JP2009103281A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で、従動側回転軸から駆動側回転軸へ過大なトルクが伝達されることを回避することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動側回転軸に連結されたクラッチアウタ10と、従動側回転軸3に連結されたクラッチインナ11と、クラッチアウタ10とクラッチインナ11との間で互いに重なり合って配置され、交互にクラッチアウタ10またはクラッチインナ11に固定された複数のクラッチディスク12と、を備え、複数のクラッチディスク12を互いに係合させて駆動側回転軸と従動側回転軸3との間でトルクを伝達する動力伝達装置1は、従動側回転軸3とクラッチインナ11との間に介在し、従動側回転軸3の回転数がクラッチアウタ10の回転数を超えた際には空転するワンウェイクラッチ13と、従動側回転軸3とクラッチインナ11との間に介在するビスカスカップリング14と、をさらに備えている。
【選択図】図1
【解決手段】駆動側回転軸に連結されたクラッチアウタ10と、従動側回転軸3に連結されたクラッチインナ11と、クラッチアウタ10とクラッチインナ11との間で互いに重なり合って配置され、交互にクラッチアウタ10またはクラッチインナ11に固定された複数のクラッチディスク12と、を備え、複数のクラッチディスク12を互いに係合させて駆動側回転軸と従動側回転軸3との間でトルクを伝達する動力伝達装置1は、従動側回転軸3とクラッチインナ11との間に介在し、従動側回転軸3の回転数がクラッチアウタ10の回転数を超えた際には空転するワンウェイクラッチ13と、従動側回転軸3とクラッチインナ11との間に介在するビスカスカップリング14と、をさらに備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、駆動側回転軸と従動側回転軸との間でトルクの伝達をなす動力伝達装置に関する。
例えば自動二輪車等において、走行時に急激なシフトダウンを行ったような場合には、車体の慣性によるリヤタイヤの回転と、エンジンの回転とが同調せず、リヤタイヤからのトルク(一般に「バックトルク」と称される)がエンジンに伝達される。その場合、リヤタイヤにポッピングが生じて乗り心地が低下し、またリヤタイヤがロックされて転倒する可能性がある。そして、シャフトドライブの場合には、デフやプロペラシャフトに不具合が生じる可能性もある。かかるバックトルクの対策として、クラッチの接続を調整して過大なバックトルクがエンジン側に伝達されることを回避するようにしたバックトルクリミッタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたバックトルクリミッタは、エンジンのクランクシャフトに連結されるクラッチアウタと、トランスミッションのインプットシャフトに連結されるクラッチインナと、これらクラッチアウタとクラッチインナとの間で互いに重なり合って配置され、交互にクラッチアウタまたはクラッチインナに保持された複数のクラッチディスクと、複数のクラッチディスクをそれらの重ね合わせ方向に押圧するプレッシャプレートとを備えている。
複数のクラッチディスクは、プレッシャプレートにより押圧されることで互いに摩擦係合し、それにより、クランクシャフトとインプットシャフトとが連結され、両者の間でトルクの伝達がなされる。一方、プレッシャプレートによる押圧が解除されると、クラッチディスクは摩擦係合から解放され、それにより、クランクシャフトとインプットシャフトとは切断され、両者の間でのトルクの伝達は遮断される。
このバックトルクリミッタにおいて、クラッチインナは、インプットシャフトに連結されるメインクラッチインナと、クラッチディスクを保持するサブクラッチインナとに分割されている。メインクラッチインナは、プレッシャプレートとの間にクラッチディスクを挟むように構成されている。また、サブクラッチインナは、メインクラッチインナに対して軸方向に変位可能となっており、通常は、メインクラッチインナ側に付勢されてメインクラッチインナと一体となっている。
そして、このバックトルクリミッタは、サブクラッチインナをプレッシャプレート側に移動させるバックトルク解放手段を備えている。このバックトルク解放手段は、バックトルクがインプットシャフトに入力された際に、サブクラッチインナをプレッシャプレート側に移動させる。それに伴い、プレッシャプレートは、クラッチディスクを摩擦係合させる押圧方向とは反対方向にサブクラッチインナにより押圧される。それにより、クラッチディスクの摩擦係合が弱まり、そこに滑りが生じて過大なバックトルクがインプットシャフトからクランクシャフトに伝達されることが回避される。
