JP2009112530A - 医療器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】螺旋形状部のみを体壁に確実に適切な圧を以て接触させて十分な推進力を挿入部に発生させることができるとともに、挿入後、被検体内における観察方向を認識し易くすることにより、挿入部の挿入性を向上させた内視鏡を提供する。
【解決手段】挿入部本体10に設けられた、被検体の体壁との接触により被検体内において進退する力を挿入部本体10に発生させる螺旋形状部51と、挿入部本体10において、挿入部本体10の径方向に放射状に広がるよう設けられた、体壁に接触自在なバルーン17と、挿入部本体10の、螺旋形状部51とバルーン17との間に設けられた吸引開口部24と、挿入部本体10内に挿通された、挿入部本体10の挿入方向Sの後端側で吸引圧制御装置に接続される吸引開口部24に連通する吸引管路と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】挿入部本体10に設けられた、被検体の体壁との接触により被検体内において進退する力を挿入部本体10に発生させる螺旋形状部51と、挿入部本体10において、挿入部本体10の径方向に放射状に広がるよう設けられた、体壁に接触自在なバルーン17と、挿入部本体10の、螺旋形状部51とバルーン17との間に設けられた吸引開口部24と、挿入部本体10内に挿通された、挿入部本体10の挿入方向Sの後端側で吸引圧制御装置に接続される吸引開口部24に連通する吸引管路と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、被検体内に自動的に挿入される挿入部を具備する医療器具に関する。
近年、内視鏡等の医療器具は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検体となる体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて内視鏡が具備する処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
医療用の内視鏡の挿入部を、体腔内の管路、例えば肛門を介して大腸に挿入する際は、術者は、挿入部の体腔外の部位に対し捻り操作及び送り操作を行うことにより大腸内において挿入部を進行させるとともに、大腸内における屈曲部位においては、操作部に設けられた湾曲操作部材を操作することにより、湾曲部を湾曲させて挿入部を進行させる。このような挿入部の捻り操作及び送り操作と湾曲部の湾曲操作により、挿入部を、大腸内における被検部位まで挿入する手法が一般に知られている。
ここで、上述したような内視鏡の挿入部に対する挿入操作は、特に複雑に入り組んだ形状を有する大腸においては、大腸の深部まで短時間で円滑に行うことができるようになるまでには熟練を要する。
従って、経験の浅い術者では、挿入操作を行っているとき、例えば挿入部の挿入方向を見失ってしまう等によって操作に手間取ったり、腸の走行状態を変化させてしまったりする場合がある。
そのため、経験の浅い術者であっても、体腔内の管路に容易に内視鏡の挿入部を挿入でき、挿入部を被検部位まで進行させることのできる内視鏡が望まれていた。
このような事情に鑑み、特許文献1には、挿入部の挿入方向先端側において螺旋形状部を具備する螺旋状構造体を設け、螺旋構造体が回動を伴って体腔内の管路の内壁に接触して挿入部に推進力を生じさせて、挿入部を体腔内の管路内において自動的に進行させることのできる自走式の内視鏡が開示されている。
また、体腔内の管路の内壁と回動を伴って接触し挿入部に推進力を生じさせる螺旋形状部が、挿入部の全長に亘って設けられた自走式の内視鏡も周知である。
特開2006−034627号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示す自走式の内視鏡や、挿入部の全長に螺旋形状部が設けられた自走式の内視鏡においては、挿入部を体内に挿入した際、体腔内の管路、例えば腸の部位によっては、螺旋形状部と腸壁との接触圧が弱くなってしまったり、螺旋形状部の一部が腸壁と接触しなくなってしまったりする場合がある。
この場合、螺旋形状部は、腸壁から接触に伴う十分な反力が得られないことから、十分な推進力を挿入部に発生させることが難しくなり、挿入部を腸の深部まで挿入することができなくなってしまう場合があるといった問題があった。
このような問題に鑑み、挿入部の螺旋形状部の近傍に吸引チャンネルに連通する吸引孔を設け、該吸引孔を用いて腸内の空気を吸引して腸壁を潰すことにより、螺旋形状部に対する腸壁の接触面積を増やす技術も周知である。
ところが、この技術では、腸壁に対する螺旋形状部の接触に伴う摩擦抵抗が大きくなってしまうことから、摩擦抵抗に抗して螺旋形状部を回動させるためには、螺旋形状部を回動させるためのモータの駆動トルクを大きくしなければならず、モータ自体が大型化してしまい、その結果、当該モータを配置する装置の小型化を阻害する一因となっていた。
また、吸引に伴い腸内が潰れてしまうことから、挿入部の先端に設けられた観察光学系よりも前方が潰れてしまうため、観察光学系により腸内の像を捉えにくい等、挿入部の挿入性を阻害する要因となっており、以上から、螺旋形状部のみを確実に適切な圧を以て腸壁に接触させることのできる技術が望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、螺旋形状部のみを体壁に確実に適切な圧を以て接触させて十分な推進力を挿入部に発生させることができるとともに、挿入後、被検体内における観察方向を認識し易くすることにより、挿入部の挿入性を向上させた医療器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明による医療器具は、被検体内に自動的に挿入される挿入部を具備する医療器具であって、前記挿入部に設けられた、前記被検体の体壁との接触により前記被検体内において進退する力を前記挿入部に発生させる推進部材と、前記挿入部において、前記挿入部の径方向に放射状に広がるよう設けられた、前記体壁に接触自在な接触部材と、前記挿入部の、前記推進部材と前記接触部材との間に設けられた吸引開口部と、前記挿入部内に挿通された、前記挿入部の挿入方向の後端側で吸引装置に接続される前記吸引開口部に連通する吸引管路と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、螺旋形状部と体壁とを確実に適切な圧を以て接触させて十分な推進力を挿入部に発生させることができるとともに、被検体内における観察方向を認識し易くすることにより、挿入部の挿入性を向上させた医療器具を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、以下に示す実施の形態においては、医療器具は、医療用の自走式の内視鏡を例に挙げて説明する。また、自走式の内視鏡は、回転自走式の内視鏡を例に挙げて説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡を具備する内視鏡装置の構成の概略を示す図、図2は、図1の回転自走式内視鏡の気密保持部材近傍における挿入部の部分斜視図、図3は、図2の気密保持部材の拡大斜視図である。
図1は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡を具備する内視鏡装置の構成の概略を示す図、図2は、図1の回転自走式内視鏡の気密保持部材近傍における挿入部の部分斜視図、図3は、図2の気密保持部材の拡大斜視図である。
また、図4は、図1の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の部分拡大平面図、図5は、図4中のV-V線に沿う挿入部本体の部分拡大断面図、図6は、図5の吸引仕切り部材の拡大斜視図、図7は、図1の吸引圧制御装置の内部の構成を示す図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、回転自走式の内視鏡(以下、単に内視鏡と称す)2と、第1の制御装置3と、モニタ3aと、吸引圧制御装置4と、吸引器5と、バルーン内制御装置7と、第2の制御装置54と、第3の制御装置55とにより主要部が構成されている。
尚、第1の制御装置3と、モニタ3aと、第2の制御装置54と、第3の制御装置55とは、キャスタ付のトロリー59に載置されている。
内視鏡2は、挿入部6と、モータボックス16とから主要部が構成されている。挿入部6は、挿入部本体10と、挿入補助具11と、先端側案内管13と、挿入部収容ケース12と、カバー側案内管14とにより主要部が構成されている。尚、挿入部6は、使用の都度、破棄されるディスポーザブルなものか、使用後に充分な滅菌消毒を行うことで再利用可能なものかのいずれかの構成を有している。
挿入部本体10は、挿入方向Sの先端側から順に先端部8と、湾曲部9と、螺旋管接続口金21(図4参照)と、先端側口金27(図4参照)と、螺旋形状部51と、フレキシブルシャフト33とにより主要部が構成されている。尚、挿入部本体10の詳しい構成は、図4、図5を用いて後述する。
