JP2009195228A - 制御性t細胞製造方法及び制御性t細胞増幅装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本制御性T細胞製造方法は、ヒトから採取された血液中からCD4+T細胞を分離する第1ステップと、IL2及びTGF−βを含む第1液中において、CD4+T細胞を、プレート12に固定された抗CD3抗体及び抗CD28抗体と反応させる第2ステップと、プレート12からCD4+T細胞を分離して、IL2及びTGF−βを含む第2液中においてCD4+T細胞を増幅させる第3ステップとを含む。
【選択図】図2
Description
図1に示されるように、制御性T細胞増幅装置10は、バッグ11とプレート12とを具備する。バッグ11が、本発明における容器に相当する。プレート12が、本発明における不溶担体に相当する。
以下に、制御性T細胞増幅装置10を用いた制御性T細胞製造方法が説明される。本制御性T細胞製造方法は、以下に示される第1ステップから第3ステップの3つのステップを含む。
(1)ヒトから採取された血液中からCD4陽性を示すT細胞(以下、「CD4+T細胞」とも称される。)を分離する第1ステップ。
(2)IL2及びTGF−βを含む第1液中において、CD4+T細胞をプレート12に固定された抗CD3抗体及び抗CD28抗体と反応させる第2ステップ。
(3)プレート12からCD4+T細胞を分離して、IL2及びTGF−βを含む第2液中においてCD4+T細胞を増幅させる第3ステップ。
プレート12に抗CD3抗体(図3における参照符号15)及び抗CD28抗体(図3における参照符号16)が固定されて、本発明における固相化抗体が作製される(図2:S1)。この工程は、第1ステップの直前に行われても、制御性T細胞増幅装置10が作製される際に予め行われていてもよい。固定すべき抗CD3抗体(15)及び抗CD28抗体(16)は、リン酸緩衝液などを用いて所定の濃度に調製される。抗体の濃度は、抗体の活性などの特性を考慮して適宜設定されるが、通常、1〜100μg/mL程度に調製される。
第1ステップでは、先ず、ヒトの末梢血又は臍帯血を採血する(図2:S2)。ヒトは患者でも健常人でもよいが、GVHDにおける細胞療法などを目的とする場合には、移植を行った患者又はドナーから採血する。採血量は、目的とする制御性T細胞の量により異なるが、通常、10〜50mL程度である。採血は、採血管や注射器などを用いて公知の手法により行う。また、採血に際して末梢血又は臍帯血にヘパリンなどの凝固防止剤が加えられてもよい。
第2ステップでは、第1液を充填されたバッグ11の内部空間において、CD4+T細胞を、プレート12に固定された抗CD3抗体(15)及び抗CD28抗体(16)と反応させる(図2:S4)。
第3ステップでは、プレート12からCD4+CD25+T細胞が分離されて(図2:S5)、第2液中においてCD4+CD25+T細胞が増幅される(図2:S6)。
前述された制御性T細胞製造方法により得られたCD4+T細胞20に制御性T細胞が含まれることは、以下の2つの方法により確認される。
確認方法の1つめとしては、CD4+T細胞20に、CD4+CD25+FoxP3+T細胞が含まれることを直接フローサイトメトリーを用いて判定する方法があげられる。この方法では、主に、CD4+T細胞20の細胞膜の透過処理を施してから、CD25抗体及びFoxP3抗体を用いて免疫染色を施すことにより、CD4+CD25+FoxP3+T細胞を確認することができる。また、この方法によれば、全CD4+T細胞20におけるCD4+CD25+FoxP3+T細胞の存在比率を算出することもできる。
確認方法の2つめとしては、混合リンパ球反応系に上記第3ステップにより増幅されたT細胞を加えることにより、レスポンダーT細胞の増殖が抑制されることを確認する方法があげられる。この判定は、ヒト由来の単核球をレスポンダーT細胞とし、自己又は同種の樹状細胞若しくはリンパ球を刺激細胞とする混合リンパ球反応(MLR:Mixed Lympfocyte Reaction)を用いて行うことができる。具体的には、ヒト由来の単核球をレスポンダーT細胞とし、自己又は同種の樹状細胞若しくはリンパ球を刺激細胞とする混合リンパ球反応の系に、上記第3ステップにより得られたCD4+T細胞20を添加して培養する。レスポンダーT細胞に対する増殖抑制効果の判定は、主にフローサイトメトリーにより、レスポンダーT細胞を染色した化合物の輝度の減衰度にて行われる。この確認手法において、レスポンダーT細胞が染色される。染色は、例えば、CFSE染色キット(Vybrant CFDA SE Cell Tracer Kit、ダイナール・インビトロゲン社製)を用いて行うことができる。