特開2000−55086号公報
上記特許文献1に開示されたバックトルクリミッタでは、メインクラッチインナに対して軸方向に相対変位可能であるサブクラッチインナ等の可動部が多く、さらに、サブクラッチインナをメインクラッチインナ側に付勢する付勢手段や、サブクラッチインナをプレッシャプレート側に移動させるバックトルク解放手段などの可動部を駆動するための機構も必要となる。このように、上記特許文献1に開示されたバックトルクリミッタは、その構造が複雑であり、部品点数が多くなって大型なものとなり易い。装置の搭載容積が限られる自動二輪車等への搭載を考慮すると、バックトルクリミッタは小型であることが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、従動側回転軸から駆動側回転軸へ過大なトルクが伝達されることを回避することができる動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、下記(1)〜(2)に記載の動力伝達装置により達成される。
(1)駆動側回転軸に連結されるクラッチアウタと、従動側回転軸に連結されるクラッチインナと、前記クラッチアウタと前記クラッチインナとの間で重なり合って配置され、交互に該クラッチアウタまたは該クラッチインナに保持された複数のクラッチディスクと、を備え、前記複数のクラッチディスクを互いに係合させて前記駆動側回転軸と前記従動側回転軸との間でトルクを伝達する動力伝達装置であって、前記従動側回転軸と前記クラッチインナとの間に介在し、該従動側回転軸の回転数が前記クラッチアウタの回転数を超えた際には空転するワンウェイクラッチと、前記従動側回転軸と前記クラッチインナとの間に介在するビスカスカップリングと、をさらに備えたことを特徴とする動力伝達装置。
(2)自動二輪車のエンジンとトランスミッションとの間に介在するバックトルクリミッタであることを特徴とする(1)に記載の動力伝達装置。
(1)駆動側回転軸に連結されるクラッチアウタと、従動側回転軸に連結されるクラッチインナと、前記クラッチアウタと前記クラッチインナとの間で重なり合って配置され、交互に該クラッチアウタまたは該クラッチインナに保持された複数のクラッチディスクと、を備え、前記複数のクラッチディスクを互いに係合させて前記駆動側回転軸と前記従動側回転軸との間でトルクを伝達する動力伝達装置であって、前記従動側回転軸と前記クラッチインナとの間に介在し、該従動側回転軸の回転数が前記クラッチアウタの回転数を超えた際には空転するワンウェイクラッチと、前記従動側回転軸と前記クラッチインナとの間に介在するビスカスカップリングと、をさらに備えたことを特徴とする動力伝達装置。
(2)自動二輪車のエンジンとトランスミッションとの間に介在するバックトルクリミッタであることを特徴とする(1)に記載の動力伝達装置。
本発明の動力伝達装置によれば、従動側回転軸とクラッチインナとの間にワンウェイクラッチおよびビスカスカップリングを備えている。従動側回転軸の回転数がクラッチアウタの回転数以下であれば、従動側回転軸とクラッチインナとはワンウェイクラッチを介して機械的に連結されて一体に回転し、クラッチアウタ、クラッチディスク、クラッチインナ、およびワンウェイクラッチを順次介して駆動側回転軸と従動側回転軸との間でトルクが伝達される。一方、従動側回転軸の回転数がクラッチアウタの回転数を超えた際には、ワンウェイクラッチは空転し、従動側回転軸とクラッチインナとはビスカスカップリングを介して連結される。この場合に、従動側回転軸とクラッチインナとの間のトルクの伝達は、ビスカスカップリングの粘性流体によりなされる。ビスカスカップリングの粘性流体によるトルクの伝達特性は、一般に、従動側回転軸とクラッチインナとの回転速度差が大きくなるのに対応して伝達されるトルクも大きくなるが、所定以上の回転速度差では伝達されるトルクが飽和する。それにより、従動側回転軸から駆動側回転軸へ過大なトルクが伝達されることを回避することができる。そして、上記のようなトルクの伝達特性を有するビスカスカップリングを用いることにより、細かな制御を行うことなく滑らかにトルクを伝達することができる。さらに、ワンウェイクラッチおよびビスカスカップリングは、従動側回転軸やクラッチインナに対して軸方向に相対変位するものではなく、可動部を減らして動力伝達装置の構成を簡易なものとし、その小型化を図ることができる。このような動力伝達装置は、自動二輪車におけるバックトルクリミッタとして好適に用いることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る動力伝達装置の好適な実施形態を説明する。図1は本発明に係る動力伝達装置の一実施形態の断面図である。
