JP2009195631A - Manufacturing method of absorbent body - Google Patents
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Abstract
【課題】個々に独立した多数の吸収部を備えた吸収体を簡便に、かつ生産性よく製造することが可能な方法を提供すること。
【解決手段】基盤シート20の少なくとも一方の面上に、熱収縮性繊維を含む繊維シート300を配し;両者を部分的に接合して多数の固定点31が形成されてなる積層体310を得;隣り合う固定部31間において、積層体310における繊維シート300の構成繊維を切断し;積層体310に熱を付与して、繊維シート300に含まれている熱収縮性繊維を収縮させ、繊維シート300の構成繊維を固定点31に向けて寄り集めるとともに厚み方向へ隆起させて、固定点31を取り囲むように固定点31の周囲に位置する繊維で構成された環状隆起部304からなる吸収部30を形成する。
【選択図】図6An object of the present invention is to provide a method capable of easily and efficiently producing an absorbent body having a large number of independent absorbent sections.
A fiber sheet 300 including heat-shrinkable fibers is disposed on at least one surface of a base sheet 20; a laminate 310 in which a plurality of fixing points 31 are formed by partially joining the two. Obtaining; cutting the constituent fibers of the fiber sheet 300 in the laminate 310 between adjacent fixing portions 31; applying heat to the laminate 310 to shrink the heat-shrinkable fibers contained in the fiber sheet 300; Absorption formed of an annular raised portion 304 made of fibers positioned around the fixed point 31 so as to gather the constituent fibers of the fiber sheet 300 toward the fixed point 31 and raise the fibers in the thickness direction so as to surround the fixed point 31. Part 30 is formed.
[Selection] Figure 6
Description
本発明は吸収体の製造方法に関する。本発明の方法に従い製造される吸収体は、生理用ナプキンや使い捨ておむつなどの吸収性物品用の構成部材として好適に用いられる。 The present invention relates to a method for manufacturing an absorbent body. The absorbent body produced according to the method of the present invention is suitably used as a constituent member for absorbent articles such as sanitary napkins and disposable diapers.
吸収性物品の吸収体として、個々に独立した多数の吸収部を備えたものが知られている。例えば特許文献1には、弾性シート11と、該弾性シート11に貼り合わされた不織布12とからなる複合シートを備えた伸縮性を有するシート状吸収体が記載されている。この複合シートにおいては、不織布12が、第1の方向には連続的に、これと直交する第2の方向には不連続的に、弾性シート11に対して不織布12がゆとりを持つように結合されている。その結合によって、第1の方向に延びる互いに平行なチャンネルが形成されている。チャンネル内には、棒状の吸収材15が配座されている。 As an absorbent body of an absorbent article, an absorbent article having a large number of independent absorbent parts is known. For example, Patent Document 1 describes a stretchable sheet-like absorbent body including a composite sheet including an elastic sheet 11 and a nonwoven fabric 12 bonded to the elastic sheet 11. In this composite sheet, the nonwoven fabric 12 is bonded so that the nonwoven fabric 12 has a clearance with respect to the elastic sheet 11 continuously in the first direction and discontinuously in the second direction orthogonal thereto. Has been. The coupling forms parallel channels extending in the first direction. A rod-shaped absorbent material 15 is arranged in the channel.
特許文献2には、少なくとも1つの層が弾性糸で織って伸縮性を持たせた2つの薄い層1,6と、該2つの薄い層1,6の間に一定のパターンで配置された材料本体4とを有する弾性体が記載されている。2つの薄い層1,6は、これらを延伸させた状態において相互に間隔をおいて付着されている。 In Patent Document 2, two thin layers 1 and 6 in which at least one layer is woven with elastic yarns to have elasticity, and a material arranged in a fixed pattern between the two thin layers 1 and 6 are disclosed. An elastic body having a body 4 is described. The two thin layers 1, 6 are attached to each other at a distance in the stretched state.
特許文献3には、吸収性物品の吸収体が、不織布層と繊維ウエブ層との積層体からなることが記載されている。この積層体は、密度が高く、厚みの薄い第1ネットワーク領域と、第1ネットワーク領域に対して密度が低く、厚みの厚い第2ネットワーク領域とからなる。繊維ウエブ層側の表面は嵩高で凹凸のある面になっている。第1ネットワーク領域は、帯状であって、相互に交差するように配置されており、第2ネットワーク領域は、第1ネットワーク領域で囲まれた分断層として配置されている。 Patent Document 3 describes that the absorbent body of the absorbent article is composed of a laminate of a nonwoven fabric layer and a fiber web layer. This laminate includes a first network region having a high density and a small thickness, and a second network region having a low density and a large thickness relative to the first network region. The surface on the fiber web layer side is a bulky and uneven surface. The first network area is strip-shaped and arranged so as to intersect with each other, and the second network area is arranged as a dividing line surrounded by the first network area.
以上の各文献に記載されている吸収体は、その製造方法が複雑であり、製造工程が煩雑となり手間がかかるものとなる。また、製造装置も複雑で大がかりなものとなる。 The manufacturing method of the absorber described in each of the above documents is complicated, and the manufacturing process becomes complicated and time-consuming. In addition, the manufacturing apparatus is complicated and large.
本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収体の製造方法を提供することにある。 The objective of this invention is providing the manufacturing method of the absorber which can eliminate the fault which the prior art mentioned above has.
