JP2009112908A - 膜濾過装置の逆洗方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆洗を効率的に行い、バラスト水の処理に好適な膜濾過装置の逆洗方法を提供すること。
【解決手段】濾過槽1内を原水室101と処理水室102とに区画し、該原水室内に、処理水室102側に開口402を有する濾過筒4を設置し、原水が該原水室101内を上向流しながら濾過され処理水として処理水室102内に集水される構造を有し、且つ前記原水室101には原水供給管105と洗浄排水排出管110が接続され、処理水室102には処理水排出管105が接続され、各々開閉弁を備え、前記洗浄水供給管107と前記処理水室102に満たされている該洗浄水を加圧する加圧手段とを備える膜濾過装置の逆洗方法において、前記加圧手段で洗浄水を加圧している状態で前記洗浄排水排出管110の開閉弁110Aを開いて洗浄水を膜透過させて膜の逆洗浄を行う際に、前記膜の原水に対する透過流束の3倍以上で逆洗することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】濾過槽1内を原水室101と処理水室102とに区画し、該原水室内に、処理水室102側に開口402を有する濾過筒4を設置し、原水が該原水室101内を上向流しながら濾過され処理水として処理水室102内に集水される構造を有し、且つ前記原水室101には原水供給管105と洗浄排水排出管110が接続され、処理水室102には処理水排出管105が接続され、各々開閉弁を備え、前記洗浄水供給管107と前記処理水室102に満たされている該洗浄水を加圧する加圧手段とを備える膜濾過装置の逆洗方法において、前記加圧手段で洗浄水を加圧している状態で前記洗浄排水排出管110の開閉弁110Aを開いて洗浄水を膜透過させて膜の逆洗浄を行う際に、前記膜の原水に対する透過流束の3倍以上で逆洗することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、膜濾過装置の逆洗方法に関し、詳しくは、逆洗を効率的に行い、バラスト水の処理に好適な膜濾過装置の逆洗方法に関する。
原油等を輸送する貨物用船舶には、航行時の船体の安定性を保つためにバラストタンクが設けられている。通常、原油等が積載されていないときには、バラストタンク内をバラスト水で満たし、原油等を積み込む際にバラスト水を排出することにより、船体の浮力を調整し、船体を安定化させている。このようにバラスト水は、船舶の安全な航行のために必要な水であり、通常、荷役を行う港湾の海水が利用される。その量は、世界的にみると年間100億トンを超えるといわれている。
ところで、バラスト水中には、それを取水した港湾に生息する微生物や小型・大型生物の卵が混入しており、船舶の移動に伴い、これら微生物や小型・大型生物の卵が同時に異国に運ばれることになる。従って、もともとその海域には生息していなかった生物種が、既存生物種に取って代わるといった生態系の破壊が深刻化している。
このような背景の中、国際海事機関(IMO)の外交会議において、バラスト水処理装置等に係る定期的検査の受検義務が採択され、2009年以降の建造船から適用される。
また、船舶のバラスト水及び沈殿物の規制及び管理のための条約(以下、条約という)のD−2規則に規定する排出基準(G8)は、大きさ10〜50μmのプランクトンは10個/ml;大きさ50μm以上のプランクトンは10個/m3;大きさ0.5〜3μmの大腸菌は250cfu/100ml;大きさ0.5〜3μmのコレラ菌は1cfu/100ml;大きさ0.5〜3μmの腸球菌は100cfu/100mlとなる。
更に、2005年7月22日に採択された活性物質を利用するバラスト水管理システム承認手順(G9)では、その目的について、船舶の安全、人の健康及び水環境に関して、活性物質及び一つ以上の活性物質を含む製剤の承認可能性及びバラスト水管理システムでの適用を決定するものとしている。そして、このG9では、活性物質とは有害水生生物及び病原体に対し、一般的又は特定の作用をもつウイルス又は菌類を含む物質又は生物をいう、と定義し、検証として毒性試験を義務付けようとしている。
以上のような背景から、G8やG9の要請を満足するには、非常に厳しい殺菌あるいは除菌が必要となっている。
従来、バラスト水の殺菌・除菌技術としては、オゾンを用いた化学的手法として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1は、バラスト水に蒸気の注入と併用してオゾンを注入し、しかもオゾンを微細気泡化しヒドロキシラジカルの生成を促進してオゾンの使用量を削減しつつ殺菌する技術を提案している。
