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JP2009111325A - 評価方法及び評価装置、基板の処理方法及び処理システム、基板処理装置、露光装置、並びにデバイス製造方法 - Google Patents

評価方法及び評価装置、基板の処理方法及び処理システム、基板処理装置、露光装置、並びにデバイス製造方法 Download PDF

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JP2009111325A
JP2009111325A JP2008029454A JP2008029454A JP2009111325A JP 2009111325 A JP2009111325 A JP 2009111325A JP 2008029454 A JP2008029454 A JP 2008029454A JP 2008029454 A JP2008029454 A JP 2008029454A JP 2009111325 A JP2009111325 A JP 2009111325A
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Tami Miyazawa
多美 宮澤
Tsunehito Hayashi
恒仁 林
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】基板が液浸露光に適しているかどうか良好に評価できる評価方法を提供する。
【解決手段】第1液体を介して露光される基板の評価方法は、基板の第1面上に第1膜を形成することと、露光する場所と異なる場所で、第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しながら液体供給口より第2液体を供給することと、第2液体が供給された後の基板を観察することと、観察結果に基づいて、第1膜を評価することとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体を介して露光される基板の評価方法及び評価装置、基板の処理方法及び処理システム、基板処理装置、露光装置、並びにデバイス製造方法に関する。
半導体デバイス等のマイクロデバイスを製造する技術の一つとして、フォトリソグラフィ技術が知られている。フォトリソグラフィ技術は、例えば半導体ウエハ等の基板上に感光膜、反射防止膜等の膜を形成する処理、その膜が形成された基板を露光する処理、及び露光された基板を現像する処理等を含む。基板を露光する技術として、例えば下記特許文献に開示されているような、液体を介して基板を露光する液浸露光技術が知られている。
国際公開第99/49504号パンフレット
基板を良好に液浸露光するために、液体と接触する基板の液体接触面を所望状態にする必要がある。例えば、液体と接触する膜が基板上に所望状態に形成されない場合、その膜の一部が基板から剥離する可能性がある。膜の一部が剥離した場合、その剥離した膜が異物となって基板に付着したり、液体中に混入したりする可能性がある。異物が存在する状態で基板を露光した場合、基板に形成されるパターンに欠陥が生じる等、露光不良が発生する可能性がある。その結果、不良デバイスが発生する可能性がある。そのような不具合の発生を抑制するためには、例えば基板の液体接触面が所望状態であるかどうか、液浸露光に適しているかどうかを評価することが有効である。そのため、基板を良好に評価できる技術の案出が望まれる。
本発明の態様は、基板を良好に評価できる評価方法及び評価装置を提供することを目的とする。また本発明の態様は、露光不良の発生を抑制できる基板の処理方法及び処理システム、基板処理装置、露光装置を提供することを目的とする。また本発明の態様は、不良デバイスの発生を抑制できるデバイス製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、第1液体を介して露光される基板の評価方法であって、基板の第1面上に第1膜を形成することと、露光する場所と異なる場所で、第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しながら液体供給口より第2液体を供給することと、第2液体が供給された後の基板を観察することと、観察結果に基づいて、第1膜を評価することと、を含む評価方法が提供される。
本発明の第2の態様に従えば、上述の第1の態様の評価方法を用いて露光のための基板の膜構成を決定することと、第1液体を介して膜構成の基板を露光することと、露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法が提供される。
本発明の第3の態様に従えば、第1液体を介して露光される基板の処理方法であって、基板の表面上に第1膜を形成することと、露光する場所と異なる場所で、第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しながら液体供給口より第2液体を供給することと、基板を観察することと、観察結果に応じて、第1膜上に第1液体を供給して、第1液体を介して基板に露光光を照射することと、を含む処理方法が提供される。
本発明の第4の態様に従えば、第1液体を介して露光される基板の処理方法であって、基板の表面上に第1膜を形成することと、露光する場所と異なる場所で、第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しながら液体供給口より第2液体を供給することと、基板を観察することと、観察結果に基づいて、露光のための基板の膜構成を決定することと、を含む処理方法が提供される。
本発明の第5の態様に従えば、上述の第3、第4の態様の処理方法を用いて基板を露光処理することと、露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法が提供される。
本発明の第6の態様に従えば、第1液体を介して露光光が照射される、第1膜が形成される第1面を有する基板の評価装置であって、露光する場所で基板を保持して移動する第1可動部材と異なる第2可動部材と、第2可動部材に保持された、第1膜が形成された基板と相対移動しながら第2液体を供給する液体供給口と、第2液体が供給された後の基板を観察する観察装置と、を備え、観察装置の観察結果に基づいて、第1膜を評価する評価装置が提供される。
本発明の第7の態様に従えば、第1液体を介して基板を露光する露光装置であって、上述の第6の態様の評価装置を備えた露光装置が提供される。
本発明の第8の態様に従えば、上述の第7の態様の露光装置を用いて基板を露光することと、露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法が提供される。
本発明の第9の態様に従えば、第1液体を用いて液浸露光を行う露光装置に供給される基板の評価装置であって、表面に第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しつつ液体供給口から第2液体を第1膜上に供給する処理部と、第2液体による第1膜の剥離に関する情報を検出する検出部と、を備え、検出情報が液浸露光のための基板の膜構成の決定に用いられる評価装置が提供される。
本発明の第10の態様に従えば、第1液体を用いる液浸露光の前に感光膜を基板に形成するとともに、液浸露光された基板を現像する基板処理装置であって、上述の第9の態様の評価装置を備える基板処理装置が提供される。
本発明の第11の態様に従えば、第1液体を用いて液浸露光を行う露光装置に接続可能な基板処理装置であって、液浸露光前に感光膜を基板に形成する膜形成部と、液浸露光された基板を現像する現像部と、液浸露光時に第1液体と接する基板の第1膜の適否を確認するための処理を行う処理部と、を備える基板処理装置が提供される。
本発明の第12の態様に従えば、上述の第10、第11の態様の基板処理装置を用いて感光膜を基板に形成することと、第1液体を介して感光膜が形成された基板を露光することと、基板処理装置を用いて露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法が提供される。
本発明の第13の態様に従えば、第1液体を介して露光される基板の処理システムであって、露光する場所で基板を保持して移動可能な第1可動部材と、第1可動部材と異なる、基板を保持して移動可能な第2可動部材と、基板に第1膜を形成する膜形成装置と、第2可動部材に保持された、第1膜が形成された基板と相対移動しながら第2液体を供給する液体供給口と、第2液体が供給された後の基板を観察する観察装置と、観察装置の観察結果に応じて、第1膜上に第1液体を供給して、第1液体を介して基板に露光光を照射する液浸露光装置と、を備えた処理システムが提供される。
本発明の第14の態様に従えば、第1液体を介して露光される基板の処理システムであって、基板を保持可能な可動部材を有し、第1液体を介して基板に露光光を照射する液浸露光装置と、露光前に感光膜を基板に形成するとともに、露光された基板を現像する基板処理装置と、基板を保持可能かつ可動部材と異なる保持部材を有し、保持部材で保持されかつ表面に第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しつつ液体供給口から第2液体を第1膜上に供給する処理部と、第2液体による第1膜の剥離に関する情報を検出する検出部と、を備え、検出情報が露光のための基板の膜構成の決定に用いられる処理システムが提供される。
本発明の第15の態様に従えば、上述の第13、14の態様の処理システムを用いて基板を露光処理することと、露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法が提供される。
