[go: up one dir, main page]

JP2009122440A - プリズム部材および光学部材 - Google Patents

プリズム部材および光学部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2009122440A
JP2009122440A JP2007296787A JP2007296787A JP2009122440A JP 2009122440 A JP2009122440 A JP 2009122440A JP 2007296787 A JP2007296787 A JP 2007296787A JP 2007296787 A JP2007296787 A JP 2007296787A JP 2009122440 A JP2009122440 A JP 2009122440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
prism member
plate
sheet
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007296787A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Okamoto
達也 岡本
Yoshiaki Ito
慶昭 伊藤
Masahiro Akamatsu
正広 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Unitech Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Unitech Co Ltd filed Critical Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority to JP2007296787A priority Critical patent/JP2009122440A/ja
Publication of JP2009122440A publication Critical patent/JP2009122440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】傷つき性が良好で、別のシートやフィルムと貼り合わせた場合や着色した場合でも高輝度を維持できるプリズム部材を提供すること。
【解決手段】光拡散板100Aは、一方の面に直線状のプリズム210が複数配列されたプリズム板200Aと、このプリズム板200Aのプリズム210が形成された側に積層された拡散シート300と、からなる。プリズム板200Aに形成されたプリズム210は、屋根形状の二つの斜面部211および212と、この斜面部211と212との間に設けられた頂面部213と、からなる。斜面部211と斜面部212と頂面部213とにより、断面略台形状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数のプリズムが配列してなるプリズム部材および光学部材に関する。
従来、液晶用のバックライト等に使用される面光源装置は、視覚特性が良好であることに加えて、発光面に対して法線方向の輝度が高いことが要求されていた。そこで、表面に突起が形成されたプリズム部材を使用し、この突起の斜面を通過する光線を屈折または反射させることにより、光線が発光面に対して法線方向に向くようにしている。
例えば、特許文献1には突起の先端を曲面状に形成したプリズム部材が記載されている。
特開平7−20305号公報
近年では、プリズム部材のようなシートやフィルムは液晶用のバックライトユニットや背面透過型のプロジェクタなど幅広い分野で使用されており、これらのシートやフィルムを貼り合わせることで機能を複合化することが望まれている。
プリズム部材を別のシートやフィルムと貼り合わせる場合、プリズム部材の突起が削れ易く光透過性に変化が出る可能性が大きい。特許文献1のように、突起の先端を曲面状に形成したとしても、頂点が一点となるために傷がつきやすい。そして、突起の先端が尖ったものや曲面状のものにシートやフィルムを貼り合わせると、接着剤の厚みが不安定となるとともに、接着面積が変化してしまう。すなわち、光透過性に変化が起こるという問題がある。
また、光量を調整したり色をつけたりする場合、プリズム部材の突起の頂上部のみに塗料を塗ることは難しい。突起の斜面部は光学的に重要な部分であるため、斜面部に塗料が付着すると、光透過性に影響を及ぼし輝度が低くなるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、傷つき性が良好で、別のシートやフィルムと貼り合わせた場合や着色した場合でも高輝度を維持できるプリズム部材および光学部材を提供することである。