本発明は、基盤シートと、該基盤シートの少なくとも一方の面に配された、個々に独立した多数の吸収部とを備えた吸収体の製造方法であって、
前記基盤シートの少なくとも一方の面上に、熱収縮性繊維を含む繊維シートを配し、
両者を部分的に接合して多数の固定点が形成されてなる積層体を得、
隣り合う前記固定部間において、前記積層体における繊維シートの構成繊維を切断し、
前記積層体に熱を付与して、前記繊維シートに含まれている前記熱収縮性繊維を収縮させ、前記繊維シートの構成繊維を前記固定点に向けて寄り集めるとともに厚み方向へ隆起させて、該固定点を取り囲むように該固定点の周囲に位置する繊維で構成された環状隆起部からなる前記吸収部を形成する吸収体の製造方法を提供するものである。
The present invention is a method for producing an absorbent body comprising a base sheet and a plurality of individually independent absorbent portions arranged on at least one surface of the base sheet,
Disposing a fiber sheet containing heat-shrinkable fibers on at least one surface of the base sheet,
To obtain a laminate in which a large number of fixing points are formed by partially joining the two,
Between the adjacent fixed parts, cut the constituent fibers of the fiber sheet in the laminate,
Heat is applied to the laminate, the heat-shrinkable fibers contained in the fiber sheet are shrunk, and the constituent fibers of the fiber sheet are gathered toward the fixing point and raised in the thickness direction, The manufacturing method of the absorber which forms the said absorption part which consists of a cyclic | annular protruding part comprised with the fiber located in the circumference | surroundings of this fixed point so that this fixed point may be surrounded is provided.
本発明によれば、個々に独立した多数の吸収部を備えた吸収体を簡便に、かつ生産性よく製造することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to manufacture the absorber provided with many independent absorption parts simply and with sufficient productivity.
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。先ず、本発明の好適な製造方法に従い製造される吸収体の一例について説明する。図1には、そのような吸収体の斜視図が示されている。図2は、図1におけるII−II線断面図である。吸収体10は、生理用ナプキンや使い捨ておむつなどの吸収性物品の構成部材として特に好適なものであり、液の吸収のために用いられる。吸収体10は、基盤シート20と、その一方の面に配された多数の吸収部30とを備えている。
The present invention will be described below based on preferred embodiments with reference to the drawings. First, an example of the absorber manufactured according to the preferable manufacturing method of this invention is demonstrated. FIG. 1 shows a perspective view of such an absorber. 2 is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG. The
基盤シート20はシート状の材料であり、伸縮性を有するか又は伸縮性を有さないものである。基盤シート20が伸縮性を有する場合、該基盤シート20は、平面内の少なくとも一方向に伸縮性を有する。基盤シート20が伸縮性を有する場合、該基盤シート20は、伸縮性吸収体10に伸縮性を付与する部位となる。伸縮性とは、伸長させることができ、かつ伸長した状態を解除することで収縮することができる性質を言う。基盤シート20が平面内のどの方向に伸縮性を有するかは、基盤シート20の製造方法や構成材料等に依存する。好ましくは、基盤シート20は、平面内のある1方向及びそれに直交する方向の2方向に伸縮性を有し、更に好ましくは平面内のあらゆる方向に伸縮性を有する。
The
基盤シート20は、液透過性であるか、又は液不透過性若しくは難透過性のものである。液の透過に関して基盤シート20がどのような性質を有するかは、吸収体10の具体的な用途に応じて適切に選択すればよい。基盤シート20の液の透過性は、例えば使用する構成材料の種類や濡れ性を向上させる剤の付与の有無、基盤シート20の製造方法等に応じて決定される。
The
基盤シート20は、単層のシートでもよく、複数のシートどうしを接合してなる多層の積層シートであってもよい。
The
基盤シート20の一方の面に配された吸収部30は、液の吸収保持が可能な部位である。液の吸収保持が可能である限り、吸収部30を構成する材料の種類に特に制限はない。吸収部30は、例えば図2に示すように、繊維材料31と高吸収性ポリマー32との混合体から構成されている。この場合、高吸収性ポリマー32は、繊維材料31間に保持されている。
