JP2009188011A - フリップチップ半導体装置の製造方法と製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リッドレスであり信頼性の高いフリップチップ構造の半導体装置の製造方法と製造装置を提供する。
【解決手段】基板と半導体チップとの隙間にアンダーフィル樹脂が充填された半導体装置の製造方法は、前記隙間に第1の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第1注入工程と、前記半導体チップの側面に形成されたアンダーフィル樹脂のフィレット高さが所定の基準に満たない箇所を特定する特定工程と、前記フィレット高さが所定の基準に満たない箇所に対して第2の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第2注入工程とを有する。フィレット高さが所定の基準に揃えられるため、応力の集中が避けられ、リッドレスであり信頼性の高いフリップチップ構造の半導体装置を製造することが可能となる。
【選択図】図12
【解決手段】基板と半導体チップとの隙間にアンダーフィル樹脂が充填された半導体装置の製造方法は、前記隙間に第1の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第1注入工程と、前記半導体チップの側面に形成されたアンダーフィル樹脂のフィレット高さが所定の基準に満たない箇所を特定する特定工程と、前記フィレット高さが所定の基準に満たない箇所に対して第2の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第2注入工程とを有する。フィレット高さが所定の基準に揃えられるため、応力の集中が避けられ、リッドレスであり信頼性の高いフリップチップ構造の半導体装置を製造することが可能となる。
【選択図】図12
Description
本発明はフリップチップ構造を有する半導体装置の製造方法と製造装置に関する。
近年、半導体装置の価格競争の激化に伴ってコストダウンが強く求められている。このため、従来フリップチップ構造の半導体装置に取り付けられていたリッド18とスティフナー17を省略した構造(以後リッドレス構造と呼称する)のフリップチップ構造半導体装置が開発された。図1に従来のフリップチップ構造半導体装置の、図2にリッドレス構造半導体装置の模式図を示す。
[先行技術文献]
以下に、フリップチップ実装に関する先行技術文献を記載する。特許文献1には、フリップチップ実装において、半導体素子とパッケージなどの配線基板との実装部に充填剤を充填した実装構造の一例が開示されている。この技術では、半導体素子の周囲に形成される充填剤のフィレット部の下部に位置する配線基板に溝を形成することにより、配線基板に対する充填剤の接着強度が高められる。
以下に、フリップチップ実装に関する先行技術文献を記載する。特許文献1には、フリップチップ実装において、半導体素子とパッケージなどの配線基板との実装部に充填剤を充填した実装構造の一例が開示されている。この技術では、半導体素子の周囲に形成される充填剤のフィレット部の下部に位置する配線基板に溝を形成することにより、配線基板に対する充填剤の接着強度が高められる。
特許文献2には、フリップチップ実装において、ベアICチップと配線基板が異方性導電接着剤の絶縁性樹脂に混在した導電粒子で接続される例が開示されている。この技術では、ベアICチップの外周に食み出した異方性導電接着剤のフィレットの外表面に多数の瘤(凹凸)を形成することにより、配線基板の電子部品との機械的接合強度の低下や電気的接続の不良の発生を未然に防止することが提案されている。
特許文献3には、基板とフェイスダウン実装された半導体素子との間にアンダーフィル樹脂を塗布するための樹脂塗布装置が開示されている。この装置は、アンダーフィル樹脂を注入するためのノズルと、そのノズルが半導体素子と基板との境界近傍に沿って移動するように設けられたノズル移動手段とを備え、ノズルの移動に連動して基板を固定する固定台全体が遥動されることを特徴とする。この構成により、樹脂を半導体チップ全体に均一に、かつ短時間に塗布することが目的とされている。