本発明のプリズム部材は、多数のプリズムが配列してなる平板状のプリズム部材であって、前記プリズムは、該プリズム部材の厚さ方向に対して傾斜した平面状の二つの斜面部と、この二つの斜面部の間に形成され、該プリズム部材の面方向に対して平行な平面状の頂面部と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、プリズム部材は平板状の透明板、透明シート、透明フィルム等である。このプリズム部材には、その厚さ方向にたいして傾斜した二つの斜面部とこの斜面部の間に形成された平面状の頂面部とで断面略台形状とされたプリズムが多数配列されている。
二つの斜面部の傾斜角度は特に限定されない。二つの斜面部は、同じ角度で傾斜していてもよいし、異なる角度で傾斜していてもよいが、高輝度が得られるという点から、同じ角度であることが好ましい。また、平板状のプリズム部材に概ね直角に入る光を反射させる効果を得る場合には、二つの斜面部の傾斜角度は、プリズム部材の面方向に対して45度であることが好ましい。
このように、プリズムの頂面部が平面状となっているので、プリズムに傷がつきにくい。すなわち、プリズムの形状を維持することができるので、光透過性にも変化が起こらない。したがって、高輝度を維持することができる。
また、平面状の頂面部が、プリズム部材の面方向に対して平行に設けられるので、プリズム部材に別のシートやフィルムを貼り合わせる際、接着剤等を頂面部に均一に塗布することができ、接着剤の厚みおよび接着面積を一定とすることができる。したがって、接着部分を美しく保つことができるとともに、高輝度を維持したまま別の機能を持つシートやフィルムと貼り合わせることができ、機能の複合化を図ることができる。
プリズム部材を着色する場合も同様に、塗料の厚みおよび塗料面積を一定とすることができるので、規則的なパターンの着色が可能となる。したがって、着色パターンによる特徴的な光学特性を有するプリズム部材を提供することができる。
本発明のプリズム部材は、前記頂面部には、凹状のくぼみが形成されていることが好ましい。
頂面部に凹状に形成されたくぼみには、接着剤や塗料が塗布される。
くぼみは、頂面部全面にわたって1つ形成されてもよいし、頂面部に複数形成されていてもよい。
くぼみの形状は特に限られないが、例えば、断面略円弧状、断面略V字形状、断面略台形状などがある。くぼみの深さは特に限定されないが、プリズムの高さの0.001倍以上0.3倍以下の深さにすることが好ましい。くぼみの深さがプリズムの高さの0.001倍より小さいと、接着剤や塗料を十分に塗布することができない。また、0.3倍より大きいと、必要以上の接着剤や塗料を塗布しなければならず、材料コストがかかってしまう。
このように、頂面部に形成されたくぼみに接着剤を塗布することができるので、プリズム部材に別のシートやフィルムを貼り合わせる際に、接着剤がはみ出ることなく接着面を美しく保つことができる。また、くぼみに塗料を塗布することができるので、プリズムの斜面部に塗料が付着することがない。したがって、光透過性に影響を及ぼすおそれがないので高輝度を維持できるとともに、ムラの発生を抑制することができる。
本発明のプリズム部材において、前記プリズムのピッチは10μm以上500μm以下、かつ、前記プリズムの高さは5μm以上250μm以下であることが好ましい。
プリズムのピッチが10μm未満であるとプリズムが密になり過ぎ、500μmを超えるとプリズムが疎になり過ぎる。したがって、入射した光線が発光面に対して法線方向に向きにくくなるため、輝度が低下するおそれがある。また、プリズムの高さが5μm未満または250μmを超える場合も、入射した光線が発光面に対して法線方向に向きにくくなるため、輝度が低下するおそれがある。
したがって、プリズムのピッチを10μm以上500μm以下、かつ、プリズムの高さを5μm以上250μm以下とすることにより、入射した光線を発光面に対して法線方向に向けることができるため、高輝度とすることができる。
本発明のプリズム部材において、前記二つの斜面部がなす角度は90度であることが好ましい。
この発明によれば、プリズムを形成する二つの斜面が90度の角度をもって形成されていることにより、これらの二つの斜面に入射した光線が屈折または反射し、発光面に対して法線方向に光線を集めることができる。したがって、高輝度とすることができる。
本発明のプリズム部材において、前記プリズムは、該プリズム部材の少なくともいずれか一方の面に直線状に配列されていることが好ましい。
一般に、バックライトでは冷陰極管(ライト)が直線状に複数配列されている。この冷陰極管と並行にプリズムが直線状に配置されることで、ライトの光を均一にすることができる。
本発明のプリズム部材において、前記プリズムは、該プリズム部材の少なくともいずれか一方の面に二次元に配列されていることが好ましい。
近年、バックライトユニットにLEDが使用されるようになっているが、このLEDの複数の点光源の一つ一つの光を拡散させるためには、平面上に円錐状や角錐状の先端に窪みを有するプリズムを配列することが効果的である。
この発明では、二次元に配列された複数のプリズムがライト直上の光の透過をおさえることで光の均一化を図ることができる。
本発明のプリズム部材は、複数の前記プリズムの間に、前記プリズムよりも高さの低い低プリズムが設けられたことが好ましい。