また、挿入補助具11と、先端側案内管13と、挿入部収納ケース12と、カバー側案内管14と、コネクタカバー15とは、挿入方向Sの先端側から順に挿入部本体10を被覆する。また、先端側案内管13及びカバー側案内管14は、コルゲート状チューブから構成されている。
挿入補助具11は、肛門の締め付けで螺旋形状部51及びフレキシブルシャフト33の回転が阻害されるのを防ぐため、検査の際に被検体、例えば腸内に肛門から挿入されるものである。
挿入補助具11は、肛門から腸内に挿入しやすいよう、挿入方向Sの先端側は徐々に細くなるよう形成されている。また、挿入補助具11の挿入方向Sの後端側に、フランジ形状を有する当接部11aが設けられている。
挿入補助具11は、ポリエチレン等の樹脂から形成されている。さらに、図2に示すように、挿入補助具11の挿入方向Sの先端に、挿入補助具11と挿入部本体10とに形成される隙間を塞ぐ、気密保持部材19が被せられている。
気密保持部材19は、図3に示すように、生体適合性のあるラテックスゴム、合成ゴム、熱加工性エラストマ等の伸縮性に富んだ樹脂から、略カップ状に形成されている。気密保持部材19の径方向の中心に、孔19hが形成されており、該孔19hに、螺旋形状部51またはフレキシブルシャフト33が挿通される。気密保持部材19は、図2に示すように、挿入補助具11の挿入方向Sの先端側と挿入部本体10との間の孔19hにおける隙間から気体が漏れることを防止する。
先端側案内管13の挿入方向Sの先端側に、細径部13aが形成されており、細径部13aに、気密保持部材予備19aが設けられている。即ち、気密保持部材19の予備部材が設けられている。
気密保持部材予備19aは、気密保持部材19が損傷し、挿入補助具11の先端側と挿入部本体10との間の孔19hにおける隙間から気体が漏れたことが確認された際、気密保持部材19を交換できるよう、細径部13aに備えられているものであり、例えば、2〜3個、細径部13aに挿通されている。
挿入部収納ケース12は、挿入部本体10を収納するためのケースであり、挿入部収納ケース12に対して、挿入部本体10がスムーズに出入りできるよう、ケース内部は滑り性の良いテフロン(登録商標)等から形成されている。尚、挿入部本体10は、図1に示すように、収納ケース12内において、例えばループを描いた状態で収容されている。
モータボックス16は、コネクタカバー15を具備しており、該コネクタカバー15には、カバー側案内管14の端部が連結されている。また、コネクタカバー15内には、螺旋形状部51及びフレキシブルシャフト33を回動させる図示しないモータ等が設けられている。また、コネクタカバー15には、一端がトロリー59に固定された、例えば3つの関節部を有するアーム58の他端が固定されている。
アーム58内には、内視鏡2に設けられる、後述する送気送水用チューブや処置具挿通用チューブ等の各種流体供給用チューブや、先端部8内に設けられる後述する撮像ユニット及びモータボックス16内のモータにそれぞれに接続される各種電気ケーブル類が挿通されている。尚、上述した各種ケーブル類及びチューブ類は、アーム58の外表面に沿われていても構わない。尚、各種流体供給用チューブや、各種電気ケーブルは、それぞれ対応した制御装置3、4、5、7、54、55に背面側で各々接続されている。
第1の制御装置3には、各種内視鏡機能を一括して操作するリモートコントロールユニット(以下、リモコンと略記する)67、吸引圧制御装置4、バルーン内制御装置7、第2の制御装置54、第3の制御装置55、モニタ3aが背面側で図示しない通信ケーブルにより電気接続されている。
第1の制御装置3は、内視鏡2が具備する撮像ユニット、照明ユニット、及びコネクタカバー15内のモータの駆動を制御するものである。詳しくは、第1の制御装置3は、内視鏡2が撮像した内視鏡画像の画像処理や、照明ユニットにおける図示しないLEDへの給電や、コネクタカバー15内のモータへの給電等を、術者からのリモコン67を介した入力操作に基づいて行う。
また、第1の制御装置3の前面には、リモコン67で操作可能な図示しない各種操作スイッチ等が配設されている。具体的には、第1の制御装置3の電源スイッチの他、内視鏡2の螺旋形状部51及びフレキシブルシャフト33の回動速度を可変する回動速度操作ダイヤル等、各種操作部材も配設されている。
また、第1の制御装置3は、モニタ3aと電気的に接続されている。モニタ3aは、内視鏡2によって撮像された内視鏡画像を表示する。
吸引圧制御装置4は、後述する吸引開口部24(図5参照)から腸内の空気や液体を吸引するものであり、吸引チューブ4a等を介して円形状の吸引開口部24に接続されている。また、吸引圧制御装置4は、吸引開口部24から腸内の空気や液体を吸引する際における吸引圧を制御する。尚、吸引圧制御装置4の詳しい構成は、図7を用いて後述する。
バルーン内制御装置7内には、流体を供給するためのコンプレッサ、給排気弁、圧力センサ、圧力制御装置等が設けられている。バルーン内制御装置7は、バルーン内流体供給チューブ7aを介して、後述するバルーン17内に流体を供給したり、バルーン17内の流体を吸引したりすることにより、バルーン17を挿入部本体10の径方向に膨張収縮させるものであ。尚、バルーン17内に供給される流体は、エアに限らず、蒸留水、生理食塩水、潤滑剤等でも良い。
第2の制御装置54は、図示しない送気送水管路内にエアを送気して、先端部8の送気送水管路の図示しない開口からエアを腸内に送気する制御を行うとともに、後述するマルチルーメンチューブにエアを供給することにより、湾曲部9の湾曲を制御する。
また、第2の制御装置54には、二酸化炭素(CO2)ボンベ57が接続されており、第2の制御装置54内には、エア送気のためのコンプレッサ、給排気弁(いずれも図示されず)等が設けられている。
第3の制御装置55は、内視鏡2における後述する送気送水用チューブを介した送水制御及び後述する処置具挿通用チューブを介した吸引の制御を、リモコン67から操作入力により行うものである。
また、第3の制御装置55内に、図示しないポンプ、バルブ等が設けられている。さらに、第3の制御装置55に、送水タンク18が接続されている。送水タンク18内には、蒸留水、生理食塩水等が貯留されている。
また、第3の制御装置55に、チューブ5aを介して吸引器5が接続されている。第3の制御装置55は、リモコン67から操作入力がされた際、ポンプ、バルブ類等を動作して、内視鏡2の処置具挿通用管路を介して、腸内の体液等を吸引器5に吸引する制御を行う。
尚、第3の制御装置55には、吸引器5に限らず、例えば病院、施設に備え付けの吸引システムが接続されていても構わない。
第1の制御装置3に、内視鏡2における各種機能を一括して操作可能なリモコン67が接続されている。リモコン67は、吸引圧制御装置4、バルーン内制御装置7、さらに3つの制御装置3、54、55に対し、一括して操作指示が可能となっており、リモコン67により、湾曲操作、螺旋形状部51及びフレキシブルシャフト33の回動/停止操作、送気送水操作、吸引操作、バルーン膨張収縮操作等が行われる。また、リモコン67は、各種操作スイッチ68と、湾曲部9の湾曲操作をするための操作レバー69を有している。
操作スイッチ68は、螺旋形状部51及びフレキシブルシャフト33の回動/停止操作、送気送水操作、吸引操作、バルーン膨張収縮操作等の指示入力を行うものである。尚、上記の操作は、第1の制御装置3に接続された図示しないフットスイッチから行ってもよい。操作レバー69は、例えばジョイスティックタイプのものより構成されており、湾曲部9の湾曲操作を行うものである。
次に、内視鏡2の挿入部6の挿入部本体10の挿入方向Sの先端側の構成について、図4〜図6を用いて説明する。
挿入部本体10は、図4に示すように、挿入方向Sの先端側から順に先端部8と、湾曲部9と、螺旋管接続口金21と、先端側口金27と、螺旋形状部51と、フレキシブルシャフト33とにより主要部が構成されている。
先端部8内には、対物レンズ群と、該対物レンズ群の光軸上に配置されるCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の光電変換素子である撮像素子と、フレキシブルプリント基板とを具備する撮像ユニット(いずれも図示されず)が配設されている。また、先端部8内には、照明部である複数のLEDが、上述した対物レンズ群を囲むように配設されている。
先端部8内において、上述した撮像ユニット、LEDの間に形成される隙間には、吸引管路を兼ねた処置具挿通用管路が形成された処置具挿通用チューブや、送気送水管路が形成された送気送水用チューブ等が挿通されており、先端部8の先端面には、処置具挿通用管路や送気送水管路の挿入方向Sの先端側が開口されている。
湾曲部9内には、複数の穴部であるルーメンが挿入方向Sに沿って形成された、既知のマルチルーメンチューブが配設されており、湾曲部9は、マルチルーメンチューブ内部に流体を供給することによって湾曲する構成となっている。
マルチルーメンチューブ内には、上述した撮像ユニットの電気ケーブル、LEDの電気ケーブル、処置具挿通用チューブ、送気送水用チューブ等が挿通されている。尚、湾曲部9は、既知のワイヤの牽引操作で湾曲する構成であっても構わない。
