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JP2009184520A - ウエビング巻取装置 - Google Patents

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JP2009184520A
JP2009184520A JP2008026836A JP2008026836A JP2009184520A JP 2009184520 A JP2009184520 A JP 2009184520A JP 2008026836 A JP2008026836 A JP 2008026836A JP 2008026836 A JP2008026836 A JP 2008026836A JP 2009184520 A JP2009184520 A JP 2009184520A
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JP2008026836A
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Tomonori Nagata
智紀 永田
Shigeru Kigami
滋 樹神
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

【課題】ガス発生器を強固に固定する。
【解決手段】ウエビング装置10では、ベース86に第2シリンダ108が一体に形成されており、第2シリンダ108の端部内にガスジェネレータ112が部分的に収容されている。ここで、キャップ114が、第2シリンダ108及びガスジェネレータ112を収容すると共に、フレーム12の取付片18Aに取り付けられており、ガスジェネレータ112が金属製のキャップ114を介して金属製のフレーム12の取付片18Aに固定されている。このため、ガスジェネレータ112が高圧のガスを発生した際でも、高圧のガスの荷重によりガスジェネレータ112が第2シリンダ108から離間することを阻止できて、第2シリンダ108の端部にガスジェネレータ112を強固に固定できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォースリミッタ機構がウエビングから乗員に作用する荷重を制限するウエビング巻取装置に関する。
ウエビング巻取装置としては、乗員からウエビングに作用するエネルギーを吸収するレベル(ウエビングから乗員に作用する荷重に等しく、以下「エネルギー吸収レベル」という)を、火工品アクチュエータによって、第1レベルと第2レベルとに切り替え可能にされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このウエビング巻取装置の火工品アクチュエータでは、ハウジングの一端内に火工品材料が固定されており、火工品材料がガスを発生してハウジングへガスを供給するか否かによって、エネルギー吸収レベルが第1レベルと第2レベルとに切り替えられる。
ところで、火工品アクチュエータによるエネルギー吸収レベルの切り替えには、所謂プリテンショナ機構のような大きな力が不要である。このため、ハウジングを樹脂化して軽量化を図ることが望ましい。
しかしながら、火工品材料は、ガスの圧力を受けるため、強固に固定することが好ましい。
特開2005−522379公報
本発明は、上記事実を考慮し、ガス発生器を強固に固定できるウエビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のウエビング巻取装置は、乗員に装着可能にされたウエビングが巻き取られ、巻取方向へ回転されることで前記ウエビングが巻き取られると共に、引出方向へ回転されることで前記ウエビングが引き出される巻取軸と、内部に前記巻取軸が回転可能に配置される配置部材と、所定の機会に前記ウエビングの制限荷重以上での引き出しを許可して前記ウエビングから乗員に作用する荷重を前記制限荷重に制限するフォースリミッタ機構と、ガス発生器が供給部材に配置され、前記ガス発生器が発生したガスを前記供給部材へ供給可能にされて前記制限荷重を切替可能にされた切替機構と、前記配置部材に取り付けられて前記ガス発生器を固定する固定部材と、を備えている。
請求項2に記載のウエビング巻取装置は、請求項1に記載のウエビング巻取装置において、前記固定部材は、前記供給部材を収容することを特徴としている。
請求項1に記載のウエビング巻取装置では、配置部材の内部に巻取軸が回転可能に配置されると共に、乗員に装着可能にされたウエビングが巻取軸に巻き取られており、巻取軸が巻取方向へ回転されることで、ウエビングが巻き取られると共に、巻取軸が引出方向へ回転されることで、ウエビングが引き出される。