The
吸収部30は、平面視において円形ないし、四隅が丸みを帯び、かつ四辺が外方に若干凸状の緩やかな曲線となっている矩形の形状をしている。しかしながら、吸収部30の平面視の形状はこれに限られない。例えば、吸収部30は平面視して正方形や長方形、菱形の形状であり得る。また、これらの形状を2種以上組み合わせたものであってもよい。
The
吸収部30は、基盤シート20の平面方向にわたり規則的な散点パターンで配置されている。具体的には、吸収部30は、相互に交差するそれぞれ多列の第1の列30A及び第2の列30Bをなすように配置されている。隣り合う吸収部30間においては、基盤シート20の表面が露出している。その結果、隣り合う吸収部30間には、基盤シート20の露出部を含む空間40が形成されている。この空間40は、本実施形態の吸収体10を、例えば吸収性物品の吸収体として用いた場合、表面シートを通過してきた液の透過、及び吸収体10中の液の流通が可能な容積、幅及び/又は高さを有するものである。
The
図3は、吸収体10を平面視したときの吸収部30と固定点33との位置関係を示すものである。同図から明らかなように、平面視において、吸収部30の輪郭線内に、固定点33の輪郭線が包含されるようになっており、そして図2から明らかなように吸収部30が固定点33上に位置している。その結果、吸収部30は、固定点33よりも平面方向の外方へ張り出した張り出し部34を有する形状となっている。張り出し部34は、基盤シート20から離間しているか、又は張り出し部34の下面が基盤シート20と接している。いずれの場合であっても、張り出し部34においては、吸収部30は基盤シート20に固定されていない。吸収部30がこのような張り出し部34を有していることによって、次の有利な効果が奏される。すなわち、基盤シート20が伸縮性を有し、それによって吸収体が伸縮性を有する場合に、固定点33の形成に起因する基盤シート20の伸縮性の喪失面積を可能な限り小さくして、該基盤シート20の良好な伸縮性を保ちつつ、吸収部30の総面積を可能な限り大きくして、吸収体10の吸収性能を高めることができる。基盤シート20の良好な伸縮性が保たれることは、着用者の体型への適合性及び追従性が向上するという効果につながる。吸収部30の総面積を可能な限り大きくすることは、吸収体10の伸長時においても隣り合う吸収部30間の距離が余り大きくならず、吸収性能が低下しにくいという効果につながる。
FIG. 3 shows the positional relationship between the
なお図3においては、平面視における固定点33の形状は円形である。しかしながら、固定点33の平面視の形状はこれに限られない。例えば、固定点33は平面視して正方形や長方形、菱形の形状であり得る。また、これらの形状を2種以上組み合わせたものであってもよい。さらに、平面視における固定点33と吸収部30の形状の組み合わせも、図3に示す組み合わせに限られず、特に制限はない。
In FIG. 3, the shape of the fixed
図4及び図5には、本発明の方法に従い製造される吸収体10の別の形態が示されている図4(a)に示す実施形態の吸収体10においては、基盤シート20の各面に吸収部30が形成されている。平面視において、基盤シートの一方の面20Aに形成されている吸収部30の位置と、他方の面20Bに形成されている吸収部30の位置は同じになっている。固定点33の位置も同じになっている。図4(b)に示す実施形態においても、基盤シート20の各面に吸収部30が形成されている。ただし、図4(a)に示す実施形態と異なり、本実施形態においては、平面視において、基盤シートの一方の面20Aに形成されている吸収部30の位置と、他方の面20Bに形成されている吸収部30の位置が相違している。固定点33の位置も相違している。図4(a)に示す実施形態によれば、先に説明した実施形態に比べて、1つの吸収部30あたりの吸収性能が高くなる。それに起因して、一層スポット的に、つまり小拡散面積で液の吸収が可能となる。その結果、吸収性物品における表面の濡れ面積が小さくなり、該表面のドライ感が向上するという効果が奏される。また、基盤シート20の面積に対する固定点33の面積の割合は、先に述べた実施形態と同じなので、基盤シート20が伸縮性を有する場合、その伸縮性が損なわれない。図4(b)に示す実施形態によれば、液の吸収能力を同じとした場合、先に述べた実施形態よりも、基盤シート20の一方の面での吸収部30の間の距離を広くすることができる。これに起因して、基盤シート20の一方の面での空間40における液の流通性が向上し、液を吸収部30の内部に素早く引き込むことが可能となる。その結果、表面シートと肌との間に液が滞留する時間を短くすることが可能となり、液の漏れ防止性能が向上するという効果が奏される。
4 and 5 show another embodiment of the
図5に示す実施形態の吸収体10においては、吸収部30が、基盤シート20の平面方向内の一方向へ延びる帯状体になっており、その帯状体が互いに平行に多条に形成されたパターンで配置されている。基盤シート20が伸縮性を有する場合、吸収体10は、吸収部30の延びる方向と直交する方向に主として伸縮性を有している。したがって本実施形態の吸収体10は、吸収部30の延びる方向が吸収性物品の幅方向と一致するように吸収性物品に組み込むことが好ましい。場合によっては、吸収部30の延びる方向が吸収性物品の長手方向と一致するように吸収性物品に組み込むことが有利なこともある。
In the
次に、上述した吸収体10の好適な製造方法を図6ないし図9を参照しながら説明する。なお図6及び図9においては、理解の助けとするために、製造の各工程における部材を、斜視図及び断面図で示している。先ず図6(a)に示すように基盤シート20及び繊維シート300を用意する。基盤シート20としては、先に説明したものが用いられる。繊維シート300としては熱収縮性繊維を含んでおり、熱収縮性を示すものが用いられる。該熱収縮性繊維は熱捲縮性繊維であることが好ましい。繊維シート300は、更に必要に応じレーヨン、熱収縮性を有さない合成繊維、及び/又は吸水性繊維などを含んでいてもよい。繊維シート300としては、繊維ウエブを用いることができる。繊維ウエブは、シート状の形態を保つことができない程度に構成繊維どうしがゆるく交絡している繊維集合体のことである。繊維シート300を搬送するときの安定性を高めたい場合には、繊維ウエブに代えて繊維シート300として不織布を用いてもよい。不織布を用いる場合には、熱収縮性繊維が不織布の製造過程で収縮しないようにするために、超音波エンボス、バインダ、ニードルパンチなどの非加熱手段によって製造された不織布を用いることが好ましい。尤も、製造された不織布が熱収縮性を発現する限りにおいて、エアスルーなどの加熱手段によって製造された不織布を用いることもできる。
