JP2009108984A - Fluid pressure buffer - Google Patents
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Abstract
【課題】減衰力が安定した流体圧緩衝器を提供する。
【解決手段】伸び側減衰力発生機構8は、ディスクバルブ32を含む伸び側チェックバルブを有し、このチェックバルブとメインディスクバルブ14との間に中間室36を有する。また、縮み側減衰力発生機構9は、ディスクバルブ39を含む縮み側チェックバルブを有し、このチェックバルブとメインディスクバルブ26との間に中間室41を有する。これにより、伸び行程時にメインディスクバルブ26がリフトする現象、及び縮み行程時にメインディスクバルブ14がリフトする現象を確実に回避することができる。その結果、いかなる状況においても減衰力が安定する。
【選択図】図1A fluid pressure shock absorber having a stable damping force is provided.
An extension-side damping force generating mechanism has an extension-side check valve including a disk valve, and an intermediate chamber is provided between the check valve and a main disk valve. Further, the compression side damping force generation mechanism 9 has a compression side check valve including a disk valve 39, and an intermediate chamber 41 is provided between the check valve and the main disk valve 26. Thereby, it is possible to reliably avoid the phenomenon that the main disk valve 26 is lifted during the expansion stroke and the phenomenon that the main disk valve 14 is lifted during the contraction stroke. As a result, the damping force is stabilized in any situation.
[Selection] Figure 1
Description
本発明は、流体圧緩衝器の改良に関する。 The present invention relates to an improvement of a fluid pressure shock absorber.
特許文献1には、メインディスクバルブの外周部の背面側にオイルシールを固着し、このオイルシールをバルブ部材の内円筒部に摺動可能に嵌合して背圧室を形成し、さらに、メインディスクバルブが接触あるいは離間する内周側のシート部に、その外周端部から内周端部へ延びる少なくとも1つのオリフィス(切欠き)を設け、このオリフィスによって、背圧室を伸び側通路及び縮み側通路に常時連通させた油圧緩衝器(流体圧緩衝器の一種)の開示がある。この油圧緩衝器によれば、ピストン速度の極低速域において、オリフィスによって伸び側通路及び縮み側通路の液圧を僅かに背圧室に導入することにより、ピストン速度の極低速域の減衰力を調整することが可能になり、これにより、メインディスクバルブの閉弁時における背圧室に連通するオリフィス面積のばらつきが抑制され、ピストン速度の極低速域においても安定したオリフィス特性を得ることができる。
In
しかしながら、特許文献1の油圧緩衝器は、伸び行程時には、上室の圧力が縮み側減衰機構のメインディスクバルブの外周部に作用してリフトする方向に力が加わったり、上室の油液が背圧室に浸入したりするため、また、縮み行程時にはその逆の機構により、それぞれリフトし易くなってしまう。メインディスクバルブが意図に反してリフトすると、油液の一部がそこを流通するので所望の減衰力が得られず減衰力が不安定になる。
そこで本発明は、安定した所望の減衰力が得られる流体圧緩衝器を提供することを課題とする。 Then, this invention makes it a subject to provide the fluid pressure buffer from which the stable desired damping force is obtained.
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、メインバルブと該メインバルブの下流側のシリンダ室との間に、メインバルブから該メインバルブの下流側のシリンダ室への流体の流出のみを許容するチェックバルブを配置し、該チェックバルブとメインバルブとの間に中間室を設けた。
In order to solve the above problems, the invention according to
本発明によれば、安定した所望の減衰力が得られる流体圧緩衝器を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the fluid pressure buffer which can obtain the stable desired damping force can be provided.
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1ないし図4に基いて説明する。なお、第1実施形態の流体圧緩衝器1は、自動車のサスペンション装置に組込まれる筒型油圧緩衝器1である。
図1に示される第1実施形態の流体圧緩衝器1は、油液(流体の一種)が封入されたシリンダ2の内部にピストン3が摺動可能に嵌装され、このピストン3によって、シリンダ2の内部がシリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとに画成される。ピストン3は、ピストンロッド4の下端部にナット5によって固定される。ピストンロッド4の先端部側は、シリンダ2及びアウタシェル(図示省略)の上端部に取り付けられたロッドガイド(図示省略)ならびにオイルシール(図示省略)に挿通されて外部へ延出する。なお、シリンダ下室2Bは、ベースバルブ(図示省略)を介してリザーバ(図示省略)に接続される。また、リザーバの内部には、油液及びガスが封入される。
(First embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The fluid pressure shock absorber 1 of the first embodiment is a cylindrical hydraulic shock absorber 1 incorporated in a suspension device of an automobile.