また、フォースリミッタ機構が、所定の機会に、ウエビングの制限荷重以上での引き出しを許可して、ウエビングから乗員に作用する荷重を制限荷重に制限する。さらに、切替機構において、ガス発生器が供給部材に配置されており、ガス発生器が発生したガスを供給部材へ供給可能にされて、フォースリミッタ機構による制限荷重を切替可能にされている。
ここで、配置部材に固定部材が取り付けられて、ガス発生器が固定されている。このため、ガス発生器を強固に固定することができる。
請求項2に記載のウエビング巻取装置では、配置部材に取り付けられた固定部材が、供給部材を収容している。このため、供給部材を軽量化した場合でも、ガス発生器が発生した流体の圧力による供給部材の破損を抑制できる。
次に、図1乃至図8を用いて本発明の実施の形態について説明する。
図5には本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置10の構成の概略が断面図によって示されている。
この図に示されるように、ウエビング巻取装置10は、配置部材としての金属製のフレーム12を備えている。フレーム12は、車体に固定される板状の背板14を備えている。背板14の幅方向一端部からは脚板16が背板14に対して略直角に延出されている。これに対して、背板14の幅方向他端部からは脚板18が脚板16の延出方向と同方向に延出されており、フレーム12は平面視で略凹形状となっている。
脚板16と脚板18との間には、巻取軸としてのスプール20が設けられており、スプール20はフレーム12内に配置されている。スプール20は、脚板16と脚板18との対向方向に沿って軸方向とされており、その軸方向中間部には、ウエビングとしての長尺帯状のウエビングベルト22(シートベルト)の基端部が係止されている。スプール20は、その軸周りの一方である巻取方向(図2の矢印A方向)へ回転することでウエビングベルト22を基端側から巻き取って収納すると共に、その軸周りの他方である引出方向(図2の矢印B方向)へ回転されることでウエビングベルト22を引き出す。
一方、スプール20はその中心軸線に沿って中空とされており、その内側には、フォースリミッタ機構及び第1エネルギー吸収部材としてのトーションシャフト24が収容されている。トーションシャフト24はスプール側結合部26を備えている。スプール側結合部26はスプール20の軸方向両端の間に位置しており、このスプール側結合部26にてトーションシャフト24がスプール20に対して一体的に連結されている。
スプール側結合部26の脚板16側の端面からは棒状の第1変形部28が連続して形成されている。第1変形部28の先端側には第1結合部30が第1変形部28に対して同軸的且つ一体的に形成されており、第1ロック手段としての第1ロック機構32を構成する回転体としての第1ロックベース34に第1結合部30が同軸的且つ一体的に連結されている。
第1ロックベース34はスプール20の脚板16側の端部からスプール20に対して同軸的に相対回転可能に嵌挿されている。しかしながら、上記のように、第1結合部30が第1ロックベース34に対して一体的に連結されていることで、基本的には第1ロックベース34がスプール20に対して同軸的且つ一体的に連結されている。
第1ロックベース34の半径方向外側には第1ロックパウル36が設けられている。第1ロックパウル36は脚板16に回転自在に軸支されており、所定の一方向に回動すると、第1ロックパウル36に形成されたラチェット歯が第1ロックベース34の外周部に接近して、第1ロックベース34の外周部に形成されたラチェット歯に噛み合うことができるようになっている。
一方、第1ロックベース34を介してスプール20とは反対側には、回転部材38が第1ロックベース34に対して同軸的に相対回転可能に設けられているが、圧縮コイルスプリングや捩じりコイルスプリング等の図示しない付勢手段の付勢力により第1ロックベース34に対して追従回転する構成になっている。
また、詳細な図示は省略するが、第1ロック機構32は、この回転部材38の回転を規制する1乃至複数の規制手段を備えており、車両の急減速時(所定の機会である車両の緊急時)において車両に大きな慣性が発生した際や、第1ロックベース34が引出方向に急激に回転した際には、この規制手段が作動し、回転部材38の回転が規制される。第1ロックパウル36は、回転部材38の回転規制が成された状態で第1ロックベース34が引出方向に回転しようとした際に生じる第1ロックベース34と回転部材38との間の相対回転に連動して第1ロックベース34の外周部に接近移動する。