特許文献4には、半導体チップと実装基板との間隙にアンダーフィル剤が充填された電子デバイスを製造する装置が開示されている。この装置は、半導体チップの側端においてアンダーフィル剤に形成されたフィレット部を検出する検出手段と、検出されたフィレット部の幅が正規のフィレット幅よりも小さい場合にはアンダーフィル剤の吐出を追加して行う制御手段とを備える。
特許文献5には、半導体チップをフェースダウンで配線基板に接続する半導体実装方法が開示されている。この技術では、半導体チップと配線基板との間隙が大きくなるように、半導体チップ実装部位にソルダレジストが塗布されておらず、その周囲がソルダレジストによって覆われた配線基板を用いることにより、間隙へ絶縁性樹脂が侵入しやすくなり、絶縁性樹脂の注入性が向上する。
特開2000−188362号公報
特開2000−277566号公報
特開2005−217005号公報
特開2007−194403号公報
特開平10−098075号公報
リッドレス構造はコスト面で従来よりも有利である。一方、補強の役割を担っていたリッド18とスティフナー17がないため物理的な変形などに対しては比較的脆弱である。このため特定の条件において半導体チップ11や半導体バンプ12が割れて破壊される現象(以後クラックと呼称する)が発生し故障する可能性がある。こうした原因で発生する故障を抑制して半導体装置の信頼性を高めることが望まれる。
本発明に関係する課題について更に詳細に説明する。フリップチップ構造半導体装置は配線基板13上に電子回路面を下側にした半導体チップ11を配置した構造を持つ。図3に、リッドレス構造の半導体装置の模式図を示す。半導体チップ11と配線基板13ははんだバンプ12によって電気的に接続されている。半導体チップ11と配線基板13の間はアンダーフィル樹脂14によって封止されている。アンダーフィル樹脂14は半導体チップ11と配線基板13の間を充填する部分(以後チップ下樹脂14aと呼称する)と半導体チップ11の側面に付着した部分(以後フィレット14bと呼称する)に分けられる。
半導体装置の温度が変化すると、配線基板13と半導体チップ11の熱膨張係数の違いによって図4のような歪みと応力が発生する。アンダーフィル樹脂14は熱膨張係数を調整した熱硬化性有機樹脂で、発生する歪みと応力を樹脂の弾性によって軽減してはんだバンプ12を保護する。
アンダーフィル樹脂14は、以下のような手順によって半導体チップ11と配線基板13の間に注入される。一定速度で樹脂を吐出する能力を備えた装置を使用し、図5の矢印で示したように樹脂の吐出先となるニードル16を半導体チップ11の任意の一辺に沿うように移動させて樹脂を注入する(この手順を以後Iパスと呼称する)。注入したアンダーフィル樹脂14は毛細管現象によって図6に示すように半導体チップ11と配線基板13の間に充填される。チップ下樹脂14aを完全に注入した後、ニードル16を図7の矢印に示すように半導体チップ11の全辺に沿うように連続して移動させて樹脂を注入する(この手順を以後Oパスと呼称する)。この手順によってチップ下樹脂14aを確実に注入し、かつ半導体チップ11の全辺に均一なフィレット14bを形成することができる。
このような手順によって製造されたリッドレス構造を持つ半導体装置は、特に対策を施さなければ、半導体チップ11やフィレット14にクラックが発生し電気的故障の原因となって歩留まりの低下の原因となる可能性がある。
半導体装置の温度を変化させると、半導体チップ11と配線基板13の熱膨張係数の違いによって図8のような歪みと応力が発生する。リッドレス構造半導体装置では変形を抑制するリッド18やスティフナー17がないために大きな応力が発生する。特に半導体チップ11とフィレット14bの境界面19ではcのように大きな応力がかかり、クラックが発生しやすい。図9に発生するクラック15の模式図を示す。