本制御性T細胞製造方法によれば、ヒト末梢血又は臍帯血から分離されたCD4+T細胞20を、IL2(17)及びTGF−β(18)を含む第1液中において抗CD3抗体(15)及び抗CD28抗体(16)により刺激した後、抗CD3抗体(15)及び抗CD28抗体(16)から分離して増幅させるので、CD4+T細胞20からCD4+CD25+FoxP3+T細胞が選択的に増幅されて、制御性T細胞を特異的かつ効率的に得ることができる。これにより、採血量を少なくしてヒトへの負担を軽減し、かつ細胞療法に必要な量の制御性T細胞を簡易に得ることができる。特に、制御性T細胞増幅装置10を用いることにより、本制御性T細胞製造方法を簡便に実施できる。
前述された実施形態では、バッグ11の内部空間にプレート12が封入されているが、本発明における不溶担体は、プレート形状以外の他の形状が採用されてもよい。例えば、図5に示されるように、バッグ11の内部空間に複数のビーズ31が封入されてもよい。ビーズ31の素材として、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリプロピレンなどの合成樹脂を用いることができる。また、ビーズ31は、その内部に磁性体が用いられた磁性ビーズであってもよい。このビーズ31への抗CD3抗体及び抗CD28抗体の固定は、プレート12と同様の手法を用いることができる。
前述された実施形態では、本発明における不溶担体として、バッグ11とは別のプレート12が用いられているが、本発明における不溶担体は、バッグなどの容器と一体に構成されていてもよい。不溶担体を容器と一体に構成する場合には、不溶担体は、容器が第1液を保持する空間の少なくとも一部を構成し、かつ保持された第1液と接触しうる部材である。
制御性T細胞増幅装置10のバッグ11及びプレート12は、ニプロ社にて製造されたものを用いた。抗ヒトCD3抗体(オルソクローン、ヤンセン協和/協和発酵社製)及び抗ヒトCD28抗体(eBiosience社製)をリン酸緩衝液で希釈して各々5μg/mLとして抗体溶液を調製した。予め内部をリン酸緩衝液で洗浄したバッグ11に、この抗体溶液5mLを注入し、室温に30分間放置した後、4℃で冷蔵保存した。そして、後述される制御性T細胞製造方法を実施する前に、バッグ11内から抗体溶液を排出してリン酸緩衝液で洗浄した(S1)。
5例の健常人の末梢血(サンプルNo.1〜5)に代えて、予めインフォームドコンセントを得た慢性GVHD患者の末梢血(サンプルNo.6)及び臍帯血移植患者の末梢血(サンプルNo.7)を用いたこと以外は、前述された実施例1と同様に行った。
第1液及び第2液においてTGF−β1を加えなかったこと以外は実施例1と同様に行った。
実施例1、実施例2及び比較例1におけるCD4+CD25+FoxP3+T細胞の確認をフローサイトメトリーを用いて行った。
実施例1及び比較例1におけるCD4+CD25+FoxP3+T細胞の増殖抑制効果の確認を、混合リンパ球反応とフローサイトメトリーを組み合わせた方法により評価を行った。
まず、レスポンダーT細胞を調製した。具体的には、サンプルNo.1の提供者の末梢血20mLをヘパリン加採血し、予め3mLのLymphoprep液(AXIS-SHIELD PoC AS社製)を分注したコニカルチューブに、各個体の末梢血をそれぞれ重層した。そのコニカルチューブを、1,800rpm、20分間遠心分離した後、分離された単核球を採取した。得られた単核球にリン酸緩衝液を加えて2度遠心分離し(1,500rpm、5分間)、リン酸緩衝液を加えて、1〜5×106cells/mLのレスポンダーT細胞懸濁液を得た。これに、CFSE最終濃度1μM(1mMのストックを1000倍希釈)となるように添加し、約15分間、37℃、遮光環境下で、培養した。培養は、途中で撹拌しながら行った。その後、4℃で、2%AB型血清のリン酸緩衝溶液を1mL添加し、さらにリン酸緩衝液を加えて、染色の反応を止めた。遠心分離後、リン酸緩衝液をAssay Medium(Alys 505N, 10% AB serum)に置き換えて、レスポンダーT細胞を再度洗浄した。その後、適量のAssay Mediumを添加後、血球計算板(萱垣製作所社製)により、レスポンダーT細胞の細胞数をカウントした。そして、Assay Mediumを用いて、細胞濃度が2×106cells/mLとなるように、レスポンダーT細胞の懸濁液を調製した。また、後述の混合リンパ球反応における、コントロールとしてこのレスポンダーT細胞の懸濁液を、ポジティブコントロールとしてこのレスポンダーT細胞の懸濁液にPHA-L (5μg/mL添加)をそれぞれ用意した。