一方、スプール側結合部26の脚板18側の端面からは棒状の第2変形部40が連続して形成されている。第2変形部40の先端側には第2結合部42が第2変形部40に対して同軸的且つ一体的に形成されており、第2ロック手段としての第2ロック機構44を構成する第2ロックベース46に第2結合部42が同軸的且つ一体的に連結されている。
第2ロックベース46はスプール20の脚板18側の端部からスプール20に対して同軸的に相対回転可能に嵌挿されている。しかしながら、上記のように、第2結合部42が第2ロックベース46に対して一体的に連結されていることで、基本的には第2ロックベース46がスプール20に対して同軸的且つ一体的に連結されている。
図1及び図2に示されるように、第2ロックベース46には一対のパウル収容部48が形成されている。これらのパウル収容部48は第2ロックベース46の外周一部にて開口していると共に、第2ロックベース46のスプール20とは反対側の端面にて開口している。これらのパウル収容部48内には、第2ロックパウル50が収容されている。各第2ロックパウル50はパウル収容部48内に形成されたパウル支持ピン52によりスプール20と平行な軸周りに回動可能に軸支されている。各第2ロックパウル50は基本的にパウル収容部48内に収容されているが、パウル支持ピン52周りの一方へ回動すると、各第2ロックパウル50の先端側はパウル収容部48の外周部における開口部分から外側へ突出する。
一方、上記の第2ロックベース46を介してスプール20とは反対側には回転円板54が設けられている。回転円板54は基本的にスプール20に対して同軸的に相対回転可能にスプール20に軸支されている。回転円板54の第2ロックベース46側の端面からは一対の誘導ピン56が突出形成されている。これらの誘導ピン56は上記の第2ロックパウル50に対応して設けられている。
これらの誘導ピン56に対応して第2ロックパウル50の各々には長孔58が形成されており、誘導ピン56はこの長孔58に入り込んでいる。長孔58は幅寸法が誘導ピン56の外径寸法よりも極僅かに大きく、スプール20周りの一方へ回転円板54と共に誘導ピン56が回動すると、誘導ピン56が長孔58の内壁を押圧して第2ロックパウル50をパウル支持ピン52周りに回動させる構造になっている。
また、回転円板54の第2ロックベース46側の端面からは平板状のプレート60が突出形成されている。このプレート60に対応して第2ロックベース46には矩形のばね収容孔62が形成されている。ばね収容孔62の内側には回転円板付勢ばね64が収容されている。
回転円板付勢ばね64は圧縮コイルスプリングとされており、その一端がばね収容孔62の内壁に圧接して、他端はばね収容孔62の内側に入り込んだプレート60に圧接している。回転円板54は、プレート60が回転円板付勢ばね64の付勢力を受けることでスプール20周りの一方へ回動可能で、この方向に回転円板54が回動すると、誘導ピン56が第2ロックパウル50をパウル支持ピン52周りの一方へ回動させるようになっている。
一方、図5及び図6に示されるように、ばね収容孔62の底部には透孔66が形成されている。この透孔66に対応してスプール20にはストッパ収容孔70が形成されている。ストッパ収容孔70は、スプール20の軸心に対して平行で、一端が第1ロックベース34側でのスプール20の端部で開口し、他端が第2ロックベース46側でのスプール20の端部で開口しており、ストッパ収容孔70は、その一端から他端まで内径寸法が変わらない。
このストッパ収容孔70の内側には、第2エネルギー吸収部材及び制御手段としてのストッパワイヤ74が収容されている。ストッパワイヤ74はスプール20の軸方向に沿って長手の棒状に形成されており、ストッパワイヤ74の一端側は、ストッパ収容孔70の第1ロックベース34側の開口端からストッパ収容孔70の外部に突出している。
さらに、ストッパワイヤ74のスプール20から突出した部分に対応してスプール20の第1ロックベース34側の端部及び第1ロックベース34のスプール20側の端部の少なくとも何れか一方(本実施の形態では、スプール20の端部)にワイヤガイド溝82(図7(A)参照)が形成されている。ワイヤガイド溝82はスプール20の中心軸線を曲率中心として湾曲しており、このワイヤガイド溝82の内側にストッパワイヤ74の一端側が入り込んで、ワイヤガイド溝82に倣って湾曲している。
さらに、ストッパワイヤ74の一端部はワイヤガイド溝82内にて第1ロックベース34側に屈曲しており、図8にも示される第1ロックベース34に形成されたワイヤ係止孔84に入り込んでいる。
一方、ストッパワイヤ74の他端側はストッパ収容孔70の第2ロックベース46側の端部からスプール20の外部へ突出している。さらに、ストッパワイヤ74は、透孔66を通過してプレート60を介して回転円板付勢ばね64とは反対側でばね収容孔62の内側へ入り込み、回転円板付勢ばね64の付勢力で回転しようとするプレート60にストッパワイヤ74の他端が干渉している。