特に、低プリズムは、先端が尖った形状、例えば、断面略三角形状になっていることが好ましい。この発明によれば、光学的特長(拡散性、反射性)に優れるとともに、平面状の頂面部を有するプリズムにより別の機能を有するシートと貼り合わせることもできる。
本発明のプリズム部材は、拡散剤が含有されていることが好ましい。
拡散剤としては、架橋PMMA樹脂粒子、シリコーン樹脂粒子、ポリオルガノシルセスキオキサン粒子、シリカ粒子、石英粒子、シリカ繊維、石英繊維、およびガラス繊維から選ばれたいずれか1種類、あるいは2種類以上の組み合わせが挙げられる。
この発明によれば、拡散剤として所定の粒子等を添加しているので、拡散性の発現が良好、かつ、輝度も十分高いプリズム部材が得られる。
本発明の光学部材は、前述のプリズム部材の少なくともいずれか一方の面が、機能性を有する層で被覆されていることが好ましい。
機能性を有する層とは、プリズム部材に別の機能を付与するための層であり、例えば、拡散性、帯電防止性および反射防止性などを付与することができる。
この発明では、前述のプリズム部材が別の機能を有する層で被覆されているので、機能の複合化を図ることができる。
本発明の光学部材において、前記機能性を有する層は拡散シートであり、前記拡散シートが前記プリズム部材のいずれか一方の面にラミネートされたことが好ましい。
この発明では、前述のプリズム部材に拡散シートをラミネートすることにより、光拡散板として使用することができる。これにより、プリズム部材から出射した光線を十分に拡散することができる。したがって、高輝度とすることができる。
本発明の光学部材において、前記拡散シートは、前記プリズム部材の前記プリズムが形成された側の面にラミネートされていることが好ましい。
この発明では、プリズム部材のプリズムが形成された側の面から出射した光線を拡散することができる。したがって、どの角度から見ても均一な輝度を確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第一実施形態〕
(光拡散板の構成)
図1は本発明の一実施形態の光拡散板の斜視図、図2は図1の正面図である。
図1に示すように、光拡散板100Aは、一方の面に直線状のプリズム210が複数配列されたプリズム板200Aと、このプリズム板200Aのプリズム210が形成された側に積層された拡散シート300と、からなる。本実施形態では、プリズム板200Aが本発明のプリズム部材である。
(プリズム板200Aの構成)
プリズム板200Aに形成されたプリズム210は、プリズム板200Aの厚み方向に対して傾斜した二つの斜面部211および212と、この斜面部211と212との間に設けられた平面状の頂面部213と、からなる。頂面部213は、プリズム板200Aの面方向に対して平行に設けられている。すなわち、斜面部211と斜面部212と頂面部213とにより、図2に示すような断面略台形状に形成されている。なお、本実施形態では、プリズム板200Aの面方向に対する斜面部211の角度と、斜面部212の角度は45度とする。
プリズム210のピッチは10μm以上500μm以下の範囲にすることが好ましく、本実施形態では200μmとする。また、プリズム210の高さは5μm以上250μm以下であることが好ましく、本実施形態では100μmとする。
斜面部211と斜面部212とにより形成される頂角θは90度となるように形成される。
プリズム板200Aに使用される熱可塑性樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、シクロポリオレフィン樹脂、アクリル系樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂等が好適に使用される。
プリズム板200Aの厚みは特に限定されないが、輝度の向上および輝度分布の均一化が良好に得られるという点から、0.5〜3mm、好ましくは0.6〜2mmである。プリズム板200Aの厚みが0.5mm以上では、剛性が適正で、直下型バックライトに組み込んだ場合に自重で撓むことがなく平面性が保たれる。また、プリズム板200Aの厚みが3mm以下では、光学特性が低下せず、軽量性が保たれる。
また、上記熱可塑性樹脂には、光拡散剤を混合することもできる。光拡散剤としては、架橋アクリル樹脂、架橋ポリスチレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、シリカ、石英、酸化チタン、酸化亜鉛より選ばれた少なくとも1種が挙げられる。これらの光拡散剤は、その平均粒子径が1〜200μm、好ましくは3〜100μmの粒子(ビーズ、粉末)及び/又はその繊維長/繊維径(L/D)が2〜100程度のものが好ましい。
上記熱可塑性樹脂としてポリカーボネート樹脂を使用する場合、光拡散剤としては、熱可塑性アクリル樹脂粒子及び架橋アクリル樹脂粒子、並びに石英繊維との組み合わせが特に好ましい。
光拡散剤の配合量は、プリズム板200Aの表面に形成するプリズム210の形状の光学特性に沿って光拡散機能を調整して選定すればよいが、例えば、熱可塑性樹脂100質量部に対し、光拡散剤を0.01〜20質量部、好ましくは0.1〜3質量部である。
(拡散シート300の構成)