次に、樹状細胞を調製した。制御性T細胞を含むT細胞と同一者を自己、他人を同種として上記(1)の採血(混合リンパ球反応試験日)より概ね1週間前に採取し、それぞれの単核球を、リン酸緩衝液を用いて、細胞濃度が1×106cells/mLとなるように細胞懸濁液を調製した。次に、10cm Dishにこの細胞懸濁液10mLを入れ、37℃、5%CO2環境下で、約2時間培養した。浮遊細胞を除去した後、培養液を10%FCS含有RPMI培地に置換し、サイトカインとして、IL4を500U/mL、GM−CSFを10ng/mLを加えて、37℃、5%CO2環境下で、約6日間培養した。これにより、未熟樹状細胞が作製される。さらに、浮遊細胞を除去した後、再度10%FCS含有RPMI培地で、37℃、5%CO2環境下で、TNF−α 20ng/mLを加えて約2日間培養した。これにより、成熟樹状細胞が作製される。スクレーパー又はセルリプターを用いて付着細胞を剥離し、浮遊細胞も含めて細胞を回収した。そして、Assay Mediumを用いて、細胞濃度が2×105cells/mLとなるように、樹状細胞の懸濁液を調製した。なお、この懸濁液は、50Gyのγ線を照射して、樹状細胞自体の増殖はできないようにした。また、同種の樹状細胞の懸濁液を調製するために、サンプルNo.3の提供者にも協力いただいた。
まず、制御性T細胞を含むT細胞の懸濁液を調製した。具体的には、上記で採取した実施例1の評価試験用サンプル(サンプルNo.1、1×107cells)を回収した後、無血清・無抗生剤RPMI培地にて2回洗浄し、25μL以下となるように、上清を除去した。次に、PKH26染色キット(Mini26-1KT PKH26 Red Fluorescent Cell Linker Mini Kit, for General Cell Membrane Labeling, #037K0464, Sigma社製)を用いて、この評価試験用サンプルの制御性T細胞を含むT細胞を染色した。具体的には、洗浄した実施例1及び比較例1の評価試験用サンプルに、上記キット添付のDiluent Cを0.5mLを加え、次いで、PKH26溶液(4×10−6M)を0.5mLを加えた。そして、ときどき撹拌しながら室温(25℃)で、5分間培養した。その後、2%AB型血清のリン酸緩衝溶液を1mL添加して反応を止め、1分間室温(25℃)で放置した。その後、Assay Mediumを加え、1500rpm、5分間遠心分離した後、Assay Mediumで3回洗浄した。血球計算板(萱垣製作所社製)により、制御性T細胞を含むT細胞数をカウントした。最後に、Assay Mediumを用いて、細胞濃度が1×106cells/mLとなるように、制御性T細胞を含むT細胞の懸濁液を調製した。
上記(1)〜(3)の各細胞懸濁液を用いて、混合リンパ球反応を行った。詳細には、上記(1)〜(3)の各細胞懸濁液を、下記表3の混合比(細胞数として)に従って、96 well plate U 型に播種した。全容量が200μLとなるようにAssay Mediumを加えた後、抗CD3抗体(5μg/mL)のAssay Medium溶液を2μLずつさらに各Wellに加え、約5日間培養した。下記表3における系(a)〜(d)は、樹状細胞若しくはリンパ球が同種の場合と、自己の場合のそれぞれで行った。
上記(4)における混合リンパ球反応の結果を、フローサイトメトリーを用いて、レスポンダーT細胞に染色したCFSEの輝度の減衰により評価した。詳細には、フローサイトメトリー測定用のチューブに、ECD抗CD4抗体を1μL添加した。一方で、別途用意したフローサイトメトリー測定用のチューブに、ECD抗CD8抗体を1μL添加した。そして、各チューブに、上記(4)における混合リンパ球反応後に採取した細胞懸濁液をそれぞれ95μLずつ添加し、4℃、30分間、遮光環境下で静置した。リン酸緩衝液で洗浄後、PI(Propidium Iodine)を添加した。この懸濁液を収容したフローサイトメトリー測定用のチューブを、フローサイトメトリー(EPICS XL、ベックマン・コールター株式会社製)にセットし、レスポンダーT細胞のうち各CD4+T細胞又はCD8+T細胞におけるCFSEの輝度の測定を行った。
In vivoでの制御性T細胞の投与効果を確認した。