アンダーフィル樹脂14の材料を変更して引っ張り応力cを小さくすることにより、この問題を緩和することができる。また、図10のようにフィレット14bを半導体チップ11のはんだボールが設けられた面と反対面である上面よりも低くする(この構造を以後、低フィレット14cと呼称する)ことで、境界面19にかかる応力は図8、9の構造で発生する応力よりも小さくなり、クラック15の発生を抑制することができる。
低フィレット14cを形成するためには注入するアンダーフィル樹脂14の量を少なくする必要がある。しかしIパスによるチップ下樹脂14aを充填する手順のため、単に注入する樹脂量を少なくした場合にはフィレット14bの形状が図11に示すように非対称・不均一なものとなってしまう。特許文献1及び5には少なくとも左右が対称な低フィレットの図が描かれているが、現実には非対称な構造となっている可能性が高い。
また半導体チップ11の装着後にアンダーフィル樹脂14を注入するのではなく、特許文献2にある配線基板13上に塗布したアンダーフィル樹脂14の上からチップを装着する技術を用いれば、アンダーフィル樹脂14の量を調整することによってフィレット14bの高さを調整できる。しかしこの方法でははんだバンプ12と配線基板13の接着性が低くなり信頼性が悪化する傾向にある。
リッドレスであり信頼性の高いフリップチップ構造の半導体装置の製造方法と製造装置が望まれる。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による半導体装置の製造方法は、基板(13)と半導体チップ(11)との隙間にアンダーフィル樹脂(14)が充填された半導体装置の製造方法であって、隙間に第1の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第1注入工程と、半導体チップの側面に形成されたアンダーフィル樹脂のフィレット高さ(b)が所定の基準に満たない箇所を特定する特定工程と、フィレット高さ(b)が所定の基準に満たない箇所に対して第2の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第2注入工程と、を有する。
本発明による半導体装置の製造装置は、基板(13)と半導体チップ(11)との隙間にアンダーフィル樹脂(14)が充填された半導体装置の製造装置(30)であって、半導体チップの側面に形成されたアンダーフィル樹脂のフィレット高さ(b)を検出する検出部(33)と、フィレット高さ(b)が所定の基準に満たない箇所を特定する特定部(38)と、特定された箇所に対して、フィレット高さ(b)が所定の基準を満たすためにアンダーフィル樹脂を追加的に注入するときの塗布条件を、検出されたフィレット高さ(b)に応じて選択する追加塗布条件選択部(39)とを備える。
本発明によれば、アンダーフィル樹脂のフィレット高さが所定の基準を満たすように調整された半導体装置が製造されるため、半導体チップと配線基板の熱膨張係数の違いに起因する応力の集中を抑制し、リッドレス構造で信頼性の高いフリップチップ構造の半導体装置の製造方法と製造装置が提供される。
本発明により、リッドレスであり信頼性の高いフリップチップ構造の半導体装置の製造方法と製造装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[実施の第1形態]
図12は、本実施の形態における半導体装置を側面から見た断面図である。この半導体装置は、フリップチップ構造とリッドレス構造を持つ。配線基板13の裏面には電気的接続に用いられるはんだボール22が取り付けられている。配線基板13の表面には、半導体チップ11がはんだバンプ12を介してフリップチップ接続される。配線基板13の表面と半導体チップ11の裏面との間に、はんだバンプ12の保護を目的としてアンダーフィル樹脂14が注入されている。アンダーフィル樹脂14は、半導体チップ11の側面を覆う。その上端は、半導体チップ11の上面よりも低い。即ち、アンダーフィル樹脂14が半導体チップ11の側面で形成するフィレットは低フィレット14cである。低フィレット14cの高さbは半導体チップ11の高さaの80%以下で半導体チップ11の全辺(平面形状が四角形の半導体チップが有する4つの側面)で均一に制御されている。