しかし、オゾンの使用量の削減にも限界があり、このため膜処理を採用する研究が急速に進んでいる。
バラスト水(海水)には、生物に由来するゲル状物質が多く存在し、また膜を目つまりさせやすい物質が存在しているので、膜モジュールを用いてバラスト水を膜処理する場合、長期運転を実現するために膜洗浄が重要となる。
一方、バラスト水の膜処理は船舶上で行われるので、逆洗浄水の水量は限られている。このため少ない水量で逆洗することも望まれる。
特許文献2には、膜洗浄において酵素を用いる技術や酵素と酸化剤の併用技術が開示されている。特許文献3には、膜洗浄においてエチレンジアミン四酢酸四ナトリウム四水和物を用いる技術が開示されている。また、膜処理を行わない方法として、特許文献4にはヨウ素で処理する方法、特許文献5では次亜塩素酸ナトリウムで処理する方法が開示されている。
特許文献2〜特許文献5に記載の技術では、何等かの化学薬品を用いるため、海水供給元の港湾域に放流する場合には、G8やG9対策上、生態系への影響を考慮しなければならず、また船内で処理する場には中和等に多量の薬剤を使用せざるを得ない課題がある。
特開2004−160437号公報
特開平3−133947号公報
特開平11−319518号公報
特表2002−504851号公報
特開平4−322788号公報
そこで、本発明の課題は、従来の問題点を解決すると共に、逆洗を効率的に行い、バラスト水の処理に好適な膜濾過装置の逆洗方法を提供することにある。
また、本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
(請求項1)
濾過槽内を仕切板により原水室と処理水室とに区画し、該原水室内に、処理水室側に開口を有する多孔製の筒状支持体と該支持体の外周を被覆する袋状の膜とからなる多数の濾過筒を設置し、前記原水室に入った原水が該原水室内を上向流しながら、前記膜により濾過され処理水として濾過筒内を上昇して処理水室内に集水される構造を有し、且つ前記原水室には原水供給管と洗浄排水排出管が接続され、処理水室には処理水排出管が接続され、前記原水供給管と前記洗浄排水排出管と前記処理水排出管には各々開閉弁を備え、前記処理水室に接続された洗浄水供給管と、前記処理水室に洗浄水が満たされている状態で該洗浄水を加圧する加圧手段とを備える膜濾過装置の逆洗方法において、
前記加圧手段で洗浄水を加圧している状態で前記洗浄排水排出管の開閉弁を開いて洗浄水を膜透過させて膜の逆洗浄を行う際に、
前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上で逆洗することを特徴とする膜濾過装置の逆洗方法。
濾過槽内を仕切板により原水室と処理水室とに区画し、該原水室内に、処理水室側に開口を有する多孔製の筒状支持体と該支持体の外周を被覆する袋状の膜とからなる多数の濾過筒を設置し、前記原水室に入った原水が該原水室内を上向流しながら、前記膜により濾過され処理水として濾過筒内を上昇して処理水室内に集水される構造を有し、且つ前記原水室には原水供給管と洗浄排水排出管が接続され、処理水室には処理水排出管が接続され、前記原水供給管と前記洗浄排水排出管と前記処理水排出管には各々開閉弁を備え、前記処理水室に接続された洗浄水供給管と、前記処理水室に洗浄水が満たされている状態で該洗浄水を加圧する加圧手段とを備える膜濾過装置の逆洗方法において、
前記加圧手段で洗浄水を加圧している状態で前記洗浄排水排出管の開閉弁を開いて洗浄水を膜透過させて膜の逆洗浄を行う際に、
前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上で逆洗することを特徴とする膜濾過装置の逆洗方法。
(請求項2)
前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)が、5〜30m3/m2・日の範囲である精密濾過膜であることを特徴とする請求項1記載の膜濾過装置の逆洗方法。
前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)が、5〜30m3/m2・日の範囲である精密濾過膜であることを特徴とする請求項1記載の膜濾過装置の逆洗方法。
(請求項3)
前記原水が、バラスト水であり、前記処理水がバラスト処理水であることを特徴とする請求項1又は2記載の膜濾過装置の逆洗方法。
前記原水が、バラスト水であり、前記処理水がバラスト処理水であることを特徴とする請求項1又は2記載の膜濾過装置の逆洗方法。
(請求項4)