拡散シート300は、プリズム板200Aから入射してきた光線を拡散させるシートである。拡散シート300は熱可塑性樹脂で形成され、例えば、PETフィルムの表面に各種拡散剤をコート法により塗り固めたものが挙げられる。拡散剤としては、アクリル架橋ビーズなどを使用することができる。
拡散シート300は、接着剤400を介してプリズム板200Aに貼りつけられる。接着剤400は、プリズム210の頂面部213上に平滑に塗布され、その上に拡散シート300が積層される。なお、接着剤400としては、アクリル系接着剤、粘着剤、UV硬化系の接着剤、ゴム系の接着剤などを使用することができる。
(プリズム部材の製造方法)
本実施形態では、熱可塑性樹脂としてポリスチレン樹脂を用いた。
まず、ポリスチレン樹脂に光拡散剤を配合させた樹脂材料を一般的に用いられる方法で混練する。例えば、リボンブレンダー、ヘンシェルミキサー、バンバリーミキサー、ドラムタンブラー、単軸スクリュー押出機、2軸スクリュー押出機、コニーダ、多軸スクリュー押出機等が挙げられる。
次に、混練した材料に乾燥処理を施す。乾燥処理は、70〜90℃、2〜10時間の条件で行い、一般に用いられる方法で、加熱空気、乾燥空気、真空下等の雰囲気下で行うことができる。この乾燥処理により、熱可塑性樹脂、光拡散剤に含まれる水分、透明樹脂材料を調製する際に生ずる揮発性の反応副生成物の多くを除去することができる。
続いて、乾燥させた樹脂材料を脱揮装置付き押出機で押出し、シート成形する。シート成形用の押出装置には脱揮装置が必要である。この脱揮装置は、溶融状態で大気圧力以下に減圧可能なものであり、押出時に通常8kPa以下、好ましくは4kPa以下に減圧する。この減圧脱揮により、透明樹脂材料に残存する水分及び揮発性の反応副生成物を除去するとともに、押出成形により生成する副次的な揮発性の反応副生成物をも除去することができる。
なお、シート成形時の温度は、使用する材料に応じて適宜設定すればよい。
乾燥処理及び押出成形時の脱揮が不充分であると、シートの発泡又はシート表面に肌荒れが生じ、シート面内における光の均一な拡散性が得られない。
次に、得られたシートの表面にプリズム210を形成する。
プリズム210を形成する方法は特に限定されないが、例えば、シートにプリズム210を直接形成する方法や、シートに透明性樹脂シートを融着して、該プリズム210を形成する方法などがある。これ以外にも、プリズムを刻んだ金型を用い、射出成形、プレス成形によりプリズム210を設ける方法や、プリズムを刻んだ金型等にアクリル系の透明性熱硬化樹脂を塗布又は注入し、その上に拡散板を貼り付け、その後、拡散板側より電子線、放射線、紫外線等を照射するか、もしくは加熱することにより硬化性樹脂をプリズム形状に硬化させ、拡散板に接着させた形で剥離してプリズム部材を得る方法等がある。
このようにして得られたプリズム板200Aは、プリズム210の頂面部213に接着剤400が均一の厚みで塗布され、この接着剤400を介して拡散シート300が貼り合わせられる。こうして、光拡散板100Aを得ることができる。
以上に述べた第一実施形態においては次に示す作用効果がある。
(1)プリズム210を断面略台形状としたので、プリズム210の先端に突起がないため傷がつきにくい。すなわち、プリズム210が変形する恐れがないので、光透過性に影響を及ぼさない。したがって、良好な光透過性および高輝度を維持することができる。
(2)頂面部213が平面状に形成されているので、プリズム板200Aに拡散シート300を貼り合わせる際、接着剤400を頂面部213に均一に塗布することができる。すなわち、接着剤400の厚みおよび接着面積を一定とすることができる。したがって、接着した拡散シート300の表面にムラのない美しい平面を形成することができる。
これにより、高輝度を維持したまま別の機能を持つシートやフィルムと貼り合わせることができ、機能の複合化を図ることができる。
(3)本実施形態では、プリズム210のピッチを200μm、高さを100μmとし、斜面部211および212で形成される頂角θを90度とした。このように形成されるプリズム210は、プリズム板200Aに入射した光線が斜面部211および212により屈折または反射することで、発光面に対して法線方向に光線を集めることができる。したがって、高輝度化することができる。
(4)本実施形態では、材料に拡散剤を混合した。したがって、拡散性の発現が良好、かつ、輝度も十分高いプリズム部材を提供することができる。
(5)本実施形態では、プリズム板200Aに拡散シート300を貼り合わせた。拡散シート300により、プリズム210から入射してきた光線を拡散することができる。したがって、高輝度な光拡散板を提供することができる。
〔第二実施形態〕
第二実施形態では、第一実施形態の頂面部213にくぼみ214を形成したこと以外は、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
図3に、本発明の第二実施形態にかかる光拡散板の正面図を示す。
図3に示すように、光拡散板100Bは、プリズム板200Bと拡散シート300とを有している。プリズム板200Bの頂面部213には、その全面に亘って凹状のくぼみ214が形成されている。くぼみ214は、断面略円弧状に形成され、その深さは最深部で10μm程度である。この深さは、プリズム210の高さの0.001倍以上0.3倍以下に設定することが好ましい。