本発明の態様によれば、基板を良好に評価できる。また本発明の態様によれば、露光不良の発生を抑制でき、不良デバイスの発生を抑制できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る基板処理システムSYSの一例を示す図である。図1において、基板処理システムSYSは、第1処理システム1と、インターフェースIFを介して第1処理システム1と接続された第2処理システム2と、基板Pを搬送可能な搬送装置3と、基板処理システムSYS全体を制御する制御システム8とを備えている。制御システム8は、コンピュータシステムを含む。基板Pは、搬送装置3により、第1処理システム1と第2処理システム2との間をインターフェースIFを介して移動可能である。
第1処理システム1は、基板Pを露光光ELで露光する露光装置4を備えている。第2処理システム2は、コータ・デベロッパ装置を含み、基板上に所定の膜を形成可能な第1,第2処理装置5,6と、露光後の基板Pを現像する現像装置とを備えている。
露光装置4は、第1チャンバ装置CH1の内側に配置されている。第1,第2処理装置5,6、及び現像装置は、第2チャンバ装置CH2の内側に配置されている。また、本実施形態の基板処理システムSYSは、基板Pを観察する観察装置7を備えている。本実施形態においては、観察装置7は、第2チャンバ装置CH2の内側に配置されている。なお、観察装置7が、第1チャンバ装置CH1の内側に配置されてもよいし、第1,第2チャンバ装置CH1,CH2の外側に配置されてもよい。
本実施形態において、基板は、デバイス(デバイスパターン)を形成するために所定の処理が実行される基板である。基板は、半導体ウエハ等の基材Wと、その基材W上に形成される所定材料の膜とを含む。以下の説明において、基材Wの表面(上面、側面、下面)に形成された膜のうち、最も表層の膜の表面(露出面)を適宜、基板の表面(上面、側面、下面)、と言う。本実施形態においては、基板Pが、シリコンウエハのような半導体ウエハ等の円形の基材Wを含み、その基材W上に形成される膜が、少なくとも感光材の膜Rgを含む場合を例にして説明する。
以下、上述の各装置4〜7について説明する。まず、露光装置4について説明する。本実施形態の露光装置4は、例えば国際公開第99/49504号パンフレット、米国特許公開第2005/0280791号明細書、国際公開第2005/024517号パンフレット等に開示されているような、液体LQを介して露光光ELで基板Pを露光する液浸露光装置である。本実施形態においては、液浸露光で使用する液体LQとして、水(純水)を用いる。
図1において、露光装置4は、デバイスを製造するためのパターンを有するマスクMを保持して移動可能なマスクステージ9と、基板Pを保持して移動可能な基板ステージ10と、マスクステージ9に保持されているマスクMを露光光ELで照明する照明系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパターンの像を基板Pに投影する投影光学系PLとを備えている。
露光装置4は、露光光ELの光路の少なくとも一部が液体LQで満たされるように液体LQで液浸空間LSを形成可能な液浸部材11を備えている。液浸空間LSは、液体LQで満たされた空間である。本実施形態においては、投影光学系PLの複数の光学素子のうち、投影光学系PLの像面に最も近い終端光学素子12の射出面(下面)13と、その終端光学素子12の下面13と対向する位置に配置された基板Pとの間の露光光ELの光路が液体LQで満たされるように、液浸部材11及び終端光学素子12と基板Pとの間に液浸部空間LSが形成される。
本実施形態においては、投影光学系PLの投影領域を含む基板Pの上面の一部の領域が液体LQで覆われるように液浸空間LSが形成される。液体LQの界面(メニスカス、エッジ)は、液浸部材11の下面と基板Pの上面との間に形成される。すなわち、本実施形態の露光装置4は、局所液浸方式を採用する。
なお、液浸空間LSは、基板P上のみならず、露光光ELを射出する終端光学素子12の下面13と対向する位置に配置された物体上に形成可能である。例えば、液浸空間LSは、液浸部材11及び終端光学素子12と基板ステージ10の上面10Fとの間に形成可能である。
照明系ILは、マスクM上の所定の照明領域を均一な照度分布の露光光ELで照明する。本実施形態においては、照明系ILから射出される露光光ELとして、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)が用いられる。
マスクステージ9は、リニアモータ等のアクチュエータを含むマスクステージ駆動システム9Dにより、マスクMを保持した状態で、X軸、Y軸、及びθZ方向の3つの方向に移動可能である。マスクステージ9(マスクM)のX軸、Y軸、及びθZ方向の位置情報は、不図示のレーザ干渉計によって計測される。マスクステージ駆動システム9Dは、レーザ干渉計の計測結果に基づいてマスクステージ9を移動し、マスクステージ9に保持されているマスクMの位置制御を行う。
投影光学系PLは、マスクMのパターンの像を所定の投影倍率で基板Pに投影する。本実施形態の投影光学系PLは、その投影倍率が例えば1/4、1/5、又は1/8等の縮小系である。なお、投影光学系PLは等倍系及び拡大系のいずれでもよい。また、投影光学系PLは、反射光学素子を含まない屈折系、屈折光学素子を含まない反射系、反射光学素子と屈折光学素子とを含む反射屈折系のいずれであってもよい。また、投影光学系PLは、倒立像と正立像とのいずれを形成してもよい。
基板ステージ10は、基板Pを露光する第1処理システム1の所定の場所で基板Pを保持して移動可能である。基板ステージ10は、終端光学素子12から射出される露光光ELが照射可能な位置(終端光学素子12の下面13と対向する位置)を含む定盤14上の所定領域内を、基板Pを保持して移動可能である。基板ステージ10は、基板Pを保持する基板ホルダ10Hを有する。基板ホルダ10Hは、基板Pの上面とXY平面とがほぼ平行となるように、基板Pを保持する。基板ホルダ10Hに保持された基板Pの上面と基板ステージ10の上面10Fとは、同一平面内に配置される(面一である)。
基板ステージ10は、リニアモータ等のアクチュエータを含む基板ステージ駆動システム10Dにより、基板Pを保持した状態で、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。基板ステージ10(基板P)のX軸、Y軸、及びθZ方向の位置情報は、不図示のレーザ干渉計によって計測される。基板ステージ10に保持されている基板Pの上面の面位置情報(Z軸、θX、及びθY方向に関する位置情報)は、不図示のフォーカス・レベリング検出システムによって検出される。基板ステージ駆動システム10Dは、レーザ干渉計の計測結果及びフォーカス・レベリング検出システムの検出結果に基づいて基板ステージ10を移動し、基板ステージ10に保持されている基板Pの位置制御を行う。
図2は、液浸部材11の近傍を示す断面図である。液浸部材11は、終端光学素子12と基板Pとの間の露光光ELの光路が液体LQで満たされるように液体LQを供給する供給口15と、液体LQを回収する回収口16とを備えている。供給口15は、流路を介して液体供給装置と接続されている。液体供給装置は、清浄で温度調整された液体LQを供給口15に供給可能である。回収口16は、流路を介して真空システムを含む液体回収装置に接続されている。液体回収装置は、回収口16を介して、回収口16と対向する基板P上の液体LQを回収可能である。本実施形態においては、回収口16には多孔部材(メッシュ部材)17が配置されている。露光装置4は、液浸空間LSを形成するために、供給口15を用いる液体供給動作と並行して、回収口16を用いる液体回収動作を実行する。これにより、終端光学素子12の下面13と基板Pの上面との間の露光光ELの光路が液体LQで満たされるように液浸空間LSが形成される。
露光装置4は、少なくともマスクMのパターンの像を基板Pに投影している間、液浸部材11を用いて液浸空間LSを形成する。露光装置4は、液体LQと基板Pとを接触させながら、マスクMからの露光光ELを投影光学系PLと液浸空間LSの液体LQとを介して基板Pに照射する。これにより、マスクMのパターンの像が基板P上に投影され、基板Pが露光される。
本実施形態の露光装置4は、マスクMと基板Pとを所定の走査方向に同期移動しつつ、マスクMのパターンの像を基板Pに投影する走査型露光装置(所謂スキャニングステッパ)である。本実施形態においては、基板Pの走査方向(同期移動方向)をY軸方向とし、マスクMの走査方向(同期移動方向)もY軸方向とする。基板P上には、複数のショット領域が配置されている。露光装置4は、投影光学系PLの投影領域に対して基板P上のショット領域をY軸方向に移動するとともに、その基板PのY軸方向への移動と同期して、照明系ILの照明領域に対してマスクMのパターン形成領域をY軸方向に移動しつつ、投影光学系PLと液体LQとを介して基板Pに露光光ELを照射して、その基板Pを露光する。
次に、第2処理システム2の第1処理装置5について説明する。図3は、第1処理装置5の一例を示す図である。本実施形態において、第1処理装置5は、基材W上にHMDS(ヘキサメチルジシラザン)の膜を形成可能な膜形成装置を含む。以下の説明において、HMDSの膜を適宜、HMDS膜Mh、と称し、基材W上にHMDS膜Mhを形成する処理を適宜、HMDS処理、と称する。
図3において、第1処理装置5は、密閉室18と、密閉室18の内部に設けられ、基材Wを保持する保持装置19と、ガス状のHMDSを密閉室18の内部に供給するガス供給装置20とを備えている。保持装置19は、保持した基材Wを加熱可能である。第1処理装置5は、保持装置19で保持した基材Wを加熱した状態で、ガス供給装置20よりガス状のHMDSを密閉室18の内部に供給する。これにより、基材Wの表面とガス状のHMDSとが接触し、基材Wの表面にHMDS膜Mhが形成される。図3に示すように、本実施形態においては、保持装置19は、基材Wの下面側に所定の空間が形成されるように基材Wを保持する。したがって、第1処理装置5は、基材Wの上面、側面、及び下面のそれぞれにHMDS膜Mhを形成可能である。