図1に示すように、本実施形態の動力伝達装置は、例えば自動二輪車のエンジンとトランスミッションとの間に介在するバックトルクリミッタである。このバックトルクリミッタ1は、駆動側回転軸であるエンジンのクランクシャフト(図示せず)と従動側回転軸であるトランスミッションのインプットシャフト3との間でトルクの伝達をなす。
バックトルクリミッタ1は、上記クランクシャフトに連結されるクラッチアウタ10と、インプットシャフト3に連結されるクラッチインナ11と、これらクラッチアウタ10とクラッチインナ11との間で互いに重なり合って配置された複数のクラッチディスク12とを備えている。
インプットシャフト3の一端部には、スプライン嵌合などの適宜の手段でインプットシャフト3に対して相対回転しない状態にハブ20が固定されている。クラッチインナ11は、ハブ20との間に軸受を介在させ、あるいはハブ20に遊嵌して、インプットシャフト3に回転自在に支持されている。
クラッチアウタ10は、例えばバックトルクリミッタ1のハウジング(図示せず)との間に軸受を介在させてハウジングに回転自在に支持されている。そして、クラッチアウタ10の一端部には、クランクシャフトに固定された小ギヤ4に噛み合う大ギヤ5が接合されており、これらのギヤ4,5を介して上記クランクシャフトに連結される。
クラッチアウタ10は、クラッチインナ11を内包してクラッチインナ11と同軸に配置されている。クラッチアウタ10とクラッチインナ11との間には、上記複数のクラッチディスク12を収容する収容空間25が形成されている。
複数のクラッチディスク12は、収容空間25内で、軸方向に重なり合って互いに平行に配置されており、そして交互にクラッチアウタ10またはクラッチインナ11に保持されている。即ち、クラッチアウタ10に保持された各クラッチディスク12aは、軸方向に所定の間隔をおいて配置されており、隣り合うクラッチディスク12a,12aの間に、クラッチインナ11に保持された各クラッチディスク12bが配置されている。そして、クラッチアウタ10に保持された各クラッチディスク12aは、互いの間隔を保ってクラッチアウタ10に対して軸方向に相対変位可能となっている。
収容空間25は、軸方向の一方に向けて開口しており、その開口に臨んで円環状のプレッシャプレート6が配置されている。プレッシャプレート6は、その内周部を貫通してクラッチインナ11に固定された複数のガイドピン23により、軸方向に移動可能に支持されている。そして、プレッシャプレート6とガイドピン23の基端部との間にはクラッチスプリング24が介在しており、このクラッチスプリング24により、プレッシャプレート6は収容空間25側に向けて付勢されている。
複数のクラッチディスク12の並びにおいて、収容空間25の開口側の端にはクラッチアウタ10に保持されたクラッチディスク12aが位置しており、このクラッチディスク12aは収容空間25の開口を通して露呈している。クラッチスプリング24により付勢されたプレッシャプレート6は、端に位置したクラッチディスク12aを押圧する。尚、プレッシャプレート6は、クラッチレバー(図示せず)の操作により、クラッチスプリング24に抗して収容空間25とは反対側に向けて駆動される。
端に位置するクラッチディスク12aがプレッシャプレート6により押圧されることによって、クラッチアウタ10に保持された各クラッチディスク12aは、互いの間隔を保って軸方向に変位する。それにより、クラッチアウタ10に保持された各クラッチディスク12aが、クラッチインナ11に保持されたクラッチディスク12bに摩擦係合する。尚、プレッシャプレート6が収容空間25とは反対側に向けて駆動されると、端に位置するクラッチディスク12aはプレッシャプレート6による押圧から解放され、各クラッチディスク12aは互いの間隔を保って押圧時とは反対の軸方向に変位し、各クラッチディスク12aとクラッチディスク12bとの摩擦係合が解除される。各クラッチディスク12aとクラッチディスク12bとが互いに摩擦係合した状態で、クラッチアウタ10とクラッチインナ11とは共に回転する。
そして、バックトルクリミッタ1は、インプットシャフト3とクラッチインナ11とを連結し得るワンウェイクラッチ13を備えている。ワンウェイクラッチ13は、インプットシャフト3に固定されたハブ20とクラッチインナ11との間に介在している。