A fluid pressure shock absorber 1 according to the first embodiment shown in FIG. 1 has a piston 3 slidably fitted in a
ピストン3には、シリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとを連通させるための伸び側通路6及び縮み側通路7が設けられ、流体圧緩衝器1は、伸び側通路6の油液の流通を制御して伸び時の減衰力を発生させる伸び側減衰力発生機構8と、縮み側通路7の油液の流通を制御して縮み時の減衰力を発生させる縮み側減衰力発生機構9とを有する。伸び側減衰力発生機構8は、ピストン3のシリンダ下室2B側の端部に配置されるバルブ部材10を有する。バルブ部材10は、環状に形成され、その内周部(中心の穴)にピストンロッド4が挿通される。また、伸び側減衰力発生機構8は、ピストン3のシリンダ下室2B側の端面に突設された環状のシート部13を有し、該シート部13の内側に伸び側通路6が開口する。また、シート部13には、環状に形成されて可撓性を有するメインディスクバルブ14(メインバルブ)の外周部が着座する。
The piston 3 is provided with an
メインディスクバルブ14は、その内周部がピストン3とバルブ部材10とによって挟持されており、撓みによって外周部がシート部13から離間することで開弁する。また、メインディスクバルブ14は、外周部の背面側(図1における下側の面)に環状のオイルシール35が固着される。該オイルシール35は、バルブ部材10に形成された内円筒面に摺動可能に嵌合され、その内側の空間に背圧室18が形成される。また、オイルシール35は、メインディスクバルブ14をシート部13に向けて押圧する。すなわち、オイルシール35は、メインディスクバルブ14を閉弁方向へ付勢する。メインディスクバルブ14は、内周部の上流側に切欠きディスク43(図2参照)と閉塞ディスク45(図3参照)とが積層される。これらは、上流側(図1における上側)から下流側(図1における下側)へ向けて、閉塞ディスク45、切欠きディスク43、メインディスクバルブ14の順に重ね合わされる。
The inner periphery of the
図4に示されるように、メインディスクバルブ14には、その同心円上に円弧状の開口47が形成される(第1実施形態では、3つの開口47が同心円上に等配される)。また、図2に示されるように、切欠きディスク43には、略T字形に形成された切欠き49が周方向へ等配され(第1実施形態では、6つの切欠き49が等配される)、各切欠き49は、切欠きディスク43の端面から中心に向かって延びると共にその中心に向かって延びた先端が切欠きディスク43の周方向両側へ分岐して延びることで略T字形に形成される。なお、伸び側減衰力発生機構8では、切欠きディスク43の端面における切欠き49の開口全体が閉塞ディスク45によって閉塞される。
As shown in FIG. 4, the
伸び側減衰力発生機構8は、伸び側通路6を背圧室18に連通するための背圧室入口通路(上流側オリフィス)を有する。背圧室入口通路は、切欠きディスク43の切欠き49及びメインディスクバルブ14の開口47を含み、また、背圧室入口通路の流路面積を調節するためのバルブ機構を含む。そして、伸び側減衰力発生機構8では、メインディスクバルブ14が撓んで開弁する。すなわち、メインディスクバルブ14がリフトしてシート部13から離間することでメインディスクバルブ14が切欠きディスク43から離間し、この離間部も油液の通路を構成するため、背圧室入口通路の流路面積が増大する。さらに、伸び側減衰力発生機構8は、背圧室18をシリンダ下室2Bに連通させるための通路19を有する。また、伸び側減衰力発生機構8は、背圧室18の液圧が設定圧力に到達した時に、背圧室18の油液をシリンダ下室2Bへリリーフする常時閉じた状態のディスクバルブ20(リリーフバルブ)が設けられる。なお、このディスクバルブ20の外周部には、背圧室18とシリンダ下室2Bとを常時連通させる切欠き21(下流側オリフィス)が設けられる。
The extension side damping
また、伸び側減衰力発生機構8は、メインディスクバルブ14が開弁した時に伸び側通路6の油液が背圧室18を介さずにシリンダ下室2Bへ流通することを許容する伸び側チェックバルブを有する。この伸び側チェックバルブは、バルブ部材10の外周部の端面(ピストン3に対向する側の端面)に設けられる環状のシート部30,31を有する。これらシート部30,31は、バルブ部材10に対して同心に配置され、内側に配置されたシート部31の上端部内側にはピストン3の下端部が嵌合される。また、伸び側チェックバルブは、シート部30,31に着座するディスクバルブ32を有する。このディスクバルブ32は、その内周部がピストン3に摺動可能、すなわち、軸方向へ移動可能に嵌合される。また、ディスクバルブ32は、ピストン3の下端部の周囲に設けられたコイルばね33(付勢手段)によって、シート部30,31へ向けて押圧される。すなわち、ディスクバルブ32は、コイルばね33によって閉弁方向へ付勢される。
Further, the extension side damping