図12は、本実施の形態における半導体装置を側面から見た断面図である。この半導体装置は、フリップチップ構造とリッドレス構造を持つ。配線基板13の裏面には電気的接続に用いられるはんだボール22が取り付けられている。配線基板13の表面には、半導体チップ11がはんだバンプ12を介してフリップチップ接続される。配線基板13の表面と半導体チップ11の裏面との間に、はんだバンプ12の保護を目的としてアンダーフィル樹脂14が注入されている。アンダーフィル樹脂14は、半導体チップ11の側面を覆う。その上端は、半導体チップ11の上面よりも低い。即ち、アンダーフィル樹脂14が半導体チップ11の側面で形成するフィレットは低フィレット14cである。低フィレット14cの高さbは半導体チップ11の高さaの80%以下で半導体チップ11の全辺(平面形状が四角形の半導体チップが有する4つの側面)で均一に制御されている。
半導体装置の温度が変化すると、その材料の熱膨張係数が異なることによって装置が変形して歪みと応力が発生する。低フィレット14cは高フィレット(図8に示されるフィレット14b)よりも低く小さく形成されているため、低フィレット14cと半導体チップ11の間に発生する応力cは、高フィレット構造の半導体装置で発生する応力よりも小さくなる。これによってチップとフィレットの間にクラックが発生する可能性が軽減され、半導体装置が電気的破壊に至る可能性が抑制される。これらの結果として半導体装置の信頼性を向上することが可能である。
本実施の形態によって達成される効果を以下に説明する。アンダーフィル樹脂14は半導体チップ11を構成するシリコンに近い熱膨張係数を持つように調製されているが、流動性の確保などのためにシリコンよりも高い熱膨張係数を持つ。このため、半導体装置が高温になると半導体チップ11には図13に示される位置に圧縮応力eが発生する。一方、低温では図8に示される位置に引張り応力cが発生する。これらの応力は半導体チップ11が大きくなるほど増加し、また半導体チップ11の角の部分で特に高くなる。
クラック15が発生するのは主に低温時であり、引張り応力cによって図14に示すように破断が発生してクラック15となる。発生したクラック15は電子回路面20まで拡大し、発生位置によってははんだバンプ12・配線基板13にも到達する可能性がある。このような事態が発生すると、半導体装置は電気的に破壊され故障する。
半導体チップ11にかかる引張り応力cはフィレットの高さに依存する。本願の発明者らが応力のシミュレーションを行った結果、フィレットの高さbをチップの高さaよりも17%低くすることで応力が2%小さくなることが明らかとなった。
[実施の第2形態]
図15を参照して、実施の第2形態について説明する。本実施の形態において、半導体装置はフリップチップ構造とリッドレス構造を持つ。半導体チップ11と配線基板13ははんだバンプ12によって電気的に接続されている。はんだバンプ12を保護するため以下の手順でアンダーフィル樹脂14を注入する。
図15を参照して、実施の第2形態について説明する。本実施の形態において、半導体装置はフリップチップ構造とリッドレス構造を持つ。半導体チップ11と配線基板13ははんだバンプ12によって電気的に接続されている。はんだバンプ12を保護するため以下の手順でアンダーフィル樹脂14を注入する。
Iパスで樹脂を注入しチップ下樹脂14aを注入する。図2に示したアンダーフィル樹脂14が十分な低フィレット14cを形成していない部分(以後、樹脂不足部分21と呼称する)に限定してアンダーフィル樹脂14を注入して半導体チップ11の全辺において均一な低フィレット14cを形成する。
Iパスで毛細管現象によりチップ下樹脂14aを注入する。この時アンダーフィル樹脂14の一部は半導体チップ11の側面に低フィレット14cを形成する。その結果、図15のように十分な低フィレット14cが形成された部分と形成が十分ではない部分(以後、樹脂不足部分21と呼称する)が混在した非対称な構造が形成される。
