JP2009198945A - シングルモード光ファイバ - Google Patents
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Abstract
【課題】通常のシングルモード光ファイバと同等の波長分散特性を有しつつ、実効コア断面積拡大、曲げ損失低減を実現可能なシングルモード光ファイバの提供。
【解決手段】波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおける実効コア断面積が100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲であることを特徴とするシングルモード光ファイバ。
【選択図】図5
【解決手段】波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおける実効コア断面積が100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲であることを特徴とするシングルモード光ファイバ。
【選択図】図5
Description
本発明は、波長1.3μm帯に零分散波長を有する実効コア断面積(以下、Aeffと記す)を拡大したシングルモード光ファイバに関する。本発明のシングルモード光ファイバは、誘導ラマン散乱や誘導ブリリュアン散乱を抑制することが必要となる伝送システム、例えば三波多重伝送システムなどの伝送用光ファイバとして好適である。
光ファイバを用いた伝送システムは、大都市間を結ぶ幹線系や大陸間を結ぶ海底システムなどの長距離、超長距離伝送システムから、FTTH(Fiber To The Home)に向けた展開が進みつつある。FTTH向けの伝送システムとして、普及が期待されているのが三波多重によるデータ通信と映像配信システムである。
図1は、この三波多重伝送システムの一例を示す構成図であり、この伝送システムは、センター側1からの信号を光ファイバ2に導いて伝送し、光カプラ4によって光ファイバ2から多数の個別光ファイバを分岐し、それらを多数の加入者側3に導いて、加入者側3にデータ通信と映像配信を可能にしている。この伝送システムでは、波長1.31μm及び波長1.49μmの光信号をデータ通信の上り/下りに用い、波長1.55μmの光信号を用いて映像信号を配信する構成になっている。
このようなシステムの伝送線路としては、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization sector)G.652において規定されているシングルモード光ファイバが用いられている。映像信号の配信方法としては、データ通信と同様にIP(Internet Protocol)による方式とアナログ強度変調により配信する方法がある。アナログ強度変調による配信は、受信部において復調を行えば、従来の受像部がそのまま使用できるため、広く用いられている。
本発明のAeffを拡大したシングルモード光ファイバに関する従来技術としては、例えば、特許文献1,2及び非特許文献1が挙げられる。
米国特許第6337942号明細書
米国特許第6385379号明細書
Aikawa, et al.,"Single-mode optical fiber with effective core area larger than 160μm2,"ECOC 1999, Proceeding of ECOC 1999, P1.15
本発明のAeffを拡大したシングルモード光ファイバに関する従来技術としては、例えば、特許文献1,2及び非特許文献1が挙げられる。
前記三波多重システムでは、誘導ブリリュアン散乱(Stimulated Brillouin Scattering:以下、SBSと記す)および誘導ラマン散乱(Stimulated Raman Scattering:以下、SRSと記す)による信号劣化の問題が指摘されている。
図2にSBSの測定例を示す。図2に示すように、比較的入射パワーが低い領域では、入射パワーに比較して出射パワーが増加しているのに対して、ある程度以上のパワーになると出射パワーがほとんど増加しなくなる。この現象は、光ファイバ中のSBSにより反射されるパワーが増大するために発生する。SBSは、アナログ変調により映像信号を伝送するシステムにおいて顕著な問題になると言われている。SBSを抑圧する方法としては、伝送システム側で光源の波長を変動させる方法や、ファイバ自体でSBSの発生を抑圧する方法が知られている。SBSを抑圧することにより、光ファイバに入射させるパワーを増加させることが可能になる。このことは、三波多重システムの伝送可能距離を伸ばす効果の他、PON(Passive Optical Network)を用いたシステムにおいては、信号の分岐数を増加できる等のメリットがある。
