JP2009116120A - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】像担持体24上の潜像を現像器5のトナーで現像する画像形成装置に搭載され、かつ前記現像器にトナーを補給するトナー補給装置において、回転する支持体32と、該支持体32を回転させるモータ35と、該支持体32により着脱可能に支持されて回転するトナー容器31と、前記トナー容器31の回転駆動状態を計測して検出する検出手段38と、該検出手段38による検出結果に基づいて前記トナー容器31内のトナー残量を判定する制御手段と、を有するトナー補給装置。
【選択図】図3
Description
このような画像形成装置では、現像装置へのトナー補給は現像装置とは別に設けられたトナーボトルやトナーカートリッジから行われており、トナーボトルやトナーカートリッジから現像装置へ必要に応じてトナー補給が行われている。画像の種類や出力される枚数などによってトナーの消費量は異なっているため、必要に応じてユーザがトナーボトルやトナーカートリッジを交換する必要がある。
しかし、トナーボトルやトナーカートリッジの交換タイミングをユーザに知らせるためには正確にトナー残量を検出する必要があるが、正確に検出する方法はなく、トナーがなくなる直前にようやくユーザへ知らせる程度のことしかできていないため、突然のトナー切れなどの問題が存在している。
かかるトナーボトルやトナーカートリッジからのトナー補給の前にトナーの残量を算出又は検出する種々の技術が、従来から提案されている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特許文献2では、トナーボトル又はトナーボトルを駆動するモータの回転回数を計数して、その計数結果に基づいてトナーボトル内のトナー残量を演算する構成を開示している。
特許文献3では、トナー容器を任意のばねで持ち上げる構成とし、トナー容器内のトナー量が所定の量より少なくなるとばねの作用によってトナー容器が持ち上げられることでトナー容器内のトナー量の減少を検出する構成を開示している。
特許文献4では、トナーホッパー内に設けられた残量検出センサでトナーの残量を検出する構成を開示している。
特許文献5では、感光体に形成したパターンのトナー濃度を検出するセンサの出力が基準値を超えた時、トナー無し、と判断してトナー補給表示を点滅させると共に複写機の動作を停止させ、その後、トナー容器の交換を求める構成を開示している。
また、プロセスの必要性からトナーボトルの回転量を一定にする、又はトナーボトルを駆動する駆動源であるモータの種類によっては若干の負荷変動によらず一定回転のみを行なうモータである場合は、トナー残量による速度変動が発生しないため、トナー残量を計測する事ができないという欠点がある。
特許文献2の構成では、トナーボトル又はトナーボトルを駆動するモータの回転回数を計数して、その計数結果に基づいてトナーボトル内のトナー残量を演算しているが、トナーボトル又はモータの回転数とトナーの搬送量は或る程度の相関はあるものの、バラツキが非常に大きく、正確に回転回数を計測したとしても、正確なトナー残量を求めることにはならないという欠点がある。
特許文献4の構成では、トナーホッパー内に設けられた残量検出センサでトナーの残量を検出する構成としているが、トナーホッパー内のトナー量が少ないと、検出された時にはトナー容器内のトナーはすでに空になっており、トナー濃度が極端に低下した画像が形成されるという欠点がある。
特許文献5の構成では、感光体に形成したパターンのトナー濃度を検出するセンサの出力が基準値を超えた時、トナー無しと判断してトナー補給表示を点滅させるとともに複写機の動作を停止させ、その後、トナー容器の交換を求める構成としているが、トナー濃度が薄いことが検出された時は、トナー容器のトナーは既に空になっており、現像装置内のトナーも極端に不足して、トナー濃度の低い画像を形成してしまうという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、回転するトナー容器からトナーを補給する構成を有し、トナー容器又はトナー容器を駆動するモータの回転特性を計測するだけでトナー容器内のトナー残量を精度良く検出し、検出されたトナー残量をユーザが認知可能とするトナー補給装置及びこれを搭載する画像形成装置を提供することにある。