図1及び図2に示されるように、脚板18の外側には、樹脂製のベース86(フォースリミッタボディ)が脚板18に一体的に連結されている。ベース86には円孔88がスプール20に対して同軸的に形成されている。円孔88は内径寸法が第2ロックベース46よりも十分に大きく、第2ロックベース46は円孔88を貫通している。円孔88には、移動部材としてのロックリング90が回転自在に軸支されている。ロックリング90は全体的にリング状に形成されている。また、ロックリング90の内周部には内側ラチェット92が形成されており、第2ロックパウル50がパウル支持ピン52周りの一方へ回動して第2ロックパウル50の先端側がパウル収容部48の外側へ突出すると、第2ロックパウル50先端側の第2ロックパウルラチェット94が内側ラチェット92に噛み合う。
また、ロックリング90の外周一部には、被係合部としての断面三角形状の外周溝96が形成されている。この外周溝96に対応してベース86には、円孔88に連通したカム収容孔98が形成されている。カム収容孔98の内側には、作動部材としての略矩形板状のカム100が設けられている。カム100は、脚板18から突出形成された支持軸102に回転自在に支持されており、支持軸102はロックリング90の外周溝96に比し引出方向側に配置されている。カム100は、係合部としての一端側の角部100Aが、ロックリング90の外周溝96の巻取方向側面96Aに係合可能にされており、カム100は、自重によって、角部100Aがロックリング90の外周溝96から離間する方向への回転力が付与される。カム100には、脚板18から突出形成された位置決め手段としてのシェアピン104が貫通されており、これにより、カム100の回転が規制されて、カム100の角部100Aがロックリング90の外周溝96の巻取方向側面96Aに係合(当接)されている。
カム100の角部100Aがロックリング90の外周溝96の巻取方向側面96Aに係合された状態では、ロックリング90が引出方向へ回転しようとすると、カム100の角部100Aがロックリング90の外周溝96の巻取方向側面96Aによって引出方向へ押圧されて、カム100に角部100Aがロックリング90の外周溝96から離間する方向への回転力が作用するが、カム100の回転がシェアピン104によって規制されることで、ロックリング90の引出方向への回転力をシェアピン104が受け止めて、ロックリング90の引出方向への回転が規制(阻止)される。
ベース86には、カム100の下方において、追加供給部材としての筒状の第1シリンダ106が一体に形成されており、第1シリンダ106の上端内は、カム収容孔98に連通されている。第1シリンダ106の内側には、駆動部材としてのピストン110が収容されており、ピストン110の上端はカム収容孔98内に突出している。
ベース86には、第1シリンダ106の下側において、供給部材としての円筒状の第2シリンダ108が一体に形成されており、第2シリンダ108の一端内は、第1シリンダ106の下端内に連通されている。
第2シリンダ108の他端内には、ガス発生器としてのガスジェネレータ112(マイクロガスジェネレータ、切替用スクイブ)が部分的に収容されており、第2シリンダ108及びガスジェネレータ112は、固定部材としての金属製で略有底円筒状のキャップ114に収容されている。キャップ114の開口端の外周には、略円環板状のフランジ部114Aが一体に形成されており、フランジ部114Aが、脚板18に一体に突出形成された取付部としての取付片18Aに、所定数のネジ116の締結(螺合)によって、取り付けられることで、キャップ114が取付片18Aに取り付けられて、ガスジェネレータ112が第2シリンダ108の他端に固定されている。
ガスジェネレータ112の内側には、点火剤やガス発生剤等の薬剤と、電気的な着火信号が入力されることで点火剤を点火する着火装置と、が収容されている。ガスジェネレータ112の着火装置は、図示しないECU(制御装置)に接続されている。
ECUは、車両の急減速状態を検知する加速度センサの他、例えば、車両前方の障害物までの距離が一定値未満になったことを検出する測距センサ等、車両が急減速になったことや車両が急減速状態になりそうなことを直接又は間接的に検出する危険予知手段と、車両の座席に作用する荷重を検出する荷重センサや、スプール20からウエビングベルト22が一定量以上引き出されたことを検出するベルトセンサ等、座席に着座した乗員の体格を直接又は間接的に検出する体格検出手段の双方に直接又は間接的に接続されている。