このような第二実施形態においても前述と同様の作用効果と以下の作用効果を奏することができる。
(6)頂面部213に凹状のくぼみ214が形成されているので、このくぼみ214に接着剤400を塗布しやすい。また、くぼみ214はある程度の深さを有しているため、接着剤400を容易に塗布することができるとともに、頂面部213から接着剤400がはみ出る恐れがない。したがって、拡散シート300を貼り合わせたときに、接着剤400がはみ出る可能性がないので、光透過性に影響を及ぼさない。
また、斜面部211および212に誤って接着剤400が付着する可能性も小さいので、光透過性を維持することができ、高輝度化を図ることができる。
〔第三実施形態〕
第三実施形態では、第二実施形態で用いた接着剤400の代わりに塗料を頂面部213に塗布したこと以外は、第二実施形態と同様であるので、説明を省略する。
このような第三実施形態においては前述の作用効果のほかに以下の作用効果がある。
(7)プリズム210は線状に規則正しく配列しているので、頂面部213に塗料を塗布することにより、光拡散板100Bの表面に規則的な配色パターンを形成することができる。なお、プリズム210は断面略台形状であり、その頂面部213にくぼみ214が設けられている。このくぼみ214に塗料を塗布することができるので、塗料がはみ出ることがない。したがって、見た目にも美しい配色パターンを形成し、着色パターンによる特徴的な光学特性を有するプリズム部材を提供することができる。
また、光学特性を発揮するのに重要な斜面部211および212に塗料が付着するおそれもないので、良好な光学特性を維持することができ、高輝度を実現することができる。
〔第四実施形態〕
第四実施形態では、プリズム板の形状が異なること以外は第二実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(プリズム部材の構成)
図4は、第四実施形態にかかる光拡散板の正面図である。
図4に示すように、光拡散板100Cは、プリズム板200Cと拡散シート300とを有している。プリズム板200Cには、その一方の面に線状のプリズム210と、このプリズム210よりも高さの低い低プリズム220とが交互に配列されている。
プリズム210は第一実施形態と同様の形状をしている。
低プリズム220は、プリズム板200Cの厚み方向に対して傾斜した二つの斜面部221および222とにより断面略三角形状に形成され、プリズム210よりも高さが低くなっている。そして、斜面部221と斜面部222とがなす角度が90度となるように形成されている。
プリズム210および低プリズム220の高さは、5μm以上250μm以下の範囲内で適宜設定することができる。例えば、プリズム210の高さを100μmとした場合は、低プリズム220の高さを80μmとする。また、設定した高さに応じて、プリズム210および低プリズム220のピッチも10μm以上500μm以下の範囲内で適宜設定することができる。
このような第四実施形態においては前述の作用効果のほかに以下の作用効果がある。
(8)第四実施形態では、断面略三角形状の低プリズムを配置したので、光学的特性(拡散性、反射性等)により優れるとともに、頂面部が平面状のプリズムに拡散シートを貼り合わせることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、プリズム部材に拡散シートをラミネートしたが、拡散シート以外にも、帯電防止剤を配合したシートやプリズム形状を持つフィルム、偏光反射シートなどの機能性シートを貼り合わせることができる。
また、前記実施形態では、頂面部に一つのくぼみしか形成されていなかったが、複数のくぼみが形成されていてもよい。
以下、実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は実施例等の内容に何ら限定されるものではない。
[実施例1]
まず、銅版に所望の表面突起を形成する。この表面突起は、PSシートに転写した際にプリズムとなる部分である。
実施例1では、頂角90度、ピッチ150μm、高さ40μmの断面略台形の複数の凸部を直線状に銅版の表面にダイヤモンドバイトを用いて切削加工を施し、型を作製した。なお、切削加工には施盤を用い、円筒状の版を作成した。
次に、この銅版に形成された型を電鋳法によりニッケル合金製の版に転写してニッケル版とした。
そして、このニッケル版とPSシート(PSジャパン株式会社製、製品名「GPPS グレード 680」)を重ねて、油圧シリンダと加熱板により構成される一般的な油圧プレス装置を用いて圧力5MPa、温度160℃でプレスした。その後、50℃まで冷却してからPSシートをニッケル版から剥離し、プリズムが形成されたPSシート(プリズム部材)を得た。
次に、このPSシートに粘着剤付きのフィルム(ニチバン株式会社製、製品名「CT405AP−18」)を貼り合わせた。
[実施例2]