また、伸び側チェックバルブとメインディスクバルブ14との間には中間室36が形成される。これにより、伸び側チェックバルブは、メインディスクバルブ14が開弁すると、伸び側通路6の油液を中間室36及びディスクバルブ32を介してシリンダ下室2Bへ流出させる。なお、内側に配置されたシート部31は、油液をメインディスクバルブ14とディスクバルブ32との間で流通させるための通路を有する。
An
一方、縮み側減衰力発生機構9は、ピストン3のシリンダ上室2A側の端部に配置されるバルブ部材22を有する。バルブ部材22は、環状に形成され、その内周部(中心の穴)にピストンロッド4が挿通される。また、縮み側減衰力発生機構9は、ピストン3のシリンダ上室2A側の端面に突設された環状のシート部25を有し、該シート部25の内側に縮み側通路7が開口する。また、シート部25には、環状に形成されて可撓性を有するメインディスクバルブ26(メインバルブ)の外周部が着座する。
On the other hand, the contraction-side damping
メインディスクバルブ26は、その内周部がピストン3とバルブ部材22とによって挟持されており、撓みによって外周部がシート部25から離間することで開弁する。また、メインディスクバルブ26は、外周部の背面側(図1における上側の面)に環状のオイルシール28が固着される。該オイルシール28は、バルブ部材22に形成された内円筒面に摺動可能に嵌合され、その内側の空間に背圧室29が形成される。また、オイルシール28は、メインディスクバルブ26をシート部25に向けて押圧する。すなわち、オイルシール28は、メインディスクバルブ26を閉弁方向へ付勢する。メインディスクバルブ26は、内周部の上流側に切欠きディスク44(図2参照)と閉塞ディスク46(図3参照)とが積層される。これらは、上流側(図1における下側)から下流側(図1における上側)へ向けて、閉塞ディスク46、切欠きディスク44、メインディスクバルブ26の順に重ね合わされる。
The
図4に示されるように、メインディスクバルブ26には、その同心円上に円弧状の開口48が形成される(第1実施形態では、3つの開口48が同心円上に等配される)。また、図2に示されるように、切欠きディスク44には、略T字形に形成された切欠き50が周方向へ等配され(第1実施形態では、6つの切欠き50が等配される)、各切欠き50は、切欠きディスク44の端面から中心に向かって延びると共にその中心に向かって延びた先端が切欠きディスク44の周方向両側へ分岐して延びることで略T字形に形成される。なお、縮み側減衰力発生機構9では、切欠きディスク44の端面における切欠き50の開口全体が閉塞ディスク46によって閉塞される。
As shown in FIG. 4, the
縮み側減衰力発生機構9は、縮み側通路7を背圧室29に連通するための背圧室入口通路(上流側オリフィス)を有する。背圧室入口通路は、切欠きディスク44の切欠き50及びメインディスクバルブ26の開口48を含み、また、背圧室入口通路の流路面積を調節するためのバルブ機構を含む。そして、縮み側減衰力発生機構9では、メインディスクバルブ26が撓んで開弁する。すなわち、メインディスクバルブ26がリフトしてシート部25から離間することでメインディスクバルブ26が切欠きディスク44から離間し、この離間部も油液の通路を構成するため、背圧室入口通路の流路面積が増大する。さらに、縮み側減衰力発生機構9は、背圧室29をシリンダ上室2Aに連通させるための通路11を有する。また、縮み側減衰力発生機構9は、背圧室29の液圧が設定圧力に到達した時に、背圧室29の油液をシリンダ上室2Aへリリーフする常時閉じた状態のディスクバルブ34(リリーフバルブ)が設けられる。なお、このディスクバルブ34の外周部には、背圧室29とシリンダ上室2Aとを常時連通させる切欠き42(下流側オリフィス)が設けられる。
The compression side damping
また、縮み側減衰力発生機構9は、メインディスクバルブ26が開弁した時に縮み側通路7の油液が背圧室29を介さずにシリンダ上室2Aへ流通することを許容する縮み側チェックバルブを有する。この縮み側チェックバルブは、バルブ部材22の外周部の端面(ピストン3に対向する側の端面)に設けられる環状のシート部37,38を有する。これらシート部37,38は、バルブ部材22に対して同心に配置され、内側に配置されたシート部38の下端部内側にはピストン3の上端部が嵌合される。また、縮み側チェックバルブは、シート部37,38に着座するディスクバルブ39を有する。このディスクバルブ39は、その内周部がピストン3に摺動可能、すなわち、軸方向へ移動可能に嵌合される。また、ディスクバルブ39は、ピストン3の上端部の周囲に設けられたコイルばね40によって、シート部37,38へ向けて押圧される。すなわち、ディスクバルブ39は、コイルばね40によって閉弁方向へ付勢される。
Further, the contraction side damping