危険予知手段からの信号に基づき、車両が急減速状態になった場合や車両が急減速状態になりそうな場合とECUが判定し、且つ、座席に着座した乗員の体格が予め定められた基準値未満であると判定した場合に、ガスジェネレータ112の着火装置に対してECUから着火信号が出力されて、ガスジェネレータ112が作動される。
ガスジェネレータ112の着火装置に着火信号が入力されることで点火剤が着火され、更に、着火された点火剤がガス発生剤を燃焼させると、ガスジェネレータ112の内部で瞬時にガス(流体)が発生して、ガスが第2シリンダ108から第1シリンダ106へ供給される。このガスの圧力は、第1シリンダ106においてピストン110を上側へ押し出す(駆動させる)ように作用し、第1シリンダ106の上側へ押し出されたピストン110がカム100の他端側部分を上側へ押圧することで、カム100が、シェアピン104を破断ししつ、角部100Aをロックリング90の外周溝96から離間させる方向へ回転(作動)される。
ベース86は、脚板18とは反対側において、被覆部材としての樹脂製のカバー(図示省略)に被覆されており、カバーの内部には、第2ロック機構44が収容されている。
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
(第1ロック機構32の動作)
ウエビング巻取装置10は、スプール20から引き出されたウエビングベルト22が車両の乗員の身体に装着された状態で、例えば、車両が急減速状態になり、第1ロック機構32が作動すると、先ず、回転部材38の引出方向への回転が規制される。
次いで、車両急減速時の慣性で前方へ移動しようとする乗員の身体が、ウエビングベルト22を急激に引っ張ってスプール20を引出方向へ回転させようとすると、トーションシャフト24を介してスプール20に一体的に連結されている第1ロックベース34が引出方向に回転する。
ここで、この状態で、上記のように回転部材38の引出方向への回転が規制されていると、第1ロックベース34と回転部材38との間に相対回転が生じ、第1ロックパウル36が第1ロックベース34に接近する。
これにより、第1ロックパウル36のラチェット歯が第1ロックベース34のラチェット歯に噛み合い、第1ロックベース34の引出方向への回転、ひいては、スプール20の引出方向への回転が規制されて、スプール20からのウエビングベルト22の引き出しが規制される。これにより、ウエビングベルト22によって前方へ移動しようとする乗員の身体を確実に拘束できる。
(トーションシャフト24の動作)
以上のように、第1ロックパウル36によって第1ロックベース34の回転が規制された状態で、更に大きな力で乗員の身体がウエビングベルト22を引っ張り、この引っ張り力に基づく引出方向へのスプール20の回転力が第1変形部28の機械的強度を上回ると、第1ロックベース34に第1結合部30が連結されたままの状態で第1変形部28が捩れ、この捩れ分だけスプール20が引出方向に回転する。
したがって、このスプール20の引出方向への回転量分だけスプール20からウエビングベルト22が引き出される。これにより、ウエビングベルト22による乗員の拘束力が僅かに弱まると共に、上記の捩れ変形分だけウエビングベルト22の引っ張りに供されるエネルギーが吸収される。
(ストッパワイヤ74の動作)
さらに、上記のように、第1ロックベース34に対してスプール20が引出方向に回転すると言うことは、相対的にはスプール20に対して第1ロックベース34が巻取方向に回転すると言うことである。このように、スプール20に対して第1ロックベース34が巻取方向に回転すると、第1ロックベース34に形成されたワイヤ係止孔84にストッパワイヤ74の一端が入り込んだままの状態で、ストッパワイヤ74が第1ロックベース34のワイヤガイド溝82に案内されつつ引っ張られる。
但し、ストッパワイヤ74はストッパ収容孔70の内側ではその長手方向がスプール20の軸方向に沿っているのに対し、第1ロックベース34がストッパワイヤ74を引っ張る方向は巻取方向である。このため、図7(B)に示されるように、第1ロックベース34に引っ張られたストッパワイヤ74は、ストッパ収容孔70の第1ロックベース34側の開口端の縁でしごかれながらワイヤガイド溝82に倣い、その長手方向がワイヤガイド溝82の長手方向、すなわち、スプール20の回転周方向になるように変形させられる。
このように、ストッパワイヤ74が引っ張られて変形させられることによっても、ウエビングベルト22による乗員の拘束力が僅かに弱まると共に、ストッパワイヤ74の変形分だけウエビングベルト22の引っ張りに供されるエネルギーが吸収され、このストッパワイヤ74の変形分のエネルギー吸収量が第1変形部28の捩れ分のエネルギー吸収量に重畳され、効果的にウエビングベルト22の引っ張りに供されるエネルギーを吸収できる。
(第2ロック機構44の動作)