前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)の4倍以上で逆洗することを特徴とする請求項1、2又は3記載の膜濾過装置の逆洗方法。
前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)の4倍以上で逆洗することを特徴とする請求項1、2又は3記載の膜濾過装置の逆洗方法。
本発明によると、逆洗を効率的に行い、バラスト水の処理に好適な膜濾過装置の逆洗方法を提供することができ、特にG8やG9対策を格別考慮する必要性をなくする効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は本発明の方法を実施可能な膜濾過装置の一例を示す概略断面図である。
図中、1は濾過槽であり、円筒竪型に形成されることが好ましく、該濾過槽1は仕切板2により、原水が導入される原水室101と濾過された後の処理水が集水される処理水室102とに区画されている。
原水室101の側部には原水供給口103が設けられ、処理水室102の上部には処理水排出口104が設けられている。
原水供給口103には原水供給管105が接続されている。105Aは原水供給管105に設けられた開閉弁である。
原水は、例えばバラスト水(海水や淡水)などが挙げられる。バラスト水として海水を原水とする場合、濾過対象となる物質としては、動物性プランクトン、植物性プランクトン、微生物、Si、Al、Feなどの元素又はその酸化物や塩化物などの無機物、その他、懸濁物質(SS)、ゲル状物質などがある。
処理水排出口104には処理水排出管106が接続され、該処理水排出管106には開閉弁106Aが設けられている。
また、処理水排出口104には濾過膜の逆洗浄を行うための洗浄水を供給するための洗浄水供給管107が接続され、該洗浄水供給管107には開閉弁107Aが設けられている。
更に、処理水排出口104には、逆洗浄時に処理水室102内に洗浄水が満たされている状態で空気を供給して該処理水室102内を加圧するための空気供給管108の一端が接続され、該空気供給管108には開閉弁108Aが設けられている。空気供給管108の他端は加圧空気を供給するための空気供給源3に接続されている。空気供給源3には例えばコンプレッサーを用いることができる。
処理水室101の底部には洗浄排水排出口109が設けられている。洗浄排水排出口109には洗浄排水排出管110が接続され、該洗浄排水排出管110には開閉弁110Aが設けられている。
4は、仕切板2に例えば吊り下げられた濾過筒であり、該濾過筒4は多孔製の円筒形の支持体400と該支持体400の外周に被覆され袋状に形成された濾過膜401によって構成され、濾過筒4の上部は処理水室102に処理水を送液可能なように、該処理水室102側に向けて開口する上部開口402を有している。
支持体400は上部開口402を有する樹脂製円筒形であり、例えばポリエチレン製のものを用いることができる。
支持体400の表面は網目状に形成されてもよいし、あるいは多孔状に形成されてもよい。支持体400表面の開口率は40%〜70%の範囲が好ましく、45%〜65%の範囲がより好ましく、50%〜65%の範囲が更に好ましい。
濾過膜401は、精密濾過膜や限外濾過膜などを用いることができるが、好ましいのは精密濾過膜である。本発明に好ましく用いることができる精密濾過膜は、膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)が、5〜30m3/m2・日の範囲のものである。本発明に用いる精密濾過膜は市販品として入手でき、例えば、株式会社ユアサメンブレンシステム製「MF膜」などを使用できる。
本態様では、原水室101内に、複数本の濾過筒4、4、…が吊り下げ状に配設されているが、その本数は必ずしも限定されない。
かかる膜濾過装置において、原水の処理時、原水は、原水供給管105から原水供給口103を経由して原水室101に導入され、原水室101内を上向流して、濾過膜401を通過することによって濾過される。濾過膜401によって濾過された処理水は、濾過筒4内を更に上方に向かって進み、処理水室102に集水され、処理水排出口104から処理水排出管106を経由して排出される。
このようにして濾過膜401による原水の処理を継続すると、次第に濾過膜401の目詰まりが生じるので、濾過膜401の逆洗浄が必要になる。
本発明において、濾過膜401の逆洗浄は、加圧手段で処理室102内の洗浄水を加圧している状態で洗浄排水排出管110Aの開閉弁を開いて洗浄水を膜透過させて膜の逆洗浄を行う際に、原水の濾過膜401に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上で行うことを特徴とする。