また、縮み側チェックバルブとメインディスクバルブ26との間には中間室41が形成される。これにより、縮み側チェックバルブは、メインディスクバルブ26が開弁すると、縮み側通路7の油液を中間室41及びディスクバルブ39を介してシリンダ上室2Aへ流出させる。なお、内側に配置されたシート部38は、油液をメインディスクバルブ26とディスクバルブ39との間で流通させるための通路を有する。また、メインディスクバルブ14,26に固着されるオイルシール35,28は、例えば、ゴム、合成樹脂等の弾性体からなり、メインディスクバルブ14,26の開閉ストローク時における弾性力の変化量が小さく設定される。
An
次に、第1実施形態の流体圧緩衝器1の作用を説明する。
まず、伸び行程時には、ピストン3がシリンダ2に対して図1における上方へ移動する。これにより、シリンダ上室2Aの油液が伸び側通路6を通ってシリンダ下室2Bに向けて流出する。この時、ピストンロッド4がシリンダ2から退出した分の油液がリザーバからベースバルブを経由してシリンダ下室2Bへ供給され、リザーバ内部のガスが膨張することにより、シリンダ2の内部の容積変化が補償される。そして、伸び側減衰力発生機構8では、伸び側通路6の液圧を受けてメインディスクバルブ14(メインバルブ)が開弁し、そのメインディスクバルブ14の開度に相応の減衰力が発生する。
Next, the operation of the fluid
First, during the extension stroke, the piston 3 moves upward in FIG. As a result, the oil in the cylinder
ここで、ピストン3の速度が極低速域(ピストンロッド4の初期ストローク域)である場合、メインディスクバルブ14の外周部がシート部13に着座した状態のままである。また、ピストン3の速度が極低速域である場合、背圧室入口通路(上流側オリフィス)を介して伸び側通路6の液圧を僅かに背圧室18に導入することで減衰力を調整する。これにより、メインディスクバルブ14の閉弁時における背圧室18に連通するオリフィス面積のばらつきが抑制され、ピストン3の速度が極低速域である時のオリフィス特性が安定、すなわち、減衰力が安定する。
Here, when the speed of the piston 3 is in the extremely low speed region (the initial stroke region of the piston rod 4), the outer peripheral portion of the
伸び側通路6の液圧が増大すると、メインディスクバルブ14は、その撓みによって開弁する。メインディスクバルブ14の開弁によってバルブ機構が開弁することで、背圧室入口通路の流路面積が増大し、背圧室入口通路とその下流の切欠き21(下流側オリフィス)との流路面積差によって背圧室18の液圧が増大する。その結果、ピストン3の速度の増加に応じてメインディスクバルブ14を開弁するための圧力が増加し、減衰力も増加する。そして、背圧室18の液圧が設定圧力に到達した時点で、ディスクバルブ20が開弁する。これにより、背圧室18の液圧がシリンダ下室2Bへ逃がされてメインディスクバルブ14の開弁圧力の過度の増加、ひいては、伸び側の減衰力の過度の増加が防止される。メインディスクバルブ14が開弁すると、油液が中間室36へ流入する。これにより、中間室36の液圧が増加してディスクバルブ32を含む伸び側チェックバルブが開弁され、中間室36へ流入した油液がシリンダ下室2Bへ放出される。
When the hydraulic pressure in the
なお、後述する縮み行程時においては、シリンダ下室2Bの液圧が切欠き21(下流側オリフィス)を介して背圧室18へ導入されるが、切欠き21(下流側オリフィス)の流路面積が背圧室入口通路(上流側オリフィス)の流路面積よりも大きくなっていることから背圧室18の液圧が高められ、この背圧室18の液圧によってメインディスクバルブ14が閉弁した状態に保持される。また、ディスクバルブ32及びコイルばね33(付勢手段)を含む伸び側チェックバルブによって、シリンダ下室2Bの液圧が直接メインディスクバルブに作用せず、中間室36の液圧が背圧室18の液圧よりも低く保たれるため、オイルシール35のバルブ部材10の内円筒面に対する密着度が増す。これにより、オイルシール35とバルブ部材10との隙間からの油液の漏出が殆どなくなり、メインディスクバルブ14のリフトが防止される。
In the contraction stroke described later, the hydraulic pressure in the cylinder
一方、縮み行程時には、ピストン3がシリンダ2に対して図1における下方へ移動する。これにより、シリンダ下室2Bの油液が縮み側通路7を通ってシリンダ上室2Aに向けて流出する。この時、ピストンロッド4がシリンダ2の内部へ進入した分の油液がシリンダ下室2Bからベースバルブを経由してリザーバへ供給され、リザーバ内部のガスが圧縮されることにより、シリンダ2の内部の容積変化が補償される。そして、縮み側減衰力発生機構9では、縮み側通路7の液圧を受けてメインディスクバルブ26(メインバルブ)が開弁し、そのメインディスクバルブ26の開度に相応の減衰力が発生する。
On the other hand, during the contraction stroke, the piston 3 moves downward in FIG. As a result, the oil in the cylinder
