3が、約0.5Vの電位に調整された状態となるように構成されている。
また、フォトダイオード部4およびフローティングディフュージョン領域5は、それぞれ、約3Vおよび約5Vの電位に調整された状態となるように構成されている。
また、図2に示すように、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部(一時的蓄積井戸)3a)は、転送ゲート電極7にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、転送ゲート電極7下の転送チャネル3に電子を一時的に蓄積する電界が形成されるように構成されている。
また、転送ゲート電極8下の転送チャネル3は、転送ゲート電極8にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、電子蓄積部3aに蓄積された電子を電子増倍部3bに転送するとともに、電子増倍部3bに蓄積された電子を電子蓄積部3aに転送する機能を有する。また、転送ゲート電極8下の転送チャネル3は、転送ゲート電極8にオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合に、電子蓄積部3aと電子増倍部3bとを区分する電荷転送障壁として機能する。
また、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)は、増倍ゲート電極9にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、約25Vの電位に調整されることによって、電子を衝突電離させて増倍(増加)する高電界が形成されるように構成されている。また、電子の衝突電離は、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)と転送ゲート電極8下の転送チャネル3との境界部で発生するように構成されている。
また、読出ゲート電極10下の転送チャネル3は、読出ゲート電極10にオン信号(Hレベルの信号)が供給されている場合に、転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積された電子をフローティングディフュージョン領域5に転送する機能を有する。また、読出ゲート電極10にオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合に、転送チャネル3(電子増倍部3b)とフローティングディフュージョン領域5とを区分する機能を有する。なお、第1実施形態では、転送ゲート電極7、8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10に、それぞれ、オフ信号(Lレベルの信号)が供給された場合、転送チャネル3においては、読出ゲート電極10下における転送チャネル3の電位が最も低くなるように構成されている。
また、図4および図5に示すように、各々の画素50は、転送ゲート電極7と、転送ゲート電極8と、増倍ゲート電極9と、読出ゲート電極10と、リセットゲート電極11を含むリセットゲートトランジスタTr1と、増幅トランジスタTr2と、画素選択トランジスタTr3と、PD部リセットゲートトランジスタTr4とを備えている。リセットゲートトランジスタTr1のリセットゲート電極11には、コンタクト部11aを介してリセットゲート線30が接続されており、リセット信号が供給される。リセットゲートトランジスタTr1のドレイン(リセットドレイン12)は、コンタクト部12aを介して電源電位(VDD)線31に接続される。また、リセットゲートトランジスタTr1のソースおよび読出ゲート電極10のソースを構成するフローティングディフュージョン領域5と増幅トランジスタTr2のゲート40とは、コンタクト部5aおよび40aを介して信号線24により接続されている。また、増幅トランジスタTr2のソースには、画素選択トランジスタTr3のドレインが接続されている。また、画素選択トランジスタTr3のゲート41には、コンタクト部41aを介して行選択線32が接続されるとともに、ソースには、コンタクト部42を介して出力線33が接続されている。また、PD部リセットゲートトランジスタTr4は、リセットゲート電極43を含むとともに、リセットゲート電極43には、PD部リセット信号が供給される。第1実施形態では、以上の回路構成を行うことにより、読出ゲート電極10のオンオフ制御は行毎に行われる一方で、読出ゲート電極10以外のゲート電極のオンオフ制御は、画素50全体に対して行われる。
図6は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の転送動作を説明するための信号波形図である。図7は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の転送動作を説明するためのポテンシャル図である。次に、図6および図7を参照して、第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の転送動作について説明する。
まず、図6の期間Aにおいて、図7に示すように、転送ゲート電極7をオン状態にすることにより、転送ゲート電極7下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になる。このとき、フォトダイオード部4が約3Vの電位に調整されているので、フォトダイオード部4により生成されるとともに、蓄積された電子がフォトダイオード部4から転送ゲート電極7下の転送チャネル3に転送される。次に、転送ゲート電極7をオン状態のままにした状態で、転送ゲート電極8をオン状態にすることにより、転送ゲート電極7下および転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整される。これにより、転送ゲート電極7下の転送チャネル3に転送されていた電子が転送ゲート電極8下の転送チャネル3にも転送される。
次に、図6の期間Bにおいて、図7に示すように、転送ゲート電極8をオン状態にした状態で、転送ゲート電極7をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整されたままの状態で、転送ゲート電極7下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整される。これにより、転送ゲート電極7下の転送チャネル3に転送されていた電子が転送ゲート電極8下の転送チャネル3に転送される。