次に、第2処理装置6について説明する。図4は、第2処理装置6の一例を示す図である。本実施形態において、第2処理装置6は、例えば米国特許出願公開第2006/0068110号明細書等に開示されているような、感光材の溶液をスピンコーティング法に基づいて基板に塗布することによって、基板上に感光材の膜Rgを形成可能な膜形成装置(塗布装置)21と、基板をエッジリンス処理するエッジリンス装置22とを含む。以下の説明において、感光材の膜Rgを適宜、感光膜Rg、と称する。
図4において、第2処理装置6は、基板の下面を保持して回転可能な保持部材23と、保持部材23を回転する回転モータ24と、保持部材23に保持された基板の上面に感光材の溶液を供給可能な供給口25を有する第1ノズル26と、保持部材23に保持された基板をエッジリンス処理するためのエッジリンス用液体(溶剤)を供給可能な供給口27を有する第2ノズル28と、第2ノズル28を移動可能な駆動装置32と、保持部材23の周囲に配置され、感光材の溶液、エッジリンス用液体を受けるカップ29とを備えている。カップ29の底には、飛散した感光材の溶液、エッジリンス用液体を集めて排出する排液口30と、飛散した感光材の溶液、エッジリンス用液体の微粒子が基板に再付着することを抑制するために、カップ29の内側の気体を排出する排気口31とが形成されている。
基板上に感光膜Rgを形成するとき、保持部材23に保持された基板の上面の中央と対向するように、第1ノズル26の供給口25が配置される。第2処理装置6は、回転モータ24を駆動して、保持部材23に保持された基板を回転しつつ、第1ノズル26の供給口25より感光材の溶液を基板の上面に供給する。これにより、基板の上面に感光膜Rgが形成される。
エッジリンス処理は、基板の周縁領域にエッジリンス用液体を供給して、その基板の周縁領域の感光膜Rgの少なくとも一部を除去する処理を含む。エッジリンス用液体は、例えばアセトン、又はシンナー等の溶剤を含む。エッジリンス処理を実行するとき、保持部材23に保持された基板の周縁領域と対向するように、第2ノズル28の供給口27が配置される。第2処理装置6は、回転モータ24を駆動して、保持部材23に保持された基板を回転しつつ、第2ノズル28の供給口27よりエッジリンス用液体を基板の周縁領域に向けて供給する。これにより、基板の周縁領域の感光膜Rgが除去される。
本実施形態においては、駆動装置32は、第2ノズル28を、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。少なくともエッジリンス処理の際、駆動装置32の作動により、第2ノズル28の供給口27と保持部材23に保持された基板との位置関係が調整される。また、駆動装置32の作動により、供給口27は、基板Pの中心に対して放射方向に移動可能である。
図5は、観察装置7の一例を示す模式図である。本実施形態において、観察装置7は、基板の画像(光学像)を取得可能な撮像素子を備えた撮像装置(観察カメラ)7Aを含む。撮像装置7Aは、基板Pの拡大像を取得可能である。また、本実施形態においては、観察装置7は、画像処理装置33を含む。画像処理装置33は、撮像装置7Aからの出力信号を画像処理する。また、本実施形態においては、観察装置7は、表示装置34を含む。表示装置34は、画像処理装置33によって画像処理された、基板Pの画像情報を表示可能である。なお、観察装置7が、基板の上面の周縁領域、側面、及び下面の周縁領域の少なくとも一つを観察可能なベベル検査装置でもよい。また、観察装置7が、顕微鏡システムを備えてもよい。
次に、第2処理システム2によって基材W上に形成可能な膜の例について説明する。上述したように、第2処理システム2は、第1処理装置5を用いて、基板上にHMDS膜Mhを形成することができる。また、第2処理システム2は、第2処理装置6を用いて、基板上に感光膜Rgを形成することができる。また、第2処理装置6は、感光膜Rgのみならず、例えば反射防止膜Ar、感光膜Rgを保護するための保護膜(トップコート膜)Tc等、各種の膜を形成可能である。保護膜Tcは、例えばフッ素を含む材料の膜であり、液体LQに対して撥液性である。反射防止膜Arは、基材Wと感光膜Rgとの間に形成される反射防止膜(bottom ARC(Anti-Reflective Coating))でもよいし、感光膜Rgの上に形成される反射防止膜(top ARC(Anti-Reflective Coating))でもよい。保護膜Tc、反射防止膜Ar等を形成する際、第2処理装置6は、第1ノズル26の供給口25より、保護膜Tc、反射防止膜Ar等を形成するための溶液を基板上に供給することによって、その基板上に保護膜Tc、反射防止膜Ar等を形成することができる。
図6(A)〜図6(C)は、第2処理システム2の処理によって膜が形成された基板Pの一部を拡大した図である。例えば、図6(A)に示すように、第2処理システム2は、基材W上にHMDS膜Mhを形成し、そのHMDS膜Mh上に感光膜Rgを形成し、その感光膜Rg上に保護膜Tcを形成することができる。図6(A)に示す基板Pは、HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcを含む多層膜を有し、基板Pの表面(露出面)は、HMDS膜Mhの表面、及び保護膜Tcの表面を含む。また、図6(B)に示すように、第2処理システム2は、HMDS膜Mhを省略して、基材W上に感光膜Rgを形成し、その感光膜Rg上に保護膜Tcを形成することができる。図6(B)に示す基板Pは、感光膜Rg、及び保護膜Tcを含む多層膜を有し、基板Pの表面(露出面)は、基材Wの表面、及び保護膜Tcの表面を含む。また、図6(C)に示すように、第2処理システム2は、基材W上にHMDS膜Mhを形成し、そのHMDS膜Mh上に反射防止膜Arを形成し、その反射防止膜Ar上に感光膜Rgを形成することができる。図6(C)に示す基板Pは、HMDS膜Mh、反射防止膜Ar、及び感光膜Rgを含む多層膜を有し、基板Pの表面(露出面)は、HMDS膜Mhの表面、反射防止膜Ar、及び感光膜Rgの表面を含む。このように、基材W上に形成される膜の種類、膜の数、及び膜の組み合わせ(互いに接触する膜の組み合わせを含む)は、適宜変更可能(選択可能)である。第2処理システム2は、様々な種類、様々な数、様々な組み合わせの膜を、基材W上に形成可能である。
ところで、例えば膜の組み合わせ等によっては、例えば膜の一部に欠陥が生じ、その膜の形成状態が劣化する可能性がある。例えば、膜の組み合わせによっては、膜の一部が剥離する可能性がある。すなわち、基板の表面と、その表面と接触して形成される膜との密着性に起因して、その膜の一部が剥離する可能性がある。なお、ここでいう基板の表面は、基材Wの表面、及び基材Wの表面に既に形成されている膜のうち、最も表層の膜の表面(露出面)の少なくとも一方を含む。
例えば、基板Pの液浸露光中に、基板Pの膜の一部が剥離した場合、その剥離した膜が異物となって基板Pに付着したり、液体LQ中に混入したりする可能性がある。異物が存在する状態で基板Pを露光した場合、基板Pに形成されるパターンに欠陥が生じる等、露光不良が発生する可能性がある。その結果、不良デバイスが発生する可能性がある。特に、図2に示すように、基板Pの上面の周縁領域(エッジショット領域)と液浸空間LSの液体LQとを接触させた状態で基板Pを移動したり、あるいは基板Pの上面の周縁領域と液浸空間LSの液体LQとが接触する状態と接触しない状態とで変化させたりした場合、基板Pのエッジにおける膜が剥離する可能性が高くなる。また、図6に示したように、基板Pが多層膜を有し、その基板Pの表面(露出面)が、互いに異なる膜の表面を含む場合、膜が剥離し易くなる可能性がある。
そこで、本実施形態においては、基板上に膜を形成した後、その膜が形成された基板Pの液浸露光を開始する前に、その膜が形成された基板Pが液浸露光に適しているかどうかについて評価を行い、その評価の結果に応じて、適切な処置を実行する。
次に、本実施形態に係る基板Pの処理方法の一例について説明する。図7は、本実施形態に係る処理方法の一例を示すフローチャートである。図7に示すように、本実施形態の処理方法は、上述の第2処理システム2を用いて基板上に少なくとも感光膜Rgを形成する処理(ステップS1)と、第2処理システム2において膜が形成された基板と第2ノズル28の供給口27とを相対移動しながら、供給口27より液体LCを供給する処理(ステップS2)と、供給口27より液体LCが供給された後の基板Pを観察する処理(ステップS3)と、観察結果に基づいて、膜を評価する処理(ステップS4)とを含む。以下の説明において、ステップS2における処理を適宜、膜の評価試験、と称する。
まず、上述の第2処理システム2により、基材W上に膜が形成される(ステップS1)。本実施形態においては、基材Wは、シリコンウエハを含む。すなわち、基材Wは、シリコン基板を含み、基材Wの表面は、シリコン基板の表面を含む。本実施形態においては、説明を簡単にするために、基材Wに最初のリソグラフィ処理を施す場合について説明する。なお、基材Wは、少なくとも1回のリソグラフィ工程(露光工程)を経ていてもよい。また、基材Wの表面(下地)がSiO等の酸化膜の場合もある。また、基材Wの表面(下地)が、前のプロセスまでに形成されたSiO等の酸化膜、SiO及びSiNx等の絶縁膜、Cu及びAl−Si等の金属・導体膜、アモルファスSi等の半導体膜の少なくとも1つの表面である場合もある。