そこで、樹脂不足部分21に限定してアンダーフィル樹脂14を注入することで、樹脂不足部分21に選択的に低フィレット14cを形成して半導体チップ11の全辺において均一な低フィレット14cを形成することができる。また、ニードル16ではなくインクジェット方式を用いてアンダーフィル樹脂14を注入する手法を併用することで、樹脂不足部分21へのアンダーフィル樹脂14の注入がニードル16を用いるよりも精密に制御できるようになり、より高品質な低フィレット14cを形成することが可能となる。
アンダーフィル樹脂14をIパスで注入した場合、チップ下樹脂14aが注入されるとともに半導体チップ11の側面の一部で低フィレット14cが形成される。低フィレット14cはアンダーフィル樹脂14を注入した辺で形成されやすく、その対辺やチップの角部分では形成されにくい。
フィレット14bの形成を目的とする場合、チップ下樹脂14aの注入後にOパスでアンダーフィル樹脂を注入することによって半導体チップ11の全辺で均一なフィレット14bが形成される。しかし低フィレット14cの形成のためにOパスのアンダーフィル樹脂14の量を減らすと、樹脂不足部分21に低フィレット14cが形成されるとともに、既に形成されていた低フィレット14cは高さを増してフィレット14bとなってしまい、全体としてはフィレット14bと低フィレット14cが混在する不均一な構造となってしまう。
Oパスによって半導体チップ11の全体にアンダーフィル樹脂14を注入するのではなく、樹脂不足部分21に限定した注入を行うことによって、すでに形成されている低フィレット14cを維持したまま樹脂不足部分21に選択的に低フィレット14cを形成し、半導体チップ11の全辺で均一なフィレット14cを形成することができる。
実施の第2形態の製造方法を用いることにより、実施の第1形態の半導体装置を容易に作製することができる。
実施の第1形態、第2形態により、以下の効果が達成される。
1.温度変化に伴って半導体チップ11やフィレット14bに加わる応力を軽減することでクラック15の発生を防止し半導体装置の品質を向上させる
2.上記の目的を実現する半導体チップ11の全辺で均一な低フィレット14cを容易に形成することができる。
3.アンダーフィル樹脂の注入量を最小限に抑え、材料コストの軽減を可能にする。
1.温度変化に伴って半導体チップ11やフィレット14bに加わる応力を軽減することでクラック15の発生を防止し半導体装置の品質を向上させる
2.上記の目的を実現する半導体チップ11の全辺で均一な低フィレット14cを容易に形成することができる。
3.アンダーフィル樹脂の注入量を最小限に抑え、材料コストの軽減を可能にする。
[実施の第3形態]
図16〜図20を参照して、実施の第3形態について説明する。図16は、実施の第3形態においてアンダーフィル樹脂が塗布される対象である塗布ワーク22を示す。塗布ワーク22は、半導体チップ11が配線基板13上にはんだバンプ12を介して接続されることにより形成される。
図16〜図20を参照して、実施の第3形態について説明する。図16は、実施の第3形態においてアンダーフィル樹脂が塗布される対象である塗布ワーク22を示す。塗布ワーク22は、半導体チップ11が配線基板13上にはんだバンプ12を介して接続されることにより形成される。
図17に、本実施の形態における半導体装置の製造装置30の構成を示す。製造装置30は、設定されたパスに沿って移動しながら半導体チップ11の側面端部から半導体チップ11と配線基板13との間にアンダーフィル樹脂14を供給する塗布部32と、アンダーフィル樹脂14のフィレット14bの配線基板13からの高さを検出する検出部33と、パス及び塗布条件を設定して塗布部32を制御するコンピュータとを備える。
図18に示すように塗布ワーク22にアンダーフィル樹脂14を塗布する。この時、塗布条件として暫定的な条件(塗布条件A)が塗布条件35として設定される。塗布条件Aには、均一な低フィレット14cの形成を目的として設定された1回、または複数回の樹脂塗布が設定されている。制御部31は、塗布条件Aに従って塗布部32を制御する。樹脂の塗布完了後、塗布ワーク22に熱処理が行われてアンダーフィル樹脂14が硬化することにより図19のようにフィレット14bを完成させる。