図2にSBSの測定例を示す。図2に示すように、比較的入射パワーが低い領域では、入射パワーに比較して出射パワーが増加しているのに対して、ある程度以上のパワーになると出射パワーがほとんど増加しなくなる。この現象は、光ファイバ中のSBSにより反射されるパワーが増大するために発生する。SBSは、アナログ変調により映像信号を伝送するシステムにおいて顕著な問題になると言われている。SBSを抑圧する方法としては、伝送システム側で光源の波長を変動させる方法や、ファイバ自体でSBSの発生を抑圧する方法が知られている。SBSを抑圧することにより、光ファイバに入射させるパワーを増加させることが可能になる。このことは、三波多重システムの伝送可能距離を伸ばす効果の他、PON(Passive Optical Network)を用いたシステムにおいては、信号の分岐数を増加できる等のメリットがある。
SRSは、ある波長の高強度の光(ポンプ光)を光ファイバに入射すると、その波長から100nm程度長波長側にピークを持つような増幅特性を生じさせる。信号光に対して適切な波長にポンプ光を入射すれば、光ファイバを増幅媒体として利用可能である。一方で、三波多重システムにおいては、SBSがノイズの原因となることが知られている。図1に示したように、三波多重システムでは、下りのデータ信号は1.49μm帯に、映像信号は波長1.55μm帯に、それぞれ配置されている。このため、波長1.49μmのデータ信号がポンプ光として作用し、映像信号の波長帯にラマン利得が発生し、映像信号にノイズが発生する。このSBSの発生量は、ポンプ光のパワー増加に伴い大きくなる。
前述したSBSを抑圧するシステム、光ファイバを用いることにより、SBSの観点からは光ファイバに入射するパワーを増大することが可能となるが、その一方でSRSの点では、入射パワーの制約が発生する。SRSの抑圧には、光ファイバのAeffを拡大することが有効であることが知られている(Nonlinear Fiber Optics, G. P. Agrawel 著, Academic Eress)。通常のシングルモード光ファイバは、波長1550nmで80μm2程度のAeffを有している。これに対して、110〜160μm2程度までAeffを拡大した光ファイバが知られている(例えば、特許文献1,2、非特許文献1参照。)。
これらの従来型のAeff拡大光ファイバは、海底ケーブルに代表されるような超長距離DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)システム用に設計されている。DWDMシステムは、Cバンド(1530〜1565nm)以上の波長を用いることが一般的であり、従来型Aeff拡大光ファイバのカットオフ波長は1530nm以下に設定されている。このため、三波多重システムのように波長1310nmを伝送に用いるシステムへの適用は不可能である。
通常のシングルモード光ファイバや従来型Aeff拡大光ファイバは、図3に示すような屈折率分布構造が用いられることが多い。図3の屈折率分布は、いわゆるステップインデックス型であり、ファイバ径方向中心に高屈折率のコア5の領域があり、その外周に低屈折率のクラッド6の領域があり、コア6の領域の屈折率分布、クラッド6の領域の屈折率分布ともに平坦になっている。図3中、符号r1はコア5の半径、Δ1はクラッドに対するコアの比屈折率差である。通常のシングルモード光ファイバと同程度のカットオフ波長(ケーブルカットオフ波長で1260nm)という条件で、Aeffを拡大する設計を行った場合の特性を図4に示す。図4(a)は波長1310nmにおけるモードフィールド径(以下、MFDと記す)と曲げ損失との関係を表すグラフ、図4(b)は波長1550nmにおけるAeffと曲げ損失との関係を示すグラフである。
通常のシングルモード光ファイバ、例えば、波長1310nmにおけるMFDが9.2μm程度、波長1550nmにおけるAeffが80μm2程度のシングルモード光ファイバでは、20mmφ、1550nmにおける曲げ損失が10dB/m程度であるのに対して、Aeffを110μm2程度まで拡大すると、曲げ損失が100dB/m程度まで増加し、実用に耐えなくなる。また、零分散波長も1300nmを切るようになり、通常のシングルモード光ファイバとのコンパチビリティを確保できなくなる。