図4に示すように、湾曲部9の挿入方向Sの後端部に、接続部20を構成する螺旋管接続口金21が設けられている。螺旋管接続口金21の挿入方向Sの後端部に、図5に示すように係合部21aが設けられている。係合部21aは、螺旋形状部51の挿入方向Sの先端に設けられた後述する先端側口金27の突起部27aと係合する。
図5に示すように、係合部21aの挿入方向Sの後端部に、内筒管29の挿入方向Sの先端側が嵌合固定されている。内筒管29は、細線のワイヤ等を筒状に編み込むことによって形成された可撓性を有するチューブ体等によって形成されている。
内筒管29の内部には、図示しないLEDの電気ケーブルを含む図示しない信号ケーブルや、吸引チューブ4a、バルーン内流体供給チューブ7a等の各種チューブが挿入されている。その結果、内筒管29は、これら各種ケーブル及び各種チューブを保護している。尚、信号ケーブルは、挿入部を軟らかくして挿入性を向上させるために、信号ケーブル外周部の被覆(グランド線)を取り外した状態で、挿通されていても構わない。
図4、図5に示すように、図示しない接着剤もしくは糸巻き+接着により、螺旋管接続口金21に、挿入部本体10の径方向に放射状に広がるように、腸壁に対し接触自在な接触部材であるバルーン17が設けられている。
バルーン17は、挿入部本体10の径方向に膨張収縮自在である。バルーン17は、挿入方向Sである挿入部本体10の長手方向の軸廻りに回転しないよう、螺旋管接続口金21に固定されている。
バルーン17の外表面には、腸壁100(図8参照)との摩擦を小さくするため、親水潤滑処理が施されている。尚、腸壁100との摩擦低減のため、螺旋管接続口金21において、バルーン17よりも挿入方向Sの後端側に小さい孔を設け、該孔から潤滑剤を流しても良い。
また、バルーン17自体に小さい孔を設け、バルーン17の膨張を潤滑剤で行い、バルーン17が膨張したら潤滑剤がバルーン17の孔から流出するようにしても良い。この場合、バルーン17に設けられた小さい孔が広がらないよう、孔周辺は接着剤等で補強されている。
バルーン17内に流体が供給されバルーン17が膨張すると、バルーン17は、腸壁100と接触して腸内の空間の一部を閉じる。尚、腸壁100に接触する接触部材は、バルーン17に限らず、例えば腸壁100を傷つけないような軟らかい突起物であっても構わない。
螺旋管接続口金21の外表面において、バルーン17の内部に連通するよう、バルーン内流体供給孔22が、少なくとも1つ以上設けられている。また、バルーン内流体供給孔22に、該孔22に連通するよう、バルーン用L字パイプ23の一端側が嵌合されている。バルーン用L字パイプ23の他端側には、バルーン内制御装置7に接続されたバルーン内流体供給チューブ7aが外挿されて、接着固定されている。バルーン内流体供給チューブ7aは、ある程度の可撓性を備えたフッ素系の樹脂材等から形成されている。
螺旋管接続口金21の外表面において、バルーン17よりも挿入方向Sの後方に、吸引開口部24が、1つもしくはそれ以上形成されている。吸引開口部24は、図4に示すように、バルーン17と螺旋形状部51との間に形成されている。吸引開口部24は、吸引用L字パイプ25と吸引チューブ4aを介して吸引圧制御装置4に接続され、吸引圧は吸引圧制御装置4により制御される。
吸引用L字パイプ25の一端側は、吸引仕切り部材26に設けられた吸引孔26aと連通するように吸引孔26aに嵌合されている。吸引用L字パイプ25の他端側には、吸引チューブ4aが外挿され、接着固定されている。
吸引チューブ4aは、吸引仕切り部材26、吸引用L字パイプ25を介して吸引開口部24と吸引ビン71(図7参照)とを連通させるものであり、ある程度の可撓性を備えたフッ素系の樹脂材等から形成されている。
吸引仕切り部材26は、図6に示すように、円筒状部材の厚さ方向の両端にフランジを設けた形状を有している。フランジの外周面が螺旋管接続口金21の内周面に当接することにより、吸引開口部24よりも内周側に配設されている。
吸引仕切り部材26の径方向における内周面には吸引孔26aが設けられており、吸引孔26aに、吸引用L字パイプ25が嵌合されている。吸引仕切り部材26によって、フランジ、円筒部、螺旋管接続口金21の内周面とで囲まれた空間には、環状の管路が形成されている。このため、吸引仕切り部材26が配設されていることにより、吸引開口部24が複数設けられている場合でも、この環状の管路を介して1本の吸引チューブ4aにより吸引が行える構成となっている。
接続部20を構成する先端側口金27は、螺旋形状部51の挿入方向Sの先端部に設けられた部材であり、先端側口金27の挿入方向Sの先端部に設けられた突起部27aが、螺旋管接続口金21の係合部21aに係合している。
また、先端側口金27の挿入方向Sの後端側の内周面に、螺旋溝27bが形成されており、該螺旋溝27bに、螺旋形状部51が螺合される。さらに、先端側口金27において、螺旋溝27bよりも後端側に、樹脂皮膜溝27cが形成されている。
先端側口金27は、螺旋管接続口金21と係合した状態で、螺旋管接続口金21に対して挿入方向Sの軸廻りに回動自在となっている。
先端側口金27において、樹脂皮膜溝27cが設けられた範囲内には、螺旋形状部51の樹脂皮膜31における螺旋体30の外周側に設けられた部位が挿入され接着固定される。この場合、樹脂皮膜31は、螺旋形状部51と先端側口金27とパイプ28との間の隙間に充填されたこれらを接着する接着剤32が、螺旋形状部51の内周側に流れ込むことを防いでいる。このこれにより、接着剤32が螺旋形状部51の内周面に飛び出すことがないため、はみ出た接着剤32が回動時に、内筒管29に接触して回動を阻害することがない。
また、先端側口金27において、樹脂皮膜溝27cが設けられていない範囲では、螺旋溝27bに対し、螺旋形状部51の先端部は、螺旋1〜2ピッチ分の樹脂皮膜31が取り除かれていることにより、螺旋形状部51の螺旋体30の先端部のみが挿入されて接着固定されている。
先端側口金27と螺旋形状部51とは、接着剤32により固定されるが、上述したように、螺旋体30と先端側口金27の内周面とが直接接着固定されていることにより、樹脂を介した場合より接着強度が向上されている。
先端側口金27は、螺旋管接続口金21に対して回動する際にスムーズに動くよう、例えばポリサルホンやPOM(ポリペンコアセタール)、高摺動性の性質を持つABS等から形成されている。
パイプ28は、螺旋形状部51の挿入方向Sの先端側に内層固着されるものであり、先端側口金27の後端部より挿入方向Sの後端側にはみ出さない程度の長さで、具体的には、螺旋体30の1.5〜2.0ピッチ分の長さで、先端側口金27の内周面に固定されている。
螺旋形状部51の先端側にパイプ28を内層することで、螺旋形状部51と先端側口金27とを接着する接着剤32が螺旋形状部51の内周側に流れ込むことを防いでいる。これにより、接着剤32が螺旋形状部51の内周面に飛び出すことがないため、はみ出た接着剤32が回動の際に内筒管29に接触して、螺旋形状部51の回動が阻害されることが防止される。
螺旋形状部51は、回動自在な筒体であり、腸壁との接触により、腸内において挿入部本体10が進退する力を挿入部本体10に発生させる推進部材を構成している。
螺旋形状部51は、先端側口金27に対して接着剤32により一体的に固着されている。螺旋形状部51は、フレキシブルシャフト33を介して上述したモータボックス16(図1参照)に配設された図示しないモータから回転力が付与されることにより、挿入方向Sである長手方向の軸廻りに回動自在となるように構成されている。
螺旋形状部51は、バネ材を疎に巻回して形成した螺旋体30と、該螺旋体30の条線間を連設する生体適合性を有する樹脂皮膜31とにより構成されている。尚、樹脂皮膜31は、螺旋体30の外周側を被覆する形態でも、内周側を被覆する形態でも、どちらであっても構わない。
螺旋形状部51は、図4に示すように、先端側口金27の挿入方向Sの後端側から設定範囲において設けられている。尚、螺旋形状部51は、フレキシブルシャフト33の一部に設けられていても、フレキシブルシャフト33の全長に亘って設けられていても、さらには、フレキシブルシャフト33において、挿入方向Sに沿って不連続に設けられていても構わない。
螺旋形状部51は、該螺旋形状部51を最大湾曲させた場合において、樹脂皮膜31が内筒管29等に干渉したり、内筒管29等を圧迫したり、内筒管29等への干渉に起因して、内筒管29が樹脂皮膜31と共に回動したりすることがないように、内部には十分なクリアランスが設けられている。
フレキシブルシャフト33は、腸内に挿入可能な可撓性を有しており、モータボックス16内に配設された図示しないモータからのトルク伝達性が良く、その外周面には、腸壁との滑り性が良いとともに、生体適合性を有する樹脂が皮膜されている。
フレキシブルシャフト33の挿入方向Sの先端側は、螺旋形状部51に対して一体に接続されているとともに、挿入方向Sの後端側は、モータボックス16内の図示しないモータに接続されていることから、フレキシブルシャフト33は、螺旋形状部51にモータからの回動力を付与する。尚、フレキシブルシャフト33は、トルク伝達性を良くするため、例えば内層から外層に向かって右、左、右巻きのコイルを積層した3層密巻きコイル等のような構成であっても構わない。