以下、一例として、図6(A)に示したように、基材Wの表面と接触するようにHMDS膜Mhが形成され、そのHMDS膜Mhの表面と接触するように感光膜Rgが形成され、その感光膜Rgの表面と接触するように保護膜Tcが形成される場合について説明する。まず、第1処理装置5が、基材W上にHMDS膜Mhを形成する。その後、HMDS膜Mhを有する基板が、第2処理装置6の保持部材23に保持される。第2処理装置6は、保持部材23に保持された基板上に感光膜Rgを形成し、その感光膜Rgが形成された基板上に保護膜Tcを形成する。
次に、膜の評価試験が実行される(ステップS2)。本実施形態においては、基板Pの露光処理が実行される第1処理システム1と異なる第2処理システム2において、HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcが形成された基板Pと第2ノズル28の供給口27とを相対移動しながら、供給口27より液体LCが供給される。
図8は、基板Pと第2ノズル28の供給口27とを相対移動しながら、供給口27より液体LCを供給している状態を示す模式図である。本実施形態においては、保持部材23に保持された基板P上に、供給口27より液体LCが供給される。第2処理装置6は、保持部材23に保持された、HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcが形成された基板Pと供給口27とを相対移動しながら、供給口27より液体LCを供給する。このように、本実施形態においては、基板Pに対する液体LCの供給は、基板に対する感光膜Rgの形成と同じ場所で行われる。すなわち、液体LCの供給は、基板に感光膜Rgを形成する第2処理システム2内で行われ、基板Pに液体LCを供給する処理は、基板に感光膜Rg、保護膜Tcを形成可能な第2処理装置6において行われる。
本実施形態において、供給口27から供給される液体LCは、露光光ELの光路を満たすための液体LQと同じである。すなわち、本実施形態において、液体LCは、水(純水)である。
本実施形態においては、第2処理装置6は、基板Pと供給口27とが対向する第1状態と対向しない第2状態とで変化するように、基板Pと供給口27とを相対移動する。上述のように、本実施形態においては、駆動装置32の作動により、供給口27は、基板Pの中心に対して放射方向に移動可能である。第2処理装置6は、保持部材23に保持されている基板Pの回転を停止した状態で、基板Pと供給口27とが対向する第1状態と対向しない第2状態とで変化するように、供給口27を、基板Pの中心に対して放射方向に移動する。本実施形態においては、第1状態と第2状態とでの変化が複数回(例えば20回)繰り返されるように、基板Pに対して供給口27が移動する。
本実施形態においては、基板Pに対する第2ノズル28(供給口27)による液体供給条件と、基板Pに対する液浸部材11(供給口15)による液体供給条件とは異なる。また、本実施形態においては、基板Pと第2ノズル28(供給口27)との相対移動条件と、基板Pと液浸部材11(供給口15)との相対移動条件とは異なる。本実施形態においては、供給口27から供給される単位時間当たりの液体供給量(流量)は、液浸露光時において供給口15から供給される単位時間当たりの液体供給量(流量)より多い。また、供給口27と基板Pとの相対移動速度(基板Pの中心に対する放射方向に関する供給口27の移動速度)は、液浸部材11と基板ステージ10に保持されている基板Pとの相対移動速度の最大値(最高速度)より大きい(速い)。
なお、評価試験において、第2処理装置6は、第1状態から第2状態へ変化し、第2状態から第1状態へ変化しないように、基板Pに対して供給口27を移動してもよいし、第2状態から第1状態へ変化し、第1状態から第2状態へ変化しないように、基板Pに対して供給口27を移動してもよい。また、基板Pの上面と供給口27とを常に対向させつつ、基板Pに液体LCを供給してもよい。
なお、評価試験において、基板Pを保持した保持部材23をX軸方向及びY軸方向の少なくとも一方に移動可能とし、供給口27の位置をほぼ静止させた状態で、その供給口27に対して基板PをXY方向に移動してもよいし、供給口27と基板Pとの両方を移動してもよい。
なお、評価試験において、基板Pに対する第2ノズル28(供給口27)による液体供給条件と、基板Pに対する液浸部材11(供給口15)による液体供給条件とが同じでもよいし、基板Pに対する第2ノズル28(供給口27)の移動条件と、基板Pに対する液浸部材11(供給口15)の移動条件とが同じでもよい。
膜の評価試験が終了した後、観察装置7によって基板Pが観察される(ステップS3)。観察装置7を用いて基板Pを観察する際、基板Pは保持部材23から搬出され、観察装置7が観察可能な位置に配置される。すなわち、基板Pの観察は、基板に感光膜Rgを形成する第2処理装置6と異なる観察装置7で行われる。なお、基板Pが保持部材23に保持された状態で、観察装置7がその基板Pを観察可能な位置に移動してもよい。
本実施形態において、観察装置7を用いる観察は、感光膜Rg及び保護膜Tcの少なくとも一方の欠陥の検出を含む。具体的には、観察装置7を用いる観察は、感光膜Rgの少なくとも一部の剥離、及び保護膜Tcの少なくとも一部の剥離の検出を含む。観察装置7は、感光膜Rg及び保護膜Tcの少なくとも一方の剥離に関する情報を検出する。
特に、本実施形態においては、観察装置7は、基板Pのエッジにおける感光膜Rg及び保護膜Tcを観察する。観察装置7の撮像装置7Aは、取得した画像に応じた信号を画像処理装置33に出力する。また、撮像装置7Aを用いて取得された基板Pの画像が表示装置34に表示される。
次に、観察装置7の観察結果に基づいて、感光膜Rg及び保護膜Tcの評価が行われる(ステップS4)。評価は、感光膜Rg及び保護膜Tcの形成状態の評価を含む。例えば、観察装置7の観察結果に基づいて、感光膜RgとHMDS膜Mhとの密着性の評価、感光膜Rgと保護膜Tcとの密着性の評価が行われる。特に、本実施形態においては、基板Pのエッジにおける感光膜RgとHMDS膜Mhとの密着性の評価、及び基板Pのエッジにおける感光膜Rgと保護膜Tcとの密着性の評価が行われる。また、図6(A)に示すように、膜の評価試験前において、保護膜Tcのエッジの一部とHMDS膜Mhとが接触している場合には、観察装置7の観察結果に基づいて、基板Pのエッジにおける保護膜TcとHMDS膜Mhとの密着性の評価が行われる。
ステップS4の評価結果に応じて、HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcが形成された基板Pを露光するかどうかが決定される。例えば、ステップS4において、感光膜Rg及び保護膜Tcの形成状態が良好である、すなわち、感光膜Rg、保護膜Tcの欠陥(剥離)が検出されず、密着性が良好であると判断された場合、それら膜の組み合わせ(HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcの組み合わせ)は、液浸露光に適していると判断される。すなわち、膜の評価試験後において欠陥が存在していない(剥離が生じていない)と判断された膜の組み合わせ(HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcの組み合わせ)は、液浸露光中においても欠陥(剥離)が生じないと判断される。
液浸露光に適していると判断された膜の組み合わせを有する基板Pは、膜の形成後、例えば加熱処理(プリベーク処理)等の所定の処理を実行された後、第1処理システム1に搬送される。第1処理システム1の露光装置4は、その基板Pの膜上に液体LQを供給して、液体LQを介して基板Pに露光光ELを照射して、その基板Pを露光する(ステップS5)。露光装置4は、露光光ELの光路及びその光路を液体LQで満たすように形成されている液浸空間LSに対して基板Pを移動しながら、その基板Pに露光光ELを照射する。露光処理が終了した基板Pは、第2処理システム2に搬送され、例えば加熱処理(ポストベーク処理)、現像処理等、所定の処理を実行される。
一方、ステップS4において、感光膜Rg及び保護膜Tcの形成状態が不良である、すなわち、感光膜Rg及び保護膜Tcの少なくとも一方の剥離が観察され、密着性が良好でないと判断された場合、それら膜の組み合わせ(HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcの組み合わせ)は、液浸露光に適していないと判断される。すなわち、膜の評価試験において欠陥が生じている(剥離が生じている)と判断された膜の組み合わせ(HMDS膜Mh、感光膜Rg、及び保護膜Tcの組み合わせ)は、液浸露光中においても、欠陥(剥離)が生じる可能性があると判断される。
基板Pの膜が液浸露光に適していないと判断された場合、例えば膜の種類(材料)、膜の数、膜の組み合わせ等を適宜変更する処置が実行される(ステップS6)。例えば、保護膜Tcの一部が剥離している場合、感光膜Rgと保護膜Tcとの密着性が不良であると判断され、保護膜Tcの材料を変更する処置が実行される。あるいは、保護膜Tcが形成される基板の表面を形成する感光膜Rgの材料を変更する処置が実行される。その後、上述のステップS1〜S3の処理が実行された後、膜の評価(ステップS4)が行われ、変更後の膜の適否が判断される。
なお、ここでは、一例として、図6(A)に示したような膜構成を有する基板Pの評価を行う場合を例にして説明したが、図6(B)及び図6(C)に示したような膜構成を有する基板Pを評価することももちろんできる。例えば、図6(B)に示したような、HMDS膜Mhが省略されている場合において、膜の評価試験後、感光膜Rg及び保護膜Tcの少なくとも一方の剥離が観察された場合には、剥離を抑制するために、例えば基材W上にHMDS膜Mhを付加する処置が実行される。また、図6(C)に示すように、反射防止膜Arを有する膜構成において、膜の剥離が観察された場合には、その反射防止膜Arの材料を変更したり、反射防止膜Arを複数の膜(多層膜)で形成したり、反射防止膜Arを基材Wと感光膜Rgとの間でなく、感光膜Rgの上に形成したりする等、膜の剥離を抑制するための処置が実行される。