ワンウェイクラッチ13は、従動側のインプットシャフト3の回転数が駆動側のクラッチアウタ10の回転数以下である場合にロックされ、インプットシャフト3とクラッチインナ11とを連結する。そして、従動側のインプットシャフト3の回転数が駆動側のクラッチアウタ10の回転数以下である場合には、駆動側から従動側にトルクが伝達される。その際のトルクは、クランクシャフト2から、共に回転するクラッチアウタ10およびクラッチインナ11を介し、そしてワンウェイクラッチ13を介して、インプットシャフト3に伝達される。
一方、従動側のインプットシャフト3の回転数が駆動側のクラッチアウタ10の回転数を超えた場合にはワンウェイクラッチ13は空転し、クラッチインナ11はインプットシャフト3に対して相対回転可能となる。それにより、クラッチインナ11とインプットシャフト3との間でワンウェイクラッチ13を介したトルクの伝達は遮断される。
ここで、従動側のインプットシャフト3の回転数が駆動側のクラッチアウタ10の回転数を越える場合には、従動側から駆動側に伝達されるバックトルクが生じるが、その際、ワンウェイクラッチ13を介したトルクの伝達は上記のとおり遮断されている。即ち、ワンウェイクラッチ13を介してインプットシャフト3から上記クランクシャフトにバックトルクが伝達されることはないが、同時にワンウェイクラッチ13を介してはエンジンブレーキ等の駆動側の回転抵抗による減速作用が従動側に一切伝達されないこととなる。
そこで、バックトルクリミッタ1は、インプットシャフト3とクラッチインナ11との間に、両者を連結するビスカスカップリング14を備えている。このビスカスカップリング14は、インプットシャフト3に固定されたハブ20とクラッチインナ11との間に一組のオイルシール21、22を用いて密封状態に形成された作動室30内に、複数のインナプレート31およびアウタプレート32が設けられて大略構成されている。
各インナプレート31は、作動室30に臨むハブ20の外周面に固定され、ハブ20と共に回転する。各アウタプレート32は、作動室30に臨むクラッチインナ11の内周面に固定され、クラッチインナ11と共に回転する。これらのインナプレート31およびアウタプレート32は、隣り合うインナプレート31,31の間にアウタプレート32が入り込ように、軸方向に交互に重なって互いに平行に配置されている。
そして、作動室30にはシリコンオイルなどの粘性流体が充填されており、隣り合うインナプレート31とアウタプレート32との間に粘性流体が介在する。インナプレート31とアウタプレート32との間で回転速度差が生じると、即ち、インプットシャフト3とクラッチインナ11との間で回転速度差が生じると、インナプレート31とアウタプレート32との間で粘性流体が剪断される。この際の粘性流体の剪断抵抗により、インナプレート31とアウタプレート32との間で、ひいてはインプットシャフト3とクラッチインナ11との間でトルクの伝達がなされる。
そして、従動側のインプットシャフト3の回転数が駆動側のクラッチアウタ10の回転数を越える場合には、ワンウェイクラッチ13が空転してクラッチインナ11はクラッチアウタ10と共に回転し、インプットシャフト3とクラッチインナ11との間に回転速度差が生じる。それにより、ビスカスカップリング14を介してインプットシャフト3とクラッチインナ11との間でトルクの伝達がなされる。
ここで、ビスカスカップリング14の粘性流体によるトルクの伝達特性は、一般に、インナプレート31とアウタプレート32との回転速度差、即ちインプットシャフト3とクラッチインナ11との回転速度差が大きくなるのに対応して伝達されるトルクも大きくなるが、所定以上の回転速度差では伝達されるトルクは飽和する。そのため、過大なバックトルクがインプットシャフト3から上記クランクシャフトに伝達されることが回避される。
そして、従動側のインプットシャフト3の回転数が駆動側のクラッチアウタ10の回転数を越える場合にも、ビスカスカップリング14を介してインプットシャフト3とクラッチインナ11との間のトルクの伝達が維持されるので、エンジンブレーキ等の駆動側の回転抵抗による減速作用が適度に従動側に伝達される。