次に、図6の期間Cにおいて、図7に示すように、増倍ゲート電極9をオン状態にした後に、転送ゲート電極8をオフ状態にすることにより、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)が約25Vの高い電位に調整された後に、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。このため、転送ゲート電極8下の転送チャネル3に転送されていた電子は、転送ゲート電極7下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約25V)に調整されている増倍ゲート電極9下の転送チャネル3へと転送される。
次に、図6の期間Dにおいて、図7に示すように、電子が増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積された状態で、読出ゲート電極10をオン状態にした後に、増倍ゲート電極9をオフ状態にすることにより、読出ゲート電極10下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された後に、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態となる。このため、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3に蓄積された電子は、約4Vの電位に調整された読出ゲート電極10下の転送チャネル3を介して、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約5V)に調整されているフローティングディフュージョン領域5へと転送される。
図8および図10は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するための信号波形図である。図9および図11は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するためのポテンシャル図である。次に、図7〜図11を参照して、第1実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の増倍動作について説明する。
まず、図7の期間Aにおける転送ゲート電極7下の転送チャネル3に電子を転送させる動作の後、図8の期間Eにおいて、図9に示すように、転送ゲート電極7下の転送チャネル3に電子を保持した状態で、増倍ゲート電極9をオン状態にする。
次に、図8の期間Fにおいて、図9に示すように、転送ゲート電極8をオン状態にした後に、転送ゲート電極7をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極7下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になるとともに、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態となる。このため、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積された電子は、転送ゲート電極8下の転送チャネル3(約4V)を介して高い電位(約25V)に調整されている増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)へと転送される。そして、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に転送された電子が増倍ゲート電極9下の転送チャネル3と転送ゲート電極8下の転送チャネル3との境界部を移動中に高電界からエネルギを得る。そして、高いエネルギを有する電子は、シリコン原子と衝突して電子と正孔とを生成する(衝突電離)。その後、衝突電離により生成された電子は、電界により増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積される。
次に、図8の期間Gにおいて、図9に示すように、転送ゲート電極8をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。
次に、図10の期間Hにおいて、図11に示すように、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に電子が保持された状態から、期間Iにおいて、転送ゲート電極7および転送ゲート電極8をオン状態にする。これにより、転送ゲート電極7下および転送ゲート電極8下のそれぞれの転送チャネル3の電位が約4Vの電位に調整された状態になる。そして、この状態から、増倍ゲート電極9をオフ状態にすることにより、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3の電位が約1Vの電位に調整される。これにより、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積されていた電子が転送ゲート電極7下および転送ゲート電極8下の転送チャネル3(約4V)に転送される。
そして、図10の期間Jにおいて、図11に示すように、転送ゲート電極8をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極8下の転送チャネル3の電位が約1Vの電位に調整された状態になる。これにより、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に電子が転送された状態となる。このように、第1実施形態では、上記した期間E〜Jの増倍動作を複数回(たとえば、約400回)繰り返し行うことにより、フォトダイオード部4から転送された電子が約2000倍に増倍される。なお、第1実施形態では、図9および図11に示す期間E〜期間Jの電子の転送期間と電子の増倍期間とには、読出ゲート電極10下の転送チャネル3の電位(約0.5V)が転送ゲート電極8下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも低くなるように制御されている。