このように、本実施形態においては、第2処理装置6及び観察装置7を用いる評価結果に基づいて、少なくとも液浸露光によって剥離が生じない膜構成が決定される。そして、液体LQを用いる液浸露光時に、その液体LQによる剥離が生じない膜が、基板上に形成される。
以上説明したように、本実施形態によれば、基板Pを液浸露光する前に、基板Pに形成された膜が液浸露光に適しているかどうかを良好に評価することができる。また本実施形態によれば、基板Pを露光装置4の基板ステージ10に搬入する前に、基板Pの露光を実行する場所とは異なる場所において、基板ステージ10と異なる保持部材23に保持した状態で、基板Pの評価を行うので、基板Pの評価を効率良く行うことができる。
また、本実施形態においては、基板上に感光膜Rg等を形成する場所と同じ場所で、その感光膜Rg等の評価試験を行うことができるので、評価試験を効率良く行うことができる。
また、基板Pの周縁領域(ベベル)の膜が剥離し易い場合において、その周縁領域における膜の評価試験を重点的に行うことで、膜の評価を効率良く良好に行うことができる。
そして、評価の結果に応じて、その基板Pの液浸露光を実行するかどうかが決定され、液浸露光に適した膜を有する基板Pのみが液浸露光されるので、膜の剥離等に起因する露光不良の発生を抑制できる。したがって、不良デバイスの発生を抑制できる。
また、本実施形態においては、エッジリンス用液体を供給可能な供給口27より、評価試験を行うための液体LCが供給されるので、既存の設備を用いて評価試験を効率良く行うことができる。なお、エッジリンス用液体を供給する供給口27とは別の供給口を有するノズルを設け、そのノズルの供給口より液体LCを供給してもよい。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の第1実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
第2実施形態の特徴的な部分は、上述の第1実施形態で説明した、膜の評価試験(ステップS2)を、露光後の基板Pを現像する現像装置を用いて実行する点にある。上述したように、第2処理システム2は、露光後の基板Pを現像する現像装置を備えている。現像装置は、第2チャンバ装置CH2の内側に配置される。
図9は、本実施形態に係る現像装置40の一例を示す図である。本実施形態において、現像装置40は、例えば米国特許出願公開第2001/0024767号明細書に開示されているように、露光後の基板Pに現像液LDを供給する現像液供給ノズル41と、現像時の基板Pをリンス処理するための液体(リンス液)LCbを供給するリンス液供給ノズル42とを備えている。以下の説明において、現像液供給ノズル41を適宜、第3ノズル41、と称し、リンス液供給ノズル42を適宜、第4ノズル42、と称する。
現像装置40は、基板Pの下面を保持して回転可能な保持部材43と、保持部材43を回転する回転モータ44と、保持部材43に保持された基板Pに現像液LDを供給可能な供給口45を有する第3ノズル41と、保持部材43に保持された基板Pにリンス液LCbを供給可能な供給口47を有する第4ノズル42と、保持部材43の周囲に配置され、現像液LD、リンス液LCbを受けるカップ49とを備えている。カップ49の底には、飛散した現像液LD、リンス液LCbを集めて排出する排液口50が形成されている。
本実施形態においては、第3ノズル41及び第4ノズル42のそれぞれは、不図示の駆動装置によって、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。また、駆動装置の作動により、供給口45、47は、基板Pの中心に対して放射方向に移動可能である。少なくとも基板Pの現像時、供給口45、47と保持部材43に保持された基板Pとの位置関係が調整される。
本実施形態において、供給口47から供給されるリンス液LCbは、水(純水)である。すなわち、本実施形態において、供給口47から供給される液体LCbは、露光光ELの光路を満たすための液体LQと同じである。
露光後の基板Pを現像するとき、保持部材43に保持された基板Pの上面の中央と対向するように、第3ノズル41の供給口45が配置される。現像装置40は、回転モータ44を駆動して、保持部材43に保持された基板Pを回転しつつ、供給口45より現像液LDを基板Pの上面に供給する。これにより、基板Pが現像される。
例えば図6(A)、(B)に示したように、基板Pが保護膜Tcを含む場合、現像液LDは、その保護膜Tcを除去可能である。現像装置40は、基板Pに現像液LDを供給することによって、保護膜Tcを除去することができる。また、現像装置40は、基板Pに現像液LDを供給することによって、露光光ELの照射位置に応じた感光膜Rgの一部を除去することができる。
また、基板Pの現像時、保持部材43に保持された基板Pの上面の中央と対向するように、第4ノズル42の供給口47が配置される。現像装置40は、回転モータ44を駆動して、保持部材43に保持された基板Pを回転しつつ、供給口47よりリンス液LCbを基板Pの上面に供給する。これにより、基板Pがリンス処理される。現像装置40は、基板Pに対して、現像液LDとリンス液LCbとをほぼ同時に供給することができるし、現像液LDを供給した後、リンス液LCbを供給することもできる。
次に、本実施形態に係る基板Pの処理方法の一例について、図10〜図12の模式図を参照して説明する。本実施形態に係る基板Pの処理方法は、第2処理システム2を用いて基板上に膜を形成する処理(ステップS1)と、膜の評価試験を実行する処理(ステップS2)と、基板Pを観察する処理(ステップS3)と、観察結果に基づいて、膜を評価する処理(ステップS4)と、評価結果に応じて、基板Pを露光する処理(ステップS5)と、評価結果に応じて、膜の種類(材料)、膜の数、膜の組み合わせ等を変更する処置を実行する処理(ステップS6)とを含む。
上述の第1実施形態と同様、基板上に膜を形成する処理(ステップS1)は、第2処理システム2の第1、第2処理装置5、6によって実行される。以下、一例として、図6(A)に示したように、基材Wの表面と接触するようにHMDS膜Mhが形成され、そのHMDS膜Mhの表面と接触するように感光膜Rgが形成され、その感光膜Rgの表面と接触するように保護膜Tcが形成される場合について説明する。
次に、膜の評価試験が実行される(ステップS2)。膜の評価試験は、第2処理システム2の現像装置40によって実行される。評価試験を行うために、基板Pの感光膜Rgの表面の中央の一部の所定領域が露出するように、保護膜Tcが形成される。本実施形態においては、感光膜Rgの表面の所定領域を露出させるために、図10に示すように、現像装置40が、感光膜Rg上に形成された保護膜Rgの一部を、現像液LDを用いて除去する。現像装置40は、基板Pの上面の中央と対向するように第3ノズル41の供給口45を配置し、その供給口45より、所定量の現像液LDを基板Pの上面の中央に供給(滴下)する。現像装置40は、保持部材43に保持された基板Pに現像液LDを供給することができる。なお、本実施形態においては、基板Pに現像液LDを供給するとき、現像装置40は、基板Pの回転を停止する。
基板Pの上面に現像液LDを供給し、所定時間経過した後、所定のワイピング部材で基板P(保護膜Tc)をワイピングすることによって、保護膜Tcの一部が除去される。これにより、図11に示すように、感光膜Rgの表面の所定領域RAが露出する。
なお、本実施形態において、感光膜Rgは、ポジ型レジストを含む。したがって、露光光ELが照射される前に感光膜Rgと現像液LDとが接触しても、感光膜Rgの除去は抑制される。そのため、基板Pの上面に現像液LDを供給することによって、保護膜Tcの一部は除去され、感光膜Rgは除去されない。
次に、現像装置40は、所定領域RAが露出した基板Pと第4ノズル42の供給口47とを相対移動しながら、供給口47より、基板Pにリンス液LCbを供給する。
図12は、基板Pと第4ノズル42の供給口47とを相対移動しながら、供給口47よりリンス液LCbを供給している状態を示す模式図である。本実施形態においては、保持部材43に保持された基板P上に、供給口47よりリンス液LCbが供給される。現像装置40は、供給口47より、感光膜Rgの表面の所定領域RAと保護膜Tcとの境界ERに、リンス液LCbを供給する。このように、リンス液LCbの供給は、基板Pを現像する第2処理システム2内で行われる。
本実施形態においては、現像装置40は、感光膜Rgの所定領域RAと供給口47とが対向する第3状態と対向しない第4状態とで変化するように、基板Pと供給口47とを相対移動する。第4状態は、保護膜Tcと供給口47とが対向する状態を含む。上述のように、本実施形態においては、供給口47は、基板Pの中心に対して放射方向に移動可能である。現像装置40は、保持部材43に保持されている基板Pの回転を停止した状態で、感光膜Rgの所定領域RAと供給口47とが対向する第3状態と対向しない第4状態とで変化するように、供給口47を、基板Pの中心に対して放射方向に移動する。本実施形態においては、第3状態と第4状態とでの変化が複数回(例えば20回)繰り返されるように、基板Pに対して供給口47が移動する。
本実施形態においては、基板Pに対する第4ノズル42(供給口47)による液体供給条件と、基板Pに対する液浸部材11(供給口15)による液体供給条件とは異なる。また、本実施形態においては、基板Pと第4ノズル42(供給口47)との相対移動条件と、基板Pと液浸部材11(供給口15)との相対移動条件とは異なる。本実施形態においては、供給口47から供給される単位時間当たりの液体供給量(流量)は、液浸露光時において供給口15から供給される単位時間当たりの液体供給量(流量)より多い。また、供給口47と基板Pとの相対移動速度(基板Pの中心に対する放射方向に関する供給口47の移動速度)は、液浸部材11と基板ステージ10に保持されている基板Pとの相対移動速度の最大値(最高速度)より大きい(速い)。