すなわち、原水の濾過膜401に対する透過流束(膜面のフラックス)が、例えば10m3/m2・日(この単位は、単位面積当たりの水量であるので、m/日と表現することもできる)である場合、逆洗浄は30m/日以上で行う。これにより、少ない水量で、濾過膜401の目詰まり回復を確実に行うことができ、逆洗効果を向上させることができる。
3倍未満では濾過膜401の目詰まり回復効果が不十分である。より好ましくは3.5倍以上で行うことであり、更に好ましくは4倍以上で行うことである。なお、上限は、設備コストなどの観点から7倍以下であることが望ましい。
図1に示す膜濾過装置において、濾過膜401の逆洗浄を、原水の濾過膜401に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上で行う方法について説明する。
まず、開閉弁107Aを開けて洗浄水を処理水室102に供給し、該処理水室102内を洗浄水で満たす。その際、原水供給管105の開閉弁105A及び処理水排出管106の開閉弁106Aは閉じている。また、洗浄排水排出管110の開閉弁110Aも閉じている。
処理水室102内が洗浄水で満たされたら、開閉弁108Aを開けて空気供給源3からの空気を、空気供給管108から処理水室102内に供給し、処理水室102内の洗浄水を加圧する。
洗浄水を加圧するのは、洗浄水を洗浄排水排出口109から排出する際に、原水の濾過膜401に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上とするためである。従って、加圧力は、原水の濾過膜401に対する透過流束(膜面のフラックス)に応じて適宜決定される。
処理水室102内の洗浄水が所定の圧力に達したら、空気供給管108の開閉弁108Aを閉じて空気供給源3からの空気の供給を停止させた後、洗浄排水排出管110の開閉弁110Aを開放する。この開放によって加圧状態にあった処理水室102内の洗浄水が、濾過筒4及び濾過膜401を通過して一気に濾過槽1外へ排出される。
すなわち、洗浄水は処理水室102から濾過筒4の上部開口402に入り、該濾過筒4内を下向流し、濾過膜401の内側から外側に向けて、原水の濾過膜401に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上で通過する。その過程で、濾過膜401に付着した目詰まり物質(ゲル状物質なども含む)は確実に除去され、洗浄水と共に濾過槽1外へ排出される。
かかる膜濾過装置は、濾過槽1を1基だけ使用して原水の処理を行うこともできるが、大量の原水を処理する場合には複数基の濾過槽1、1、・・・・・を用いて処理することもできる。
図2は、4基の濾過槽1A〜1Dを用いて原水の処理を行う膜濾過システムを示しているが、濾過槽の数は複数であれば特に限定されない。
原水供給管105は、各濾過槽1A〜1Dの原水室内にそれぞれ原水を供給可能に接続され、処理水排出管106は、各濾過槽1A〜1Dの処理水室からそれぞれ処理水を排出可能に接続されている。
また、洗浄水供給管107は、各濾過槽1A〜1Dの処理水室にそれぞれ洗浄水を供給可能に接続され、洗浄排水排出管110は、各濾過槽1A〜1Dの原水室からそれぞれ洗浄排水を排出可能に接続されている。
更に、一つの空気供給源3からの空気は、空気供給管108によって各濾過槽1A〜1Dの処理水室にそれぞれ供給可能に接続されている。
この場合、4基の濾過槽1A〜1Dのうちの3基(例えば濾過槽1A〜1C)の原水室内に原水を供給して処理し、その間、残りの1基(濾過槽1D)については、処理を停止させて、上述したように、処理水室内に洗浄水及び空気供給源3からの加圧空気を供給することによって逆洗浄を行うように動作させることが好ましい。
逆洗浄が終了したら直ちに原水の処理を再開させると共に、それまで原水の処理を行っていた3基の濾過槽のうちのいずれか1基の処理を停止させて逆洗浄を行う動作を順次繰り返していくことにより、目詰まりがない良好な膜状態での原水の連続的な処理が可能である。
しかも、逆洗浄は、原水の膜に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上で行うため、逆洗浄を迅速に完了させることができるので、大量の原水を、目詰まりがない良好な膜状態で、短時間のうちに処理することができる。