ここで、ピストン3の速度が極低速域(ピストンロッド4の初期ストローク域)である場合、メインディスクバルブ26の外周部がシート部25に着座した状態のままである。また、ピストン3の速度が極低速域である場合、背圧室入口通路(上流側オリフィス)を介して縮み側通路7の液圧を僅かに背圧室29に導入することで減衰力を調整する。これにより、メインディスクバルブ26の閉弁時における背圧室29に連通するオリフィス面積のばらつきが抑制され、ピストン3の速度が極低速域である時のオリフィス特性が安定、すなわち、減衰力が安定する。
Here, when the speed of the piston 3 is in the extremely low speed region (the initial stroke region of the piston rod 4), the outer peripheral portion of the
縮み側通路7の液圧が増大すると、メインディスクバルブ26は、その撓みによって開弁する。メインディスクバルブ26の開弁によってバルブ機構が開弁することで、背圧室入口通路の流路面積が増大し、背圧室入口通路とその下流の切欠き42(下流側オリフィス)との流路面積差によって背圧室29の液圧が増大する。その結果、ピストン3の速度の増加に応じてメインディスクバルブ26を開弁するための圧力が増加し、減衰力も増加する。そして、背圧室29の液圧が設定圧力に到達した時点で、ディスクバルブ34が開弁する。これにより、背圧室29の液圧がシリンダ上室2Aへ逃がされてメインディスクバルブ26の開弁圧力の過度の増加、ひいては、縮み側の減衰力の過度の増加が防止される。メインディスクバルブ26が開弁すると、油液が中間室41へ流入する。これにより、中間室41の液圧が増加してディスクバルブ39を含む縮み側チェックバルブが開弁され、中間室41へ流入した油液がシリンダ上室2Aへ放出される。
When the hydraulic pressure in the
なお、前述した伸び行程時においては、シリンダ上室2Aの液圧が切欠き42(下流側オリフィス)を介して背圧室29へ導入されるが、切欠き42(下流側オリフィス)の流路面積が背圧室入口通路(上流側オリフィス)の流路面積よりも大きくなっていることから背圧室29の液圧が高められ、この背圧室29の液圧によってメインディスクバルブ26が閉弁した状態に保持される。また、ディスクバルブ39及びコイルばね40を含む縮み側チェックバルブによって、シリンダ上室2Aの液圧が直接メインディスクバルブに作用せず、中間室41の液圧が背圧室29の液圧よりも低く保たれるため、オイルシール28のバルブ部材22の内円筒面に対する密着度が増す。これにより、オイルシール28とバルブ部材22との隙間からの油液の漏出が殆どなくなり、メインディスクバルブ26のリフトが防止される。
Note that, during the extension stroke described above, the hydraulic pressure in the cylinder
第1実施形態によれば、伸び側減衰力発生機構8は、ディスクバルブ32を含む伸び側チェックバルブを有し、このチェックバルブとメインディスクバルブ14(メインバルブ)との間に中間室36を有する。また、縮み側減衰力発生機構9は、ディスクバルブ39を含む縮み側チェックバルブを有し、このチェックバルブとメインディスクバルブ26(メインバルブ)との間に中間室41を有する。
これにより、流体圧緩衝器1では、伸び行程時にメインディスクバルブ26がリフトする現象、及び縮み行程時にメインディスクバルブ14がリフトする現象を確実に回避することができる。その結果、切欠き21及び42(下流側オリフィス)と背圧室入口通路(上流側オリフィス)との流路面積の設定自由度が高められ、所望の減衰力を得ることが可能になる。
According to the first embodiment, the extension side damping
As a result, the fluid
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図5に基いて説明する。なお、上述した第1実施形態と同一あるいは相当する構成には、同一の名称を付与すると共に、その詳細な説明を省いて明細書の記載を簡約する。
図5に示される第2実施形態の流体圧緩衝器1Aは、その伸び側減衰力発生機構8A及び縮み側減衰力発生機構9Aに形成されるチェックバルブの構造が、図1に示される第1実施形態の流体圧緩衝器1の伸び側減衰力発生機構8及び縮み側減衰力発生機構9に形成されるチェックバルブとは相違する。以下に具体的に説明する。
(Second Embodiment)
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The same or corresponding components as those in the first embodiment described above are given the same names, and the detailed description is omitted to simplify the description.