なお、評価試験において、第3状態から第4状態へ変化し、第4状態から第3状態へ変化しないように、基板Pに対して供給口47を移動してもよいし、第4状態から第3状態へ変化し、第3状態から第4状態へ変化しないように、基板Pに対して供給口47を移動してもよい。
また、評価試験において、現像装置40は、感光膜Rgの所定領域RAと供給口47とが対向する第3状態を維持した状態で、供給口47よりリンス液LCbを供給してもよい。こうすることによっても、感光膜Rgの所定領域RAに供給されたリンス液LCbは、基板P上を流れて、境界ERに供給される。例えば、液体LCbは、基板Pの表面の中心から、放射方向に関して外側に向かって所定領域RAを流れ、保護膜Tc(境界ER)に供給される。
また、評価試験において、基板Pを保持した保持部材43をX軸方向及びY軸方向の少なくとも一方に移動可能とし、供給口47の位置をほぼ静止させた状態で、その供給口47に対して基板PをXY方向に移動してもよいし、供給口47と基板Pとの両方を移動してもよい。
なお、評価試験において、基板Pに対する第4ノズル42(供給口47)による液体供給条件と、基板Pに対する液浸部材11(供給口15)による液体供給条件とが同じでもよいし、基板Pに対する第4ノズル42(供給口47)の移動条件と、基板Pに対する液浸部材11(供給口15)の移動条件とが同じでもよい。
膜の評価試験が終了した後、観察装置7によって基板Pが観察される(ステップS3)。観察装置7を用いて基板Pを観察する際、基板Pは保持部材43から搬出され、観察装置7が観察可能な位置に配置される。すなわち、基板Pの観察は、基板を現像する現像装置40と異なる観察装置7で行われる。なお、基板Pを保持部材43で保持した状態で、観察装置7がその基板Pを観察可能な位置に移動してもよい。
本実施形態においては、観察装置7は、境界ERにおける保護膜Tcを観察する。本実施形態において、観察装置7を用いる観察は、保護膜Tcの欠陥の検出を含む。具体的には、観察装置7を用いる観察は、保護膜Tcの少なくとも一部の剥離の検出を含む。観察装置7は、保護膜Tcの剥離に関する情報を検出する。
次に、観察装置7の観察結果に基づいて、保護膜Tcの評価が行われる(ステップS4)。評価は、保護膜Tcの形成状態の評価を含む。例えば、観察装置7の観察結果に基づいて、感光膜Rgと保護膜Tcとの密着性の評価が行われる。
例えば、基板Pのエッジにおいて感光膜Rgと保護膜Tcとが接触している場合、その基板Pのエッジにおける膜の構造と、境界ERにおける膜の構造とは等価である。したがって、境界ERにおける保護膜Tcを観察し、その保護膜Tcを評価することによって、基板Pのエッジにおける感光膜Rgと保護膜Tcとの密着性を評価することができる。
そして、ステップS4の評価結果に応じて、膜の種類(材料)、膜の数、膜の組み合わせ等が、液浸露光に適しているかどうかが判断される。適していると判断された場合、その膜の組み合わせ等を有する基板Pの露光が実行され(ステップS5)、適していないと判断された場合、その膜の組み合わせ等を変更する処置が実行される(ステップS6)。
以上説明したように、本実施形態においても、基板Pを液浸露光する前に、基板Pに形成された膜が液浸露光に適しているかどうかを良好に評価することができる。
なお、本実施形態においては、感光膜Rg上に形成された保護膜Tcの一部を現像液LDを用いて除去し、感光膜Rgの所定領域RAと保護膜Tcとの境界ERにおける保護膜Tcを観察しているが、例えば感光膜Rgを除去可能な処理液を供給して、その感光膜Rgの一部を除去してもよい。例えば、HMDS膜Mh上に形成された感光膜Rgの一部を処理液を用いて除去してHMDS膜Mhの所定領域を露出させ、そのHMDS膜Mhの所定領域と感光膜Rgとの境界における感光膜Rgを観察することによって、HMDS膜Mhと感光膜Rgとの密着性の評価を実行できる。
なお、上述の第1、第2実施形態においては、評価試験を実行可能な第2処理装置6等が、感光膜Rgを基板に形成可能であるとともに液浸露光された基板Pを現像する第2処理システム2に配置されているが、露光装置4が、評価試験を実行するための評価装置を備えてもよい。すなわち、露光装置4が、基板ステージ10と異なる保持部材と、保持部材に保持された基板Pと相対移動しながら液体LCを供給する供給口と、液体LCが供給された後の基板Pを観察する観察装置とを備えることもできる。
なお、上述の各実施形態の液体LQは水であるが、水以外の液体であってもよい。液体LQとしては、露光光ELに対する透過性があってできるだけ屈折率が高く、投影光学系、あるいは基板の表面を形成する感光材(フォトレジスト)の膜に対して安定なものが好ましい。例えば、液体LQとして、ハイドロフロロエーテル(HFE)、過フッ化ポリエーテル(PFPE)、フォンブリンオイル等を用いることも可能である。感光膜Rgを形成する材料としては、使用される液体LQに対して撥液性を有するものが使用される。また、液体LQとして、屈折率が1.6〜1.8程度のものを使用してもよい。更に、石英及び蛍石よりも屈折率が高い(例えば1.6以上)材料で、液体LQと接触する投影光学系PLの光学素子(最終光学素子FLなど)を形成してもよい。また、液体LQとして、種々の流体、例えば、超臨界流体を用いることも可能である。
また、例えば露光光ELがFレーザ光である場合、このFレーザ光は水を透過しないので、液体LQとしてはFレーザ光を透過可能なもの、例えば、過フッ化ポリエーテル(PFPE)、フッ素系オイル等のフッ素系流体を用いることができる。この場合、液体LQと接触する部分には、例えばフッ素を含む極性の小さい分子構造の物質で薄膜を形成することで親液化処理する。
なお、上述の実施形態においては、液浸露光のための液体LQと評価試験のための液体LCとが同じ液体である場合について説明したが、異なる液体でもよい。
なお、上述の実施形態の投影光学系は、終端光学素子の像面側(射出側)の光路を液体で満たしているが、国際公開第2004/019128号パンフレットに開示されているように、終端光学素子の物体面側(入射側)の光路も液体で満たす投影光学系を採用することもできる。
なお、上述の実施形態の基板Pとしては、半導体デバイス製造用の半導体ウエハのみならず、ディスプレイデバイス用のガラス基板、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。
露光装置4としては、マスクMと基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)の他に、マスクMと基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを一括露光し、基板Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)にも適用することができる。
さらに、ステップ・アンド・リピート方式の露光において、第1パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第1パターンの縮小像を基板P上に転写した後、第2パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第2パターンの縮小像を第1パターンと部分的に重ねて基板P上に一括露光してもよい(スティッチ方式の一括露光装置)。また、スティッチ方式の露光装置としては、基板P上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写し、基板Pを順次移動させるステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。
また、例えば米国特許第6611316号明細書に開示されているように、2つのマスクのパターンを、投影光学系を介して基板上で合成し、1回の走査露光によって基板上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置などにも本発明を適用することができる。また、プロキシミティ方式の露光装置、ミラープロジェクション・アライナーなどにも本発明を適用することができる。
また、露光装置4として、米国特許第6341007号明細書、米国特許第6400441号明細書、米国特許第6549269号明細書、米国特許第6590634号明細書、米国特許第6208407号明細書、米国特許第6262796号明細書等に開示されているような、複数の基板ステージを備えたツインステージ型の露光装置を採用することもできる。
更に、例えば米国特許第6897963号明細書、欧州特許出願公開第1713113号明細書などに開示されているような、基板を保持する基板ステージと基準マークが形成された基準部材及び/又は各種の光電センサを搭載した計測ステージとを備えた露光装置にも本発明を適用することができる。
また、上述の実施形態は、複数の基板ステージと計測ステージとを備えた露光装置にも適用することができる。
露光装置4の種類としては、基板Pに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)、マイクロマシン、MEMS、DNAチップ、あるいはレチクル又はマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
なお、上述の各実施形態においては、レーザ干渉計を含む干渉計システムを用いてマスクステージ、基板ステージの各ステージの各位置情報を計測するものとしたが、これに限らず、例えば各ステージに設けられるスケール(回折格子)を検出するエンコーダシステムを用いてもよい。この場合、干渉計システムとエンコーダシステムとの両方を備えるハイブリッドシステムとし、干渉計システムの計測結果を用いてエンコーダシステムの計測結果の較正(キャリブレーション)を行うことが好ましい。また、干渉計システムとエンコーダシステムとを切り換えて用いる、あるいはその両方を用いて、ステージの位置制御を行うようにしてもよい。