このような複数基の濾過槽を用いた膜濾過システムは、原水が船舶のバラストタンク内に貯留するためのバラスト水である場合に特に好ましい。複数基の濾過槽1A、1B、…によって短時間のうちに大量のバラスト処理水を取り出すことができるので、船舶のバラストタンクにバラスト処理水を短時間のうちに満たすことができるからである。バラストタンクを短時間のうちに満水にできれば、停泊中の港から早期に出航することができ、停泊にかかるコストを低減させることができる。
なお、上記各態様では、洗浄水供給管107から処理水室102内への洗浄水の供給及び空気供給管108を介した空気供給源3からの空気の供給を、処理水排出口104から行うようにしたが、処理水排出口104とは別に処理水室102内に供給可能に接続するようにしてもよい。
また、上記各態様では、逆洗浄時に、処理水室102内に空気供給源3から空気を供給することによって洗浄水を加圧する態様について説明したが、空気に代えてオゾン(廃オゾン)を用いることも好ましい。
以下、本発明の効果を実施例によって例証する。
実施例1、実施例2、実施例3、比較例1
以下の仕様の膜濾過装置(図1参照)を用い、装置数を図2に示すように4基とし、その内3基は連続膜処理試験を行い、他の1基で逆洗試験を行った。
以下の仕様の膜濾過装置(図1参照)を用い、装置数を図2に示すように4基とし、その内3基は連続膜処理試験を行い、他の1基で逆洗試験を行った。
膜濾過装置に用いた膜は、ユアサメンブレンシステム社製の塩素系ポリ塩化ビニール膜を用い、濾過筒の本数は6本(1本の膜面積は1.5m2)とした。膜の透過流束(対原水)は10m3/m2・日としてろ過運転を行った。
膜間差圧(ΔP)が、200kPaに達したときに逆洗を表1に示す条件下で行った。その後直ちにろ過運転に入ったときの初期差圧を求めた。その結果を表1に示す。
表1より、膜の原水に対する透過流束の3倍(実施例1)で逆洗すると、初期差圧が低く、4倍(実施例3)にすると更に初期差圧が低下し、好ましいことがわかった。一方、3倍未満の2.5倍(比較例1)の場合には初期差圧が70kPaと高く、逆洗効果が現れないことがわかった。
1、1A〜1D:濾過槽
101:原水室
102:処理水室
103:原水供給口
104:処理水排出口
105:原水供給管
105A:開閉弁
106:処理水排出管
106A:開閉弁
107:洗浄水供給管
107A:開閉弁
108:空気供給管
108A:開閉弁
109:洗浄排水排出口
110:洗浄排水排出管
110A:開閉弁
2:仕切板
3:空気供給源
4:濾過筒
400:支持体
401:濾過膜
402:上部開口
101:原水室
102:処理水室
103:原水供給口
104:処理水排出口
105:原水供給管
105A:開閉弁
106:処理水排出管
106A:開閉弁
107:洗浄水供給管
107A:開閉弁
108:空気供給管
108A:開閉弁
109:洗浄排水排出口
110:洗浄排水排出管
110A:開閉弁
2:仕切板
3:空気供給源
4:濾過筒
400:支持体
401:濾過膜
402:上部開口
Claims (4)
- 濾過槽内を仕切板により原水室と処理水室とに区画し、該原水室内に、処理水室側に開口を有する多孔製の筒状支持体と該支持体の外周を被覆する袋状の膜とからなる多数の濾過筒を設置し、前記原水室に入った原水が該原水室内を上向流しながら、前記膜により濾過され処理水として濾過筒内を上昇して処理水室内に集水される構造を有し、且つ前記原水室には原水供給管と洗浄排水排出管が接続され、処理水室には処理水排出管が接続され、前記原水供給管と前記洗浄排水排出管と前記処理水排出管には各々開閉弁を備え、前記処理水室に接続された洗浄水供給管と、前記処理水室に洗浄水が満たされている状態で該洗浄水を加圧する加圧手段とを備える膜濾過装置の逆洗方法において、
前記加圧手段で洗浄水を加圧している状態で前記洗浄排水排出管の開閉弁を開いて洗浄水を膜透過させて膜の逆洗浄を行う際に、
前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)の3倍以上で逆洗することを特徴とする膜濾過装置の逆洗方法。 - 前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)が、5〜30m3/m2・日の範囲である精密濾過膜であることを特徴とする請求項1記載の膜濾過装置の逆洗方法。
- 前記原水が、バラスト水であり、前記処理水がバラスト処理水であることを特徴とする請求項1又は2記載の膜濾過装置の逆洗方法。
- 前記膜の原水に対する透過流束(膜面のフラックス)の4倍以上で逆洗することを特徴とする請求項1、2又は3記載の膜濾過装置の逆洗方法。
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110104 |