In the fluid
伸び側減衰力発生機構8Aは、メインディスクバルブ14が開弁した時に伸び側通路6の油液が背圧室18を介さずにシリンダ下室2Bへ流通することを許容する伸び側チェックバルブを有する。この伸び側チェックバルブは、ピストン3Aの外周部の端面(バルブ部材10Aに対向する側の端面)に設けられる環状のシート部30A,31Aを有する。これらシート部30A,31Aは、ピストン3Aに対して同心に配置され、内側に配置されたシート部31Aの下端部内側にはバルブ部材10Aの上端部が嵌合される。また、伸び側チェックバルブは、シート部30A,31Aに着座するディスクバルブ32Aを有する。このディスクバルブ32Aは、その内周部がバルブ部材10Aの外周部に摺動可能、すなわち、軸方向へ移動可能に嵌合される。また、ディスクバルブ32Aは、バルブ部材19Aの上端部外周側の段差に収容されたコイルばね33A(付勢手段)によって、シート部30A,31Aへ向けて押圧される。すなわち、ディスクバルブ32Aは、コイルばね33Aによって閉弁方向へ付勢される。
The extension-side damping
また、伸び側減衰力発生機構8Aでは、伸び側チェックバルブとメインディスクバルブ14との間に中間室36Aが形成される。これにより、伸び側チェックバルブは、メインディスクバルブ14が開弁すると、伸び側通路6の油液を中間室36A及びディスクバルブ32Aを介してシリンダ下室2Bへ流出させる。なお、内側に配置されたシート部31Aは、油液をメインディスクバルブ14とディスクバルブ32Aとの間で流通させるための通路を有する。
Further, in the extension-side damping
また、縮み側減衰力発生機構9Aは、メインディスクバルブ26が開弁した時に縮み側通路7の油液が背圧室29を介さずにシリンダ上室2Aへ流通することを許容する縮み側チェックバルブを有する。この縮み側チェックバルブは、ピストン3Aの外周部の端面(バルブ部材22Aに対向する側の端面)に設けられる環状のシート部37A,38Aを有する。これらシート部37A,38Aは、ピストン3Aに対して同心に配置され、内側に配置されたシート部38Aの上端部内側にはバルブ部材22Aの下端部が嵌合される。また、縮み側チェックバルブは、シート部37A,38Bに着座するディスクバルブ39Aを有する。このディスクバルブ39Aは、その内周部がバルブ部材22Aの外周部に摺動可能、すなわち、軸方向へ移動可能に嵌合される。また、ディスクバルブ39Aは、バルブ部材22Aの下端部外周側の段差に収容されたコイルばね40A(付勢手段)によって、シート部37A,38Aへ向けて押圧される。すなわち、ディスクバルブ39Aは、コイルばね40Aによって閉弁方向へ付勢される。
Further, the contraction side damping
また、縮み側減衰力発生機構9Aでは、縮み側チェックバルブとメインディスクバルブ26との間に中間室41Aが形成される。これにより、縮み側チェックバルブは、メインディスクバルブ26が開弁すると、縮み側通路7の油液を中間室41A及びディスクバルブ39Aを介してシリンダ上室2Aへ流出させる。なお、内側に配置されたシート部38Aは、油液をメインディスクバルブ26とディスクバルブ39Aとの間で流通させるための通路を有する。
In the contraction-side damping
第2実施形態によれば、流体圧緩衝器1Aは、第1実施形態の流体圧緩衝器1と同様の作用、効果を得ることができる。
According to the second embodiment, the fluid
なお、本発明の特徴的構造、すなわち、第1実施形態における伸び側減衰力発生機構8及び縮み側減衰力発生機構9ならびに第2実施形態における伸び側減衰力発生機構8A及び縮み側減衰力発生機構9Aのチェックバルブを、モノチューブ式ショックアブソーバ、あるいは、シリンダの内部にソレノイドアクチュエータを備え、このソレノイドアクチュエータのコイルへの通電電流によってポペット弁の開閉を制御できる減衰力調整式流体圧緩衝器(例えば、特開2006−292092号公報参照)に適用してもよい。減衰力発生機構がシリンダの外部に設けられている流体圧緩衝器にも適用可能である。
また、各コイルばね33,40,33A,40A(付勢手段)を皿ばね等に置き換えて各チェックバルブを構成してもよい。
さらに、各チェックバルブの各ディスクバルブ32,39,32A,39Aをピストン3あるいは3Aとバルブ部材10,22,10A,22Aとによってクランプすることで各コイルばね33,40,33A,40Aを省略することもできる。
The characteristic structure of the present invention, that is, the extension-side damping
Each check valve may be configured by replacing each
Further, the disk springs 33, 40, 33A, 40A are omitted by clamping the