また、上述の各実施形態では、露光光ELとしてArFエキシマレーザ光を発生する光源装置として、ArFエキシマレーザを用いてもよいが、例えば、米国特許第7023610号明細書に開示されているように、DFB半導体レーザ又はファイバーレーザなどの固体レーザ光源、ファイバーアンプなどを有する光増幅部、及び波長変換部などを含み、波長193nmのパルス光を出力する高調波発生装置を用いてもよい。さらに、前述の各照明領域と、投影領域がそれぞれ矩形状であってもよいし、他の形状、例えば円弧状などでもよい。
なお、上述の実施形態においては、光透過性の基板上に所定の遮光パターン(又は位相パターン・減光パターン)を形成した光透過型マスクを用いたが、このマスクに代えて、例えば米国特許第6778257号明細書に開示されているように、露光すべきパターンの電子データに基づいて透過パターン又は反射パターン、あるいは発光パターンを形成する可変成形マスク(電子マスク、アクティブマスク、あるいはイメージジェネレータとも呼ばれる)を用いてもよい。可変成形マスクは、例えば非発光型画像表示素子(空間光変調器)の一種であるDMD(Digital Micro-mirror Device)等を含む。また、可変成形マスクとしては、DMDに限られるものでなく、DMDに代えて、以下に説明する非発光型画像表示素子を用いても良い。ここで、非発光型画像表示素子は、所定方向へ進行する光の振幅(強度)、位相あるいは偏光の状態を空間的に変調する素子であり、透過型空間光変調器としては、透過型液晶表示素子(LCD:Liquid Crystal Display)以外に、エレクトロクロミックディスプレイ(ECD)等が例として挙げられる。また、反射型空間光変調器としては、上述のDMDの他に、反射ミラーアレイ、反射型液晶表示素子、電気泳動ディスプレイ(EPD:Electro Phonetic Display)、電子ペーパー(または電子インク)、光回折型ライトバルブ(Grating Light Valve)等が例として挙げられる。
また、非発光型画像表示素子を備える可変成形マスクに代えて、自発光型画像表示素子を含むパターン形成装置を備えるようにしても良い。この場合、照明光学系は不要となる。ここで自発光型画像表示素子としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、無機ELディスプレイ、有機ELディスプレイ(OLED:Organic Light Emitting Diode)、LEDディスプレイ、LDディスプレイ、電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)、プラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)等が挙げられる。また、パターン形成装置が備える自発光型画像表示素子として、複数の発光点を有する固体光源チップ、チップを複数個アレイ状に配列した固体光源チップアレイ、または複数の発光点を1枚の基板に作り込んだタイプのもの等を用い、該固体光源チップを電気的に制御してパターンを形成しても良い。なお、固体光源素子は、無機、有機を問わない。
なお、上述の各実施形態においては、投影光学系PLを備えた露光装置を例に挙げて説明してきたが、投影光学系PLを用いない露光装置及び露光方法に採用することができる。このように投影光学系PLを用いない場合であっても、露光光はレンズ等の光学部材を介して基板に照射され、そのような光学部材と基板との間の所定空間に液浸空間が形成される。
また、露光装置4として、例えば国際公開第2001/035168号パンフレットに開示されているように、干渉縞を基板P上に形成することによって、基板P上にライン・アンド・スペースパターンを露光する露光装置(リソグラフィシステム)を採用することができる。
本願実施形態の露光装置4は、本願請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
半導体デバイス等のマイクロデバイスは、図13に示すように、マイクロデバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板Pを製造するステップ203、前述した実施形態に従って、マスクMからの露光光ELで基板Pを露光すること、及び露光した基板Pを現像することを含む基板処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程などの加工プロセスを含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。ステップ204は、上述の実施形態で説明したステップS1〜S6を含む。
なお、上述のように本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述した全ての構成要素を適宜組み合わせて用いることが可能であり、また、一部の構成要素を用いない場合もある。
なお、上述の各実施形態及び変形例で引用した露光装置等に関する全ての公開公報及び米国特許の開示を援用して本文の記載の一部とする。
第1実施形態に係る基板処理システムの一例を示す図である。 第1実施形態に係る液浸部材の近傍を示す断面図である。 第1実施形態に係る第1処理装置の一例を示す図である。 第1実施形態に係る第2処理装置の一例を示す図である。 第1実施形態に係る観察装置の一例を示す図である。 第1実施形態に係る第2処理システムによって基板上に形成される膜の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係る基板処理方法の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る基板処理方法の一例を説明するための模式図である。 第2実施形態に係る現像装置の一例を示す図である。 第2実施形態に係る基板処理方法の一例を説明するための模式図である。 第2実施形態に係る基板処理方法の一例を説明するための模式図である。 第2実施形態に係る基板処理方法の一例を説明するための模式図である。 マイクロデバイスの製造工程の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…第1処理システム、2…第2処理システム、4…露光装置、5…第1処理装置、6…第2処理装置、7…観察装置、10…基板ステージ、21…膜形成装置、22…エッジリンス装置、23…保持装置、27…供給口、28…第2ノズル、32…駆動装置、40…現像装置、41…第3ノズル、42…第4ノズル、45…供給口、47…供給口、EL…露光光、LC…液体、LCb…液体(リンス液)、LD…液体(現像液)、LQ…液体、Mh…HMDS膜、P…基板、Rg…感光膜、SYS…基板処理システム、Tc…保護膜、W…基材

Claims (59)

  1. 第1液体を介して露光される基板の評価方法であって、
    基板の第1面上に第1膜を形成することと、
    前記露光する場所と異なる場所で、前記第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しながら前記液体供給口より第2液体を供給することと、
    前記第2液体が供給された後の前記基板を観察することと、
    前記観察結果に基づいて、前記第1膜を評価することと、を含む評価方法。
  2. 前記基板と前記液体供給口とが対向する第1状態と対向しない第2状態とで変化するように、前記基板と前記液体供給口とを相対移動する請求項1記載の評価方法。
  3. 前記観察は、前記基板のエッジにおける前記第1膜の観察を含む請求項1又は2記載の評価方法。
  4. 前記第1面の中央の一部の所定領域が露出するように前記第1面上に前記第1膜が形成され、
    前記観察は、前記第1面の所定領域と前記第1膜との境界における前記第1膜の観察を含む請求項1〜3のいずれか一項記載の評価方法。
  5. 前記境界に前記第2液体を供給する請求項4記載の評価方法。
  6. 前記所定領域と前記液体供給口とが対向する第3状態と対向しない第4状態とで変化するように、前記基板と前記液体供給口とを相対移動する請求項4又は5記載の評価方法。
  7. 前記第1面の所定領域を露出させるために、前記第1面上に形成された前記第1膜の一部を第3液体を用いて除去することを含む請求項4〜6のいずれか一項記載の評価方法。
  8. 前記観察は、前記第1膜の欠陥の検出を含む請求項1〜7のいずれか一項記載の評価方法。
  9. 前記欠陥は、前記第1膜の少なくとも一部の剥離である請求項8記載の評価方法。
  10. 前記評価は、前記第1膜の形成状態の評価を含む請求項1〜9のいずれか一項記載の評価方法。
  11. 前記評価は、前記第1面に対する前記第1膜の密着性の評価を含む請求項1〜10のいずれか一項記載の評価方法。
  12. 前記評価は、前記基板のエッジにおける前記第1膜の評価を含む請求項1〜11のいずれか一項記載の評価方法。
  13. 前記第2液体は、前記第1液体と同じ液体である請求項1〜12のいずれか一項記載の評価方法。
  14. 前記第1面は、前記基板上に形成された第2膜の表面を含む請求項1〜13のいずれか一項記載の評価方法。
  15. 前記第1面は、前記基板の表面を含む請求項1〜13のいずれか一項記載の評価方法。
  16. 前記第2液体の供給は、前記第1膜の形成と同じ場所で行われる請求項1〜15のいずれか一項記載の評価方法。
  17. 前記第2液体の供給は、前記基板に感光膜を形成する基板処理装置内で行われる請求項1〜16のいずれか一項記載の評価方法。
  18. 前記第1膜は、前記基板処理装置で形成され、前記観察は、前記基板処理装置と異なる装置で行われる請求項17記載の評価方法。