アンダーフィル樹脂14が硬化された後、検出部33は塗布ワーク22を側面から観察し、フィレット14bの高さを測定する。特定部38はフィレットの高さの特性を特定する機能ブロックであり、測定されたフィレット14bの高さと予め設定された半導体チップ11の高さから、高さ基準36として予め登録された基準に基づいて、フィレット14bを図20(a)〜(c)にそれぞれ示すような通常フィレット14d、均一な低フィレット14c、不均一な低フィレット14eのいずれかに分類する。
通常フィレット14dは、フィレット14の一部、または全体が半導体チップ11の高さ以上となっていることを特徴とする。この場合、塗布条件Aに設定されたアンダーフィル樹脂14の量が過多のため、特定部38は樹脂量を減らすように塗布条件Aを変更して塗布条件35として登録する。
均一な低フィレット14cは、フィレット14bの全体が半導体チップ11の高さ未満となっており、かつフィレット14bの高さが全体で均一な高さとなっていることを特徴とする。
不均一な低フィレット14eは、フィレット14bの全体が半導体チップ11の高さ未満となっており、かつフィレット14bの高さが全体で均一な高さとなっていないことを特徴とする。この場合、特定部位において樹脂が不足しているため、追加塗布条件選択部39は、樹脂の不足する部位と不足している量を推測し、不足の樹脂を補う塗布条件(塗布条件B)を新たに設定、または変更して追加塗布条件37として登録する。塗布条件Bには、塗布条件Aでの樹脂不足部位を補うことを目的として設定された1回、または複数回の樹脂塗布が設定される。
塗布条件Bの設定、または変更を行った場合、制御部31は、アンダーフィル樹脂14注入前の塗布ワーク22を用いて、再度図18に示すようにアンダーフィル樹脂14を注入するように塗布部32を制御する。この時、塗布条件Aを用いた注入後に塗布条件Bを用いた注入を行う。塗布完了後、熱処理を行って樹脂を硬化させ、フィレット14bの高さを測定する。測定の結果、フィレット14bが通常フィレット14d、または不均一な低フィレット14eに分類された場合、塗布条件Aと塗布条件Bを変更する。
上記の手順を、均一な低フィレット14cが完成するまで繰り返す。均一な低フィレット14cを形成した際の塗布条件Aと塗布条件Bの組み合わせを、塗布条件Cとする。塗布ワーク22へ塗布条件Cを用いてアンダーフィル樹脂14を塗布することによって、均一な低フィレット14cを連続して形成することができる。
[実施の第4形態]
本実施の形態における製造方法は、実施の第3形態と同様の製造装置30を適用して実現可能である。図18での説明と同様に塗布ワーク22にアンダーフィル樹脂14を塗布する。この時、塗布条件として暫定的な条件(塗布条件A)を用いる。塗布条件Aには、均一な低フィレット14cの形成を目的として設定された1回、または複数回の樹脂塗布が設定される。
本実施の形態における製造方法は、実施の第3形態と同様の製造装置30を適用して実現可能である。図18での説明と同様に塗布ワーク22にアンダーフィル樹脂14を塗布する。この時、塗布条件として暫定的な条件(塗布条件A)を用いる。塗布条件Aには、均一な低フィレット14cの形成を目的として設定された1回、または複数回の樹脂塗布が設定される。
樹脂の塗布完了後、塗布ワーク22に塗布されたアンダーフィル樹脂14の量を、図21に示すように測定装置23を用いて測定する。測定装置23は塗布ワーク22を側面から観察し、一点以上の箇所でアンダーフィル樹脂14の到達している高さを測定する機能を備えた装置である。
測定装置23は、アンダーフィル樹脂14の高さの測定結果から、塗布ワーク22の樹脂量を過多・不足・適量に自動的に分類する。
樹脂量が過多である場合、通常フィレット14dの形成が予想される。本実施の形態による処理では通常フィレット14bに対して自動的に対応することはできないため、測定装置23は所定の出力により作業者へ報告する。作業者は報告を受けて樹脂量が不足、または適量となるように塗布設定Aを変更し、再度図18の樹脂塗布を実施する。