通常のシングルモード光ファイバ、例えば、波長1310nmにおけるMFDが9.2μm程度、波長1550nmにおけるAeffが80μm2程度のシングルモード光ファイバでは、20mmφ、1550nmにおける曲げ損失が10dB/m程度であるのに対して、Aeffを110μm2程度まで拡大すると、曲げ損失が100dB/m程度まで増加し、実用に耐えなくなる。また、零分散波長も1300nmを切るようになり、通常のシングルモード光ファイバとのコンパチビリティを確保できなくなる。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、通常のシングルモード光ファイバと同等の波長分散特性を有しつつ、Aeff拡大、曲げ損失低減を実現可能なシングルモード光ファイバの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおけるAeffが100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲であることを特徴とするシングルモード光ファイバを提供する。
本発明のシングルモード光ファイバにおいて、半径r1の中心コアと、該中心コアの外周に設けられた半径r2の第1クラッドと、該第1クラッドの外周に設けられた半径r3の第2クラッドと、該第2クラッドの外周に設けられた半径r4の第3クラッドとからなり、中心コア、第1クラッド及び第2クラッドは、それぞれ最大屈折率n1max、n2max、n3max、最小屈折率n1min、n2min、n3minとなる屈折率分布を有し、第3クラッドは一定屈折率ncを有し、n1max>nc、n1max>n2max、n2max>n3max、n1min>n2min、n2min>n3min、n3min<ncなる関係を満たすことが好ましい。
本発明のシングルモード光ファイバにおいて、中心コアの中心部に最大屈折率を有することが好ましい。
本発明のシングルモード光ファイバにおいて、第3クラッドの屈折率を基準とした最大比屈折率Δc1を有する中央層と、該中央層の外周に設けられた最低屈折率Δc2を有する第1の環状領域と、該第1の環状領域の外周に設けられた最大屈折率Δc3を有する第2の環状領域からなるコアを有することが好ましい。
本発明のシングルモード光ファイバは、Aeffを拡大したことにより、SBS、SRSの発生を抑圧することができる。
本発明のシングルモード光ファイバは、通常のシングルモード光ファイバと同等の波長分散特性を有しつつ、拡大されたAeffを有するものなので、通常のシングルモード光ファイバとのコンパチビリティを確保することができる。
本発明のシングルモード光ファイバは、拡大されたAeffを有し、しかも曲げ損失が小さいものなので、三波多重伝送システムなどの伝送用ファイバとして用いた場合に信号の劣化が少なく、高品質の伝送システムを構築できる。
本発明のシングルモード光ファイバは、通常のシングルモード光ファイバと同等の波長分散特性を有しつつ、拡大されたAeffを有するものなので、通常のシングルモード光ファイバとのコンパチビリティを確保することができる。
本発明のシングルモード光ファイバは、拡大されたAeffを有し、しかも曲げ損失が小さいものなので、三波多重伝送システムなどの伝送用ファイバとして用いた場合に信号の劣化が少なく、高品質の伝送システムを構築できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図5は、本発明に係るシングルモード光ファイバの第1実施形態の屈折率分布を示す図である。本実施形態のシングルモード光ファイバ10は、半径r1の中心コア11と、該中心コア11の外周に設けられた半径r2の第1クラッド12と、該第1クラッド12の外周に設けられた半径r3の第2クラッド13と、該第2クラッド13の外周に設けられた半径r4の第3クラッド14とからなている。各部の屈折率は、中心コア>第3クラッド>第1クラッド>第2クラッドの順である。また、本実施形態において、シングルモード光ファイバ10の中心コア11、第1クラッド12、第2クラッド13及び第3クラッド14の各部の屈折率は均一になっている。
図5は、本発明に係るシングルモード光ファイバの第1実施形態の屈折率分布を示す図である。本実施形態のシングルモード光ファイバ10は、半径r1の中心コア11と、該中心コア11の外周に設けられた半径r2の第1クラッド12と、該第1クラッド12の外周に設けられた半径r3の第2クラッド13と、該第2クラッド13の外周に設けられた半径r4の第3クラッド14とからなている。各部の屈折率は、中心コア>第3クラッド>第1クラッド>第2クラッドの順である。また、本実施形態において、シングルモード光ファイバ10の中心コア11、第1クラッド12、第2クラッド13及び第3クラッド14の各部の屈折率は均一になっている。
本実施形態のシングルモード光ファイバは、波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおけるAeffが100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲である。
本実施形態のシングルモード光ファイバ10は、Aeffを拡大したことにより、SBS、SRSの発生を抑圧することができる。