また、請求項2に記載の発明は、前記検出手段が、前記トナー容器の回転起動時の駆動状態を検出することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記検出手段が、前記トナー容器の回転停止時の駆動状態を検出することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記等間隔パターンは、等間隔で配置された複数の線状体からなり、前記制御手段は前記検出部が連続する所定本数の線状体を検出した結果に基づいて、前記トナー容器の回転駆動状態を計測することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置を特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記トナー容器の回転加速度を計測するために、前記トナー容器と一体となって回転する部分又は接触する部分に設けられた加速度センサを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のトナー補給装置を特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記被検出部として前記トナー容器の外装部分を用いることを特徴とする請求項6記載のトナー補給装置を特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記駆動状態の計測は、前記トナー容器を駆動する駆動源であるモータの駆動電圧又は駆動電流を計測することであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のトナー補給装置を特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項記載のトナー補給装置を搭載することを特徴とする画像形成装置を特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、検出したトナー残量結果に基づいて、トナー残量をユーザに伝える表示部を有する請求項10記載の画像形成装置を特徴とする。
この中間転写ベルト1は、3本のローラによって支持され、駆動モータ(図示せず)によって矢印A方向に回動する。3本のローラはそれぞれ駆動モータから駆動が伝達されて駆動する駆動ローラ2、中間転写ベルト1にテンションを与える対向ローラ4、連れ回りする従動ローラ3とから構成されている。
中間転写ベルト1を含む中間転写ユニット23には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の感光体ドラム24〜27が隣接している。カラー複写機30は、さらに、帯電器及び露光手段としての露光光学系及び現像器を含む感光体ドラムユニット5〜8、転写バイアスを印加する転写器18〜21、記録媒体である転写紙へ転写する2次転写ローラ12、ゴム等をブレード状に形成した中間転写ベルトクリーニング手段17を備えている。
また、各現像器は、それぞれの現像色に対応したトナーを収納しており、感光体ドラム24〜27上の各色の画像信号に対応した静電潜像に応じたタイミングで感光体ドラム24〜27上の静電潜像をトナーにより現像して各色の画像とすることで4色重ねの画像によるフルカラー画像を形成する。
形成されたフルカラー画像は中間転写ベルト1を挟んで設けられた転写器18〜21に転写バイアスを印加することで感光体ドラム24〜27上から中間転写ベルト1上へと転写される。また、中間転写ベルトクリーニング手段17は、常に中間転写ベルト1上に接しており、中間転写ベルト1上の残トナーを取り除いている。
転写手段としての2次転ローラ12は、中間転写ベルト1上のフルカラー画像を転写紙Pに転写し、中間転写ベルト1上のフルカラー画像を転写紙Pに転写するための転写バイアスを2次転ローラ12に印加し、転写紙Pにフルカラー画像を転写する。
定着器15は、内部に熱源を有するヒートローラ13と、加圧ローラ14とから構成され、転写紙P上に転写されたフルカラー画像をヒートローラ13と加圧ローラ14との転写紙挟持回転に伴い圧力と熱を転写紙Pに加えてこの転写紙Pにフルカラー画像を定着させてフルカラー画像を形成する。
感光体ドラムユニット8において、感光体ドラム27は、駆動源(図示せず)により、駆動されており、この状態で、まず、帯電器(図示せず)に数kV程度の高電圧が電源装置(図示せず)から印加される。
帯電器が感光体ドラム27の表面を一様に数百V程度に帯電させ、感光体ドラム27に露光光学系からブラックの画像信号に対応したレーザビームの露光光線が照射され、感光体ドラム27は露光光線が照射された部分の電荷が消えて静電潜像が形成される。
ブラック現像器により感光体ドラム27の表面に形成されたブラックトナー像は、感光体ドラム27と中間転写ベルト1が接し、転写器21に転写バイアスが印加されることで感光体ドラム27上から中間転写ベルト1へ転写される。
感光体ドラム27から中間転写ベルト1に転写されなかった残留トナーは中間転写ベルトクリーニング手段17により除去され、さらに除電器(図示せず)によって感光体ドラム27上の電荷が除去される。
帯電器が感光体ドラム26の表面を一様に数百V程度に帯電させ、感光体ドラム26に露光光学系からシアンの画像信号に対応したレーザビームの露光光線が照射され、感光体ドラム26は露光光線が照射された部分の電荷が消えて静電潜像が形成される。