Next, a preferred method for manufacturing the above-described
基盤シート20の一面上に繊維シート300を配したら、図6(b)に示すように、両者を部分的に接合して多数の固定点33を形成し、積層体310を得る。固定点33の形成には、例えば超音波エンボスやホットメルト接着剤等の接着剤などの非加熱手段を用いることが好ましい。尤も、固定点33が形成された後の繊維シート300が熱収縮性を発現する限りにおいて、熱エンボス、ホットメルト接着剤などの加熱手段を用いることもできる。つまり、繊維シート300の熱収縮性が阻害されないことを条件として加熱手段を用いてもよい。基盤シート20として伸縮性を有するものを用いる場合、固定点33の形成においては、形成された該固定点33において、基盤シート20の伸縮性を失わせて、伸縮性が発現しないようにすることが好ましい。固定点33において基盤シート20の伸縮性を失わせるためには、接合手段として超音波エンボスを用いる場合には基盤シート20にエネルギーを与え、これに含まれる弾性樹脂を溶融フィルム化させて弾性を喪失させればよい。接合手段として接着剤を用いる場合には、基盤シート20と繊維シート300との間を接着剤で埋めて、両者が剥離しない程度の強度となるように接着すればよい。これによって、接着剤が固化した部位は伸縮性を喪失する。
When the
次に、必要に応じ、繊維シート300上に高吸収性ポリマーを散布する(図示せず)。引き続き、図6(c)に示すように、隣り合う固定部33間において、繊維シート300の構成繊維を切断する。この場合、可能な限り、基盤シート20は切断せず、繊維シート300の構成繊維のみを切断するようにする。本実施形態においては、直線状に、かつ互いに平行に多条に延びる第1の切断線301と、この切断線301と交差するように直線状に、かつ互いに平行に多条に延びる第2の切断線302に沿って、繊維シート300の構成繊維のみを切断する。尤も、切断のパターンはこれに限られず、例えば図7に示すように、切断部303が直線状に、かつ互いに平行に多条に延びるように切断を行ってもよい。また図7に示す直線状の切断パターンに代えて、正弦波のような形状の滑らかな波線や、山形の波線の切断パターンを採用してもよい。
Next, a superabsorbent polymer is spread | dispersed on the
積層体310のうちの繊維シート300の構成繊維を切断するためには、例えば、図8(a)に示す第1のロール401及び第2のロール402からなる切断装置400を用いればよい。第1のロール401は、その軸線に沿って延びる凹部(刃)と凸部(溝)とが回転方向に沿って交互に配置された凹凸ロール(刃溝ロール)が用いられる。凸部の先端は先鋭な切断刃になっている。第2のロール402は、表面が平滑な金属製又はゴム製のロールからなる。積層体310のうちの繊維シート300の側を第1のロール401に対向させるように該積層体310を両ロール間に通すことによって、積層体310のうちの繊維シート300の構成繊維のみが切断される。図6(c)に示すパターンの切断線301,302を形成するには、両ロール401,402間に通す積層体310の角度を異ならせて、該積層体310を両ロール401,402間に少なくとも2回通せばよい。なお、第1のロール401として図8(b)及び(c)に示すものを単独で、あるいは組み合わせて用いることで、種々のパターンで繊維シート300の切断を行うことができる。
In order to cut the constituent fibers of the
なお、先に説明した図4(a)及び(b)に示す実施形態の吸収体10を製造する場合には、基盤シート20の各面に、同一の又は異なる繊維シート300を配してなる積層体310を用い、かつ図8(a)に示す切断装置において、第2のロール402としても、第1のロール401と同様の凹凸ロールを用いればよい。この場合、第1のロール401と第2のロール402とは、互いに噛み合った状態となるように配置され、両ロールの噛み合い部分に積層体310を挿入する。
In addition, when manufacturing the
繊維シート300の構成繊維を切断したら、次に積層体310に対して熱を付与して、繊維シート300に含まれている熱収縮性繊維を収縮させる。付与する熱の温度は、熱収縮性繊維の収縮開始温度以上で、かつ溶融温度未満とする。この熱収縮によって、図9(a)に示すように、繊維シート300を構成する繊維は、固定点33に向けて寄り集まるとともに厚み方向へ隆起して、環状隆起部304が形成される。環状隆起部304は、固定点33を取り囲むように該固定点33の周囲に位置する。熱収縮性繊維の収縮の程度をコントロールすることで、目的とする吸収体10における隣り合う吸収部30間の距離を所望の値とすることができる。
Once the constituent fibers of the
必要に応じ、繊維シート300の構成繊維の切断後であって、熱の付与の前に、繊維シート300上に高吸収性ポリマー(図示せず)を散布してもよい。また高吸収性ポリマーの散布は、繊維シート300の構成繊維の切断前であってもよい。
If necessary, a superabsorbent polymer (not shown) may be sprayed on the
次に、図9(b)に示すように、積層体310における基盤シート20の側から空気を吹き付ける。吹き付けられた空気は、基盤シート20を通過して固定点33の周囲に存在する環状隆起部304の構成繊維を巻き上げる。この巻き上げによって、環状隆起部304の構成繊維は熱収縮しながら固定点33上に寄り集まり、該固定点33上にドーム状の隆起部が形成される。この隆起部が、目的とする吸収体10における吸収部30となる。このようにして、目的とする吸収体10が得られる。
Next, as shown in FIG.9 (b), air is sprayed from the