第1実施形態では、上記のように、CMOSイメージセンサに、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10の4本のゲート電極を設けることによって、5本のゲート電極を備える従来のCMOSイメージセンサと異なり、ゲート電極の数が1本少ないので、同一の画素サイズであればフォトダイオード部4の面積を大きくすることができる。また、転送ゲート電極7、転送ゲート電極8、増倍ゲート電極9および読出ゲート電極10を、平面的に見て、フォトダイオード部4とフローティングディフュージョン領域5との間で、かつ、フォトダイオード部4とオーバーラップしないように設けることによって、フォトダイオード部4の表面上にゲート電極が形成されていないので、フォトダイオード部4の表面上にp+型の不純物領域4aを形成した埋め込み型フォトダイオードを形成することができる。これにより、フォトダイオード部4の表面上の界面準位による欠陥に起因して、フォトダイオード部4の表面上に暗電流が発生するのを抑制することができる。また、フォトダイオード部4の表面上にゲート電極が形成されていないことにより、ゲート電極による光の吸収に起因するフォトダイオード部4の感度の低下が抑制されるので、フォトダイオード部4の表面上にゲート電極が形成されている場合と異なり、撮像装置を高感度にすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、転送ゲート電極7を、フォトダイオード部4に隣接するように設け、増倍ゲート電極9を転送ゲート電極8のフォトダイオード部4とは反対の側に隣接するように設けることによって、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)と増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)との間で電子の移動を繰り返すことにより、容易に、電子の増倍を行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、増倍ゲート電極9により電子が衝突電離する電界を発生させた状態で、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積された電子を増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に転送するように、転送ゲート電極7および転送ゲート電極8を制御する電子の増倍動作(図9参照)と、増倍ゲート電極9による電界により増倍された電子を転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に転送するように転送ゲート電極7、転送ゲート電極8および増倍ゲート電極9を制御する電子の転送動作(図11参照)とを交互に行うように構成されている。これにより、電子の増倍動作を複数回(たとえば約400回)行うことができるので、電子の増倍率を向上させることができる。その結果、フォトダイオード部4から転送された電子の数を約2000倍に増倍させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、増倍ゲート電極9により電子が衝突電離する電界を発生させた状態で、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積された電子を増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に転送する電子の増倍動作時(図9参照)と、増倍ゲート電極9による電界により増倍された電子を転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に転送する電子の転送動作時(図11参照)とには、読出ゲート電極10下の転送チャネル3の電位(約0.5V)を転送ゲート電極8下の転送チャネル8の電位(約1V)よりも低くなるように制御する。これにより、電子の転送動作時および増倍動作時に、読出ゲート電極10下の転送チャネル3に発生する高いポテンシャルによる障壁(電荷障壁)を越えて、電子がフローティングディフュージョン領域5側に漏れるのを抑制することができるので、転送される電子の数にばらつきが発生するのを抑制することができる。その結果、データの読出しを正確に行うことができる。
(第2実施形態)
図12は、本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するための信号波形図である。図13は、本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するためのポテンシャル図である。図7、図12および図13を参照して、この第2実施形態では、上記した第1実施形態とは異なり、電子の増倍動作時において、転送ゲート電極7に常にクロック信号Φ1のオン信号(Hレベルの信号)が供給されているCMOSイメージセンサの動作について説明する。なお、第2実施形態のCMOSイメージセンサの構成は、上記第1実施形態のCMOSイメージセンサの構成と同様である。
図12は、本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するための信号波形図である。図13は、本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するためのポテンシャル図である。図7、図12および図13を参照して、この第2実施形態では、上記した第1実施形態とは異なり、電子の増倍動作時において、転送ゲート電極7に常にクロック信号Φ1のオン信号(Hレベルの信号)が供給されているCMOSイメージセンサの動作について説明する。なお、第2実施形態のCMOSイメージセンサの構成は、上記第1実施形態のCMOSイメージセンサの構成と同様である。
まず、図7の期間Aにおける転送ゲート電極7下の転送チャネル3に電子を転送させる動作の後、図12の期間Eにおいて、図13に示すように、転送ゲート電極7下の転送チャネル3に電子を保持した状態で、増倍ゲート電極9をオン状態にする。