以上説明したように、本実施形態のバックトルクリミッタ1によれば、インプットシャフト3とクラッチインナ11との間にワンウェイクラッチ13およびビスカスカップリング14を備えている。インプットシャフト3の回転数がクラッチアウタ10の回転数以下であれば、インプットシャフト3とクラッチインナ11とはワンウェイクラッチ13を介して機械的に連結されて一体に回転し、クラッチアウタ10、クラッチディスク12、クラッチインナ11、およびワンウェイクラッチ13を介して上記クランクシャフトとインプットシャフト3との間でトルクが伝達される。一方、インプットシャフト3の回転数がクラッチアウタ10の回転数を超えた際には、ワンウェイクラッチ13は空転し、インプットシャフト3とクラッチインナ11とはビスカスカップリング14を介して連結される。この場合に、インプットシャフト3とクラッチインナ11との間のトルクの伝達は、ビスカスカップリング14の粘性流体によりなされる。ビスカスカップリングの粘性流体によるトルクの伝達特性は、一般に、インプットシャフト3とクラッチインナ11との回転速度差が大きくなるのに対応して伝達されるトルクも大きくなるが、所定以上の回転速度差で伝達されるトルクが飽和する。それにより、インプットシャフト3から上記クランクシャフトへ過大なトルクが伝達されることを回避することができる。そして、上記のようなトルクの伝達特性を有するビスカスカップリング14を用いることにより、細かな制御を行うことなく滑らかにトルクを伝達することができる。さらに、ワンウェイクラッチ13およびビスカスカップリング14は、インプットシャフト3やクラッチインナ11に対して軸方向に相対変位するものではなく、可動部を減らしてバックトルクリミッタ1の構成を簡易なものとし、その小型化を図ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。例えば、上述した実施形態では、自動二輪車に搭載されるバックトルクリミッタを例にして本発明に係る動力伝達装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
1 バックトルクリミッタ(動力伝達装置)
3 インプットシャフト(従動側回転軸)
10 クラッチアウタ
11 クラッチインナ
12 クラッチディスク
13 ワンウェイクラッチ
14 ビスカスカップリング
3 インプットシャフト(従動側回転軸)
10 クラッチアウタ
11 クラッチインナ
12 クラッチディスク
13 ワンウェイクラッチ
14 ビスカスカップリング
Claims (2)
- 駆動側回転軸に連結されるクラッチアウタと、
従動側回転軸に連結されるクラッチインナと、
前記クラッチアウタと前記クラッチインナとの間で重なり合って配置され、交互に該クラッチアウタまたは該クラッチインナに保持された複数のクラッチディスクと、
を備え、
前記複数のクラッチディスクを互いに係合させて前記駆動側回転軸と前記従動側回転軸との間でトルクを伝達する動力伝達装置であって、
前記従動側回転軸と前記クラッチインナとの間に介在し、該従動側回転軸の回転数が前記クラッチアウタの回転数を超えた際には空転するワンウェイクラッチと、
前記従動側回転軸と前記クラッチインナとの間に介在するビスカスカップリングと、
をさらに備えたことを特徴とする動力伝達装置。 - 自動二輪車のエンジンとトランスミッションとの間に介在するバックトルクリミッタであることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007277696A JP2009103281A (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007277696A JP2009103281A (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009103281A true JP2009103281A (ja) | 2009-05-14 |
Family
ID=40705144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007277696A Pending JP2009103281A (ja) | 2007-10-25 | 2007-10-25 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009103281A (ja) |
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-
2007
- 2007-10-25 JP JP2007277696A patent/JP2009103281A/ja active Pending
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