実施例1で銅版の表面に形成した凸部の断面略台形状の短辺を含む面上に、5μmの窪みを設けた。そして、実施例1と同様にしてニッケル版を作製し、PSシートと共にプレスすることによって、プリズムが形成されたPSシート(プリズム部材)を作製した。
そして、紙の上に薄く塗布した白色の塗料(ぺんてる株式会社製、製品名「ぺんてるホワイト100WM」)にPSシートのプリズムの頂面部を接触させることにより、塗料を転写した。
[比較例1]
頂角90度、ピッチ150μm、高さ40μmの断面略三角形の複数の凸部を直線状に銅版の表面に切削加工を施し、実施例1と同様にしてニッケル版を作製し、PSシートと共にプレスすることによって、断面略三角形状のプリズムを有するPSシートを作製した。
そして、このPSシートに粘着剤付きのフィルム(ニチバン株式会社製、製品名「CT405AP−18」)を貼り合わせた。
[比較例2]
比較例1で作製したPSシートに、実施例2と同様にして塗料を塗った。
<評価>
実施例1および比較例1で作製したPSシートの断面写真を撮影した。撮影は、デジタルマイクロスコープ(株式会社キーエンス製、製品名「VHX−600」)を使用し、上面から光を照射させて行った。図5は実施例1にかかる断面写真、図6は比較例1にかかる断面写真である。
図5は、頂面部を平面状にしているため、粘着剤付きのフィルムとの接着面が平滑となり、フィルムの表面も平滑に形成されている、図中の白い部分は光が透過していることを表しているが、光透過性も安定している。
一方、図6は、プリズムの頂部が尖った形状をしているため、フィルムの接着面が安定していない。したがって、フィルムの表面が平滑ではなくなっており、光透過性も安定していない。
次に、実施例2および比較例2で作製したPSシートの平面写真を撮影した。撮影は、実施例1および比較例1のときと同様に行った。図7は実施例2にかかる平面写真、図8は比較例2にかかる平面写真である。
図7は、接着部分と接着していない部分とが交互にきれいに配列されているため、規則的な着色パターンが形成されている。光透過性も良好である。
一方、図8は、塗料がはみ出すなどして規則的な着色パターンが形成されない。
本発明は、例えば、蛍光管、LED、EL等の光源を有する液晶バックライト装置やバックライト式プロジェクター、蛍光灯などの照明装置に利用することができる。
本発明の第一実施形態にかかる光拡散板を示す斜視図。 図1の正面図。 本発明の第二実施形態にかかる光拡散板を示す正面図。 本発明の第四実施形態にかかる光拡散板を示す正面図。 実施例1にかかる断面写真。 比較例1にかかる断面写真。 実施例2にかかる平面写真。 比較例2にかかる平面写真。
符号の説明
100A、100B、100C 光拡散板
200A、200B、200C プリズム板
210 プリズム
211、212 斜面部
213 頂面部
214 くぼみ
300 拡散シート
400 接着剤

Claims (11)

  1. 多数のプリズムが配列してなる平板状のプリズム部材であって、
    前記プリズムは、
    該プリズム部材の厚さ方向に対して傾斜した平面状の二つの斜面部と、
    この二つの斜面部の間に形成され、該プリズム部材の面方向に対して平行な平面状の頂面部と、を備えた
    ことを特徴とするプリズム部材。
  2. 請求項1に記載のプリズム部材において、
    前記頂面部には、凹状のくぼみが形成されている
    ことを特徴とするプリズム部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプリズム部材において、
    前記プリズムのピッチは10μm以上500μm以下、かつ、
    前記プリズムの高さは5μm以上250μm以下である
    ことを特徴とするプリズム部材。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプリズム部材において、
    前記二つの斜面部がなす角度は90度である
    ことを特徴とするプリズム部材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプリズム部材において、
    前記プリズムは、該プリズム部材の少なくともいずれか一方の面に直線状に配列されている
    ことを特徴とするプリズム部材。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のプリズム部材において、
    前記プリズムは、該プリズム部材の少なくともいずれか一方の面に二次元に配列されている
    ことを特徴とするプリズム部材。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のプリズム部材において、
    複数の前記プリズムの間に、前記プリズムよりも高さの低い低プリズムが設けられた
    ことを特徴とするプリズム部材。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のプリズム部材において、
    拡散剤が含有されている
    ことを特徴とするプリズム部材。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のプリズム部材の少なくともいずれか一方の面が、機能性を有する層で被覆されている