一方、シアン現像器は所定のタイミングで感光体ドラム26に当接される。シアン現像器内のシアントナーは負の電荷が予め与えられており、感光体ドラム26上の露光光線の照射により電荷が無くなった部分(静電潜像部分)にのみシアントナーが付着し、いわゆる、ネガポジプロセスによる現像が行なわれる。
シアン現像器により感光体ドラム26の表面に形成されたシアントナー像は、感光体ドラム26と中間転写ベルト1が接し、転写器20に転写バイアスが印加されることで感光体ドラム26上から中間転写ベルト1へ転写される。
感光体ドラム26から中間転写ベルト1に転写されなかった残留トナーは中間転写ベルトクリーニング手段17により除去され、さらに除電器によって感光体ドラム26上の電荷が除去される。
帯電器が感光体ドラム25の表面を一様に数百V程度に帯電させ、感光体ドラム25に露光光学系からマゼンタの画像信号に対応したレーザビームの露光光線が照射され、感光体ドラム25は露光光線が照射された部分の電荷が消えて静電潜像が形成される。
一方、マゼンタ現像器は所定のタイミングで感光体ドラム25に当接される。マゼンタ現像器内のマゼンタトナーは負の電荷が予め与えられており、感光体ドラム25上の露光光線の照射により電荷が無くなった部分(静電潜像部分)にのみマゼンタトナーが付着し、いわゆる、ネガポジプロセスによる現像が行なわれる。
シアン現像器により感光体ドラム25の表面に形成されたマゼンタトナー像は、感光体ドラム25と中間転写ベルト1が接し、転写器19に転写バイアスが印加されることで感光体ドラム25上から中間転写ベルト1へ転写される。感光体ドラム25から中間転写ベルト1に転写されなかった残留トナーは中間転写ベルトクリーニング手段17により除去され、さらに除電器によって感光体ドラム25上の電荷が除去される。
さらに、感光体ドラムユニット5において、感光体ドラム24は、駆動源(図示せず)により駆動されており、この状態で、まず、帯電器に数kV程度の高電圧が電源装置から印加される。
一方、イエロー現像器は所定のタイミングで感光体ドラム24に当接される。イエロー現像器内のイエロートナーは負の電荷が予め与えられており、感光体ドラム24上の露光光線の照射により電荷が無くなった部分(静電潜像部分)にのみイエロートナーが付着し、いわゆる、ネガポジプロセスによる現像が行なわれる。
イエロー現像器により感光体ドラム24の表面に形成されたイエロートナー像は、感光体ドラム24と中間転写ベルト1が接し、転写器18に転写バイアスが印加されることで感光体ドラム24上から中間転写ベルト1へ転写される。
感光体ドラム24から中間転写ベルト1に転写されなかった残留トナーは中間転写ベルトクリーニング手段17により除去され、さらに、除電器によって感光体ドラム24上の電荷が除去される。
続いて、転写紙Pは定着器15に送られ、ここでヒートローラ13と加圧ローラ14とによる挟持圧、ヒートローラ13の熱によってフルカラー画像が定着されて排紙ローラ16により排紙トレイ28へ排出される。
また、中間転写ベルト1から2次転写で転写紙P上へ転写されなかった中間転写ベルト1上の残留トナーは中間転写ベルトクリーニング手段17により除去される。中間転写ベルトクリーニング手段17は、常に中間転写ベルト1に接しており、転写されずに残った残留トナーを除去している。以上の一連の動作によって1枚分のフルカラー画像形成が終了する。
このようなカラー複写機において、わずか1色のトナーがなくなった場合であっても、望まれる色の画像を出力することができなくなってしまう。また、トナーボトル(トナー容器)の交換、つまり、トナー残量がゼロになったことをユーザに突然伝達する構成とした場合には、この突然のトナー残量ゼロの伝達に対応するためには予備トナーボトルを常にストックしておく必要がある。
このため、予備トナーボトルをストックしていない場合には新しくトナーボトルを購入するまでは利用不能な状態となってしまう。そのため、各色のトナーボトルのトナー残量の減少状況を精度良く、段階的に、且つ適時にユーザへ伝えることが望まれる。
図1のカラー複写機30には図示してないが、各色のトナーボトルのトナー残量検出は本発明によるトナー補給装置によって行なうので、精度良くトナー残量を検出してユーザへ伝えることができ、このトナー補給装置を含む高信頼度の画像形成装置システムを構築することができる。以下、図を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
内部にトナーを収容するトナーボトル31の内周面には、ボトル軸線方向に延びる螺旋状突起(図示せず)が設けられている。モータ35が回転することによりギヤ34、ギヤ33を介して支持体32を駆動する。
支持体32へ結合されたトナーボトル31が回転することによって、トナーボトル31内部のトナーが螺旋状突起の螺旋運動に伴ってトナーボトル31の左側端部にある開口部に向けてトナーが移動する。このようにしてトナーボトル31を回転させることでトナーを取り出すことができる。