次に、図12の期間Fにおいて、図13に示すように、転送ゲート電極7をオン状態にしたままの状態で、転送ゲート電極8をオン状態にする。これにより、転送ゲート電極7下および転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態となる。このように、転送ゲート電極7をオン状態にしたままの状態で、転送ゲート電極8をオン状態にすることにより、上記第1実施形態のように、転送ゲート電極7をオフ状態にした後、転送ゲート電極8をオン状態にする場合と異なり、転送ゲート電極の制御を簡略化することが可能となる。そして、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積された電子は、転送ゲート電極8下の転送チャネル3(約4V)を介して高い電位(約25V)に調整されている増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)へと転送される。そして、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に転送された電子が増倍ゲート電極9下の転送チャネル3と転送ゲート電極8下の転送チャネル3との境界部を移動中に高電界からエネルギを得る。そして、高いエネルギを有する電子は、シリコン原子と衝突して電子と正孔とを生成する(衝突電離)。その後、衝突電離により生成された電子は、電界により増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積される。
次に、図12の期間Gにおいて、図13に示すように、転送ゲート電極8をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。
なお、第2実施形態のその他の動作は、上記第1実施形態と同様である。
また、第2実施形態の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図14は、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した断面図である。また、図15は、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサにおけるポテンシャル図である。図14および図15を参照して、この第3実施形態では、上記した第1実施形態と異なり、読出ゲート電極10のゲート長が、他のゲート電極のゲート長よりも大きいCMOSイメージセンサについて説明する。
図14は、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した断面図である。また、図15は、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサにおけるポテンシャル図である。図14および図15を参照して、この第3実施形態では、上記した第1実施形態と異なり、読出ゲート電極10のゲート長が、他のゲート電極のゲート長よりも大きいCMOSイメージセンサについて説明する。
第3実施形態では、図14および図15に示すように、読出ゲート電極10のゲート長L1は、読出ゲート電極10以外のゲート電極のゲート長L2よりも大きくなるように構成されている。また、読出ゲート電極10にクロック信号Φ4のオフ信号(Lレベルの信号)が供給されている場合には、読出ゲート電極10に約−1.5Vの電圧が印加される。このとき、読出ゲート電極10下の転送チャネル3は、約0.5Vの電位に調整された状態となる。なお、第3実施形態のその他の構成および動作は、上記第1実施形態の構成および動作と同様である。
第3実施形態では、上記のように、読出ゲート電極10のゲート長L1を、読出ゲート電極10以外のゲート電極のゲート長L2よりも大きくなるように構成することによって、読出ゲート電極10のゲート長の大きさに比例して、読出ゲート電極10下の転送チャネル3のポテンシャルにより発生する障壁(電荷障壁)の長さ(図14の矢印X方向の長さ)も大きくなる。これにより、電子の増倍動作時、および、電子の転送動作時において、電子が読出ゲート電極10下の転送チャネル3に発生する障壁(電荷障壁)を越えてフローティングディフュージョン領域5に漏れるのを、上記した第1および第2実施形態と異なり、より抑制することができる。その結果、電子蓄積部3aからフローティングディフュージョン領域5に転送される電子の数にばらつきが発生するのをより抑制することができるので、データの読出しを正確に行うことができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
図16は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した断面図である。また、図17は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサにおけるポテンシャル図である。図16および図17を参照して、この第4実施形態では、上記した第1実施形態と異なり、増倍ゲート電極9がフォトダイオード部4に隣接するように設けられているCMOSイメージセンサについて説明する。
図16は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサの構造を示した断面図である。また、図17は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサにおけるポテンシャル図である。図16および図17を参照して、この第4実施形態では、上記した第1実施形態と異なり、増倍ゲート電極9がフォトダイオード部4に隣接するように設けられているCMOSイメージセンサについて説明する。
第4実施形態では、図16および図17に示すように、増倍ゲート電極9は、フォトダイオード部4に隣接するとともに、転送ゲート電極8に対して転送ゲート電極7および読出ゲート電極10の反対側に設けられている。また、転送ゲート電極8と読出ゲート電極10との間に転送ゲート電極7が設けられている。また、これに伴い、転送チャネル3内の電子蓄積部3aの位置および電子増倍部3bの位置も反対になる。また、増倍ゲート電極9、転送ゲート電極8、転送ゲート電極7および読出ゲート電極10には、それぞれ、電圧制御のためのクロック信号Φ1、Φ2、Φ3およびΦ4が供給されるように構成されている。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
図18は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の転送動作を説明するための信号波形図である。図19は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の転送動作を説明するためのポテンシャル図である。次に、図18および図19を参照して、第4実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の転送動作について説明する。