また、図9(a)に示す熱の付与による熱収縮と同時に、図9(b)に示すように空気を吹き付けると、熱収縮性繊維が収縮しながら、繊維シート300の構成繊維が絡みあい、固定点33上に隆起部が形成される。さらに、空気の吹き付けは、熱の付与による熱収縮性繊維の熱収縮の前に行うこともできる。
In addition, when the air is blown as shown in FIG. 9B simultaneously with the heat shrinkage due to the application of heat shown in FIG. 9A, the constituent fibers of the
なお、図9(b)に示す操作は、基盤シート20が十分な通気性を有する場合に有効なものである。基盤シート20が通気性を有さない場合や、通気性が極めて低い場合には、図9(b)に示す操作に代えて、繊維シート300の構成繊維又は環状隆起部304に対して横方向(水平方向)から空気を吹き付ける操作を行うことが好ましい。この場合、互いに直交する2方向から空気を吹き付けることで、固定点33上に隆起部を首尾良く形成することができる。
The operation shown in FIG. 9B is effective when the
本発明においては、別の実施形態として、図1に示す吸収体10の製造過程における中間製造物である、図9(a)に示す状態のものを吸収体として用いることも可能である。図9(a)に示す中間製造物からなる吸収体においては、同図に示すように、吸収部が、固定点を取り囲むように該固定点の周囲に存在している環状隆起部をなしている。
In the present invention, as another embodiment, an intermediate product in the manufacturing process of the
このようにして製造された吸収体10においては、基盤シート20が伸縮性を有する場合、吸収部30は、基盤シート20を伸縮させても形状が変化しないように態様で、固定点33を介して基盤シート20に固定されていることが好ましい。図2において固定点33は、黒色の太線で便宜的に示されている。基盤シート20を伸縮させても吸収部30の形状が変化しないようにするためには、伸縮性吸収体10が固定点33において伸縮性を発現していないことが有利である。固定点33が伸縮性を発現していないことによって、基盤シート20を伸縮させても、固定点33においては、基盤シート20は伸縮しない。その結果、固定点33を介して基盤シート20に固定されている吸収部30は、基盤シート20の伸縮の影響を受けず、基盤シート20の伸縮によって形状は変化しない。吸収部30の形状が変化しないことによって、吸収体10が伸縮しても、吸収性能の変化が起こりづらくなる。したがって本発明の方法によって製造された吸収体10(伸縮性を有する吸収体)を備えた吸収性物品は、その着用期間にわたり安定した吸収性能を発現する。
In the
なお、図9(a)に示す環状隆起部304からなる吸収部30を有する吸収体においても、該吸収部30は固定点31のみで基盤シート20に固定されているので、基盤シート20を伸縮させても吸収部30の形状は変化しない。
In addition, also in the absorbent body having the
基盤シート20が伸縮性を有する場合、固定点33において吸収体10が伸縮性を発現しないようにするためには、例えば固定点33を超音波エンボスによって形成し、基盤シート20の伸縮性を失わせればよい。ホットメルト接着剤等の接着剤によって固定点33を形成することでも基盤シート20の伸縮性を失わせることができる。
When the
基盤シート20が伸縮性を有する場合、本発明の方法によって製造された吸収体10においては、上述のとおり、固定点33は伸縮性を発現していないことが好ましい。換言すれば、吸収体10において伸縮性を発現する部位は、固定点33間の部位のみであることが好ましい。つまり、図10(a)に示すように、自然状態(弛緩状態)の吸収体10をその平面方向に伸長させると、図10(b)に示すように、固定点33間の部位のみが伸長する。このとき、吸収部30の形状に変化はない。そして、図10(b)に示すように伸長状態になっている吸収体10の伸長状態を解くと、固定点33間の部位のみが収縮し、吸収部30の形状に変化はない。吸収体10がこのような伸縮特性を有していることによって、該吸収体10は、着用者の体型への適合性及び動作追従性に優れたものとなる。
When the
基盤シート20が伸縮性を有する場合、自然状態(弛緩状態)において、各吸収部30は、平面視における面積が10〜900mm2、特に50〜450mm2であることが、伸縮性と吸収性能とを両立させる点から好ましい。また、各吸収部30が存する位置における吸収体10の厚みT(図2参照)、すなわち吸収部30及び基盤シート20の厚みの和は、1〜10mm、特に1.2〜5mmであることが、この吸収体10を備えた吸収性物品の装着感の向上の観点及び吸収性物品を着用者の体型に適合させるという観点から好ましい。吸収部30の面積や厚みTは、上述した吸収体10の製造条件をコントロールすることで制御できる。
If
また、吸収部30と基盤シート20とを固定するための固定点33の個々の面積は、平面視における吸収部30の面積よりも小さいことを条件として、1〜100mm2、特に5〜50mm2であることが、吸収部30が基盤シート20のから剥離しないような強度を保つ観点から好ましい。この範囲の面積は、特に、基盤シート20が伸縮性を有する場合に、吸収部30が基盤シート20の伸縮によって剥離しづらくなる点から有利である。また、平面視における固定点33の面積の総和が、基盤シート20の面積に対して5〜95%、特に20〜70%であることが、基盤シート20が伸縮性を有する場合に、基盤シート20と吸収部30の接着強度と、基盤シート20の伸縮性との両立の点から好ましい。
Moreover, on the condition that each area of the
隣り合う吸収部30間の距離D(図2参照)は、空間40の容積に影響し、ひいては空間40における液の流通性に影響する。この観点から、距離Dは0.2〜5mm、特に0.5〜3mmであることが好ましい。基盤シート20が伸縮性を有する場合、この距離Dは、基盤シート20の自然状態(弛緩状態)における距離のことである。距離Dは、上述した吸収体10の製造条件をコントロールすることで制御できる。なお1つの吸収部30に着目したとき、その周囲に複数の他の吸収部30が位置し、当該1つの吸収部30と、当該他の吸収部30との距離Dが、当該他の吸収部30によって相違する場合には、距離Dが最も小さくなる場合の当該距離Dを隣り合う吸収部30間の距離とする。