    ことを特徴とする光学部材。
  10. 請求項9に記載の光学部材において、
    前記機能性を有する層は拡散シートであり、
    前記拡散シートが前記プリズム部材のいずれか一方の面にラミネートされた
    ことを特徴とする光学部材。
  11. 請求項10に記載の光学部材において、
    前記拡散シートは、前記プリズム部材の前記プリズムが形成された側の面にラミネートされている
    ことを特徴とする光学部材。
JP2007296787A 2007-11-15 2007-11-15 プリズム部材および光学部材 Pending JP2009122440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007296787A JP2009122440A (ja) 2007-11-15 2007-11-15 プリズム部材および光学部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007296787A JP2009122440A (ja) 2007-11-15 2007-11-15 プリズム部材および光学部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009122440A true JP2009122440A (ja) 2009-06-04

Family

ID=40814649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007296787A Pending JP2009122440A (ja) 2007-11-15 2007-11-15 プリズム部材および光学部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009122440A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211924A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Kuraray Co Ltd バックライト用シート
CN102354008A (zh) * 2011-11-13 2012-02-15 上海光大高科技股份有限公司 棱镜片及其制备方法
CN102419458A (zh) * 2011-12-21 2012-04-18 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102436021A (zh) * 2011-12-21 2012-05-02 北京康得新复合材料股份有限公司 一种具有不均匀分布凸起结构的棱镜结构增光膜
CN102436020A (zh) * 2011-12-21 2012-05-02 北京康得新复合材料股份有限公司 一种抗刮的棱镜结构增光膜
CN102445723A (zh) * 2011-12-21 2012-05-09 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102445722A (zh) * 2011-12-21 2012-05-09 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102455449A (zh) * 2011-12-21 2012-05-16 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
JP2012113306A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Raytheon Co 光学的な表面を保護すること
CN102540293A (zh) * 2011-12-21 2012-07-04 北京康得新复合材料股份有限公司 一种具有抗刮特性的棱镜结构增光膜

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013969A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Kuraray Co., Ltd. 導光板、その製造方法、及びそれを備える面光源装置
JP2007188065A (ja) * 2005-12-14 2007-07-26 Konica Minolta Opto Inc 光学素子及び照明装置
JP2009048152A (ja) * 2007-07-23 2009-03-05 Toppan Printing Co Ltd 光学シートおよび光学シートを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013969A1 (ja) * 2004-08-06 2006-02-09 Kuraray Co., Ltd. 導光板、その製造方法、及びそれを備える面光源装置