次に、図7を参照して、吸引圧制御装置4の構成について説明する。図7に示すように、吸引圧制御装置4は、吸引ビン71と、接続チューブ73と、吸引ポンプ74と、圧力センサ75と、吸引圧力制御部76と、吸引ポンプ信号ケーブル77と、圧力センサ信号ケーブル78とにより主要部が構成されている。
吸引ビン71には、吸引チューブ4aの挿入方向Sの他端側が接続されており、吸引ビン71内には、吸引チューブ4aを介して吸引開口部24から吸引した腸内の体液等の吸引物72が貯留されるようになっている。
接続チューブ73は、吸引ポンプ74と吸引ビン71とを接続するチューブである。吸引ポンプ74は、吸引チューブ4a、吸引ビン71、接続チューブ73等を介して腸内の空気や液体等を吸引するものである。尚、吸引ポンプ74は、吸引ポンプ信号ケーブル77を介して吸引圧力制御部76に接続されており、吸引圧力制御部76によって吸引圧力が制御される構成となっている。
圧力センサ75は、測定部75sが、吸引ビン71内に位置するように配設されている。圧力センサ75は、圧力センサ信号ケーブル78を介して吸引圧力制御部76に接続されており、吸引ビン71内の圧力の信号を吸引圧力制御部76に送るものである。
次に、このように構成された本実施の形態の作用を、上述した図1〜図7とともに、図8を用いて説明する。図8は、図4の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
先ず、使用前の挿入部本体10は、上述した挿入部収納ケース12内にループを描いた状態で収容されている。内視鏡2を用いて検査、処置を行う場合は、先ず、術者は、挿入補助具11をベッド上に横たわっている患者の肛門から挿入する。
この際、挿入補助具11の当接部11aが患者の肛門の臀部に当接することにより、挿入補助具11の先端側の挿入管のみが肛門から直腸に挿入された状態となることから、挿入補助具11全体が直腸内に挿入されてしまうことが防止される。この状態において、術者は、当接部11aの全周をテープ等で患者の臀部に固定する。このように当接部11aの全周を固定することにより、肛門から体内の気体が漏れることが防がれる。
次いで、術者は、挿入部本体10を、挿入補助具11を介して螺旋形状部51が腸壁100と接触する位置まで押し込む。この際、術者は、腸内における管腔方向を認識するため、リモコン67の手元操作等、所定の操作を行って先端部8に形成された送気送水管路の開口から送気を行い、腸内を膨らませる。
その結果、モニタ3aにおける内視鏡画像から、腸内が膨らむことが確認されなかった場合には、気密保持部材19が破損している可能性がある。よって、この場合、先ず、挿入補助具11及び挿入部本体10を肛門から抜去し、挿入補助具11の先端に設けられている気密保持部材19を取り外す。
その後、挿入補助具11と先端側案内管13を分解し、先端側案内管13の細径部13aに備え付けてある気密保持部材予備19aを1つ取り外し、取り外した気密保持部材予備19aを、挿入補助具11の先端部に被せる。即ち、気密保持部材19の交換を行う。この交換作業は、挿入前に気密保持部材19が破損していることに気付いた場合にも行っても構わない。
その後、術者は、リモコン67の操作スイッチ68の手元操作等、所定の操作を行って、挿入部本体10に設けられた螺旋形状部51を、長手軸廻りの螺旋形状部51が前進する方向に相当する方向に回転させる。
具体的には、内視鏡2のモータボックス16内に配設される図示しないモータが、リモコン67の操作スイッチ68の手元操作によって回転駆動状態にされることにより、モータの回転により、フレキシブルシャフト33に回転力が伝達され、さらに、フレキシブルシャフト33の挿入方向Sの後端側から先端側へ回転力が伝達される。フレキシブルシャフト33の先端側は螺旋形状部51と一体に接続されていることから、その結果、螺旋形状部51に回転力が伝達される。
螺旋形状部51が腸壁100と接触した状態で回転すると、螺旋形状部51と腸壁100の接触状態がおねじとめねじの関係になり、螺旋形状部51は腸壁から推進力を得る。即ち、螺旋形状部51は、腸壁との接触により発生した推進力によって前進する。
このとき、螺旋形状部51の挿入方向Sの先端部に固着されている先端側口金27は、係合部21aに係合した状態で回転しながら、螺旋管接続口金21に当接して、螺旋管接続口金21、即ち、湾曲部9を押圧する。これにより、先端部8及び湾曲部9を含めた挿入部本体10全体が、腸内の深部に向かって前進する。尚、この際、先端部8、湾曲部9、螺旋管接続口金21は、回転を伴うことなく挿入方向Sに沿って前進する。
ここで、挿入部本体10の挿入の際、モニタ3aに表示された内視鏡画像において、先端部8が前進していないことを術者が確認した場合には、術者は、リモコン67の手元操作等により、バルーン17を膨張させる操作を行う。
具体的には、リモコン67の操作スイッチ68が操作されると、バルーン内制御装置7内の図示しない流体供給装置から送り出された流体が、バルーン内流体供給チューブ7a及びバルーン用L字パイプ23を介して、バルーン内流体供給孔22よりバルーン17内部に供給されることにより、バルーン17は膨張する。尚、バルーン17を膨張させるタイミングは、先端部8が前進していないことを確認した場合に限定されず、例えば挿入部本体10の挿入開始直後でもあっても構わない。
また、上述したように、バルーン内制御装置7内には、供給する流体の圧力をモニタできるよう、図示しない圧力センサが配設されていることから、圧力センサが示す値によって、術者は、バルーン17と腸壁100との接触状態を確認することができる。
さらに、バルーン内制御装置7は、バルーン17が腸壁100を過度に押し拡げることがないよう、バルーン内制御装置7が供給する流体圧力を制御する。尚、このとき、螺旋形状部51は、回転状態であっても回転停止状態であっても、どちらでも構わない。
バルーン17が腸壁100と接触した後、術者は、リモコン67の操作スイッチ68の手元操作等、所定の操作を行って、バルーン17と螺旋形状部51との間に形成された吸引開口部24から、腸内の空気等の吸引を行う。
具体的には、術者によるリモコン67の操作スイッチ68の操作により、吸引圧制御装置4内の吸引ポンプ74が作動し、接続チューブ73、吸引ビン71、吸引チューブ4a、吸引用L字パイプ25を介して、螺旋形状部51とバルーン17との間の吸引開口部24より腸内の空気等が吸引される。
腸内の空気等が吸引されると、図8に示すように、バルーン17より挿入方向Sの後端側の腸が縮径し、螺旋形状部51の外周面全体が腸壁100と強く接触する。螺旋形状部51のみが腸壁100と強く接触することで、吸引開口部24から吸引しない場合の通常の接触状態、具体的には、螺旋形状部51の一部が腸壁100と接触している状態と比べ、螺旋形状部51による推進力が著しく増加する。
ここで、吸引開口部24からの吸引が強くなりすぎると、吸引開口部24に腸壁100が吸着してしまい、推進の妨げになる場合がある。このことを防ぐために、吸引開口部24からの吸引圧力は、吸引圧制御装置4によって制御される。
吸引圧制御装置4には、吸引開口部24から吸引した吸引物72を回収する吸引ビン71内の圧力を測定部75sにより測定できるよう、圧力センサ75が設置されており、吸引ビン71内の圧力の測定値は、圧力センサ信号ケーブル78により吸引圧力制御部76に送られる。
吸引圧力制御部76は、吸引ビン71内の圧力が所定値以下に下がることがないよう、吸引ポンプ74の吸引圧を算出し、吸引ポンプ信号ケーブル77を介して、吸引ポンプ74の吸引圧を制御する。このことにより、吸引開口部24からの吸引が強すぎてしまうことがない。
また、挿入部本体10が腸内を推進していく際、バルーン17は挿入方向Sである長手方向の軸廻りに回転することがないため、バルーン17が腸を捩ることによって、バルーン17よりも前方の管腔を閉じてしまい、挿入部本体10の挿入を阻害することが防止される。尚、腸内に挿入部本体10を挿入した後における、バルーン17の膨張及び吸引開口部24からの吸引操作は、常時行っても構わないし、挿入部本体10の挿入状況に応じて、術者が任意に実施しても良い。
さらに、バルーン17を膨張させ、吸引開口部24から吸引した状態において、先端部8に形成された送気送水管路の開口から流体の送気を行うと、バルーン17より挿入方向Sの後端側には流体は送気されないため、先端部8より挿入方向Sの先端側の体腔内を確実に拡張させることができ、良好な観察視野が確保される。
このことにより、湾曲部9が湾曲する際に、大腸壁が邪魔をすることがないことから、湾曲部9に対する小さな湾曲力でも、湾曲部9を湾曲させることができる。また、先端部8に形成された送気送水管路の開口からの流体の送気は、少量の送気でも管腔を拡張することができることから、管腔方向が捉えやすくなるといったメリットがある。
さらに、上述したように、螺旋形状部51が回転したとしても、先端部8、湾曲部9及び螺旋管接続口金21は回転しないことから、挿入部本体10を推進させる際、湾曲部9を湾曲させても、先端部8の周方向が変化することがない。