A distance D (see FIG. 2) between the adjacent absorbing
吸収部30の構成材料としては、繊維材料、多孔質体、それらの組み合わせなどを用いることができるが、特に制限はない。繊維材料としては例えば、木材パルプ、コットン、麻などの天然繊維、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂等の合成樹脂からなる単繊維、これらの樹脂を2種以上含む複合繊維、アセテートやレーヨンなどの半合成繊維を用いることができる。合成樹脂からなる繊維を用いる場合、該繊維は熱によって形状が変化する熱収縮繊維であってもよい。例えば、熱によって繊度は大きくなるが繊維長は短くなるものや、熱によっては繊度はほとんど変化しないが、形状がコイル状に変形することで見かけの繊維の占有する長さが短くなるものであってもよい。多孔質体としては、スポンジ、不織布、高吸水性ポリマーの凝集物(高吸水性ポリマーと繊維とが凝集したもの)などを用いることができる。
As a constituent material of the
吸収部30に含まれる高吸収性ポリマー32としては、自重の5倍以上の体液を吸収・保持でき、かつゲル化し得るものが好ましい。形状は特に問わず、球状、塊状、ブドウ状、粉末状又は繊維状であり得る。好ましくは大きさが1〜1000μm、より好ましくは10〜500μmの粒子状のものである。そのような高吸収性ポリマーの例としては、デンプンや架橋カルボキシルメチル化セルロース、アクリル酸又はアクリル酸アルカリ金属塩の重合体又は共重合体等、ポリアクリル酸及びその塩並びにポリアクリル酸塩グラフト重合体を挙げることができる。ポリアクリル酸塩としては、ナトリウム塩を好ましく用いることができる。また、アクリル酸にマレイン酸、イタコン酸、アクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート又はスチレンスルホン酸等のコモノマーを高吸収性ポリマーの性能を低下させない範囲で共重合させた共重合体も好ましく使用し得る。
As the
吸収部30に高吸収性ポリマー32が含まれていることは本発明において必須ではないが、吸収部30に高吸収性ポリマー32が含まれている場合、吸収部30の重量に占める高吸収性ポリマー32の割合は、5〜95重量%が好ましい。吸収体10を、生理用ナプキンや軽失禁パッドなどの低排泄量の液の吸収に用いられる物品の吸収体として用いる場合には、吸収部30の重量に占める高吸収性ポリマー32の割合は10〜30重量%が好ましい。吸収体10を、使い捨ておむつなどの高排泄量の液の吸収に用いられる物品の吸収体として用いる場合には、吸収部30の重量に占める高吸収性ポリマー32の割合は50〜80重量%であることが好ましい。
Although it is not essential in the present invention that the
吸収部30が高吸収性ポリマーを含むか含まないかを問わず、吸収体10は、0.9重量%の塩化ナトリウム水溶液の保持量が、0.1g/g以上、特に1g/g以上であることが好ましい。特に基盤シート20が伸縮性を有する場合には、0.9重量%の塩化ナトリウム水溶液の保持量が前記の範囲内であることによって、該基盤シート20が伸縮しても、安定した吸収性能が発現するので有利である。このような保持量を実現するためには、吸収部30の構成材料として、親水性が高く毛管力の高い繊維(例えばパルプやレーヨン等)と、湿潤時でもへたらない(可塑化しない又は湿潤強度が低下しない)合成繊維と、高吸収性ポリマーとの組み合わせを用いることが有利である。
Regardless of whether the
前記の保持量の測定方法は次のとおりである。なお、測定は、25±2℃、相対湿度50%RH±5%の環境で行う。
まず、長さ50mm、幅50mmの大きさに調整した吸収体を用意し、評価サンプルとする。この評価サンプルの重量(M0)を測定する。
次に、500mLのビーカに400mLの0.9重量%の塩化ナトリウム水溶液を入れ、評価サンプルを1時間浸漬する。浸漬後は、容器より評価サンプルを取り出し、45°の傾斜板(アクリル製)に10分間放置して水切りを行い、重量(M1)を測定する。
次式より、保持量を算出し、n=5の平均値を伸縮性吸収体の塩化ナトリウム水溶液の保持量とする。
保持量(g/g)=(M1−M0)/(M0)
The measurement method of the holding amount is as follows. The measurement is performed in an environment of 25 ± 2 ° C. and a relative humidity of 50% RH ± 5%.
First, an absorber adjusted to a size of 50 mm in length and 50 mm in width is prepared and used as an evaluation sample. The weight (M 0 ) of this evaluation sample is measured.
Next, 400 mL of 0.9 wt% sodium chloride aqueous solution is put into a 500 mL beaker, and the evaluation sample is immersed for 1 hour. After immersion, the evaluation sample is taken out of the container, left on a 45 ° inclined plate (made of acrylic) for 10 minutes, drained, and the weight (M 1 ) is measured.
The retention amount is calculated from the following equation, and the average value of n = 5 is defined as the retention amount of the sodium chloride aqueous solution of the stretchable absorber.