まず、図18の期間Aにおいて、図19に示すように、増倍ゲート電極9をオン状態にすることにより、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3が約25Vの電位に調整された状態になる。このとき、フォトダイオード部4下が約3Vの電位に調整されているので、フォトダイオード部4に蓄積された電子が増倍ゲート電極9下の転送チャネル3に転送される。
次に、図18の期間Bにおいて、図19に示すように、転送ゲート電極8をオン状態にするとともに、増倍ゲート電極9をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になるとともに、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。このため、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3に蓄積された電子は、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約4V)に調整されている転送ゲート電極8下の転送チャネル3へ転送される。
次に、図18の期間Cにおいて、図19に示すように、転送ゲート電極7をオン状態にするとともに、転送ゲート電極8をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極7下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になるとともに、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。このため、転送ゲート電極8下の転送チャネル3に転送された電子は、転送ゲート電極7下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約4V)に調整されている転送ゲート電極7下の転送チャネル3へ転送される。これにより、フォトダイオード部4から転送された電子が一時的に転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積される。
次に、図18の期間Dにおいて、図19に示すように、電子が一時的に転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積された状態で、読出ゲート電極10をオン状態にするとともに、転送ゲート電極7をオフ状態にすることにより、読出ゲート電極10下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になるとともに、転送ゲート電極7下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態となる。このため、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に蓄積された電子は、約4Vの電位に調整された読出ゲート電極10下の転送チャネル3を介して、転送ゲート電極7下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約5V)に調整されているフローティングディフュージョン領域5へと転送される。
図20は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するための信号波形図である。図21は、本発明の第4実施形態によるCMOSイメージセンサにおける電子の増倍動作を説明するためのポテンシャル図である。次に、図20および図21を参照して、第4実施形態によるCMOSイメージセンサの電子の増倍動作について説明する。
まず、電子の増倍動作は、図19の期間Cの転送動作の後、図20の期間Eにおいて、図21に示すように、転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に電子が蓄積された状態で、増倍ゲート電極9をオン状態にすることにより、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)が約25Vの高い電位に調整された状態となる。
次に、図20の期間Fにおいて、図21に示すように、転送ゲート電極8をオン状態にするとともに、転送ゲート電極7をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約4Vの電位に調整された状態になるとともに、転送ゲート電極7下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態となる。このため、転送ゲート電極7下の転送チャネル3に蓄積された電子は、転送ゲート電極7下の転送チャネル3の電位(約1V)よりも高い電位(約4V)に調整されている転送ゲート電極8下の転送チャネル3へと転送される。また、転送ゲート電極8下の転送チャネル3に転送された電子は、転送ゲート電極8下の転送チャネル3の電位(約4V)よりも高い電位(約25V)に調整されている増倍ゲート電極9下の転送チャネル3へと転送される。そして、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に転送された電子が増倍ゲート電極9下の転送チャネル3と転送ゲート電極8下の転送チャネル3との境界部を移動中に高電界からエネルギを得る。そして、高いエネルギを有する電子は、シリコン原子と衝突して電子と正孔とを生成する(衝突電離)。その後、衝突電離により生成された電子は、電界により増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積される。
次に、図20の期間Gにおいて、図21に示すように、転送ゲート電極8をオフ状態にすることにより、転送ゲート電極8下の転送チャネル3が約1Vの電位に調整された状態になる。
次に、上記した図19の期間BおよびCの電子の転送動作を行うことにより、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)に蓄積された電子が転送ゲート電極7下の転送チャネル3(電子蓄積部3a)に転送される。その後、上記した期間E〜期間Gの増倍動作および期間Bおよび期間Cの転送動作を複数回(たとえば、約400回)繰り返し行うことにより、フォトダイオード部4から転送された電子が約2000倍に増倍される。