このトナー補給装置では、トナーボトル31と一体回転する円筒部分(支持体32)にその周方向に沿って等間隔のパターンを設けると共に、そのパターンと対向する位置にはパターンを読み込むためのセンサを設け、センサで検出した信号からトナーボトル31の回転状態を計測し、トナーボトル31内のトナー残量を計測するように構成している。
図3の構成においては、支持体32の一部分に等間隔で任意の幅を有して配置された線状体から成るパターン37を設ける。さらに、このパターン37を検出するためのセンサ38を設ける。ここで、パターン37はセンサ38が検出可能となるように構成される。
仮に、センサ38が磁気センサである場合には、パターン37を構成する線状体は磁性部分と非磁性体部分が交互に設けられた構成となる。センサ38が光検出器、つまり発光素子と受光素子を持っている場合には、パターン37は反射部と非反射部が交互に設けられた構成となる。
さらに、センサ38でパターン37の計測信号をHレベルとLレベルとに分け、矩形波を作り出すことによって、ここでは図示しない計算部により、任意のサンプリング時間ごとのパルス数をカウントする構成とする。
これによって、任意の本数ごとやトナーボトル1回転ごとの時間、あるいは任意のサンプリング時間ごとのトナーボトルの回転速度を求めることも可能である。
トナーボトル(トナー容器)31と一体となって回転する等間隔パターン37を有する支持体(被検出部)32と、等間隔パターン37を検出するセンサ(検出部)38とから、トナーボトル31の回転速度又は回転変位を算出することにより、安定して精度良くトナー残量を検出可能とする。
図5はトナーボトル内のトナー残量を示すためにトナーボトルの側壁を切り開いて部分的に内部のトナー残量(多量)を示す概略図である。図6はトナーボトル内のトナー残量を示すためにトナーボトルを切り開いて部分的に内部のトナー残量(少量)を示す概略図である。
逆に、図5に示すようにトナーボトル31内のトナー残量が多い場合には、トナーボトル31のイナーシャが大きくなるため、速度プロファイルは図4に2で示すような形となり、比較的、目標速度Vrへの到達時間が掛かってしまう。
この時、スレッシュ速度としてVsを設け、Vsまでの到達時間を求めると、速度プロファイル1ではt1、速度プロファイル2ではt2という時間になる。この時間を比較することでトナー残量を求めることが可能となる。
さらに、ここではトナーボトル31の駆動開始時について説明したが、画像の連続出力時など停止を行なわない動作中であっても、トナーボトル31を停止する必要はない。
この場合、駆動開始からの速度の加速又は減速を行ない、その加減速の開始タイミングから変更された速度への到達時間あるいは変更前の速度と変更後の速度との間に設けたスレッシュ速度までの到達時間を比較することによって同様にトナーボトル31内のトナー残量を検出することが可能である。
また、ここでは速度を算出して任意のスレッシュ速度までの立ち上がり時間でトナー残量を求めたが、駆動開始時又は加速・減速時からパターン37を構成する線状体の本数が任意の本数に達するまでの経過時間を比較することで、スレッシュ速度を設定することなくトナーボトル31内のトナー残量を検出することも可能となる。
さらに、任意の時間を設定し、その時間中に何本のパターンを検出したかを比較することでトナーボトル31の回転変位からもトナーボトル31内のトナー残量を検出することが可能である。
また、負荷の大小によらずに一定回転で駆動する種類のモータあるいは駆動方法であっても、定常状態の速度変化を検出するのではなく、起動時の速度プロファイル又は加速・減速時の速度プロファイルを見ているため、それらの影響を受けることもない。
更に、トナーの帯電状態によって状態が非常に異なるため、同じトナー残量であってもトナーの状態によっては定常時の駆動状態が大きく異なってしまう。
例えば、トナー帯電が低い場合には、通常の粉末と同じ状態であり、トナーボトル31のイナーシャは大きくなるが、トナー帯電が高い状態では、液体のように流動性が良い状態となり、トナーボトル31のイナーシャは小さくなってしまう。
図7(a)はトナーボトル31を交換した直後又は、まだほとんどトナーが消費されていない状態を示す表示であり、図7(b)はトナーボトル31内のトナー残量が少なくなっている状態を示す表示である。
このような状態を正確に表示することが可能となれば、トナーが完全になくなる前に新しいトナーボトルを購入、サービスマンが次にユーザの所へ訪問する際に持っていく、など準備を行なうことが容易となる。
このようにすることでトナー切れによる不満を解消することが可能となる。完全にトナーがなくなった状態は図7(c)の表示となり、交換タイミングであることを伝えることができる。
この第3の実施の形態では、センサによる検出対象として支持体32の一部分に設けたパターンではなく、トナーボトル31が有する突起部分39を利用している。図8では、トナーボトル31の一部分に周方向に等間隔で配置された複数の突起部分39を設けている。
かかる突起部分39の有無をセンサ38が検出する方法を用いて前述と同様の動作を行なうことで、支持体32の一部分に等間隔のスケールを設けずに構成することが可能となる。