樹脂量が不足である場合、不均一な低フィレット14eの形成が予想される。この場合、測定結果から樹脂の不足している領域、および不足している量を判断し、不足している樹脂を補うための樹脂塗布条件(塗布条件B)を選択する。判断の結果をもとに樹脂の不足している領域に図22のように塗布条件Bを用いてアンダーフィル樹脂14を塗布する。この判断および追加の樹脂塗布は自動的処理によって行う。この処理を1回以上行うことによって樹脂量を適量とする。
樹脂量が適量である場合、均一な低フィレット14cの形成が予想される。この場合は追加の塗布を行わずに次工程へと送る。
樹脂量が過多とならないように塗布条件Aをあらかじめ設定しておくことで、上記の処理によって均一な低フィレット14cを自動的に連続して形成することができる。
11 半導体チップ
12 はんだバンプ
13 配線基板
14 アンダーフィル樹脂
14a チップ下樹脂
14b フィレット
14c 低フィレット
15 半導体チップに発生したクラック
16 樹脂注入ニードル
17 スティフナー
18 リッド
19 半導体チップとフィレットの境界面
20 半導体チップの電子回路面
21 樹脂不足部位
22 塗布ワーク
23 高さ測定装置
a 半導体チップの高さ
b フィレットの高さ
c 温度変化による変形によって従来技術のフィレットに発生する応力
d 温度変化による変形によって本発明の低フィレットに発生する応力
12 はんだバンプ
13 配線基板
14 アンダーフィル樹脂
14a チップ下樹脂
14b フィレット
14c 低フィレット
15 半導体チップに発生したクラック
16 樹脂注入ニードル
17 スティフナー
18 リッド
19 半導体チップとフィレットの境界面
20 半導体チップの電子回路面
21 樹脂不足部位
22 塗布ワーク
23 高さ測定装置
a 半導体チップの高さ
b フィレットの高さ
c 温度変化による変形によって従来技術のフィレットに発生する応力
d 温度変化による変形によって本発明の低フィレットに発生する応力
Claims (5)
- 基板と半導体チップとの隙間にアンダーフィル樹脂が充填された半導体装置の製造方法であって、
前記隙間に第1の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第1注入工程と、
前記半導体チップの側面に形成されたアンダーフィル樹脂のフィレット高さが所定の基準に満たない箇所を特定する特定工程と、
前記フィレット高さが所定の基準に満たない箇所に対して第2の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する第2注入工程と、を有する半導体装置の製造方法。 - 前記半導体装置と同型の他の半導体装置の基板と半導体チップとの隙間に、前記第1の塗布条件でアンダーフィル樹脂を注入する工程、をさらに含み、
前記特定工程において、前記箇所は、前記他の半導体装置の前記半導体チップの側面に形成されたアンダーフィル樹脂のフィレット高さに基づいて特定される
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記所定の基準には、前記フィレット高さが前記半導体チップの上面の高さよりも低く設定された所定の高さ以下であるという基準が含まれる
請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記半導体チップは前記第1注入工程よりも前に前記基板上にフリップチップ実装され、
前記半導体装置は、前記半導体チップの上面にリッドを有しない
請求項3に記載の半導体装置の製造方法。 - 基板と半導体チップとの隙間にアンダーフィル樹脂が充填された半導体装置の製造装置であって、
前記半導体チップの側面に形成されたアンダーフィル樹脂のフィレット高さを検出する検出部と、
前記フィレット高さが所定の基準に満たない箇所を特定する特定部と、
特定された前記箇所に対して、前記フィレット高さが前記所定の基準を満たすために前記アンダーフィル樹脂を追加的に注入するときの塗布条件を、検出された前記フィレット高さに応じて選択する追加塗布条件選択部とを具備する半導体装置の製造装置。
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