さらに、上記のように、ストッパ収容孔70の内側でストッパワイヤ74が第1ロックベース34側へ移動すると、ばね収容孔62内に入り込んでいたストッパワイヤ74の他端側は、透孔66を通り抜けてばね収容孔62内から離脱し、ストッパ収容孔70のロックベース46側の端部からストッパ収容孔70に引き込まれる。このように、ばね収容孔62内からストッパワイヤ74が抜け出ると、プレート60に対するストッパワイヤ74の干渉が解消される。ストッパワイヤ74からの干渉が解消されたプレート60は、回転円板付勢ばね64の付勢力を受けてばね収容孔62内を回動する。
プレート60は回転円板54に一体であるため、回転円板付勢ばね64の付勢力でプレート60が回動することで、回転円板54は第2ロックベース46に対して巻取方向に回転する。第2ロックベース46に対して回転円板54が巻取方向に回転すると誘導ピン56が長孔58の内壁を押圧して第2ロックパウル50をパウル支持ピン52周りの一方へ回動させる。
このように、第2ロックパウル50が回動すると第2ロックパウル50の先端が第2ロックベース46の外部に突出して、第2ロックパウル50先端の第2ロックパウルラチェット94がロックリング90の内側ラチェット92に噛み合う(図3参照)。
ところで、ウエビングベルト22が引っ張られているスプール20は引出方向へ回転しようとしている。このため、第2ロックベース46と共に第2ロックパウル50が引出方向へ回転しようとする。
したがって、この第2ロックベース46の引出方向への回転力は、第2ロックパウル50が噛み合うロックリング90に伝えられ、ロックリング90は引出方向へ回転しようとする。この状態で、カム100の角部100Aがロックリング90の外周溝96の巻取方向側面96Aに係合されていれば、カム100によってロックリング90の引出方向への回転が規制される。
ロックリング90の引出方向への回転規制が成されると、第2ロックベース46の引出方向への回転もまた規制される。この状態で、乗員の身体がウエビングベルト22を引っ張った際の引っ張り力に基づくスプール20の引出方向への回転力が、第1変形部28の機械的強度と第2変形部40の機械的強度との和を上回ると、第2ロックベース46に第2結合部42が連結されたままの状態で第2変形部40が第1変形部28と共に捩れ、この捩れ分だけスプール20が引出方向に回転する。
したがって、このスプール20の引出方向への回転量分だけスプール20からウエビングベルト22が引き出される。これにより、ウエビングベルト22による乗員の拘束力が僅かに弱まると共に、上記の捩れ変形分だけウエビングベルト22の引っ張りに供されるエネルギーが吸収される。このため、第1変形部28及び第2変形部40の捩じり変形によるエネルギー吸収が生じ、トーションシャフト24による制限荷重が高荷重にされる。
一方、図4に示す如く、第1ロック機構32が動作する前に、車両が急減速状態又は急減速直前の状態になり、且つ、体格検出手段からの信号に基づき、ECUが座席に着座している乗員の体格が、予め定められた基準値未満であると判定し、これにより、ECUから着火信号が出力されると、ガスジェネレータ112が作動する。ガスジェネレータ112が作動すると、ピストン110が第1シリンダ106の上側へ押し出されて、カム100の他端側部分を上側へ押圧することで、カム100がシェアピン104を破断ししつ回転されて、カム100の角部100Aがロックリング90の外周溝96から離間される。
この状態では、第2ロックベース46及び第2ロックパウル50を介してロックリング90にスプール20の引出方向への回転力が伝えられると、ロックリング90がスプール20と共に引出方向に回転する。したがって、この状態では、第1変形部28に捩れは生じるが、第2変形部40に捩れが生じない。このため、第1変形部28の捩じり変形によるエネルギー吸収のみが生じ、トーションシャフト24による制限荷重が低荷重にされる。
すなわち、本実施の形態では、ガスジェネレータ114を制御することで、第2変形部40に変形を生じさせるモード(高荷重モード)と、第2変形部40に変形を生じさせないモード(低荷重モード)とを選択して切り替えることができる。これにより、ウエビングベルト22を装着している乗員の体格等に応じた適切なエネルギー吸収をすることができる。
ところで、ベース86には、第2シリンダ108が一体に形成されており、第2シリンダ108の他端内にガスジェネレータ112が部分的に収容されている。
ここで、キャップ114が、第2シリンダ108及びガスジェネレータ112を収容すると共に、フレーム12の取付片18Aに取り付けられている。このため、ガスジェネレータ112を、金属製のキャップ114を介して、金属製のフレーム12の取付片18Aに固定することができる。これにより、ガスジェネレータ112が高圧のガスを発生した際でも、高圧のガスの荷重によりガスジェネレータ112が第2シリンダ108から離間することを阻止できて、第2シリンダ108の他端にガスジェネレータ112を強固に固定することができる。