この第3の実施の形態では幾つかの具体的な方法を用いて速度又は位置での説明を行なっているが、他の手法で行なっても構わず、ここに記載した手法にのみに限定はしない。
かかる第1乃至第3の実施の形態によれば、トナーボトル31内部のトナー残量の変化を短時間で正確に検出し、ユーザへトナー残量を正確に伝えることができる。突起部分(被検出部)39としてトナーボトル31の外装部分を用いることにより、安定して精度良くトナー残量を検出可能とする。
この実施形態に係るトナー補給装置は、トナー補給装置に対して、トナーボトル31と一体回転する部分に計測信号を無線によって出力することが可能な加速度センサ40と、この加速度センサ40の計測信号を受信可能で筐体などに固定された受信部41を設け、加速度センサ40の出力からトナーボトル31の回転状態を計測し、トナーボトル31内のトナー残量を計測する。
また、この加速度センサ40は、上述したように、計測した信号を無線で出力することができる構成になっている。この加速度センサ40の出力を筐体、その他の任意の場所に設けた受信部41が受信することで、トナーボトル31の回転加速度を検出する構成となる。
トナーボトル31の回転加速・減速時の駆動状態を計測することで、トナーボトル31内のトナー残量を検出することにより、安定して精度良くトナー残量を検出可能とする。
トナーボトル31と一体となって回転する部分または接触する部分に設けられた加速度センサ40によりトナーボトル31の回転加速度を計測することにより、安定して精度良くトナー残量を検出することができる。
また、ピエゾ抵抗型は内部にピエゾ抵抗素子が組み込まれており、加速度が印加された時には、ピエゾ抵抗素子の抵抗値が増減することを利用して加速度を検出する構成となっている。ただし、本発明においては加速度の検出方法についてはとくに限定はしない。
第4の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様にトナーボトル31の駆動開始時又は加・減速時の加速度変化を計測し、加速度が落ち着いて定常駆動に移るまでの時間を計測することでトナーボトル31のイナーシャの差異を求め、そこからトナーボトル31内のトナー残量を検出することが可能となる。
一方、加速度プロファイル2は加速度が加わってからフル加速値であるαに達した後、t1よりは長いt2で定常状態となっており、これはトナーボトル31のイナーシャが大きいためである。この時間を比較することでトナー残量を求めることが可能となる。
さらに、加速度センサ40で求めることにより、第1の実施の形態よりもさらにモータ種類や駆動方法の限定を受けることなく、純粋にトナーボトル31内のトナー残量によるイナーシャの影響を受けた回転差異を検出することが可能となる。その他の構成、例えば、ユーザにトナー残量を知らせる部分の構成などは第1の実施の形態と同様である。
このように第4の実施の形態によれば、モータの種類や駆動方法の影響を受けることなく、トナーボトル31内部のトナー残量の変化を検出し、ユーザに対してトナー残量を正確に伝えることができる。
図11の本実施の形態に係るトナー補給装置は、トナー補給装置に対して、トナーボトル31と一体回転する支持体32の周方向部分に少なくとも1つ以上の突起物42が設けられている。ここでは図示してない筐体に支持棒43が固定されており、この支持棒43には加速度センサ44が固定されている。加速度センサ44の出力からトナーボトル31の回転状態を計測し、トナーボトル31内のトナー残量を計測する。
モータ35が駆動を開始すると、ギヤ34、ギヤ33を介して支持体32、トナーボトル31が回転を開始する。この時、突起物42が或る速度で支持棒43へ接触する。支持棒43は任意の弾性力を有する部材で構成されており、突起物42の接触を受けて変形して突起物42が通り過ぎてから元の状態へ戻る。
この変形による力を加速度センサ44が検出する。ここで、突起物42を複数設けることで、駆動を開始してからすぐの計測を行うことを可能とした構成としても良い。
支持棒43へ取り付けられた加速度センサ44は、突起物42と支持棒43が接触するごとに衝撃を加速度変化として検知する。この衝撃はトナーボトル31のイナーシャの影響により値が変化するため、検出される加速度変化の値によりトナーボトル31内のトナー残量を算出することが可能となる。この手法もモータ種類や駆動方法の限定を受けることはない。
第5の実施の形態では支持棒43に加速度センサ44を設けることにより、加速度センサ44へ必要な電源の供給を容易な構成とすることを可能としている。このように第5の実施の形態によれば、トナーボトル31内部のトナー残量の変化をモータの種類や駆動方法の影響を受けることなく検出し、ユーザへトナー残量を正確に伝えることができる。
第6の実施の形態に係るトナー補給装置は、トナー補給装置に対して、トナーボトル31を駆動するモータ35の回転を計測することによってトナーボトル31内のトナー残量を計測する。