生後8〜14日目の4匹のNOD/SCIDマウス(重症免疫力不全マウス)を、日本SLC社から得た。これらのNOD/SCIDマウスは、国立大学法人東京大学医科学研究所のガイドラインに従って取り扱った。Xenogenetic-GVHD(Xeno−GVHD)発症用の細胞として、ある2人のドナー(以下、各々がドナー1、ドナー2と称される。)から得られた末梢血単核細胞(以下、「PBMC」とも称される。)を用いた。このPBMCを、抗CD3CD28抗体をコートしたフラスコにて培養することによって、活性化T細胞とした。この培養は、IL−2(200units/mL)を含むAlys505N培地(細胞科学研究所製)を用い、6ウェル−プレートに細胞を播種して行った。培養開始から2日後に、活性化T細胞に対してルシフェラーゼ発現(HIV-EF1a-Luciferase)第3世代レンチウイルスベクターで遺伝子導入を行った。実際には、細胞ペレットにMOI(multiplicity of infection)20のレンチウイルスとともに2時間培養して感染、洗浄した。遺伝子導入後の細胞を、さらに1週間、抗CD3CD28抗体をコートしたフラスコにて培養し、Xeno−GVHD発症用活性化T細胞とした。
ドナー1のXeno−GVHD発症用活性化T細胞投与によるXeno−GVHD発症から13日経過後の1匹のXeno−GVHD発症モデルマウスに、実施例1に従って製造された制御性T細胞10×106個を投与した(マウス1)。また、ドナー2のXeno−GVHD発症用活性化T細胞投与によるXeno−GVHD発症から13日経過後の1匹のXeno−GVHD発症モデルマウスにも、実施例1に従って製造された制御性T細胞10×106個を投与した(マウス2)。一方、ドナーがそれぞれ異なる残りの2匹のXeno−GVHD発症モデルマウスに対しては、制御性T細胞を投与せずに、それぞれの比較対象とした(マウス3,4)。
In vivoでの制御性T細胞の投与効果を、CCDカメラシステム(Xenogen社製、IVIS Image System)を用いて行った。具体的には、CCDカメラシステムにて観察する直前に、各Xeno−GVHD発症モデルマウスに、75mg/kgのD−ルシフェリン(Promega社製)を皮下投与した。そして、Xeno−GVHD発症モデルマウスに対してイソフルランで麻酔しながら、CCDカメラシステムの試料室にXeno−GVHD発症モデルマウスを置いて、イソフルラン投与10分後のマウスの腹部を各3回ずつ撮影した。撮影は、制御性T細胞の投与前と、制御性T細胞投与後の3〜76日後の任意の複数の日とにおいてそれぞれ行った。マウス1〜4の撮影結果を図9に示す。
11,32・・・バッグ(容器)
12・・・プレート(不溶担体)
31・・・ビーズ(不溶担体)
35・・・抗体固定領域(不溶担体)
Claims (7)
- ヒトから採取された血液中からCD4陽性を示すT細胞を分離する第1ステップと、
IL2及びTGF−βを含む第1液中において、上記T細胞を、抗CD3抗体及び抗CD28抗体が不溶担体に固定された固相化抗体と反応させる第2ステップと、
上記固相化抗体からT細胞を分離して、IL2及びTGF−βを含む第2液中において当該T細胞を増幅させる第3ステップと、を含む制御性T細胞製造方法。 - 上記第3ステップにより増幅されたT細胞に、CD4陽性、CD25陽性、かつFoxP3陽性のT細胞が含まれる請求項1に記載の制御性T細胞製造方法。
- 上記第3ステップにより増幅されたT細胞に、ヒト由来の単核球をレスポンダーT細胞とし、当該ヒトに対して自己又は同種の樹状細胞若しくはリンパ球を刺激細胞とする混合リンパ球反応において、当該レスポンダーT細胞の増殖を抑制するT細胞が含まれる請求項2に記載の制御性T細胞製造方法。
- 上記第3ステップにより増幅された全T細胞に対して、制御性T細胞が占める細胞数の割合が45%以上である請求項1に記載の制御性T細胞製造方法。
- 上記第1ステップにおいて分離された全T細胞に含まれる制御性T細胞に対する、上記第3ステップにより増幅された全T細胞に含まれる制御性T細胞の増幅率が10000倍以上である請求項1に記載の制御性T細胞製造方法。
- 抗CD3抗体及び抗CD28抗体を固定可能な不溶担体と、
抗CD3抗体及び抗CD28抗体が固定された上記不溶担体に、ヒトから採取された血液から分離されたCD4陽性を示すT細胞が付着した状態で、当該固相化抗体をIL2及びTGF−βを含む第1液と共に保持する容器と、を具備する制御性T細胞増幅装置。 - 上記不溶担体が、上記容器が第1液を保持する空間の少なくとも一部を構成し、かつ保持された第1液と接触しうる部材である請求項6に記載の制御性T細胞増幅装置。
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