  19. 前記液体供給口は、前記基板をエッジリンス処理するための液体を供給可能である請求項1〜18のいずれか一項記載の評価方法。
  20. 前記第2液体の供給は、露光後の基板を現像する基板処理装置内で行われる請求項1〜15のいずれか一項記載の評価方法。
  21. 前記観察は、前記基板処理装置と異なる装置で行われる請求項20記載の評価方法。
  22. 前記液体供給口は、現像時の基板をリンス処理するための液体を供給可能である請求項20又は21記載の評価方法。
  23. 前記評価の結果に応じて、前記第1膜が形成された基板を露光するかどうかが決定される請求項1〜22のいずれか一項記載の評価方法。
  24. 前記評価の結果に応じて、前記第1膜の材料が変更される請求項1〜23のいずれか一項記載の評価方法。
  25. 前記評価の結果に応じて、前記第1面を形成する材料が変更される請求項1〜24のいずれか一項記載の評価方法。
  26. 請求項1〜25のいずれか一項記載の評価方法を用いて露光のための基板の膜構成を決定することと、
    第1液体を介して前記膜構成の基板を露光することと、
    露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法。
  27. 第1液体を介して露光される基板の処理方法であって、
    基板の表面上に第1膜を形成することと、
    前記露光する場所と異なる場所で、前記第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しながら前記液体供給口より第2液体を供給することと、
    前記基板を観察することと、
    前記観察結果に応じて、前記第1膜上に前記第1液体を供給して、前記第1液体を介して基板に露光光を照射することと、を含む処理方法。
  28. 前記露光光の光路が前記第1液体で満たされるように前記第1液体が供給され、
    前記基板と前記露光光とを相対移動しながら前記第1液体を介して前記基板に露光光を照射する請求項27記載の処理方法。
  29. 前記観察は、前記第1膜の欠陥の検出を含み、
    前記観察により前記第1膜の欠陥が存在しないときにのみ、前記第1膜上に前記第1液体を供給する請求項27又は28記載の処理方法。
  30. 前記欠陥は、前記第1膜の少なくとも一部の剥離である請求項29記載の処理方法。
  31. 第1液体を介して露光される基板の処理方法であって、
    基板の表面上に第1膜を形成することと、
    前記露光する場所と異なる場所で、前記第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しながら前記液体供給口より第2液体を供給することと、
    前記基板を観察することと、
    前記観察結果に基づいて、前記露光のための前記基板の膜構成を決定することと、を含む処理方法。
  32. 前記膜構成に基づき、前記露光時に前記第1液体と接する膜として、前記第2液体による剥離が生じない膜が前記基板に形成される請求項31記載の処理方法。
  33. 前記基板の表面は、前記基板上に形成された第2膜の表面を含む請求項27〜32のいずれか一項記載の処理方法。
  34. 請求項27〜33のいずれか一項記載の処理方法を用いて基板を露光処理することと、
    露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法。
  35. 第1液体を介して露光光が照射される、第1膜が形成される第1面を有する基板の評価装置であって、
    前記露光する場所で基板を保持して移動する第1可動部材と異なる第2可動部材と、
    前記第2可動部材に保持された、前記第1膜が形成された基板と相対移動しながら第2液体を供給する液体供給口と、
    前記第2液体が供給された後の前記基板を観察する観察装置と、を備え、
    前記観察装置の観察結果に基づいて、前記第1膜を評価する評価装置。
  36. 前記基板と前記液体供給口とが対向する第1状態と対向しない第2状態とで変化するように、前記基板と前記液体供給口とを相対移動する請求項35記載の評価装置。
  37. 第1液体を介して基板を露光する露光装置であって、
    請求項35又は36記載の評価装置を備えた露光装置。
  38. 請求項37記載の露光装置を用いて基板を露光することと、
    露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法。
  39. 第1液体を用いて液浸露光を行う露光装置に供給される基板の評価装置であって、
    表面に第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しつつ前記液体供給口から第2液体を前記第1膜上に供給する処理部と、
    前記第2液体による前記第1膜の剥離に関する情報を検出する検出部と、を備え、
    前記検出情報が前記液浸露光のための前記基板の膜構成の決定に用いられる評価装置。
  40. 前記基板は、前記第1膜を含む多層膜が形成され、かつその表面が前記多層膜のうち前記第1膜と異なる膜の表面を含む請求項39記載の評価装置。
  41. 第1液体を用いる液浸露光の前に感光膜を基板に形成するとともに、前記液浸露光された基板を現像する基板処理装置であって、
    請求項39又は40記載の評価装置を備える基板処理装置。
  42. 前記処理部は、前記基板に前記第1膜を形成する膜形成装置を含む請求項41記載の基板処理装置。
  43. 前記処理部は、露光後の基板を現像する現像装置を含む請求項41又は42記載の基板処理装置。
  44. 第1液体を用いて液浸露光を行う露光装置に接続可能な基板処理装置であって、
    前記液浸露光前に感光膜を基板に形成する膜形成部と、
    前記液浸露光された基板を現像する現像部と、
    前記液浸露光時に前記第1液体と接する前記基板の第1膜の適否を確認するための処理を行う処理部と、を備える基板処理装置。
  45. 前記処理部は、前記基板と液体供給口とを相対移動しつつ前記液体供給口から第2液体を前記第1膜上に供給する請求項44記載の基板処理装置。
  46. 前記膜形成部は、前記第1膜を前記基板に形成可能である請求項44又は45記載の基板処理装置。
  47. 前記現像部は、前記第1膜の少なくとも一部を除去可能である請求項44〜46のいずれか一項記載の基板処理装置。
  48. 前記基板をエッジリンス処理するエッジリンス装置をさらに備える請求項41〜47のいずれか一項記載の基板処理装置。
  49. 請求項41〜48のいずれか一項記載の基板処理装置を用いて感光膜を基板に形成することと、
    第1液体を介して前記感光膜が形成された基板を露光することと、
    前記基板処理装置を用いて前記露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法。
  50. 第1液体を介して露光される基板の処理システムであって、
    前記露光する場所で基板を保持して移動可能な第1可動部材と、
    前記第1可動部材と異なる、基板を保持して移動可能な第2可動部材と、
    基板に第1膜を形成する膜形成装置と、
    前記第2可動部材に保持された、前記第1膜が形成された基板と相対移動しながら第2液体を供給する液体供給口と、
    前記第2液体が供給された後の前記基板を観察する観察装置と、
    前記観察装置の観察結果に応じて、前記第1膜上に第1液体を供給して、前記第1液体を介して基板に露光光を照射する液浸露光装置と、を備えた処理システム。
  51. 前記膜形成装置は、前記第2可動部材に保持された基板に前記第1膜を形成する請求項50記載の処理システム。
  52. 前記基板をエッジリンス処理するエッジリンス装置を備え、
    前記液体供給口は、前記エッジリンス装置の少なくとも一部に配置されている請求項50又は51記載の処理システム。
  53. 前記液体供給口は、前記基板をエッジリンス処理するための液体を供給可能である請求項52記載の処理システム。
  54. 露光後の基板を現像する現像装置を備え、
    前記現像装置は、前記第1膜の少なくとも一部を除去可能である請求項50〜53のいずれか一項記載の処理システム。
  55. 前記液体供給口は、前記現像装置の少なくとも一部に配置されている請求項54記載の処理システム。
  56. 前記液体供給口は、現像時の基板をリンス処理するための液体を供給可能である請求項55記載の処理システム。
  57. 前記観察装置は、前記第1膜の欠陥を検出可能であり、
    前記観察により前記第1膜の欠陥が存在しないときにのみ、前記第1膜上に前記第1液体を供給する請求項50〜56のいずれか一項記載の処理システム。
  58. 第1液体を介して露光される基板の処理システムであって、
    前記基板を保持可能な可動部材を有し、前記第1液体を介して基板に露光光を照射する液浸露光装置と、
    前記露光前に感光膜を基板に形成するとともに、前記露光された基板を現像する基板処理装置と、
    前記基板を保持可能かつ前記可動部材と異なる保持部材を有し、前記保持部材で保持されかつ表面に第1膜が形成された基板と液体供給口とを相対移動しつつ前記液体供給口から第2液体を前記第1膜上に供給する処理部と、
    前記第2液体による前記第1膜の剥離に関する情報を検出する検出部と、を備え、
    前記検出情報が前記露光のための前記基板の膜構成の決定に用いられる処理システム。
  59. 請求項50〜58のいずれか一項記載の処理システムを用いて基板を露光処理することと、
    露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法。
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