図12の構成において、モータ35の端部(周面)に、周方向へ等間隔に配置された線状体から成るパターン45が設けられており、このパターン45を計測するための検出部であるセンサ(フォトセンサ)46が設けられている。ここではモータ35はアウタロータ型で回転することを前提とした図を用いて説明している。
しかし、インナロータ型の場合には、モータ35の回転軸と一体となって回転する部分に回転中心から等間隔の部分に同じピッチで設けられたパターンを有する回転体を設け、その信号を読み取る構成としても良い。
モータ35の回転速度又は変位を検出する手法であっても、第1の実施の形態でトナーボトルの起動時又は加・減速時の速度変化時間からトナーボトル31内のトナー残量を計測した方法と同様に、モータ35の起動時又は加・減速時のスレッシュ速度までの到達時間などからトナー残量の計測を行なうことが可能である。
図13の構成において、1つの方法としてモータ35へ電力を供給するライン47の電流又は電圧を検出部であるセンサ48が計測することで、モータ35の起動時又は加・減速時の電圧変化又は電流変化を検出し、変化時間の差異からトナーボトル31内のトナー残量を検出する構成となっている。
また、ドライバなどの構成によりモニタ端子などが設けられていれば、それを用いても構わない。検出された電流又は電圧から消費電力などを求め、その差異からトナー残量を算出することが可能である。トナーボトル31のイナーシャが大きいほど回転しにくくなるため、消費電力が大きくなるためである。
このように第6の実施の形態によれば、トナーボトル31内部のトナー残量の変化をモータ35の種類や駆動方法の影響を受けることなく検出し、ユーザへトナー残量を正確に伝えることができる。
前記駆動状態の計測がトナーボトル(トナー容器)31を駆動する駆動源であるモータ35の駆動電圧又は駆動電流を計測することにより、安定して精度良くトナー残量を検出可能とすることができる。
Claims (11)
- 像担持体上の潜像を現像器のトナーで現像する画像形成装置に搭載され、かつ前記現像器にトナーを補給するトナー補給装置において、回転する支持体と、該支持体を回転させるモータと、該支持体により着脱可能に支持されて回転するトナー容器と、前記トナー容器の回転駆動状態を計測して検出する検出手段と、該検出手段による検出結果に基づいて前記トナー容器内のトナー残量を判定する制御手段と、を有することを特徴とするトナー補給装置。
- 前記検出手段は、前記トナー容器の回転起動時の駆動状態を検出することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
- 前記検出手段は、前記トナー容器の回転停止時の駆動状態を検出することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
- 前記トナー容器の回転速度又は回転変位を算出するために、前記トナー容器と一体となって回転する等間隔パターンを有する被検出部と、前記等間隔パターンを検出する検出部とから構成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のトナー補給装置。
- 前記等間隔パターンは、等間隔で配置された複数の線状体からなり、前記制御手段は前記検出部が連続する所定本数の線状体を検出した結果に基づいて、前記トナー容器の回転駆動状態を計測することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
- 前記トナー容器の回転加速度を計測するために、前記トナー容器と一体となって回転する部分又は接触する部分に設けられた加速度センサを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のトナー補給装置。
- 前記被検出部として前記トナー容器の外装部分を用いることを特徴とする請求項6記載のトナー補給装置。
- 前記被検出部又は、前記加速度センサは、前記トナー容器を駆動する駆動源であるモータに設けられ、該モータの回転速度、回転変位又は回転加速度を計測することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載のトナー補給装置。
- 前記駆動状態の計測は、前記トナー容器を駆動する駆動源であるモータの駆動電圧又は駆動電流を計測することであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のトナー補給装置。
- 請求項1乃至9の何れか1項記載のトナー補給装置を搭載することを特徴とする画像形成装置。
- 検出したトナー残量結果に基づいて、トナー残量をユーザに伝える表示部を有することを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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