Holding amount (g / g) = (M 1 −M 0 ) / (M 0 )
吸収部30が固定される基盤シート20としては、先に述べたとおり、伸縮性を有するか又は伸縮性を有さないシート状の材料が用いられる。基盤シート20が伸縮性を有さない場合、該基盤シート20としては、通常の不織布、穿孔されているか又は穿孔されていない通常のフィルムなどを用いることができる。基盤シート20が伸縮性を有する場合、該基盤シート20としては、伸縮性を有するシートを特に制限なく用いることができる。そのようなシートとしては、例えば弾性樹脂を含む繊維を構成繊維として含む不織布(弾性不織布)や、弾性樹脂を含むフィルム(弾性フィルム)、発泡などの手段によって構造中に三次元ネットワークを形成させた弾性樹脂からなる弾性多孔質体などを挙げることができる。弾性不織布、弾性フィルム及び弾性多孔質体としては、当該技術分野において公知のものを用いることができる。基盤シート20が伸縮性を有するか又は有さないかを問わず、該基盤シート20の坪量は5〜50g/m2、特に10〜30g/m2であることが好ましい。
As the
基盤シート20が伸縮性を有する場合、該基盤シート20の伸縮性の程度は、以下の方法で測定される伸縮率が60%以上、特に80%以上であることが、着用者の体型への適合性及び動作追従性が特に良好になる点から好ましい。伸縮率は、以下の方法で測定される。引張圧縮試験機RTC−1210A(株式会社東洋オリエンテック)を用いて、引張モードで測定する。先ず、基盤シート20を幅25mm×長さ150mmの大きさに裁断し測定片を採取する。測定片を引張圧縮試験機に装着されたエアーチャック間に初期試料長(チャック間距離)100mmでセットし、引張圧縮試験機のロードセル(定格出力5kg)に取り付けられたチャックを300mm/分の速度で上昇させて、測定片を伸長させる。測定片が初期試料長の50%、つまり50mm伸びた時点で、チャックの移動方向を逆転させ、チャックを300mm/分の速度で下降させ、初期試料長の位置まで戻す。この間の操作で、ロードセルで検出される荷重と、測定片の伸びとの関係をチャートに記録し、このチャートに基づき下記式(1)から伸縮率を求める。
伸縮率=回復伸び/最大伸び長さ(=50mm) (1)
ここで、回復伸びは、最大伸び長さ(=50mm)からチャックを下降させて、初めて荷重ゼロを記録したときの、最大伸び長さからのチャック移動距離で定義される。なお、測定片が前述の大きさに満たない場合、下記方法で測定する。
<試験片> シートのチャック間方向の長さをLmm、把持部分の長さをSmm、幅をCmmとすると、長さの比;L:C=3:5になるように、試験片(L+2S)mm×Cmmの大きさに裁断し測定片を採取する。
<試験> 引張圧縮試験機に、チャック間距離Lで試験片をセットし、100×(L/30)mm/分、測定片が初期試料長の50%伸張するまで上昇。その後チャックの移動方向を逆転させ、チャックを100×(L/30)mm/分の速度で下降させ、初期試料長の位置まで戻す。下記式(2)で計算する。
伸縮率=回復伸び/最大伸び長さ(=L/2mm) (2)
When the
Stretch rate = Recovery elongation / Maximum elongation length (= 50 mm) (1)
Here, the recovery elongation is defined as the chuck moving distance from the maximum extension length when the zero load is recorded for the first time when the chuck is lowered from the maximum extension length (= 50 mm). In addition, when a measurement piece is less than the above-mentioned size, it measures by the following method.
<Test specimen> When the length of the sheet in the chuck-to-chuck direction is Lmm, the length of the gripping part is Smm, and the width is Cmm, the test specimen (L + 2S) has a length ratio of L: C = 3: 5. ) Cut to a size of mm × Cmm and collect a measurement piece.
<Test> A test piece was set on a tensile / compression tester at a distance L between chucks, and the test piece was raised to 100 × (L / 30) mm / min until the measurement piece was extended by 50% of the initial sample length. Thereafter, the moving direction of the chuck is reversed, the chuck is lowered at a speed of 100 × (L / 30) mm / min, and returned to the initial sample length position. It calculates with the following formula (2).