本実施形態のシングルモード光ファイバ10は、通常のシングルモード光ファイバと同等の波長分散特性を有しつつ、拡大されたAeffを有するものなので、通常のシングルモード光ファイバとのコンパチビリティを確保することができる。
本実施形態のシングルモード光ファイバ10は、拡大されたAeffを有し、しかも曲げ損失が小さいものなので、三波多重伝送システムなどの伝送用ファイバとして用いた場合に信号の劣化が少なく、高品質の伝送システムを構築できる。
本実施形態のシングルモード光ファイバ10は、通常のシングルモード光ファイバと同等の波長分散特性を有しつつ、拡大されたAeffを有するものなので、通常のシングルモード光ファイバとのコンパチビリティを確保することができる。
本実施形態のシングルモード光ファイバ10は、拡大されたAeffを有し、しかも曲げ損失が小さいものなので、三波多重伝送システムなどの伝送用ファイバとして用いた場合に信号の劣化が少なく、高品質の伝送システムを構築できる。
なお、本発明において、シングルモード光ファイバ10の中心コア11、第1クラッド12、第2クラッド13の各部の屈折率は必ずしも均一でなくても良く、いずれかの部分の屈折率分布が階段状に、又は曲線状に変化していても良い。中心コア11、第1クラッド12及び第2クラッド13が、それぞれ最大屈折率n1max、n2max、n3max、最小屈折率n1min、n2min、n3minとなる屈折率分布を有し、第3クラッド14は一定屈折率ncを有している場合、それぞれの屈折率は、n1max>nc、n1max>n2max、n2max>n3max、n1min>n2min、n2min>n3min、n3min<ncなる関係を満たすことが望ましい。
図6は、本発明に係るシングルモード光ファイバの第2実施形態の屈折率分布を示す図である。本実施形態のシングルモード光ファイバ20は、中心部に最大屈折率を有し、外側に向けて漸次屈折率が低下する屈折率分布を有する中心コア21と、該中心コア21の外周に設けられた第1クラッド22と、該第1クラッド22の外周に設けられた第2クラッド23と、該第2クラッド23の外側に設けられた第3クラッド24とからなっている。各部の屈折率は、中心コア>第1,第3クラッド>第2クラッドの順になっている。
本実施形態のシングルモード光ファイバ20は、図6に示す屈折率分布構造とすることで、前記第1実施形態と同じく、波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおけるAeffが100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲の伝送特性を達成することができ、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図7は、本発明に係るシングルモード光ファイバの第3実施形態の屈折率分布を示す図である。本実施形態のシングルモード光ファイバ30は、屈折率が異なる複数の層を有する中心コア31と、該中心コア31の外周に設けられた第1クラッド32と、該第1クラッド32の外周に設けられた第2クラッド33と、該第2クラッド33の外側に設けられた第3クラッド34とからなっている。各部の屈折率は、中心コア>第1,第3クラッド>第2クラッドの順になっている。また、中心コア31は、第3クラッド34の屈折率を基準とした最大比屈折率Δc1を有する中央層35と、該中央層35の外周に設けられた最低屈折率Δc2を有する第1の環状領域36と、該第1の環状領域36の外周に設けられた最大屈折率Δc3を有する第2の環状領域37とからなっている。
本実施形態のシングルモード光ファイバ30は、図7に示す屈折率分布構造とすることで、前記第1実施形態と同じく、波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおけるAeffが100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲の伝送特性を達成することができ、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以下、実施例により本発明の効果を実証する。
以下、実施例により本発明の効果を実証する。
[実施例1]
図5に示す屈折率分布構造を有し、表1に示すように、各部の半径、比屈折率差が異なる実施例1−1〜1−4の4種類のシングルモード光ファイバを製造し、それぞれのAeff、MFD、波長分散値、分散スロープ、零分散波長、曲げ損失を測定した。結果を表1にまとめて記す。
図5に示す屈折率分布構造を有し、表1に示すように、各部の半径、比屈折率差が異なる実施例1−1〜1−4の4種類のシングルモード光ファイバを製造し、それぞれのAeff、MFD、波長分散値、分散スロープ、零分散波長、曲げ損失を測定した。結果を表1にまとめて記す。