このように、本実施の形態においては、挿入部本体10の挿入方向Sの先端側において、バルーン17と螺旋形状部51との間に吸引開口部24が形成されていると示した。具体的には、吸引開口部24は、螺旋形状部51よりも挿入方向Sの先端側において、バルーン17と螺旋形状部51との間に形成されていると示した。
このことによれば、バルーン17を膨張させて、バルーン17を腸壁100に接触させた状態において、バルーン17よりも挿入方向Sの後方において、螺旋形状部51近傍における吸引開口部24からの腸内の空気等を吸引することにより、螺旋形状部51のみが確実に腸壁100に接触することから、螺旋形状部51は、腸壁100から推進力を十分に得ることができる。
また、吸引開口部24からの吸引圧は、吸引圧制御装置4によって制御されることから、吸引開口部24からの吸引が強くなりすぎて、吸引開口部24に腸壁100が吸着してしまい、螺旋形状部51の推進の妨げになることがない。即ち、螺旋形状部51は、適切な圧を以て腸壁100に接触する。
さらに、本実施の形態においては、バルーン17を膨張させて、バルーン17を腸壁100に接触させた状態において、先端部8の送気送水管路の開口から流体の送気を行うことにより、湾曲部9の湾曲操作や、バルーン17よりも挿入方向Sの前方の管腔確保を容易に行うことができる。
その結果、挿入部本体10を大腸に挿入した際、先端部8を盲腸まで容易に到達させることができる。また、小さいモータトルクで螺旋形状部51は、十分な推進力を得ることができることから、内視鏡装置1の大型化を防ぐことができる。
以上から、螺旋形状部51のみを腸壁100に確実に適切な圧を以て接触させて十分な推進力を挿入部本体10に発生させることができるとともに、挿入後、腸内における観察方向を認識し易くすることにより、挿入部本体10の挿入性を向上させた回転自走式の内視鏡2を提供することができる。
(第2実施の形態)
図9は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
図9は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
この第2実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図8に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、吸引開口部が、螺旋形状部よりも挿入方向Sの後端側に形成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すように、本実施の形態においては、バルーン17は、図示しない接着剤もしくは糸巻き+接着により、フレキシブルシャフト33の先端側の外周面に設けられている。よって、本実施の形態のバルーン17は、フレキシブルシャフト33とともに回転する構成となっている。
また、バルーン17の外表面には、バルーン17が腸壁100と接触した状態において回転した際に、腸壁100を捩ることがないよう、親水性潤滑処理等の腸壁100との摩擦抵抗が小さくなるような処理が施されている。
さらに、本実施の形態においては、吸引開口部24は、フレキシブルシャフト33の外周面において、バルーン17と螺旋形状部51との間に1つ以上設けられている。具体的には、吸引開口部24は、螺旋形状部51よりも挿入方向Sの後方であって、バルーン17よりも挿入方向Sの前方に、1つ以上設けられている。尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同様である。
次に、このように構成された本実施の形態の作用について説明する。
先ず、術者は、上述した第1実施形態と同様のタイミングにて、所定の操作にて、バルーン17を膨張させ、バルーン17を腸壁100と接触させた後、吸引開口部24から腸内の空気を吸引する操作を行う。
先ず、術者は、上述した第1実施形態と同様のタイミングにて、所定の操作にて、バルーン17を膨張させ、バルーン17を腸壁100と接触させた後、吸引開口部24から腸内の空気を吸引する操作を行う。
その結果、図9に示すよう、バルーン17より挿入方向Sの先端側の腸が縮径し、螺旋形状部51の外周面全体のみが腸壁100と強く接触する。螺旋形状部51のみが、腸壁100と強く接触することで、吸引開口部24から吸引しない場合の通常の接触状態、具体的には、螺旋形状部51の一部が腸壁100と接触している状態と比べ、螺旋形状部51による推進力が著しく増加する。尚、この際、バルーン17より挿入方向Sの後端側のフレキシブルシャフト33は、腸壁100と強く接触することはないため、これらの接触抵抗が大きくなることはない。
また、バルーン17はフレキシブルシャフト33と共に回転するが、バルーン17の外周面の滑り性が十分に良いため、バルーン17が腸を捩って前方の管腔を閉じてしまい、挿入を阻害することがない。
このように、本実施の形態においては、挿入部本体10の挿入方向Sの先端側において、バルーン17と螺旋形状部51との間に吸引開口部24が形成されていると示した。具体的には、吸引開口部24は、螺旋形状部51よりも挿入方向Sの後端側において、バルーン17と螺旋形状部51との間に形成されていると示した。
このことによれば、バルーン17を膨張させて、バルーン17を腸壁100に接触させた状態において、フレキシブルシャフト33と腸壁100が強く接触してしまい、螺旋形状部51の推進の抵抗となることを防ぐと共に、螺旋形状部51のみが、確実に腸壁100に接触することから、螺旋形状部51は、腸壁100から推進力を十分に得ることができる。このため、モータボックス16内のモータを、上述した第1実施の形態よりも小さくすることができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
(第3実施の形態)
図10は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
図10は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
この第3実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図9に示した第2実施の形態の内視鏡と比して、送気開口部が、さらにバルーンよりも挿入方向Sの後端側に形成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第2実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施の形態においては、フレキシブルシャフト33の外周面において、バルーン17より挿入方向Sの後端側に、送気開口部34が1つ以上設けられている。
送気開口部34は、送気管路を構成する図示しない送気用L字パイプ及び送気チューブを介して第2の制御装置54(図1参照)に接続されており、二酸化炭素(CO2)ボンベ57(図1参照)から、送気開口部34に二酸化炭素が送気されるようになっている。
次に、このように構成された本実施の形態の作用について説明する。
先ず、術者により、リモコン67の手元操作等による所定の操作を行い、送気開口部34から二酸化炭素を送気すると、バルーン17より挿入方向Sの後端側の腸壁100が拡張し、図10に示すように、バルーン17より挿入方向Sの後端側のフレキシブルシャフト33と腸壁100とが確実に離間する。
先ず、術者により、リモコン67の手元操作等による所定の操作を行い、送気開口部34から二酸化炭素を送気すると、バルーン17より挿入方向Sの後端側の腸壁100が拡張し、図10に示すように、バルーン17より挿入方向Sの後端側のフレキシブルシャフト33と腸壁100とが確実に離間する。
このように、本実施の形態によれば、フレキシブルシャフト33と腸壁100が強く接触して推進の抵抗となることを、第2の実施の形態より確実に防ぐことができるとともに、螺旋形状部51は、上述した第2実施の形態同様、腸壁100から推進力を十分に得ることができる。このため、モータボックス16内のモータを、上述した第2実施の形態よりも小さくすることができる。また、湾曲部9の湾曲操作や管腔確保をより容易に行うことができる。尚、その他の効果は、上述した第2実施の形態と同様である。
(第4実施の形態)
図11は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
図11は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
この第4実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図10に示した第3実施の形態の内視鏡と比して、螺旋管接続口金にもさらに、バルーン、吸引開口部、送気開口部が形成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第3実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図11に示すように、本実施の形態においては、バルーン17は、接着剤もしくは糸巻き+接着により、螺旋管接続口金21の吸引開口部24より挿入方向Sの先端側の外周面と、フレキシブルシャフト33の吸引開口部24より挿入方向Sの後端側の外周面の双方に設けられている。