JP2007188065A (ja) * 2005-12-14 2007-07-26 Konica Minolta Opto Inc 光学素子及び照明装置
JP2009048152A (ja) * 2007-07-23 2009-03-05 Toppan Printing Co Ltd 光学シートおよび光学シートを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211924A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Kuraray Co Ltd バックライト用シート
JP2012113306A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Raytheon Co 光学的な表面を保護すること
CN102354008A (zh) * 2011-11-13 2012-02-15 上海光大高科技股份有限公司 棱镜片及其制备方法
CN102419458A (zh) * 2011-12-21 2012-04-18 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102436021A (zh) * 2011-12-21 2012-05-02 北京康得新复合材料股份有限公司 一种具有不均匀分布凸起结构的棱镜结构增光膜
CN102436020A (zh) * 2011-12-21 2012-05-02 北京康得新复合材料股份有限公司 一种抗刮的棱镜结构增光膜
CN102445723A (zh) * 2011-12-21 2012-05-09 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102445722A (zh) * 2011-12-21 2012-05-09 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102455449A (zh) * 2011-12-21 2012-05-16 北京康得新复合材料股份有限公司 具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102540293A (zh) * 2011-12-21 2012-07-04 北京康得新复合材料股份有限公司 一种具有抗刮特性的棱镜结构增光膜
CN102436021B (zh) * 2011-12-21 2014-10-22 北京康得新复合材料股份有限公司 一种具有不均匀分布凸起结构的棱镜结构增光膜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009122440A (ja) プリズム部材および光学部材
JP5009491B2 (ja) 液晶バックライト装置用プリズム一体型光拡散板
JP4977021B2 (ja) 光拡散板及びそれを用いた照明装置
JP5338319B2 (ja) 光学シート、面光源装置、表示装置及び光学シートの製造方法
JP5157294B2 (ja) レンズシート、ディスプレイ用光学シート及びそれを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置
KR100977321B1 (ko) 광 투과성 수지판
US20080291696A1 (en) Integrated Light Guide Panel and Method of Manufacturing the Same
JP4552563B2 (ja) 直下型バックライト装置
JP5330457B2 (ja) 面光源装置及び液晶表示装置
JP5820609B2 (ja) 面光源装置及び液晶表示装置
TWI374315B (ja)
JP5724527B2 (ja) 導光板積層体およびその製造方法
JP2012212612A (ja) 導光部材及びバックライト装置
JP4410826B2 (ja) マルチレンズ部材、照明装置及び液晶表示装置
KR101424120B1 (ko) 광학 시트, 액정 표시 장치용 백라이트 유닛 및 광학 시트의 제조 방법
JP4997143B2 (ja) 照明装置及び光制御板
NL1036337C2 (en) Surface light source device and liquid crystal display.
JP2001133605A (ja) レンズシート、それを用いたバックライトおよび液晶表示装置
JP3560273B2 (ja) 両面面光源素子及びこれを用いた両面標示装置
JP2016090945A (ja) 光学部材、光学部材の製造方法、面光源装置、映像源ユニット、及び液晶表示装置
TW201937199A (zh) 包含無溶劑微複製樹脂的lcd背光單元
KR101102008B1 (ko) 확산 및 차폐기능을 갖는 확산필름 및 이의 제조방법
KR101069934B1 (ko) 집광기능을 부여한 확산 시트
TW202508813A (zh) 光學片
JPH08101309A (ja) 面光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121016