Stretch rate = Recovery elongation / Maximum elongation length (= L / 2mm) (2)
本発明の方法によって製造された吸収体10は、生理用ナプキンや使い捨ておむつをはじめとする各種吸収性物品の構成部材として好適に用いられる。吸収性物品は、典型的には、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を具備している。また、表面シート上の左右両側部に一対の立体ガードが配置されることもある。このような構成を有する吸収性物品において、吸収体10は、表面シートと裏面シートとの間に配される液保持性の吸収体として用いられる。あるいは、立体ガードとして用いられる。
The
図11には、吸収体10を備えた吸収性物品の長手方向中央域における幅方向に沿った断面構造が模式的に示されている。なお図示していないが、幅方向中央域における長手方向に沿った断面構造も図11とほぼ同様になっている。この吸収性物品100は、着用者の肌に対向する表面シート101と、下着に対向する裏面シート102とを有している。両シート101,102の間には、伸縮性吸収体10が配置されている。吸収体10は、吸収部20が存在している側が、表面シート101に対向し、吸収部20が存在していない側が裏面シート102に対向するように配置されている。吸収体10における、吸収部30が存在していない側は、裏面シート102と接合されていてもよく、あるいは接合されていなくてもよい。また、吸収体10における、吸収部30が存在している側では、吸収部30の上面が表面シート101と接合されていてもよく、あるいは接合されていなくてもよい。
FIG. 11 schematically shows a cross-sectional structure along the width direction in the central region in the longitudinal direction of the absorbent article including the
表面シート101及び裏面シート102の構成材料に特に制限はないが、吸収体10が伸縮性を有する場合には、表面シート101及び裏面シート102も伸縮性を有するか又は変形性を有することが好ましい。これによって、吸収性物品100がその全体として伸縮性を有するようになる。伸縮性を有する表面シート101としては、例えば弾性樹脂を含む繊維を構成繊維として含む不織布や、弾性樹脂を含む穿孔フィルムなどを用いることができる。変形性を有する表面シート101としては、断面が波形をした凹凸形状のシート、ニードルパンチ法などで製造され、かつ多数の開孔を有する不織布、蛇腹状の不織布などが挙げられる。これらの不織布やフィルムは液透過性を有する。伸縮性を有する裏面シート102としては、弾性樹脂を含むフィルムを用いることができる。このフィルムは液不透過性又は難透過性である。また、このフィルムは透湿性を有していてもよい。
Although there is no restriction | limiting in particular in the constituent material of the
図11に示す吸収性物品100においては、表面シート101上に排泄された液は、該表面シート101に接している吸収部30に素早く引き込まれる。吸収部30に引き込まれた液は、吸収部30間に存する空間40に沿って案内されて、吸収体10の平面方向へ速やかに拡散する。特に図1に示す本実施形態の吸収体10においては、空間40は、吸収性物品100の長手方向及び幅方向のそれぞれへ延びるように形成されているので、液は吸収性物品100のあらゆる方向へ案内される。空間40における液の拡散性を高める目的で、基盤シート20が液不透過性のシートからなる場合(例えばフィルムからなる場合)には、該シートを若干撥水性とすることが好ましい。基盤シート20が不織布からなる場合には、該不織布の構成繊維の配向性を制御して、液の拡散方向を特定の方向に向けることが好ましい。この場合には、該構成繊維は撥水性であることが好ましい。不織布の構成繊維は親水性でもよい。その場合には、空間40においては、液の拡散よりも、該空間40に対応する位置に存在する基盤シート20による液の吸収が主として起こるようになる。このような液の吸収・拡散機序によって、液漏れが起こりづらくなる。
In the
吸収体10が伸縮性を有する場合には、図11に示す吸収性物品100とは別に、該吸収体100を、吸収性物品の左右両側部に位置する一対の立体ガードとして用いることもできる。この場合、吸収体10における吸収部30どうしが互いに対向するように、該吸収体10が配置される。
In the case where the
10 吸収体(伸縮性吸収体)
20 基盤シート
30 吸収部
33 固定点
40 空間
100 吸収性物品
300 繊維シート
304 環状隆起部
310 積層体
10 Absorber (elastic absorber)
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記基盤シートの少なくとも一方の面上に、熱収縮性繊維を含む繊維シートを配し、
両者を部分的に接合して多数の固定点が形成されてなる積層体を得、
隣り合う前記固定部間において、前記積層体における繊維シートの構成繊維を切断し、
前記積層体に熱を付与して、前記繊維シートに含まれている前記熱収縮性繊維を収縮させ、前記繊維シートの構成繊維を前記固定点に向けて寄り集めるとともに厚み方向へ隆起させて、該固定点を取り囲むように該固定点の周囲に位置する繊維で構成された環状隆起部からなる前記吸収部を形成する吸収体の製造方法。 A manufacturing method of an absorbent body comprising a base sheet and a plurality of individually independent absorbent parts arranged on at least one surface of the base sheet,
Disposing a fiber sheet containing heat-shrinkable fibers on at least one surface of the base sheet,
To obtain a laminate in which a large number of fixing points are formed by partially joining the two,
Between the adjacent fixed parts, cut the constituent fibers of the fiber sheet in the laminate,
Heat is applied to the laminate, the heat-shrinkable fibers contained in the fiber sheet are shrunk, and the constituent fibers of the fiber sheet are gathered toward the fixing point and raised in the thickness direction, The manufacturing method of the absorber which forms the said absorption part which consists of a cyclic | annular protruding part comprised with the fiber located in the circumference | surroundings of this fixed point so that this fixed point may be surrounded.
前記積層体への熱の付与の前若しくは後に、又は熱の付与と同時に、前記積層体における前記基盤シートの側から空気を吹き付けて該基盤シートを通過させ、前記固定点の周囲に存在する前記環状隆起部の構成繊維を巻き上げて該固定点上に寄り集め、該固定点上に位置する隆起部からなる前記吸収部を形成する請求項1記載の吸収体の製造方法。 Using the base sheet having air permeability,
Before or after application of heat to the laminate, or simultaneously with application of heat, air is blown from the side of the substrate sheet in the laminate to pass through the substrate sheet, and is present around the fixed point. The manufacturing method of the absorber of Claim 1 which winds up the constituent fiber of a cyclic | annular protruding part, gathers it on this fixed point, and forms the said absorption part which consists of a protruding part located on this fixed point.
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|---|---|---|---|---|
| JP2016117977A (en) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 花王株式会社 | Nonwoven fabric, surface sheet of absorbent article using the same, absorbent article using the same and method for producing the same |
| JP2017104489A (en) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 元正 簡 | napkin |
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