表1に示す通り、実施例1−1〜1−4の4種類のシングルモード光ファイバは、波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおけるAeffが100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲内の性能を満たしていた。
図8は、図4に示した従来型光ファイバ(通常のシングルモード光ファイバにおいてAeffを拡大する設計をした場合)のMFDと曲げ損失の関係(図4(a))及びAeffと曲げ損失との関係(図4(b))を示すグラフ上に、表1に示した実施例1−1〜1−4の曲げ損失測定結果をプロットした図である。図8(a),(b)から、本発明に係る実施例1−1〜1−4の4種類のシングルモード光ファイバは、従来型光ファイバと比べ、曲げ損失を格段に低減できることがわかる。
[実施例2]
図6に示す屈折率分布構造を有し、表2に示すように、各部の半径、比屈折率差が異なる実施例2のシングルモード光ファイバを製造し、それぞれのAeff、MFD、波長分散値、分散スロープ、零分散波長、曲げ損失を測定した。結果を表2にまとめて記す。
図6に示す屈折率分布構造を有し、表2に示すように、各部の半径、比屈折率差が異なる実施例2のシングルモード光ファイバを製造し、それぞれのAeff、MFD、波長分散値、分散スロープ、零分散波長、曲げ損失を測定した。結果を表2にまとめて記す。
[実施例3]
図7に示す屈折率分布構造を有し、表2に示すように、各部の半径、比屈折率差が異なる実施例3のシングルモード光ファイバを製造し、それぞれのAeff、MFD、波長分散値、分散スロープ、零分散波長、曲げ損失を測定した。結果を表2にまとめて記す。
図7に示す屈折率分布構造を有し、表2に示すように、各部の半径、比屈折率差が異なる実施例3のシングルモード光ファイバを製造し、それぞれのAeff、MFD、波長分散値、分散スロープ、零分散波長、曲げ損失を測定した。結果を表2にまとめて記す。
表2に示す通り、実施例2,実施例3のシングルモード光ファイバは、波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおけるAeffが100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲内の性能を満たしていた。
図9は、図4に示した従来型光ファイバ(通常のシングルモード光ファイバにおいてAeffを拡大する設計をした場合)のMFDと曲げ損失との関係(図4(a))及びAeffと曲げ損失との関係(図4(b))を示すグラフ上に、表2に示した実施例2と実施例3の曲げ損失測定結果をプロットした図である。図9(a),(b)から、本発明に係る実施例2、実施例3のシングルモード光ファイバは、従来型光ファイバと比べ、曲げ損失を格段に低減できることがわかる。
10,20,30…シングルモード光ファイバ、11,21,31…第1クラッド、12,22,32…第2クラッド、13,23,33…第3クラッド、14,24,34…第4クラッド、35…中央層、36…第1の環状領域、37…第2の環状領域。
Claims (4)
- 波長1260nm以下のケーブルカットオフ波長、波長1550nmにおける実効コア断面積が100μm2以上、曲げ径20mmφで10回曲げた時の曲げ損失が30dB以下、零分散波長が1300nm〜1324nmの範囲であることを特徴とするシングルモード光ファイバ。
- 半径r1の中心コアと、該中心コアの外周に設けられた半径r2の第1クラッドと、該第1クラッドの外周に設けられた半径r3の第2クラッドと、該第2クラッドの外周に設けられた半径r4の第3クラッドとからなり、中心コア、第1クラッド及び第2クラッドは、それぞれ最大屈折率n1max、n2max、n3max、最小屈折率n1min、n2min、n3minとなる屈折率分布を有し、第3クラッドは一定屈折率ncを有し、n1max>nc、n1max>n2max、n2max>n3max、n1min>n2min、n2min>n3min、n3min<ncなる関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のシングルモード光ファイバ。
- 中心コアの中心部に最大屈折率を有することを特徴とする請求項2に記載のシングルモード光ファイバ。
- 第3クラッドの屈折率を基準とした最大比屈折率Δc1を有する中央層と、該中央層の外周に設けられた最低屈折率Δc2を有する第1の環状領域と、該第1の環状領域の外周に設けられた最大屈折率Δc3を有する第2の環状領域からなるコアを有することを特徴とする請求項2に記載のシングルモード光ファイバ。
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