尚、本実施の形態においては、バルーン17の内、螺旋管接続口金21に設けられたバルーン17を、最も先端側に位置する第1の接触部材である第1のバルーン17aと称し、フレキシブルシャフト33に設けられたバルーン17を、最も後端側に位置する第2のバルーン17bと称す。
また、第1のバルーン17aを設ける場所は、螺旋形状部51よりも挿入方向Sの先端側であればどこでも良く、第2のバルーン17bを設ける場所は、螺旋形状部51よりも挿入方向Sの後端側であればどこでも良い。
また、本実施の形態においては、吸引開口部24は、第1のバルーン17aと螺旋形状部51との間における螺旋管接続口金21と、第2のバルーン17bと螺旋形状部51との間におけるフレキシブルシャフト33とに形成されている。
尚、吸引開口部24は、螺旋管接続口金21とフレキシブルシャフト33とのいずれか一方のみに形成されていても構わないし、螺旋管接続口金21とフレキシブルシャフト33とのいずれかにおいて、複数形成されていても構わない。さらには、螺旋管接続口金21とフレキシブルシャフト33との双方において、複数形成されていても構わない。
送気開口部34は、螺旋管接続口金21において、第1のバルーン17aよりも挿入方向Sの先端側に1つ以上形成されているとともに、フレキシブルシャフト33の外周面において、第2のバルーン17bよりも挿入方向Sの後端側に1つ以上形成されている。
次に、このように構成された本実施の形態の作用について説明する。
術者の所定操作により、第1のバルーン17a及び第2のバルーン17bを膨張させ、第1のバルーン17a及び第2のバルーン17bが腸壁100と接触した後、さらなる術者の所定操作により、各吸引開口部24から吸引を行うと、図11に示すよう、第1のバルーン17aと第2のバルーン17bとの間に挟まれた部分の腸が縮径し、螺旋形状部51の外周面全体が腸壁100と強く接触する。螺旋形状部51のみが腸壁100と強く接触することで、吸引開口部24から吸引しない場合の通常の接触状態、具体的には、螺旋形状部51の一部が腸壁100と接触している状態と比べ、螺旋形状部51による推進力が著しく増加する。
術者の所定操作により、第1のバルーン17a及び第2のバルーン17bを膨張させ、第1のバルーン17a及び第2のバルーン17bが腸壁100と接触した後、さらなる術者の所定操作により、各吸引開口部24から吸引を行うと、図11に示すよう、第1のバルーン17aと第2のバルーン17bとの間に挟まれた部分の腸が縮径し、螺旋形状部51の外周面全体が腸壁100と強く接触する。螺旋形状部51のみが腸壁100と強く接触することで、吸引開口部24から吸引しない場合の通常の接触状態、具体的には、螺旋形状部51の一部が腸壁100と接触している状態と比べ、螺旋形状部51による推進力が著しく増加する。
腸壁100に螺旋形状部51を接触するために行われる吸引は、螺旋管接続口金21に設けられた複数の吸引開口部24及びフレキシブルシャフト33に設けられた吸引開口部24から行われる。
螺旋管接続口金21に設けられた吸引開口部24において、複数の開口部から吸引を行うのは、1つの吸引開口部24から吸引すると、腸壁100の1部分が集中的に吸引され、腸壁100が吸引開口部24に吸着し、挿入部本体10の挿入の抵抗となる可能性があるが、複数の吸引開口部24から吸引を行えば、低い圧力で吸引しても体腔内を十分に吸引できるため、腸壁100が吸引開口部24に吸着されにくくなるためである。
尚、図18において後述するが、吸引開口部24の形状を、挿入部本体10の外周方向に沿って細長な形状にすれば、螺旋管接続口金21に吸引開口部24が1つのみ形成したとしても、複数形成した場合と同等の効果を得ることができる。この場合、複数形成する場合より製造コストを安くすることができる。
また、フレキシブルシャフト33に形成された吸引開口部24からも吸引が行われることにより、より確実に、腸壁100に螺旋形状部51のみが接触する。
吸引開口部24からの吸引に伴い、さらに、術者は、リモコン67の手元操作等所定の操作を行って、各送気開口部34から二酸化炭素の送気を行うと、第1のバルーン17aより挿入方向Sの先端側における先端部8及び湾曲部9が、腸壁100から確実に離れるとともに、第2のバルーン17bより挿入方向Sの後端側におけるフレキシブルシャフト33も、腸壁100から確実に離れる。
このことにより、挿入部本体10が腸内において奥まで挿入されたとしても、挿入部本体10の螺旋形状部51以外の箇所と腸壁100との接触抵抗が大きくなることはない。即ち、螺旋形状部51のみが腸壁100に接触する。
また、先端部8の送気送水管路の開口からのみ送気を行う場合と比べ、第1のバルーン17aより挿入方向Sの先端側の体腔内を確実に拡張させることができる。これより、湾曲部9が湾曲する際に腸壁100等が邪魔になることがないため、湾曲部9を小さい湾曲力でも確実に湾曲させることができる。また、少量の送気でも管腔を拡張することができる。以上より、管腔方向が捉えやすくなる。
このように、本実施の形態においては、螺旋形状部51を挟むように、第1のバルーン17a及び第2のバルーン17bを設け、第1のバルーン17aと螺旋形状部51との間、及び第2のバルーン17bと螺旋形状部51との間に、それぞれ吸引開口部24を形成すると示した。さらに、第1のバルーン17aの挿入方向Sの先端側及び第2のバルーン17bの挿入方向Sの後端側に、それぞれ送気開口部34を形成すると示した。
このことによれば、より確実に螺旋形状部51のみを腸壁100に接触させることができるとともに、螺旋形状部51以外の箇所が腸壁100と強く接触することを防ぐことができることから、挿入部本体10と腸壁100との接触抵抗を最小限に抑えることができ、螺旋形状部51は、腸壁100から推進力を十分に得ることができる。
また、吸引による腸壁100と吸引開口部24の吸着を確実に防ぐことができることから、挿入部本体10の挿入性を向上させることができる。さらに、先端部8における送気送水管路の先端開口からの送気のみならず、第1のバルーン17aよりも挿入方向Sの先端側に設けられた送気開口部34からも送気が行えるため、湾曲操作や管腔確保をより容易に行うことができる。尚、その他の効果は、上述した第3実施の形態と同様である。
(第5実施の形態)
図12は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の部分拡大平面図である。
図12は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の部分拡大平面図である。
この第5実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図11に示した第4実施の形態の内視鏡と比して、螺旋形状部が挿入方向Sに沿って所定の間隔を有して隣り合うよう2つ形成されており、螺旋形状部に合わせて、バルーン、吸引開口部、送気開口部が複数形成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第4実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図12に示すように、本実施の形態においては、螺旋形状部51の内、第1の螺旋形状部51aは、先端側口金27の挿入方向Sの後端側に接続されているとともに、第1の螺旋形状部51aの挿入方向Sの後端側に接続されたフレキシブルシャフト33aの後端側に、螺旋形状部51の内、第2の螺旋形状部51bが接続されている。尚、螺旋形状部51は、2つに限らず、挿入部本体10に複数設けても構わない。
また、本実施の形態においては、バルーン17は、接着剤もしくは糸巻き+接着により、螺旋管接続口金21の吸引開口部24より挿入方向Sの先端側の外周面と、フレキシブルシャフト33aの外周面の挿入方向Sに沿った複数個所にそれぞれに設けられている。具体的には、第1の螺旋形状部51aを挿入方向Sに沿って挟むように、さらには、第2の螺旋形状部51bを挿入方向Sに沿って挟むように、複数設けられている。
さらに、螺旋管接続口金21、フレキシブルシャフト33a、フレキシブルシャフト33bにおいて、バルーン17と、螺旋形状部51との間に、吸引開口部24が形成されている。吸引開口部は、1箇所において、複数形成されていても構わない。
フレキシブルシャフト33aは、第1の螺旋形状部51aと第2の螺旋形状部51bとの間に設けられているとともに、第2の螺旋形状部51bの挿入方向Sの後端側に設けられている。
送気開口部34は、隣り合う第1の螺旋形状部51aと第2の螺旋形状部51bとの間に設けられたフレキシブルシャフト33aにおいて、バルーン17間に設けられているとともに、最も挿入方向Sの後端側に位置する第2のバルーン17よりも挿入方向Sの後端側のフレキシブルシャフト33bに形成されている。
このような構成によれば、腸の全長が長い患者等、挿入するにつれ、挿入部本体10の挿入方向Sの先端側に設けられた第1の螺旋形状部51aが発生する推進力だけでは推進できなくなる場合であっても、本実施の形態においては、第1の螺旋形状部51aの挿入方向Sの後端側に設けられた第2の螺旋形状部51bが腸内に挿入されることにより、挿入部本体10の推進力が著しく増加することから、難なく挿入部本体10が推進する。