第4実施形態では、上記のように、転送ゲート電極8と読出ゲート電極10との間に転送ゲート電極7を設けるとともに、転送ゲート電極8に対して転送ゲート電極7および読出ゲート電極10の反対側に増倍ゲート電極9を設けることによって、データの読出しを行う際に、電子が衝突電離する電界を発生させるための増倍ゲート電極9に印加される高電圧(約24V)を変化させてフローティングディフュージョン領域5に電子を転送させることなく、転送ゲート電極7に印加される比較的低電圧(約2.9V)を変化させてフローティングディフュージョン領域5に電子を転送させることができる。このため、データの読出しを行う際に、増倍ゲート電極9下の転送チャネル3(電子増倍部3b)における高い電位(約25V)が変化することに起因して読出ゲート電極10下の転送チャネル3の電位が変動するのを抑制することができるので、フローティングディフュージョン領域5に転送される電子の数にばらつきが発生するのをより効果的に抑制することができる。その結果、データの読出しを正確に行うことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、CMOSイメージセンサの一例として各画素において電荷信号を増幅するアクティブ(Active)型のCMOSイメージセンサを示したが、本発明はこれに限らず、各画素において電荷信号を増幅しないパッシブ(Passive)型のCMOSイメージセンサにも適用可能である。
また、上記第1〜第4実施形態では、転送ゲート電極および読出ゲート電極がオン状態の場合に、転送ゲート電極および読出ゲート電極下の転送チャネルが約4Vの電位に調整された状態になる例を示したが、本発明はこれに限らず、転送ゲート電極および読出ゲート電極がオン状態の場合に、転送ゲート電極および読出ゲート電極下の転送チャネルがそれぞれ異なる電位に調整された状態になるようにしてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、p型シリコン基板の表面にn型の転送チャネル、n型のフォトダイオード部およびn型のフローティングディフュージョン領域を形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、n型シリコン基板の表面にp型ウェル領域を形成するとともに、そのp型ウェル領域の表面にn型の転送チャネル、n型のフォトダイオード部およびn型のフローティングディフュージョン領域を形成するようにしてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、信号電荷として電子を用いる例を示したが、本発明はこれに限らず、基板不純物の電導型および印加する電圧の極性を全て反対にすることにより、信号電荷として正孔を用いるようにしてもよい。
また、上記第1〜第4実施形態では、ゲート電極が、平面的に見て、フォトダイオード部とオーバーラップしないように設けられる例を示したが、本発明はこれに限らず、ゲート電極の一部が、平面的に見て、フォトダイオード部とオーバーラップしてもよい。
3 転送チャネル
4 フォトダイオード部(光電変換部)
5 フローティングディフュージョン領域(電圧変換部)
7 転送ゲート電極(第1電極)
8 転送ゲート電極(第4電極)
9 増倍ゲート電極(第2電極)
10 読出ゲート電極(第3電極)
4 フォトダイオード部(光電変換部)
5 フローティングディフュージョン領域(電圧変換部)
7 転送ゲート電極(第1電極)
8 転送ゲート電極(第4電極)
9 増倍ゲート電極(第2電極)
10 読出ゲート電極(第3電極)
Claims (6)
- 信号電荷を蓄積する電界を発生させるための第1電極と、
信号電荷を増加させる電界を発生させるための第2電極と、
信号電荷を生成する光電変換部と、
信号電荷を電圧に変換するための電圧変換部と、
信号電荷を前記電圧変換部に転送するための第3電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、信号電荷を転送するための第4電極と、
前記第1電極、前記第2電極、前記第3電極および前記第4電極の下方に設けられ、信号電荷の転送動作および増加動作が行われる転送チャネルとを備え、
前記第1電極、前記第2電極、前記第3電極および前記第4電極は、平面的に見て、前記光電変換部と前記電圧変換部との間で、かつ、前記光電変換部の少なくとも一部とオーバーラップしないように設けられている、撮像装置。 - 前記第1電極は、前記光電変換部に隣接するように設けられ、前記第2電極は、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられる前記第4電極の前記光電変換部側とは反対の側に隣接するように設けられている、請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第2電極は、前記光電変換部に隣接するように設けられ、前記第1電極は、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられる前記第4電極の前記光電変換部側とは反対の側に隣接するように設けられている、請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第2電極により信号電荷が衝突電離する電界を発生させた状態で、前記第1電極に対応する転送チャネルに蓄積された信号電荷を前記第2電極に対応する転送チャネルに転送するように、前記第1電極および前記第4電極を制御する信号電荷の増加動作と、前記第2電極による電界により増加された信号電荷を前記第1電極に対応する転送チャネルに転送するように前記第1電極、前記第2電極および前記第4電極を制御する信号電荷の転送動作とを交互に行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2電極により信号電荷が衝突電離する電界を発生させた状態で、前記第1電極に対応する転送チャネルに蓄積された信号電荷を前記第2電極に対応する転送チャネルに転送する前記信号電荷の増加動作時と、前記第2電極による電界により増加された信号電荷を前記第1電極に対応する転送チャネルに転送する前記信号電荷の転送動作時とには、前記第3電極に対応する転送チャネルの電位が前記第4電極に対応する転送チャネルの電位よりも低くなるように制御されるように構成されている、請求項4に記載の撮像装置。
- 前記第3電極の電極の信号電荷の転送方向に沿った方向の長さは、前記第3電極以外のいずれの電極の信号電荷の転送方向に沿った方向の長さよりも大きい、請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
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