1 流体圧緩衝器、2 シリンダ、2A シリンダ上室、2B シリンダ下室、3 ピストン、4 ピストンロッド、6 伸び側通路、7 縮み側通路、8 伸び側減衰力発生機構、9 縮み側減衰力発生機構、10,22 バルブ部材、13,25 シート部(メインバルブ側)、14,26 メインディスクバルブ(メインバルブ)、18,29 背圧室、30,37 シート部(チェックバルブ外側)、31,38 シート部(チェックバルブ内側)、32,39 ディスクバルブ(チェックバルブ)、33,40 コイルばね(付勢手段)、36,41 中間室、47,48 開口(背圧室入口通路)、49,50 切欠き(背圧室入口通路)
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記メインバルブと該メインバルブの下流側の前記シリンダ室との間に、前記メインバルブから該メインバルブの下流側の前記シリンダ室への流体の流出のみを許容するチェックバルブを配置し、該チェックバルブと前記メインバルブとの間に中間室を設けたことを特徴とする流体圧緩衝器。 A cylinder filled with fluid, a piston slidably fitted in the cylinder, defining the inside of the cylinder in two cylinder chambers, one end connected to the piston, and the other end to the outside of the cylinder A piston rod that extends to the main valve, a main valve that generates a damping force by controlling the flow of fluid generated by sliding of the piston, and a back pressure chamber that applies an internal pressure in the valve closing direction to the main valve; A back pressure chamber inlet passage for introducing a fluid into the back pressure chamber, and controlling the valve opening of the main valve by introducing a part of the fluid into the back pressure chamber via the back pressure chamber inlet passage. In the fluid pressure shock absorber,
Between the main valve and the cylinder chamber on the downstream side of the main valve, a check valve that allows only the outflow of fluid from the main valve to the cylinder chamber on the downstream side of the main valve is disposed. A fluid pressure shock absorber, wherein an intermediate chamber is provided between the valve and the main valve.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007284531A JP2009108984A (en) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | Fluid pressure buffer |
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Publications (1)
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| JP2009108984A true JP2009108984A (en) | 2009-05-21 |
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ID=40777675
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013511685A (en) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッド | Speed progressive valve |
| KR101254303B1 (en) | 2010-10-15 | 2013-04-12 | 주식회사 만도 | Valve structure of a shock absorber |
-
2007
- 2007-10-31 JP JP2007284531A patent/JP2009108984A/en active Pending
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