よって、腸の全長が長い患者等、体内に挿入される挿入部本体10の長さが長くなった場合でも、挿入部本体10の挿入方向Sの先端側が進むための十分な推進力を得ることができる。このため、モータボックス16内のモータを、上述した第4実施の形態よりも小さくすることができる。尚、その他の効果は、上述した第4実施の形態と同様である。
(第6実施の形態)
図13は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
図13は、本実施の形態を示す回転自走式内視鏡の挿入部本体の挿入方向先端側を、腸内に挿入した状態で概略的に示す図である。
この第6実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図8に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、吸引開口部を、先端側口金と螺旋形状部とを連結する螺旋形状部よりも細径な口金に形成する点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図13に示すように、先端側口金27と螺旋形状部51との間に、円筒形状を有する吸引開口部口金35が、円筒の軸が挿入部本体10の挿入方向Sの軸と一致するよう設けられている。
尚、吸引開口部口金35は、それぞれ先端側口金27及び螺旋形状部51に対して接着されることにより、先端側口金27と螺旋形状部51との間に設けられている。また、吸引開口部口金35の外径R1は、螺旋形状部51の外径R2よりも小さく形成されている(R1<R2)。さらに、このように形成された吸引開口部口金35に、吸引開口部24が形成されている。
このような構成によれば、吸引開口部24から吸引した際、腸壁100は吸引開口部口金35より大径の螺旋形状部51に先に接触するため、腸壁100が吸引開口部24に吸着されにくい。そのため、吸引開口部24の吸引により、挿入部本体10の挿入が妨げられることがない。
よって、腸壁100が吸引開口部24に吸着して推進の抵抗となることを防ぐとともに、螺旋形状部51が、大腸壁から推進力を十分に得ることができる構成を有する内視鏡を提供することができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
(第7実施の形態)
図14は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の部分拡大平面図である。
図14は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の部分拡大平面図である。
この第7実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図8に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、挿入部本体に吸引開口部を覆う吸着防止部材がさらに設けられている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図14に示すように、螺旋管接続口金21において、吸引開口部24を覆うように、薄い網状部材から構成された吸着防止部材36が設けられている。吸着防止部材36の網目は、吸引開口部24から十分に吸引ができる程度に細かく形成されており、吸引開口部24から吸引を行う際、腸壁100が吸着防止部材36に食い込まないようになっている。
このような構成によれば、吸引開口部24から吸引した際、腸壁100は吸着防止部材36に接触することとともに、吸着防止部材36の網目は十分に細かいことから、吸着防止部材36により、腸壁100は、吸引開口部24からの吸引によって吸引開口部24に吸着されることがないため、挿入部本体10の挿入が妨げられることがない。
以上より、腸壁100が吸引開口部24に吸着して挿入部本体10の推進の抵抗となることを防ぐことができるとともに、螺旋形状部51が、腸壁100からの推進力を十分に得ることができる内視鏡を提供することができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
(第8実施の形態)
図15は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の部分拡大平面図である。
図15は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の部分拡大平面図である。
この第8実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図13に示した第6実施の形態の内視鏡と比して、吸引開口部を、先端側口金と螺旋形状部とを連結する螺旋形状部よりも細径な口金と、螺旋形状部に形成する点と、フレキシブルシャフトを螺旋形状部より細径に形成する点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第6実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図15に示すように、先端側口金27と螺旋形状部51との間に、上述した外径R1を有する吸引開口部口金35が設けられており、該吸引開口部口金35に、第1の吸引開口部24aが形成されている。尚、吸引開口部口金35の外径R1は、螺旋形状部51の外径R2よりも小さい。尚、第1の吸引開口部24aは、吸引チューブ4aに接続されている。
また、フレキシブルシャフト33の外径R3は、螺旋形状部51の外径R2よりも小さく形成されている。
吸引開口部口金35の外径R1よりも大きく、フレキシブルシャフト33の外径R2よりも大きい外径R3を有する螺旋形状部51に、第2の吸引開口部24bが形成されている。尚、第2の吸引開口部24bも、吸引チューブ4aに接続されている。
次に、このように構成された本実施の形態の作用について説明する。
2つの吸引開口部24a、24b全てから吸引されると、腸壁100は、先ず、最も外径の大きい螺旋形状部51に接触し、第2の吸引開口部24bを塞ぐ。この際、吸引チューブ4a内の圧力が腸壁100により塞がれていない場合よりも少しだけ上昇し、吸引圧制御装置4に設置されている圧力センサ75(図7参照)の値も腸壁100により塞がれていない場合よりも少しだけ上昇する。
螺旋形状部51に設けた第2の吸引開口部24bから吸引しているため、螺旋形状部51と腸壁100との接触は強くなる。
このように、圧力センサ75の値が徐々に上昇していくことで、腸壁100と挿入部本体10との接触状況が分かりやすくなるばかりか、圧力センサ75の値が急激に上昇することがないため、吸引圧力制御部76における吸引圧力の制御の応答を速くする必要がない等、吸引圧を適正な値に制御しやすくなる。
螺旋形状部51と、腸壁100が接触した後、吸引を続けても、螺旋形状部51より後端側は吸引されない。そのため腸壁100は螺旋形状部51の外径より縮むことがなく、螺旋形状部51より細径のフレキシブルシャフト33は腸壁100と強く接触しない。これにより、フレキシブルチューブ33と腸壁100が強く接触して挿入部本体10の挿入が妨げられることがない。
以上から、吸引圧力制御部76によって制御される吸引圧を適切な値へと制御しやすい内視鏡を提供することができる。また、フレキシブルシャフト33と腸壁100が強く接触して推進の抵抗となることを第2実施の形態より確実に防ぐことができるとともに、螺旋形状部51は、第2実施の形態以上に腸壁100から推進力を得ることができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
(第9実施の形態)
図16は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の部分拡大断面図である。
図16は、本実施の形態の回転自走式内視鏡における挿入部本体の部分拡大断面図である。
この第9実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図8に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、螺旋形状部に、該螺旋形状部と大腸壁との接触圧を検知する接触圧検知部材が設けられている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図16に示すように、螺旋形状部51における樹脂皮膜31の内周側に、接触圧検知部材である圧力センサ175が、該圧力センサ175における測定部が樹脂皮膜31の外周方向を指向するように設けられている。
圧力センサ175は、腸壁100との接触圧を検知し、該検知した値は、圧力センサ信号ケーブル78により吸引圧力制御部76(いずれも図7参照)に伝送される。伝送後、圧力センサ175の接触圧の検知に基づいて、吸引開口部24からの吸引圧が、吸引圧力制御部76によって調整される。