さらに、金属製のキャップ114が、第2シリンダ108を収容すると共に、金属製のフレーム12の取付片18Aに取り付けられている。このため、ガスジェネレータ112が高圧のガスを発生した際でも、高圧のガスの荷重による第2シリンダ108の周壁の径方向外側への変形及び第2シリンダ108の一端壁のガスジェネレータ112とは反対側への変形を阻止できる。これにより、ベース86(第2シリンダ108を含む)を樹脂製にして軽量化した場合でも、ガスジェネレータ112が発生したガスの圧力によるベース86(第2シリンダ108を含む)の破損を抑制でき、ベース86ひいてはウエビング巻取装置10の軽量化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、本発明を第2ロック機構44に適用した構成としたが、本発明をウエビング巻取装置10のプリテンショナ機構(図示省略)に適用した構成としてもよい。プリテンショナ機構では、スプール20にピニオンが同軸的に固定されると共に、ラックが設けられたピストンがシリンダ(供給部材)に収容されており、シリンダの一端にガスジェネレータ(ガス発生器)が収容されている。これにより、車両の緊急時(所定の機会)に、ガスジェネレータがガスを発生して、ガスの圧力によってシリンダ内でピストンを移動させることで、ラックによってピニオンを回転させて、スプール20を巻取方向へ回転させる。ここで、シリンダの少なくとも一端及びガスジェネレータを金属製のキャップ(固定部材)が収容すると共に、キャップをフレーム12に一体形成された取付片(取付部)に取り付けることで、シリンダを樹脂製にして軽量化しても、シリンダの破損を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置の第2ロック機構の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置における第2ロック機構の構成の概略を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置における第2ロック機構の作動状態を示す図2に対応した正面図である。 本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置における第2ロック機構のロックリングのロック解消状態を示す図2に対応した正面図である。 本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置の構成の概略を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置の第2ロック機構の一部の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置におけるスプールとストッパワイヤの位置関係を示す正面図であり、(A)はストッパワイヤが移動する前の状態を示し、(B)はストッパワイヤが移動した状態を示している。 本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置における第1ロックベースの正面図である。
符号の説明
10 ウエビング巻取装置
12 フレーム(配置部材)
20 スプール(巻取軸)
22 ウエビングベルト(ウエビング)
24 トーションシャフト(フォースリミッタ機構)
108 第2シリンダ(供給部材)
112 ガスジェネレータ(ガス発生器)
114 キャップ(固定部材)

Claims (2)

  1. 乗員に装着可能にされたウエビングが巻き取られ、巻取方向へ回転されることで前記ウエビングが巻き取られると共に、引出方向へ回転されることで前記ウエビングが引き出される巻取軸と、
    内部に前記巻取軸が回転可能に配置される配置部材と、
    所定の機会に前記ウエビングの制限荷重以上での引き出しを許可して前記ウエビングから乗員に作用する荷重を前記制限荷重に制限するフォースリミッタ機構と、
    ガス発生器が供給部材に配置され、前記ガス発生器が発生したガスを前記供給部材へ供給可能にされて前記制限荷重を切替可能にされた切替機構と、
    前記配置部材に取り付けられて前記ガス発生器を固定する固定部材と、
    を備えたウエビング巻取装置。
  2. 前記固定部材は、前記供給部材を収容することを特徴とする請求項1記載のウエビング巻取装置。
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