尚、本実施の形態においては、圧力センサ175は、螺旋形状部51に設けられているが、他の例として、例えばバルーン17内に設けられていても構わなく、バルーン17に設けられた圧力センサを用いて、バルーン17と腸壁100の接触圧を測定し、吸引開口部24からの吸引圧の制御を行うようにしても良い。
このような構成によれば、吸引開口部24から吸引を行って、腸壁100と螺旋形状部51とが接触した後、その接触圧は圧力センサ175により検知され、該検知された接触圧の値は、圧力センサ信号ケーブル78を介して、吸引圧力制御部76に伝送される。
その後、螺旋形状部51と腸壁100との接触圧が、螺旋形状部51が十分な推進力を得られる接触圧に保たれるよう、吸引開口部24からの吸引圧力が、吸引圧力制御部76によって制御される。
このことから、螺旋形状部51と腸壁100との接触圧が高くなりすぎ、挿入部本体10の推進の抵抗となることを防ぐと共に、螺旋形状部51が腸壁100から推進力を十分に得ることができる構成を有する内視鏡を提供することができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
尚、以下、変形例を示す。上述した第1〜第9実施の形態においては、自走式の内視鏡2は、螺旋形状部51が挿入部本体10の推進力となる回転自走式の内視鏡を例に挙げて示したが、キャタピラ等の推進力発生部が設けられた自走式の内視鏡にも上述した第1〜第9実施の形態は適用可能であるし、他の回転自走式以外の自走式の内視鏡にも上述した第1〜第9実施の形態は適用可能である。
また、上述した第1〜第9実施の形態においては、挿入部本体10を大腸に挿入する例を挙げて示したが、体腔内の組織であれば、大腸以外に挿入する場合においても、上述した第1〜第9実施の形態が適用可能であるということは勿論である。
また、上述した第1〜第9実施の形態においては、自走式の内視鏡は、医療用の内視鏡を例に挙げて示したが、これに限らず、工業用の内視鏡に、本実施の形態を適用しても構わないということは云うまでもない。この場合、自走式の内視鏡を、管路内、特に柔らかい管路内に挿入する場合において、上述した第1〜第9実施の形態と同様の効果を生じる。
さらに、以下、図17を用いて、上述した第1〜第9実施の形態の変形例を示す。図17は、回転自走式のカテーテルにおける挿入部本体の先端側を示す図である。
上述した第1〜第9実施の形態においては、医療器具は、回転自走式の内視鏡を例に挙げて説明したが、これに限らず、上述した第1〜第9実施の形態を、回転自走式のカテーテルに適用しても構わない。
具体的には、図17に示すように、回転自走式のカテーテル200の挿入部本体の挿入方向Sの先端側の上述した螺旋管接続口金21には、バルーン17が設けられており、上述した先端側口金27よりも挿入方向Sの後端側には、上述した吸引開口部口金35が接続されており、該吸引開口部口金35よりも挿入方向Sの後端側には、螺旋形状部51が接続されている。
また、バルーン17と螺旋形状部51との間において、吸引開口部口金35には、上述した第1〜第9実施の形態同様、複数の吸引開口部24が形成されている。
また、挿入部本体の挿入方向Sの先端側の先端部8の先端面に、送排液管路37の開口37kが形成されており、該開口37kを用いて、薬剤を体腔内に注入したり、体腔内から体液等が排液したりすることができるようになっている。
このようなカテーテル200に適用しても、上述した第1〜第9実施の形態に示した回転自走式の内視鏡と、湾曲操作を除いては、同様の効果を得ることができる。
さらに、医療器具は、上述した内視鏡2及びカテーテル200に限定されず、自走式の挿入部を有するものであれば、どのようなものであっても構わない。
尚、また、以下、図18を用いて別の変形例を示す。図18は、図4の回転自走式内視鏡における挿入部本体の挿入方向先端側の変形例を示す部分拡大平面図である。
上述した第1〜第9実施の形態においては、図1〜図16に示すように、吸引開口部24は、円形状に形成されていると示したが、これに限らず、図18に示すように、吸引開口部24は、挿入部本体10の外周方向に沿って細長に形成されていても構わない。
2…内視鏡
4…吸引圧制御装置
4a…吸引チューブ
6…挿入部
10…挿入部本体
17…バルーン(接触部材)
17a…第1のバルーン(第1の接触部材)
17b…第2のバルーン
24…吸引開口部
24a…第1の吸引開口部
24b…第2の吸引開口部
33…フレキシブルシャフト
34…送気開口部
35…吸引開口部口金
36…吸着防止部材
51…螺旋形状部(推進部材)
175…圧力センサ(接触検知部材)
200…カテーテル
S…挿入方向
4…吸引圧制御装置
4a…吸引チューブ
6…挿入部
10…挿入部本体
17…バルーン(接触部材)
17a…第1のバルーン(第1の接触部材)
17b…第2のバルーン
24…吸引開口部
24a…第1の吸引開口部
24b…第2の吸引開口部
33…フレキシブルシャフト
34…送気開口部
35…吸引開口部口金
36…吸着防止部材
51…螺旋形状部(推進部材)
175…圧力センサ(接触検知部材)
200…カテーテル
S…挿入方向
Claims (15)
- 被検体内に自動的に挿入される挿入部を具備する医療器具であって、
前記挿入部に設けられた、前記被検体の体壁との接触により前記被検体内において進退する力を前記挿入部に発生させる推進部材と、
前記挿入部において、前記挿入部の径方向に放射状に広がるよう設けられた、前記体壁に接触自在な接触部材と、
前記挿入部の、前記推進部材と前記接触部材との間に設けられた吸引開口部と、
前記挿入部内に挿通された、前記挿入部の挿入方向の後端側で吸引装置に接続される前記吸引開口部に連通する吸引管路と、
を具備することを特徴とする医療器具。 - 前記推進部材は、前記挿入部の前記挿入方向の先端側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
- 前記接触部材は、前記推進部材よりも前記挿入方向の先端側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の医療器具。
- 前記接触部材は、前記推進部材よりも前記挿入方向の後端側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の医療器具。
- 前記接触部材は、前記推進部材よりも前記挿入方向の先端側及び後端側の双方に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の医療器具。
- 前記推進部材よりも前記挿入方向の後端側に、前記推進部材よりも細径のシャフトが接続されていることを特徴とする請求項3に記載の医療器具。
- 前記接触部材の内、前記挿入方向の最先端側に位置する第1の接触部材よりも前記挿入方向の先端側に設けられた送気開口部と、
前記挿入部内に挿通された、前記挿入部の前記挿入方向の後端側で送気装置に接続される前記送気開口部に連通する送気管路と、
をさらに具備することを特徴とする請求項3、6のいずれかに記載の医療器具。 - 前記接触部材よりも前記挿入方向の後端側に設けられた送気開口部と、
前記挿入部内に挿通された、前記挿入部の前記挿入方向の後端側で送気装置に接続される前記送気開口部に連通する送気管路と、
をさらに具備することを特徴とする請求項4に記載の医療器具。 - 前記推進部材と前記接触部材との間に、前記推進部材よりも細径の口金が設けられており、前記口金に、前記吸引開口部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の医療器具。
- 前記吸引開口部を覆うように、吸着防止部材がさらに設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の医療器具。
- 前記推進部材と前記接触部材との間に、前記推進部材よりも細径の口金が設けられており、前記口金に、前記吸引開口部の内、第1の吸引開口部が設けられており、
前記推進部材に、前記吸引開口部の内、第2の吸引開口部がさらに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の医療器具。 - 前記吸引開口部は、前記挿入部の外周方向に沿って細長に形成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の医療器具。
- 前記接触部材は、前記挿入部の径方向に膨張収縮自在なバルーンであることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の医療器具。
- 前記推進部材は、外表面に螺旋形状部を具備する回動自在な筒体であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の医療器具。
- 前記推進部材に、該推進部材と前記被検体の体壁との接触圧を検知する接触圧検知部材が設けられており、
前記接触圧検知部材の前記接触圧の検知に基づいて、前記吸引開口部からの吸引圧が調整されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の医療器具。
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